Fate stay night [Réalta Nua] Heaven's feel 感想
HF
2017/9/17 アニメUBWを初見で見始める
9/29 レアルタセイバールート初見プレイ開始
2017/12/24 レアルタUBW初見プレイ開始
2018/1/24 レアルタHF初見プレイ開始
2/24 レアルタヌア初見プレイ終了
HFは1日につきゲーム内の1日分ずつ進めた。
レアルタヌアの感想をブログにまとめてみて思ったけど、めっちゃ感想書いてるな僕wあとで見返すのが楽しいけどまとめるのに時間かかったw
��1日目
眠れないから1日分だけ進めた。
1日目の内容は9割ほどは他ルートと同じだったけど、他ルートでは出なかった「桜を送る(上級編)」が出た。その内容は、慎二の事だったり凛の家の噂の話だったり。
あと、他ルートに比べて士郎が桜を異性として意識してる描写が目立った。
・2日目
他のルートでは序盤の序盤にしか出てこなかった桜がバンバンピックアップされてて少し驚く。
放課後の教室での一枚絵の桜が可愛いかった。
ゾウケンさん初登場。まだ普通のお爺さんって感じ。
・3日目
ゾウケンさんがなんか企んでるっぽい。意味深な台詞ばっかり言ってる。
レアルタヌアのHFのムービーを見たら、なんか皆カッコよかった。HFでは特にライダーが活躍するらしいからそれを見るのが今から楽しみ。
・4日目
セイバーの暴露からの教会での御三家についての説明。
なんというか、言峰が親切すぎてびびる。士郎に助言までしてるしなんだこいつ。
言峰は人と同じ幸福を感じることが出来ない人間なのか。
切嗣と言峰の類似点や相違点も気になる所だ。
ゾウケンに出来損ない扱いされてる慎二が少し哀れに思えてきた。
Fateルートでは死ぬしUBWでは道化だし、両親を蔑んでるみたいだしゾウケンには罵倒されるしで慎二はとことん不遇なキャラクターだなぁ。
HFで彼は一体どうなるのやら。
・5日目
日常が多めだった。
遂に真アサシンとあの影が出てきた模様。でも映画と展開が少し違って戸惑った。やっぱり映画はだいぶ展開を詰めに詰めてるんだろうなぁ…それでもあのクオリティなんだから凄い。
凛が放課後に士郎を呼び出す手紙で「殺す」の文字が消されてるところがプリヤのそれと同じで笑った。
プリヤ一期で凛がイリヤに送った手紙も原作のオマージュだったんだなぁ。
最後の凛が士郎の血を吸う夢?はなんだったんだろう。そういや映画でもなんか色っぽいシーンがあったような気がする。もううろ覚えだけど。
ここってPC版だと直接的なエロ描写だったんだろうか?などと想像してみる。
桜のおっぱいはEカップ
・6日目
ひたすら「桜みたいな奥さんがほしい」と思う1日だった。
もしラジで「もし私が悪いことをしたら~」は結構重要な台詞だと言ってたから覚えておこう。
ランサーvs真アサシンは思いの外地味で映画とのギャップを感じた。映画ではめちゃくちゃ派手に演出してたんだなぁ。
・7日目
桜のソウルジェムが少しずつ曇っていくのを感じて辛くなってきた。
言峰が麻婆豆腐を食べてる所は面白かったw中田譲治さんの演技が最高w
HF初のタイガースタンプを回収。桜と土蔵で話をしないとここでバットエンドになるのか…これ、明らかにあの影は桜と関係があるって事を示唆してるなぁ。
映画を見たときもアーチャーの「私怨を気にしてる余裕がなくなった」発言は気になったけどそのあとの「悲観したものじゃない」って台詞を聞いてアーチャーを応援したくなった。
アーチャーは、まだ災厄を止められるし、まだ後始末をすると決まった訳じゃない!と思ってるんだな。
どうなるのやら。
体は朽ちるがほぼ永遠に生きてるってゾウケンはまるでMOTHER3のポーキーみたいだ。
アーチャーはUBWでは「サーヴァントは所詮道具」って言ってたけど、あれは自虐だったんだろうか。だってゾウケンに似たような事を言われたときに表情が怒っ���たし。
凛が学校で「人は本当の事を言われると怒る」って言ってたけど、それはこういう事だったのかも。
・8日目
映画のHF一章の分の内容が終わった。
イリヤとの会話はHFがイリヤルートも兼ねている事を実感
させられたし、復讐の相手だった切嗣がもう居ないと知ったときや、当たり前の日常を渇望するイリヤの心境を考えると悲しくなった。
だからこそ、あの一枚絵とあのBGMはとても印象に残った。
セイバーの「桜は過ちを未来で正すのではなく自分に刻み込むきらいがある」でらっきょでの橙子さんの「私たちは罪で道を選ぶのではなく選んだ道で罪を背負うべき」を思い出した。
桜が士郎の安全を想うが余りヤンデレ的な思考になって行ってるのが不穏だ。その内士郎の四肢がもがれてもおかしくない。
ギルガメッシュが「人が人を頃すのは我慢ならない」って言った事が意外だった。しかも要約すると「札人は人の手に余る」って理由だったのがさらに驚き。
ギルガメッシュはとことん傲慢だけど、それは一本筋が通った傲慢さなんだなぁ。
ギルガメッシュが人気な理由がなんとなく分かった気がする。
・9日目
遂にこの選択肢が出てきた。(鉄心に分岐する選択肢のこと)
正義の味方を貫き通す選択した後がとても辛かったし、タイガー道場でさらに凹まされた。心を鉄にした士郎も桜を頃す凛もイリヤの一言ももちろんそうだったけど、「藤ねえが士郎のこの選択を受け入れる」っていうのが一番辛かった。
もう劣等感しか残ってないし、それを拭おうとして空回りしてる慎二の心境を考えると凄く悲しくなる。これからどうなるんだろうか。
桜は好きな人を騙し続けてる罪悪感に苛まれてる所が月姫の秋葉様に似てる気がする。桜も秋葉様も自分の気持ちに素直になれないし。
桜は士郎に対する想いを内に仕舞い込み、秋葉様は志貴に素直になれない。好きな人に対して素直になれないって所は二人とも同じだけど、その出力先が違う。
桜の懺悔で『灰羽連盟』の罪の輪を思い出した。
自力で罪の輪から抜け出せないのなら誰かに罪を許してもらえば、罪を知りながらも罪人では無くなる。士郎は桜を罪の輪から救出した。
つい最近まで士郎に復讐心を抱いていたイリヤが士郎にここまで優しくするのか…と思わず泣いた。でも士郎が聖杯を求めるのならイリヤはマスターとして立ち塞がるんだろうか?もしそうなったら辛いな。
士郎は正義の味方を貫いてもそうしなくても結局辛い思いをするんだろうなぁ。
桜が士郎の血を吸う場面はPC版だとセックスする場合なんだろうか。もしそうなら「HFはエロ無しでは成り立たない」って言葉の意味が理解できる。
桜はレアルタヌアで「好きな人の血を吸う」という、アルクェイドがしなかった事をしたんだなと思うと少し感慨深い。
・10日目
士郎と桜の状況がどん詰まり過ぎてて読んでてあんまり楽しくなかった。
何故イリヤは桜を嫌うんだろう?言峰の求める答えって何?あの影と桜の関係は?疑問は増える。
セイバーが反転したのを士郎が割りとさらっと受け入れてて驚いた。もっと狼狽すると思ったけど。
言峰の人間性の開示によって「言峰と切嗣は正反対の人間だが印象は似てた」って言葉の意味がやっと分かった。
正しいものを正しいと理解していながらそれに価値を見いだせず、それを求めても得られない言峰と、綺麗な理想を抱きながらも冷徹な行動をとる切嗣。
確かにぱっと見は似てるけど全く違う。
最後の幕間が不穏すぎる。「虫を潰した」って、一体誰が?
・11日目
ひたすら桜と凛が微笑ましい1日だった。この不器用さん共め!w
慎二がまたなんかやらかしそうな雰囲気を出してるなぁ…
凛に「士郎の前だけでは桜は笑う」と言われて、士郎は「今の桜は自分に依存してる」と気がついたっぽい。
姉妹のやりとりは和んだけど、状況が詰んでるのは変わってないんだよなぁ…読んでて少し辛い。
・12日目
感想を一言に纏めると「とにかく読むのが辛い」
桜が助かる為に士郎も凛も行動してるけど、それが桜を傷つけてしまう事が辛い。
本当は士郎と一緒に住みたいイリヤは、切嗣への憎しみを無視出来ないし、士郎が聖杯を手に入れるということは士郎がアーチャーの腕を使い傷つくということ。
士郎も凛もイリヤもそうなんだろうけど、桜も辛いだろうな。
日常生活がまともに送れないほどに体は消耗してるだろうし、士郎は戦うし「自分自身を救おうとしてくれてる人」だと分かってはいるけど凛への不信感は募るし毎晩悪夢を見るし。
滋養である筈の士郎からの吸血でさえ自己嫌悪が付きまとう。
士郎がもし氏ねば衛宮低にイリヤの居場所はなく(凛とは魔術師同士だし桜とは何故かそりが合わないらしい)、イリヤは依り所を無くす。
だけど士郎は戦いを止めない。
凛は魔術師然とはしてるけど骨の髄まで魔術師って訳ではないから、桜に厳しく接するのは辛いだろうなー。
救う対象であるはずの桜を遠ざけないといけないってのはなんとも皮肉な話だ。
日に日にすり減っていく桜の心身。悪夢と士郎が感じた「影」と桜の関係。
ゾウケンの意味深な言葉、ギルの謎の行動。
ちょっと辛すぎw読んでると僕のMPがゴリゴリ削られていくwでも光明は見えた。士郎が凛の宝石剣を投影出来れば状況をひっくり返せるかもしれない。
まぁ、光明が見えた分だけ事態が悪化してる気がするけどw
どうなるんだこれ...読んでて凄く面白いけど辛い。
「奈須きのこって本当に凄いな」と改めて実感した。
ここまで複数の出来事や登場人物達の心情が絡み合ってる創作物を読むのは本当に久しぶりかもしれない。このぐちゃぐちゃに絡まった諸々がどんな風にほどけていくのかが楽しみ。
・13日目
今まで明言はされなかったけど散々仄めかされてきた桜と影の真実が分かった。桜を道具として扱っておきながら士郎に「桜を頃せ」なんて言うゾウケンは真性のクズだな。
「なんで桜からあの影が出るんだろう?イリヤからは出ないのか?」と疑問に思ったけど、「イリヤはサーヴァントを回収するたびに人としての機能をカットするから影が出ないんだ」と自己解決した。
桜と士郎が花見の約束をするばめんでアルクェイドの「私はifって好きよ。その時だけは希望がある気がするもの」を思い出して涙が出た。
かつての信念を捨てた士郎にひたすら謝ってる桜にちょっとだけもやっとした。
桜自身には影をどうすることも出来ないんだろうけど、だからってあそこまでして自分を守ろうとしてくれる士郎に対してただただ謝るだけで「ありがとう」の一言も言わないのか、と。
13日目のフローチャートに不自然な空白があるから、たぶん今進んでるルートはその内バットエンドの一つに通じるんだろうし、この不自然な空白の先が正規ルートなんだろうな。
とりあえず今は放置して読み進めよう。
・14日目
桜が反転したけど、まだ完全には反転してないっぽい。
桜と聖杯の関係がややこしい。ちょっと整理してみる。
〈桜には聖杯の欠片を元に作られた刻印虫が埋め込まれている。故に桜は聖杯の機能を持つ。〉
〈聖杯の力は本来無色だが汚染されたため「人を頃す」という方向性を持った力に変わってる〉
〈桜は聖杯の門を閉じられない〉
〈桜の性格と汚染された聖杯が適合して「影」が産まれた〉
「何かが産まれ出てくる事を阻止する事は罪だが、産まれてきた者にもし罪があるのならそれは償うべき」って言峰の考えは凄く厳しいし、桜の影の事に対してそう言ってるから凄く歪んでる。
15日目はまだ終わってないけど、情報が多すぎて頭が痛いから今日の所はセイバーエンドを見て終了。
そして土蔵でのライダーとのやりとりの選択肢から再開する。
セイバーを下したがとどめを刺す前に廃人になってしまった士郎はなんとも無念だ…
言峰は本当に複雑な人間なんだなぁー。
言峰と言峰が愛した女の事を知って、愛とはなんなのかを考えさせられた。
愛した側の心の在り方がどうであれ「愛された」と感じたのならそれは愛なのか?愛する心が無くても「愛するという行為」があればそれは愛するという事なのか?
天の杯と根源の渦の関係がよく分からなくて何回か読み返した。アインツベルンの目的は別に根源の渦に到達する事ではなく、あくまで根源の渦に至る道に溢れてる手付かずの魔力だって事が理解できた。
…この解釈で果たして合ってるのか?合ってると思いたい。
「魔法」や「魔法使い」が型月世界では超重要だって知ってはいたけど、物語の中でそれを体感するのは初めてかもしれない。
でも士郎が言ってたように、士郎達にとってはそんなのは関係無い。彼らにあるのは自分と大切な人の時間だけ。
桜がどんどん反転して行ってるけど、正直、「やっと反転したか~」と思った。メタ的視点から言うと桜が反転しないと話がつまらないし、その過程とそれを受けてどういう風に物語が帰結するかが見たい。
VSバーサーカーでの士郎はとんでもなくかっこよかった。これは間違いなくSN名バトルの一つだろう。
「ついてこれるか」からの「ついてこれるかじゃねえ。おまえがついてこい!」は最高にイカしてる。
タイガースタンプが残り3つ......長かったSNももうすぐ終わってしまう......最初は「これ全部埋められるんか?」と思ってたのに残り3つ......あー寂しい。
終わった。色々言いたいことはあるけど、とりあえず今真っ先に言いたいことは…桜、めっっっっっちゃ美人になってませんかあああああああああ!!!?!!!?!!?!?!
しかも凛に「幸せ?」って聞かれて「はい」って満面の笑みで言ってるしなんなのもおおおおおお!!!良かったああああああ!!!
この文章(Twitterのヘッダー画像にしてたあの文章)でもう「あ、士郎達の物語はもう終わりなんだな」って………
いやだあああああああ!!!!!いかないでええええええ!!!!虚無感ヤバイんじゃあああああー!!!!でも「終わり」が大好きなんだよオオオオオオオオオンン!!!!
ちなみにタイガースタンプもコンプ。全部埋まった。埋まっちゃった。
SPも見た。綺麗に総括してて最高の締め括りだった。
残るはラストエピソードのみ。これを見たら本当に本当に終わってしまうから、見たいけど見たくない。でも見る。
・ラストエピソード
セイバールートの最後で士郎は結局アーチャーになってしまったのか。でも、この再会があったから二人はきっと報われたんだろうな。
そして「Link」がめっちゃ晴れやかで良い曲だった。
一回だけBGMだけを纏めた動画で聴いたことがあったけど、てっきりHAの曲だとばかり思ってた。
「あの坂を登り終えたらそれぞれの道を行こう」と「笑顔で手を振ろう。いつかきっと会える」って歌詞が凄く晴れやかで切ない。
・HFを振り返る
HFのトゥルーエンドで月姫の「まひるの月」や「温かな牛睡」を思い出した。こういう切ないエンドもたまらない。
桜が琥珀さんの系譜のキャラだって聞いたことがあるけど、確かにそうだった。
桜も琥珀さんも、救うことはかなり難しい人だけど、救った時の喜びと感動は物凄く大きい。
まぁ、琥珀さんを救ったのは志貴で、桜を救ったのは士郎だけどね!
そこを勘違いしちゃいけないと思う。読者はあくまで傍観者。
桜はアンリマユに憑かれて初めて凛に対して鬱憤を吐く事ができたから、そういう意味ではアンリマユに憑かれた事は良かった。姉妹喧嘩も出来た事だし。
というか、お互いに魔法に近い力を振るう姉妹喧嘩って凄いなwスケールが大きいw
桜がアンリマユに取り付かれてる姿はおっぱいがとても強調されてるから、シリアスな場面でも(おっぱい大きいな)ってしょっちゅう思ってたw
イリヤが大聖杯の門を閉じる時の杉山さんの演技が印象に残ってる。
イリヤの名を思い出してから連れ戻そうと名前を呼ぶ。その感情が演技で凄く伝わってきた。
天の杯の服装のイリヤは外見は幼いのにとても大人びて見えた。特にあの一枚絵は。
桜の体は清いとは言い難いし、桜の好意は良くも悪くもとても重たい。それでも桜が好き。
桜は士郎にとって日常の象徴でもあると思うし。
サーヴァントや魔術がある世界だからこそ、士郎と言峰の殴りあ��は熱かった。この戦いは正義と正義のぶつかり合いでしかもお互いの力がやや拮抗してるのが熱さに拍車をかけていた。
言峰にとってアンリマユは「自らが出せなかった答えを出すかもしれない希望」だったんだなー。
それまで徹底して冷たい態度を取ってたのにここぞという所で桜への好意を自覚してとどめを刺せないし、凛の境遇を想像もせずにひたすら自分を罵倒する桜を抱き締めてやれる凛が凄く好き。
「うっか凛め…」って思いながら涙を流したし、ここを映画でもし見たらきっととんでもないことになるだろうなーw
終盤の桜の声には凄く気迫があるというか、ドスが効いていて下屋さんの演技力の凄さを実感したし、桜は「ただおしとやかで可愛いだけのヒロイン」じゃないんだなって思った。
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