djseiyuparadais
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主に声優と音楽について
djseiyuparadais · 9 months ago
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2020年声優楽曲ベスト50曲
 2020年は私が声優楽曲を好んで聴いていた理由であった、声による繊細な感情の機微の表現や音響的な快楽を追求した歌唱などが他のジャンルへも少しずつ波及しているのを感じる年でした。  ゲーム関連曲やVTuber、2.5次元系舞台はもちろん、国内外のポップスやヒップホップなどにも「声優的」と感じる要素が直接・間接的に飛び火していて、それを誤解込みで読み取るのが楽しかったです。(kiki vivi lily、valknee、Lee Jin-ah、Yaeji、Blood Orangeなど)  一方で声優楽曲の他ジャンルへの接近・ポップス化もさらに進みボーダーレス化することで、声優楽曲が好きだからこそそれ以外を聴くのがより楽しくなってきた1年でもありました。
 今年は50曲選びましたがコメントを書くのが惰性になっていくので、前半25曲にのみコメントを付けました。spotifyにあったもの41曲はプレイリスト化しましたが、50曲には試聴不可能な楽曲も含まれています。その入手困難性も声優楽曲の面白さとして受け取っていただければと思います。厳密な順位はありませんが、上から順に緩やかな位置づけは込めてあります。
 最近は声優楽曲を音楽的に取り上げてくれるメディアや個人の方々も増えていて嬉しく思っています。自分が書く意味付けとして少し斜めに切り取っている部分が含まれていますので、その部分は予めご了承下さい。
2020 声優楽曲ベスト 41/50(spotifyプレイリスト)
2019年の記事はこちらです。
■いつか、また。 / 上田麗奈 (from AL『Empathy』2020.3.18 Lantis) 作詞:RIRIKO 作曲:山田かすみ 編曲:笹川真生
 声優アーティストの表現の極北の一つを示した上田麗奈の1stAL『Empathy』は2020年の大きなトピックの一つでした。ヴォーカル一発録り・ピッチ補正なしの感情剥き出しの生々しさは賛否両論を呼びましたが、セオリーから外れていたとしても本人らしい表現をなるべく完遂させようとする、プロデューサーのLantis臼倉氏の表現者を尊重する真摯な姿勢にも感銘を受けました(彼は釘宮理恵『せめて空を』も担当)。  アルバムは作り込まれたトラックが並んでいて、そこから彼女のヴォーカルが逸脱していく様が面白さの一つであるのですが、その中でもラフな仕上がりの笹川真生アレンジのこの曲は特にのびのびとした姿を見せています。彼女のシンガーとしてのスタイルは、音数が少ない中を自由に漂うテニスコーツのさやに似たタイプなのかもしれません。
■WHAT / MICHII HARUKA x BVDDHASTEP (from AL『Howling』2020.12.30 自主制作) ※試聴(YouTube)
 クラブミュージックに接近した楽曲は、近年アニメ/声優楽曲の界隈でも数多くリリースされています。しかし声優の声をヴォーカルとしてではなく声の素材と割り切り、クラブトラックとして機能するように加工構成できているのは、コラボユニットでかつ自主制作の彼らだからこそできる潔さ。  道井悠とBVDDHASTEPによる1stアルバム収録のこの曲は、近年のクラブのトレンドである南アフリカのゴムやアマピアノをEDM的に解釈していて、繰り返されるバウンスビートとクールな声の響きが深く静かに体内に染み込んでいきます。
■Suki / 山村響 (from SG『Suki』 2020.4.5 山村商店) 作詞・作曲・編曲:山村響
 シンガーとしてのキャリアも長い彼女は、今回は自主レーベルよりリリース。アレンジまで自身で手掛けることで、彼女がThe internetやJhené Aikoにも通ずるアンビエントR&B~ネオソウル的な音楽性を志向していることも分かってきました。アブストラクトな楽曲だからこそ、ひんやりとした感触の中にほのかに彼女の愛らしい声の温かみが残ります。
■M-9.10 / 入野自由 (from AL『Life is...』2020.11.4 Kirammune) 作詞:Rachel, Mamiko 作曲:ESME MORI, Rachel, Mamiko 編曲:ESME MORI
 近年はアルバム作家陣も自らチョイスしている入野自由。今作も向井太一、佐藤千亜妃、和田唱、尾崎雄貴、津野米咲など豪華な面々を迎えたアルバム制作となりましたが、この曲はchelmicoを迎えてのリラックスした雰囲気の楽曲。  コロナ禍と正面から向き合うメッセージ性の強いアルバムの中で、chelmicoらしいラップと歌の間を軽やかに行き来するスタイルで、足元の日常のささやかな喜びが穏やかに表現されています。
■BEAM YOU / 伊藤美来 (from AL『Rhythmic Flavor』 2020.12.23 日本コロムビア) 作詞:竹内アンナ 作曲:多保孝一 / UTA 編曲:UTA
 アッパーなロックが中心のシングルとは別に、アルバムではシティポップ~ネオアコを中心に展開する二面性を見せる伊藤美来。3rdアルバムでは同世代のSSWの竹内アンナやゆいにしおを迎えて、変化し続ける等身大の彼女に寄り添った表現が試みられています。  アルバム冒頭を飾るこの曲は竹内アンナのキュートな歌詞はもちろんのこと、チルなムードをヘヴィなベースとキックのグルーヴを支えていて、SurfacesのSunday Bestや韓国インディーR&BのsogummやOOHYOの持つ奇妙な牧歌性とも共通しているように感じました。
■救われ升 - Album Mix / ポップしなないで (from AL『上々』2020.11.11 KINGAN RECORDS) 作詞:かわむら 作曲・編曲:ポップしなないで
 ポップしなないではヴォーカル・キーボードのかめがいとドラムかわむらの二人組ユニットで、元々は普通にバンドとして認識していました。近年はポエトリーリーディングに接近した楽曲を多数リリースしていて「声優の曲みたいだな~」と感じプロフィールを確認したところ、亀谷理子はアニメ・ゲーム・舞台にも多数出演する声優の顔も持っていることが分かり腑に落ちました。  リーディングとサビのシンギングを交互に声色を使い分けて疾走していくこの曲は、自分が声優の曲の何が好きだったか、どんな表現が好きだったかを思い出させてくれる曲でした。
■タイムマシン / 西山宏太朗 (from miniAL『CITY』2020.10.7 Lantis) 作詞:西山宏太朗 作曲:矢吹香那 編曲:前口渉
 若手男性声優トップクラスの人気を誇りつつ、声優仲間とエンターテイメント演劇ユニット「大井町クリームソーダ」も主宰している西山宏太朗。  新人時代から親交の深い上田麗奈をゲストヴォーカルに迎えて、ネオソウルや10年代シティポップ、Pitch Odd Mansion周辺のスタイリッシュなヒップホップからの影響を抑制された表現でもって披露しています。  演劇では裏方仕事もこなす彼、他者からの見え方聴こえ方など外部からの視線を強く意識していて、その人気の理由の一端も見えてきます。
■EMPEROR - WE ON FIRE!! -(feat. 倖田來未) / 悪漢奴等 (from 『Paradox Live Exhibition Show -悪漢奴等-』2020.11.25 avex pictures) 作詞:心之助&Mt' from WAYZ 作曲:S-kit, Sylo 編曲:GROUND-LINE
 ヒプノシスマイクのヒットにより女性向けコンテンツへの本格的なラップの導入が促されるとともに、他分野のミュージシャンとのコラボレーションも進みました。ReFlapやParadox Liveでは声優と歌い手が同一ユニットに所属しており、様々な層へ訴求しようとする試みが行われています。  Paradox LiveではJ-POPアーティストでのコラボも行われ、さらなるボーダーレス化が進んでいます。ダンスホールレゲエ~レゲトンを展開するこの曲ではいわゆる声優的なイナタさは後退していますが、その代わりに音楽的な強度で勝負するという覚悟が見て取れます。
■みかづき / cheliple (from SG『みかづき』2020.5.5 桜村) 作詞:湯浅かえで・Tanurion 作曲:Tanurion ※試聴(YouTube)
 声優事務所・マウスプロモーションは独自制作の楽曲をリリースしたり、高井舞香や大橋歩夕や中恵光城など同人での音楽活動に積極的な声優が数多く所属する事務所なのですが、中村桜はその中でも特に積極的に活動する一人。  同じ事務所の湯浅かえでと結成したchelipleのこの曲では近年のCorneliusにも近い、浮遊感たっぷりのアブストラクトなウェイトレスシンセサウンドを聴かせてくれます。
■Top of ocean / ミュウ(CV:高橋李依) (from AL『Song of LISTENERS:side Goodbye』2020.5.27 DMM music) 作詞・作曲:じん 編曲:zukio
 ここ数年で声優業界トップクラスの仕事量をこなす高橋李依。清冽な声の響きを活かした繊細な演技を男女問わず演じられる強みを持っていて、それが存分に味わえるのがLISTENERSのキャラクターソングアルバム収録のこの曲。  親交の深い上田麗奈とも演技論をよく交わしているそうで、その彼女とも共通する心の襞を逆撫でするような生々しいヴォーカルは、悔恨と郷愁の詰まったスロウコアサウンドとともに心に染み込んできます。
■Hyper Bass (feat. Yunomi) / 桜乃美々兎 (CV: 小坂井祐莉絵)、水上雛 (CV: 大森日雅)、犬吠埼紫杏 (CV: 長谷川玲奈) (from SG『Hyper Bass』2020.9.9 ASOBINOTES) 作詞・作曲・編曲:Yunomi
 年々トラックのクオリティとアグレッシブさが増していくKawaii BassシーンのトップランナーYunomiがさらにドープに進化した一曲。  ASMR影響下のエフェクティブな音響、Hudson Mohawke~igloo ghostに接近したトリッキーなトラップサウンド、乱れ飛ぶアシッドシンセをポップスとして昇華させた圧巻の仕上がりです。敢えてアーティスト名やトラック名にYunomiの名前をクレジットさせるスタイルも、職業作曲家ではなくアーティストとしての彼のプライドの高さを感じさせます。
■RISE / 川端ひまわり from Microphone soul spinners (from EP『言霊少女プロジェクト04「Himawari」』2020.2.26 avex pictures) 作詞・作曲・編曲:ZAQ
 Vtuberでラップコンテンツを推進する言霊少女プロジェクト。メンバー4人によるEPシリーズからヒップホップ文化に造形のあるZAQが手掛けた1曲。Boaや倖田來未、島谷ひとみなどの00年代のavexのJ-R&Bのフレイヴァー漂う仕上がりでラップ要素は薄めなのですが、 CVを務める塩出美彩希は以前よりシンガーとして活動も多かったので、むしろ彼女にフィットした楽曲になっています。  明かされることは少ないですが人気Vtuberを若手声優が務めていたり、そうでなくとも声優表現の影響下にあることは多く、肩書に惑わされると自分が欲しいものと出会う機会を逃してしまうかもしれないのを実感した曲でした。
■I'd Rather Be Me (With You) (feat. Zach Callison)  [VGR Mix] / Steven Universe (from SG『Steven Universe Future (VGR Remix)』 2020.12.4 Cartoon Network / WaterTower Music) 作詞・作曲:Rebecca Sugar Remix:VGR
 アメリカのカートゥーンネットワークオリジナルアニメ「Steven Universe」のキャラクターソングのリミックスシングルの1曲。  Steven UniverseはEstelleやNicki Minajも声優として参加するなど音楽に力を入れた作品で、この曲はトラックメイカーNokaeの別名義Video game remixesがリミックスを手掛けており、ハイパーポップにまで到達する歪んだサウンドが爆発しています。
■Me Against Myself / Anthos (from AL『華Doll*1st season ~Flowering~ 4巻 Message』2020.3.20 movic) 作詞・作曲:chefoba 編曲:fazerock
 ダークなストーリーとともにクラブシーンの前線で活躍するトラックメイカーを迎えて、ソリッドな楽曲を展開する華Dollシリーズ。  トロピカルハウスとレゲトンを組み合わせたチルな雰囲気のトラックをヴォーカルでダークに引き締めていて、トラックの表向きの開放感に秘められた厭世観や切実さが丁寧に表現されています。
■Touch the moon / 和氣あず未 (from SG『Hurry Love / 恋と呼ぶには』2020.6.10 日本コロムビア) 作詞:SUIMI 作曲・編曲:Justin Moretz, 江上浩太郎
 近年存在感を増すフューチャーファンクは基本的にリミックスやエディット中心の文化なのですが、そこへ原曲としてアプローチしたのがこの楽曲。重心の低いビートの上で和氣あず未のヴォーカルが声優の彼女のイメージを一新するようなセクシーさで迫ります。  この後リリースされたギターポップソング「透明のペダル」も合わせて、曲が持っているグルーヴを掴んで表現することに関しては彼女はかなりのセンスを持っているようです。
■glimmer / 早見沙織 (from miniAL『GARDEN』2020.9.2 Warner Bros.) 作詞・作曲:早見沙織 編曲:岡部啓一(MONACA)
 早見沙織は現代R&Bのリスナーであることをインタビューなどで表明しながらも、自作曲では作り込むほどにノスタルジックな響きを帯びていくギャップが気になっていました。  この曲は粉雪のようなグリッチノイズが降るトラックの中を早見沙織の声が彼岸から鳴り響くような荘厳さ。賛美歌をアンビエントR&B的に解釈したような現代的な一曲です。ライブでも結局ピアノ弾き語りが一番良かったのを思い出しました。
■premier / 釘宮理恵 (from miniAL『せめて空を』2020.4.8 Lantis) 作詞:松井洋平(TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND)作曲・編曲:石川智久
 なんと前作から7年10ヶ月ぶりとなった釘宮理恵の2nd miniAL(ここでもLantis臼倉氏の時間をかけてでも納得できる作品を作るこだわり)。  テクノボーイズらしいYMO~坂本龍一ラインのエスノテクノポップで釘宮理恵の抽象的な表現に広がりを与えています。 
■So Sweet(Techno Version) / 諏訪ななか (from 1st Live Special CD『Another DOLCE』2020.11.22 日本コロムビア / Universal Music) 作詞:渡部紫緒 作曲:松坂康司 編曲:Justin Moretz & Kotaro Egami ※試聴なし
 諏訪ななかの1stライブのチケット購入特典としてリリースされたCD収録曲。 ファンキーなハウスだった原曲を読み替えて、ニューロマンティックなフレイヴァー溢れるカラフルなニューウェーブへと変化させています。彼女のエッジの立ったファニーな歌声はトラックの癖が強いほどより輝きを増すようです。  近年珍しい試聴なしのリリース形態で、聴くまでどんな曲かも分からないドキドキ感に懐かしい気持ちになったので、たまにはこういうのもいいな~と思ってしまいました。
■REMAINED / 逢田梨香子 (from AL『Curtain raise』2020.3.31 DMM music) 作詞:Giz’Mo (from Jam9) 作曲:ArmySlick, Giz’Mo (from Jam9) 編曲:ArmySlick
 2018年より音楽レーベルに参入したDMM musicの第一弾アーティストとしてデビューした逢田梨香子。  情感豊かなウェットな歌唱を得意とする彼女。メロディーのハッキリとした曲ではその声が昭和歌謡のようなノスタルジックな響きも帯びているのですが、抽象的なビートが飛び交うこの曲では拡散する音の要素を主張の強い声でしっかりとまとめ上げています。
■スローダウン / MILGRAM シドウ (CV:仲村宗悟) (from MaxiSG『スローダウン』2020.12.23 Universal Music) 作詞: DECO*27 作編曲: Rockwell
 作曲家・ミュージシャン主導でスタートした2次元ドラマx音楽企画のMILGRAMシリーズおのキャラクターソング。  初期のThe 1975のようなフレッシュでバウンシーなバンドサウンドとともにパワフルな歌声を披露する仲村宗悟。元々SSW/ミュージシャン志望だったこともあり、水を得た魚のように溌溂とした姿を見せています。
■コモンセンス・プロミネンス / 柿原徹也 (from AL『Live in Tokyo』2020.11.25 Kirammune) 作詞:ミズノゲンキ 作曲・編曲:睦月周平
 3rdALでリズムフィールの鋭さとヴォーカルの軽やかさをさらに推し進めた柿原徹也。細やかなヴィブラートやファルセットを各所で絶妙にコントロールしていて、プリンス~岡村靖幸系統のセンスも持っていることが分かりました。  フィールドレコーディングを取り入れたり、 3連符フロウに取り組んだりと先鋭的な要素もアルバムでは見受けられるのですが、エンターテイメントな姿勢は変わらず守っていて、そんな部分にも彼らしい飄々とした持ち味が出ています。
■土砂降り / 上白石萌音 (from AL『note』2020.8.26 Universal Music) 作詞:爽 作曲・編曲:宗本康兵
 どこまでを声優の曲して聴くか?というのが個人的な問題としてあるのですが、答えとして「その音楽に声優として納得できる表現の必然性があるか」というところに落ち着いています。  上白石萌音は舞台・ミュージカルを出自とし、劇場アニメ・吹替・ナレーションと声のみの仕事でも数多く出演しています。それは元来の声優の歴史と重なる部分があると考えています。  そしてこのアルバムでは、80年代以前の声優の音楽作品とも共通する、声による繊細な感情の機微が丁寧に表現されていていました。それは私が声優の音楽表現に期待しているものでもあり、声の表現者としての自負を音楽で示してくれました。
■無重力ランデヴー(PSB remix) / サンドリオン (from AL『SOUND OF BEST』2020.7.4 スターダストプロモーション) 作詞・作曲:やぎぬまかな 編曲:辻林美穂 Remix:ハヤシベトモノリ (Plus-Tech Squeeze Box) ※試聴(YouTube)
 2019年頃から突如楽曲重視の路線へ舵を切った声優アイドルユニットサンドリオン。ベストアルバムにも関わらず田中秀和の新曲、倉内達矢や辻林美穂によるリアレンジ、パソコン音楽クラブとPlus-Tech Squeeze Boxによるリミックスを収録するなどの異様な力の入れようです。  この曲ではやぎぬまかな作のリズムカルな楽曲をPSBのハヤシベトモノリがさらに慌ただしくリミックスしていて、この落ち着きのないドタバタ感はまさにPSB印で思わず笑顔になってしまいます。
■Night Walk / 駒形友梨 (from miniAL『Night Walk』2020.11.18 ロッカンミュージック) 作詞:叶人 / 作曲・編曲:高橋諒 ※試聴(YouTube)
 デビューからのAOR~R&B路線は基本として大きくは変えずとも、徐々に振り幅を拡げている彼女。  今回は高橋諒らしくIvan Lins~Toninho HortaなMPB~ミナス要素も大きく取り入れ、大幅にオケのゴージャスな存在感が増しているのですが、彼女の強くブライトな声色をメロウに響かせるための工夫としても機能しています。
■RUMIKO / 降幡愛 (from miniAL『メイクアップ』2020.12.23 Purple One Star) 作詞:降幡愛 作曲・編曲:本間昭光
 亜蘭知子の『浮遊空間』をこよなく愛する、ポストヴェイパーウェイブ文脈でのシティポップ愛好家の降幡愛。プロデューサーの本間昭光はネオ80’sリバイバルとしてThe weekndやDua Lipaを意識していたようですが、彼女の熱意に押されてどんどん歌謡曲の色が強くなっている気がします。  バランスを崩すとパロディ色が強くなってしまう路線なのですが、今回はフューチャーファンクやLocal Visions勢のヴェイパーウェイブテイストも取り入れることで、楽曲の強度を増しました。
■キミのラプソディー / Mashumairesh!! (from SG『ヒロメネス / キミのラプソディー』 2020.2.25 ポニーキャニオン) 作詞・作曲:Wiggy 編曲:三谷秀甫
■チューリングラブ -雪村心夜(CV:内田雄馬)×氷室菖蒲(CV:雨宮天)キャラクターver.- with 奏言葉(CV:原奈津子)×棘田恵那(CV:大森日雅)×犬飼虎輔(CV:福島潤) / ナナヲアカリ (from SG『チューリングラブ feat.Sou / ピヨ (期間生産限定盤 まんぷくアニメ盤)』2020.2.5 Sony Music Labels Inc. ) 作詞・作曲・編曲:ナユタン星人 ※試聴(YouTube)
■蒼いフォトグラフ / 豊崎愛生 (from AL『VOICE~声優たちが歌う松田聖子ソング~(Female Edition)』2020.12.9 Universal Music) 作詞:松本隆 作曲:呉田軽穂 編曲:hisakuni
■Drunk in Love / AMADEUS (from SG『Drunk in Love』2020.7.20 GOOD VIBES COMPANY) 作詞:Lotus Juice 作曲・編曲:Jack Westwood
■まみラップ / 七海麻美(CV. 悠木碧) (彼女、お借りします Blu-ray vol.2 特典CD『七海麻美オリジナルキャラクターソング&「彼女、お借りします」オリジナルサウンドトラックCD vol.2』 2020.11.25 DMM pictures) 作詞:宮島礼吏 作曲:前山田健一 編曲:大竹智之 ※試聴(YouTube)
■ドナーソング / 音之宮 朔(CV:梶原岳人) (from AL『ACTORS -Singing Contest Edition- sideB』2020.5.20 ポニーキャニオン) 作詞・作曲:大柴広己
■Agapanthus / 麻倉もも (from AL『Agapanthus』2020.4.8 MusicRay'n) 作詞・作曲:渡辺翔 編曲:倉内達矢
■Drive / RUBYSTAS (from SG『Drive』 2020.11.28 AKROGLAM RECORDS) 作詞:MATTON 作曲・編曲:TiMT, Shin Sakiura
■深海より / 寺島拓篤 (from AL『ASSEMBLE』2020.3.25 Lantis) 作詞:寺島拓篤 作曲・編曲:CMJK
■雪解けの / 雪葉(CV.Machico) (from Haunted Obachestra Vol.1 Awaking ED『雪解けの』2020.12.3 Poni-Pachet) 作詞:ゆーます 作曲:丸山公詳 編曲:丸山公詳 / トヲチR.Y.U ※試聴(YouTube)
■ナイトウィルカム / 魔王タソガレ(CV.松岡禎丞) &勇者アカツキ(CV.下野紘) (from SG『快眠!安眠!スヤリスト生活』2020.10.28 Lantis) 作詞・作曲・編曲:タナカ零
■Summer Soul... / Clutch! (from miniAL『グラウンドの響』2020.4.1 Victor) 作詞・作曲・編曲:栁舘周平(F.M.F)
■4xU / M4!!!! (from miniAL『Advance』2020.4.22 マリン・エンタテインメント) 作詞・作曲・編曲:西岡和哉 ※試聴(YouTube)
■ミラーボール・ラブ(M@STER VERSION) / 宮本フレデリカ (CV: 髙野麻美)、棟方愛海 (CV: 藤本彩花)、及川雫 (CV: のぐちゆり)、荒木比奈 (CV: 田辺留依)、姫川友紀 (CV: 杜野まこ) (from 『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3Chord for the Dance!』2020.2.19 日本コロムビア) 作詞:MCTC 作曲・編曲:TAKU INOUE ※試聴(YouTube)
■親愛なるMyメン / 斉藤朱夏 (from miniAL『SUNFLOWER』2020.11.11 SACRA MUSIC) 作詞・作曲・編曲:DJみそしるとMCごはん
■(INTRO) Vigilante / EROISON (from SG『 5-Vocal-Band “EROSION” 1st Single from CARNELIAN BLOOD』2020.7.21 Rejet) 作詞:Daisuke Iwasaki 作曲・編曲:宮原康平
■Brand New Day / 畠中祐 (from SG『DYING WISH』2020.10.28 Lantis) 作詞・作曲・編曲:BIG BROTHER
■Promise Swords / Knights (from SG『TVアニメ 『あんさんぶるスターズ!』 EDテーマ集 vol.6』2020.2.26 フロンティアワークス) 作詞:こだまさおり 作曲:桑原聖(Arte Refact) 編曲:酒井拓也(Arte Refact)
■Image / 内田雄馬 (from SG『Image』2020.8.26 KING RECOREDS) 作詞:Shogo 作曲:Shogo / 早川博隆 編曲:早川博隆
■パノラマダンス / 東郷日向(CV:天﨑滉平) (from SG『パノラマダンス』2020.9.26 Universal Music) 作詞・作曲・編曲:nor
■いさな / 斉藤壮馬 (from AL『in bloom』2020.12.23 SACRA MUSIC) 作詞・作曲:斉藤壮馬 編曲:The Florist
■Believers /  鐘ヶ江隼弥(CV:生田鷹司)、鴎端慧(CV:佐香智久)鷲埜瑞人(CV:濱野大輝)、鵡川郁(CV:石井孝英) (from 『ReFlap Chasing RePlayers'Collection』2020.6.10  ポニーキャニオン) 作詞:佐伯公介 作曲・編曲:佐高陵平(Hifumi,Inc.)
■By your side, By my side / Hi!Superb (from SG『By your side, By my side』2020.9.25 MAGES.) 作詞:内田ましろ 作曲・編曲 : 玉木千尋
■恋する私カラー / 安野希世乃 (from SG『晴れ模様』2020.04.29 FlyingDog) 作詞:安野希世乃 作曲:戸嶋友祐 編曲:倉内達矢
■花は折りたし梢は高し / 夜叉姫神楽 (from AL『バンめし♪ ふるさとグランプリ ROUND2 〜夏の陣〜』2020.9.16 KONAMI) 作詞・作曲・編曲: 164
■A lot of life / Photon Maiden (from SG『Discover Universe』2020.10.21 ブシロードミュージック) 作詞:佐高陵平 作曲:fu_mou 編曲:fu_mou
以上50曲でした。 やっぱり50曲は多くて読むのが大変だと思いました。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。来年はやりたくない!
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djseiyuparadais · a year ago
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djseiyuparadais · a year ago
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2019年声優楽曲ベスト30曲+α
 近年は聴く手段のハードルも下がって「まずは聴く」を基本として、声優が歌っていると思われる楽曲はなるべく耳を通すようにしていました。特典曲やコミケや会場限定など流通限定の曲を聴くのは苦労しましたが、体感上総リリースの6~7割ぐらいは聴けたのかな?と感じています(聴くよりも存在を見つける方に苦労します)。
 「音楽的充実度の高さ」「声による表現の豊かさ」「他に似た存在がない独自性」の3点に主に着目し、声優を知らない人に聴いてもらうならという視点で声優楽曲ファンとして選びました。自分が従来持っていた音楽ファンとしての視点とは違う、声優楽曲ファンとしての感覚や自我を確立させたいと考えてきた目標への途中経過となりました。
 近年は声優の絶対数が増えて仕事も多様化する中でグレーゾーンの境界部分の領域が広がっていて「どこまでが声優楽曲なのか」を考える場面も増えました。その楽曲こそがこれから面白くなる部分だと思うので、+αとして書きました。
 spotifyで配信されているものはプレイリストにまとめましたが登録は19曲のみとなります。そうでないものは各タイトル下記にリンクを記入しました(試聴できないものもあります)。これを読んでいる方の音楽生活へのなんらかの助けになるとしたら幸いです。
2019 声優楽曲ベスト 19/30+α(spotifyプレイリスト)
■「あたしのおへやジャングル」ななひら (from AL『トリップ×フロリック』) 作詞:七条レタス (IOSYS) 作曲・編曲:D.watt (IOSYS) ※spotifyあり
 歌い手出身のヴォーカリスト・声優として同人を中心に活動するななひらの、世界旅行をテーマにした8thアルバム『トリップ×フロリック』からの1曲。
 80'sレゲエの名曲「Buddy Bye」のジャングルリミックスを下敷きにした曲で、日本のオタク的価値観の中でジャマイカとロンドンの音楽文化が無理なく共存しています。散らかった部屋をジャングルに例えてジャングルビートである必然性を生み出すと同時に、変われない自分に対する自省の感情を重くなり過ぎずに軽いビートで伝えていきます。
 声優アーティストがより大きな市場を求めてポップス志向を強める中で、元々歌い手である彼女が音ゲー・渋谷系・ニコニコ動画の要素を飲み込んで、キャラソンスタイルの声優的歌唱を凝縮した個人アルバムをリリースし続けている状況を面白く感じます。
■「初恋タイムリーパー」天宮もなか(天野聡美) (from AL『Sprouting Dreams』) 作詞:丘野塔也 作曲・編曲:どんまる ※試聴リンク(youtube)
 ビジュアルアーツがYouTubeにて展開するアバターと歌による企画『MEM project』の1stコンピレーションの1曲。
 ブレイクビーツ&ポエトリーリーディングのエモーショナルな仕上がりで、不可思議/wonderboyをギャルゲー的に解釈したようなスタイル。ラップだけが声優の音楽的演技表現のベストチョイスではないという選択肢を示してくれました。オーバーフローしていく感情を音数の少なさで絶妙にコントロールしていて、そもそも人間の声が感情表現に優れた楽器であることに改めて気付かされます。
■「バズキルキラ」エナス (CV:新垣樽助), ディオス(CV:新垣樽助) & トレイス(CV:新垣樽助) (from SG『ホーンテッド・オバケストラVol.6 エナス・ディオス・トレイス 「バズキルキラ」』) 作詞:ゆーます 作曲・編曲:丸山公詳 ※試聴リンク(youtube)
 キャラクターソングを中心としたキャラクターコンテンツ企画「Haunted Obachestra」のシングル。
 ゴスペルチョップス的な複雑なリズムの上を新垣樽助が三役で歌い分けるという、音楽的にも演技的にも技巧を凝らした曲で情報量の多さに圧倒されます。演奏から浮き上がるように耳元で鳴るヴォーカル処理は難解さを和らげようとする意図も感じられます(少しドラマCDっぽい声の処理です)。
■無重力ランデヴー / サンドリオン (from BD『サンドリオン記念日~ドリオンズとの702日~』付属CD) 作詞・作曲:やぎぬまかな 編曲:辻林美穂 ※試聴リンク(youtube)
 スターダストプロモーション声優部所属の女性声優によるユニット・サンドリオンのライブのみで公開されていた楽曲が、ライブ会場とゲーマーズ専売の初ライブBDに同梱される形でリリースとなりました。
 やぎぬま・辻林両氏の垢抜けたソングライティングセンスが、彼女たちのかわいらしさを最大限引き立てる形で発揮されています。ソロで歌うと声優らしい演技がかった歌唱でも、ユニゾンで歌うとアイドルらしい素朴な響きになるという、アイドルと声優の中間に位置するこのユニットらしさも発揮されています。
■「HOLD ME」AMADEUS (from SG『HOLD ME』) 作詞:Lotus Juice, Jack Westwood 作曲・編曲:Jack Westwood ※spotifyあり
 ラップを中心に歌もこなすアーティストLotus JuiceとJack Westwood(声優の武内駿輔)によるユニットAMADEUSの配信シングル。
  2019年トレンドだったレイブリバイバルにも対応したヒプノティックに繰り返し打ち鳴らされるレイヴィーなピアノが印象的なハウスナンバー。狂騒的なムードが支配する曲だからこそ、二人の沈み込むようなビターなヴォーカルが映えます。
■「ホーキングの空に」坂本真綾 (from AL『今日だけの音楽』) 作詞 : 一倉 宏 作曲・編曲 : 大沢伸一 ※spotifyあり
 声優アーティストを代表する存在の一人である坂本真綾の4年ぶりの10枚目のアルバムの1曲。
 今作は既リリース曲を排除して全曲新曲で構成されており、彼女の今目指す音楽が濃厚に表現されています。この曲ではMONDO GROSSOの近作のアンビエントテイストを基調としながら、 声の生々しさを引き立てるために全ての音が配置・機能していて、達観した冷たさと人間的な温かさが共存する彼女のヴォーカルの特異性が、張り詰めた緊張感の中で露わになっていきます。FKA twigsやBillie EilishのエクスペリメンタルR&B~ダークポップの影響を彼女のフィルターを通して表現したような曲です。
■「painkiller」MICHII HARUKA×BVDDHASTEP (from EP『little bit biased』) 作詞・作曲・編曲:BVDDHASTEP ※試聴リンク(twitter)
 声優・道井悠と作家集団BVDDHASTEPによるコラボレーションEPの第2弾からの1曲。
 この曲ではいち早く南アフリカのハウス・Gqomのテイストを取り入れていて、役者としてはボーイッシュな役のイメージが強い彼女ですが、この曲ではクールでスタイリッシュな魅力も伝えてくれています。
■「ハッピータイフーン」KiRaRe (from SG『ハッピータイフーン』) 作詞:やしきん 作曲・編曲:伊藤翼 ※spotifyあり
 ポニーキャニオンと雑誌コンプティークによる女子中学生アイドルをテーマにしたメディアミックス企画「Re:ステージ!」内のメインユニットKiRaReのシングル。
 とにかく漲るアッパーな声のパワーに圧倒されますが、細かくバッキングで入るギターとピアノが生み出す忙しないファンクグルーヴは、日本人的な高速の縦ノリの盛り上がりに対応しながら、横ノリで聴くことも可能にする繊細なバランスを保っています。
■「ひと夜ひと夜にひとりごと」市杵島瑞葉(CV:田澤茉純) (from EP『Re:ステージ! ドリームデイズ♪SONG SERIES④ Personal Music』) 作詞:高瀬愛虹 作曲・編曲:白戸佑輔 ※spotifyあり
 上記と同じく「Re:ステージ!」内の個人キャラクターソングシリーズの1曲。
 星野源の「SUN」を参照したと思われるストリングスや構成ですが、この京都出身のキャラクターの神楽舞や日本舞踊を得意とする和の要素も織り込んでいます。中間のパートでの歌とラップとリーディングの中間に立ちながら独り言を呟くような絶妙に曖昧な歌唱、そしてその曖昧さの中に切ない感情をひっそりと匂わせる田澤茉純の技術に唸りました。
■「夏の記憶」中島愛 (from SG『水槽/髪飾りの天使 [星合盤]』) 作詞・作曲・編曲:三浦康嗣 ※spotifyあり
 ダブルタイアップシングル2枚同時リリースのカップリングとして収録された1曲。
 活動再開後の中島愛は重圧から解放されたような朗らかでリラックスした雰囲気があり、自身の好きを詰め込んだ歌謡曲カバーアルバム『ラブリー・タイム・トラベル』にもそんな雰囲気は詰め込まれていました。  そのアルバムの後にリリースされたこの曲では、□□□三浦康嗣によるトラップの三連符リズムを取り入れたトリッキーなメロディーを軽やかに歌いこなし、今までの影響を消化した新しいスタンダードなポップスを作り上げようとする意欲や喜びが溢れています。
■「Juliet」Anthos (from AL『華Doll* 1st season~Flowering~2巻「Boxed」』 作詞・作曲:INN 編曲:fazerock ※spotifyあり
 ムービックの新コンテンツシリーズ「華Doll*」の架空のアイドルグループAnthosの1曲。
 ソロデビュー済を含む若手人気男性声優の精鋭を集め、zakbeeのヴォーカルディレクションの元でトラップやグライムの影響を受けたトリッキーなリズムのフロウを繰り出します。さらに元hyperjuiceのfazerockによるドラムンベースやジュークを通過したヘヴィなトラックによって、ハードかつ耽美的な世界観を作り上げています。
■「Greatest Loser」畠中祐 (from SG『not GAME』) 作詞:坂井竜二 作曲・編曲:白戸佑輔 ※試聴リンク(レコチョク)
 今年1stアルバムをリリースした畠中祐の、アルバム後にリリースされたシングルのカップリング曲。
 インダストリアルな響きを帯びたブレイクスの上で、持ち味である特徴的なヴィブラートとリズム感の良さを遺憾なく発揮しています。そして音源でも伝わるほど彼の声はヴォリュームが大きく、突き抜けるヴォーカルの爽快さが味わえます。
■Qと銃 / モラン[兵頭十座(CV:武内駿輔)], ワトソン[兵頭九門(CV:畠中祐) (from AL『A3! MIX SEASONS LP』 作詞・作曲・編曲:sasakure.UK ※spotifyあり
スマートフォン用役者育成ゲームA3!のキャラクターソングアルバムからの1曲。  キャスト表記が複雑になっているのは、ゲーム内のキャラクターが舞台でさらに違うキャラクターを演じているためであって、ゲーム内舞台上のキャラクターの演技を表現しつつ、元のキャラクターらしさも残して歌う、という繊細なバランスの演技を楽曲でも求められています。  しかしそこは若くして確かなキャリアと実力を持つ二人、sasakure.UKの抑制と爆発を繰り返すようなダイナミックなトラックの上で安定感のある歌唱を聴かせています。
■「生きる」安野希世乃 (from miniAL『おかえり。』) 作詞:西直紀 作曲・編曲:川崎智哉 ※spotifyあり
 安野希世乃の3rdミニアルバムのリード曲。
 今まで彼女の声色が持つ優しさをフィーチャーした曲作りが行われていましたが、今作では優しさだけでない強さも打ち出されるようになりました。世界そのものをまるごと肯定するような壮大な曲を歌い切ることによって、声優アーティストとして新しいステップへ進んだことを示唆しています。
 壮大であっても女神のような荘厳さはなく地に足がついた人間臭さがあって、リスナーと同じ目線で寄り添っているように感じるのは、やはり彼女の声の優しさと愛らしさがあるからこそ。
■Full of smiles / シフォン・マクドゥーガル(CV:くすはらゆい) (from SG「流星ワールドアクター キャラクターソング Vol.4」 作詞:風吹実里 from STRIKERS 作曲・編曲:クサノユウキ from STRIKERS ※試聴リンク(youtube)
 R-18ゲーム『流星ワールドアクター』の第4弾シングル曲。
 アニメでキャラソン仕事をこなす若手女性声優より、PCゲームメインの女性声優の方がキャリアが長かったり経験豊富ということはままあり、よりキャラソンらしい濃厚な味わいを求める方には、エロゲキャラソンは根強く支持されています。
 00年代ラウンジハウスなアレンジに甘ったるいヴォーカルはまさに恋愛サーキュレーションなスタイル。
■「恋せよみんな、ハイ!」Pyxis (from SG『恋せよみんな、ハイ!』) 作詞:畑亜貴 作曲・編曲:Tom-H@ck ※spotifyあり
 伊藤美来・豊田萌絵によるユニットPyxisの4thシングル。
 ペンタトニックな4つ打ちダンスロックはJ-ROCKでは流行が一段落したと思いますが、声優楽曲ではまだまだ需要があります。しかしテクニカルな曲作りを得意とするTom-H@ckが作るこの曲は一筋縄ではいかず、イントロでの8ビートのイーブンキックから始まり倍の16ビートのリズムフィールに移行、さらにサビでギターがビートダウンして8ビートへ戻るという捻りが加わった構成になっています。二人のハイトーンヴォーカルも終始エネルギーを爆発させていて3分強を全力疾走していきます。
■「フライト☆ガール」石飛恵里花 (from SG「フライト☆ガール」) 作詞・作曲:鷲崎健 編曲:三浦誠司 ※試聴リンクなし
 声優ユニットピュアリーモンスターでも活動する石飛恵里花の自身の文化放送のネットラジオのテーマソング。
 彼女が敬愛するラジオパーソナリティの鷲崎健が作詞・作曲を手掛け、彼女の今後の飛躍への期待を歌詞に込めつつ、その素直なパーソナリティに寄り添ったキュートな仕上がりになっています。バッキングピアノとパーカッションが打ち鳴らされるダンサブルなアレンジも、未来への胸の高まりや新たな世界へ飛び立っていく高揚感を丁寧に表現しています。
 試聴できるサイトがないため、気になった方は彼女のラジオを聞くか、一部通販サイトで買って聴いてみてください。
■「FREEDOM(藤次・紫音ver.)」針宮藤次(CV:豊永利行)&三毛門紫音(CV:蒼井翔太) (from SG『Secret Scarlet ~ゆめライブ 藤次&紫音~』) 作詞・作曲:小倉しんこう 編曲:梅原新 ※spotifyあり
 コロプラ制作の女性向けスマートフォンゲームのキャラクターソングからの1曲。
 この曲はゲーム内の他のユニットも歌う共通楽曲として収録されているのですが、声優界屈指の歌唱力と声量を持つ二人がこのファンキーでジャジーな曲を歌うことで、独特の爆発力が生まれています。
 特に豊永利行演じる藤次がリードを取るこのヴァージョンは、舞台経験も豊富な彼のディストーションボイスを含んだパワフルなヴォーカルが存分に堪能できます。
■「足りない音はキミの声」諸星すみれ (from miniAL『smile』) 作詞・作曲・編曲:宮川弾 ※spotifyあり
 諸星すみれのアーティストデビューとなるリリースの1stミニアルバムからの1曲。
 花澤香菜「滞空時間」、Wake Up, May'n「王様のカデンツァ」、Erii(山崎エリイ)「気まぐれイニシエーション」に続く、宮川弾のアルバム『ニューロマンサー』の延長線上にあるシンセウェーブ路線の楽曲。ブレス混じりの個性的なヴィブラートを含んだ彼女のアンニュイなヴォーカルとビビッドな響きのシンセは、パソコン音楽クラブとも共通する諦観のような時代のムードを感じます。
■「ピュアで小悪魔」尾崎由香 (from AL「MIXED」) 作詞・作曲・編曲:TOKOTOKO ※spotifyあり
 けものフレンズのサーバル役でブレイクした尾崎由香のソロ1stアルバムの1曲。
 声優としてのキャリアは浅くとも子役としては幼少期より活動しており、アルバムではキュートな声色とは裏腹に、自身を客観的に見るクールな視点も時折顔を出します。  一方プライベートではロックフェスに通うなどしているJ-ROCKを愛する彼女の音楽愛も込められいて、自身が持つ資質と表現したいもののバランスがアルバム内で最も協調がとれているのがこの曲。
■「ワルツ」斉藤壮馬 (from miniAL『my blue vacation』) 作詞・作曲:斉藤壮馬 編曲:rionos ※spotifyあり
 昨年リリースした1stアルバム『quantum stranger』が3万枚以上を売り上げ、トップ声優アーティストの一人となった斉藤壮馬の1stミニアルバム収録曲。
 自身を客観視する力に長けていて、求められるものへの対応力の高さは同世代の声優の中でも抜きん出ている彼。rionosと作り上げたトイトロニカな三拍子のこの曲も本人が打ち出している繊細な文学青年のイメージを補強していて、アルバムそのものが斉藤壮馬のキャラクターを表現する作品として機能しています。
■「Love Letter(壁ドン!Version)」矢那木朔音(CV:村瀬歩) (from 『壁ドン!SONG♪ ~そのカレ、矢那木朔音~『Dance With Me』) 作詞:古屋真 作曲・編曲:西岡和哉 ※試聴リンク(公式サイト)
 ドラマと楽曲を中心とした女性向けCDシリーズ「壁ドン!SONG♪」の収録曲。
 ショタは女性向けではマイノリティ側に入ること多いのですが、このシリーズでは年下男子の矢那木朔音が人気ナンバー1。村瀬歩の演技がそれほどまでにハマっているということだと思うのですが、この曲ではアブストラクトなR&Bトラックの上で、セクシーでありながら清潔感のあるヴォーカルを聴かせます。小学生時代までロサンゼルスで育った彼の細やかな息遣いは、UsherやBoyz Ⅱ MenなどUSメインストリームのR&Bからの影響を微かに感じさせます。
 このシリーズの特徴であるバイノーラル録音の壁ドン!Versionは、歌声が右に左に回り込み、まさに耳元で囁く生々しさが味わえます。
■「Love Trick」山村響 (from miniAL『Take Over You』) 作詞・作曲・編曲:Heart's Cry ※spotifyあり
 声優活動とは少し離れた形で、インディーでアーティスト活動を続ける山村響の2ndミニアルバムの1曲。
 歪んだベースやダンスホールレゲエの裏打ちビートを取り入れるなど、UKベースミュージックの影響を感じさせる曲で、重心の低いグルーヴに彼女の優しくもビターな響きの歌声が映えています。
■「切ないけどグラデーション」野上翔 (from SG『切ないけどグラデーション』) 作詞:安藤紗々 作曲・編曲:鎌田瑞輝 ※試聴リンク(レコチョク)
 フロンティアワークスの若手男性声優バラエティ企画「8P」の8ヶ月連続ソロ楽曲リリースの1曲。
 シティポップブームを一気に飛び越えて、大江千里~崎谷健次郎などの90年代初頭の日本の男性SSWリバイバルへ至ったソフィスティポップ。これが野上翔の優しく端正な歌声とマッチしていて、仮想のノスタルジーだからこそ心地よく響くキャッチーな切なさが味わえます。
■「PEARL」伊藤美来 (from AL『PopSkip』) 作詞・作曲:高田みち子 編曲:水口浩次 ※spotifyあり
 1stアルバム『水彩~aquaveil~』の完成度の高さで一気に話題をさらった伊藤美来の2ndの冒頭曲。
 前作のネオアコ路線からさらに歩みを進め、AOR~シティポップ路線へと進んだアルバムを象徴する楽曲で、提供元のSSW高田みち子の都会的なきらびやかさを色濃く反映しながら、失恋のほろ苦さが混ざりあったアダルトなムードが漂います。  ただ前作から2年弱しか経っていない中でのアダルト路線へのシフトに本人のヴォーカルが追いついていない面もあり、そのミスマッチさが逆に彼女の幼さを強調しています。
■「Club the Cage」QUELL (from EP『CLUB』) 作詞・作曲・編曲:はまたけし ※試聴リンク(youtube)
 ムービックが企画するドラマCD中心のコンテンツ「ツキノ芸能プロダクション」のSQシリーズのユニットQUELL。
 QUELLは以前よりはまたけしによってUKベースミュージックを意識した楽曲制作が行われており、今回は10年代初頭のSkreamやBengaらの影響下の冷たく陰鬱なダブステップを展開しています。しかしサビではハウスビートに変化しストリングスも入ってカタルシスも得られるという二重構造の工夫も凝らされています。
■「ゆうがた」三森すずこ (from SG『チャンス! / ゆうがた』) 作詞・作曲:津野米咲 編曲:白戸佑輔 ※試聴リンク(youtube)
 アーティストデビュー6年目を迎えた三森すずこの、赤い公園の津野米咲を迎えたシングルの1曲。
 このシングルの前のミニアルバム『holiday mode』から本人の日常のパーソナリティに寄り添った楽曲が目立つようになり、ライブの盛り上がりだけではない、彼女の人間性によりフィットした音楽へとアップデートされました。この曲では夕暮れの切ない風景が、つぶやくような優しいヴォーカルによって温かな肌触りへと変化してきます。
 人間的奥行きが音楽にも反映されるようになったとともに、声優アーティストが一人のアーティストして本格化するのは時間がかかる、ということを改めて実感しました。
■「パン」花澤香菜 (from AL『ココベース』 作詞・作曲:浜野謙太 編曲:佐橋佳幸 ※試聴リンク(レコチョク)
 今や国外でも大きな人気を誇る花澤香菜の5thアルバムの1曲。
 在日ファンクの浜野謙太が作詞・作曲、演奏は在日ファンクが務め、illicit tsuboiが録音・ミックスを担当しており、カクバリズムでの在日ファンクのサウンドに出来るだけ近づけられている楽曲です。
 そのユーモラスでファットな響きはアルバムの中では特異に聴こえますが、単曲で向き合うと、ラジオ「ひとりでできるかな?」でのマイペースで楽天家なのに妙な部分に執着したりする彼女のイメージと合致していて、今までの楽曲の中でも最も自然体な姿が見えてきます。
■「Can you keep a secret?」内田雄馬 (from AL『HORIZON』) 作詞:Shogo 作曲:Shogo, 早川博隆 編曲:早川博隆 ※試聴リンク(youtube)
 人気声優の内田真礼を姉に持つ内田雄馬のソロ1stアルバムからの1曲。
 ロマンチックな世界観を作り込んだアーバンなR&Bトラックの上で、ファルセットを駆使した繊細なヴォーカルを聴かせます。素直で伸びやかさなヴォーカルの中にある健康的なセクシーさが心地よく染み込みます。
■「そうぎゃらんBAM」波羅夷空却(葉山翔太) (from EP『Bad Ass Temple Funky Sounds』) 作詞・作曲・編曲:Diggy-MO' ※spotifyあり
 人気コンテンツのヒプノシスマイクの新シリーズとして登場したナゴヤディビジョンに収録された1曲。
 元SOUL'd OUTのDiggy-MO'が作詞・作曲・編曲に加えてミックス、バッキングコーラスも担当しており、彼の独自の色が強く出ています。  プログレフュージョンの上でラップしているような掴みどころのなさがあり、キメが連続するパートでの空中に放り出されるような浮遊感は他にないサイケデリックな感覚を与えてくれます。
 ーベスト30曲外の声優音楽の概念を拡張する4曲ー
 ここから先は「声優楽曲として捉えていいのかな?」と迷う、周縁領域やボーダーライン上に存在する4曲です。自分が何に声優らしさを感じ、声優の何を良いと思って聴いているのか考えてしまうことが最近は増えています。
■「デジタブル」RABBITS BLESS (from EP『瞬間 -はじまったばかりのぼくら-』) 作詞:紅野モモ・RION 作曲・編曲:KENT ※試聴なし
 ネットラップ界隈でライブ活動をしていた声優ラップユニットRABBITS BLESSの1st自主音源の1曲。
 テッキーなトラックの上を二人がまくし立てていくスタイルは女子版group_inouのようなナード感があって大きな期待をしていましたが、2019年で解散となりました。(なので現在音源の入手は難しいと思われます)
 ここであえて書いたのは、声優が音楽活動することが一般的になった現在、チャンスに恵まれない人たちが、インディーの音楽活動で存在をアピールをしていくケースは今後増えると予想されるからで、彼女たちはその動きを先取りした存在でした。
■「HOT SUMMER」掌幻と昴 (from SG『HOT SUMMER』 作詞:掌幻と昴 作曲・編曲:DJ Koki ※試聴リンク(youtube)
 ヒプノシスマイクを主導する声優木村昴とラッパー掌幻によるユニット掌幻と昴のライブ会場限定リリースのシングル。
 現在は声優の音楽活動はスケジュールの都合やファン層の違いもあって、他の専業ミュージシャンとは分離した形で成立していますが、彼らのような融合した形での活動も今後増えていくのではないかと思います。上記したAMADEUSなどもそのタイプの一つだと思います。
 バンドリのRAISE A SUILENや同じブシロードのコンテンツのD4DJなども専業ミュージシャンやDJなどが入り混じったメンバーで活動しており、そもそもこのコンテンツ・この人の何が好きで追いかけてたんだっけ?と自分に問いかけることも多くなってきました。
■「心动的感觉」醋醋 (from SG『心动的感觉』) 作詞: 醋醋 作曲:戴琳剑 編曲:江潮 ※spotifyあり
 中国の声優アイドルユニットV17声优少女の中心人物である醋醋のソロシングル。
 ダンスを踊ったり楽器を弾いたりバラエティ企画をやったりと日本の声優を意識した活動を行ってきましたが、日本的なスタイルでの日本以外からの声優の登場も今後予想されることを感じさせる存在です。この曲は花澤香菜の楽曲を意識した部分がいくつか見受けられ、花澤香菜の中国での影響力の大きさも感じます。
 日本のアイドルフェスJAM EXPO 2019にV17声优少女として登場予定でしたが残念ながらキャンセルになってしまいました。
■「melty girl」KMNZ (from AL『KMNVERSE』) 作詞:nyankobrq with LIZ 作曲・編曲:nyankobrq ※spotifyあり
 2人組バーチャルYouTuberユニットKMNZ(ケモノズ)の1stアルバムの1曲。
「VTuberを声優コンテンツとして扱うのは違うでは?」とはよく指摘されますが、肩書でなくその演技やラジオからの声や音楽での歌声に惹かれてきたと思っている身からすると、むしろキャラクターソングとの差異を見出しづらいという感想を抱いています。 ただその受容の形は従来の声優のキャラソンとは同じ形ではいられないとは思います。
 キャッチーな歌声でスムースなフロウを聴かせるスタイルはchelmicoにも匹敵する洗練ぶりがあり、 キャラクターソングとして捉えても二人の押しの強さの濃淡がゆるやかに立ち上がってきます。
 以上30曲+4曲となります。tumblrは書きづらいので10年代ベストを書くならnoteかmediumで書こうかと考えています。
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djseiyuparadais · 2 years ago
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Nemuri Hime - Minami Kuribayashi
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djseiyuparadais · 2 years ago
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2018声優楽曲ベストリリース20作
 昨年100曲書こうとして全てレビューを書くとあまりにも大変と分かり(結局74曲で挫折)、しかも分量が多すぎると本来読んで欲しい人に届きづらいことが分かったため、今年はアルバム・シングル含めて音源20枚としました。順番には緩やかな序列の意味を込めています。  今回曲単位でなく音源単位での選出にしたのは、楽曲の平均レベルが上がる一方で差別化が難しくなった時代で、アルバムを通したストーリーの構築で個性を発揮しようとするイヤホンズ、早見沙織、山崎エリイのような人たちの試みを評価したいという気持ちからです。  個人的な思い入れはさておき、声優らしい声の表現、新しい音楽への取り組みが目立つものを選びましたので、声優の曲は興味あるけどいっぱいあってよく分からない!という人は参考にしてみて下さい。
2017年のベストその1、その2
■『NOISY LOVE POWER☆』大橋彩香
試聴リンク(youtube)  大橋彩香の2ndアルバムとほぼ同時期にリリースされた7thシングル。  なぜ声優の曲を聴くのか?と考えた時に、他にはない魅力なのが圧倒的な声の力であり、そこを価値の最上段に置いた時、他の演奏やトラックを全て飲み込んでしまう主張の強い彼女の声は、まさに唯一無二の価値を持つものとして輝きます。   キュートでパワフルな声によって時代的には主流ではないChase的なファンキーでハードなブラスロックをフレッシュに響かせるtr.1、本人のパーソナルな日常性をキャラクターソング的な形式にクロスオーバーさせた電波ソカなtr.2、 Alicia Keysを下敷きにしたようなウェットなR&Bのtr.3などアルバム並の振れ幅を3曲で展開しています。  とにかくどの曲も歌いまくり主張しまくりの圧倒的な陽のパワーに溢れていて、声優アーティストが増えてそれぞれが差別化を図る中、堂々と王道アイドル声優の道を歩める彼女の強さが詰まった会心のシングルです。
■『O.M.C.』AMADEUS 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(youtube)  ソロで活動するトラックメイカー/ラッパーのLotus Juiceと、Jack Westwoodこと声優・武内駿輔によるユニットAMADEUSの配信限定リリースのデビューシングル。  武内駿輔からの熱烈ラブコールで結成に至ったユニットであり、 自らの意思でメジャーではなくインディーでの活動スタイルを選んだことからも、彼の音楽にかける強い意気込みが伝わってきます。  Lotus Juiceによるスモーキーなラップ、トラップのフィルターを通したグリッチホップなトラックとともに、 母親が声楽家でその教育を受けていたという武内駿輔の出自を活かした喉を開いたファルセットが美しく響きます。  武内駿輔は声優アーティストしては珍しくデビュー作から既にヴォーカリストとして自我が確立されていて、自らの得意不得意を的確に把握し表現へと還元する姿勢に衝撃を受けました。
■『FREEDOM』入野自由
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 2017年からの海外留学から帰国し、音楽活動にも復帰した入野自由の4thシングル。  ライブを見て惚れ込んだという向井太一に楽曲提供を依頼したtr.1は、フューチャーハウスとファンクが融合した揺らめくようなトラックに乗せて、咆哮するような熱く優しいヴォーカルが迸っていて、自らの表現への情熱が詰め込まれた一曲になっています。  tr.2は彼のお気に入りであるBruno MarsのTreasureを意識したファンキーなブギー、こちらも向井太一によるtr.3には力の抜けたチルなトロピカルハウスと、探究心はもちろんエンターテイメント性にもさらに磨きがかかっています。  ファンからの厚い支持を得ながら音楽的充実度を深めていく、声優アーティストとして完成された理想的な存在の一人であることは間違いありません。
■『Some Dreams』イヤホンズ 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)  アニメ「それが声優!」発の三人組ユニットだったはずが、その枠を飛び出し自立した声優ユニットへと進化したイヤホンズ。 今作はその自立した声優ユニット体制になっての初のアルバムの2nd。  バックバンド兼作曲家集団・月蝕會議が全面バックアップし、さらにももいろクローバーZも所属するレーベルEVIL LINE RECORESの人脈をフルに活用し、 J・A・シーザー、□□□の三浦康嗣、ROLLY、小坂明子とバラエティ豊かな楽曲提供陣を迎えて、 声優らしさと音楽的充実、そしてユニットとしての色物感をしっかり打ち出した完成度の高い作品となりました。  特にtr.5「あたしのなかのものがたり」は、□□□の楽曲のアイデアの中にイヤホンズが溶け込んでいくような、従来の声優の音楽表現の在り方を更新する、奇跡的なバランスで成りたった楽曲です。
■『夜明けのシンデレラ』山崎エリイ 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)  内田彩、伊藤美来の諸作品でも展開されてきた日本コロムビアのアルバム主義がここでも貫かれ、幻想的な少女の妄想世界をコンセプチュアルに展開したアルバムとなった山崎エリイの2nd。   彼女の80年代アイドル趣味を反映したテクノ歌謡~ラグジュアリー歌謡スタイルの楽曲とともに、 マスロック、ドラムンベースと現代的な要素も取り入れるなど意欲的な楽曲が並んでいます。特にラストを飾る約9分のエレクトロニカ~ブレイクコアな大作tr.10「ラズベリー・パーク」はそれまで積み上げてきたロマンチックな楽曲たちの意味を反転させ、すべて夢の世界の中へ包み込んでしまう、というアルバムならではの仕掛けが施されていて、聴き終わった後放心状態になってしまいました。
■『Tale of us』道井悠×BVDDHASTEP
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 Tokyo 7th シスターズ、ライブレボルトなどで活動する道井悠の自主制作CD。 ヒプノシスマイクにも楽曲提供する三人組プロデューサーユニットBVUDDHASTEPとコラボレーションし、展開するのは繊細で内省的なFuture Trap的R&B。  自主制作だからこその挑戦的な内容で、声を売りにする声優として禁じ手でもあるヴォイスチェンジャーも多用し「自分の声での主張よりもまずは音楽を通じてファンを楽しませたい!」 という彼女のサービス精神の一端がこの作品にも表れています。 自身のユニットでもあるもりみち病院でもそうなのですが、楽しませること楽しむことが好きな人なんだな、というのが伝わってくる作品です。
■『1234』大橋歩夕   試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)  今回のEPでも三人組バンドSpooky Electricをサウンドプロデュースに迎えて、ドープな音に浸る大橋歩夕。  tr.1で軽やかなモータウンビートでモッズ的なカッコいい楽しさで冒頭を飾りこのまま行くと思いきや、tr.2でJames Chance&the Contortionsのようなサックスが吹き荒れるダークなポストパンクで空気を切り裂いていき、tr.3はノンビートでのストリングスで荘厳な美しさを湛え、tr.4はファンカラティーナのビートで踊り狂う。相変わらず付いていくのが大変なほどの起伏の激しさですが、でもそんな自由で伸び伸びとした在り方が彼女の音楽の面白さであるのは間違いありません。
■『Wake Up, Best! 3』V.A. 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)
 アニメ「Wake Up, Girls」と同時進行の声優ユニットであり、作曲家集団MONACAの表現場・実験場的な側面も備えていたWake Up, Girlsも2019年3月をもって活動終了となります。  このベストアルバムではWake Up, Girls、I-1club、Run, Girls Run!等劇中の代表的ユニットの曲はMONACAの作曲家陣によって過激にアレンジされ、一般的に遊び心を持ってアレンジされることが多いソロ曲の方が、MONACA以外の作曲家のためか手堅い曲になるという逆転現象も起きています。  MONACAのトリッキーな楽曲との相克というのが彼女たちの音楽アイデンティティとなっていた面があり、結局Wake Up, GirlsのファンのほとんどはMONACAファンでもあったのかなとアルバムを聴いていると感じます。  また、同時収録されている劇伴曲を聴くと、MONACA作曲家の音楽的興味がどこに向いているかも少し見えてきて、ヴォーカル曲も新たな視点で楽しめます。
■『everytime i see your face』apple-polisher
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 バンドをテーマにした女性向け恋愛ゲーム「DYNAMIC CHORD」の劇中バンドapple-polisherの既発曲と新曲をまとめたEP。 NaL(天城成海)役の蒼井翔太が全てヴォーカルを務めています。  この企画では激しいインダストリアルロックは勿論のこと、 緊張感のある静謐なR&Bも彼のそのハイトーンヴォイスで自在に歌いこなしています。前者的な要素はソロアーティスト活動の延長線上にありますが、後者的な極端に少ない音数でのヴォーカル勝負の曲は現在のソロでは少なく、Bon IverやFrank Oceanにも通じる美しいファルセットを響かせています。それはかつてのSHOWTA.名義での楽曲と通ずる要素でありつつ、キャラクターソングではありますがシンガーとしてさらに進化した姿を見せてくれています。
■『カワリモノ』下和田ヒロキ 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)
 今作がラストアルバムと発表された下和田ヒロキの2枚組アルバム。 作詞・作曲は自身で、じん(自然の敵P)とも親交の深い若手作曲家の白神真志朗をプロデューサーに迎える体制は前作と変わらずですが、 ブルージーでシニカルな視点はそのままに、サウンドは現代的に大幅アップデートされました。  二枚目『カワリモノ “… is beautiful"』の冒頭を飾るtr.2-1「Re:answer」の情念深く迫ってくるねっとりとしたグルーヴは彼の真骨頂とも言える一曲です。
■『(CORE)』駒形友梨
試聴リンク(mora)    声優としては業界を代表するオーディションの81オーディション優秀賞受賞、歌手としては全日本アニソングランプリのファイナリスト、 という華々しい経歴を誇る駒形友梨が遂にソロ音楽活動をスタート。  プロデューサーにアニメの劇伴なども数多く手がける高橋諒を迎えて作り上げた1stミニアルバムは、 今井美樹~佐藤聖子的な黒すぎない絶妙にファンキーなAOR要素を備えたガールポップ。  彼女の刺さるような高音の強い声を活かすような枯れ感のない鮮やかな彩りの華やかさ、そして高橋諒の持つアーバン感覚も今作の一つの特徴になっています。
■『Readyyy! Project』V.A. 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)
 セガの女性向けアプリゲームプロジェクト『Readyyy!』のゲームリリース前に発売された1stEP。EPは現在まで三枚出ていますが、ゲームはまだリリースされていません。   実質若手男性アイドル声優の2.5次元ユニットとなっている現状で、ジャニーズとK-POPアイドルの両方を意識した楽曲が並んでいますが、2.5次元コンテンツ関連の中では本作品は特に音楽に意識が向けられています。  特にtr.3のJUST 4Uの『大胆不敵に恋したい』は、ONIGAWARAのジャニーズオマージュを土台にして、本職であるCHOKKAKUがきらびやかなフュージョンフレイヴァーを施した、強烈にキャッチーなキラーチューンとなっています。
■『永遠のひとつ』田村ゆかり
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 キャリア20年を越え、新レーベルへと移籍し、さらに進化を続ける田村ゆかり。  タイアップのtr.1の表題曲では、今までの彼女にはあまりなかったハウシーかつドラマチックなロックによって広がりを持った世界を表現する曲で、 こんな壮大な表現もできる人だったのかと認識を新たにしました。さらにtr.2では幻想的なヴォーカルを、tr.3ではファンキーなディスコロックに乗せて乙女のような愛らしさが表現されています。tr.4は従来の彼女らしいクールなヴォーカル…と思わせておいて、 Sensous期のCorneliusのような実験的なカットアップハウスへと展開していく、 ここまでキャリアを積み上げた人だからこそできる、懐の深さと凄みを様々な形で存分に味わえる一枚です。
■『MAMORU MIYANO presents M&M THE BEST』宮野真守 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)
 アーティストデビュー10年を迎えて初のベスト盤をリリースした宮野真守。  アルバム通して彼の魅力の健康的セクシーさとエンターテイメント性が様々な形で表現されていて、ダンスパフォーマンスを得意とする彼らしくビートの強い曲が並びますが、初期の曲でも今と遜色ないヴォーカルを披露していて、ヴォーカリストとしては初期から完成されていたことが分かります。  今作のための新曲「EXCITING !」はレゲトンからトラップへと変化していくゲットーかつセクシーな曲で、ベストアルバムではありますがこの中で一番と言っていいくらいとにかくカッコいい一曲です。
■『真夏Beat』畠中祐
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 大学では演劇を専攻し、ダンスも含んだ演劇を踏まえた身体表現を得意とする畠中祐。この2ndシングルでは三浦大知やLDHの諸グループへの意識も見えるUSクラブトラックに挑戦しています。  トラップテイストを取り入れたEDMな力強いtr.1、トロピカルハウスなチルトラックの上で熱唱するtr.2、ブレイクスと歪んだシンセが絡みあうファンキーなtr.3、と品を変えながら、彼のフレッシュで色気のあるヴォーカルの持ち味を発揮しています。  男くさいカッコよさがあるのに、どこかお茶目でかわいらしさもある彼の柔和で溌剌とした人となりも曲を通して見えてきます。
■『AYA UCHIDA Complete Box ~50 Songs~』内田彩 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)
 デビューからの約三年間 (活動休止期間を含む) でフルアルバム三枚、ミニアルバム二枚という怒涛の勢いで音源をリリースするとともに、 挑戦的な楽曲制作のアグレッシブさで支持を広げた内田彩。  彼女のキャリアを総ざらいしたベストを聴くと、その癖のある独特なハイトーンヴォイスを活かしていち早くフューチャーベースを取り入れる先進性とともに、 王道ロックを望むファンに向けてもロック路線を続ける柔軟性やバランス感覚という、豪快に見えての繊細な気配りが彼女が多くの人を惹きつけている理由のように感じられます。  後進たちがフューチャーベースを取り入れ始めたタイミングで、新基軸のガラージュハウス的なナンバー「So Happy」を打ち出せるのも、その柔軟性や対応力があってこそだと思います。
■『森のスピカ』藍田理緒
試聴リンク(youtube)
 クラウドファンディングを経て完成した声優・ナレーターの藍田理緒の1stアルバム。  スウェディッシュ・ポップ全開な内容で、少女趣味的な感性を持ちつつ、彼女の音楽への喜び・楽しさというポジティブなムードに満ちたアルバムです。  ヴォーカルがちょっと頼りなさげなのは声の主張が強すぎることが多い声優としては珍しいタイプなのですが、 声優としてのキャリアはまだ浅いためいかにもな声優の押し付けがましさや濃厚さは薄く、キュートなヴォーカルが抵抗なくすんなりと耳に飛び込んでくるという長所にもなっています。
■『JUNCTION』早見沙織 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)
 声優界きっての豊富な音楽的素養と多彩なリスナーとしての知識を備える早見沙織の2ndアルバム。  コンセプチュアルなアルバムの合間に強引に既発シングルをねじ込んだため、正直アルバムの構成としては破綻していると感じるんですが、それぞれの曲のクオリティの高さは今年リリースされた声優アルバムの中でも屈指です。   アルバムのどの曲も声の若さに比べて老成した雰囲気がありましたが、その中でも川崎里実がアレンジを手がけるAlabama Shakesを彷彿とさせるブルージーなtr.1は、彼女の年相応と思える若々しい溌剌さがあって一番好印象でした。
■『叶歌』Saki X Jun 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)
 FIELD OF VIEWの初期メンバーでもあったジャズ・フュージョンをバックグラウンドに持つ安倍潤を迎えて、初音ミクのヴォイスサンプル元である藤田咲が初音ミク含むヴォーロイド曲をオリジナル曲も加えてリアレンジカバーするという作品。 初音ミクの影に隠れてしまったり比較されてしまいがちな、彼女のヴォーカルが本来持っているキュートな歌声が、ファンキーでニューウェービーなAORサウンドに乗せて優しく響きます。  Scritti Polittiへの意識を感じさせるパーカッシブなデジタルファンク曲が続き、Scritti Politti的なシンセポップの道の上に初音ミクは存在しているという意識にも捉えられます。しかし初音ミク関係なく、藤田咲のソロ音楽作品として純粋にクオリティが高く、充実した内容のアルバムです。
■『Fling Posse VS 麻天狼』Fling Posse・麻天狼 試聴リンク(Spotify) 試聴リンク(mora)
  楽曲とドラマを中心とした CDでの 展開にも関わらず2018年大ブレイクしたとしたヒプノシスマイク。  キャラクターを演じる声優の彼らも平時からのヒップホップリスナーではないのもあり、曲中ではキャラクター演技が優先され韻の踏み方までは意識されていないように感じるんですが、そんな状況で映えるのは、非ヒップホップトラックメイカーのAvec Avecによる「Shibuya Marble Texture -PCCS-」だったのも当然と言えるかもしれません。この曲では、キャラクターソングで時折聴けるもののヒップホップではまず聴けない、ラップとキャラクター演技の喋りの間を行ったり来たりするスリリングさが楽しめます。  Avec Avecの作るトラックのリズムの縛りの緩さがフロウを逸脱しやすいよう後押した部分もあり、声優の歌うキャラクターソング/ラップのケレン味溢れる面白さを実感する曲でした。  以上20枚、他にも声優楽曲のリリース形態の多様さとして、スロウスタートやあそびあそばせのBD特典等も挙げたかったですが、入手へのハードルが高すぎる(曲単価約7000円…)と思い、入れませんでした。  中国のアイドル声優ユニットV17声优少女も検討しましたが、bilibiliで曲は発表されていても、音源は発売されていないので見送ることにしました。これからは海外の声優ユニットも注目していこうと思います。  あなたの音楽生活に声優楽曲が取れ入れられ、よりよい生活となっていくことを祈っております。
6 notes · View notes
djseiyuparadais · 2 years ago
Text
2017年の声優楽曲ベスト100曲(その2)
結局曲数が多すぎて力尽きてしまったので、以下書き残しておきます…
~Future Bass、Future Beatsサウンドの定着~
■さよならアンドロメダ / 渋谷凛(CV:福原綾香)、森久保乃々(CV:高橋花林)、大和亜季(CV:村中知) (from EP『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS MASTER SEASONS AUTUMN!』) 作詞:BNSI(MCTC) 作曲・編曲:BNSI(Taku Inoue)
試聴リンク(youtube)
■この足でずっとどこまでだって歩いていける / 優木かおり(山下七海) (from CD  『マップラス+カノジョ「この足でずっとどこまでだって歩いていける」』 ) 作詞:MCTC(BNSI) 作曲・編曲:Taku Inoue(BNSI)
試聴リンク(youtube)  アイマス関連の楽曲提供で名を馳せる作曲家/トラックメイカー/DJである井上拓。彼の持ち味であるハードなトラックと繊細で切ないメロディーラインが合わさったドラマチックな2曲。メロディーの切なさがあってこそ眩しく光る彼のトラックの相互関係が見えたように思いました。
■日溜まり ~窓辺の小鳥~ / 鈴来アイカ (M・A・O) (from EP『TVアニメ「ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション」キャラクターソングCD Vol.2』) 作詞:山下慎一狼 作曲・編曲:前口渉
試聴リンク(youtube) ■We're ARKS! (Quna ver.) / クーナ (喜多村英梨) (from CD『QUNA』 作詞:mavie 作曲:絹川唯史 編曲:sasakure.UK
試聴リンク(youtube)
~声優によるラップに対する様々なアプローチ~
■Metroporitan medicine ~宇宙の法則でTOKYO~ / 逢瀬つばめ(CVたけだまりこ) (from SG『拡張少女系トライナリー・Metroporitan medicine ~宇宙の法則でTOKYO~』) 作詞・作曲・編曲:川崎里実 試聴リンク(youtube) ダンスホールレゲエをスカスカにしたようなファンクなリズムの上で、きっちりとリズムをキープしながらトーティスティング~ポエトリーリーディング~メロディーまで自由自在に変化していきます。 極限まで音数を絞った隙間だらけのトラックの中を、たけだまりこのしなやかなヴォーカルがスイスイと軽やかに泳ぎ回ります。 彼女の持つ豊かな才能を見せつる、2017年最も衝撃を受けた声優楽曲でした。
■Sweet Sweet Soul / アリエス (稲川英里, 小笠原早紀, 麻倉もも) (from EP『THE IDOLM@STER LIVE THE@TER FORWARD 03 Starlight Melody』) 作詞:ZAQ 作曲:BERABOW, SigN 編曲:Shinnosuke 試聴リンク(youtube)  作詞をヒップホップ文化に造形の深いZAQ、作曲を国内各ラッパーに楽曲提供するBERABOW、編曲を元SOULD'OUTのShinnosukeという鉄壁の布陣でもって作り上げた強力なヒップホップチューン。 リフレインするピアノフレーズもMary J bligeの「Real Love」を引用するなど(Sugar Soul feat.Kenjiの「Garden」と共通しています)、 楽曲構造そのものがヒップホップの歴史へのリスペクトとオマージュに富んだ楽曲なっています。
■君色スマイル / 葦原巧 (前野智昭), 仁科葵 (花江夏樹), 宮坂真也 (鳥海浩輔) (from SG『君色スマイル』) 作詞:大畑拓哉 作曲:大畑拓哉 編曲:eba 試聴リンク(youtube)
■History / 8/pLanet!! (from SG『History』) 作詞・作曲・編曲:KOUGA 試聴リンク(youtube)
■OWL / 福山潤 (from AL『OWL』) 作詞:岩里祐穂 作編曲:JUVENILE 試聴リンク(レコチョク)
■too late / ネネ(水瀬いのり) (from AL『テレビアニメ「18if」主題歌集』) 作詞・作曲・編曲:CHI-MEY 試聴リンク(youtube)
■Queen of Quality Season / ダージリン (喜多村英梨) meets オレンジペコ (石原舞) (from AL『わたしたちも音楽道、はじめました!』) 作詞:松井洋平 作曲:藤本記子 編曲:福富雅之 試聴リンク(レコチョク) 
~アニメ以外にも範囲を広げるキャラクターソング~
■SUN♡FLOWER / 本田未央 (原紗友里), 片桐早苗 (和氣あず未), 佐藤心 (花守ゆみり), 城ヶ崎美嘉 (佳村はるか), 諸星きらり (松嵜麗) (from SG『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! SUN?FLOWER』) 作詞:坂井竜二 作曲・編曲:山崎真吾 試聴リンク(youtube) ハイテンションかつスタイリッシュなアレンジを得意とする山崎真吾。 トロピカルなソカが高速化してバチーダギターとスティールパンがヴォーカルとともに怒涛のように押し寄せる、Egberto Gismontiが電波ソング化したようなアクロバティックな楽曲になっています。
■End of Night / 和泉柊羽(CV:武内駿輔) (from EP『SQ 「X Lied」vol.1 志季&柊羽』) 作詞・作曲・編曲:はまたけし 試聴リンク(youtube)
■Seafloor / QUELL(和泉柊羽(CV:武内駿輔)、堀宮英知(CV:西山宏太朗)、久我壱星(CV:仲村宗悟)、久我壱流(CV:野上翔)) (from EP『SQ QUELL vol.2 』) 作詞・作曲・編曲:はまたけし 試聴リンク(youtube) 拡大を続けるツキプロシリーズの中で、滝沢章(じょん)ととともに、存在感ある楽曲を次々と手がけるはまたけし。 この曲はギリギリの範囲でロックに収まる、ひんやりとしたテクノな肌触りの耽美な楽曲になっていて、ストイックでソリッドなリズムの上を武内駿輔が静かに囁いていく様は、The XXのようなダークさを持っています。  同じくはまたけしが手がけたツキプロシリーズのユニット、QUELLのEPの一曲。深いリヴァーブの海の中で耽美な世界が広がっていて、ディープダブステップやゴスペルの要素を取り入れたJames Blakeの影響を感じさせます。
■Poisonous Gangster / ZOOL(亥清悠(広瀬裕也), 狗丸トウマ(木村昂), 棗已波(西山宏太朗), 御堂虎於(近藤隆)) (from SG「Poisonous Gangster」) 作詞:結城アイラ 作曲・編曲:MEG.ME 試聴リンク(レコチョク)
■いちにっさんかく / 斑鳩三角(CV:廣瀬大介) (from 『A3! Blooming SUMMER EP』) 作詞・作曲・編曲:サクライケンタ 試聴リンク(youtube)
■ここからのスタート / ツクモ (CV.伊藤彩沙) (from SG『「めがみめぐり」キャラクターソング ここからのスタート/I'm サンシャインガール』) 作詞:都田和志 作曲:Johnny.k, 都田和志 編曲:Johnny.k 試聴リンク(youtube)
■おんくり / SPRiNGS (from SG『Hop Step Jump!』) 作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:山下洋介 試聴リンク(youtube)
■Baby Love / Rigel(市ヶ谷リンタロウ(井上雄貴), 大崎イズモ(古畑恵介), 渋谷ヨウスケ(小松準弥), 辰巳マキ(徳武竜也)) (from EP『Rigel vol.2 -evolution-』) 作詞・作曲:Shogo 試聴リンク(youtube)
■今夜はパジャマパーティ / 日向美ビタースイーツ♪ (from AL『Home Sweet Home』) 作詞・作曲・編曲:ササキトモコ 試聴リンク(レコチョク)
■ほんとにほんと / 織宮結衣(佳村はるか) (from SG『ほんとにほんと / きゃっちあんどりりーす』) 作詞:利根川貴之 作曲・編曲:川島可能 
試聴リンク(youtube)  スマートフォンゲーム『オルタナティブガールズ』のキャラクターソングシングルとしてリリースされたこの楽曲。 佳村はるかの舌足らずな歌唱と全体に強くリヴァーブをかけたサウンドは、牧歌的でありながらかなりのドラッギーな仕上がりで、 MGMTやMac DeMarcoなどサイケデリックなサーフロックに近い明るい狂気を感じさせます。
■For yourself (UN-digital ver) / 階(CV.KENN) (from 恋歌ロイド Type4&Type5 キャラクターソングCD) 試聴リンク(youtube) ■ROCK WITH YOU / 緋ノ耶魔隊(Vo:寺島拓篤) (from AL『DYNAMIC CHORD shuffleCD series 2nd vol.2 緋ノ耶魔隊』) 作詞・作曲・編曲:非公開
試聴リンク(youtube) 氣志團よりも遡って、外道やルースターズのようなクラシカルなヤンキーロックをオマージュしたような、ブルース色の強いハードロック。 V系ロック好きな寺島拓篤のもったいぶった粘着力ある歌いぶりが誘うようなセクシーさを醸し出しています。
■ジャックイン・ドリーマー / with (八島さらら, 渕上舞) (from SG『Respect』) 作詞・作曲・編曲:manpuku 試聴リンク(レコチョク) 「彼が最近コルトレーンを聴くからテナーサックス吹けるようになって脳内セッション」というパンチラインにノックアウトされます。
■Swing Night / Cure2tron(歌:マイリー(CV黒沢ともよ)) (from AL『デュエル・ギグ!vol.1 -Cure2tron EDITION-』) 作詞:うらん 作曲・編曲:千葉"naotyu-"直樹 試聴リンク(レコチョク)
■雨だれの歌 / チト(CV:水瀬いのり)、ユーリ(CV:久保ユリカ) (from SG『動く、動く』) 作詞:坂井竜二 作曲・編曲:Tomggg 試聴リンク(レコチョク)
■HOLDING OUT/ apple-polisher (from SG『BACK 2 SQUARE 1』) 作詞・作曲・編曲:非公開 試聴リンク(youtube)
■バブルラブ / リンゼ・シルエスカ(福緒唯) (from SG『異世界はスマートフォンとともに。キャラクターソングVol.1』) 作詞・作曲・編曲:Junky 試聴リンク(レコチョク) 
■リトルガーデンMUSEUM / Mr.3&ミス・ゴールデンウィーク(CV.檜山修之&中川亜紀子) (from SG『ONE PIECE Island Song Collection リトルガーデン Mr.3&ミス・ゴールデンウィーク』 作詞:藤林聖子 作曲・編曲:石塚玲依 試聴リンク(レコチョク)
■イシュカンコミュニケーション / ちょろゴンず (from SG『イシュカンコミュニケーション』) 作詞:松井洋平 作曲:佐藤純一(fhana) 編曲:rionos 試聴リンク(レコチョク)
■こころメッセージ / 滝本ひふみ(CV:山口愛) (from EP『NEWGAME!! キャラクターソングCDシリーズ VOCALSTAGE2』) 作詞・作曲・編曲:Motokiyo 試聴リンク(レコチョク) 爽やかなストリングスとローズピアノの麗しさとともにミディアムテンポのハウスビートをキープすることで、 少しぶっきらぼうな山口愛の歌い口も単調になりすぎることなく、 そのウィスパーボイスの持ち味が活かされた、優しくハートフルなフォーキーなR&Bバラードになっています。
■夕立抜けて / 夕立(CV:タニベユミ) (from AL『艦娘乃歌 Vol.2』) 作詞:minatoku 作曲/編曲:烏屋茶房 Minnie Ripertonの「Loving You」をオマージュした一曲。 リズムをかなりソリッドに仕上げて楽しさとキュートさを強く打ち出しています。 試聴リンク(レコチョク)
■A page my story / アンジェ (今村彩夏), プリンセス (関根明良), ドロシー (大地葉), ベアトリス (影山灯), ちせ (古木のぞみ) (from SG『A Page of My Story』) 作詞:Konnie Aoki 作曲・編曲:高橋諒 試聴リンク(レコチョク)
■Angelica Wind / Void_Chords feat. 宮田ゆり (CV. 古賀 葵)&目黒めぐみ (CV. 田中あいみ) (from SG『Angelica Wind』) 作詞:こだまさおり 作曲・編曲:高橋諒 試聴リンク(レコチョク)
■Naked Man / 鈴村健一 (from miniAL『Naked Man』) 作詞:鈴村健一 作曲・編曲:高橋諒
■シュビドゥビ☆スイーツタイム  / 宮本佳那子 作詞・作曲・編曲:R・O・N
結局110曲でした…。
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djseiyuparadais · 2 years ago
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djseiyuparadais · 2 years ago
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池田政典/Shadow Dancer(1987)
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djseiyuparadais · 2 years ago
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璃月沙夜 「そらいろの名前」(Missing Blue キャラソン)
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djseiyuparadais · 3 years ago
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星空のコミックガーデンOP
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djseiyuparadais · 3 years ago
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S-nery - Feel For Love~愛をさがして~
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djseiyuparadais · 3 years ago
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