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oonamazu · 4 years
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4/6→桜はいよいよピークを迎え、どの木も春の嬉しさをたたえて咲き誇っている。田舎の我が家の周りで過ごす分には何も変わらない日常がそこにあるけれど、春先にもかかわらず、スーパーに行けば多くの人々がマスクをしている光景を見るたびに、現実に引き戻される感じがする。明日になると、また事態は大きく動きそうで、心の中の春はまた遠ざかりそうだけど、顔を上げれば家の外にはこんなにも可憐な花びらが舞おうとしていることを忘れてはいけないな。
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oonamazu · 4 years
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4/3→地元から出られない状況が続くので、各所への仕事の連絡等を入れつつ、大掃除を始める。春の陽気の中で汗をかきながら、5年10年と倉庫に蓄積された思い出とすら言えない残骸たちの取捨選択を行う。たまに出てくる本物の思い出、それは中学の頃の試合のゼッケンだったり、記録証だったり、昔のお土産のキーホルダーだったり、そういったものを見つけるたびに頬が少し緩み、また少しやる気も回復する。身近なところを整えるところから、向き合う姿勢をつくりたい。
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oonamazu · 4 years
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4/1→新年度の始まりは雨。嘘をつく間も無く午前中はすぎ、辛い歯医者を乗り越えれば、気付けば夕方に。傘に付いた水滴と、どんよりとしているものの絶妙なトーンの雲の美しさに少しだけ癒された日。夕食後は家族とプロジェクターでお笑いを見た。息抜きの達人にならなければ、この困難は乗り越えられないのだろうな。
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oonamazu · 4 years
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3/18→ソメイヨシノはまだだけれど、近所のさくらんぼをつける方の桜の木は、すでに満開を通り越して葉桜になり掛けている。 夕日に照らされて佇むその姿には、春の訪れを感じさせる何かがあって、昨今の暗いニュースさえ、まとめて冬においてきてくれるような、そんな明るさがあった、気がした。
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oonamazu · 4 years
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2/8→大阪に久しぶりに遊びに出た。帰り道は一人で駅ナカのうどんをすする。都会の喧騒をそこまで嫌いではないものとして捉えられたのは、多分1年半ぶりくらい。
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oonamazu · 4 years
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12/24→クリスマスイブの感慨に浸ったのは晩御飯くらいで、それ以外はいつもと変わらない一日。1年も後1週間。人生の大変なところがいっぺんに私のところにやってきて、もういいよと言っても離してくれない1年だった。でも、それだけが人生ではなくて、心を震わせるような出会いもあったし、自分の進みたい道も見つめなおすことができた気はする。日陰から出るには、意外とすぐなのかもしれない。
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oonamazu · 4 years
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12/18→暗闇の中をただ進む。懐中電灯で照らす夜道は心細く、遥か彼方に見える光が何かもわからないまま、それを目指してもがいている。行き着く先はその光のどれかなのか、それとも更に先なのか、または終点なんて無いのか。わからないけれど、今自分にできることは、一歩ずつ前に踏み出すことだけ。どうせ競う人間なんておらず、闘うべきは自分自身なんだ。止まったっていい、また足を振り上げられるなら。
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oonamazu · 5 years
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9/18→窓の外に見える景色は、一つの窓だって同じものはないのだ。
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oonamazu · 5 years
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9/14→実家に戻る。眩しい日差しが木漏れ日に代わって溢れてくる様を、ぼんやりと眺めていることができた日。明日はいとこの結婚式らしい。
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oonamazu · 5 years
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9/2→空が広く見えるほどに晴れた空は久しぶりで、仕事終わりに光の届かないオフィスから出て、この空に迎えられた時は、割と本気で涙腺が緩んでしまった。会社やオフィスと家を往復する生活になるなら、空の移り変わりをのんびりと眺められるのは夕暮れのこの時間だけなんだろうな。
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oonamazu · 5 years
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9/1→いよいよ東京もあと1ヶ月。相変わらずの雑踏も、4月に比べれば少しくらいは愛おしくなったかもしれないけれど、同時に波の音は1万倍くらい恋しくなった。眠らない夜の街の中では、うまく人が写せないな。
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oonamazu · 5 years
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8/20 東京も後1月少し。気付けば終わりが見える頃、街はどんどんとオリンピックへ向けて様変わりしているようだ。
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oonamazu · 5 years
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8/8→この時間に退勤しても空はまだ夕暮れの赤さを留めている。振り返ると明るい月が見えた。
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oonamazu · 5 years
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7/20 喧騒
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oonamazu · 5 years
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7/13→ 梅雨終わりに咲く紫陽花は、雨に濡れる嬉しさを、その葉で存分に受け止めているようだった。 もうすぐの夏が、とても待ち遠しい。
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oonamazu · 5 years
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6/3 近くの公園でオリジン弁当を食べる。日向はもうすっかり真夏日に飲み込まれてしまったが、日陰はまだまだ涼しく、通る風も心地よい。都会らしく距離感の近い鳩にこぼしたご飯粒を分け与えながら、遠くでブランコを楽しむ親子連れをぼーっと眺める、間延びした昼下がり。
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oonamazu · 5 years
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5/31 東京のど真ん中で廃屋を見た。何年も使われないせいでドアの前までに張り出した蔦。剥がれ落ちそうなテプラの表札。自然は生きた痕跡を覆い隠そうとするが、彼らが全てを呑み込むまでには、きっと新しい家が立つのだろう。足音を立てて梅雨が迫っている。
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