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#トッド・ハイド
satelliteee-com · 2 years
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Todd Hido Bright Black World
アメリカ出身の写真家、トッド・ハイドの写真集。 20年以上、彼は穏やかで神秘的な郊外の風景や荒涼とした風景、そして型通りのポートレートを通じて作品を作り上げ、北米を横断して慣れ親しんだ場所と未知の場所、歓迎と不安を同時に感じさせられる場所を撮影してきた。 本書は作家が初めてアメリカ以外の場所を撮影し、北欧の暗い地形や日本の北海まで、土地に魅了され何度も足を運び撮影を続けた。ハイドの新たな心象風景の記録でもある。 折りたたみポスター付 3000部限定 ISBN-10: 159005475X, ISBN-13: 978-1590054758 p.104, 30 x 1.8 x 43 cm 2018
Todd Hido: Bright Black World
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lvdbbooks · 3 years
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2021年9月13日
【新入荷・新本】
Todd Hido Outskirts, Nazraeli Press, 2021
Hardcover. 56 pages. 356 x 432 mm. Color. Limited edition of 3,000 copies.
価格:11,550円(税込)
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アメリカ人フォトグラファー、トッド・ハイド(Todd Hido)の作品集。作者の象徴とも言える作品であり、長らく絶版となっていた自身にとって2作目の作品集『 OUTSKIRTS』のリマスター版である。2019年に発売された『HOUSE HUNTING』の復刻版と同様に、出版社である「NAZRAELI PRESS」と作者が綿密に制作し、可能な限り忠実にオリジナルを再現した。より正確な色の表現、トーンや再度の微妙なニュアンスにより、印刷の品質は元のものよりも高いものとなっている。本作は、オリジナル版を手に入れられなかった図書館やコレクションにとって重要な資料となり、前作に続きアート界において作者の地位を確固たるものとしたと言えよう。
「写真を撮りたいと思ったら、誰かの家のドアを叩いて許可を得たりはしません」とトッド・ハイドは言う。私は助手席に陣取って、彼の撮影ドライブに付き合ったことがある。幹線道路から脇道に入り、いわゆる「風光明媚」と程遠いルートを行く。名もない道をドライブして、アメリカの「どこにでも」そして最も重要なことだが、「どの時代にも」ありそうな風景を選ぶので、そこがどこなのかはどうでもいい。ハイドは何かを探している。彼は「貪欲に」探し求めているという。「それが何かははっきりと言えないとしても」
一方、2001年に出版された「House Hunting」は、「歴史の中のある特定の瞬間のある特定のアメリカ」のポートレイトである。そこに写っているのは、経済的に抑圧された場所、恥ずかしい秘密を隠しきれていない暗くて空っぽの家、あるいは明かりが灯っているのに温かみを微塵も感じさせない家である。それと同時にこの作品は、アメリカ -具体的には第二次世界大戦後ならいつの時代のものでもおかしくないアメリカの郊外- のポートレイトである。そしてそこには、かつてアメリカンドリームを象徴していた白い木の柵から剥がれ零れ落ちた白いペンキの破片が生々しく描かれている。
ハイドの作品には、彼がオハイオ州ケントで過ごした70年代の青春が反響している。ケントは、ベトナム戦争に反対するデモの最中にオハイオ州防衛隊によって学生4名が射殺されたことで有名な町である。ハイドのイメージは、それを撮った写真家との関係性ではなく、ほぼ全ての鑑賞者につながりや共感を呼び起こす能力と共鳴している。これらの写真は控えめで、感情と歴史に満ち満ちているのに何も語ろうとはしない。
「私が夜に家の写真を撮るのは、その中にいる家族について想像を巡らせるからです」とハイドは教えてくれた。「そこで人々がどのようにして生活しているのか考えます。私にとって家の写真を撮ることは瞑想の1つの形です」このため「House Hunting」は、答えよりも問いかけに近い、答えのでない堂々巡りになっている。
これらの写真が存在するということは、写真家がこっそりと覗き見たはずだと思われるかもしれない。しかしハイドは、そのような秘密主義を否定している。暗闇で撮影する時でさえ、こそこそ身を隠すようなことはしないという。警察を呼ばれた時は、写真家と犯罪者の違いをはっきりと説明する。「公共の場で写真を撮ることは許されています」と彼は言う。「非常に多くの人々が、自分の家の周りは当然プライベートな空間だと思っていることは興味深い事実です」ハイドはこの偽りのプライバシーの感覚を強調し、増幅することで大きな仕組みにできた裂け目を露わにする。
「House Hunting」のサイズを43 x 35 cmにすることを出版者に提案されたハイドは戸惑ったという。「それが果たしていいのかどうか分かりませんでした。本が歪んでしまったり、本棚に突っ込まれたりしてほしくないと思いました」しかしこのサイズ感にしたことで、鑑賞者は自然とハイド自身が注意深く選び、編集した26点の写真にしっかりと向き合うことになった(写真集を作るときは必ずハイド自身がイメージの選択と編集を行っている)。
内容を意図的に縮小することで、ハイドは1つ1つの写真の意味と役割の決定的な重要性を示した。写真を本という“もの”として体験することは、感情面の体験を補強する。こうして「House Hunting」の相棒として、全く同じサイズ、形、ページ数の「Outskirts」が2002年に出版されることになった。
– Katya Tylevich(アート/フィクションライター),  Outskirts (2002)
(twelvebooksによる本書紹介文)
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film-web · 5 years
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HOUSE HUNTING by Todd Hido
アメリカ人フォトグラファー、トッド・ハイド(Todd Hido)の作品集。
「郊外を撮影したその大判サイズのカラー写真はミステリアスで、絶望や孤独を感じさせる…なのに不思議と心が慰められる。ハイドは、差し押さえられた建売住宅の内部と、似たような家の写真を夜に撮る。テレビなのか電球なのか定かではないが、明かりが灯った夜の家は人が住んでいることを示唆している。このような写真がメランコリーを感じさせることは珍しい。何てことのない被写体にただ良し悪しをつけるのではなく、内装をソフトなパステルカラーに染め上げ涼しい夕方の空気の中で光り輝く外観を写し出すことで、凡庸な主題を何か美しいイメージとして作り出すことに成功している」
ー 初版『HOUSE HUNTING』(NAZRAELI PRESS, 2000)の作品紹介より抜粋
本書は、作者の代表作であり、希少性の高い初作品集『HOUSE HUNTING』を新たに編集し直した復刻版である。本書は現代の写真集の中でも最も影響力が高い作品の一つであり、かつ頻繁に引用されてきた重要な一冊である。刊行20周年を記念し、作者本人と緊密な協業のもと、原本を可能な限り忠実に再現しつつ新しい印象を与えるべく最新の印刷技術を用いて制作された。新版『HOUSE HUNTING』では、原本のデザインとフォーマットはそのままに、色味やトーン、彩度のニュアンスをさらに正確に再現。
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whitereport · 4 years
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『偏愛的写真集覚書 #12』杉山雄二(写真家)
Raymond Meeks, Halfstory Halflife (2018, Chose Commune) 映画に写真家の影響を感じたり、写真家の作品に映画の影響が見えたりすることは少なからずある。デヴィッド・リンチの映画は、何気ない日常風景に潜む異様さや登場人物の不可思議さが、シュールリアリスティックでダークな印象を強めているが、そこにはフリークスを撮影したダイアン・アーバスの影響があったのではないだろうか。また、写真家トッド・ハイドの「House Hunting (2001)」「Between The Two (2006)」「A Road Devided (2010) 」「Excerpts from Silver Meadows (2013)」といった一連の作品が創り出している世界観は、しばしばデヴィッド・リンチ映画と比較される。 今回取り上げたレイモンド・ミークス『Halfstory Halflife』については、ジム・ジャームッシュの映画を思い浮かべた。ミークスは自身が暮らしているニューヨーク州キャッツキルの、ある川に架かっている橋を訪れ、幾夏もそこで写真を撮り続けた。その橋の下には滝壺があり、遥か昔から地元の若者たちの遊び場になってきた。コントラストの低いモノクロ写真は、定点観測のようでありながら、視点は運動し続ける。シークエンスの始まりは道端に茂る雑草。葉が風にあおられ捲り上がっていて、砂が舞い上がっているためなのか街灯が写っている背景は、少し煙って見える。白い余白を2頁挟み、暗闇の中に身を投げるように飛び込む若者の姿が現れる。その後、草むらの中に捨てられた車、ボロボロのアスファルトシート、波打つように変形したコンクリートの路面、道路脇の植込みの低木と続き、この写真集の中心的なモチーフとなっている若者が崖から川に飛び込む姿が繰り返し続く。若者たちの写真のあいだには、ところどころに植物、蛾、洪水で流されたのか樹木に折れ曲がって巻きついた鉄のパイプなどの抽象性が高く、何かを比喩しているように見える写真が挿入される。また、余白ページが多く配置されることで、時間の流れが延長されるように感じる。もう1つ特徴的なのは、横長の写真を左右2枚に分割し、左右を入れ替えた2つの部分。これも時間の推移が操作されているように感じる。このように、具体性のあるショットとメタフォリカルなショットが交互に現れ、それが定点観測のように撮影者の移動は感じられず1つの長回しのショットの中で、視点だけが移動して部分的にトリミングした断片が連続しているように感じるのが、この写真集の特徴だと感じた。ジャームッシュの『ストレンジャー・ザン・パラダイス』は独特の形式の映画で、ワンシーン・ワンカットで、定点観測のように撮影され、同じような場面が繰り返されるが、ショットの区切りごとに黒画面が現れる。この黒い画面は、前のショットを観客に忘れてもらうためであり、時間の推移を視覚的に示唆するために使われた。『Halfstory Halflife』を見て、ジャームッシュ映画を思い浮かべたのは、この編集上の類似点からなのだろう。
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プロフィール: 1966年東京都生まれ。神奈川県在住。写真作家/写真集愛好者。 これまでの個展に「Firegraphy (2016, The White)」「Individual Projection (2018, 2019, The White)」がある。近年出版されたものを中心に、国内外を問わず写真集の情報を日常的に収集している。2015年から参加しているTokyo Art Book Fairでこれまで6冊の写真zineを販売。現在「Firegraphy」「LOST/FOUND」の2冊の写真集を製作中。この連載では比較的新しい写真集を中心に、個人的に所有していて、好きな、興味深いが理解が難しい、といったものを読み込み、その背景や関連性をリサーチした記録のようなものを書いています。 https://www.yuji-sugiyama.com
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so-books · 7 years
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A Road Divided | Todd Hido
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film-web · 5 years
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BRIGHT BLACK WORLD by Todd Hido
アメリカ人フォトグラファー、トッド・ハイド(Todd Hido)の作品集。作者は20年以上もの間、ミステリアスな郊外のシーンや荒涼とした風景、独自のスタイルが光るポートレイトなどから物語を紡ぎだしてきた。作者は北アメリカを旅し、良く知っているようでいて実は知らない、暖かく迎えてくれるようでありながらどうにも落ち着かない、そんな二面性のある場所を写真で捉えてきた。北欧神話、中でも「大いなる冬」や「永遠の冬」と訳される『フィンブルの冬(Fimbulwinter)』 という世界観の影響がはっきりと表現された本作の多くは、アポカリプス的な決して終わることのない冬を暗示し、またそれをイメージに変換している。暗く広大な北ヨーロッパの風景から北日本海まで、作者は魅入られたように広く旅をし、何度もその地に戻っては撮影を続けてきた。本シリーズで作者は初めてアメリカの外に飛び出し、広い世界を撮ることで新境地を開拓。これはまた、以前の作品とは異なる新しい心象風景の記録でもある。スタンフォード大学でアートと美術史を専門とするアレキサンダー・ネムロフ(Alexander Nemerov)教授の序文を収録。折り込みポスター付き。
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lvdbbooks · 3 years
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2021年5月23日
【新入荷・新本】
Todd Hido Between the Two [SECOND EDITION], Nazraeli Press, 2006
Hardcover. 76 pages. 381 x 305 mm. Color. Limited edition of 2,000 copies.
価格:12,100円(税込)
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アメリカ人フォトグラファー、トッド・ハイド(Todd Hido)の作品集。本書は、かつての良き時代を彷彿とさせるモーテルの一室にいる無名のモデル達のポートレイトと、廃墟となった家々の写真で構成された印象的な一冊。古びて薄汚れたものの内面にある美しさを輝かせる鋭い感性を持ち、その魅力が遺憾無く表出した初作品集「HOUSE HUNTING」やその後に刊行された作品集「OUTSKIRTS」は現在絶版となり入手困難な希少本として扱われている。贅沢なサイズの横一判型に、35枚の写真が美しく印刷され仕上がっている。セカンドエディション。
Todd Hido's striking monograph, Between the Two, weaves photographs of abandoned houses together with portraits of anonymous models in motel rooms that have obviously seen better days. Hido's uncanny ability to let seediness shine with an internal beauty was first displayed in book form with his 2001 monograph, House Hunting. That first monograph, as well as his follow-up book Outskirts, are now out-of-print, and highly sought-after in the rare book market. Between the Two comprises 35 photographs beautifully printed on matte art paper, and bound in an oversized format. The second printing is limited to 2,000 case bound copies. Todd Hido's work has been widely exhibited throughout the United States and Europe, and is included in the permanent collections of such museums as the Cleveland Museum of Art; the Los Angeles County Museum of Art; the Museum of Fine Arts, Houston; and the San Francisco Museum of Modern Art.
http://www.toddhido.com/
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so-books · 8 years
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A Road Divided | Todd Hido
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