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#名古屋ウィロー
ronpe0524 · 1 year
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無常の日、な12月(2022年12月の日記)
■2022/12/1 木曜日。おそろしい。もう12月か。毎月1日は釜揚げうどんの日!てことでお昼は丸亀製麺の釜揚げうどん、半額です。仕事終わりで昭島へ。すき家にて、炭火焼きほろほろチキンカレー。MOVIX昭島にて『すずめの戸締まり』観賞。いろいろ考えることが多いですが早めに寝る。
■2022/12/2 金曜日。本日は久々に休暇を取得。朝4時に起きてW杯日本×スペイン戦を見る。いやーこんなの見れるなんて。今回の日本代表はムラがあり、試合がはじまってみないとわからない部分がある。でもこういう感じのチームじゃないとW杯では勝てない気もしてきた。ロスタイムに入り、これはさすがに見せようと思い娘を起こして一緒に日本の勝利を見た。興奮してもう寝れないのでは?と思ったけど、僕はすぐ寝れたようだ。こういう時にいつでも寝れる体質はありがたい。2〜3時間寝て起きる。寝てる間にいろいろな映画の情報や予告編が出てた。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』はしっかり『VOLUME 3』という邦題になったんですね。『ベスト』とか『デラックス版』みたいなタイトルになって日本人がブチ切れてる姿も見てみたかったですが。あと『トランスフォーマー/ビースト覚醒』がかなり期待できそうな予告編を出してきていて楽しみになってきました。遅めの朝食を食べてから立川へ。シネマシティで『ブラックアダム』観賞。よくわからない時間の食事をしようと四つ角飯店へ。そしたらなんと並んでる。15時なんですけど。。ちょっとあきらめて玉屋でうどんを食べる。まだ時間があったので買い物したり、シネマシティでロゴクッキー食べたり。吉祥寺へ移動。UPLINK吉祥寺で『マッドゴッド』と『バルド、偽りの記録と一握りの真実』観賞。帰宅してから漫画『SLAM DUNK』の山王戦のとこだけ一気読み。昔は毎年夏に全巻読み直していた。ラスト二巻で泣いちゃう。
■2022/12/3 土曜日。朝から立川へ。『THE FIRST SLAM DUNK』鑑賞@シネマシティ。aスタ極上音響上映で。缶バッジ買ってしまう。Disney+『ウィロー』を見る。Netflix『聖なる証』を見る。本当はもっと観に行きたい上映がいろいろある。
■2022/12/4 日曜日。いろいろあって出かけられず。フランス映画祭で1本も観れないのはくやしいな。1日ほぼ家の中にいる日に限って下痢気味で何度もトイレに行く。なんか家にいていつでもトイレに行けるという安心感で身体が甘えてるとしか思えない。Netflix『キング・オブ・スタテンアイランド』を見る。配信で『劇場版ダウ90000ドキュメンタリー 耳をかして』を見る。めちゃ面白い。BS1で放送したのを録画しておいた『KARAOKEが私を変えた-フィンランド カラオケ物語-』を見る。Netflix『1899』E6を見る。Disney+『その患者、シリアルキラー』E2を見る。マネッティ・ブラザーズ特集上映(オンライン)で『吸血鬼ゾラ』を見る。W杯のフランス×ポーランドの試合を見ながら僕モテメルマガの原稿を書く。
■2022/12/5 月曜日。いろいろバタバタ。金曜に会社を休んだのでいろいろたまっている。午前中は休む暇なし。お昼は丸亀製麺にて、紅生姜玉子あんかけうどん並と細竹天。いやーうまい。いろいろ楽しませてくれるじゃないか丸亀製麺よ。午後も予想外の忙しさ。予定してたことができない。こっそりPodcastの配信準備もしようとしてたのにできない。仕事終わりで昭島へ。松屋で新しく発売したという肉うどんを食べようと思ったらメニューにない。どうやら順次扱う店舗を増やしていくみたいだ。しかたなく食べた富士山豆腐の胡麻だれ麻婆めしが予想外のうまさでびびる。セブンイレブンでナンバーガールのチケットを発券。アリーナだ!MOVIX昭島にて『ある男』観賞。雨の中歩いて帰りながらラロッカさんのTwitterスペースに少し参加。ジブリ回。アシタカとユパ様について話せたから満足。帰宅してシャワー浴びて、いざW杯日本×クロアチア戦。またもベスト16の壁は高かったですが、面白い日本代表でしたね。
■2022/12/6 火曜日。出勤してからはひたすら集中して仕事をしてるのですがそれでもぜんぜん追いつかない。午後のミーティングで発表する資料を同日に作ってる時点でギリギリすぎる。お昼はCoCo壱でベジタブルスープカレーを一辛で。仕事終わって帰宅して、夕飯など食べてからこのあと収録するPTA特集で話すことを考える。ギリギリすぎる。とゆうわけでキンザザのPodcastによんでいただきイシヤマさんとPTA特集の後半戦収録。PTA第二期と勝手に命名している。収録終わってTwitterをのぞくとまたラロッカさんがスペースやってたので参加しながらスペイン×モロッコ戦を見る。ニ夜連続のPK戦てことで睡眠時間が削られますね。。
■2022/12/7 水曜日。仕事を頑張る。お昼はグラコロを食べようとちょっと離れたマクドナルドに向かう。がしかし!なんとこの長年愛用していた店舗が閉店していた。。どうやら近所に大型のマクドナルド(街道店)ができるのでこちらは営業をやめたようだ。てゆーかだったらそっちが開店するまでは営業しておいてほしいものである。この近辺にマック不在の時期が生じてしまうじゃないですか。完全にグラコロの口だったんですけど。しかたないので丸亀製麺へ。俺たちのニラバタ豚汁うどんを食べる。会社に戻ろうと歩いていたら、平行して歩いていたゴールデンレトリバーに手をペロってなめられた。なんてかわいい奴なんだ。帰宅してからNetflix『1899』E7を見る。そしてclubhouseにて、U-NEXT『ゲーム・オブ・スローンズ』E8E6同時視聴に参加。つまり最終回、全シーズン完走であります。8月からはじまったこのゲースロ同時視聴、初見は僕だけだったのですが、いっしょに見てくれた皆さんに感謝です。とても良い経験だったのでこの気持ちを時間があればまとめたい気持ちでいっぱい。さらにclubhouseでアーノルタがはじまったのでそちらにも参加。僕が参加したアーノルタ史上最もくだらない回だったかと思います。結局、寝るのが27時ぐらい。これで3日連続この時間だよ。
■2022/12/8 木曜日。古川日出男×向井秀徳のLIVE、チケット当選。来年、楽しみです。Netflix『1899』E8を見る。これで完走。いやー前半わからなすぎのドラマでした。Disney+『シコふんじゃった!』E1を見る。仕事終わりで立川へ。『あのこと』観賞@ kino cinéma 立川高島屋S.C.館。
■2022/12/9 金曜日。午前中は集中して仕事。そして家の事情で午後半休。結婚して、子育てもしているといろいろあります。僕はうまくやれているのでしょうか。いろいろ覚悟はしているつもりですけど大変ですよね。ファミマで売ってた復刻アイス クロキュラーを食べる。あったなーこんなの。U-NEXT『花咲くころ』を見る。U-NEXT『ゲーム・オブ・スローンズ:ラスト・ウォッチを見る。YouTubeで『ライジングでのNUMBER GIRL』を見る。某音源を収録。もうこれはノー編集。W杯を見たかったが眠くて撃沈。
■2022/12/10 土曜日。早めの時間に立川の病院へ。今日は検査のみで診察はなし。はたして僕の骨密度は上がっているのでしょうか。結果は次回の診察時に。乞うご期待。病院が早く終わったので午前中の映画が観れるじゃないか。kino cinéma 立川高島屋S.C.館にて『MEN 同じ顔の男たち』観賞。いやーこのタイミングでこれを観ておけたのは大きい。松屋にて、ネギたっぷり肉うどん ライスセット。移動しながらU-NEXT『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E1を見る。マット・スミスが出てるのは知ってたけど、リス・エヴァンスやソノヤ・ミズノも出てて豪華。Disney+『その患者、シリアルキラー』E3を見る。菊川の映画館Strangerへ。「Gucchi's Free School×DVD&動画配信でーた 現代未公開映画特集! with Stranger」です。早めに行って降矢さんにご挨拶。降矢さんは明日のナンバーガールには行けないとのこと。僕行くんですよー、と軽く自慢。さらにちょうど上映していた『ストレンジ・リトル・キャット』の上映後トークに参加する村山章さんとche bunbunさんがいたのでコーヒー飲みつつご挨拶。なんて感じですごしていたら降矢さんの好意で『ストレンジ・リトル・キャット』上映後トークだけ入れてもらえることに。早めに行って良かったー。トーク、メモしながらありがたく聞きました。トーク終わってロビーに出るとチートイツさんとけんす君が。二人は午前中から3本観ていたとのこと。羨ましい。3人で話していたら、DVD&動画配信でーたの連載執筆陣でもある小川あんさんがチートイツさんに挨拶してきた。チートイツさん何者だよ。と思っていたらチートイツさんがフィルメックスで観た『石がある』の話をして「この二人(けんす君と僕)も『石がある』を観てますよ」と話をふってくれて、小川あんさんとちょっとお話できてしまった。いい奴だな、チートイツさん。bunbunさんがこのあとの打ち上げにどうですか?と誘ってくれたが僕はこのあと映画観るため行けず。てことで『リングワ・フランカ』と『セブンティーン』を鑑賞。帰りは乗り換えの新宿、いわもとQで遅い夕飯。久々。帰りの電車でDisney+『シコふんじゃった!』E2を見る。帰宅してW杯モロッコ×ポルトガル戦。チームカラーが似すぎで、客席の応援がどっちの国かわからん問題。
■2022/12/11 日曜日。午前中からU-NEXT『ジェーン・エア』を見る。お昼はマクドナルドでテイクアウトしてグラコロ。ハッピーセットのルービックキューブのやつはもう品切れ。代わりにパディントンのやつをもらってきたけど娘は興味なさそう。午後から出かけさせていただき横浜へ向かう。移動中にU-NEXT『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E2を見る。おお、OP映像が。ゲースロが俯瞰するようなOP映像だったのに対し、ドラゴンの話であるハウドラのOPが地をはうような映像になっているのは面白いですね。そして蟹餌作りって何だよ。NUMBER GIRL 無常の日@ぴあアリーナMM。再結成となったナンバーガールの再解散。僕はナンバーガールをリアルタイムではほとんど聴いてなくて、ZAZEN BOYSからのファンである。ナンバーガールのLIVEを再び見れるとは思っていなかったのでこの数年は感謝の気持ちでいっぱいでした。おそらくライジングにあっさり出れていればもっと早く再解散していたんでしょう。そういう意味ではここまでやってくれたのがイレギュラーだったのだと思います。最初にLIVEを見れたのが京都の音博で、大きな手術の直前でした。手術の内容がアレだったので本当に不安で、自分がどこまで元の生活に戻れるかもわからなかった。そんな気持ちで参加した野外LIVE、あの景色はずっと忘れないと思います。2019年9月の日記を読むとよりあのときの気持ちを思い出す。このナンバーガールの活動期間について、きっと自分の病気と、コロナ禍を一緒に思い出すだろう。でもとても晴れやかで良い解散LIVEでした。整列退場が最後の最後だったので会場を出るのが遅くなってしまった。同LIVEを見ていたチートイツさんと合流、できれが横浜の宮武か一福でうどんを食べたかったのですが間に合いませんでした。残念。みなとみらい駅から電車に乗ってチートイツさんと途中まで一緒に帰る。そういえば京都の音博もチートイツさんと一緒だったな。帰りの電車でDisney+『シコふんじゃった!』E3を見る。Disney+『その患者、シリアルキラー』E4を見る。帰宅してからAmazon Prime Video『ミートキュート~最高の日を何度でも~』を見る。あー3時間近いLIVEで立っていたので腰が痛い。いつもは朝だけ服用している鎮痛剤を飲む。なんか他にもやることがあった気がしたけどまぁいいやと寝てしまう。
■2022/12/12 月曜日。やるべきことがたくさんありますが時間がないですね。仕事をやや早めに切り上げて池袋へ。移動中にU-NEXT『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E3を見る。時間経過がしっかりと説明されている。終盤のアクションが楽しい。蟹餌作りって個人名?団体名?わからん。実弾生活アナザー3『クレープ・オリベ』観劇@スタジオ空洞。どうやらナツノカモさんと同じ回を観ていたということを後から気づく。こうゆうのは察知する方なんだけど。不覚。肉汁うどん奥村 池袋店にて、肉汁うどん400gを食べて帰る。帰宅してから僕モテの原稿だけをなんとか書く。ダースの日なのにダースを食べなかったなぁ。
■2022/12/13 火曜日。お昼は丸亀製麺にて、明太玉子あんかけうどん並とかしわ天。来店スタンプ×10でかしわ天は無料。仕事終わりで昭島へ。フードコートの銀だこで焦がし醤油もちチーズ明太。Disney+『シコふんじゃった!』E4を見る。U-NEXT『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E4を見る。『夜、鳥たちが啼く』鑑賞@ MOVIX昭島。
■2022/12/14 水曜日。東映シアターオンライン(YouTube)にて『懲役十八年』を見る。お昼は中尾ちひろさんのカラオケツイキャスを見る。イレギュラーな水曜配信。仕事帰りにU-NEXT『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E5を見る。藤元監督の監督ラジオも聴く。そしてラロッカさんとDiggin' Netflix収録。年内ラスト。
■2022/12/15 木曜日。朝から八王子の病院へ。超音波の検査。すぐに結果が出て問題なし。口の病気についてはOKだけど、歯の治療が必要なところがあるから歯医者に行くように、とのこと。めんどくさいなぁ。早く終わったので午前半休をキャンセルして出勤。フレックスで吸収できました。仕事終わりで昭島へ。大阪王将にて、幸福絶倒 でれうま えびめし。東映シアターオンライン(YouTube)『緋牡丹博徒 お竜参上』を見る。MCTGM『ブラックアダム』回に参加。家からの参加ができないので昭島、昭和の森周辺をうろうろ歩きながら参加。立ち止まると寒い。
■2022/12/16 金曜日。会社の近所のマクドナルドがOPENしたのでランチはそこで。居心地よくてこれからよく使うでしょう。仕事終わりで立川へ。「あらしん」にて、ラーメン+めし。まさに背脂チャッチャ系。絶対にめし要ります。なかなか見終わらなかったDisney+『アバター』見終わり。そして『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』観賞@シネマシティ。aスタ極上爆音上映で。
■2022/12/17 土曜日。観たい映画、上映はたくさんあるのですが、ちょっと家から離れられない状態。家で集中して映画を見たり、滞っている作業をしましょう。午前中はU-NEXT『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E6を見る。すげー時が進んでいる。Amazon Prime Video『少女バーディ~大人の階段~』を見る。午後はApple tv+『レイモンド&レイ』を見る。WOWOWオンデマンド『モーリタニアン 黒塗りの記憶』を見る。Disney+『無垢の瞳』を見る。かわいい映画だ。W杯の3位決定戦クロアチアVSモロッコ戦、を見ながらclubhouseでラフランスさんたちが古畑について話してたのを聴く。
■2022/12/18 日曜日。今日もいろいろあって家で過ごす一日。映画観に行きたいですが家で見ます。午前中は娘が塾の個別授業へ。電車を乗り継いで行くわけですが、電車遅れたりしてたら対応できるかな、とかいまだに心配になってしまう。U-NEXT『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E7を見る。午後はちょっと遅刻して、藤元監督の藤元組オンライン忘年会に参加。この藤元組の取り組みは面白くて来年も期待。ちょっとこの取り組みを広めるような何かもしたいな。WOWOWオンデマンド『白頭山大噴火』を見る。こんな話だったのか。WOWOWオンデマンド『12番目の容疑者』を見る。夜、娘が寝てから『THE FIRST SLAM DUNK』感想回をけんす君、なんすけ君、イシヤマさんと収録。1時間以内で終わらすぞ!と思っていたけど終わらず、W杯決勝がはじまってしまいました。というわけでW杯決勝アルゼンチンVSフランスの激闘。決勝でこんな試合って凄い。本田圭佑の解説と共にとても面白いW杯だったと思います。
■2022/12/19 月曜日。完全に寝坊しましたがしかたない。朝ウォーキングはあきらめ最寄り駅から電車で通勤。ウォーキング途中のコンビニでジャンプを立ち読みできない。出社してから気づいたんですが、先週末から同じような仕事をしているマレーシアのエンジニアのバックアップをお願いされていて、あと今週は僕の仕事が忙しいときに手伝ってくれたりバックアップしてくれる人が休暇で不在。今更ですがこれはけっこう僕に仕事を集中するのでは?という気がしてきました。やだなぁ。お昼はマクドナルド。新しくできた店舗、綺麗で居心地良いですね。スーパーで買い物して帰宅。パク・チャヌクの新作先行上映のチケット確保。やったぜ。娘が寝てから某音源収録。これは問題作になりそうだ。収録終わりでclubhouseのコードネームに参加。ゲームと違うところでツボに入ってしまい笑い死ぬかと思った。またPK戦ぐらいの就寝時間に。。
■2022/12/20 火曜日。わー。寝坊。二日連続。またも朝ウォーキングをあきらめる。お昼は丸亀製麺にて、玉子あんけけうどん並と肉厚しいたけ天。U-NEXT『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E8を見る。仕事終わりで立川へ。てんやにて、冬天丼。『ケイコ 目を澄ませて』観賞@シネマシティ。キンザザスペースのなんでもベスト回に参加。僕は2022年新規OPENうどん店ベスト5を発表しました。うどん屋についてしっかり話すの面白い。
■2022/12/21 水曜日。うーん人が足りなくて(休んでて)忙しい。夜にイシヤマさんとDiggin' U-NEXT収録。これも年内ラスト。今年、イシヤマさんとは一番Podcastの収録をしたでしょうね。
■2022/12/22 木曜日。そろそろ海外がクリスマス休暇でいろいろな問い合わせの回答が返ってきません。お昼にマクドナルドで『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E9を見る。そうかE9だよね。何か起きるに決まってるよね。油断してたわー。早めに仕事を切り上げて新宿へ。夕飯食べる時間はなし。MOOSIC LAB 2023大田原愚豚舎スニークプレビュー#1『テクノブラザーズ』、MOOSIC LAB 2023大田原愚豚舎スニークプレビュー#2『生きているのはひまつぶし』観賞@ケイズシネマ。どんな作品がくるのかわからなくてすごい楽しかった。上映後トークの司会は矢田部さん。そうか矢田部さんだよな。『あなたの微笑み』のパンフを持参してサインをお願いするチャンスだったかも。帰りの電車でDisney+『シコふんじゃった!』E5を見る。腹ペコで帰宅して冷凍パスタを食べてしまいました。帰りの電車までは覚えていたのに日付変更と同時に発売開始した調布の映画祭のことをすっかり忘れていた。舞台挨拶つき『耳をすませば』、もう完売だろうか、とチェックしてみたら残席1。あまり良い席じゃなかったけど買ってしまいました。
■2022/12/23 金曜日。軽く寝坊。なんか朝起きれなくなってきていてまずい。他のチームの方からの作業依頼のメールの内容がひどくて(見当違いな感じでこちらにきれている)さすがにそのチームの上司と電話で話させてもらった。まぁ僕がその上司の方の下で以前に働いていて話しやすいというのもあったけど、「あまり怒るなよー」と云われてしまった。そんなに僕の口調が怒っていただろうか。だとしたら申し訳ない。お昼はマクドナルド。ハッピーセットのおまけがマリオの映画のやつになりました。しかし外がめちゃくちゃ寒い。なんなら朝より昼の方が寒く感じるぐらい。さらに厚着するようかなぁ。某年間映画ベスト10を提出。まだ何本観たかとかの集計はできてないですけどとりあえずベスト10は決めた。まだ年内にあと数本観ますけどね。まぁ入れ替わらないかなぁ。仕事終わりで下高井戸へ。移動しながらU-NEXT『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』E10を見る。なるほど、ここで終わりか。ここで待つのか。とりあえず下高井戸シネマへ行き映画のチケット購入。想像より整理券の番号が大きくて早めにきて良かったなぁと。けんす君がツイートしていた麺匠ようすけでラーメンを食べる。コロラドでコーヒー飲みつつNetflix映画を見る。映画の時間が近づいたので下高井戸シネマへ。年末映画祭り!“ほぼ”アメリカ映画傑作選『メルビンとハワード』観賞。チートイツさんも来てた。補助席含め満員です。映画観終わって平塚さんと会う。キャンセル待ちで奇跡的に観れたらしい。どういった場合にキャンセル扱いになるのだろうな。明大前まで話しながら移動。良いお年を、と云って別れる。なんかいつかの年末にもこんなことあったな。あれは2019年の年末に『悲しみは空の彼方に』を早稲田松竹で観たときに平塚さんといっしょになったんだ。高田馬場駅まで話しながら帰ったんだった。コロナ渦前夜の記憶。帰りながらNetflix『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』を見終わる。コードネームについて言及されていてテンション上がってしまった。
■2022/12/24 土曜日。クリスマスな土日ですね。WOWOWオンデマンドで『1秒先の彼女』を見る。娘と昭島の図書館へ。本を借りたり返したり。さらにサーティワンに行ってトリプルのアイス買ってもらいご満悦の娘。実家へ。今日はお泊りなんですが、娘はこの土日をすっごい楽しみにしていたようだ。10歳からはサンタはプレゼントをくれないらしい、10歳からは親とかおじいちゃんおばあちゃんがプレゼントをくれる、ということになっているらしい(はたして娘はどこまでサンタを信じているのか、信じていないのか、正直わからない)。実家に準備されていたプレゼントは娘がリクエストしたL.O.L. サプライズ!というおもちゃ。もう夢中になって遊んでいる。お昼はおでん。実家のおでん、うまい。僕は床屋にも行く。これで気持ちよく新年を迎えられるだろう。いろいろあって僕モテの原稿をかなり前倒しで送る。そしてついに年賀状を書く。あと数枚余っているので、この日記を読んでる方で住所を教えてくれる方には送ります。近所のイルミネーションが凄い家でイルミネーションを見せてもらう。安上りクリスマス。夕食は手巻き寿司。もう娘が大好きなんですよね。よく食べる。AKIRA君がやっている怪電波スガラのラジオを聴く。いやークリスマスにバカバカしい内容。でもやり続けてこういう番組までやらせてもらえるの、素晴らしいですよね。娘の就寝時間である22時に布団に入り、こりゃ寝ちゃうなぁと思っていたら案の定僕も寝てしまったようだ。実家の魔力。超寝ちゃう。
■2022/12/25 日曜日。実家に泊まると朝はだらだらしてしまう。朝ごはんに昨日の残りおでんをいただく。近所の郵便局まで歩いていき年賀状を出す。Amazon Prime Video『めまい』を見る。お昼までご馳走になってから帰宅。WOWOWオンデマンド『修羅の街、飢えた狼たち』を見る。夜は家のクリスマス。ケンタッキーのクリスマスチキンを食べたりケーキ食べたり。夜、娘はフィギュアスケートを見ていた。というわけで僕は集中して配信映画を見れる。WOWOWオンデマンド『偽りの隣人 ある諜報員の告白』を見る。U-NEXT『ボディガード』を見る。そして日付が変わってから「明石家サンタ」を見る。そして「明石家サンタ」を見ている降矢さんのツイート追う。降矢さんが年間で一番はりきっとツイートをする日だろう。やっぱこれぞクリスマスだ。
■2022/12/26 月曜日。まだあと4日も通勤するのかよ。娘の塾の冬期講習も29日まであるらしい。僕の通勤と同じだ。stillichimiyaのラジオ、3時間SPを聴きながら通勤。なかなか聴き終わらない。メール読まれて嬉しいな。帰省していた会社の先輩に九州のうどんをもらった。嬉しいな。午後半休で新宿へ向かう。移動しながら中尾ちひろさんのカラオケツイキャスを見る。年内最終回。モンスナック@新宿にて、カツカレー(辛口)。武蔵野館で『そばかす』観賞。日比谷へ移動。鈴懸でおやつを購入。今日は購入列ができてましたね。『別れる決心』パク・チャヌク監督来日先行プレミア上映@ TOHOシネマズ日比谷。完全に撮影禁止で、撮影時間をつくらないのは最近ではめずらしいなぁと思っていたら磯村勇斗が登壇。これか、と。パク・チャヌクは5年ぶりの来日。5年前は『お嬢さん』の試写のタイミングで来日して、その試写も観に行ったのですが、たしかそのときは真木よう子が登壇して撮影不可だった。まぁこういう作品と関係ないゲストでも、呼ぶことでネットニュースなどへの露出が増えるので会場にきた人がSNSなどで写真をUPするよりぜんぜん宣伝になるんでしょうね。そういえば『お嬢さん』の試写の時、完全に風邪の症状だったけんす君が気合で観にきてたな。ちなみに『別れる決心』はすっごい席が悪くて鑑賞に集中できなかったので、来年公開したらもっかい観るつもりです。有楽町の丸亀製麺で夕飯。帰りの電車からラロッカさんの2022年の映画を振り返るクイズのスペースを聴きはじめる。これ考えるのにけっこう時間かかってるだろうけどどうかしている内容だ。なぜかイシヤマさんが全力で盛り上げていて、うまくまとまったのはイシヤマさんのおかげだと思う。
■2022/12/27 火曜日。今日から着るものを一枚増やしたら無敵かな?というレベルで寒くない。お昼は丸亀製麺にて、かけ並と梅しそおむすび。今年もそろそろ丸亀製麺納めでしょう。2022年も大変お世話になりました。仕事終わりで新宿へ。すき家にて、にんにく白髪ねぎ牛丼。映画の時間まで矢田部さんと中井圭さんの年間映画ベストYouTubeを見る。こういうのが楽しい季節ですね。シネマカリテで『戦慄のリンク』観賞。帰りの電車からコヨイチのTwitterスペース、下半期の映画振り返りを聴く。どうかしてる内容ですね。
■2022/12/28 水曜日。まだ仕事あるのかー。あるんですこれが。お昼はマクドナルド。 東映シアターオンライン(YouTube)で『人生劇場 飛車角』を見る。早く仕事を切り上げようと思っていたのに夕方以降��いくつかメールがとんできて結局いつもの感じの時間まで働く。帰宅してからWOWOWオンデマンド『告白』(韓国映画のやつ)を見る。けんす君、なんすけ君と今年最後のDiggin' Amzon Prime Videoを収録。こんな年末の収録となってしまった。東京支部の音声配信の収録としても今年最後。出てくれたゲストの皆さん、今年も本当にありがとうございました。もちろん聴いてくれてる皆さんも。年末休みに入ってから編集します。
■2022/12/29 木曜日。今年最後の出勤です。オフィスに人が少ない。休みに入っている人や在宅で働いている人が多いのです。僕は最後まで出勤しますよ。なぜなら出勤した方が映画を観に行きやすいからですね。お昼は丸亀製麺。今度こそ丸亀製麺納めだろう。今年もお世話になりました。うーん、急ぎのメールとか重要そうなメールがこない。これは帰って良いってことだな。てことで予定より早めに会社を出て横浜方面へ。移動中にDisney+『ガンニバル』E1を見る。Disney+『アトランタ』S4E1を見る。元祖カレータンタン麺 征虎@黄金町のカレータンタン麺と小ライス。5年ぶりぐらいに食べたかも。見逃シネマ2022『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』観賞@シネマ・ジャック&ベティ。村山章さんのトーク付き。いやー仕事納めができたこともあるし、笑える映画納めで楽しかった。村山さんはTwitterスペースに参加されるってことでお見送り。トークの聞き手をやっていた福島さん、同じ回を観にきていたシネマリンの八幡さん、グッチーズの降矢さん、『バーブ&スター』の上映をやっていたManaさんと打ち上げ中華へ。横浜から家が遠い僕と降矢さんが帰ることができる時間まで飲み食い。こういう場に参加させていただきありがたい。帰りの電車で村山さんが参加していた年間映画ベスト10を話すTwitterスペースを聴く。帰宅して風呂入った時点でもスペース終わらず。結局26時ぐらいまで、全部聴いてしまいました。いやーいよいよこういう年間ベスト的なのを聴いたり話したりする時期ですね。
■2022/12/30 金曜日。やったぜ、冬休み突入です。午前中、娘は塾の勉強やら学校の宿題をやっていたので僕は配信映画を見る。WOWOWオンデマンド『2バッドコップス』を見る。午後は娘と歩いて昭島のモールへ。おかしのまちおかへ。東京ポッド許可局でやってるまちおか1000円チャレンジを娘にやってもらう。つまり合計1000円ぐらいになるよう自分好みのお菓子を買う、というだけのやつ。±100円だったら合格ね、と娘にやらせたら、いきなり(税込み)250円のチョコエッグを二つ選んで、それずるいだろって感じでした。しっかり合格点の合計金額でフィニッシュ。ATMでお金おろしたり写真のプリントなんかもやってから帰宅。U-NEXT『ワンドゥギ』を見る。Disney+『ガンニバル』E2を見る。夜は藤元監督のラジオ配信を聴く。アーカイブに残さない面白い話。そしてclubhouseにて、イシヤマさんが大好きなコードネーム。なんだか忘年会的な雰囲気。皆さん、今年もお世話になりました。
■2022/12/31 土曜日、そして大晦日ですね。今年は年越しまで起きていたい、と娘が云うので起床時間を大幅に遅らせる。コードネームで夜更かししていたお父さんとしては大変ありがたいです。大晦日でも娘は勉強をやらなきゃとのことなので僕は配信映画を見る。U-NEXTにて『あなた、そこにいてくれますか』を見る。お昼を家で食べたあとPCに向かって何かをやっている僕に対して娘が「お父さんは29日で仕事が終わったのに、パソコンで何をやっているの?」と質問をしてきた。なので「観た映画についてまとめたり、観た映画のことを調べたり、これから観る映画のことを調べているんだよ」ということを丁寧に回答したら、「映画ばっかじゃねーか」とのつっこみをいただきました。そうなんですよね。映画の年間ベストや海外ドラマの年間ベストをツイートしたり。夕飯は年越しそば、ってことで鴨汁そば。娘と紅白歌合戦を見ていたが終盤さすがに眠そうだった。が、なんとかがんばって最後まで起きて見れた。0655・2355の年越しをご一緒にSPまで見て、10歳にしてはじめて起きて年越しをできた娘は嬉しそうでした。2022年。今年は『春原さんのうた』にはじまった印象で、この作品を何度も観ることができて嬉しかったです。あまり同じ作品を複数回観る方ではないので、ここまで回数を重ね、ひとつの映画について考えるのははじめてだったかもしません(僕の2021年のベスト作品なので今年のランキングには入れてません)。また機会があれば観たいです。clubhouseでの同時視聴やコードネームも楽しかったし、沖縄にも行けた。娘とP.O.Pの野外LIVEにも行けたし、僕モテイベントも最高でした。『バーブ&スター』上映会で多くの人に会えたし、映画祭にも通えた。藤元組BBQにも参加できたし、ナンバーガールの再解散にも立ち会えた。あとDiggin' Film Festivalに協力してくれた皆さん、音源を聴いてくれた皆さん。復活開催となったMCTTに参加してくれた皆さん。リアル&オンラインでからんでくれた皆さん、どうもありがとうございました。僕は2019年ぐらいから辛いことが多いのですが、今年の後半からはそれが良い方向に向かっている気がします。そういう意味では良い年だったかと思います。そんなことを思いながら2022年も終わり。
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heyheyattamriel · 4 years
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エドワード王 十一巻
昔日の王の一代記 十一巻
ロスガー山脈のふもと、レイヴン・スプリングと呼ばれる小さな村の、狭いけれど快適な宿屋で、コンパニオンたちは、一晩を過ごしました。翌朝彼らは東に向かう旅を再開しました。スカイリムとハマーフェルの国境に向かううねる丘を越え、次の2晩は澄んだ初夏の晴れた空の下でキャンプを張りました。彼らが旅を再開した3日めの朝、モラーリンは道の北側の斜面を見て、皆に南西に面している高い牧草地に通じる切り込みがあるのを見るように言いました。一団が突き出した岩の周りを曲がった時、ほぼ同時に全員がそれに気づきました。
シルクとビーチが適切なルートの偵察と、今夜のキャンプ地を探すために先行しました。黄昏までには、彼らは草地までの半分近くの道のりを終えていましたが、翌朝まだいくつかの崖を登らなければなりませんでした。もう一度キャンプを張る頃合いだと意見が一致しましたが、幸いにも翌日のお昼時にはピクニックができそうでした。
翌日の正午、それは年央の月5日の土曜日でしたが、アカトシュともう一匹のドラゴンが加わった仲間たちは、ドラゴンの村の草が生い茂る斜面で腹ばいになっていました。この二匹目のドラゴンはアカトシュよりも小さく、雌のように見えました。性格上、アカトシュはただそのドラゴンをデビュジェンと紹介しただけで、それ以上の説明はありませんでした。二匹のドラゴンは、人類たちと礼儀正しくおしゃべりをしながら自分たちの過去を懐かしんでいましたが、少し経つとデビュジェンは飛び去り、優雅に空を弧を描いて飛び、少し離れた草の茂った野原にいる雄の子牛に飛びかかりました。
アカトシュはこれに対するエドワードの反応を観察していて、そしてたずねました。「なぜしり込みをしたのだね、エドワード?このところデビュジェンは食べていなかったし、ただお前たちが今しがたしていたのと同じ振る舞いをしていたのに」
エドワードは少し微笑んで答えました「僕たちの食事はあんな風に野蛮じゃないと思うんです」
アカトシュは笑顔を返しましたが、やがて返答しました。「それはいい警告だ。我らは、同じというより似ているだけだという」
エドワードは口を閉じて真昼の太陽に目を細めました。それからドラゴンに向き直りました。「アカトシュ―どうしてあなたの村にこの場所を選んだのですか?」
「さて、山の中にあり、高さも十分で、我らにふさわしい。その上、家畜を育てるのに充分に平坦だ…鹿のための木もある…そして、我らすべてにとって、非常に防衛的だ。ここには人間が牧場と農場を作る場所もあるし、エルフたちは断崖の端の厚く茂った木々の中なら極めて快適だ。崖の表面を囲む坑道は、内部の鉱山にある我らのねぐらへの通路になる。全体として、多くの生き物の種族を含んだこのような実験を行うには、理想的な場所だ。その上、南西に面していることで、小さな生物たちを気温の低い月の間の要素から保護するのに合理的な暖かさも供給される」
エドワードが答えました。「真ん中に建物が集まっていない村って言う概念に慣れるのは難しいけど―多分、将来は発展するでしょうね。少なくとも、会議や社交のためのいくつかの建物は。それに、ここはきれいな夕陽が見られると思うな」
ドラゴンはまた笑って、そして答えました。「まったくそうだ。だが、ドラゴン族の中でそんなことに興味を持つのは我だけだ。そして、それは我らがこの場所を選んだ時には正当な考慮のうちに入っていなかった」それからもの思わしげに、「そのうちのいくつかを表す言葉を組み合わせられればいいのだが。数え切れないほどやってみようとしたが、結果はあまり…立派なものではなかった」と言うと、元気な調子に変わりました。「話は変わるが、人類のために会議場を建てるつもりにしている。取引と物々交換のための店を何軒かも」
モラーリンがぶらぶらとやって来て、腰を下ろして尋ねました。通常人類がドラゴンたちに見せる敬意の欠落は特筆すべきものでした。「こんなおかしな実験をしようなんて、何に憑りつかれたんだね、アカトシュ?」
ドラゴンは思慮深そうに間を置いてから答えました。「我が常に分析してきたように、この場合、ドラゴンの行動の歴史と言えるかもしれぬ。新しいオーレリアンの神々に対する抵抗の長い闘争は明らかに無駄なものであったが、我らがそのことを理解し、受け止めるには何世代もの時間を要した。そして、我らの次の様式は、互い同士からさえ孤立することであった。また、他のあらゆる存在からの侵入に対する抵抗でもあった。例外は、夫婦となり我らの種を再生産することだった。然りながら、その一つの活動を別にして、我らは我らの貴重な私生活を守るために戦ったのであるし、我らが特に頑固な種族であること以外には、何の正当性もなかった」
エドワードが言いました。「なら、理由がなくなってしまったずっと後も、その様式を維持してきたんですか?」
アカトシュは少し恥ずかしそうに見えました。彼は鼻をすするように言いました。「我はその通りのことを言ったと思う。我らだけがその餌食になる感傷的な生き物ではないのだ」
「アーチマジスターが多くの行動は生まれつきだって言ってました」エドワードが言いました。
モラーリンが彼に笑いかけました。「そして生まれつきの行動様式は、状態が変わるとゆっくりと変化する長命の種に顕著な問題なのだよ���お前たち短命種の人間以上に、我々エルフたちはそのせいで苦しんでいる。命は変化し、それに抵抗することになるにもかかわらず、我々がものごとをそのままにしておくのが好きな理由だ。ドラゴンはさらに長く生きる。エルフよりも長くだ。そして、結果として繁殖も遅い。しかし、社会的環境に生まれた変化が、良かれ悪しかれドラゴンの行動にどんな影響を与えるかは、誰にもわからないのだよ」
この時にはアリエラも会話に加わって、そして観察していました。「デイドラはドラゴンの行動に長らく喜んでいるに違いありませんわね」
アカトシュが答えました。「おそらくそうだろうが、我はこの提案のようなものとともに我らの…女王に接触を試みた。なぜなら、我らが種族として停滞状態に陥っていることは明らかのようであるし、我ら自身に活力を与えるために、この殻を破らねばならぬゆえに」
この時には、仲間たちは皆、声が聞こえる場所に座っていました。そしてマッツが尋ねました。「女王の許可が必要だったんですか?それと、いろんな種族との間にたくさんの困難を抱えてた?」
「許可はこの場合、極めて正確ではないな、マッツ。我らが存在している、それはなおさら、彼女が情報を手にできるように、我には彼女に伝える義務があったのだ。例を挙げるなら、他のドラゴンは軍事的な知識を求めて我を訪れる。従うことは準備を整えておくことと同一の哲学だ」
マッツはにやりと笑って言いました。「つまり、『念のため』ってことですか?だけど、エルフと人間については?」
「ああ、我が人類の王と淑女は、異なる姿かたちと習わしに対する敬意と忍耐の非凡な例となっておる。彼らはわが年若きブレトンの友エドワードと我とともに、寛大にも知識と技術を分け合ってくれる、ああ、私がここでの定住を試みるよう説得した鍛冶職人と鉱夫たちを貸し出してくれたモラーリンに感謝しているよ。ブレトンは、そうだな、多くのブレトンは、それが利益をもたらす限りは、長い間何事も徳を持って行ってきた。そして、そこから知識と技術を得ている。ノルドは個人の栄誉を渇望し、栄光がここで生産されたミスリルの鎧と武器をすばらしく利益のあるものにする―貴族以外には売らないことを主張するようになったアリエラは、まったくの天才であったよ―探索が新しいトンネルを開き、経路を提供してくれた―我らドラゴンが必要とするものに」アカトシュは少しずる賢そうに微笑みました。ドラゴンが何を必要としているかについて、彼はとても寡黙でした。「ビーチとウィローが、彼らの民にウッドエルフがここで歓迎されることを広めてくれている。ゆえに、長らく古来のハイロックのふるさとを追われた者たちが、この丘に戻ってきている」
「幸い俺は今公爵だから、ミスリルを着ることと持つことを保証されてる。あと二つばかり手に入れられたらなあ!だけど値段のせいで諦めなきゃいけないかも―」マッツが言いました
「諦めたらミスリルを手に入れられないぞ」モラーリンが指摘しました。
「俺の息子と娘はどうなんだ?その子たちのために、お前に土下座でもするか?」マッツが憤然として言いました。「俺の膝と呼吸がひと頃ほどじゃないのは認めるよ。どういうわけかここに残りたい誘惑に駆られてるのは事実で、俺は今ここにいる。だが、俺はまだ何にだって自分の斧を振るえるぜ!」
ミスが楽しそうに歯を見せて笑いました。「ノルドは勘定できないもんな。だからあいつらは利益でなく名誉と栄光を求めるんだ。名誉と栄光ってやつはあんまり多すぎて、人が指で数え上げるには向いてないからな。マッツ、もしお前が39歳だったら、俺が会ったか会ってみたいと思ってる人類の中で一番でかい10歳の人間だよ!」
「だけど、それなら探検も鍛冶もしないやつには何の利益があるんだ?」マッツが旧友を無視してこだわりました。「俺はこんな…別格の存在のすぐそばに住むのを怖がるやつがいっぱいいると思ったもんだ」最初の部分を言う時に、マッツは狡猾そうに笑いました。
「そうだな、一方ではその『別格の存在』の姿は、確実に手厚く守られていることを意味する。それに、この一帯は驚くほど肥沃で、作物がよく育つ…そして、彼らは我らのための肉を供給してくれるが、我らの食糧が占める割合は、彼ら自身が消費する分の五分の一だ。我らはまた、我が長らく疑念を持っていたことを発見してもいる―3組の種が組み合わさった場合、それぞれが孤立していると考える時よりも、より効果的に戦う―それは、それぞれの種が他の弱点を補強あるいは打ち消すからだ。少なくとも、ごく短期間でこの辺りのゴブリンが劇的に数を減らしていることは確かな事実だよ」
「その通りだ」エドワードが返事をしました。「モラーリンがモロウィンドでそう証明したよね」
「少しばかり友の助けを借りてね」モラーリンが認めました。「賞賛は享受するし、彼らが設定した基準よりも私が少々上のレベルにいるのは事実だが―時にそれは基準以上に標的のような気がするよ!」
彼の発言に笑いの波が応えました。エドワードはこだわります。「アカトシュ、あなたと他の仲間がここにいて、僕は自分の国の国境の守りが厚くなったと感じるけど、スカイリムは国境を西に動かす必要性に駆られる気がするはずだと思うの」
アリエラが尋ねました。「他のドラゴンたちにここに移ってくるよう説得するのは簡単でしたの?」
「実際に最も困難だったのは、我らの宝を新しいねぐらに運ぶことだった」アカトシュは怠惰な微笑を見せながら答えました。「蓄積した金属と、宝石や貴金属が役に立たないとわかると、すべてがうまく運んだ」でも、次にもっと深刻そうに言いました。「本質的に、我は他のドラゴンに個人的に近づかねばならなかったし、この考えには利益があると、彼らを…説得せねばならなかった。ここでもまた、我らのうちでも特に孤立した2、3の同類を説得してしまえば、ことを運ぶのか楽になった。しかし、この辺りに住んでいるのはたったの9体なのだ…そしてここには実際にあと2、3体分の場所しかない。今後の展開を見ずばなるまい」
アリエラが気が付いたように言いました。「今のドラゴンの行動を、神々と女神たちがとても好意的に捉えているのではないかと思いますわ」
「そうかもしれないな、アリエラ。だが、再び言うが、これはそのためではないのだ。しかも、彼らはまだ我らの長い敵対を覚えているかもしれぬ」
ビーチが恭しく尋ねました。「それより、この村の名前は何なのですか?」
アカトシュは嘆息して、やがて返答しました。「結論が出ることがないのではと恐れている。それぞれの種がそれについて意見を決めたゆえ。おそらく、最初の建設期間が完了すれば、そのような問題に関してさらに熟考できるだろう」
ビーチが応えました。「それは正しいことには思えません―どこにでも名前があるべきでは?」
ウィローがくすくす笑って言いました。「私たちにはそうだろうけど、ドラゴンがどう思うかなんて誰にもわからないわ。それに、人間とエルフは名前のスタイルだけじゃなくて、その詳細でも口論になるのは確実よ」
モラーリンがひどく劇的な調子で割り込みました。「エルフがとんでもなく頑固だと言っているのではないだろうね!?」そして議論は、彼らの中でひとしきりの笑いと揶揄の中に溶けてゆきました。
やがて、アカトシュが言いました。「我は『セクション22』という名が好ましい」
ビーチが彼を見つめました。「アカトシュ、詩作の難しさはよく知っていますよ。率直な意見を申し上げてもよろしいですか?それは私がこれまで聞いた中で最悪の村の名前です」
アカトシュは突発的にため息をついて、急いでビーチに詫びました―人類は、ドラゴンのため息は非常に不快で、時に本当に危険であることを発見しました。「ならば、我の意図がどう違うかわかっているのだな。我にとってはこれは大変意味があり、最も適切なのだ。『セクション16』ならもっといいのかね?違う?それなら、『セクション』という言葉が引っかかっているのかね?それは『砦』や『リーチ』や『峡谷』や『支配地』と比べてどう劣っているのかね?」
エドワードが言いました。「でもね、アカトシュ。名前は意味があるべきだと思うんです。少なくとも、人間はそう考えているよ。この場所を『22』にするなら、その前の21個のセクションがないと」
「本当?」アカトシュが言いました。「なぜだね?すべての数字は等価ではないのかね?一つの場所と他を区別するのに役に立つ。例えば、『グリーンヴェールズ』という村がいくつもあるかもしれん。そのような村を4つ知っている。『22』という数字は、魅力的だ…審美的にも。同様に、何らかの『意味』がある―少なくとも我には」
モラーリンが言いました。「アカトシュ卿は、我々が言うところの『内輪ネタ』を楽しんでいるんだと思う。私はドラゴンにそんなに無分別に教えたのだろうか―」
「モラーリンが分別がないなんて糾弾した人間がいるかしら?」シルクが言いました。
少しして、エドワードがアカトシュに尋ねました。「ちょっとだけ一緒に戦いのゲームをしてくれる?僕、ゲームの盤と駒を持ってきたんだ」
モラーリンが遮りました。「残念だが、アカトシュと私は今晩いくつかの件で話し合わねばならない―それに、お前はどうしたってまた負けるよ」彼は好ましい笑顔で付け加えました。
エドワードが返答しました。「だけど、僕は誰にだって勝てるんだよ…アカトシュ、僕があなたに勝つことがあるかしら?」
「ないね、エドワード、我に勝つことはないだろう」そしてアカトシュはエドワードの驚いた表情に少し混乱しました。そして、急いで心のこもった笑顔を見せました。
「あまり如才ない答えじゃなかったですね、アカトシュ。だけど、どうして僕は絶対に勝てないの?」
「我がお前よりずっと長い間やってきたからだ、エドワード。そして我が続ける限り、お前が追いつけることはないだろう。その上、このゲームは我が『有限の問題』と考え始めているもので、この類のものは最も簡単に解決できるものだ」
「その『有限の問題』ってのはどういうことです、アカトシュ?」マッツが尋ねました。
「起こりうる行動と結果を数えることができる問題ということだ、マッツ。このゲーム盤には81マスしかない、そして両軍は正確に27駒、それぞれの駒が特定の動きをする、そういうことだよ」
「だけど、そのゲームは本当の戦闘に似てるんじゃ?」スサースが尋ねました。
「いや、学習するにも、どのように戦闘を終わらせるかを考えるにも非常に良い練習になる―だが、我がエルフの射手は決して疲れることがないし、我がマスターメイジは常に私の求めることをする。現実の戦闘でそんなことはまず起こらぬ」
モラーリンが同意するように頷き、からかうようなずる賢��で尋ねました。「では、無限の問題の例は?」
「まさに現実の戦闘…だがまた、私にとっては詩が無限の問題だ」
「でも、すべての詩は分析できますわ、アカトシュ」アリエラがたしなめるように言いました。
「無論だ―だがそれは書かれたあとのこと。我はそれを書くという行いを決定し、あるいは固定することができぬ。だが…それは、創造する行いだ。もし我が詩を書き始めたら…可能性は数多くある」そして苦々しげに、「我は最初の1行を越えたことがない。なぜなら、1行目に書き込めるすべてのものを想像し始めるからだ…」と言いました。
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shinkucastle · 6 years
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キャラデザ紹介
Twitterタグ#ふぁぼの数だけうちの子のモチーフとか影響受けた作品を上げてくリプで指名可 で紹介した20名分のまとめ。
140文字に入らなかった分を加筆したりしてます。
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1・ガラティア
元々ドブハロで使ってたキャラなのでビジュアルはゲーム内のキャラメイクに沿いながら考えました。のっぴきならなくなった失業者という設定だったのでボロの服を重ね着させて浮浪者っぽさを入れてます。あとゲーム内ステで衛生が高かったので衛生兵っぽさも盛り込みました。
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2・アルビドゥ
こいつは最初はヒッピー系イメージしてました。奇抜な変人のヤク中。スピリチュアルな感じ。あとポンチョ・ターコイズカラー・ネイティブ・ポリネシアンタトゥーとかアメリカ系民族デザインが好きなのでそこらへんをモリっと盛り込んでます 好みが詰まってる!
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3・フロゥライト
誰デザの時にお題から考えたキャラ。どの宝石モチーフにしようかな〜ってとこから夜光石や蓄光石系を選んで、そこから蛍光ということで蛍もモチーフに入れようと黒っぽい緑を中心に節っぽい鎧や翅っぽい模様、差し色に赤系を盛り込みました。宝石なのでタイトドレス系で高貴感も入れた!
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4・ナシラ
Ruslanaのwild dancesって曲聴きながら考えました。聴いてください(ダイマ) デザインもライブ衣装とかのレザーファッションを意識してますね。 最初は獣のような被り物をしているキャラだったんだけど獣人キャラ作ったことないからで獣人になりました。獣のような被り物、のイメージはポップンミュ-ジックのカラルの月が元にあります。
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5・ベルナルド
剣士系キャラ作りたいな〜って思ってできました。剣士ということでスワッシュバックラー系デザイン意識してます。悪人だけど。剣士画像探してたら女剣士衣装いいな〜ってなったのでぶっちゃけ女剣士衣装のシルエットをちょいちょい盛り込んでます。すらっとしたボディラインが出る服装。あと革装備いいよね。
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6・旅人
童話宿に参加したキャラでモチーフは北風と太陽。 オーソドックスな旅人スタイルにしたかったので軽装で、上着を脱がされるということで帽子やマントも着用。イソップ寓話の作者はギリシア人だそうなので、ちょっとギリシャ味でキトンっぽい服とか杖をイオニア式柱っぽくしました。北風と太陽、ということで髪と目の色はそれぞれ寒色と暖色を使いました。北風のような髪と、太陽のような目。
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7・リージア
まず両親のデザインが決まってたのでそれぞれから要素を入れました。活発なのでホットパンツスタイルにしつつ、魔術師+シャーマンって感じの衣装に。最初は憑依型近接シャーマンにしようかと考えてた名残で手足の装備が厳ついです。インディアンシンボルで羽根に力があるということで羽飾りもつけたりこちらもターコイズカラーを使ったり!なんとなく鳥っぽい印象になるといいなの気持ち。ミンミン!
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8・バシリオ
ダークなハンター系キャラ作りたかったので作りました。狩人系デザインでボウガン使い。ちょっとマントとかブーツに西部劇のエッセンスも交えてます。なんかブラッ○ボーンっぽくなったけど私はブ○ッドボーンをやったことがないので遊びたいです。性別不明なので露出を無くしてボディラインを隠してます。
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9・トレミール
星魔術師!高貴!派手!!!!って感じ。夜空・星・星の光、ということで青と黄と白のカラーリングにしてます。青とのバランスと宇宙感を出したいので黄色はやや黄緑寄りに。ギリシャ神話の星々ってイメージなのでチュニック系ローブにしたり、星神信仰なのでストラ的パーツを付けたり、ステンドグラスめいた印象。指揮者もモチーフに入れてます。タクト系の杖に燕尾服めいたシルエット 、魔術を扱う時も指揮者のような動きで杖を動かしてそうというイメージ。全体的に菱形なシルエットを盛り込んでいってます。
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10・マリナ
錬金術師…なんですが、魔術に憧れた魔力を持たない人であり、本人が飾り立てない地味な格好を好むので、そこらへんにいそうな村娘的な格好に。ふらっと洋服屋で見かけたコーデを元にしてる…。杖はカドゥケウス意識して羽根っぽいシルエットにしてます。
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11・アレン
ソルトアンドサンクチュアリで使ってたキャラなのでそこらへんの要素を入れつつ。あの島で戦い抜いた主人公は本当にまともな人間なのか?がコンセプト元。真面目なモブ騎士A的な雰囲気にしたかったので清潔そうな単発に鎧も飾らないプレートメイル系。ただ国を失ってるので傷跡も多く、マント等はボロボロになっている、という感じ。肌も死人のような色をしてます。
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12・カンツァー
袴系のシルエットをベースにしつつ、ちょっと装飾に中華っぽさを盛り込みました。オリエンタルな感じ。煙管を媒体に毒や煙の魔術を扱う…という設定から、紫と緑でポイズンカラーを中心に。毒々しい色味に華やかさのあるシルエットを目指した!
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13・ハウライト:褐色銀髪っていいよね。砂属性魔術師からゴーレムの連想でマヤとかアステカ系の石像のフォルム等をイメージして考えてます。あとあれだよ……ロックマンDASHのリーバードとかゼルダのガーディアンとか…ああいう模様的なの入ってたり光ったりする古代兵器的なやつ…あそこら辺のイメージもあります。全体的に古代ゴーレムっぽさが出せたらいいなという気持ち。
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14・マグナ(右の方)
ハウライトと双子というの設定。ハウライトの方が宝石細工師なので同じく職人系ジョブで、大槌使いが欲しかったので鍛治師をモチーフに。衣装もエプロンや厚手のグローブとかを入れてます。あと双子でデザインの雰囲気を合わせたいのでカラーリングや模様も似せました。
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15・湊姫
ウワッこいつ数年ぶりに描いたわ。海系妖怪キャラ。芸者モチーフにしつつの和ロリ系。ちょっと琉球衣装のエッセンスをいれてます。あと海系キャラということでクラゲっぽい要素やシルエットも盛り込みました。海系女性キャラにクラゲをモチーフに入れたくなるのはデュエマのスプラッシュクイーンの影響があります。かわいい子にはロリータファッションをさせよと古事記にも書かれている。
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16・デイリア
NightwishのAmaranthって曲を元に作りました。聴いてください(ダイマ)。あと曲のPVから傷ついた天使もモチーフ。ボロボロのマントが翼っぽいシルエットになるようにしたり、片目に包帯を巻かせたり。カラーリングは花のアマランスを元に紫系中心で。剣とかところどころのパーツに花っぽく曲線を入れたりしてます。剣はいかにも花、というフォルムではないけどなんとなく花ぽく見える、みたいな装飾を目指しました。
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17・シーベル
機械技術系専門おじさんというキャラ自体は昔から考えていたのがありました。研究員なのでコートは白衣っぽく、けどアクティブなフィールドワーカーおじさんなので裾をまくって留めていたり、コートの下はインディ・ジョーンズ的冒険家ファッションを意識したり、あとウィーキングする人的アームカバーやサングラスでアウトドア感出したり。アウトドア派研究員といった感じで、イメージ元にポケモンのオダマキ博士やウィロー博士があるなあと思います。
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18・ジオ
もみあしじゃないです。鳥人系デザイン。色鮮やかなポンチョとか、南米あたりの衣装の雰囲気盛り込みました。趣味!デザイン中は意識しなかったんだけど、鳥人系に赤使いたくなるの、ガルダモンの影響があるな~と今更思いますね。猛禽類系で、体が大きくて逞しいイメージです。
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19・ハリ
ショタジジイ系作りたいな~ってのと妖怪系欲しいな~ってのと当時能の衣装調べてたのとが合わさりました。九尾の狐系。普段は尻尾が見えてませんが長い髪を尻尾っぽく見せたり。翁に見えて実は翁ではないという感じで、ちょっと狐っぽい印象の面にしたり、本当は力を持っている妖怪なので服装も金襴系の袷狩衣にしたり。文様もちょっと狐イメージしてます。
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20・アナヒタ
猫耳にゴスロリにメイド服、素敵なものをいっぱい混ぜたところにロボ娘を加えれば、ゴスロリ猫耳メイドロボ娘が完成するのだ!とりあえずあざとくてかわいいを詰めようと思いました。ケーブル端子で尻尾感を出したりしてます。ロボ系の脚パーツを大きめにするのは魂に刻まれたロックマンの影響です。
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image-weaver · 6 years
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49 Satan
バルナバーシュとフェリクスが長い長い階段を上ったさき、心の間と呼ばれるその一室は依然として静寂が治め、瞑想の世界に沈んでいた。広さは敵があれば縦横に戦えるほどあるが、今のところ襲撃の先触れは感じられない。天井から銀鎖に吊るされたいくつもの球体のガラスの中の、拳ほどの青いオーブが煌々と、しかし目を刺さず、まるで陽の差し込む大洋のように澄んで優しげな光で部屋中を満たしている。青い光は慎重に踏み入った二人の横顔を同様に染め上げて、部屋の一部として彼らを取り込んでしまうかにも見えた。水の流れる響きが増している。バルナバーシュが脇を見ると、むき出しの水路が部屋を囲んで引かれており、壁の中にあった時には気付かなかったが、どうやら地下より汲み上げただけの水が巡っているのではなさそうだった。
「霊水だな」
フェリクスが部屋の隅々まで目を配ってから言った。
「これが塔全体に張り巡らされて血脈となり、霊状態を安定させているのだろう。片えの塔はイブに情報を取らせているが、こちらとは異なる性質の水が流れているはず。動脈、静脈とでも考えればよい。墓所ではあるが、この塔は生き続けている」 「塔が? 眠る者ではなく」
バルナバーシュが思うところを論ずると、フェリクスは振り返ってにやりとした。バルナバーシュはこの時、彼に初めて笑いかけられたのだと気付いた。
「その通りだ、バルナバーシュ殿。祀られた主こそが生かされているのだ。だが、何のために?」 「フェリクス、君にはその大かたが明らかのように思われるが」 「そんなことはない。外からいくら調べを尽くしたところで、全て分かろうはずもない……内臓とは、手を体内に差し込まねばつまびらかには触れられぬものだろう。貴殿も隠しているつもりだろうが、その魅惑から己を背けられまい。私と同じく、心の様々を争わせながら」
言いながら、微笑むフェリクスは片手を持ち上げて、小指からゆっくりと握り込む仕草をしてみせる。思いのほか品のない陶酔も好むのかと、バルナバーシュは他人事のように、そしてウィローにも同じくした、親しげな視線をフェリクスに送った。だが確かに、この塔は意識すれば――とんだ思い込みであれば幸いだが――彼の言う秘匿の、粘液に覆われ、生温かでかぐわしい匂いが立ち現れて、焦らし、鼻腔をくすぐってやまぬような気さえもした。それも、知ったとたん興が醒めるくだらない類のものではない。ここに眠るものは暴いた者をたちまちに絡めとり、否応なしに引きずり込んで、想像の及ばぬ次元へとさらってしまうのではないか。官能と美醜の内に、暴力と宿命の気配がした。今一度、覚悟を問われている。踏み入れば最後、すさまじい重力に後戻りはきかなくなる……。
さらに続く階段を前にして、二人は短い休息を提案し、壁にもたれながら干しイチジクや燻したベーコンなどを分け合った。そのうち階段から敵が下りてくるのではないかと初めは気が休まらなかったが、幻想的な色彩の壁に囲まれ、静けさに身を置いているうちに互いの緊張の糸はほぐれ、平常心もすっかり回復したように思われた。フェリクスは生まれつきの仏頂面をそのままに、疲れ知らずの機械連中は私達より先に進んでいるのだろう、なんとも憎らしいことだ、などと冗談を口にし、少なくとも今は心を許してくれていると悟ったバルナバーシュは自然、小さく笑みをこぼした。
「フェリクス、ひとつ聞いていいか。君の言う魔王とはなんだ。イススィール綺譚に語られる、魔王グノ・レイのことか?」
水筒をあおった口の端を親指で拭いながら、バルナバーシュはかねてより気になっていたことを尋ねた。フェリクスは意外そうに眉を上げる。
「その様子だと、貴殿もイススィールの、あくまで表向きのものだが、その歴史は知っているようだな」 「いささかは」
そも、ここアラミティク廟塔は<魔王>とゆかりの深い地でもあった。話は遥か昔、エリグヒドの栄えた時代にまでさかのぼる。ヒトの世に渡り、イススィールであまたの願いを叶えて奇跡を起こし、そして幾千のフェレスに散り別れたと伝えられる秘宝、エターナルデザイアーが、一体なぜ滅びたのか――その謎を解く鍵��、エターナルデザイアーが神器とも呼ばれた由縁にある。エターナルデザイアーは本来、神の手にあったのだ。伝説の上では、神が神器を取り戻すために魔王グノ・レイを差し向け、それに抗い、神器を手にした一人の魔法使いとの地をも揺るがす激闘の末、遂に壊れてしまったのだという。
魔法使いの名は、クレスオールといった。クレスオールはこれまでの旅路に見え隠れして語られたように、フェクトナ湖のインフィーンを蘇らせ、一方でオストル沼沢の救済は叶わなかった者でもある……。戦いでエターナルデザイアーが失われ、クレスオールは死に、いる意味をなくした魔王は在るべき次元へ去っていった。だがその後に、フェレスがいつか力を取り戻し、エターナルデザイアーとしてよみがえる未来を予見した者達がいた。魔王の使徒<レイ一族>と、一族に味方したとされるイススィールの王<マフェリアリ>――そしてこのアラミティク廟塔は、彼らが建てた霊屋の塔であった。いつか来る日に、魔王もまた、復活を果たせるようにと。
バルナバーシュが、イススィール、そしてエターナルデザイアーにまつわる歴史と伝説について知るのは、とうとうそこまでとなった。ここより先のことは、イススィール綺譚にも一切記されていない。先に続くパワースポットの名と、そこで見たままの風景が淡々と、ややロマンティックな筆致にのせて書かれているだけなのだ。このアラミティク廟塔も、魔王という存在をただ匂わせるだけで、実際に何者が祀られているかは知れない。イススィール綺譚を記した者はおそらく、全てを知りながら秘していた。自らの手記が、いつか人の世に渡ると予期したのか。だとしてもなぜ、明かさなかったのか。だがバルナバーシュには、その理由や心情が、今ならば分かるような気もしていた。
「バルナバーシュ殿、エリグヒドの図書館跡には足を向けたか?」 「……ああ、ひどい有り様だったが」
数瞬、そこであった出来事を思い出して固まったバルナバーシュを怪訝そうに見ながらも、フェリクスは続けた。
「私には、あれがヒトみずからが燃やした跡のように思えてならない。貴殿もそう思うだろう」 「そうだな。だが何故そうしたのか……私は本を燃やすなど、正気であれば考えたくもないのだが……」 「まるで狂気の中でならば過つとでも言いたげだな」 「………」
バルナバーシュはもう、黙るしかなかった。これ以上、下手に言葉にして見透かされるのはたまらなかった。フェリクスは少し気の毒そうな顔をしてから、すまないとだけ言った。
「だが、これだけは言える。エリグヒドの民は紛れもなく正気だった」 「馬鹿な……」 「馬鹿ではない。しかし彼らは無知だった。ゆえに誰よりも真理を見抜いていた。賢明なマフェリアリ王は良しとしなかったが、エリグヒドの民は魔法使いのもたらしたエターナルデザイアー、その超常の奇跡を受け入れたとしたらどうだ。全ての者の望みが叶い、ありとある争いは消え、恒久的な平和がもたらされる……いや、認めるしかあるまい。それこそがヒトが追い求めてやまぬ、永遠の願いなのだから! さぞエリグヒドは栄えただろう、喜びに満ちあふれただろう。それまでの知識も新たな探求心も儚くなり、やがて失われていく赤子を、大地の象徴エルズェに縋りながら守ろうともしただろう……だが遂には、彼らは個を超越した統一意思となり――肉体も精神も、ひとつに融け合って――高次へ至り、大地から消え失せた。この上ない人類最後の成就であり、悲しみのあるはずもない。何を意味するか分かるか。分かるだろう。聡明である貴殿には、エリグヒドの書物が灰と化した光景もまた――」
バルナバーシュは自らを支える床が音もなく崩れていくのを感じながら、その心は時空を超えて故郷ゲルダットのジルヴァの大聖堂にあった。自分がかつて、光差す石造りの回廊でセニサに語った、あの言葉を繰り返しながら……私は火に焼かれることを拒みながらも、心のどこかでは惹かれている。血塗られた過去より現在を切り離す力を、栄光と犠牲を繰り返す歴史を無にする超常を、世界を孤独から解放し、全てをひとつにしてくれる慈愛を……。それはジルヴァにかつて在った火の信仰だった。全てを焼き尽くす火だった。父祖はその火を受け入れて屈服した。救済と幸福のなかであらゆる書は焼かれた。バルナバーシュは顔を覆い、自失に陥った……今はこれ以上、深く考えるべきではないと、理性が彼の意識をみぎわに繋ぎとめている。
「バルナバーシュ殿……大丈夫か?」 「すまない、続けてくれないか。今は君の話を聞いていたい……」
フェリクスはバルナバーシュの前にひざまずき、肩に手をおいて落ち着くように促した。バルナバーシュの目は暗く虚ろで、呼気は荒かった。流石のフェリクスも心配しないではなかったが、不幸か幸か、彼は友人を持たない気質のために、このような場合の他者への対処も深く汲むことには長けていない。ゆえに素直に、その場にあぐらをかいて、言われるままに引き続けた。
「私はイススィールの歩んだその道に、我ら古代人の歴史の手がかりを見ている。古代人については、額の三つ目で私を見出した貴殿もおそらく知るところだろう。精神性を尊び、想像を絶する大文明と共に、遠い昔に滅んだ種族……比べて現代に残された者は、血にわずかな記憶を残すばかりの末裔に過ぎない。私はなぜ古代人は滅んだのかと、もうずっと長い事、年端もいかぬ頃より考えてきた。高度な世界を築きながら、きざはしを踏み外させたのは何だったのか……。今となっては――少なくとも私の国では、誰一人として知らない。そして誰も考えようともしない。祖先の恥は秘匿され、戒めの偶像として我々の頭上に君臨し続けた。だが齢を重ねるにつれ、滅びた歴史も、今に甘んじる者たちも、私は全てが腹立たしくなっていった。滅ぼした原因が憎いのではない。ふたたび高みへと歩むのを恐れ、封じようとする風潮が、私の望みを、この身に流れて沸騰する血を苛んでいる! 私は望むままに生み出し、進化したいのだ!」
フェリクスの声音は口早に語る中で徐々に狂熱を帯び、彼を駆り立てる欲望の創世記をバルナバーシュにまざまざと伝え続けていた。未だ恐慌より抜け出せないバルナバーシュは視線を落とし、相槌も返せなかったが、彼の話だけはしかと聞き、胸にまで届くのを心の闇の静けさの中で感じていた。
「そして、私は仮説を立てた。なんの根拠もない妄想かもしれない……だが、魔王だ! 我らの進化を正当にするには、魔王という名の対抗存在、抑止力が必要だったのだと私は考えた。古代人はエリグヒドと同様に、高次に達してヒトの枠より解き放たれ、享受するがまま消えていったのか。あるいは神の如く振る舞って生命の秩序をもてあそび、驕り高ぶった兵器によって自滅したのか……だが先も言ったが、原因は重要ではない。どちらにしても滅んだ事実は確かで、理想が生んだ悲劇なのだ。私は理想と共に――いや、理想のために、理想に対抗する力が欲しい。民に証明する力でもよい。イススィールは魔王グノ・レイがクレスオールと相打ったことで、エリグヒドに端を発した消滅を食い止められた。そして神器の復活を見張って魔王もまた、その日まで眠り続けている……ゆえに私はフェレスを受け入れながら、異端を求めてイススィールに来たのだ。貴殿なら、私の崇高な思想も理解できよう! さあ頷いてくれ、バルナバーシュ殿、さあ!」
言いながら完全に高揚しきったフェリクスが激しくバルナバーシュの肩を揺さぶったので、彼には確かに頷いたように見えただろう。バルナバーシュが顔を上げてフェリクスと目が合うと、彼のルベライトの瞳は喜々として見開かれ、この上ない気炎に燃え立ち、黄金に光輝く無限のエネルギーが放射線となってほとばしっていた。そして見つめられた自分の碧眼にも火矢を問答無用に打ち込まれ、躍動が胸に流れ込んでくる。バルナバーシュは脆くも笑みを浮かべていた。今この時はフェリクスが、まばゆい火が――彼のフェレスより来たる輝きこそが救いであり、バルナバーシュには心の底より感謝があるばかりだった……。
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45 Alamityc
鉛色に重い雲の群れが後先の果てなく垂れこめる中、色彩の失われた山間の広く薄暗い裾野を、三つの騎馬が抜けていく。風は強く、冷たく荒んでいた。どの灌木も枝を歪ませて葉を散らし、冬を前にして葉先を枯れさせた草はらが波を打って、往く者たちを歓迎しない声で騒ぎ立てている。彼らはフェクトナ湖より続く、次のパワースポットを目指す途上にあった。以前に道を経たオストル沼沢は、冷たくも湿り、温かな抱擁で――共に腐りゆくともがらとしてだが――冒険者たちを引き入れんとしたが、この地は乾ききり、いわく言いがたい抵抗の念が進む者を平穏へと押し戻そうとしている。草の間に道らしい道はあったが、標もろとも古えの時代より風化して、通るのはいまやフェレスの主だけであり、むきだしの地面に小石ばかりの転がる寂しい旅路が続いていた。
騎馬のうち、後方のなかんずく逞しい一頭に跨るのはバルナバーシュとルドであり、時折吹き付ける突風に彼らの外套は何度も剥がされかけ、とうに頭巾の払われた面貌は砂塵に汚れていた。ルドは乗馬を知らないため、バルナバーシュが彼を後ろに乗せて手綱を取っていたが、不慣れからか疲労も見え始めているようだった。必死にバルナバーシュの背中にしがみつく中、呼気を荒くして、不安げに身を固くしている。
「バルナバーシュ殿、大丈夫か!」
前方のひとりが振り向いて、目深にした頭巾の奥から大声で叫んだ。若い男の声だった。
「少し休みたい、速度を落としてくれ!」
バルナバーシュが頼むと、前方の二人は徐々に馬足を落ち着かせ、バルナバーシュとルドの馬もそれにならった。くつわを並べると、若い男ではないもう一人が預かり、前に乗せていたマックスがルドに一吠えして、健在ぶりを伝えてくれた。
「我らのなかで抜きんでて体力に優れるのは、どうやらこの者のようだ」
預かり主の頭巾から低く泰然とした女性の声がして、手甲に覆われた手がマックスを優しく撫でてやった。その様子に若い男のほうが肩を竦めてから、北西の方角へ手を伸ばし、バルナバーシュとルドに何かを指し示した。
「見たまえ、じきに到着だ」
バルナバーシュらが目をやると、山陰に聳える二つの塔の影が見えた。いや、正確には一つなのかもしれない。二つの塔はその頂上で、アーチを描いて繋がっている……。雲間より一筋の光が差し、灰がかった黄色に浮かび上がる石造りの塔は遠目にも長大で重々しく、殺伐とこの地に漂い、旅人を阻む寒気はあの場所より発せられているのだとバルナバーシュには感じられた。
「アラミティク廟塔……アラミティクとはイススィールの言葉で災いと解く。実に不吉なことだ。だが、ここはオストル沼沢のような累々たる負に行き詰まる袋小路とは違う。���いをもたらすがゆえに開けてはいけない棺、禁足地に至る門――そう、あの場所にこそ、我々をさらなる探求に導く甘美な秘匿があるのだろう。ああ、イススィールよ……今より我らが暴いてやるとも。お前の心臓にいつか届くきざはしを! フェレスある限り、我らに穏やかな夜はない。憤怒してみせようではないか!」
腕を広げ、そう高らかに語る男の口調は愉悦を隠さなかった。バルナバーシュは手巾で顔の汚れを拭きながら、男の横顔を大人しく傍観している。この者と連れの女性と出会った、先日の宿場町での出来事を思い返しながら。
旅の前々夜、バルナバーシュは島の情報の集まる薄汚れた酒場へ久方ぶりに顔を出した。少なくとも今のイススィールにおいて、フェレスの主は普段、互いに積極的な干渉はしないが、取引と互助は比較的な好意の中で根付き、通い合っており、人の集う場所は自然、その仲介役として機能していく定めにあった。しかし人の数は、バルナバーシュらがしばらく帰らぬ間に目に見えて少なくなっており、苦難を前にして挫ける者が続いたか、また矜持の中で道半ばに斃れたのか……いずれにせよ、バルナバーシュにはそれが我がことのようにも思えてならなかった。壁にかかる角灯の質の悪い火に揺れ、陰翳を落とす明かりの下にハインを探したが、姿はない。旅先で出会うこともなかったが、彼は湖をとうに越えたのだろうか。
水割りのラム酒を注文し、杯を手にしながら店を眺めていると、酒に似つかわしくない卓が目に留まった。書物が積まれ、広げられて、その知識の遠洋で支配者然とした青年が一冊を熱心に読んでいる。表紙には、胸の悪くなる歌集と書かれた付箋紙が貼られていた。その他に分かるのは、スラッシュ入門、はじめての召喚、頭のたいそう読本といった、ごく簡単なイススィール語の背表紙のいくつかがバルナバーシュには精々であり、手がかりすら掴めない題もあったが、いずれも古書の風情で、島より見出された貴重な資料には違いなかった。
青年はこちらの凝視など気にも留めず読書か、あるいは解読を続けていたが、バルナバーシュは彼の額にあるものが飾りでないのが分かると、情熱に水を差さざるを得なくなってしまった。
「失礼、あなたは古代人の後胤か」
仰々しく足音を立てて近付いても見向きされなかったので、思い切って声をかけた。すると青年は掘りのある気難しげな顔を上げ、眉を寄せ、丸みを帯びた銀縁眼鏡をそのブリッジに中指をあてて整えた。眼鏡には耳掛けがあり、パンスネが主流であったゲルダット人のバルナバーシュには見慣れない型だったが、合理的な洗練を窺わせる品だった。隣国ハンターレクから運ばれる舶来品に一度、これとよく似たものを目にした覚えがある。
顔を合わせると、容姿はよりはっきりとした。薄青と灰を帯びたらくだ色の髪を肩まで下ろし、中肉中背を藍の胴着と黒みのある茶色の洋袴からなる飾り気のない旅装束で包んでいたが、やや白目の多いルベライトの瞳は鋭く、手厳しい執念の火を宿して見る者に熱傷を与えるかのようだった。鼻筋の通った面差しながら、他者を寄せ付けないどころか、自らにとって生半可な者は相手にするつもりのない一蹴を醸している。それはまた、過去の失態による不信や人嫌いではなく、生来のすげなさであった。愛想など母の胎内に自分から置いてきてやった、とでも言いたげな挑戦的な態度が、この者の全身から充溢しているのだ。
だが<古代人>に馴染みのないバルナバーシュの興味を一段と引くのは、額の目だった。それは宝飾ではなく、また入れ墨でも化粧でもなく、第三の目――生きている瞳だった。まばたき、同じルベライトの色に光る瞳は、双眸と共にバルナバーシュを曇りなく映している。このように見つめられるのは全く初めてのことだったので、内心はまごついていたが、古代人の青年が黙って続く言葉を待っていたので――そして長くは待たないのだろう――バルナバーシュは簡明直截をもって本題を口にした。
「直していただきたい遺失文明の品がある。小さな機構なのだが」 「そうか、見せてみろ」
懐中時計を手渡すと、青年はそれを見て眉を上げた。
「これはフェレスか?」 「ああ。フェレスとしては問題ないが、針が動かない。動力か、あるいは細工に支障が出ている」 「なるほど、しかしここでは無理だ。技術はあるが、道具が無い」
青年はバルナバーシュに懐中時計を返し、腕を組む。
「レオ鉱山の小屋へ行けば叶うことだが、生憎、私は明日に出立せねばならん。探索行が終わってから互いの機会があえばよいが」 「いや、それで構わない……」 「貴殿、名は?」 「バルナバーシュだ」
それから青年は薄い唇を指でなぞり、遠くを見るような目で考えたが、長くはかからなかった。
「時にバルナバーシュ殿よ。貴殿はフェクトナ湖を越えたのか?」 「あ、ああ……その先はまだ見ていないが、それが何か」 「ゆくりないことだが、我らも――ひとり連れがいるのだが、貴殿と同じ途上にある。そして準備、実力、士気に抜かりはない。よって、故も無い者を引き入れるぐらいなら、二人で挑んで間違いはないのだが……私が望む探究をより為すために、出来ればあと二人ほど同行者が欲しいのだ。貴殿を見込んで勧誘したい。報酬の用意もあるが、我らについてきたなら必ずや、貴殿にも利のある協力となるだろう。値踏みも馬鹿らしくなるほどにな」
唐突な申し出だった。ごく真剣に、またごく当然と語る顔は、なにせこの私がいるのだからと、一切の疑いもなく言葉の後に付け加えている。
「無論、断るも良しだ。あるいは人手に心当たりがあるなら、時計修理の前金代わりに教えてほしいが」 「それは……少し考える時間が欲しいが」 「私は待たない。だが目下のところ、湖を越えてなお進まんとする者とこうして会えたのは、貴殿が初めてだ。諦めて島を出る者や――彼らは極めて正しい選択をしたと言えよう――また、倒せぬ敵がいるから助けてくれとせがむ腑抜けも稀にはいたが、貴殿はそのようにも見えない。あの水精らの試練をしりぞけたなら、私の考えは分かるはずだ。だからあと一日ならば、貴殿のために出立を遅らせられる。それ以上はなしだ」 「……話は分かった。私のほうも二人連れだから、数を合わせる必要はない。相談し、明日の夕刻には、仲間を連れてこの酒場に返事を持ってくる。あるいは私たちの姿が遂に見えなければ、行ってくれ」
バルナバーシュはこの尊大で、微塵の悪意もなく、ゆえにたちは悪く、そして認めた相手には彼なりに敬意を払うつもりのある男を、懸念こそすれ嫌いにはなれなかった。この者は故郷ゲルダットで最も傲慢で、欲に醜く肥え太り、糞の山の上に立って己こそ完美と標榜してやまぬ家門、<ニールの高き壁>と何が違ったのか。バルナバーシュは、自分がこの男にかつての友……下水に棄てられて死んだウィローの面影を見ていることに気が付いた。
ウィローは高き壁の傍系にありながら、いかな痛烈な皮肉をもって本家の者どもの虚栄を突き、一夜の花火のように暴くさまを心に描いて、奸智を費やし、なによりもその楽しみの中には、意外なことに一切の不幸も過去も存在していなかった。不幸や過去は、きっかけではあったかもしれない。だがバルナバーシュにとっては、それでも驚くべきことだった。ウィロー自身が地位の低さから受けたありとある蔑みも、その痛みから生まれたはずの復讐心も、彼が生み出したものは忘れ、華やかに世界を刷新した。若き日のウィローム=アガス・ニールは、ただひとり心を許したセインオラン=エルザ・バルナバーシュと一緒になって、高き壁の連中へ悪態をつき、ささやかに一泡吹かせてやり――たとえば品行方正を自称していた男の浮気の現場を、いっとうまずい相手に目撃させたりとか――そうして悪だくみの成功を笑いあうとき、ただひたすらに幸福だったのだ。ウィローは才のある詩人であり、芸術家の素質の持ち主だった。二人はどしゃ降りの街路で、口をあけながら天に向かって笑い、雨粒を受けて駆け抜け、疲れ果て、秘密の袋小路で仰向けに転がって、息は荒く、それでも幸せに笑い続けた。ウィローは学び舎に入ると、実際に詩も書いた……美しく、自由で、それは不知によって紡がれていた。バルナバーシュの恐れた無知とは違う。ウィローは生み出す瞬間、知りながら、忘れ去るのだ。周りは彼の不幸な出自が胸を打つ詩を書かせたのだと、憐れみをもって評していたが、ウィローはその者らを一笑に付した。お得意の皮肉と嘲笑を交えて。
古代人の青年は、ウィローとは違う。いかにもな学究肌で、無駄を好まず、決して軽薄ではない。なのになぜ、面影を見たのか。彼の大胆不敵な物言いに、不幸と過去を少しも感じられなかったからだろうか。何かを掴みかけて、だがバルナバーシュには結局分からなかった。そも出会ったばかりなのだから、早計と片付けるのが今は正しいように思えた。
「待て、まだ名乗っていなかったな」
古代人の崇高な作業の邪魔をいつまでもして、気を損ねないうちに立ち去ろうとしたバルナバーシュを彼が引き留めた。
「私はフェリクス。我がフェレスに誓って、魔王を証明する者だ」
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11 Ruin
バルナバーシュの住む小国<ゲルダット>は北が<竜域の海>に臨み、東と西にはそれぞれ隣国との国境が引かれ、南は魔物ばかりのアイテールの森、さらに先には生きて帰るもののない未踏の樹海が広がっている。西方には海と陸、二つに構えた交易都市で栄える多民族国家<ハンターレク>、東方は芸術によって謳われる歴史と花の都<ミラ>の領土であった。
ゲルダットは高低のある地形と吹く風の特徴から冬は長く、夏季は涼やかであった。百二十八年前のジルヴァによる内紛で変革の火を鎮めたのち、両国になぞらえたなら知の国とも呼ばれただろう。だが今は、外来の侵攻と貧富の差に揺れるハンターレクや、全体主義の台頭で色の萎れゆくミラと同じくして、ゲルダットも諸問題を抱えており、内なる民にはより深刻なものとして、徐々に根を地中へ巡らせていた。いつか根は土地を腐らせるか、行き場を失った末にハンターレクやミラに及んで火種となるだろう。それとも、先に両国の根がゲルダットに襲い来るかもしれない。
ゲルダットの各主要都市には学院が設けられ、多くの知識の体系が収められている。バルナバーシュはかつてジルヴァに勝利した貴族階級の家のいくつかが秘匿の業に酔いしれていると聞き、真偽の程を確かめるべくゲルダット国内を馬車で周遊した。彼もまた身分ある家に生まれたが、ジルヴァに与した裏切りの過去が主流の家門たちを遠ざけていた。だから正面きってではなく、飛語のささやく薄汚れた店に寄り、また店に通う古い仲間を訪ねた。バルナバーシュもそのような場所へ行けば後ろ指を差される対象ではあったが、己自身が気にしなければ、裏切りの末裔、貴族の中の除け者、泥��ぶり、つまり同じ側の人間として、いつか受け入れられるのだった。
バルナバーシュは周遊のある日、ジルヴァからひとつ都市をまたいだ先にあるニールという黒壁の街に寄り、昼も薄暗い裏路地の<暗灰の壁>亭に立ち入った。その店内の奥にいつも陣取る、古い仲間のひとり、ウィローは同年の悪友だった。花顔の母親から受け継いだ目鼻立ちと青く透き通る瞳、くすんだ金の髪が首すじまであり、肌と身なりは清潔で、しかし目には皮肉、唇には嘲笑が張りついている。醸す気配は痩せた獣のようで、気を許せる場所でしかその正体を見せず、普段は甘い微笑みの中に隠しているのだろう。彼は名門の生まれだが、妾の子で地位は低く、蔑みの中で育ってきた。二十にも満たないころは、二人で悪さもしたものだった。バルナバーシュと違ったことと言えば、ウィローは女性によくもてていた。
ウィローは店内を横切ってこちらに来るバルナバーシュに気付くと、杯を持った手を広げて喜色満面になった。
「<灰の乙女の犬>バルナバーシュ家の後胤、セインオランよ、よくぞ参ったな。吹き溜まる白い埃と塵とが誇り高きニールの黒壁を汚し、暗灰色に染めるこの場所に。ここの杯が恋しいあまり、全身の毛という毛を安酒で洗いに来たのか?」 「お前でなかったならその侮辱には拳をくれてやるところだ、ウィロー」
彼らは軽く抱き合って友誼を確かめたあと、向かい合って座りなおした。卓は二人掛けで狭かったが、奥まった席なので喧騒より離れ、ゆっくりと話すことが出来る。バルナバーシュは一度カウンターへ水割りのラム酒を受け取りにいってから戻り、ウィローに切り出した。
「<アイテールの番人>と<ニールの高き壁>、それから<地下塔>が秘匿に手を出したと聞いた」 「ああ、その話か。アイテールはちと遠すぎて俺にまだ確証はないが、ニールはもう悪臭まみれさ。それも最近は地下塔と組んでるのか、連中の出入りも多い。奴ら、表向きには隠しているつもりだろうが、処理も躊躇われた汚物は必ず吹き溜まりに流れ着く。この先で下水を覗けるんだが、よく死体が上がるんだ」 「それは、動物のか? まさかヒトではあるまい」 「そうさな、家畜や蝮がほとんどだ。ヒトも秘匿の生贄に捧げられたなら、まず形は残らないだろうよ」
バルナバーシュはそこで、通りがかった給仕の女に、花とベリーを漬けて寝かせた蒸留酒――ニールの酒だ――をウィローに持ってくるように頼んだ。ウィローは口の端を上げて悪党じみた笑みを刻んだ。
「つい七日前か、長耳と指、それから足首が流れ着いたのを見た。耳は間違いなくエルフのものだ。エルフの女を抱いたことがあるから分かる」 「秘匿の業は、ヒトをおぞましい実験の数々に走らせると聞く。彼らは踏み込んでいるということか」 「セインよ、秘匿がなぜ秘匿とされているか、分かるか」
バルナバーシュは片眉を上げて、友を訝しんだ。
「奴らは知らないのさ……いや、知ることなく溺れていくだろう。自分がついに何者かも分からずに。まあ、お前にとっては不穏の種に過ぎないのだろうが、俺は心底愉快なのよ。神の高みを目指しているつもりで、不浄の虫ばかりの淵に向かっていく愚かさがな! そうは思わないか」 「そういうお前は、淵に墜ちていく者どもを笑って見ているだけなのか?」
ウィローはふんと鼻で笑い、壁にもたれて宙を見た。
「ああ、俺は人の世にどうにかしがみついて生きてやるさ。だが結局のところ、奴らが正しいのかもしれないとも思っている。不浄とはいったが、秘匿の業が救済であることには肯かざるを得ない。先細りする天ではなく、広がる淵こそが、ヒトにとっての安息地なのだろうから」
バルナバーシュは得体の知れない自己嫌悪に締め付けられるのを感じ、軽く頭をおさえた。学徒である自らも知にかつえ、高みを知ろうと目指している。しかし本当に行きつく先とは、ウィローの言う淵なのではあるまいか。
バルナバーシュはイススィールの旅籠にて、食後のラム酒を舐めながら故郷ゲルダットや、片手で数える程度の隣国の旅行について思いを巡らし、その中から自らの体験をルドに聞かせたが、ウィローと最後に酌み交わしたひと時は胸の内に仕舞い込んだままにした。あの時、バルナバーシュは三十歳(八年前のこと)で、ウィローはそれから数年後、血と心臓を抜かれた死体となって見つかった。白い埃と塵とが黒壁を汚す、ニールの暗くうっとうしい裏路地の、最奥に流れる下水にて。
ルドはまだ話を聞きたげであったが、二人ともあくびをかみ殺し始めたので席を立ち、二階の寝室へ向かった。元々空き家だったこの木造の建物は、立て付けも悪く上品とは程遠いものだったが、野宿よりは安らかに眠れるものだった。人ひとりが横になれるだけの部屋を、それぞれに宛がわれている。
「おやすみなさい、バルナバーシュさん」
ルドが戸を閉めるのを見送ってから、バルナバーシュも部屋の床に敷かれた毛布に横になる。ベッドなどの贅沢な品は無かったが、稼ぎがあればもっと良質な宿に泊まれるのだろうか。
ランタンを枕元に置き、仰向けに、何気なく天井の染みを見つめていると、ウィローの���が幻となって浮かんだ。あの時に彼の無念を晴らすには、バルナバーシュには力がなく、また時も遅かった。
「エターナルデザイアーか……」
バルナバーシュは半身だけ起こして、胸元からフェレスである懐中時計を取り出した。重みがあり、金の上蓋は経年の細かな傷や汚れでくすんでいたが、それが遺物としての気品を高めていた。ジルヴァによる内紛の折、父祖が灰の乙女に仕えた褒賞として賜った品であるらしく、バルナバーシュはこれを祖母より受け継いだ。先代である母ノーランティは、セインオランを産んですぐに亡くなってしまった。父も祖母も今は無く、バルナバーシュの家はセインオランという嫡男ただ一人が残されている。子供の頃より彼は、暇さえあれば時計をよく磨き、肌身離さず持ち歩いていたものだった。
夜明け前、山向こうに旭を隠した浅紫色の空を背に、二人は次のパワースポットであるエリグヒド街跡への道を進んでいた。まどろむ草花や木々はやがてまばらとなり、黄土色の岩肌ばかりの小さな谷の間を抜けていく。朝の冷たく澄んだ風が絶えず吹き抜け、ルドは身震いして市で取引したマントをきつく体に巻き付けた。
「ここがエリグヒドか」
谷を抜けたバルナバーシュが高い崖から見渡そうとした時、折よく日が差し掛かり、朝霧の中にエリグヒドは浮かび上がった。遥か古より風化してなお、面影を深く残す広大な廃墟群、その全てが暁光に輝いている。遺構はその殆どが土と石の造りで、無残に崩れ去ったものもあるが、至る所にアーチや柱が立ち、中央の広場から放射状に延びる街路は太陽の光を連想させた。街路はまだ残る家々や、送迎場、階の高い施設、野外劇場と思われるくぼ地などへ繋がっている。街より外は田園が広がっていたのだろう。だが今は荒れ果て、背の高い草原や雑木林がもの悲しくさざめくだけの土地だった。
今いる崖を道なりに下って行けば、送迎場に至れるようだった。かつて多くの人と馬、品々を歓待した門は高く聳え、また何者も阻むことなく広かった。複数台の馬車が横に並んで通れるほどもあるだろう。アーチの頂きは落ちていたが、先の通りにはその時代に知られる全ての種族の石像が円環の上に立ち並び、エリグヒドがいかにして治められ、栄えたのかを今も語らんとしていた。
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