Tumgik
#変幻する日本国憲法
ari0921 · 15 days
Text
織田邦男先生の論考です。
真の「平和国家」を目指すときだ
麗澤大学特別教授 元空将・織田邦男
政府は3月26日、日本、英国、イタリアが共同開発する次期戦闘機の第三国輸出を解禁する方針を閣議決定した。もし日本だけが輸出できない場合、開発交渉で著しい劣勢に立たされる懸念があったが、ギリギリ間に合った。
次期戦闘機の第三国輸出
防衛装備品は年々、高性能化、高価格化し、特に先端技術の塊ともいえる戦闘機開発は一国では手に負えず、価値観を同じくする国が共同で開発する趨勢(すうせい)にある。
装備品の調達方法としては大別して3種ある。①外国から完成品を輸入②外国からライセンスを購入して自国で生産③開発(独自開発、共同開発)。その内、開発のメリットは①自国の防衛戦略に合致した装備品が入手できる②取得後、自由に改修ができる③防衛産業を育成、強化できる④先端技術が得られる⑤得られた技術を民需に活用できる―などがある。
第三国輸出には次のようなメリットがある。①生産機数が増え価格低減が図れる②維持、整備を通じ、輸入国との関係強化が図れる③輸入国の防衛力を高めることができ、日本の抑止力向上につながる④友好国を増やし、良好な安保環境醸成に資する。
他方、批判的なメディアからは「平和国家として歩んできた日本の信用を揺るがしかねない」「憲法の平和主義に反しかねない」といった主張があった。
「日本製の武器で人が殺されることがあってはならない」「死の商人になるのか」といった上滑りの情緒論的批判は論外として、「平和国家としての日本の信用」「憲法の平和主義」といった批判については違和感を覚える。
そもそも日本は「平和国家」としての責務を果たしてきたといえるのだろうか。戦後、日本は安全保障をワシントンに丸投げし、金儲(もう)けに専念してきた。他国での戦争や紛争には目を背け、自国さえ平和であればという「一国平和主義」にどっぷり漬かってきた。
日本は責務果たしてきたか
この偽善を暴いたのが湾岸戦争だった。サダム・フセインのクウェート侵略に対し、国際社会は冷戦後の平和な国際秩序維持を目指し、結束して立ち上がった。だが日本は汗を流さず、金で済まそうとした。結果、「小切手外交」「身勝手」などの汚名を着せられ、顰蹙(ひんしゅく)を買った。
平和は努力して創造するものであり、戦争に目を背けるだけでは得られない。日本の「平和主義」は「戦争」を忌み嫌うだけで、平和の創造に貢献してきたとは言い難い。「平和国家としての日本の信用」などは独り善がりの思い込み、幻想に過ぎない。我々が思うほど国際社会から評価されていないのだ。
先の大戦後、日本が全て悪く、日本さえ何もしなければ平和が達成できるといった風潮があったのも事実である。1945年8月のニューヨーク・タイムズの記事が当時を物語る。「この化け物(日本)は、一応倒れはしたがまだまだ安心ならない。我々は永遠にかかっても徹底してこの怪物(日本)の牙と骨を抜き去らなくてはならない」
国際社会の厳しい視線や、贖罪(しょくざい)意識も手伝って、安全保障については「何もしない」ことが「平和国家」と思い込み、更には「平和国家」は決して侵略されないとの「空想的平和主義」が蔓延(はびこ)った。
その後、日本の国力も増し、国際情勢の激変もあって、2013年12月、「国家安全保障戦略」を策定して「国際協調主義に基づく積極的平和主義」へ転換を図った。観念ではない地に足の着いた「平和国家」を目指すものであり、この構想は現「国家安全保障戦略」にも受け継がれている。
観念論的「平和主義」脱せ
だが、今回の「次期戦闘機輸出騒動」や「ウクライナへの支援態様」によって、いまだに観念論的「平和主義」から脱し切れない現状が白日の下に晒(さら)された。
ロシアの侵略に立ち向かっているウクライナに対し、武器、弾薬支援は認められないとして防弾チョッキや発電機でお茶を濁す。ウクライナの敗北は「力による国境変更は許さない」という戦後国際規範の崩壊に繫(つな)がり、やがては東アジアの平和を脅かすことになる可能性があるにもかかわらずだ。
G7の中でもわが国だけが異質である。これで「平和国家の価値と理念」などと胸を張れるのだろうか。侵略を許さない国際規範を守り、将来の平和を確保する。このためにあらゆる支援を惜しまない。それでこそ真の「平和国家」であり、国際社会で「名誉ある地位を占める」ことができる。
作家の司馬遼太郎氏は生前、次のように語っていた。「おかしなもんやなあ、大方の日本人にとってはある種の観念の方が現実よりも現実的なんやから」と。
「平和主義」といった実体の伴わない観念を振り回している場合ではない。今回、次期戦闘機の第三国輸出解禁で一歩前進した。今後は全面輸出解禁に踏み切り、「真の平和国家」という物差しで案件ごとに熟慮、判断し、国際平和に積極的に貢献していくべきである。(おりた くにお)
Tumblr media
7 notes · View notes
kennak · 9 months
Quote
2012年末に発足した第二次安倍政権が、最も精力的に取り組んだ外交課題のひとつが、ロシアとの間で長年の懸案事項となってきた北方領土問題、平和条約問題であった。安倍首相(当時、以下に同じ)は在任中、ロシアのプーチン大統領との間で27回もの首脳会談を行い、首相の訪露は11回を数えた。なお、対するプーチン氏のこの間の訪日は2回にとどまる。 時に「前のめり」などと評されることもあったが、この困難な問題にこれほどの熱意をもって正面から取り組んだ日本の首相は、かつていなかったといってよい。しかし、結局、安倍首相の在任期間中に北方領土問題、平和条約問題解決への具体的な端緒が開かれることはなかった。 2020年9月、安倍首相は、連続在任2822日の最長記録を残して退任し、その後は菅首相に引き継がれたが、わが国の今後の対露外交の在り方を考える上で、安倍政権時代に交渉が進展を見なかった原因はどこにあるのか、その検証を行うことが重要と思われる。筆者は、日本のこの間の対露外交の背景には、ロシアに対する3つの幻想が存在したと考えてい��。 本稿では、近年の日露交渉の過程を簡単に振り返ったのち、ロシアへの幻想、特にわが国の安全保障とも直接かかわりのある中国とロシアの関係を中心に、安倍政権下の対露外交について考察してみたい。 日露間に広がるギャップ 就任後の早い段階で、安倍首相は日本の首脳による10年ぶりの公式訪露を果たし(2013年4月)、2014年2月にはソチ冬季五輪の開会式に出席するなど、積極的にロシアとの関係改善を目指してきた。同年3月以降は、ロシアによるクリミア併合を受け、欧米諸国とロシアとの関係が急激に悪化の一途を辿ったが、日本は北方領土問題、平和条約問題の解決へと邁進した。 安倍政権下での対露交渉において、最初の大きな転機となったのは、2016年5月の安倍首相の訪露である。当時のオバマ米政権の強い反対を押し切る形で、安倍首相は再びソチを訪問、ロシアに「8項目の経済協力プラン」を提示し、北方領土問題、平和条約問題に関して「新しいアプローチ」で交渉を進めていく方針を打ち出した。ソチでの会談後、安倍首相は「突破口を開く手ごたえを得た」と述べたが、同年12月にプーチン大統領が訪日して開かれた長門会談は、成果らしい成果を生むことなく終わった。 日露の平和条約交渉において次の大きな転機となったのは、2018年11月のシンガポールでの首脳会談だ。北方四島のうち、歯舞群島および色丹島の二島の日本への引き渡しが明記された「1956年日ソ共同宣言」を基礎に、平和条約交渉を加速させることでロシアと合意したのである。 これまで日本は、ロシアとの間で「北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する」ことを交渉の基本方針としてきたが、シンガポール合意は、日本が「(最大で)二島」へと大きく舵を切った瞬間とも言え、その意味で日本の一大方針転換であった。 しかし、日本側の大きな決断にも関わらず、その後も交渉は難航。昨年7月には、領土割譲禁止条項が新たに加えられた改正憲法がロシア国内で成立し、今後の交渉の見通しがますますつかなくなるなか、安倍政権は退陣した。 一方で、この間に明らかになったのは、日本との北方領土問題、平和条約交渉に対するロシア側の非常に硬いスタンスである。ロシアのこの問題に対する主張は、ロシア国内での報道や、日本側で交渉に直接関与した谷内正太郎・前国家安全保障局長の証言(注1)、これまでのプーチン大統領自身およびラブロフ外相の発言などから、おおよそ次の二点に集約し得る。 第一は、日本との間で平和条約を締結するとしても、それは島の引き渡し等に関する条件なしに、つまり、領土問題とは無関係に締結するというものだ。 しかし、平和条約を締結してしまえば、当然、その後領土問題を協議していくためのロシア側の動機は、今よりさらに失われることになる。プーチン大統領自身が、「日本との間に領土問題は存在しない」と繰り返し述べている現状を勘案すれば、平和条約を締結した後に、ロシア側が真摯に日本との領土問題に向き合うとは考えにくい。当然、日本として受け入れられるものではない。 第二は、平和条約締結の条件として、日本が第二次大戦の結果、南クリル(北方領土のロシア側の呼称)が正式にロシア領になったと認め、かつ、島に在日米軍基地を展開させないという日本側の保障が不可欠とするもの。 これについて、あるロシアの有力メディアは、ロシア側政府関係筋の話として、そもそも日本へ島を引き渡す計画などないが、直接交渉を拒否することは“外交的配慮”から控え、代わりに日本側が到底受け入れられない条件を提示しているのだと伝えた(注2)。にわかには信じがたいほどの強弁だが、ロシア側の報道によると、プーチン大統領自身、実際にこの条件を安倍首相に提示したことを強く示唆する発言を行っている(注3)。 いずれにせよ、1956年日ソ共同宣言を足掛かりに、領土問題解決、平和条約締結へと突き進もうとした日本との温度差は、相当なものだ。だが、実は北方領土問題、平和条約交渉に対する温度差は、これほどまでに顕在化するずっと以前より、日露間に存在してきた。安倍政権はその温度差を見誤った可能性がある。そして先に述べた通り、筆者はその背景には、ロシアに対する3つの幻想が存在してきたと考えている。 ロシアに対する3つの幻想 日本が安倍政権下でロシアに対して抱いてきたと思われる3つの幻想の第一は、プーチン大統領は北方領土問題に熱心だという幻想だ。 確かにプーチン大統領は2000年代前半には、「1956年宣言」の有効性を認め、その履行はロシアの義務だと発言するなど、北方領土問題に前向きととれる姿勢を示したことがあった。しかし、2004~05年を境にその発言内容は一変、以降は「南クリルが第二次大戦の結果正式にロシア領になったことは、国際法で認められており、これについて一切議論するつもりはない」、あるいは「1956年宣言には、島を引き渡すとしても、どこの国の主権が及ぶかは書かれていない」、「日本との間に領土問題は存在しない」などという、日本としては理解しがたいレトリックを繰り返し、一貫して強硬な姿勢を示してきた(注4)。 特にここ数年のプーチン大統領の発言は、どれも2000年代前半の時分とはかけ離れたものだ。それにもかかわらず、安倍政権は当時のプーチン氏の発言に引きずられてきた可能性が高い。シンガポール合意で、日本が1956年宣言まで下りる決断をしたのも、まさにプーチン氏が当時、1956年宣言の履行はロシアの義務と認めたという一点に、望みをつないだ結果だったと考えられる(注5)。 第二は、プーチン政権は盤石だという幻想である。 1990年代、新生ロシアを率いたエリツィン大統領は、議会をはじめ国内での政治基盤が極めて脆弱だったため、同大統領との間で平和条約交渉を進めることができなかったという苦い経験が日本にはある。その点、プーチン政権は安定しており、プーチンは領土問題で決断し得る指導者だという幻想は、広く日本に存在してきた。 実際に、日本の政界やメディアの一部からは、「プーチン大統領が在任中の今が、北方領土問題を解決する最後のチャンス」という見解が度々聞かれた。日本がロシアとの関係を、プーチン大統領と安倍首相との個人的な関係を軸に動かそうとしたのも、その表れであろう。 しかし、ロシアの政治は、実はそれほど単純な構図で動いているわけではない。近年、欧米のロシア専門家やロシアの政治学者、あるいは独立系のジャーナリストらが指摘しているのは、プーチン大統領の力は、国内でも、国外でも、誇大に評価されているという点だ。 プーチン治世において、確かに政治・経済の隅々まで「権力の垂直化」が図られてきたことは事実である。しかし、石油や天然ガスといったエネルギー資源、あるいは巨大化した国営企業に依拠した垂直型の経済システムは、既に10年ほど前からほころびを見せ始めており(注6)、2014年以降は、そこに原油価格の低迷と欧米諸国からの経済制裁も加わった。プーチン政権下のロシアを、ソ連末期の「停滞の時代」とまで比喩する論が、ロシア国内でも散見されるようになっている。 経済が停滞すれば、経済的な利権構造を基盤に築かれたロシアの政治システムそのものも、同時にほころびを見せ始める。エネルギー資源や国営企業に依拠する経済の構造改革が、大統領の掛け声に反して遅々として進まないのも、それらが政治の利権の温床になってきたからだ。 経済の低迷が続くなか、2018年のロシアの統一地方選挙で、いくつかの地域で与党が敗北したことは、政治システムのほころびを示すひとつの象徴であった。近年相次ぐ有名政治家や著名人らの逮捕、またプーチン氏自身に関する健康不安説やスキャンダルがメディアに流れ始めた背景にも、プーチン大統領のレームダック化、あるいは政権内の権力闘争の激化が存在しているとの指摘が、ロシア国内の専門家らから多々示されている。 こうしたなか、国民の間に漂う閉塞感のはけ口として、あるいは政治システムにおける利権に代わる接着剤として、プーチン政権はこれまでも、大国主義とナショナリズムを利用してきた。近年では、これに加えて、第二次世界大戦におけるロシア(ソ連)の「歴史の正当化」というテーマも積極的に活用されるようになっている。 2014年にロシアで成立した第二次大戦の記憶に関する法律も、プーチン大統領自身が2020年6月に発表した論文「偉大な勝利75周年~歴史と未来への責任」も、同大戦におけるロシアの正当性を強く主張するものだ。 もちろん、プーチン大統領がロシアの最高権力者であることは事実である。また、多少の困難な問題を解決するだけの力は依然として保持しているとする考えも、完全に否定することはできない。だが、第二次大戦におけるロシアの「歴史の正当化」を、大統領自らが旗振り役となって推進するさなか、まさに同大戦によって引き起こされた日本との北方領土問題を協議することが、いかに困難かは、想像に難くない。 対中牽制としての日露接近の幻想 第三の幻想は、日露の接近は、日本とロシアがそれぞれ中国に対する「カード」となり得るという日本側の認識であり、さらに言えば、その認識を日露が共有しているという幻想である。こうした幻想を生む背景となったのは、プーチン・ロシアが進めてきたロシアの「東方シフト」政策がある。 プーチン大統領は2000年の就任以降、ロシアの国土の大半はアジアに属すという点をことあるごとに強調し、ロシアのアジア太平洋地域への統合を目標に掲げ、その拠点となるべきロシア極東地域の振興を、「21世紀を通じた国家優先事項」に据えてきた。 プーチン大統領の意識のなかにあったのは、経済的に大幅に立ち遅れたロシア極東地域からの著しい人口流出への危機感と、国境を接する中国からの人口的・経済的浸食、つまりは同地域の「中国化」への強い警戒感があったとされる。 だがそれだけではない。同時に、エネルギー資源等の欧州に代わる貿易パートナーとしてのアジアへの期待、さらには米国を中心とした世界秩序からの脱却・アジアを中心とした新しい世界構造への移行という政治・安全保障上の期待もあった(注7)。 特に2012年は、ロシアは極東の街ウラジオストクでAPECを開催したほか、極東発展省という極東の開発を専門とする政府機関を新たに創設するなど、ロシアの「東方シフト」が目に見える形で具体化され始めた年となった。以降も、ロシア極東への投資誘致に向けた経済特区制度が整備され、ウラジオストクでは、プーチン大統領自らが参加する大規模な「東方経済フォーラム」が毎年開催されるようになる。 日本としても、ロシアの「東方シフト」は歓迎する動きであった。安倍首相は、「中露が緊密に手を組む事態だけは避けなければならない」と周囲に語ったとされるが(注8)、ロシアの東方シフトの動きは、強大化する中国とどう向き合っていくかという安全保障上の観点から、日本にとっても好都合と映ったことが伺える。日本がロシアに提示した「8項目の経済協力プラン」には極東振興の項目が入れられ、安倍首相自らもプーチン大統領に対し、極東における両国の協力を「格好の共同作業の場」と表現してみせた。 これに関連して、自民党の河井克行総裁外交特別補佐(当時)は、2019年1月にワシントンでスピーチを行った際、日本のロシアへの接近は中国の脅威に日露が共同で対処するためとの説明まで行っている。なお、河井氏のこの時のスピーチは、ロシア側から猛反発を受けたことは後で少し触れる。 ロシア国内でも、ロシアの「東方シフト」を日本と結びつける議論もあった。例えば、カーネギー・モスクワセンターのドミトリー・トレーニン所長は、「ロシアと台頭するアジア」(2013年11月)というレポートのなかで、ロシアのドイツとの良好な関係を引き合いに、日本を「東方のドイツ」にすることはロシアにとって意味があるとし、今後の露日関係の発展に期待を寄せている。 トレーニンは、露中関係の肯定的な側面を評価しつつも、ロシアと中国の間には様々な矛盾があることを指摘し、ロシアは、強大化した中国との関係をより効果的に構築するためにも、日本をはじめとする他のアジア諸国との関係も同時に強化すべきだと考えていたのである。 トレーニンが「ロシアと台頭するアジア」のなかで指摘したように、中露関係は、首脳同士による「蜜月」の演出とは裏腹に、当時からさまざまな矛盾を抱えていた。ロシアと中国の経済力の差は拡大する一方であり、両国間の貿易構造の不均衡は、ロシアが中国の産業発展に寄与する資源供給国の地位に落ちたことを意味した。経済的な面だけではない。ロシアが自国の勢力圏と目する中央アジアや北極圏においても、中国との利害がいつ本格的に対立するか分からない状況が当時から指摘されてきた。 特に中国と直接国境を接するロシア極東地域の住民の間では、中国の不法移民の問題が、「(中国の)静かなる拡張」と呼ばれ、時折沸き起こる「中国脅威論」の動機となってきた。また、ロシア領内での中国人農家による収奪的な農法や森林の違法伐採など環境問題ともリンクし、一部極東の市民らの間では、中国に対する一種のアレルギー反応が引き起こされることもあった(注9)。 ただし、そうしたなかでも、トレーニンの「日本を東方のドイツに」という考えは、ロシアではごく限られた少数意見であり、多くの��スクワの政治エリートや専門家らの見方は、あくまでロシアのアジアにおけるパートナーは中国であり、日本はアジアにおける「複数の選択肢のうちのひとつ」に過ぎないという認識が大半であったことは、注意しておく必要がある。 そのうえ、ロシアの中国偏重の比重はその後ますます高まっていくこととなる。2014年のロシアによるクリミア半島の併合とそれに続く欧米諸国との対立が、ロシアの「東方シフト」の性格そのものを一変させたのである。 中国との軍事同盟も排除しない ロシアの中国専門家アレクサンドル・ガブエフによると、21世紀のロシアと中国の関係は、三つの支柱によって支えられてきた。第一に長大な国境ゆえに安全の保障が不可欠という両国の認識の一致、第二に経済的な相互補完性、第三に政治体制の類似性である(注10)。 第一については、2004年に両国間で最終的に国境が画定したことが大きな役割を果たした。第二は、裏返せば貿易構造の不均衡を意味するが、それでも欧州に代わる資源の販売先として、ロシアにとって中国の存在は大きい。第三は人権や言論統制など、欧米諸国の民主主義の理想と大きく乖離する両国は、いずれも欧米とは異なり互いに内政不干渉の立場だ。 そうしたなかで起こった2014年のクリミア併合後のロシアの孤立、特に米国との間の激しい対立と経済制裁は、ロシアの「東方シフト」を「中国シフト」へと向かわせ、結果的に日本という選択肢をさらに縮小させる結果へと導いた。 例えば、ロシアの対外貿易に占める中国の割合は、2013年の10.5%から、2019年には16.6%まで伸びている。経済制裁で輸入が減った欧州からの機械設備に取って代わったのも、主に中国からの輸入である。金額で見ても、2018年には両国間の貿易高は1,000憶ドルという大台に乗り、2024年までに2,000憶ドルを目指すことで合意している。 対する日本は、2013年にはロシアとの貿易高は350憶ドル近くまで増加したものの、その後減少、2019年も200憶ドル程度にとどまり、その比重も3.7%から3.1%へと縮小している。 ロシア極東地域を中心とした「中国脅威論」にも、変化の兆しが見られる。2014年にロシアの通貨ルーブルの価値が半減して以降、中国からの出稼ぎ労働者の数は激減した。代わって極東に多く見られるようになったのは、中国人観光客の存在だ。2019年、ウラジオストクなどの街がある沿海地方を訪れた外国人観光客は、そのおよそ半分が中国人であった。 ただし、ロシア極東を訪れる中国人観光客らは、中国資本のホテルやレストランを利用するため、地元経済へのインバウンド効果を疑問視する声もある。だがそうした点を考慮しても、2014年の前と後とでは、状況は様変わりした。 中国とロシアの安全保障面での連携も、ますます活発化している。中露海軍は2012年以降、毎年合同演習を実施してきたが、2016年には南シナ海、2017年にはクリミア危機後、特に緊張が高まるバルト海でそれぞれ初めての合同演習を行った。2018年には、ロシアの領内での大規模軍事演習「東方2018」に、初めて中国人民解放軍が参加し大きな話題となったが、その後も同様の合同演習は場所を変えロシア領内で毎年実施されている。 数年前までは、ロシアでは中国よるロシア製兵器のコピーといった問題が指摘されてきたが、ロシアは昨今、中国に対しSu-35戦闘機やS-400地対空ミサイルシステムといった最新鋭兵器の売却を再開させ、さらに中国におけるミサイル攻撃早期警戒システム構築に向けた協力も行っているとされる。 中露の軍事的な接近は、日本にとって当然他人事ではない。2019年7月には、ロシアと中国の空軍機が初めてアジア太平洋地域で共同巡回飛行を行い、そのうちロシア軍2機が竹島上空の領空を侵犯するという出来事があった。この時は韓国軍が警告射撃を行い、日本の自衛隊も緊急発進している。また、2020年12月にも、中露の軍用機が合同で日本海と東シナ海の上空を巡回し、韓国軍の発表によると、相次いで韓国の防空識別圏に侵入するなどした。 そうしたなか、2020年10月に行われた国際会議の場で、プーチン大統領が露中の軍事同盟結成について肯定的な発言を行い、世界中の注目を集めた。具体的には、露中の軍事同盟は「両国はそれが必要ないほどの信頼レベルに達している」という認識を示したうえで、それでも露中軍事同盟は「理論的には十分想像可能」であり「排除はしない」と述べたのである。 では実際に、ロシアと中国は軍事同盟に向かうのだろうか。同盟の実現については、実はロシアの中国専門家や安全保障の専門家らは、現時点ではほとんどが懐疑的な見方を示している。プーチン大統領があえて同盟に言及したのは、米国への牽制の狙いがあったとする解釈が大半だ。 というのも、中露は世界の多くの問題で実は利害が一致しておらず、それを互いが冷静に認識してきたからこそ、現在の関係が保たれてきたからである。ロシアはこれまで、中国の南シナ海をめぐる主張に同調することは控え、中国の領土問題についても基本的には中立を保ってきた。また、ロシアは中国と領土紛争を抱えるインドに対しても高性能な武器を売却するなど、あくまで自律的な姿勢を崩そうとはしていない。 一方の中国のほうでも、ロシアが独立を認めたジョージアのアプハジアや南オセチアを認めておらず、クリミアもロシア領とは認めていない。 両国とも、自国の利害が少ない地域で、不要な対立に巻き込まれるリスクは極力避けたいというのが本音なのである。また、同盟を組めば、どちらがリーダーかという競争が、改めて顕在化するリスクもある。 今後の行方 いずれにせよ、プーチン大統領が推し進めてきた「東方シフト」は、2014年以降、経済・安全保障のいずれにおいても、ロシアの「中国シフト」を加速させた。そのなかで、今のロシアの懸念は、中国はロシアにとって近年ますます重要で他に代えがたいパートナーになった一方で、中国にとってのロシアはそこまでの特別な存在にはなり得ていないという点にある。 中国の貿易総額におけるロシアの割合は、この10年間ほぼ2~3%で横這いだ。ロシア製兵器の供与は、今の中国にとっては重要だが、今後中国の技術の発展次第でその価値を下げるだろう。エネルギー資源に関しても、欧州が2050年までに二酸化炭素の排出実質ゼロを目指す方針を打ち出すなど、販売先として期待が持てないなか、中国へのパイプラインで手足を縛られたロシアは、価格交渉でこれまで以上に中国に強い立場を握られる可能性もある。 それでもロシアには今、中国接近以外の選択肢はない。前述の自民党の河井総裁外交特別補佐のスピーチに、ロシア側が過剰に反発したのはそのためだ(注11)。日本が期待した「対中牽制で日露接近」という幻想は、ロシアと共有されることはなかった。 では、ロシアのこうした中国偏重は、今後変わることはないのだろうか。 おそらく、短期的には大きく変わることはないだろう。米国で2021年にバイデン政権が発足する見通しだが、ロシアでは、トランプ大統領より民主主義や人権問題に厳しい同政権の発足で、米国はさらにロシアへの態度を硬化させるとの悲観的な予測が一般的だ。そうなれば、ロシアはますます中国との連携へと傾くほかない。 しかし10年先、15年先はどうか。中国とロシアのGDPは既に8~9倍の開きがあり、今後その差は拡大していくことが予想される。経済面、軍事面での自信をつけた中国が、中央アジアや北極圏での利害をめぐり、あるいはエネルギー資源価格等で、ロシアに対し何らかの圧力をかけてくる可能性もあり得る。あるいは中国と米国の関係が改善されることになれば、中国のロシア離れを引き起こす可能性も否定できない。 なお、短期的に大きく変わる見通しは低いと述べたが、ただし2024年がひとつの転換点となる可能性は残されている。プーチン大統領は2020年に、現在の任期が終了する2024年の後も、大統領として残ることを可能とする憲法改正を行った。しかし、プーチン氏が2024年に引退、あるいは院政へと移行する可能性が完全になくなったわけではない。筆者はむしろ、プーチン氏にとって都合の良い後継者が見つかれば、大統領を交代する可能性もあると考えている。 また、2024年は米国の次回大統領選挙の年でもある。バイデン氏は年齢的に二期目に出馬しないとの見方も多く、そうなると2024年から25年にかけて、新たな指導者が米露両国に誕生する可能性がある。その時には、米露対立と中露協商という現在の構図に、何らかの変化が生じることもあり得るだろう。 いずれにせよ、日本が今行うべきは、ロシアに幻想を抱くことなく、成果を焦ることなく、今一度、北方領土問題、平和条約交渉のわが国としての基軸をしっかりと立て直すことである。そのうえで、経済やエネルギー、人的・文化交流など、可能な協力については前向きに行っていき、いずれ訪れる可能性のある好機に備えるしかあるまい。 (注1)谷内前国家安全保障局長の証言については、2019年1月24日のBSフジの番組内での発言を参照。 (注2)”В Кремле не рассматривают возможность передачи Курил Японии. Чтобы не отказывать сразу, Москва начала с Токио дипломатическую игру”, РВК, 12 мар 2019 (注3)”Несбыточное давление”, Коммерсантъ,15 мар 2019 (注4)2012年3月1日の外国の主要メディア編集長らとの会見で、プーチン首相(当時)が日本との「ヒキワケ」について発言したことは、日本の一部報道では領土問題に対する前向きな姿勢と受け止められた。だが、その際もプーチン氏は続けて、「1956年宣言には、引き渡した島にどこの主権が及ぶかは書かれていない」とお決まりのフレーズを繰り返している。 (注5)プーチンの発言内容の変遷については、拙稿「進まぬ日ロ平和条約交渉」『インテリジェンス・レポート』2019年6月 (注6)2011-14年までは原油価格が100ドル前後と高止まりしていたにも関わらず、ロシアのGDP成長率はこの時期下降を始めており、エネルギーに依拠する経済システムが既に限界を見せ始めていた。国民の実質可処分所得も2014-17年の間に4年連続で下落し、2019年の時点でなお、6年前の水準に戻っていない。 (注7)2013年に改訂されたロシアの「外交概念」では、「世界経済・政治の重心がアジア太平洋地域に移動しつつある」との認識が示され、「(同地域に)透明性のある対等な安全保障と協力のアーキテクチャーを創設すること」へのプーチン政権の関心を示している。 (注8)「安倍首相が目指す日露新時代とは」、産経新聞、2019年1月23日 (注9)例えば、ザバイカル地方の広大な農地を中国企業に貸し出す契約や、バイカル湖に中国資本のミネラルウォーター工場が建設されるプロジェクトが明るみに出ると、地元住民らによる抗議活動などが起こった。 (注10)Александр Габуев, “Союзническая демонстрация. Зачем Путин заговорил о военном альянсе с Китаем”, Московский Центр Карнеги, 30 ноя 2020 (注11)ロシアのラブロフ外相は、「露日間の平和条約が、中国封じ込めのブロック強化につながるとの河井氏のスピーチは、言語道断の言い分だ」と強い言葉で批判した。
北方領土交渉はなぜ進まなかったのか――安倍政権の安保政策を振り返る(2) | キヤノングローバル戦略研究所
2 notes · View notes
projectyn · 9 months
Text
【レビュー】「答え合わせではない」というequality 丘田ミイ子
Tumblr media
撮影:菅原康太
Q&ときたら、通常次にくるのはAである。しかしながら世に起こるあらゆる出来事や事象への問いかけに対していつも明確な答えがあるとは限らないのではないか。 そういった通常の形式や規範への疑い、問いかけそのものを問い直すような手つきで想像と思考を巡らすパフォーマンスを発表しているのが演出家・俳優の橋本清と批評家・ドラマトゥルクの山﨑健太によるユニットy/nである。ユニット名は「yes/noクエスチョンに由来し、二項対立や矛盾、答えに達する以前の状態を意味する」とあるが、5月にアトリエ春風舎で上演された『Q&Q』という新作パフォーマンスには、まさにそんなユニットの趣意が色濃く反映されていたと感じる。 テーマは、法律の定めるところ権利でも義務でもある「教育」。あらゆる規範に則って遂行される「教育」をまっさらなところから見つめ直すような試みには、かつて教育を受けた者としても、今まさに我が子に教育を受けさせている保護者としても強く興味を惹かれた。
教室を模した舞台上で公演は行われたのだが、その空間が箱庭的であったことがまず興味深かった。上部から「黒板らしきもの」がかけられており、床にはチョークで教室の木床を彷彿させるデザインが施されている。その空間にゲームのアイテムが点在するようにタバコとペットボトルの水とノート、吊るされたバナナと怪獣のフィギュアがあり、これらは折々の話から派生してある時は連動的に、またある時は皮肉的に使われる。劇場空間が黒であることもいっそう教室をバーチャルな趣に仕立てている。開場中から「黒板らしきもの」には日本国憲法第二十六条の文言が映し出されていた。 「黒板らしきもの」と書いたのには訳がある。これは黒板を模したスクリーンであり、そこにプロジェクターによって映し出された文言を見ている私も当然そう了承してその場にいたはずであった。しかし、ものの10分その空間に身を置くと、私の中では「教室の奥にかけられているのだから黒板である」という意識がすっかり固まってしまったようで、開演と同時にその文言が一気に消えた時に僅かな戸惑いすら覚えたのである。バーチャル的であるにもかかわらず、いや、だからこそかもしれないが、私はこの時点ですでに教室の住人、さらには「黒板を眺める側の椅子に座っているのだから」という前提で自らを“当然のように”生徒に見立てていたのだ。それは、あらゆる演劇が仕掛ける劇世界への没入とはまた違った手触りであり、自分の中に教室における一定の規範が刷り込まれていることを暗に気付かされるような瞬間でもあった。これには本作がレクチャーの体をとったパフォーマンスである、という情報も影響していたように思う。 y/nのパフォーマンスを観るのは今回が初めてのことであり、「レクチャー」と聞いてわずかに緊張してしまったのもまた事実であった。それは、誰でもない私が、誰に言われたわけでもなく、本作における作り手と観客の関係を、教室における教師と生徒のような関係に“自ずと”置換してしまったからだと思う。しかし、観劇を終えてみると、『Q&Q』という作品はそういった構造にはなっていなかった。作り手も観客も等しく“A=答えのない状態”で考えを巡らすこと。その手引きのような形で上演が執り行われていく様は全く新体験であり、これまで劇場で得たことのなかった発見と思考に導かれた。
黒板から憲法の文言が消え、舞台上に俳優の橋本清が現れる。開口一番いかにも教師然としたセリフを話すこともあり、この時点ではまだ前述した「客席に座る自分は生徒である」という刷り込みが抜けない。しかし、その後橋本は佇まいを変えて「というのが、中三になって最初の日、新しい担任が教室に入ってきて一番はじめに口にした挨拶の言葉でした」と本人として話を始めるのである。 そこからは、セリフめいたものがほとんど排された状態で橋本が「学校」や「教育」に関する話をする。話題が変わる前には「語り」といったいわば糊付け面が用意されており、その切り出しのどれもが私的な記憶であったこともまた、話をする/聞くという関係にフラットさをもたらしていると感じた。例えば、始業のベルについて。橋本の学校では始業ベルが非常ベルのような音をしており、最初は驚いたもののいつしか非常ベルが日常になったこと。または、あいうえお順で配置される席順について。「は」で始まる橋本の新学期が始まるのは、大抵黒板に向かって左辺りの席であったこと。そんな風に記憶に横たわる普遍的風景に紐づけるような形で話がされていくのであるが、通った学校が各々違うことを差し引いても、これらの「語り」は観客も類似した自身の記憶を追体験するような感触があり、まるで難しくも、堅苦しくもない。私自身がある種の思い込みをしていたからこそここで敢えて言っておきたいのだが、y/nのレクチャーパフォーマンスは、観客の一定の知識や素養のようなものを想定して作られてはいない。だから身構える必要もないのである。矢継ぎ早にただ話をしていくのではなく、話の継ぎ目で長めの間がとられていたり、件のベルが鳴ったりとその「余白」のような部分にも、本作が思考と想像のパフォーマンスであるということを知らされるような体感があった。
Tumblr media
撮影:菅原康太
「教育」をさらにさらにと細分化/解体し、現行の「規範」に対し絶えずQ=問いかけを持ちながら話は進められるのであるが、私が最も興味深かったのは、現行の性教育に関する問いかけであった。 多くの校則に設けられている「不純異性交遊」の定義や学習指導要領における「生きる力」というコンセプトを紐解くところから話は極めて丁寧に進められるのだが、丁寧に紐解けば紐解くほどに、現行の教育におけるロジックの破綻、定義とそれが意味する事柄との間に生じるバグが詳らかになっていくのである。学習指導要領≒「生きる力」の中には「妊娠の経過は取り扱わない」といった「はどめ規定」なるものが存在すること。「妊娠の経過」=セックスを教えることを避けているにもかかわらず、「不純異性交遊」=セックスを禁止する校則があるという矛盾。細分化/解体したものが縫合できないとなった時、Q=問いかけは、実感のある疑いへと変幻する。私的な語りこそあれども、話の中には(おそらく意図して)作り手の主観はほとんど織り交ぜられてはいないにもかかわらず、話が進めば進むほど、歪みが鮮明になっていくのだ。現行の教育を闇雲に批判するのではなく、どこから矛盾が、破綻が、バグが生じているの��を分かりやすく伝えるといった点において、本作はやはり“レクチャー”、一人では辿り着けない“解説”がしっかり取り付けられたものであると痛感した。
本編終了後には「Q&A」の時間も設けられていた。しかし、ここでもまた作り手と観客は平等に思考を続ける立場にあった。平たく言うと、質問をする者がいて、それに対する答えを告げる回答者がいるといった関係ではなかったように思うのだ。観客の質問や意見や感想をもとに、作り手が創作の折にどんなことを思考し、想像したか。または、それらをもとに新たにその場で考えを巡らすといった、Aを定義しないQの時間であったように思う。挙手をしなくてもオンラインフォームから観客が参加できる仕組みも配慮を感じるもので、私は初めて上演後のイベントを意義深く感じた。演劇について書くことのある人間がこんなことを言ってはいかがなものかと思われるかもしれないが、私は演劇のアフタートーク的イベントに抵抗があった。もちろん、作品への理解を深める上で重要な機会であることは理解ができる。しかし、自分で噛み砕き、解釈する。想像し、思考する。そういった余韻を大切にしたいという気持ちや、作り手当人に作品に忍ばせた意図を聞いてしまうことで生まれるある種の「答え合わせ」感、その絶対性みたいなものが自分の感じた劇世界をさらってしまう怖さ、もう少し思い切って言うならば、多様性を阻む恐れすら感じていたのである。しかしそれは、誰でもなく私自身が作り手を能動体に観客を受動体に、ある種平等の立場ではないとどこかで定義してしまっていたからなのかもしれない。私自身が多様であることにブレーキをかけていたからなのかもしれない。『Q&Q』、その後の「Q&A」によって、私はそんな風にこれまで自分が知らぬうちに“当然”としてきたあらゆることに対しても疑いや気づきを手渡されたように感じた。無論、疑いも気づきも問いかけとそれを経た想像と思考なくしては生まれない、ということも含めて。 「答えはまだここにはありません」と予め言ってくれているy/nのようなパフォ���マンスがあることは、今の世においてとても心強いことだと思う。「答えがない」ということは探すことが、考え、想像し続けることができるということだ。それも一人で、ではない。少なくとも劇場に行けば、二人の作り手がいる。数人の観客がいる。そして、その思考や想像は多様でいい、ということでもあるのではないだろうか。 『Q&Q』の問いと問いをつなぐ「&」はなんだろうと考えた時、それもやはり「問いかけ」なのではないだろうかと今思っている。そしてQ&の次にくるのがQである限り、舞台と客席は「=(equal)」で同等に結ばれる。どれだけのことを言うかではなく、どれだけのことを言わないか。どこまで「問い」そのものを問いかけ、答えを容易に合わさずいられるか。そうして膨大に積み上がったQについて、作り手と観客がともに想像し、思考をすること。当然とされている形式や当たり前のように扱われている規範に疑いを持つこと。その行為によって50分のパフォーマンスは劇場を出た後も日常の中で長く続いていく。だってQに対するAはまだここにもなく、そして一つでもないからだ。
Tumblr media
撮影:菅原康太
丘田ミイ子 2011年よりライター活動をスタート。『Zipper』『リンネル』等の雑誌で主にカルチャーページを担当した後、2014年より演劇の取材を本格始動。『SPICE』、『ローチケ演劇宣言!』、『演劇最強論-ing』等で執筆。小説やエッセイの寄稿も行い、直近の掲載作に私小説『茶碗一杯の嘘』(『USO vol.2』収録)、『母と雀』(文芸思潮第16回エッセイ賞優秀賞受賞作)等。「CoRich舞台芸術まつり!」2023春審査員。。
0 notes
zubaban · 1 year
Text
ニュース 03/04〜03/07
こういう狂った校則の学校は先生もやってみればいい
→生徒はやがて諦めた 校則のあり方とは | NHK | WEB特集 | 教育
米は飼料関係ないからなぁ。 昨今、食糧危機と言われているけど正しくは分配の危機でしょ
→「コオロギ給食」への批判が珍しく納得できる理由 | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
受けてみたい
→AIが脳画像を解析してうつ病診断、客観的検査に道 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
さすが宇宙人はわかっている
→小倉優子「国が推すものって何かが後ろにあると思っちゃう」コオロギ食で持論 東野幸治「ゆうこりん、ちゃんとした大人になったな」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
本当にいいかげん第三者機関が入って調べて欲しい。
→この2年間、国内死者数が増加している大きな謎 原因はコロナ感染か…厚労省は本気で究明せず(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
当たり前の話なんだよ。性自認、性的指向と身体的性徴は分けて考えるべきだが、その辺りが全く議論されていない
→トランス女性の女子トイレ利用は「女性の恐怖を軽視」 一石投じた市議に「よくぞ言った」(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース
本当コレ…
→「お前さ、何する人?」温厚な精神科医が“顔色を変えた”…テレビの司会者の極悪態度(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース
ま、河野氏のいうこ��は全くアテにならんからな
Tumblr media
Tumblr media
→マイナカード「落としても悪用されない」はうそ? 「セキュリティーがあまりにも脆弱」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
はい
→注目集まる放送法文書の真贋 総務省から怒りの内部告発続出!“安倍政権の膿”噴出の可能性|日刊ゲンダイDIGITAL
→【速報】小西参院議員が公表した”放送法の事実上の解釈変更”めぐる文書 松本��務大臣「行政文書」と認める…きょう午後にも全て公開へ(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
0 notes
wearethekuuchann · 1 year
Text
我が国の過去の首相から現在の首相まで、経世済民をどう思っているのか???
 経世済民はいわゆる経済の事である。今現在物価高、光熱費高騰で我が国の国民住民は、生活で疲弊している。今年の社会保障である年金はマクロ経済スライドを適用したり、社会福祉である生活保護費も単身者や高齢者夫婦は、受給額が据え置きである。 『政府は、一体何を考えているのか』 まだ我が国のリーダーである首相は、新自由主義経済に幻想を抱いているのか???。国民住民の命をや生活を何だと思っているのか???。国民住民が疲弊しているではないか!!!。年金生活者の人にとっても月十数万円の収入で電気代が十万円もかかったら、一か月生活出来ないに決まっているだろう!!!
    K首相は首相として国民住民を生かしたいのですか!!!殺したいのですか!!!???
 国民住民の生活は、疲弊している。アベノミクスで生活保護費は、何年間にも及んで削減された。特に削減されたのは、特に光熱費である。筆者も調べた事があるが、食費や被服代が上がったのに対して光熱費がそれ以上に下げられた。筆者も一月分の電気代は、前月の12月の電気代よりも3.2倍以上かかっている。そして10年に一度といわれている今年、日本に北極海の最強寒波が襲って来ている。対策は、無策だ。とてもだが経世済民(経済)とはいえない。
 我が国は、21世紀改革から世の中がおかしくなった。何もかも民営化から始まり、多くの規制緩和をして、年金や福祉の社会保障は削るだけ削られ、今や言論や表現の自由さえも奪われつつある。コロナが流行ればコロナを口実に自由も奪われていっている。その上に今や増税が隠されつつ、実行されようとしている。元O市長は、『これ以上生活保護者を、甘やかしてはいけない』ばかり言ってきて自分は過去、故A元首相、S元首相と、豪華ホテルで会食をしてきた。二本医心の貝は、ベーシックインカムを主張し続けているが、ベーシックインカムで今のような電気代が賄えるとでも想っているのか!!!???。日本国憲法でも変えたら、電気代が賄えるとでも想っているのか!!!???。
 人の上に立つ首相や与党政治が日本経済を滅茶苦茶にしておいて、後は国民住民の自己責任にして自分達のしわ寄せを国民住民に押し付けるのか!!!???。何のために国民住民が、税金や保険料をを支払っているのか、もう一度考えていただきたい。
 経済とは経世済民であり、経世済世ではないのである。よく考えていただきたい!!!!!!。
           久郷克己,拝,
1 note · View note
666blackpanther · 1 year
Photo
Tumblr media
混戦必至のカメラワールドカップ2022
は本日18:00まで
各国最高の布陣で展示に挑んでおります
ウクライナ・ドイツ・アメリカ・日本・イングランド・オランダ・イタリア・中国・ロシア
chisaki hiromi 嶋田裕司 田浦ボン 藤田莉江 加藤功章 岩森洋介
松浦恵 三浦吉幸 兒嶌秀憲
物語を作り上げた:ウクライナ
息をのむ美しいグレートーンで挑まれた:ドイツ
最強の誉れ高い展示戦術で隙を見せない:アメリカ
壁を大胆に使い魅せてきた:日本
美を追求し精度を高めて挑んできた:イングランド
少数精鋭の展示方法で死の壁(アメリカ)に挑んだ:オランダ
正統派の戦術で安心感ある展示壁面攻守で挑んだ:イタリア
悪手を好手に変幻自在の八卦の陣ような展示の:中国
数の暴:ロシア
簡単ですが展示動画公開中です
https://www.youtube.com/watch?v=YOzGzxV92NY
https://www.youtube.com/watch?v=YqsZDyRf_s8
1 note · View note
pix-ied · 2 years
Text
22年6月4週目
やっと、今月最初の2連休。1日休みでももちろんないよりあった方が良いけど、2日あるとやっぱり余裕が生まれるなっていう。
先日の同性婚ができないことが違憲ではないとの判決が出たときに「結婚とは男女が子供を産み育てながら共同生活をを送る関係に法的保護を与えること」だという話と、恋人から結婚に対する気持ちが変わらないかと聞かれたこと、映画の『PLAN75』を観た後だったのも全てあいまって、日本人の繁栄に貢献する意志がない私のためにPLAN30やPLAN35を作ってくれという気持ちになってしまった。
『PLAN75』自体は私の理想というか、自分が年を取る頃までには出来ていてほしいと妄想していた制度を具現化したような、むしろ妄想以上に良い制度としてできあがっていた。でもその制度はある人にとっては希望でもある人にとっては同調圧力の強い日本では国による合法殺人だなっていう。それでも強制ではない、個人の意志を尊重しているというところがポイントなんだよなぁ、国として。この映画の良かったところは、誰も悲しい、辛い、といったことを口にしない。だけれども表情や行間から滲み出る悲しみがじんわりと伝わってくる。例えば、PLAN75の営業を請け負っている青年が付き合った最後の食事やコールセンターの女性の最後の大事なことなのでもう1度言いますが、というセリフ(設定上のマニュアルではなく、役としてのアドリブなんじゃないかなと思っているが)の中に。
カンヌ繋がりではないが、是枝監督の『ベイビーブローカー』も鑑賞。ソン・ガンホ良いよね。味わい深い。彼のポジションって日本の俳優さんでいうと誰なんだろう。国際的に評価されているスルメ系俳優って。西島秀俊とか渡辺謙はちょっと違うよな。前半の話とも繋がるけど、この話は血縁もない、婚姻関係もない、それこそ生殖も目的としないもの同士がベイビーブローカー集団として家族のように(一時的にではあるが)暮らす話。観たことはないので、完全に憶測だが、万引き家族もこういった話だったんじゃないだろうか。家族というのはもっと多様な形があっていい。もはや昭和ではない、んだろう?日本よ。
『豆の上で眠る』読了。軽い読み物が読みたいと思いつつ、確かに軽くずんずん読めるが、内容は軽くはなかったな。最初は過去の記憶と今の状況が断片的で分かりづらかった。まゆこちゃんと姉の話がよく分からず、でも読み進めるうちにそういうことかと納得がいく。豆の上で眠るお姫様の話は私も知っていて、彼女がずっと豆の違和感を感じながら生きてきたのが分かる。なぜなら彼女は本物だから。そう思っていたけど、結局は彼女だけが真実を知らず、本物とは何なのか、彼女も彼女の姉も自問しながら苦しんでいるのが、辛かった。彼女は何を取り返したかったのか、彼女が必死で探し求めていた物はもはや幻でしかないことに現実味があった。私もある一時期を除いては妹を溺愛しているので、同じ状況だったらという辛さもあり、心にひっかかる作品だった。
来月の平日休みを狙って、JALのどこかにマイルを申し込んだ。ランダムで表示される検索結果4カ所のどこかにマイルを使っていけるサービス。冬は寒いところが苦手なのでかなりビビってしまうが、夏ならどこでもどんと来いという気持ちで。3日後くらいに結果が出るらしいので楽しみー。
1 note · View note
herbiemikeadamski · 2 years
Photo
Tumblr media
. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 6月5日(日) #大安(己丑) 旧暦 5/7 月齢 5.6 年始から156日目(閏年では157日目)にあたり、年末まであと209日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . さて、24週目に突入🚀6月の第一 日曜日です✋今日は朝早くの天気 予報だと傘マークが付いて居て雨が降 ってる様な事ですので外見たら空 は薄い雲に覆われた感じで☔かな? ってな気がしますが明日が大雨と 止めて欲しいですね。。。_| ̄|○... . 6月からジムのスケ変でプログラムが変わ って良いのか悪いのか微妙なんで すが、久しぶりに府中に行って参 った😅💦ボディアタックが45分になり イントラさんが大人気なあの方🤣😆🤣 それは良いのだが始まりが18:05と 遅い時間なってしまって残念⤵️⤵️ . 一発目のインターバルが良かった🤣😆🤣 BA70-08_Battlefieldで大好きな のでしたので、最前列なのをジム友 さんに席替えして貰い跳びました💦 怒られるんじゃないかと懸念があり 躊躇して後列で控え目にね✋楽しw 終わってIRさんに「跳んでましたね」 . って言われたんで「アリガトウゴザイマス」 と🤣😆🤣さて、今日も跳びに行き ますよぉ~😅💦 . 今日一日どなた様も💁‍お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋‍ モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #落語の日.  「らく(ろく=6)ご(5)」の語呂合わせから。  噺家の春風亭正朝が提唱した。 特にイベントも行われず、世間には浸透しなかった「幻の記念日」😅💦 . #寄席の日.  毎年6月第一月曜日に落語家の仲間で決められた記念日です。  こちらは、正式で落語の寄席がお得な割引価格で観れる事が出来ます。 落語の日・寄席の日のダブルな記念日の日です🤣😆🤣 . #大安(ダイアン). 「大安日(にち)」の略。 陰陽(おんよう)道で、旅行・結婚など万事によい日。 一切合切(イッサイガッサイ)が良いとされる日。「大いに安し」の意味。 六曜の中で最も吉の日とされる。 何事においても吉、成功しないことはない日とされる。 六曜は、暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の曜がある。 . #キッズクラフトの日(6月の第一日曜日).  手作り・クラフトの総合情報検索サイトの有限会社アドバンスネクストが制定。 . #ベビーチーズの日(6月の第一日曜日).  兵庫県神戸市に本社を置く六甲バター株式会社が制定した日。 . #山の日(6月の第一日曜日). 広島県東広島市に事務局を置く「西条・山と水の環境機構」が制定。 . #環境の日. . #熱気球記念日. . #Pepperの誕生日. . #ろうごの日. . #ロコモ予防の日. . #ロゴマークの日. . #県祭り(#京都府宇治市). . #京王プラザホテル開業. . #長城清心丸の日(毎月5日). . #みたらしだんごの.(毎月3,4,5日). . #インド人到達の日(#スリナム). . #世界環境デー(国際デー). . #デンマーク憲法記念日. . #共和国大統領の誕生日(#赤道ギニア) . . ■今日のつぶやき■. #源清ければ流れ清し(ミナモトキヨケレバナガレキヨシ) 【解説】 根源が澄んでいれば、その末流もまた澄んでいる事であると意。 上に立つ者が正しければ、下の者も正しくなると云う例え。 上司が正しい行いをすれば、部下も正しい行いが出来ると云う意。 . . 1975(昭和50)年6月5日(木)大安. #波田陽区 (#はたようく) 【お笑いタレント、ピン芸人、YouTuber】 〔山口県下関〕 . . (Konami Sports Club - コナミスポーツクラブ) https://www.instagram.com/p/CeZttBcB5Nmrwj_6ygKQtaV61m4PIHrYNSRhlQ0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
ari0921 · 1 year
Text
桜林美佐の「美佐日記」(200)
自衛隊の真価を問われる時代の幕開け
桜林美佐(防衛問題研究家)
───────────────────────
おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、令和4年最後の日記
がなんと200回目となりました。
とうとう安保「3文書」が閣議決定され、また、5
年後に防衛費の総額を約43兆円とし、GDP比を
2%に到達させることになりました。
岸田政権がこれを実現させたのは、意外さもありま
すが、核兵器廃絶の理想を強く持っていた岸田首相
だからこそ、あの安保法制の時のような大きな反対
運動なども起きずにできたと言えるのかもしれませ
ん。
その意味では、歴史の面白さといいますか、人間の
意志を超越した運命の巡り合わせを感じざるを得ま
せん。
宗像さんが指摘されていたように、現憲法下でこれ
だけ進歩するということは、翻れば憲法改正は遠の
くとも言えます。
また、何もかも今の憲法が悪い、そのせいで自衛隊
は何一つできない、といった極論を言っていた人た
ちにはちょっと分が悪いかもしれません。
やはり、全てが憲法のせいではなくて、今まで(第
二次安倍政権まで)の政治が国防をサボタージュし
てきた、と言ってしまっていいようにも思います。
時代背景もあるとは思いますが。
ただ、相変らず「必要最小限」の但し書きがストー
カーのように常にくっついているのはうっとうしい
ですよね。
しかし、こればかりは憲法を変えない限り消えない
言葉なのでしょう。憲法で「戦力は保持しない」と
しているので、わが国が持っているのは近代戦争を
遂行できる「戦力」ではなくて、あくまでも「自衛
力」=自衛のための必要最小限の実力だからです。
しかし、その「最小限」とは何かという概念が今後
はもっと柔軟性を持つようにも思います。これまで
国会答弁などでは「攻撃的兵器」と言われるものを
持たないことでした。
つまり「攻撃的」でなければ、理論上は空母でも長
距離ミサイルでも原子力潜水艦でも持てることにな
ります。
であれば「必要最小限」や「防御的兵器」という概
念は、使い方しだいでいかようにも変幻自在と言え
るでしょう。理論上は「防御的な」長距離弾道ミサ
イルや核も認められ得るとも言えます。
「反撃能力」に反対する新聞なども「これは必要最
小限度とは言えないだろう」といった、あくまでこ
れまでの政府答弁や感情にもとづいた見解が多いよ
うです。
一方で、再三お伝えしているように、日本の防衛体
制は長年のムリが���たり、ひどい体を騙し騙しよう
やく動かしている状態になっています。まずはその
回復から始めなくてはなりません。
 この前提を知らない人は、日本も一気に目を見張
る軍事国家になると思っているかもしれませんが、
目下は「正常化」と考えるのが妥当だと思います。
 また、防衛増額に伴う増税議論は国民の意識を揺
るがすかもしれず懸念はしていますが、これは財源
の4分の1に相当する部分についての話で、実際に
は、財務省はこの財源の4分の3を捻出しようとし
ています。私はこのことについて感慨深く捉えてい
ます。
 これまで防衛省・自衛隊には「憲法に縛られてい
る」「財務省に(予算を)絞られている」の「縛ら
れ」「絞られ」の被害者的感覚がありました。実際
にそうだったのだと思います。
 しかし、これからはある意味「縛られている」
「絞られている」の言い訳ができない時代が始まる
と言えます。
戦後のわが国では、陸海空自衛隊が力を合わせない
ほうがいいという風潮の下、軍が強力になることを
避けるべしという考え方が常にありました。そして、
3自衛隊が予算を奪い合う構図にさせられていたの
です。
 それが今、急速に統合が進み、統合幕僚監部にお
いて統合運用を念頭にした防衛力整備が進められる
ようになっています。
 軍はとかく「兵器というおもちゃを欲しがる」と
思われがちであることから、理解され難かった各幕
僚監部から上がってくるものが、同じ制服の人たち
によって「統合」のフィルターがかかるという、自
衛官にとっては責任とプレッシャーが一段アップす
ることになるのではないかと想像します。
 これまで陸海空の横通しの意志疎通が足りなかっ
たところも、良くも悪くも、壁が取り払われること
になるのでしょう。そのためにも、お互いの役割り
に対し理解を深めることへの(とりわけ国土防衛に
ついて)必要性をこれまで以上に強く感じます。
 ある意味「弱められていた自衛隊」から、いきな
り強くなれと背中を押されステージの真ん中に立っ
た自衛隊。さあ「お手並み拝見」という今、まさに
真価を問われる時代の幕開けと言えるのではないで
しょうか。
 さて、今年も最後まで拙い身辺雑記にお付き合い
頂き本当にありがとうございました。新たな年が皆
様にとって愛と喜びに溢れたものでありますようお
祈りしています。どうぞ良いお年をお迎え下さい!
8 notes · View notes
shintani22 · 2 years
Text
2022年5月3日
Tumblr media
2022 明治安田生命J1リーグ 第11節 サンフレッチェ広島 1-2 柏レイソル@エディオンスタジアム広島 10821人/13分 ジュニオールサントス、70分 森海渡、87分 森海渡
J1第8節 広島 1-0 福岡@Eスタの試合当日(4月10日)試合前に欠場が決まった浅野雄也がベンチ復帰・後半25分から出場
広島新加入のFWベン・カリファがホームデビュー「気持ちよくサッカーができる」(サッカーキング)
サンフレッチェ広島に加入した元スイス代表FWナッシム・ベン・カリファが3日、明治安田生命J1リーグ第11節の柏レイソル戦でホームデビューを飾った。
ベン・カリファは4月26日にチームに合流し、3日後に行われた第10節の清水エスパルス戦でいきなりメンバー入り。後半開始から出場して日本デビューを飾り、前線からのプレスや周りを活かすプレー、クロスに対する動きなど期待感が膨らむパフォーマンスを披露した。
柏戦では71分に途中出場し、初めてエディオンスタジアム広島のピッチに立った。ホームデビューを果たしたベン・カリファは試合後、「声を出して応援ができない中でも、ポジティブな雰囲気を出してもらっているので、すごく気持ちよくサッカーができる」と、制限がある中でもサポーターが作るホームの雰囲気に心地よさを感じたようだ。
ホームで実力の片鱗も見せた。1点ビハインドの90分に相手DFの裏へ飛び出し、DF野上結貴からのロングパスを収めると、上がってきたMF柏好文とパス交換。最後はペナルティエリア前中央からゴール右隅を狙いすましたシュートでゴールネットを揺らした。土壇場での同点弾かと思われたが、これは惜しくも自身のオフサイドで得点は認められなかった。ゴールは幻となったものの、裏への意識やシュート技術を見せつけた。本人は、「裏に抜けるところ、コンビネーションから抜け出すところはこれからもどんどん増えてくると思う」と自身のストロングポイントを活かしていく構えだ。
広島は柏に1-2の逆転負けを喫して、リーグ戦6試合ぶりの黒星となった。ベン・カリファは、「残念ながら結果だけがついてこなかった。ここから次の試合がすぐきてしまうので、しっかり切り替えて、次の試合に向けてやっていきたい」と中3日で7日に行われる次節・鹿島アントラーズ戦を見据えた。
Tumblr media
創立30周年事業特別企画 レジェンドOB 森保一
Tumblr media
周年コラボパッケージ焼そばソース オタフクソース
Tumblr media
野々村チェアマン来場
Tumblr media
塩谷司選手J1リーグ通算150試合出場達成セレモニー
3月19日J1第5節 広島 0-2 川崎F@EスタでJ1通算150試合出場を達成。今節で154試合出場。
Tumblr media
前田大然のいないJ1でスプリント回数上位に食い込む男は? 走力で存在感発揮する広島MF(ザ・ワールドweb 5月9日)
横浜FM戦では51回でトップに
昨季までのJ1で毎年のようにスプリント数ランキングの上位にいた男が、現在セルティックで活躍する前田大然だ。昨シーズンは横浜F・マリノスで得点王に輝き、1試合のスプリント回数ランキングでは、トップ15のうち12が前田というすさまじい成績を残してスコットランドへ飛び立った。
そんな前田がいない今季のJ1でスプリントで存在感を残すのが、サンフレッチェ広島の藤井智也だ。立命館大学を経て2020年に広島へと加入した藤井は、昨季29試合に出場して、レギュラー争いに名乗りを挙げる。すると今季はここまで全試合に先発出場し、右ウイングバックとして存在感を放っている。
そんな藤井は第7節の横浜FM戦で今シーズン最多の「51回」を記録。リーグのスプリント回数ランキングでもトップに立っており、2位も第5節の川崎フロンターレ戦の「50回」だ。今季のスプリント回数ランキング上位10のうち、藤井が6回食い込んでおり、走力でチームに貢献している。
直近の3-0と勝利した鹿島アントラーズ戦でも32回と両クラブで最多の数を記録した藤井。圧倒的なスピードとそれを何度も繰り返して発揮できるスタミナは、ミヒャエル・スキッベ監督の新たな広島で大きな武器となっているのだ。シーズン終了後には、前田のようにスプリント回数ランキングが藤井でうめつくされている���もしれない(データはJリーグ公式より)。
Tumblr media
原爆資料館南側に8メートルの花の塔 広島でフラワーフェスティバル(毎日新聞映像グループ)
フラワーフェスティバル始まる(広島ホームテレビ)
花で平和を伝える祭典「フラワーフェスティバル」が始まりました。今年も新型コロナの影響でパレードなど一部のイベントは見送られています。
フラワーフェスティバルのシンボル、「花の塔」には、平和の灯から採火され子どもたちの手でつながれた火がともされました。
コロナ禍前に行われていたパレードで通りを彩った花車は、フォトスポットに。舞台に乗って記念撮影を楽しむ人たちの姿がありました。
大野貴嗣 実行委員長 「地域の人たちや子どもたちの日ごろの成果を発揮して、笑顔の輪からどんどんフラワーから広がっていくようなお祭りになればと思います」
フラワーフェスティバルは5日までで、国際会議場など3つのステージでは、3年ぶりに一般公募された出演者約3千人が音楽やダンスを披露します。
Tumblr media
【社説】<社説>憲法記念日に考える 良心のバトンをつなぐ(東京新聞)
近代の戦争で日本人はいったい何人、死んだのでしょうか。
日清戦争(一八九四〜九五年)で約一万四千人、日露戦争(一九〇四〜〇五年)では約十一万八千人といわれています。その後のシベリア出兵、満州事変と、日本の戦争は際限なく続き、そのたびに死者も千人単位、一万人単位で積み上げられました。
日中戦争・太平洋戦争での戦没者は軍民合わせ約三百十万人にもなります。
アジアの人々の犠牲も甚大です。中国では一千万人以上、インドネシアで約四百万人、ベトナムで約二百万人、フィリピンで約百十万人が死亡したといわれます。
驚くべき死者数です。これが昭和の敗戦まで続く戦争の姿です。
ヨーロッパに目を転じても、第一次大戦(一四〜一八年)では約一千万人の兵士らが死んだといわれます。戦車や潜水艦、毒ガスなど残酷な新兵器が登場し、死者数が膨大になったのです。
◆血塗られた20世紀
第二次大戦(三九〜四五年)では死者数はさらに飛躍的に増えました=図。ドイツなど枢軸国側が約千二百万人、米英など連合国側が四千三百六十万人に。アジア・太平洋諸国を加えると、すさまじい犠牲者数になります。
とくに旧ソ連(ロシア)では何と約二千百五十万人、ポーランドでは約六百六十万人と甚大です。「タイムズ・アトラス 第二次世界大戦歴史地図」(原書房)や「日本の戦争」(同)などの資料に基づきましたが、二十世紀はまさに血塗られた時代でした。
日本に落とされた原爆や空襲の被害も悲惨でした。このような人類の惨状を踏まえて、四七年に施行されたのが日本国憲法です。
しばしば憲法は法人である国家と国民との間で結ばれた社会契約だと説明されます。契約の第一は基本的人権の保障でしょう。九七条は次のように記しています。
<日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである>
私たちが自由に生き、権利を行使できるのも、人類の多年にわたる努力の成果に他なりません。戦争はとりわけ厳しい試練でした。「信託」という難しい言葉が書かれていますが、憲法をつくった人々が、未来の人々に託したバトンであるに違いありません。
私たちは良心のバトンを受けた受託者であり、また権利の恩恵を受ける受益者だという構図です。では委託者は誰なのでしょう。
もちろん憲法をつくった当時の人々ですが、その脳裏には戦争で無残に亡くなった無数の人々の姿があったことでしょう。
そう考えれば、委託者には死者も含まれて当然です。死者たちの声が憲法の条文に生きている。そんな発想が必要です。
民主主義は「現在」の多数派が少数派の意見を踏まえつつ権力を行使します。それに対し、憲法を力にする立憲主義は「過去」が未来を拘束します。
例えば「過去」が保障した基本的人権は、「現在」の多数派がたとえ奪おうとしても、奪うことができません。もちろん国民主権もです。人間は愚かで移ろいやすいゆえに、憲法原理は変えられないようにしているのです。
でも、日本国憲法の三本柱である平和主義は壊れつつあります。歴代政権が「不可能」と言ってきた集団的自衛権行使を「解釈改憲」なる手段で「可能」に変えてしまったのですから…。
◆愚かな為政者が戦争を
平和大国を冒涜するものです。平和主義は非現実的という声もありますが、平和を唱え続けないと平和が守れないのも事実です。他国の脅威が戦争を始めるのではありません。愚かな為政者が戦争を始めるのです。
もっともらしい脅威や危機をあおり、「軍事」の掛け声が聞こえたら危険信号です。歴史の教えです。明治維新から昭和の敗戦に至る戦争の七十七年。敗戦から今日までの平和の七十七年。未来の分水嶺のような年です。
静かに死者たちの声を聞き、次の時代に良心のバトンをつなぎたいものです。
岸田首相、改憲へ議論進展期待 立民代表「国民投票法、まだ不十分」(時事通信 5月1日)
与野党党首は1日放送のNHK番組で、国会での憲法審議の進め方について議論した。岸田文雄首相(自民党総裁)が憲法改正に向けた議論進展に期待する考えを示したのに対し、立憲民主党の泉健太代表はCM規制など国民投票法の改正を優先させるべきだとの立場を重ねて示した。
首相は「施行から75年がたった憲法には、時代にそぐわないとか、不足している部分もあるのではないか」と指摘。「国民の中で、憲法に対する意識がより高まり、改正の議論が進むことを期待したい」と語った。
これに対し、泉氏は「国民投票法の整備はまだ不十分だ」と述べ、CM規制や外国人寄付の問題などの優先審議を求めた。
日本維新の会の馬場伸幸共同代表は「いろんな項目について議論を深め、採決し発議するかどうか決めよう」と主張。国民民主党の玉木雄一郎代表も「立法府の機能を維持するための(国会議員)任期の特例延長について、速やかに結論を得るべきだ」と語った。
一方、公明党の山口那津男代表は「今日的な課題も出ているが、この憲法の意義を改めて共有すべきだ」として、丁寧な議論を要請。共産党の志位和夫委員長は「憲法9条を変える議論ではなく、9条を生かした平和外交の議論を大いにやりたい」と訴えた。
れいわ新選組の山本太郎代表は「憲法改正の優先順位は低い」と述べ、新型コロナウイルス対策や社会保障の議論が重要との考えを示した。番組は4月27日に収録された。
岸田首相 憲法改正に意欲「挑戦し続けなければならない」(NHKニュース)
憲法改正を目指す立場の人たちでつくる団体の集会が開かれ、岸田総理大臣はビデオメッセージで「社会が大きく変化する今だからこそ挑戦し続けなければならない」と述べ、憲法改正への意欲を改めて示しました。
この中で岸田総理大臣は、新型コロナの感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻などを踏まえ、緊急事態への対応や自衛隊の位置づけなどについて議論を深めなければならないと指摘しました。
そして、自民党がまとめている「自衛隊の明記」など4項目の改正案について「いずれも極めて現代的な課題であり、早期の実現が求められる」と述べました。
そのうえで「憲法改正への挑戦は決して容易なものではないが、社会が大きく変化する今だからこそ挑戦し続けなければならない」と述べ、憲法改正への意欲を改めて示しました。
また、自民党の古屋憲法改正実現本部長は「世界の安全保障環境が大きく変わっている時代に憲法9条は世界遺産だと言って北朝鮮や中国に何の効果があるのか。参議院選挙の公約の大項目に憲法改正の必要性をいれて訴える」と述べました。
公明党の浜地憲法調査会事務局長は「大災害や有事、感���症のまん延があっても国会の機能を維持する観点がより重要だ。国民の理解と関心を得る中で憲法議論が進むことを願っている」と述べました。
日本維新の会の足立国会議員団政務調査会長は「ウクライナ危機の勃発で何よりも議論すべき項目は憲法9条だ。党として参議院選挙までに憲法9条と緊急事態条項の改正案を策定し、憲法論議の先頭に立ちたい」と述べました。
国民民主党の玉木代表は「緊急事態については定義を定めることが非常に大事だ。自衛隊の明記の議論では国際法でいう軍隊なのか、議論を避けてはいけない。賛否とともに考えていくことが今の時代には必要だ」と述べました。
立民や共産など野党3党 “憲法改正に向けた動きを阻止”と訴え(NHKニュース)
立憲民主党や共産党など野党3党は、憲法を守る立場の市民団体が東京都内で開いた集会に出席し、与党などの憲法改正に向けた動きを阻止していくと訴えました。
この中で、衆議院憲法審査会で野党側の筆頭幹事を務める立憲民主党の奥野総一郎氏は「ウクライナの問題をだしにして、緊急事態対応などを理由に改憲に突き進もうとする与党の姿勢を許すわけにはいかない。憲法9条は日本に平和をもたらすと正面から議論し、国民に与党の憲法改正案のひどさを訴えていきたい」と述べました。
そのうえで、夏の参議院選挙に向けて「改憲勢力が3分の2を下回るよう、しっかりと野党で共闘し、改憲にストップをかけていきたい」と訴えました。
共産党の志位委員長は「戦争を起こさないために、憲法9条を生かした外交に知恵と力を尽くすのが政治の役割だ。日本がやるべきことは敵基地攻撃能力ではなく、東アジアを戦争の心配のない平和な地域にすることだ」と述べました。
また、社民党の福島党首は「今こそ、戦争をしないと決めた憲法9条が世界で輝く時だ。民主主義の力で政治を変えて、憲法を輝かさせていこう」と訴えました。
Tumblr media
【本日 (5/3)の広島県内の感染状況】(広島県)
【国内感染】新型コロナ 55人死亡 3万481人感染(3日18:00)(NHKニュース)
東京都 新型コロナ 4人死亡 3357人感染 前週火曜比約1700人減(NHKニュース)
大阪府 新型コロナ 13人死亡 新たに3318人感染確認(NHKニュース)
Tumblr media
5月3日 19:40 震度3 【群馬県】群馬県南部【神奈川県】神奈川県東部 神奈川県西部
0 notes
nyantria · 3 years
Text
@oyoyoz
2021/05/07
今後あまり投稿できないと思うので、コロナがおかしいと気付き始めた方へ、まとめ的な記事を載せておきます。
分からないワードや内容は、DuckDuckGoをインストールして調べてください。
Googleでは真実は出て来ないことが多いです。
(事象の変化や追記などで今後も修正更新する可能性があります。たまに再確認して下さい。)
【騙されないための基本項目】
TV・メディアの情報だけで真実と結論づけない。
固定概念や先入観を捨てて一旦立ち止まり「まさか」と思うことでも頭から否定せず調べてください。
真実は簡単には見えないので考えることや疑うことも必要不可欠です。
常に最新の情報を確認して断片的なニュースなどにも気を配り、あらゆる事象を繋げ合わせ予想し考えます。
何故このニュースを流すのか?という意図を探ってください。
海外サイトなどはChromeブラウザの自動翻訳を使うのが便利ですが言語によっては正確性はイマイチです。
いつの時代にも言えることですが、意見が別れている場合、少数派の方が正しいことが多々あります。
現代では先に述べたサポーターやバイト工作員を総動員しネット上でも誤った情報を流布していることが原因と思われます。
またフォロワーが異常に多いアカウントや、極論を述べている人も安易に信用するのは危険です。
時に真実探求には、政治・経済・医学・科学・歴史・統計学・軍事・地政学、などにも踏み込まないといけません。
拒絶反応を起こす方もいるかもしれませんが自分や家族を守ることを優先して下さい。
日本政府はグローバリストや特定のジャーナリストより下です。
もちろん今も米国の植民地であり日本が対等な立場などということは幻想です。
従って日本は独自で決定できる権限はほとんど無く米国や上からの命令で動いています。
与党・野党は世界連邦の会員です。つまりグルです。
共産党や山本太郎など国民側の言葉で賛同を集めてますが、背後関係や実績や実際やっていることを見て下さい。
救世主やヒーローに頼らない。裏の繋がりも調べてみて下さい。
ワクチンを推進する者はすべてあちら側です。
頼れるのは自分だけです。
SDGsはイルミナティである。
協賛している企業はその配下と見てよいでしょう。
感染者と呼ばれる人はPCRで陽性が出ただけで感染者ではない。
PCR検査は発明者のキャリー・マリス博士が言っている通り感染症の診断には使えません。
CT値のサイクル数を多く設定することにより陽性者を大量に作り上げることも可能です。
よってTVで報道されている感染者数は何の根拠もない意味のないデータです。
政府や医療機関は経済破壊やワクチンの必要性を強調するためにコロナ恐怖を演出して煽っているだけなのです。
ワクチンを接種した人に近づかない。
接種者からの呼吸や接触などで二次被害が生じるデータが出ていますが可能性が大きいという段階ですので念のためです。
ワクチンの副作用がすぐに現れるのは接種者のごく一部です。
体質によるので必ず皆がすぐに異常が見られる訳ではありません。
被害が表面化するのは通常1年半~3年程度と言われています。
周囲の方が接種し何とも無いからと早々に安全と結論づけるのは危険です。
【今後のおおまかな流れ 予想】
1:憲法改正
2:緊急事態条項が成立
3:偽旗作戦などで更に政府に強大な権限を持たせる!?
4:ワクチン強制(4-A) or 自然災害(気象兵器)(4-B)、または武力行使による戦争(キッシンジャー発言より)(4-C)
5:人口削減 グレートリセット 新世界秩序確立(NWO)  ムーンショット
4-A 人口が少ない地域ほど逃れるのは難しいと思えます。
4-B 4という順番に限らず常時警戒が必要です。気象兵器・人工地震など災害に備え最低でも備蓄は必要です。
4-C ワクチン接種(人口削減)が頓挫する前兆、または世界の軍事動向をご確認ください。
【今後の対策】
今のところ思い付きません。
もう時間も無く打つ手がない所まで来ていますが、子供への接種はなんとしても避けなければいけません!
このまま行くと職場や学校での集団接種も充分あり得ます。
真実を語る者を陰謀論者というレッテルを貼り異常者扱いする世間のプロパガンダにより多くの人へ声が届かない状況です。
私達だけでは限界があります。
皆様も自分や家族だけでなく是非周りの人々へ知らせて下さい。
多くの方が反対すれば阻止できる可能性があります。
宜しくお願いします。
また更新します。
【参考サイト】
以下のサイトから色々な有益記事にリンクできます。
中村篤史 / ナカムラクリニック (コロナの真実)
るいネット 探求の輪 (正論系 膨大な記事あり)
まりりん さん (世界構造・政治)
菊池 さん (歴史・陰謀追求)
弁護士山下敏雅 : 子どもの法律ブログ (児相問題 対処法)
ひろし さん(現在の出来事を確認)
16 notes · View notes
petapeta · 3 years
Quote
五木寛之の百寺巡礼高野山を読み進むと、梅原猛氏が、人間には、円的人間と、楕円的人間があるとの考え方が紹介されている。  弘法大使空海を、典型的な“楕円的人間”として、説明している。    空海は、一方では、朝廷や権力と結びついて、京都の「東寺」を中心として、政治的に活動し、土木工事もすれば、書は、日本三筆のひとり、外国語にもすぐれ、綜芸種智院という学校を建てたり、多彩な文化活動を手がける。  しかし一方では、純粋な宗教人として、「高野山」に金剛峯寺を開き、孤独を愛し、人間の根底をみつめる求道的な生活を続け、「即身成仏」、62歳の生涯を遂げる。    このように東寺を定点として社会貢献的な活動に励む空海と、高野山を定点として純粋な宗教人の空海像とが、揺れ動き交錯する。魅力溢れる空海の人間像を説明するのに東寺と高野山を2つの定点とした楕円形をかりて、”楕円的人間”と称するのとは、まさに「言い得て妙」と首肯している。 (三)楕円幻想  もう少し考えてみた。  空海の如き、天才偉人のみならず、われわれ、凡人にも小なりとはいえ、複数の中心があり、たえず揺れ動いているのでは・・・と。  五木寛之氏に導かれ、昭和10年~50年頃に活躍した評論家花田清輝(1909-74)の、「楕円幻想」を索引して、勉強させてもらった。  楕円という、円とは異なった不思議な図形について、文学的というより、哲学的ともいえる小論文だった。何しろ難解極まりなかったが、何度か読み返すうちに、いくらかは理解できた。以下、「楕円幻想」の一部を要約する。    円は完全な図形であり、それ故に、天体は円を描いて回転する・・・・・・しかし、惑星の軌道は楕円を描く。  このことを予言したティコは、科学的でなく、眼に見えない頭の中の宇宙に、二つの焦点がある。彼の分裂した心の中に、中世と近世とが二つの焦点として役割を果たしている。  (中略)  円が跳梁するときもあれば、円の代りに、楕円が台頭するときもある。・・・・・・  我々の描く円は、ことごとく歪んでおり、そのぶざまな形に嫌気がさし、すでに我々は円をかこうという気持ちさえ失っているのではなかろうか。  例えば、二葉亭四迷の小説『其面影(そのおもかげ)』の主人公は恋に悩み、精神的なプレッシャーに耐え切れず、小説の終章になって、親しい友人に苦々しくつぶやく。  「君は能く僕の事を中途半端だといって攻撃しましたな。成程僕には昔から何だか中心点が二つあって、始終其二点の間を彷徨しているような気がしたです。だから事に当って何時も狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)する、決着した所がない」    「其面影」 小説の梗概  小野哲也という法学士は、衣食のため、小野家の養子となる。養家の妻と姑の物質的な欲望と、精神的な圧迫のため苦しむ。たまたま、他家に嫁した義妹、小夜子が、夫が死亡したため小野家に戻る。小野は小夜子への同情が恋へと変わり・・・。小夜子は宗教的良心に、呵責に堪えず身を隠し、小野は乱酒・・・身を亡ぼす。     (明治39年10月10日~12月31日、朝日新聞連載)    花田清輝氏は、この小説を評して、  「我々の魂の分裂は、もはや我々の父の時代(明治40年頃)からのことである。おそらく主人公は初歩の幾何学すら知らないで、二つの焦点を、二つの中心としてとらえている」と分析している。 (四)仕事と生活を定点として  「其面影」から、さらに100年を経て、複雑な環境に生活する現代人の深層を考えると、さらに、心の中心は、楕円のように2点、いやそれ以上の数多い定点の上に生活しているのかもしれない。    最近、政府が推進している「仕事と生活の調和」を考えてみる。仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章は、  いま何故仕事と生活の調和が必要なのか、仕事と生活が両立しにくい現実、働き方の二極化等、共働き世帯の増加と変わらない働き方・役割分担意識、仕事と生活の相克と家族と地域・社会の変貌、・・・等々、読み進んでいくと、仕事と生活、家族、地域社会とのかかわりあい・・・、と、問題は益々、錯綜していく。    仕事と生活は「両立しにくい、両者の相克」というより、われわれは、この2つの中心として、一人の人間として活動する。 ― いわば、楕円的な軌跡をたどりながら、仕事から、社会生活からいろいろな体験を重ね、勉強しながら、人格を高め、充実した人生を送りたいものである。
宮島醤油ホームページ 会長コラム::楕円形::
8 notes · View notes
xf-2 · 3 years
Link
メルケル政権が2020年9月2日、「インド・太平洋政策ガイドライン」という72ページの戦略文書を閣議決定し、政治的・経済的に重要度を増すアジア地域への関与と友好国との協力を強める方針を打ち出した。ガイドラインの対象は、インドから中国、オーストラリア・米国までを含む広い地域だ。 【関連画像】 ドイツは、オーストラリアやシンガポールなどと並び、日本をインド・太平洋地域で「共通の価値観」を持つ重要なパートナーと見なしている。 
  さらにドイツ政府は今年、フリゲート艦「ハンブルク」を5カ月間にわたってこの地域に派遣し、すでに展開している英仏の艦艇とともに共同訓練を実施することも明らかにした。 
  ドイツが、欧州から遠く離れたアジアに艦艇を派遣するのは極めて珍しい。ドイツは北大西洋条約機構(NATO)域外での軍事行動に慎重だった。この国は、伝統的に陸軍を重視してきたので、海軍力は弱い。 
  ドイツ国防省のアンネグレート・クランプカレンバウアー大臣は、「21世紀に入って国際政治・経済の重心は大西洋からインド・太平洋地域に移りつつある。世界の大都市33のうち22がこの地域にある」とした上で、「この地域を通過する貨物の輸送路は、EU(欧州連合)にとっても重要だ。したがってインド・太平洋地域の安全保障は、我々にとっても大きな関心事である」と強調した。 
  ドイツの論壇では、ガイドラインの公表とフリゲート艦の派遣決定は、「中国に対する警鐘だ」という見方が有力である。ガイドラインは「北朝鮮の核開発問題と並んで米中間の対立は、この地域の安全保障への脅威だ。この地域では2010年から2019年までに軍事支出が50%増加。中国の軍事支出は85%増えている」と述べ、中国の勢力拡大に対する懸念を間接的に表明している。
  ドイツは、オーストラリアやシンガポールなどと並び、日本をインド・太平洋地域で「共通の価値観」を持つ重要なパートナーと見なしている。クランプカレンバウアー大臣は昨年12月15日、岸信夫防衛大臣とのオンライン会談で、ガイドラインの背景について説明するとともに、日本との防衛協力も深めていく方針を明らかにした。岸大臣もこの姿勢を歓迎した。
  これまでドイツ政府はしばしば「アジアの安全保障の重視」を掲げてきたが、具体的な政策が伴わなかった。同国のフリゲート艦派遣の決定は、遅まきながら「ブーツを地面に着ける」姿勢を示すという、象徴的な意味を持っている。この異例の決定が中国を視野に置いたものであることは明らかだ。 
  中国側は、フリゲート艦を派遣するドイツの方針に反発した。中国共産党系メディア「環球時報」は、「ドイツ政府の今回の発表は、おそらく米国の圧力に屈して行われたもの。内政干渉だ」と論評している。
 ●独政府「一帯一路はEUを分断する」と警告  
ドイツはゲアハルト・シュレーダー前首相の時代から、中国との経済関係の拡大に努めてきた。ドイツにとって中国は、世界最大の貿易相手国である。しかし近年は、中国への姿勢を硬化させるドイツの態度が目立つ。ドイツ産業連盟は2008年、「中国とEUは、政治・経済システムをめぐる競争関係にある」という声明を出した。また同国政府は「中国の一帯一路政策は、EUの分断につながる」と主張する。その1つのきっかけは、東アジア海域の領土問題だった。  フィリピンは2014年、南シナ海に位置する南沙(スプラトリー)諸島などの領有権に対する中国の主張を不当として、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所に仲裁を要請した。同裁判所は2016年7月12日に、「南沙諸島などに対する中国の領有権主張に法的根拠はなく、国際法に違反する」という判決を下した。  EUはこの判決が出た直後、7月15~16日にアジア欧州会議(ASEM)がモンゴルのウランバートルで開かれるまでに、同判決に関する統一見解をまとめようとした。独仏など大半の国々は、中国を批判する判決を支持したが、EUは結局ASEMまでに統一見解をまとめることができなかった。それは、ギリシャとハンガリーが判決を支持しなかったからである。  
なぜギリシャは中国批判を避けたのか。その理由は、アテネ南部のピレウス港にある。このコンテナ港に、中国遠洋海運集団(COSCO) が2009年から投資し始めた。現在は同社が資本の51%を握っている。COSCOはピレウス港に6億ユーロ(約756億円)を投じて、地中海最大のコンテナ港を建設中だ。中国はピレウス港を、自国からの貨物を欧州に送り込むための重要な橋頭保(きょうとうほ)の1つと位置付けている。つまりこの港への投資は、中国の一帯一路プロジェクトの一環なのだ。
ハンガリーも中国依存
 ハンガリーがASEMで造反した理由も、経済だ。同国のビクトル・オルバン首相はEUきっての親中派である。同氏は2017年11月、中国の李克強(リー・クォーチャン)首相と中東欧15カ国の首脳を首都ブダペストに招いて「16プラス1サミット」を開いた。  
オルバン首相は、EUが重視する三権分立や報道の自由の原則に批判的な右派ポピュリスト。近年はEUとの間で摩擦が絶えない。ハンガリーは中国との経済関係を緊密化し、インフラ整備の資金を受け入れることができれば、EUへの依存度を減らすことができる。  
「16プラス1首脳会議」でオルバン首相は、「今や、東アジアの星は絶頂期を迎えている」と中国を持ち上げた。さらに「疲弊し、老いさらばえた西欧諸国には、もはや中東欧諸国のダイナミックな成長を支援する資金がない。このため我々は中国の資金とテクノロジーを必要とする」と述べた。 
  つまりハンガリーも中国によるインフラ投資を頼みの綱としているため、南シナ海問題をめぐる中国を怒らせるEUの決定に反対したのだ。 
  当時ドイツの外相だったジグマー・ガブリエル氏は、ギリシャとハンガリーの造反について、「一部の加盟国が中国と対立したくないと考えたために、EUが共同歩調を取ることができなかった」と不満をあらわにした。このように中国マネーは、EU加盟国の態度にすでに影響を及ぼし始めている。
  もしも他の中東欧諸国が中国マネーに幻惑されて一帯一路に参加し、ギリシャのまねをして中国の政策を追認するとしたら、EUの結束は今以上に揺らぐ。ドイツが一帯一路に強い危機感を抱いているのは、そのためだ。 ●ドイツ大統領が中国の香港政策を公に批判  ドイツの政界では、中国の対香港政策に対する批判も強まっている。フランク・ヴァルター・シュタインマイヤー大統領(社会民主党=SPD)は昨年夏、珍しく歯に衣(きぬ)を着せぬ表現で中国を批判した。  同氏は公共放送局・第2ドイツテレビ(ZDF)とのインタビューで「中国は2020年6月に香港で国家安全法を施行した。これは香港の憲法に違反するばかりではなく、国際的な取り決めにも違反するものだ」と述べた。  さらに同氏は「この国際法違反に対する我々の怒りは、一時的に終わるものではない。もし中国政府が、欧州の憤りはすぐに下火になると考えて国家安全法を撤回しない場合、中国と欧州の関係は永続的に悪化するだろう。これは中国にとって利益ではないはずだ。私は中国が国家安全法について考え直すよう望んでいる」と述べた。 
  同国のハイコ・マース外務大臣(SPD)も「中国が国際的な取り決めを守っているかどうか、EUは結束してチェックしなくてはならない」と発言。 
  緑の党のカトリン・ゲーリング・エッカート院内総務は、「ドイツ政府は中国に対する圧力を高めるべきだ。私はメルケル首相がなぜ国家安全法について沈黙しているのか理解できない」と述べ、政府の中国に対する態度が甘すぎると批判した。来年に予定される総選挙のあと連立政権入りすると予想されている緑の党は、中国での人権問題について最も舌鋒(ぜっぽう)が鋭い政党だ。  さらにドイツ政府は国家安全法の施行以降、「政治的迫害を受けている」と主張する香港市民の亡命を認めた。
  同国の公共放送局「ドイチェ・ヴェレ(DW)」は、「国家安全法が施行となって以来、3人の香港市民がドイツへの亡命を申請した。連邦移民難民局(BAMF)は、2020年9月にそのうちの1人の亡命申請を承認し、ドイツでの滞在を許可した。他の2人の申請は却下した。2020年1月から9月までに、中国・香港から416人がドイツに亡命を申請し、そのうち61人が政治的亡命を認められた」と報じている。つまりドイツ政府は、「香港では一部の市民が政治的理由で迫害を受けている」と判断したのだ。香港特別行政区は、「内政干渉だ」としてメルケル政権の決定を厳しく批判した。
コロナ危機でドイツの対中依存はさらに高まる?
 ドイツにとっての大きな弱みは、同国の経済界が中国に強く依存していることだ。特にドイツ経済がコロナ・パンデミックにより深刻な打撃を受けつつある今、中国市場の重要性はむしろ高まっている。 
  国際通貨基金(IMF)によると、ユーロ圏の2020年の国内総生産(GDP)は前年比で7.2%減った。欧州経済で機関車役を務めるドイツのGDPも5%減少。スペインは11.1%、イタリアは9.2%、フランスは9.0%の下落幅を記録している。日本のGDPは5.1%、米国は3.4%減った。IMFは、昨年の全世界のGDPがコロナ不況によって3.5%減ったと推定する。 
  対照的に中国は、武漢など一部の��市の完全封鎖、外出禁止措置やデジタル技術による個人の行動監視を含めた厳しい感染対策によって、欧米諸国よりも早く感染者数の増加に歯止めをかけることに成功した。
  中国と欧米の経済パフォーマンスの間には、大きな格差が生まれつつある。IMFによると、中国のGDPは昨年2.3%成長した。主要経済国の中で、昨年GDPを増やすことに成功したのは中国だけである。 
  また欧州や米国では昨年秋以降、パンデミックの第2波によって経済活動に再びブレーキがかかりつつある。英国で見つかった変異株B.1.1.7はこれまでの新型コロナウイルスに比べて感染力が20~35%強い。南アフリカやブラジルで見つかった変異株も、欧州大陸で徐々に広がりつつある。 
  このためドイツなどは昨年3月と同じように、国境を閉鎖し始めている。同国の自動車メーカーは東欧からの部品が調達できなくなり、生産停止に追い込まれる。これが、経済成長にブレーキをかけるのは確実だ。 
  ドイツ政府は昨年秋の時点で、2021年のGDPが4.2%増えると予想していた。しかしコロナ第2波が経済活動に再びブレーキをかける恐れが強いとして、今年1月中旬には「2021年のGDP成長率は3%になる」と下方修正を迫られた。  IMFは、今年の全世界の経済成長率を5.5%、ユーロ圏を4.2%と楽観的な予測を発表しているが、パンデミック第2波の影響で、これらの予測値を引き下げざるを得なくなるのはほぼ確実だ。 
  これに対し、中国の2021年のGDP成長率は8.1%に達すると予想されている。これはインド(11.5%)に次いで、世界で2番目に高い予測成長率だ。日独の今年の成長率は、中国に大きく水をあけられる。
  欧州の経済学者の間では、パンデミックによって世界経済における欧州の地位が低下し、中国の重要性がますます高まるという見方が有力だ。欧州の輸出産業がグローバル不況の悪影響を最小限に抑える上で、中国は不可欠の市場となるだろう。中国がコロナ不況というトンネルの出口に向けて、他の地域よりも速いスピードで進んでいることは、各国の企業を中国にひきつけるに違いない。このことは、世界経済が中国に依存する度合いがさらに高まることを意味する。 
  例えばドイツでは今年1月から、食料品店で買い物をしたり公共交通機関を利用したりする際に、フィルター性能が高い医療用マスクFFP2かN95を着用することを政令で義務付けた。このためスーパーや薬局で大量のFFP2���スクが売られている。その大半は中国製である。高コスト国ドイツにとって、人件費が安い中国は製造拠点としても必要不可欠の存在だ。
 ●中国の景気回復がドイツ企業の頼みの綱 
  ドイツ企業にとって中国がいかに重要であるか、昨年の第3四半期の時点ですでに浮き彫りになっている。例えばEU加盟国のGDPは昨年第3四半期に11.5%も増えた。ドイツもこの期にGDPを8.5%増やしている。理由の1つは、中国で消費需要が回復し始めたため、ドイツなどEU加盟国からの輸出量が増えたことだ。 
  例えばドイツ自動車工業会(VDA)の統計によると、同国のメーカーの昨年4月の自動車輸出台数は前月に比べて約91%も減って2万2680台になった。しかしその後、輸出台数は増加傾向を示し、11月には33万8440台となった。自動車業界の関係者は、「これは中国での自動車需要が回復したためだ」と指摘する。昨年11月の単月の輸出台数は、前年同期を11%上回ったほどだ。
  ドイツが中国との経済関係を、短期的に減らすことは考えられない。ドイツ政府は今後、「政治は政治。経済は経済」と分離して、中国のアジアでの勢力拡大や人権問題について批判的な姿勢を強めるだろう。これに対し中国は政経一体を維持して、ドイツ政府に圧力をかけようとするに違いない。 
  まもなく中国は、GDPで米国を追い抜き、世界最大の経済パワーになる。議会制民主主義を採用していない国が、GDPランキングで首位を占めるのは史上初めてのことだ。東西冷戦に敗れて崩壊したソビエト連邦(当時)との最大の違いは、中国が多くの外国企業にとって大きな魅力を持っていることだ。ドイツ人にとって、安全保障・人権重視と収益・雇用の間にあるジレンマを解決するのは容易なことではない。
4 notes · View notes
machromatic · 4 years
Text
法の下の平等と刑罰(法による善悪と、真実としての善悪は違う)
「私たちはそもそも真実など知り得ない」 どうもっ美学者母です!!! まぁ最近はこの様な文章を書く、 それが僕のメインのアート活動なわけですが、 40代になって色々と私自身の思考の移り変わり、 その様な事もあり、 だんだんと文章を書く事が後回しになっております。 創造したいものは沢山あって、 どの創造を優先的に創作していくのか、 なかなか悩ましいのです。 その上で、 美学者母、個人の創造としての、 この様なウェブ上のアート活動よりも。 今は相方の哲学者大和と展開している。 アート作品としての、 「狭山美学校」や、 またいずれ話すことになる。 「お茶と美」という新しい作品。 その他にも同時に、 様々な展開を画策しているわけです。 もちろん、 この様な個人的アート作品としての文章も、 書きたいことは山ほどありましてwww なかなか「命」というものも、 儚く短いものだなぁ〜と、 生きながらにして体験するわけです。 それでここ一週間位ずっとやってる事が、 「白い顔料が入ったプラスチック」って、 経年劣化で黄色くなってくるんですね。 それをいかに「白く」するか、 という研究をしていますwww。 一日中プラスチックに向かい合いwww ひたすら紙やすりで一日中磨いたり、 漂白剤につけてみたりwww 有機溶剤で溶かしてみたりwww 結果かなり「真っ白」になったのですが、 究極新品みたいにならないか? と今日も白いプラスチックと格闘しておりました。 まぁそんな余談は終わりにして。 最近というか10年以上前から、 個人的に凄く気になっている事が。 あまりに世の中の人々が、 「絶対」 というフィクションを信じすぎている。 その様に体感するわけです。 それはやはり、 産業革命以降の近代において、 最先端科学や科学技術などが発展し。 また西洋思想的なキリスト教的一神教、 それらをベースに作られた、 教育システム。 「絶対」という「幻想」。 近代以降の大衆が、 その「絶対」という、 ある種の「大きな物語」一点に、 全員が向かっていった。 「絶対なもの以外は間違いである」と。 その上で現代人は、 「批判的」であることを忘却し、 「絶対善」や「絶対悪」があるのだと、 洗脳されているのである。 その事を具体的に理解できるものとして、 例えば、 「法の下の平等」 というものがある。 皆さんは、 「殺人罪」で「死刑」にされた人間を、 どう理解するであろうか。 ほぼ全員が「法」で、 「殺人罪」という判決を受け有罪になり、 「死刑」を執行された。 その様に、 刑罰を受けることは「悪」である。 その様に理解するのが通常である。 しかしもっとこの事を「批判的」に、 理解する事が出来るのではないだろうか。 それはそもそも「法」とは何か? 「法の元の平等」とは何か? という批判的思考や批判的精神から、 産まれてくる問いである。 まず「法」の無い世界を考えると、 そこに「高度な秩序」は産まれてこないであろう。 つまり、 近代以降の社会とは、 高度な社会であり、 「高度な秩序」を守る事が必要である。 そしてその様な「法」が、 国家というある種の人の集合体を、 一つの国家として纏めるために、 「法」という「ルール」が必要になり。 また国民国家において、 その「ルール」はどの様な人間にも、 同じ様に守る「義務」があり、 そのルールを破れば「罰」を受ける。 つまりここから理解できるのは、 「法」とは「国家」を纏める為のものであり、 「善」と「悪」を判断するものでは無いのである。 それは「ルール」を破った者に対しての、 「罰」を与えるものが「法」である。 だからこそ、 「国家」によっては「合法」のものが、 「国家」によっては「違法」のものがある。 つまり、 「法」とは「絶対的な善悪」では無い。 その様な事がこの様な事で確認できる。 ではここまでの理解の上で、 先ほど提示した、 「殺人罪」で「死刑」にされた人間を考えてみる。 まず国家(私達)の中で、 法(ルール)を決めて、 それを破ったら(違法)、 バツを与えよう(刑罰)。 その様に法とは「善と悪」という、 二極論をベースに作られたものでは無く、 「高度な秩序」を守る為のシステムである。 その様に考えるべきである。 その上で、 誰も見ていなかった場所で、 「殺人」をしたとされる人間が、 その「刑罰」を決める会議(裁判)で、 どの様に判断を下すのか。 「誰も見ていなかった」、 しかし、 「この人間以外殺した人間は考えられない」。 これは「真実」と言えるだろうか。 それは「可能性が限りなく高い」としか、 言えないのではないだろうか。 なぜなら「誰も見ていなかった」のだから、 誰一人として「真実」は知らないし、 「殺人」をした人間は、 「本当の事」を言っているかもしれないし、 「嘘の事」を言っているのかもしれない。 その上で、 会議(裁判)では有罪か無罪、 有罪なら刑罰を決めなくてはならない。 そして誰も「真実」はわからない。 つまりこの様な現実から何が理解できるのか。 それは裁判というものが、 「善と悪」を決める場所でもなければ、 「真実」を明らかにする場所でも無い事である。 それは提示している例で言えば、 「真実」としてその人間が、 「殺人」をした事を明らかにはできないが、 限りなくその人間が「殺人」をした可能性が高い。 つまりその可能性の高い人間に、 有罪の判断をし、 その「殺人罪」の刑罰として、 「死刑」を処罰するわけである。 ちなみに刑罰とは、 剝奪する法益の事である。 ここまで述べてきた事の確信として、 この「死刑」にされた人間が、 真実として「殺人をした」のか、 「殺人をしていない」のかは、 直接「死刑」という処罰には関係ないのである。 だからこそ所謂、 冤罪がなくならない原理であり、 その逆で、 真実として「殺人」をしていたとしても、 「無罪」になっている人間も相当数いるであろう。 つまり、 「法」とは「システム」であって、 冤罪を産む事も、 またその逆も、 その「システム」としては正常なのである。 なぜなら「法」とは、 真実の善悪を明らかにするものでは無く、 システムとしての「判断」と、 その「判断」に対する相応の処罰を与える。 それが「法」という「システム」である。 このように今まで述べてきたことから、 私は何を言いたいのか。 それは「法」というものを、 「絶対」であると洗脳されている。 その様な場面を散見する。 そして「法」に基づいて、 「絶対善」を我が物顔に叫び、 「絶対悪」を創り出す。 「法」はただ単なる「システム」に過ぎない。 「法」によって「絶対善」も、 なければ「絶対悪」も無い。 「法」など「絶対」では無い。 それはただの「システム」だ、 「国家」を秩序づける「幻想」である。 例えば「憲法」を神格化する人間、 それは「憲法」というシステムに洗脳された、 「憲法」の奴隷に過ぎない。 現代はまさに、 自らを「国家」や「法」から「自立」し、 自らの「思考」で考え、 自らの「善悪」を生きていかなければ、 無意識に「奴隷」と化してしまう時代である。 その事に一人でも気づいていかなければ、 もはや「民主主義」は終焉を迎えるであろう。 美学者母
2 notes · View notes
2ttf · 12 years
Text
iFontMaker - Supported Glyphs
Latin//Alphabet// ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789 !"“”#$%&'‘’()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ Latin//Accent// ¡¢£€¤¥¦§¨©ª«¬®¯°±²³´µ¶·¸¹º»¼½¾¿ÀÁÂÃÄÅÆÇÈÉÊËÌÍÎÏÐÑÒÓÔÕÖ×ØÙÚÛÜÝÞßàáâãäåæçèéêëìíîïðñòóôõö÷øùúûüýþÿ Latin//Extension 1// ĀāĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚśŜŝŞşŠšŢţŤťŦŧŨũŪūŬŭŮůŰűŲųŴŵŶŷŸŹźŻżŽžſfffiflffifflſtst Latin//Extension 2// ƀƁƂƃƄƅƆƇƈƉƊƋƌƍƎƏƐƑƒƓƔƕƖƗƘƙƚƛƜƝƞƟƠơƢƣƤƥƦƧƨƩƪƫƬƭƮƯưƱƲƳƴƵƶƷƸƹƺƻƼƽƾƿǀǁǂǃDŽDždžLJLjljNJNjnjǍǎǏǐǑǒǓǔǕǖǗǘǙǚǛǜǝǞǟǠǡǢǣǤǥǦǧǨǩǪǫǬǭǮǯǰDZDzdzǴǵǶǷǸǹǺǻǼǽǾǿ Symbols//Web// –—‚„†‡‰‹›•…′″‾⁄℘ℑℜ™ℵ←↑→↓↔↵⇐⇑⇒⇓⇔∀∂∃∅∇∈∉∋∏∑−∗√∝∞∠∧∨∩∪∫∴∼≅≈≠≡≤≥⊂⊃⊄⊆⊇⊕⊗⊥⋅⌈⌉⌊⌋〈〉◊♠♣♥♦ Symbols//Dingbat// ✁✂✃✄✆✇✈✉✌✍✎✏✐✑✒✓✔✕✖✗✘✙✚✛✜✝✞✟✠✡✢✣✤✥✦✧✩✪✫✬✭✮✯✰✱✲✳✴✵✶✷✸✹✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊❋❍❏❐❑❒❖❘❙❚❛❜❝❞❡❢❣❤❥❦❧❨❩❪❫❬❭❮❯❰❱❲❳❴❵❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿➀➁➂➃➄➅➆➇➈➉➊➋➌➍➎➏➐➑➒➓➔➘➙➚➛➜➝➞➟➠➡➢➣➤➥➦➧➨➩➪➫➬➭➮➯➱➲➳➴➵➶➷➸➹➺➻➼➽➾ Japanese//かな// あいうえおかがきぎくぐけげこごさざしじすずせぜそぞただちぢつづてでとどなにぬねのはばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽまみむめもやゆよらりるれろわゐゑをんぁぃぅぇぉっゃゅょゎゔ゛゜ゝゞアイウエオカガキギクグケゲコゴサザシジスズセゼソゾタダチヂツヅテデトドナニヌネノハバパヒビピフブプヘベペホボポマミムメモヤユヨラリルレロワヰヱヲンァィゥェォッャュョヮヴヵヶヷヸヹヺヽヾ Japanese//小学一年// 一右雨円王音下火花貝学気九休玉金空月犬見五口校左三山子四糸字耳七車手十出女小上森人水正生青夕石赤千川先早草足村大男竹中虫町天田土二日入年白八百文木本名目立力林六 Japanese//小学二年// 引羽雲園遠何科夏家歌画回会海絵外角楽活間丸岩顔汽記帰弓牛魚京強教近兄形計元言原戸古午後語工公広交光考行高黄合谷国黒今才細作算止市矢姉思紙寺自時室社弱首秋週春書少場色食心新親図数西声星晴切雪船線前組走多太体台地池知茶昼長鳥朝直通弟店点電刀冬当東答頭同道読内南肉馬売買麦半番父風分聞米歩母方北毎妹万明鳴毛門夜野友用曜来里理話 Japanese//小学三年// 悪安暗医委意育員院飲運泳駅央横屋温化荷開界階寒感漢館岸起期客究急級宮球去橋業曲局銀区苦具君係軽血決研県庫湖向幸港号根祭皿仕死使始指歯詩次事持式実写者主守取酒受州拾終習集住重宿所暑助昭消商章勝乗植申身神真深進世整昔全相送想息速族他打対待代第題炭短談着注柱丁帳調追定庭笛鉄転都度投豆島湯登等動童農波配倍箱畑発反坂板皮悲美鼻筆氷表秒病品負部服福物平返勉放味命面問役薬由油有遊予羊洋葉陽様落流旅両緑礼列練路和 Japanese//小学四年// 愛案以衣位囲胃印英栄塩億加果貨課芽改械害街各覚完官管関観願希季紀喜旗器機議求泣救給挙漁共協鏡競極訓軍郡径型景芸欠結建健験固功好候航康告差菜最材昨札刷殺察参産散残士氏史司試児治辞失借種周祝順初松笑唱焼象照賞臣信成省清静席積折節説浅戦選然争倉巣束側続卒孫帯隊達単置仲貯兆腸低底停的典伝徒努灯堂働特得毒熱念敗梅博飯飛費必票標不夫付府副粉兵別辺変便包法望牧末満未脈民無約勇要養浴利陸良料量輪類令冷例歴連老労録 Japanese//小学五〜六年// 圧移因永営衛易益液演応往桜恩可仮価河過賀快解格確額刊幹慣眼基寄規技義逆久旧居許境均禁句群経潔件券険検限現減故個護効厚耕鉱構興講混査再災妻採際在財罪雑酸賛支志枝師資飼示似識質舎謝授修述術準序招承証条状常情織職制性政勢精製税責績接設舌絶銭祖素総造像増則測属率損退貸態団断築張提程適敵統銅導徳独任燃能破犯判版比肥非備俵評貧布婦富武復複仏編弁保墓報豊防貿暴務夢迷綿輸余預容略留領異遺域宇映延沿我灰拡革閣割株干巻看簡危机貴揮疑吸供胸郷勤筋系敬警劇激穴絹権憲源厳己呼誤后孝皇紅降鋼刻穀骨困砂座済裁策冊蚕至私姿視詞誌磁射捨尺若樹収宗就衆従縦縮熟純処署諸除将傷障城蒸針仁垂推寸盛聖誠宣専泉洗染善奏窓創装層操蔵臓存尊宅担探誕段暖値宙忠著庁頂潮賃痛展討党糖届難乳認納脳派拝背肺俳班晩否批秘腹奮並陛閉片補暮宝訪亡忘棒枚幕密盟模訳郵優幼欲翌乱卵覧裏律臨朗論 Japanese//中学// 亜哀挨曖扱宛嵐依威為畏尉萎偉椅彙違維慰緯壱逸芋咽姻淫陰隠韻唄鬱畝浦詠影鋭疫悦越謁閲炎怨宴援煙猿鉛縁艶汚凹押旺欧殴翁奥憶臆虞乙俺卸穏佳苛架華菓渦嫁暇禍靴寡箇稼蚊牙瓦雅餓介戒怪拐悔皆塊楷潰壊懐諧劾崖涯慨蓋該概骸垣柿核殻郭較隔獲嚇穫岳顎掛括喝渇葛滑褐轄且釜鎌刈甘汗缶肝冠陥乾勘患貫喚堪換敢棺款閑勧寛歓監緩憾還環韓艦鑑含玩頑企伎忌奇祈軌既飢鬼亀幾棋棄毀畿輝騎宜偽欺儀戯擬犠菊吉喫詰却脚虐及丘朽臼糾嗅窮巨拒拠虚距御凶叫狂享況峡挟狭恐恭脅矯響驚仰暁凝巾斤菌琴僅緊錦謹襟吟駆惧愚偶遇隅串屈掘窟繰勲薫刑茎契恵啓掲渓蛍傾携継詣慶憬稽憩鶏迎鯨隙撃桁傑肩倹兼剣拳軒圏堅嫌献遣賢謙鍵繭顕懸幻玄弦舷股虎孤弧枯雇誇鼓錮顧互呉娯悟碁勾孔巧甲江坑抗攻更拘肯侯恒洪荒郊貢控梗喉慌硬絞項溝綱酵稿衡購乞拷剛傲豪克酷獄駒込頃昆恨婚痕紺魂墾懇沙唆詐鎖挫采砕宰栽彩斎債催塞歳載剤削柵索酢搾錯咲刹拶撮擦桟惨傘斬暫旨伺刺祉肢施恣脂紫嗣雌摯賜諮侍慈餌璽軸叱疾執湿嫉漆芝赦斜煮遮邪蛇酌釈爵寂朱狩殊珠腫趣寿呪需儒囚舟秀臭袖羞愁酬醜蹴襲汁充柔渋銃獣叔淑粛塾俊瞬旬巡盾准殉循潤遵庶緒如叙徐升召匠床抄肖尚昇沼宵症祥称渉紹訟掌晶焦硝粧詔奨詳彰憧衝償礁鐘丈冗浄剰畳壌嬢錠譲醸拭殖飾触嘱辱尻伸芯辛侵津唇娠振浸紳診寝慎審震薪刃尽迅甚陣尋腎須吹炊帥粋衰酔遂睡穂随髄枢崇据杉裾瀬是姓征斉牲凄逝婿誓請醒斥析脊隻惜戚跡籍拙窃摂仙占扇栓旋煎羨腺詮践箋潜遷薦繊鮮禅漸膳繕狙阻租措粗疎訴塑遡礎双壮荘捜挿桑掃曹曽爽喪痩葬僧遭槽踪燥霜騒藻憎贈即促捉俗賊遜汰妥唾堕惰駄耐怠胎泰堆袋逮替滞戴滝択沢卓拓託濯諾濁但脱奪棚誰丹旦胆淡嘆端綻鍛弾壇恥致遅痴稚緻畜逐蓄秩窒嫡抽衷酎鋳駐弔挑彫眺釣貼超跳徴嘲澄聴懲勅捗沈珍朕陳鎮椎墜塚漬坪爪鶴呈廷抵邸亭貞帝訂逓偵堤艇締諦泥摘滴溺迭哲徹撤添塡殿斗吐妬途渡塗賭奴怒到逃倒凍唐桃透悼盗陶塔搭棟痘筒稲踏謄藤闘騰洞胴瞳峠匿督篤凸突屯豚頓貪鈍曇丼那謎鍋軟尼弐匂虹尿妊忍寧捻粘悩濃把覇婆罵杯排廃輩培陪媒賠伯拍泊迫剝舶薄漠縛爆箸肌鉢髪伐抜罰閥氾帆汎伴畔般販斑搬煩頒範繁藩蛮盤妃彼披卑疲被扉碑罷避尾眉微膝肘匹泌姫漂苗描猫浜賓頻敏瓶扶怖附訃赴浮符普腐敷膚賦譜侮舞封伏幅覆払沸紛雰噴墳憤丙併柄塀幣弊蔽餅壁璧癖蔑偏遍哺捕舗募慕簿芳邦奉抱泡胞俸倣峰砲崩蜂飽褒縫乏忙坊妨房肪某冒剖紡傍帽貌膨謀頰朴睦僕墨撲没勃堀奔翻凡盆麻摩磨魔昧埋膜枕又抹慢漫魅岬蜜妙眠矛霧娘冥銘滅免麺茂妄盲耗猛網黙紋冶弥厄躍闇喩愉諭癒唯幽悠湧猶裕雄誘憂融与誉妖庸揚揺溶腰瘍踊窯擁謡抑沃翼拉裸羅雷頼絡酪辣濫藍欄吏痢履璃離慄柳竜粒隆硫侶虜慮了涼猟陵僚寮療瞭糧厘倫隣瑠涙累塁励戻鈴零霊隷齢麗暦劣烈裂恋廉錬呂炉賂露弄郎浪廊楼漏籠麓賄脇惑枠湾腕 Japanese//記号//  ・ー~、。〃〄々〆〇〈〉《》「」『』【】〒〓〔〕〖〗〘〙〜〝〞〟〠〡〢〣〤〥〦〧〨〩〰〳〴〵〶 Greek & Coptic//Standard// ʹ͵ͺͻͼͽ;΄΅Ά·ΈΉΊΌΎΏΐΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩΪΫάέήίΰαβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψωϊϋόύώϐϑϒϓϔϕϖϚϜϞϠϢϣϤϥϦϧϨϩϪϫϬϭϮϯϰϱϲϳϴϵ϶ϷϸϹϺϻϼϽϾϿ Cyrillic//Standard// ЀЁЂЃЄЅІЇЈЉЊЋЌЍЎЏАБВГДЕЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯабвгдежзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюяѐёђѓєѕіїјљњћќѝўџѢѣѤѥѦѧѨѩѪѫѬѭѰѱѲѳѴѵѶѷѸѹҌҍҐґҒғҖҗҘҙҚқҜҝҠҡҢңҤҥҪҫҬҭҮүҰұҲҳҴҵҶҷҸҹҺһҼҽҾҿӀӁӂӇӈӏӐӑӒӓӔӕӖӗӘәӚӛӜӝӞӟӠӡӢӣӤӥӦӧӨөӪӫӬӭӮӯӰӱӲӳӴӵӶӷӸӹӾӿ Thai//Standard// กขฃคฅฆงจฉชซฌญฎฏฐฑฒณดตถทธนบปผฝพฟภมยรฤลฦวศษสหฬอฮฯะัาำิีึืฺุู฿เแโใไๅๆ็่้๊๋์ํ๎๏๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙๚๛
see also How to Edit a Glyph that is not listed on iFontMaker
4 notes · View notes