Tumgik
#夢二亭
ryotarox · 10 months
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日本語では一つの名前で表されるのに英語だと二種類以上あるもの
[B! 増田] 日本語では一つの名前で表されるのに英語だと二種類以上あるもの
たとえばつぎのようなもの、というお題。
亀 - Turtle (海亀)、tortoise (陸亀) ワニ - Alligator, Crocodile
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はてなブックマークがトリビアの披露大会になっていて、知識が集まってる。 逆パターンも 「英語では一つの名前で表されるのに日本語だと二種類以上あるもの」
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日本語では一つの名前で表されるのに英語だと二種類以上あるもの
聞く:hear, listen  見る:see, look, watch 海:sea, ocean, waters, marine(海の) 仮説:hypothesis, assumption 罪:crime, sin (「罪と罰」の罪は以外なことにcrimeのほう *)
英語では一つの名前で表されるのに日本語だと二種類以上あるもの
Museum:美術館、博物館 Requirement:要件、要求 Space:空間、宇宙
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「総称だけ存在して、細かな違いを呼び分けない」ものと、「総称は無いが、個々の細かな呼び分けだけある」ものに分けられるかも。 総称:亀 / 個々に:Turtle (海亀)、tortoise (陸亀) 総称:皿 / 個々に:dish、plate、saucer 総称:brother / 個々に:兄、弟
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秋のAutumnとFallのパターンは、意味もニュアンスも同じで、言い方が違うだけかな。 Fallが「秋」「落下」の2つの意味。
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仕事(taskとworkとjob)
槍:スピア、ランス、ジャベリン、トライデント。/悪魔:デビル、デーモン
managementもadministrationも(場合によってはcontrolも)「管理」、featureもfunctionalityも「機能」
一番有名なのはネズミ(mouse, rat)だと思ってた。他にもphantom/ghost、coast/beach、house/home、college/university、space/universe、earth/globeとか。厳密には意味が違うんだろうけど。
カラスのravenとcrow。
好き(loveとlike)/時計(clockとwatch)/サイン(sign、signatureとautograph)
言語とその話者の世界観が相関することは言語的相対論と呼ばれる。国がcountry, nation, stateに分かれるのは島国と多民族大陸国との違い。https://gijodai.jp/library/file/kiyo2011/yoshitaka_sato.pdf
ApeとMonkey
AlligatorとCrocodileの違いは、口を閉じたときに下の歯が見えるかだって伊豆で習った。
ちょっと違うが、"将来に対する希望"と、"睡眠中の幻覚体験"を日本語でも英語でも「夢 dream」という一語で表現するのは全くもってピンと来ない。
麦は日本語でも大麦・小麦・ライ麦・エン麦は区別はしてるけど、英語ではbarley wheat rye oatで「麦」に対応する単語がないのよね
アプリ開発で Apple の審査担当とやり取りする際「修正」の言い方が複数あって fix, correct, modify, revise, alter などを使い分けてくるので毎回意図を汲みとれてるか不安になる。(まあ日本語にも修正の類語いっぱいあるけど)
「毒」 poison / venom / toxin
romanceとnovel。romanceは通常騎士道物語など物語と訳されるのだけど、小説と訳されているときもある。
CollegeとUniversity
試験: 学力・知識を問う→examination,quiz,test 評価や実験→experiment 試みる→trial▼ただ「試験」で纏められるだけで日本語でも「考査」「実験」「試行」と分けて書くこともできるが。
自由(Liberty,Freedom)。契約などの法律上のやり取りが単語を増やした気もする。
紫→purple,violet
夫、旦那、亭主、主人→husband
足の指(toe)もfinger じゃない
日本語において、髭は全て「髭」で、生えてる箇所を限定する場合は「顎髭」や「頬髭」などと熟語で表現するが、英語ではそれぞれの箇所に単語がある。
リス:squirrel、chipmunk
馬車がとてもややこしくて面倒くさい / 辻馬車 cab, hansom 荷馬車 (horse)cart, wagon, (horse-drawn)carriage, horse and buggy 駅馬車 stagecoach 二輪馬車 curricle, tilbury ,jaunting car ,jinker 馬二輪戦車 chariot まだまだいっぱい…
今話題のsexとgender
政治家 politician / statesman たまご egg / spawn / roe ちなみに逆もあってegg 卵 / 玉子
この手の単語なら調理法が多い。アメリカは焼く文化だ。肉、パン、物で違う(Grill、Bread、Burn、BBQなんてのも)一方で日本は煮る文化だ。煮る、茹でる、炊く、煮込む。英語はBoil、あるいは残り全てはCookだ。
おじさんとおばさん、日本語でもこだわりがある場合には年上か年下で漢字が違うらしい。中国語では母方と父方で別の名前になる。
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知里真志保によれば、大和民族が川の始まりと考える「みなもと(源)」をアイヌ語では「川の終り」と言うのだという。つまりアイヌは川を海の方から見ているのだと。
コメントで日本語は部位に依らず「髭」だけってあるけど、いちおう漢字だと「髭(くちひげ)」と「鬚(あごひげ)」と「髯(ほおひげ)」で使い分けられる。発音はぜんぶ「ヒゲ」だけど……
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言語学で言うところの有標と無標も関係してそう。 作家:男女問わず作家の全般、女流作家:作家の中で女性の場合
標識 (言語学) - Wikipedia
英語のlionは雄雌どちらのライオンも表すが、lionessは雌だけである。前者が無標で後者が有標である。
 
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tutai-k · 3 months
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2023年が終わるらしい
2023年のはじまりは、3月から転職も決まっていたし、持病の悪化による日常生活への不安もあったので、2月いっぱいまで休職した。 療養もかねて尾道に一週間滞在したが、出発の日に地元が大雪ですっころび、カメラのレンズを破壊するという暗黒の始まりを告げるなど、つらいことがたくさんあった。 2月も、結局、休養することがないまま、次の職の仕事をずっとしていた。どこかで休みたいと思いながら、全く休めないまま、2023年が終わりそうだ。 意外だったのは、誰の力も金銭的援助も借りずに十年近くひとりでやってきたこと、というのは、なんだかんだ「使える」ということだった。通用するんだ、これが。というおどろきは大きかった。手応えがあったとか、結果が出たとか、そういう意味ではなく、するっと不安なくやっていける。いままでやってきた、他人の顔色をうかがい、他人の動作に合わせて平均的に働くというのとは違った。積んできたものが、無駄にならない機会に巡り会えてよかったと思う。 休みたいと思いながら、休めないでここまで来たし、年始の休みも8日まであるけど、いろいろと休めないことが多い。雇用契約のある労働は休みだが、個人的な仕事はいくらでもあるし、なんなら山積みになっている。九日間で終わるのだろうか…と思いながら一日目をもう半日終えてしまった。(2024年のしいたけ占いには、おまえはだいたい気づいたら働きまくっていて休んでない、みたいなことが書かれていてちょっと悲しかった)
毎年毎年、何を年間のまとめに書いていただろうかと思うわけで、今年も悩んでいるわけだが、全然答えが出ない。とりあえず、読んだ本とか作った本をまとめていたような気がするから、それをやる。
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★作った本★ 1月 『山梔の處女たち』 pixivのいつだったかの百合文芸で佳作をもらったオメガバース百合「首輪とロマンス」、恋愛/性愛から離れたところで手を取り合う少女たちの魔法学園小説「魔女の選択」収録の短編集。Kindle版は、いつだったかのKino-Kuni文学賞で大賞をもらった滅び行く漁村の女二人の物語「迎え火」も収録している。
5月 『けものと船乗り』 現代物、というか、現実世界の不均衡や理不尽に焦点を当てたものがたりを多く書いてきたな、という自覚もあり、あと「幻想文学はもう書かないんですか」とたくさん声をかけてもらったりもしたので、ひさしぶりに幻想文学らしい幻想文学を。 全ての船を沈めてしまうけものが棲むという「島」を望む岬でまちのひとたちにこれまた「けもの」と呼ばれている存在が、船乗りを拾って海へこぎ出そうとするお話。 『ヤールルカ』 写真家の女の短い物語。撮ること/撮られることの暴力を考えているので、そのこととかを中心に、これは短い物語だったが、もう少し長く書けたらいいなと思ってちょっとずつ書いてる。ひとつ、暴力的な経験を「してしまった��ので、それも書けるか…とすごくいやな気持ちになりながら思っており、だが、これは書くことでしか報復も抗議もできないという思いがあるので、この物語とは2024年以降きちんと向き合いたいと思う。
9月 『ゆけ、この広い広い大通りを』 日々詩編集室から出た本。二児の子持ちの専業主婦・バイクと音楽がすきなトランスの女性・都会で働けなくなったフェミニスト、三人の同級生が「地元」でささやかな試みをするお話。 「ちがいのある人がともに過ごせる共有地をつくる」をコンセプトにしている団体を母体にもつ出版社から出る本だったので、いろいろ考えたし、思っていた以上にいままで読んでくれていたひと以外のひとに受け取ってもらえてよかった。自分が持つ切実な課題とかもたくさん載せた物語だったので、ベストをつくしたし、2023年のベストだと思う。この物語に全力をつくしていたので、2023年は、ヨモツヘグイニナでは大きめの物語は作らなかった。 この本は、ヨモツヘグイニナの通販の他に、本屋lighthouseさんとか、シカクさんとか、mychairbooksさんとか、日々詩編集室とかでも買えるので、お気に入りの書店さんで買ってもらえるとうれしい。 『いづくにか、遠き道より』 再録短編集。たくさんたまっていたのでつくった。2014年に書いた小説とかをおそるおそる読み返したら、思っていた以上に「小説」だったのでほっとした。
11月 『アルバトロスの語りの果てへ』 売れない作家のノイと、そのパートナーで人気役者のターが、アルバトロスの繁殖ボランティアに参加するお話。 物語を自分自身が語るとき、そこには当然自分も含まれている物語のこともあるし、そうでないこともある。だけど、埒外にあっても内にあっても、ひとは、語ったり語られたりせずとも、勝手に他者に物語を見いだし、それを消費してゆく構造がある。『山梔の處女』収録の「魔女の選択」によく似た内面を持つ物語だと思うが、他者のふるまいや言動に「物語」を見いだすとき、「なにを見ているか」に自覚的になりたいよね…というようなことを考えながら書いていた。
12月 『浜辺の村の大みそか』 日々詩編集室で出た小さい本。『浜辺の村でだれかと暮らせば』の番外編みたいなやつ。いまから日和と八尋がやったような大晦日をわたしも過ごします。
★読んだ本とか観た映画そのほか★ 色々読んだけど、印象深かったものについて。 『銀河英雄伝説』全巻 銀英伝のコンセプトバーやカフェにいくので読んだ。相変わらずめちゃくちゃおもしろい。 『豊穣の海』全4巻 来年参加する八束さんのアンソロジー父親の死体を棄てに行くやつの資料(?)イメージをつかむのに読んだ。今西が金閣寺のように燃えて、それを本多が眺めている(『暁の寺』)がよかった。あと、大人になって読み返してみると松枝清顕……「全部おまえが悪いじゃん!」ってなるのがおもしろかった。勲に対しては共感するところも多かったし、あいかわらず『天人五衰』が一番好き。 『雨の島』 今年の1月1日に読み終えてた。呉明益の本、『歩道橋の魔術師』も読みたいんだけど、未訳のチョウチョのなんとか…?が読みたい。 『苦海浄土』 ネイチャーライティングをやろうとすると必ず出てくる石牟礼道子、の代表作。水俣へ3月と10月といくことになったし、石牟礼道子を筆頭に水俣関係の本をとてもたくさん読めた一年だった。とてもよかった。来年は『水俣病を旅する』『苦海浄土』(全3巻)を読みたい。 『アフターヘブン』 八束さんの本。めちゃくちゃよかった。 『フィリックス・エヴァー・アフター』 すっごくおもしろくて、何度でも読み返したい! 『鋼鉄紅女』 最高だった……「地獄へようこそ……」って武則天が宣言したところから、もう一気に読んだ。家父長制と、男女の二人の「ペア」というかたちに反旗を翻す最高のSF小説。 『私と夫と夫の彼氏』 2023年で読んだ中で、一番一番おもしろかった漫画!11巻が待ち遠しい! 『琥珀の夢で酔いましょう』 この漫画もめっちゃおもしろかった~! 『父の時代、私の時代』 堀内誠一の自伝的エッセイ。「ウッチェロ!!!!!!!」澁澤龍彦・瀬田貞二との思い出を添えて。めちゃくちゃ古本価格高騰していたので文庫で出してくれてありがとう! 『ガザに地下鉄が走る日』 ずっと読みたかったけど、なかなか読めずにいて(岡真理さんの本は『記憶/物語』を2020年に読み、もう一度これも今年再読した)やっと読む。見過ごしてしまわないように、何が出来るかを考え続け、アクションを取る、できることをやるしかないんだけど、「人間が人間として生活するということ」が、誰にでもある世界にたどり着きたい。 本だと、吉田育未さんの翻訳作品を井上彼方さん/紅坂紫さん編集の『結晶するプリズム』で知り、『聖なる証』『星のせいにして』を読む。めちゃくちゃおもしろかった!年越し読書本は『イエルバブエナ』。「このひとが翻訳している本ならぜったいおもしろい!」という翻訳者さんに出会えたのがうれしかった。 映画もいろいろみたけどとくに『バービー』『his』『ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生』がよかったな~。結局体力がなくて窓際のトットちゃんを見に行けなかったのがちょっとさみしい。 さいたま文学館で開催されていた澁澤龍彦の展示にはいけた。パンケーキも食べた。 12/24にITOプロジェクトの『高丘親王航海記』を見に行く。それについてのくわしいことは静かなインターネットに書いた。
★旅行★ 「今年はいろんなところへ行ったんじゃないですか?」と言われたけど実はあんまり行ってなかったりする(さみしい) 1月 尾道 ライターズインレジデンス尾道でまたみはらし亭に滞在する。だいたい伊勢うどん食べてた。 3月 水俣 はじめて水俣へ。というか九州自体がはじめて。いろんなひとに出会い、いろんなことを学び、いろんなおいしいものを食べた。『常世の船を漕ぎて』を水俣病歴史考証館で買った。 5月 東京 行ったという記憶しかない。なにしたっけ…?なにもしてないのか…もしかして…。 9月 大阪 銀英伝のバー「海鷲」へ行く。ロイエンタールの透けてる板を買った。文フリ大阪も行った。 10月 東京 銀英伝のカフェ「イゼルローンフォートレス」へ行く。かおりさんと会う。ながいことSNS上ではお付き合いがあるのに生身で会うのは初めてで、だけど「すっぱいものきらいだもんね」とか長年付き合ってきた人間同士の会話ができてとてもおもしろかった。次の日は吉祥寺や多磨へいき、緑色のインコとオナガを見る。 水俣 ふたたび水俣へ。熊本市内も立ち寄ったが、土砂降りだったので熊本大学と、橙書店へ行く。島尾ミホと石牟礼道子の対談集というめちゃつよBOOKを買った!めちゃくちゃ楽しかった。 11月 文フリ東京。ヒマラヤ鍋を食べる。次の日は埼玉文学館へ。武蔵野うどんに衝撃を受ける。
★来年の予定とか★ 1月14日に文フリ京都。辰年なので澁澤龍彦のコラージュみたいな『兎島にて』という本をだします。こういう物語で「兎」って単語がでると、誰か特定の人をみんな思い浮かべると思うんですけど、その特定の人は卯年のわたしです。他の誰でもありません。 3月までに出さないといけない原稿がめっちゃいっぱいあるので頑張ってます。 オープンにしてるのは八束さんの家父長制アンソロだけだけど、そのほかもまた媒体に載るなどしたらお知らせします。 やりたいことは、三宅島・舳倉島・天売島、この三つのどれかの島にいきたい!2023年は労働が忙しすぎてぜんぜん鳥写に行くことがなかった(かなしい)一年になっちゃったから、2024年はちゃんと鳥写したいです。 あと、日々詩編集室から『ゆけ、この広い広い大通りを』もでたことだし、もうちょっと小説を書いて発表する幅みたいなものをひろげたいかなと思っている。つらいことがたくさんありすぎたから、アンソロは主催も参加もいやだったけど、そういうのとか……あと、書いたらお金がもらえるタイプの原稿とかも、書ける媒体があるのなら書いていこうかと思っている。 これはずっとそうなんだけど、賃労働をしながらほかにわたしの体力で「できる」ことが「小説を書く」ことしかなかったので……。タイミングや機会があれば、頑張ってみようと思っている。
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jpf-sydney · 2 months
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Besuto essei. 202
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日々の雑感、考察、失敗談から、亡くなられたあの方への追悼文まで… さまざまな書き手たちが、「エッセイ」という枠組みのなかで書き記した2021年の記録。 この年に新聞・雑誌等の媒体に発表された中から選りすぐった、珠玉のアンソロジーです。
Shelf: 914.68 BES 2022 Besuto essei. 2022 = The best essay. edited by Nihon Bungeika Kyōkai.
Tōkyō : Mitsumura Tosho Shuppan, 2022. ISBN: 9784813804147
337 pages ; 20cm.
Editorial board members: Kakuta Mitsuyo, Hayashi Mariko, Fujisawa Shū, Horie Toshiyuki, Machida Kō, Miura Shion. Text in Japanese.
Table of contets:
部屋にいる感じ / 武田砂鉄
ロクな恋 / 李琴峰
特に秘密、ありません / 二宮敦人
親父の枕元 / 原田宗典
犬の建前 / 宇佐見りん
いつか「コロナ福」だったと言える日 / 鷲田清一
紙 / 内田洋子
学び始める春、失敗を楽しむ / 山本貴光
瀬尾夏美 / おじいさんの空き地
落合博満への緊張感 / 鈴木忠平
月の砂漠 / 小池水音
冷水を浴びせる : 坂上弘の文体 / 三浦雅士
陰のある光 / 小泉凡
脳内・ドイツ / マライ・メントライン
父と兄の書棚が招いた変な読書 / 志茂田景樹
心の扉を開く音楽 / 寮美千子
立花隆さんを悼む / 柳田邦男
失われゆく昭和探して / 川本三郎
大人への扉を開けたのは / 加納愛子
関係性の結晶 / 齋藤陽道
ガラスのこころ / 岸田奈美
"諦められない"心でアイヌ語研究に夢中 / 金田一秀穂
アイヌとして生きる / 川上容子
佃煮に想う / 小泉武夫
最高の食事 / 田中卓志
珠玉の世界 / ブレイディみかこ
神様、世間様 / 尾崎世界観
さいとう・たかをさんの思い出 / 辻真先
コロナ禍社会と密になった / 本谷有希子
最後の飛翔 / 椹木野依 -- 我が町の「宝」 / 井上理津子
ネガティブな皆さんへ / 尾上松緑
「あいつなりに筋は通ってるんだ」 / 岩松了
翻訳とは / 村井理子
「覚えられない」 / 茂山千之丞
白土三平さんを悼む / 田中優子
そんな時代 / 海猫沢めろん
��もに歩けば / 小川さやか
(笑)わない作家 / 万城目学
雪原 / 岸本佐知子
河合雅雄さんを悼む / 佐倉統
学園の平和、取り戻せ! / みうらじゅん
料理 / 小山田浩子
田中邦衛さんを悼む / 倉本聰
「声」分かち合う喜び / 温又柔
エリック・カールさんを悼む / 松本猛
月みる月は / 彬子女王
トーストと産業革命 / 青山文平
祖父母のすずらん守る / 星野博美
考えることに失敗する / 神林長平
悪態俳句のススメ / 夏井いつき
死も遊びだと思いましょ / 横尾忠則
UFO / 柴田一成
「やめた」後の達成感 / ほしよりこ
息子よ安心しなさい、あなたの親指は天国で花となり咲いている / 青木耕平
那須正幹さんを悼む / 高樹のぶ子
愚かさが導いてくれた道 / 沢木耕太郎
クールでお茶目なかっこよさ / 谷慶子
機械はしない終業挨拶 / 黒井千次
閉、じ、こ、も、り / 村田喜代子
ナマケモノ / 奥本大三郎
夢を彷徨う / 髙村薫
愛しの小松政夫さん / 鈴木聡
胃袋の飛地 / 湯澤規子
『老人と海』をめぐる恋 / 高見浩
「すごい」と「やばい」 / 酒井順子
写真を撮られるということ / 松浦寿輝
安野光雅さんを悼む / 大矢鞆音
この世の通路 / 佐々涼子
◆編纂委員作品◆
瀬戸内寂聴さんを悼む / 林真理子
多分、両方だと思いますよ / 町田康
忘れがたきご亭主 / 三浦しをん
あそこの棚に置いてある。 / 堀江敏幸
それは私の夢だった / 角田光代
遠き花 / 藤沢周.
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myonbl · 2 months
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2024年1月26日(金)
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SOU・SOUから毎月<手ぬぐい+足袋下(2足)>が届く頒布会、如月号が届いた。今月のテーマは<から草遊び>、
四角や丸の幾何的な花を針金のような茎でつないだ模様 唐草模様を超現代的にしたような不思議な柄
いつもながら、何年も続く企画を毎月更新する(せねばならない)デザイナーにはほとほと感心してしまう。使うのがためらわれて、ついタンスの肥やしになってしまうのだ。
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5時45分起床。
今日は満月、見られると良いな。
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洗濯。
朝食。
私は在宅なので、弁当*1。
可燃ゴミ、30L*1。
ツレアイを職場まで送る。
ごぼう茶煮出す。
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amazonから先日注文した韓国製のボールが届く、そうか、韓国から発送されたので時間がかかったのだ。
東京かわら版、会費の更新通知が入っていたのでWebで払込、だが選択肢が無かったのでひょっとすると新規申込の扱いになったかもしれない。
毎日チェックしている春風亭柳朝師のブログで紹介されていた<花垣>、気になったので味比べセットを注文した。
今日も<ミステリーチャンネル>で<名探偵ポワロ>の録画作業。
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ランチは日清食品で30%引きで購入したお好み焼き、なかなか美味しくデイている。朝が遅かった3男には、サッポロ一番味噌ラーメン。
軽く午睡。
ポワロの録画を終えてから、ライフへ買物、ブリ・豚コマ・小松菜・厚揚げ。
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22日(月)が最終授業だった<情報機器の操作Ⅱ(看護学科)>、公欠の連絡が来なかったので成績を登録する。
昨日付属図書館に依頼していた<ジェンダー事典>、手配するとの返信が来る。
ツレアイは多忙だったので少し遅めの帰宅、早速ココの点滴開始。
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夕飯は、ブリの煮付け+具沢山豚汁。
今夜もポワロ鑑賞。
第10話「夢」/ The Dreamシーズン 1, エピソード 10 次回放送日: 2024/02/25(日)26:00〜 富豪のベネディクト・ファーリー氏からポワロに1通の手紙が届く。ポワロはファーリー氏を訪ね、彼から、毎晩同じ時間に自分を銃で撃つ夢を見る。既に医者 には相談している。君の意見が聞きたい、と相談を受ける。翌日、ファーリー氏が夢の話しの通り遺体で発見される。自殺か?他殺か?
第1話「エンドハウスの怪事件」/ Peril at End Houseシーズン 2, エピソード 1 次回放送日: 2024/03/03(日)16:00〜 ポワロとヘイスティングスは、海辺の町セント・ルーにやってくる。ホテルの庭で二人は岬にそびえる古い館エンドハウスの主ニックと知り合う。彼女は最近三度も事故にあって命拾いしていたが、今度はポワロの目の前で事故が起きた。
片付け、入浴、体重は150g増。血圧はよし。
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今夜もウォーキングは自重、水分は1,480ml。
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zhwj · 9 months
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Springs and Autumns
Lately I’ve been dipping into scholar-beauty romances. A recent favorite is Jin xiang ting 錦香亭 (“Pavilion of Fragrant Brocade”) by Guwu su’an zhuren 古吳素庵主人 (Master of the Simple Hut of Suzhou), which dates to the early Qing.
It’s a short novel that fits a surprising amount of action into its sixteen chapters. The main love story between Zhong Jingqi 鍾景期 and Ge Mingxia 葛明霞 is standard scholar-beauty stuff—imperial exam success, an exchange of poetry, a scheming rival, missed connections, a helpful nun, resourceful concubines, mistaken identity resolving into a wedding, and a happily-ever-after conclusion—but it’s embedded in a larger historical narrative: the An Lushan Rebellion erupts midway through the book. Court intrigue, battlefield strategizing, and tides of refugees heighten the tension of the romantic plot and somehow make the bizarre coincidences the genre relies on seem more believable.
But the plot’s not the reason for this post. A version of the same story is told in the lost Yuan-dynasty play 孟月梅寫恨錦香亭 (“Meng Yuemei Writes of Regrets in the Pavilion of Fragrant Brocade”) about characters named Chen Gui 陳珪 and Meng Yuemei. Songs memorable enough to be preserved in other sources can be found in Song Yuan xiwen jiyi, a 1956 collection of play fragments compiled by Qian Nanyang. Here’s a delightful aria about spring, assembled from quotations of older poems; a quick translation follows:
【中呂過曲】【古山花子】賞春倦倚春風裡,春色釀成和氣。春滿人間,春綻萬紅千翠。春晴雅宜,春燕銜春壘。春心戀春如醉。春心熙熙,春景正遲遲。春來早起,滿目春山麗。仲春時,問春有幾?春及三之二。莫惹春愁,一分塵土,二分流水。春暖春煙,春雨濺春池。春夢里藹然春意,對這春草池塘賦春試。賞春花,春酒泛春杯,春果簇春桃春梨。聽得春鶯囀春啼,春在春花裡。假青春,春夜悞春期,春去後留春無計。春知我,愛春傷春春信稀。 (錢南揚輯錄《宋元戲文輯佚》76)
Spent on spring pleasure, ease back into the spring wind: spring colors mix into an amiable mood. Spring fills the mortal realm, spring bursts with red and green. Spring clarity is graceful and inviting, spring swallows build spring nests. Spring hearts get drunk on spring love. Spring minds make merry, spring vistas linger. On a new spring morn, rise early to a vision of gorgeous spring mountains. By mid-spring, think how long spring may last. Spring is two-thirds gone. Refrain from spring melancholy; one part returns to dust, two parts to water. Spring warmth and spring mist, spring rain splashes into spring pools. Spring dreams harbor pleasing spring desires, bringing spring exams to these spring grasses and ponds. Enjoy spring flowers as spring wine overflows spring cups; spring fruits: clusters of spring peaches and spring pears. Hear the spring oriole sing a plaintive spring song. Spring lies within spring flowers. Fresh green spring means missed spring rendezvous on spring nights; when spring departs, spring cannot be retained. Spring gets me: spring love, spring heartache, and rare spring tidings.
I love this—the hypnotic repetition of “spring” transports me back to a class on early 20th century literature, when our professor read aloud the opening to Chapter 19 of Xu Zhenya’s bestselling 1912 sentimental romance novel in parallel prose, Yuli hun 玉梨魂 (“The Soul of Yuli” or “The Jade Pear Spirit”). For the last two decades, the lines of 秋心 “Autumn Heart” have often come to mind when the weather turns and the leaves start changing color.
黃葉聲多。蒼苔色死。海棠開後。鴻雁來時。雨雨風風。催遍幾番秋信。淒淒切切。送來一片秋聲。秋館空空。秋燕已為秋客。秋窗寂寂。秋蟲偏惱秋魂。秋色荒涼。秋容慘淡。秋情綿邈。秋興闌珊。此日秋閨。獨尋秋夢。何時秋月。雙照秋人。秋愁疊疊。並為秋恨綿綿;秋景匆匆。惱煞秋期負負。盡無限風光到眼。阿儂總覺魂銷。最難堪節序催人。客子能無感集。
Yellow leaves rustle, green moss fades. When the begonia has flowered and the snow geese have arrived, wind and rain hasten autumn’s signs, cold and chill carry autumn’s sounds. Autumn halls are vacant, autumn swallows turned sorrowful autumn travelers. Autumn windows are empty, autumn insects vex the autumn soul. Autumn’s scenes are bleak, autumn’s visage is desolate. Autumn emotion grows distant, autumn elation lies heavy. Today’s autumn boudoir holds a solitary quest for an autumn dream. What day will an autumn moon shine on an autumn pair? Layered autumn melancholy comes with unending autumn regret. Fleeting autumn vistas spur shameful autumn trysts. At the boundless vision before us, our souls take flight. In the unbearable draw of the seasons, can the sojourner remain unmoved?
I have to say I prefer the freer lines of the Yuan lyric to the constrained pulse of four- and six-character phrases that makes up the pianwen style. Here I’ve prioritized the repetition of “autumn” and tried to capture at least at least some of the parallelism, and while this approach does manage to set a mood, the amount of amplification necessary in English would, I feel, make for excruciatingly verbose prose whenever anything actually had to happen. I’m not sure I could keep it up for more than a paragraph or two, or be capable of reading much more than that, to be honest—and the novel runs to 30 chapters. But someone’s given it a try: an English translation by Gong Xiaohui under the title The Death of Yuli was published earlier this year. I’m honestly curious about the translator’s approach.
But I’m more keen to find additional examples of this type of dense repetition in Chinese writing. Any suggestions?
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historysandwich · 1 year
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【常威近代史】(七百六十七回) 冇人冇立場 如果你到咗今日,仍然覺得戰爭係一場正邪之爭,有正義的一方存在,亦有邪惡一方存在。咁樣未免太年輕,作為解決問題嘅最後方法——戰爭嘅複雜性同歧義性實在太令人神暈目眩,因為戰爭本身,除咗係一個複雜問題,亦係一個意識形態問題,而識形態就係立場嘅問題,任何人都有其既定立場,中立地去描述一場戰爭基本上冇可能,正如今日嘅俄烏戰爭,難道全部俄羅斯軍人都認為自己係侵略者?相信係冇可能。正如日本嘅極右主義者,提出死咗幾萬到幾十萬人嘅南京大屠殺從沒有發生過,老實講佢哋係真心相信架,係百份百嘅「true believer」,呢個就係意識形態問題,亦係立場問題。人類要相信某一種事物存在與否,好多時候並唔係根據證據去決定,而係根據立場去選擇(大家有興趣可以睇吓1997年一套科幻電影,叫【超時空接觸】Contact,由Jodie Foster同Matthew McConaughey主演,內裡對信仰呢個問題,演繹得非常精彩)。 論述中日戰爭,我亦有我嘅既定立場,我嘅立場就係我身為一個中國人去論述呢場戰爭嘅發生經過,中間有所偏頗即係我嘅立場問題,不過我冇辦法改變呢個既定事實,就係珍珠都冇咁真嘅。 1938年1月,南京大屠殺正在中華民國首都南京發生中,日本人嘅鐵蹄踐踏中華大地,中華民國嘅一衆雜牌軍根本無法抵擋,節節敗退,轉眼間,整個北方差唔多全部落入日本人手中,而全面戰爭發生到而家,只係過咗區區未夠半年時間。事實擺喺眼前,如果認為當時中國軍隊仲可以抵抗日本人入侵,根本係發緊夢,但係當時中華民國最高統帥蔣介石對戰事卻意志堅定(口頭上),認為只能夠抗戰到底,絕無向日本妥協嘅可能性,當然佢必須要咁樣講,因為向日本人妥協或投降,亦表示佢嘅政治生命將會完結(被主降派親日派汪精衛取代),作為一個軍事強人(或汪精衛嘅政治宿敵),蔣介石當然唔希望自己的收場會是如此,大不了玉石俱焚一鑊熟(反正都係要死),繼續要中國生靈塗炭,我諗呢個係佢當時嘅諗法。 蔣介石嘅意志堅定,令佢成為最後嘅勝利者,流芳百世,佢嘅競爭者汪精衛則成為中國史上最大嘅漢奸,遺臭萬年;兩者嘅分別係天同地,但事實上,中日戰爭中蔣介石嘅最後勝利某程度上係運氣嘅主宰(或美國主宰),但運氣眷顧佢到1945,仍無法堅持到1949,萬物離散,其實冇人能夠預計邊隻馬可以首先衝過終點?政治亦冇可能係非常長遠嘅佈局,政治只係解決當前問題嘅方法,未來係點,冇人知道;手頭嘅事都做唔完,明日嘅事冇可能兼顧得到,情況大致如此,所以我從來唔相信陰謀論,反而認為好多事純粹出於偶然。 中日之間嘅調停工作一直喺背後進行中,但中國同日本都唔積極媾和,中華民國唔想講和,理由上邊已經提過;至於日本全面佔住上風,亦冇必要同下風者有太多討價還價。侵華戰爭嘅困難度,的確比日本原先想像嘅大,不過並未大到可以令佢哋有所顧忌。我個人亦都非常相信,去到1938年,日本東京最高指揮當局,早已經將注意力集中向將要發生嘅太平洋戰爭之上,侵咯中國可能只係小菜一碟。 1938年1月1號,蔣介石辭去行政院長職位,由孔祥熙(1880-1967)繼任,唔係孔祥熙就係宋子文,唔係宋子文就係孔祥熙,唔係孔祥熙就係宋子文,唔係宋子文就係孔祥熙…………一笑。同日,上海女子大學創立,校長係吳志驀,1月2號,日本23架飛機入侵南昌上空,被中國空軍擊落1架;1月3號,朝鮮、臺灣各地中國領事館被逼懸掛五色旗,中國駐日大使館向日本政府提出嚴正抗議。響日本人眼中,中華民國政權已經更替成功,蔣介石政權已經變成流亡政府。今日,作曲家冼星海(1905-1945)等喺武漢組建文化界行動委員會,上海中國國際無線電臺被日方強行接受,1月5號,電臺華籍職工全體撤退。1月5號,蘇聯志願軍空軍百幾人抵達武漢,加入中國空軍對日作戰,史太林打擦邊球,我講過,如果蘇聯全面介入,支持中國抗戰,整個歷史可能就咁改變,起碼日本人唔會夠膽咁快發動太平洋戰爭打美國,史達林如果真係開東西兩條戰線,一條抵抗日本,一條抵抗納粹德國,蘇聯唔玩完就奇鳥。 1月6號,根據國共達成協議,新四軍軍部今日喺南昌成立。隨後,江西、福建、浙江、湖南、廣東、湖北、河南、安徽等八個省13個地區嘅紅軍遊擊隊相繼統一集結,整編為「新四軍」,全軍合共10300人,規模其實相當細,只能夠打遊擊,冇可能投入大型戰事。新四軍軍長係葉挺(1896-1946),副軍長為項英(1898-1941),參謀長張雲逸(1892-1974)。下轄四個支隊,第一支隊司令員為毛主席最信任嘅人陳毅(1901-1972),第二支隊司令員張鼎丞(1898-1981)、第三支隊司令員張雲逸、第四支隊司令員高敬亭(1907-1939)。年半之後,1939年6月24號,高敬亭喺安徽肥東縣青龍場被槍決,罪名係反黨,佢亦係迄今為止中共内最後一名以「反黨」罪名被處死嘅高級幹部。1977年被平反,恢復名譽。 #常威💀 #蔣介石平反系列  #佛經抄寫員 #中日戰爭 #民國歷史 https://www.instagram.com/p/CpM82KLvpdE/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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bearbench-tokaido · 10 days
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五篇 上 その三
四日市の町で二人は宿に泊まることにした。
「これ、お泊まりじゃ。」 と、旅館の奥のほうに声をかける。 この旅館の女房が出てきて、 「お早ようお着きなさいました。」 と、挨拶する。
二人はわらじを解きながらこの旅館を見まわせば、いたって古臭い宿で入り口に、色のはげかかって痛みのひどい膳棚がある。 その横にはつっかえ棒立てかけてある。 あの棒をはずしたらどうなるんだろうなどと弥次郎兵衛が考えていると、奥からこの旅館の亭主が出てきて、 「今晩は、私どもの旅館も、込み合っておりまして、 お気の毒ながら、奥のお客と御いっしょして下さいませんか。」 と、言う。 弥次郎兵衛は、案内してくれる旅館の女房の方を見ながら、 「ああ、かまわねえよ。」 と、女房の方に答えると、 「それなら、こちらへどうぞ。」 と、女房は、二人を案内して、奥の間へ連れて行く。
相部屋には、二人の人物がいた。 「はい、御めんなさいよ。」 と、弥次郎兵衛らが部屋に入ると、先に部屋にいてくつろいでいた田舎者が、 「お疲れでございましたな。」 と、声をかけてきた。 北八が、それに答えるように、 「ああ、くたびれた。どっこいしょと。」 と、あぐらをかいて座り込む。
女中が顔を出して、 「すぐにお風呂に入られたらいかがでございます。御案内いたしましょう。」 というのを北八が聞いて、 「そうだな。どれ、お先に入ってこよう。」 と、手ぬぐいをさげて、湯に入りに行ってしまう。 それと入れ違いに、十四、五の前髪を結わえている少年がふろしき包の箱を提げてきて、 「お煙草は、入ませんか。 楊枝はみがき、ちり紙は、よろしゅうござりいますか。」 と、商売を始めた。
相部屋の田舎者の一人が、 「久しぶりで、吉田の大竹へずるずると入り込んで女郎のおやまに煙草を貰ったが、もうみな吸ってしまったところだ。」 と、つぶやくと、もう一人の田舎者がその少年を見ながら、、 「どれ、四文の煙草はないだろうか。」 と、問いかける。 商人である少年が、 「いやいや、そんな安い煙草はござりません。 これではどうですか。一服、吸いつけてみてください。」 と、煙草をとりだす。 田舎は、その煙草を手に取ると、早速火をつけ、 「どれどれ、ぱっぱっぱっ。」 と、やりだす。 「いや、こりゃからっきし弱くてたよりない。こちらのはどうじゃい。」 と、又、別の煙草をキセルについですっぱすっぱとやりだす。 「そちらのほうが、いいですか。」 と、商人は田舎者の方を伺っている。 「いや、これは、すぐ火が消える。見てみろ。 ほれ、吸っているうちから火が消えていく。」 商人は、田舎者が斜めにしているキセルから、火がついた煙草が落ちたのを見て、 「それ、消えたのじゃなくて、あなたの膝で、燃えております。」 と、指差しているので、田舎者は、 「やあ、こりゃこりゃ。大事な着物に、こげがついてしもうた。 こんな、膝にこげの出来る煙草はいらない。持って帰ってくれ。」 と、手ではたいている。 商人は、 「はい、さようなら。」 と、小言を言いながら出て行く。
入れ違いに、北八が湯から上がってきた。 「さあ、弥次さん。お前も、湯に入ってきたらどうだ。」 女中も 「ええ、そうなさっては、どうですか。」 と、勧める。 弥次郎兵衛は、それも上の空で部屋から見える廊下を、さきからいい女が行きかうのをちらちら見ていた。 「いや、だいぶ、色っぽい女がいるようだ。」 と、ついつぶやくと、それを聞いて、 「さっき、風呂場でみかけたんで、ちょっと約束しておいた。 どうだ。なかなかやるだろう。」 と、北八が、弥次郎兵衛に、小声話す。 弥次郎兵衛は、大きな声で、 「そりゃ、本当か。」 と、言うのを北八は、また声をひそめて、 「なに、俺が湯にいっている所へ、おぬるくはございませんか、といってやってきたから、すぐにそこで約束した。 まだ、ひとりいい年増がいたから、お前、湯に入て待ってるといい。 たぶん、そこへ来るに違いないから、そこで交渉すればいい。」 弥次郎兵衛は、ニコニコしながら、 「わかった。どれ、入って来よう。」 と、走るように湯に入りに行く。
それと入れ違いに、また一人、商人がやってきた。 「はい、焼酎は入ませんか。白湯はどうですか。」 北八が、 「おっと、その焼酎を少しくれ。おとと、よしよし。」 と、ちゃわんにつがせて、金を払ってしまう。 北八は、焼酎が疲れを癒してくれると思い込んでいたので、一旦口に含むと、その焼酎を足に吹きかけた。 「よしよし、これでくたびれがやすまるだろう。 どなたも、御めんなさいよ。どっこいしょ。」 と、横になる。
さて、こちらは弥次郎兵衛のほう。 湯に入って女の来るのを待っていたが、いっこうに来ないので、普段洗ったこともない手足の指を一本一本丁寧に洗って、しばらく待っていたが、あまりに長湯をして湯気でのぼせ上がり、風呂場の羽目板のところでもたれかかってぐにゃりとなっていた。
北八は、あまりに弥次郎兵衛が風呂から上がってこないので、そっと風呂場に覗きに行って見るとこの有様である。 「やあやあ、弥次さん。どうした。どうした。こりゃ大変だ。」 と、弥次郎兵衛の、顔に、水をそそぎ 「弥次さん、弥次さん。」 と声をかけると、 「おおうう。」 と、弥次郎兵衛は、うめき出した。 「大丈夫かい。いったい、どうしたんだ。」 と、北八が、話しかけると、 「どうしたもこうしもあるか。お前、俺をだましやがったな。」 「どうしてだ。」 と、北八は、何のことかさっぱり分からない。 「湯に浸かりながら、もう女が来るかもう来るかと思って、あんまり長湯をしたからだ。」 弥次郎兵衛の言いように、北八は吹き出しながら、 「それで茹で上がった。ははは、ガキみたいだな。」 「お前のおかげで、まだ足がひょろひょろする。」 と、弥次郎兵衛は、文句を言っている。 「ははは、こいつはおかしい。さあ、立ちな。」 と、北八はやっとのことで着物を着させると、自分の肩にもたれさせて座敷につれて帰った。
弥次郎兵衛はそのまま倒れると、さも、力無さそうに、 「ああ、だいぶ、ましになった。」 「お前も、変った男だ。いいかげんに上がればいいのに。」 と、北八が言うと、 「いや、俺もお前の言ったとおり、たぶん女が来るんだろうと待ってたんだ。」 「・・・」 「すると、向こうの台所のながしに年増らしいやつが、何やら洗っているのが見えたから、しめたと思って、『これ背中をながしてくれ』と、言ったら、『はい』っと言って、六十ばかりの婆がタワシを持ってきて、『お背中を洗いましょう』と、言いやがる。」 と、弥次郎兵衛が、話し出す。 「こいつは、面白くなりそうだ。」 と、北八は弥次郎兵衛の話に夢中になり、腹ばいに寝ながら足の指で近くに寝転んでいる田舎者の耳を、引っ張ったり何かしてもてあそんでいる。 この田舎者、たいへん好人物で、そっと、脇に自分の頭をよけた。
「で、それからどうしたんだ。」 と、北八は、続きを促している。 「聞いてくれ。俺もあんまりしゃくにさわるので、『いまいましい婆だ。たわしを持ってきてどうするつもりだ』と言ったら、『はいはい』と言いながら、奥に引っ込んで、今度は、折れた包丁を持ってきて、『これで、お背中のあかを削り落として、あげましょう』と、俺を鍋か釜のように思っているようなそぶりを見せる。まったくいまいましい。」 「ははは、こいつは面白い。」 と、北八はますます夢中になって、また、田舎者の頭を探しまわしてまた、耳をいじり出した。 さすがに、この田舎者もたまりかねて、北八の足を捕まえて、 「これこれ、さっきから黙っておれば、どうしてこの足で、私の耳をいじくり回すんだ。」 と、言われて、北八も気がついた。 「はい。これは、御めんなさい。」 と、素直に謝る。
「いいや。もはや、謝っても承知しない。 それもお前さんが夢中になって話しているから、こういうこともあろうかと、こっちで頭をよけると、また、足で探りまわしていじくりだす。 どうして、人の頭を足蹴にした。そのままでは済まされぬ。」 弥次郎兵衛が、割ってはいると、 「そりゃ、お気の毒なことでした。ごめんなさい。 このように、相部屋になったのも、他生の縁です。 どうぞ、勘弁してやってください。」 と、言うので、田舎者も、 「あなたがそういうなら、考えないものでもないが、あんまり人を馬鹿にするから。」 と、だんだん、落ちついてきた。 北八も、安心したのか、 「いや、もう、ほろ酔いだから、勘弁してください。」 と、笑顔で答える。 それを聞いて、落ち着いてきていた田舎者は、 「なんだ。貴様は、まだ、そんなことをいって、わしを馬鹿にするのか。」 と、また怒り出した。
つづく。
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taizona · 22 days
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臣安萬侶言。 夫、 混元既凝、 氣象未效、 無名無爲、 誰知其形。 然、 乾坤初分、 參神作造化之首、 陰陽斯開、 二靈爲群品之祖。 所以、 出入幽顯、 日月彰於洗目、 浮沈海水、 神祇呈於滌身。 故、 太素杳冥、 因本敎而識孕土產嶋之時、 元始綿邈、 賴先聖而察生神立人之世。 寔知、 懸鏡吐珠而百王相續、 喫劒切蛇、 以萬神蕃息與。 議安河而平天下、 論小濱而淸國土。
是以、 番仁岐命、 初降于高千嶺、 神倭天皇、 經歷于秋津嶋。 ��熊出川、 天劒獲於高倉、 生尾遮徑、 大烏導於吉野、 列儛攘賊、 聞歌伏仇。 卽、 覺夢而敬神祇、 所以稱賢后。 望烟而撫黎元、 於今傳聖帝。 定境開邦、 制于近淡海、 正姓撰氏、 勒于遠飛鳥。 雖步驟各異文質不同、 莫不稽古以繩風猷於既頽・照今以補典敎於欲絕。
曁飛鳥淸原大宮御大八洲天皇御世、 濳龍體元、 洊雷應期。 開夢歌而相纂業、 投夜水而知承基。 然、 天時未臻、 蝉蛻於南山、 人事共給、 虎步於東國、 皇輿忽駕、 淩渡山川、 六師雷震、 三軍電逝、 杖矛擧威、 猛士烟起、 絳旗耀兵、 凶徒瓦解、 未移浹辰、 氣沴自淸。 乃、 放牛息馬、 愷悌歸於華夏、 卷旌戢戈、 儛詠停於都邑。 歲次大梁、 月踵夾鍾、 淸原大宮、 昇卽天位。 軼軒后、 德跨周王、 握乾符而摠六合、 得天統而包八荒、 乘二氣之正、 齊五行之序、 設神理以奬俗、 敷英風以弘國。 重加、 智海浩汗、 潭探上古、 心鏡煒煌、 明覩先代。
於是天皇詔之「朕聞、 諸家之所賷帝紀及本辭、 既違正實、 多加虛僞。 當今之時不改其失、 未經幾年其旨欲滅。 斯乃、 邦家之經緯、 王化之鴻基焉。 故惟、 撰錄帝紀、 討覈舊辭、 削僞定實、 欲流後葉」 時有舍人、 姓稗田、 名阿禮、 年是廿八、 爲人聰明、 度目誦口、 拂耳勒心。 卽、 敕語阿禮、 令誦習帝皇日繼及先代舊辭。 然、 運移世異、 未行其事矣。
伏惟、 皇帝陛下、 得一光宅、 通三亭育、 御紫宸而德被馬蹄之所極、 坐玄扈而化照船頭之所逮、 日浮重暉、 雲散非烟、 連柯幷穗之瑞、 史不絕書、 列烽重譯之貢、 府無空月。 可謂名高文命、 德冠天乙矣。
於焉、 惜舊辭之誤忤、 正先紀之謬錯、 以和銅四年九月十八日、 詔臣安萬侶、 撰錄稗田阿禮所誦之敕語舊辭以獻上者、 謹隨詔旨、 仔細採摭。 然、 上古之時、 言意竝朴、 文構句、 於字卽難。 已因訓述者、 詞不逮心、 全以音連者、 事趣更長。 是以今、 或一句之中、 交用音訓、 或一事之內、 全以訓錄。 卽、 辭理叵見、 以注明、 意況易解、 更非注。 亦、 於姓日下謂玖沙訶、 於名帶字謂多羅斯、 如此之類、 隨本不改。
大抵所記者、 自天地開闢始、 以訖于小治田御世。 故、 天御中主神以下、 日子波限建鵜草葺不合尊以前、 爲上卷、 神倭伊波禮毘古天皇以下、 品陀御世以前、 爲中卷、 大雀皇帝以下、 小治田大宮以前、 爲下卷、 幷錄三卷、 謹以獻上。 臣安萬侶、 誠惶誠恐、 頓首頓首。
和銅五年正月廿八日 正五位上勳五等太朝臣安萬侶
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wangwill · 2 months
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等待
H:「好的投資,都是「等」出來的!」等待,無法速成,全靠學習。等待到永遠是可行,如何慧眼識股票?需要認真研讀,勤作筆記,精準判斷,買股再作長期等待,最好是長持有。等待在古代是一個詩情畫意的名詞,是要以好心情,來細細品嚐。20240118W4
網路資料
股市裡流傳著一句話:股市只有3種人賺得到錢,第1種人是從事內線交易的人,第2種人是真正的股市高手,第3種人則是跟隨高手操作的人。
有人嘲諷說:「千線萬線(指技術分析常用的移動平均線與趨勢線等)不如一條內線。」
苦心鑽研,把自己訓練成真正的股市高手。
千萬不要借錢買股票,否則只是在把不確定性所可能造成的傷害變得更巨大而已。
巴菲特曾經說過,最理想的投資期是「永遠」,最好的情況是買到對的股票,它可以永遠地幫我們賺錢。
巴菲特:「投資的要訣就是在好時機買進好公司的股票,只要公司維持好的狀態,投資者就繼續持股不變。」
1逢低買進,逢高賣出
指的是整個股市,當股市一路上漲,漲到不合理的價格,投資者可以考慮降低持股,減少風險,這就是逢高賣出。當股市大跌,空氣中瀰漫著恐懼,這就是逢低買進的時刻。
2名言「留下賺錢的,砍掉賠錢的」,指的是個股的選擇去留。
好的公司會持續成長,壞的公司除非有大變動,否則很難翻身。
3勿空手接掉下來的利刃
提醒投資者不要以為股票跌就可以買,股票可以跌到0元,這是千真萬確的。大跌的股票有時就像一把利刃從天上掉下來,你不知道還會跌多少。
4現金為王:投資者不應該把每一分錢都投入股市,這樣會失去靈活性。
微觀結構,那基本上是整個市場買和賣的所有下單,是什麼樣的投資者在買、什麼樣的投資者在賣、輸贏的機率如何等等。
5太頻繁交易  反而錯過最好的時機。
每一次小股東買賣的時候,都是造市者賺錢的時候,小投資者資金有限,所以應該謹慎選股,選對了以後,就做長期投資的打算,以減少造市者從你身上賺錢的機會。
等待
等候、期待、守候釋  義
等候。如:「等待消息」、「等待回音」。《紅樓夢》第六四回:「寶玉聽了,連忙起身,迎至大門以內等待,恰好賈璉自外下馬進來。」
等待語錄
休息是為了等待更好的自己
忙碌的生活,片刻休息來反省自己,找出自己的缺點改進,期許自己會更好,更好的我,請等我改變,喝杯美式咖啡,讓自己與更好的我相遇吧!
你,是深不可測的深谷
你,是深不見底的海洋
你,不排斥偶然的碰觸
你,卻又如冰山般冷淡
你,時而神秘時而親近
你,便深深地吸引了我
你,便深深駐足於我心
你,可知道,我在等你
縱使,這註定是不可能
我卻依然,等待不可能
《玉樓春·春恨》宋代:晏殊
綠楊芳草長亭路,年少拋人容易去。樓頭殘夢五更鐘,花底離愁三月雨。無情不似多情苦,一寸還成千萬縷。天涯地角有窮時,只有相思無盡處。
《卜算子》
【宋】李之儀
我住長江頭,君住長江尾;
日日思君不見君,共飲長江水。
此水幾時休?此恨何時已?
只願君心似我心,定不負相思意。
冉冉孤生竹
漢 · 卓文君
冉冉孤生竹,結根泰山阿。
與君為新婚,菟絲附女蘿。
菟絲生有時,夫婦會有宜。
千里遠結婚,悠悠隔山陂。
思君令人老,軒車來何遲?
傷彼蕙蘭花,含英揚光輝。
過時而不採,將隨秋草萎。
君亮持高節,賤妾亦何為。
“十年生死兩茫茫,不思量,自難忘。”
出自:《江城子·乙卯正月二十日夜記夢》
十年生死兩茫茫,不思量,自難忘。千里孤墳,無處話淒涼。縱使相逢應不識,塵滿面,鬢如霜。
夜來幽夢忽還鄉,小軒窗,正梳妝。相顧無言,惟有淚千行。料得年年腸斷處,明月夜,短松岡。
等待,是一個多麼美麗的詞語。炊煙起了,我在門口等你;夕陽下了,我在山邊等你;生命累了,我在天堂等你;我們都老了,我在來生等你。
《題都城南莊》
崔護
去年今日此門中,人面桃花相映紅。
人面只今何處去?桃花依舊笑春風。
《古相思曲》
無名氏
十三與君初相識,王侯宅里弄絲竹。
只緣感君一回顧,使我思君朝與暮。
再見君時妾十五,且為君作霓裳舞。
可嘆年華如朝露,何時銜泥巢君屋?
長相思.一重山——五代.李煜
一重山,兩重山。山遠天高煙水寒,相思楓葉丹。
菊花開,菊花殘。塞雁高飛人未還,一簾風月閒。
等待,等待,等得一樹碧桃落花成冢,待得一世孤寂雪埋心殤。
長相思.汴水流——唐.白居易
汴水流,泗水流,流到瓜州古渡頭。吳山點點愁。
思悠悠,恨悠悠,恨到歸時方始休。月明人倚樓。
才下眉頭,卻上心頭。
這一句出自李清照的《一剪梅》。
紅藕香殘玉簟秋,輕解羅裳,獨上蘭舟。
雲中誰寄錦書來?雁字回時,月滿西樓。
花自飄零水自流,一種相思,兩處閒愁。
此情無計可消除,才下眉頭,卻上心頭。
等待
落花無聲,飄落了誰的等待?
往事如夢,消瘦了誰的思念?
如煙的日子裡,我們總免不了等待。
可能是等一朵花開,等一場雪落,等一個不歸人。
有時等得太久,似水流年,斑駁了記憶,模糊了容顏。
天青色等煙雨,而我在歲月的盡頭,等風,等雨,也等你。
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不敗教主存股心法進階版:每年多存300張股票
作者:陳重銘
語言:繁體中文
出版社:金尉
出版日期:2017/04/18
「現在還可以買進嗎?」「股價漲了,該不該賣掉?」「手上的股票跌了20%,還能存嗎」……關於存股,你有這些疑問嗎?「這些都是多餘的煩惱,買進好公司股票,傻傻放著股票『自我繁殖』就好了。」方法很簡單,只要持續不間斷地買股、領股利,並且把股息再投入,每個人都有機會年領百萬股利。
目錄
第1章  從不Buy邁向不敗之路
不要想著贏 要想不能輸
投資致勝其實很簡單
輸家和贏家的差別是持有成本
用股利滾財富雪球
4年800萬元存股計畫
第2章  1年多存300張股票
放膽抓住機會 加快存股速度
謹守投資原則 放大成功機率
鎖定4大主角 1年多存300張
隨景氣變化 調整投資布局
定存、儲蓄險、金融股 哪個保本?
當銀行的客戶還是股東?
買進官股金控的3大策略
第3章  融資、貸款、權證 該如何選擇? 
融資買股 斷頭不是最慘的事
遠離融資 穩穩賺比較快
跟銀行做朋友 靈活運用貸款資金
權證以小搏大 賠掉翻轉財富的機會
第4章  打造「房租基金」投資組合
窮人的負債=富人的資產
換一個有錢人的腦袋
建立「房租基金」投資組合
每年賺6% 輕鬆累積教育基金
窮人工作的時間=富人玩樂的時間
第5章  買股票就像借錢出去
每股盈餘:找出年年賺錢的公司
股東權益報酬率:看出公司賺錢的效率
本益比:買進便宜的股票
本業獲利率:主業能賺錢是關鍵
業外損失比率:拉低公司整體獲利
應收帳款與存貨:避開吹噓的獲利
自由現金流量:有資金才能發放股利
負債比:不過度波動較有保障
毛利率:可帶動股價上漲
營業利益率:判斷公司經營能力
淨利率:可能隱藏一次性收益
第6章  牢記6原則 存股真簡單
原則1:存對好股票 快樂上天堂
原則2:股票股利具有乘法效應
原則3:重視股利再投入的威力
原則4:別煩惱賣股票的問題
原則5:將壞學生移出存股名單
原則6:好公司落難要見獵心喜
第7章  存股成功關鍵:買到便宜價
練習長期投資 忘記股價
懶人投資 只須做好6件事
打敗心魔 紀律最重要
善用本益比 算出好公司的便宜價
本益比的前世、今生與來世
設定安全邊際 替股價買保險
殖利率與本益比的不同
第8章  我如何買進金融股?
方法1:做價差 賺取資本利得
方法2:放著存 加快張數累積
方法3:大型壽險金控4大技巧賺價差
好金控該具備3大特質
用「4個10」買進金融股
股價跌 是存股的大利多
第9章  台灣50進可攻退可守
每年領股利 要繳不少稅費
賺價差 避免頻繁交易
買ETF 降低做價差的風險
台灣50 可賺價差 也可存股
打敗通膨率+定存利率
3個方法 提高0050賺錢機率
第10章  高股息ETF獲利打敗大盤
台灣高股息 平均殖利率達4%
貫徹低點買策略 保證獲利
股價便宜 適合小資族長期投資
跟著成交量買 輕鬆打敗大盤
輸家跟贏家 別再選錯邊
除息後買進 可以撿到便宜價
第11章  三角形買賣法 低買高賣賺價差
三角型買法:越跌越買 提高贏家勝率
倒三角形賣法:賣在相對高點 開心收穫
KD指標 找出短線價差買賣點
搭配MACD 抓住年賺20%的機會
8個步驟 學會賺0050短線價差
反向操作 可以獲利與避險
第12章  現金增資 該不該參加?
寧可少賺價差 別因小失大
3要件評估 貸款參與現增
好公司現增 價差誘人再繳款
花大錢賺小價差 不划算
預估股價 判斷是否參與現增
增資認股 也能降低持股成本
發機會財 加快存股速度
收回
0 notes
jesychen · 3 months
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傍晚的長部田海床路路燈一路延伸到遠方的夕陽與大海
位於熊本縣宇土市的長部田海床路是情侶看夕陽的好地方,我們從御輿來海岸觀景台看夕陽之後繼續開車約前往這個漲潮會淹到馬路,退潮可以看到馬路的夢幻地方。開10min後就到停車場,車子停好之後,天色已暗,下車走往海床路,沒有想到有一台大型挖土機正從海床路上岸。
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走道海堤邊剛好是退潮後的情景,路燈已開,夕陽這時候隱隱從雲層透光出來,好美的地方,這條道路好像直接通達遠方的大海與夕陽。
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不少的情侶在這裡坐著海堤休息,剛好是週六晚上,這個海床路有個公告,禁止一般車輛通行,如果有車開過去之後,可能回不來或卡在海灘上,只有漁業相關工作的車輛才可以通行。
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長部田海床路路寬也大概只有一台汽車可以通過,不太能夠會車,旁邊的海堤是一塊塊一石頭堆砌起來的,海面應該也不會淹過這裡,旁邊還有個JINBE雕像,是One Piece 海賊王的吉貝爾。
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走往另外一個海床路靠近停車場的方向有個涼亭,夏天太陽大時可以遮陽,下雨可以遮雨,是個看海看夕陽的好地方。
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還有個記念攝影的看板,in UTO SUMIYOSHI 長部田海床路Nagabeta Fishery Tidal Road的facebook模板,退潮前後3hr可以看到不同的美麗景觀。 延伸閱讀: - 在日本海濱百選與日本夕陽百選的御輿來海岸觀景台看夕陽 - 在寿司じじや 天草空港通り店品嘗最新鮮的食材做的壽司 - 開車前往道路驛站天草市海豚中心搭船出海看海豚 - 八角隧道附近的二俣福良渡看熊本愛心石橋 - 走進熊本美里町的八角隧道時恍如世外的桃花源 - 漫步於熊本市的水前寺成趣園品味日式庭園的優閒 Read the full article
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fiftyohm · 3 months
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回顧初中時學到的民國歌曲
-- 西方音樂内化成功的例子
《憶兒時》 李叔同 詞
春去秋來,歲月如流,遊子傷飄泊。 回憶兒時,家居嬉戲,光景宛如昨。 茅屋三椽,老梅一樹,樹底迷藏捉。 高枝啼嗚,小川游魚,曾把閑情託。 兒時歡樂,斯樂不可作。 兒時歡樂,斯樂不可作。
《送别》 李叔同 詞
長亭外,古道邊,芳草碧連天 晚風拂柳笛聲殘,夕陽山外山 天之涯,地之角,知交半零落 一瓢濁酒盡餘歡,今宵別夢寒
李叔同 (1880 - 1942) 膾炙人口的歌曲 《憶兒時》 和 《送别》,因為很多台灣歌星翻唱,文字是熟悉的近體中文,旋律也很有古味,我們四年級生將之列為民國時期(包含在台灣族群融合時期)的歌曲。然這两首曲子的原作曲者居然都是美國人。
首先,《憶兒時》之原作為 “My Dear Old Sunny Home” 作者為 William Shakespeare Hays (July 19, 1837 – July 23, 1907), who was an American poet and lyricist.  《送别》 原曲為 “Dreaming of Home and Mother” an 1868 song by John P. Ordway, an American medical doctor and composer.
上面是李叔同大師(經由日本)内化美國民謠成功的例子。另外,更有内化古典西洋交響樂(布拉姆斯, 德弗乍克)的。《遊子吟》 和 《念故鄉》 & 《老大徒傷悲》(後两者為同一旋律,不同歌詞)用道地唐宋古文(孟郊)和優美的近體中文(李抱忱,韋瀚章)將西洋古典音樂旋律成功地,不鑿痕跡地内化了。
《遊子吟》 孟郊 (西元 751年 ~ 814年)詞
慈母手中線,遊子身上衣。
臨行密密縫,意恐遲遲歸。
誰言寸草心,報得三春暉。 
《念故鄉》 和 《老大徒傷悲》
《念故鄉》 李抱忱 詞 念故鄉,念故鄉,故鄉真可愛, 天甚清,風甚涼,鄉愁陣陣來。 故鄉人,今如何,常念念不忘, 在他鄉,一孤客,寂寞又淒涼。 我願意,回故鄉,重返舊家園, 眾親友,聚一堂,同享從前樂。
《老大徒傷悲》 韋瀚章 詞
黃金的年華虛度過,才知道從前鑄成大錯。
蕭蕭兩鬢白徒喚奈何,瘦影已婆娑徒喚奈何?
雄心壯志早消磨,斜陽景已不多。深悔蹉跎,深悔蹉跎。
歌曲 《遊子吟》 來自布拉姆斯 (Brahms) 的 《大學慶典序曲》 (Academic Festival Overture). 歌曲 《念故鄉》 和 《老大徒傷悲》 使用同一大家十分熟悉的旋律,即捷克名作曲家德弗乍克的 《第九交響曲》(來自新世界)的第二樂章緩板。這段樂章曾被名音樂家李抱忱(1907~ 1979)填上了中文的歌詞 《念故鄉》,早年曾經廣受歡迎傳唱;而同曲也被詞人韋瀚章填為 《老大徒傷悲》。两原汁原味的西洋音樂套上了優美的古代和近代中文歌詞,讓我們以為是道地的民國作品。
在筆者初中期間列為音樂教材的歌曲 《遊子吟》,《老大徒傷悲》,《憶兒時》,《送别》 不知如今是否還在,不得而知?每聽到這些曲子,依然可以清楚地記得其古雅的中文歌詞(長亭外,古道邊,芳草碧連天;天之涯,地之角,知交半零落 《送别》;茅屋三椽,老梅一樹,樹底迷藏捉 《憶兒時》;深悔蹉跎,深悔蹉跎 《老大徒傷悲》。。)和旋律。經由旋律加深了古雅文字的記憶及感染力,何嘗不是成功的人文教育?
感少年成長期音樂教育影響個人品性深遠,特以為誌。
12/16/2023
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myonbl · 1 year
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しんじ落語会@古々粋亭
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近鉄奈良駅近くの<落語喫茶・古々粋亭>、いろんな番組を企画されていますが、今日は露の新治さんの会があるということで朝から出かけてきました。第1部は<露の新治ひとり会>、第2部は<桂文福・露の新治二人会>、後の都合があるので第1部だけ、それでもたっぷり3席を堪能しました。落友のNさんとも久しぶりにお会いしてあれやこれやと情報交換、多忙でしたが稔り多い1週間を締めくくることができました。
今回は、3席全てネタ出しでした。
仏馬(36分)
東京では柳家喬太郎師が掘り起こした噺としてよく知られていますが、上方では亡くなられた露の慎悟師が演じられ、それを新治さんが受け継がれたと聞いています。同席したNさんに外国の民話に元ネタがあるとご教示いただき、ググってみると<古典落語『仏馬』について>というページがありました。冬休みにでも、少し時間をかけて調べてみようと思います。
それはともかく、破戒僧の弁長が仏罰で馬の姿になったという設定は落語ならでは。生臭坊主のせがれとして生を受けた私(!)には、彼が可愛くさえ思われます。想像の芸である落語の特長を最大限活かした噺の一つとして、近頃お気に入りのネタであります。
崇禅寺馬場(27分)
冒頭、この地名の説明として<崇禅寺馬場の仇討>という実際の事件があったことを説明されました。大阪市立図書館の<大阪に関するよくある質問>の一つとして詳細な説明がありますので、興味をお持ちの方はリンク先をご覧下さい。
本編の入りは<つる>と同じ展開、ひっくり返って足が<5本>、次には<2本>、後半については私は初めて聴いて大笑い。もちろん、ここには書きません(笑)。東京では<鈴ヶ森>として演じられますが舞台は刑場、そちらの方が旅人の恐怖感を煽るにはより相応しい場所かも知れません。新治さんご自身は、子どもの頃に大友柳太朗主演の映画をご覧になったとか。当時は仇討ちの場所として人口に膾炙したことでしょうから、このサゲもピッタリですね。
夢の二分金(36分)
これから暮れにかけて必ず演じられる「芝浜」、但しこれは地名故に上方では意味をなしませんからこのような外題になるのですね。個人的には以前に一度聴いてはいるのですが、新治さんの演出の特徴などは覚えていません。今回新鮮だったのは、腕の良い魚屋・勝五郎がなぜ酒浸りとなるのか、その間の事情が冒頭に説明されていて納得できました。女将さんの表現も控えめで、必死に勝五郎を(騙しながら)励ます健気さと、自分のアホさを正直に受けとめて改心し働く勝五郎、いい夫婦だなとしみじみ感じさせられました。
季節も趣向も異なる3席、師匠にはお疲れだったでしょうが、胸いっぱいの満足感をいただいて帰路につきました。
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petitcinema · 4 months
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2023.11.26 [ プチシネマ寄席10周年記念のらくごフェス ] レポート③
さあ!いよいよ後半戦。
鹿児島が生んだ天才、瀧川鯉八師匠のご登場です!!
今回動画撮影からご協力いただいた鯉八師匠。
マクラから鯉八節全開の空間に染め上げていかれます!!
実は個人的に聴きたい演目があり、、
ホワイエにてバタバタとしつつモニターに注視。
タバコを燻らす仕草に
きたーーーーーーーー!!!と。
あの一言目が放つ威力半端ないです。
こちらのネタ下ろしの日にも東京に観に伺ったのですが
更にその「間」が持つパワーが増し増しになっていて、
今回も鹿児島のお客様が一つになった瞬間でした。
めくるめく鯉八師匠の「厚化粧」。最高の最高です。
後から聞いたところ、袖に控えていたホールのスタッフさんも
あの一言目の瞬間に
裏方と思えないほど笑ってしまった、と話されていて
「ですよね!!!!」と強めにお伝えしちゃいました。
そして鯉八師匠って本当フォトジェニックです!!
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さあ、そしていよいよトリの一之輔師匠のご登場。
舞台裏では演者さん皆さんが集まり、どことなく緊張感が漂い。
思えばこの10年間、毎年一之輔師匠にはご出演して頂きました。
初めてお会いした時からものすごい方だったのに、
更にご活躍の幅を広げられて最早雲の上の存在となられた師匠。
今回が最後となるプチシネマ寄席へのご出演。
何をかけられるんだろう、と舞台裏で耳を澄ませていました。
マクラも短めに
始まったのは「文七元結」。
もう何も言うことはありません、、
お客様の涙と拍手が全てを物語っておりました。
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飄々としながら真摯な落語への愛情は凄まじく、
私たちに対しても沢山アドバイスを下さる一之輔師匠。
お人柄も高座もその魅力に虜になる人は日々増え続け、
今回改めて
一之輔師匠の高座をより一人でも多くの人に観てもらいたい。
出来れば落語を初めて観る人に!
だってめちゃくちゃすごいんだから!!!
だからこそ大きいところでバンバンご出演して頂きたい。(余計なお世話。笑)
もしも次一之輔師匠をお呼びすることがあるとすれば
それはぜっっっったい一之輔師匠じゃなきゃダメな時。
そして一之輔師匠からも「確かにそれは行かなきゃね」と
言われるような。
そんな夢みたいな会があるのか、ないのかは別として
と、心の中で強く思いました。なのでここに書いちゃいました。
終始裏でバタバタと走り回っていた今回。
最後だけでも、と一之輔師匠の高座を
舞台裏で聴きながら
あぁ終わるんだなぁ。
なんて切なくなってしまったり。
サゲが近づく頃合いに皆さんが楽屋からゾロゾロと舞台裏に。
終演とともに
一斉に「ありがとうございましたーー!!」のお声。
初めて目にした光景に一人感動していました。
美しいのなんのって!!!
こんなに素晴らしい落語家さんがご出演してくださったこと、
本当に奇跡みたいな。
どうぞ皆様今後も推しまくってください。
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万雷の拍手の中、フェスは最高の終わりを迎えました!!!
今思い出しても鮮明な感動。
大きなトラブルもなく、
帰られる際のお客様のホクホクとしたお顔や
嬉しいお言葉を沢山いただけて
心からよかった!!!!!!!と安堵いたしました。
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こんな身の丈に合わない大きい会を無事開催できたのも
ライカ南国ホールのスタッフの皆様、
1お願いすれば50こなしているプチシネマ寄席の大切なチーム、
前夜祭運営から撮影、送迎までマルチすぎるクッキーさん、
鳥肌が立つその瞬間を切り取る天才カメラマンこせちゃん、
二年前から奔走してくれたブッキング岡田氏、
そして何よりご来場いただいたお客様皆様のおかげです。
今回Twitter上で、沢山のかたが応援してくださったことも
とっっっっっても嬉しかったです!!
鹿児島の落語会の先輩ゆるいと亭さん、みなみ寄席さんも
心強いご協力ありがとうございました!
宣伝ご協力いただいたKちゃん、リビング新聞さん、
Mちゃん、福元ゆみさん、
Uさん、毎日新聞さんもめちゃくちゃありがたかったです!!!
打ち上げでは笑二さんのバースデーと
吉笑さんの真打ち昇進内定のお祝いも少しだけ♡
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後日頂いた嬉しすぎるSNS投稿。
「プチシネマ寄席がなければ
こんなに落語会を楽しみに待つことなかった。
10年前なら考えられない」
こう言ってくれる方を一人でも多く増やしたかったんです!!!
ちょっっとかもしれませんが、鹿児島に落語好きを増やせたのかもしれません。ね!
改めまして、
鹿児島の小さい落語会
フェス、出来ました!!!!!
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[ プチシネマ寄席10周年記念のらくごフェス ]
SPECIAL THANKS
<ご出演いただいた落語家の皆様>
春風亭一之輔師匠
瀧川鯉八師匠
桂宮治師匠
立川吉笑さん
立川笑二さん
春風亭貫いちさん
<ライカ南国ホールスタッフの皆様>
ナオさん・大明神・キクさん・コガさん・フォレストさん・ハヤトさん
<カメラマン> コセリエちゃん
<前夜祭運営・記録撮影・送迎> クッキーさん
<めくり> 松下美紅ちゃん
<プチシネマ寄席チーム> あきのさん・川井田さん・まっきー・淳平
<プチシネマ寄席ブッキング> 晴道さん
<OUR10YEARS 撮影> コクボアオイちゃん
<他色々> シモ
さあいよいよ太福師匠で華やかに締めだーーーー!!!!
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hokuto-yuasa-journal · 5 months
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20231111
『ザ・クリエイター』を見た。
場末のシネコンの平日のレイトショーとはいえ予約画面では私を含め6人だけ。で実際来てたのは3人という。
毎度のことだが、だだっ広い空間で数人で見る映画というのはなんとも寂寥を伴う時間である。
27世紀の後半に地政学的理由とロジスティクスの諸問題(華僑のマフィアに物資を横流す東欧系移民の地方役人、アドラステアという木星系の民間軍事会社崩れの海賊による輸送船への度重なる襲撃等)で足指の末端が壊死するかのごとく徐々に衰退し遺棄された土星の植民衛星の居住区で残り数人となった住民が数世紀前の映画を精神のモルヒネ代わりに摂取する。
映画の上映が終わった後でクソ田舎のイオンからそんな現実にうっかり帰着したとしても何の疑問も持た���小さな部屋に帰って回し車に飽きた鼠のように眠り(最近では夢も見ない。)朝になれば人工太陽で育つトウモロコシ畑の作業に従事する。
か細い光と痩せた土で無理に累代を重ねた植物たちは病気がちで、かけた手間に対してその実りは少ない。
かつての恋人は私がケプラー1649cから帰る船で冷凍睡眠装置に入っている間にウラシマ効果の影響も相まってキンシャサの病院で老衰で死んだ。彼女はブッディストだったがマントラを上げられるモンクが見つからず結局死後に洗礼を受けてカトリック式で葬られた。
深圳生まれの髪の長い横顔の美しい女だった。
とまあ中二が昨夜の急な性の目覚めにうろたえて、日直日誌に唐突に書き綴る妄想SF超大作はここまでとしてですな、本題の映画は結構面白かった。
ニール・ブロムカンプとかと同じ破傷風になりそうな汚ねえ未来みたいな好きなSF観。異形頭好きとしても満足度は高い。
そういえばニール・ブロムカンプって『チャッピー』以降あんま名前聞かなくなったけどどうしたんだろう。
自然や日常の中に巨大な構築物がある風景はスウェーデンの画家のシモン・ストーレンハーグの世界観を真っ先に思い浮かべたが調べてみると関わってないらしい。
他にもアトムや火の鳥、AKIRA、ブレードランナー、弐瓶勉、ベトナム戦争映画諸作品、ザ・ロックのSEALs全滅シーン、キューブリックのA.Iなど色々思い浮かべる。
今作の主人公でTENETでも主役だった俳優がデンゼル・ワシントンの息子だと知って驚いた。かーちゃん似か。
主人公の右腕がロボット義手なのは『もののけ姫』におけるアシタカの呪われた右腕となんか似てる。人と人ならざるものとの境に立つという神話論的なキャラ。
章が変わるたびに英語タイトルの下にネットで拾った勘亭流の偽もんみたいな毛筆書体で日本語のタイトルが出てくるのが一々なんか気が散る。
他にも劇中に『ノマド』と呼ばれる巨大衛星兵器が出てきて、それに抗議するデモ隊のプラカードにMSゴシックみたいな書体で「もうやだ遊牧民」と書かれていて意図せず笑かしにきたり、街頭のスクリーンに映る指名手配犯の顔写真の横に(重要指名手配とかでもなく)「募集中」と書かれている。
どうせ日本人しか感じないような小さい違和感でもそのわずかなほつれから全部の緊張感がばらけてく感じがする。AIが生成したそれっぽくもどっかが破綻してる画像と似ている。
この手のサイバーパンクって言語のリアリティを精査するみたいな発想にはならないのだろうか。ある種のシュールさとかカオスが逆にいいみたいな感じなのかな。
ブライアン・イーノが「虎山を取れ(その戦略的理由によって)」という中国の京劇のポスターを偶然見てそこに詩情を感じて"Taking Tiger Mountain (By Strategy)"というアルバム作ったと細野晴臣のラジオで中沢新一が話していたが、それ聞いてから日本人が謎英語Tシャツ着たり、外人が謎漢字タトゥー入れるのも別にそれはそれでいいんだとも思うようになった。
そういう意味ではそこに生起するポエジーみたいなものがあれば何でもいいのかもしらん。
最近の映画は相当中国系の資本が入ってんのかなと素人目にも気になる。スターウォーズやマトリックスの続編も中国系の俳優が重要な役で出てくるし、以前見た『メッセージ』というSF映画も美化された白髪の中国人の高級軍人が物語の鍵を握る。
劇中で「ニューアジア」と称された、いわゆるゾミアとか呼ばれる中国と東南アジア国境辺りの地域が舞台で、直接に中国は出てこないがエンディングで紅い旗が象徴的にたなびいていて妙に印象に残る。これは被害妄想というか気のせいかもしれない。
ヒロインは香港系英国人だが、以前より露骨に中国を前に出さず、ケン・ワタナービや黒人の主人公を使って有色人種対西側世界という構図や反米意識を刷り込む手法かと勘ぐってついつい構えてしまう。
お前ら本当は仲間だろ?近現代史を思い出せと。
アメリカは北朝鮮のプロパガンダ映画ぐらい古典的に嫌な描き方されていて手段を選ばず衛星兵器で爆撃しまくるし、マッカーサー風の司令官や軍人たちはAIロボットやアジア人に対して冷酷だ。
アメリカ軍が使う爆弾に手足が生えた自走式の自爆ロボがバグなのか攻撃前に急に自我があるかのように振る舞いだし惜別の挨拶を始めるが、さっさと行けと足蹴にするあたりは人間の傲慢さや醜悪さがよく出ていた。
機械も物も命も全て等価とする東洋的な価値観と、西洋世界のあくまで人間とそれ以外、隷属する道具としての機械や物や自然という振る舞いのどちらが野蛮か、その是非を始終暗に問われてくる。
オリバー・ストーンの『プラトーン』の農村の襲撃と尋問のオマージュらしきシーンを見てると確かにアメリカってインディアンから黒人、日本、朝鮮半島、ベトナム、中南米、中東とこういうことずっとして来たんだよなクソがと段々ムカついてくる。
というか怒らされている。
ただチベット的な描写やダライ・ラマのようなチベット仏教における転生した高僧みたいな子供のイメージは中国共産党的にはどうなんだろう。勝手な想像だがここらは映画会社と監督側で相当コンフリクトがあったんじゃないだろうか。
まあ半可通が適当に考えれるような簡単な構図ではないですわな。
中東然りロシアの戦争然り、世界はなんて複雑なのだろうか。
あと気になったこと何かあったかな。
映画が終わって夜中帰る時のモールの煌々と明るいのに人が誰もいない仮想現実みたいなあの感じ。レンダリングが間に合わなくてたまに体の一部がローポリで描写されてる。
でもあの空間の雰囲気案外嫌いじゃないんだな。
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wangwill66 · 5 months
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禁書
H:怕犯人作亂,孫子兵法列美國監獄禁書名單,今人之思維與古人無異,直接論述之影響即為禁止之源。禁與不禁各有理由,犯忌,犯眾怒。以前禁,今不禁是進步。以往都不禁,今列禁晝是教育退步。書無好壞,全在教育的判斷。金聖歎是明末清初著名的大文豪,曾經感嘆:「少不讀水滸 老不讀三國」還有一句「男不看西遊,女不看紅樓」,如此名著都不用看。書信書不如無書,選自己喜愛的書,看不看自己決定。20231031W2
網路報導
怕犯人作亂? 《孫子兵法》列美國監獄禁書名單
在2023年10月25日,非營利言論自由組織美國筆會(PEN America)發表一份最新報告,美國多家監獄正在以「涉及色情」、「安全議題」等理由,禁止或限制上萬本的書籍出現在獄中,其中還有包含不少知名著作在內,名單包含中國古代兵書《孫子兵法》、1998年出版的歷史類小說《自由古巴》(Cuba Libre)、1971出版的歷史驚悚小說《豺狼之日》(The Day of the Jackal),以及在去年剛出版,教學大眾如何用簡易步驟進行創作的繪圖指引書籍等。
《孫子兵法》,即《孫子》,又稱作《武經》、《兵經》、《孫武兵法》、《吳孫子兵法》,是中國古代的兵書,作者為春秋末期的齊國人孫武。 維基百科
作者: 孫武
類型: 論文, 非虛構作品
主題: 兵法
保存狀態: 篇數:十三篇
其他名稱: 《孫子兵法》; 《孫武兵法》; 《吳孫子兵法》
成書年代: 春秋末期(前515年至前512年)
版本: 竹簡本——1972年出土的漢初抄本,是現今為止最早的版本; 1935年中華學藝社影宋刻《武經七書》本; 丁氏八千卷樓藏劉寅《武經七書直解》影印本
自由古巴
譯自英文-《古巴自由報》是埃爾莫爾·倫納德(Elmore Leonard)於1998年撰寫的歷史小說。這個故事發生在1898年,就在美西戰爭即將爆發之前。 维基百科(英文)
查看原文說明
初版發行日期: 1998 年
作者: 埃爾莫爾·倫納德
類型: 歷史虛構, 冒險作品
豺狼之日
譯自英文-The Day of the Jackal is a political thriller novel by English author Frederick Forsyth about a professional assassin who ... 维基百科(英文)
查看原文說明
初版發行日期: 1971 年
作者: 弗雷德里克·福賽思
角色: 豺狼, Colonel Rodin, Lebel, Bastien-Thiry, Inspector Thomas
類型: 長篇小說, 驚悚, 諜報虛構, 歷史虛構, 歷史小說
維基百科:
禁書,泛指政治組織或宗教領袖為了維護自身的制度或單一的信仰,禁止不利己的書籍。他們採取強烈的排他行為,例如焚書或追殺原作者。此外,在書籍的內容觸犯宗教禁忌或文化、道德上的禁忌,或批評時政,亦有可能導致書籍被禁止出版、持有與販賣。甚至隨著政治形勢的改變,而查禁某些圖書。 維基百科
政治類禁書
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書名作者體裁刪禁理由
西線無戰事雷馬克小說反戰、低落軍隊士氣、污衊德意志國防軍。1930年代在德國被禁。
動物農莊喬治·歐威爾小說反史達林、諷刺共產主義。1946年在南斯拉夫被禁。
自由請願書約翰·彌爾頓論文17世紀在英國由於政治因素被禁。
博格的女兒內丁·戈迪默小說反白人、批評南非種族隔離政策,1979年在南非被禁。
七月的人民內丁·戈迪默小說反白人、批評南非種族隔離政策,1981年在南非被禁。
齊瓦哥醫生帕斯捷爾納克小說質疑革命的正當性與布爾什維克,1956年在蘇聯被禁。
憤怒的葡萄約翰·史坦貝克小說粗俗、猥褻、鼓動違抗權威、污衊加州肯特郡居民。1939年在美國多個州被禁。
古拉格群島索忍尼辛非小說揭露蘇聯強迫勞動營生活、有損國家顏面。1964年在蘇聯被禁。
二十世紀大騙局亞瑟·巴茲非小說歷史修正主義、反猶太、質疑二戰期間猶太人死亡人數誇大不實。1980年代在美國、加拿大,1996年在德國被禁。
共產黨宣言馬克思與恩格斯非小說鼓勵暴力革命和階級鬥爭、意圖顛覆政治秩序。1878年在德國被禁。
我的奮鬥希特勒自傳宣傳國家社會主義 (納粹主義)。1933年在捷克、波蘭被禁。一九八四喬治·歐威爾小說1950至1990年在蘇聯被禁。諷刺個人崇拜和斯大林主義。人權托馬斯·潘恩非小說煽動叛亂、廢除君主制、支持美國共和政體與法國大革命。18世紀在英國被禁。
第五號屠宰場馮內古特小說反戰、批評政府、不愛國。1970至1990年代在美國多個州被禁。
抓諜人彼得·賴特自傳洩露國家機密。1985至1988年在英國被禁。
醜陋的美國人李德與波迪克小說批判海外美國人自大無知、美化共產主義。麥卡錫時代在美國遭到審禁。
湯姆叔叔的小屋斯托小說批判奴隸制度,宣揚平等觀念。南北戰爭前、後在南方州、1852年在沙俄被禁。
磺溪一老人王燈岸傳記彰化黨外運動參與者石錫勳傳記。1980年被臺灣警備總部在〈隆徹字第5143函〉以「內容混亂視聽、挑撥政府與人民情感,特予取締」為由遭查禁。
情報生涯30年蕭台福自傳洩漏情報機密。2007年在台灣被禁。
惡童日記克里斯多夫·雅歌塔小說故事描繪發生在20世紀第二次世界大戰1944年匈牙利共產黨統治下的匈牙利的小鎮塞格德的一對雙胞胎兄弟,從原本生活在幸福的家庭中,因為戰禍綿延,父親又被徵調從軍,母親為了兩人的安全,將他們送往偏僻鄉下的外婆家。 一位婦女帶著孿生兒子投靠住在鄉下母親,她不識字、骯髒、吝嗇、凶惡,兩兄弟從不打架,只是學習生存法則、學習寫作及學習殘忍。他們住在一個遭受戰爭破壞的國家裡,這是個既沒有仁慈,也缺乏道德的地方。他們將每天發生的事情仔細記載在筆記本中。
宗教類禁書
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性愛類禁書
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憨第德伏爾泰諷刺小說猥褻、過於粗俗及煽情。1930年被美國海關查扣。
浪蕩女回憶錄約翰·克雷蘭小說猥褻、淫猥。1821年在美國被查禁,1963年再度被查禁。
查泰萊夫人的情人勞倫斯小說猥褻。1929年在美國被禁。
羅莉塔納博可夫小說齷齪、色情。1955年英國、1956年法國、1959年阿根廷、1960年紐西蘭被禁。
北迴歸線亨利·米勒小說齷齪、色情。1930年代在美國被禁。
尤利西斯喬埃斯小說猥褻。1930年代在美國被禁。
金瓶梅蘭陵笑笑生小說猥褻、色情。1647年在中國被禁,1930年後更改多種版本。
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書劍恩仇錄金庸武俠小說1957年9月在臺灣出版,1958年1月8日被臺灣省保安司令部 (警備總部前身) 以〈安練字第1479號函〉,以違反〈臺灣省戒嚴時期新聞紙、雜誌、圖書管理辦法〉第二條第三款「為共匪宣傳之圖畫文字」為由,與《射鵰英雄傳》查禁。
碧血劍金庸武俠小說1957年10月在臺灣出版,1958年1月8日被臺灣省保安司令部以〈明旭字第0021號函〉,以違反〈臺灣省戒嚴時期新聞紙、雜誌、圖書管理辦法〉第二條第三款「為共匪宣傳之圖畫文字」為由,與《射鵰英雄傳》查禁。
1980年9月,《碧血劍》經盜版改名為《碧血染黃沙》。警總隨即於9月9日以〈(69)隆徹字第3930號函〉「其內容與警備總部查禁有案之《碧血劍》雷同,應予取締,並扣押其出版品。」
射鵰英雄傳金庸武俠小說1957年9月在臺灣首次出版,不到三個月,1958年1月8日被台灣省保安司令部以〈明旭字第0021號函〉,以違反〈臺灣省戒嚴時期新聞紙、雜誌、圖書管理辦法〉第二條第三款「為共匪宣傳之圖畫文字」為由,與《碧血劍》查禁。
慧明出版社於1972年10月改名《萍蹤俠影錄》(作者改名「綠文」),再遭警總於1973年4月23日〈莊激字第2861號函〉以違反〈臺灣地區戒嚴時期出版物管制辦法〉第三條第三款(為共匪宣傳)及第六款(混淆視聽)查禁,
1980年5月,遠景出版社更名《大漠英雄傳》出版,警總隨即於28日發出〈隆徹字第2316號函〉以「查內容與經查禁之《射鵰英雄傳》雷同,應予取締,並扣押其出版品。」華源出版社盜版的《射鵰英雄傳》也被警總於1981年5月15日〈隆徹字第1872號函〉「係翻印已查禁之書,依法應予檢扣,函請清查報繳」
中國歷代禁毀小說集粹
2001/1/28
書刊名/中國歷代禁毀小說集粹
編者/王從仁,黃自恆主編
出版者/雙笛國際出版/紅螞蟻經銷
出版年/民國83~85年
叢書目錄:
第一輯:如意君傳;昭陽趣史;杏花天;歡喜冤家;歡喜冤家(續);株林野史;癡婆子傳.
第二輯:繡戈袍;陏煬帝豔史(上下);燈草和尚;肉蒲團;五美緣(上下).
第三輯:浪史;雙鳳奇緣;濃情快史;無聲戲;八段錦;醋葫蘆;燈月緣.
第四輯:繡榻野史;好逑傳;巫夢緣;風流和尚;繡屏緣;國色天香(上下).
第五輯:錦香亭;鬧花叢;風月鑒;飛花豔想;禪真後史(上下);僧尼孽海.
第六輯:怡情陣;情夢柝;龍陽逸史;桃花豔史;繡球緣;空空幻;天豹圖.
第七輯:春燈謎史;檮杌閑評(上下);巫山豔史;一片情;桃花影;金石緣.
第八輯:五鳳吟;蜃樓志;妖狐豔史;載花船;醉春風;宜春香質;弁而釵.
另有:中國歷代禁毀小說漫談   上下冊  
 
金聖嘆「少不讀水滸」主要是指《水滸傳》中有太多兄弟義氣的故事,而這些英雄們的豪情壯志,很容易讓他產生衝動。
「老不讀三國」則是因為《三國演義》中,曹孫劉三方天多勾心鬥角的故事,不是為了爭奪地盤用詭計,就是為了害死誰誰用陰謀,這種詭異的欺詐中,令人陷入一種陰謀的沉淪。
「男不看西遊」主要是所整部《西遊記》中,都是講述四個和尚取經的故事,而佛教宣揚人應該禁止欲望,所以男人看後,可能會被《西遊記》中的精神影響,只顧一路上取經,忘記了身邊的風景,這樣會失去許多生活中的樂趣。
「女不看紅樓」是因為《紅樓夢》中描寫男女情綿比較多,而且小說中女性大多敏感、多疑,可幾乎所有人都以悲劇收場,如果女性沉溺於紅樓夢中,有可能被裡面人物勾引,影響身心健康。
古代小說《金瓶梅》就是禁書,之所以要禁止這類書,是因為書中的情節太過放縱,正常人看了以後,會激發心魔,從而淪陷了自己。
據說賈平凹寫出《廢都》的時候,有年輕男子看了《廢都》後,竟然臨幸了自己的表妹,可見小說對人的影響之大。
軍族》等台灣鄉土文學作品遭禁;九、黨外以及民主運動相關的書:這些雜誌和書刊常是查禁的目標,例如《台灣政論》、《美麗島》等雜誌。十、有情色描寫,代表有傷社會風化的書:如張競生的《性史》、郭良蕙的《心鎖》等。
中國曆代禁書
九品禁書
上等三品
通篇談香豔:
上上:《雜事秘辛》、《飛燕外傳》、《控鶴監秘記》、《漢宮春色》、《河間婦傳》;
上中:《三山秘記》、《痴婆子傳》、《閨豔秦聲》;
上下:《金瓶梅》、《肉蒲團》、《海陵王》、《杏花天》;
中等三品
偶有香豔處:
中上:《西廂記》、《紅樓夢》、《綠野仙蹤》、《遊仙窟》;
中中:《品花寶鑑》、《野叟曝言》、《簾外桃花記》、《女仙外史》;
中下:《倭袍記》、《如意奇緣》、《玉蜻蜓》、《鳳雙飛談詞》(姚注:此書出女子手筆,專談男色,有女兒國王狎男妾之智);
下等三品
皆香豔説部也:
下上:《繡榻野史》、《株林野史》、《燈草和尚》、《桃花庵》;
下中:《隔簾花影》、《香閨秘記》、《桃花記》、《如意君傳》;
下下:《牡丹奇緣》、《閨中秘史》、《情海緣》、《花下緣》。
此外,《花錦營》,半圖半文,為明版,最為珍貴。《素娥篇》、《國色天香》、《花陣綺言》,皆珍本也。《濃情快史》亦負盛名,偶於坊間訪見之,殊不見佳。《東遊記》疑即《三山秘記》(又名《枕中秘》)。以上各書已罕見,可遇而不可求也。
其餘如《新台秘史》、《玉嬌梨》、《摩登伽》、《戀情人》、《龍陽逸史》、《媚史》、《催曉夢》、《繡谷春容》、《丰韻情書》、《燕居筆記》、《閒情別傳》、《僧尼孽海》、《燈月緣》、《巫山豔史》、《覺世梧桐影》、《春燈謎史》、《怡情陣》、《妖狐豔史》、《美婦人》、《繡屏緣》、《浪史奇觀》、《碧玉樓》、《鬧花叢》、《八段錦》、《風流和尚》、《天地陰陽交歡大樂賦》、《空空幻》等未入品。
日本
更多資訊:ja:悪書追放運動、ja:戦前・戦中期日本の言論弾圧の年表、ja:日本における検閲和有害漫畫騷動
1955年,日本以保���青少年與兒童為���由,發起針對漫畫為主的「惡書追放運動」。漫畫在校園內被焚毀的情況激增。「青少年保護育成條例」提倡[6]、實質的出版前的審查制度要求。各出版社則聯名反對。1963年,日本的出版社,共同組成「出版倫理協議會」、自主規制行事。1991年,日本政府在對被視為帶有「猥褻」成分的特定「有害」漫畫作品進行禁止其傳播、銷售、閱讀的一場運動,以及之後各界不同階層對其產生的一系列的支持、爭議和反制,是為「有害漫畫騷動」(日語:有害コミック騒動/ゆうがいコミックそうどう)。
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bearbench-tokaido · 11 days
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四篇 下 その三
亭主は、 「それなら、これになさいませ。」 と、馬の足に巻く布切れを指し示す。 「これなら、一足七文で、お売りいたしましょう。」 「ええ、馬の靴が履かれるものか。人をからかうな。」 と、弥次郎兵衛は、だだをこねる。 北八も、いらいらしてきて、 「一足買ったらどうだ。弥次さん。だいいち、かたっぽだけ買って、どうするつもりだ。」 弥次郎兵衛は、すました顔で、 「決まっているだろう。また先へ行って、もうかたっぽ買うのさ。」 と、すました顔で答える。 なるほどと、亭主は、ひざを叩き。 「ハハハ。しかたがない。十四文にいたしましょう。一足でお買い下さい。」 「最初から、そう言やいいものを。」 と、やっとのことで、草履を手に入れ、草鞋を脱ぎ捨てると、早速履き替えて行く。
さて、この宿場を通り過ぎると早くも、八町なわてからさなげ明神を拝みながら今岡村の宿場に着いた。 ここは、いもかわと言う平らなうどんが名物で、これがまた風味がよいので、弥次郎兵衛が一首詠む。
名物の しるしなりけり 往来の 客をもつなぐ いも川の蕎麦
それより、あなう村、落合村と通り過ぎて有松に着いた。 ここは、名に聞こえた有松絞が名物で、いろいろな染物を家ごとにつるしてかざりたて商っている。
弥次郎兵衛と北八の二人が、この宿場に入ると両側の店より声がかかる。 「おはいり、おはいり。あなた、おはいり。 名物、有松しぼり、お買いなされ。さあさあ、これへこれへ、おはいり。」 「ええ、やかましいやつらだ。」 と、弥次郎兵衛は、横目にその様子をながめると、一首詠む。
ほしいもの 有まつ染よ 人の身の あぶらしぼりし 金にかえても  (人の身の汗と油を絞って稼いだ金に替えても、欲しいものは有松の絞り染だ。)
北八もやかましいと思いながらも、有松しぼりがなかなかいいので、 「おい、弥次さん。浴衣でも買わねえか。」 と、声をかける。 「そうだな。思いっきり値切り倒してやろうじゃねえか。」 「よかろう。いっぱい買うようなふりをして、からかってやろう。」 と、あちこち見回しだした。
そうして、二人が歩き回っているとこの町の外れに小さな店だが、染め生地を表通りにいろいろ吊してあるのを見つけたので、店の中に入り弥次郎兵衛が、 「コレ、この絞りはいくらします。」 と問うてみた。 この家の亭主らしい男は、誰かと将棋をさしていたが、夢中になって弥次郎兵衛らに気がつかない。 「おっと、これはまずい。ええと、お前さんの持ち駒はなだったかな。」 と、亭主は、将棋の相手に聞いている。 弥次郎兵衛は、 「おい、これは、いくらだときいてるんだ。」 と、すこし声高にいうと、やっと気がついた亭主は胆をつぶして、 「はいはい。それかいな。」 と、弥次郎兵衛の方をチラッと見て、すぐに将棋の方に戻ると黙っている。 「そうだ、いくらだ。」 亭主は、相変わらず、将棋盤を見ながら、 「これが、こうなるから、こうなってと。で、あなたはいくらだとおっしゃってる。 それがそうだと、この将棋の次の手はこうしよう。」 弥次郎兵衛は、 「ええい、じれったい。これは、売らねえのか。値段はいくらだと聞いてるのに。」 と、いらいらしながら聞く。 亭主は、将棋の相手が打ったてをみながら、 「はてさて、やかましい人じゃ。 布をひっくり返すと、符丁がついている。それを読んでみなされ。」 弥次郎兵衛は、 「こいつはとんだ商人だ。符丁にウの字とエの字が書いてあるが。」 「おおそうか。そうじゃろう。でも、素人には何のことかわからんだろうから。 ほれ、こちらに見せなせえ。」 と、将棋盤を見たまま手で、弥次郎兵衛から、布切れをうけとると、 「それは、一尺が三分五厘の値段の布じゃ。」 と、言う。 それを聞いて、北八が、小さな声で、 「十尺で、団子と同じか。」 と、言う。 弥次郎兵衛は、大げさに、 「高い高い。負けなせえ。」 と、いうと、 「なに、負けろだと。いやだね。いくらへボ将棋でも、負けてたまるか。」 亭主は、将棋に夢中であるが相手の方が気になりだした。 「次兵さん、商いをしましょうか。あの人たちが待っておられる。」 亭主はそれでも、 「よいわいの。とても、あの連中は買いそうもない。 それに、金銀を持っていそうな面をしていない。 なにしろ、金銀は私がもっているんだから。」 と、将棋の駒の金銀が、自分の手の中にあるとばかりにじゃらつかせる。 それを聞いていた弥次郎兵衛が、 「なんだ、金銀がないだ。人をみくびったことをいいやがる。 持っているぞ。これは、ふんどしにするとしたらいくらになる。」 亭主は、 「ふんどしにするだと。ちょこざいない。」 と、将棋の戦法の一つとかけている。 弥次郎兵衛は、 「こいつは、俺らを馬鹿にしてやがる。 商売に、ちょこざいながあるものか。素人め。」 と、大きな声でいう。 将棋に夢中だった亭主は、ここでハッと気づいて、早々に将棋をやめて、 「へいへい、これは粗相をいたしました。 どれでも、負けてあげましょうから、お買いあげ下されませ。」 北八は、 「最初からそういえばいいものを。たくさん買って上げましょう。 で、弥次さん、お前、お袋さんやおかみさんへの土産には、あれがよかろう。 いくらになる。」 亭主は、 「へい、銀十四匁八分になります。」 弥次郎兵衛は、 「それ、そっちのは。」 「はいはい、これは、十五匁。」 弥次郎兵衛は、 「もっといいのはねえのか。」 亭主は、 「ありますとも。へい。これが二十一匁づつ、こちらが二十匁、下のが十九匁でおざります。」 弥次郎兵衛は、 「いやいや、もっといいのがほしい。」 「いや、そういわれましても、このようなものでおざります。」 と、亭主は困っている。
弥次郎兵衛は、 「ふん、そんなら大事にしまっておきな。誰かが、買ってくれるだろう。 俺は、一番最初に見た、この三分ぎれを、手ぬぐい分だけ切っておくんなせえ。」 と、一尺の値段が銀三分の布を、手ぬぐいの長さの二尺五寸だけ買うという意地の悪い注文をする。 「ヘイさようかな。」 と、亭主は、やっぱりとがっかりしながら布地を二尺五寸に切ってよこす。 弥次郎兵衛は、この代金を払って店を出た。 「とんだ奴らだ。人を薄馬鹿の三太郎にしようとしやがって。 あやうく、買わなくていいものを買いそうになった。 ハハハ。しかし、だいぶ道草をした。ちっと急いで行くとしよう。」 と、これよりすこし道を急いで、早くも鳴海の宿場に着いた。
旅人の いそげば汗に 鳴海がた ここもしぼりの 名物なれば
などと、一首読みながら田ばた橋(でんばた)を渡ると笠寺観音堂に着いた。 笠を被った木像の観音様が見える。それで、この名前がついているのかと、
執着の なみだの雨に 濡れじとや かさをめしたる 観音の像
と、一首詠む。
それより戸部村、山崎橋、仙人塚と通り過ぎ、ようやく宮の宿(名古屋市熱田区)についた頃には日も傾き出していた。 旅館の前には、客を泊めようとして女中連中が声を張り上げている。 「あなたがた、お泊まりじゃおませんか。お湯も沸いております。 相部屋ではございません。お泊まりなされませ。」
弥次郎兵衛は、 「さて、泊まりはどこにしようか。銭屋かひょうたん屋か。 北八が、町並みをすかしてみていたが、 「向こうの家ちはなんだ。鍵屋か。」 女中は、 「もし、お泊まりかな。」 北八は、 「おお。泊まりにしよう。で、ここは、いくらで泊める。」 女中は、なれたもので、 「オホホホ。結構です。お泊まりなさんせ。」 と、いうと、北八が 「結構ですとは、ただで泊めるということか。」 弥次郎兵衛は、 「ずうずうしい事を言うもんだ。ただより高いものはない。」 と、かさをとって入る。
旅館の亭主が出てきて、 「さあ、お湯を上げましょう。 お足が汚れてないなら、すぐに、お風呂にはいられたらどうです?」 と、荷物を座敷に運ぶ。この間に、弥次郎兵衛と北八は草鞋を解いて奥へ通る。 部屋に落ち着くと、女中が茶を持ってきた。 「さあ、お茶をお召し上がり下さいませ。」 部屋の外から、目の悪い按摩が話しかけてくる。 「一つ、いかがですかな。」 北八は、按摩の方を見て、 「もんでもらいたいところだが、とりあえず腹が減った。」 弥次郎兵衛も、 「うん、まず腹ごしらえだ。その後にしよう。」 按摩は、 「それなら、後でまた覗いて見ましょう。」 と、出て行く。
つづく。
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