こんにちは♪
今日は土曜日ですね。お彼岸でもありますから、急に秋らしくなった気がします。
さて、実は少し考えていたのですが、仕事の都合もあって、現在のブログをサブブログにして、新たにWordPressでポートフォリオ的な公式ブログを作らなければいけなくなりました。
そのため、少しこちらのブログの更新やインスタグラムの投稿をお休みしようと思ってます。
これまでウェブライター業においては、自身の意向により無記名記事ばかりを担当してきました。しかし、今後はカナリヤ響子名義で書かせていただく仕事もありまして、公式サイトを整えたいと思っている次第です。
また、音楽制作においては、オリジナル曲がいくつかできてきており、その制作に集中したいのもあって、ここの更新をお休みせざるを得ない状況になってしまいまして、、、💧
そして、オリジナル曲に関しては過去に配信していた分が、配信業務代行会社変更のため、今月末より順に削除されていく流れになっております。
それに併せて、YouTubeで公開していたカバーソングも先日削除いたしました。
それは、新たに新しい会社に頼んでオリジナル曲をiTunesやSpotify、LINEMUSICなどの大手音楽サブスクで配信したり、YouTubeやtiktokなどでカバーソング動画を公開するための準備として行った次第です。
曲配信は時間がかかるかもしれませんし、まだ何とも言えませんが、頑張ります♪
というわけで、過去配信分につきましては、これまでお聴きいただき、本当にありがとうございました🎀
さて、現在のこのブログはタンブラーというサービスを使っておりまして、非常に使いやすいブログツールですが、、、
ちょっとセクシー系のアカウントが多すぎるので、特にお仕事の時は、公式ブログとしては不適切だと判断されてしまう場面も出てきます。
そのような理由から、新たにWordPressでポートフォリオ的な公式サイトを作らなければいけなくなり、少しこちらのブログの更新やインスタグラムの投稿をお休みしようと思ってます。
とは言いましても、気合を入れて売り出すとか宣伝するとか、そういった派手な活動は目指しておりません。
音楽サブスクや他サイト(ウェブライター関連も含む)などで私のことを知って興味を持ってくださった方が、私や私の作品について深く知っていただけるポートフォリオサイトのような落ち着いたサイトにしたいと思っています。
あと、自身が映った動画や写真撮影もありまして、、、時間が必要です!
そんな事情で、もしかしたら年内いっぱいは、更新できないかもしれません。
また年明けぐらいに挨拶させていただきますので、よろしければ、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします♪
過去に書いた記事で非公開にしているものがありますが、お仕事の関係上の指示で、修正・編集をしております。
編集が完了次第、順に公開していきますので、時々覗いていただけると嬉しいです。
のんびりする時間もありますので、楽しみながらやっていきます😊
それではまた、来年お会いしましょう😊
これからも、末永くよろしくお願いいたします。
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新入荷品より、阿部眞士・汲み出し。
久しぶりに阿部さんからもいろいろと届いています。阿部さんには、次月号の民藝誌「古染付」特集でも文章をご寄稿いただいています。明代末期に景徳鎮の民窯にて生み出された古染付の楽しさを、実作者としての立場から語っていただいています。僕は阿部さんの絵付けはもちろん好きですが、やはりうっすらと青白い磁肌と柔らかくもすっとした立ち姿がうつくしい、無地の器がより好みです。
ちなみに本日19日は、豊永盛人展の初日・22日の予約締切日です。23日以降は予約不要ですが、店内込み合う際は入店制限をいたします。よろしくお願いいたします。
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おはようございます。
秋田県湯沢市川連は曇り空です。
昨日、母と嫁は餅つきやら、正月準備でテタパタとしており、オラは月末年末のお支払いやら、お正月飾りのお手伝いやら、仕事場の片付けやら、仕事場の備品調整やら、塗り仕上げた器物の管理やらで一日が終了。
今年は一夜飾りにならず、少し余裕あるお正月準備が出来た感じになりました。
そして今日は部屋の掃除やら、車の掃除やら、その他アレコレで今年最終日も終わりそうです。
今年も一年、オラのくだらない投稿に、お付き合いを頂きまして有難うございました。
良き新たな出会い、継続的にお付き合いを頂いております皆様、良いお仕事、新たな物作り⁉︎、そして家族皆が無事⁉︎に一年を過ごさせて頂き、本当に有難うございました。
翌年も引き続き、どうぞ末永いお付き合いを、宜しくお願い致します。
大晦日、今日もアレヤコレヤと有るかと思われますが、今年最終日も一つ一つコツコツ頑張ります。
皆様にとって今日も、良い大晦日と成ります様に。
https://jujiro.base.ec
#秋田県 #湯沢市 #川連漆器 #川連塗 #国指定伝統的工芸品 #伝統的工芸品 #伝統工芸 #秋田工芸 #秋田クラフト #秋田の物作り #秋田の物つくり #髹漆 #寿次郎 #正月飾り #正月 #正月準備 #餅つき #豆餅 #木地師 #轆轤 #寿次郎椀 #来年も #来年は良い年になりますように #来年もよろしくお願いします #kawatsura #japanlaquer #JapanTraditionalCrafts #KawatsuraLacquerwareTraditionalCrafts #jujiro
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November of Mei Nagano.
11月。今日は30日。つまり、11月最後の日。今年の4月から毎月続けてきたTumblrだけど先月に引き続き今月も、締切に追われる漫画家のような気分で執筆開始。このながのの月記は【前書】【思考】【仕事】【音楽】【後書】の五段落で構成しています。今回この次の段落【思考】では、人と接するときに考えたいおもてなしの心〝接遇〟について書きたいと思っているんだけど、それに通ずる部分があるのかなと思った出来事をここで。出会いも別れもタイミングは選べないし、予期せぬ別れはどんな理由であれやっぱり辛い悲しい気持ちになっちゃいますよね。気付いたらいなくなってる人がいて、だけど他の人のところには帰ってきてて「なんで自分のところには来てくれないの?」って、そんな経験もあるんじゃないでしょうか。ながのはあります。だけどそこで「悲しい」「なんで」「その程度でしか見られてないのか」って思ってしまうのは正直まだまだだと思っていて、もちろん合う合わないもあると思うけどそれでも離れてほしくないと思うのなら離れてほしくないなりの行動をしなきゃいけないし努力をしなきゃいけない。それができないのに軽率に手を繋ぐのは失礼にあたるのではないか、とまで思ってしまいます。ながのにはこれといった取り柄がないから、ながのにできる範囲の努力は絶対に怠ってはいけないし他の人よりも頑張らなきゃいけない。まだまだみなさんの側にいたいから頑張らせてください。そしてちょこっとだけ欲張りなことを言うと、頑張れないときのながのも愛してやってください。前説っていう大事な導入部分で辛辣な意見を綴ってしまったことに若干の反省はしています、が「いいもん、めいのTumblrだもん!何を書くもめいの自由!」と全力で開き直って続きを書いていこうと思います。だって書き直す時間がない(事前に下書きしてなかったながののせい)からね。ざっ!っと書いて、ぐっ!っと読み直して、ちょちょちょ!っと直して、華麗に投稿ボタン押してやりますよ!あ、決して適当に書いてるわけではないですよ。だってこうして永野芽郁に、ながのという人間に触れるために大切な時間を割いてこのTumblrを読んでくれる方がいるんだから、適当になんてできない。「めいちゃんのこと知れたな」とか「こんな考え方もあるんだな」って少しでも有意義な時間を過ごしてもらえたら幸いです。
4月に58人いたフォロワーさんが今では69人になり、新しい出会いがあるたびに百人百様という言葉の意味を知る日々です。100人いれば100種類の姿、形、顔があるし100種類の存在意義があるんです。今月は〝接遇〟について考えました。人と向き合うとき他者の体験や経験、本やネットから得た知識を参考にするのが間違いだとは思わないけど、この方法が最良だ!なんてそんな便利なマニュアルはないんです。きっとここで考えなきゃいけないのは、今めいが向き合っている人は誰なのか。そして、他の誰かに効く薬がその人に効くとは限らないということ。じゃあながのが持ってる薬って、できることってなんなんだろう。先日「めいちゃんに相談したいことがあって」って悩みを話してくれたお友達に「どうしてめいなんですか?」って素朴な疑問をぶつけると「めいちゃんは悩みを無駄にしないからね」って伝えてくれたんです。「楽しい話をしてくれるから」「元気がでるから」「話しやすいから」いいように考えてもそんなところかな、と思っていたから相手がそう見てくれていたことがとっても嬉しかった。こうして綴ってみたけど、これが誰にでも効くってわけじゃないからまた難しいんだけどね。何気なく受け流している言葉は相手が縋るような思いで紡ぎ出した一言かもしれない。だから、1つも取りこぼさないように全部掬って無駄にしない、これはながのにできること、ながのがしなきゃいけないこと、そして存在意義の1つだと思って大切にしていこうと思います。
お仕事!11月は日本武道館でのイベントをはじめ、ドラマや映画の情報解禁などもあり盛沢山な1ヶ月でした。単独イベント『非公開』の会場では季刊誌「team mate」特別版を発売させていただきました。そして今年も『永野芽郁オフィシャルカレンダー2024』の発売が決定しました!12色のカラーテーマに合わせた写真はみなさんの毎日をカラフルにすること間違いなし!是非お部屋の片隅に置いて1年のお供にしていただければと思います。今回のお仕事紹介はお話したいことがたくさんあるので、以下3本立てでお送りします。
【フジテレビ系連続ドラマ『君が心をくれたから』】
月曜9時というドラマの中でも特別な枠だと思ってきた月9で、主人公の逢原雨を演じさせていただきます。愛する人のために〝心〟を差し出す、過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー。初めて台本を読んだときは、心が苦しくなったりこの役が自分にできるんだろうかという不安もありました。だけどそんなネガティブな気持ち以上に〝今の自分の全てをかけて挑みたい〟と思う作品に出会えたことが幸せだし、今撮影していて凄く嬉しいです。『君が心をくれたから』は誰かのことを純粋に想ったり何かをしてあげるということは素敵なことだと改めて感じられたり、逆に人を想って何かをすることが相手にとっては酷なことだったりもするという人間のリアルな部分も描いた作品です。今心がもやもやしていたり未来がちょっと不安な方が寒い冬の夜、心温まる〝愛の物語〟に救われますように。初回放送日は2024年1月8日成人の日。30分拡大でお送りします。お楽しみに!
【映画『からかい上手の高木さん』】
山本崇一朗さんによる人気コミック『からかい上手の高木さん』の実写映画版で主人公の高木さんを演じさせていただきました。原作で描かれている隣の席の女の子にからかわれ続ける男の子…から実写映画版では10年が経ち、母校で再会する2人を描いたオリジナルストーリー。お話を頂く前からいち視聴者として原作やアニメを拝見していたので『からかい上手の高木さん』の世界に入ることができてとても嬉しく思いながらのびのびと楽しく演じさせていただきました。自然豊かで穏やかな小豆島で撮影できたことによって、スクリーンの中にも穏やかで温かく観ていて心地の良い映画になっていると思います。全編小豆島で撮影された本作は2024年5月31日公開です。お楽しみに!
【永野芽郁『非公開』in日本武道館】
8月末に開催を発表させていただいてから3ヶ月、あっという間でした。まずは無事に開催することができたこと、ありがとうございます。日本武道館という場所はながのにとっては大きすぎて、大勢の人が集まってくれるとわかっていてもどうしても立てる自信がなくて、だけど11月23日イベント当日「めいちゃーん!」「大好きだよ!」って全部全部ちゃんと届いてたよ。ながのの不安を全部蹴散らしてくれる愛に溢れた人たちが、時間が、そこにはありました。とってもとっても幸せでした。大型二輪免許の取得、ピアノで作詞した曲の弾き語り、Vaundyくんが歌う『カーニバル』でのドラム演奏、一人芝居などなど、ながのにとっては〝挑戦〟だらけの2時間15分でした。そう、今回のながの的裏テーマは〝挑戦〟。きっとみなさんに楽しんでもらえる時間をプレゼントできたんじゃないかなと思います。そして(メタな話にはなりますが)、永野芽郁ちゃんに見合うように頑張らないとと感化された1日でした。これからもみなさんに応援したいと思ってもらえるような人でいられるように、自分らしく楽しく面白がりながら努力していきたいと思います。これからもながのについてきてください。一緒にいろんな景色を見に行きましょう。みなさんのことがメイトのことが、大好きです。
11月のながののイチオシソングは米米CLUBさんの『浪漫飛行』。いつまで経っても古くならない石井竜也さんの詩。やりたかったのにやっていなかったこと、逢いたかったのに逢っていなかった人、行きたいのに行けてなかった場所…荷物はトランク一つ、イメージははちきれそうなくらいに膨らんで心はあの人に話したいことで溢れかえる、そういう〝夢〟が『浪漫飛行』にはあります。〝夢〟や〝愛〟の前で不安になることもあるかもしれないけど、そのすぐ側には希望がいてくれているはずです。〝逢いたい〟その気持ちがあれば旅に出る理由は十分。準備万端。会いたい人がいるっていいですよね。会いたい人がいるうちはきっと大丈夫なんだろうと思います。会いたい人には今すぐ会いに行って!ながのは会いに行くことにするよ。
今月はお仕事の情報がたくさん解禁になったのでお仕事の話をたっぷりさせていただきました。気になるものはありましたか?大量の情報解禁とまとめる時間と技術のなさが相俟って(盛大な言い訳)長くなってしまいましたが…これからのながのも見たいと思ってもらえますように!もっと知って興味をもってもらえますように!自由に書きたいことを書きたいだけ書いためいの月記、最後まで読んで下さりありがとうございました。
12月のながのめいもよろしくお願いします︎︎︎︎︎︎☺︎
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11月24日(金)開催 『法廷遊戯』大ヒット御礼舞台挨拶のレポートが到着!
11月24日(金)に、映画『法廷遊戯』の大ヒット御礼舞台挨拶が実施されました!
劇場公開されてから早2週間が経ちましたが観客のボルテージは最高潮で、キャスト&監督のラインナップに、われんばかりの拍手と歓声が響き渡りました。法律家を目指しロースクールに通う主人公・久我清義を演じた永瀬さんは公開後の反響について「僕の周りの友達から『思っていたテイストと違った』『キラキラ要���があるのかと思ったけれど、廉キラキラしてないやんっ!』『心に迫ってきた』という感想をいただいて嬉しかった」と喜色満面でした。
清義の同級生・織本美鈴役の杉咲さんは「同級生から今観たよという連絡が来たりして嬉しい」、同じく同級生・結城馨役の北村さんは「小学校の恩師から長い感想をいただきました。それを要約すると“髪型良かったよ”ということです」と明かし、笑いを誘っていました。一方、深川監督は「先輩からは3人の芝居合戦で緊張感が出ていたと言われました」とメインキャスト陣の熱演を労っていました。
SNSでの感想投稿キャン���ーン<#法廷遊戯わたしの判決は>では「美しくて哀しい結末」「後半のとあるシーンで涙腺崩壊」など、作品に心揺さぶられたという絶賛の書き込みが溢れています。これに永瀬さんは「僕ら自身も演じている中で心揺さぶられることの連続だったので、そういう緊張感や気持ちの揺れを観客の皆さんに感じてもらえるのは嬉しいこと」としみじみ。杉咲さんも「観てくれた方々によって受け取り方が違って、沢山の答えがある映画に携われて嬉しいです」とニッコリ。北村さんも「色々な感じ方をしてもらって嬉しいです。その反応は僕にも届いていて、映画としても本望です」と手応えを感じていました。深川監督も「消費されない、深く刺さって残っていく作品になったと思う」と語りました。
今年も残りわずか…ということで、「宣誓!今年中に〇〇やります」トークを展開。これに永瀬さんが「宣誓!」を「先生!」と勘違いして「…え?」と混乱する一幕もあり、場内爆笑となりましたが「宣誓!」とピンと挙手し「今年中に深川監督と友達になって鍋パします!」と友達がいないという深川監督の友人に立候補しました。深川監督はすっぽん鍋を食べることを明かし、永瀬さんも「すっぽんですか?僕は生き血を飲んだことがあるので大丈夫です!」と謎の情報を口にして、深川監督から「良かったら一緒に鍋をしましょう」との約束を取り付けていました。
今年車の免許を取ったという杉咲さんは「高速道路に乗ります!」と宣誓。すると北村さんも「僕は今年中に100キロ車で走る。今年はあまり乗れなかったので…。でも杉咲さんよりは先を行っていますね!」とドライブマウントを取っていました。
また『法廷遊戯』というタイトルにちなんで、SNSに寄せられた「ほ・う・て・い」から始まる質問に答えるコーナーを実施。「今だから言える共演者とのエピソード」では、永瀬さんと北村さんは杉咲さんに感謝。永瀬さんは「撮影でお昼を逃した時に『お腹空いた』と言ったら、花ちゃんが袋からどら焼きを出してくれた。それは花ちゃんの好物で遠くまで行って買うどら焼きだった。しかも1個しかないのに丸々くれた。あの時のどら焼きがなかったら僕はここに立ってない。マジで感謝。花ちゃんがドラえもんに見えた。救世主です」と最敬礼。北村さんも「3人が同じ控室にいた時に、お腹が空いた時間があった。すると花ちゃんからたこ焼きが出てきた。あのたこ焼きがなかったら僕は多分ここには立っていない。命の恩人です」とリスペクト。食で2人を救った形の杉咲さんは「なんだか食を与える人みたい…」と照れ笑いしながら、撮影中に北村さんからコーヒーをもらったことを明かして「それがなかったら今ここには立っていない」と2人に合わせて感謝すると、永瀬さんは「知らぬ間に支え合っていたんだね…」と絆にほっこりしていました。
最後に主演の永瀬さんは「映画を観た皆さんの感想を目にしていると、色々な方に届いているんだという実感があります。何度も観ることによって感じ方も変わってくると思うし、考える機会になると思うので、まだ作品を観ていない人に勧めてもらって、『法廷遊戯』が沢山の方々の目に触れる機会を増やしていただければ嬉しいです」とさらなる大ヒットを祈願していました。
公式サイト
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【盛岡で本番直前合宿】初日がスタートしました。
東北新幹線の盛岡駅に降り立つと、気温2度の真冬の寒さでした。駅から徒歩3分くらいの練習会場となる盛岡市民文化ホールまでは八甲田山の行軍のような辛さでありました。
TYOのOG菊池桃加ディレクター率いるNHKの密着ドキュメンタリー取材班的には「いい絵」なのでしょう。一昨日には菊池Dによる記事も公開されていました。
坂本龍一監督からもらったもの 「東北ユースオーケストラ」の団員たちがつなぐ思い - 大震災と子どもたち - NHK みんなでプラス
監督のご命日である、3月28日、BSにて映画「戦場のメリークリスマス」を放送するその直後の枠にて、昨年のTYO番組が再放送されることが決まったそうです。
Dearにっぽん「見ていてね、坂本龍一監督~東北ユースオーケストラの再出発~」放送日 3月28日(木)午後3:04~3:29【BS】
クラリネットを吹き、わちゃわちゃしてたうちの子が、NHK入局2年目にして実に頼もしい貢献でございます。ありがとうございます。
東京出発前から寒さに立ち向かう覚悟はしており、スキー用並みにパンツで集合した引率の先生役も隅に映り込んでいます。
(この時はベルトをし忘れたことに気づいていなかった・・・)
今年も「安全第一、健康第一」を唱え、坂本龍一監督も「本番前に無理しないでね」とおっしゃっていたこと。体調がすぐれない時は無理をせず、休みましょう。本番でも曲間でステージから降りてもいいんだからね。それもみんなと演奏する一つのカタチだ。過去にも本番でステージを降りた団員は何人もいるから気にしないでね、と伝えました。何しろ今回参加しているOGには看護師資格保持者もいますから心強いです。と保護者関係者のみなさまにおかれましてもご安心ください。
いつも演奏できることの感謝を忘れずに本番を迎えましょうと言っていますが、今年はそれに加えて、坂本龍一監督への感謝の演奏です。天国の坂本監督に聴いてもらうという気持ちを込めた演奏しましょう。
おりしも今日20日は東北ユースオーケストラと坂本龍一『The Best of Tohoku Youth Orchestra 2013~2023』のCDが発売されました。収録曲である『ETUDE』での間奏のピアノのアドリブでは、これまで練習から本番まで一度として同じ演奏はされなかったことを引き合いに、「今回の演奏曲での即興パートもみんなあらかじめ決めた同じ演奏を繰り返すのではなく、その場その時の即興で演奏するのが坂本龍一スピリットですよ」ともお願いしました。
一般社団法人東北ユースオーケストラの代表理事である、ヤマハ株式会社執行役の押木正人さんも初日から合宿参加にご参加です。
本社のある浜松銘菓「夜のお菓子」を差し入れにいただきました。
岩手組の保護者ご一同からもうれしいメッセージ付の地元銘菓2種類の差し入れをいただきました。
こちらは四期の演奏会でTYOオリジナル楽曲『くぐいの空』の作曲を委嘱した仙台市出身の音楽家・仁科彩さんからの差し入れです。細やかなお気づかいをありがとうございます。
そして、生いちごも!
先日、有志演奏会でお世話になった気仙沼市出身のパーカッションパートの三浦瑞穂さんのお祖父様が栽培されたフレッシュな果実でございます。『Three TOHOKU Songs』の民謡指導に来ていただいたこともありましたが、今日もステージ上のお孫が「ここの掛け声のイントネーションは」と伝聞リモート解説をしてくれていました。
今日は指揮の栁澤寿男さんが体調不良のため大事をとってお休み。急きょ福島事務局の竹田学さんに代役をお願いしました。
普段は福島ジュニアオーケストラで指導されているとはいえ、「緊張します」と突然のことにプレッシャーが大きかったようですが、毎月の練習にも参加してもらっているので、安心のバックアップです。
今日はコンサートミストレスの渡邉真浩さんの隣に千葉隆史くんの同じ郡山市出身の同級生コンビが並び微笑ましい姿です。
ということで、一曲目から順に丁寧に演奏曲をさらっている合宿初日でした。
今週末の23日(土)盛岡、24日(日)仙台(ともにゲストはのんさん)、30日(土)郡山(ゲストは吉永小百合さん)の演奏会は、まだチケットがございます。はやぶさなら東京から盛岡まで2時間ちょっと。坂本龍一監督の唯一のオフィシャルな追悼公演! プライベートアーカイブからの写真や、東北ユースオーケストラの団員と過ごした日々の動画など、未発表素材をふんだんに使った映像も見どころです。
ぜひご来場ください。
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森永ひ素ミルク中毒事件とは
昭和30年に森永乳業株式会社徳島工場製造の調製粉乳にひ素を含む有毒物質が混入したことに起因して、近畿、中国地方を中心に乳幼児に数多くのひ素中毒患者が発生した食中毒事件です。
昭和32年3月現在で、患者数は、約12,300人にのぼり、そのうち130名の方が亡くなられました(平成27年12月末現在の被害者数は、13,442人)。また、事件の影響で、現在でも数多くの方々が知的発達障害や身体障害など、支援を必要とする状態にあります。
被害者の方々への支援
昭和48年10月に発足した、厚生省(現厚生労働省)、被害者団体及び森永乳業株式会社による三者会談において、問題解決の方途の検討が始められ、昭和48年12月に合意(確認書)に達しました。
確認書には、国の責務として、被害者対策について、「森永ミルク中毒の子どもを守る会」(現森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会)が提唱する「森永ミルク中毒被害者の恒久的救済に関する対策案」の実現のために積極的に援助し、確認書に基づき設置する救済対策委員会(現公益財団法人ひかり協会)が行政上の措置を依頼した時はこれに協力することが盛り込まれています。
また、昭和49年4月には、被害者の救済事業を実施する団体を設立すること、救済事業に要する費用は、森永乳業株式会社が負担することなどを骨子とする具体案が合意され、救済事業を実施する団体として、財団法人ひかり協会(現公益財団法人ひかり協会)が発足しました。
現在、被害者の方々に対する支援は、この確認書を基に、国、森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会、森永乳業株式会社及び公益財団法人ひかり協会の話し合いにより進められています。
確認書 [97KB]
行政協力
厚生労働省は、三者会談で合意された「確認書」に基づき、森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会及び公益財団法人ひかり協会からの要請に対して、様々な協力を行っています。
【通知】
(公財)ひかり協会による障害のある森永ひ素ミルク中毒被害者への適切なサービス提供に向けた取組に対する協力について(依頼)[416KB]
(公財)ひかり協会が行う事業に対する協力について(依頼) [380KB]
(公財)ひかり協会の行う施設入所等の取組に対する協力について(依頼) [74KB]
(公財)ひかり協会による森永ひ素ミルク中毒被害者の介護サービスの利用等に関する相談への協力について(依頼) [69KB]
【事務連絡】(公財)ひかり協会による森永ひ素ミルク中毒被害者の施設入所等の取組に対する協力について(依頼) [66KB]
ひかり協会が「自立奨励金」の見直しにより創設した「健康管理手当」の周知と同手当の生活保護制度における取扱いについて [198KB]
森永ひ素ミルク中毒被害者の住所不明者の情報提供について(依頼) [77KB]
公益財団法人ひかり協会が実施している救済事業について
被害者の救済と、その福祉の向上を図ること等を目的に、三者会談での合意に沿って、昭和49年4月に財団法人ひかり協会が設立されました。(現在は、公益財団法人に移行しています。)
ひかり協会では、被害者の健康管理や治療養護、生活保障、保護育成等の事業を行っています。
詳しい情報は公益財団法人ひかり協会へ
【パンフレット】
行政機関向けパンフレット [1,679KB] 関係機関向けパンフレット [6,285KB]
全国担当係長会議
令和5年度
令和4年度
令和3年度
令和2年度
令和元年度
平成30年度
平成29年度
平成28年度
平成27年度
裁判関係書類の遺失に関するご報告とお詫び
平成25年2月20日、厚生労働省職員が帰宅途中に、森永ひ素ミルク事件に関連する裁判の関係書類を東京メトロ丸の内線内で遺失する事案が生じま した。その中には、原告等の氏名・住所等の他、被害者1万3432名のうち、昭和54年に森永ひ素ミルク飲用者証明書を交付された455名の方の当時の氏 名と居住市町村(町名や番地は含まれておりません)が記載されたリストが含まれていました。
被害者やご家族の方々には、大変ご心配、ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
事案の概要及びその後の対応については、 こちら [101KB]をご覧下さい。
※ 遺失したリストは、昭和54年当時の氏名と居住市町村名のみが記載されており、現在の住所を特定できるものではないことなどから、直接ご迷惑がかかる可能 性は低いと考えておりますが、何か気になることが生じたり、あるいはご心配の点がある場合には、お手数をお掛けしますが、以下までご連絡をいただきますよ うお願い致します。
厚生労働省健康・生活衛生局 総務課指導係
電話:03(5253)1111 内線2492
ファックス:03(3502)3090
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kenkoukiki/morinaga/index.html
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年末のご挨拶かもしれません
年末感が大好きである
前職に挨拶メールを送り、現職の取引先が中国から挨拶にくる、
旧友にあってワインを2本もあければ、たらふく料理を食べた後に各々デザートにチーズケーキまで食べた、バカみたいな食欲
毎年顔出してる元バイト先の餅屋にも挨拶送ったり、古い知り合いに営業メールを送ったり、
挨拶ばかりしなければならない、誰かとコネクトし続けるために自分のために予定を整理できるこの期間
年末が好きなんです
なぜ前職に挨拶メールなんて?と思うかもしれんが、長い長いワケがある
私の前職はパターンしか引いていない云わば職人系の勤め先であるが、
社長がまあひねくれている奴だった、会社の社長なんてそういうひねくれていないと務まらない部分もあると思う
そして上司はその社長ともう一人しかいなかった
仕事の内容は自分の性分に合っていたし、唯一の上司はクライマーだったのでそれなりに楽しかったと思う
これも難しくて、いまでは楽しかったとおもうのだが、あの時はそんなこと一切思わなかった、というか思えなかった
やめますわたし、のくだりを実は3回もした。毎回引き止められては、議論を繰り広げ、自分が付いていけない理由を訴えては
会社は改善案を持ち出して期限も切ってきたが一度も直されなかった、だから痺れを切らした、3回目の懇願で退社。
やめたのは春。自分の机回りを片付けて気持ち程度、事務所内も片づけて退社の挨拶、特にこれといったアイデンティティのないセイグッバイ
クライマーの上司は、どこか岩場で会いましょうね、とお菓子を持たしてくれた
社長は、寒くなったら一度連絡しておいで、季節が変わるごとに連絡しておいで、といった
3回も辞めたいと思った環境だ、最後はお金払うのでやめさせてほしいくらいだった(笑)から
なんでこちらから連絡なんてしなきゃならんのか、最後までおかしなこという人だなと思った、永遠にわがままな大人だとも思った
社長も上司も独身、子なし、仕事オンリーに生きてきた人だったから、自分は絶対結婚した方がいいな、と確信した時でもあった
適当にさらりと流して会社を後にしてから、半年がたった
灼熱の夏が過ぎ、短すぎる秋、そして極寒の冬を迎えるこれまでの間、季節が変わるごとに連絡しておいで、
のその一言は毎月のように脳裏にうかんだ
送ってほしい魂胆はなんなのか?仕事頼んでくる気じゃ?疑いの心5割・
あの人たち、ほんとに不器用だったなーと少し哀れに、回顧する心5割
11月の末に下書きをかいた、現職のPCであたりさわりのない現状報告にご発展お祈りメッセージを添えた文章を。
普段タイプミスですら気にしない私が、1か月半も校正チェックして、なんなら送るか送らないかをまた悩み、
12月の中旬についに仕事用のドメインからメールをおくった
「肌寒くなりました」と書いていた頭分は、「本格的に寒くなってしまいました」に打ち換えた
ばかみたいと思うだろう、ばかなんだけども
意外と普通なメールが返ってきた、会社からのメールのくせに末文に名前もなければ住所や電話番号などの基本情報さえ添付されていなかった、
そういうところだぞ、どっちからの文章かわからないじゃないか、まあすぐわかるけど、このいい加減な文章は社長にちがいない
本文の最後に「また春に良い報告を待っています」と書いてあった、また送らないといけないのか?
と一瞬思ったが我に返ると、自分で「また良いご報告ができるよう精進いたします」だなんて書いてしまっていた
あたりさわりのないようなことを書いて、ふっつーな挨拶メールを作成しようとするからこうなるんだわ
クライマーの上司からメールをいただけなかったことだけ寂しかった(さびしいんかいっ)
まだ元気にのぼってるのかなーとか、岩場に行くたびにいないかなーとか心の端の方では意外と気にしていたのだ、
意外と私も不器用なのだわきっと
メールを送ったその次の日に、私の個人ラインに連絡がきた、思わぬことだった
山本さんは逞しいからどこでもやっていけそうです、と まだクライミングは続けていますか?とかかれていた
そしてまだどこかで一緒に登りましょう、と書かれていた
びっくりだ、自分的にはあまりよくない辞め方をしたとも思っていたから
恋人でも友達でも仕事でも、ぷつりと関係を切るのは得意じゃない、その場ではうまく流せてもそんな自分が好きじゃないっ
夏風邪のように心配事が長引いてしまって、だれにも良いことなんてないから、ストレスためずに自由にやるのが一番よ
でも別に私は恨まれていなかったし、なんなら評価さえされていたのかもしれないと思うと、ありがたい気持ちになった、
あそこにいた人間みんながみんな不器用すぎて今まで不平ばかり言う羽目になっていたと思うと
報われなさにこれを打ちながらも苦笑してしまう、これで良かったんだけども
社長が引退したらまた雇ってくださいっ なんてな~
長い長い年末のメールのワケ、半年間も自分にしがみついていたタスクがようやく溶けた、晴れやかですがすがしい気持ち
そしてわたしは前職の上司と登りにいきたい、クライマーに悪い人ほんとにいないからさ
みなさまメリークリスマス、良いお年を、ゆーてるまにおけましておめでとう
この時期はかける言葉が多くて、あったかいなあ
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また東北歴史博物館へ。
念願の古代米のランチセットを頼めました😊😊
美味しい!
こっちに来てから、古代米の蕎麦やかりんとうや、色々食べる機会が多くて嬉しい!
関東でも駅ナカのスーパーで一度だけ古代米のお弁当見かけたけども流行ってるのかな?
それと風が強くて、外作業は諦めて移動。
だんだん焦ってきています…;;;
それと、この二人付き合っていたら良いな…と思っていた好きなYouTuberさんらが結婚してニコニコ😊😊 めでたい🌸🌸
タイ人のヴィエンナちゃんとマンペー君。
二人末永くいて欲しい🌸🌸
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2023年06月19日 器官なき身体、あなたがずっと私を忘れませんように
いよわの「地球の裏」を聴いている。「地球の裏 25グラムの嘘」から始まる、いつも自分がそうであるぐちゃぐちゃの脳みその中みたいなパートが好きで、自分のぐちゃぐちゃの脳みそと、聴いている脳みその(計算された、秩序化された)ぐちゃぐちゃさが同期するのが心地いい。
今日は初め、Nirvenaを聴いたりゆらゆら帝国「昆虫ロック」、青葉市子を聴いたりしていたものの、何を聴いても今の自分には合わない感じがしてしまっていて、結局、ずっといよわの曲を聴いていた。いよわの曲についてはちゃんと考えたいと思っていて、でも、ボカロ曲の解釈というのは何か、現実的な物語のようなものに還元されてしまいがちな気がしているので、そうではない形の解釈ができたらいいな、と思う。曲そのもの、音そのもの、言葉そのものから生まれてくるその世界そのものを見たい。
「地球の裏」で言うと、「それでもまだ死ねない 生命体ですにゃあ」のところの「にゃあ」があまりにも空虚で、その空っぽさに親近感を覚えてしまう。
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丹生谷貴志『死者の挨拶で夜がはじまる』を読み始めた。ドゥルーズの「器官なき身体」の話や、「離人症の光学」と名付けられた文章だったりが載っている。
p16で、〈「器官なき身体(Corps-sans-organes)」がアニミズム的に了解されてしまっているところがあるけど、実際には器官なき身体はもっと徹底して唯物論的である〉、というような話がある。つまり、日本語で「器官なき身体」と言うとぐにゃぐにゃしていて有機的な身体を想像していしまう可能性があるけれど、そうではなくて、それは身体がある状態であるにもかかわらず、徹底して唯物論的で、極限まで受動的で(ときには苦痛にさえ近い)状態の身体。
ドゥルーズ/ガタリは『千のプラトー』で「きみ自身の器官なき身体を見つけたまえ」と書いているけれど、私たちの器官なき身体とはいったいどのようなものなのだろう。
たとえば、薬物中毒の身体、アルコール中毒の身体、マゾヒストの身体。つまり、それは脱自的な状態であり、主体としての「私」が揺らいでいる。そして、そうして主体が揺らいでいることにこそ意味がある。自と他の境界が揺らいでいること。
アルトーやーシュレーバー、分裂症(統合失調症)者にも特有の器官なき身体がある。器官なき身体は卵に似ていて、それ自体は受動性の極にありながらも、何かを生み出す実験の場となる。広く捉えるのなら、「全体によって統合されない部分の横断的結合」。
そういえば、少し前に話した人に「あなたの器官なき身体とはどのようなものですか?」と尋ねると、「球体関節人形」と答えていた。「君自身の器官なき身体」の一つに、球体関節人形がある。
それでは、私自身の器官なき身体とは何なのだろう。自分は一時間前に眠剤を飲んだので、世界はどんどん私という存在は曖昧になってきている。ただ、それ以前からして世界は離人的なのだけど、何にせよ、眠剤によって私は私という主体から遠ざかっていく。でも、それが器官なき身体であるわけではない。ドゥルーズは『千のプラトー』第6セリーで「器官なき身体に人は到達することはない、到達はもともと不可能であり、ただ、いつまでも接近し続けるだけ、それはひとつの極限なのだ」と語っていた。
思い返せば、幻覚剤が効いているときに、ゆらゆら動く世界の中で、頭の中にある真っ白な部屋に閉じ込められていたら仏様がやって来てあの世へと連れていかれて、「こんなにあっけなく人生って終わっちゃうんだ」と拍子抜けして、でもそこからすぐにこの世へと戻されて、またあの世へと連れていかれるということを繰り返していた時、あの幻覚と受苦の中で、少しは器官なき身体(CsO)に近づいていたのかもしれない。でも、別の仕方での器官なき身体はもちろんありうる。たとえば貨幣とは資本主義における器官なき身体であり、ある種の組織そのものが器官なき身体へと近づくということもありうる。
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今日、授業でラトゥールについての発表を聞いていた。面白かったのはサイエンスウォーズの話で、ソーカルが『知の欺瞞』でドゥルーズやデリダやラカン等の現代思想を科学的な観点から批判したことは有名だけど、今にして思えばソーカルは共産党員であるわけで、つまり単なる科学上の論争というよりも、その背景には大まかに共産党vs新左翼という構図を読み取ることができる。
共産党員である(つまり伝統的な左翼)であるソーカルは進歩主義的に科学の実在を信じざるをえないだろうし、それに対して(どちらかといえば新左翼の側にある)ポストモダン思想家たちは科学に対して、(ソーカルらのような立場に対して相対的には)構築主義的なアプローチを取ることになるのだから。
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大学では4人くらいで「少女革命ウテナ」の上映会に参加していた。25話から30話まで。いまはウテナが理事長に対する恋心みたいなものに目覚めかけているときで、ここには常に揺らぎがある。ウテナが欲望していたのは「王子様になること」であって、「王子様と結ばれること(つまりお姫様になること)」ではないはずだけど、そこに現実化した「王子様のような何か」を前にして、どうしても揺らいでしまうことになる。あとは、薫幹と薫梢の関係も好きで、幹が永遠にしたい「輝くもの」とは妹である梢との思い出だけど、それは姫宮アンシーの方へと投影されていて、常にすれちがい続けている兄妹。
上映会のあとには『冷たい熱帯魚』の話をした。冷たい熱帯魚、見たのはずいぶん昔だけど、今にして思えば、家父長制の究極系みたいな人間がいて、「弱い人間」である主人公が極限まで抑圧された結果、逆に主人公が家父長制の人間(強い人間)へと覚醒し、しかし最後に、娘によって反抗されるというところが大事なのかもしれない。
あと、映画「怪物」を見たいものの、映画のためにお金を払うと今月末のクレジットカードの支払いができないので、ずっと行くのを諦めている。文化になるためにはお金を用意しなくてはいけない
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千葉雅也の『エレクトリック』が面白いらしいので、新潮をどこかで見つけて読もうかな。『ハンチバック』は読んだので、芥川賞受賞作をすべて読んで、自分なりの予想とかをやってみたい。でも、そんなことをしている場合ではなくて、カフカを読んだ方がいいのかな。保坂和志がそう言っていたような気がするけれど、夢の中での幻覚かもしれない。
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青色のアトモキセチンカプセル(40mg)を飲むとき、近場に水がないのでとりあえずは前歯で挟んだ状態でそのままにして、水を飲むときに一緒に流し込む、という行動を取ることがあるのだけど、カプセルを歯で挟んでいるとき、いつも脳内で、シンジくんの乗ったエヴァが、アスカ(あるいはトウジ)が乗っているエントリープラグをかみ砕く瞬間のことを考えてしまう。
眠剤が効いた状態でずっといよわが流れていて身体が重く、すべてが、世界が曖昧になって来たので眠ります。明日、ちゃんと役所に行って必要な書類をもらえますように。おやすみプンプンで田中愛子が書いた短冊「あなたがずっと私を忘れませんように」の願いが叶いますように(この文章をを書いたとき、あの短冊の記憶を思い出したことで、田中愛子が抱いていたであろう救いのない感情がなだれ込んできてしまって、どうしよう、と思う、いよわの「地球の裏」を聞きながら、また眠剤を飲んで眠るしかない)。
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どうも!遅ればせながら2023.5.17、無事に30ちゃいを迎えました岩本照です!本当に本当に、たくさんの方たちから愛のこもったメッセージを頂きました。改めて本当にありがとうございました。直接お返しには行かせて頂いたんだけど、自分自身まだまだ感謝の気持ちを伝えきれてはいなくて。そこで今回はちょっとね、一言二言にはなっちゃうんだけど改めて'ありがとう'の気持ちをお伝えするべくペンを取り…いや、スマホを取った次第でございます。全体としてはかなり長くなっちゃうと思うんだけど今回お祝いをしてくれた全ての皆様に届きますようにと願いを込めつつ、スタート!!
翔太
自分にとって特別な日を今年もこうして一緒に迎えられたこと、めちゃくちゃ幸せに思ってます。翔太は俺の支え。一番幸せでいて欲しい人。君がいるから頑張れるよ。来年も再来年もその先も、俺の一番近くで「おめでとう」って笑ってくれているのは翔太でありますように。ずっと独り占めさせてね。これからも末永くよろしくお願いします。お祝い本当にありがとう!
isuの佐久間
佐久間ってさ'その髪色素敵じゃん!似合ってるよ!'とか'ぷんさんのそういう所が好き!'とか、とにかくまっすぐストレートに褒めてくれるよね。何かあればすっ飛んでも来てくれる。一緒に居ると自己肯定感爆上がりしちゃうのよ、凄くありがたい事です。居心地良すぎて秒だったから早くまた遊びに行こうな相棒。勿論カラオケはマストで!お祝い本当にありがとう!
舘さん
マジでもう何度目?ってくらい舘さんには一番お祝いしてもらってるなぁ。今年もまたこうしてお祝いしてもらえて本当に幸せな気持ちでいっぱいです。当たり前じゃないもんなー。どんなに忙しくても人を喜ばせたいっていう舘さんのその気持ちはやっぱりピカイチだと思ってるよ。これからも俺の一番の旧友として、大切にさせて下さい。お祝い本当にありがとう!
しょうた
しょうたと電話とかゲームしてると基本一生笑ってるよね俺。しょうたもゲラなのに俺と話してる時ばかりはツッコミ側に回ってくれる事多いもんな(笑)そんな俺らも出会ってもう2年になるんだってさ。ここまで仲良くなれたのもしょうたの人柄あってこそだと思ってます。今年も半年で終わっちゃう…ご飯行こ、マジで。計画しよ、マジで。お祝い本当にありがとう!
ふっか
顔見知りの期間も入れたら実は結構長い付き合いになるんだよね、俺たち。事あるごとに「シンメはもっさん以外無理!」ってまっすぐ伝えてくれるのが嬉しいし、俺も同じく相方はお前以外無理だと思ってるよ。何はともあれ最近かなり心開いてくれてるなってのが伝わってきて嬉しかったり。大台に乗った俺だけどまだまだ甘やかしてくれよな!お祝い本当にありがとう!
紫耀
紫耀にお祝いしてもらうのも今年で3回目、びっくりじゃない?紫耀は本当に人懐っこくて後輩力が高いからすぐ仲良くなれたのを覚えてる。距離縮めるの上手だよね。'照くんはマブだから'って何があっても側に居てくれてる君には感謝しかありません。最近全然イジってこないじゃん?ちょっと待ってる照くんがいるよ。これからもマブ!お祝い本当にありがとう!
健人
めちゃくちゃルーズな俺なのに離れる事なく、寧ろ'ひーちゃん不足!'なんて言いながら追って連絡くれるのが嬉しい俺です。とは言えそこに甘えて受け身になりすぎるのもよくないので30歳のひーちゃんはそこらへんをしっかりと改善していくつもり。俺も健人とはもっと語り合いたいと思ってるしね。親友としてこれからもよろしく頼むぜ!お祝い本当にありがとう!
つきみちゃん
Snow Manにハマったきっかけが俺だと聞いた時はめちゃくちゃ嬉しかったよ。何がその始まりだったのか、今度そこも詳しく聞かせ…なーんて図々しい事は言いません(笑)俺の唯一の一般さん。これを言うと喜んでくれるのが俺としても凄く喜ばしい事です。あ、惚気を楽しみにしてくれてる所もね。これからもチラッと覗いてやって下さいな。お祝い本当にありがとう!
くま!の佐久間
一日一佐久間とか言いながらもはや一、ニヶ月一佐久間になっちゃってる俺をプンスカしながらも受け止めてくれる。クセ強いGIFを送り合うあのノリとか五右衛門のノリもそうだけど、空気感一致してる感じが楽しくて'あーバカやれてんなー!'って思えるよ。これからも緩く、でも変わらず催促はしてやってくれ!(笑)癒し動画も待ってる!お祝い本当にありがとう!
小山くん
小山くんにお祝いして頂くのは今年で2回目!俺が間違えて「お疲れ様!」って言ってしまった時も翔太に便乗して「慶ちゃんって呼んでもいいですか?」なんて失礼な発言をした時も快く受け入れて下さった小山くん。柔らかい雰囲気で、何でも包み込んでくれる小山くんは優しいお兄ちゃんの様な存在です。今度俺とも遭遇して下さい!お祝い本当にありがとうございました!
ジェシー
モチベの上がったり下がったりが激しい俺だから中々スムーズに会話も出来てないのにお祝いしてもらえた事、本当に嬉しかったよ。ジェシーが喜んでくれるならツイートもいっぱいするし唐突のリプ攻撃だってまたしちゃう。今度キャスにも遊びに行かせてね。何はともあれ無理すんなよジェス。自分のペースでやっていこうぜ、お互いにね。お祝い本当にありがとう!
匠海くん
長らく遊べてなくて本当に寂しいんだけど、多忙極めまくってるようで寂しさ以上に心配が上回ってる俺です。ちゃんと息抜き出来てる?酔っ払って観葉植物食べたりしてない?これマジで衝撃的でした(笑)いつも元気で明るくて、少し…いや、かなりぶっ飛んでて。そんな匠海くんが俺のツボなんだよね。落ち着いたらまた一緒に沢山笑おうね。お祝い本当にありがとう!
太賀くん
スプラで沼ジャンしたら「無邪気に飛んできて可愛い!」、ドリンクぶちまけたら「本当にやっちゃうとこ最高じゃん!」って最大限に甘やかしてくれる太賀くん(笑)皆に対して分け隔てなく優しくて、心が広い人だなっていつも感動してます。実は。匠海くん同様多忙極めまくってるみたいで心配…。無理せず落ち着いたらまた沢山遊んでやってね。お祝い本当にありがとう!
めいちゃん
超絶連絡不精な俺なのでリプもカカオも中々お返し出来てないのに「岩本さん!!」って健気に呼んでくれるのが実はかなり嬉しかったりします。タイミング合わず中々キャスに行けないのが残念ポイントだけど必ず行くんで待ってて下さいね。あとこれもタイミング逃しに逃してるんですが…そろそろお互いタメ語にしませんか!(笑)お祝い本当にありがとうございました!
潤くん
マリカだったりスプラだったりゲームに沢山ご一緒させて頂けるようになった事、改めて嬉しく感じています。最近はタイミングが合わず寂しい日々が続いてますが愛想尽かさず寧ろ「コラボしよう!オケキャスも一緒にしよう!」なんて誘って頂けて本当に光栄です。近いうちに絶対どちらも実現させたいです、お願いします!!お祝い本当にありがとうございました!
廉
個人的にずっと探してて、やっと出会えた永瀬廉が君でよかったと本当に思ってるよ。そういえば廉の赤ちゃん時代の写真ちゃんと見たよ、パヤパヤしてるって言ってた意味がちょっと分かった気がしました。可愛かった。俺が止めがちな所為で会話量としてはまだまだ少ないけど、それでも側にいてくれておめでとうの言葉まで貰えて嬉しいよ。お祝い本当にありがとう!
大我
いやー、マブ来たね。大我はマジで誰よりもイジってくるけど本当に友達想いの良い奴。見てないようでしっかり見てるタイプだよね。心配してくれたり気に掛けてくれたりしてるのも、勿論ちゃんと気付いてます。最近あんまり遊べてないけど仕事面もうちょい落ち着いたら本気で遊びに行こうね、カラオケとディズニーな。楽しみにしてるよ。お祝い本当にありがとう!
海人
繋がったのは割と最近だけど共通の友達が多かったりで前々から顔見知りではあったよね。ほんと'くしゃみの岩本くん'で認識されてたのは未だに面白いしゲームしてたら「今日はくしゃみのご予定は?」とか聞いてくるのも面白い。海人は懐っこくて人の心に寄り添うのが上手だよね。これからもみんなに可愛がられる、そんな海人でいて下さい。お祝い本当にありがとう!
luzくん
俺の中でluzくんは不思議ちゃん。天然。ちょっと変わってる。話せば話すほどそんな印象が強くなるけど、そこもまた魅力的だと思ってます。最近漸く敬語を取っ払ったおかげかグッと距離も縮まった気がして嬉しかったり。luzくんも来月には三十路。早くおいでー。あ、あといつも「おつやけど!」が気になって仕方ないから今度教えてね。お祝い本当にありがとう!
康二
康二にお祝いしてもらうのももう2回目になるかな?バカ騒ぎしながら遊んでた日々が懐かしく思えるけど、それもそれで寂しいからまた近々遊ぼう。PUBGのアプリ消してない?大丈夫?(笑)二人ともゲラすぎて一度笑い出したら収拾つかなくなるってのも含め、康二と遊んだり話したりするの超好きなのよ。また戦場の地で共に戦おうぜ!お祝い本当にありがとう!
風磨
風磨のツイート面白くて超好きなのよ。全部しっかり風磨の声で再生されんの。すげえ!って思いながら見てるし、だからこそそんな風磨が'照くんのツイート流れてくると��しい'って言ってくれたのもめっちゃ嬉しかったんだよね。会話量はおもろいくらい少ないけどそれでも俺にとっての菊池風磨は君が良い、って思える。そんなすげえ奴!お祝い本当にありがとう!
ラウール
もうかなり長い付き合いになってきたよね。あと少しで3年。ご飯もカラオケも結構一緒に行ったけど俺はあのでっかいオニオンリングの存在を未だに忘れる事が出来ません。あれマジで超美味かったよね?また食べたいなーと思いつつラウとは今度レッドロブスターも行きたいなとか思ってたり。それとラウおすすめのお好み焼きも!早く行こ!お祝い本当にありがとう!
勇斗くん
面白くて元気で、それでいて顔面が強い勇斗くん。インライのアーカイブとか切り抜き、たまにこっそり見させてもらってます。ってのはここだけの話!ノリが良くてビシッとツッコんでくれるから「佐野ゆう…っ、はやとくん!」っていうくだりなんかも安心して出来ちゃったりして。勇斗くんがキャス来てくれるの物凄く嬉しいのでまた是非!!お祝い本当にありがとう!
めめさくのめめ
礼儀正しくてしっかりしてて佐久間の事大切に想ってるのが本当に伝わってくる。そんなめめだから安心して任せられ…って何か偉そうに聞こえたらマジでごめん(笑)友達として、あいつが幸せな日々を送れてるって事がシンプルに嬉しいんだよね。翔太と仲良く会話してくれてるのも嬉しかったり。またDMも返すし、Tumblrもすぐ教えるね!お祝い本当にありがとう!
シゲ
少しだけ焦らしプレイ食らったけどまあワクワクはしたし許しちゃうよね。というよりお祝いしてくれる事自体が嬉しいからさ、いつまでに送らなきゃ!なんてないのよ。何はともあれ親友の重岡大毅に出会えて、それが君で良かったって思ってます。またいつでも電話かけてきて。でも話してる途中で切るのは無しね。今後も俺に甘々でよろ!お祝い本当にありがとう!
樹
お前は本当にイジってくる、大我の次くらいにイジってくる。でも嫌味がないというかその場の雰囲気を壊すようなイジりじゃないんだよね。頭の回転早いし一瞬で相手の心情を読み取って発言してる気がして、頭良いんだろうなって思う。樹が俺らを推しカプだと言ってくれるように俺も樹たち推してるから早急に供給頼むよ。韻踏んじゃった。お祝い本当にありがとう!
あやみちゃん
出会って2年ちょいとかかな?繋がった当時からキラキラしてて人気者で、みんなに囲まれながら楽しそうに過ごしてる姿が印象的で。前にも言った気がするけど今こうして一緒に笑い合える日が来るなんて…!って本当に感慨深いんだよね。あやみちゃんとは個人的に話したい事が実は幾つかあるんだよね(笑)近いうち突撃するので待っててね!お祝い本当にありがとう!
目黒
しっかりラストを飾ってくれたね、本当こういう所だよなあ。1000字ピッタリ綴ってくれて愛情も沢山詰め込んでくれてて…マジで泣かせてくるよね。出会って3年ちょい。目黒と同じように俺がこの姿で一番最初に出会ったのが君です。俺に対して寂しさを感じてる時の目黒は分かりやすいから割りかしすぐに気付くし、たまに辛辣なのも愛ゆえってちゃんと知ってるよ。親友を越えた'盟友'です君は。お祝い本当にありがとう!
以上です!改めまして、本当に素敵なプレゼントを沢山ありがとうございました。ルーズだし浮き沈み激しいし浮上の波も激しい俺なので、みなさんの人柄で救われている部分、成り立っている部分が本当に本当にいっぱいあると思っています。出会ってから今この瞬間まで、変わらず側に居てくれていること。当たり前だと思わずに過ごしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします!!
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本日は俺の友達1号の恭平くんの誕生日。ぱちぱちぱちー。はっぴばーすでーとぅーゆぅーってらしくないことをしてみるのもええかな、なんて思ってますけども。ほんまは日付変わったくらいであげるのが理想なんですけれども、ばったばたしててこの時間。許してね、恭平。いつも正門のこと気にかけてくれてて、ありがたいなってめちゃくちゃ思ってます。俺自身が全く顔出さん期間が長かったわけですよ。飽きられてもしゃあない。のに箱入れてくれたり、ゆっくりで大丈夫ですよって優ししてくれるええ子なんです。こんな優しい子と出会えて俺は幸せです。さて、恭平は俺のめちゃくちゃどうでもいい話に永遠と付き合ってくれる、言わばマブ的存在。あ、これ俺が勝手に言ってるだけなんやけどね。恭平とは嗜好がよく似てて、ああこれもわかる、あれもわかる。あれはああじゃない?これはこうやろ。って。今までそんな存在が出来んかった俺にとってすごく大切で、暖かくて。あー離した無いなあ、なんて思ってたりもする。この機会に恭平とのトークを見返してみたんですけど、めちゃくちゃ話してるんすよね。そりゃあ毎日おはようしてたもん。朝が弱い俺に付き合ってくれて何時までにおはようするっていう約束で頑張ってました。お陰様で今では割とちゃんと起きれるようになりました。ありがとうございました (笑) でも俺が落ち着いたら復活させよかなあ、挨拶。案外あの時間が好きなんよな。 それと宇宙まで幸せ届ける約束あるんでね、また2人で小さな幸せから大きな幸せまで見つけて行きたいな、と思っています。あー満足いかへんけど、日付変わる前にとりあえずおめでとうしようとしようかな。また長文書かせてください 。
これからも末永くよろしくお願いしますね、恭平。
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34歳と2022年の終わりに
この世の中で、誰かを愛し、そしてその誰かに愛される、そんな奇跡みたいなことが、これからの自分の人生で起こることがあるのだろうか。
さよならが来る度、そう思う。
既にパートナーがいる方は、今夜眠りにつく前に、ベッドの中でそっと目を閉じ、そして両手を胸に、夜空に(天井に)祈りを捧げて欲しい。神様、愛し愛される奇跡を有難う。当たり前のように思えるかもしれないその奇跡にどうぞ感謝のお祈りを。
2022年も、もう終わる。そうしてまた来年もそんな奇跡は訪れるのだろうけれど、今はそんな風には思えない。奇跡って呼ばねばならぬほど、そんなに難しいことだっけ。
とか、そんなことを書いていたら、2023年に突入しておりました。
皆さま、あけましておめでとうございます。
2022年最後の日の朝、私はスピッツを聴いた。この日、私は1年で1番丁寧に朝食を作った。
(日本人の歌手の中で1番好きなのは、スピッツ。そして、宇多田ヒカル。)
スピッツは、読み物である。
スピッツのメロディーとやさしい歌声を耳から、歌詞を目から、自分自身に取り込むと、いちいち言葉にグッと来て、思わず笑みがこぼれ、ふいに涙し、心が満タンになり、あっという間に時間が過ぎる。なんとうつくしい日本語だろうか。言うまでもないですが、スピッツは天才。2022年のフィナーレに相応しい、朝だった。
(スピッツといえば、この冬流行ったあの某ドラマを彷彿させますが、ひねくれものの私は全く刺さらなかった側の人間です。あんまり人に言われるから3話まで観ましたが、全くハマらず。ハマらないどころか主人公全員に苛立った。)
2022年の冬、数年ぶりに飛行機に乗った。
普段自分で予約する時は通路側を選ぶ。(もし長時間のフライトが窓側だったとしたら、通路側に座る他人の存在が私の脅迫概念となる。私が席を立ちたいタイミングで、通路側に座る他人が、寝ていたり、食事中あるいは映画鑑賞中、会話中であったりする場合、声を掛けるタイミングを伺うストレスが耐えられない。それを想像するだけでストレスである。)
とかいいながら、飛行機に乗っている間、起きている時間はほとんどない。(13時間のフライト、お手洗いにも行かず機��食の提供にも気付かぬまま、離陸する前から眠りにつき、そのまま目的地に到着することもある。1度もモニターも付けないので、驚かれることが多い。きっと同じ座席列になった窓側の人の脅迫概念に逆に私がなっているのだろう。一生起きる気配のない通路側の私を起こさねばならぬのだから。)
数年ぶりのフライトは、国内窓側席の短時間フライトだった。(仕事でチケットを取っていただいていたので、窓側だった。)
初めてしっかり窓から見る景色に眠ることも忘れ夢中になり、(私は音楽を聴きながら電車の窓から流れる景色を見るのが大好き。新幹線も同様。初めて乗る電車は景色を見ることに必死になり、あっという間に目的地。短時間の電車乗車は窓側でも問題無い。ただラッシュアワーの4人席の窓側はまたストレス。他の3人が寝ていたりして、膝と膝の隙間がほとんど無い時、その僅かな隙間を乗り越えて降りねばならないというプレッシャーに、降りる一つ前の駅から既に気持ちが落ち着かなくなる。)
また話は窓側飛行機に戻るのだけれど、この日は運良くマジックアワーのフライトだった。刻々と変わる空の色とパノラマは、2022年最も印象に残った景色となった。深く、深く、感動した。
広い、広い、空から、永遠に続くように見える大地には無数の生活の光。その数だけ、人々の生活がある。見知らぬ誰かの、それぞれの暮らし。
飛行機は少しずつ、少しずつ、地面に近付き、その度にGoogleマップで見るような地形から(ただそこには地図のように県境の線も隔たりもない)、だんだんと山々が輪郭をおび、車が蟻の行列のように走り、街の形が現れ、ビルや住宅に灯りが灯り、視界はどんどん狭まっていく。
そうやって、私の生きる世界はとても、とても、狭い。
だって、35歳を目前に、飛行機の窓側座席の素晴らしさに気付くのだから。(これまでは、飛行機は通路側の席が正義だと思っていた。この日のフライトのBGMは、宇多田ヒカルさんの「PLAY A LOVE SONG」。)
知らないことばかりだ、自分のことなんて。
「自分らしく」という言葉が苦手だ。
「ありのままで」と言われると、途端に分からなくなる。あなたが思う私の私らしさ、ありのまま、とは。
(アナ雪の主題歌を聞くと、典型的な長女の強がりに聞こえてしまうひねくれ長女は私です。「ありのままの自分になるの」「少しも寒くないわ」というフレーズが、自分自身に言い聞かせているように聞こてえてくる。ありのままより、努力をして自分のことを好きになれる方が私は良い。)
ほんと不思議なもので、私は、めちゃくちゃ根暗だよね、と言われれば、根っからの根明だよね、と言われることもあり、
葵ってほんとミーハーだよな、と言わるその一方でめちゃくちゃオタク気質だもんね、と言われる。
(言われる度、不思議な気持ちになるけれど、どれもきっと間違っていないのだろうなあと思う。そんな長年の不思議が、平野啓一郎氏の著書「私とは何か「個人」から「分人」へ」で腑に落ちた。おすすめ。)
ただ一つ訂正しておきたいのは、私は断じてオタク気質とは言えない。(それはほんと、オタクの皆さんに申し訳が立たない。)
好きなものはいろいろある。ただ私は残念ながら、その対象に絶え間なくそして惜しみなく与える愛情や情熱を一切持ち合わせてはいない。
私は、知ったかぶりが異常に上手いのだ。
仕事柄もあり、ある程度どのジャンルにも対応できる知識や情報を収集し、その人に合わせた、その場に合わせた会話をすることができると思う。(根が人見知りなのが功を成していると思う、会話に詰まりたく無いが故どんな人とでも会話が出来るようにと生きて来た結果。事前に会う人がわかれば、ある程度その方のことを調べて会話のネタをいくつか用意しておいたりする。)
なので、例えば、見たことのないテレビ番組やドラマの話もまあまあ問題無くできてしまう。オタク風に聞こえるように、どのジャンルの話でもちょっとそれっぽいワードを何個か用意しておけば良い。
広く、人よりはちょっとだけ深く、だけどオタクの皆さんの深海には到底及ばない、そんなところをふわふわと漂っているくらげ。(なので、「葵は、アイドルオタクなんですよ」と初めての方に紹介されたりなんてすると、なんとも居た堪れず申し訳ない気持ちになる。)
35歳の目標を聞かれ、「ここ数年なんだかブレているので、ブレないこと。」と答えると、「もはや少しブレた方がいいかもしれない。」と笑われた。
誰にも触れられない、全くブレない芯がある、と。そう言われて私も笑った。
ね?ほら、またやっぱり自分で自分がわかってなどいないのだから、自分らしさなんて不確かなものはない。
だから、今日もベッドの中で、そっと目を閉じ、両手を胸に、祈ります。
どうか2023年35歳、また奇跡が訪れ、いつでも自分らしくいられますように。
2022年、1番丁寧に作った朝ごはん。とか言いながら、失敗している目玉焼き、いただきもののホームメイドサワーブレッドが美味し過ぎて、生ハムとルッコラのサンドイッチとラフランスとハチミツサワークリームにブラックペッパーのサンドイッチ。年末にラフランスを消費したくて、ラフランスだらけ。
2022年、窓側フライト。
非常に嬉しそうですが、人様のお家のわんちゃんです。
またそして金髪。
沖縄家族旅。
ブレてるくらいがちょうどいい。
家、季節の花たち。
念願の購入。
スピッツ。
2022年、1番お気に入りだった服。
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March of Mei Nagano.
3月。「〝新学期だから〟そんなありきたりな言葉に肖って日記を書いてみます。」と言って月に1回のTumblrの更新を目標にしてから早1年。気づけば12ヶ月分の記事、ながのの近況と考えが詰まったTumblrができていて、写真集の付録冊子くらいにはなるんじゃない?なんて思ったりしています。明日から4月になりますね(3月31日に投稿する予定でした)。4月といえば…そう!升野さんのお笑いライブ!こうして文章を書こうと思ったのは、実は大好きな升野さんがきっかけなんです(詳しく知���たい方は4月の記事へ)。来年は絶対に行く!と心に誓った升野さんのお笑いライブ。去年はお笑いライブの日程を見て「仕事で行けないんだよー!」と断念したけど、今年はお仕事がお休みの日程!1年越しのリベンジ!バカリズムライブ番外編「バカリズム案」、行きます!
全てが上手くいくなんて、望んだものが全部手に入るなんて、そんなことないとわかってはいるけれど、それでもながのは欲張りで貪欲な人間だから、「これだけ」って1つのことでは満足してられないし「あなただけだよ」と誰かのことを1番にはしてあげられない。これは今も、これからも、きっとずっと。永野芽郁ってそういう人間なんです。この記事を読んでくれている誰よりも、ながのが〝永野芽郁〟という人間を知っていると自信を持って言えるから断言しました。そういう人間なんです、永野芽郁は。だけど自分の中にたくさんのランキングがあってみんなどこかで1番なんです。それはみんな1番でいてほしいから、そしてみんなのどこかで1番でいたいから。コンプレックスだらけで変わりたいところだらけだから、そんな自分に〝永野芽郁〟という仮面を被ってここで生きてるんです。あと何年ながのはここにいるのだろう、とたまに考えたりするけれど、今のところここからいなくなる予定はまだまだありません。「まだいるのかながの」って笑ってください。どれだけ辛い思いをしても心が折れてしまっても、きっとここに、Twitterに、いるんだと思います。TwitterがXに名前を変えてもう数ヶ月が経ったけど、今月は〝ながの〟を創ってくれたTwitterとそんな自由な〝ながの〟を受け止めてくれるみなさまに感謝を込めて。ここがなければ今の出逢いはもちろん、今のながのはここにいません。ありがとう。人生には必要なことしか起こらない。これからもここで、誰にも負けないくらい誰よりも楽しい、笑いながら泣くような、泣きながら笑うような、そんな毎日をみんなと一緒に過ごすんだから!
お仕事!今月はOra2PREMIUMのCMやサントリー天然水FRUIT-SPARKグレフル&レモンのCM、モスバーガーのブランドキャラクターを引き続き任せていただいたりとCMだらけで「〇〇GETしたよ!」と、たくさん報告をいただきました。映画『からかい上手の高木さん』もじわじわと情報が解禁されてきています。たくさんの人に見ていただくためにも公開まであと約2ヶ月、宣伝活動に勤しみたいと思います。月9『君が心をくれたから』無事放送終了しました。毎週必ず誰かから送られてくる「観るよ!」の報告が嬉しくて放送前いつもうるうるしていたのはここだけの話。今のながのがこの役と向き合えたことをこれからの自信に変えて、日々頑張っていきたいと思います。〝SUN&RAIN〟!全11話、奇跡を見届けてくれてありがとうございました。そして、第47回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞しました。素敵な山田組のみなさまと撮影した『こんにちは、母さん』でこのような素晴らしい賞をいただけたことがとても嬉しいです。そして、3年連続この場にいられることに感謝。役者は声をかけてもらって始まる待つお仕事。声をかけていただいて初めて動き出したものを期待以上で返したい、そんな思いをこのお仕事にもこの世界にも抱いています。ながのはながので。これからもよろしくお願いします︎︎︎︎︎︎。
3月のながのイチオシソングはグッバイフジヤマさんの『ダーリン!』。銀杏BOYZさんの『BABY BABY』という最後の最後まで〝君〟のことばかりの曲から始まった曲紹介だから、最後も最後の最後まで〝きみ〟のことばかりのこの曲を選びました。バンドは活動終了してしまったけど、グッバイフジヤマにたくさんたくさん愛と勇気をもらってきました。この曲を知っている人はどれくらいいるのかわからないけど、同じくらいなんでこのバンドが売れなかったのかわからない。売れろよ!!!です。圧倒的な熱量で羞恥心をショートして叫ぶ「愛しておくれ!」が、あなたが子どものころに夢見ていた世界を輝かせますように。
長い1年度を終えました。1月始まり12月終わりって感覚はもちろん持っているけれど、4月始まり3月終わりという感覚も同時にあるので、1年続いたこのTumblrは一旦終了。1年続けたながの、お疲れ様!…って終わる雰囲気を出していますがおそらく終わりません。だって、こうして文章を書き終わると誰かに読んでほしいし出来ればたくさんの人の目に触れてほしいと思うめいがいるから。やっぱり考えていることは文章にして読んでもらって初めて意味を成すと思う。来年度、正直忙しくなります。でも、それはながのの成長あってのことだ(と思うようにしている)から期待に応えられるように頑張りたい。だけど、そんなことでここを諦めたくない。ふふふ、ながのは欲張りなのでね。項目は今よりも減るかもしれないし月末最終日を過ぎちゃうことがあるかもしれない(というか既に過ぎている)けど、もう少し書き続けてみようと思います。自由に書きたいことを書きたいだけ書いためいの月記、最後まで読んで下さりありがとうございました。
4月のながのめいもよろしくお願いします︎︎︎︎︎︎☺︎
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2022も残すところわずか
2022年は会いたい人に会いたいと強く願って叶えられた年だった。ずっと好きだった人に会いに県外に行ったり、会わせたい大切な人たちと会えたり、人生のパートナーと出会ったり。
なんとなく自分のことがきらいになったり、自分って一体何者なんだろうって答えのないことをぐるぐる考えたり、365日脳内フル回転。
さみしい夜に隣にいてくれる誰かがいるのって当たり前のことではないしそれを大切にしなければいけない。好きな作品に出会った時に1番に共有したいのは親友でも家族でもなければ君だけだった。好きな作品を教え合って読み合って感想言い合ってそういうのがしあわせだった。
大変な毎日だったけれど君のことを毎日考えるのが楽しくて充実してて今思えばいい思い出。
君が元気でいてくれたらそれだけでいいって思える。ありがとう。
卒制してた時って朝から晩まで学校に居てもしあわせで、土日のアルバイトもものすごくたのしかった。好きなことに囲まれていたからだと思う。建築雑誌読み漁って、お守りのように好きな建築家の本を製図台に置いて息抜きがてら読む。家に帰ればだいすきな母が作ってくれた豚汁が待っていてまた朝を待つ。常に何かに追われていたはずなのに期限から逆算して予定立てるのがその時は得意だった。今は全くできない。かなしい。もっと毎日を大切に生きたいのに何かに心すり減らして生きている。母に転職したいと伝えた。申し訳ないけれどこの気持ちは変わらないって。そしたら、いいのよって静かに言ってくれて、ちゃんと辞めたい時に辞められるように理由考えなきゃねって、実家に戻りたいので辞めますって言ったら?っていうのがかわいくて笑っちゃった。土日休みになればもっと実家に帰られるし母とも���べるから今すぐにでも転職したい。会社にはここまで育ててもらった恩があるから最後までちゃんと全うするつもりだ。長くなってなにが書きたいのかわからなくなってきたけれどこれが2022今の素直な気持ちだからこれでいいんだと思う。年が明けてもこの脳内ぐるぐるメーカーはずっとそばに居ると思うから末永く付き合っていくよ。
2022年わたしと関わってくれたナイスなみんなありがとう。だいすきです。
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ROUTE1999メモ②
*「ROUTE1999」ネタバレ
少年達が選んだ“甘美な、間違ったルート”
「ROUTE1999」(以降「1999」)は代償を払わず、下すべき決断を先送りにした少年達が世紀末を越えられなかった“最悪のルート”の話。
考えるのもキツイこの話を描こうと思ったのは、やっぱりホテルの二次創作の動機がいつも「嘘喰いのつづきを読みたい」だったから。それと過去編の少年達の甘い日々が永遠に続けばいいと妄想する一方で、いつも頭の中にあった「でも1998年のふたりがそのまま一緒になったら共依存になって最悪のルートをたどりそう」という考えを整理して自分の外に出したかった。
これは“原作が最善ルート”という前提なんだけど、どうして原作の地獄展開が最善手かといえば「欲しいものはギャンブルで手にいれるしかない」という貘の性に加えて、そこに「ハルと本気で勝負したい(遊びたい)」を叶えるならばそれは“殺し合いのギャンブル”しかなかったからだった。
貘は仲間を手に入れる時に必ず“最初は偶然で出会う→その縁を捨ててギャンブルで手に入れる”という行程を踏んでいる。その中でいちばん手に入りにくい“高嶺の花”だったのがハルこと切間創一だった。たぶん貘は、その縁を切る時スリルを味わっている。それが妃古壱が見た初回屋形越えで笑っている貘だったのだと思う。でもこの話は若さゆえに、目の前の甘い果実を手にとってしまい悲劇に至る少年達の話だ。
偶然でも運命でもなく
でも結局、貘とハルはどんなルートを辿っても結局は殺し合う事になる。原作だってたとえば記憶を失った内調蜂名と貘が出会って仲良くなるルートに分岐する可能性はあるけれど、行き着く先は原作(=殺し合い)ルートになるんだろう。そうならないとハッピーエンドにならない。そしてそのルートも歯車が一つでも違えば最悪のルートになる。それでも元手を持たない貘が欲しいものを手に入れるには、偶然や運命ではなく“ギャンブルで手にいれる”しかなかった。
少年達を取り巻く大人達
原作を読んでる感覚を味わいたいという衝動で描き始めたので特に貘とハル以外のキャラクターは「こうしたい」という気持ちを極力消して描いてた。
ちなみに、ホテルの漫画の描き方は、ある程度プロットを決めたら即興という感じなんだけど、本当は判事が出る予定は無かった。ただこの話を描いていていちばんキツかったのが#6の最後のページを描きながら、このあと「創一の記憶障害の回復を願っているのに、記憶が戻らない事を願う撻器」に気付いて手が止まった。そして未来を切り拓くために必要な「友人」に助けてもらう事にした。
頂点の孤独
個人的に「孤独なリーダーは短命」というメッセージを原作から感じていた。創一は友人達との深い付き合いを禁じられたために、その反動で偶然得た貘との友情を命を賭けて守ろうとした。一方で撻器のしなやかな強靭さ・柔軟さは本人の性格と合わせて若い頃から同年代の立会人達との信頼関係の上に生まれたようにも見える。だから殺すつもりはなくとも息子に銃口を向け実際に引き金を引いた痛みを分かち合うために判事が召喚された。そして判事が出てきた時にこの話は改めて「お屋形様とその友達」になった。#7でハル(未来のお屋形様)と貘(その友達)は離ればなれになって再び二人の運命が交わるまでは、現お屋形様(撻器)とその友達(判事)の話になっている。
零號立会人
原作と同じ気持ちを味わいたい、という事でピンチの時に最強の立会人零號が出てきた時の頼もしい感じを描きたかった。と同時に帝国タワーのレオ登場のオマージュでもある。やっぱり読者を裏切り続けるという原作のストーリーを出来るだけ再現したかった。希望から絶望、天国から地獄の落差で後半は心臓が苦しかった。
その他、小ネタと蛇足解説
#1
p2:「いっちゃった」は自分が「言っちゃった」とハルが「行っちゃった」
p5-7:吹き出しのセリフ以外はモノローグなので戻ってきたハルが貘に言ったセリフは「ちゃんと聞いて貘さん」「僕は…」「君と一緒にいたい」。
#2
p1:ミスタードーナツ1998年のメニュー
p3-5:貘はハルの秘密を共有する事で自分達の仲間に伽羅巻き込もうとした。ハルに何かあった時に守ってもらうためチームを作りたかった。
p8:「もうすぐクリスマスだね」良いとこの坊ちゃんに対して「いつもなら家族と一緒に過ごすんでしょ」と鎌をかける貘。自分に巻き込んでしまったハルに対して罪悪感もある。
p9:一向に来ない創一に栄羽はいつまでメッセージを録音し続けるか悩んだ。
#3
p1:コンドーム配布は1998年のいかがわしさの象徴。*コンドマニア原宿店は1993年の2月にオープン
p8-9:ちょっとハルが良い子すぎるけど良い子というよりは律儀な子。
#4
ふたりの蜜月。その時間が甘ければ甘いほど罪悪感が深まる。
p4:赤ん坊時代のエピソードも即興。記憶ありそうだなって。
p9:貘が決断をしたのと同じ時に、ハルも決断をしている。
#5
p1:年越しジャンプの元ネタは「ツルモク独身寮」って今回調べて知った。
p4:ハルの買い物は睡眠薬。
#6
p8:ハルの痛みを思って自傷(唇を噛む)する貘。血と涙が混じる雫は帝国タワーラスト「クララの嘘つき」オマージュ。
#7
p1:判事の職業は裁判官だと思って裁判所にしてしまったけど、よく考えたら「通称:判事」なので、違う職業の可能性があるのだとあとから気づいた。というか違う職業なのにあだ名が「判事」の方がかっこいい?
p5:初回屋形越えの創一と同じポーズで去る父
#8
p1:スイス、ベルンのバラ公園 (ベルンのバラ公園に咲き続ける日本の心「ソメイヨシノ」)
p2:ホテルの漫画でたまに出てくる直器のスイス留学時代の同級生(初恋地獄篇、巨悪とゆかいな仲間達② (pixiv) )
p3:自分より強い相手が嫌いな撻器、「私もです」は「私もあなたが嫌いです」でも「私もこういうドライな自分が嫌いです」でもどちらでも。
p4:子供は殺さないけど、成年してから来たら知らないよ。
p6:「みんな嘘つき」のみんなは、戻ってくると行って死んでしまったハルと自分を殺さなかった伽羅のこと。「いっそ殺してくれれば良かったのに」。
でも伽羅の「悪く思うな」は、貘の唯一の友達であるハルを救えなかったことと全てを失った貘が「いっそ殺してくれれば」と思う事も見越して。
p10:噂話を聞くまで「ハルは死んでる」と思っていた貘が活路を見出す。
p11:「LOVE & PEACE」は貘の秘密の目標「世界平和」。
捨てなければ(忘れなければ)前に進めない創一と、決して忘あきらめない貘の物語は原作へつづく。
(221025)
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