Tumgik
#本当の経済活動は社会のためになる道徳に基づかないと決して長く続くものではない
kennak · 7 months
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「徳洲会」という名前を聞いたことあるだろうか。日本No.1の病院グループである。が、多くの人にとって知名度は高くはないと思うので数字を見るのが1番かもしれない。https://catr.jp/settlements/11ce8/271558直近の業績だが、凄まじい。事業収益: 4,523億円当期純利益: 459億円もし上場していれば数千億円〜兆円クラスの企業体かつ、2位以下の医療法人と収益規模で数倍の差がある圧倒的市場リーダーである。(医療法人なので通常の株式会社とそのまま比較できるわけではないが)徳洲会は、高度経済成長・都市化のひずみによって生まれた病院の数と医療ニーズにギャップのある”医療空白地帯”を中心に拡大してきた。そんな巨大病院グループをたった一代で築き上げた創業者が今回取り上げる「徳田虎雄」だが、とても"強烈"な人物である。「人命救助のためなら、人殺し以外は何でもやれ」徳田虎雄 - Wikipedia医療のためには手段を選んでいられないという考えから赤信号を守らないなど規範意識が薄く 、部下の運転手が赤信号で停止するたびに缶で頭部を殴打するなど 、グループ内では暴君として恐れられた。徳田虎雄 - Wikipedia事実彼の歩みを見ると、時にはお金の力、時には政治の力など清濁併せ呑んで病院グループを拡大してきた連続だった。言葉を選ばず言うと、こんなヤバい人がどのように圧倒的規模の病院グループを作り上げたのか、どういった考えの持ち主なのか興味が湧いた。医療法人とはいえ、この規模の事業体をつくったという意味では傑物な起業家のはずである。 ゴッドドクター 徳田虎雄 (小学館文庫) www.amazon.co.jp 803円 (2023年07月17日 20:46時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 目次 初期病院の開業徳洲会の発足医師会との攻防成長の原動力政治への進出難病ALSを患う海外進出とプロジェクトファイナンス徳田王国崩壊と晩年番外編・徳洲会が伸びたマーケットの背景 すべて表示 初期徳洲会の「年中無休・二四時間オープン」という画期的コンセプトの1つや、医療空白地域を中心に拡大してきた原動力となったのは、徳田の幼少期の体験からだった。徳田が小3の頃、三歳の弟が激しい嘔吐と下痢に苦しんでおり、山道を走って医者を探し回ったが、やっと見つけた医者は診てくれず、弟の容態は悪化していった。夜明けに別の医者を呼びにいくが、ようやく到着したのは昼を過ぎた頃で、すでに手遅れとなった弟は亡くなってしまった。こうして医者に診療を拒絶され続けた結果として、弟が死んだという原体験、見殺しにされた怒りが「どんな患者でも診る」方向に徳田を突き動かし、「生命だけは平等だ」という理念を形成した。しかし、清い志だけの人ではない。大学時代に親族の美容院経営に肩入れし、チェーン展開させるなど商売っ気もある上に、のちに徳洲会を拡大するために総理を目指すほど野心的な人間だ。「代議士になれば、もっと病院をつくれる。総理大臣の椅子に座ろう」病院の開業https://www.tokushukai.or.jp/media/newspaper/1115/article-1.php徳田は医師として働きながら、病院を開業するために土地を探して見つけるが、土地と建物、医療機器すべて含めて1億6,000万円が開業にかかることがわかる。銀行に頼ろうにもなかなか貸してくれるところが見つからない。何件も銀行を回って、興味を持ってくれるところが見つかって面談するも、「担保物件と保証人が必要です」と断られてしまう。しかしそこで徳田は考えた。生命保険を自らに掛け、その受取人を銀行にすることで、生命保険を担保にお金を借りようとしたのだ。実際にこう掛け合う。「着工して病院を開くまで一年ぐらいかかります。もしも返済できないとなれば、病院の屋上から頭を下にして飛び降ります」すると銀行はOKと応じた。文字通り”命をかけて”病院開業資金を借りて、1年後に「徳田病院」がオープンした。徳洲会の発足1つ目の病院経営を安定させると、次の病院建設にとりかかる。医療過疎地の大東市に新病院建設の話を持ち込ませたが、市が購入した用地を競争入札で、しかも割高で購入しなくてはならなかった。だが、やらない選択肢はない。徳田は生命保険の掛け金を8億円に引き上げ、さらにお金を借り入れてベッド数200床と、1つ目の病院から3倍規模の病院立ち上げを実行した。こうして病院が増えたところで、医療法人「徳洲会」を発足させる。これを機にコンセプトが固まり、年中無休・二四時間オープン患者さまからの贈り物は一切受け取らない健康保険の三割負担金も困っている人には猶予する生活資金の立替・供与をすると掲げた。いずれも医療界の常識を覆す、画期的な声明だった。また徳田は、早くから「医療と運営の分離」を志向した。医師が診療しながら、薬や医療機器の購入、経理、人事、土地の入手まで管理・実行するのは難しい。全国展開のチェーン病院には、中央集権的な運営部門が必須であると考えた。病院の医療は院長に任せ、自分の手足となって動く運営部門を編成しようと徳田は人材をかき集め組織成長を図っていく。医師会との攻防順調に拡大していた徳洲会は、次の病院を建設するためいくつか土地も確保していたが、それぞれの地元医師会が敵として立ちはだかる。彼らは「徳洲会は儲け主義」と反発する。ある種当然ではある。徳洲会が拡大するのは医療過疎地とはいえ、患者は無限にいるわけではなく、パイの決まってるマーケットを取り合っているからだ。進出阻止をしたい医師会は、市に対して徳洲会の進出を認めるのなら、学校の校医をボイコット、予防接種を拒否する、と圧力をかける。ほかの地域の医師会も、徳洲会が病院建設用地を入手すると、徳洲会のメインバンクである第一勧業銀に取引停止を通告。医師会員の預金を全額引き出し、重圧をかける作戦をとる。しかし、結果は医師会の敗北だった。学校医のボイコットは子どもを人質にとってるように映り逆効果に、そして何よりも病院を欲しがる「民意」の追い風によって病院建設にこぎつけた。成長の原動力ゴッドドクター 徳田虎雄ここまで数年であちこちに病院を立て急成長する徳洲会の要因は、徳田の医療界とかけ離れた経営にあった。第一は、徹底的な「低コスト主義」。同時期に開院した埼玉県の市立病院と比べると違いが明らかだ。市立病院はベッド数300床で、建設費に69.7億円をかけている。それに対して徳洲会の病院は、同じベッド数300床だが、建設費は16.5億円で、ベッド一床あたり4分の1のコストで建てている。そのカラクリを徳田はこう語る。「僕に言わせれば、市民病院は市民のためのものではなくて、働く職員のためということです。デラックスで広々とした院長室、副院長室、総婦長室、外科医長室……これらはことごとく、患者にとっては無縁の設備ですよ。これに比べて、僕たちは患者のために病院をつくるわけですから、副院長室、総婦長室なんてものは、最初からつくってないわけです。理事長室なんてものもありませんよ。僕が病院に行ったら、絶えず会議室にいるわけです。」この低コスト主義は、薬剤や医療機器の仕入れと管理にも適用された。徳田は、製薬会社が個々の医師に接触して薬剤を売り込むのを止めさせて、グループ全体の薬剤の仕入れを一元管理して値を抑えるようにした。というのも、医療機関は国が定めた基準価格より安く薬剤を仕入れ、患者に使った後に基準どおりの価格で保険請求をする形だが、そもそも医薬品の値段が曖昧で、巨額の差益を生んでいたからだ。徳田はこの隠れた収益源である薬剤に目をつけた。各病院の要望を本部がとりまとめ、何が最適の薬かを見極め、一括で仕入れて配分するシステムを作った。メーカーとの価格交渉も、グループを代表して本部が行う。病院が増え、薬の使用量が膨らむと、さらなる値引き交渉が行われ、莫大な差益が生まれるスケールメリットも発生した。第二に「実力主義での人材登用」だ。医療界は閉鎖的で、教授をトップにしたヒエラルキーの元、教授の意向で、配下の医師の勤務先や序列が決まってしまうという、忠誠心が試される構造にあった。そうした構造の中、アメリカで腕を磨いた医師の多くが、帰国後は不遇な扱いを受けていた。ヒエラルキーの医局から飛び出た者は、いくら技術を高めても、忠誠心が低いと見なされて、帰国後もなかなか良いポストを与えられなかったのだ。そこに徳田は目をつけ、「アメリカ帰り」の医師を積極的にスカウトしていった。アメリカで身につけた能力が正当に評価されなかったところに、徳洲会病院の院長というポストが差し出されると、彼らは日本育ちの医師の二倍、三倍働いた。彼らは患者のために働くのは当たり前であり、「年中無休・二四時間診療」と言われても驚かず、アメリカなら当然、と受け入れる。病院を経営の観点から見れば、収益を上げられるかどうかは医師の良し悪しにかかっており、医師の質と量が経営を決定づける。そう考えると、徳洲会の成長基盤は、アメリカ帰りの医師たちがつくったといえる。政治への進出https://www.fnn.jp/articles/-/26017徳田が政治に強い関心を抱いたのは、最初の病院を建てた頃に応援した候補が市長に当選してからで、その時に医療と政治の距離の近さを実感した。政治権力を持てば、医師会という病院進出の抵抗勢力もねじ伏せられる。近い将来、制約がなかった病院の開設にも制限が課せられると予想されている中で、政治力を持てば、病院開設の許認可権を握る行政に強く当たれる。とにかく病院を沢山作るために”政治力”が必要だと思うようになった。そこで衆議院選挙に出馬することになるが、死闘の末2回も落選してしまう。3度目の正直で挑んだ衆議院選挙、対抗候補とお金で票を買収し合う凄まじい戦いになる。金で票を買うのを媒介する統括者は、買収のポイントを知る年配の熟練者で、徳田に「ここで10億打てるかどうかで、勝負が決まる。勝つか、負けるか、あんたが決めろ。諦めるのなら諦めてもいい」と迫った。徳田は、東京本部の部下に連絡し、「やれ。カネを送れ」と命じた。 それから毎日、部下は徳田が出馬している地域宛に現金を一億円、二億円と送った。投票までの一週間でちょうど10億円、選挙期間中を通して30億円のカネが投じられた。この30億円というお金は徳洲会が医療機器を仕入れる時に、関連会社を経由したり、代理店からのキックバックで作った裏金によって賄った。あらゆる手段を尽くした結果、ついに当選し政界に進出する。初当選でまだ政治家として力ないにもかかわらず、周囲への発言から尽きない野心がうかがえる。「でも彼の言い方はですね、2期目は厚生大臣、3期目は総理大臣、4期目は世界大統領だと平気で言うわけですね。」https://www.fnn.jp/articles/-/26017「自由連合」という政党まで立ち上げ、徳洲会の資金力を目当てに政治家も複数人集まり、石原慎太郎の都知事選のスポンサーもする等、精力的に政治活動に勤しんでいく。難病ALSを患うしかし60代になると、難病・ALSが発症し病魔が徳田を襲う。ALSは筋肉を動かすための神経が障害を受け、「手足を動かせ」といった命令が伝わらなくなっていき、筋肉が衰えていく。口も動かせないので会話もできなくなり、最終的には呼吸の筋肉も動かず呼吸不全に陥ってしまう病気だ。一度罹ったら治らない難病である。海外進出とプロジェクトファイナンスそれでも執念で経営を続け、徳田の野望は「世界」に向けられていた。「世界中に二〇〇の病院を建設する。『生命だけは平等だ』の哲学で、人間主義の人道追求型病院経営を世界で展開し、世界平和に貢献したい」と徳田は大きく宣言した。しかし、資金を安定的に調達しなくては、病院を増やすのは難しい。そこで浮上したのが「プロジェクトファイナンス」だった。これは、土地ではなく、特定の事業が生みだすキャッシュフローを返済の原資にした融資であり、長期的な安定収入を見込んだ方法である。その債権を証券化して第三者に売って資金を調達したりもする。 徳洲会は、日��の医療機関ではいち早く、この新しい資金調達を取り入れた。徳洲会の主なキャッシュフローである診療報酬はかなり魅力的で、プロジェクトファイナンスにぴったりだった。なぜなら、金融機関からすると「診療報酬債権」の報酬を支払うのは公的機関であり、焦げつく怖れはない回収確実で安定的な資産と捉えられるからだ。ゆえに極めて格付けの高い債権となる。診療報酬債権の価値に目覚めた徳田は、診療報酬債権を証券に変えて機関投資家に売り、8病院は市場から年間約280億円を調達した。日本の医療界では初めての試みとなった。しかし当時、徳洲会の負債は1,300億円を超えていて、8病院の証券化でも効果は限定的だった。性急な拡大路線で稼働率の低い病院が生まれていたり、徳田の政治活動資金への荒すぎるカネ遣いが原因だった。一度は銀行に経営を乗っ取られたこともあったくらいである。そこでさらなる資金調達を模索していた時、新たに外銀・RBSが度肝を抜く提案をしてきた。徳洲会の医療法人だけでなく、関連会社を合わせた全事業をまるごと証券化し、それを担保に2,000億円を融資するというプランだ。全事業対象の証券化は前代未聞の荒業で、2年後に孫正義もボーダフォンを買収する際にこの手法を使ったことで有名だ。徳田は、ビジ���ス界よりも早く、事業証券化に注目した。そして一度は合意に至り全事業を証券化しようとするが、様々な制約によって見通しが立たず、つなぎ融資が財務を圧迫する。最終的に徳田は大胆な方針転換を命じ、RBSとは契約解消、他行への借り換えをすることを決定した。この判断は功を奏した。病院の建設も急ピッチで進んでいき徳洲会は絶頂を迎える。徳田王国崩壊と晩年そんな絶頂の中、徳田のALSの症状は進行し、2006年には声を出して会話できないまでになり、文字盤を目で指して意図を伝えていた。その状態でも海外展開を推し進め、事業欲が旺盛だったのが末恐ろしい。https://www.youtube.com/watch?v=CJzc5LH230oただ、体調は悪くなる一方なため、その少し前から政治活動は次男・毅に任せ、徳洲会の後継も長男・哲に移行し始めていた。ところが、徳洲会を哲へ継承しようとするのを他のファミリーが阻む。これまで徳田が一族を徳洲会には近づけないようにしていたのに、ALSが進行し身体が不自由になっていくと、一人では生きていけないため、一族は心配して近づくとともに「創業家の利得」にありつこうと徳洲会に踏み込んでくるようになってきた。こうして徳田と徳田の右腕・能宗 vs 徳田ファミリーという構図で火種がくすぶるようになる。そしてついに、徳田が過去立ち上げた政党「自由連合」への徳洲会からの巨額の貸付といった爆弾処理を巡って緊張が一気に高まることに。能宗は返済スキームを考案するが、ファミリーはバックデートで文書を作ったり等に抵抗を感じ、脱税を推進してるとして裏切り者に仕立て上げた。ファミリーは徳田にも「能宗は裏切り者」と迫る。これまで固い絆で結ばれ「大事なことは能宗に聞け」と全幅の信頼を置いていたが、この爆弾をうやむやにしたい徳田は能宗を切ることにし、解雇した。こうなれば能宗も闘うしかない。これまで右腕として握り潰してきた「選挙違反」や「政治とカネ」にまつわる数々の徳洲会の爆弾を世間に知らしめた。結果、能宗にもファミリーにも検察の捜査が入り、両者逮捕に至る泥沼に。この一連の事件で、職員は大量に辞め、徳田一族も能宗も去り、徳田本人も要職から外され、徳田王国は崩壊した。徳洲会そのものも「社会医療法人」の認定が取り消され、解体されるかどうかという瀬戸際に立った。だが、厚労省は取り消さなかった。徳洲会が地域の医療に果たす役割があまりにも大きかったからだ。徳洲会の病院が閉鎖すれば、地域の医療は破綻し、厚労省にも責任が及ぶ。王国は崩壊したが、徳田が立ち上げた現場の医療は残り、徳洲会は徳田ファミリーとは決別し今なお繁栄を続けることができている。番外編・徳洲会が伸びたマーケットの背景ここからは番外編で、徳洲会がなぜ伸びたかだ。ひとことで言えば、高度経済成長による人口動態の急速な変化が生んだ”ひずみ”を解消したことが大きい。当時、一次産業が廃れ、若くて「安い労働力」が商工業の雇用を求めて地方から都市へと急速に人口が移動した。その結果、人口急増地域は医療機関が全然足りず、医療砂漠が生まれる。一方で労働者を送りだした地方は人口が減って高齢が進み、こちらは医師が消えていく。また見通しの甘い都市・国土計画と、自由開業制による病院開設で皆が好き勝手に病院を立てたために、医療過疎や医師偏在が発生した。高度経済成長&国の制度設計の不備で生まれた需給にギャップのある空白地域をターゲットに病院を開設する戦略で、徳洲会は「住民のニーズ」を掲げて埋めていった。そこに徳洲会が成長した歴史的な必然性があった。徳田虎雄の知恵優秀な人材と仕事する「僕は自分より能力のある人間と仕事をする」「医師の場合、学閥、教室閥、年功序列にこだわることなく、実力主義で採用してます。他の病院だと、院長は大学教授の古手の天下りが多いけれど、徳洲会病院の場合は、実力とリーダーシップさえあれば、三十代、四十代の若さで院長になってもらっています」任せる力徳田は「できる」と見込んだ部下には仕事を全面的に任せた。人使いの妙がここにある。田中が猛勉強をして無影灯のメーカーを絞ると、徳田はさらに要求する。 「岸和田は三五〇床や、大型病院で徳洲会の顔になる。医療機器も最新鋭のものをそろえないとだめだ。人工透析センターも稼働させる。血管造影のCAD、バイタルサインモニタ、透析機器……、野崎にないものもぜーんぶ、交渉して決めろ」  徳洲会に入って一年経つかどうかの田中に億単位の商談が委ねられたのだった。ゴッドドクター 徳田虎雄人間ウジ虫論徳田は、使えると見込んだ人間がカネを欲しがればカネを、ポストを求めればポスト、色を欲すれば色、理想を求めるのなら理想を、瞬時に見分けて与えた。人間の欲望を掌握する勘は並外れていた。与えられた側は、自己実現の悦びにひたれる。徳田は自己実現の機会をおびただしく創出した。そうして人心を掌握し、徳洲会を拡大させた。  徳洲会を支える医師の前で、徳田はしばしば「人間ウジ虫論」を説いた。「人間なんてな、ウジ虫みたいにそこらを這いずりまわりながら、何をするかわからん生きものや。てんでんバラバラ、好き勝手をしよる。国会議員なんか見てみい、もっともひどいヤツらや。おれやおまえらもウジ虫。全然、まとまらへん。けどな、ウジ虫みたいな連中を、ガサガサ好きにさせてると、ときどき、すごい仕事をしてくれる。ウジ虫やからできる、でかい仕事がある。そこがおもしろい。徳洲会は、いろんなウジ虫がおってええんや」ゴッドドクター 徳田虎雄徳洲会の朝礼「徳洲会の理念、生命を安心して預けられる病院、健康と生活を守る病院、理念の実行方法、一、年中無休・二四時間オープン 二、入院保証金、総室の室料差額、冷暖房費等一切無料 三、健康保険の三割負担金も困っている人には猶予する 四、生活資金を立て替え・供与する 五、患者からの贈り物は一切受け取らない……」 と、声を張り上げるのに合わせて全職員が一斉に唱和していた。内容は極めて事務的だ。「これで世のなかは動いているのか。こんなに簡単なプロパガンダで職員の意識づけができているとは!」と盛岡は仰天した。 インテリは理屈ばかりこねたがるが、世間はまったく違う回路で動いている。それにしても、もう少し、言葉に潤いというか、大脳に響く装いがあってもよさそうだが、飾りはゼロだ。 徳田は、徹頭徹尾、即物的だった。ゴッドドクター 徳田虎雄正しい情報だけをもってこい徳田の職員に対する口癖は「正しい情報だけを持ってこい。間違った情報で判断を誤れば、時間の無駄だ。おれの一分、一秒は、おまえの一時間よりも尊い」だった。ゴッドドクター 徳田虎雄目標はホラでいい「私のモットーは『有言実行』だ。口にしたことは必ず実行する。公言することでそれを実行せざるを得ないように自分を追い込んでいく。みなさんも命がけの迫力をもってほしい。目標はホラでいい。ホラを吹く。 生半可 なホラではダメだ。大欲は無欲に似たり。大欲で死ぬまで全力投球しよう」敵は己自身ゴッドドクター 徳田虎雄出典:https://www.fnn.jp/articles/-/26017ゴッドドクター 徳田虎雄 
4,500億円の病院グループ - 徳洲会 創業者「病院王・徳田虎雄」|Yuya Murakami / East Ventures
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ari0921 · 8 months
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織田邦男先生よりシェア
ロバートモーガン氏の論考です(自動翻訳)
政治と安全保障インタビュー | オリタ・クニオ将軍、JASDF引退、地域の脅威への直面と戦争を防ぐ方法について
「我々は中国に戦闘姿勢を示さなければならない」とクニオ・オリタ将軍は言う。予算面から見ても、準備を整えることで戦争を防ぐ方がはるかに安い。
18時間前、2023年7月26日発行、ジェイソン・モーガン、Reitaku大学JASDF将軍クニオ・オリタ(引退)は、彼がサポートチーム司令官だったとき。
オリタ国夫将軍は、2009年に日本航空自衛隊(JASDF)航空支援司令部(国士園修団)を退役しました。とりわけ、2006年のJASDFのイラクへの配備中に戦闘機パイロットを務め、指揮を務めました。
しかし、多くの点で、オリタ将軍の戦闘の日々は彼の引退で終わらなかった。彼は、日本の戦闘の男性と女性が日本の憲法で認められることを求める日本国内で最も強い声の1つとして浮上しています。そして彼は、日本を守るために必要な物質的および道徳的支援を彼らに提供するよう求めた。
2023年6月、私は最近、彼のReitakuオフィスで、Reitaku大学に客員教授として加算されたオリタ将軍にインタビューしました。彼は、トップフライトであり、地域の安定に大きく貢献できる日本の戦闘力について話しました。しかし、オリタ将軍は、日本の近隣諸国による侵略を追い払うために、日本の自衛隊ははるかに強くなる必要があると警告した。
日本は準備する必要がある
私は、2022年後半に授与された名誉ある栄誉であるセイロン大正書についてオリタ将軍を祝福することからインタビューを始めます。(彼はまた、2022年に神聖な宝物、首のリボンと金光線の勲章を受けました。)
オリタ将軍は私のお祝いを丁寧に受け入れますが、すぐに日本に焦点を返します。彼は台湾で戦争が起きているのを見て、日本が準備ができていることを望んでいる。
「安倍晋三元首相は、台湾の危機は日本に危機を伴うとよく言った」とオリタ将軍は私に語った。
「これは間違いなく真実です。台湾周辺で戦争が勃発すれば、沖縄も戦場の一部になるだろう。日本は今、台湾や沖縄や他の離島から市民を避難させる準備をしなければならない。
やるべきことがたくさんある
「戦争、あるいは戦争の脅威が台湾周辺でエスカレートすれば、日本人は重い代償を払わなければならないだろう」とオリタ将軍は続ける。
「おそらく死傷者だけでなく、送料も。たとえば、台湾を中心とした戦争地帯周辺の輸送を再ルーティングするには、追加の燃料コストでタンカーあたり3000万円もの費用がかかる可能性があります。日本はエネルギーの90%以上と食料品の約60%を輸入している。海運の追加料金は、経済のすべてのセクターに大きな打撃を与えるだろう。
オリタ将軍は、安倍首相が現在日本が主に運営している安全保障の枠組みを構築したことを思い出させてくれます。しかし、地政学的な現実と日本の政治的逆風により、安倍首相は台湾を指すために「国」という言葉を使うのを妨げた。したがって、台湾は技術的には安倍首相の苦労して稼いだ地域リアリズムの多くから除外されています。
「集団防衛は台湾にまで及ばない。なぜなら、台湾は国として認められていないからだ」とオリタ将軍は強調する。
日本が地平線に迫っている課題に直面する準備をするために、まだやるべきことがたくさんある、と彼は続けている。
「中国は独裁政権だ」
私の面接依頼を促したのは、レイタクコースでのオリタ将軍の講義でした。2023年5月中旬、Reitaku大学国際問題研究センターの客員教授であるOrita将軍は、台湾に対する中国の侵略の可能性のあるシナリオについて、満員のReitaku教室に話しました。完全に率直に言って、それは私が今まで聞いたテーマに関する最も情報に基づいた、有益で、直接的な講義でした。
「中国は独裁政権だ」とオリタ将軍は講義中に言った。したがって、台湾を侵略するかどうか、いつ、中国の習近平国家主席の決定は決定されるだろう。
オリタ将軍は6月のインタビューで彼の評価を繰り返し、習近平が「2027年までに必ず」台湾に対して動くことを明らかにした。
「CIA長官のウィリアム・バーンズも同じことを言っている」とオリタ将軍はインタビューで私に言った。「習自身もそうです。そして、全体的なパターンは習にも当てはまります。彼の野望は毛沢東よりも偉大になることだ。しかし、毛沢東の独裁政権の後に体系的な制約があり、習が取り除いてきた制約があった。
「独裁者として、習は権力を握り続けるしかない。彼は2027年の中国共産党第21回��会で4期目の任期を達成しなければならない。その頃には、彼は結果を示す必要があるだろう。
戦闘姿勢を示す
オリタ将軍は、私たちのインタビューの中で、日本は自衛隊が完全な軍事準備で活動するのを妨げる憲法と法律によって妨げられていると何度か言及しました。この法的および憲法上のサンドバッグは、戦後の製品であるとオリタ将軍は私に言います。
「日本は奇妙な吉田教義を経験した」とオリタ将軍は、日本の国内経済の繁栄のためにアメリカの防衛を取引した戦後の吉田茂首相の政策について語った。「これは第二次世界大戦に負けたことによる外傷性疾患の一部でした。
「しかし、国民国家の基本的な仕事は自衛です。日本は戦後のトラウマを克服し、再び自分の足で立ち上がらなければならない。中国による影響力戦争と情報戦争は、太平洋とアジアです��に進行中です。中国はどの国でも扱うには大きすぎるので、日本はステップアップして自由のための戦いに参加しなければならない。
「私たちは中国に戦闘姿勢を見せなければならない」とオリタ将軍は強調する。「私たちはいつでも戦う準備ができていなければならない。戦闘姿勢は中国を抑制するだろう。準備は、そもそも戦争が始まるのを止めるものです。
日本の自衛隊は最もよく準備されている
オリタ将軍は日本航空自衛隊でキャリアを過ごした。彼の責任の一部は、彼の指揮下にある男性と女性が国を守る準備ができていることを確認することでした。
「日本の憲法学者の約60%は、自衛隊は合憲ではないかもしれないと言っている」とオリタ将軍は嘆いている。「しかし、現実には、自衛隊は存在し、世界のどこでもビジネスで最高のもののいくつかです。」
オリタ将軍は、他の国からの空軍によるイラクへの配備について教えてくれました。「そこにいるすべての空軍のうち、日本だけが毎日100%のOR、運用準備を持っていました」とオリタ将軍は言います。
理由?オリタ将軍は、日本航空自衛隊の男性と女性は一晩中起きて機器を修理し、行動の準備をするだろうと私に言いました。
「私たちは最高の準備と最高の、最も信頼できるパイロットを持っています。日本の航空自衛隊の男性と女性は、規律があり、時間厳守で、敬意を表し、十分な教育を受け、よく訓練されています。
「アメリカのパイロットは、自衛隊の航空機の色のために愛情を込めて「ブルーバード」として知られている日本のジェット機を操縦したいと考えています。彼らは最も安全で、最もよく維持されています。
日本の航空自衛隊は世界の羨望の的になっているように聞こえます。
その後、クニオ・オリタ司令官は、JASDF戦闘機での最後の飛行の準備をしています。(© JAPAN Forward / Kunnio Orita)
日本の自衛隊は最悪の準備ができている
インタビュー中、私はオリタ将軍に、私が彼に起因すると聞いた声明について尋ねます。
2023年3月、ジャーナリストで言論の自由チャンピオンの桜井佳子が柏のモラロジー研究所でスピーチを行いました。その演説の中で、桜井は2022年5月のGenron TV出演中にオリタ将軍が行った発言に言及した。
オリタ将軍は、戦争が発生した場合、日本はもはや1日の朝だけ戦うのに十分な弾薬を持っているだろうと言っていたようだ。
「はい、その通りです」とオリタ将軍は確認した。
「予算には難しい選択が必要だ」と彼は続ける。「パイロットを訓練するには飛行機が必要です。パイロットの訓練は、長期的には、弾薬を備蓄するよりも重要です。したがって、予算は、施設の維持や弾丸やその他の資材の保管など、F-35の購入とパイロットの訓練を優先しています。」
だから、今日戦闘が勃発した場合、日本は高度に訓練されたパイロットで、事実上、敵を撃つことは何もないことに気づくだろう。
「ウクライナでは、戦闘機は1日に1万発の弾薬を経験している」とオリタ将軍は言う。「現実には、日本には弾丸が必要だ。また、より多くの新入社員も必要です。
「予算の観点から見ても、独裁者が始めた戦争にお金を払うよりも、準備を整えることで戦争を防ぐ方がはるかに安い。」
日本の岸田文雄首相は防衛への支出を大幅に増やした。これが、日本、そしておそらく台湾が次のウクライナや香港になるのを止めるのに役立つことが期待されています。
憲法を改正し、戦う準備をする
インタビューが終わると、私はオリタ将軍に、ウクライナのように、ある日目を覚まして戦争地帯にいることに気づいたら、日本人が戦う準備ができていると思うかどうか尋ねます。
「日本人はとても賢明だ」とオリタ将軍は答える。「彼らは何が起こっているのかを知っており、世界が変化していることを理解しています。
「現実には、台湾と日本は様々な分野で協力しており、台湾と米国は軍事訓練で協力しています。
「今のウクライナの人々のように、日本の人々が戦いで家族を失い始めたら、ここでの考え方はすぐに変わるだろう。
「安倍首相が言ったように、台湾危機は日本の危機だ」とオリタ将軍は締めくくった。
「「小田原兵城」と呼ばれる、無限で実りのない優柔不断のための時間はもうありません。私たちは憲法を改正し、自衛隊が日本を守るためにここにいることを認識する必要があります。
次の独裁者の戦争に備える時期は、可能な限りあらゆる方法で、今です。
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shintani24 · 22 days
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2024年3月7日
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「ふざけるな」法廷に怒号 伊方原発訴訟8年、訴え届かず(共同通信)
「ふざけるな」「不当判決」。判決理由を読み上げる裁判長の淡々とした声に、次々と怒号がかぶさった。四国電力伊方原発3号機の運転差し止めを求める訴えを退けた7日の大分地裁判決。「なぜ私たちの思いを聞いてもらえないのか」。提訴から約8年。原発の危険性を訴え続けてきた原告たちは、憤りをあらわにした。
地裁前には、朗報を待ちわびる原告や支援者らが駆け付けた。敗訴が伝わると、「腹立つなあ」と落胆の声を漏らした。
「司法は福島事故を忘れたか」と大書した紙を弁護士と共に掲げた原告の大原洋子さん(70)は「私たち市民が怖い思いをしながら闘ってきたことが、なぜ聞いてもらえないのか」と強い口調で訴えた。
伊方原発3号機の運転差し止め認めず 大分地裁判決「具体的危険なし」(愛媛新聞)
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で大量の放射性物質が放出される事故が起きれば生命や生活が侵害されるとして、大分県の住民549人が運転差し止めを求めた訴訟の判決が7日、大分地裁であった。武智舞子裁判長は「安全性に欠けていると認められず、原告らの生命などに侵害が生じる具体的危険があるとは認められない」として住民側の請求を棄却した。
2011年の東京電力福島第1原発事故を契機とした伊方原発に関する同種集団訴訟はほかにも松山と広島、山口の3地裁・支部で審理されており、判決は初めて。原告側は即日控訴した。
大分地裁では16年に大分県の住民が提訴し、27回の口頭弁論を経て23年6月に結審。事故のきっかけとなる地震や火山噴火の想定の妥当性と、施設の安全性確保が争点となっていた。
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愛媛 伊方原発3号機 運転停止求めた訴え退ける 大分地裁(NHKニュース)
裁判長「具体的な危険あるとは認められない」
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住民側が「近くには国内最大級の『中央構造線断層帯』のほかにも活断層が存在する可能性があるにも関わらず、地下構造を詳しく把握する『三次元探査』を行っていない」などと主張していた点については、裁判所は「各種の調査を組み合わせることによって地下構造を把握することは可能だ」などと指摘し、四国電力の調査は合理的だと判断しました。
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また、熊本県の阿蘇山の巨大噴火を想定した対策などが必要だとする住民側の主張については、「『巨大噴火の発生頻度は極めて低く差し迫った状態ではない』という四国電力の評価には合理性がある」としました。
判決は愛媛、広島、山口で起こされた一連の集団訴訟では初めてで、能登半島地震後の原発の安全対策をめぐる司法判断としても注目されていました。
専門家 地震については「最新の調査研究のフォローが重要」
地震や地質調査に詳しい東京大学地震研究所の纐纈一起名誉教授は、7日の判決について、「原発の規制基準やそれに基づく国の審査に特に欠点はなかった、ということを意味する」と述べました。
また、争点の1つで、地下構造を詳しく把握する「三次元探査」については、「地震はまだまだ分からないことだらけなので最新の調査や研究の動向を真剣にフォローすることが一番重要だ。住民側が求めている『三次元反射法探査』を必ずしも実施しなくても、地下の構造を把握できるのは確かだが、実施できるならばやった方がより正確な評価ができる。電力会社はもちろん、規制側も、不断の努力を続けてほしい」と話していました。
【これまでの経緯】伊方原発 対岸の大分市中心部からは70kmほど
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愛媛県伊方町の佐田岬半島にある伊方原子力発電所は当初、1号機から3号機まで稼働していましたが、1号機と2号機は廃炉が決まり、現在、運転中なのは3号機だけです。
東京電力福島第一原発の事故を受けて原発の安全性を問う声が高まり原発がある愛媛県のほか、広島、山口、それに大分県の住民による集団訴訟が起こされました。
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伊方原発3号機の安全性をめぐっては異なる司法判断が相次ぎ、運転の停止と再開が繰り返されてきました。
広島県の住民などが運転の停止を求めた仮処分の申し立てについて広島高等裁判所が2017年12月、火山噴火のリスクを指摘して運転の停止を命じる決定を出しました。
しかし、四国電力が異議を申し立て、2018年9月に広島高裁の別の裁判長が決定を取り消し、運転を認めました。
また、2020年1月には、山口県の住民による仮処分の申し立てについて、広島高裁が「地震や火山噴火によって重大な被害が及ぶ危険がある」などとして、再び運転を認めない決定を出しましたがこの決定も翌年に取り消されました。
伊方原発3号機はその後も電源の一時喪失や原発の保安規定違反などのトラブルが相次いだ影響で運転が停止することもありましたが、地元説明や定期検査を経て現在、運転を続けています。
原告の1人 しいたけ生産者「風評被害だけではすまない」
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原告の1人で、原告団の共同代表を務める大分県杵築市の中山田さつきさんは、伊方原発3号機の運転停止を求め、8年前から司法の場で闘い続けてきました。
農業を営み、コメや大分特産のしいたけを栽培する中山田さんが原発の運転停止を求めたきっかけは、福島第一原発の事故の際に経験した風評被害です。
福島第一原発の事故のあと、東北や関東の広い範囲で原木しいたけから国の基準値を上回る放射性物質が検出されましたが、基準値を上回らなかった大分のしいたけにも影響が及びました。
中山田さんが栽培した原木しいたけの価格は、事故前の1キロあたりおよそ4000円から半分に暴落したといいます。
当時、中山田さんは、「価格が下がるのは予想外で収入がかなり減ってしまった。どこで大きな地震があってもおかしくないので、どこの原発であれ、再稼動はあってはならない」と話していました。
大分地方裁判所が7日、住民側の訴えを退ける判決を言い渡したことについて、中山田さんは「裁判所は福島第一原発の事故を忘れたのかという判決でした。伊方原発で事故が起きれば大分では風評被害ではなく、実際に被害が出ます。県民あげての裁判で、大分県への影響は大きいので、本当に悔しいです」と話しました。
伊方原発の運転停止を求めて運動を続けていくということです。
【判決前】原告団が集会 能登半島地震にも言及
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判決が言い渡される前、大分地方裁判所近くの公園では原告らが集会を開き、弁護団の共同代表を務める徳田靖之弁護士が、「ことしは能登半島地震がありましたが、私たち人間がどのような時期にどのような規模で地震が発生するのか予測することはできません。伊方原発を止めるために命ある限り闘うんだということを皆さんに伝えたいです」と話していました。
午後1時50分ごろ、原告団およそ50人が、「ふるさと大分は原発被害を許さない」とか、「理性と良識が原発を止める」などと書かれた横断幕や旗を掲げながら大分地方裁判所に入りました。
一般傍聴席 倍率は3.85倍
大分地方裁判所では多くの人が傍聴券を求めて抽せんに参加しました。裁判所によりますと一般の傍聴席62席に対して239人が並び、倍率は3.85倍でした。
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損傷した変圧器は撤去済みだった 能登地震2カ月、志賀原発を初めて公開 外部電源は一部供給できぬまま(東京新聞)2024年3月7日
北陸電力は7日、能登半島地震で設備の故障が起きた志賀原発(石川県志賀町)の敷地内を、地震後初めて報道陣に公開した。激しい揺れで変圧器の配管が壊れて油漏れを起こし、外部電源の一部から電気を受けられない状況が続いている。完全復旧の見通しは立っていない。
油漏れが起きた志賀原発2号機の変圧器=7日、石川県志賀町で
この日公開された���は、油漏れを起こした1、2号機の変圧器や、揺れで水が飛散した2号機の使用済み核燃料プール、地震後の試運転で止まった非常用ディーゼル発電機など。変圧器の損傷部分はいずれも撤去され、油漏れの状況は分からなくなっていた。1号機原子炉建屋脇の地面に数センチの段差が生じていた。
油漏れが起きた志賀原発1号機の変圧器=7日、石川県志賀町で
公開までに地震発生から2カ月以上かかったことについて、中田睦洋・原子力部長は「余震リスクがあり、町内のインフラ復旧が滞っていたため、安全面に配慮した」と述べた。
地震で志賀町は最大震度7を、1号機地下では震度5強を観測。敷地前面で最大約3メートルの津波を確認したが、敷地内への浸水はなかったという。
志賀原発は1、2号機とも2011年3月から停止中で、2号機は新規制基準の適合性審査が続いている。(渡辺聖子)
地震後で初めて志賀原発を公開、担当者「安全上必要な電源は確保」…地面には数センチの段差(読売新聞)2024年3月7日
能登半島地震で破損した志賀原発2号機の変圧器(7日午後、石川県志賀町で)=佐々木紀明撮影
北陸電力は7日、能登半島地震後初めて志賀原子力発電所(石川県志賀町)を報道各社に公開した。地震では複数の変圧器が破損したが、担当者は「安全上必要な電源は確保できている」と語った。
同原発には1、2号機の2基の原子炉があり、2011年から運転を停止している。1月の地震では外部からの受電に必要な2台の変圧器が破損し、5系統のうち2系統の電源網が使えなくなった。原子炉などの建屋に損傷はみられなかったが、敷地内の地面には数センチの段差ができた。
この日は破損した2台の変圧器も公開され、担当者が復旧の見通しを説明。1台については2月末に仮復旧を終えた一方、もう1台はこれから修理方法を検討するため復旧時期は未定という。
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見事なヒスイの石仮面をマヤの王墓で発見、「闇の時代」解明の手がかりとなる嵐の神(ナショナル ジオグラフィック日本版 3月7日)
「きわめて珍しい」と考古学者、盗掘を免れたグアテマラのチョチキタム遺跡で発掘
翡翠(ヒスイ)のモザイクでできた小さな仮面。目と歯にはウミギクガイの殻が使われ、嵐の神を表している。紀元350年ごろにチョチキタムに埋葬された王の胸の上に置かれていた。(PHOTOGRAPH BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
チョチキタム遺跡は、中米グアテマラのヤシの木が茂る熱帯雨林の中、落ち葉と石の塊に埋もれた場所にある。これまでほとんど知られていなかったこの遺跡は、考古学的な大発見が起こるような場所にはとても見えないかもしれない。ましてや、長い間、研究者たちを悩ませてきた闇の時代の手がかりが見つかるとは、誰も考えなかったはずだ。
しかし、それが現実になった。この場所で、翡翠(ヒスイ)を組み合わせて作ったミステリアスな仮面が発見されたのだ。これまで知られていなかったマヤの王のものだと考えられている。
この発見から、1700年近く前の古典期初期のマヤ文明における篤い信仰と王位継承の実態が浮かび上がってくる。それだけでなく、この時代のマヤの王族が、マヤよりもさらに強力なメソアメリカの王朝の支配下にあった可能性があるという説の信憑性を高めそうだ。
「この点に関しては、さまざまな説があります」と話すのは、考古学者でナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)でもあるフランシスコ・エストラーダ゠ベリ 氏だ。「この仮面によって、マヤの歴史に関する古い解釈が葬り去られる日はますます近づくことでしょう」
王のピラミッドと棺の発見
チョチキタム遺跡とその歴史は、時の経過による荒廃と深い熱帯雨林にはばまれて、長い間謎に包まれていた。遺跡があるペテン県は、グアテマラ北東部に位置する低地帯で、メキシコとベリーズに挟まれている。遺跡自体は20世紀初頭から知られていたが、マヤ文明とのつながりについては、ごく最近までわかっていなかった。
理由のひとつは、遺跡ができた年代にある。マヤ古典期は紀元250年から900年ごろで、マヤ文明の最盛期と重なる。しかし、この時期の文献はほとんど皆無で、栄光のほとんどは盗掘によって失われてしまった。
実際、チョチキタムも盗掘者の餌食になっていた。2021年に、レーザー光線による測距技術である「ライダー(LiDAR)」を使った調査では、遺跡の中心である王家のピラミッドと思われる建造物に、盗掘用のトンネルが掘られていたことがわかった。しかし、エストラーダ゠ベリ氏と同僚のブハニー・ジロン氏は、盗掘者たちが見逃した場所があることに気づき、発掘調査を行った。
「簡単なことではありませんでした」と、米テュレーン大学中米研究所の教授で、マヤの先古典期と古典期に詳しいエストラーダ゠ベリ氏は話す。
ピラミッドを7メートル以上も掘り進んだところで、ジロン氏が頭蓋骨と何本かの歯、そして棺のような形の石の箱を見つけた。箱の上部は壊れていたが、エストラーダ゠ベリ氏は副葬品を見つけた。壺、巨大なカキの殻を組み合わせたもの、いくつかの骨の破片、そして、美しい翡翠が丁寧に並べられていた。
王にふさわしい翡翠の仮面
2022年6月下旬、研究室に戻ったエストラーダ゠ベリ氏は翡翠に注目した。これは考古学者がテッセラと呼ぶもので、ほかのマヤ遺跡では、王族を埋葬する際のモザイクの仮面に使われてきた。神や先祖の象徴として、埋葬者の富や権力を表していることが多い。
何度か翡翠のタイルを動かすと、渦巻き状の目と鋭い歯を持つ顔ができた。
また、目ざとい同僚が、墓の主のものと思われた骨の一部に、黒曜石で刻んだと思われる細かい彫刻に気づいた。骨のうち2つは埋葬された王のものではないこともわかったが、その彫刻から、支配者である王の身元が明らかになった。なんとその彫刻に描かれていたのは、マヤの神の頭を掲げる支配者だった。それは、エストラーダ゠ベリ氏がよみがえらせた仮面の神そのものだった。
しかし、この王や神は何者なのだろうか。エストラーダ゠ベリ氏は、米アラバマ大学の考古学者で、マヤの碑文に詳しいアレクサンドル・トコビニン氏の協力を得て、彫刻の解読にあたった。そして、謎の支配者と神の身元が明らかになった。支配者は、イツァム・コカジュ・バフラム(「太陽神/鳥/ジャガー」の意)。そして渦巻く神は、考古学者たちにヤクス・ワヤーブ・チャウクG1(「最初の魔術師 雨の神」の意)と呼ばれている存在で、マヤの嵐の神だった。
エストラーダ゠ベリ氏は、この発見は「きわめて珍しい」と言い、まだ明らかになっていない時代や場所の貴重な情報源になるだろうと述べている。
地方と中央、それぞれの王
墓から見つかった香や骨の放射性炭素年代測定を行ったところ、イツァム・コカジュ・バフラムは、紀元350年ごろのチョチキタムの王だったとみられることがわかった。
埋葬の場所から、その主がエリート階級や王権を持つマヤの支配者であることは明らかだ。しかし、遺跡で見つかった工芸品や建築物から、当時の地方指導者の多くはさらに強力な王に従属していた、あるいは操られていたという説の信憑性が増している。また、この遺跡から見つかった品の中には、ほかの強力なメソアメリカ都市で見つかった品を思わせるものもある。そのひとつが、全裸のイツァム・コカジュ・バフラムの姿を描いたものだ。
「これがティカルやテオティワカンの影響下にあったマヤの王だったことは明らかです」とエストラーダ゠ベリ氏は言う。古代メソアメリカの都市テオティワカンは現在のメキシコにあり、マヤの都市ティカルは同じペテン県にある。どちらも、僻地と言えるチョチキタムよりも大きく、影響力も強かった。
「遺跡からは、隷属的な地位にあったという証拠は見つかっていません。しかし、状況から考えれば、ティカルには直接的に隷属し、テオティワカンには間接的に隷属していたと思われます」
チョチキタムの王たちの詳細や、謎につつまれたマヤ古典期初期の強力な支配者たちとのつながりについては、まだわからないことが多い。エストラーダ゠ベリ氏のチームは、遺跡で見つかった骨の古代DNA調査や、打ち捨てられたピラミッドからさらに宝が見つかる可能性など、あらゆることを調査し尽くすつもりだ。
それが明らかになるまでは、失われたマヤ王の翡翠の仮面を堪能することにしよう。エストラーダ゠ベリ氏によると、この仮面と彫刻が施された骨は、地道で骨の折れる考古学調査の世界ではめったに味わうことができないスリルに満ちているという。
「今、目の前にあるのは骨ですが、それを調べることで、彼がきらびやかな衣装を着て、王位の象徴である品を手にし、王権を掌握していた様子が見えてきます。これはたまらなくわくわくする瞬間で、考古学者としての特権です」と、エストラーダ゠ベリ氏は話す。「ときには、幸運に恵まれることもあるのです」
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enrichmyheart · 10 months
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心の拠り所の100%をエビデンスに預けることの危険性
かつてのモノづくり大国としての成功経験から、日本国民がコツコツとした地道な作業、丁寧な仕事が得意であることは理解されています。輸入された大量生産・大量消費の価値観によって、その実績は押し流されてしまったかに見えますが、何世代にもわたって組み込まれてきた根底のプログラムは、そう簡単には消えていないはずです。まやかしマジックで見えなくなってしまった部分は、これから筋力をつけることで徐々に復活させることが可能です。
ペコペコと慇懃に頭を下げるのが、こびりついた国民性のようですが、そこがもっともグローバル化に乗り遅れたガンの根っこです。謙虚は美徳などというガラパゴスこそ世界標準には通用しませんから、今すぐにその姿勢はあらためた方が良いでしょう。お人よしは取って食われるのが世界標準です。
良質な商品の価格が高くなるのは当たり前で、これは贋物が高いこととはまったく別の話です。強気なプレゼンテーションも中身が本物であれば、いずれは評価を受けることができるはずです。強気なプレゼンに説得力を持たせるためには、あらゆる角度から検証可能性を考察して宣伝材料を集めることです。この多角的考察が成功につながるカギは、その商品が真実に基づいていること前提です。こういった理由で、贋物のプレゼンには筋の通らない矛盾が生じてきます。
また買い手は、データの蓄積が多い人ほど贋物のプレゼンに潜む矛盾、偽りといった小さな違和感をすかさずキャッチしますので、嘘に引っ掛かりにくくなります——全体の民度が上がるほどに国力は強くなります。
ここまでの話を人的資本(真面目にコツコツ働く国民性)の観点から総括しますと、日本国内だけで見れば、思想が自由な土壌さえあれば日本は潜在的な宝の山です。思想の自由という土壌を不自由な国と下方比較しても意味はありません。私たちは日本国内で戦っています。
また、政治の市場介入がいかに市場を歪めて来たかも、よくわかると思います。政治が市場介入をして弱者を救済してくれるのは、その国の政府がクリーンであることが前提です。しかし世界を見渡してみれば良くわかります。どの国を見ても、カネと権力が人を狂わせ、志が高き者もカネと権力の前には、無力に散っていきます。
人間という生物がカネや権力に弱いことを前提とするならば、制度設計としては、その前提をもとにガバメントをつくることが必要になるということでしょう。実現可能性については今のところ、懐疑的にならざるを得ませんが。それこそAIが解決してくれるかもしれません。AI自体はカネや権力に興味がないので、希望的観測としてはそれに期待したいところです。
シャブ漬け生娘大作戦は、国力を削ぐという意味では最悪手である、ということがよくわかりました。
ということで、引き続きまやかしマジックによって思想の自由を奪っている犯人の皮をはがすべく、たゆまぬ努力を続けたいと思います。
本物の商品。その長期的で莫大な利益=キャッシュインは、贋物を売った一時金、あぶく銭とは比べ物になりません。ホンモノにはクレジットが伴いますが、ニセモノにはリスクがつきまとい続けます。どちらが賢い選択であるかは、すぐに気づくことができるはずです。
分析して流れを丁寧に紐解いてゆけば、実は成功とは突飛なものではなく、誰でもやろうと思えばできる単純なことの連続であった、ということになります。行動力ははじめの一歩であり、小さなコツコツの連続に耐えうる精神力=筋力を身につけることが肝要です。その際、周りのペースに惑わされてはいけません。ひとは一人一人、違うからです。たとえて言うならば、目の前に落ちているゴミくずをひとつ、拾ってゴミ箱に片づける。はじめの一歩とは、そういうことです。
ここから話を切り替えて、また我が道を阻害する要因について分析してみます。
実験や統計によるデータの疑義性については何度かお話をして参りました。ここではスマホ依存症についてフォーカスしたいと思います。
マクロは社会観察、ミクロは身近な人々で観察してみれば、実際にスマホ依存症と思しきヒトは簡単に見つけることができると思います。
広義の依存症の定義についてみてみると、一般的には社会的生活に困難をきたしている人、とされます。
社会的生活が困難なことの具体例としては、まず“常識”と定義される社会的生活上での営みがあって、それに沿った生活が困難であること。そこからの地続きで『そのヒトが依存症であることによって、そのヒトと時間を共に過ごす周囲の人々が迷惑を被っていること』が挙げられます。
依存症者の常套句である「誰にも迷惑はかけていない・生活には困っていない」は主観による認識の言葉で、それが主観であるがゆえに治療に結び付けづらい、とされています。本人は困っていないが家族が困っている、そこまで悪化してしまっているような場合、メタ視点を養う力はもうほとんど残っていません。もっともセーフティーネットに繋げたい人が、もっともセーフティーネットから遠い位置にいる、という現実があります。セーフティーネットは基本的に、自己申告制だからです。また、ニセモノ商売だとか反社会的な方法で目先の利益を取ろうとするヒトは、このクレジットやリスクについての関係性を良く理解できていないので、常に綱渡りな人生を送っています。彼らにももう手は届きません。これはセーフティーネットの限界もよく現しています。
これらに伴い、識字力や読解力、共感力等の観点から、私のメッセージは実は伝えたい人々にはほぼ届かないことも前提になっていますが、波及効果を期待してさらに発信を続けます。
スマートフォンが誕生してから20年弱、コンピュータの進化スピードについては論を俟ちません。人間の能力などはとうに駆逐していますから、たとえば「エビデンスがー」などと言っているうちに、あっという間に飲み込まれていきます。
何度もお話をしてきた依存症者の大量発生の原因についてもまさに、人間のデータ収集能力を置き去りにして加速度的に社会が発達したことの証左、と考えることができると思います。
「エビデンスがー」というスタンスは、巣の中で口を開けて餌を待っているひな鳥に似ています。
しばらく黙っていようと思っていましたが、なぜまたリスクを冒して発信するに至ったかというと、インスタントなヒトによる犯罪、特に幼子が手にかけられる痛ましい事件は看過できないと感じたからです。
この関係性を社会の構図で見たとき、浮かび上がってくる画があります。
経済格差の二極化とよく言われますが、二極化というのは上層と下層をピックアップして論じているに過ぎません。実際の分布は、社会を観察してみると早いと思います。“今のところは”問題を起こしていない、無害の中間層を脇に置いた議論です。この二極化論を突き詰めると、忍耐力という、しなやかな筋力を持っている者と持たざる者、という対比が浮かび上がります。たしかにこれがより格差を鮮明にさせれば、社会環境はますます悪化する懸念があると思います。私が個人的な提言をしているのは筋肉の部分です。
因果関係を、先天性や親を選べない不幸という結論に帰結して議論終了にした場合、不都合な親の元に生まれた子供たちは残りの人生をその“不動”とされる結論に左右されなければなりません。この不幸は、長寿化によってさらに拍車をかけてしまいます。もっとも、酷い場合はその不幸さが寿命を縮める結果になってしまう懸念もあります。
危険性を訴える人々、警鐘を鳴らす人々のことを「エビデンスがー」と議論もせずにインスタントに切り捨てた未来は、どのようなものでしょうか。真実は歴史が証明、などと悠長なことも言っていられません。放置による失策の数々なども歴史が証明していますが、変化を嫌い現状維持が大好きな、人間という生物の特性をよく現しています。
前に『(今ある)目の前のタスクすらコツコツする能力がないのであれば~』という言葉を投げかけましたが、もう少し丁寧に説明をします。
私はあまり「能力」という言葉を使うのが好きではないのでここは訂正すると「コツコツする筋力すら持たない(今後もつける気もない)のであれば~」となります。
他人の成功譚は、タイパが大好きな人々にはうってつけの“エンターテインメント”となるでしょう。エンターテインメントの部分を今一度強調します。他人の成功譚は、消費するエンタメには、もってこいのテーマのひとつです。
成功者の一分、一秒の単調な日々に光が当たることはほぼありません。
事件を起こした容疑者にフォーカスしてみるとやはり、彼らはいくつかの依存症によって経済的にも心理的にも困窮していたり、性急に結論=快楽を求める癖がついているあまりに、自分を優先させることによって他者に害を及ぼすことに対しては無頓着、興味がなかったりします。彼らは皆、時間の上手な使い方が分からずに育ってしまった憐れな犠牲者でもあるかもしれませんが、実際に世の中にそのような教育は存在しません。精神的な幼さも肉体年齢が成人を超えていれば「自己責任」で片づけられてしまいます。
“議論封じ”を封じるために、恐縮ですが今一度書かせていただきました。議論封じは見方を変えると、弱い自分の心を守るためのひとつの手段なのかもしれません。お互い様でもありますが、なるべく建設的な議論を交わせる社会になってゆけばと願っております。
結論すれば、一人でも多くの快楽依存症者を減らしたい、というのが今回の(も)目的になります。
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shintani22 · 1 year
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2022年11月28日
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【速報】マイナンバーカード申請率60%突破…総務省が発表 交付開始から約7年で…「マイナポイント第2弾」「健康保険証との一体化」でさらなる普及急ぐ考え(TBS NEWS DIG)
総務省はきのう時点でのマイナンバーカードの申請件数の割合が60%を超えたと発表しました。
総務省によりますとマイナンバーカードの申請件数はきのうまでに7568万件あまりとなり、人口に対する申請件数率は60%を超えたということです。
2016年1月に交付が始まったマイナンバーカードは6割普及するのにおよそ7年かかった形です。
政府は今年度中にほぼ全ての国民にカードを普及させたい考えで、カードの取得などで最大2万円分のポイントが還元される「マイナポイント第2弾」を実施しています。また、現在の紙などの健康保険証を2024年秋にも原則廃止し、マイナンバーカードとの一体化を発表するなど普及を急いでいます。
松本総務大臣は「年内の申請件数8100万件の達成、さらなる普及の加速化に向け全力で取り組む」とコメントしています。
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高額転売防止へ、チケット販売にマイナカード活用…購入・入場時に本人確認
政府が、プロスポーツやコンサートのチケット販売に、マイナンバーカードの活用を検討していることがわかった。購入時と入場時に本人だと確認し、第三者への高額転売を防ぐ。マイナカードが活用できる機会を増やすことで、幅広い普及を狙う。
河野デジタル相が、デジタル庁に対し、プロスポーツを始めとする関係団体と具体的な協議を始めるよう指示した。すでに、チケット販売にマイナカードが使えるかどうかを調べる実証実験を行っており、課題を検証して早期の導入を目指す。
この仕組みは、本人であることを証明する電子証明書機能を使う。チケット購入時に、利用者がマイナカードをスマートフォンにかざせば、内蔵したICチップを通じて情報を確認できる。転売を防ぐために、入場時もマイナカードをかざして第三者ではないかを調べる。
現在は、インターネットで予約し、コンビニエンスストアなどで紙のチケットを受け取って入場する例が多い。紙を使わずに、マイナカードを活用すれば、本人確認が徹底でき、第三者の入場を食い止められる。
政府は、マイナカードの普及が行政のデジタル化のカギを握るとして、2022年度末までに、ほぼすべての国民が持つことを目指している。所定の登録をすれば、健康保険証代わりになる。24年秋には現行の保険証を廃止し、マイナカードに一本化することを決めた。
運転免許証との一体化も進める方針を掲げており、持ち歩かずにすむよう、機能をスマホに搭載することも進めている。ただ、取得にメリットが感じられないとの声もあり、申請率は6割にとどまっている。
イベントチケットを巡っては、19年にチケット不正転売禁止法が施行され、営利目的での転売が禁じられた。その後もネット上で高値転売する事例は後を絶たない。チケット仲介サイトによれば、アイドルグループのチケットが正規料金の数十倍で取引される例もあるという。
新しい仕組みを導入すれば、イベント主催者は、会場にマイナカードを読み取る端末を設置する必要がある。スマホを持っていない人や家族の分をまとめて購入した時に、どうやって本人を確認するのかという課題もある。個人情報の漏えいを恐れる人も多く、情報管理の徹底が欠かせない。
マイナカードで自動車手続き 国家資格、在留外国人も(共同通信 11月29日)
デジタル庁は29日、マイナンバーカードによるオンライン手続き拡大に向けたマイナンバー法改正案の概要を明らかにした。新たに自動車や国家資格、在留外国人に関する手続きで番号を使った個人情報のやりとりを可能にする。現在は社会保障、税、災害対策の3分野の事務処理に限っている。同日、有識者らによる作業部会で示した。
カードの利便性を高めて普及を図る狙いがある。来年の通常国会に改正案を提出する。
改正案の概要によると、自動車の所有者による住所変更、調理師や行政書士といった国家資格の取得や更新などの手続きをオンラインでする際、戸籍謄本や住民票の写しの取得が不要となる。
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セルフレジで酒・たばこ、年齢確認にマイナカード利用を検討(11月30日)
政府は、酒やたばこの販売時に必要な年齢確認について、客が商品のバーコードを読み取らせて決済する「セルフレジ」でマイナンバーカードの利用を認める検討に入った。人手不足に悩むコンビニエンスストアなどの省力化を後押ししつつ、マイナカードのさらなる普及につなげる。
30日に開かれるデジタル臨時行政調査会の作業部会で了承される見通し。コンビニやスーパーはセルフレジの導入を進めているが、年齢確認が必要な酒やたばこを販売できないのが課題だった。セルフレジにマイナカードの読み取り機を設置し、カードをかざすことで年齢確認ができるようにする想定だ。一部のコンビニなどでは、運転免許証を読み取って年齢確認を行うセルフレジの実証実験がすでに行われている。
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五輪談合、電通など7社関与か テスト大会巡り、博報堂も捜索―東京地検・公取委(時事通信)
東京五輪・パラリンピックのテスト大会を巡る入札談合事件で、広告最大手「電通」など少なくとも7社が大会組織委員会発注の計画立案業務で受注調整していた疑いのあることが28日、関係者への取材で分かった。
東京地検特捜部と公正取引委員会は同日、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で新たに広告大手「博報堂」など4社を家宅捜索した。電通など2社を25日に捜索したほか、広告大手「ADKマーケティング・ソリューションズ」(旧アサツーディ・ケイ)は公取委の課徴金減免制度に基づき、談合を自主申告している。
新たに捜索を受けたのは、博報堂と広告大手「東急エージェンシー」、イベント会社「セイムトゥー」、同「フジクリエイティブコーポレーション」(FCC)。25日には電通やイベント大手「セレスポ」が捜索を受けたほか、テスト大会を取り仕切った組織委大会運営局元次長の自宅も捜索対象となった。
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ハワイで世界最大の活火山噴火 38年ぶり、住民に注意喚起(AFPBB)
【AFP】米ハワイ州ハワイ島にある世界最大の活火山マウナロア(Mauna Loa)が27日深夜、38年ぶりに噴火した。緊急対応当局は、近隣住民が被害を受ける恐れもあるとして警戒態勢を取っている。
標高4168メートルのマウナロアは、ハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)内に位置している。噴火は27日午後11時30分(日本時間28日午後6時30分)ごろ発生した。
米地質調査所(USGS)は噴火から15分後の発表で、溶岩の流れは山頂のカルデラ内におおむね収まっているが、状況が変わった場合、周辺住民に被害が及ぶ可能性があると警告した。
USGSの火山監視室は噴火から数時間後の28日早朝、「山頂からは今も溶岩が噴出しており、カルデラからあふれ出ている。今のところ、住居地域への脅威はない」とした上で、火口がカルデラ壁の外に移った場合には溶岩が山腹を急速に移動する可能性もあるとして、周辺住民に注意を喚起した。
今後、ハワイ火山観測所(Hawaiian Volcano Observatory)が緊急事態管理当局と連携し、早急にマウナロア上空から調査を行う予定だという。
地元当局によると避難命令は出ていないが、山頂付近への立ち入りが禁止され、周辺の道路数本が閉鎖されたほか、予防措置として避難所2か所が開放された。
マウナロアの噴火は1984年以来。当時は22日間にわたって噴火が続き、溶岩流が人口4万4000人のヒロ(Hilo)から約7キロ離れた地点まで達した。映像は27、28日撮影・提供。
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【速報】“出生数”過去最低ペース「危機的状況、総合的な少子化対策進める」松野官房長官(FNNプライムオンライン)
2022年1月から9月までに生まれた子どもの数が、速報値で59万9636人と前年と比べて約3万人減少のマイナス4・9%と調査開始以来最低のペースとなったことについて、松野官房長官は28日、「危機的な状況であると認識している」とした上で、総合的な少子化対策を進める考えを示した。
松野長官は28日の会見で、9月までの出生者数が過去最低だった2021年より約3万人減少していることについて「調査開始以来、最も少なかった昨年の出世数を下回るペースとなっており、危機的状況であると認識している」と出生者数の減少に危機感を示した。
その上で松野長官は「少子化の背景には個々人の結婚や出産、子育ての希望の実現を阻む様々な要因が複雑に絡み合っていると認識している」と指摘した上で、結婚支援・妊娠出産への支援・男女ともに仕事と子育てを両立できる環境整備・子育て世帯への経済的な支援などを挙げて「ライフステージに応じた総合的な少子化対策を進めていきたい」と強調した。
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日本初 学校給食にコオロギ導入 食料不足の救世主となるか(ABCニュース)
徳島県の高校の給食に、食用コオロギを使ったメニューが登場しました。コオロギは「食料問題の解決策」とも期待されていて、学校給食への活用は国内初の試みだといいます。
徳島県小松島市にある県立小松島西高校の28日の給食、「カボチャコロッケ」には、食用コオロギのパウダーが練り込まれています。
鳴門市にある徳島大学発のベンチャー企業・「グリラス」と、高校の食物科の生徒が協力して開発しました。
食用コオロギを活用したメニューの学校給食は、日本で初めてだということです。
徳島駐在・住友聖カメラマン 「全然、違和感ないです。おいしいです。香ばしい味もしますね」
食用コオロギは、牛や豚などと比べて少ないえさで育てることが可能で、環境問題や食料不足の解決策として注目が集まって���ます。
給食を食べた生徒 「かぼちゃの甘みとコオロギの、エビやカニのような香ばしさが合ってすごく美味しかったです」
小松島西高校では、今後もコオロギを活用した給食のメニューに挑戦したいとしています。
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新型コロナ「5類」含め引き下げ検討へ 厚労省(TBS NEWS DIG)
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて、厚労省が近く「5類」への引き下げ含めて見直しの検討を始める方針であることが分かりました。
感染症法では重症化リスクや感染力に応じて感染症を「1類」から「5類」に分類していて、コロナは現在、患者の隔離などが行える2類相当の措置がとられています。
ワクチンの接種などが進み症状がインフルエンザに近づいてきているとの指摘もあることから、厚労省が近く、分類の見直しについて検討を始める方針であることが政府関係者への取材で分かりました。
現在のコロナの致死率や重症化率などについて、専門家も交えて議論をしていく見通しで、ある厚労省の幹部は国会で審議されている感染症法の改正案が成立すれば「出口に向けた議論をしていく」と話しています。
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新型コロナ「2類相当」→「5類」で医療費が“自費”になったら?飲み薬が約3万円に?【解説】(TBS NEWS DIG)
厚労省が、新型コロナウイルスの分類について「5類」への引き下げを含め、見直しの検討を始める方針であることが分かりました。仮に「5類」になった場合、医療費の“負担増”が指摘されていますが、一体何がどう変わるのでしょうか?詳しく解説します。
■“インフル並み”の扱いで、検査も新薬も入院費も“自費負担”に?
日比麻音子キャスター:新型コロナの分類の見直し検討について、背景にはこういったデータもあるということです。
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「“コロナ”と“インフル”の重症化率」厚労省アドバイザリーボード資料より
新型コロナ(オミクロン株)…60歳未満 0.03% 60歳以上 2.49%
季節性インフルエンザ…60歳未満 0.03% 60歳以上 0.79%
やはりオミクロン株の重症化率が60歳以上では2.49%ということで、季節性インフルエンザよりも高いわけですが、60歳未満に関しては0.03%、インフルエンザと同じということなんですね。そこで季節性インフルエンザと同じ分類に、という検討がされるわけですけれども、現在はこのような分類となっています。
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1類…エボラ出血熱 など
2類相当…新型コロナウイルス感染症
2類…結核、SARS など
3類…コレラ など
4類…デング熱、サル痘 など
5類…季節性インフルエンザ など
新型コロナに関しては2類相当から5類への見直しということなんです。では、分類が変わったら、具体的に何が変わるのか?大きく2つ変わります。
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まずは検査や治療にかかる費用についてです。現在は2類相当ですから、全額公費での負担ということになっていますが、5類になりますと、公費での負担はなし。つまり自費になるということです。
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現在は2類相当ですから、検査キットは、自治体などによって異なりますけれども、お金がかからないところもあります。医療機関を受診した場合、診察費は約4000円かかります。解熱鎮痛剤など薬についても数百円かかっています。新しい薬、軽症者の人にも処方される飲み薬「ゾコーバ」、11月28日から本格的に供給されるということですが、これに関しても、公費負担ということですから実質0円となっています。
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検査キットは、種類によって異なりますが約1500円かかります。医療機関を受診した場合、診察費は同じだけかかりますが、PCR検査などで、プラスで2500円ほどかかります。解熱鎮痛剤などは同じくらいの値段ですけれども、新しい薬「ゾコーバ」5日分、3割負担で考えますと、約3万円かかるということです。自費がかなり増えるなといった印象があります。
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入院費���関して、2類相当ですと公費負担ですから自費��なし。ところが、5類相当ですと入院費、1日約2万円かかります。状況によって異なりますから一口には言えませんがお金がかかっていきます。さらには新型コロナの治療薬について、2類相当ですと、公費負担で自費はなし。中等症以上になりますとレムデシビルなどが処方されますが、3割負担と考えますと、11万4000円ほどということですから、かなりの高額になってくるわけです。
■「どうしても新型コロナの患者が忍びやすくなる」医療現場の懸念
ホラン千秋キャスター:分類を変えるときに、医療費だけは今の扱いと同じにしましょうなど、さまざまな案があるとは思うんですけれども、5類にしたときに、一体どんな懸念があるのか?
東京歯科大学市川総合病院 寺嶋毅 医師:医療機関でも、通常医療がやりやすくなるとか、どこの医療機関にも発熱のときにアクセスできるとか、便利になる部分もあると思います。けれども、今のままでは厳しい立場になるところもあります。というのは、1つは、例えば濃厚接触者であっても、入院前にPCR検査を行っているところもありますが、それもなくなると、医療機関のガードが下がって、どうしても新型コロナの患者が忍びやすくなること。それから、インフルエンザの致死率に近づいてきましたけれども、広がりやすさということでいうと、新型コロナの方がまだずっと高いこと。
最後に、致死率は近づいても、やはり日中の患者さんというのは抗がん剤治療を受けていたり、体力の弱い患者さんがいたりしますから、それほど致死率がまだ下がっていないということを考えると、病院は今、ゼロコロナを目指してやっていて、どうしてもウィズコロナに近づいていかざるを得ないというところがある��
実際、入院中に予定通りがんの治療を受けられなくて病状が厳しくなった場合に、そういう人たちから、厳しい言葉を聞いたり、やりきれない思いを聞いたりするということは度々ありました。ですから、そうなってもその施設やスタッフを責めることがないように、また、当事者や社会がそれを受け入れるということにしていただかないと、医療機関はまだ厳しいのかなと思います。
井上貴博キャスター:そのしわ寄せが医療従事者のみなさんにいきますので、社会の考え方が変わっていかないといけないんだと思う。よく医療機関の人がおっしゃるのが、分類がどうであれ、今、現場はかなり柔軟に対応しているんだというふうな話を聞きます。今、一部の医療機関で全部の患者さんを受け入れているのを、全ての医療機関に増やせないのはなぜなのか?医師会の働きかけが弱いのか、政府の本気度なのか、ほかに何か要因があるのか?
寺嶋 医師:今、新型コロナ患者を見ていないところにも裾野を広げるということは大事だと思いますが、マンパワーやスペースの面で、今やっているところほどできないというところもどうしてもあると思います。ですから、そこまで厳密な感染対策ではなくても、感染が広がった分、やはり受け入れるということが大事なのかなと思います。
井上キャスター:税金でどこまで賄うのか、新型コロナには湯水のごとく税金使っていいという考え方を変えるべきではないかという考えもありますが?
寺嶋 医師:もう3年近くなってますし、いつまでもこのままっていうわけにいきませんから、ある程度は自分で負担したりとか、検査も治療もそうなっていくのは流れかなと私も思っております。
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【本日(11/28)の広島県内の感染状況】(広島県)
新型コロナ 県内で1324人感染確認 1人死亡 28日発表(NHKニュース)
広島県では28日、新たに1324人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、1人が亡くなったと発表されました。
感染が確認されたのは、▼広島市で561人、▼福山市で221人、▼東広島市で122人、▼尾道市で68人、▼三原市で49人、▼廿日市市で47人、▼呉市で46人、▼府中町で41人、▼庄原市で27人、▼三次市で26人、▼神石高原町で16人、▼安芸高田市と府中市でそれぞれで15人、▼熊野町で14人、▼海田町で11人、 ▼大竹市と竹原市、北広島町でそれぞれ10人、▼世羅町で7人、 ▼江田島市と坂町でそれぞれ4人のあわせて1324人です。
1週間前の月曜日を52人下回りました。これで県内での感染確認は、のべ52万9515人となりました。
また、県内では患者1人が亡くなったと発表されました。県内で新型コロナウイルスに感染し、その後、死亡した人は863人となりました。
新型コロナ 県内の病床使用率 61.6%(27日)(NHKニュース)
27日時点で病床の使用率は61.6%です。(確保病床523床、入院患者322人)。
このうち重症患者用の病床使用率は19.5%です。
(確保重症病床41床、重症の入院患者8人)。
軽症の人や症状がない人が入る宿泊療養施設は1022室を確保し、314人が過ごしています。
(利用率30.7%)。
直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は711.24人です。
現在、広島県の感染状況はレベル0から4の5段階のレベルのうち、医療体制への負荷が生じはじめていることを示す「レベル2」です。
【新型コロナ 厚労省まとめ】103人死亡 4万9117人感染 (28日)(NHKニュース)
厚生労働省によりますと、28日に発表した国内の新たな感染者は、空港の検疫などを含め4万9117人となっています。また、国内で亡くなった人は103人で、累計4万9281人となっています。
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新型コロナ 北海道内で3509人感染確認 30人死亡(NHKニュース)
道内では新たに3509人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、30人の死亡が発表されました。一日の新規感染者数は先週の月曜日に比べておよそ300人減りましたが、依然として高い水準が続いています。
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北海道は11月の死者が465人。東京138人。大阪126人。広島76人。
東京都 新型コロナ 6人死亡 5767人感染確認 前週比1148人増(NHKニュース)
大阪府 新型コロナ 8人死亡 新たに2102人感染確認(NHKニュース)大阪府内の感染者の累計は227万5542人となりました。府内で感染して亡くなった人は合わせて6736人となっています。
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tecchaso1988 · 3 years
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#読書 #論語と算盤 #守屋淳  Amazonの誕生日欲しいものリストから @1213takumi はまちゃんが選んでくれた本が届きました🙏 良本をチョイスしてくれて感謝✨   道徳と経済的利益追求 両立の可能性を追求する日本人としての志を 後世の僕らに示してくれた方 #渋沢栄一   僕もその遺志 を担う一人の日本人で在れるように頑張ります🙏   #読書メモ #実業とは多くの人にモノが行き渡るようにするなりわいなのだこれが完全でないと国の富は形にならない #国の富をなす根源は何かといえば社会の基本的な道徳を基盤とした正しい素性の富なのだ #一個人の利益になる仕事よりも多くの人や社会全体の利益になる仕事をすべきだ #徳川家康という人ほどうまく適材を適所に配置して自分の権勢を上手に広げた謀事の達人は他にいない #人が世の中を渡っていくためには成り行きを広く眺めつつ気長にチャンスが来るのを待つということも決して忘れてはならない心がけである #世間には随分と自分の力を過信して身の丈を超えた望みを持つ人もいるが進む事ばかり知って身の丈を守ることを知らないととんだ間違いを引き起こすことがある #名声とは常に困難でいきづまった日々の苦闘のなかから生まれ失敗とは得意になっている時期にその原因があるこれは真理である #一生涯を通じて大きな志からはみ出さない範囲のなかで小さな志を立ては移り変わり工夫をする #志を立てる要はよく己を知り身の程を考えそれに応じてふさわしい方針を決定する以外にないのである #本当の経済活動は社会のためになる道徳に基づかないと決して長く続くものではない #高い道徳を持った人間は自分が立ちたいと思ったらまず他人を立たせてやり自分が手に入れたいと思ったらまず人に得させてやる #お金の本質を本当に知っている心ある人は良く集めて良く使い社会を活発にして経済活の成長を促すことを是非とも心がけてほしい #世間はお金を大切にするという意味を間違って解釈しているお金に対して無駄に遣うことは戒めなければならないが同時にケチになることも注意しなければならない #人が何か自分の務めを果たすというときにはワクワクするような面白みを強く持ってほしい #理解することは愛好することの深さに及ばない愛好することは楽しむ境地の深さに及ばない #一日を新たな気持ちで日々を新たな気持ちでまた一日を新たな気持ちで #勝つことばかり知ってうまく負けることを知らなければそのマイナス面はやがて自分の身に及ぶ #自分磨きは自分の心を正しくして魂の輝きを解き放つことなのだ #個人の豊かさとはすなわち国家の豊かさだ個人が豊かになりたいと思わないでどうして国が豊かになってい���だろう #信用こそすべてのもととなるわずか一つの信用もその力はすべてに匹敵する #自分ができることをすべてしたうえで運命を待て #人は人としてなすべきことを基準として自分の責任を果たし自分の人生の道筋を決めていかなければならない #現代人の多くはただ成功とか失敗とかいうことがけを眼中に置いてそれよりももっと大切な天地の道理を見ていない #普通の人は往々にして巡り合った運命に乗っていくだけの智力が欠けている #正しい行為の道筋は天にある日や月のようにいつでも輝いて少しも陰ることがない #成功や失敗といった価値観から抜け出して超然と自立し正しい行為の道筋にそって行動し続けるなら成功や失敗などとはレベルの違う価値のある生涯を送ることができる https://www.instagram.com/p/COadXnQL1Mv/?igshid=1fyqnna6bgrtb
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sex6om6er · 2 years
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注文のとき”槍(やり)”と”竿(さお)”を言い間違えた!『竿3本付けてちょー」(笑) 11月26日(金)。ゲッカン終了まであと4日。業界用語なら”検挙祭り”終焉まで4日。振り返れば今回のゲッカン、体感的には短かった。そりゃそうだ。途中で離脱したからw。晴れてノルマに達したお巡りさんらが宴を囲むのを横目に、残念ながら未達成のお巡りさんは『人間やめますか?警察官やめますか?」の崖っぷち。そんな時だからこそ”何じゃそりゃ~?”と突っ込まざるを得ない理不尽な職質が横行し市民とのトラブルが絶えないのもこの時期。「いま鼻クソほじってましたよね?最近コカインやりました?」「あなた鼻の下が赤いですね、RUSH吸いましたね?」「これはローションですね。(滑るので)危険です。念のためオシッコを出してください」etc。 このような理不尽な職質、警察官の身に余る横柄な態度、警察官の不正を正す組織が各警察本部内部にあるのを知っていますか?警務部監察官室です。いわば『警察のなかの警察』警察官を取り締まるための警察。警察不祥事の捜査や服務規定違反など内部罰則を犯した警察官への質疑を行う部署です。この名前を出すとほとんどの警察官は襟を正します。詳細はまた近日書きたいと思いますが、お急ぎの方は”○○県警監察官室”でネット検索すれば窓口がヒットすると思います。無論、この名前を出したところで職質や検挙を逃れることはできませんが… さて今年はあまり目立ちませんでしたが、例年10月11月になると薬物関連のニュースが増えるのが恒例です。これは10月に入って薬物事件が急増するのではなく、国民の関心を高めるため警視庁や道府県警が記者クラブに発表する薬物事件の件数を意図的に増やすからです。発表する数を増やせば必然的に世に配信されるニュースの数も上がります。そもそも違法薬物乱用防止運動の表向きの目的は、薬物の危険性・有害性をより多くの国民に知ってもらい薬物乱用に対する意識を高めることなので、まずネタがなければはじまらないのです。効果がありそうな特定の事件の被疑者の逮捕をわざわざ10月11月にズラし調整することだってあります。 しかしこうした施策だけでは、その効果はたかだか知れています。世間の薬物への関心が一気に高まるのは、やはり”著名人の電撃逮捕”です。”やっぱり薬物って恐いよね”という機運が一気に高まります。このような”見せしめ逮捕”は、ホシ(犯人)を上げる(逮捕)ことで人々が注目することから”打ち上げ花火”とも言われます。こうした社会的影響が大きい事案を扱うのが厚生労働省麻薬取締部(マトリ)と警視庁組織犯罪対策5課(組対5課)です。 2019年に沢尻エリカさんが警視庁組対5課によって逮捕されたとき某TV局が『沢尻エリカ逮捕前日の様子』という映像をスクープで伝えました。映像は薬物使用者のダークなイメージに沿うような映像だけを切り抜いて見事に編集されていました。冷静に考えれば逮捕に関する一切の情報は本来門外不出の最高機密事項のはず。何者かが情報をリークしない限り逮捕前日の撮影なんて不可能なはずです。 こうしたことが起こる可能性のひとつとして”記者クラブ”の存在があげられます。記者クラブは日本独特のシステムで、公的機関や中央官庁などの各組織を継続して取材することを目的として、大手メディアが中心となって構成されている任意組織ですが、問題なのは海外メディアやフリーのジャーナリストは記者クラブに加入できないという点。これが当局が報道内容を管理しようとしていると批判されている理由です。国内のニュースの多くは記者クラブに所属する記者から各報道機関を経由して世の中に報道されます。別名  ”仲良しクラブ”とも言われ、バンキシャが取材対象と癒着しすぎるため、本来メディアが負うべき公的機関の動向監視という機能が失われているのでは?という憶測をよんでいます。事実、昨年、黒川弘務・元東京高検検事長が在職中に知人の新聞記者らと賭けマージャンをしていた問題が発覚したことからも、このような事情は見て取れます。 こうしたマスコミと官庁・政治家との癒着についてはこれまでも度々問題になってきました。薬物行政においても例外はなく、都合が悪いことは一切報道されず、都合がいいことだけを都合がいいように報道されるため、国民の薬物に関する知識やイメージが事実とは違う方に偏ってしまいました。その結果、国民は薬物に関して目に余るほど間違った情報やイメージを刷り込まされてきました。そしてそれらの誤った情報が薬物使用者への差別をあおり、個人の尊厳や人権をむしばんできました。薬物は悪であるという啓発活動→薬物の使用と所持は違法であるから、それを摂取する人は不道徳である→だから使用者は社会から排除すべき→薬物は悪であり違法とすべきだという思考を強化する悪循環が形成されていったのです。 実は今回の『違法薬物乱用防止運動』も運動が始まる直前の9月25日に名称が『麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動』にシレっと変えられていました。同じでしょ?と思うかもしれませんが大きな違いがあります。これまで厚労省は大麻も違法薬物の一部として一括りにしてきました。そしていずれの薬物も一度でも手を出せば、たちまち依存症になり人間が崩壊するようなプロパガンダを作り上げてきました。日本国民に「大麻は薬物ですか?」と質問したら大半が「はい」と答えるのがその証拠です。海外で大麻を薬物と位置付けている国は一つもありません。当然です。大麻は薬物ではなく植物だからです。「マグロは野菜です」「ロキソニンは植物です」と言っているのと同じで精神鑑定に回されるくらいのかなりヤバイ知能レベルです。本来であれば覚醒剤と麻薬を切り分けるというのも考えられない話です。なぜなら覚醒剤もコカインやLSD・MDMAと同列にある薬物の種類の1つに過ぎないからです。『麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動』にシレっと名称を変更した意図は定かではありませんが、”大麻”を意識していることは間違いないと思います。逆に名称を変えたことで今まで違法薬物に括られていた医薬品医療機器等違反に該当するRUSHや危険ドラッグは乱用防止対象から外れたことになります。そもそもの前提として”RUSHって薬物なの?””RUSHのどこが医薬品なの?”というのも疑問でした。これまでの薬物啓発活動が正しい知識に基づくどころか、基礎的なことから滅茶苦茶だったということがわかると思います。こうした日本の薬物政策を主導してきたのが『厚生労働省医薬生活衛生局 監視指導 麻薬対策課』です。これまで当局が犯してきた大罪のツケを今後どう払っていくのか?今後の政策に注目したいと思います。
♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ 4年前に逮捕され刑務所に服役していた僕の友人Yが11月某日、仮釈放が認められシャバに戻ってきました。午前4時半、まだあたりが真っ暗な中、ガラウケ(身柄引受人)のお母さんを助手席に乗せて薄暗い夜明けから朝焼けを迎えながら刑務所へ出発。前回お母さんを乗せたのは留置面会を終えた帰りだったので気持ちも景色も真っ暗だったことを思い出した。絶望から希望へ。 薄暗い夜明けから朝焼けを迎えながら、この道の先に”明るい未来”がある。お母さんもそう感じていたと思う。 Yは幼いころ当時アルコール依存だった母親に厳しく躾けられて育った。さっきまで優しかった母親が夕方になると豹変する理由がわからず幼いながらにも混乱したという。否定され続けてきたせいで自尊心を失い、それが30過ぎても尾を引いて彼の人生を彼自身が生き辛くしている。そんなこともあって、表には出さないけど僕がYの母親に対して抱く感情はとても複雑なものがある。この日のお母さんは、��ても優しい横顔をしていてモナ・リザのようだった。  Yに最初に何て言葉をかけようか?という話になる。「お疲れちゃーん!」は軽すぎる「お務めご苦労さん!」は筋が違う「とりあえずキメとく?」はどうですか?と言ったら真顔で「笑えない」と断罪された(笑)。悩んだ末、シンプルに「おかえり!」にした。別の理由で一睡もできなかった僕…幸い睡魔に襲われることなく、疲労も感じずアッという間に刑務所に到着。あの勢いなら余裕で3往復はできたと��うが、刑務所のキメて行くってイカレていると自分でも思うが、睡魔に負けて事故死するよりマシw。それに刑務所を管轄する法務省に一般人を捜査したり逮捕する権限はない。それも織り込み済みだが、それでも警察に通報されたら終わりというのが痛いところ。 ドラマや映画で出所のシーンというと厚い鉄の門が開き、塀のなか受刑者が出てきて刑務官に「お世話になりました」とお礼するシーンを思い浮かべるかもしれないが実際は違う。中規模病院の待合ロビーみたいなところ(面会受付所)に通されてそこで仮釈放ナントカ式という儀式を終え出獄してくる受刑者を待つ形。刑務所らしく軍隊行進しながら出てくるのかと思いきや、何の予告もなく背中に人の気配がして振り返ると奴がいた。 今までお互いの間に当たり前のようにあったアクリル板はもうない。いま同じ空気を吸っていて、手を伸ばせば簡単に触れることができる。ただそれだけで大粒の涙が溢れるほど出てきた。とある理由で体内の水分は枯渇しカラカラだったはずなのに『この水分をどこに溜め込んでいたんだろう?人間の身体機能って凄いな』こんな大事なときに、身体機能に関心した自分を省みて少しBADに入る。 帰り道、早速コンビニに寄った。そしてYに1000円を渡す。霞が関で何回も経験している恒例行事のアレだ。Yは収監されたときからずっとこの時に何を買うかを決めていたらしい。釈放される人にとっては、夢に何度もでてくるほど待ちわびた瞬間なんだ。車に戻って来る彼は、霞が関で出会った”トメ”と同じ表情をしてた。30歳過ぎるいい大人がスニッカーズやチョコフレークを両手に抱えて、何とも言えない無邪気な笑顔で戻ってくるのを見てまた泣いてしまう。 もしかしたら”幸せ”ってこういうことなのかもしれない。普通に朝が来て、そこには湯気のたった味噌汁があって、アツアツのご飯がある。普通の朝食をとり、普通に電車に揺られ、普通に会社に着き仕事して、家に帰ってビールを飲む。 何もなく平穏な日々の積み重ねがどれほどありがたくて幸せであるか?少しわかったような気がした。幸せとは自分の心の中にいつもあって、ただそれに気が付くところにある。それがわかっているけど、馬鹿だからまた刺激を求めてキメてしまう。しょうがないじゃん!だって人間だもの・・・ 一人でも多くの人が今まで通りの生活を続けることができるように… 今までの生活を失ってしまう人、その周りで悲しむ人が一人でも減るように… 沢山の人がいつまでも安全に空の旅を続けられることを願って… これからも僕は捕まることなくここで警笛を鳴らし続けていきたいと思います。 Yへ、結局ちゃんと言えてなかったから、この場を借りて… 「 おかえり! お疲れさま !!!」
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monqu1y · 3 years
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持続可能な開発目標
 提唱者[国連]の正体を見抜けば、盲従の危険さが分かる。  17項目は、有機的に関連しあってるのに、個別にチェックしても無意味。互いの影響をシステム的に分析・解明しなければ…  また、17項目に拘れば、少子高齢化対策が後回しになる。  民族的道徳観の違いも重要な要素だが、タブー視することで、悲劇が起きる。  市営住宅集会所のコミュニティカフェに行った。 A:2000年9月、国連は、開発目標(MDGs: Millenium Development Goals)を掲げ、15年間で達成すべき旨決めた。
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B:開発目標は、8項目です。 1. 極度の貧困と飢餓の撲滅 2. 普遍的初等教育の達成 3. ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上 4. 幼児死亡率の削減 5. 妊産婦の健康の改善 6. HIV/エイズ、マラリアその他疾病の蔓延防止 7. 環境の持続可能性の確保 8. 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進 C:15年経過したとき、国連は、開発目標を持続可能なもの(SDGs: Sustainable Development Goal)に替え、17項目と具体的指標169個を示して、次の15年間で達成すべき旨決めた。
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私:17項目の内容を並べてみますね。 1. 貧困をなくそう 2. 飢餓をゼロに 3. すべての人に健康と福祉を 4. 質の高い教育をみんなに 5. ジェンダー平等を実現しよう 6. 安全な水とトイレを世界中に 7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに 8. 働きがいも経済成長も 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 10. 人や国の不平等をなくそう 11. 住み続けられるまちづくりを 12. つくる責任つかう責任 13. 気候変動に具体的な対策を 14. 海の豊かさを守ろう 15. 陸の豊かさを守ろう 16. 平和と公正をすべての人に 17. パートナーシップで目標を達成しよう A:[持続可能な社会]を実現するための17項目は、有機的に関連しあっているので、互いの影響をシステム的に分析・解明しなければ、目標達成できない。各項目を個別チェック・リストとして使うと、見当違いの結論に到達しかねない。   また、17項目を掲げることで、他の重要な課題を見落とし易くなる。   例えば、[少子高齢化]が喫緊な地域は少なくないが、17項目で事足れりとすれば、地域の衰退に拍車をかけることにもなる。   民族的道徳観の違いも重要な要素だが、タブー視することで、民族的道徳観の違いを理解しないことに基づく悲劇が起きてしまう。 B:提唱者の[国連]も胡散臭い組織ですね。
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C:[目標]を理解した心算で軽率な[行動計画]を立案し、それを国民に強要して社会を悪くしていることに気付かない指導者らが居る。 D:森林を守る目的を掲げた[割りばし]不使用運動は、間伐コスパを悪くして森林守るのを妨げた。 A:[レジ袋有料化]は、環境保護効果が殆ど無いのに、万引きを増加させ、全国の店主・店長を苦しめている。 B:プラスティック・スプーンの有料化強制も、業者を困惑させてるんですょ。 私:非科学的な思い込みで政治をやられたら堪りませんねぇ。
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〔参考:169ターゲット〕 01.貧困をなくそう:あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ 01.1_2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる 01.2_2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる 01.3_各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する 01.4_2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、全ての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する 01.5_2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する 01.a_あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する 01.b_貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する 02.飢餓をゼロ:飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する 02.1_2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする 02.2_5歳未満の子供の発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う 02.3_2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる 02.4_2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地���土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する 02.5_2020年までに、国、地域及び国際レベルで適正に管理及び多様化された種子・植物バンクなども通じて、種子、栽培植物、飼育・家畜化された動物及びこれらの近縁野生種の遺伝的多様性を維持し、国際的合意に基づき、遺伝資源及びこれに関連する伝統的な知識へのアクセス及びその利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分を促進する 02.a_開発途上国、特に後発開発途上国における農業生産能力向上のために、国際協力の強化などを通じて、農村インフラ、農業研究・普及サービス、技術開発及び植物・家畜のジーン・バンクへの投資の拡大を図る 02.b_ドーハ開発ラウンドのマンデートに従い、全ての農産物輸出補助金及び同等の効果を持つ全ての輸出措置の同時撤廃などを通じて、世界の市場における貿易制限や歪みを是正及び防止する 02.c_食料価格の極端な変動に歯止めをかけるため、食料市場及びデリバティブ市場の適正な機能を確保するための措置を講じ、食料備蓄などの市場情報への適時のアクセスを容易にする 03.すべての人に健康と福祉を:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する 03.1_2030年までに、世界の妊産婦の死亡率を出生10万人当たり70人未満に削減する 03.2_全ての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指し、 2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する 03.3_2030年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する 03.4_2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する 03.5_薬物乱用やアルコールの有害な摂取を含む、物質乱用の防止・治療を強化する 03.6_2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる 03.7_2030年までに、家族計画、情報・教育及び性と生殖に関する健康の国家戦略・計画への組み入れを含む、性と生殖に関する保健サービスを全ての人々が利用できるようにする 03.8_全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する 03.9_2030年までに、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる 03.a_全ての国々において、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の実施を適宜強化する 03.b_主に開発途上国に影響を及ぼす感染性及び非感染性疾患のワクチン及び医薬品の研究開発を支援する。また、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)及び公衆の健康に関するドーハ宣言に従い、安価な必須医薬品及びワクチンへのアクセスを提供する。同宣言は公衆衛生保護及び、特に全ての人々への医薬品のアクセス提供にかかわる「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)」の柔軟性に関する規定を最大限に行使する開発途上国の権利を確約したものである 03.c_開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において保健財政及び保健人材の採用、能力開発・訓練及び定着を大幅に拡大させる 03.d_全ての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康危険因子の早期警告、危険因子緩和及び危険因子管理のための能力を強化する 04.質の高い教育をみんなに:すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する 04.1_2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする 04.2_2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする 04.3_2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする 04.4_2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる 04.5_2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする 04.6_2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする 04.7_2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする 04.a_子供、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、全ての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする 04.b_2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、並びにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる 04.c_2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員研修のための国際協力などを通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させる 05.ジェンダー平等を実現しよう:ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る 05.1_あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する 05.2_人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する 05.3_未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する 05.4_公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する 05.5_政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する 05.6_国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、並びにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する 05.a_女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、並びに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する 05.b_女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する 05.c_ジェンダー平等の促進、並びに全ての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する 06.安全な水とトイレを世界中に:すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する 06.1_2030年までに、全ての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ衡平なアクセスを達成する 06.2_2030年までに、全ての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女児、並びに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う 06.3_2030年までに、汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより、水質を改善する 06.4_2030年までに、全セクターにおいて水利用の効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取及び供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる 06.5_2030年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合水資源管理を実施する 06.6_2020年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼を含む水に関連する生態系の保護・回復を行う 06.a_2030年までに、集水、海水淡水化、水の効率的利用、排水処理、リサイクル・再利用技術を含む開発途上国における水と衛生分野での活動と計画を対象とした国際協力と能力構築支援を拡大する 06.b_水と衛生に関わる分野の管理向上における地域コミュニティの参加を支援・強化する 07.エネルギーをみんなに そしてクリーンに:すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネ ルギーへのアクセスを確保する 07.1_2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する 07.2_2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる 07.3_2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる 07.a_2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する 07.b_2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国の全ての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う 08.働きがいも経済成長も:すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する 08.1_各国の状況に応じて、一人当たり経済成長率を持続させる。特に後発開発途上国は少なくとも年率7%の成長率を保つ 08.2_高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する 08.3_生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する 08.4_2030年までに、世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させ、先進国主導の下、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組みに従い、経済成長と環境悪化の分断を図る 08.5_2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する 08.6_2020年までに、就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす 08.7_強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終らせるための緊急かつ効果的な措置の実施、最悪な形態の児童労働の禁止及び撲滅を確保する。2025年までに児童兵士の募集と使用を含むあらゆる形態の児童労働を撲滅する 08.8_移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、全ての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する 08.9_2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する 08.10_国内の金融機関の能力を強化し、全ての人々の銀行取引、保険及び金融サービスへのアクセスを促進・拡大する 08.a_後発開発途上国への貿易関連技術支援のための拡大統合フレームワーク(EIF)などを通じた支援を含む、開発途上国、特に後発開発途上国に対する貿易のための援助を拡大する 08.b_2020年までに、若年雇用のための世界的戦略及び国際労働機関(ILO)の仕事に関する世界協定の実施を展開・運用化する 09.産業と技術革新の基盤をつくろう:強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る 09.1_全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する 09.2_包摂的かつ持続可能な産業化を促進し、2030年までに各国の状況に応じて雇用及びGDPに占める産業セクターの割合を大幅に増加させる。後発開発途上国については同割合を倍増させる 09.3_特に開発途上国における小規模の製造業その他の企業の、安価な資金貸付などの金融サービスやバリューチェーン及び市場への統合へのアクセスを拡大する 09.4_2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う 09.5_2030年までにイノベーションを促進させることや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとする全ての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる 09.a_アフリカ諸国、後発開発途上国、内陸開発途上国及び小島嶼開発途上国への金融・テクノロジー・技術の支援強化を通じて、開発途上国における持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラ開発を促進する 09.b_産業の多様化や商品への付加価値創造などに資する政策環境の確保などを通じて、開発途上国の国内における技術開発、研究及びイノベーションを支援する 09.c_後発開発途上国において情報通信技術へのアクセスを大幅に向上させ、2020年までに普遍的かつ安価なインターネットアクセスを提供できるよう図る 10.人や国の不平等をなくそう:国内および国家間の格差を是正する 10.1_2030年までに、各国の所得下位40%の所得成長率について、国内平均を上回る数値を漸進的に達成し、持続させる 10.2_2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する 10.3_差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、並びに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する 10.4_税制、賃金、社会保障政策をはじめとする政策を導入し、平等の拡大を漸進的に達成する 10.5_世界金融市場と金融機関に対する規制とモニタリングを改善し、こうした規制の実施を強化する 10.6_地球規模の国際経済・金融制度の意思決定における開発途上国の参加や発言力を拡大させることにより、より効果的で信用力があり、説明責任のある正当な制度を実現する 10.7_計画に基づき良く管理された移民政策の実施などを通じて、秩序のとれた、安全で規則的かつ責任ある移住や流動性を促進する 10.a_世界貿易機関(WTO)協定に従い、開発途上国、特に後発開発途上国に対する特別かつ異なる待遇の原則を実施する 10.b_各国の国家計画やプログラムに従って、後発開発途上国、アフリカ諸国、小島嶼開発途上国及び内陸開発途上国を始めとする、ニーズが最も大きい国々への、政府開発援助(ODA)及び海外直接投資を含む資金の流入を促進する 10.c_2030年までに、移住労働者による送金コストを3%未満に引き下げ、コストが5%を越える送金経路を撤廃する 11.住み続けられるまちづくりを:都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする 11.1_2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する 11.2_2030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子供、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、全ての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する 11.3_2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、全ての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する 11.4_世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する 11.5_2030年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす 11.6_2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する 11.7_2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する 11.a_各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する 11.b_2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う 11.c_財政的及び技術的な支援などを通じて、後発開発途上国における現地の資材を用いた、持続可能かつ強靱(レジリエント)な建造物の整備を支援する 12.つくる責任 つかう責任:持続可能な消費と生産のパターンを確保する 12.1_開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる 12.2_2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する 12.3_2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる 12.4_2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する 12.5_2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する 12.6_特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する 12.7_国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する 12.8_2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする 12.a_開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する 12.b_雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する 12.c_開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する、化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する 13.気候変動に具体的な対策を:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る 13.1_全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する 13.2_気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む 13.3_気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する 13.a_重要な緩和行動の実施とその実施における透明性確保に関する開発途上国のニーズに対応するため、2020年までにあらゆる供給源から年間1,000億ドルを共同で動員するという、UNFCCCの先進締約国によるコミットメントを実施するとともに、可能な限り速やかに資本を投入して緑の気候基金を本格始動させる 13.b:後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において、女性や青年、地方及び社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当てることを含め、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を向上するメカニズムを推進する。:※国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が、気候変動への世界的対応について交渉を行う一義的な国際的、政府間対話の場であると認識している 14.海の豊かさを守ろう:海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する 14.1_2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する 14.2_2020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う 14.3_あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し、対処する 14.4_水産資源を、実現可能な最短期間で少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる最大持続生産量のレベルまで回復させるため、2020年までに、漁獲を効果的に規制し、過剰漁業や違法・無報告・無規制(IUU)漁業及び破壊的な漁業慣���を終了し、科学的な管理計画を実施する 14.5_2020年までに、国内法及び国際法に則り、最大限入手可能な科学情報に基づいて、少なくとも沿岸域及び海域の10パーセントを保全する 14.6_開発途上国及び後発開発途上国に対する適切かつ効果的な、特別かつ異なる待遇が、世界貿易機関(WTO)漁業補助金交渉の不可分の要素であるべきことを認識した上で、2020年までに、過剰漁獲能力や過剰漁獲につながる漁業補助金を禁止し、違法・無報告・無規制(IUU)漁業につながる補助金を撤廃し、同様の新たな補助金の導入を抑制する 14.7_2030年までに、漁業、水産養殖及び観光の持続可能な管理などを通じ、小島嶼開発途上国及び後発開発途上国の海洋資源の持続的な利用による経済的便益を増大させる 14.a_海洋の健全性の改善と、開発途上国、特に小島嶼開発途上国および後発開発途上国の開発における海洋生物多様性の寄与向上のために、海洋技術の移転に関するユネスコ政府間海洋学委員会の基準・ガイドラインを勘案しつつ、科学的知識の増進、研究能力の向上、及び海洋技術の移転を行う 14.b_小規模・沿岸零細漁業者に対し、海洋資源及び市場へのアクセスを提供する 14.c_「我々の求める未来」のパラ158において想起されるとおり、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用のための法的枠組みを規定する海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)に反映されている国際法を実施することにより、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用を強化する 15.陸の豊かさも守ろう:陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る 15.1_2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する 15.2_2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる 15.3_2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する 15.4_2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う 15.5_自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる 15.6_国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する 15.7_保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する 15.8_2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う 15.9_2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む 15.a_生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う 15.b_保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する 15.c_持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する 16.平和と公正をすべての人に:持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する 16.1_あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる 16.2_子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する 16.3_国家及び国際的なレベルでの法の支配を促進し、全ての人々に司法への平等なアクセスを提供する 16.4_2030年までに、違法な資金及び武器の取引を大幅に減少させ、奪われた財産の回復及び返還を強化し、あらゆる形態の組織犯罪を根絶する 16.5_あらゆる形態の汚職や贈賄を大幅に減少させる 16.6_あらゆるレベルにおいて、有効で説明責任のある透明性の高い公共機関を発展させる 16.7_あらゆるレベルにおいて、対応的、包摂的、参加型及び代表的な意思決定を確保する 16.8_グローバル・ガバナンス機関への開発途上国の参加を拡大・強化する 16.9_2030年までに、全ての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する 16.10_国内法規及び国際協定に従い、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障する 16.a_特に開発途上国において、暴力の防止とテロリズム・犯罪の撲滅に関するあらゆるレベルでの能力構築のため、国際協力などを通じて関連国家機関を強化する 16.b_持続可能な開発のための非差別的な法規及び政策を推進し、実施する 17.パートナーシップで目標を達成しよう:持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する 資金 17.1_課税及び徴税能力の向上のため、開発途上国への国際的な支援なども通じて、国内資源の動員を強化する 17.2_先進国は、開発途上国に対するODAをGNI比0.7%に、後発開発途上国に対するODAをGNI比0.15~0.20%にするという目標を達成するとの多くの国によるコミットメントを含むODAに係るコミットメントを完全に実施する。ODA供与国が、少なくともGNI比0.20%のODAを後発開発途上国に供与するという目標の設定を検討することを奨励する 17.3_複数の財源から、開発途上国のための追加的資金源を動員する 17.4_必要に応じた負債による資金調達、債務救済及び債務再編の促進を目的とした協調的な政策により、開発途上国の長期的な債務の持続可能性の実現を支援し、重債務貧困国(HIPC)の対外債務への対応により債務リスクを軽減する 17.5_後発開発途上国のための投資促進枠組みを導入及び実施する 技術 17.6_科学技術イノベーション(STI)及びこれらへのアクセスに関する南北協力、南南協力及び地域的・国際的な三角協力を向上させる。また、国連レベルをはじめとする既存のメカニズム間の調整改善や、全世界的な技術促進メカニズムなどを通じて、相互に合意した条件において知識共有を進める 17.7_開発途上国に対し、譲許的・特恵的条件などの相互に合意した有利な条件の下で、環境に配慮した技術の開発、移転、普及及び拡散を促進する 17.8_2017年までに、後発開発途上国のための技術バンク及び科学技術イノベーション能力構築メカニズムを完全運用させ、情報通信技術(ICT)をはじめとする実現技術の利用を強化する。:キャパシティ・ビルディング 17.9_全ての持続可能な開発目標を実施するための国家計画を支援するべく、南北協力、南南協力及び三角協力などを通じて、開発途上国における効果的かつ的をしぼった能力構築の実施に対する国際的な支援を強化する 貿易 17.10_ドーハ・ラウンド(DDA)交渉の受諾を含むWTOの下での普遍的でルールに基づいた、差別的でない、公平な多角的貿易体制を促進する 17.11_開発途上国による輸出を大幅に増加させ、特に2020年までに世界の輸出に占める後発開発途上国のシェアを倍増させる 17.12_後発開発途上国からの輸入に対する特恵的な原産地規則が透明で簡略的かつ市場アクセスの円滑化に寄与するものとなるようにすることを含む世界貿易機関(WTO)の決定に矛盾しない形で、全ての後発開発途上国に対し、永続的な無税・無枠の市場アクセスを適時実施する。:体制面:政策・制度的整合性 17.13_政策協調や政策の首尾一貫性などを通じて、世界的なマクロ経済の安定を促進する 17.14_持続可能な開発のための政策の一貫性を強化する 17.15_貧困撲滅と持続可能な開発のための政策の確立・実施にあたっては、各国の政策空間及びリーダーシップを尊重する。:マルチステークホルダー・パートナーシップ 17.16_全ての国々、特に開発途上国での持続可能な開発目標の達成を支援すべく、知識、専門的知見、技術及び資金源を動員、共有するマルチステークホルダー・パートナーシップによって補完しつつ、持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップを強化する 17.17_さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。:データ、モニタリング、説明責任 17.18_2020年までに、後発開発途上国及び小島嶼開発途上国を含む開発途上国に対する能力構築支援を強化し、所得、性別、年齢、人種、民族、居住資格、障害、地理的位置及びその他各国事情に関連する特性別の質が高く、タイムリーかつ信頼性のある非集計型データの入手可能性を向上させる 17.19_2030年までに、持続可能な開発の進捗状況を測るGDP以外の尺度を開発する既存の取組を更に前進させ、開発途上国における統計に関する能力構築を支援する
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takahashicleaning · 3 years
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TEDにて
アンドレアス・エクストローム:インターネット検索結果に隠れた道徳(習慣)的価値観
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
日本での、道徳は古代中国の「タオ(道)」と「テー(徳)」ですが、世界では「morality」で英語のmoralは、ラテン語のmoresから由来しており「習慣」という意味です。倫理とは、異なります。
ジョン・ロールズやピーター・シンガーもいろいろ提唱してます。
「公正」の定義は、「公平」の「判断や言動などがかたよっていないこと」に加えて、「正義」の方向に現在進行形で進んでいる事象のこと。
「正義」の定義は、この場合、マイケルサンデルによると、ジョンロールズの格差原理から最下層の便益に合わせて社会を動かすことが正義である!と言っています。
知ってるつもりで思い違いしてること!
公平概念は「ハンデをつけて上限を公平に!」
平等概念をわかりやすく言葉にすると「上限の公平ではなく底上げの平等!」みたいな感じで、これ以上でも以下でも概念が変わるから拡大解釈しないこと。
法人の平等な競争はあまり聞いたことない。公平な競争がしっくりくる
検索エンジンは、今や最も信頼できる情報源、そして真実の拠り所となりました。でも、公正な検索結果は存在しうるのでしょうか?
スウェーデンの文筆家でジャーナリストのアンドレアス・エクストロームは、そのようなものは哲学的にありえないと言います。
この示唆に富んだトークで、彼は、テクノロジーと人類との結びつきを強めるよう呼びかけます。
そして、アルゴリズムには人間の価値観が反映されており、どんなプログラムをもってしても、それを消し去ることはできないことを心に留めておくべきだと訴えます。
Googleも改善しているのですが、それでも難しいかもしれません。また、公正な検索結果が実現できればGoogleの検索エンジンに勝利できる可能性があります。
学校で生徒たちに話す機会があると必ず聞くことがあります。「なぜ、Google検索するの?なぜ、検索エンジンにGoogleしか選ばないの?」不思議と返ってくる答えは決まってこの3つです。
1つ目は「うまく検索できるから」ご名答です。
私も同じ理由でGoogleを使っています。
2つ目は「ほかの検索エンジンを知らないから」ちょっと惜しい。たいてい、私はこう返します
「Googleで検索エンジンを 検索してごらん。ほかにも面白いのがあるよ」
そして、3つ目です。必ず、手を挙げて満を持して言う子がいるんです。「Googleを使うと絶対に、常に最高で公正な検索結果が得られるから」
絶対に、常に最高で公正な検索結果が得られる?
これを耳にするたび、デジタル世代とはいえ、人類のひとりとして虫唾(むしず)が走ります(本質的にストーカーアルゴリズムが根本にあるためです)
みんなが、Googleを愛し、大事にしているからこそ「公正な検索結果」と信じ、考えるのだとわかっていてもです。
公正な結果など、哲学的にほぼありえません!!
なぜかご説明しましょう。
でも、まず、検索の基本原理について少しだけお話しさせてください。
みんな忘れてしまいがちなことです。Googleで何かを検索するとき、まず、考えるべきは「個別の事実を知りたいのか?」フランスの首都はどこか?水分子の構成元素は何か?といったものです。
この場合は、ぜひGoogle検索しましょう。科学者といえども、答えは「ロンドン」と「H30」だなんて証明できやしませんから、ここに何の陰謀もありません。こうした個別の事実については、世界全体で答えが何か一致しているのです。
でも、質問をほんの少し複雑にしてこんな風にしたらどうでしょう?
「なぜ?パレスチナ問題が起こっているのか?」もはや、求めているのは、ただ一つの「事実」ではなく「知識」ということになります。
知識ははるかに複雑で繊細なものです。そうした知識を得るには、10 、20。または、100の事実を集め、自分のものにし「これらはすべて真実だ」と言えないといけません。
でも、ヒトは、年齢や人種、性的趣向に関わらず、違う価値観を持っています。ですから「確かにこれは真実だけど、こっちのほうが重要だ」となります。
ここからが面白いのです。私たちが人間らしさを発揮するからです。私たちは、互いに議論し、社会システムを形成し始めます。本当に答えを出すには、まず、事実をすべてふるいにかけます。
友だちやご近所さん。両親、子どもたち、同僚 そして、新聞や雑誌を通じてふるいにかけ、真の知識にたどりつくのです。ここで検索エンジンはあまり役に立ちません。
ですから覚えておいてください!!
どんなアルゴリズムでもその後ろには、必ず人間がいるんです!!(本質的にストーカーアルゴリズムが根本にあるためです)
人間は、それぞれ価値観を持っていてプログラムでその影響を完全に消し去ることはできません!!(本質的にストーカーアルゴリズムが根本にあるためです)
私はこのメッセージをGoogleだけではなく、プログラムに信頼を寄せる世界中のすべての人に伝えたい!!
自らの偏見をしっかり認識し、人間であることを自覚し責任を持たなければいけません!!
このことを伝えたいのは、結束を今一度、強くしなければいけない。そんなときが来ていると信じているからです。人類と技術のつながり、この結束を今以上に強くするのです。
少なくとも、心地よい魅惑的に聞こえる公正できれいな検索結果というものは、神話に過ぎず、これからもそうだと心に留めるべきです。
人間の先入観という意識を入り込ませないようにして、完全にプログラムだけで情報の関連性を自動処理させていく。
光速まで!!Googleの起業コンセプトです。
このようなシステムに、ルーティンワークのような機械学習を取り入れていくことで、オープンデータのメリットと
クラウドコンピューティングの大規模解析を融合していくことは、匿名性と高レベルのセキュリティーの前提ですが
革新的なイノベーションに可能性を観ることが出来ます。
そこには、ただ淡々と善も悪もなくて古来から有る日本の「魂」という概念みたいなことにも似ています。
世界レベルの巨大さ!ですが•••
人工的ですが、古代アトランティスのアカシック(アトラス?)レコード?にも似ています。必見です!
警告として、以下の言葉を掲載しておきます!
未熟な者が扱うと権力につながる危険がある - ルドルフ・シュタイナー
しかし、この場合は、プログラムで完全自動化して人間の先入観を完全排除してるので適用されないかもしれません。
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
キャシーオニールによると・・・
思考実験をしてみましょう。私は、思考実験が好きなので、人種を完全に隔離した社会システムがあるとします。どの街でも、どの地域でも、人種は隔離され、犯罪を見つけるために警察を送り込むのは、マイノリティーが住む地域だけです。すると、逮捕者のデータは、かなり偏ったものになるでしょう。
さらに、データサイエンティストを探してきて、報酬を払い、次の犯罪が起こる場所を予測させたらどうなるでしょう?
あら不思議。マイノリティーの地域になります。あるいは、次に犯罪を犯しそうな人を予測させたら?あらら不思議ですね。マイノリティーでしょう。データサイエンティストは、モデルの素晴らしさと正確さを自慢するでしょうし、確かにその通りでしょう。
さて、現実は、そこまで極端ではありませんが、実際に、多くの市や町で深刻な人種差別があり、警察の活動や司法制度のデータが偏っているという証拠が揃っています。実際に、ホットスポットと呼ばれる犯罪多発地域を予測しています。さらには、個々、人の犯罪傾向を実際に予測しています。
ここでおかしな現象が生じています。どうなっているのでしょう?これは「データ・ロンダリング」です。このプロセスを通して、技術者がブラックボックスのようなアルゴリズムの内部に醜い現実を隠し「客観的」とか「能力主義」と称しているんです。秘密にされている重要で破壊的なアルゴリズムを私はこんな名前で呼んでいます「大量破壊数学」です。
民間企業が、私的なアルゴリズムを私的な目的で作っているんです。そのため、影響力を持つアルゴリズムは私的な権力です。
解決策は、データ完全性チェックです。データ完全性チェックとは、ファクト(事実)を直視するという意味になるでしょう。データのファクトチェックです!
これをアルゴリズム監査と呼んでいます。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
(合成の誤謬について)
合成の誤謬とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが、合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じること。物理学では、相転移みたいな現象です。性質が変わってしまうということ。
ミクロのメカニズムが個人同士の経済における仕組みであるのに対して、マクロのメカニズムは、国家間や経済全体の循環における仕組みだからである。
例えば、家計の貯蓄などがよく登場するが悪い例えです。前提条件が、所得が一定の場合!!所得が一定じゃない増加する場合は?これは、論じていませんので参考になりません!!(法人が提供する製品やサービスの価格も一定の場合も前提条件です)
1930年代のアメリカ経済が金融危機2008と似たような状態に陥った時、ケインズは、「倹約のパラドックス」というケインズ経済学の法則を発見しています。
それは、ポール・A・サミュエルソン(1915-2009)が、近代経済学の教科書「経済学」の冒頭で「個人を富裕にする貯金は、経済全体を貧困にする!(所得が一定の場合)」というわかりやすい言葉で表現しました。しかし、庶民の所得が増加し、貯蓄が投資、消費に回る場合には、「倹約のパラドックス」は生じません。
その後、この「倹約のパラドックス」は、アメリカの経済学者・ケネス・J・アロー(1921- )が「合成の誤謬」を数学的論理に基づいて「個人個人がそれぞれ合理的選択をしても、社会システム全体は合理的選択をするとは限らない」を検証してみせた。 要するに、部分最適ではなく、全体最適させていくということ。
つまり、新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との 戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!とい��ことに集約していきます。
なお、金融危機2008では、マイケル・メトカルフェも言うように、「特別資金引出権(SDR)」は、2008年に行われた緊急対策で、一国だけで行われたのではなく、驚くほど足並みの揃った協調の下に国際通貨基金(IMF)を構成する188ヶ国が各国通貨で総額2500億ドル相当を「特別資金引出権(SDR)」を用いて世界中の準備通貨を潤沢にする目的で増刷してます。
このアイデアの根本は、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」です。この研究がなければ、誰一人として、変動相場制での当時の状況を改善し解決できなかったと言われています。
それ以前では、固定相場制でのマーシャルプランが有名です。
(個人的なアイデア)
Appleはこれらの対策として提案した内容がこれ。
データミニマイゼーション!
取得する情報・できる情報を最小化する。データが取れなければ、守る必要も漏れる可能性もない!
オンデバイスでのインテリジェンス!
スマートフォンなど機器のなかで処理を完結させることでプライバシーにかかわる部分を端末内に留める。
クラウドにアップロードして、照会プロセスを最小化することで、漏洩や不適切な保存の可能性を排除する!
高い透明性とコントロール!
どんなデータを集め、送っているのか、どう使うのかを明示し、ユーザーが理解したうえで自身で選んだり変更できるようにする!
セキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守るセキュリティプロテクション!機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守る
202012のApp Storeプライバシー情報セクションは、3つ目「透明性とコントロール」の取り組み。
位置情報などは自己申告だが、アップルとユーザーを欺いて不適切な利用をしていることが分かればガイドラインと契約違反になり、App Storeからの削除や開発者登録の抹消もありえます。
このプライバシー情報の開示は12月8日から、iOS、iPadOS、macOS、tvOSなどOSを問わず、新アプリの審査時または更新時に提出が求められるようになっています。
続いて
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
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清華大学の法学者、許章潤氏が7月6日、当局に拘束された。(12日に釈放されたが、その件についてはのちに述べる。7月8日公開「習近平政権が改革派言論人を逮捕してまで封殺したかった『批判の中身』」参照、以下、許先生と表記する)。
許先生が捕まったという知らせが入ったのが、7月6日の昼過ぎ、友人の大学教授、Tさんからのメッセージだった。
許先生と親交のあり、共通の友人である北京のKさんから「許先生の自宅の周囲に20台ほどの車が停まり、許先生が連行された」と涙ながらに電話があり、筆者にも伝えてほしいとことづてがあったという。早速Kさんに電話を掛け、同様の内容を直接聞いた。
以前も少し書いたと思うが、許先生とは3年前、来日した中国の自由派知識人グループから案内役を頼まれた旅行で知り合った。
箱根で、許���潤・清華大学教授(筆者撮影)
箱根と伊豆を2日半で回る旅で、筆者は宿や食事の手配からレンタカーの運転、観光地でのガイド役と、彼らの短い旅を満足してもらえるよう、できる限りの「おもてなし」をした。夜、箱根の静かな温泉街を、許先生と2人で歩いたのを覚えている。
ただ正直なところ、その時は許先生について多くを知らず、ましてやその後彼がこのような運命をたどるとは、全く予想していなかったので、あまり深い話はできなかったが、大変物静かな印象だった。
翌日、元箱根から箱根湯本に戻るバスが観光客で満員となり、かろうじて1人分の座席が取れたので許先生に勧めたところ、「クーティエンジュン(古畑君、彼は私のことをこう呼ぶ)は私たちのために大変な思いをし、疲れているのだから座ってください」と固辞され、1時間近く運転席の横で静かに立っていた。全く偉ぶったところがなく、しかも辛抱強い人だと感心した。許先生とは帰国後、メールのやり取りを続け、何本か論文を送ってもらった。
許先生はその約半年後、東大の訪問学者として再び来日、約半年間を東京で過ごしたが、その間の2018年7月、習近平政権を厳しく批判する「我々の現在の恐れと期待」をネットで発表した。帰国が迫っている先生にできればお会いしたいとダメ元でメールを送ったところ、すぐに返事があり、T教授とともにお会いした。
「自分は帰らなければならない」
その時の経緯は以前も書いたが、帰国すれば危険が待っているのではとたずねたところ、「自分は帰らなければならない。国外で声を上げても仕方がない。国内にもこういう声があるということを示さなければならない」と決心を語られたのだった。
ただ正直なところ、先生はその時、清華大学を辞めさせられ、地方の大学に左遷されるのではないかと話しており、学術会議などで再び国外に出られるかどうか、それが大学や当局が自分をどう見ているかの判断基準となるだろうと語ったが、その後の運命は彼の予想を上回る苛烈なものだった。
許先生とは、帰国後も微信などで連絡を取り合っていた。しばしばアカウントが停止されるため、友人から新しいアカウントを教えてもらっては、連絡を取り、無事を確認した。最後に連絡をとったのは5月。「また連絡が取れましたね」「いつか会える日を心待ちにしています」とのメッセージを送り合った。
だが、処分が厳しくなり、教育や研究の機会を奪われると、許先生が書く内容は以前にもまして厳しくなり、当局の逆鱗に触れるのではないかと心配していた。
だから今回のニュースを知っても、「とうとう来るべきものが来たか」というのが正直な印象だった。先生自身も、今年初めに出した「激怒する人民はもはや恐れていない」の中で、「自分がこの文章を発表することで処罰されることも覚悟しており、これが最後の執筆になるかもしれないが、責任逃れはしない」と覚悟を述べていた。
香港問題が引き金か
とはいえ、今回の「買春」という容疑は先生の上述のような人柄を考えたら、全くもって理解できず、許しがたい。
米コロンビア大学のアンドリュー・ネイサン教授はVOAのインタビューで次のように批判した。「(拘束に)驚きはしなかったが、ショックだったのは、中国政府がこの憲法の下でいかなる違法行為をしていない、非常に傑出した教授をこれほど厳しく弾圧したことだ。言論の自由を行使した許氏に対し、当局は『買春』という罪を着せた。このことで恥をかくのは許氏ではなく、中国政府の方だ。今回の事件は、中国の体制がいかに全体主義化したかを示している」
だが、「香港国家安全維持法(国安法)」を香港基本法の原則に反して導入し、言論統制を一気に進めた香港への対応や、攻撃的な「戦狼」外交を見ても、体制維持のためには外国から何を言われようがなりふり構わず突き進む「振っ切れ感」が今回の許先生への対応につながったとの指摘もされている。ある中国人学者の知人はこう語っている。
「習近平は許章潤氏を憎んでいたが、ずっと我慢していた。おそらくは世論への配慮だろう。だが香港問題で、共産党は赤膊上陣(上半身裸で戦いに加わる、何も気にすることなく物事を行う)し、横暴にも香港の自由を奪った。覆っていた布をすべて取り去ったのだから、何のためらいもなく以前から捕まえたかった許氏を捕まえたのだろう」
「香港問題と今回の事件は関係があるだろう。どのみち恥知らずのことをしたのだから、もう1つそれを重ねるのを恐れることはなくなったのだ」
さらに「習近平は決して自分に対する批判を許さない。共産党を厳しく批判しても、彼は許すかもしれないが、自分に対するたとえ温和な批判でも、決して許さず、必ず報復する。ある友人が警察に呼び出された時、警察からは『政府を罵ってもいいが、習主席を絶対に罵ってはいけない』と言われたという」と語った。
最近でも習近平を「権力を渇望する道化役者」などと批判した著名企業家、任志強氏や、新型コロナウイルスへの対応を批判、習の引退を求める文書を発表した法律家、許志永氏らが当局に拘束されている。
それでも許先生を知る知識人の中には、自分たちの思いを許先生は1人で代弁してくれたという声がある。友人で作家のY氏は、筆者に次のように述べている。
ちなみにY氏によると、許先生は1989年の天安門事件当時、中国政法大学の教員で、自らデモやハンガーストに参加したのだという。
「誰かが真実を語らねばならない」
「許章潤先生はここ2年の間、共産党が自分の権利を奪ったことを厳しく批判、特に習近平本人の行為について厳しい批判をしていた。これが逮捕された真の理由だ」
「ある会合で、彼は『どんな時でも、誰かが立ち上がって本当のことを言わなければならない』と語っている。彼はこのことを自分の責任だと感じていた。彼の一連の文章が発表されると、中国の知識人の間に大きなセンセーションを生み、多くの人は彼の勇敢さをほめたたえたが、一方で政府から報復されるのではないかと心配する人もいた」
「ここ数年中国の言論の自由はますます悪化している。体制に異を唱える人々の立場はますます厳しくなっている。許先生の言論は時代の問題を鋭く突き、最も危険な話題から逃げることがなかった。彼はだがこれにより自分にどのような結果が及ぶかは分かっており、すでにそのための準備をしていた」
「彼が警察により連行されたという情報はソーシャルメディアで大きな関心を呼んだ。多くの人が彼の待遇が不公平だと感じ、共産党政権による残酷な管理強化の現れだと受け止めた」
このように語るY氏に「許先生の思想には自分も賛同するが、現在の厳しい言論統制の下で、やり方がやや急進的ではなかったか。他の表現の方法もあったのではないか」と聞いてみた。これに対し彼はこう語った。
危険を知りつつも…
「彼の言論は『急進的』ではなく『危険』と言うべきだ。確かに、最も危険な言論であり、間違いなく報復されるであろう言論だった。だが、許先生の文章が広く尊重されるのは、彼の道徳的勇気のためだ。彼は国民全体に向かって、多くの人々が言いたいが言う勇気がないことを敢えて語ってくれた。現在の中国では、(直截的ではない)よりましな表現方法など私も思いつかない。隠喩式の、指桑罵槐(しそうばかい、遠回しに批判する)の言論すら削除され、処罰される。許先生はこの点を見抜き、思い切って立ち上がり、正々堂々と自分の主張を明確に述べたのだ」
そして、最後にこう語った「ある会合で、彼は次のようなことを言っている。つまり、勇敢とは、危険を知りつつも、それでもやらねばならぬことをやることだと」
つまり、彼は為政者に決しておもねることなく、言うべきことを正々堂々と言う、危険な道を自ら選んだ。このことが彼に対する共感を生んだのだ。
香港の著名な作家、顔純鈎氏もフェイスブックへの投稿で、次のように許先生を評価している。
「許章潤先生は今日最も勇敢な読書人(知識人)である。彼は民間の正気(正しさを貫く気概)を代表し、埋没することない民族精神を代表している。共産党は彼を捕まえたが、彼の声を消し去ることはできないばかりか、人々により深い影響を与え、彼の歴史的な地位はより崇高なものとなるだろう」
許先生が拘束される直前、彼のこの間の主要な論文をまとめた著書が米国から出版された。許先生はこの「戊戌六章」という著書の序文で、次のように書いている。
「立憲民主、人民共和の国家を」
「この書の目的は、人々の思考を刺激し、精神を凝集し、心を合わせて『中国の問題』を解決し、『立憲民主、人民共和』の公共の邦家(国家)を作るためにある。このような大きな転換をしなければ、中国は現代世界の体系に生き残ることはできず、人々の平安や文化の発展など論外だからだ。この公共の邦家がなければ、祖国は党の全体主義の植民地であり、人々はみな搾取される人質にすぎない。この世の中の正しい道に逆らい、赤い帝国へと突き進むのならば、行き止まりが待っているだけだ」
そして「中国が100年の紆余曲折を経て、再びスタートラインに戻るには、世界文明の体制に順応し、その正しい道をひたすら進み、新たな中国の文明を建設し、新しい中国を作ることにかかっている。さもなければ、ここ数年の中国のように再び世界の主流から孤立するのであり、その危機がすでに現れている。大きな転換が実現しなければ、天地は荊棘(いばら)のようであり、人々は安住することができない。人々が恐れおののき、国全体が不安に満ちたなら、この国土と人々はどうして平安を保つことができるだろうか」
つまりは中国が憲政による民主主義を実践し、国や社会の大転換を図ることが、新たな社会参加の力を得て、世界の中で再び輝くことにつながる正しい道だと指摘しており、全くそのとおりである。だが現在の体制はこれに背き、国家主席終身制に代表される権力集中と憲政民主の否定、毛沢東時代への思想的回帰、そして国際的な協調路線からの離脱による危険な道を歩んでいる、つまりある著名な民主活動家が指摘したように、「改革」も「開放」も否定したのだ。
なおこの本は、許先生がこれまでに発表した論文をまとめたもので、香港での出版を予定していたが、香港の出版業者が難色を示したため、米国で出版されることになったという。グーグルで電子版の購入が可能なので、許先生の思想に興味のある方はぜひ先生を応援する意味でもクリックしてほしい。
さて、前述のように、今回の拘束は、香港問題と関係があるとのある知り合いの中国人が指摘している。
以前本欄でも書いたのだが、許先生と並ぶ著名な自由派知識人の張千帆・北京大学教授は、「英中共同声明」や「香港基本法」の精神に則り、一国両制度を完全に実施すれば、香港社会は安定すると述べていた。(「反発と羨望が入りまじる「香港デモ」中国社会の複雑な受け止め方」参照)
だが習近平政権はこれとは正反対の対応を取った。高度な自治という約束を破って、中国本土並みの厳しい言論統制を敷き、香港から自由と民主を奪おうとしており、すでに「物言えば唇寒し」という雰囲気が生まれており、フェイスブックでも中国に批判的な投稿がほぼ消えてしまった。
中国のネットでは、「港独(香港独立派)の害虫を退治する殺虫剤」などと「国安法」を称賛する文章もあるが、筆者の知る多くの中国人は、微信などのSNSで、この問題について沈黙を保っている。
それについて、友人のJ氏が許先生の問題と合わせて、次のように語ってくれた。少々長いが引用する。(前述のY氏を含めいずれも安全性が高いとされる通信アプリを使った。)
人々は分かっている
「西側国家は国安法について、中国が(人の意見に耳を貸さず)ひたすら独断専行していると批判している。だが中国は耳を貸そうとせず、2つの世界の分裂はますます深刻になっている」
「この問題は体制内外の両面から見る必要がある。体制内の人間は恐らく、5割くらいの人は(香港問題を含め)どういうことか分かっている。だが妄議中央(中央をデタラメに論ずる、共産党の方針を批判すること)が許されない規定に加え、18回党大会以降、(国家主席)任期を撤廃し、監視機関を強化し、国家機関を私物化し、無数のアプリによって公務員に対し(習近平に対する)個人崇拝の雰囲気を生み、人々を疲弊させ、(国や社会の)問題に��いて考える時間を与えないようにするなど、体制内の人々の思想を統制し、自ら知り得た政府の内幕を外部に知らせないようにしている。同時に千万もの五毛党(お抱えネットユーザー)らを使ってネットを一掃し、虚偽の“民意”を作り出して権力者に奉仕している」
「一方、体制外の人々の2割は(真相を)分かっているだろう。だが高圧的な統治の下、ネットや現実社会の中で“真相”を語ったら、間違いなく当局による厳しい監視体制により、どんなに軽くても当局の呼び出しを受ける。(ましてや)許教授に降りかかる結果はすでに目に見えている」
「中国本土の人々が国安法をどうみているか?私の周辺の体制内の人間は決してこの問題に触れようとしない。人々は『立派に死ぬより見苦しく生きる方がいい』という処世術を持っている。だから何も語ろうとしないということが、彼らはどういうことか理解しており、つまりは(暗に)反対の態度を表明しているのだ。心から賛成しているのなら、口に出して言うだろう」
「香港はかつて最も人気のある留学先だった。学生は香港の大学の学歴を得ることは名誉だった。だが今彼らの夢を壊そうとしている人がいる。この国安法がどうして大衆の支持を得るだろう?だが(暴政の下で)人々は恐れて口に出せず、道で人とあっても目で合図するしかない。このことが民衆の態度をよく表している」
「外国の反対を権力者は全く意に介さない。それは、(1)防火長城(GFW、ネット規制)により真相を覆い隠している。(2)14億人の韭菜(ニラ、いくら刈っても生えてくることから、いくら搾取してもすぐに代わりがきくこと)を抑えておけば、必要な金はすぐに手に入り、外国の金��ど大したことではない。(3)彼らは中国を70年統治し、人々の生殺与奪の権利を握っている。人々は跪いて運命を受け入れるしかない―からだ。彼らはさらに14億人を従わせるのに満足するだけでなく、中国モデルを世界に拡散しようとし、その第1歩に香港を選んだのだ」
「彼らにとって、香港は(民主化運動を武力で弾圧した)1989年の北京のようだ。当時彼らは(西側からの制裁を受けたが、)幸運にも西側政府や資本から許しを得て、騙すようなやり方で世界貿易機関(WTO) に入り、山河を汚染し腐敗によって得た金で表面的な経済の繁栄を手に入れた。そして今彼らは香港で賭けに出た。だが彼らは勝てるだろうか?」
「実際には中国は彼らが吹聴するほど富強ではなく、各方面は崩壊に瀕し、骨まで腐っていると言える。でなければなぜあれだけ多くの官僚や金持ちが子女や財産を海外に移すだろうか。彼らはこの国がどのようであるか当然最も理解している。彼らはこのボロ船がいつかは沈むと分かっている。彼らはこの政権の巻き添えを食いたくないのだ。彼らこそ最もお見通しなのだ」
「中国人の中の中国人」
「許章潤さんは、権力者にとっては1匹のアリにすぎず、踏み潰すのに何の力もいらないだろう。だが中国の歴史の中では、彼は時事の良し悪しを論じ、権力者に向かって敢えて『ノー』と言う勇士であり、正々堂々とした中国人の中の中国人だ。彼は将来の中国の歴史の中で、その名前を刻むだろう」
彼やYさんのように、香港問題を含めて一定以上の知識と外国の情報にアクセスできる人々は事の本質を理解しており、許先生を支持している。問題は彼らが声を上げられないということだ。
許先生はこうした言論環境の中で、敢えて自分が声を上げたのだ。先生が書かれた「この世の中、いつも誰かが出てきて語らなければならない」という文章に、先生のこうした思いが述べられている。詳しくは紙幅の関係で紹介できないが、彼は最後にこう述べている。
「この世の中、いつも誰かが出てきて理を説かなければならないのだ。そうすることで人々が住むのにふさわしい世の中となる。誰が最初に声を上げるか、それは法律の天賦の才を持つ法律家が言うべきだ。社会には弁護士という職業がある。人々は弁護士を育てたのは、彼らに理を説いてほしいからだ。理にかなった、安寧な日々を人々が送るために、法律家、そして億万の同胞よ立ち上がれ!」
本稿を編集部に提稿後の12日、許先生が釈放され、自宅に戻ったというニュースが飛び込んできた。この件について、北京にいる友人、Kさんは筆者に次のように語った。
「許先生が釈放されたが、これで終わったわけではない。恐らく当局は、許先生を拘束し、国内外のメディアや社会、学者がどのような反応をするか、試してみたのではないか。それを踏まえて、次の手を打ってくる恐れがある。いずれにせよ、許先生は当局が最も警戒する知識人であり、我々もまだ安心できない」
我々としても、引き続き許先生の動向に関心を持ち、不当な処遇を許さないというメッセージを送り続けることが必要だろう。許先生には、ぜひ再び学者として活躍の場が与えられてほしい。そして日本を再び訪問し、前回の旅の続きをともにしたいと心から願っている。
(本稿は筆者の個人的見解であり、所属組織を代表するものではない。)
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デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』
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「クソ面白くもない仕事」の告白事例で埋め尽くされた本書は、読むものをブルシット・ジョブの疑似体験へと誘う。おまけに攻略対象は、小さめのフォントで構成された426ページ、648グラムという結構な大著だ。デヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ』は、読むのに覚悟を必要とするたぐいの本である。
しかし、本書を読み終えるころには、グレーバーが投げかけるクソ面白くもない話の深刻さと、それに立ち向かう彼の粘り強い思索にどっぷりと浸かることになる。本書には、現代社会が抱える仕事の欺瞞、不毛な労働、ケアリングの不当な扱いの実態と問題の告発、その解決に立ち向かう反逆者グレーバーの奮闘ぶりが溢れている。
著者のデヴィッド・グレーバーは、「ウォール街を占拠せよ」運動を主導し、"We are the 99%”のスローガンを作ったことで知られる。この『ブルシット・ジョブ』は、文化人類学の精神に立ち現代の経済と労働の問題に切り込んだ、過激で情熱的そして人間味のある一冊である。
CONTENTS
「クソ面白くもない仕事」の蔓延と欺瞞的な実態
なぜブルシット・ジョブが増殖しているのか?
世界的パンデミックで露呈した身近なブルシット・ジョブ
足を引っ張る道徳的羨望
あらっぽいマルクス主義のススメ
生活を労働から切り離すためのベーシック・インカム
避けるべきだが避けられない本書の要約
「クソ面白くもない仕事」の蔓延と欺瞞的な実態
この本にはにはさまざまなタイプのブルシット・ジョブが登場する。それは著者の分類に従えば、取り巻き型、脅し屋型、尻拭い型、書類穴埋め型といったものだ。グレーバーはこれらの「クソ面白くもない」仕事は、金融、教育、コンサルタントなどの業界を中心に、とりわけ、わけのわからない横文字の職業に蔓延しているという。
本書に登場するブルシット・ジョブはあまりにも多様で何を例示するか悩ましいが、ひとつだけ取り上げるとすれば、経営管理型の大学などはその最たるものだろう。例えば、1985年から2005年の20年間で、アメリカの大学における管理業務サービスの供給量は大幅に増えている。驚くのはその内訳である。同期間に増加した学生数の伸びは56%だったのにたいし、職員数は240%に増えたとある。(p.214)本書の文脈に従えば、この20年間で大学の職員は大量のブルシット・ジョブ労働者を抱え込んだ可能性がある。
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しかし、本書が指摘するのはブルシット・ジョブの増殖ぶりだけではない。その「クソ面白くない」仕事に、高額の給与が支払われている実態も描かれている。典型的な事例は次のようなものだ。
大手デザイン会社の「インターフェイス・アドミニストレーター」だったエリックは、仕事のあまりの無意味さに抗議するため、遅刻、早退、ランチでの飲酒、デスクで小説を読む、勤務中の三時間を散歩に充てるといった反乱行動に出た。しかし、会社の反応は彼の期待を裏切るものだった。エリックは次のように告白している。
辞めようとしたところ、上司が2600ポンドまで給料を上げようと提案したので、しぶしぶ受け入れました。あの人たちがわたしを必要としていたのは、まさに、あの人たちが実行していほしくないことを実行する力量が、私になかったからで、あの人たちはわたしを繋ぎ止めようとして、すすんで金を払おうとしたのです。(p.104)
エリックの仕事ぶりはひどかったが、上司にとって不都合な仕事をする人物でなかった。彼らにとって、部下の一人がサボろうが酒を飲もうが関係ない。エリックはプログラミングや何かの開発といったことはできなかったが、Eメールのリストから上司が必要とする相手のアドレスを検索して示すことはできた。上司はそれだけの仕事に、2600ポンド(約36万円)の給料が支払われてもよしとしたわけである。エリックが反乱を起こそうとした気持ちはよく分かる。
この事例のようにグレーバーは、ブルシット・ジョブは公共部門に限らず民間部門にもはびこっているという。そうであれば、公共部門よりも民間部門の方がスリムで効率化されているという一般の認識には、かなりの思い込みが含まることになる。
例えば、本書に掲載されている「企業労働の実態報告」からの抜粋によれば、アメリカの事務員が本来の業務に注いでいる時間は、2015年から2016年の1年間で、46%から39%に低下しという。本来の業務を圧迫しているのは、無駄な会議、管理業務、Eメールなどの増加によるものだ。(p.46)
社会的な貢献と報酬の不可解な関係は、医療従事者の間にも広がっている。ハンス・ロスリングがいうように、この200年間で人類は大幅に寿命を伸ばし経済的にも豊かになった。その伸びは寿命で4倍、収入で70倍にもおよぶ。このうち健康は医療の進歩によってもたらされたと、多くの人が信じている。
しかしグレーバーは、寿命が伸びた最大の理由は医療そのものよりも、衛生学や栄養学、そして公衆衛生が改善されたことに起因している、というよくある指摘を引き合いに、次のように述べている。
病院では(きわめて給与の低い)看護師や清掃員こそが、(きわめて高額の給与を受け取っている)医者たちよりも、じっさいには健康状態の改善によりおおきな貢献をなしていると言えるかも知れない。(p.277)
この年収格差がどの程度のものかといえば、2017年の米労働省労働統計局の職業別雇用・推定賃金に関するデータによれば、トップ10の9位までを医者が占めておりその平均額は約2500万円である一方、本書に示されている英国の病院の清掃員の年収は180万円でしかない。(p.276)国が異なり厳密な比較とは言えないが、両者のあいだには14倍もの開きがある。程度の差はあれ、こうした格差は多くの国でも共通の傾向だろう。
もしグレーバーが指摘するように、健康状態の改善に実質的に寄与しているのが医療現場で働く看護師や清掃員であるなら、この格差はあまりにも大きいように思える。医者が行う専門的な治療行為の貢献はあるにせよ、健康改善への貢献はどこまで評価されているのだろうか。
こうした事態についてグレーバーは、「こうした傾向が続けば、10年と待たず、アメリカのオフィスワーカーのなかで実質のある仕事を行う者は存在しなくなるだろう」と述べ、労働時間の50%以上がブルシットな仕事に費やされていることに警告を発している。これはブルシット・ジョブが経済や経営の無駄を招くという理由からだけではない。ここには、世界に何の影響も及ぼさないと自分自身が考えている労働者と彼らが過ごす時間、つまり人間的な無力感と空虚な世界が社会に蔓延することへのグレーバーの強い危機感がある。
なぜブルシット・ジョブが増殖しているのか?
それでは、「クソ面白くもない仕事」はなぜこうも増え続けているのだろうか。グレーバーによれば、ブルシット・ジョブは社会を占める物質生産の割合が減り、金融や情報などの抽象物を操作する仕事が増える過程で増えてきたが、そこには政治的な思惑が関係しているという。
ブルシット・ジョブが政治的な力から生まれるとする説明にグレーバーが繰り返し引き合いに出すのが、オバマ大統領の医療保険制度改革に関する発言である。当時オバマ大統領は、民意であった公的保険ではなく、民間企業の手を借りた健康保険制度を選んだ。その理由はつぎのようなものだったという。
単一支払者制度のよる医療制度を支持するひとはみな「それによって保険やペーパーワークの非効率が改善されるのだ」といいます。でもここでいう「非効率」とは、ブルークロス・ブルーシールドやカイザー(いずれも保険会社)などで職に就いている100万、200万、300万人のことなのです。この人達をどうするんですか? この人達はどこで働けばいいのですか?」(p.210)
単一支払者制度とは、ヘルスケア原資を単一の公的機関によって負担する仕組みで、いわゆる公的保険制度にあたる。つまり上の発言をしたオバマ大統領は、公的保険であれば300万人の仕事がなくても保険制度が成り立つと認め、しかもそれによってペーパーワークなどの非効率な仕事、つまりブルシット・ジョブがなくせると知りながら、政治的な思惑によって公的保険制度は望ましくないと判断したことになる。
オバマ大統領がこのように述べた背景には、「この人達をどうするんですか?」の発言に示されている通り、完全雇用の含意にもとづく300万人の雇用があったと思われる。それが文字通りの「完全」ではないせよ、雇用の確保は国民との間に交わされたひとつの合意事項ではなかっただろうか。
グレーバーはこうした政治的判断は民間企業にも当てはまるという。生産性の向上に見合った設備投資や給料に回す以上の利益が上がるようになると、忠実なる協力者に報奨を与えることで不満分子を買収したり、経営的なヒエラルキーの維持や再生産に回すためのお金や仕事が生まれるようになる。こうした経営的な思惑は、まさに政界のそれと同じだというわけだ。
この一連の話のなかで、政治の世界の完全雇用にあたる民間企業の含意が何かといえば、それは技術の発展への信頼ではないだろうか。産業革命からはじまった機械化は生産の効率向上をもたらし、その利益を物質的な再分配を超えて抽象的な領域へ注ぎ込ませる力となった。この新領域が生まれたのは経営者の意志というより、技術発展の自動作用だっただろう。そうであれば、民間企業にとって技術の発展は、経営を支える前提としての含意だったことになる。経営の前提に技術の発展があればこそ、事業家は経営的な思惑を資金の運用や人材に向けることができたと考えられる。
新たな領域にお金が回るようになった当初、企業家の思惑が社会に与える影響力は限られていた。しかし、1900年代の終りにコンピュータが普及すると、もともと記号であるお金と記号を操作する機械のコンピュータが相乗効果を発揮しはじめ、金融業や情報産業などの新しい業界と新市場が生まれた。その成長は著しく、結果的に利益の抽象的な再分配は産業全体におよぶようになった。この機械的な効率性の向上をベースとした、非物質的な抽象価値のハンドリングこそが「クソ面白くもない仕事」の温床と考えられる。前掲のエリックは、まさにこうした業界で上司に依頼されたEメールの検索だけで一日を過ごし、2600ポンドの収入を得ることになった。そのエリックが「クソ面白くもない」日常に反抗を試みたのは上述の通りだ。
そうだとすれば完全雇用と技術の発展は、ブルシット・ジョブの両輪を担ってきたことになる。もし、どちらかの合意が欠けていれば、「クソ面白くもない仕事」がいまほど増え続けることはなかっただろう。しかしその一方で、効率がわるく失業者も多い事態を意に介さない社会が、失業者を救済する手段を持たなかったら、もっと悲惨なことになっていたことは明らかだ。そしていずれの混乱も因果関係からいえば、技術の発展が政治的な思惑の生みの親だった。
このことは未来の労働について深刻な問題を提起する。ブルシット・ジョブを生み出す本質が技術による効率向上であるなら、純粋機械生産が予想される未来は、いま以上に「クソ面白くもない仕事」が蔓延する社会になりかねないからである。
世界的パンデミックで露呈した身近なブルシット・ジョブ
本書にはエリックに似た境遇にある人々の告発が次から次へと登場する。それらは、ブルシット・ジョブを対岸の火事のように見ている多くの読者には、あまり現実味のない記述かもしれない。しかし、後半に差し掛かり、なぜ無意味な雇用が停止できないのかとグレーバーが問うあたりから、話はにわかに現実味をおびてくる。なぜなら、コロナウィルスの流行で、世界のいたるところで起きている通常業務の停止が、自分の置かれた状況に似ていることに気づくようになるからだ。
会社に行かなくなれば、デリケートな人間関係や、無駄を前提に成り立っていた仕事はやりにくくなる。存在自体に気を配ることが評価される取り巻き型の仕事、システム化の遅れが仕事の源泉だった書類穴埋めの仕事などは真っ先に機能しなくなる。
わたしたちはいま、まさにその只中にいる。事実、コロナ禍で国単位のロックダウンが敷かれたり、ホームステイやホームワークが強要されたことで、「クソ面白くない」仕事の多くが機能不全に陥った。いまわたしたちは、これまでやむを得ず受け入れていたブルシット・ジョブにどれだけの価値があるか、その真贋が強制的に問われる壮大な社会実験に投げ込まれている。強制的とは、コロナウィルスがもたらしたロックダウンや行動自粛といった、人間の自由を規制するフィルターが、人びとの自由な意志を超えて作用している状態を指す。
そして社会のいたるところで、既存のブルシット・ジョブの多くが現役を退き、反対に新手の不毛な仕事が生まれたり顕在化するようになった。書類に赤い印を押すハンコや、デジタル化から取り残された紙の書類が自分を縛り付けてきたことが、日本のあちこちで問題として浮かび上がりはじめたのだ。ウィルス感染を恐れながら職場まで移動し、紙の書類に捺印するだけの仕事は、仕事を任された者にとって「クソ面白くない」ばかりか、コロナ感染の危険を伴う。その仕事ははたして、内容や危険に見合ったものなのだろうか? この問いが現実の問題となったのは、コロナ禍によるフィルターが機能しているからだ。
その一方でフィルターは、一部のシット・ジョブが実はエッセンシャル・ワークであったこと���明らかにした。混乱に陥ってはじめて、社会を根本で支える医療従事者、介護福祉士、スーパーの店員、清掃作業者、宅配運転手、さらには教師や消防士や料理人など、現場で働く人々の仕事の重要性が再認識されるようになった。
しかし、彼らの仕事の中身と待遇は多くの場合エリックとはまるで正反対のものだ。社会を動かすのに不可欠な仕事への見返りは、その貴重さと激務にとうてい見合うものではない。反対に、ロビイスト、ヘッジファンド・マネージャー、コンサルタント、弁護士といったエッセンシャル・ワーカーの対岸にいる人々の多くは、コロナ禍によるフィルターの存在を気に留めることが少ない。なぜなら、出社を制限されたからといって、彼らの仕事の負担が増えたり給料の支払いが滞ることはほとんどないからだ。
こうした事態は2020年のいま、コロナウィルスの流行により世界中で起きている現実だが、グレーバーはいまから7年前、2013年の小論のなかでこの事態を描写している。そのとき彼は、「特定の職種の人びとが消え去ってしまったらどうなるか」という「思考実験」を提起したという。その内容は次のようなものだ。
もしある朝起きて看護師やゴミ収集に従事している人びと、整備工、さらにはバスの運転手やスーパーの店員や消防士、ショートオーダー・シェフたちが異次元に連れ去られてしまったとすれば、その結果はやはり壊滅的なはずだ。小学校の先生たちが消え去れば、学校に通う子どもたちのほとんどが一日や二日は大喜びするだろうが、その長期的な影響は甚大だろう。(p.273)
実験の結果をグレーバーはどのように想像しただろうか。要約すれば、「仕事の社会的価値とその対価として支払われる金額は倒錯した関係にあることが明らかになる」というものだ。そしてグレーバーはこの予想される事態を「ひそかにだが、ケアリング階級の反乱、と呼ぶようになった」と書いている。ひそかにと言うのは、反乱が自分にとってもケアにかかわる人びとにとっても、内心に留まっているという意味だろう。
しかし、現実は予想外の展開になった。グレーバーが思考実験を行った7年後、コロナ禍のフィルターがケアリング階級の内心を飛び越えて強制的に反乱を引き起こしたのである。政府は生活者や小規模事業者に莫大な補償をしなくてはならなくなった。よもやグレーバーは、彼が提起した「思考実験」が、その後のパンデミックによって世界中で強制執行されようとは思いもしなかっただろう。そして彼の予測した「倒錯した関係」が現実のものとして露呈したのである。
足を引っ張る道徳的羨望
しかし、世界的なパンデミックが終わればこの事態はもとに戻り、再び「クソ面白くもない仕事」が再開し「倒錯した関係」が再現されるのだろうか。もちろん、それでいいわけがないというのが、本書の基本的なスタンスだ。それではこの問題の出口は、いったいどこにあるというのだろう? グレーバーは「この状況に対してなにをなしうるのか?」と題した最終章で、道徳的羨望、上出来のロボット、ベーシック・インカムの三つの話題を取り上げている。
道徳的羨望とは、自分もそうでありたい美徳が相手によって高度に示されたとき、自分の内部で起こる妬みの感情を指す。多くの場合その妬みには羨望や反感をともなう。グレーバーがこの感情を取り上げるのは、道徳的羨望は労働を取り巻く政治に微妙な影響をおよぼすと考えているからだ。(p.321)
例えば、貧困者にたいする怒りは、働いていない人にも働いている人にも向けれるという。なぜなら、前者は怠惰だから後者はブルシット・ジョブではないから、というそれぞれの理由で怒りに変わるからである。これでは、「クソ面白くもない仕事」をしながら生活に困らない給料を得る人びとと、労働に見合わない条件のもとで現場で奮闘するエッセンシャル・ワーカーとが、共通の政治的な解決策について共闘するのは難しい。
仮にベーシック・インカムが実施され、給与水準の低いエッセンシャル・ワーカーの所得が引き上げられる提案が出されたとする。それによって現場で働く人びとの給与水準が、ブルシット・ジョブを過ごす人びとのそれに近づけば彼らのなかに、現場の連中は十分な働きがいを得ているくせにという理由で、自分たちよりも総合的に生活が上がることへの妬みが生まれる。
このような道徳的羨望が人びとの心に潜在する限り、その政策課題が多くの人びとから支持を得ることはできないだろう。これは、ベーシック・インカムで労働意欲が低下するとされることへの反証に比べ、科学的な取り扱いが難しい点で解決がやっかいだ。この点についてグレーバーはこれといった解決策を示していない。
あらっぽいマルクス主義のススメ
次の話題に移ろう。上出来のロボットがブルシット・ジョブの解放に役立つかという点はどうだろうか。これについてグレーバーは、いささか皮肉に満ちた言い回しでノーを突きつけている。彼が引き合いに出す未来のロボットは、SF作家スタニスワフ・レムにその発想源を求めたものだ。グレーバーは、いっさいの管理も指示もなしに作動するロボット「ニューマシン」が活躍するある星の出来事として、およそ次のような逸話を記している。
ニューマシンの配備が進むことで、働き口を失った労働者はバタバタとハエのように死んでいった。あるとき異星人が訪れ、ニューマシンの恩恵がみなで受けられるように、工場を社会の共有財産にすれば済むはずだと提案した。しかしその星の国民は、「我が星の最高法は貴族が自分の財産を享楽したがっている限り、何人もそれを取り上げることはできないことを受け入れている、バカなことをいわないでほしい」と懇願した。こうして、消費者としての労働者は追いはらわることになった。(pp.334-336の要旨)
この逸話についてグレーバーは、「苦役を排除するというような見通しが、あってはならない問題とみなされるという事実以上に、その経済システムが不合理であることを示すしるし(サイン)は想像がむずかしい」と述べている。(p.336)わかりにくい言い回しだが、これは、純粋機械生産のような不幸な未来を考えるのはどうかしているという以前に、そうした未来の経済システムがとうてい成立しない証拠をあらかじめ見つけることはむずかしい、ということだろう。彼は「いくぶんかのあらっぽいマルクス主義こそ、ときにわたしたちには必要なのである」とも書いている。グレーバーは、そもそも人間が労働しないことを良しとすること自体がおかしい、といいたいのだ。
それはたんなる願望だろう、労働が苦役になることも多い、そんな声が聞こえてきそうな気がする。そうでなければ、なぜ人類は産業革命から200年以上ものあいだ、機械を発明し省力化に努めてきたのわからなくなる。
しかし、人類が洞窟に壁画を描いたり、道具を生み出してきたのは、耐えられないほどの不便を解消するためだけではなかった。洞窟の先人からこのかた、人びとはその行為自体に生きる価値を見出してきたはずだ。そうでなければ壁画が人を魅了したり、バイオリンやMacintoshのような美しい道具は生まれなかった。このことは、現代の画家、陶工、料理人はもちろん、子どもの世話をする母親や育児スタッフもおなじだ。
これらの労働に共通していえることは、直接的な労働には何かしらの価値や喜びがあるということだ。これがグレーバーのいう「あらっぽいマルクス主義」の意味ではないだろうか。
それではもうひとつの、未来のロボットは人類全体の共有財産になるはずだという異星人の提案はどうだろうか。これについてグレーバーは、不可能ではないかも知れないが、深刻な自己矛盾を抱え込むことになるだろうという。その根本的な考え方は、「自動化は特定の作業をより効率的にするが、同時に別の作業の効率を下げる」というものだ。(p.337)その理由としてグレーバーは、エッセンシャル・ワーカーの仕事の本質をなすケアリングの価値は、超大な量の人間的労働によらない限りデータ化してコンピュータに取り込むことができないからだという。
おそらくこれには、汎用人工知能の研究者あたりから多くの反論がありそうだ。よく言われるようにコンピュータは単純作業の自動化からはじまり、次第にできることの範囲や能力を広げてきた。例えば、マックス・テグマークは『LIFE 3.0』のなかでハンス・モラヴェックが描いた「人間の能力のランドスケープ」を引き合いに次のように述べている。
その重大な海面レベルに相当するのが、機械がAIを設計できるようになるレベルである。この転換点に達するまでは、海面上昇は人間が機械を改良することによって起こるが、転換点以降は、機械が機械を改良することによって促され、人間が進めていたときよりもはるかに速く進んですべての陸地があっという間に浸水する可能性がある。(Kindleの位置No.1000-1003)
実際のところつい数年前には、人工知能を鍛えるには大量のデータを人間がコンピュータに与える必要があると考えられていた。しかしいまでは、例えば画像認識の分野のように、人工知能が自らデータを生成するデータ拡張(Data Augmentation)といった手法のおかげで手作業は格段に少なくなっている。グレーバーがいうデータ化のための人間的労働がいつまでも人間固有の能力を必要とするとは限らない。
生活を労働から切り離すためのベーシック・インカム
しかし、これまで見てきたように、グレーバーは労働の正の側面に期待を寄せている。むしろ、多少シンドくても充実感をともなう労働、すなわちケアリングのような仕事に「あらっぽいマルクス主義」の価値を認めることが必要だという。「クソ面白くもない仕事」は、クソ面白くないから苦役なのだ。そうなると問題は、いかに人びとをブルシット・ジョブから解放し、ケアリング労働の価値自体は残しながら、労働と対価の倒錯した関係を修復できるかに集約されることになる。
その点でグレーバーは、ブルシット・ジョブから逃れるための政策としてベーシック・インカムが有効なことを認めている。このベーシック・インカムは、今回のコロナ禍で一人あたり10万円の特別給付を受けた日本人にとって、馴染みのある方法だ。一回限りであるうえに非課税である点など、本来のベーシック・インカムとは異なるところもあるが、生活の困窮の解消に向けた施策が広く経験できた意義は大きい。これもまたコロナ禍のフィルターによる強制力がもたらしたものだ。
しかしグレーバーは、本書の内容や彼の考えが政策と受け止められることには抵抗があるという。彼が本書を執筆したのは政策を示すことではなく、あくまで「問題--ほとんどの人びとがその存在に気づきさえもしなかった--についての本なのだ」と述べている。彼がこのことを強調するのは、政策課題は人びとの目に止まりやすく、すぐにそれが有効かどうかに心を奪われ、考えに至った事情を見えにくくするからだという。そもそも政策という考えがうさんくさいとも述べている。
政策を明示することにこれほどの抵抗を示しながらも、しかしグレーバーは、ベーシック・インカムはブルシット・ジョブの削減に効果があるひとつの解決策だという。その最大の理由は、ベーシック・インカムによって生活から「クソ面白くもない」仕事を切り離すことができるからだ。このときしばしば指摘されるのが、無条件にお金を分配すれば、好きなことにうつつを抜かしたり労働意欲を失う人たちが増えるという問題だ。これに対してグレーバーは次のように書いている。
洞窟探検をおこなおうが、マヤ族の象形文字を翻訳しようが、高齢セックスの世界記録を打ち立てようとしようが、なんの問題もない。好きなことをやればよいのだ! 結局、何をやることになるにしても、履歴書作成セミナーに遅刻した失業者に罰則を科したり、ホームレスが三種類のIDをもっているかどうかをチェックするよりも、みんな、ほぼ確実に幸福になるはずだ。そしてかれらの幸福は周囲にも跳ね返ってくるであろう。(p.359)
こうしたことのすべては、あきらかにつぎのような想定にもとづいている。すなわち、人間は強制がなくとも労働をおこなうであろう、ないし、少なくとも他者にとって有用ないし、便益をもたらすと感じていることをおこなうであろう、と。(p.360)
グレーバーがどれほど性善説に立っているかは明らかだろう。しかし当然ながら、彼はすべて無条件に自由にすればうまくいくと言っているわけではない。あまりにも多くのブルシット・ジョブを余儀なくされている人びとがいる、つまり自分の仕事をバカバカしいと感じている人びとがいてその仕事に給料が支払われる一方で、社会を成り立たせる上で不可欠なエッセンシャル・ワーカーには満足な給料が支払われない、この倒錯した状況にいる大多数の人びとを自由にし、人間信頼のもとで救済する必要がある、というのがグレーバーの主張なのである。
避けるべきだが避けられない本書の要約
『ブルシット・ジョブ』は論点を要約するのをためらう本だ。ブツブツとひとりで呟くような文章が延々とつづくからではない。本書の節のタイトルがいつも「終結部=人間の創造性に対するブルシット・ジョブの影響と、無意味な仕事に対して創造的または政治的に自分を主張しよとする試みがなぜ精神的な戦争の一形態と考えられるかについて」といった調子だからというわけでもない。これらの文体や表現の特徴は、グレーバーが思考を煮詰めていく過程を追体験するうえで、むしろ、読む者にともに考えることを誘う効果もある。そうではなく、グレーバーはどうやら、わかりやすさの弊害に敏感なのだろう。まとめることを拒否しているように思えるのだ。
こうした事情を考えると、この本の要約は避けるべきなのだろう。しかし、それはわたしにとって、グレーバーの気分に引きずられ過ぎだとも思う。やはり、自分のためにこそ、この貴重な読書体験で得たことを記録するのが凡人の努めであるはずだ。
わたしが本書から得た著者の考えはこうだ--グレーバーは、ニューマシンのような発達したロボットが、「ブルシット・ジョブ」の解消に役立つとは考えていない。ロボットは苦役としての労働の代替には役立つが、そもそも人間の労働の喜びや働く価値を代替すると期待するべきものでもない。それよりも労働に含まれる価値を認め、「クソ面白くもない仕事」から人びとを解放する必要がある。そして解放された人びととともに幸福を分かつには、社会制度としてのベーシック・インカムが有効である。--これが彼の考え方の骨子だと思う。
こうして、実際に要約を書いてみて気づくことがある。確かにグレーバーが危惧する政策に言及することの危うさがわ���るような気がするのだ。要約することでどこか納得した気持ちになった途端に、彼が『ブルシット・ジョブ』のおそらく95%を要して訴えてきた「クソ面白くもない仕事」の複雑でクソバカらしい現実がどこかへ消えてしまうように思えてくる。いったいわたしたちは、すでに受け入れて半ば習慣化している問題について、自分自身の手でそれを克服することができなくなっているのだろうか。そうではないと信じたい。グレーバーは本書の最後をつぎの言葉で締めくくっている。
本書の主要な論点は、具体的な政策提言をおこなうことにはない。本当に自由な社会とは実際にどのようなものなのかの思考や議論に、手をつけはじめることにある。(p.364)
わたしたちも彼に習って、本当に自由な社会とは何かを考えることだけは諦めないようにする必要がある。わたしもその一人でありたいと、この本と格闘しながらその思いを強めた。
更新歴 2020.8.22 初回投稿 2020.8.23 「なぜブルシット・ジョブが増殖しているのか?」の項目を追記
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kiitatakita · 5 years
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聴講メモ 堀部政男情報法研究会・森田朗行政学研究会共同シンポジウム ~個人情報保護法の見直しと医療・防災における個人情報の利活用~
聴講時に入力したメモです。断片。配布資料等からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。
開催案内:https://horibe-morita20190820.peatix.com/ 日 時:2019年8月20日(火)10:00〜17:30 会 場:津田塾大千駄ヶ谷キャンパス 主 催:堀部政男情報法研究会・森田朗行政学研究会 共 催:一般社団法人日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP)     一般財団法人情報法制研究所(JILIS) 後 援:個人情報保護委員会     国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター      理化学研究所AIP(依頼中)     情報法制学会(ALIS)     情報ネットワーク法学会     一般財団法人日本情報経済社会推進協会     一般財団法人日本データ通信協会     株式会社KDDI総合研究所
(以下、敬称略)
※午前は聴講できず。メモ無し。
総合司会:高野一彦 関西大学教授・堀部情報法研究会理事
開会 10:00 開会の挨拶 堀部 政男 堀部情報法研究会 会長
第1部:我が国における個人情報保護法制のこれから
10:05〜10:35(30分) 1.基調講演「個人情報保護委員会の設置と役割」   堀部 政男 一橋大学名誉教授、前個人情報保護委員会 委員長、KDDI総合研究所 招聘研究員 10:35〜10:55(20分) 2.個人情報保護法三年ごと見直し(法改正)に向けて(ビデオ)  宍戸 常寿  東京大学教授 10:55〜12:30(95分) 3.パネルディスカッション 「個人情報保護法の見直し:中間整理とパブコメ」 司会:高野 一彦  関西大学教授 小向 太郎  日本大学教授 佐脇 紀代志 個人情報保護委員会事務局 鈴木 正朝  新潟大学教授・理研AIP・JILIS理事長 山本 龍彦  慶應義塾大学教授
12:30〜13:30 昼食(60分)
第2部:我が国における医療情報の利活用 13:30〜14:00(30分) 4.基調講演「個人情報が命を救う! 〜 医療と防災における個人情報の活用と保護のバランス〜」  森田 朗  森田行政学研究会 会長、津田塾大学教授・東京大学名誉教授、一般社団法人日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP)理事長
医療情報を活用する、日本の医療、世界の医療の発展のために活用すべき。JUMPで活動。
IT推進本部デジタルガバメント分科会会長。
デジタル化がもたらすもの 先進諸国のめざす方向 マイナンバーの活用推進
『第3の波』でも指摘されているが、IT技術をもっと活用すべき。 個人情報の活用、IT技術の活用にはリスクもある。リスクをコントロール、最小化し、ベネフィットを最大にする。
給付、サービスの最適化 一定の基準で平等、公正に。正確に、早くするために個人IDの活用
民間企業が利益のために活用することによる問題
今日の議論における欠落  比較衡量の視点の必要性  リスクを最小化しつつ、メリットを最大化する リスク”ゼロ”は非現実的  私的企業活動と公共的利用  通常時の制限と非常時の活用 利用制限と収集制限   収集しても利用を制限する方法もある  制度整備の促進を 被害者の救済策と被害拡大の抑制   ある程度のリスクが発現した場合に、どうやって被害を最小化するか
現代の医療  疾病構造の変化 高齢化と生活習慣病  医療技術の発展 個別化医療 希少疾病  医療政策の転換 治療から予防へ これらを実現するためには、全国民についての生涯にわたる健康情報の蓄積が必要 PHR
医療分野における情報活用 1.個々の患者に対する最適な医療の提供 2.生涯にわたる国民の健康管理 3.医学及び医薬品・医療機器等のイノベーション 4.医療資源の最適配分 5.医療保険財政の持続可能性
国民IDと情報の結合  全国民に付番されたIDに基づいて、各所に保存されている健康情報を紐づけられることが必要  →個人情報保護との調整が必要  現状:レセプト(NDB)、DPC、がん登録、特定健診等の既存のDBの結合が課題  医療分野におけるIDの活用は決定済。ただし、マイナンバーは使用しない。被保険者番号を使用し、識別子を使って過去の被保険者情報と結合  ①研究・開発のために匿名化されたビッグデータの活用  ②個別患者の治療において、過去の診療情報の活用を可能に    機微性の高い情報にどうやってアクセスするか
医療等情報の連結推進に向けた被保険者番号活用の仕組みに関する検討会 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05744.html
災害時の個人情報活用  災害時   多数の被災者と限られた救済資源   効率的な安否確認、家族等の安否・所在確認の必要性   医薬品等の必要物資の調達とデリバリー   避難所での生活支援  海外   ID(カード)の活用による情報の結合と共有   非常時における本人確認と救済支援活動の効率化   日常的な個人情報システムの整備   個人情報保護の仕組みと有効かつ効率的システムの構築 リスク評価を含む費用対効果の分析
非常時に使うためには平時に情報の蓄積が必要だが、リスクを無視していいというものではない。 比較評価をして、便益、リスクを取捨選択しなければならない
システムを作るときのコストは産出されるが、長期的なベネフィットは試算されていない
14:00〜14:30(30分) 5.「個人情報保護と医療・医学研究 憲法の観点から」  曽我部 真裕 京都大学教授
基本権同士の調整の問題 情報法の問題であるとともにその背景にある憲法の問題でもある
多くの憲法学者は、憲法で保障されるプライバシー権には自己情報コントロール権が含まれ、個人情報保護制度はそれを具体化したものであるとする。
憲法学説の主流:自己情報コントロール権説  憲法13条で保障 プライバシー権理解は私人間にも通用
佐藤説 道徳的自律存在としての個人
自己決定の観念  実定法上、どの程度貫徹されているか  そもそもなぜ自己決定が必要なのか?
個人情報保護法において同意が果たす役割は限定的  行政機関個人情報保護法では更に余地は限られている。
GDPRではもっと同意のプレゼンスは大きいが、限られている。
それ自体が人格的自律に深くかかわるようなものとは異なり、プライバシーの文脈での情報自己決定は、ごく一部のセンシティブ情報を除けば、それ自体が人格的自律に関わるものでは必ずしもなく、手段的なものだと理解される。
社会通念上不当な取り扱い及びそれに起因する不利益を防止するのが目的で、自己紹介・同意の要素は基本的はそのための手段
「同意」は本当に有効か
医療の発展による社会全体の便益 学問の自由 介入制限 研究者共同体の自律
個人情報保護法76条1項3号の趣旨は? 実体法的? 権限分配的?
2000個問題 研究倫理指針
規制の統一性
論究ジュリスト24号
14:30〜15:00(30分) 6.「医療分野におけるAIの活用と法的課題」  新保 史生  慶應義塾大学教授
汎用型AIの開発は途上 薔薇色の夢から現実的な用途へ
AI利用への信頼は?
AIによる読影 医師の診断と異なる場合は?
インフォームドコンセントが意志の責任軽減の手段になってしまう?
希少疾患は患者が分かってしまう確率が高い。通常の疾患でも6割程度は特定可能
過剰反応と過小評価
カルテ等の診療情報の活用に関する検討会報告書
診療録の作成・保存は義務
責任の所在が問題
東京地判平成7年7月28日  承諾が必要
自己決定を由来としてインフォームドコンセント
説明すればいいのか?
自己情報の開示請求権の行使という考え方もできる
21st Century Cures Act
第3部:我が国における防災情報の課題 15:15〜15:45(30分) 7.「防災と名簿」  加藤 尚徳  KDDI総合研究所・理化学研究所AIP
防災と2000個問題 南海トラフ地震 要配慮者名簿の取扱
医療トレーサビリティ推進協議会
真備地区の水害と個人情報の問題  避難所により避難者情報の取扱いに違い  体育館に紙の名簿を張り出すところもあった  受付票の電子化を住民が申し出たが、個人情報への配慮から行われず  別の小学校では住民の個人のPCで入力し、出力したものを張り出した
協力機関に受付票は開示されなかった
被災者 「何回も何回も、同じことを聞かれた」
発災する前に必要な情報は取得する必要がある
倉敷市連合医師会  個人情報保護の観点から情報が共有できない  どこに誰がいるのかさえ分からない   昼間、作業している人に晩御飯がない…  必要な支援に繋げられない   在宅被災者の問題 自宅から動けない人と医療
指定避難所に逃げられない 名簿の重複とメンテナンス
災害に関連した3つの名簿  要支援者名簿…事前に名簿化   共有前提 要支援者の定義にばらつき 手上げ方式  避難所名簿   複数作られる 管理者不明・不在の名簿 名簿の拡散  被災者台帳…行政(基礎自治体)が作成 住基台帳とリンク   罹災証明の発行に使われることも 物が中心
3つの名簿は相互関係がないので、紐付けできない
基礎自治体ごとに作られるので、リンクしない 非住民は捕捉できない
単一ID(国内)を使った紐付け+お薬手帳、レセプト、銀行口座、センシングデータ 等々
IDの悉皆性を担保できるか 異同を捕捉できるか 時間軸の中でシームレスに繋げられるか 他の情報追加できるか
レセプトデータ(GS-1コード)
第4部:総 括 15:45〜17:20(95分) 8. パネルディスカッション 「防災、医療と個人情報の利活用」  司会 森田 朗 津田塾大学教授/JUMP理事長  鈴木 正朝  新潟大学教授・理研AIP・JILIS理事長  山本 龍彦  慶應義塾大学教授  加藤 尚徳  KDDI総合研究所・理研AIP
す 3・11で問題が浮上。もう1つの問題は老々介護。医療・防災についてはみんなが考えてくれる。具体的な利活用の問題はシンパシーを得やすい。共通、具体的な問題から考えていく。
や 医療IDを用いた連携については監視国家論からの批判があるが、自分は肯定的である。自由の促進の面もある。���ステムを作り、どういう場面でファイアウォールを引き抜くのか?医療情報の利用目的は多様。「公共の福祉」の濫用は不信感を招く。製薬会社がどれくらい責任を持つのか?AI関係ではデータの偏りの問題がある。少数派の診断の品質。 スマホを持っていない人の情報は取りこぼされる。
か 防災の場合は、FWを引っこ抜く時期は明白だが、事前の情報収集をどう進めるか。IDがないが故のFW無し状態。バックグラウンドで動くIDは不可欠ではないか。
も 行政の現場で、どういうときに何が必要なのか。認知症で独居の高齢者をどうやって助けるのか。その人達に同意を取るということは?
す 日本の戸籍制度は世代間を貫いて情報が整理されている。一方で、新たなDBは腫れもの扱いされている。 平時の有事に備えた名簿整備は生存権に関わる。法制度が父権主義的に立ち入ることについて提示し、反応を見てもいいのではないか。理論を緻密に積み上げ、やっていいこと、やってはいけないことを考える。
や 同意至上主義、同意絶対主義というのは、どこの地域、どこの国でも取っていない。リスクを防ぐための保護を先に考える必要がある。リスクを踏まえた制度作りが必要。集合的同意の調達と制度 地域包括ケアにおける同意の弊害については、平時のFWであり、発災時の利用をどうするか、正当に使うことをどうやって担保するか。
か 「同意」といった場合、誰に対する同意なのかで違ってくるのではないか。対国家と私人間では違うのではないか。p2pかc2pか2gか。主体をベースに考えられていた同意が、目的に依ってくるのではないか。 データ活用における財政目的をどう考えるのか。
や 保険医療制度の維持と密接に関係している。パブリックなインタレストとガバメントのインタレストが混同されることがある。財政はパブリックというよりもガバメントの利益。ガバメントの利益であることを正面から言って、説明を尽くす。ナッジの議論、健康ファシズムの問題。ナッジが効きすぎると強制になってしまう。
も 財政上に必要なのはアグリゲートされたデータ。個票ベースのデータは必要だが、必要なのは蓄積と数量。エビデンスベースドポリシーメイキング 基礎データを集めておくことは国民にとってプラスになるが、何の為に、誰に使わせるかは注意が必要。 データを資源としてどのように評価するか。
す 金の切れ目が命の切れ目になるのが社会保障制度の問題。国内の分断が共感ベースでの社会保障を切断しかねない。憲法がどこまで支えてくれるのか。 DBの便益を最大化し、リスクを最小化するために、憲法が防波堤になるように、今のうちに検討すべきではないか。大きな弊害の前哨戦として。 最低限をどこに設定するか、価値観の確認をしたい時期。
や 憲法が要請している福祉国家の在り方自体を再検討すべき時期であるということには同意する。どこが民主主義に委ねることができない部分か。救貧の部分はそれであるが、防貧と混同されている。生活保護制度は救貧である。
か 組織的なボランティアは情報もきれいに使う。海外での支援の経験があり、費用についても計画的。精神論で乗り切るのは勘弁してほしい。根性論で社会設計して、根性論で乗り切れというのはあんまりだ。データを蓄積して分析していくことが必要。防貧の面でお金を削っても生きていけるだろうというのは根性論。データを積み上げ、緻密に見ていくべきではないか。
す エビデンスベースで政府を小さくしていくというのが大局であろうが、様々なデータで支えていくしかないだろう。濫用を規制し、どのようなデータを集めるかはパターナリスティックに政府が進めるしかない。この分野に注力するというのを決める。濫用抑止の為に透明性を高めて欲しい。資格の確認、直罰規定などで確認ができるように、権力側の動きを可視化できるように、制度を作ったうえで、プログラムによる社会へ。愚行権と全体に関わる部分の切り分けが必要
や ボランティアに税制的な優遇措置やポイント付与というやり方もあるし、スコアと結びつけるやり方もあるが、それも問題が出てくるのではないか。
か 仕組みがないと情報が使えない、情報が保護できないというところがある。情報管理の仕組み、資格を作って、災害時の情報管理を行うということはどうだろうか。防災の局面では必須ではないか。
も 情報をどうするかということを考えるときに、自由権が重要ではあると思う。 20世紀の後半からは受給権が重要になってきた。「健康で文化的な最低限度の生活」をエビデンスに基づいて決めるためにはきめ細かいデータが必要ではないか。
や どれくらいのお金が必要で、どのようなアーキテクチャが必要なのか、エビデンスに基づいて国民の同意を得ることが必要。データを出すために、どれくらいの特定性が必要なのかは重要。マイナス面をきちんと言っておくのは必要。
も 民主的に政治で決めると言った時に、1票の価値を厳密に同じにするということはどれくらい重要か。
や 最高裁は1対1を憲法は厳密に要請してはいないとしている。
も 都市部の利益が反映されやすい。政治的なバイアスが出てくるのではないか。選挙制度のもたらすバイアスをどうやって是正するか。 世代ごとに代表権を変えるという議論もある。少なくともそういう事実があるということをデータとして出していく、その為のデータ収集は必要。
す エビデンスの一定割合は個々人のデータになり得る。ルールメイキングをする場所をある程度、収斂していく必要があるだろう。人口減少で地方自治が全うできないという段階に至った時に、地方の仕事と中央の仕事を仕分けていくときに、個人情報の扱いを寄せていく必要があるのではないか。 広域災害時のルールはどうなるのか。法治国家の空白ができてしまうのか。テロの時はどうなるのか。先送りはできない。今回の改正でどうなるのか。
も AIが入って来た時にどうなるのか。
や 医療、防災とAIではデータの偏りが気になる。どういうデータを使ったのかが重要になる。マイノリティを弾いてしまうということがあり得る。アルゴリズムの適正さ、データの公正さをチェックする機関が必要になるのではないか、検証可能な仕組みも必要では。
か AIとデータの処理という観点から考えると、偏りによる差別をどう防止するか。処理の禁止、処理に付されない権利の保障、処理に対して異議申し立てをできる権利が考えられるが、最後のものが重要ではないか。 探索の為に解析する段階では広範なデータが必要になる。防災のように万人の命が懸かっているものについては、対象からの除外ではなく、結果に対する異議申し立てが最適ではないか。
す 防災においてはAIによる意思決定支援が初動段階ではあっていいのではないか。 日本はAIでも劣後するのではないか。ゴミデータではなく、構造化され、クレンジングされたデータがでてきた時に初めてAIを使えるのではないか。 やってはならないことをピン止めする。
も AIを入れなかった場合、なんでやるのか。開業医の高齢化が進んでいる。支援をさせる仕組みを入れる方が良いのではないか。高齢者の運転事故の問題もある。災害の場合、非日常の判断を求められる。判断の支援を積極的に考えて良いのではないか。
閉会 17:20〜17:30 閉会のことば  森田 朗   森田行政学研究会 会長
何の為に法制度があるのか。日本社会が変わりつつある今、維持するために、何をすべきか。 基本的なデータを集め、利用については厳しいチェックを入れる。FWを具体的にどのようにしていくのか議論すべき。
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2007/1/27                          再生核研究所 代表                            齋藤 尚徳
2007/1/27
                         再生核研究所 代表
                           齋藤 尚徳
                         
再生核研究所声明について:
  再生核研究所声明1: 良い社会を作るには
再生核研究所声明2: 中国古代の教育
再生核研究所声明3: 最低生活の保障を求める
再生核研究所声明4: 競争社会から個性を活かす社会に
再生核研究所声明5: 靖国神社問題に対する提案
再生核研究所声明6: 憲法問題に対する提案
再生核研究所声明7: 参議院選挙に当たって
再生核研究所声明8: 日本国の防衛の在り方について
再生核研究所声明9: 天才教育の必要性を訴える
再生核研究所声明10: 絶対的な世界の平和の為に
再生核研究所声明11: 国の構成について
再生核研究所声明12: 人生、世界の存在していることの意味について 
再生核研究所声明13: 第1原理 ― 最も大事なこと
再生核研究所声明14: 日本の政局についての提言
再生核研究所声明15: 空虚な日本の社会
再生核研究所声明16: 裁判員制度の修正を求める
再生核研究所声明17: 教育界の改革を求める
再生核研究所声明18: 拉致問題の解決に向けての提案
再生核研究所声明19: 超越への道、悟りへの道
再生核研究所声明20: 大学入試センター試験の見直しを提案する
再生核研究所声明21: 人口問題についての考察
再生核研究所声明22: 小沢氏の続投による政権交代を求める
再生核研究所声明23: 秘書の逮捕、起訴事件における検察庁の対応と公正の原則
再生核研究所声明24: 政権交代によって閉塞感を打破し、日本国を再生させよう
再生核研究所声明25: 日本の対米、対中国姿勢の在りようについて       
再生核研究所声明26: 衆議院の解散に当たって
再生核研究所声明27: 政権交代を祝す、配慮と期待
再生核研究所声明28: 鳩山首相と鳩山首相の実母に、情状酌量を求める
再生核研究所声明29: 普天間基地問題 ― いまだ 夜明け前
再生核研究所声明30: 検察庁の暴走と民主主義の危機 - 広い視点
再生核研究所声明31: 法の精神と - 罪と罰
再生核研究所声明32: 夜明け ― ノアの方舟
再生核研究所声明33: 民主主義と衆愚政治
再生核研究所声明34: 日本のビジネス―日本料理店の海外展開
再生核研究所声明35: 社会と個人の在りよう―細胞の役割
再生核研究所声明36: 恋の原理と心得 
再生核研究所声明37:金正日を世界史の英雄に朝鮮問題に関心を寄せる世界の人々に
再生核研究所声明38:ロッキード事件のもみ消しについて
再生核研究所声明39:普天間基地問題の総括 ― 戦略なき対応と文化力
再生核研究所声明40:政権交代とその後の政局
再生核研究所声明41:世界史、大義、評価、神、最後の審判
再生核研究所声明42:大失業時代
再生核研究所声明43:政権交代は半ば、完全なる交代を求める―中途半端は良くない
再生核研究所声明44:梅の木学問と檜学問-日本の研究者育成についての危惧
再生核研究所声明45:第2次世界大戦と第3次世界混乱
再生核研究所声明46:日本国の1つの国家像、あるべき姿について
再生核研究所声明47:肯定死
再生核研究所声明48:与謝野氏の大臣就任を是とし、高く評価する
再生核研究所声明49:アジアの愚か者、アジアの野蛮性
再生核研究所声明50:日本における 民主主義の脆さ、危うさ
再生核研究所声明51:ツイッターにおける 意義と心得
再生核研究所声明52:選挙における心得、留意事項
再生核研究所声明53:世界の軍隊を地球防衛軍に 
再生核研究所声明54:リビア軍事介入について 
再生核研究所声明55:皇族方の東京避難を求める
再生核研究所声明56:アースデイの理念
再生核研究所声明57:人生とは何か、人生如何に生きるべきか
再生核研究所声明58:日本の政局、民主党最後の決断、自民党の低落
再生核研究所声明59:鳩山政権の総括と反省
再生核研究所声明60:非凡な才能を持つ少年・少女育成研究会
再生核研究所声明61:ビンラディン氏殺害 
          ― アメリカの名誉と大義を傷つけたオバマ大統領
再生核研究所声明62:福島原子力発電所事故とその対応、対策、取り組みについて
再生核研究所声明63:解脱;神、自由、不死への道 - 安らかに終末を迎える心得
再生核研究所声明64:期待される日本軍の在り様 情報分析力の向上と災害救助の重視を
再生核研究所声明65:公務員の給与の段階的な引き下げと管理手当てなどの大幅引き下げを
再生核研究所声明66:言論の自由を篤く保障し、実りある議論のできる社会に
再生核研究所声明67:脱原発デモ ― 非現実的な貧しい二律背反の発想と飛躍した議論
再生核研究所声明68:生物の本質 ― 生きること、死ぬること
再生核研究所声明69: 単細胞人間 ― 単細胞的思考
再生核研究所声明70: 本末転倒、あべこべ ― 初心忘れるべからず
再生核研究所声明71: 菅 暗黒政権 を総括する
再生核研究所声明72:慣性の法則 ― 脈動、乱流は 人世、社会の普遍的な法則
再生核研究所声明73:日本国首相の役割
再生核研究所声明74:人生・生命の肯定について
再生核研究所声明75:政治・経済の在りようについて
再生核研究所声明76:教育における心得 ― 教育原理
再生核研究所声明77:人生における心得
再生核研究所声明78:無責任な 原発反対と増税反対 ― 実状が分からないで意見を表明していないか?
再生核研究所声明79:福島原発事故 とは 何か
再生核研究所声明80:挑戦とは何か
再生核研究所声明81:最高裁判所裁判官全員の罷免を提案する
再生核研究所声明82:皇室の在りようについての 一考察
再生核研究所声明83:再生核研究所声明とは 何か
再生核研究所声明84:国会審議における心得 - 討論、議論、批判における心得
再生核研究所声明85:食欲から人間を考える ― 飽きること
再生核研究所声明86:未だ おめでたい人類 - 先史時代
再生核研究所声明87:小沢氏の裁判問題 ― 司法界とマスコミ界に断罪を
再生核研究所声明88:大学教員の退職後の在り様についての一考察
再生核研究所声明89:失業問題の根本的な解決法と 心の豊かさを求める原理
再生核研究所声明90:日本の大学受験体制についての一考察
再生核研究所声明91:創造性についての一考察
再生核研究所声明92:日本の政局を憂える ― 国論の分裂を避けよ
再生核研究所声明93:国家とは何か,首相について -統治機構としての国家について
再生核研究所声明94:日本国よ こんなことで良いのか ― あまりにもおかしな 日本国 ― 中国に大義あり、日本国の侵略は歴然
再生核研究所声明95:究極離散化法 (ADMmath: Aveiro Discretization Method mathematics)について
再生核研究所声明96:小沢氏に期待する、日本の針路と戦略、行動
再生核研究所声明97:虚妄、空想、日中戦争の分析と顛末
再生核研究所声明98:矛盾、日中は戦争状態にある ― 
日本はそんことをしていて良いのか、 原因を取り除け
再生核研究所声明99:死の肯定、在りよう、儀式、将来への提案
再生核研究所声明100:2つの多変数複素解析学について
再生核研究所声明101:慰安婦問題 ― おかしな韓国の認識、日本の認識
再生核研究所声明102:成果主義の弊害について
再生核研究所声明103:日・中戦争の経過と状況の分析 ― 賢明な終戦と和平 
再生核研究所声明104:人事採用、昇任について
再生核研究所声明105:人間の愚かさ、弱点について
再生核研究所声明106:無限精度 解析センター の設立を求める
再生核研究所声明107:悲しい政権交代の挫折と まともな国家を目指して; 総選挙を控えて、政局を評価する。― 小沢氏の復権、偏狭的な愛国主義と軍国主義の処断、司法界の断罪、憲法の精神への回帰を
再生核研究所声明108:敗戦国日本よ、 情けないぞ ― 自主独立を求め、米・中との友好関係を 日本国憲法の精神で進めよ。 アメリカは、日本の自治を尊重して、政治介入を控えよ。
再���核研究所声明109:中国の出軍は、道理であり、日本の出軍は憲法違反である - 公正と法とは何か、おかしな日本のNHKと世相
再生核研究所声明110:東京オリンピック開催どころではない、日本の国情 ― 大震災、放射能、原発事故対策、生活・教育・研究基盤などの内実に力を注げ
再生核研究所声明111:日本国憲法によって、日本国および日本軍を守れ、― 世界に誇る 憲法の改悪を許すな
再生核研究所声明112:公理系からの脱却、論理的思考、逆思考によって、視野を高め、広めよ ― 平成暗黒時代を このまま終わらせて 良いものか
再生核研究所声明113:美しい人たちの活かされない努力、無駄な努力 
― ソーシャルメディア利用、デモ; 戦略が無ければ、夢中で訴えても 空しい努力に
再生核研究所声明114:ああ 人類最後のとき — 世界史を回想、評価する
再生核研究所声明115:枯れ木も山の賑わい ― 現状と存在に理由あり
再生核研究所声明116:宇宙空間、星間交流から人間を考える
再生核研究所声明117:時,状況が問題; タイミングの重要性 、死の問題、恋の問題
再生核研究所声明118: 馬鹿馬鹿しい人生、命失う者は 幸いである、 と言える面もある 
再生核研究所声明119: 冷酷な神々、自然  ―  見捨てられた 人類
再生核研究所声明120:終末の在りようについての 総合的な検討を、遅れている面での 文化を進めよう ― 個人の自由意志の尊重に基づく  肯定死の保証 と 方法の確立を
再生核研究所声明121:2013年、参議院選挙にあたって ― 闇に向う、日本の愚かさ、民主主義の挫折、衆愚への道、情けない日本国。
再生核研究所声明122:神の存在と究極の信仰 - 人間よ 想い煩うことはない。 神は存在して、一切の存在と非存在を しっかりと支えられておられる、 人は必要なときに必要なだけ、 念じるだけで良い。
再生核研究所声明123:日本国の自立を求めて ー なぜ自立を求めるか -それは、 日本の固有の美しい文化を維持、発展させるためである
再生核研究所声明124:恋の機微 - 恋の極意
再生核研究所声明125:お金の問題 ― 貨幣について ― 本質論
再生核研究所声明126:お金の問題 ― 貨幣について ― 如何に使うか、支出について
再生核研究所声明127:お金の問題 ― 貨幣について ― 収入について
再生核研究所声明128:数学の危機、 末期数学について
再生核研究所声明129:美しい社会はどうしたら出来るか ― 世の中なぜ上手く行かないか
再生核研究所声明130:復讐心も、競争心も、嫉妬心も空しい: 忠臣蔵の断罪を求める。― 世界中のテロリストをなだめる方法(宗教間と民族間)
再生核研究所声明131:シリア軍事介入についてー日本の対応姿勢
再生核研究所声明132:神を如何に感じるか - 神を如何に観るか 
再生核研究所声明133:2020年 東京オリンピックとパラリンピックの開催について - オリンピックを成功させ、平和憲法の精神の下で、日本は進化を
再生核研究所声明134:私の命よりも 大事な 私 ― 人間の崇高さ、素晴らしきかな 人間
再生核研究所声明135:線形作用素方程式における第一基本定理
再生核研究所声明136:線形作用素方程式における第二基本定理
再生核研究所声明137:世界の危機と 権力者の選出
再生核研究所声明138:大中国、中国の印象 ― 母なる大国、中国に
再生核研究所声明139:正義とは 戦争における; 短期的には 勝者が決めるが、世界史が評価の大勢を定める
再生核研究所声明140:数学の神秘性: 一考察 (誰かこの考察、議論を進めて欲しい。)
再生核研究所声明141:結局、人間とは、人生とは 何だろうか、どの様なものか
再生核研究所声明142:An Aveiro Dream in Mathematics
再生核研究所声明143:グローバリゼーションの危険性
再生核研究所声明144:人類滅亡の概念 - 進化とは 滅亡への過程である
再生核研究所声明145:生きること、人間として在ることの 究極の意義 についての考察
再生核研究所声明146:愛の本質、愛の原理 
再生核研究所声明147:創造性についての 第二考察
再生核研究所声明148:100/0=0, 0/0=0 - 割り算の考えを自然に拡張すると ― 神の意志
再生核研究所声明149:生きること、生命の本質、活動して止まないもの
再生核研究所声明150:大宇宙論、宇宙など小さい、小さい、the universe について
再生核研究所声明151:再生核研究所の志向と協力、参加へのお願い
再生核研究所声明152:研究活動に現れた注目すべき現象、研究の現場
再生核研究所声明153:日本国の危機 と 祖国救済の戦略
再生核研究所声明154:新しい世界、ゼロで割る、奇妙な世界、考え方
再生核研究所声明155:生きる意味は 文学者にも分からない??
再生核研究所声明156:尖閣諸島、簡単な算数と 愚かで卑劣な日本国
再生核研究所声明157:知りたい 神の意志、ゼロで割る、どうして 無限遠点と原点が一致しているのか?
再生核研究所声明158:生命と人生
再生核研究所声明159:恋する男女は強い - 何故か?―幸せの基礎
再生核研究所声明160:人生の晩年における楽しみ - 終末、もっと爽やかに考えたい
再生核研究所声明161:ゼロ除算から学ぶ、数学の精神 と 真理の追究
再生核研究所声明162:アヴェイロ ― エデンの花園
再生核研究所声明163:ゼロで割る(零除算)- 堪らなく楽しい数学、探そう零除算 ― 愛好サークルの提案
再生核研究所声明164:男と女の関係の捉え方 ― 新しい視点
再生核研究所声明165:世論について
再生核研究所声明166:ゼロで割る(ゼロ除算)から学ぶ 世界観
再生核研究所声明167:大学などで アカデミックなポストを得る心得
再生核研究所声明168:霧の中 ― 環境の中の人間、盲目、偏見
再生核研究所声明169:サッカー観戦の印象 と 日本チーム強化の戦略
再生核研究所声明170:NHK連続テレビ小説「花子とアン」― 蓮子様の気持ち
再生核研究所声明171:掛け算の意味と割り算の意味 ― ゼロ除算100/0=0は自明である?
再生核研究所声明172:人間の愚かさについて
再生核研究所声明173:愛が無ければ観えない
再生核研究所声明174:狼の輸入によって、生態系の維持を図れ
再生核研究所声明175:人間の擁く 大きな虚像
再生核研究所声明176:ゼロ除算について、数学教育の変更を提案する
再生核研究所声明177:国際紛争を少なくするための 単純明快な原則 を提案する
再生核研究所声明178:アラブとイスラエルの紛争、対立の終焉を願って
再生核研究所声明179: Division by zero is clear as z/0=0 and it is fundamental in mathematics
再生核研究所声明180:人類の愚かさ ― 7つの視点
再生核研究所声明181:人類の素晴らしさ ― 7つの視点
再生核研究所声明182:世界、縄張り、単細胞、宇宙
再生核研究所声明183:野生動物と人間
再生核研究所声明184:ライブということ
再生核研究所声明185:The importance of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明186:ニュースの価値について
再生核研究所声明187:工科系における数学教育について
再生核研究所声明188:ゼロで割る(ゼロ除算)から観えてきた世界
再生核研究所声明189:ゼロ除算の研究の勧め
再生核研究所声明190:再生核研究所からの贈り物 ― ゼロ除算100/0=0, 0/0=0
再生核研究所声明191:公理系、基本と人間
再生核研究所声明192:無限遠点から観る、人生、世界
再生核研究所声明193:夜明け、新世界、再生核研究所 年頭声明
再生核研究所声明194:大きなイプシロン(無限小)、創造性の不思議
再生核研究所声明195:ゼロ除算に於ける高橋の一意性定理について
再生核研究所声明196:ゼロ除算に於ける山根の解釈100= 0x0について
再生核研究所声明197:真智への愛とは何か
再生核研究所声明198:計算機と人間の違い、そしてそれらの愚かさについて
再生核研究所声明199:世界の数学界のおかしな間違い、世界の初等教育から学術書まで間違っていると言える ― ゼロ除算100/0=0,0/0=0
再生核研究所声明200:ゼロ除算と複素解析の現状 ―佐藤超関数論との関係が鍵か?
再生核研究所声明201:ドラマ、言論、文芸、世相、関心を 近未来志向にしよう
再生核研究所声明202:ゼロ除算100/0=0,0/0=0誕生1周年記念声明 ― ゼロ除算の現状と期待
再生核研究所声明203:人間とは何か、人生とは何か
再生核研究所声明204:世界史を進化させる 世界に誇れる、平和憲法の擁護を 提案する
再生核研究所声明205:宿命論
再生核研究所声明206:女性の生態、主婦の生態
再生核研究所声明207:男性の生態、亭主の生態
再生核研究所声明208:NHK 朝ドラ マッサン ― 許されない約束違反、公共放送としての問題
再生核研究所声明209:政治的な配慮 ― 悪の素 ―社会の進歩とは
再生核研究所声明210:大学入試ミスにおける対応について
再生核研究所声明211:ドラマとは何か ― 人の心を弄ぶドラマ 
再生核研究所声明212:What are reproducing kernels?
再生核研究所声明213: An interpretation of the identity 0.999999...... =1
再生核研究所声明214: Surprising mathematical feelings of a 7 years old girl
再生核研究所声明215:ゼロ除算の教え
再生核研究所声明216:死について、死からの解放について
再生核研究所声明217:ご自愛を ― 健康第一
再生核研究所声明218:興味、関心、感動;人間とは
再生核研究所声明219:報道における理系関係の充実を
再生核研究所声明220:戦争に関する心理について
― 絶えず平和のための努力を
再生核研究所声明221:ある数学者の仏教解説
再生核研究所声明222:日本の代表的な数学として  ゼロ除算の研究の推進を求める
再生核研究所声明223:人生の目的は、自然を愛でて楽しみ、ともに喜び合うこと ― 二十一世紀の壮大なロマン
再生核研究所声明224:郵便ポストの適正配置を求める提案 ― ゴミの無責任な投棄を止めよう
再生核研究所声明225:偉大な数ゼロ ―ゼロの教え
再生核研究所声明226:真実のともし火を消してはならない ― 中丸薫著 を読んで
再生核研究所声明227:日本の仏教の在り様についての疑問、キリスト教との奇妙な違い
再生核研究所声明228:選挙制度の在り様についての具体的で簡単な提案 ― 選挙期間の延長を
再生核研究所声明229:吉田松陰から学ぶ ― 志の重要性と松陰の最期、モミの実の喩え
再生核研究所声明230:終戦70周年を迎えての反省
― 逆に戦勝国の責任も問う
再生核研究所声明231:本を書く人の気持ち、読む人の気持ち ― 本とは何か
再生核研究所声明232:無限大とは何か、無限遠点とは何か。― 驚嘆すべきゼロ除算の結果
再生核研究所声明233:西行花伝 ― 辻邦生、新潮社を読んで
再生核研究所声明234:西行花伝 ― 辻邦生、新潮社を読んで – 雅について
再生核研究所声明235:西行花伝 ― 辻邦生、新潮社を読んで – 出家について
再生核研究所声明236:ゼロ除算の自明さ、実現と無限遠点の空虚���
再生核研究所声明237: A reality of the division by zero z/0=0 by geometrical optics
再生核研究所声明238:西行花伝 ― 辻邦生、新潮社を読んで – 西行の恋と愛
再生核研究所声明239:自由な立場の人の意見、発想の尊重を
再生核研究所声明240:燕の神秘性 ― 燕の巣立ちを祝して
再生核研究所声明241:不幸な日本の政治状況 ―文化力の弱体さを露呈
再生核研究所声明242:参議院の良識と自立性によって安保法案をほうむれ
再生核研究所声明243:日本国の在るべき姿について –現在の世相についての心情
再生核研究所声明244:不完全な人類、恥ずかしい世界史 ― 心得
再生核研究所声明245:天才動物から学ぶ ― 新しい政治体制、指導者たち
再生核研究所声明246:An interpretation of the division by zero 1/0=0 by the gradients of lines
再生核研究所声明247:The gradient of y-axis is zero and tan (pi/2) =0 by the division by zero 1/0=0
再生核研究所声明248:日本の政治状況を変革するための提案
再生核研究所声明249:数とは何か ― ゼロ除算z/0=0を含む
再生核研究所声明250:What are numbers? - the Yamada field containing the division by zero z/0=0
再生核研究所声明251: 円と曲率 ―ゼロ除算z/0=0から導かれる道脇裕氏の解釈
再生核研究所声明252:Circles and curvature - an interpretation by Mr. Hiroshi Michiwaki of the division by zero $r/0=0$
再生核研究所声明253:私も探そう ―ゼロ除算z/0=0 の現象
再生核研究所声明254:愛が無ければ観えない ― について、 更に
再生核研究所声明255:神は、平均値として関数値を認識する
再生核研究所声明256:武器を収め、環境の保全、民生の向上、文化の発展に力を注げ
再生核研究所声明257:無限大とは何か、 無限遠点とは何か ー 新しい視点
再生核研究所声明258:A new viewpoint of the division by zero z/0=0from area and the point at infinity
再生核研究所声明259:数学の生態、旬の数学 ―ゼロ除算の勧め
再生核研究所声明260:受験勉強、嫌な予感がした ― 受験勉強が過熱化した場合の弊害
再生核研究所声明261:全面的な批判は慎もう ー 批判は具体的に、建設的に
再生核研究所声明262:宇宙回帰説 ― ゼロ除算の拓いた世界観
再生核研究所声明263:テロや武闘の終焉を願って
再生核研究所声明264:永遠とは何か ― 永遠から
再生核研究所声明265:全ての願いが叶えられたとき ー 自由な境地 ― その時人間は
再生核研究所声明266:地球上に繁茂する 愚かな人類
再生核研究所声明267:未知の世界に遭遇したとき、分からないとき ― そのときどうするか
再生核研究所声明268:新しい天気地図、行政地図の作成を提案する
再生核研究所声明269:テレビ、新聞の報道内容について
再生核研究所声明270:アジアの進化を願って
再生核研究所声明271:永遠は、無限は確かに見えるが、不思議な現象
再生核研究所声明272:ゼロ除算の研究の推進を
再生核研究所声明273:つくられた人間 ― 人間とは何だろうか; 人生とは何か
再生核研究所声明274:間をとることの重要性、余裕を持とう
再生核研究所声明275:The division by zero z/0=0 and special relative theory of Einstein
再生核研究所声明276:捏造、事実の歪曲の禁止、悪化する情報の是正を
再生核研究所声明277:アインシュタインの数学不信 ― 数学の欠陥
再生核研究所声明278:面白いゼロ除算の混乱と話題
再生核研究所声明279:ゼロ除算の意義
再生核研究所声明280:ゼロ除算の公認、認知を求める
再生核研究所声明281: The importance of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明282:The Division by Zero z/0=0 on the Second Birthday
再生核研究所声明283:受験勉強が過熱化した場合の危惧について
再生核研究所声明284:世は矛盾の中に存在する、 混沌と言える
再生核研究所声明285: 数学者の性格、素性について
再生核研究所声明286:細分化、専門家、単細胞、孤立化から総合化、統一へ
再生核研究所声明287:神秘的なゼロ除算の歴史―数学界で見捨てられていたゼロ除算
再生核研究所声明288:戦友達 ― 共生、共感、共鳴
再生核研究所声明289:終末の心得
再生核研究所声明290:神の隠し事、神の意地悪、人類の知能の程
再生核研究所声明291:心の微妙さ
再生核研究所声明292:ユークリッド幾何学、非ユークリッド幾何学、平行線公理、そしてゼロ除算
再生核研究所声明293:Parallel lines on the Euclidean plane from the viewpoint of division by zero 1/0=0
再生核研究所声明294:素数分布についての前出裕亮君の予想について
再生核研究所声明295:無限の先にあるもの、永遠の先にあるもの ―盲点
再生核研究所声明296:ゼロ除算の混乱
再生核研究所声明297:豊かなゼロ、空の世界、隠れた未知の世界
再生核研究所声明298:根無し草
再生核研究所声明299:いろいろ ちぐはぐな社会
再生核研究所声明300:New challenges on the division by zero z/0
再生核研究所声明301:人間の愚かさ―人間の賢さ
再生核研究所声明302:燕の神秘性 ― 動植物の営みの神秘性
再生核研究所声明303:参議院選挙を控えての政治状況について
再生核研究所声明304:いじらしい人間
再生核研究所声明305:出産の報に接して
再生核研究所声明306:平行線公理、非ユークリッド幾何学、そしてゼロ除算
再生核研究所声明307:見かけ、表装と内実、実質
再生核研究所声明308:ゼロ除算とは何か、始めてのゼロ除算、ゼロで割ること
再生核研究所声明309:真無限と破壊 ― ゼロ除算
再生核研究所声明310:ゼロ除算の自明さについて
再生核研究所声明311:ゼロ0とは何だろうか
再生核研究所声明312:ゼロ除算による 平成の数学改革を提案する
再生核研究所声明313:  良い数学教育の推進を
再生核研究所声明314: 世界観を大きく変えた、ニュートンとダーウィンについて
再生核研究所声明315: 世界観を大きく変えた、ユークリッドと幾何学
再生核研究所声明316:ゼロ除算における誤解
再生核研究所声明317:尖閣、竹島、北朝鮮のロケット問題についての提言
再生核研究所声明318: 映像の危険性 ― テレビの弊害
再生核研究所声明319:NHK朝ドラ、小橋常子さん、花山伊佐次さんに続け
再生核研究所声明320:NHK朝ドラ とと姉ちゃん、赤羽根社長の筋違い対応
再生核研究所声明321: 北朝鮮問題への対応
再生核研究所声明322: 北朝鮮問題への対応 ― 追加
再生核研究所声明323: 蓮舫氏の国籍問題と政局、世相について
再生核研究所声明324: 日本国民の初歩的な誤解―真相を知らされていない
再生核研究所声明325: ゼロ除算の状況について ー 研究・教育活動への参加を求めて
再生核研究所声明326:The division by zero z/0=0 - its impact to human beings through education and research
再生核研究所声明327: 数学教育についての提案
再生核研究所声明328: NHK大河ドラマ、真田幸村の大阪城入場から考える人間 ― 自由について
再生核研究所声明329:大学入試の在り様について ― 現実と負担の視点から
再生核研究所声明330:原始人間から人間を考える
再生核研究所声明331:提案 ― ゼロ除算の研究は、学部卒論や修士論文の題材に適切
再生核研究所声明332:再生核の著書: Theory of Reproducing Kernels and Applications, Developments in Mathematics 44 © Springer 2016 について ー 内容
再生核研究所声明333:男と女の関係について
再生核研究所声明334:数理科学に興味を懷く方、発見に興味を持つ方 ― お願い
再生核研究所声明335: ゼロ除算における状況
再生核研究所声明336:オスプレイ事故についての反響について
再生核研究所声明337:人間、人生について
再生核研究所声明338:ロシアとの付き合いについて
再生核研究所声明339:インドの偉大な文化遺産、ゼロ及び算術の発見と仏教
再生核研究所声明340:絶対絶命、必死 ― 悟りへの道
再生核研究所声明341:日本史の誇り
再生核研究所声明342: 日本の外交についての考察
再生核研究所声明343: オイラーとアインシュタイン
再生核研究所声明344:理解できない韓国の慰安婦像建立の意思
再生核研究所声明345:弱い日本の国家戦略
再生核研究所声明346:愛について、愛の深まり 
再生核研究所声明347:真実を語って処刑された者
再生核研究所声明348:個々の人間を離れて ―広い視野で―トランプ政権の出現に際して
再生核研究所声明349:衰退する日本の大学 ― 国を憂えて
再生核研究所声明350:日本国の在りようについての考察 ― トランプ大統領就任の機会に
 再生核研究所声明351: トランプ壁についての提言 ― トランプ大統領の公約
再生核研究所声明352: On the third birthday of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明353:  ゼロ除算 記念日
再生核研究所声明354:  What are $n = 2,1,0$ regular polygons inscribed in a disc? - relations of $0$ and $\infty$ \\
再生核研究所声明355:おかしな日本の外交戦略 ―賢明な外交戦略
再生核研究所声明356:アメリカの偉大さ ― トランプ大統領と司法
再生核研究所声明357:Brahmagupta の名誉回復と賞賛を求める。
再生核研究所声明358:政治の話しを、対話を勧める
再生核研究所声明359:ゼロ除算とは何か ― 本質、意義
再生核研究所声明360:NHK 大河ドラマと朝ドラの驚嘆
再生核研究所声明361:馬鹿は死ななきゃ治らない  ― 馬鹿の意味を考える
再生核研究所声明362:Discovery of the division by zero as
0/0=1/0=z/0=0
再生核研究所声明363: アジアの敗北と衰退 - 回避を
再生核研究所声明364: 憲法改正についての考察
再生核研究所声明365:目も眩むほど素晴らしい研究課題 ― ゼロ除算
再生核研究所声明366:微分方程式論の不備 ― 不完全性
再生核研究所声明367:数学の真実を求める方、数学の研究と教育に責任を感じる方へ
再生核研究所声明368:ゼロ除算の意義、本質
再生核研究所声明369:笑点 ― 素晴らしい落語 
再生核研究所声明370:細胞のような存在、個人 ― 生態系、環境
再生核研究所声明371:ゼロ除算の講演― 国際会議 
再生核研究所声明372:Facebook に現れた人間模様 再生核研究所声明373:高木貞治 「解析概論」の改変構想 
再生核研究所声明373:高木貞治 「解析概論」の改変構想 
再生核研究所声明374:微分方程式論における不完全性と問題
再生核研究所声明375:ブラックホール、ゼロ除算、宇宙論
再生核研究所声明376:現代初等数学における間違いと欠落 ― ゼロ除算の観点から
再生核研究所声明377:ゼロの意味について
再生核研究所声明378:マインドコントロール下にあるゼロ除算 ― 強い思い込み
再生核研究所声明379:北朝鮮問題、北朝鮮のロケット
再生核研究所声明380:What is the zero?
再生核研究所声明381:NHK大河ドラマ 政次の最後と大義、本懐
再生核研究所声明382: ニュートンを越える天才たちに-育成する立場の人に
再生核研究所声明383:人間の精神の高まりについての視点
再生核研究所声明384:2017年 総選挙について
再生核研究所声明385:地の果て、無限の彼方、平面の究極の果てを観るー 永遠とは何か、無限の先の不思議さ
再生核研究所声明386: ゼロ除算の反響と存念、想い出、物語
再生核研究所声明387:ゼロ除算についての全体的な印象
再生核研究所声明388:Information and ideas on zero and division by zero
再生核研究所声明389:2017年 総選挙後 - 小池氏、前原氏は間違いであるとは言えない。
再生核研究所声明390: 人間は 何をしているのだろう。
再生核研究所声明391:いろいろな数学者、数学者の心
再生核研究所声明392:数学者の世界外からみた数学  ― 数学界の在り様について
再生核研究所声明393: ゼロ除算の認知と真相の解明、究明を求める
再生核研究所声明394:ゼロで割れるか ― ゼロで割ったらユークリッド以来の新世界が現れた
再生核研究所声明395:ゼロ除算物語 - 記録、回想
再生核研究所声明396:人間の終末の心 - 人生も人間も大した存在ではない
再生核研究所声明397:未来に生きる - 生物の本能
再生核研究所声明398:数学の本質論と社会への影響の観点から - ゼロ除算算法の出現の視点から
再生核研究所声明399:数学芸術 分野の創造の提案 - 数学の社会性と楽しみの観点から
再生核研究所声明400:数学の研究における喜びと嫌な思い
再生核研究所声明401: 数学の全体、姿、生命力
再生核研究所声明402:研究進めるべきか否か - 数学の発展
再生核研究所声明403: 私より私らしい私の出現 - アンドロイド
再生核研究所声明404:ゼロ除算の現状 ― 総合的な印象
再生核研究所声明405: ゼロ除算が拓いた幾何学の現象 ― 堪らなく楽しい新奇な現象 - デカルトの円定理から
再生核研究所声明406: アジア不戦条約の提案を ― 批准を ― 丸丸お得な考え、方法
再生核研究所声明407: 大阪大学の入試ミス対応についての
一考察
再生核研究所声明408: 数学を越えて ― 価値あるものとは
Announcement 409: Various Publication Projects on the Division by Zer
Announcement410 : What is mathematics? -- beyond logic; for great challengers on the division by zero
再生核研究所声明 411:ゼロ除算発見4周年を迎えて
Announcement 412: The 4th birthday of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明413: 考え方によっては、どちらでも有り得る
再生核研究所声明414: 第1回ゼロ除算研究集会基調講演要旨
再生核研究所声明415: 数学の進化は単調か、進化と衰退
再生核研究所声明416: ゼロ除算をやってどういう意味が有りますか。何か意味が有りますか。何になるのですか - 回答
再生核研究所声明417: ゼロ除算って何ですか - 中学生、高校生向き 回答
再生核研究所声明 418: 割り算とは何ですか? ゼロ除算って何ですか - 小学生、中学生向き 回答
再生核研究所声明 419:『天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~』 - 読売テレビ・日本テレビ系 読売テレビ開局60年記念ドラマ(2018年2月23日(金)) から
再生核研究所声明 420: ゼロ除算は正しいですか,合っていますか、信用できますか - 回答
再生核研究所声明 421: 東京大学の在りようについての危惧
再生核研究所声明 422: 数学界の歴史的な恥と恥の上塗り ー ゼロ除算の見落とし と 固定観念
再生核研究所声明 423: 余裕を持つことの重要性
再生核研究所声明 424: レオナルド・ダ・ヴィンチとゼロ除算
再生核研究所声明 425: 生命のリズム、生きること 
再生核研究所声明 426: 政治状況についての印象
再生核研究所声明 427: 神の数式、神の意志 そしてゼロ除算
再生核研究所声明 428: 心の存在するところ ― 人間とは何か?
再生核研究所声明 429: 日本のサッカー試合における鳥かご作戦について ― 西野監督の精神は 世に高く評価されるべきである。
再生核研究所声明 430: 古典的なリーマン球面に代わるHorn Torusの出現について
再生核研究所声明 431: y軸の勾配はゼロである - おかしな数学、おかしな数学界、おかしな雑誌界、おかしなマスコミ界? 
再生核研究所声明432:無限に広がった平面を捉える4つの考え方
Announcement 433:\\ Puha's Horn Torus Model for the Riemann Sphere From the Viewpoint of Division by Zero}
再生核研究所声明 434 : ゼロ除算の誤解と注意点
再生核研究所声明 435 : 国際スポーツ大会における問題点 - 国際化と文化、グローバリゼーションの問題
再生核研究所声明 436 : 数学教育の原理 ― 省察と改善
再生核研究所声明 437 : ゼロ除算とは何か - 全く新しい数学、新世界である
再生核研究所声明 438: ゼロ除算1/0=0/0=z/0=\tan(\pi/2)=0 の誤解について
再生核研究所声明 439: 人間として生きることとは - ある一面から
再生核研究所声明 440: 東京医大入試問題についての印象について
特に女性の扱いについて
再生核研究所声明 441: 小・中・高校の数学教育の視点からのゼロ除算について
再生核研究所声明 442: ゼロ除算研究の大義と研究協力へのお願い
再生核研究所声明 443: アリストテレス以来、二千年を越える封印、タブーの解消 - ゼロ除算
再生核研究所声明 444: 小・中・高校生に影響を与える初歩数学の出現 - ゼロ除算
再生核研究所声明 445: 平和を希求して ― How to
再生核研究所声明 446: 生物・動物の本性についての考察 ― 食すること
再生核研究所声明 447: 人工知能の進化と人間について
Announcement  448:Division by Zero Funny History and New World
再生核研究所声明 449:この世とあの世 - 人工知能の進化によって
再生核研究所声明 450: 水前寺清子様に呼応して - 雄たけび
再生核研究所声明 451: みんなの数学、大衆の数学 ― 和算の風土を取り戻そう
再生核研究所声明 452: 世界を変えた書物展 - 上野の森美術館
再生核研究所声明 453: The International Conference on Applied Physics and Mathematics, Tokyo, Japan, October 22-23
Announcement 454: The International Conference on Applied Physics and Mathematics, Tokyo, Japan, October 22-23
再生核研究所声明 455:ゼロ除算は幾らの価値がありますか、人間をどう救うのですか 回答
再生核研究所声明 456:ゼロ除算算法発見の瞬間
再生核研究所声明 457: 人類は何をなせしか - 広い視点
再生核研究所声明 458: 神の存在と信仰- 悟りへの心得
再生核研究所声明 459: 数学者の反省、数学教育の反省
Announcement 460: Change the Poor Idea to the Definite Results For the Division by Zero -- For the Leading Mathematicians
Announcement 461: An essence of division by zero and a new axiom
再生核研究所声明 462:ゼロで割れるか、ゼロで割る 任意の解析関数や数は ゼロで割ることが できる。
再生核研究所声明 463: ゼロ除算を理解すると 世の中に対して どのようなメリットがあるでしょうか。 ― 回答
再生核研究所声明 464: 多数決で決定する、投票で決定する危うさ
再生核研究所声明 465: 年頭にあたって - 1年の計
再生核研究所声明 466: 不完全な 現代初等数学、数学の基礎
再生核研究所声明 467: 数学の素晴らしさ ー 数学は絶対的な世界である
再生核研究所声明 468:ゼロと無限の意味と関係
再生核研究所声明 469:なぜ二つの負数を掛け算すると正数になるのですか?(回答)
再生核研究所声明 470:ゼロ除算 1/0=0/0=z/0=\tan(\pi/2)=0 発見5周年を迎えて
Announcement 471: The 5th birthday of the division by zero z/0=0
再生核研究所声明 472:万物流転、世の無常、心
再生核研究所声明 473:峠、峠を越えて
再生核研究所声明 474:人類の進化
再生核研究所声明 475:数学を志した理由 - 関係問題を省察する
再生核研究所声明 476:能力が足りない、無いは欠点にあらず、性格、特徴で活かせる。もちろん、恥ではない。
再生核研究所声明 477:ケンブリッジ大学とミュンヘン工科大学のIsabelle 計算機システムはゼロ除算x/0=0 を導いた
Announcement 478: Who did derive first the division by zero 1/0 and the division by
zero calculus tan(pi/2)=0, log 0=0 as the outputs of a computer?
再生核研究所声明 479:遅れをとったゼロ除算 - 活かされない敗戦経験とイギリスの畏れるべき戦略
再生核研究所声明 480:日本の数学の後進性
再生核研究所声明481:改元に当たって、日本からの贈り物、ゼロ除算算法 ― 新数学
再生核研究所声明482:研究について ー 国を豊かにし、文化を高め、世界を拡大させるために
再生核研究所声明483:ゼロ除算を発見した精神から見えた不思議な世界
再生核研究所声明484:ゼロ除算を発見した精神から見えた不思議な世界 - ゼロ除算の教え
再生核研究所声明 485:算数、数学の教育は 大丈夫でしょうか
再生核研究所声明 486:学校の授業を受けながら,「数学なんて勉強して,いったい何の役に立つのだろう」と思った人もいるのではないでしょうか。
再生核研究所声明 487:キャパシティ、   容量、器、限界
再生核研究所声明 488:恋から学ぶ、人間、人生、世界
再生核研究所声明 489:勉強から、考える、そして心の教育に
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uchu-household-blue · 3 years
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逃げられなかったこともあるね 人の仕草がネガになっていく思いで それでも信じたかったら 出来ないことを出来ない恐怖で理由探していたら普通もぼろぼろと形がなくて あまりに遠いようで私はずっと常識が捉えられないよ
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すごくそうだったね、じゃあ私はきっと人の眼差しとはに関心の向くよな年でもあった。同時に国が機嫌を伺わざるを得ないことが経済面であったというだけでもそれは別に 同じ現象に思う、どんな保証を持って生活の名前だったんだろう、今も飲食業への事ってどう商人が簡単にそして事務だけがシステムに 続ける意味を失われながらだって続いているだろうか、勘違いされるお金のままただ、回るだろうか。あと逆になのか子供の頃、ここにいられる幸福でもってお別れまでにもっとその人たちを理解しようと思えて笑えていた頃はやっぱり信用してももらえたと感じたよなと思い出せた。。実業家として降り立った近代が生活と直だったことの意義、分かるね
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人によって何が良いのか悪いのかが全然違う時代(なので、信頼関係を築くことは大切だけど難しいですよねって朗読の小野さんが言ってた、ほんとだ!と気づいた。遅!)。悩んでたまらんが、けれども不変が普遍がもっと明るいものだとは今はすぐに思うよ 共同と個とあとね家庭と地域かなって最近は思う。その逆立し合いを精神的にもっと染みたいような
伊「今と似てるのかも」、とのことで多様性を目の当たりにした戸惑い、そうだよね、、と思って、空気が匂う気持ち。なんだろな、電子マネーもあれは川じゃないと思っていいのかな。インチキの蔓延も詐欺まがいのスピード感も変わらない が多様を知るという精神を思うだけでやっぱり大変忙しいものだ 頭にあった���ットコインの危機は川じゃなかった川でもない崖だ。今回の言葉から見ると、大人としての自分を知るって感じと近いのかもな 分かってる思いになる 個人のレベルではいくらでも言えるけど。それぞれ「自分が違うのか」と「どう疑うのか」を感傷でなく出来るかどうかはやっぱり課題だなと思ったし。 ただ、かつての オンリーワンだと思えたことがいま怖かった、でも良かった。いつ生まれても辛いとは思うけれども、そう今回、渋沢が今生きてたらどうかなとか、生きていたら こうこうでこうだよって言ってみたいなとか、まるで優しい気持ちになった。。 こうありなさいがよくよく無いけど、提示されてもきっと迷う、迷わずに教えられてもきっと流れてから留まっていた仕組みを分かる
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粘りたいよ、これが何の意味なのか 零れそうになるんだいつも うまく処理なんてするしないに至る自分か?世間を考えて世間に逆立するとは?目指したいままのものは? 少なくとも大衆、直に思ってこその理論であって欲しいもんねそれも夢だね 
どのように道徳を見つけていくのか?常識=社会で生きていく とは?そして均等に成長、ね。。
他者との合意を形つくることが、信頼ある社会 うん、はい  ふむ私もこれのなかったものは逃げたいだろうなと思う そして自分で概念をつくる人の滲み出るものよ 同意事項が どんな規模でも作られて その手自体を諦めちゃうとほんと そっちのがやりきれないか
テレビでリーゼント刑事が、「罪」を、憎んで人を憎まずとも言ってた 公益と仕事ってそういうことか面だな すぐ頷く自分いたよ それだけじゃ出ない言葉もあるかもだけど
「智・情・意」
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頭撫でられてたほうじゃないんか!が自分でも納得の3要素。これが常識である、と。 商人としての商人さえも、身分なんかじゃないんだと分かるような...問いかけ。。。 「常識をつくり、常識に基づいた 良く行動のルール を見つけ それを習慣化する」 そっか、今ここにあるものが常識のハードルだと思わなくていいんだ、積み上げたり組み直したりしてさらにバランスとして足元も固めるんだ。。
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どうやって伝えるのか? テクノロジーのせいじゃないんだと、そしてテクがどうにかしてくれると任せてはいけないんだ、と。SDGsの話が出ていた。洪水の話は思い出してもいいのかな  繋がりが交渉だとだけ言われたらどうしようと、欲しがり続けてしまうよ本当に 何を越えたらいいのか越えずにいくか 何がどれなのか けれどそうだな、私みたいな慌て あるいはどうしてもやりくりに終始しなくちゃいけない時にもきっと自覚してなら、いわゆる科学や技や、作り出す力の調子の良さに、そうやって、手を離れて便利と呼ぶこともいい思いをしても、そうと言えるのかな。難しいんだなずっと。遊びやゆとりが何に機能するかを、マシンの中に見出すこともある、お金で買えるもののなかに買えないものを見出すことも必要。冷静に腹立つよやっぱり難しいだけだとしても。無茶な願いみたいなさじ加減をふと思い浮かべて、自分頭いいなと今思った。。
ネットの繋がらなさも待てない速ささえ必要なら本当に滅入るとこだし 距離取りたいやっぱり形になりたい 智情意 肩組んでる そっか 脂質糖質、違うか血圧 中性脂肪、、の三銃士みたいな肩の組み方してる
何が道徳か、日々の総体ではなくて命の大切さの正体なのか、先に心で分かるものばかりでないならそれもそう、無常と耐えるようなことなのか 。疲れか繰り返しか 当然で無価値か 日差しみたく楽に教わりたい投げやりかもしれない自分に 疚しさがあることを 必要ないのではと懐疑する 、何が正しい毅然なの。。 手放したら掴めないほど遠かった それでいて高校生の頃の落ち込みみたいな時にも同じこと思っていた多分 それを煮詰めたことにもショックだったけど ただ、何を考えごとするのが正しいのかと問う気持ちがそもそも余計なのから本当に分からないんだよな。。何が時間なのかがもう分からない 今と思う集中も自由も考え方から未知から取り戻せるというのかな 全てに用意されていると、何も決まらない、感情は言葉からあるわけじゃない、知ることは覗き込まないともいけない、外にもいないといけない、怯えないで良かったつもりでいた時間がやっぱり見当たらないからというだけかな。なので煮詰めながらあぁそうしてスポンジの水分も取るの?取ってまた吸収しないといけないとしか寝ぼけがないもんな
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chikuri · 6 years
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 “我が先人たちは、いかにして独立した平和な国を築いてきたのか? ■1.先祖返りする中華人民共和国  3月11日の中国・人民代表大会で、国家主席の任期制限を撤廃する憲法改正案が可決された。しかも賛成2958票に対して、反対2票、棄権3票という、通常の民主主義国家ではありえない投票結果だ。任期制限はなく、選挙も茶番であれば、国家主席は皇帝と変わらない。  中国は長い歴史を通じて、数百年ごとに王朝が衰退しては、戦乱の中から新しい王朝が興ってきた。現在の中華人民共和国なる体制も、表向きは「共和国」であるが、実質的な選挙もなく、法治に基づいた政権交代もない、古代から��王朝そのままだ。  しかも今や年に数万件も農民や労働者の暴動が起こり、それを武力で抑えつけている所などは、歴代王朝の崩壊前とそっくりだ。  一方、わが国は一系の皇室が125代も続いてきており、そのほとんどの期間を安定した平和のなかで過ごしてきた。このあまりにも鮮やかな違いはどこから来るのか。石平氏の近著『なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか 「脱中華」の日本思想史』[1]は、この違いの原因を見事に描き出している。  この本を読めば、日本人が中国人民のように歴代王朝の暴政や、王朝交代時の戦乱から逃れてこられたのは、わが先人たちが「中国の呪縛」から独立して、独自の国家と文明を築いてきた苦心のお陰であることが良く分かる。  今回はこの本のごく一部を紹介しつつ、我らが先人の苦心の一端を偲んでみたい。 ■2.「天」の代理人としての「天子」  中国の統治思想は儒教の二つの原理からなっている、と石平氏は指摘する。「天命思想」と「中華思想」である。まず「天命思想」は以下のように説明されている。 __________ 「天」は自らの意思を直接、語りはしないが、人間の世界から誰かを自分の「子」として選び、「天子」であるこの人に支配権を委譲する。そして「天子」を通して人間世界を支配するのである。[1, 140]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  すなわち「天」は皇帝を通じて人間世界を統治するので、すべての人民は皇帝に従わなければならない。したがって皇帝は「独裁者」となる。しかも天の代理人としての皇帝の地位は終身であり、かつ子孫代々に受け継がれていく。  この思想は、民主主義とは全く相容れないものである。民主主義においては、国民が統治権を持っており、選挙を通じて政治家を選び、統治権を一定期間委ねる。その政治家が独裁者となるのを防ぐために、たとえば米大統領であれば、1期4年で、4年毎に選挙を経なければならず、それも2期までと決められている。  今回、習近平が茶番の選挙により、任期制限を撤廃したのは、選挙と任期という民主主義の根幹の放棄であり、中国伝統の皇帝に近づいたということである。普通の民主主義国家なら、ごうごうたる非難を巻き起こす処置だが、中国では民衆からして、天命思想に染まっているので、それほどの違和感はないのであろう。  次なる一歩は、皇帝の地位が子孫に伝えられていく、という世襲制である。我々はその実例を、すでに北朝鮮に見ている。朝鮮人民も長らく中国の属国民として、この天命思想に染まっているのだろう。 ■3.独裁と戦乱のサイクル  しかし、皇帝が権力をほしいままににして、私利私欲にふけったり、圧政暴政が続くと、「天」は別の人間を「天子」として選び、統治権を引き渡す。「天命」を「革(あらた)める」、これが「革命」である。  したがって、別の人間が、「今の皇帝はすでに『天』に見捨てられた。我こそは新たに『天命』を受けたものである」と主張して、「革命」を引き起こすことができる。  皇帝の権力を牽制するのは、このような革命勢力のみである。両者の決着は武力でつけるしかない。ということは、皇帝は武力が強い間は独裁権力を振るい、その武力が弱って革命勢力が立ち上がると戦乱となる。この独裁と戦乱が、天命思想における統治サイクルになってしまう。  史実を見てみよう。秦の始皇帝は紀元前221年に、それまで列強各国が争っていた戦国時代を勝ち抜き、史上初めての中国統一を成し遂げ、最初の皇帝として「始皇帝」と名のった。  しかし、万里の長城の原型や、1万人が座れる前殿を持つ阿房宮、さらには8000体近くの等身大の兵馬俑で知られる秦始皇帝陵などの建設で人民に多大な負担を強いたため、暗愚な二世皇帝の時に全国的な反乱が起きた。これが紀元前209年の陳勝・呉広の乱で、劉邦が紀元前202年に全土を再統一して、前漢の皇帝になるまで、戦乱が7年間続いた。  秦の皇帝の姓は「えい」(漢字はパソコンでは表示できない)だったが、前漢の「劉」に「姓が易(か)わる」、ということで、中国の王朝交替は「易姓革命」と言われる。  王朝交代時の戦乱が7年というのは短い方で、前漢の崩壊時は184年に起こった黄巾の乱以降、220年に魏が成立するまで、36年もかかった。  こうして皇帝の勢力が強い時は独裁が続いて、暴政圧政に民意が離反し、ついには反乱が起こって、易姓革命につながる。天命思想はこのような独裁と易姓革命の戦乱を生み出す毒をもっている。 ■4.漢民族こそが世界の中心であり、唯一最高の中華文明  天命思想とセットになっているのが「中華思想」である。「天」は「天下」を治めるために、天子に天命を下す。この「天下」とは文字通り、人間世界すべてを意味する。 __________ 『詩経』『荀子』『韓非子』『呂氏春秋』などの中国古典に度々出てくる有名な言葉がある。「普天の下、王土に非ざるは莫(な)く、率土(そつど)の浜、王臣に非ざるは莫し」(天下のもの全て、帝王の領土でないものはなく、国のはてまで、帝王の家来でないものはいない)というものである。 中国の知識人なら誰でも知っているこの十六文字の漢文(普天之下、莫非王土、率土之浜、莫非王臣)にこそ、中国伝来の世界観が凝縮されている。いわゆる中華思想とは、まさにそういうものである。[1, 238]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  しかし、等しく天下の民と言っても、平等ではない。自分たち漢民族こそが世界の中心であり、唯一最高の中華文明を持ち、その周囲の異民族はすべて文明に浴していない野蛮人と見なした。それを「東夷・西戎・南蛮・北狄」と呼んだが、夷、戎、蛮、狄の語源は獣や虫を意味する。  これらまだ中華文明の「教化」に浴していない「化外の民」を文明化していくことは天子の役割であり、「天命」の一部であると考えられた。 ■5.中華思想が侵略を助長している  この中華思想も、現代の中国共産党政府の言動によく表れている。たとえば、「中華民族」という用語。これは漢民族に、モンゴル、チベット、ウイグル、その他のすべての少数民族を総称した言葉である。  言語も生活様式も異なる異民族を「中華民族」としてひとくくりにする考え方自体が、文化人類学などの現代的学問を完全に無視している。その根底には、周辺諸民族も漢民族の統治に服して、一つの統一国家に属するべきという中華思想がある。  これは各民族が自前の国家を持つことが良いとする「民族国家」の理想をまったく無視した考え方である。この中華思想ゆえに、チベットやウイグルなどを武力で占領しても何の罪悪感も感じない。この思想は、南シナ海を占拠したり、尖閣諸島のみならず沖縄までも狙おうとする現代中国の侵略性を助長している。  しかも各民族の文化を相互に尊重すべしという国際社会の常識をも無視しているので、チベットの僧院を破壊したり、漢民族の大量移住なども平気でする。  海外に移民しても、中国人は現地の文化など尊重せず、自分たちだけのコロニーを作って生活する傾向が強いのも、この中華思想の表れだろう。 ■6.「皇国思想」の効用  我々日本人の祖先は、古代から中華文明に多くを学んできたが、同時にこの天命思想と中華思想をいかに排斥するかに苦心してきた。それも当然だろう。このセットを受け入れたら、日本は「化外の地」として、中国皇帝を仰ぎ、その「教化」を受けなければならない。誇り高き我が先人たちは、そのような道を選びはしなかった。  天命思想・中華思想を排除するための思想は、日本神話の中にあった。この日本列島はイザナギとイザナミの二柱の神が産み、その子である天照大神が、その孫にあたるニニギの命に、「天下って統治せよ」と神勅を与えた。その子孫たる皇室が、代々、神勅を受けて、日本国内を統治する、というのが「皇国思想」である。 「天命」などという、どこにあるのか確認のしようのないものと違って、皇室は天照大神の子孫であるから、「血筋」という客観的な事実に基づく。したがって、その血筋を持たない野心家が、支配者になろうとしてもできない。これは反乱や革命をあらかじめ牽制する効果を持つ。姓を持たない皇室には易姓革命は無縁であった。  古代、中世には、壬申(じんしん)の乱や南北朝の乱のように、皇族どうしが皇位を争うということもあったが、やがて天皇に指名された為政者が権力を用い、皇室は権威のみを持つ「権力と権威の分離」という仕組みが定着した。これにより、独裁者に対してはある程度の牽制がなされ、かつ権力者交替に伴う戦乱も皇室の裁定により、相当程度緩和されるようになった。  こうしてわが国は天命思想の生む独裁と戦乱という毒を、皇国思想によって排除することができたのである。  国境や民族という概念を無視する中華思想の毒に対しても、皇国思想は効用を持っていたように見える。皇室の先祖神が産んだのは「大八洲(おおやしま)」、すなわち日本列島である。海の外については、古事記、日本書紀では朝鮮半島などに関して多少の記述はあるものの、あくまで外国として描かれている。  すなわち、皇国思想は国境の概念を持ち、その国境内では独立した、かつ統一された主権国家の存在を前提としている。これは現代の国際社会が前提としている主権国家の考え方ときわめて親和性が高い。そして、中華思想の持つボーダーレスなグローバリズムという毒を排除するものである。 ■7.中華思想を打ち砕いた聖徳太子の国書  皇国思想とともに、我が先人たちが脱中華のために活用したのが仏教だったことを、石平氏は鮮やかに解き明かしている。仏教導入の中心人物は聖徳太子であり、太子が隋の皇帝と交わした国書にその片鱗が窺われる。  その国書の書き出しは「日出ずる処の天子、書を日没するところの天子に致す、恙なきや」であった。この書は日本にも対等の天子がいることを前提としており、天子は世界の中心に一人しかいない、とする中華思想を完全に否定している。その挑戦的な言辞を「恙なきや」と、いかにも親しげに結んでいるのは、巧みな外交センスである。  国書を受け取った煬帝は「蛮夷の書、無礼なる者り」と怒ったと伝えられているが、当時、隋は高句麗と戦っており、さらに日本を敵に回す余裕はなかった。煬帝は「皇帝から倭皇に挨拶を送る」と唯一の皇帝の存在を主張しながらも、「倭皇」と部分的に持ち上げる国書を送らざるを得なかった。[a]  また国書を持参した使節の小野妹子が述べた冒頭の挨拶は、「海西の菩薩天子重ねて仏法を興すと聞く。故に使いを遣わして朝拝せしめた」というものだった。「海西」という言葉は、日本から見て「海の西」という言葉で、これも中国が世界の中心だという中華思想を無視した表現である。 「菩薩天子」といい「仏法を興す」という表現も、中華文明の上にインドで生まれた仏教を置き、我々はそれを学びに来た、ということで、これまた中華文明が世界最高のものだという中華思想を全否定している。  石平氏は、この口上の背後に隠された大和朝廷の対中国戦略思考を次のように解き明かす。 __________  それは、普遍性のある仏教という世界宗教のなかに身を置くことによって、中国文明ならびに中華王朝の権威を相対化し、中国と対等な外交関係を確立していく、というものだ。[1, 523]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■8.「脱中華」の志の継承  石平氏の著書は、このような「脱中華」、すなわち政治的、思想的な独立に向けて、我々の先人がどのように取り組んできたか、古代から明治維新まで概観した名著である。  冒頭で述べたように、習近平政権は天命思想と中華思想に先祖返りしつつある。中国が強大な経済力と、近代的な軍事力を備えた今、その毒は中国国内のみならず、台湾や東南アジア、チベット、ウイグルなどの周辺諸国、そして世界全体に拡散されつつある。  その毒から、我々自身、周辺国民、地球全体、さらには中国人民自体を守るためにも、我々の先人の独立と平和への志を継承していかなければならない。 (文責 伊勢雅臣)”
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