Tumgik
#煙突キャンプ
starfieldoutdoor · 1 year
Photo
Tumblr media
前の週に降った雪がまだ積もっている「星の降る森キャンプ場」にて雪中キャンプMAKUYOKE-8の106mm版と新保製作所の小型薪ストーブ「チョッパー3面窓付き煙突横出し」で雪中キャンプを満喫してきました。大きく構造を改良したDUCTCOVERシリーズの「MAKUYOKE-8」は設営と撤収がだいぶ楽になり本来のしずかな雪の中のキャンプに時間を使えるようになり景色や風情を楽しめました。 https://youtu.be/JE3C9mheltA 室外に設置されるFRONT BORDにはブランドのロゴがレーザー彫刻されています 「INSULATION BOARD」のセラカバーは奥まで押し込みます! 雪...
0 notes
kotobaka3d · 1 year
Text
【ロゴス2024新製品展示会】スヌーピーコラボムや焚き火グッズなど注目アイテムをピックアップ! (2/2) - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
#蚊取り
#蚊取り線香
#ホルダー
#線香
#2個セット
#とても薄くたためる
#収納時に薄くコンパクト
#極薄
#超薄
#薄い
#コンパクト
#2ロールハウス
#house
#家
#煙突
#autodoor
#アウトドア
#虫除け
#warm
#Snoopy
#スヌーピー
#スヌーピーコラボ
#peanuts
#ピーナッツ
0 notes
nakatateyama · 1 year
Photo
Tumblr media
『Day2358-6-005』 Does anyone know when I am gonna be able to use this stove??? わが家の薪ストーブプロジェクト。のんびり進行中。 本日、ようやく壁に穴が開き、メガネ石を設置(信頼できる設備屋さんにお願いする)。 さぁ、煙突。 先日、ネットで必要分と思われる二重煙突などをポチり。 それが届き、ストーブに取りつけようとして「???」となる。 「あれ?煙突の向きってこれでいいのか?」 そこで初めて、煙突には正挿し(オスが上)と逆挿し(メスが上)があることを知る。 逆挿し仕様のストーブに正挿し仕様の煙突を買っちゃったじゃん!しかも大量に! 血の気がスゥーッと引きつつ、対応策を考える。 どこかで両端がオスオスの煙突があればオッケーと閃き、ネットで探すもそのような商品には行き当たらず。 焦って煙突作っている会社、数社に電話をしてみるも、なかなかよい答えを得られず、さらに焦る。 結局、同じ会社に2度電話をかけ、たまたま電話口に出た違う担当者に少し言い回しを変えながら、状況を説明すると、「カタログには載ってないけど、受注でオスオスのアダプター作れますよ」との事。 ほっ。 早速、注文してアダプター待ちの日々。 とりあえず今日、アダプターを待ちつつも、壁に穴も開いたし、ストーブ&煙突の微妙な位置などをシミュレーションしてみる。 さぁ、木曜日の雪予報までにわが家の煙突はつくのだろうか?火入れの儀式が楽しみで仕方がないのだが…。 さて、「コーヒーとタープ」ですが、本日を持って今季の営業を終わりにしようと思います。次の降雪までに管理棟の雪囲いなどの冬支度を終えようと思います。 みなさま、今シーズンもありがとうございました。 冬季は軽トラキッチンカーに乗って、あなたのいる街に行くかもしれません笑。 そちらもよろしくどうぞ! #rurallife #slowlife #notslowlife #countrylife #snowcountry #田舎暮らし #スローライフ #ノットスローライフ #5歳 #fiveyearsold #あおの棚田米 #移住 #コーヒーとタープ #自家焙煎 #microroastery #microroaster #古民家リノベーション #古民家暮らし #yabukozakioutdoors #やぶこざきキャンプ場 https://www.instagram.com/p/CmCKKXjvTQ-/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
bluebeat32 · 1 year
Photo
Tumblr media
テントに薪ストーブを入れてのんびりくつろいだキャンプだったよ やっぱりスノートレッカーは斜め出しの煙突だね https://www.instagram.com/p/CkWs7u6yNL4/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
yoyokoenartstuudio · 2 years
Text
こどもキャンプ、再開。
3年ぶりに「こどもキャンプ」を開催しました。
Tumblr media
2019年の台風15号と19号によって、スタジオの「お山のお家」がある鋸南町は全世帯の7割近くが被災し、私達の施設も家屋の被害は免れましたが、大小の多くの木が倒れ敷地内が荒れ果ました。近隣の復興のお手伝いが一段落して、さあこれから自分たちも片付けよう、と思っていた矢先にコロナ禍が訪れキャンプも長く休止となってしまいました。
Tumblr media
そしてこの夏。コロナ禍が完全に過ぎたわけではありませんが、やっと子どもたちと戻って来ることが出来ました。やっぱりここは子どもたちの賑やかな声が似合います。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
3泊4日の間、畑の野菜を収穫し、火を起こし、料理をして
Tumblr media Tumblr media
お風呂も薪で沸かす五右衛門風呂。山での生活は全て「火」が基本ですが、東京の都心で育った子どもたちは生まれながらにオール電化の家で暮らしているので、日常で火を目にすることはありません。火を扱うことは当然ながら、見ることも初めてという子もいます。それでも3日の間に火を扱うことをためらうことは無くなります。少々の火傷もありますが、それも火の力と危うさを体で憶える良い機会なのです。
Tumblr media
朝から三食のごはんを作り、片付けや掃除をして、風呂を沸かしたら、あっという間に夕暮れです。 電気がないテント生活ですから日が暮れれば真っ暗です。
Tumblr media Tumblr media
アートスタジオのキャンプだからといって、絵を書いたり工作をする時間なんてほとんどありません。3日間、ただひたすら生活するため体を動かします。
Tumblr media Tumblr media
(竹を切って箸やコップを作ってます。)
Tumblr media
それでも楽しみがなければね(^^)子どもたちが毎年楽しみにしている流しソーメン。
Tumblr media
台風で屋根と煙突が飛ばされた薪オーブンも復活しました。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
皆で作った窯焼きピザは最高に美味しいね。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
長いようであっという間の3日間、日焼けした子どもたちの顔が少し逞しくなったように見えます。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
また来年もここで子どもたちを待っています。
0 notes
equal-net · 4 years
Photo
Tumblr media
Gstove製テントの撮影 #Gstove Tent #Gstove #薪ストーブキャンプ #煙突キャンプ #幕除け #冬キャンプ #キャンプで薪ストーブ #キャンプ飯 #CAMP #キャンプ https://www.instagram.com/p/CCkW0oqB6sB/?igshid=1tqjt20ttmsnn
0 notes
ru-noe · 4 years
Photo
Tumblr media
red dead redemption 2 PCでの操作だいぶ慣れて最近デッドアイの使い方が分かり始めたマイレボリューションだけど頭が切れる凄腕ギャングの設定であんま倒してないのに仲間がすごい褒めてくれるのでなんかすいませんって感じ。
arthurちゃんが可愛いんでフォトモードしたり抱きたく(描きたく)なるんで中断したりしてたらこれは当分楽しめそうだぜ(舌なめずり)って感じなんだけどそろそろ絵をpixivに纏めて red dead redemption 2 タグで俺はここにいるぞって狼煙を上げないと誰もいなくなりそう。
以下チャレンジとかプレイ感想(絵はないです)
伝説の狼の心臓の効能酒に酔い難いってアーサーちゃんが酔い潰れてお持ち帰りされるのを防ぐわけ?後で酒飲み対決とかあるんかしら?名誉増やす為干し草運びやってると女子に「うんこの原料」って言われるけど(分かるたまに雑用やって好評価される男ってむかつくよね)キーランは「馬達大喜びだぞ!」ってよいしょして可愛い奴やで。
キャンプに帰ったらキーランが「あなたお帰りなさーい」ってお迎えしてくれるので「愛い奴め(ビルとかに)虐められたら儂が守っちゃるけーのぉ」と言おうとしたのに「キーラン俺の金は?!」「えっ?!知らないよっ」「なんちゃって~」って虐める~でも「お前を見張ってるぞ」には「はいはい・・」って受け流してて可愛い奴やで
話が停滞して渋々マイカを助けに行ったらリトライしまくってほぼマイカが倒したのに流石銃の名手だなって煽てたり「手土産なしでダッチに会えねぇ」とかいじらしい奴やでとか思ったりしたけどストロベリー出禁になるは懸賞金290ドルで唯一の罠師に行く度に店主に通報されて速攻で逃げたりでマイカの野郎!
ドジっ子写真家メイソンのバックをコヨーテから取り返して「彼危かしくって私がついていなくちゃ!」ってアーサーちゃんの母性本能を刺激してるんで次会う時には御洒落しなきゃってポマードとか用意しといたけどマップに助けマークが出た時マイカのせいで賞金稼ぎに追われて助けに行けねぇ。
アネスバーグの上の方でクーガに襲われてドンパチしてたら通りすがりの賞金稼ぎが撃ってくるから「私がお前に何をしたというのだ」(by真田広之)って射殺したら名誉が下がったうえ夜陰に紛れて逃げたのに懸賞金がかかった理不尽!どうやって特定してんの?そりゃ白馬に乗ったかわいこちゃんって目立つだろうけども。
ユニオンスーツで胸を開ける選択が出来る事が分かりシャツでやろうとしたら腕まくりしかなく第一ボタンまできっちり詰めたまま。(覆面とか外したりしたら出来るみたいだけど)イノシシのタリスマン胸開けた方がチョークみたいでエロいのに何でだよ。そのくせ冬のガンマンコートの前しめれないし中が夏のガンマンで胸元開けたままで寒そうだし。
キャンパーがアンズバーグの北に美人の未亡人が住んでて追い払われたんだけどその追い払い方も優しくて好きになったから木陰から暫く眺めて結婚したいとか言ってて「怖っ!」後でアサモも行って良い感じになるんだろうけどセイディぐらいキルスキルがないと付け入る奴が居て大変だよな~
ダイナマイトチェレンジで敵対ギャングのキャンプに縄片手に突っ込んで銃で撃たれながら一人づつ縛り上げてたら最初「コルムと知っての狼藉か!」って威勢が良かったギャング共が「え?ちょ!何々!怖い怖い!」って逃げ惑ってて笑える(サイコパス)
無警戒の敵を背後から弓矢で射るチャレンジ、同じ敵対ギャングのキャンプで一人射殺する度逃げて戻ってを繰り返してたら「さっきの不細工がまた来やがった」とか言っててこの絶世のかわい子ちゃん(アーサー)のどこが不細工じゃいってチャレンジ達成と同時に正面から銃で皆殺しにした。
帽子だけ飛ばすチャレンジ遠距離からショットガンが良いというのでお馴染み敵対ギャングのキャンプでやったら焼夷弾を入れっぱなしにしてたの忘れてて帽子どころか大炎上で仕切り直しに引き上げたら近くに置いてある銃弾に引火して大爆発してんのに「あんな腰抜けほっとけ」とか暢気なことを言ってた。
96 notes · View notes
liliyaolenyeva666 · 3 years
Text
Tumblr media
🎼 00198 「Dazed And Confused (幻惑されて)」。
今週も 「仮面ライダー」 のお時間がやって参りました。今回は 「ユウレイ村の海蛇男 (第54話)」 というお話です。奥山村という場所でおそろしい事件が起きたさうで、村の駐在員が助けを求めています。慌てている彼を助けようとした 東京〜大阪間を走るトラックの運ちゃんと助手は、突然に現れた 海蛇男の光線を浴びてしまいます。海蛇男の光線は 風景を自在に変えることができるさうで、三人は 何となくパニック状態に陥ります。そこへ白い煙のやうな霧のようなものを浴びせかける "しぬのだー" が口癖な 海蛇男。三人は どろどろに溶かされてしまいました。場面は変わり、246号線を無人のトラックが暴走していたという新聞記事から ショッカーの悪巧みを ひしっと感じる おやっさんと本郷猛。もう足がついています。おやっさんの話によると、アクション大好き滝和也は ヘリコプターに乗って空中からモトクロス場探しをしているさうで、人々を襲うショッカーの一味を偶然に見かけます。助けに入った滝に 海蛇男は例の光線をお見舞いします。たじろく滝。そんな中、滝を探しに オートバイでうろうろしてしていた猛は 偶然に海蛇男を見つけ、さらに 奥山村に "改造人間トレーニングキャンプ" なるものを作ったと 海蛇男から聞かされます。トレーニングキャンプで鍛えたらしい海蛇男に襲われ、さらに 飛び蹴りを喰らった猛は 仮面ライダー第1号に ささっと変身します。「ショッカーのトレーニングキャンプを教えてもらおうか!」 と海蛇男に巴投げを喰らわせる第1号。しかし 「トレーニングキャンプの威力だ!」 と川にライダーを軽々とぶん投げる海蛇男。キャンプした甲斐がありました。CMが明けると 謎の洞窟に 滝も猛も幽閉されていたりして、海蛇男の仕業なのか、はたまた 新兵器 "プリズムアイ" の威力なのかどうなのか、幻覚に惑わされてしまって 脱出することができないでいます。捕らえられ、今度は逃げられまいと鎖でぐるぐる巻きにされる猛。簡単にプリズムアイの説明を済ませてから、海蛇男の長い海蛇が猛を襲います。猛危うし!と思ったら いとも簡単に鎖を引きちぎり、ライダーに変身する猛。今週も ツメが甘いショッカー東京支部ですけれど、それはさておき、海蛇なのに川ばかりで戦っている海蛇男は、淡水でも元気でいられるのか少し心配になります (淡水で生息する海ヘビもいるさうですので、川ヘビだか海ヘビだか男に心配は無用です)。が、人工の滝のやうな場所で "ライダー背面ジャンプ" という謎の技にひるんだところに "ライダーキック" を あっさり喰らって爆発してしまいました 海蛇男は やっぱり海で戦うべきだったのかなって思いました。
1 note · View note
soi63 · 4 years
Text
カウントダウン
・DRBを控えたMTCの話。後半は左と銃のブロマンスのような雰囲気があります。
・DRBのエントリーの仕方について捏造モリモリです。
まだ陽も沈んでいないというのに理鶯は自らのキャンプ地で鍋を掻き回していた。眩しいくらいの西日が、彼のベージュ色の髪をさらに明るく輝かせている。
「銃兎」こちらが声をかける前に、座っていても分かる長身が振り向いた。「ご足労いただき悪かったな」
こうしていつも訪ねてくる相手をねぎらうことを忘れない。まあ、本当にご足労なので、あえて否定することも最近はしていなかった。
促されて、理鶯の向かいのディレクターズチェアに腰掛ける。彼の手元でぐつぐつと煮える夕食の中身を見ないようにしながら、鞄からラップトップパソコンを取り出した。――既に美味そうな匂いが立ち込めているのだが、今日は食事をしに来たわけではないのだった。
パソコンと一緒に引き出したA4サイズの紙の束を、鍋から立ち上る湯気を避けて理鶯に受け取らせる。
「ディビジョンラップバトルの要綱です。私が分かっていればいい程度の内容でしたが、念のため渡しておきます」
「ふむ」ライトブルーの瞳が上から下へざっと文字を追った。「貴殿だけに任せるわけにはいかない。小官も当日までに頭に入れておこう」
律儀なことだ。どこかの誰かとは大違いで。
「こちらの書類は?」
ホチキスで別止めされた数枚の書類を手に生真面目な声が質問する。
「それはエントリーシートの記載例です。それこそ本当にあなたには必要ない」パソコンを操作し、目的のデータを拾い上げながらそう説明した。「私が全てやるので」
続いた無言に顔を上げると、やや不満そうな顔と目が合う。
「小官は、自分の書類くらい自分で書けるが」
本当に、些末な仕事であればあるほど俺にやらせることに全力を注ぐどこかの男とは大違いだ。理鶯の、こういう自らの領分を弁えようとするところを俺は好ましく思っていた。かといって、気分を害させたいわけではなかったのできちんと訂正することにする。
「このエントリーシートというのが、けっこう煩雑なんですよ。まさにお役所という感じで。私なら役所の書類は見慣れてますし、まとめて三人分仕上げてしまうのが最も効率がいいと判断しました」
名前と所属だけ書けばいいものと思っていたら、履歴や健康状態、ヒプノシスマイクの使用歴、そして当日の移動手段やかかる旅費まで事細かに記入しなければならず、仕事の休憩時間に適当に作ってしまおうとしていたのを早々に諦めたのだった。
「なので」キーを打ちながら夕陽に照らされる美丈夫を見上げる。「理鶯は私に個人情報だけください」
その言葉が気に入ったのか、彼は低く笑った。
「過去以外であればなんでもやろう」
「気になりますね、それ」
一問一答形式で理鶯の情報を手に入れ、必須項目欄に打ち込んでいく。彼が六月生まれだということを初めて知った。一年の中で、太陽が最も長く地上に留まる日に生まれたのだ。だからこの男に流れる時間は、こんなにもゆったりとしているのかもしれない。そんな詩的なことを柄にもなく考えた。
「左馬刻のところにも同じように行くのか?」
不意にされた質問に、思わず苦笑いしてしまった。
「ああ……左馬刻の書類はこっちで全部作れるんですよ。警察のデータベースに顔写真から何からすべて情報がありますから」
「それは、なんというか……」
「だから、前科のない男の方が大変なんです」
項目を全て埋め、くるりとパソコンを膝の上で回転させる。唐突に画面を向けられた男がきょとんとした。後ろからタッチパッドを操作してネットワークにつなぎ、目的のフォームを開く。
今回、電話などではなくわざわざ理鶯のキャンプ地までやって来たのは、このためだ。エントリーを完了させるには、最後に声認証を行う必要がある。
「ラップバトル参加の最終認証が声とは。なかなか粋なことをするな」
モラトリアム中の軍人(それ以外に何という?)は面白そうに、画面上の周波数を模したアイコンを矯めつ眇めつした。
「粋なもんか。主催者側は、俺たちの価値を声でしか計っていない」
「そうとも言えるな」
どうすればいいか目で問われたので、エンターキーを押す。
「このまま名前を言ってください。そうしたらサイトの方が勝手に拾う」
物わかりのいい男は、うなずくと、画面に向かって自らの名称をフルネームで答えた。新緑の森に深く響くバリトン。
軽やかな電子音がして、機械の声が理鶯の登録が完了したことを伝える。
「最後に必要なのが声ということは」椅子に座り直した理鶯が考えるようにして言う。「左馬刻にもやはり会わなければならないのではないか?」
そうなのだ。書類は全てこちらで作れると言っても、最後までたどり着かなければ意味がない。認証フォームのアドレスを送ってもあいつが自分で行うとは思えない。
――というか、そもそも、左馬刻とここしばらく連絡自体が取れていなかった。
ディビジョンバトルへのエントリー手続が必要だということが分かってすぐにコンタクトを試みたのだが、電話をしてもメッセージを入れても音沙汰がない。それとなく理由をつけて事務所へ赴いても不在。面倒くさがりの左馬刻の分の手続きだけさっさと終わらせてしまいたかったのだが、それができず、理鶯のところに来る方が先になったのだった。
「まあ、メッセージは既読になるので生きてはいるのでしょうが」
「心配だな。しっかり睡眠や栄養が取れていればいいが。今度会うときのために滋養の付く食材を用意しておこう」
「そうですね……。――まあ、エントリー期限までまだ時間がありますから、そのうち連絡も取れるでしょう」
では私はこれで、と立ち上がりかけたところを、無慈悲な声に引き留められた。
「銃兎、ちょうど煮込み料理が食べごろだぞ」 
  * 
 結論から言うと、左馬刻とは連絡が取れなかった。バトルへのエントリーについて全く意思疎通ができないまま、期限の日になってしまった。
デスクで仕事を片付けながら腕時計を見やる。あと六時間後までに登録を完了させないと、ディビジョンバトルに参加することができなくなる。数時間前に送信したメッセージが既読になっていないことを確認すると、俺は山積みの書類を明日の自分に放り投げることにして、パソコンをシャットダウンさせた。 
 合鍵で厳重なセキュリティを解除し、間接照明に照らされたエントランスへ滑り込む。無駄に広いエレベーターホールへたどり着き、ボタンを押した。
最初からこうすれば良かったのだ、と思う。けれど、あいつと全く連絡がとれないということは、十中八九あいつの仕事で面倒なことが起きているということだ。
そんな状況の中で接触するのは危険だった。お互いに。知っていてはいけないことを知らないままにするための慎重なコミュニケーションの下にこの関係は成り立っている。
まあ、合鍵を持っている時点で、相当な綱渡りをしているのだが。
そんなことを考えながら、左馬刻の住む部屋の前でため息をつく。どれだけ殺気立った態度に迎えられようが冷静に対処をする、と意気込んで鍵を回す。しかし、その意気込みは発揮されることなく終わってしまった。
ドアを開けて入った先は真っ暗だった。乱雑に脱ぎ捨てられたエイトホールのブーツだけが家主の存在を示している。俺はすばやく革靴を脱ぐと廊下を進んでいった。
カーテンの開け放された窓に街の夜景が広がっている。静まり返ったリビングの中で、その美しさが白々しかった。暗闇に慣れてきた目が、ソファに横たわる痩身を捉えた。
「左馬刻」
傍らにしゃがみこんで声をかける。応答はない。幼子のように体を縮めて眠るその顔は蒼白だった。眠っているのではなく倒れているのだということに気付くと、俺はとっさに左馬刻の頬を叩いた。
左馬刻、と先ほどよりも大きな声で呼ぶ。長い睫毛に縁どられた瞳がぴくりと反応した。狭いソファの上で長い身体が身じろぐ。
「あ――――…」
掠れ切った声で、ため息なのかうめき声なのか分からない何かが発される。
「左馬刻。起きろ」
肩を揺さぶりながら周囲を確認する。ローテーブルの上では灰皿の中で煙草の死骸が溢れており、床に転がる数本のボトルのラベルを読み取ると、すべてミネラルウォーターだった。酒でも飲んでいてくれた方が、このアル中と揶揄することもできたのかもしれない。
改めて、横たわる白い男に目をやる。風呂に入れていないのか、いつもより濃い体臭が鼻をついた。血の匂いをさせていないことが不思議だった。これから存分に浴びる予定なのかもしれないが。
俺は、左馬刻がこれほどまでに疲弊していることについて腹立たしく思った。ディビジョンバトル前に命を擦り減らしていてどうするのだ。
俺は今夜、こいつの証明をもらいにきたのだ。紙の上の文字にも数値にも書き起こすことのできない、この男が生きて動いていなければあり得ないもの。中王区の物差しなんかでは価値の計れないもの。
端末を取り出し、用意していたフォームを開く。液晶画面の白い光が男の顔を照らした。それが眩しかったのか、嫌そうに瞳が持ち上げられ、燃えるような朱色が細く覗く。
「左馬刻。頼む」
言いたいことは山ほどあったが、俺は最優先事項を完遂させることにする。
「ディビジョンバトルが棄権になるぞ。今日があと2時間しかないんだ。名前を言ってくれ。あおひつぎさまとき。それだけだ。できるだろ?」
緩慢な動作で細い手が持ち上げられた。そして端末を持つ俺の手首をスーツの袖ごと掴む。肘をついて半身を起こし、俺のことを引き寄せた。
「じゅうと」低く掠れた中低音が、耳に直接流し込まれる。「うるせえ」
一瞬の沈黙のあと、軽やかな電子音がリビングに響いた。
『エントリーナンバー11、碧棺左馬刻。登録しました』
何が起こったのか瞬時に理解できずに呆けていると、腕にかかっていた体重がするりと離れていった。白い身体が元通りにソファに沈み込む。
「マニュアルとちげえじゃねえか。どんな言葉でもいいのかよ」
拍子抜けしてしまい、そのまま床に座り込む。それからすぐにはっとして左馬刻に顔を近づけると、規則正しい呼吸音が聞こえていた。今度は正しく眠りにつけたようだった。その顔が先ほどよりも穏やかに見え、少しほっとする。
適切にチーム全員の登録が完了したことを確認して、端末を切る。それから眠るリーダーの髪を梳いてやった。目元のクマがひどいことに気付き、何か食べさせるのは朝起きてからの方がいいかと考える。理鶯には、左馬刻に会えたら様子を教えて欲しいと言われていたが、心優しい男に余計な心配をさせないためにも、伝えない方がいい事の方が多そうだった。
必ずこの男を頂点に連れて行く。初めてはっきりとそう思った。おそらく、ずっと前から心にはあったもの。すべてを賭けて今日を生きようとするこの男に、絶対に王冠を戴かせる。
俺の名前を呼んだ嗄れた声が、しばらく頭を離れそうになかった。
1 note · View note
starfieldoutdoor · 1 year
Photo
Tumblr media
前の週に降った雪がまだ積もっている「星の降る森キャンプ場」にて雪中キャンプMAKUYOKE-8の106mm版と新保製作所の小型薪ストーブ「チョッパー3面窓付き煙突横出し」で雪中キャンプを満喫してきました。大きく構造を改良したDUCTCOVERシリーズの「MAKUYOKE-8」は設営と撤収がだいぶ楽になり本来のしずかな雪の中のキャンプに時間を使えるようになり景色や風情を楽しめました。 https://youtu.be/JE3C9mheltA
0 notes
heyheyattamriel · 4 years
Text
エドワード王 八巻
昔日の王の一代記、八巻
ワイルダーランド
ヴァレンウッドの旅は楽しいものでした。ほとんどの場所で昼間は晴れて、夜間は涼しい気持ちの良い天候が続きました。彼らの馬の足元に、舞い落ちる朱色や茜色、金色や緑の明るい色の葉っぱが降り積もってカーペットを作っていました。ヴァレンウッドは、曇りがちで急峻な森林の多いハイロックとはとても違っていました。北の国境に着いた時、振り返ったエドワードの目には、ほとんど丸裸で、栄光を失ってしまったような木々が見えました。彼らの前には、数えるほどしか木が生えていない、丘がうねる広大な緑の土地が広がっていました。それは永遠に続いているように思えました。
「エドワード、これがワイルダーランドだ」モラーリンが言いました。「気をつけるんだぞ。気持ちのいい土地に見えるが、この辺りを治める方法を知る王はいない。皆互いのやり方を否定している――人間より悪いものもいる。ここではタムリエルのすべての種族がいて、衝突している。身を守るんだ、ことによればな」
彼らの旅は、ちょっとした事件とともに、それから数日続きました。カジートの盗賊団が夜に彼らのキャンプに這い寄ったこと以外は。彼らはたやすく撃退されました。シルクが一人を倒すと、残りは叫びながら逃げて行きました。大人しいウッドエルフの少女、ウィローは彼らの後ろに向かって弧を描くように火の玉を投げました。街道はありませんでした。互いに交差し、どこにも続いていないように見える小路ばかりでした。
力強く馬を飛ばして二週間ののち、彼らは土地が途切れるボウルのような形の丘に着きました。収穫物が積まれた畑は整っているようでしたが、そこにいた人々は覇気がなく、ぼろをまとっていて、友好的ではありませんでした。宿についての質問も、ただ肩をすくめて困ったような顔をされただけでした。その時、武装した一団が現れて、用件を言えと要求しました。モラーリンがモロウィンドに向かっていると答えると、何も盗まずに早く行ってしまえと言われました。
「通過できただけで充分だ」モラーリンが静かに言いました。
「あの田舎者たちに誰か礼儀作法を教えるべきだ」普段は穏やかなマッツが唸りました。
「それなら、留まってエチケットの学校でも開いてみるか」モラーリンが言いました。「ああいう悪党のために講義をしてやるには、私の人生は短すぎると思うがね。空の具合が気に入らないな、あれはあの村人よりも邪悪に見える。町で運試しをしてみようか」
町は木の柵で囲まれ、丈夫な門がありました。彼らを見渡すと、衛兵が入場を拒絶しました。「人間だけだ、エルフ。下等な仲間を連れて去れ」
「わかった。アリ、マッツ、エドワード、お前たちがここで暖かく迎えられることを保証しているようだ。我々はどこか雨宿りできる場所を探すよ」
アリエラは、この門に足を踏み入れた途端、嵐が来る前にみんなファーストホールドに吹き飛ばされるのが目に見えるようだと皆に言いました。そこで彼らは町を迂回し、砦らしきものの中にある岩壁を備えた堀を渡りました。北に延びている 近くの道の脇に、大きな納屋がある小さい家があります。どちらも粗末な修繕しかしていないように見えましたが、モラーリンはドアをノックして納屋で眠らせてもらえるかを尋ねるのに、アリエラとエドワードを行かせました。あとの者たちは道で待っていました。
年かさの女性がノックに応えて出てきました。彼らに会って喜んでいるようでした。「泊まりたいんですって?話し相手ができてうれしいですよ。納屋で寝なくたってかまやしませんよ、奥様。空いている部屋がありますからね。私はオラ・エンゲルスドッターと言います」アリエラは待っている仲間たちに合図をしました。女性は眼をすがめて彼らの方を見ました。「ご主人とお友達がいなさるの?ええ、それじゃみんな寄り集まっていましょう。その方が暖かいでしょうからね。火にスープの鍋が掛けてあるんですよ。一週間分の食事ですけど、どうかお気になさらず。まだ作れますよ」
「夫はエルフですの」
「そうなんですか?あの方はあなたと息子さんの面倒をよく見なさっているように見えますね。豚みたいによく太って。あの人たちを連れておいでなさい。私の孫娘にも、こんな風に気にかけてくれる方がいるといいのにねえ」
客人のもてなしに金を払わせなければならないほど困窮していないと言って、オラは支払いを拒否しました。その夜の物語と歌の楽しさで充分だと言いました。雨漏りの最悪の事態を避けるために、鍋と皿が置かれていました。彼女はその位置を熟知していました。雨戸と扉をしっかりと閉め、屋根が全部飛んでいかないかと怯えるような嵐が荒れ狂う中、彼らは暖炉の周りに集まって、とても楽しく過ごしました。
「奥様、教えてくださいな」オラがアリエラだけに囁きました。「あの方は本当にあなたに良くしておられる?あの方はとても大きくて、とても黒いのね」
「本当に良くしてくれますのよ」口は真面目そうな形を保っていましたが、アリエラの目は笑っていました。
「ああ、それはいいことですよ。あの方が大きくて黒いものだから、ちょっと男爵を思い出してしまって。あの人は孫娘のキャロンをさらって行ったんです――それに、あの子を手厚く扱ってくれやしません。あの人は――あの人はあの子を傷つけるんです、奥様。そして、あの子は逃げ出すこともできやしないんです。どこに行けるって言うんです?」オラの目に涙が浮かんで、使い古されて親しみのあるしわに沿って頬を流れ落ちて行きました。
女主人が就寝のために部屋に引き取ったあと、アリエラは彼女が話したことを皆に繰り返して聞かせました。
「その子を助け出そう」ビーチが言った。「怠惰な生活で腐っちまう」
「賛成!」シルクとウイローが即座に言いました。
マッツが同意を示して唸りました。ミスとスサースは興味があるように見えました。
モラーリンは疑わしげでした。「我々はタムリエルのすべての間違いを正すことはできないよ。この男爵は村人に避難所のようなものを提供しているのだし。よそがいいと思えば、彼らは出ていくだろう」
「賛成」ミスが言いました。「盗賊を遠ざけてるから、そいつは楽しみのために村人から盗むのかもな」
「それで、彼を引きずり降ろすのかね?代わりになる誰かがいるだろう。あるいは、よそ者がやって来て、根こそぎ持って行かれるさ」
「この不潔な何かに勝るものはない」マッツが言いました。
「そういうことね」嵐は過ぎ去ったようでした。アリエラは戸口に行って、雲が素早く行きすぎる東の月を見上げました。一つの大きな輝く青い星が、月の近くに浮かんでいました。「ゼニタールがタムリエルの近くにいるわ。モラーリン?」
「明日ここの屋根を修繕しようと思っていた、それが公正ならね」彼女が炎のそばに戻ってくると彼は言いました。「少なくとも、大仕事だよ。一夜の宿にしてはね――違うか?」
「彼女なりに……私に助けを求めたのよ……そして私――風の中にゼニタールの声を聞き、今夜の雨の中に彼の手を感じたの」
「君の試練、というわけだね、奥さん」
アリエラは頷きました。笑ってはいませんでした。彼女は煙突がある隅でモラーリンと一緒に身体を丸め、少しの間囁き合って笑いました。エドワードは眠っていました。朝になると、彼はビーチとウィローが新しいこけら板を置くのを手伝��に屋根の上にやられました。モラーリンは手紙を書いて、夕食の時間に間に合うように、徒歩で男爵に持っていくようにと、マッツに言い付けました。
「女の子のために彼に挑戦するつもりなんだね!」エドワードがにやりと笑いました。「でも彼は戦うかな?それに、僕たちがいなくなったら、またその子を取り返すんじゃない?」
「いや、彼は私を町に入れなかったから、代わりにお前の母上は彼を我々の家に招くことを考えたんだ」モラーリンはシグネットリングで手紙に封をしてマッツに渡しました。
「わあ。でも、おうちまでは遠いんじゃない?」エドワードはこの救出劇が差し迫ったものでないことに、少しがっかりしました。でも、彼には8人の人間だけで砦を奪おうなんて、とても筋の通ったこととは思えませんでした。たとえそれがモラーリンの仲間たちであってもです。多分、あの歌は彼らの行いを大げさに言っているのでしょう。
モラーリンはにやりと笑ってエドワードの髪をくしゃくしゃと撫で、質問をやめて屋根に行き、母上の心配をしなさいと言いました。モラーリンとミスは一緒に歩いて出発しました。アリエラは狩りに行ったのだと言いました。夕飯時になっても、彼らは戻ってきませんでした。アリエラはエドワードに心配はいらない、あとで会えるから、と言いました。
女主人にお別れを告げたのは、日が沈んでからかなり時間が経ったときでした。彼らは馬を全部連れて行き、砦の北側の壁の近くの木立に置いていきました。アリエラはエドワードに馬と一緒に待っていたいかと尋ねました。エドワードがどこに行くのかと訊きた。
「私たちは砦に入ってオラのお孫さんを取り戻すのよ。質問は駄目です、エドワード。あなたが来るなら、私と一緒にいて、言われた通りのことをなさい。堀はレビテトで渡るの。私は泳がなきゃだめね。渡り終えたら塀をよじ登るのよ。中に入ったら、私についてきて、できるだけ音をたてないようにして」
エドワードはぽかんと口を開けて、母と他の仲間たちを見ました。彼ら6人でどうやって砦を襲うというのでしょう?3人の女性と、2人の男性と、男の子が1人で?壁の上には衛兵がいるでしょうし、中にはもっといるでしょう。マッツも一緒に中に入るだろうけど、と彼は考えました。でも、モラーリンとミスはどこに?
堀では恐ろしいことがありました。エドワードは抗議しかけましたが、それからその方がいいと考え直しました。スサースが最初に堀に滑り込みました。小さな水音とシューッという声がして、水面が静まりました。アリエラが水の中に入りました。他の者たちは宙を浮いて渡りました。
「ロープがある」ビーチが壁を探りながら言いました。3本のロープがありました。エドワードとビーチとスサースが最初に上に上がりました。アリエラ、ウィロー、シルクがそのあとに続きました。モラーリンとミスが上で待っていました。二人の衛兵は荒れ果てた建物の上で穏やかにいびきをかいていました。
「どう―」エドワードが言い始めると、母が片手で彼の口をぴしゃりと叩いたのがわかりました。他の場所の壁の上にいる衛兵が大きな声で呼びかけ、エドワードは心臓が止まりそうになりました。ミスが何かを叫び返すと、どしどしという足音が遠ざかって行きました。
仲間たちは静かに階段を下りて、影のように中庭を横切りました。砦の中に入る扉には、衛兵が一人もいませんでした。通路の中は不気味なほど静かでした。彼らは堂々とした扉のところで身を屈め、壁にぴったりと身体をつけました。中の声が聞こえます。か細い、ゾッとするような泣き声がして、静かになりました。モラーリンがそのあとに続いた静寂に向かって口笛で短い曲を吹きました。ドアが大きく開き、彼らは中に駆け込んで、猛烈な勢いで驚いていた衛兵の上に身体を投げ出しました。
エドワードがトゥースを手に最後に中に入りました。彼は一番近くにいた衛兵の脇腹に突き刺して、ビーチが頭への一撃でとどめを刺しました。マッツはずっと中にいました。扉を開けたのはマッツだったのです。彼の斧が一人の衛兵の頭を割り、それから内側のドアに向かって振り抜きました。アリエラとウィローが外側のドアに素早くかんぬきを掛けました。モラーリンの敵はとても若い男でした。彼は大きなダークエルフを一目見ると、彼の剣を床に捨てて跪き、慈悲を請いました。
モラーリンは汚らわしいものを見るような目で彼を見て言いました。「ゼニタールによろしく言ってくれ。エボンハートのモラーリンが慈悲を推奨していたとな。お前のような者に対しては、私には持ち合わせがない」彼は若い衛兵の喉を切りました。��ラーリンの革鎧に血が吹きかかりました。彼の犠牲者は床に倒れ、ゴボゴボと恐ろしい音をたてています。燃えるような酸味がエドワードの喉にせり上がってきましたが、彼は固唾を呑んで目をそらしました。
控えの間の中にいた衛兵たちは処刑されましたが、ドアの外では怒号と足音が轟いて、ドアに体当たりする音が聞こえました。エドワードは母のあとについて、巨大なベッドに鷹が羽を広げるような形で縛り付けられた裸の少女を除いては誰もいない、奥の部屋に行きました。彼女の眼が彼らを見つめていました。
アリエラが彼女の肩を押さえている間に、仲間たちが彼女の縄を切って自由にしてやりました。「おばあさまが私たちをよこしなさったの。男爵はどこ?」
少女は本棚を指さして、アリエラにしがみつきました。彼女はエドワードより大きくもなく、年もそう変わらないように見えました。彼女の胸は膨らみ始めたばかりです。彼女の体はみみずばれと血と紫色と黄色の打撲で覆われていました。アリエラは自分のマントで彼女を包みました。ビーチが彼女を抱き上げました。ミスの指先が本棚を探っています。カチリという音がして、横に滑りました。彼は慎重に中に入りました。他の者たちがあとに続くと、秘密の扉が彼らの後ろで閉じました。
「それはただのねじ穴だと思う」ミスが言いました。「だけど、罠を仕掛けてあるだろう。間違いない」
「じゃあ、気をつけて」アリエラが言いました。「急ぐことはないわ。男爵は戸口で客の見送りをする準備をしてるでしょう、いい主人の常識みたいにね」
細い通路が左側に開けました。ミスは雷の矢を打ち込みました。床は骨でいっぱいです。人間の骨です。小さな頭蓋骨が空っぽの目で見つめていました。「彼を殺すことを楽しむことにするよ」モラーリンが言いました。
「駄目よ!」アリエラが抗議しました。「私の試練です、私が殺すの!」
モラーリンが彼女の方を振り向きました。「アリエラ――」
「私はアリエラの手によって死んだと歌われたいの!彼と対決する権利を主張しますわ、我が王よ」
「私に任せるんだ、歌は君の言った通り歌うから!彼は君の二倍はあるんだぞ。権利のために私と戦いたいのかね?」エルフは彼女に向って身を屈めました。彼は彼女の頭一つ分余計に身長がありました。
「必要ならね」アリエラは彼を撫でて通り過ぎ、腕につけた盾を鳴らしました。そして走り出すと、彼女のショートソードを抜きました。
モラーリンは彼女を掴みましたが、掴み損ねて彼女のあとを走って追いかけました」彼の大きな体は低くて狭い通路で引っかかりました。不用意に壁にぶつかると、彼の魔法のシールドから火花が飛びました。
「二人とも、早く」ミスが前方で叫びました。「お前らのためにやつを取っておくとは約束してないぞ」
「モラーリン」エドワードが彼の後ろを走りながら喘ぐように言いました。「母さまにやらせないつもりなの!」
「させるさ!どうやって止められるか教えてくれるのか?私は提案を受け付けるぞ。実際に彼女と戦うには知識が不足している」彼は半分怒っていて、半分は面白がっているように見えました。
「た、多分あいつはもう逃げちゃってるよ」
「ないな。彼は我々と一緒にここに閉じ込められたんだ。さっき反対側から出口を見つけてミスが男爵には開けられない鍵をかけた」
「じゃあ、麻痺させよう。父さまは運べる」
「彼女は盾を使ってる。他にも効果はあるが、あれは呪文を跳ね返すんだ。私はただ自分を麻痺させるだけだし、私は運ぶには不便だ。彼女は大丈夫さ。あれはすばらしい盾だ。とても強い魔法を使える。アイリック本人が細工をしたんだよ」
「今晩、鍵にちょっとした問題がおありかな、男爵?」前方からミスの声が聞こえました。彼らは広い部屋に出てきました。そこでは、男爵が巨大なドアの隣のスイッチを虚しく引っかいていました。
「彼には必要ないでしょう」アリエラが鼻で笑いました。仲間たちは彼女の周りに半円状に広がりました。男爵は背中を扉につけて戦う間合いを取りました。彼は大男で、マッツほどの大きさがありました。そして、彼はマッツが持っているのと同じくらい大きな斧を抱え、ブレストプレートと兜を身に着けていました。彼はモラーリンを指さしました。
「9対1だ。お前のような黒い悪魔たちからのオッズを期待しているぞ」モラーリンはグループの後ろにいましたが、男爵は彼をリーダーに選び出しました。なぜかみんなそうするのです。
「ウェイトでアドバンテージを取るのがお好みなのだろう?だが、妻が戦いたいそうでね。お前の魅力に抗えないと見える。私もだ。招待への返事を待ち切れなくてね。だから代わりに来てやったぞ」
「俺があの女を負かしたら、残りのお前らが俺を殺すのか?はっ!その値打ちはあるかもな」彼はアリエラを冷酷な黒い瞳で見つめながら付け加えました。
アリエラは恐ろしい微笑みを見せました。彼女の黒い髪は肩の辺りで奔放に揺れ、彼女は輝いているようです。「男爵、お前はこの女を打ち負かすことはできないでしょう。ですが、もしできるなら、どこにでもお行きなさい。今夜、お前は私だけのものです。皆に誓います、ゼニタールに懸けて!もしまかり間違って彼が私を殺したら、私の幽霊が墓まで、その先も彼を追い立てるわ」彼女の声は予想よりも楽しそうでした。エドワードは震え始めました。
「ゼニタールに懸けて!」
男爵は笑いました。「信じられんな。だが俺のコレクションにまた女が加わるわけだ。その女にそんなに飽きてるのか、エルフ?」
「そんなに彼女を恐れているなら、代わりに私とやる方がいいか?」エドワードの心が、どこか深いところでかのエルフが正しいことを理解しました。男爵の虚勢にもかかわらず、彼はアリエラを恐れていました。エドワードは彼らとともには誓いませんでした。彼はしっかりと杖を握り締めていましたが、足は床に根を張っているようでした。
男爵は再び笑って、答え代わりにアリエラに強力な一撃を繰り出しました。でも、それは彼女の盾に傷もつけずに跳ね返されました。彼女が魔法でシールドを張っていることがわかると、彼の目が見開かれました。アリエラは踊るように脇に避け、彼の腕を切りました。彼女は敏捷でしたが、彼はどうにか多くの攻撃を当てることに成功しました。もし彼女のシールドが切れ…エドワードには最後まで考えませんでした。
彼女の盾の効果を消すことばかり考えて、彼が体を開いていたため、彼女は彼の足に何度も攻撃を加えました。彼女は打撃を低く保って、足を鈍らせ、血を流させようとしていました。その間中、彼が死んだら玉を抜いてやると言いながら、彼女は彼の男らしさをあざ笑って挑発していました。猛烈な一撃が彼女を後ろに下がらせました。彼女の盾が光ると、消えてしまったのです。
男爵は彼女の頭を一撃で割ろうとして斧を高く構えました。彼女は腕を後ろに引き、細身のショートソードを敵の目のにまっすぐ投げ込みました。彼は斧を取り落として叫びながら膝をつき、両手を顔に這わせました。アリエラは前に進み出て、彼の脳に深く貫通するほど、痛烈に剣を突き刺しました。身をよじり、痙攣させながら、彼は倒れました。
「よくやった、奥さん!」
「私にはすばらしいトレーナーと、いい甲冑師がいますもの!」アリエラは笑って、やがて頭を戻し、こぶしを握り締め、両手を挙げて言葉ではない勝利の叫びを上げました。
「お前のおかげだ!」モラーリンはシルクを掴むと荒々しく抱きしめて大きな音をたててキスしました。「お前が彼女に教えてくれた、いかしたトリックのおかげだよ、シルク」
「私のトレーナーさんを口説くのをやめて下さったらありがたいんですけど、旦那様!」細身のアダマンティウムの剣を慎重に拭いながらアリエラが言いました。
「私が?口説くって?怒っていないだろうね……それに、君の盾はまだ魔力がある。私はただ感謝しただけだよ。次に会った時はアイリックにキスしよう」
「本当に死んだの?」戦闘の間中、キャロンは目をつぶってビーチにしがみついていました。今の彼女はアリエラを――畏敬のまなざしで見つめていました。エドワードは適切な言葉だと考えました。エドワードも何か同じことを感じていたのです。恐怖に近いものでしたけれど。
「充分死んでいるわ」アリエラは、まだかすかにぴくぴくと動く身体を満足気に見つめながら言いました。少女は近寄り、彼の隣に膝をつきました。彼女は石を持ち上げると、泣きながら、何度も何度も彼の顔にぶつけました。彼女がそれを終えると、スサースが彼女に治癒の呪文をかけました。ミスが鍵を開けて外に出ると、馬を置いて行った場所のすぐ近くでした。
彼らは少女を母親の家に送り届け、彼女を冒涜しようとする人間には誰にでも、もし彼女が傷つけられたら、ゼニタールの番人たちが戻って来ると言うように、と教えて立ち去りました。まごついた老女は孫娘を抱きしめました。彼女が別れの挨拶をすると、夫の面倒を見るようにとアリエラに耳打ちしました。
「あら、そうしますわ」アリエラは言いました。「そうしますとも」
*******
彼らが休憩のために足を止め、アリエラが話をしようとエドワードの方に行きましたが、彼はとても疲れていて、ただただ眠りたいと抗議しました。息子に必要とされていない時は、君を必要としている夫に会えるだろうと言いながら、モラーリンが彼女を引き離しました。二人は火を囲む輪の外に出て行きました。エドワードは目を覚ましたまま起きていて、二人の小さな、鼻を鳴らすような音を聞いていました。それは、珍しいことではありませんでした。最初は気になりました。「眠れないよ、二人ともうるさいんだもん」ある夜、彼は抗議しました。「ねえ、何してるの?」その言葉は仲間たちから忍び笑いを引き出しました。「少なくとも、眠る振りぐらいできないのか?」モラーリンが平静を装って尋ねました。「僕は今、どうしてダークエルフがよく一人以上子供がいるのかわかったよ。僕がわからないのは、どうやって人間がこんなにいっぱい増えたかってことだ」モラーリンとアリエラは、その夜彼に嘘をつくために戻ってこなければなりませんでしたが、彼が眠ったふりをしたあとは、他の夜と同じようにしていました。
その騒音はあまりにも身近なものだったので、その夜の冒険の映像が彼の心の中で明滅するのを防ぐことができず、まるでそれらが再び本当に起こっているように、生き生きとしていました。彼は自分のデイドラが餌を食べ、それを止められないのを感じていました。不公平だ、と彼は考えましたが、自分のデイドラに餌をやり、それでも神々とともに歩むというモラーリンの言葉の意味を理解し始めていました。ゼニタールとともに。
モラーリンがアリエラを抱えて戻ってきました。彼は彼女を優しく下ろしてから、エドワードと彼女の間に横になりました。
「女でいるということは困難に違いないね」彼は優しく言いました。「彼女を見ていると大変だ。ただ見ているだけでね」
エドワードは頷きました。
「私はそれについてよく尋ねたものだ、彼女に」モラーリンは続けました。「彼女はそれがどんなに大変か教えてくれたが、今晩まで知らなかった。彼女が勝つことは知っていた。ゼニタールが彼女とともにあって、男爵にはデイドラしかいなかったからな。それでも、見ているのはとても辛かった。彼女は10回のうちの9回を使った。そして、もし失敗すればあの盾にはさらに使い道がある……彼が疲れ切ってしまう前に、消耗を回復したかもしれん」
「僕もそのことを考えていたの……そしてあの衛兵…彼は命乞いをした?」
「わかっているよ。だが、彼は同じ言葉を聞いていた……毎晩毎晩な。それでも彼は男爵の手下であり続けた」
「大抵の男は父さまみたいに強くないんだよ。自分でもどうしようもなかったんじゃない?」なぜ彼は、もう死んでしまった男の弁護をしているのでしょう?彼の心はその夜の出来事を、良くも悪くも違う結果になったかもしれないと何度も繰り返し考えていたのです。
「あのように腐った魂のような邪悪を目にしたのに、ただ見ているだけで何もしないなどとは……マッツは持っている値打ちなどない私の片手を持ったままだったかもしれないな。それに、若者にとってはさらに悪い。今夜のようなこ���を経験させて済まなかった」
「僕の魂は腐っちゃった?」
「苦虫を噛み潰したような気持ちだろう、みんなそうだ。だが、治るよ」
「今治せる?」
「もちろんだとも」モラーリンは彼を腕の中に引き寄せて寝返りを打ち、エドワードが両親の間で横になれるようにしました。アリエラは眠ったまま彼女の両腕を彼に回しました。エドワードの鼻で、彼女の強い女性の香りと、モラーリンの麝香の暗いスパイスの香りが混じりました。
「母さま、とても怒ってた」エドワードは囁きました。彼はまた同じような気持ちで母を見られるようになるかしら、と考えました。きっと、モラーリンもその安心感を求めていて、それを求めるには充分賢明だったのでしょう。
「彼女は女だ。他者に対するああいう類の傷は、彼女の心の琴線に触れる」彼は言いました。
どのぐらい?少年はその質問を口に出せるわけがないことを察しました。
「お前の父上は怪物ではない。だが、彼女は自分のことを気にもかけない男に嫁いだ。そして、彼の下から去ることができなかった。お前の種族にはよくあることだが、だからと言ってそれが耐えることをたやすくはしないと私は思うよ」
「じゃあ、母さまにもデイドラがいるの?」エドワードは悲しげに尋ねました。
「それについては本人と話さなければいけない」
「今日のはほんとには公正な戦いじゃなかった。母さまはシールドがあったし、彼にはなかったもの」
「公正な戦いは闘技場のためのものさ、坊や。お前は狼やヘルハウンドが何も持っていないからって、武器も呪文も鎧もなしに戦うのかい?私は使うだろうな」
「男爵が死んじゃって、キャロンとオラはどうなるの?それに他の村の人たちも。」
「私が予言者マルクに見えるかね?わかるわけがない。春までここにいて、今夜我々が焼いた畑に何が育つかを見ることはできる。私は留まる気も、耕す気もないがね。私には私の、手入れすべき畑がある――聞いたかい、ノルドの農夫みたいじゃないか。鉱山の方がもっと私らしいな」彼はあくびをしました。
「他のみんなはあとのことは考えてなかった。父さまは考えてた」
「私は王だよ。それが仕事さ」
2 notes · View notes
jin-6616 · 5 years
Photo
Tumblr media
仕事する日は天気が良くて しなくていい日はひどい天気って なんかの嫌がらせですか🤦‍♂️過去pic #煙突立ててモクモクしたい#こうなったら年末年始に賭けてやるぞ#ふつうのナイロンのテントが欲しい#またポチりか #bushcraft #outdoor #outdoors #woodcraft #explore #adventure #woodsman #survival #forest #wilderness #camping #camp #outdoorlife #outdoorphotography #bonfire #焚き火 #キャンプ #野営 #ブッシュクラフト #アウトドア https://www.instagram.com/p/BrU5m4uBdoE/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1ur8l6o5enok5
12 notes · View notes
nakatateyama · 1 year
Photo
Tumblr media
『Day2329-5-351』 How many days could I open my coffee shop before snowfall. 遠くの山が白に覆われ始めた。 コーヒー屋いつまでやってますか?」と聞かれるたびに、後何回できるかな?と僕も思う。 ちなみに、雪が積もり、コーヒー屋の駐車場まで車で上がれなくなったら冬季休業に入ります。 本日、今季初めてキャンプのお客さまのテントから薪ストーブの煙突がニョキニョキと伸びた。 ももは午後中、焚き火を楽しんでいた。 冬になる前のステップをひとつずつ進んでいる。 ただ、天気予報の雪マークはついては消えて、初雪は先延ばしに。 もう少し、このままで! #rurallife #slowlife #notslowlife #countrylife #snowcountry #田舎暮らし #スローライフ #ノットスローライフ #5歳 #fiveyearsold #あおの棚田米 #移住 #コーヒーとタープ #自家焙煎 #microroastery #microroaster #古民家リノベーション #古民家暮らし #yabukozakioutdoors #やぶこざきキャンプ場 #bonfire #焚き火 https://www.instagram.com/p/ClI725oveNX/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
kfigher · 5 years
Photo
Tumblr media
#キャンプ #焚き火 #ライフハック #lifehack
(Via: 焚火の強化(火)法。火吹き棒など使わない、底を抜いた一斗缶を熾火に乗せるだけ。煙突効果で直ぐに燃え上がる。 )
ほぉ... キャンプにペグピンPro!
6 notes · View notes
yamatokurashi · 5 years
Photo
Tumblr media
こんにちは〜 メスティンの再入荷に続き、G-Stoveも再入荷しました〜! やっぱり今シーズンもGストーブは人気です。 今回新たにスパークアレスター、メッシュテントプロテクター(2サイズ)、ダンパー付き煙突のパーツも入荷。 オプションパーツが豊富な所も人気の理由のひとつでしょう。 東北はまだまだ寒い中でのキャンプとなりますので、今からでもシーズン遅くないですね! 外はマイナスの気温でもテントの中はポカポカ。 現物を展示していますのでぜひご来店ください。 - - ▼オンラインストアはこちらです http://store.yamatokurashi.com - #ourthing#アワーシング #アウトドアショップ#雑貨屋#雑貨 #ハイキング#トレッキング#アウトドア#キャンプ #hiking#trekking#outdoors#camping#outdoor#camp #GSTOVE#Gストーブ#薪ストーブ #商品紹介 https://www.instagram.com/p/BtSfaPvB4z_/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=rth22xh8hhls
2 notes · View notes
equal-net · 4 years
Photo
Tumblr media
DUCTCOVER-G1 運搬用ツール #Gstove #薪ストーブキャンプ #煙突キャンプ #幕除け #冬キャンプ #キャンプで薪ストーブ #CAMP #キャンプ https://www.instagram.com/p/CCSW3JABXfM/?igshid=1xjsqy626rfhv
0 notes