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#病院長でもオッケー
blue-aotan · 2 years
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ハロー(´ー∀ー`)2022.9.10
わたくしの2番目の姉が最近「モリモリスリム」という便秘解消のアイテムを購入したらしく。
(私は便秘ではないんだけども)感想よろしくねーーとグループトークで会話していたところ
「モリモリスリム飲んでないけど便意きて出たのよね」
というズッコケな流れがありました。
それはもうモリモリスリムはお守りなんよ←
そして長女からは
「アテニゲ?…
 アテラレ?みたよー!」
アオラレな←
おすすめした映画すぐ観てくれるのは嬉しいけど、適当〜笑
通じればオッケーよね←
って感覚、身内ならあるあるですよね🥹
今回も少しだけ映画ブログです〜
「ファナティック ハリウッドの狂愛者」
トラボルタの閉ざされた森からのキャラの振り幅でかすぎてどーしちゃったのその髪型?ってなりました😂
演技は凄まじいです←
まるで別人。ハリウッド俳優の大ファンのトラボルタがどんどんストーカーになっていく物語です。
怖いんだけどさ…
ムース何でなの?
何でそんなクズのファンなの?
ってなったよね←
ベッドに俳優を縛り付けて話すシーンとか、もうさっさと殺されればいいのに、とすら思ってたよ←
ファンあってこそとかどの口が言ってるの?
そりゃムースは完全に頭おかしいストーカーになっちゃったけど、この俳優も人間としてかなり色んな部分が欠如している←
暴力的な人とか喧嘩腰とか本当イヤ。
あとサイン会でのセキリュティがばがば問題ね←
少しだけジョーカーを思い出しちゃったよね。
周りの人から浴びせられる言葉の暴力で歪められていく部分なんか、共通してるかなーと思った。
元々そういう素質あったんでしょ、って部分もあるだろうけども。
「ゴーストランドの惨劇」
ホラー作家になりたい女の子が主人公で、姉とは仲が悪いんだけど(母親が末っ子ばかり可愛がるというのが原因)ある家に引っ越してきてそこでよくわからない変な人達に襲われて殺されそうになるんだけど、母親の渾身の無双で殺人鬼をやっつけます😂
だけどその事件のショックで姉のメンタルは崩壊、妹は家を出て結婚し作家としても成功しているんだけどある日姉から「助けて」という電話がかかり久しぶりに実家へ帰る事に…。
これはホラーなのか、スリラー要素強めで色んな仕掛けのある映画でした。
ネタバレは避けますが、伏線ホラーが好きな人にはいいのかな?私の評価は★★☆☆☆星2.5と低めw
ただお姉ちゃんがとにかくすごいと思った。一人でずっと闘ってたのかと思うと胸が痛い😭生きてるだけですごいよ…私だったらとっくに諦めて死を選んでるかもしれないので👻
最後に。
アリスのイボと腫瘍の件ですが、とりあえず採血しに動物病院へ連れて行こうと思っていたのですが…ちょっとそういう訳にもいかない事態が起きてしまいました…
突然アリスが攻撃的になってしまって、ものすごい顔で私を睨みつけ唸って喚き威嚇するようになってしまいました…
こんな事初めてでもうどうしたらいいかわかりません😭
アリスの近くを通ろうとしても、ものすごい勢いで激怒し私の後ろを追いかけてきたり飛び掛かってくるくらい攻撃的に暴れます。
この間は怒りで興奮しすぎて失禁してしまいました…😞本当にどうしてしまったのか…
高齢だからボケてしまって、私の事忘れてしまったのでしょうか。
本当に辛すぎて毎日心が折れるし、もう触れないかもしれない、抱っこもできないかもしれないと思うと涙が出ます。
飛び掛かってくるのが怖すぎてバスタオルとかで足元をガードしながら歩くしかなくて、その間はずっと威嚇され続けるしショックすぎて枕を濡らすしかない毎日です…
厚手の靴下で足をガードするしかなくて恐怖と悲しみの日々を送っております←
悩みが次から次に尽きません😭猫の言葉が分かったなら…私が悪いことをしたのなら謝罪したいです。
アリスは元々神経質タイプで臆病なので、かなりデリケートでわがままな猫だと分かっていたけど。
15年も一緒に居た私に突然攻撃してくるなんて、これが病気だとしたらこんな悲しい病気もあるんだと現実を受け止めないといけないし。
病院に連れていこうにも触るのも怖いのでキャリーバッグにも入れられないし😭
それに目つきが全然違うんですよね。
私の行動に常に目を光らせているし、姿を目で追ってくるし、近づこうものなら警戒心バリバリっていうのが見た目でわかるんですよね。
辛いですが様子を見るしかなさそうです。
食欲もあるし、トイレも通常なので。
ネットでシニア猫についてとか病気とか色々調べたけれど、病気であれば甲状腺機能亢進症(でも私だけに威嚇してくるのはなぜ?)や認知症(18歳くらいで発症する子が多いそう)や激怒症候群(若い猫ちゃんに多いそう)も考えられるかなーと思いました。
てんかんや脳の異常も考えられそうですが、一度発症したらもう治らないのだとか…
ちゃんと獣医さんにみてもらいたいけど、連れていくのも一苦労😔
あとはストレスの爆発。
そして私が何かをしでかしたか。
(何か憑いてる?)
毎日ブラッシングをして、毎日触ったりご飯あげたりいつも通りだったはずなのに…
突然の豹変にはショックしかありません。
だけどめげずに生活するしかありません。
また何か変化あればブログに書こうと思います。
アリスに「私の事忘れちゃったの?」と言ったら
「シャーーーー、ぅぅうううぅぅぅぅ」
と唸られました←
失恋よりも辛いわ←
ここ一週間はずっと動悸がしてて心臓がきつくて、なるべく安静にしていようと思ってはいるのですがアリスのことが気がかりすぎて安心できません笑
ただただ後悔のないように過ごしたいものです。
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helloharuo-diary-2023 · 4 months
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Monday, 27 November 2023
朝から病院へ。先週のCTと採血の結果を聞きに行く。問題がなかった。次の検診は3ヶ月後。予想通りだった。手足が痺れているとI先生に伝えると薬を出してくれた。しかし、痺れは時間が経っても治らないとも言った。
ランチの後、シエスタしてから座敷部屋で介護研修の復習を始めた。と同時にノート作り。自分が好きなこと。
そしては長らく準備はしたものの始めていなかった火鉢の活用を始めた。炭二つほど火起こしを石油ストーブでし火鉢に入れた。8畳の部屋はほんのり暖まった。いいね。
今日は、待望のTから連絡があった。ほとんど僕は匙を投げていた。しかし、来ると言うのならオッケー。本当にこちらに来るのなら許そうと思う。Tとの件もこれで終わって欲しい。
And so the dance goes on...
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supersoniclevel · 9 months
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真3プレイ記 その23
原稿をしている時に通っていたコワーキングカフェに1日籠もって、プレイ記書いてきました! ので近いうちに完結できると思います。お楽しみに~。
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ちなみにこれは「いくるだま」を手に入れた時の画像です(違う) 全体のHPMP全快するというすごい効能なので、いくるだますげ~~🙌って一人で盛り上がってました。 本当はなんて読むの?て調べたら「いくたま」っぽいですね。意外と近。 プレイ記の内容:東京議事堂クリアまで
氷川が神を降ろそうとしているという噂の銀座では、東京議事堂にマガツヒがあることを突き止めたニヒロ悪魔たちが、帰還してきてるようですね~。 いよいよシジマのコトワリが啓かれると沸き立っています。 ニヒロのモブ悪魔から「氷川様はあらゆる妨害やトラブルも、すべて予想していたかのように次々と策を講じていく。頼りになる」って意見があったけど、まじでそれ。超推せるよね。わかる~~。 ニヒロの悪魔たち、もちろんシジマの世界に共感してるのが前提なんだろうけど、氷川自身を慕ってついていってるというか、この人間になら世界を任せられるみたいな気持ちで所属している層が一定数いる感じがして、ほほえましいです。横の結束力が高そう。 氷川の向かった東京議事堂へは有楽町駅?から行くっぽいですね。それってどこ??と思ったけど銀座の近くにある入れなかった駅だった。すっかり存在を忘れていました。 有楽町駅では、自称「最後の魔人」トランペッターさんがメノリストトーナメントの対戦相手として名乗りを上げてきますが、この人が絶対最後のメノリストじゃないということだけはわかります。メノラー何個あるのかわかんないけど、こんなに少ないわけないもん。 倒し方は早めにわかったんですが、8つの時が数えられないせいで詰むところでした。 次のターンだな!と思ったら今だった現象により振り出しに戻ること数回、死にはしないけどさすがにMPが足りないので、グレートチャクラとかやや希少系のアイテムもバカスカ使ってなんとか勝利しました。レベルが低いとか、スキルが弱いとかじゃなくて数が数えられなくて負けるの悲しすぎるから勝てて良かったわ。 で、そう、人修羅くん全然メノラーを持っていないんですよ。なんで?? このまま進んで氷川が神を降ろしたら、おそらく話が大きく動く事になると思うので、多分その前に集めといた方がいいよね?? メノラー……。 いや、ルイおじの目論見に乗っかってあげる気は正直あまりないのですが。 なんか……たぶんだけど……わたしの知りたいことはアマラ深界にある気がする。 のでアマラ深界をあらためて探索してみたところ、実はずっと進行できたのに勘違いにより通行止めされていると思い込んでいたことが発覚したので、慌てて第二カルパを進めました。 さらに攻略見ながら四騎士さんのところを巡り、ボルテクス界や世界の創世について、氷川ヒストリーなどを教えてもらい(ちなみにここで見れる、アマラの転輪鼓が出現してビックリしている氷川がめちゃくちゃかわいくて好きです。完璧超人・氷川もまた人の子……)、第三カルパまでたどり着きましたが、突然のパラメータチェックにより詰む。 信じられないかもしれないけど……うちの人修羅くんは力4(初期値)、魔力2(初期値)、運3(初期値)なのです。レベルは72です。 今から振り始めてモノになんのこれ!? なんにしても一朝一夕でどうにかなるものではないので、とりあえず本編を進めます。うう、間に合うのか……? 長くて複雑で暗い有楽町坑道をようやく越えて、永田町駅?に到着。ここも氷川の応援に駆けつけたニヒロ勢がいっぱいいますね。 邪魔をしようものなら「あの方々」とやらが黙っていないということですが……
ニヒロ悪魔「……もしかしてあなた、氷川様を助けに来たの?」
……? 言われてみれば、俺は、何をしに来たんだ……?? 氷川を止めたい……わけではないが、 氷川を助けに来た……わけでもない…… てか俺、千晶ちゃんと勇くんには「分からない」、氷川には「いいえ」で返事してるからたぶんどこにも入れてもらえないんだけど、まじでこっからどうしたらいいんだ?? 真1みたいに全員に「だが断る」しても何らかのエンドにいける?? 魔人たちの「身も心も悪魔になる覚悟はあるか?」的な質問ですら全部NOで来てるんだけど、これはメノリストトーナメントさえ制してアマラ深界を進めば、回答とは関係なく混沌王になれんのかな? 特になりたくもないけども……。 全員にNOを突きつけて、どんどん退路を失っているけど、俺はただ……ただ人間になりたいだけなんだよ~~。 だってずるいじゃんみんな、人間のままこの世界に来て、自分の意志で人じゃなくなって。 俺は好きで悪魔になったわけではないのに、好き勝手利用されてさ……。 なんか人修羅くん、独りぼっちでこんなつらい思いばっかりすんなら、シジマの世界でただの歯車になったらラクになれるのかもしんないな。とちょっと思いました。 永田町には、氷川を追いかけて先生……もといアラディアが来ているようですね。ま〜た自由の神に自由を奪われている……。 というか、先生、なんで氷川を追っかけてんの?? あ、阻止したいのかシジマの世界を……。ただの空間なんだもんな、先生にとってシジマの世界は。 ただ、先生がやるべきことは氷川を止めることではなくて、自分のコトワリを啓くことでは?と思うんだけど…… でもこの宙ぶらりん状態の俺には、先生のことなんも言えない。 むしろ、先生がコトワリを手に入れたら、いよいよ本当に独りぼっちだ。心細い……。 どうしたらいいのかわからないまま、議事堂へ到着します。
声「迷い来りし者よ……」
目的もないままなんとなく来たことが早速バレている……。 「迷子はお呼びじゃねえから帰れ」と言うのは正論以外の何者でもないのですが、帰るところはないのでとりあえず氷川にだけ会わせてもらってもいいですかね。記念に。(?) エントランスの銅像が、意味ありげで、なんか怖い…… と思ったら人修羅くんのあずかり知らぬところで喋り出してヒェッとなりましたが、こいつらが「あの方々」っぽいですね。無駄にホラー展開っぽくするのやめてよ〜〜。 ちなみに廊下が歪んでるのとか、ライトがゆらゆら揺れてるのとか、だから何って感じなんですけどちょっと怖かったです。 そもそも、不気味な洋館っぽくて雰囲気がイヤなんだよな。 氷川がモブ思念体に「氷川君」て呼ばれたのは可愛かったです。 最初に戦ったのがスルトだったので、残りはアリオクとアスタロト?と思ったけど、マダとモトでした。あの3人、いつも仲良いわけじゃねえんだ。 バトルはさほど苦戦せずだったけど、どの銅像がモトか当てるやつがまじでわかんなくて、永遠に終わらないかと思いました。これどうすれば良かったんですか? それともまじのランダム?? 銅像の3人を倒したかと思ったら、今度はミトラさんに阻まれる。 彼はシジマの一味ではなくって、もともとここで審判をやっている人?っぽいですね。どのコトワリでもいいから新しい世界が創世されればオッケーというスタンスのようなので、それこそ某アミターバさんみたいな、世界を見守る上位存在的な感じなんですかね。 ミトラの問いには、「体は悪魔だけど心は悪魔ではない」と回答しました。 体が人間のものじゃなくなっちゃったことは認めるけど、心まで人でなくなったとは認めたくない。フトミミ氏も「悪魔とは違う心を持っている」って言ってくれたもん。 しかしこの回答はミトラさんも例に漏れずお気に召さなかったようで、「創世を妨げる者」判定されちゃいました。襲ってくるので戦います。ボス戦、多。 ミトラ戦、普通にダメージ与えてくる攻撃が無かったから、スダマチャン(※まだいる)が使えて嬉しかったです。 ちなみにこれはネタバレですが……このスダマ、エンディングまでずっといます。そして出番はもうないです。 エレベータで向かった最深部では、氷川と先生が対峙しているところでした。 氷川は先生の望む「自由と可能性に満ちた世界」を否定し……というか、わざわざ創世しなくても元の世界で成せたはずなのに何故しなかったのか、と厳しい言葉を投げかけます。
氷川「何故あなたがコトワリを啓けないかわかるかね? あなたは、ただ逃げ出したかったのだ」
ああ〜〜…… そうか。そうだったんだね……。 神がコトワリを与えてくれないと言ったり、ヤヒロノヒモロギの力に頼ったり、この期に及んで氷川を止めるために奔走したり……先生のそういう言動がずっと腑に落ちないというか、理解できないでいましたが……その言葉でぜんぶ納得ができました。 先生も自分で思い当たるところがあったのでしょう、そのままその場に崩れ落ちてしまいます。 先生が、受胎が起こるとわかってて、人修羅くんたちが病院に来ることを看過したことがずっと謎だったけど……、氷川の「自分ができないことを彼らがやってくれると期待していたのか」という問いかけがまた、しっくりきました。きっとそうなんだろうね。 むしろ先生が教師という職に就いているのも、本人も知らず知らずのうちに、子供たちという「可能性」を育てて、誰かがこの鬱屈した世界を変えてくれるという期待を託していた、ということなのかもしれないなと思ったりしました。 氷川からさらに「あなたは本当は自由なんて信じていない」と追撃されて、ショックで立ち直れない先生の代わりにアラディアが言い返すのちょっと面白かったです。 先生! がんばって自分で言い返すんだ!
氷川「異神アラディアか。おまえが祐子についた神だったとはな」
呼び捨て!!?!?!?!?
えっまってまって成人してから知り合ったそこまで仲良いわけでもない人間を呼び捨てで呼ぶことってある?????? え?え?? もしかして付き合ってました??? え〜〜〜〜〜〜それはちょっといろいろ滾るな……。 それなら氷川が先生の「逃げ出したい」という深層心理を掴んでいるのも納得できる。 仮に二人が交際していたとして、東京受胎を目的としたつながりを前提とした関係かと思うし、それならばお互い恋愛感情は薄かった・無かったと思うけど…… でも、元の世界が嫌いで、逃げ出したかった先生にとっては、世界を滅亡させてまで変えようとしている氷川は……自分の望みを叶えてくれる希望みたいな人で、それこそ恰好の「逃げ場所」であって……それがすり替わって、彼に心を寄せていたところはあったのかもしれないですね。 だからこそ、氷川の望む世界が自分の求める世界と相反していた(=求める逃げ場所ではなかった)ことがショックで、余計にシジマを否定する気持ちが強かったのかも。 というか、「氷川を止める」という行為がそもそも、コトワリを啓くに至れない先生の「逃げ」だと思うから、結局先生はいつまでも氷川を逃げ場所にしていて、意識せず彼の存在に依存していたのかもしれない……などと思いました。 そんな、いかにも人間らしい弱さを抱えた先生を、氷川は「憐れ」だと言います。 ニヒロ機構でも思ったんだけど、氷川のそういう、「人間らしさ」に苛まれる人間を憐れむところに、人間に対する愛情を垣間見てしまうんですよね。 わたしは、氷川は欲深い人間のことを嫌いなのではなくって……むしろ愛する気持ちがあるからこそ、そういう感情や欲望からうまれる苦しみから(自分を含めた)ヒトを解放することを望んでいるのかなって……思っています。 いよいよ議事堂のマガツヒを解放した氷川は、人修羅くんの存在に気づくも「君と争おうとは思わん」と言い、シジマの神の降臨を見ているように告げます。 >氷川を止める >このまま見ている いやなんで氷川だけ止める止めないの選択肢出てくんの????? 勇くんも千晶ちゃんも、勝手に召喚したじゃん神。 氷川は元の世界にいたころから東京受胎に向けて準備してきて、ボルテクス界でも綿密な計画のもと行動して、どんだけ妨害にあっても、それを呪うよりも次の策を講じてきた。 それなのに、後からコトワリに目覚めた2人に遅れをとったことがそもそもありえないし、さらに神を降ろすことすら許されないというのは、あんまりでしょう。 それに……。 いつまでも引きずってて申し訳ないんだけど、このときに考えたのは……ヒジリのことでした。 ヒジリも創世を望んでいました。でも彼にはその資格は与えられなくて……争いの舞台に立つことすらできなかった。 「やりたい」けれど、「できない」人がいたのです。 「やりたい」人が「できる」のならば、すればいい。やらせてあげたいよ。そして氷川には、その資格が十二分にあるでしょう。なんで、なんでそれを、止めなきゃいけないんだよ。 黙って見ていることを選んだ人修羅くんの前で、くずおれたままの先生は生贄として虚無に飲みこまれ……そして氷川の守護である虚無の神アーリマンが降臨します。 これまでの神と比べていちばんスケールがデカく……ちょっとどんな姿なのか全体像がよくわからなかった。氷川はずっと生えたままなのかなこれ。ちょっとシュール。 とうとうコトワリを啓くことなく消えてしまった先生は……人修羅くんの精神へ?語りかけてきて、ヤヒロノヒモロギを手渡します。
先生「私にはできなかったけれど……あなたなら自分の意志で進めると思う……。あなたが望むなら……あなたの望む姿の自由な世界も……出来るはずよ……」
先生……。
ずっと煮え切らない態度が不満で、反抗したりもしたけれど…… でも、先生が高尚な巫女でも、こどもの人修羅くんを導いてくれる大人でもなくって、ただひたすらに等身大の人間であったことをようやく理解できたら、彼女もまたいとおしい存在だと思うことができました。 そしてその先生が、自分ができなかった願いを誰かに手渡すことしかできない姿は……とてもせつなく感じたのでした。 さて、いよいよ本格化する三つ巴の戦いは、どのような結末を迎えるのでしょうか。 そして世界が何らかの結末を迎える前に、有楽町坑道の穴は掘り終わるのでしょうか。 がんばれ、シゲちゃんと俺のダーキニー。 つづく。
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565062604540 · 2 years
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 四畳半の生活感あふれる和室に、どこぞの子供ブランド服のモデルを連れてきて座らせたような光景。  びっくりするほど浮いてる。 「でもヨンナちゃん、よく知ってたね、お兄ちゃんが退院したの」 「さっき、車が通ったのが見えましたから」 「へー」  んなはずはない。車道側の窓は曇りガラスである。窓を開けて外を監視していたわけでもないだろう。  しかし、こうやって並べて見てみると、ヨンナが13歳にしては大人びて見える一方で、衣紬はは来年も子供運賃で乗ってもオッケーな雰囲気がある。とても1歳差には見えない。  そのヨンナですらも子供に見えるんだよなあ……。自分の外見だって、いまだに鏡を見ても慣れない。なんだこの人相の悪いガキは、という感じだ。  ヨンナと衣紬の会話は弾んでいる。どうやら本当にお隣さんをやっているらしい。  キリのよさげなところを狙って、会話に割り込んだ。 「で、なんの用だ?」  そう問いかけると、衣紬がずいっと身を乗り出してきた。 「お兄ちゃん、そういう言いかた、女の子に嫌われるよ……? ヨンナちゃんはやさしいからいいけど……」 「ええ、気にしてないですよ、衣紬」 「ほらー、気をつかわせちゃってるー」  むしろ俺のほうこそ気遣っていただきたいくらいである。 「私が来たのは学校のことです。道太が休んでいるあいだに、けっこう授業が進んでしまってますから。道太、コンパスは持ってますか?」 「どうだったかな」  つーか、冷静に考えると、いまから中1の授業を受けることになるんだよな……寝そう……。 「ほかにもいろいろ必要なものがありますから。文房具屋さんに行ったほうがいいと思います」  今日でちょうど3週間、俺は休んでいることになる。それを考えれば忘れものの一つや二つ、先生だって多めに見てくれそうなものだが。  そう考えた俺に、ヨンナから突きつけられる強い目配せ。  あー、はいはい。外に出ろってことね。 「んじゃちょっと行ってくるわ。衣紬、お留守番できるか?」 「えー、衣紬も一緒に行くー」 「母さんが帰ってきたとき、だれもいなかったらびっくりするだろ」 「むー、わかったー」  ちょっとむくれながらも、衣紬は諒承してくれた。 「それじゃ行きましょう、道太」 「はいはいっと」  どっこらしょとばかりに立ち上がる。 「なんかお兄ちゃん、おじさんっぽい……」  ごめんな衣紬。中身は正真正銘のおっさんなんだ……。  もちろん文房具屋になんかは用はない。俺が病み上がりであることもあって、近くの公園で話をすることになった。ほんとにこの肉体、若いのか。いや若いんだが……。 「まじだるい」 「道太、おじさんみたい……」 「あんたに言われるといらっと来るものがあるな」  時間的には夕方、学校が終わったころである。  驚くことに、公園には子供がけっこういる。出生率はともかく、子供の絶対数でいうとまだまだ多い時代だ。ファミコンの発売っていつだったかな。まだ先だった気がするけど。公園にいる子供が多いのは、たぶんそのことと無縁じゃないだろう。  ベンチに並んで座る。 「で?」  そう水を向けると、ヨンナがはぁ、とため息をついた。 「なんだよ」 「なぜ令和の世まで生きた人が、そんな昭和の男みたいなぶっきらぼうさなんですか……」 「と言われても」 「自覚なしですか……まあいいです。話を進めます。お察しかとは思いますけど、外に来ていただいたのは、すり合わせのためです」 「すり合わせ」 「なんですか」  不平そうにヨンナが言う。 「いや、13歳女子はいわないだろ、すり合わせ」 「そんなことはわかってます! あなたに合わせてあげたんです! おじさんの! あなたに!」 「ちっちっ、わかってーな」 「なにがですか」 「人間50越すと、おっさん呼ばわりされて腹は立たない。なにしろ事実だからだ!」 「そうですか……」 「人によってはハゲは激怒するからやめとけ」 「だれもそんなこと聞いてないです……」  ちなみに俺は、そうそうに薄くなってくる毛髪という事実を受け入れたタイプである。そろそろヨンナが呆れ顔になってきたので、真面目に話をすることにする。 「えーと、ヨンナって呼んでいいのか」 「ええ。私も道太って呼びますから。幼なじみですしね」  設定だけの幼なじみとか、原理主義者がキレるぞ。 「んじゃ、あらためてヨンナ。この世界における、あんたの設定をできるだけ細かく知りたい。幼なじみとして不信感を持たれない程度には」 「そうですね……」  そこから、ヨンナの長い説明が始まった。  そもそも俺たちがあのボロアパートに住み始めたのは、俺が6歳のときだ。父親が病死して、それまで住んでいたそれなりのアパートには収入の関係で住めなくなった。ヨンナとはそのときからの幼なじみだ。だから6歳以降の俺のことはよく知っている。逆もまたしかりだ。  ヨンナの家族関係については、仕事が忙しく不在がちである、という設定になっている。それゆえ頻繁に遊びに来るし、食事を一緒にすることも多い。  まあ、要するに幼なじみである。 「ヨンナの個人情報は? 好きな食べ物とか、成績とか」 「好きな食べ物はこのわたですね」 「んなJCがいるかよ!」 「え、おいしくないです? 私、お酒のつまみ系の食べ物、だいたいなんでも好きなんですけど……」 「しかもガチ!?」 「甘いものは苦手ですねー。天使が地上で受肉するときって細かいとこはランダム設定なんですけど、どうも私の肉体はそういうふうに設定されてるらしいです」 「ってことは、いまは完全な人間なのか」 「そうなりますね。で、天使なのにお勉強できなくて赤点とかも微妙なので、頭もけっこういいみたいですよ。えと……リーマン予想とかも解決できるみたいです」 「やめて。人類のことは人類に任せてあげて」  それ、どこかの研究所から懸賞金出てるやつじゃん。天界だか天国だか知らんけど、そんなところにゴリ押しで解決されてしまったら人類の意味なくなる。 「運動もまあ、世代の平均よりはできるようです。つまり、文武両道、そのうえかわいい。それがいまの私です」 「ふーん」 「���、反応うすい……」 「いやだって。天使なんだろ? 世界のどこの絵画見ても天使はだいたい美しく描かれるもんだし、そういうもんなんじゃないの?」 「それは誤解です!」 「お、おう……」  とつぜん顔を近づけて力説してきたヨンナに、思わず体を引く。 「天使の外見は、人間と同じように多様なんです。ですから私は、たまたま、奇跡のごとくこんなかわいい外見に生まれついたんです!」 「そうなんだ……」  自分で言っちゃうんだ……。 「え、私、かわいくないですか?」 「はいはいかわいいかわいい」 「なんか雑……」  そうは言っても、ブサイクな天使とかあんま想像できないし。やっぱそういうもんなんだって思っちゃうじゃない。 「まあ、私がいかに愛らしくてすばらしい女の子はおいおいわからせるとしてですね」 「それだ!」 「え、もうわからされたんですか?」 「そうじゃなくて。ヨンナって俺の監視なんだろ?」 「そうですけど」 「それって、期間はいつまで? たとえばほら、俺が死ぬまでとかだったら、いろいろ不都合があるだろ」  どちらかというと、俺よりもヨンナのほうに不都合がある気がする。タイムスリップしたくらいで童貞が捨てられるなら、前世でもたぶんどうにかなってた。その俺のそばにヨンナみたいな美少女がいてくれるのはむしろご褒美とすら言っていい。けど、ヨンナはそうじゃない。俺みたいな男と付き添う一生というのはどうなのか。  という意味を込めての質問だったのだが、ヨンナは、意外な返答をした。 「バタフライ効果って知ってます?」 「言葉だけは」  もともとはカオス理論で出てくる用語だったと思うが、日本人的には、風が吹けば桶屋が儲かる、と思っとけばいい。  でもそれがいま、なんの関係があるのだろう。 「世界は、無数の可能性の宝庫です」  どこか遠い目をしてヨンナが言った。 「人の選択で、世界は変わる。あなたがこの世界に生まれ落ち、衣紬を助けようと行動した瞬間から、この世界は大きく変わりました。どこまで変わるのかはわかりませんが、天界としては、その世界が滅ぶような結末だけは望んでいません」 「んな大げさな……」 「じゃあ、具体的な話をしましょうか」  ヨンナは少しのあいだ目を閉じた。  開いたときには、青い瞳に奇妙な光が浮かんでいた。 「あなたの意識が戻ったとき、衣紬はナースコールをしました。あの看護師さんは、家に帰って娘さんに、あなたのことを話します。この時代の日本では、記憶喪失という概念が流行しているため、娘さんはその話題に興味を持って、母親とかなり長く話し込みます」 「それ、実際にあったこと?」 「はい。私の脳が焼ききれない程度に、天界から情報をダウンロードしてきましたので」  なんか怖いこと言い出した。 「娘さんは、おやつに食べるつもりだったプリンを食べそこねてしまいました。そのことによって、母親が買い物に行くタイミングが一日ずれます。このズレによって、母親は、スーパーで出会う予定だった旧知の人と出会う機会がなくなります。この人との出会いによって、母親は、娘の私立中学受験のきっかけを得るはずだったのです。しかし、その可能性はいま、潰えています」 「……んなアホな」 「扇状に広がっていくドミノ倒しみたいなものです。娘さんが私立中学で出会う教師は、国文学の世界では少しは名を知られた人でした。この人との出会いによって、娘さんは研究者の道を歩む予定だったんです」 「……」 「もう、おわかりですよね。影響は時間とともに、どんどん広がっていく。たった一人の運命の変化が世界を変える。ここから先、歴史は、あなたが知っているものと異なった道を歩んでいくことになります」 「そんなこと気にしてたら、身動きひとつできなくなるじゃないか」 「実際には、世界には復元力のようなものがあります。人間には、洋の東西を問わず普遍的な性質がある。不幸よりは幸福を。空腹よりは満腹を。巨大な才能を持った人は、場所を問わずその才質をあらわすでしょう。あなたというイレギュラーな存在も、いずれは『そういうもの』として世界に受け入れられるようになる。それを見届けた時点で、私の役目はおしまいです」 「それは、いつわかるんだ」 「……こればかりは、なんとも。可能性ということだけでいえば、道太がここから家までの帰り道で車にひかれて死んでしまう可能性も絶無ではありませんから」 「いやな可能性だ」  そう言いつつ、俺はヨンナの言ったことについて考える。  これはつまり、壮大な規模の『なるようになる』である。  しかし、すでに40年前の自分にタイムスリップしてきた俺は、別の可能性についても考えざるを得ない。 「じゃあさ、俺が世界に受け入れられなかった場合は?」  ヨンナ自身が言っていたじゃないか。滅ぶような結末は望んでいない、と。それこそその可能性があるから、ヨンナは言及したんじゃないのか。 「その場合は……残念ながら、滅びの起点となる道太を消滅させるしかありません」 「その可能性は?」 「道太の生きかた次第、としか」  なるほど。理解した。  つまり、低くない、だ。 「よっしゃ」  俺は掛け声とともに立ち上がった。話し込んでいるうちに、空には夕暮れの気配が漂いはじめていた。眩しい西日を、目を細めて眺めながら、俺は言った。 「なあヨンナ」 「はい」 「俺は、衣紬を助けるためにこの世界に来た。それが俺の執着だったからな」 「……はい」 「なら、やることは決まってる」 「なんですか?」 「衣紬を幸せにすることだ」  衣紬がいつでも笑っていられるように。その歩む道が幸せに満ちているように。そのために、俺は、俺のできることをする。 「……ってのはどうだ?」  そう言って、ヨンナを振り向いた。  金色の髪がきらきらしている。こうして見ていると、本当に天使みたいだ。  ヨンナは、その美しい顔を、ふっとやさしく緩めて微笑んだ。 「わかりました。道太は、決めたんですね」 「ああ。俺は衣紬のお兄ちゃんだからな」  数分後、家に帰ったら衣紬がめっちゃむくれていた。  妹の扱い、難しい。
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danzoku · 2 years
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付き添い入院の話
Twitterで付き添い入院の辛さを訴えている人がいた。
子どもと一緒に親も泊まらないといけないのに、大人用のベッドが用意されていないなんて狂気の沙汰だ。
子ども病院にかかったことがあるが、入院の個室は部屋が三角形だったり、狭かったりして、たしかにベッドが二つ置けるスペースはなかった。
集団の病室なんてとても狭い部屋だった。
部屋がそんななのにホールはやたら広かった。
母は疲弊していたと思う。
全国の子ども病院が全てそうだとは言わないが、設計の段階でなんとかならなかったのか。
ビジネスホテルの方がはるかにましな感じだ。
備品として大人用ベッドが必要だと誰も思わなかったのだろうか。
エレベーターがやたら光ったりしていた。子どもを楽しませる工夫はまあ良いが、実用を捨ててどうするんだろう。
計画した人、作った人は、きっと付き添い入院なんてしたことなかったんだろうな。
おそらくずいぶんお金をかけた建物だろうに、その環境は未だにそのままなんだな。
そうしてしまっている人たち、それをよしとしてしまっている人たちは、恥じるべきだと思った。
環境整備は、命を救われて感謝、とか、優しい対応、とか、そういう次元とは分けて考えないといけないことだと思う。
Googleレビューで☆2案件です。
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harinezutaka · 3 years
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一年前日記25(2020年6月17日~6月23日)
6月17日 だらだらしがちだったので、午前中に買い物に行こうと思い、ついでにモーニングにも行った。平日の喫茶店のモーニングに行くと、自分の感覚が15年ぐらいギュイーンと戻される感じがする。世の中は自分が思うほどそんなに進んでいないんだな。このギュイーンは、時々意識的に経験しにしかないといけないなと思う。お昼はサーモントロ丼の温玉のっけ。朝のコーヒーは違うかったみたい。胃がイヤイヤと言っている。俳句の選句。食べたものや飲んだものの句ばかりで楽しい。夜ご飯は、蒸し鶏、中華風コーンスープ。お風呂に入ってから、アマヤドリさんの動画を見ながらゆっくりストレッチをした。
6月18日 午前中、掃除。自分で作っていたコロナの感染者数の表を久しぶりに更新した。近くではほとんど増えていないみたいだけど、時々チェックするようにしよう。4月ごろに作ったこれから起こり得るだろうことの一覧には3つぐらいのチェックが入って止まっている。次あるとすれば、「死者が1000人を超える」だろう。夜は友達とご飯。4月ぶりかな。美味しいとうわさの貝のラーメン屋さんへ。美味しかった。近くに遊びにきた友達はここに連れていけばいいんじゃないだろうか。車じゃないとなかなか行きにくいところだし。
6月19日 いつもの2人組の1人、最近はアイスコーヒーになっている。って16日にも書いてるじゃん。すっかり忘れていた。大丈夫か私。今日の仕事は自分のペースでできた。帰り、実家に寄る。母は米を買いにスーパーへ。父に父の日のプレゼントを渡す。Tシャツ。喜んでくれた。お菓子を食べながら雑談。家族っぽい。やっぱり父がすごく変わったと思う。母も穏やかになった。「これ持って帰り」とイカをくれた。夜ご飯は、とんかつ、キャベツと油揚げの味噌汁。健康診断の結果が返ってきていた。心電図とコレステロールがB判定だった。心電図はいつもひっかかる。コレステロールは善玉が高いので、あまり気にしてなかったんだけど、今回は総コレステロールも高めだからちょっと良くないのかも。前の日にクレープとか食べてたしな。反省。ちょっとひっかかっただけで、めちゃくちゃビビってしまって気をつけようと思うのに、親とか見てるといっぱいひっかかって薬飲みながらも、わりと好き勝手に生きてるのってすごいよなと思う。喉元過ぎればってやつなのかしら。そして人間って結構しぶといのなって思う。
6月20日 カウンセリングに行く。来院で予約を取ったつもりだったが、基本的に今はオンラインらしい。先生は病院にいたので、急遽対応してくださる。ボード越しに前回からの気づきなどをひと通り話した。自分の傷つきに鈍感だったことで誰かを傷つけていたんじゃないかと思うと話すと、「別に傷ついてないんじゃないですかね。その人」と言われた。そうなのかな。もっとシンプルに「自分が傷ついた」と言いたいのかもしれないな。何かそれを邪魔しているものがあるんだろうな。確認すると今回で7回目らしい。もう話したいことは特になくなった感じ。それでも来てもいいのかと聞くと、全然オッケーらしい。何でもない雑談のなかに気づきがあることも多いとか。少し間隔を空けながら続けてみようかな。お昼はティムマッマの新店舗へ。ひとり火鍋が食べられるお店。ティムマッマは学生時代に岡本の市場にあった時代から大好きなお店。あそこから手広くやられていてすごいなあ。今回は商業施設の中でお酒も飲める。しっかり落ち着ける雰囲気もあり、さすがだなあと思う。一人鍋というコンセプトも今にバッチリハマっているし。いろんな時間帯に行ってみよう。その後KIITOの『イスイズサイズ』展を見に行く。いろんな人に合わせた椅子がたくさん。家具をデザインするって楽しそう。これだけ世の中の変化が激しいと家を建てるのもなかなか難しいが、椅子ぐらいならこだわってお願いしてみてもいいかもなあ。健康のためにも座り心地は大切だし。図書館で予約していた本を受け取って帰宅。本はめちゃくちゃ重かった。夜ごはんは、イカとズッキーニを、サッと茹でてごま油とレモン塩で味付けしたやつ、ハムと玉ねぎ入りのリゾット。どちらも美味しくできた。今日の太田さんは佐賀へ。太田さんもイカを食べていた。来週からは野球なので中止のとき以外はお休みになる。今日も暑いは暑いが爽やかな日だった。コロナで時間の感覚もおかしいうえにこんなに爽やかだとまだ5月みたいな気がする。ネットで「ひょうたん」の閉店を知る。神戸の街の景色みたいなお店がなくなってしまうのは悲しいな。
6月21日  日曜日  読書とちょこっと掃除。お昼ごはんを食べながら、『野ブタをプロデュース』を見る。最終回の前の回。ぐぐぐっと引き込まれる。夕方、父から連絡。晩ご飯を食べに来ないかと。急だなあとか、何でかなとかいろいろ思い少し葛藤。父がそんなこと言うのも珍しいし、結局行くと返事をした。夫も義実家に父の日を渡しに行くことになった。5時ごろ向かう。特に何があったわけでもなく、父の日のごちそうだった。姉が送ってくれたローストビーフを温めて切る。他にもうなぎやお寿司、サラダなど。今日はお酒も解禁していた。昔の話をたくさん。母にとっての昔の話は母の小さい頃の話。大変だったけど楽しかったんだろうな。そういえば、自分が小さい頃の話とかはあまりしてもらったことがないな。だからずっと記憶がぼんやりしたままなのかも。今思えば、両親ともに、ACだったんだろうな。そういう時代の人なんだろう。明るく振る舞いながらも、ずっと我慢してきたしんどさの歪みが今出てきてるんだと思う。8時ごろに帰る。自分の気持ちを優先すれば「行けないと断わる」だったのかもしれないとそうできなかったことに悶々としていたが、行ってよかったなと帰り道には思った。純粋に会話が楽しかったし、自分が子どもの役割を演じている感じがしなかった。すぐに巻き込まれずに、一度考えて、その上で行こうと決めたんだからそれで良かったんだろう。「断わるほうが正解」で正しいほうを選ばなくちゃというのは、自分の考え方の癖だと思う。ややこしいけれど、本当は行きたかったから行っただけなのかもな。って、これも自分の納得するストーリーを作り上げてしまってるのだろうか。むむむ。湿気もなくて涼しい爽やかな週末だった。
6月22日 まあまあ天気も良かったので布団を干した。気になっていた網戸の掃除もする。あとはクレ���ットカードの変更手続きとかメルカリの出品とかもろもろ。お昼からは音楽をかけながらの野菜仕事。玉ねぎをひもで吊すのを初めて自分でやってみた。YouTubeを見ながら。夕方、ドラッグストアとコンビニへ行く。夜はカレー。最近カレーの作り方が固まってきた。香味野菜と肉を炒めたところにスパイスいろいろ投入、炒めた玉ねぎとフレークのルーを入れてペースト状にする、なんらかの水分と甘いものと酸っぱいものを入れて少し煮て火を止めて放置。各ステップでお鍋についた焦げかけのところを綺麗にするのも大切。夫は会社の面接で評価が良かったらしく、嬉しそうだったというかびっくりしていた。このご時世にありがたいことだな。あまりこれまで報われることがなくて何度も転職してきているが、今回の職場は今までで最長記録を更新し続けている。それでも私から見るとなかなかブラックだけど、今まで苦労してきただけのことはあって根性あるなと思う。いつもどんよりしていたので、こんな日が来るとはという感じだ。この間ジブリのプロフェッショナルを見て見たくなったと『風立ちぬ』のDVDを買っていた。私もとても好きで二回映画館に観に行った。そのうちの一回は夫と観に行った。その帰りに結婚することにしたのだった。二人で半分ぐらいまで見る。何度も観れるの嬉しいな。
6月23日 仕事の日。お昼ご飯は、スープジャーのお粥。具材は緑豆と切り干し大根。味付けは鶏がらスープ。優しい味でばっちり美味しかった。胃腸の元気は、気持ちに繋がる。だんだん元気になってきた。本屋で雑誌を買って、カフェに寄り道。今の雑誌、リモートで作られているからかあまり洗練されてないところがとても面白いと思う。すごくわくわくする。GINZAを買いました。クローゼット特集。夜ご飯は、塩麹につけていた豚肉と玉ねぎを焼いたの。塩もみしたきゅうりをばさっとのっけた。ズッキーニと油揚げの味噌汁、煮豆、ぬか漬け。夫は仕事帰りに鍼に寄っていたので、ご飯まで少し時間があるなと思い、私は6時からアマヤドリさんのストレッチをして、頭を洗った。頭を洗うハードルが高いので、先に洗っておくと気持ちが楽。眠る前に湯船にじゃぽんと浸かり漫画を読んだ。夫も鍼の先生に「マスクが裏です」と言われたらしい。マスクの裏表に無頓着な夫婦だな。10時前には就寝する。
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gkeisuke · 5 years
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190317
21時30分ごろ帰宅。今日も二度寝して遅刻しかけたので、今週はちゃんと休もうと思いました……。
昨日も深夜3時ごろまで姉に一方的なキン肉マントーク(肉ハラと呼ばれている)をした後、オードリーのオールナイトニッポンを聴いたら、若林さんのフリートークが奇跡的に30分丸々キン肉マンの話で、脳がキン肉マンに支配されてしまった。
昨日、姉に「一番好きな超人は?」と聞かれて、一瞬ウッて詰まってしまった。
が、一番好きな超人でパッと思い浮かんだのは、キン肉マンソルジャーことキン肉アタルだった。
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全人類が知ってるはずなので、わざわざ説明するまでもないかもしれないが、キン肉アタルはキン肉マンの主人公であるキン肉スグルの実の兄だ。
ただ、作中ではジャンプ連載時代の最終盤である王位争奪編で、初めて登場し、その存在が明らかになる。
キン肉王家の長男として生まれたが、両親のスパルタ教育に嫌気がさして家出してしまい、王位継承権自体はスグルの方にあった。
スグルの王位継承権に待ったをかける「運命の5王子」というのがいて、スグルが王位に就くことを恐れる邪悪の神々が、その5王子に力を貸して戦っていくというのが王位争奪編の大まかな流れなのだけど、キン肉マンソルジャーことアタル兄さんは、5王子の中でも極めてイレギュラーな存在だった。
本来、運命の5王子というのは、キン肉マンと同じ日に同じ病院で生まれた5人の超人のことを指し、その日に病院で火事があったため「混乱に乗じて取り違えられた自分こそが真の王子だ」という筋があった。
が、アタル兄さんは、5王子のうちの一人で、残虐の神と手を組んでいたソルジャーマンを秒で倒し、身ぐるみを剥いで『キン肉マンソルジャー』として身の内を隠して、この戦いに参戦することになる。
ただ、アタル兄さんの目的は王位の継承にはない。スグルの兄として「真の友情とは何か」を、その背中で語りに来たのだ。
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めちゃくちゃカッコよくない?まあこれ味方のバッファローマンに急に鉄柱投げつけて「何してんの?」ってなった時に言い返したやつで、バッファローマンはその膝の痛みで攻撃を避けるんだけど、口で言った方が良かったのでは?という疑問も残るのだが……。
家出してたから仕方ないね。
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強盗に入られて、子供を人質に取られた時も「牧師姿なら犯人を刺激せずに済む」と、とっさに機転をきかせて、その辺にあった布切れを黒いペンキに浸し、聖書と果物のバスケットを持って犯人に接近する冷静で的確な判断力も魅力の1つだ。
誰しもが「そんな迷彩柄のマスクをした牧師おる?」という気持ちにはなるが、キン肉王家の者はマスクの下の顔を見られたら死ななくてはならない決まりがあるのと、結果的に犯人は2階からプロレス技を掛けられて無事子供は助かったのでオッケーです。
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パイプ椅子が複数あるとソルジャーチームの陣形を真似しがちというキン肉マンあるあるもある。
実力で圧倒しながら、キン肉マンスーパーフェニックスというこのシリーズのラスボスに、預言者を燃やされてこの世から存在を消されるという無念すぎる負け方をしてしまうのだけど、わずかな登場機会ながら、その後、キン肉王家の正当な王位継承者となるスグルに、兄の生き様が与えた影響はあまりにも大きい。
家出しちゃって、結果的に弟に重責の全てを背負わせることになり、兄として何をすべきか考えた結果、言葉ではなく、マットの上でその全てを与えて、キン肉族三大奥義の一つである『マッスルスパーク』の残り半分をスグルに授けて、王に相応しいものとして全てを託したのだ。
アタル兄さんのことを書いているだけで家についてしまった……。
超人墓場という中野ブロードウェイにあるキン肉マンショップのグッズをみていて、カッコいいし好きなんだけど、アタル兄さんのTシャツとかはカッコよすぎて、キン骨マンみたいな体型の私では背負いきれないな……とも思った。
明日時間があったら超人墓場へ行って、いろいろグッズを見てみよう。おわり。
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cuthouselink · 2 years
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684kodomodesign · 2 years
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保育園選び、悩む? ワーママ、復帰する時、
お仕事が決まった、保育園どうしようと
皆さん、同じ悩みをかかえますよね。 または、これから仕事を見つけようと思っているママ。 まずは、
預ける際に
幼稚園、保育園、幼保連携型こども園
どれにしたらと考えてしまいますね。 まずお子さんを預けるにあたり
兄弟を一緒に(1人か2人以上等)なのか?
仕事が何時から何時までかかりそうか?
朝は何時から預けるのか?
延長保育は必要か?
手伝ってくれる方はいるか?
お子さんのアレルギー等はあるか?
お子さんの気になる症状はあるか?
(私は息子が3歳近くしゃべらず気になってました)
母乳なのか?ミルクなのか?
病気等なるか?
予防接種はしてるか? 園側の情報を確認、
保育料(国が負担分)以外の費用は?
行事はどのくらいあるの?
教育的内容で力を入れてるのは何?
衛生的、感染対策はどうかな?
給食はどこも考えていますが、ご飯をもっていくとこなのか?(ご飯の色とか状態をチェックされてる)
社会貢献している所か?
地域密着してるか?
薬の対応をしてくれるか?
園側と保護者の連絡方法は?
外部と関わる方々はどんな人か?
病院はどこを利用してるか?嘱託医も確認するといいですね。
園内の職員があなたのお子さんの情報をどうやって共有してるか?←大事‼️ 見学は絶対行った方がいいです。
できれば、11時過ぎぐらいだと
給食の様子だったり、着替えの様子、寝かせる様子、 ミルクのあげ方、本を読んでる様子、
先生方の給食の様子、保育の仕方、寝かせ方、
寝る前のトイレの様子等見れたらいいです。 または、行事を聞いて外部の参加もオッケーなら
参加したり、子育て支援をしてるようであれば参加して 園を見せてもらうと参考になります。 何でも質問するといいです。
あとは、お母さんがトイレを借りると見えることも。 ぜひ、これもご縁のひとつなので笑顔で好印象でいきましょう。 #保育園 #こども園 #認定こども園 #子ども園 #保育所 #保活#幼稚園 #専業主婦 #求人 #在宅ワーク #会社#子どもデザイン塾#保育園選び #育児 #赤ちゃん #ベビー#子育て #成長記録 #育児記録 https://www.instagram.com/684.kodomodesign/p/CXGhRB_vbUN/?utm_medium=tumblr
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groyanderson · 3 years
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ひとみに映る影シーズン2 第五話「大妖怪合戦」
☆プロトタイプ版☆ こちらは無料公開のプロトタイプ版となります。 最低限の確認作業しかしていないため、 誤字脱字誤植誤用等々あしからずご了承下さい。 尚、正式書籍版はシーズン2終了時にリリース予定です。
(シーズン2あらすじ) 私はファッションモデルの紅一美。 旅番組ロケで訪れた島は怪物だらけ!? 霊能者達の除霊コンペとバッティングしちゃった! 実は私も霊感あるけど、知られたくないなあ…… なんて言っている場合じゃない。 諸悪の根源は恩師の仇、金剛有明団だったんだ! 憤怒の化身ワヤン不動が、今度はリゾートで炸裂する!!
pixiv版 (※内容は一緒です。) ☆キャラソン企画第五弾 後女津親子「KAZUSA」はこちら!☆
དང་པོ་
 河童信者に手を引かれ、私達は表に出る。小学校は休み時間にも関わらず、校庭に子供達が一人もいない。代わりに何故か、島の屈強そうな男達が待ち構えていた。 「いたぞ! 救済を!」「救済を!」 「え、何……わあぁっ何を!?」  島民達は異様な目つきで青木さんを襲撃! 青木さんは咄嗟に振り払い逃走。しかし校外からどんどん島民が押し寄せる。人一倍大柄な彼も、多勢に組み付かれれば為す術もないだろう! 「助けて! とと、止まってください!!」 「「救済を……救済を……!」」  ゾンビのようにうわ言を呟きながら青木さんを追う島民達。見た限り明確な悪霊はいないようだけど、昨晩の一件然り。彼らが何らかの理由で正気を失っている可能性は高い! このままでは捕まってしまう……その時タナカDが佳奈さんにカメラを預け、荒れ狂う島民達と青木さんの間に入った! 「志多田さん、紅さん、先に行って下さい! ここは僕が食い止めゴハアァ!!」  タナカDに漁師風島民のチョークタックルが炸裂! 「タナカDーっ!」 「と……ともかく行け! 音はカメラマイクでいいから、ばっちり心霊収めてきて下さいよッ……!」 「い、行きましょう! ともかく大師が大変なんです!!」  河童信者に急かされ、私と佳奈さんは月蔵小学校を離れた。傾斜が急な亡目坂を息絶えだえに駆け上がると、案内された先は再び御戌神社。嫌な予感が募る。牛久大師は……いた。大散減を封印していた祠にだらりと寄りかかり、足を投げ出して座っている。しかも、祠の護符が剥がされている! 「んあー……まぁま、まぁまぁ……」  牛久大師は赤子のように指を咥え、私を見るなりママと呼び始めた。 「う……牛久大師?」 「この通りなのです。大師は除霊のために祠の御札を剥がして、そうしたら……き、急に赤ちゃんに……」  河童信者は指先が震えている。大師は四つん這いで私ににじり寄った。 「え、あの……」 「エヘヘ、まんまー! ぱいぱい! ぱいぱいチュッチュ!!」  大師が口をすぼめて更ににじり寄る。息が臭い。大師のひん剥いた唇の裏側にはビッシリと毛穴ような細孔が空いていて、その一粒一粒にキャビアみたいな黒い汚れが詰まっている。その余りにも気色悪い裏唇が大師の顔の皮を裏返すように広がっていき……って、これはまさか! 「ヒィィィッ! 寄るな、化け物!!」  私は咄嗟に牛久大師を蹴り飛ばしてしまった。今のは御戌神社や倶利伽羅と同じ、金剛の者に見える穢れた幻視!? という事は、大師は既に…… 「……ふっふっふっふ。かーっぱっぱっぱっぱっぱ!!」  突然大師は赤子の振りを止め、すくっと立ち上がった。その顔は既に平常時に戻っている。 「ドッキリ大成功ー! 河童の家でーす!」 「かーっぱっぱ!」「かっぱっぱっぱ!」  先程まで俯いていた河童信者も、堰を切ったように笑い出す。 「いやぁパッパッパ。一度でいいから、紅一美君を騙してみたかったのだ! 本気で心配してくれたかね?」 「かっぱっぱ!!」「かっぱっぱっぱぁーっ!!」  私が絶句していると、河童の家は殊更大きく笑い声を上げた。けどよく見ると、目が怯えている? 更には何故か地面に倒れたまま動かない信者や、声がかすれて笑う事すらままならない信者もいるようだ。すると大師はピタリと笑顔を止め、その笑っていない信者を睨んだ。 「……おん? なんだお前、どうした。面白くないか?」  大師と目が合った信者はビクリと後ずさり、泣きそうな声で笑おうと努力する。 「かかッ……かっぱ……かぱぱ……」 「面、白、く、ないのか???」  大師は更に高圧的に声を荒らげた。 「お前は普段きちんと勤行してるのか? 笑顔に勝る力無し。教祖の俺が面白い事を言ったら笑う。教義以前に人として当たり前のマナーだろ、エエッ!?」 「ひゃいぁ!! そそ、そ、その通りです! メッチャおもろかったです!!」 「面白かったんなら笑えよ!! はぁ、空気悪くしやがって」  すると大師は信者を指さし、「バーン」と銃を撃つ真似をする。 「ひいっ……え?」 「『ひいっ……え?』じゃねえだろ? 人が『バーン』っつったら傷口を抑えて『なんじゃカパあぁぁ!?』。常識だろ!?」 「あっあっ、すいません、すいません……」 「わかったか」 「はい」 「本当にわかったか? もっかい撃つぞ!」 「はい!」 「ほら【バーン】!」 「なんじゃッ……エッ……え……!?」  信者は大師が期待するリアクションを取らず、口から一筋の血を垂らして倒れた。数秒後、彼の腹部から血溜まりが静かに広がっていく。他の信者達は顔面蒼白、一方佳奈さんは何が起きたか理解できず唖然としている。彼は……牛久大師の脳力、声による衝撃波で実際に『銃殺』されたんだ。 「ああもう、下手糞」 「……うわああぁぁ!」「助けてくれーーっ!!」  信者達は蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う。すると大師は深くため息をつき、 「はあぁぁぁ……そこは笑う所だろうが……【カーッパッパァ】!!!」  再び特殊な声を発した。すると祠から大量の散減がワサワサと吹き出し、信者達を襲撃する! 「ボゴゴボーーッ!」「やめ、やめて大師、やめアバーーッ!」  信者達は散減に体を食い荒らされ、口に汚染母乳を注ぎこまれ、まさに虫に寄生された動物のようにもんどり打つ! 「どうだ、これが笑顔の力よ。かっぱっぱ!」 「牛久舎登大師! 封印を解いて、どうなるかわかってるんですか!?」  私は大師を睨みつける。すると大師は首をぐるりと傾け、私に醜悪な笑みを浮かべた。 「ん? 除霊を依頼された俺が札を剥がすのに何の問題がある? 最も、俺は最初(ハナ)からそうするつもりで千里が島に来たのだ」 「何ですって!?」 「コンペに参加する前から、千里が島には大散減という怪物がいると聞いていた……もし俺がそいつを除霊できれば、河童の家は全国、いや世界規模に拡大する! そう思っていたのだがな。封印を解いてみたら、少しだけ気が変わったよ……」  大師は祠を愛おしそうに撫で回す。 「大散減は俺を攻撃するどころか、法力を授けてくれた。この俺の特殊脳力『ホーミー』の音圧は更に強力になり、もはや信者の助けなどなくとも声で他人を殺せるほどにだ!」  信者達は絶望的な顔で大師を見ている。この男、どうやら大散減に縁を食われたようだ。怪物の悪縁に操られているとも気付かず、与えられた力に陶酔してしまったのだろう。 「もう除霊なんかやめだ、やめ。俺は大散減を河童総本山に連れて帰り、生き神として君臨してやる! だがその前に、お前と一戦交えてみたかったのだ……ワヤン不動よ!」 「!」  彼は再び私を『ワヤン不動』と呼んだ。しかもよりによって、佳奈さんの目の前で。 「え、一美ちゃん……牛久大師と知り合いなの……?」 「いいえ……い、一体、何の話ですか?」 「とぼけるな、紅一美君! 知っているぞ、お前の正体はワヤン不動。背中に影でできた漆黒の炎を纏い、脚まで届く長い腕で燃え盛る龍の剣を振るう半人半仏の影人間(シャドーパーソン)だ! 当然そこいらの霊能者とは比べ物にならない猛者だろう。しかも大いなる神仏に楯突く悪霊の眷属だと聞くが」 「和尚様を愚弄するな!」  あっ、しまった! 「一美ちゃん……?」  もう、全てを明かすしかないのか……私はついに、プルパに手をかけた。しかしその時、佳奈さんが私の腕を掴む。 「わかった、一美ちゃん逃げよう。今この人に関わっちゃダメ! 河童信者も苦しそうだし、きっと祠のせいで錯乱してるんだよ!」 「佳奈さん……」  佳奈さんは私を連れて鳥居に走った。けど鳥居周辺には何匹もの散減が待ち構えている! 「かぁーっぱっぱ、何も知らぬカラキシ小娘め! その女の本性を見よ!」  このままでは散減に襲われるか正体がばれるかの二択。それなら私の取るべき行動は、決まりきっている! 「佳奈さん、止まって!」  私は佳奈さんを抱き止め、足元から二人分の影を持ち上げた! 念力で光の屈折を強め、影表面の明暗コントラストを極限まで高めてから……一気に放出する! 「マバーッ!」「ンマウゥーッ!」  今は昨晩とは打って変わって快晴。強烈な光と影の熱エネルギーを浴びた散減はたちまち集団炎上! けど、これでついに…… 「かーっぱぱぱ!! ワヤン不動、正体暴いたり! さあ、これで心置き無く戦え「どうやら間に合ったようですね」  その時、鳥居の外から牛久大師の言葉を遮る声。そして、ぽん、ぽこぽん、と小気味よい小太鼓のような音。 「誰だ!?」  ぽんぽこ、ぽんぽこ、ぽん……それは化け狸の腹鼓。鳥居をくぐり現れた後女津親子は、私達と牛久大師の間に立ちはだかった! 「『ラスタな狸』が知らせてくれたんですよ。牛久舎登大師が大散減に取り憑かれて錯乱し、したたびさんに難癖をつけているとね。だが、この方々には指一本触れさせない」 「約束通り、手柄は奪わせてもらったよ。ぽんぽこぽーん!」  万狸ちゃんが私にウインクし、斉二さんはお腹をぽんと叩いてみせる。 「ええい、退け雑魚め! お前などに興味は【なあぁいッ】!!」  大師の声が響くと、祠がズルリと傾き倒れた。そこから今までで最大級のおぞましい瘴気が上がり、大師を飲み込んでいく! 「クアァーーッパッパッパァ! 力が……力がみなぎってくるくるクルクルグゥルゥゥゥアアアアア!!!!」  バキン、ボキン! 大師の胸部から肋骨が一本ずつ飛び出し、毛の生えた大脚に成長していく! 「な……なっ……!?」  それは霊感のない者にも見える物理的光景だ。佳奈さんは初めて目の当たりにした心霊現象に、ただただ腰を抜かす。しかし後女津親子は怯まない! 「逃げて下さい、と言いたいところですが……この島に、私の背中よりも安全な場所はなさそうだ」
གཉིས་པ་
 斉一さんはト���ードマークである狸マントの裾から、琵琶に似た弦楽器を取り出した。同時に彼の臀部には超自然の尻尾が生え、万狸ちゃんと斉二さんも臨戦態勢に入る。病院で加賀繍さんのおばさまを守っている斉三さんは不在だ。一方ついさっきまで牛久大師だった怪獣は、毛むくじゃらの細長い八本足に八つの顔。頂上にそびえる胴体は河童の名残の禿頭。巨大ザトウムシ、大散減だ! 【【退け、雑魚が! 化け狸なんぞに興味はない! クァーッパッパァアア!!!】】  縦横五メートル級の巨体から放たれる衝撃音! 同時に斉一さんもシャラランと弦楽器を鳴らす。すると弦の音色は爆音に呑み込まれる事無く神秘的に響き、私達の周囲のみ衝撃を打ち消した! 【何ィ!?】 「その言葉、そのままお返し致します。河童なんぞに負けたら妖怪の沽券に関わるのでね」 【貴様アァァ!!】  チャン、チャン、チャン、チャン……爪弾かれる根色で気枯地が浄化されていくように、彼の周囲の景色が色鮮やかになっていく。よく見るとその不思議な弦は、斉一さんの尻尾から伸びる極彩色の糸が張られていた。レゲエめいたリズムに合わせて万狸ちゃんがぽんぽこと腹鼓を打ち、斉二さんは尻尾から糸を周囲の木々や屋根に伝わせる。 【ウヌゥゥゥーッ!】  大散減は斉一さんに足払いを仕掛けた。砂利が撒き上がり、すわ斉一さんのマントがフワリと浮く……と思いきや、ドロン! 次の瞬間、私達の目の前では狸妖怪と化した斉一さんが、涼しい顔のまま弦をかき鳴らし続けている。幽体離脱で物理攻撃無効! 「どこ見てんだ、ノロマ!」  大散減の遥か後方、後女津斉一の肉体を回しているのは斉二さんだ! 木々に伝わせた糸を掴み、ターザンの如くサッサと飛び移っていく。そのスピードとテクニックは斉一さんや斉三さんには無い、彼だけの力のようだ。大散減は癇癪を起こしたように突進、しかし追いつけない! すると一方、腹鼓を打っていた万狸ちゃんが大散減に牙を剥く! 「準備オッケー。ぽーん、ぽっこ……どぉーーーん!!」  ドコドコドコドコドコドォン!!!! 張り巡らされた糸の上で器用に身を翻した万狸ちゃんは、無数の茶釜に妖怪変化し大散減に降り注ぐ! 恐竜も泣いて絶滅する大破壊隕石群、ブンブクメテオバーストだ!! 【ドワーーーッ!!!】  大散減はギャグ漫画的なリアクションと共に吹っ飛んだ! 樹齢百年はあろう立派な椎木に叩きつけられ、足が一本メコリとへし折れる。その傷口から穢れた縁母乳が噴出すると、大散減はグルグルと身を回転し飛沫を撒き散らした! 椎木枯死! 「ッうおぁ!」  飛び石が当たって墜落した斉二さんの後頭部に穢れ母乳がかかる。付着部位はまるで硫酸のように焼け、鼻につく激臭を放つ。 「斉二さん!」 「イテテ、マントがなかったら禿げるところだった」 【なんだとッ!? 貴様ァ! 河童ヘアを愚弄するなアアァ!】  再び起き上がる大散減。また何か音波攻撃を仕掛けようとしている!? 「おい斉一、まだか!」 「まだ……いや、行っちまうか」   ジャカジャランッ!! 弦楽器が一際強いストロークで奏でられると、御戌神社が極彩色に包まれた! 草花は季節感を無視して咲き乱れ、虫や動物が飛び出し、あらゆる動物霊やエクトプラズムが宙を舞う。斉一さんは側転しながら本体に戻り、万狸ちゃんも次の妖怪変化に先駆けて腹鼓を強打する! 「縁亡き哀れな怪物よ、とくと見ろ。この気枯地で生ける命の縁を!」  ジャカン!! ザワワワワ、ピィーッギャァギャァーッ! 弦の一弾きで森羅万象が後女津親子に味方し、花鳥風月が大散減を襲う! 千里が島の全ての命を踊らせる狸囃子、これが地相鑑定士の戦い方だ! 【【しゃらくせェェェェェエエエ!!】】  キイィィーーーーィィン! 耳をつんざく超音波! 満ち満ちていた動植物はパタパタと倒れ、霊魂達は分解霧散! 再び気枯た世界で、大散減の一足がニタリと笑い顔を上げると……目の前には依然として生い茂る竹藪の群青、そして大鎌に化けた万狸ちゃん! 「竹の生命力なめんなあああぁぁ!!!」  大鎌万狸ちゃんは竹藪をスパンスパンとぶった斬り、妖力で大散減に投げつける。竹伐狸(たけきりだぬき)の竹槍千本ノックだ! 【ドヘェーーー!!】  針山にされた大散減は昭和のコメディ番組のようにひっくり返る! シャンパン栓が抜かれるように足が三本吹き飛び、穢れ母乳の噴水が宙に螺旋を描いた! 「一美ちゃん、一瞬パパ頼んでいい?」  万狸ちゃんに声をかけられると、斉一さんが再び私達の前に戻ってきた。目で合図し合い、私は影を伸ばして斉一さんの肉体に重ねる。念力を送りこんで彼に半憑依すると同時に、斉一さんは化け狸になって飛び出した。 【【何が縁だクソが! 雑魚はさっさと死んで分解霧散して強者の養分になればいい、最後に笑うのは俺だけでいいんだよ! 弱肉強食、それ以外の余計な縁はいらねぇだろうがああァーーッ!!!】】  大散減は残った四本足で立ち上がろうとするが、何故かその場から動けない。よく見ると、大散減の足元に河童信者達がしがみついている! 「大師、もうやめてくれ!」 「私達の好きだった貴方は、こんなつまらない怪物じゃなかった!」 「やってくれ、狸さん。みんなの笑顔の為にやってくれーーーッ!!」 【やめろ、お前ら……死に損ないが!!】  大散減はかつての仲間達を振り飛ばした。この怪物にもはや人間との縁は微塵も残っていないんだ! 「大散減、許さない!」  ドォンッ! 心臓に響くような強い腹鼓を合図に、万狸ちゃんに斉一さんと斉二さんが合体する。すると全ての霊魂や動植物を取り込むような竜巻が起こり、やがて巨大な生命力の塊を形成した。あれは日本最大級の狸妖怪変化、大(おっ)かむろだ! 「どおおぉぉぉおおん!!!」  大かむろが大散減目掛けて垂直落下! 衝撃で地が揺れ、草花が舞い、カラフルな光の糸が空を染める!! 【【やめろーーっ! 俺の身体が……力がァァァーーーッ!!!】】  質量とエーテル体の塊にのしかかられた大散減はブチブチと音を立て全身崩壊! 残った足が一本、二本と次々に潰れていく。 【【【ズコオオォォォォーーーーー!!!!】】】  極彩色の嵐が炸裂し、私は爆風から佳奈さんを庇うように抱きしめる。轟音と光が収まって顔を上げると、そこには元通りに分かれた後女津親子、血や汚れにまみれた河童信者、そして幾つもの命が佇んでいた。
གསུམ་པ་
「一美ちゃーーん!」  戦いを終えた万狸ちゃんが私に飛びついた。支えきれず、尻餅をつく。 「きゃっ!」 「ねえねえ、見た? 私の妖術凄かったでしょ!?」 「こら、万狸! 紅さんに今そんな事したら……」  斉一さんがちらっと佳奈さんに視線を向けた。万狸ちゃんは慌てて私から離れ、「はわわぁ! 危ない危ない~」と可愛く腹鼓を叩いた。私も横を見ると、幸い佳奈さんは目を閉じて何か考えているようだった。 「佳奈さん?」 「……そうだよ、怪物は『五十尺』……気をつけて、大散減まだ死んでないかも!」 「え!?」  その時、ズガガガガガ! 地面が激しく揺れだす。後女津親子は三人背中合わせになり周囲を警戒。佳奈さんがバランスを崩して転倒しそうになる。抱きとめて辺りを見渡すと、祠と反対側の手洗い場に煙突のように巨大な柱が天高く突き上がった! 柱は元牛久大師だったご遺体をかっさらって飲み込む。咀嚼しながらぐにゃりと曲がり、その先端には目のない顔。まさか、これは…… 「大散減の……足!」 「ちょっと待って下さい。志多田さん……『大散減は五十尺』と仰いましたか!?」  斉一さんが血相を変えて聞く。言われてみれば、青木さんもそんな事を言っていた気がする。 「あの、こんな時にすいません。五十尺ってどれくらいなんですか?」 「「十五メートルだよ!!」」 「どえええぇぇ!?」  恥ずかしい事に知らないのは私とタナカDだけだったようだ。にわかには信じ難いけど、体長十五メートルの怪物大散減は、地中にずっと潜んでいたんだ! その寸法によると、牛久大師が取り込んでいた力は大散減の足一本程度にも満たない事になる。ところが、大師を飲み込んだ大散減の足はそのまま動かなくなった。 「あ……あれ?」  万狸ちゃんは恐る恐る足に近付き観察する。 「……消化不良かな。封印するなら今がチャンスみたい」  斉一さんと斉二さんは尻尾の糸の残量を確認する。ところがさっきの戦闘で殆ど使い果たしてしまっていたようた。 「参ったな……これじゃ仮止めの結界すら張れないぞ」 「斉三さんを呼んでくるよ、パパ。ちょっと待ってて!」  万狸ちゃんが亡目坂へ向かう。すると突然斉一さんが呼び止めた。 「止まれ、万狸!」 「え?」  ボタッ。振り向いた万狸ちゃんの背後で何かが落下した。見るとそれは……まだ赤い血に濡れた人骨。それも肋骨だ! 「ンマアアアァァゥゥゥ!!!」 「ち、散減!?」  肋骨は金切り声を上げ散減に変化! 万狸ちゃんが慌てて飛び退くも、散減は彼女を一瞥もせず大散減のもとへ向かう。そしてまだ穢れていない母乳を口角から零しながら、自ら大散減の口の中へ飛びこんでいった。 「一美ちゃん、狸おじさん、あれ!」  佳奈さんが上空を指す。見上げるとそこには、宙に浮かぶ謎の獣。チベタンマスティフを彷彿とさせる超大型犬で、毛並みはガス火のように青白く輝いている。ライオンに似たたてがみがあり、額には星型の中央に一本線を引いたような記号の霊符。首には首輪めいて注連縄が巻かれていて、そこに幾つか人間の頭蓋骨があしらわれている。目は白目がなく、代わりにまるで皆既日蝕のような光輪が黒い眼孔内で燦然と輝く。その獣が鮮血滴る肋骨を幾つも溢れるほど口に咥え、グルグルと唸っているんだ。私と佳奈さんの脳裏に、同じ歌が思い浮かぶ。 「誰かが絵筆を落としたら……」 「お空で見下ろす二つの目……月と太陽……」  今ようやく、あの民謡の全ての意味が明らかになった。一本線を足した星型の記号、そして大散減に危害を加えると現れる、日蝕の目を持つ獣。そうだ。千里が島にいる怪物は散減だけじゃない。江戸時代に縁を失い邪神となった哀れな少年、徳川徳松……御戌神! 「ガォォォ!!」  御戌神が吠え、肋骨をガラガラと落とした。肋骨が散減になると同時に御戌神も垂直降下し万狸ちゃんを狙う! 「万狸!」  すかさず斉二さんが残り僅かな糸を伸ばし、近くの椎木の幹に空中ブランコをかけ万狸ちゃんを救出。但しこれで、後女津親子の妖力残量が尽きてしまった。一方御戌神は、今度は斉一さんを狙い走りだす! 一目散に逃走しても、巨犬に人間が追いつけるわけもなし。斉一さんは呆気なく押し倒されてしまった。 「うわあぁ!」 「パパ!!」  斉一さんを羽交い締めにした御戌神は大口を開く! 今まさに肋骨を食いちぎろうとした、その時……御戌神の視界を突如闇が覆う! 「グァ!?」  御戌神は両目を抑えてよろめく。その隙に斉一さんは脱出。佳奈さんが驚愕した顔で私を見る……。 「斉一さん、斉二さん、万狸ちゃん。今までお気遣い頂いたのに、すみません……でももう、緊急事態だから」  私の影は右手部分でスッパリと切れている。御戌神に目くらましをするために、切り取って投げたんだ。 「じゃ、じゃあ一美ちゃんって、本当に……」 「グルアァァ!!」  佳奈さんが言いかけた途中、私は影を介して静電気のような痛みを受ける。御戌神は自力で目の影を剥がしたようだ。それが出来るという事は、彼も私と同じような力を持っているのか? 「……大師の言ったことは、三分の一ぐらい本当です」  御戌神が私に牙を剥く! 私はさっき大師の前でやった時と同じように、影表面の光の屈折率を上げる。表面は銀色の光沢を帯び、瞬く間に鏡のようになる。 「ガルル……!」  この『影鏡』で御戌神を取り囲み撹乱しつつ、ひとまず佳奈さん達から離れる。けど御戌神はすぐに追ってくるだろう。 「ワヤンの力は影の炎。魂を燃やして、悪霊を焼くんです」  逃げながら木や物の影を私の姿に整形、『タルパ』という法力で最低限動き回れるだけの自立した魂を与える。 「けど、その力は本当に許してはいけない、滅ぼさなきゃいけない相手にしか使いません。だぶか私には、そうでもしなきゃいけない敵がいるって事です」  ヴァンッと電流のような音がして、御戌神が影鏡を突破した。私は既に自分にも影を纏い、傍目には影分身と見分けがつかなくなっている。けど御戌神は一切迷いなく、私目掛けて走ってきた。 「霊感がある事、黙っていてすみませんでした。けど私に僅かでも力がある事が公になったら、きっと余計な災いを招いてしまう」  それは想定内だ。走ってくる御戌神の前に影分身達が立ちはだかり、全員同時自爆! 無論それは神様にとって微々たるダメージ。でも隙を作るには十分な火力だ。御戌神の背後���取り、『影踏み』で完全に身動きを封じる! 「佳奈さんは特に、巻き込みたくなかったんです……きゃっ!?」  突然御戌神が激しく発光し、影踏みの術をかき消した。影と心身を繋いでいた私も後方に吹き飛ばされる。ドラマや舞台出演で鍛えたアクションで何とか受身を取るも、顔を上げると既に御戌神は目の前! 「……え?」  私はこの時初めてちゃんと目が合��た御戌神に、一瞬だけ子犬のように切なげな表情を見た。この戌……いや、この人は、まさか…… 「ガルルル!」 「くっ」  牙を剥かれて慌てて影を持ち上げ、気休めにもならないバリアを張る。ところが御戌神は意外にも、そんな脆弱なバリアにぶち当たって停止してしまった。私の方には殆ど負荷がかかっていない。よく見ると御戌神とバリアの間にもう一層、光の壁のようなものがあるのが見える。やっぱり彼は私と同じ……いや、逆。光にまつわる力を持っているようだ。 「あなた、ひょっとして……本当は戦いたくないんですか?」 「!」  一瞬私の話に気を取られた御戌神は、光の壁に押し戻されて後ずさった。日蝕の瞳をよく見ると、月部分に覆われた裏側で太陽の瞳孔が物言いたげに燻っている。 「やっぱり、大散減の悪縁に操られているだけなんですね」  私も彼と戦いたくない。だからまだプルパは鞄の中だ。代わりに首にかけていたお守り、キョンジャクのペンダントを取った。御戌神は自らの光に苦しむように、唸りながら地面を転がり回る。 「グルル……ゥウウウ、ガオォォ!!」  光を振り払い、御戌神は再び私に突進! 私も御戌神目掛けてキョンジャクを投げる。ペンダントヘッドからエクトプラズム環が膨張し、投げ縄のように御戌神を捕らえた! 「ギャウッ!」  御戌神はキョンジャクに縛られ転倒、ジタバタともがく。しかし数秒のうちに、憑き物が取れたように大人しくなった。これは気が乱れてしまった魂を正常に戻す、私にキョンジャクをくれた友達の霊能力によるものだ。隣にしゃがんで背中を撫でると、御戌神の目は日蝕が終わるように輝きを増していく。そこからゆっくりと、煤色に濁った涙が一筋流れた。 「ごめんなさい、苦しいですよね。ちょっと大散減を封印してくるので、このまま少し我慢できますか?」  御戌神は「クゥン」と弱々しく鳴き、微かに頷いた。私は御戌神の傍を離れ、地面から突き出た大散減の足に向かう。 「ひ、一美ちゃん!」  突然佳奈さんが叫ぶ。次の瞬間、背後でパシュン! と破裂音が鳴った。何事かと思い振り向くと、御戌神を拘束していたキョンジャクが割れている。御戌神は黒い煙に纏わりつかれ、息苦しそうに体をよじりながら宙に浮き始めた。 「カッ……ガァ……!」  御戌神の顔色がみるみる紅潮し、足をバタつかせて苦悶する。救出に戻ろうと踵を返すと、御戌神を包む黒煙がみるみる人型に固まっていき…… 「躾が足りなかったか? 生贄は生贄の所業を全うしなければならんぞ」  そこには黒い煙の本体が、人間の皮膚から顔と局部だけくり抜いた肉襦袢を着て立っていた。それを見た瞬間、血中にタールが循環するような不快感が私の全身を巡った。 「え、ひょっとしてまた何か出てきたの!?」 「……佳奈さん、斉一さんと一緒に逃げて下さい。噂をすれば、何とやらです」  佳奈さんに見えないのも無理はない。厳密にはその肉襦袢は、死体そのものじゃなくて故人から奪い取った霊力でできている。亡布録(なぶろく)、金剛有明団の冒涜的エーテル法具。 「噂をすればってまさか、一美ちゃんが『絶対に滅ぼさなきゃいけない相手』がそこに……っ!?」  圧。悪いが佳奈さんは視線で黙らせた。これからこの神社は、灼熱地獄と化すのだから。 「い、行こう、志多田さん!」  斉一さん達は佳奈さんや数人の生き残った河童信者を率いて神社から退散した。これで境内に残ったのは、私と御戌神と黒煙のみ。しかし…… 「……どうして黒人なんだ?」  私は黒煙に問いかけた。 「ん?」 「どうして肉襦袢の人種が変わったのかと聞いているんだ。二十二年前、お前はアジア人だっただろう。前の死体はどうした」 「……随分と昔の話をするな、裏切り者の巫女よ。貴様はファッションモデルになったと聞くが、二十年以上一度もコーディネートを変えた事がないのかね?」  煙はさも当然といった反応を返す。この調子なら、こいつは服を買い換える感覚で何人もの肉体や魂を利用していたに違いない。私の、和尚様も。この男が……悪霊の分際で自らを『如来』と名乗り、これまで数え切れない悪行を犯してきた外道野郎が! 「金剛愛輪珠如来(こんごうあいわずにょらい)ィィィーーーッ!!!!」  オム・アムリトドバヴァ・フム・パット! 駆け出しながら心中に真言が響き渡り、私はついに鞄からプルパを取り出す! 憤怒相を湛える馬頭観音が熱を持ち、ヴァンと電磁波を発し炎上! 暗黒の影炎が倶利伽羅龍王を貫く刃渡り四十センチのグルカナイフに変化。完成、倶利伽羅龍王剣! 「私は神影不動明王。憤怒の炎で全てを影に還す……ワヤン不動だ!」  今度こそ、本気の神影繰り(ワヤン・クリ)が始まる。 
བཞི་པ་
 殺意煮えくり返る憤怒の化身は周囲の散減を手当り次第龍王剣で焼却! 引火に引火が重なり肥大化した影の炎を愛輪珠に叩き込む! 「一生日の当たらない体にしてやる!!」 「愚かな」  愛輪珠は業火を片手で易々と受け止め、くり抜かれた顔面から黒煙を吐出。たちまち周囲の空気が穢れに包まれ、炎が弱まって……いく前に愛輪珠周辺の一帯を焼き尽くす! 「ぐわあぁぁ、やめろ、ギャアアァアガーーーッ!!!」  猛り狂う業火に晒され龍王剣が激痛に叫んだ! しかし宿敵を前にした暴走特急は草の根一本残さない!  「かぁーーっはっはっはァ! ここで会ったがお前の運の尽きよ。滅べ、ほおぉろべえええぇーーーっ!!!」  殺意、憎悪、義憤ンンンンッ! しかし燃え盛る炎の中、 「まるで癇癪を起こした子供だ」  愛輪珠は平然と棒立ちしている。 「どの口が言うか、外道よ! お前が犯してきた罪の数々を鑑みれば癇癪すら生ぬるい。切り刻んだ上で煙も出ないほど焼却してくれようぞおぉぉ!!」  炎をたなびかせ、愛輪珠を何度も叩き斬る! しかし愛輪珠は身動ぎ一つせず、私の攻撃を硬化した煙で防いでしまう。だから何だ、一回で斬れないなら千回斬ればいい! 人生最大の宿敵を何度も斬撃できるなんて、こんなに愉快な事が他にあるだろうか!? 「かぁーはははは! もっと防げ、もっとその煙を浪費するがいい! かぁーはっはっはァ!!」 「やれやれ、そんなにこの私と戯れたいか」  ゴォッ! 顔の無い亡布録から煙が吹き出す。漆黒に燃えていた視界が一瞬にして濁った灰色で染まった。私はたちまち息が出来なくなる。 「ぐ、ァッ……」  酸欠か。これで炎が弱まるかと思ったか? 私の炎は影、酸素など不要だ! 「造作なし!」  意地の再炎上! だぶか島もろとも焼き尽くしてやる…… 「ん?」  シュゴオォォン、ドカカカカァン!! 炎が突然黄土色に変わり、化学反応のように爆ぜた! 「な……カハッ……」 「そのような稚拙な戦い方しか知らずに、よく金剛の楽園に楯突こうと思ったな。哀れな裏切り者の眷族よ」 「だ、黙れ……くあううぅっ!」  炎とはまるで異なる、染みるような激痛が私の体内外を撫で上げる。地面に叩きつけられ、影がビリビリと痙攣した。かくなる上は、更なる火力で黄土色の炎を上書きしないと…… 「っ!? ……がああぁぁーーっ!!」  迂闊だった。新たな炎も汚染されている! 「ようやく大人しくなったか」  愛輪珠が歩み寄り、瀕死の私の頭に恋人のようにぽんぽんと触れる。 「やめろ……やめろおぉ……!」  全身で行き場のない憤怒が渦巻く。 「巫女よ。お前は我々金剛を邪道だとのたまうが、我々金剛の民が自らの手で殺生を犯した事はないぞ」 「ほざけ……自分の手を汚さなければ殺生ではないだと……? だからお前達は邪道なんだ……!」  煮えくり返った血液が、この身に炎を蘇らせる。 「何の罪もない衆生に試練と称して呪いをかけ、頼んでもいないのに霊能力を与え……そうしてお前達が造り出した怪物は、娑婆で幾つもの命を奪う。幾つもの人生を狂わせる! これを邪道と言わずして何と言えようか、卑怯者!」 「それは誤解だ。我々は衆生の為に、来たる金剛の楽園を築き上げ……」 「それが邪道だと言っているんだ!」  心から溢れた憤怒はタールのような影になって噴出する! 汚染によって動かなくなった体が再び立ち上がる! 「そこで倒れている河童信者達を見ろ。彼らは牛久大師を敬愛していた。大師が大散減に魅了されたのは、確かに自己責任だったかもしれない。だがそもそも、お前達があんな怪獣を生み出していなければこんな事にはならなかった。徳川家の少年が祟り神になる事だってなかった!!」  思い返せば思い返すほど、影はグラグラと湧き出る! 「かつてお前に法具を植え付けられた少年は大量殺人鬼になり、村を一つ壊滅させた。お前に試練を課せられた少女は、生まれた時から何度も命の危機に晒され続けた。それに……それに、私の和尚様は……」 「和尚? ……ああ。あの……」  再点火完了! 影は歪に穢れを孕んだまま、火柱となり愛輪珠を封印する! たとえ我が身が消し炭になろうと、こいつだけは滅ぼさなければならないんだ! くたばれ! くたばれえええぇぇぇえええ!!! 「……あの邪尊(じゃそん)教徒の若造か」 「え?」  一瞬何を言われたか理解できないまま、気がつくと私は黄土色の爆風に吹き飛ばされていた。影と内臓が煙になって体から離脱する感覚。無限に溢れる悔恨で心が塗り固められる感覚。それはどこか懐かしく、まるで何百年も前から続く業のように思えた。 「ぐあっ!!」  私は壊れかけの御戌塚に叩きつけられる。耳の中に全身が砕ける音が響いた。 「ほら見ろ、殺生に『手を汚さなかった』だろう? それにしてもその顔は、奴から何も聞かされていないようだな」 「かっ……ぁ……」  黙れ。これ以上和尚様を愚弄するな。そう言いたかったのに、もはや声は出ない。それでも冷めやらぬ怒りで、さっきまで自分の体だった抜け殻がモソモソと蠢くのみ。 「あの男は……金剛観世音菩薩はな……」  言うな。やめろ。そんなはずはないんだ。だから…… 「……チベットの邪神、ドマル・イダムを崇拝する邪教の信者だ」  嘘だ。……うそだ。 「あっ……」 「これは金剛の法具だ。返して貰うぞ」  愛輪珠に龍王剣を奪われた。次第に薄れていく僅かな影と意識の中、愛輪珠が気絶した御戌神を掴んで去っていく姿を懸命に目で追う。すると視野角外から……誰かが…… 「一美ちゃん、一美ちゃーん!」 「ダメだ志多田さん、危険すぎる!」  佳奈さん……斉二……さん…… 「ん? 無知なる衆生が何故ここに……? どれ、一つ金剛の法力を施してやろうか」  逃……げ…… 「ヒッ……いぎっ……うぷ……」 「成人がこれを飲み込むのは痛かろう。だが衆生よ、これでそなたも金剛の巫女になれるのだ」  や…………ろ………… 「その子を離せ、悪霊……ぐッ!? がああぁぁああああッ!!!!」 「げほ、オエッ……え……? ラスタな、狸さん……?」  ……………… 「畜生霊による邪魔が入ったか。衆生の法力が中途半端になってしまった、これではこの娘に金剛の有明は訪れん」 「嘘でしょ……私を、かばってくれたの……!?」 「それにしてもこの狸、いい毛皮だな。ここで着替えていこう」 「な、何するの!? やめてよ! やめてえぇーーーっ!!」  ………………もう、ダメだ……。
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blue-aotan · 2 years
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ハロー(´ー∀ー`)2022.9.3
動画活動休止中ではありますが…
動画発信をしてたら嫌な思いをすることはもちろん沢山あると思います。私は長らく活動をしてきて何度も「?」となった事もありますが、最近いただいたコメントをご紹介しようと思います。
猫のショート動画にて
Tumblr media
ぽかーーーんですよね
言ってる意味がわかりません😂
ぬいぐるみが歩く?は?
邪魔かご飯を取られる?は?
この人すごいですね、猫が話してる言葉わかるんですか?
そもそも毎日そこに置いてるぬいぐるみに向かって何か話しかけてるシーンを録画しただけで虐待扱いされるとは「?」ですよね〜
毎日決まった時間にご飯あげてるし、カリカリはいつでも食べれる状態で私がいつご飯を取ったというのでしょう?
主観のみを押し付けてくるこういう良識のない人はコメントしないでいただきたい
自分の憶測だけで決めつけて怒りをぶつけるのはただの暴力です
その自覚はあるのでしょうか?
わざわざ動画���見てコメントくれてありがとな!
でも迷惑です!←
別のチャンネル行け←
二度と来んなよ!←
他にも色々不快コメントはありましたが、あまりにも低俗すぎるのですぐに記憶から消去しました←
その中でも、とあるアクションゲームをした時のコメントでは
「ゴミ」
と言われた事もあります
私の操作が下手すぎてゴミらしいです☺️
皆が皆、上手なレベルでゲームできる訳じゃないのにこの人は十人十色という言葉を知らないのでしょうか?
そういう事を平気で、しかも人の目につく所で浅はかに言える人間って本当低俗です〜
自分をそういう人間だと自己主張して自ら品位を下げてるだけなのにそれすらも気付いてないなんて。
可哀想ですよね
一体何がしたいのでしょう?
私は執念深いので言われた事は一生忘れないけど、分かってるんだろーね?←
こういう人増えましたよね
日本大丈夫?←
あまりにも、な案件だったので紹介してみました
ヽ(=´▽`=)ノ
というか私みたいな無名チャンネルにきて、わざわざこんなコメントするくらいなら別の心地良い事に時間割いた方がいいと思うんだ
残念だよね★
色々と!
有名なチャンネルなんかは、こんな事日常茶飯事なんだろうね。芸能人も誹謗中傷多いし。
怒りをぶつける人が増えた
感情をコントロールできない人が増えた
ネットリテラシーの欠如
モラルの低下
社会への不満とか人生への不満とか、それらを他人にぶつけないでほしいですよね。
それから何かを生み出したいのだとしたら、相手が死ぬことだけです。
何もいいことなんてない。
みんなが社会に対して優しく思いやりの心を持って接するそんな優しい世界があったらいいのにね。
キングダム第4シリーズより感動した嬴政の言葉を、皆さんに送りたいと思います。
(いい加減キングダムネタやめぃ←
「人の持つ本質は光だ」
私はいい言葉だと思いました
私は自分の中の光を大切にしていくことを政に誓います
✋🤛
(あの手のポーズね←分かる人には分かる
(なぜかでかくなる絵文字
文官ポーズでもいいよ
🫱🫲
(手ネタやめぃ←
ということで映画ブログで〜す✌️
「JUDGE/ジャッジ」
密室に手錠と鎖で繋がれ動物の被り物をかぶった状態で目覚める男女数名。
机にはタッチパネルがあり、監禁されている人達の顔写真が並んでいてタッチするとその人の過去の罪についての説明がなされます。
そして制限時間内に誰を失格にするかという投票を行わないと自分が死んでしまう、というルールを聞かされます。
そこで渦巻くドロドロの人間模様。嘘ついたり騙したり蔑み合う、人間の汚い部分をみる映画。
設定はSAWみたいでもあるしサバイバル系スリラーって感じで面白くはあったんだけど、ストーリーは面白くないよね←
誰がこのゲームを主催してるのか、目的もわからないまま終わりました。
ただそのゲームをモニタリングしている大勢の視聴者がいたという事だけはわかりましたが。死人の出る本当にただのゲームっていうことですかね。
「ビリギャル」
何回泣いたことか😂面白かったです。
お母さんと塾の先生が本当に素晴らしくて、見習う部分が多すぎたし何よりも深い愛だなーと思いました。
やっぱり母親との関係が良好で、主人公の子が素直で努力家で根性があるってことがすごいなと感じたよね。
そうじゃないとまず塾に行こうとも思わないと思うんですよ。
周りの大人を見返す精神はとてもいいと思います🙂
私としては父親の改心のきっかけがどこだったのかがあまり分からなくて「?」だったけど。
新しい事に挑戦しようとして不安になっている人や夢に向かって努力し続ける人、頑張りが報われなくて心が折れそうになった人がみたらかなり元気もらえる映画じゃないかなーと思います。
いい話だった!
坪田先生みたいな先生に出会っていたら、、、と考えずにはいられない作品😂
「ウィリーズ・ワンダーランド」
ニコラスケイジのB級ホラー。これはね、観なくていいと思います←
ホラーゲームのファイブナイトアットフレディの映画みたいな感じで、機械仕掛けの着ぐるみが襲ってくるという変なホラーです😂
どうやら、サイコパスな殺人鬼達が悪魔の儀式をしてこの人形に自分達の魂を移したということらしいです〜
チャッキーやないかい←
こちらの映画はNOデンベラでしたよ←
(NOデンベラて
ほんでニコラスケイジが始めから最後まで一言も喋らんと終わったよ←
ずっと変なジュース飲んでるのよ。
何なんそのジュース?
そんで腕時計で行動の制限時間決めてるの何なん?
唯一、歌が良かったと思いましたよ〜
「閉ざされた森」
後半まではちょっと退屈で眠いなーと思ってたんだけども、最後の種明かしが幾重にもなっていてよくできたサスペンスだなーとは思いました。
でも途中で「これサミュエル生きてるのでは?」と思ってたからか驚きはなかったw
女性大尉がめっちゃ美人なのと、トラボルタの「キッ」って口を鳴らす癖はあれはトラボルタ以外がしたら気持ち悪くて全女性は心のシャッター下ろして閉店すると思いますよぉ
サスペンス好きではない私にとっては少し退屈映画でしたが、どんでん返しが好きな人にはハマりそうですね。
ということで、書くの忘れてましたが甲状腺腫瘍の定期エコー検査を7月にしたんだけども。
転院後初めてのエコーだったけど、頸部だけじゃなくて腹部・心臓・乳腺までも診てくれるクリニックでとても安心ではありますが頸部以外は初めてだったのでまた新たな病気が見つかるのではないかと冷や冷やしておりました。
���電図も別日でしてもらい、その時は不完全右脚ブロックは出てなかったようです。出たり出なかったりするんだろうね、と先生は言われてました。
そしてエコーの結果、甲状腺腫瘍は2つあるのですがその内の1つがあまりいい状態ではないとのこと。
別病院での細胞診の結果からしても良性なのだろうけれど、腫瘍の一部の細胞を取るだけだからその部分が良性だとしても他の部分が悪性だということも可能性としてはあると言われました。
ただ気になるのであればすぐに別病院紹介します、とのことだったので私は(また細胞診しないといけないのか…あんな痛い思いをまたしないといけないのか…ヤダ…)となり、今の主治医の先生を信じて経過観察していただくことに決めました。
でも主治医の先生は経験豊富でとても優しいしエコーの結果も丁寧に説明して下さり、とても信頼できそうです。
(腫瘍のサイズも変わってないみたいだったので
次は11月頃にエコー検査する予定なので、先生がすぐ細胞診した方がいい!って言ってきたらすぐに紹介してもらおうと思います。
そして不調続きの心臓は、何も問題ありませんでした!(でも最近また心臓が苦しいので、もしかしたら精神的な問題なのかもしれないと思っております
乳腺も問題なかったのですが…一つ見つかってしまいました…
胆のうポリープが←
次から次に病気だらけやないかい!
どうなっとるんじゃい!
と思いながらも、命に関わる病気ではないのでラッキーだと思うことにしました。
胆のうポリープは、炎症など起こした場合は手術とかになるそうです。今は何も悪さをしていないので経過観察でオッケーとのこと。
いやー30代が本当に怖い←
人間ドックした方がいいと思う←
40歳の節目にしたいよね←
いとこが40代はもっと色々出てくるよー怖いよーって圧をかけてくるんですよ😂
でも本当健康第一だと思うので、メンタルも体も健やかに生活しないといけませんね!
好きなことをし続ける為にも←
まずはできることから無理のない程度でやっていきましょう✋🤛
(もうええーっちゅうねん←
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dreamingtime96 · 3 years
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お元気してますか?
毎日毎日つらいですが生きています
なんとか生きられています。わたしの場合、Twitterをやめたことがとても大きいです。
なぜならば、タイムラインで外食や遊びに行きました、などなどの投稿を見ずに済むから。それ以外にも疲れたり心から呆れることもあったけれど、フォロワーの外食投稿が結構こたえたんですよね。普段私のフォロワーには女性の命や尊厳に関わる話をしていて、そのために行動している人がほとんどで、だからこそそうした人の何人かが友達と出かけただとか、〇〇を食べに行っただとかいう発言に驚いたし、衝撃が大きかった。ネットはネット、リアルはリアルだけど、言動と命知らずな現実での行動に違和感がありすぎて。なぜこの時期に、我が国は感染者や陽性者を絞り込みも封じ込めもできていない状況なのに出かけられるのだろう?????これは全ての人に言えるけど、自粛して食い止めて自分や誰かの命を守るという意識が欠けているのはなぜなのか?どこまで自分勝手なのだろう。いま医療の最前線でボーナスも減給され家族や友達と外食にも行けず、それでも働く医療従事者たちがいる。福祉の現場やコールセンターなどの接客業で働くひとたちや工場、工事現場で働く人々。接客業従事者たち、数えきれない人たちが命をかけている。(女性の看護師、福祉業界やコールセンターで働く人は多くが女性たち)自分が遊びに行った先でもし感染したとしても、きっと死なないと決め込んでいるのか。外出自粛は大勢でやらないと効果がないのに。脱コルだってそうじゃないか。自粛も大勢でやるべきで、多くなればなるほど効果的だ。そういう命知らずな人々が外で出かけている実態やその気軽さを目の当たりにするたびに、どうして私の家はこうやって貧しい中頑張ってるんだろう?もちろんネットはネット、現実は現実だけど、今外出はすべきではなくない?外出した投稿、するべき?マスクしてればいいわけ?外出は楽しいって発信、なんで心に秘めておけないの?それとも、マイルールで週に〇〇回までなら外出オッケーとかなの?もともと外で仕事している人なのだろうか?自粛を継続している自分と危機感の差が激しすぎて気が遠くなりそうに感じた。私は自分とみんなを守りたくて頑張ってるのに。極端にいえばこの時期に出かけるって自分や誰かの命無駄にするようなことしてんのになんで堂々としてんの?私は家の居心地が悪くても、家族と密室で暮らすのしんどくてストレスで不正脈起こしてるけど、病院いけないから耐えてるのにな。他人の投稿でもかなり疲れてしまうのに、その発信源が仲間だったから余計に疲れさせられた。まあ、人のツイートなんて相互でも詳しくツイート遡って見ない方が普通だけど、Twitterやってた頃私はコロナ禍で追い詰められた生活や自粛のつらさを自分のアカウントで発信することもあったんだけど…とか思ったり。感染に対する恐怖などの意識の差を見せつけられて、まるで心に亀裂が入るよな大きな衝撃だった。今はTwitter見てないから知らないけど、関わってくれた人たちみんながきちんと自粛生活を送って健康に、自粛の中でも何か楽しいことをして過ごせていればいいなと今は願っている。今この時も個人個人で頑張ってる人たちが沢山いるし、自粛それ自体は別にどうってことないのでね。もちろん貧しいことや体調の異常や寒さは辛いけど、死ぬわけじゃないから平気。もともと出かけるのが大好きな人には今の状況はとても辛いだろうけれど人間、意外と慣れるものですよ。今はコロナ禍が収まった後にやりたいことを蓄えて夢や目標なんかをあたためておく時期と考えて待つ時だと思う。これ以上拡大すると最悪、日本でも外出に規制をかけて法で罰則を設ける等の措置を取らざるを得なくなる。外出の罰則強化がもしも実施されたら、自粛の身でも社会的な圧力は相当こたえるよね。今は家にいるべき。都内の感染者数が減ってるからってあてにしないように。現在感染者数は減少しているように見えるけど、本当は検査数が少なくなっただけだ。検査数絞れば感染者数は少なくなるのだから当然。外には自粛のストレスを解消するために食事や買い物を楽しむ人が増えて、その街中では病院のベッドに空きがないために自宅療養になった人々がどんどん死んでいって、医者や看護師が死ぬ気で休みなく仕事をしている。まるで地獄みたいだ。なのに、いまだに給付金はない。なんていう国になってしまったのだろうか。
看護師さんや医療従事者の方は、外食もできないでいる。集団で自粛すれば多くの人を救えるかもしれない。自粛したって別に死なない。
わたしはもう1年以上外食してない。外で買い物もしてない。映画も見てない。わたしも旅行したい。旅行先でその土地の名物を食べたり観光名所に行ったり、写真を撮ったりしたい。温泉に入りたい。景色の綺麗なところでゆっくり休みたい。今のところから引っ越して、都心に近い静かな場所で暮らしたい。病院にも行きたい…やりたかったこと、行きたかったところ、食べたいものもあるけど全部できないまま、もう一つ年をとってしまう。次の年もまた次の年もそうなるかもしれない、でも別に構わない。だって自粛で死ぬことなんてないから。最後に家族以外の人と直接話したことももうぼんやりしか覚えていない。今じゃ外出なんてひと月に一回だって行かない時がある。それも、ポストにたまった手��を回収するときか、ゴミを捨てに行く時のどちらかである。でも、それでも私はある程度は生きられてる。ここまで来ると、もはや寂しさや孤独は感じなくなって屁でもなんでもなくなってくる。差別的な発言ばかり繰り返している家族にも耐えられている。コロナであっけなく死んだり自分の知らないうちに誰かを死なせてしまうより、遥かにマシだ。私はそう思っている。それに自粛をすれば自分の感染を防げる。自分が感染しなければ、以外の家族にうつす心配もない。とにかく自粛はみんなで長期的にやらないと意味がない。
ただそれでも家に居づらい人や親との関係性が悪いという人は多く思うので、政府にはなんらかの措置を講じていただきたいとは思う。もちろん給付金も一人50万円は欲しい。自粛後の経済を云々いうのなら、給付金を配るべきだ。自粛の重要性をわかっているならなおさら給付金は欠かせない。住宅の給付金や生活支援金の給付期限が終了した人たちは多くいる。国民たちは生き延びるために努力している。GoToも利用せず、利用できず、自粛を頑張っている国民に対価がほしい。
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bailonglee · 3 years
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イエス・キリスト
予備校も途中で辞め、殺し合いになりかけた親子関係を断ち切り、カッコつけて新聞配達を18歳で始める。
スーパー以外での仕事の経験は無い、だから死ぬほどきつい。
苦労なんてした事無かった。
なんでここまでやらなきゃならない、ただ不平しかない。
だから上手くなんて行かない。
1年後予備校の学費は返し終えたが、2日しか通ってない。
どちらかと言えば根性無し。
家出後、何度も実家に呼ばれる。
顔は出すが、戻る気は無かった。
またスーパーで働き出した。
広尾ガーデンヒルズは、芸能人も何人かいた。
西武系。
自分はスーパーが好きなんだなと、思った。
ある日突然、実家に呼ばれ、車の免許を取れと。
そんなの興味が無かった。
何時間にも及ぶ話し合い、半ば強引に、スーパーをやめさせられた。
仕事がない。
スーパーの従業員でいる事が、そんなにさもしいとも思わなかったが、免許を取らされ、仕事を失う。
1カ月、パンのミミだけ。
聖書だけ何故かあった。
これから先、どうやって生きたらいいんだ?
風呂もない高円寺のアパート、何ページか聖書をめくった。
それまで理解して無かったキリストの言葉が、何故か心に染みて、読み返した。
そして、祈ってみた。
誰も見てない、アパートの中で。
長野の御代田にいた。
相変わらず聖書は、たまに読み返していた。
日本語もまともに話せない、kendyという日系3世はブラジルの男の子と、何故か仲良くなった。
僕はポルトガル語、Kendyは日本語を学びだした。
彼には姉がおり、仲の良い女友達がいた。
同じく3世のみゆき、Denise、偉い美人で、ブラジルの大学でもミス、モデルもしていた。
なぜか気が合って、電車の中でずっと話をした。
翌日Kendyがいきなり背中を叩いて、菊地さん、Deniseはあなたが好きだよ!
そ、そうかな??あんな美人が?
でも、誘った、すぐオッケーをもらい、僕らはデートした。
彼女との共通の話は、キリストの話だった。
僕達は結婚した。
埼玉柳瀬川にいた。
彼女は、全身性エリテマトーデス、防衛医大はそう判断し、入院した。
夜勤明け、パン工場の仕事、いきなり電話で叩き起こされる。
「奥さんの容態が急変しました。」
緊急処置室。
数時間後、喉に穴を開けられ、ぴくりとも動かない彼女がいた。
人工の肺で生きてるだけ。
家に戻り、何だかわからない泣きかたをしていた。
春には中庭の桜が綺麗で、また夏海に行こう、そう約束した。
全ての景色が消えてゆく、今起きている現実を受け入れられない。
周りは励ます。
「明後日までしかもちません。」
友達に、本屋にでも行けと言われ、神田三省堂に行って気晴らしにうろついた。
気の人間学 矢山利彦
吸い寄せられるように、手に取った。
「手かざしで病が治癒する」
そんなまさか。
群馬太田市で、王蘭と言う方に会う。
妻は明後日死ぬと話した。
そんなタイミングで、体をプレス機械に挟まれ、車椅子生活だった人が、王蘭さんに会いに来ていた。
まさか、そんなこと…
「あなたも気功の力が使えるようになってますよ。」
矢山利彦の本を見よう見真似でやるうち、手から何奇妙な感覚は、覚えるようになっていた。
僕は病院に事情を話し、病院はすぐ死ぬだろうからと、許可してくれた。
脳出血、頭に手かざしを毎日した。
夏が過ぎた。
少し希望が見えた一瞬があったものの、目は覚まさなかった。
秋になった。
2日で死ぬはずが、10月になった。
半年近く経過した。
とうとう、心拍に乱れが出始めた。
そして10月13日彼女は旅立った。
27歳だった。
まだ人生はこれから。
なぜそんなに若くして?
僕は手かざししてる間、矢山利彦と同時に、聖書も読み返した。
気がつけば、8回も読み返していた。
気功して、膝や足の痛みがピークになった時、僕の後ろに長い髪の人影を感じた。
キリストだと、何となくわかった。
僕の両肩に手を当て、癒やしてくれていた。
あれから27年も経過して、僕は今日、53の齢を迎えた。
何だか、何が起きたか、これから何が起きるのか、不思議な世界が、扉を開け始めた、そんな気がする。
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565062604540 · 2 years
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 築50年の広さだけがとりえのボロいアパート。駅から徒歩7分。家賃は65000円。まあこのへんにしては格安である。古いからな。  さて、そういう場所に住む人としてどんな人種をイメージするかである。  ひとまず、俺、堀野秋人に関しては問題ないだろう。高卒ではじめての一人暮らし。19歳。金も権力も外見も彼女もない身としてはまあまあ分相応なアパートである。  しかし、これはどうか。  俺は、隙間風から、暖房が均等に届かない8畳の部屋のまんなかに、ちょこんと座っているプラチナブロンドの少女を見てため息をつきつつ言った。 「無理だ、凪沙」 「へーき。私の病気が治ったことにくらべれば、たいていのことは無理じゃない」  そういう問題じゃないんだよなあ。  俺はふたたびため息をついた。  発端は去年の夏だ。  旅先で、俺はとある少女に出会った。いうまでもなくここにいる凪沙のことだ。進行性の遺伝子疾患をわずらっていた凪沙と、俺は凪沙がお世話になっている療養施設で一週間を過ごした。  前回の凪沙との出会いは、凪沙が移植手術を受けるという決意をしたところで終わっている。  その後、手術は成功に終わり、体力回復などのリハビリも受けて、凪沙は見事生還した。めでたいことだ。  療養施設では凪沙の父親とも知り合いになったから、凪沙が今日、横浜に戻ってくるということは聞いていた。  ただし、俺の家に来るということは聞いていない。  しかもこの子、俺の家に住むという。  いっすね。欲望充足丸出しのウェブ小説か、あるいはラノベみたいな展開で。ついでに凪沙の外見とかスペックについても説明しておこうか。  髪は見てのとおりプラチナブロンドだ。光の加減によってはほぼ白にも見える。その髪がウェーブもかからずに腰までさらさらと伸びている。かんたんに言うけど、目の前にいると違和感がすさまじい。生きて動いてるんだから、そりゃ人間なんだろうが、特に欧米の方とのつきあいがない俺にとっては、いつまでも慣れない要素のひとつである。  凪沙の顔立ちもこの違和感を加速させる。なんていうか、瞳の色以外は、ほぼ日本人だったりする。そしてその瞳の色というのが、淡い水色と淡いグリーンで、左右で違う。いわゆるオッドアイというやつだ。ただし、違いはわずかで、凝視でもしない限り、まず気づかない。  全体として、浮世離れした美少女感がある。  ね、すばらしいでしょう? 旅先で偶然こんな美少女と出会って、かならず会いに行くなんて約束を交わして、そんで実際に来ちゃった♡したわけである。  ただ、問題がいくつかある。いくつどころじゃねえ。ほぼ問題しかねえ。 「オヤジさんはなんて?」 「おにーさんとの同居を認めてくれなきゃ、きらいになるって言った」 「それで?」 「わたし、人が血涙を流すのってはじめて見た」 「……手加減してやれよ」  凪沙の父親は、ゲームにある程度興味がある人なら、だれでも名前を聞いたことがある有名人だ。ツイッターのアカウントのフォロワーは数万に及ぶ。かくいう俺もフォローしてた。その現物が目の前にあらわれたときには、ほんとうに驚いたわけだが……。 「一ヶ月に一回、面会すれば許可するって」 「面会」 「最初は3日に一回って言ってて」 「それはそれでどうなんだ」 「ああもう、きらいになっちゃいそうって言ったら、間隔が伸びて、最終的に、わたしの言い分が通った」 「……」  俺は、自分の立場を危ぶむよりも、凪沙の父親である翔一さんに同情した。いや、いい人なんだよ。そして娘大好き。まじで娘大好きすぎて、そこだけ平衡感覚失うくらい娘大好き。ついでにいうと、凪沙がこうやってここにいるのは、父親が資産家であることと無縁じゃない。なんだかんだ、最先端の医療を受けられるかどうかは、金次第だ。ことに日本以外ではそうだ。億の金を右から左に動かせる親を持ったことは、凪沙にとって幸運だったのか、それとも幸運だったらそもそもそんな難病にかからずに済んだのか。 「学校は」 「それは無理。お外での活動限界は30分」 「やっぱまだ、ふつうに生活ってわけにはいかないのか」 「体力的にね。だから、少しずつ慣れていくとは思うけど、学校は無理」 「そっか」 「だから、専業主婦、かな」 「いや、おまえ中3だろ」  そう。最大の問題はここである。  この子、15歳。中3。  さらにいえば、中3にしてもめちゃくちゃ小さい。正確なところは確認したことはないが、おそらくは、病気と、そして人生の大半を病院で過ごしてきたせいなのだろう。身長は140センチ未満だし、体重に至っては、俺が知っている限りでは29キロだ。童顔のほうは生来のものだろうが、見た感じでは完全に小学生である。  というわけで、押しかけヒロインタイプのラブコメには発展しそうもない。残念ながら俺はロリコンではない。  そんなものが、自分は専業主婦でございますと居座った日には、俺の社会的説明があっという間に死ぬ。親戚の子ですって、いったいどんな親戚だよ。この金髪はなまじの言い訳は絶対に受け付けない。 「……とりあえず、翔一さんに連絡させてくれ」  俺はそう言って、アパートの自分の部屋を出た。  数分後。  俺は絶望して部屋に戻った。 「お父さん、なんだって?」 「……」  翔一さんの反応を端的に伝える。 『悪いが堀野、いまおまえに会ったら、あらゆる手��を使って社会的に抹殺しないという自信がない。凪沙の好きにさせてやれ』  震えが来た。あの声はまじだった。  本来なら「好きにさせてやれ」のあとには「そうしないとおまえ、どうなるかわかってるだろうな」というのが続いていたはずである。そう感じさせるに充分な凄みがあった。  いま理性でとどまっているものを、わざわざ刺激ずる理由はどこにもない。わかってるよ。これであの人、きっと凪沙を無理に返したら、それはそれでキレるんだ。ほんと娘のことになると社会性失う金持ちとか法でどうにかできないものか。 「これで決まりだね」 「待て。まだだ。社会はそんなにゆるくできてない!」  そして十数分後。  極大の無力感を抱えて、俺はアパートの部屋に再び戻った。  うちの両親には手が回っていた。だいたい凪沙は俺の実家を経由してここの住所を知ったのだ。唯一、妹は反対してくれたらしいが、その反対が効力を持つことはなかった。俺が実家を出ているのも災いした。  次に不動産屋と大家だ。これは契約条件の変更ということになる。この物件が同居可かどうかは記憶にないが、ふつう、物件を貸す側は、そうしたトラブルの元になりかねないことを嫌うものだろう。  しかし、ここもだめだった。もともと同居可の物件であったうえに、大家がゆるかった。というより、ゆるくしないと入居者が集まらないくらいこのアパートは古い。さらにいえばごく近所に住んでいるので一度あいさつに来ればオッケーとの話だった。  そういや隣のちゃらい兄ちゃん、どう見ても血縁のない未成年にしか見えないアジア系の褐色の女の子と同居してる。というよりありていにいうと褐色ロリとしか表現できないくらい幼い。  先例がすでにあった。  最悪だ。  そして。 「もういいかげん納得した?」 「俺の意志以外のすべてが、俺と凪沙の同居を強要してることは理解した……」  ゆるい。社会意外にゆるい。  というよりこれは、凪沙の父親という金と権力の両方を持った人間がどかりと鎮座しているのが最悪だ。  全体に白基調のふわふわとした感じの衣類に身を包んだ金髪少女は、そこではじめて、少し申し訳なさそうな顔をした。 「もし、どうしてもおにーさんがいやっていうなら」 「……」 「あきらめる」  困ったような微笑を浮かべつつ、凪沙が言った。 「わたしね、手術の前も、麻酔されて意識を失うときも、術後の苦しい時期も、ずっと想像してた。治ったらおにーさんに会うんだって。おにーさんと一緒にごはん食べて、テレビ見て、コンビニ行ったりして、そういうの、ずっと一緒にしたいなって、そのためにわたしは、どんなにつらくてもがんばるんだって、そう思って……」 「凪沙」 「でもね、よく考えたら、こうやって生きて戻ってきた時点で、おにーさんにいっぱい感謝しなきゃいけない。そこで、おにーさんからもらえるものは、もう終わりなの。これ以上は、きっとわがまま。だからね、おにーさん」  そう言って、凪沙は俺の手をそっと掴んだ。  細い指。小さな手。少しひんやりとしている。 「たまには、会ってください。わたし、おにーさんに会えるだけで、元気になってよかったって、そう思えるから」  思い出す。  はじめて会ったときの、なにに対しても興味を持っていなかったような凪沙。ひとりでコンビニに行くのが夢だといっていた。長くはない人生のなかで、いくつ「きれいなもの」を見つけられるか。そして凪沙が見つけた「きれいなもの」を収めたスケッチブックは、いまも俺の家にある。  別に、いやなわけじゃない。  凪沙と過ごした一週間は、まるで宝物みたいに、俺の記憶のなかできらきらしている。それが悲しい思い出にならなくてよかったと、そうも思っている。  逆にいえば、お膳立てはすべて整っている。少なくとも、俺の知っている範囲で後ろ指を指すような人間はいない、ということでもある。  それに、凪沙にとって俺は閉ざされた環境のなかで会った相手でもある。現実を知れば、失望することもあるだろう。  要するに、長続きするようなものではない。 「……体のことはいいのか?」 「うん。定期的に通院するけどね。急激におかしくなるとかいうことはないはず」 「なにかあったら、すぐにでも翔一さんに連絡するからな」 「むしろ、お父さんからわたしへの連絡をどう減らすかが、わたしの課題……」  そう言いかけて、凪沙が顔を上げる。  まつげにけぶる、眠たげにも見える目が、せいいっぱい見開かれている。 「え、じゃあ……」 「ああ。ひとまずは、長いお泊りくらいのつもりだ」 「うん。わたし、がんばる」 「むしろがんばるな。平穏に暮らしてくれ」 「それは、おにーさんと一緒にいる限り、むり。いつでも、どきどきしちゃうから」  表情ひとつ変えずに言われる。この子、表情の変化あんまり多くない。 「まあなんだ、茶でも入れてくるわ」  立ち上がった俺の耳に、凪沙のひとりごとが聞こえた。 「こういえば断れないって知ってた」 「聞こえてるからな」 「でも、ほんとだよ。ずっと、おにーさんに会いたかった」 「……そっすか」  こういう子だ。  出会った最初からそうだった。  悪魔みたいに頭が切れて、内面と外面の差が激しくて、そのくせ妙にまっすぐで一途で。あくまで俺は被害者なのだと俺に知らせることによって、俺の気苦労を減らす。そんな気遣いすらしてみせる。  この子は、そういうめんどくさい子なのだ。  いや、待てよ。  一抹の不安がよぎる。  そういう子が、いっときの気まぐれで、同居するなんて言い出すだろうか。  見覚えのあるショルダーバッグからスマホやらなんやら取り出す凪沙を横目で見ながら、いやな予感がした。
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kisanebacci · 4 years
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西暦2016年皇紀2676年 仏誕2581年 正月元旦 京都府知事 山 田 啓 二 様 審査請求人  住所  京都市伏見区  氏名  江端一   印        反   論   書  生活保護変更決定処分についての審査請求に関する弁明書に対して、下記のとおり反論します。            記  一、  寒い、のである。寒く、そして、木の葉が舞い落ちるこの時期、寒くて、暗いと、鬱が始まったり、重くなったりするのである。寒くて暗いと、病状を崩しやすいのである。冬季加算を減らすとは、冬の間の暖房費を減らすと云うコトである。寒くて、暗いと、鬱っぽくなってくるのである。  「うーーぅー寒いよー暗いよーひもじいよー誰もいないよーツライよー」  キチガイの病状の安定は、セーカツの安定に、直結するのである。  処分庁の弁明内容に、私の申立書の理由及び趣旨おける、もっとも、重要な論点に対する言及がなかったことが、大変不本意である。再度この反論書において、申立書における最大論点の趣旨を明確に申し述べたい。  精神病者にとって、の、今回の暖房費の減額、ツマリは生活保護基準額の引き下げによる実質的な被害は、ズバリ生活の先行き不安感による病状の悪化である。精神病の悪化である。精神症状の悪化である。グアイが悪くなったことである。  処分庁は現実の被害があったのですか、とも言えるような言い分であるが、食料品や光熱費などの生活必需品は値上がりにつぐ値上がりをしており、実被害は十分に被っている。  だがしかし、精神病患者にとっては、今、現在の最大の被害は病状の崩れである。毎日飲むクスリが増えたことである。聴覚過敏が、感覚過敏症状が激しくなったことである。鬱にはまり込んだことである。幻聴幻覚が、ひどうにナッタコトである。定期の診断日より、早めに、あるいは追加で、主治医に薬をもらいに行かなければならなかったことである。何度でも言う。精神病患者にとって、生活の安定こそが病状の安定である。もし、最悪、今回のことをきっかけに病状が悪化し、例えば、6度目の入院になった場合、誰が責任を取ってくれるのであろうか?
 私のみならず、日本全国の精神病患者にとって、冬季加算を減らす、その徹底的な強行による被害は、もしかすると、随分多くのナカマたちが、特に冬雪が降る、裏日本等棲むなかまたちは、病状を崩し、苦しみぬいたり、苦しんだりているかもしれない。責任を取って欲しい。
病状を崩さないで欲しい。
退院の可能性を、奪わないで欲しい。
街で暮らし続ける、可能性を奪わないで欲しい。
退院をして、街で、暮らさせて欲しい。
なにも、生活保護額を上げてくれと言ってるわけではない。
なにも、現行の生活保護制度をもっとよりよくするために改革してくれと言っているわけでもない。ただ単に今現在の生活保護の額を下げないでくれと言っているだけである。
今現在の額を最低限下げないでいてくれれば、私は、自助努力と工夫と相互扶助とによって、より具体的には、患者会におけるナカマとのセーカツにおいて、十分健康で文化的な生活を送っていくつもりである。
その基盤として生活保護の額を、これ以上1円たりとも下げないでいただきたいとお願いしているだけである。
このお願いは、それほど無茶な要望ではないと想う。のだが、どうであろうか。
裁定を、期待を持って、待ちたいと、想う。
病状を崩さないように、ナカマたちと、セーカツしながら・・・・
それもかなわぬ時は、我々キチガイは、お上に対して、謀反を、反乱を、内乱を、キチガイテロを起こすしか、ないのであろうか、、、、
貧民の内乱反乱謀反を防止するための、キチガイテロ防止のための
『捨扶持』で良いので、もうこれ以上、生保を減らさないでくれ、と云うのが、
申立人の偽らざるところの本心である。
二、  おおざっぱに言って、処分庁の言い分は、法理には反するが、適正手続きなので、正当である、というコトらしいのであるが、えばっちのキチガイアタマでは、まったくもって、理解に苦しみ、不合理きわまりないもの、である、としか言いようがない。なんとならば、法のそもそもの精神というか、法理を無視して、法律上の手続きが問題がないと言って、生活保護の額が下がるのはオソロシイことであるとしか想えない。法理には反するが、事務手続きがモンダイ無しなので、オッケーと云う、このような考え方は、ひょっとすると、官僚独特のモノなのであろうか。常識はずれ、としか、言いようがない。もっと、言えば、庶民的常識にも、我々キチガイのアタマにも、どうにもこうにも、理解に苦しむモノである。  ツマルところ、法文上の処分庁の弁明内容は概要、本件処分は厚労省告示に基づき、減らす計算を正確に行っているから適法・適正であるというものである。  しかしそもそも、生活保護制度は憲法25条の要請を受け(法1条)、同制度により保障される生活水準は「健康で文化的な生活水準を維持することができるものでなければならない」(法3条)とされ、しかも法1条、法3条はいずれも「この法律の基本原理であって、この法律の解釈及び運用は、すべてこの原理に基いてされなければならない」(法5条)とされている。
 そのうえで、「被保護者は、正当な理由がなければ、既に決定された保護を、不利益に変更されることがない」とされている(法56条)。
生活保護法全体の上記構造からしてみれば、本件処分において法56条における「正当な理由」が認められるためには、単に各福祉事務所長が「厚労省告示どおりに変更決定を正確に行った」というだけでは到底足りない。厚労省告示そのものが法1条、3条及び8条2項に違反していないことが処分庁によって証明されて初めて、法56条所定の「正当な理由」があると認められることになるのである。
 繰り返すが、生活保護制度は憲法25条の要請を受けている(法1条)。この制度によって保障される生活水準は、健康で文化的なものでなければならない(法3条)。またこの原則にそって法律の運用をおこなわなければならない。そして保護を受けている人は正当な理由がなければ、保護について不利益な変更を受けることはない。年齢や性別や世帯や地域によって事情を考えて変更しないといけない(8条2項)。
 たんに各福祉事務所長が「厚労省告示どおりに変更決定を正確に行った」というだけでは弁明にならない。厚労省告示そのものが法1条、3条及び8条2項に違反していないことを、処分庁は証明しなければならない。
この処分のもとになった厚労省告示をみると、生活保護費全体の削減する目的で、年齢や性別や世帯や地域によって事情を考えることなく、健康で文化的な生活を破壊するものである。法1条、3条及び8条2項に違反している。
 厚労省は削減分についてどのような計算をしているのか。670億円が削減される。そのうち厚労省が「生活保護基準部会における検証結果を踏まえ、年齢・世帯人員・地域差による影響を調整」したのが90億である。最低生活費以下で暮らす人たちの生活費が生活扶助を下回るから、この逆転現象を解消するものとされる。しかし、そもそも生活保護の捕捉率は3割にも満たない。生活保護に補足されていない人たちを多く含む「第1・十分位」を一般的な低所得世帯として、生活扶助基準と比較するやり方はおかしい。 
 また、580億円は厚労省がデフレによる物価の下落を踏まえた分である。このデフレ論には専門家から反論が多くある。しかし厚労省はその批判を一切踏まえていない。厚労省が使っている「生活扶助相当消費者物価指数 (CPI)」は、生活保護利用世帯が買うことができない電化製品の値下がりを過大評価している。そして、生活保護利用世帯の主な支出である水光熱費の値上がりは無視されている。生活保護利用者はデフレの影響をほとんど受けていない。むしろ水光熱費の値上がりで苦しんでいたのである。
 生活扶助をワーキングプアの生活のさらに下に置くやり方や、実態を踏まえないデフレ論は、厚労大臣の裁量を逸脱している。厚労大臣の告示は、法1条、3条及び8条2項に違反している。その告示に基づいて行われた本件処分は、法56条の「正当な理由」をもたない。  この法律に違反した告示に基づく、正当な理由にもとづかない処分で振り込まれた改定後の生活扶助費は、健康で文化的な生活を破壊するものである。大きな不利益であり、「不利益がない」という処分庁の弁明はおかしい。  上記のとおり、処分庁の弁明は不十分であるとともに、官僚内デシカ通用しない非常識極まりのないものである。 以上
精神病患者会前進友の会やすらぎの里作業所
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gunosy-news · 4 years
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ここまでしてくれるの…? 店員さんの信じられない「神対応」
集計期間:2020年7月5日~7月7日 回答数:15739
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何かのお店で、店員さんから「神対応」を受けた経験はありますか?
神対応とは「相手が驚き感心するほど優れた対応」に用いられる俗語です。「神様のような素晴らしい対応」といえばわかりやすいかもしれませんね。反対に、気遣いのない対応は「塩対応」と言われたりしています。
今回はそんな「店員さんの神対応」について、調査を行いました。
店員さんから「神対応」を受けた経験はありますか?
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回答者15739名のうち、店員さんの「神対応」に遭遇した人は全体の約34.8%という結果に。
ここからは具体亭な「神対応」のエピソードを見ていきましょう。
そこまでしてくれるなんて…嬉しかった“神対応”
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<こちらの過失に対する神対応>
・子供が零してしまった飲み物をサービスしてくれた若い店長さん!かっこよかったです!
・焼き鳥店で、串から肉を取ろうとしたら、肉を落としてしまった時に、「どうぞ」と店員さんが新しい串をサービスしてくれた。すっごく嬉しかった。
・映画館にて子供が床に蒔いてしまったポップコーンを新品に交換してくれた。優しい。
・デパートの専門店(パン)で、私は足が悪くトレーに乗せていたパンをひっくり返し床に落としてしまい、私が悪いにも関わらず、寧ろ足を気遣いして下さり、丁寧過ぎる神対応に脱帽でした床に落としたパンのお金を支払うと言っても、「お気遣いなく」と笑顔で言われて一生忘れない対応でした。
・ケンタで食べる直前にうっかりトレーをひっくり返してしまい、買った物全て台無しに…店員にダスターを借りに行ったところ、無料で全て交換してくれて片付けまでやってくれた。当時は学生でお金もあまり無かったので、無料で交換してくれたのは有り難かったです。
・会計後に袋詰めしていたら、卵を割ってしまい、自分でやったから仕方ないと思っていたら、店員さんが気が付いて新しい物と交換してくれた。   
・彼女と、とあるラーメン屋さんに開店時間少し過ぎて着いたが、まだ開店していなかった。15分くらい過ぎて開店。その日の1番客。味玉ラーメンを頼んだが、「お待たせしてすみません」と、2人分を全部乗せに変更、サービスしてくれた。   
・本屋で思わずよろけて、陳列品を落としてしまったのですが、「大丈夫ですか!!」と声をかけられ、崩した陳列品の事を謝ったら「大丈夫ですよ?!もし具合が悪い様ならお店の医務室で休みますか!!」と自分の様に心配してくれ、破損した商品を弁償すると言ったら「構いませんよ?」と言われた事  
<子どもへの神対応>  
・幼い頃、電池を買ったが、十円足りなかったところ、レジのお姉さんが自腹で十円出してくれた。
・パン屋さんで買ったアイスを店外でこどもに食べさせていると店員さんが手が汚れた時用にウェットティッシュをわざわざ持ってきてくれたこと。
・子どもがグズってゆっくりご飯が食べれなかったら、店員さんみんなで子どもを抱っこしてくれた
・家族旅行に行くはずがパパが来れなくなり、子供が落ち込んでいたら、ホテルの従業員の方が部屋をグレードアップしてくれた。
・聴覚障害児の為に、わざわざ筆談の準備をしてくれた 
・小さい時にマクドナルドでジュースをこぼしてしまったら、お姉さんがよってきて新しい飲み物をくれた。その時のお姉さんはニコニコして『大丈夫? 』と声をかけてくれて、幼心にほっとして嬉しかった事を覚えている
・子どもが小さかった時、お寿司屋さんで握りを半分に切って出してくれた時は、食べ易くて助かりました。
・小さな子供が、母の日に1本のカーネーションを買いに来て、お金が足りなくて困っていたら店員さんが「足りない分は、お姉さんが出しといてあげるからいいよ」と笑顔で言ったら子供も笑顔で「ありがとう!」と店を出た事。すごく温かな気持ちになりました。以来、その店でしか花は買ってません。
・自分で受け取りたい!とアイスを受け取ってその場で子供が落としてしまって、泣いてしまい、私のアイスを食べさせようと思ったが味が違うと手におえず困っていたら、新しいアイスを店員さんが持ってきてくれて片付けもしてくれて、おしぼりくれて、感動して、ありがとうございます!と頭下げたら、私もアイスを落としてしまって、新しいのくれた。
・ジェットコースターに子供の付き添いで乗っていた所、あまりにも連続で乗り続けた為に親の自分が気持ち悪くなってしまいました。年齢の為子供一人ではまだ乗れず、子供自身が酔った訳ではないので私の「休憩しよう」に応じてくれる筈もなく…そんな時、入口係のお姉さんが子供に話しかけてくれました。子供のテンションに合わせて、かつ穏やかに、マンツーマンで子供の相手を10分間程もしてくれました。その時間で何とか体調を取り戻し、子供も気持ちの切り替えができた様ですんなり休憩モードにシフトしてくれました。あの時のお姉さんには本当に助けて貰いました!
<妊婦に対する神対応>
・妊娠中に行った美容院で、匂いに敏感になっているだろうとストレートパーマの薬剤をお店の物ではなく香りのきつくない自前のものを使ってくれたこと。
・出産間際に洗車へ行ったら、スタッフのお姉さんが優しく声をかけてくれて、名刺の裏に、出産頑張ってください、元気な赤ちゃんを産んでください、というよつなメッセージを書いて助手席に置いておいてくれた。
<高齢者に対する神対応>
・モスバーガーで、高齢の母親の為にハンバーガーを一口大にカットして下さった事♪
・お年寄り二人を連れて外食に出た時多くは食べれないとの事で定食2つを三人で分ける事になった定食、1つにつき、ワンドリンクだったのにドリンク1つでいいとしてくれ取皿を多目に持って来てくれた終始、笑顔で対応してくれたので嬉しかった
<ケガ人、病人に対する神対応>
・あの有名な某ハンバーガーショップで。食べ終わって薬を飲もうとしたら、気づいた店員さんがお水を持ってきてくれた。
・手を骨折していた時ホテルで食事会がありましたナイフ フォークが使えない時にお箸にしましょうかとお肉は切り分けて 持って来て下さいました
・スーパーで、お米を買った時、足の悪い私を見たのか、さり気なく店員さんが運んでくれた。
・病気で片腕が使えない時にスーパーへ行ったところ、レジスタッフの方が気づいて下さり、袋詰めなど全てして下さいました。その次に来店した際も、偶然にその方に当たり、同様に対応して下さり、とても感動しました。
<ふとした気配り>
・雨が降って来たら、商品の入った袋の上から、さらに、ビニールの袋をかけてくれた時。
・小さい袋を沢山持ったまま他の買い物のお会計をしたら、「まとめましょうか?」と声をかけてくれた。
・隣の客がうるさかった時、空いている別席に案内してくれたこと
・タクシーの運転手から、折り紙で作った鶴の中に飴が入ったものを貰った。また利用したいと思った。
・コロナ期間中ウーバーイーツで玄関先置き配を頼むことが増えたが、直接食べ物を地面に着かないようにコピー用紙を敷いてくれる人。それからはこちらが段ボールを先に敷くことにしました
・スマホでクーポンの使い方がわからなくて商品を間違えたとき売り場に一緒に行ってくれて、ニコニコしながら『これは間違いやすいですょねー(^^)』ってくれたこと 
・スーパーでレジ袋に詰める時に、袋が開かずについ指舐めちゃったりしたことあるけど、一人だけ若い子なのに、袋の先を開いた状態でカゴにレジ袋を入れてくれる子がいて、助かる~!いつも袋が開かなくて、と、つい話しかけてしまいました。
・0歳と2歳の兄弟を抱っこ紐とカートで連れて買い物していたとき、袋詰めしてサッカー台まで運んでくれたこと。抱っこしてると袋詰めするが大変なのですごく助かりました。
・雨で雨宿りをお願いしていたら、おしぼりを持ってきてくれました。そこのお店で飲食してなくて、雨宿りに軒先を貸していただいた上に…、その節はありがとうございました。
<心のこもった接客>
・欲しかった商品がお店に無くて、全国の支店に電話を入れてくれて、配送で届けてくれました。
・ドラッグストアの薬剤師さんに 探している市販薬の名称を伝えたところ、「当店では  取扱いがないのですが、駅前のマツキヨさんに 在庫があるそうです」と 調べて教えてくれた。
・デパートに口紅を買いに行ったがその店にはに希望の色がなかった。すると店員さんが「少しお待ちになっていてください」と。戻ってきた店員さんの手には別のメーカーの口紅が。周りのお店を見て回って希望の色を見つけてきてくれたんです。
・文具店にて、特殊な紙がほしくて店員の方に相談したところ、たくさんの見本紙を見せてくださって、更に相談に応じてくれながら一緒に希望に即した紙を考え探してくださったことです。今でも大変感謝してます。 
・駅員さんが電車に間に合いそうにない時に待っていてくれて遅刻しなかった
・色々ありますけど、最近だと、レジの店員さんにお話伺ってたら次のお客が大荷物抱えて来たので私は途中で断念してその場を離れエコバッグに商品詰めることにしました。すると袋詰め終えたくらいにその店員さんが先ほどの件の続きをわざわざ聞きに来てくださいました。先のお客の山盛りの商品をあっという間に処理していたのです。二十代後半ぐらいでしたが仕事人間でテキパキしてて余裕があって気遣いのできる方だなぁと。
・引っ越してきた当初に、運悪く雨の中ホームセンターに行ったら買ったもので新生活開始だと分かったようで、「こんな日に雨で残念ですね」「せめて家具は濡れないようにしっかり梱包しておきますね!」と丁寧にビニールを巻いてくれた上に、歩いて来たことを伝えると「じゃあ台車をお貸ししますね!」とテキパキ対応してくれたこと。
・セールでお洋服を購入した時のこと。そのお店ではセール商品は派手目のチープなデザインのビニール袋に入れる、というマニュアルがあったようです。接客の際に店員さんに「これから(お洒落なエリアにある)美術館に行く予定なんですよ~」と話をしたのを覚えていてくれて、「あのエリアに行くのにこのデザインのビニール袋だと悪目立ちしちゃいますね、シックな紙袋に入れておきますね!」と、こちらの予定を気遣って梱包を変えてくれたのは、未だに印象に残っています。 
・リッツ・カールトン大阪で朝食ビュッフェを利用した時、風邪気味で咳をしていたら、膝掛けと蜂蜜入りホットレモネードを持って来てくれました。感激しました!
・家族でご飯に行った時に、姉がお腹を壊してしまってトイレに引きこもってしばらくして帰ってきた時にウエイターの方がハーブティを出してきて「体調が優れないようなのでハーブティお持ちしました」と言ってくださって本人も私達も暖かい気持ちになりました。
・夫の行きつけの店に行った。しかし夫は常連認定が大嫌いで、ほっといて欲しい人。そんな時にそれを見抜いているおかみさんは目でにっこり。食事が終わってお店を出る時に「ご馳走様でした」といったあと従業員のみなさんが全員それぞれが出口に顔を向けて「いつもありがとうございます。ありがとうございました。」といって店を後にしたときに本当に出来るおかみさんだなぁ、と思った。
<ふとした一言にホッコリ>
・仕事帰りにコンビニ行ったら、帰るとき「お疲れ様です、お気をつけて」と丁寧な対応に癒された。
・ある日の買い物金額が777円だった時、レジの方の読み上げが『お買い上げはスリーセブンです。きっと今日はいい事ありますね』と言われました。 
<毅然とした対応>
・レジに並んでいたら割り込みしてきた客に対して毅然と対応してくれた
・マナーの悪いお客さんが「俺は客だぞ!」と偉そうな態度をとっていた人に店員さんは「お前は神様でも客でも無ぇ」って注意してくれたとき。
<記念日に神対応>
・誕生日に家族で外食して、小さな声で「お誕生日おめでとう」と乾杯したら、食事の最後に「お誕生日おめでとう」のプレートのついたデザートをサービスしてくれた。店員さんが「お誕生日おめでとうと聞こえたので…」と言っていた。
・結婚披露宴をしたレストランに数年ぶりに行きました。マダムに「お久しぶりですね」と言われ、「結婚記念日でした」と伝えたら帰りに折り紙で折った指輪をいただきました。
・ナイトクルージングの際、事前に誕生日は伝えていたけど、ケーキのサービスぐらいだろうと思ってたらオーケストラがハッピーバースデーを演奏してくれ大道芸の人が席まで来て花をくれた。下船する時は船長が握手して見送ってくれた。
<スタバと夢の国は神対応のメッカ?>
・行きつけのスタバで覚えてもらえた(笑)変なあだ名もついてたけど店員さんと仲良くなれたからそこはオッケーかな(笑)
・妊娠中にスタバのカップに赤ちゃんとママの絵を描いてもらって嬉しかった。
・スタバのイケメン店員さんが試食のケーキを出してくれた。
・スタバで席についた途端に、ファミレスにスマホを忘れたことに気付いて、店員さんに「席を取っておいてもらっても良いですか?」と聞いたら「はいもちろんです、私が見ております」と笑顔で対応。その後スマホを持ってスタバに戻って席についたら頼んだフラペチーノが溶けてしまっていた為、店員さんが「もしよろしければ新しいフラペチーノをご用意しましょうか?」とおっしゃってくださり、「申し訳ないです、お願いします」と言ったら笑顔で「はい!少々お待ち下さい」と笑顔でおっしゃって、新しいフラペチーノを持ってきてくれました。
・スタバで買ったばかりの飲み物を落としてしまい拭き掃除させてしまったのに、すぐに無料で同じ物を持って来てくれた。更に、カップには元気だして(気にしないで)のようなメッセージが書いてあって泣きそうになった。
・大阪から北海道へ旅行へ行った際、北海道のスターバックスコーヒーで店員さんに大阪名物の岩おこしを渡したところ「おおきに!」と言われたときに、おおきにって普段使わないけど...笑ほっこりするなぁと思いました。
・昔TDLのアイスクリーム店でアイスを買って外に出たら、一口目で全部落とした。ショックで固まっていた所を隣りのお店のお姉さんが見ていて、わざわざアイスクリーム店に行って、新しいのをくれるように手配してくれた上に、貰って出てきたら落としたアイスの掃除までしてくれていた。あれ以上の神対応はないと未だに思っています。
・某夢の国で、自分が持っていたぬいぐるみをイスに座らせ、テーブルに(ぬいぐるみの分の)ランチ��ンマットとお皿、ナイフとフォークを用意してくださったことがとても嬉しかった。さすが夢の国、夢の国だからこその素晴らしい対応、接客レベルだと感動した。
・誕生日にディズニーランドでお買い物して、ホテルまでの配送サービスを利用した時に、ショッパーの中にメッセージ付きのバースデーシールを書いて入れてもらったこと
読んでいるだけで感動してしまう数々の神対応…世の中、まだまだ捨てたものではありません。
人それぞれ内容に差はあっても、素晴らしい対応を受けて嬉しかったという記憶は等しく残っているようです。
次は、あなた自身が誰かに「神対応」をして、同じような気持ちにさせてあげられるといいですね!
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