2023年 加茂野やや大きいのすべて。
みなさんい、サウナ、こんばんはー。
この1年、俺は頑張りました。本気で。そんな想いを込めて、この一年の活動を網羅的に振り返っていこうと思います。
1/14(土)@高円寺HIGH
In Case vol.9
WRENCH、MOZU、computer fight
痛郎さんからお誘いいただいた。吉祥寺NEPOでの、たしかAKUTAGAWA FUNCLUBとのライブの際に声をかけていただいてからの縁で(違ったらすいません)、それからずっと目をかけてもらっている。本当にありがたい。WRENCH、MOZUという90年代オルタナの大先輩たちの共演を前に何かできることはないかと、チャレンジな取り組みとしてライブ用イヤホンをつけて練習や本番に挑んだりしたが、全然意味がない上に変なミスを招きかねないので辞めた。間近で見る菅野さんのドラムがとにかく強烈で、シンプルなフレーズでも音量やキレが自分とは比べ物にならないほど良かった。
2/19(日) @西荻窪FLAT
「毎日何にもすることなくて啓蒙している」
computer fight、the bercedes menz、din remoter、タオル
同時に、suburban bluesのフィジカルリリースも行った。ベルセデス、ディンリモは既知だったが、タオルのライブには度肝を抜かれた。最小限で、なのに必然性に溢れた音の群れ。俺は甚く胸を打たれ、後日の浜松TEHOM参加の際の動機にもなった。
4/22(土) @吉祥寺NEPO
MYFUNERAL INC. presents【TOKYO SWING special】
PANICSMILE、トリプルファイヤー、[O.A] computer fight
今思うと、ありえんくない?というイベントにOAで出演。いまだに後悔しているのは、次の日、職場のしょーもないイベントに参加するためにPANICSMILEの演奏をほとんど拝見できなかったこと。眼前で凄まじい演奏が行われている中、機材を背負ってライブハウスを出た時、自分は何になりたいんだと混乱した。そしてそんな混乱も、船の出航時間が近づくにつれて睡眠への不安に置き換わってしまうのが嫌だった。
この頃は、島での団体活動の長になり(そうしないと団体が無くなる危機だった)、さまざまな人間の要望を聞いては日夜ペンを走らせてイベントの企画などをしていた。もちろん業務外である。本当に辛かった。
そして、ずっと一緒に暮らしていたデグーのたわしが亡くなった。今でも思い出すだけで涙が出てくる。かわいいかわいい、世界一の相棒だった。最後は家族で看取ることができたが、本当はもっと長く一緒にいられたのに、俺のせいで早くいなくなってしまったのではないかと繰り返し自問して、火葬したお骨を持って家に帰る道中は、自分の不甲斐なさに怒りと切なさでいっぱいだった。島で楽しく暮らしているすべての人間が憎かった。
この件がきっかけで、俺は島での団体活動とは一線を引くことにした。たわしが最期にどう思っていたかは定かではないが、幸せに逝けたことを願う。
5/13(土)@静岡県浜松市TEHOM
「ROOMPARTY」
computer fight、やっほー、SUPERMOURNING、タオル
初の遠征ライブ。TEHOMはすごくソリッドな音のする箱で、我々の演奏と相性が良かったと思う。諦念くんはこのライブを「至っていた」と評していて、俺も今でも聴き直しては、当時の体制での内向性や情動、演奏力を再確認している。やっほーさんのライブがめちゃめちゃ面白くて、シンバルキックを3回やって3回失敗していた。楽曲のクオリティーが高くてしっかり聞けるライブだったことも最高だった。鈍行列車で岡山から浜松まで来たらしい。世の中は広いと思った。
5/14(日)@西荻窪FLAT
ハイパーパンチ自主企画ライブ「鋼の拳」@西荻窪FLAT
ハイパーパンチ、ヘクトーよるをまもる
ハイパーパンチでも、自主企画を打った。このライブではとにかく対バン探しに苦労した。準備って大事。その中でも出演を快諾してもらったヘクトーには感謝している。我々の演奏としてはかなり荒削りではあったものの、楽曲の持つアイデアやユーモア、ポップセンスは披露できたんじゃないかと思う。
5/18(木)@恵比寿BATICA
RINGOOO A GO-GO
Haze / サトビ / Y's CAMP / ハイパーパンチ / HALLEY / PHOEBE
オーディションに出ましょう!ということで参加、特に思い入れはないけど、とにかくPHOEBEがめちゃくちゃ良かった。なんというか信念が見えるライブというか、背景が滲むライブというか。めっちゃいいねー!とダダンダンと話していたら、りんご音楽祭本戦にも出場していて、自分のように嬉しかった。
5/20(土) @調布Cross
mwmw、SleepInside、Uztama、computer fight、カルト3
5/21(日)@落合 soup
EXECUTE
Pot-pourri 、computer fight
島で所用があり、代役で田辺さんにお願いして出演してもらった。
俺はこの頃、バンド活動と、ペットの治療費にお金を注ぎ込んだ結果、貯金を使い果たして、家族に借金をするほどやばい状態だった。この日は島で用事があったというのもあるが。今現在は、借金も返済してなんとかなったが、当時はなかなかに苦しかった。
この頃、本名くんと実験くんの脱退が決まった。訳あって俺は少し遅れて報告を受けたのだが(これは、本当にちゃんとした理由があって遅れて報告を受けた)、すごく動揺した。受験に落ちたときのような、取り返しのつかない取りこぼしがあったような気持ちになった。2人が辞めて、島で働いていて活動を制限している俺が残っていいのか?と一瞬考えたが、本当に一瞬だった。やめるとか考えられないなぁとぼんやり思うほど、ドラムは、バンドはとても楽しい。みんなおすすめだよ。
そして、畠山くんと喉笛くんが加入した。畠山くんはボーカルの公募に応募してくれて、その他応募してくれた皆様と同様に、諦念くんとスタジオに入って面接(?)がてらセッションを行い、その動画を共有してもらったのだが、佇まいというか、フロントマンとしての素質をあらあらと感じたのを覚えている。おまけにトランペットも吹けるときた。楽器こそ違うが、james chanceの文字が頭によぎった。ほぼ満場一致で畠山くんをお迎えすることになったこの数週間後、彼には住む家がなくなってしまうのだが、それはまた別のお話…。
喉笛くんは、実は俺が島に行ってしまう前にも一度諦念くん喉笛くん俺の3人で歌モノをやるバンドをしましょう!ということでスタジオに入ったことがある。その計画自体は頓挫してしまったのだが。その時にもボーカルを公募して、候補者6名に対して1曲ずつ渡せるようにと、喉笛くんが諦念くんのリフをもとに1日で6曲作ってきたのが印象的だった。喉笛くんのベースは、弾くと殴ると削るのちょうど中間を、ぎゅっと束ねて一本にしたような、途切れることなく押し寄せる現象のような音がする。そして諦念くんと同じくらいピッキングが早い。実験くんの時にストロークで弾いていた楽曲の一部は、喉笛くんのダウンストロークでまた違うテイストになったと思っている。
6/23(金) @秋葉原CLUB GOODMAN
【Fantastic Attack Types. 3】
bossston cruizing mania、LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS、computer fight、THE WAMEKI、デーメーテール
新生computer fightの初ライブ。ボスクルのカシマさんとMYFUNERAL.INCのハヤセさんはcomputer fightをとてもよく評価してくれていてありがたい。このライブもメンバー交代前にお声がけ頂いたのだが、ライブまでの間にメンバーが変わってしまったものの、快く参加を受け入れてくれた。結成初期なので当然ではあるのだが、かなり演奏が粗かったのを覚えている。ただ、パフォーマンスという意味では今までのcomputer fightとは打って変わって、引き寄せるものからこちらから引き摺り込むようなテイストに変わった、転換を感じさせるライブだった。
7/23(日)@下北沢SHELTER
突然少年TOUR 秘宝2023
突然少年、computer fight、DJ: theodora katz
畠山くんの前身バンド(?)、pine shop時代からの縁で実現したライブ。未来.EPの発売ツアーの初日という、記念すべき場に呼んでもらった。決まった時は奮えたなぁ、俺は突然少年の火ヲ灯スという曲が大好きで、特に離島で暮らすことになって、船や飛行機で内地に戻り、これからライブだ!という時によく聴いていた。そんなバンドと対バンできるなんて、得難い幸福だ。
話は変わって、この夏は俺の住んでいる離島にはたくさんの友達や家族が来てくれた。しかし、なぜか悉く来訪の日程と俺のライブの日程が被ること被ること!突然少年のライブも、前日から親友の夫婦が島に遊びに来てくれていて、リハギリギリに会場に着く飛行機で内地に帰ったりした。これははっきりと原因があって、俺が友人や家族の皆皆様に「おいでよ!東京の離島!」と宣伝をかけたからである。来年は程々にしようと誓った。
8/27(日)@下北沢THREE
New LP "schedars" Release Party
schedars、SPOILMAN、computer fight
DJ:daizo、ueda、chun chun
こちらはschedarsのボーカル、sioさんからお誘いいただいた。schedarsとcomputer fightは音楽のルーツやフィーリングが重なる部分もあり、諦念くんからも「このライブは絶対出よう!」とグッと来られていた。先日のライブ同様、この日は大学の頃の親友たちを島に招いていたのだが、ライブに間に合わせるために彼らを島においての帰省となってしまい、流石に申し訳なかった。
schedars、対バンしてみて改めて思ったけどすごいバンドだ。自由度をもってインダストリアルに奏でるギターベースドラムと枠内で狂うサックス、そしてフロントマンとして責任を全うするsioさんのボーカル(この表現で失礼はないか心配である)は、操り人形のように、バレリーナのように、歪んだ引力を持っていた、と思う。
9/9(日)@法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎地下1階多目的室1
FREE FOR ALL
THE GUAYS、computer fight、5kai
法政大学の企画団体、YADORANGのお誘いで実現したライブ。久しぶりの大学(というか法政大学は入るのすら初めて)はやや緊張した。そして同時に、大学でのライブは歓迎され招かれた上でアウェーで演奏するものであるということを知った。
9/15 EP「gushagushavinyl」リリース
新体制での初音源リリースをした。録音は隙を見て行った。振り返ってみると、よく録音まで行けたよな〜と思う。6月にレコーディングした当時は「新体制を世に知らしめるために絶対必要!!」と意気込んでいた。ちなみにこのEPのうち2曲は実験くんが作曲し、ベースで参加している(NGUYHC、思わない)。このほかにも実験くんの作曲曲はいくつかあるが、どれかは秘密。
10/26(木)@下北沢CLUB QUE
“In Case vol.13”
MOZU、computer fight+山崎春美、SPOILMAN
痛郎さんからのお誘いで実現したライブ。諦念くんから「山崎春美さんのバックで演奏しないかと言われている」と聞いた時、びっくりしたなぁ。バンド加入時に諦念くんから手渡されたガセネタの荒野は彼のバイブルであり、付き合いは浅いながらも彼の信念の一端に触れられたと思った。そんなわけで活動初期は「まあまあ、ビールでも飲んでエンジョイしなよ」の件にあやかって共演者がバコバコ飲酒してるのを指を咥えて眺めてみたり、バンド結成の同期を聞かれた時に「なりゆきで…」などと答えたりしていた。
俺の頭の中の山崎春美は、過激で過剰、時には全てを時にはインタビュアーを問い詰めてしまうような人だった。スタジオでリハをした時に、扉を開けて山崎春美がスッと入ってきた時は、なんと言うか、抜き身の刃物を構えられたようなピリッとした気持ちになって、勝手に身構えてしまった。実際にお会いした春美さんは、想像より何倍も柔らかい物腰の方だった。…冷静に考えたら、俺の引用する山崎春美は30-40年も前の情報なわけで、今現在も全く同じなはずがない、先述の通り冷静に考えればわかることなのだが、それほどに当時の自分は浮かれていた。もちろん浮かれていたのは俺だけではない。リハーサルでも本番でも、諦念玲奈が今まで見たことのない笑顔でギターを弾いていて、こちらまで嬉しくなってしまった。
ライブでは、父ちゃんのポーがきこえる、社会復帰(リハビリテーション)の2曲を披露した。コピー自体はガセネタの4曲全て行っていたが、ライブの尺の関係もあり全部はやらなかった。いつか披露できたらいいなーと思う。楽屋や終演後の打ち上げでは、ガセネタの荒野やTACOの話、書物でのみ見聞きした場所の話を本人の口から聞けると言う貴重な体験をした。そしてこの日、現メンバーに交代してから初めて、ライブでガッチリ演奏がハマった。よくパズルのピースがハマったなどと形容されるそれは、まだ途上の我々の中で何かが完成される感覚があったことを意味する。その完成がこの日であったことは、決して偶然ではないと思う。
10/28(土)@吉祥寺NEPO
ハイパーパンチ自主企画「PRO ACTION REPLAY」
ハイパーパンチ、カタカナ、プールと銃口、Mimi cries
ハイパーパンチ2度目の自主企画。音楽のルーツを同じくする先輩バンドであるカタカナ、ダダンダンの盟友であるジンくんのプールと銃口、大学の先輩後輩で結成されたMimi criesをお呼びして行った。今後活動するにあたって、こ��までサポートメンバーに入ってもらっていた農協(chatoe)とセキユウシくん(highty-tighty)から、新たにザッキーとけーさん(ex.the super charm)を招いての活動となった。
ザッキーは大学の後輩で、ベーシストでありメタラーである。俺はメタルに疎いが彼のベースと演奏に対するメンタリティが大好きで、大学の時は快速東京やガガガSPのコピーバンドをした。今年行われた大学軽音サークルでのOBライブでLAST ALLIANCEを披露していたのだが、そこで見せたパフォーマンスが良かったと言うのも、今回お誘いする動機となった。
けーさんは、先述した諦念喉笛やーさんポップスバンド計画に応募してくれた6人のうちの1人である。俺はその歌声に甚く感銘を受けて、何かバンドでお誘いできる場面があったら絶対呼ぼう!と決めていたので、すぐに声をかけた。けーさんがギター以外にどんな楽器をできるかなどは分かっていなかったのだが、歌が500000000点なのでそれ以外は練習すればいけるっしょ!という無責任なお誘いを、快く受けてくれてありがたい。
メンバー交代や新曲の披露と、練習期間も短い中ではあったが、個人的にはめちゃめちゃいいライブができたと思っているが、それは楽曲が素晴らしいと言うことに尽きる。あとは我々のパフォーマンスが良くなればなるほど、もっといいバンドになっちゃうよなぁ!?!?
11/11(土)@桜台POOL
"TOKYO SWIPE“
computer fight 、HAIZAI AUDIO 、HYPER GAL、PICNIC YOU 、Ruins alone、ZVIZMO 、高倉健、DJ :土屋光、SHOP:光るヒナ子
高倉健の企画に出演した。桜台POOLは工場の一部を打ち抜いたようなソリッドな作りで、客席とステージの境目の少ないフロアは、我々の演奏スタイルと合っていた。そして何よりお客さんの盛り上がりが凄まじくて、1バンド目の高倉健から最後の我々まで絶叫と振動、蕩揺が止まらなかった。ギターを弾きながら持ち上げられる諦念玲奈を観れるのはこれが最後だったかもしれない。他の出演者では、吉田達也さんの意味のわからないドラムと、HAIZAI AUDIOさんのパフォーマンスが素晴らしかった。特にHAIZAI AUDIOさんは、日本中のスクラップ置き場と持ち主不在のゲーム部屋を切り貼りして作ったパッチワークをブラウン管のテレビに繋いで、音声だけを無相応にデカいアンプと接続して出しているような、バリバリと響く音楽だった。
computer fight+山崎春美「社会復帰(リハビリテーション)、父ちゃんのポーが聞こえる」ライブ音源リリース
先日のライブを録音した音源を発売した。これはそれ以上でもそれ以下でもない。自分でも良く聞き直すが、1発撮りとは思えないすごいクオリティである、と自画自賛しておく。
12/10(日)@秋葉原CLUB GOODMAN
【Fantastic Attack Types. 6】
bossston cruizing mania、Anderson、H Mountains、左右、SPOILMAN、schedars、酩酊麻痺、computer fight、ギニョルズ、NA/DA
ボスクルのカシマさん、MYFUNERAL.INCのハヤセさんにお誘いいただいた企画。今回も島での業務都合と、ちょっと体調を崩していたこともあって田辺さんにサポートをお願いした。すごくいい対バンだったのでぜひ出たかったのだが…来年はこういう、いいライブをスカしてしまうことは避けるように、なんとか仕事を頑張っていきたいと。
12/24(日)@西荻窪FLAT
computer fight自主企画 終わりなき日常を生きろ
computer fight、TACO (山崎春美+森田潤)
一年の最後を飾る自主企画。1月のライブで(厳密にはもっと前からだが)痛郎さんと共演して山崎春美さんの話を聞き、その後メンバーの変遷を経て、新旧の縁から経験を重ね、10月には憧れの存在と共演することとなった我々が、最後にはTACOとの対バンが実現した。カルト3の疎過くんは「継続することの力を実感した」と呟いていた。ありがとう。
TACOのライブの直前に、春美さんから自分をガムテープや器具で拘束するようにお願いされ、畠山くんがその役割を担っていた。特にその理由は語られなかった(し、わざわざ聞くのは野暮すぎる)が、パレスチナ問題への提起であることは間違いない。恥ずかしながら、10月の共演以降に改めてパレスチナ問題について本を読んだり、解説動画を見るなどして、改めて勉強し直して、この世の地獄があることを知った。ステージで政治について、世界情勢について、語ることの意味や価値を俺はあまり重く考えてこなかったが、春美さんと共演してからその考えは少しずつ改まっている。というか、今のこの景色は何を意味するのか?何を表したいのか?を、この一年で、手探りではあるが自分から考え調べるようになったと思う。それはバンドメンバー、特に諦念くんのおかげであり、共演者の皆様のおかげでもある。
computer fightはこの日のライブで、今年演奏した16曲、新曲2曲の計18曲を披露した。尊敬する先駆者に対して、文字通り今出せる全てを出したつもりだ。45分近くに及ぶ演奏は体の全てを消耗し、past manの直前では腹筋が殴られたかのように痛んだし、終演後は腕は指先から肩の付け根まで全部筋肉痛になった。足の親指の付け根は擦り切れて、脛は夜中の船の中で攣ってしまいうまく寝付けなかった。本当に、いいライブをしたと思う。息をする間もなく、どこ見ればいいのかわからないほど脈打ち痙攣し全てがそこに存在するような素晴らしいライブだった。
俺にとって、演奏とは誠実さが全てで、誠実は後悔しない。準備してきたものを吐き出して、すっからかんになってまた一からやり直す。初めからずっと最後の1曲のように、終わり、終わり、終わりを繰り返す。粉砕機に太い伐採木を繰り返し押し込むように、分厚くつながりのある塊が、俺の演奏を経由して粉々に砕けていく感覚。この誠実を得るために、毎日はかくも苦しく、かくも卑怯で、かくも思い通りにいかなくても、耐え忍び疲弊して摩耗して圧潰されることを受け入れているのだ。それが俺はとても誇らしい。
そして、この日も業務都合でライブが終わった瞬間に船に飛び乗って島に帰るやーさんなのであった。打ち上げで春美さんの話をもっと聞きたかった。トホホ、あたしゃもうイキそうだよ。
以上が2023年の俺の全てだ。この一年、大切な家族を失ってすごく辛かったし、諦念くんとは少なからずギスギスとなった。島と東京を行き来する生活は心身ともにかなり消耗して、体調を崩したことも1度あった(1度で収まっているのがおかしいという説もある)。俺は苦しくなるたびに、andymoriの「愛してやまない音楽を」の一節を思い出す。
「本気になるなら 喧嘩もするし たまに嫌になることもあるだろう」
今年は1年間、バンドに本気だった。来年も引き続き島から本気でドラムを叩きにきます。computer fight、およびハイパーパンチを引き続きよろしくお願いします。
2 notes
·
View notes
映画雑談の会2024 2024年1月21日(日)13時
【出演】
カシマエスヒロ(映画感想家/BOSSSTON CRUIZING MANIA)
張江浩司(ライター)
【ゲスト】
タカハシヒョウリ(オワリカラ)
八木光太郎
0 notes
bossston cruizing mania- “LIGHTS!"
0 notes
Hey! Prog Rockers!
GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE will play this Sutarday Sep. 4th at GROUNDCOVER.'s nice party, Akihabara Club GOODMAN.
September 4th 2021
Akihabara Club GOODMAN
https://club.goodman2020.com/events/5021
w/
GROUNDCOVER.
bossston cruizing mania
Limited 50 people
2500 yen + 1 drink order
5PM
GMFTPO play 5:50PM
You Can Watch Streaming!
https://club.goodman2020.com/events/5021
0 notes
Top Page
◆2024/3/23(土)早稲田RiNen
モマーモッツ「YES BABY NOW」CDリリースパーティー
open17:15 start17:30
出演: (O.A.)メヒカリ/Donut Real Elephant/楽しいよふかし/Girl President/モマーモッツ
(前売り:2500円 当日:3000円)+1drink
ツイキャスプレミア配信:1300円/ご来場者ディスカウント配信:700円
◆2024.4/14(日) 吉祥寺NEPO
MYFUNERAL INC. pre. 【TOKYO SWING】
open18:15 start18:45
出演: TOKYO TOWN SHALALA/楽しいよふかし/ゆうべの星/来来来チーム
¥2,400+1drink
イベント予約サイト:https://tiget.net/events/305667
◆◆
ライブ、イベント情報、詳細等は決まり次第随時更新します。
当サイトからのご予約用メールフォーム
(ライブハウス、イベントのサイトなどからもご予約できることが多いのでご都合にあわせてご選択ください)
0 notes
東京BOREDOM #13
秋葉原クラブグッドマンの8月いっぱいでの閉店を受け3年ぶりに強制始動する『東京BOREDOM』。コロナ禍の中、日々変わって行く世界をいかに遊ぶかを最大限に考えたオンラインBOREDOM。3つのチャンネルをそれぞれ異なる3つのプラットホームで配信。遊び方は無限。
本公演は視聴無料の投げ銭制となっており全ての製作費を皆様の投げ銭から賄っております。何卒ご協力の程を。
投銭:https://t.livepocket.jp/e/if62p
ピックアップページ:http://www.clubgoodman.com/blog/?p=17507
東京BOREDOMウェブサイト:https://tokyoboredom-blog.tumblr.com/
東京BOREDOM公式Twitter:https://twitter.com/tokyoboredom
=====
TOKYO BOREDOM #13
2020.08.15 13:00-22:00
"ON AIR FROM CLUB GOODMAN"
【YouTube】CLUB GOODMAN CHANNEL
URL:https://youtu.be/DHBheV5KjVA
and Young…
bahAMaba
BOSSSTON CRUIZING MANIA
cunts
Doit Science
FLUID
GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE
GROUNDCOVER.
日比谷カタン
LOOLOWNINGEN & THE FAR EAST IDIOTS
Merry Ghosts
NOT GREAT MEN
THE RATEL
左右
シャイガンティ
Spartankixx
TRANSKAM
トリプルファイヤー
the wameki
worst taste
ゆーきゃん
...and more
【Twitch】TOKYO BOREDOM CHANNEL
URL:twitch.tv/tokyoboredom
[DJ]
bonstar
Minoru Kakinuma
夏目知幸
Shinpei Watanabe
...and more
[LIVE]
GuruConnect
kanesh(ふくろ)
THE OBEY UNIT
...and more
【Zoom】BOREDOM LOUNGE MEETING
URL:東京BOREDOM公式Twitter(@tokyoboredom)で当日公開
ハリエンタルラジオ(Talk)
0 notes
《noidメンバーによるベストアルバム 2017》
【gt.vo エイジ @noidnoid】
1. Jay Som 『Everybody Works』
https://open.spotify.com/album/0IiWTB22PaD8DknIUQN0wy
発売してから一年通してずっと聴いてた1枚。多分20年くらい前に発売しててもきっと違和感ない存在だと思うし、好きなアルバム・アーティストに選ぶと思う。
ロック、ポップスに自分が普遍的・潜在的にに求めているモノを鳴らすアーティスト。
2. (SUNDY)Arex G 『ROCKET』
https://open.spotify.com/album/5Pq92omNLyQgGGrj2u4pur
今年5月、自分が大阪ライブ時、FLAKEで購入し、それから愛聴して止まないArex Gの新譜。
前作も全て好きだけど、また更に拓けて更新された感ある新譜、『ROCKET』。
彼にしか出せない素晴らしい世界。
今作リリースから(SUNDY)が頭についた。(SUNDY)って何だろう。
3. Moonchild『Voyager』
https://open.spotify.com/album/7K6EbrWzcxoMqsf0beUlxJ
同じく5月にFLAKEで購入。
前作も素晴らしいアルバムだったけど、今作の特にM.1のイントロから2曲目CUREのギターの前奏聴いただけで、もうこのレコード買って良かったなって思います笑
すんごいお洒落な所で流れてて欲しい。
4. Big Thief 『Capacity』
https://open.spotify.com/album/2hOYLjoRQFXcdviMiwtgxe
前作の楽曲『Paul』で一気に恋に落ちたバンド。選んだのはJay Somとほぼ同じ理由。バンドはかくあるべきだなぁと思います。
彼女が奏でるこのシンプルな直線に込められた景色に魅了されずにはいられない1枚。
5. Fleet Foxes 『Creak Up』
https://open.spotify.com/track/2tUiuvEUs1Tw2pnfZUeIz1
やはり前作が最高で、期待していた今作。リード曲の、壮大に展開されて行く曲に感動しました。
彼らのLIVEは���で観たことないけど、YouTubeで観ても音源のサウンドクオリティで演奏してるの伝わってきます。当たり前だけど、めちゃくちゃ演奏上手い。いつか生でみたい。
年間ベスト2017 6〜20位はこちら http://noidnoid.tumblr.com/post/168180068523/
【gt オギー 】
@ogitouch
1.GRIZZLY BEAR『Painted Ruins』
https://open.spotify.com/album/3QOXA8bqsml8CslUdgHXrW
noid3rdの特設HP作成時にちょうどGrizzly Bearの今作の特設HPを見て、それがまたかっこよくて、思い出込みで笑
2.Broken Social Scene『Hug Of Thunder』
https://open.spotify.com/album/4c2yTJuvzWux1vHfbPy2GU
7年ぶりに本格始動ということで久々に聴いたらやはりワクワク感がたまらん。雑多で濃密でキラキラ!noidも横一列に並んでライブしなきゃ。
3.The War On Drugs『A Deeper Understanding』
https://open.spotify.com/album/4TkmrrpjlPoCPpGyDN3rkF
スプリングスティーン的なアメリカンルーツロックがぐっと来た。疾走感とかAOR感も。あとエモなギターソロも長くてかっこいい!
4.Slowdive『Slowdive』
https://open.spotify.com/album/4nSWX5A4xVomzrOEGDKLQ6
まず22年ぶりの新譜ってすごい。そして全く色あせることなく本当に美しくて浮遊感漂う世界。さすが元祖シューゲイザーです。
5.サニーデイ・サービス『Popcorn Ballads』
https://open.spotify.com/album/2EqPzq7AoEpfjJjuoBRLvw
去年も『DANCE TO YOU』を書きましたが、やはりサニーデイは青春でもあるので追ってしまう。どんなことやっても曽我部ワールド。
【ba スズキ】
@ydaet
1. Pretend『Circular Ræsoning』
https://youtu.be/6FnNZjULvNk
曲の構成が秀逸。まとまってないように見せかけて実は計算され尽くされていた、みたいな。ドラムの自由さがそれを際立たせているように思う。前作のTapestry’d Life (2015) も超良いのでオススメしたいし、もっと広まってほしいし、だれか日本に呼んでほしい。
2. Suis La Lune『The First Five Years』
https://youtu.be/s_jFo0jZCuo
スウェーデンのSuis La Lune初期音源集。今までyoutube等ネットでしか聞けなかった曲が聴けるようなって最高。ハードコアなんだけどハードコア特有の重さはなく、逆に透明感にあふれていて最高。
3. The New Year『Snow』
https://youtu.be/z1JMnKQzH4A
The New Year 9年ぶりのアルバム。Bedhead時代含めて30年近く路線を変えずに続けていてすごい。特にこのアルバムは何かに媚びることない、自分自身への信頼のような、内に秘めた熱い感情のようなものを感じる。
4. MOGWAI『EVRY COUNTRY’S SUN』
https://youtu.be/DK6yw2xQ4y4
モグワイはモグワイであり続ける、というアルバムだと感じた。近年のモグワイはどちらかと言えばエレクトロ寄りの傾向があったけど、今作はしっかりバンドの曲もあって良いバランスになってると思う。
5. Strange Ranger『Daymoon』
https://youtu.be/lABlOPxZLKw
気だるさが良い。Modest MouseとかBuilt To Spillとか、もっと言うとPinbackとかAlex Gにも通じるところがあるけど、それらにはない哀愁が感じられるところが特に気に入った理由かもしれない。
【key ゆっきい】
@yukk1ii
1.Aiming For Enrike 『LAS NAPALMAS』
何気に観たネットでの動画に、体が震えて呼吸を忘れ、何度も何度も無意識で再生ボタンを押していました。すぐに『SEGWAY NATION』を購入し繰り返し聞き、この新作が出るのを楽しみに待っていました。なので今年1番聞いた洋楽のアルバムだと思います。
https://open.spotify.com/album/5q09IpE1Jcl1AsluwP1Hec?si=9rs1MRU-RiSSeXWGqHmz6Q
2.Hajk 『HAJK』 音楽が流れだした瞬間、甘くてほろ苦いチョコレートの味を思い出しました。そんなビタースウィートなサウンドと歌声に酔いしれるのに、そう時間はかかりませんでした。
https://open.spotify.com/album/45nf8yPkc7XZsqyCeMsI0M?si=ol9Cm_TFRIqS5pR4BzjLQQ
3.Matthew Sweet 『Tommorow Forever』
大好きなマシュースウィートの久しぶりの新作。躍動感溢れるメロディとエッジの効いたギターは、相変わらず炸裂していて、なんだか嬉しくなりました。
https://open.spotify.com/album/4QvFOCY4HQnSDXJinmHAe3?si=r_xGgl1xS-ezo7GVrm-Pbg
4.Kommode 『ANALOG DANCE MUSIC』
透明感溢れるソフトで美しいサウンドの中から飛び出した歌声に全身のチカラが抜けて、聞き終わる頃には心地よい脱力感に包まれていました。極上な時間をほんの少しだけ味わいたいとき聞きたくなるような、印象に残る1枚でした。
https://open.spotify.com/album/4ngTSqqNyqyn3KyqbmI3gi?si=aK36fSwXTliuDM8LmQ0Ssg
5.Baths 『Romaplasm』
きめ細やかな電子音とドリーミーな歌声の融合、そしてそのバランスがとても絶妙でグッときました。衝撃的な歌詞、変則的なビートの中で感傷的な気持ちと高揚感が何度も同時に訪れる不思議な感覚になります。
https://open.spotify.com/album/00ginXOJfDIqjnJohVZney?si=ykC7BxzcTlGu_jQgJZoRMQ
【lyrics ゆーきゃん】
@aka_rui_heya
1. The War On Drugs “ A Deeper Understanding ”
https://open.spotify.com/album/4TkmrrpjlPoCPpGyDN3rkF
この人たちの音楽、なぜか聴いてて安心するんです。伝統的なフォーク・マナーを感じるからでしょうか。新しいようで素朴なところ、野暮ったさもありつつなお暑苦しくないところでしょうか。今年一番噛めば噛むほど味の出たアルバムってことで、これをフェイバリットに。
2.THE NATIONAL “ Sleep Well Beast ”
https://open.spotify.com/album/6zG9PHw8dlMLIyRE9TEGGk
や、ベタなセレクトですみません。もともとの声質もあるんでしょうが、「渋み」が華やかさの中にどっしりと構えている、このバンドのそういう魅力に引き寄せられます。自意識過剰なのか皮肉なのか分からないスレスレのバンド名を名乗り続けるプレッシャーを想像するだけで震えます。赤ワイン的一枚。
3.Common “ Black America Again ”
https://open.spotify.com/album/3o5v0FFVTDpVYrub1lnz2m
去年の11月リリース作ですが、今年いっぱい聴いたのでカウントさせてください。「知性」と「表現」は、こんな風に補い合うことができるのだという参考書として、目撃することと思考すること、そして語ることの必然性の証明として、このアルバムには希望と責任をもらいました。この先も大事にしていきたい一枚。
4.bossston cruizing mania “ IDEA ”
https://soundcloud.com/bossstoncruizingmania
快適であること、整理されてあること、いつも共感されていること、マジョリティの側に立つことに価値を求めすぎると、いつかディストピアに辿り着いてしまう➖彼らの音楽からは、つねに壊れたアラームが聴こえてきます。違和感を声に出せ、取り残されてあれ、置いていかれろ、違う方向へ走れ。背筋が伸びます。
5.シャムキャッツ ” Friends Again “
https://open.spotify.com/album/112Alw5LQdhFrFTaWIDdUl
シャムキャッツの歩みをその初期から、そう遠くないところで見てきたのですが、彼らの音楽性と精神性がどんどん進んでいく様子は見ていて快哉を叫びたくなるほどです。来年も再来年もずっと応援していこうと、柄にもなく思ってしまったのでした。
【dr さんちゃん】
@sanchankanazawa
1.Penguin Cafe『The Imperfect Sea』https://youtu.be/5fB9W12z0uU
2.Jean-Michel Blais『Ⅱ』https://youtu.be/nrlDsuPAtcs
3.Four Tet『New Energy』https://youtu.be/DsPfafTZys4
4.Steve Winwood『Winwood Greatest Hits Live』https://youtu.be/FXoEnqldH1E
5.カネコアヤノ『群れたち』https://youtu.be/rBLSqKioHXQ
1 note
·
View note
1/25(土)
秋葉原CLUB GOODMAN
しゃっく×bossston cruizing mania企画
“スペシャルOK”
【出演】
☆シャイガンティ
☆ダンカンバカヤロー!
☆otori
☆大滝カヨ(UlulU)
☆しゃっく
☆bossston cruizing mania
【FOOD】
☆マサラ観音
開場 18:00 / 開演 18:30
予約 ¥2,000/当日¥2,500(+1drink ¥600)
※FOOD&出演者によるフリマも開催!
0 notes
年明けはこちらから! 2018.1.6(sat)下北沢ERA+rinkydink1st+ERAのうえ 【MITOHO SESSIONS】 http://mitohosessions.strikingly.com/ "FAREAST SUNSET"(昼/夜公演) open/start 12:30/13:00 charge/2,400JPY(+D) ■ANYO(大阪) ■shiNmm(山口) ■ウサギバニーボーイ(広島) ■MUSIC FROM THE MARS ■NETWORKS ■green milk from the planet orange ■H Mountains ■OHTAKEKOHHAN ■moools ■電波パパ ■TAMTAM(mini set) ■LOOLOWNINGEN & THE FAR EAST IDIOTS+西田修大 (FOOD)spice addicts "IDIOTIC DAWN"(深夜公演) open/start 23:30/24:00 charge/2,400JPY(+D) *未成年の方は深夜公演はご入場頂けません。 ■オクムラユウスケ(福岡) ■倉地久美夫(福岡) ■TENNJOE(広島) ■ARSKN(奈良) ■喃語(札幌) ■Spartankixx(札幌) ■henrytennis ■BOSSSTON CRUIZING MANIA ■WINDOWZ ■HOMMヨ ■GROUNDCOVER. ■ソコラノグループ ■HOPI ■Conti ■XU/XU(MUSQIS) ■壊れかけのテープレコーダーズ ■worst taste ■花園distance ■ヤスエでんじゃらすおじさん? ■suppa micro pamchopp ■arigarnon friends ■teenager kick ass ■SEMENTOS ■LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS □DJ畠山KJ(H Mountains) □DJハリエンタル(来来来チーム) □DJ IRRY POP □DJ麺王子(SUSAVI) (FOOD)eetee食堂 "FAREAST SUNSET"+"IDIOTIC DAWN"(通し券) charge/4,000JPY(+D) *未成年の方は深夜公演はご入場頂けません。 *
1 note
·
View note
bossston cruizing mania - ハイボール⚡︎2 アーティスト紹介
ハイボール2の開催を決める時に、PUNKというテーマがあった。音楽的なカテゴリとしてのPUNKとか、社会への反撃とか、サブカルって意味じゃなくて、信念があるという意味でのPUNK⚡︎
bossston cruizing maniaは、ずっと信念を持ち続けて、東京のインディーズシーンを引っ張ってきた存在だと思う。
若手バンドから、中堅バンド、ベテランのバンドまでジャンルやカテゴリに偏りすぎず、クールなバンドを集めて企画をしたり、化学反応的なブッキングで世界を広げたり。
同じバンドを25年続けるなんてそうそうできない。まして、環境の変化や、時代の変化のなかで、信念をもってシーンをずっと引っ張っているなんてかっこよすぎるだろ。
2、3年前に東京の東側のライブバーにbossston cruizing maniaを見に行ったことがあった。ステージと客席の境界が無く、キャパ20人くらいの小さなライブバーだった。
あの日見たボストンは、非日常と、楽しい!と、退屈を覆すような興奮を一気にくれた!清々しかった!インディーズバンドを好きでよかったと思った🍻
何に媚びることもなくどんな場所でも、クールに、ひたむきに、その音、その言葉で独自の世界に連れて行ってくれる。
bossston cruizing mania 紛れもなくPUNKだ。私たちが自信をもって世界に紹介したい愛すべきPUNKバンドなのだ!
↓ "LIGHTS!" はイントロから痺れるくらい好きな曲🎸✨
【PV】bossston cruizing mania "LIGHTS!"
■High Voooltage⚡︎ 2Cheers. アーティスト紹介ページ
https://high-voooltage.tumblr.com/2cheers/artist/
■High Voooltage⚡︎ 2Cheers. 詳細・予約ページ
https://high-voooltage.tumblr.com/2cheers/reservation/
0 notes
MOTHER FUCKER
アメリカのSSTやDISCORD、イギリスの4AD、ラフトレードなんかと同じ位重要だと思っている日本の音楽インディー・レーベルLess Than TVのドキュメンタリーという事で、個人的にもバンドをやり始めて高円寺の二万ボルトというライブハウスに出ていた頃に、「TVVA」というレーベルのコンピレーション・アルバムで知って、そこからずーっと同じ様にライブハウスを主戦場として活動して来てるので、勝手に親近感なんかも感じていたりしているのですが、実際に、出演している谷ぐちさんやYUKARIちゃん、〔じつはLemited Express(has gone?)は僕がやってるbossston cruizing maniaというバンドを初めて京都に呼んでくれたバンドなのです。もう、そこからなんやかんやで20年来の付き合いです。〕共鳴くんとも面識があり、更に監督の大石さんとも、僕等がやってるイベントの「東京BOREDOM」に興味を持ってもらって映像を撮ってもらったり、各所で遭遇して、お互いロックやパンクに興味はありながらも根がオタクなのであまりはしゃげず、隅の方で「いゃ〜、今日のライブ良かったですね。」なんて語らったりしてる仲で。(大石監督との最初の出会いは、僕等のライブを当時スペシャの社員として撮影してくれた時に、僕がMCでメジャー批判みたいのをした事に対して、終演後「私もそう思います!」って話掛けてくれたのがキッカケでした。そう考えると大石さんとももう長いですし、お互い若かったですね。笑)
アメリカやイギリスみたいな音楽を聴く層が幅広い国では、インディー・レーベルと言えど全国に流通したらちゃんと仕事として成立すると言うのがあって、80年代のポスト・パンク以降から海外のそういう動きの情報が日本にも入って来てたんです。当時、高校生の僕でも、その頃流行ってたバンドブームの余波として、ナゴムレコードとかキャプテントリップとかメルダックなんていう日本のインディーレーベルを知ってたんですね。それが90年代に入ってバンドブームが終わって軒並み縮小していったんです。でも、そういうところから地下にある音楽に触れてしまった(地方都市の田舎から週末になると西新宿のUKエジソンとかウッドストックとか新宿レコードやエアーなんかに通うようになった)多感な少年少女たちは自分達でバンドを始めたんです。なんですが、80年代のバンドブームやイカ天ブームが去った後のライブハウスはほんとに閑散としていて。でも、今度はそこから流行りとは違った本当の意味でのアンダーグラウンドな音楽が生まれて来たんです。(海外のソニックユースとかプッシーガロア、バットホールサーファーズなんかと日本のボアダムスなんかが呼応してた時期ですね。)で、正にその頃に出来たのがLess Than TVで、東京でアンダーグラウンドな音楽をやっていた僕等の一番近いところにあったインディー・レーベルがそれだったんです。
だから、Less Than TVって、やっぱり、僕等世代のバンドに何かを見つけてしまった人達にとっては理想であり、憧れなんですね。でも、それは常に外側からその楽しげな様を見たり、時々、イベントの一端を担わせてもらう中でしか垣間見えないファンタジーの様なモノで。そのファンタジーの仕組みがどうなっているのか、それがどういう精神構造で動かされているのか、そこに凄い興味があって、もしかしたら、それが何なのか分かるかもしれない。そう思ってわくわくしながら劇場へ行ったんですね。 そしたら、映画はあけっぴろげ過ぎだろって位全てを見せてくれていたんですが、そこには、僕等がLess Than TVによるイベントやリリースされる作品で見ている限りの事しか描かれていなかったんです。つまり、その見えてるものが全てだったんです。(感じていたファンタジーはなかったんですよね。考えてみれば当たり前ですが。)何か特別な仕組みも奇跡の様な事もなく、(バンド映画でよくある様な事件も騒動も起こらず、)単純に日常を圧倒的な体力と面白い事をやるという気力でもって生きている家族がいて、それをカメラがほんとに気負いなくただ写しているだけだったんです。しかし、これが、なぜだか、めちゃくちゃ面白いんですよ。一生を掛けてやるべきことがあることへの喜びと難しさ、それが現実と対峙して一気にリアルになる瞬間とか。これ、バンドあるあるじゃないですよ。人生あるあるですよね。やるべき事をただやるって事に改めて感動するんです。
中でも出色なのは、夫婦のある食事のシーン、恐らくLess than TVの全ての根源になっているであろう谷ぐちさん理論とそれに異を唱えるYUKARIちゃんとのやり合い。(このシーン、強烈に映画の主題である部分を伝えながらどうしようもなく笑えるという、ほんとにちょっとミラクルなシーンだと思いました。)夫婦であり、バンドメンバーであり、お互いにライバル同士でもあるというふたりの特別な関係が出ていて、音楽を続ける為のふたりのモチベーションが垣間見れるシーン。それと、ふたりの息子、8歳の共鳴くんが組んだハードコア・バンド “ チーターズマニア ” の初ライブを押さえたところ。つまり、この映画にはバンドを長く続ける為の葛藤と、バンドを始めた時のときめきが同時に入っているんです。これは凄く特別な事。(人生のふたつのある瞬間を同時に体験してる様なもんですから。)映画ゆえの奇跡で、日常を映画たらしめているところ。凄い。そして、自分達のやりたい事に子供を付き合わせてしまっているんではないかと悩む親心に呼応するかの様な共鳴くんの痛烈な最後の一言からの「MOTHER FUCKER」ってタイトルバック。痛快過ぎて涙出ました。
最高の音楽ドキュメンタリーであり、ドタバタロードムービーであり、��春映画でもある。そして、日本の文化はここにあると自慢したくもなるカルチャー映画でもありましたが、なんと言っても人間。人間が一番面白いんだっていう人間映画ですよね。この位根源的な映画、最近ではメル・ギブソンの「アポカリプト」以来かもです。そして、全てのミュージシャンと、全ての親に刺さる映画でありながら、全ての子供には刺さらないであろう(バンドなんてものは親の言うことなんか聞かずに好きな様にやるものというメッセージもあるんですよ、この映画。反転して、そういう相反する人達が一緒に生活しているのが世界というのもあるわけですが。)というのがほんとに健全で最高だなと思いました。
(そう言えば、Less Than TVというレーベル名はデヴィッド・クローネンバーグ監督の「ビデオドローム」のセリフから取ったという話を何かのインタビューで読んだ記憶があるんですけど、その真意をまだ確かめてなかったなと映画を観ながら思い出していました。)
http://mf-p.net/
1 note
·
View note
『映画雑談』 の会2023
【出演】
カシマエスヒロ (映画感想家/BOSSSTON CRUIZING MANIA)
張江浩司 (ライター)
【ゲスト】
タカハシヒョウリ (オワリカラ)
八木光太郎
【日時】
2023/1/27 (金)19時~
【会場】
新宿ROCK CAFE LOFT(新宿区歌舞伎町1-28-5)
【チケット】
前売り1800円 当日2300円 配信1000円
0 notes
内田るんサン ト ノ 共同企画
BOSSSTON CRUZING MANIA ノ 出演 ガ 決定 シマシタ !
《ラヴラヴ企画 × 加速するフューチャー。》
2019/1/18(fri) 早稲田zone-B
open/start 19:00
adv/¥1800 door/¥2000 (+1drink)
The Scrooge
田島ハルコ
BOSSSTON CRUIZING MANIA ←🆕
GHEVO
LIL HAINO
TECHNIC RUNNER
0 notes
【Live】
2018年9月29日(土)
秋葉原GOOD MAN
『 otori & bossston & エンリケ pre.
<アンチ・サマー・ナイト>』
【出演】
THE RATEL
otori
bossston cruizing mania
uIIIn
SPIICA
Emily likes tennis
Compact Club
田島ハルコ
【Radio】
ハリエンタルラジオ
【Food】
SPICE ADDICTS
start 13:00〜
前売り1,000円 / 当日1,000円
0 notes
東京BOREDOM #12
2009年の東京は渋谷LUSHの深夜、チャージフリーのイベントとして出発した都市型音楽イベント「東京BOREDOM」。その年の9月には「東京BOREDOM vs 東大」と��打ち東京大学駒場キャンパス多目的ホールに30組以上のオルタナ・バンドを集結させ、1000人以上の観客を動員し注目を集める。そして、そのイベントが黒字になった事の還元として、チャージフリー+入場者全員に一杯オゴるをコンセプトにしたアフターパーティーも企画、商売としては全く立ち行かないそのやり方でもまたもや注目を。(ちなみに、翌年にも同じ東京大学駒場キャンパスで「vs東大」の第2弾を開催、東大に“非常階段”のノイズを響かせる事に成功!)その後、80年代から続くオルタナ・イベント「DRIVE TO 2010」にイベントとして参加。名古屋、京都など各地のアンダーグラウンドシーンとのコラボレーションを経て、2011年8月には東日本大震災の復興祈願イベントとして「東京BOREDOM×FUKUSHIMA」を企画。その後も二つのライブハウスのちょうど真ん中にある中華料理屋の座敷までをステージにした「東京BOREDOM in E.K」など、必ず何か一癖ある企画内容で話題を振りまき続けて来た。そして、2013年にはいよいよ海を越えて台湾の先鋭的なバンド達とコラボした「台北倦怠(タイペイ・ボアダム)」にまで行き着き日本のオルタナティヴ・ミュージックを海外に発信する役目も。それまで年に何回かは開催して来た「東京BOREDOM」だが、2015年に開催した「東京BOREDOM #11 in 秩父」(アメリカのオルタナティヴ電子音楽デュオ”MATOMOS”が参加した事で話題に。)を最後に鳴りを潜める。その後しばらく沈黙していたが、特になんの節目でも記念でもない(強いてあげれば東京オリンピックの3年前の)2017年、最初期のオールナイト・イベントだった頃の(恐らく100人位しか観ていなかった)「東京BOREDOM」をコンセプトに、今、正に東京の地下を揺るがしているバンド達を集めた「東京BOREDOM #12」(もっともシンプルな「東京BOREDOM」スタイルなのでサブ・タイトルはありません。)を6/17に東京の秋葉原CLUB GOODMANとikeBECKの2会場を使い開催。総勢18バンドをチャージ¥1000で観せる!
2017.6.17東京ボアダム
@akihabara club goodman & ikebeck
open12:00 start 13:00 / \1000+1D
左右
ENERGISH GOLF
Alan Smithee's MAD Universe
エレファントノイズカシマシ
shuhari
kumagusu
bossston cruizing mania
余命百年
Emily likes tennis
NO
worst taste
Sub Sherman(from:シンガポール)
kuunatic
carpool
RREMIXX(GROUNDCOVER.)
COMPACT CLUB
hopi
illMilliliter
東京BOREDOM
チケット予約:
[email protected] /
[email protected]
web site : http://tokyoboredom-blog.tumblr.com/
facebook : https://www.facebook.com/tokyoboredom/
twitter : https://twitter.com/
2 notes
·
View notes