東京鹿踊ライブ「風とう鹿」
本日(2/十)より予約開始!
【本日より、チケット発売開始!】
とうシカとうとう十年をむかえまして
〜東京鹿踊ワンマンライブ@座・高円寺 開催
郷土芸能を伝える舞川地区の出身者らと、郷土芸能の可能性を世に問う有志と共に結成した、(略称・トウシカ)。
東京の地で活動を始め、『風 とう 鹿』と題した宴を開催します。
「東京鹿踊ライブ 風とう鹿」
座・高円寺 春休み 音楽企画
出演:東京鹿踊
ゲスト:
3月23日:桑島法子さん
3月24日:行山流都鳥鹿踊
期間 2024年03月23日(土)~03月24日(日)
会場 座・高円寺1
チケット予約
座・高円寺HPより
→https://za-koenji.jp/detail/index.php?id=3107
――詳細――
3月23日(土)
その一 鹿踊+朗読劇『風とう鹿』
“シシオドリ” の誕生を朗読とともに
▶︎行山流舞川鹿子躍秘伝書『勘太郎之巻』より
▶︎宮沢賢治『鹿踊りのはじまり』より
▶︎朗読 桑島法子さん(声優・岩手県出身)
鹿踊の誕生の由来は諸説あります。
今回は岩手県出身の声優で、トーシカの初期の頃から観ていただいている桑島法子さんを迎え、東京鹿踊のルーツである行山流舞川鹿子躍に伝わる秘伝書『勘太郎之巻』と、宮沢賢治の『鹿踊りのはじまり』の芝居仕立ての朗読+東京鹿踊で、鹿踊の誕生に想いを馳せてみてください。本場の岩手弁からなるリズムと躍動する鹿の踊り、お楽しみください。
3月24日(日)
その二 鹿踊演舞『問う鹿乱舞』
装束から動きまで 深く分け入る鹿踊×体験ワークショップ
▶︎鹿踊比較演舞
東京鹿踊+行山流都鳥鹿踊(ゲスト鹿踊・岩手県奥州市胆沢)
▶︎23日の劇中で登場した鹿踊りを間近で体感!
鹿と躍ろう、鹿になろう! 鹿踊りワークショップ
鹿の角をつけた鹿頭をかぶり、背中に長い“モノ”を背負い、太鼓を叩きながら歌い踊る「太鼓踊系鹿踊」。
岩手・宮城には今も約50の鹿踊りが伝わっています。
東京鹿踊にも、
●行山流舞川鹿子躍(岩手県一関市)
●行山流水戸辺鹿子躍(宮城県南三陸町)
●仰山流前田鹿踊り(岩手県大船渡市)
出身者がメンバーになっています。
●行山流舞川鹿子躍
●行山流水戸辺鹿子躍
●仰山流前田鹿踊り
見た目は似ているけど・・・?な、太鼓踊系鹿踊の多様さを、岩手県奥州市胆沢に伝わる行山流都鳥鹿踊の皆さんをゲストに迎え、土地土地で異なる鹿踊に深く分け入ります。東京鹿踊との比較演舞や、装束や動き、演奏などの特徴を解説、舞台上で実際に体験いただきます(事前申込制)
【体験申込】
座・高円寺HP
→ https://za-koenji.jp/detail/index.php?id=3107
東京鹿踊が、自身のありようから模索してきた郷土芸能の可能性、その十年が形づくる『風とう鹿』、どうぞご期待ください。
スペシャルゲスト:
○桑島法子さん(岩手県出身)
KUWASHIMA HOUKO
12月12日生まれ。岩手県出身。 青二プロダクション所属。
デビューしてまもなく大ヒットアニメ『機動戦艦ナデシコ』のヒロイン、ミスマル・ユリカ役に抜擢される。以降、『犬夜叉』の珊瑚役をはじめ、『機動戦士ガンダムSEED』のナタル・バジルール役、フレイ・アルスター役、『ハートキャッチプリキュア!』の明堂院いつき:キュアサンシャイン役、『宇宙戦艦ヤマト2199』森雪役
、『鬼滅の刃』炭治郎(主人公)の母役など、人気作品のキャラクターを数多く演じています。番組ナレーターとしても活躍中。
2001年から宮沢賢治作品を朗読する“朗読夜”をライフワークとして続けており、これらの活動が評価され、2009年に花巻市主催「第19回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞」で、イーハトーブ賞奨励賞を受賞しました。第73回全国植樹祭いわて2023にて「虔十公園林」を朗読。2010年からは、岩手県の希望郷いわて文化大使を務めています。
○行山流都鳥鹿踊保存会(岩手県奥州市胆沢)
GYOZANRYU TODORI SHISHI-ODORI
岩手県奥州市胆沢に伝わります。「鹿のハツ連れ」といい、親鹿(仲立)、女鹿、両側に雄鹿が6人、計8人で踊ります。装束の幕には「九曜」・春日並びに日月の四季を略した「十二揩子」、36の神々を象徴した「チドリ」を染め、腰には3mもある「ササラ」を挿し、「大太鼓」を付ける。鹿の情操や生態を舞踊化したものとされ、ササラ竹
が踊るにつれてもつれ、からむ様は、咲き乱れる秋の七草とすすきの波を乗り越え、戯れ遊ぶ鹿を想起させます。
行山流舞川鹿子躍と同じ「行山流」ですが、違いや共通点を探してみてください。
東京鹿踊
-TOKYO SHISHI-ODORI-
2013 年6 月、行山流舞川鹿子躍(ぎょうざんりゅうまいかわししおどり)が伝わる岩手県一関市舞川地区出身者が呼びかけ人となり、首都圏在住の鹿踊伝承者と郷土芸能の可能性を信じる有志で��成。「鹿踊」の演目を習い、実演する他、多国籍・多世代・多分野に対応したワークショップ、魅力発、郷土芸能を通じた地域との関わり方、未
来へ継ぎ方を思考するためのプロジェクトを企画しています。
2023年にとうとう10周年をむかえました。
https://to-shika.tumblr.com/
出演者:東京鹿踊
小岩秀太郎、松坂史、古谷加奈
(以上出身:岩手県一関市・行山流舞川鹿子躍)
山田雅也(出身:群馬県)
西田昌代(出身:東京都 江戸祭囃子 獅子舞)
小野寺翔(出身:宮城県南三陸町・行山流水戸辺鹿子躍)
山下明恵(出身:兵庫県)
塩原那奈(出身:長野県)
鈴木康正(出身:岩手県大船渡市・仰山流前田鹿踊り)
主催:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
後援:杉並区、公益社団法人全日本郷土芸能協会 企画:東京鹿踊
協 力:株式会社青ニプロダクション、機糸横糸合同会社
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2023年10年めから、2024年へ
東京(都市)と郷土(地方)を行き来する・つなぐトーシカとして、なんとも煮え切らなかった、長いコロナ禍でしたね。
2023年は東京鹿踊を立ち上げて10年目でした。
これまで培ってきた10年分のご縁や活動を形にするために振り返り、下準備してきました。
東日本大震災を機に、「地元とまた関わり合いたい」という思いから立ち上がり、岩手一関の舞川鹿子躍をベースに、踊りや道具の継承のあり方や関係づくりにチャレンジしてきました。
だんだんと「伝統的な」・「地域の」・「芸能」というくくりだけでなく、「芸能」を通じた〈コミュニケーション〉や〈学び〉〈未来への希望〉になるようなプロジェクトにも、お陰様で取り組ませていただくこともできています。
今や、舞川だけでない地域の鹿踊団体とも交流ができるようになり、お互いの団体の可能性が広がっています。
長野出身で都内美大卒業のメンバーは「龍」が大好きで、なぜかツノがついている「鹿踊」を龍と空目し、トーシカに辿り着いてしまいました。
彼女は卒業展示で、鹿踊の道具のいまとこれからを調べつくし、『土地の文脈 東北舞川の地でみた、黒いシシ』(2023年)を自費出版し(重版予定なので興味ある方は問合せください)、今や鹿頭製作を、舞川鹿子躍の師匠に習い、頭伝承者にまでなってしまいました。
来年は辰年。十二支中でもかっこいいフォルムの龍なので、鹿踊と空目してくれる子供が出てくるのではと期待しています(笑)。そのために、皆さんと出会える機会を増やしていきますので、ぜひ来年もよろしかお願いします。
○さっそく、2024年の出没予定
・1月13日(土)「地域文化を継承する いま、私たちにできること」@佛教大学宗教文化ミュージアム(京都)
※鹿踊体験あり。1/13~2/10 東京鹿踊関連展示
・3月3日(日)地域伝統芸能まつり@NHKホール
※要申込。舞川鹿子躍との合同演舞(予定)
・3月23日(土)24日(日)東京鹿踊ライブ!@座・高円寺
※要申込。詳細は追って。
(過去の座・高円寺との子供向けワークショップ)
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10年目のおどりはじめ
「東京鹿踊」は今年2023年、10年目を迎えます。
東北を代表する有名郷土芸能「鹿踊」。「東京」を冠して活動するなど、とてもおこがましいとはいえ、”「鹿踊」を通して郷土芸能や地域への関わり方、あり方、未来を考える”という目的のもと、踊り(パフォーマンス)だけでない様々なプロジェクトを実行してきました。
ひとえに、行山流舞川鹿子躍保存会はもとより、東北の鹿踊および各地の郷土芸能団体の皆様はじめ、本当にたくさんの方々から応援の声とご協力をいただき、10年目を迎えることができました。
トーシカのこれまでとこれからについてはまた、改めてお話しさせていただきます!
ー10年目のおどりはじめー
写真:宮城県南三陸町の行山流水戸辺鹿子躍の「墓躍」(山内明美さん撮影)
10年目の東京鹿踊おどり初めは、3月11日東日本大震災12年目の供養を、東京台東区入谷の西徳寺で行います。東京鹿踊が立ち上げられたのも、東日本大震災を通じて、岩手一関の行山流舞川鹿子躍の出身者が「郷土のために何かしたい」という想いからでした。その後、被災地南三陸町に伝わる行山流水戸辺鹿子躍出身の若き踊り手も加わって、トーシカの活動はさらに広がっていきました。
この度の西徳寺での供養は、同じく南三陸町出身の社会学者山内明美さんからの声がけがあったらからです。山内さんと代表小岩は、東京鹿踊創立と同時期に開催された”TED×Tohoku2013”に登壇・出演したところから、同年代の東北出身者として志を同じくして対話を重ねてきました。(山内さんのTEDはコチラ)
山内さんは、”東北”の米農家出身、被災地出身として、社会を見渡してきました。
その中で、災害下の地域社会の再生に”芸能”がその一端を担ってきたことを、自ら南三陸町入谷の「打ち囃子」の囃子手として、「行山流鹿踊」発祥の地で「奉一切有為法躍供養也」(生きとし生けるもの一切を躍で供養する意とされる)の鹿踊供養碑がある南三陸町の出身者として、体感してきたのだろうと思います。
南三陸町に建つ「奉一切有為法躍供養也」供養碑
3月11日当日、西徳寺住職筆の供養塔を囲み「墓躍」奉納を行います。
そして、その実感は、2023年9月1日に100年目を迎えようとする関東大震災に紐付き、関東大震災供養を続けてきた西徳寺とのご縁が生まれます。
東京で、東日本大震災命日に供養の踊りを踊ることの試みは、すでに”芸能”がやってきたことのなぞりではあるかもしれませんが、東京鹿踊も、様々な人たちの想い、志の結晶体であり、「芸能で何ができるのか?」を考え続けてきたプロジェクトです。10年目のおどりはじめとして、この機会を大切に供養させていただきます。
【「帰命法会」東京鹿踊はじめ芸能による鎮魂供養】
2023年3月11日(土)14:25~16:10頃 真宗佛光寺派 光照山 西徳寺境内(東京都台東区竜泉1-20-19)
「鹿踊」東京鹿踊・行山流舞川鹿子躍(岩手県一関市)
「えびすかき」人形芝居えびす座(兵庫県)
「創作踊り供養 帰命舞」吉福羽矢太郎、山内明美
問合せ:西徳寺 電話 03-3875-3351
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産土カエリ2022
皆さま、こんにちは。
素敵な雨シーズンの到来も間近!いかがお過ごしでしょうか?
雨といえばつい先日…新宿のど真ん中に座する西向天神社の境内にて、鹿頭を抱え空を見上げていた面々がおりました。そう、我々東京鹿踊です。
お披露目予定となる新ピカの大口袴をはき、全員天をあおいで『マジカ、マ鹿…』そんな呟きが、雷雨に消されていきました。
5月といえば「西向天神社例祭」にて、毎年奉納のご縁を頂いていたトーシカ。しかしコロナで、2019年を最後に祭り自体が中止、沈黙が続いておりました。 その間も人知れず練習や集まりを続け、5月になれば西向天神を訪れ、唄をあげたり、境内の庭で土を踏んだり。ご祭神へのご挨拶、縁ある土と自身との循環を続けておりました。
でもやっぱり、鹿踊らしく…”ササラ”がぶっつからない空の下、太鼓を打ち鳴らし、地面を土を、ザッザカと踏み鳴らしたい!
そして、トーシカらしく…メンバーや道具との触れ合い、芸能ってなんだろう?を考える場、人との出会いの場を取り戻したい。そして、自粛が続く祭りや芸能が動き出すきっかけ、後押しの微力ともなれたら嬉しい…
そんなことを一同で話しあい、春先某日、満を持して西向天神社宮司さんへ直談判。
そして2022年5月21日(土)に行う自主奉納をご快諾いただきました!
★【5.21 西向天神社奉納復活!】
当日は、実に3年ぶりの奉納となりました。
奉納の朝は、えぇもちろん!トーシカ安定の!お待ちかねの!
メーアー(しかも警報まで出る雷雨…)!
そぼふる雨の中、傘を片手に集まったメンバーの前で、東京鹿踊代表。
神楽殿前の庭土を踏み一言。
「水はけ、いいじゃん( ゚Д゚)♪」キャハッ
(やる気だ…:一同心の声) BGM 生遠雷ゴロゴロ中
そこより時間ごとの雨雲レーダーなどを眺めつつ、雨の合間をぬって装束を運び、身に着け、そして場当たりなども、し!
「奉納中に雨降ったらどうする」「そんなん続行に決まってる」「いや新調袴が水流しにあうべ~本家の皆さま、ごめんなさい(でもきっとトーシカのこういうの慣れてるはず)」「太鼓もあるしねぇ」「ほんとどうすんだ」「知らん」「わからん」…
『よし行くぞ!(全員)』などなど言いながら
★決行!!!!!
直前まで雨、そして奉納時と演舞中は雨あがる、という、これまた懐かしい感触に包まれながらの奉納でした。
★上記6枚:鳥居下~本殿~神楽殿まで道行き&神楽殿前の庭で演舞!
今回の奉納は、普段あまり行われない演目をコロナ禍における自身らの「挑戦」とし、トータルで1時間ほどかけご祭神へ奉じました。
★『土佐』の初披露:舞川出身の松坂による一人踊り『土佐』初披露。踊り修めの踊りとされる、四国土佐にまつわる踊り(なぜ「土佐」が踊り修めなのか謎の演目)
★『二人狂』の公開: 若い鹿子二頭の戦い
★『海の門中』の公開:女鹿子の一人踊り
今回の奉納、実は初のことがもう一つありました。それは【東京鹿踊のメンバーだけで8人揃えた正式編成の踊り】であったこと。
ご存知トーシカでは、自前の道具はなるべく持たず、本家舞川からの道具や踊り手を貸し借りし、交流をし続けることを心がけてきました。(例年なら奉納後は、直会と歌○伎町のプリクラ(笑)に行ったり 笑)
しかし今だコロナ禍。 舞川から本家の方々の上京も難しく、残念ながらも、それならばトーシカだけで出来ることを…という挑戦の、時節巡り合わせでもありました。本家 行山流舞川鹿子躍から譲り受けた新しい袴、 トーシカ専用袴(大口袴/舞川が昔からお願いしている 京屋染物店製 )を身に着け、遠く離れた東京でのお披露目を通し、繋がりを実感した瞬間でもありました。
また当日は、地元新宿区の無形民俗文化財であり、毎年ご一緒させて頂いてる「江戸の里神楽 萩原彦太郎社中」さんの奉納もあり。
●『江戸の里神楽 萩原彦太郎社中』疫病退散の演目『悪鬼退治』
私たちにとっても、ホーム感、故郷感あふれる雰囲気の中での演舞となりました。
時節柄、我々からの奉納告知は控えておりましたが、氏子総代さんも久しぶりの祭りの雰囲気に心躍られたのでしょうか。氏子のみなさま、地域界隈の方々には声がけをされていらしたようです。 常の時と変わらず人々に囲まれ、1時間ほどの演舞を見守って頂きました。図らずも地元中心の形となったことで、地域の方々がこの奉納を肯定的に感じ観にきて下さっているアラワレを受け取れた…そんな有難さもありました。
都会のど真ん中で、ひっそりと、たぎりながら、おさめた奉納。
都内の、自然や神威のようなものを感じさせる場所で、岩手の郷土に生まれた鹿踊を、様々な出自のもので踊り届けること。トーシカとしてはこのプロジェクトの原点に立ち返るための、最も大事な機会に恵まれたと感じております。ありがとうございまシカ!
さて、今後のトーシカですが…
来年2023年で、結成10年目を迎えます!
次の動きも水面下で?
いかにいかに…どうぞお楽しみに!
★↑↓上下2枚 当日の全体写真!(メンバーはあと一人、神戸にも…)
【本記事内の★写真】
鹿写真家 石井陽子氏撮影・ご提供(ありがとうございます!)
6/7~6/25 IG Photo Galleryにて石井氏の企画展が開催されます。
6/11にはトークセッションもあり!(以下URLよりご確認を)
石井陽子展「Shadows in Suburbia」
【お知らせ】
限定製作 トーシカステッカー
江戸の文化、千社札!ならぬ…東京鹿踊のステッカーを作成してみました。
このステッカーを、一枚ピタッと貼りますれば、あーら不思議!
あなたの奉納やお祭りにも、恵の雨が!??(降りません 笑)
よろしければ、製作頁などご覧くださいませ☆
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『花は散り そろ』
皆さま、こんにちは。
春も盛りの頃ですね、いかがお過ごしでしょうか。
我ら東京鹿踊(トーシカ)、見送ったはずの今春の桜と先週末、再会を果たしました。それは4月24日(日)岩手県一関市舞川にて。
本家 舞川鹿子躍保存会主体により行われた「令和4年菅原神社春の例祭鹿子躍奉納舞川地区郷土芸能合同演舞会」に、我らも参鹿させて頂いたのです。
<4/24当日の記事→> 舞川鹿子躍保存会フェイスブックページ
トーシカメンバー全員、PCR検査を経ての東北入り。本家の皆さまと共に奉納&演舞をさせて頂いたのは、実に3年ぶりのことでした。
まずは、菅原神社への道行きと唄の奉納です。
その後、 一関文化伝承館 庭での演舞。ちょうど桜前線が東北の地を過ぎる寸前、舞い散る桜の中での躍りでした。
季節を告げる桜に、誰もが「巡り」を感じながら躍り、また再会を果たせたことは僥倖で。郷土と共にある芸能が繋げ、繰り返してきたことを、春の光の中に実感するひとときでもありました。
演舞後は、本家が日夜練習を重ねる伝承館体育館にて、数年ぶりに円陣を組み語り合い&交流。
トーシカからは、コロナで舞川入りを果たせずにいた新メンバー(といっても既に在籍数年…)を紹介し、そして本家からは…なんと…
トーシカメンバー全員分の、新調された袴を頂きました!
<写真:袴を手渡す舞川鹿子躍保存会 橋階敏男会長& 小野寺重次前会長>
<袴新調の記事→> 舞川鹿子躍保存会フェイスブックページ
袴は地元一関市の京屋染物店 で染められ、昨年10月から毎週本家の皆さんとご家族とが縫製してきたものだそうです。本家の袴と胴着の新調に際し、トーシカの分も共に…とご製作くださったという。なんと有難いことでしょうか…。本家の皆さまとそのご家族の手づからのものを力に、東京鹿踊、来年の10周年に向け一層の精進をして参りたいと思います。
ありがとうございます!!!
「またいつ会えるかな。わからないけれど。また」
語り合えば、空白の時などなかったかのような再会はあっという間で。ここ数年でなお遠くに感じる「また」の言葉を交わしあい、トーシカは舞川の地を離れました。この別れの瞬間はやがて、幾たび先の春、同じ桜のもとへと繋がっていくことでしょう。
〽庭の桜に繋がれて 駒が勇めば 花は散りそろ
シシオドリの唄の一節を諳んじながら
花は散り『 揃う』ものでもあろうな、と。
そんなことを思う巡りの春でした。
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稽古始め2022
皆様、こんにちは。
新たな年が明けまして早一か月…いかがお過ごしでしょうか?
日々万単位の感染者となっている、ここ東京…!鹿しながら、メンバー全員、感染することなく、活動を継続しております!有難いことです。
つい先日(1/17)は、稽古始めを行いました。
今年は『寅年』ということで…『寅』を歌詞にもつ唄を鹿頭の上に飾り、皆で心の内で唱えました。唄わずに、心の中で唱えるだけ…として伝えられてきた秘事です(写真も歌詞部分は加工により伏せています)。
そして、丑寅の方角に頭を下げ、一年の無事を祈りました。
ことわざ『虎は千里往って千里還る』に寄せ、無事な戻りを…また来年の稽古始めも、全員揃って迎えられることを切に願うような、そんな一年の始まりでした。
新しき一年、皆さまのご無事も、心より祈りつつ…
本年もどうぞよろ鹿お願いいたします!
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初めまして。昨年末に横浜のご出演で知ってとても興味を持ちました。活動の支援会員のような制度はありませんか?いきなり不躾で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。この度は鹿踊に興味をお持ちくださいましてありがとうございます。
さて、横浜での出演はおそらく新横浜での神社奉納かと思いますが、こちらは私達も仲良くさせていただいております「金津流横浜獅子躍」さんかと思います。支援制度はあるかわかりませんが、こちらをご覧ください→ http://www.shishiodori-yk.com/
横浜獅子躍さんは岩手県奥州市江刺から、私達は岩手県一関市の「行山流舞川鹿子躍」から習って、首都圏で活動しています。
それぞれ躍り方や活動の仕方が異なりますが、岩手や東北に伝わる芸能を多くの人に知ってもらったり、関わっていただくために踊っています。
ご興味があるようでしたらぜひお問い合わせくださいませ。
東京鹿踊 小岩秀太郎
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みなさん、こんにちは。
11月14日(日)、和歌山県は熊野本宮大社および旧社地「大斎原(おおゆのはら)」で、東京鹿踊を奉納しました。
本日まで、WOW inc. のBAKERU事業で2週間、関西の小学校巡回ツアー中でしたが、
以前に代表小岩の熊野三山めぐりをアテンドくださった み熊野ねっとの大竹さん、熊野本宮大社氏子青年会の高栖さんらに、「ちょっと近くに来ています。太鼓も装束もありますので、簡単に一唄程度のご挨拶を」とお声がけしたところ、あれよあれよと本宮宮司までお話くださり、正式参拝+踊り奉納とあいなりました。
実は、トーシカの本家 行山流舞川鹿子躍(ぎょうざんりゅうまいかわししおどり)が伝わる、一関市と熊野とは長く深いつながりがあります。
1300年前、室根山(一関市室根)に熊野の神様が勧請され、その時一緒に熊野の人々もやってきたそうです。それを迎えた一関の人たちがいて、その末裔は「マツリバ行事」なる祭りを伝えているのです。
今回は、BAKERUツアーメンバーでの対応となったため、正式な鹿踊の形の8名編成とはいかず、お恥ずかしい姿を見せてしまったかと思いますが、本宮大社様には事情をくんでいただき、参拝・観覧の皆さんへの説明の時間も用意してくださいました。
本殿から158段の階段をくだり、一つ目の鳥居へほめ唄、その後大斎原(おおゆのはら)という元の社殿跡(洪水で流失)までの田んぼ���を道太鼓で歩き、日本最大の鳥居へほめ唄。どこまで届けることができたのでしょう。。。
社殿のない大斎原。庭鎮めの唄「庭鎮め 今日を安穏息災に 守らせ給え四方の神々」と踊りを奉納しました。
東北と熊野は切っても切れない関係。
このご縁が、正式な行山流舞川鹿子躍奉納や、熊野の皆さんとの継続的な交流につながることを願っています。
熊野本宮大社、氏子青年会、み熊野ねっと様、テホへ実行委員会のみなさん、ありがとうございました。
WOWの工藤さん、稲垣さんにも、本宮はっぴを着ていただき、神社関係者さながら撮影やお手伝いいただきました。ありがとうございました!
次はどこに出没するのか、トーシカ。
写真撮影:WOW 工藤さん・稲垣さん、み熊野ねっと大竹さん
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座・高円寺xTHE・シシオドリ
皆さま、こんにちは。
深まる秋の今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
トーシカ一行はただいま、全国の小学校を巡回中…旅の空です。
この秋は子どもたち…次世代に向けた活動を多くさせて頂いております我らトーシカ。本日は9/5.12.26開催、東京都杉並区にある劇場「座・高円寺」<みんなの作業場>でのワークのご報告をしたいと思います♪
<みんなの作業場>というのは、座・高円寺が 年間を通して行っている子どもたちに向けてのプログラム。大人はマスク2枚重ね、少人数定員、ソーシャルディスタンス、とコロナ対策を徹底して行われました。
ワークはまず、この質問から♪
「鹿をみたことがある子!」の言葉に…ちらほら上がる小さな手。
「うん、どこかな?」
「図鑑で!」
「お母さんが、みたって!奈良で!」
今回、参加してくださった東京の子ども達の中で…「実際の鹿を自分の目でみたことがある」子。どれくらいいたと思われますか。
実は、一人もいなかったのです。
今回参加されたのは小学校1年生~3年生の子どもたちが中心でした。彼ら、彼女らは、5歳~9歳の人生の中で、おおよそ2年がコロナ禍であったろうと思います。
制約を受ける日常の中で、動物園に行ったり、東京の地を離れたり、東京以外の地を訪れる、という実体験が難しいこと。野の動物らの動きからうまれた踊りを見て体験してもらう、の前に…少し異なる手渡し方、もう一クッション前段の準備を感じました。
そこで今回は、鹿の生態や特徴、鹿と人が共にある日本の文化(奈良の共生や鹿の角キリの習俗)紹介。鹿という動物に少し親しんだ上での装束観察や、頭を作るクラフト。
また、ただ動きを真似ることではなくその振りの中にある『意味』を「身体で楽しんでもらう」踊りワーク。終盤は「鹿」と「芸能」を通じて世界へと繋がっていこう、との気持ちから『世界各地、様ざまな民族が踊る鹿の踊り』動画鑑賞などを。最後は保護者のみなさんの前で鹿踊披露!…と、少しづつ細かな共有をはかってみました。
↑写真「さぁ、座・高円寺の悪いものを祓おう!ささらが地面につくかなー」(子供たちにご用意したササラはトーシカお手製、そして…短い。すごく短い。なかなか地面につかない。ふふふ。つかないのです。がんばれー!)
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そんな形で行った今回の座・高円寺 鹿踊りワークショップ…さて、どんな感想をもたれたか…保護者の方がSNSに呟いてくださったお言葉を、引用させて頂こうと思います。
「岩手の伝統芸能、鹿踊り(ししおどり)講座3回目。手作りでお面とか衣装を自分たちで制作して、踊りを習い、この伝統の歴史の背景も勉強。「座・高円寺」の企画、毎回スゴすぎるけど今回のマニアック度には恐れ入った!しかし持ち帰った衣装と太鼓、かさばりすぎてしまえない」
とても嬉しいお言葉です。鹿し…持ち帰った衣装と太鼓の存在感ですね…笑 しまえないスケールからなる鹿踊の醍醐味もまた!お感じ頂けたなら幸いです(笑 あれ?)
なお、今回の座・高円寺ワークにて、装束のベース、設計、工夫などはトーシカでクラフトを得意とする二人、クラフト班(勝手に命名)が中心となり製作しました。夏の頃、座・高円寺様のご好意に甘えまくって何度も何度も同劇場内のスペースをお借りし「あーでもないこーでもない」と皆で角を突きあわせた創意工夫。我らにとっても、よい夏の思い出になりました。
最後になりましたが、大切なお子様たちの時間を託してくださった保護者の皆様。地域の子どもさんと出会う機会を我々に何度も作ってくださっている座・高円寺の皆様。そして何より!今回のワークショップに参鹿してくださった子どもたちへ!心より感謝の気持ちを伝えたいと思います。
ありがとうございま鹿!!!!!
↑写真 絵馬ならぬ絵鹿?シシオドリを伝えてきてくださった方たちがいてこそ叶った、今日の「楽しい」。その感想を、気持ちを、ワークの最後に奉納しました。
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本文内、子どもたちが写っているワーク写真は
「みんなの作業場」提供・久塚真央氏撮影によるものです
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9/5,9/12,9/26 東京都杉並区の劇場「座・高円寺」さまにて、子どもさん向けのシシオドリワークショップを開催させて頂きます!
どうぞよろ鹿、お願いいたします!
9月5日(日)、12日(日)、26日(日)みんなの作業場「明日の元気を祈っておどろう、鹿踊~装束、おと、リズム、ことば……400年続くおどりの心に触れよう!」
東北地方に400年伝わる伝統芸能、鹿踊(シシオドリ)。
自然を敬う気持ちを込めて、鹿の面(カシラ)をつけて、
勇壮に太鼓をたたいて踊る「鹿踊」。
今回は東京鹿踊の皆さんに、
踊りの歴史、身体の動かし方やその意味を教えてもらうよ。
自分で作った太鼓とカシラで
本物の鹿のように、しなやかに、勇ましく、かっこよく踊ってみよう!
※1回目9月5日(日)の回は定員に達しました。
■会場
座・高円寺地下2階 阿波おどりホール
※10:20~受付開始します。
■服装・持ち物
・動きやすく、温度調節しやすい服装でお越しください。
・汗を拭くタオルや、水分補給用の飲み物をご用意ください。
■お申込み方法
HP、もしくはお電話(03-3223-7500)でお申し込みください。
担当からご予約についてメールをお送りします。
10月から始まる下半期プログラムも現在準備中です。
発表までもうしばらくお待ちください!
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雨二唄エバ
みなさま、こんにちは。東京鹿踊です。
今月も、天神様の日、25日がやって参りましたね!(菅原道真公の誕生日 6月25日と薨去された2月25日に由来し、毎月25日は天神さまの日らしいです)いかがお過ごしでしょうか?
天神様ご縁日ですから…ここはやはり、毎年5月に奉納のご縁を頂いております、新宿 西向天神社さまのことを綴りたいと思います。
はじめて奉納のご縁を頂いた2016年。そこから数え、5年目の奉納となるはずだった昨年…コロナ禍で祭礼中止に。今年もその状況は変わらず、二年連続で祭礼中止となりました。
鹿しながら。巡る5月のたびに。
踏み清めさせて頂いたご縁の土へと心は向かうものです。
昨年同様、首都圏在住のメンバーにて、参拝と唄あげをして参りました。
唄あげ当日(5/20)は、えぇもちろん、トーシカあるある雨模様(笑)
神社下の鳥居より褒め唄をあげ、石段を登り境内、本殿へ。祭礼の時と同じ巡りをしつつ、雨音に包まれながら4つの唄を奉じさせて頂きました。
本殿に参じたメンバーが、皆、欠けることなく健やかに、唄で心を合わせられること。それが、昨年より続く何よりの感謝と、感じる晩でした。
そしてそして、無事唄あげが終わった後…
いつも演舞をさせて頂く境内の大樹にて、雨をしのぎつつ、こんな風景が…
はい、見てってね~ 安いよ、安いよ~~
あぁ、そうかー「天神さまの日に市がたつ」、そんな神社もあるんだよね、ここ西向天神社でも立つようになったんだあぁ…って
違あぁあう (;´Д`)
これはですねー、トーシカ恒例の!
『袖むすびの儀(勝手に命名 笑)』なのです!
東京鹿踊の演舞や写真などご覧頂いてる時、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが…実は、我らの装束で、唯一、一人一人違うのが袖の部分なのです。様々な端切れがパッチワークのように繋がって、筒状の片袖となっています。
この片袖、様々なご縁から目の前にやってきた初見の端切れたちで構成されています。希望があれば、自分が小さな時に着ていた浴衣の一部や、思い入れのある着物・洋服の一部を入れたりすることも。
トーシカの門戸を叩いた方が、ある程度の期間を経、今後もメンバーとして担われていくだろうタイミングで、用意させて頂きます。 たくさんある袖候補の中から、当人が気に入ったものや、その方のイメージにあうシンボルが入ったものを他メンバーが勧めたりして、一対を選びます。ワイワイ皆で囲む楽しい瞬間です♪
昔から「形見の衣」「形見の袖」といった言葉があるように…遠く離れた方や亡くなった方の思い出として残された衣服、その一部をよすがに、気持ちを込めたりしますね。 浄瑠璃『御所桜堀川夜討』では、 弁慶が、稚児の着る紅の大振袖の片袖を見せて、親子の証としています。
その他、戦でなくなった愛しい人の忘れ形見として片袖を大切に持っているお姫様など、袖という部分に気持ちをこめた芸能作品も数多くあります。あ、「袖にする」なんてつれない言葉もありますっけね(笑)
トーシカをご覧頂く方にとって、袖で各個人と繋がりその目印となるのも…なんだか道理のように思えます。
この袖を選ぶ過程の中に、袖にまつわるそんな古来からの感性、日本の情緒も少しだけ、振り返れるように思うのです。
この袖に決めた!
おっと、彼女が自分の袖を選んだようです。 おのおの、自分でマイ半纏に縫いつけますよ。 片袖を一対とするとき、筒の上下や左右の置き方でまた違った表情になります。端切れの良いところですね。 端切れから袖、半纏へ… 前後の姿も考えながら、 どんな全体像にするかは個人の感性の見せ所! さて、彼女はどんなふうに縫いつけるでしょうね…笑
衿に本家と東京鹿踊の名を染めた、京屋半纏
袖以外の身頃の部分は、東京鹿踊の本家 舞川鹿子躍保存会(岩手県一関市舞川)の装束を作られている、 京屋染物店(一関市)さんです。
そうそう、本家 舞川鹿子躍保存会といえば…
奉納されている地元のご祭神も、天神様なんですよ!
ちょうど1カ月前の4月25日、天神様の日。
舞川地区 菅原神社さまが3年に一度の例大祭を執行されました。
本家による神社での褒め唄奉納、地域での演舞もありましたが、時節柄、事前告知をせず、神職・関係者のみでの実施でした。
なお、演舞では初本番に挑まれた方もいた模様…その方は、今日の記事にも繋がるかも??以下、本家ページに��お確かめくださいね♪
舞川鹿子躍保存会フェイスブックページ
3年に一度の大祭ということもあり、本来であればトーシカも岩手 舞川に馳せ参じたかったのです…それが叶わぬ世ながら、Zoomにて繋がり、本家の演舞を鑑賞。交流もいたしました!そう!
本家 小野寺重次前会長(左上)に製作途中の鹿鼻をみせたり(左下)ね…笑
…鹿っぽい交流の仕方ですか、ね…
画面越しながら、久しぶりにお会いした本家の皆さま。
奉納のお忙しい中、zoomでの共有や交流を頂き、ありがとうございました!
さて、天神の日によせて、本家岩手と東京とのW奉告とあいなりましたが…いかがでしたでしょうか?
いずれまた、本家+トーシカが岩手にて集える日のことを、また記事をお読み頂いてる皆様とお会いできますことを、楽しみに思っています。
鹿るべき時にまた、お会いしましょうね
どうぞご無事に、お過ごしくださーーーーい♪
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ご祭神はメトロに乗って
皆様こんにちは。
心地よい春の日が続きますが、如何お過ごしでしょうか。
本日は4/4…そう、シシの日ですね♪
シシの日にちなんで、トーシカも近況報告をば、少々いたしたいと思います。
昨年11月28日、神田明神にて開催された「第2回民俗芸能Now!in神田明神 ~疫病退散と世界の平安を願って~」。
本家 行山流舞川鹿子躍&東京鹿踊との合同演舞奉納では、たくさんの方にご参詣・ご列席いただきまして、誠にありがとうございました。
実はこのほど、当日の「第2回民俗芸能NOW!」の模様が、主催 全国農協観光協会様の広報誌『ふれあい 2020年冬号』にて掲載されました!
『ふれあい』は、全国各地の農や食、自然、文化などの魅力溢れる地域資源を様々な角度から紹介する広報誌!神田明神での奉納演舞の記事(16~17頁掲載)もリンク先にてご覧頂けたら嬉しいです。
さて、その神田明神のご祭神といえば…除災厄除の神様、平将門命ですね!
画・神田明神HPより
ドーン!
東京には、将門公の御首をお祀りしている将門塚(東京都指定文化財・千代田区大手町)もあります。塚を巡っては様々な伝説があり、ご存知の方も多いことでしょう。
その将門塚ですが、令和2年11月より第6次改修中。先日、その塚に奉納ご縁の感謝を込め、トーシカメンバーが手を合わせに行きました。
塚というと…鬱蒼とした昼なお暗い緑の中でひっそりと佇む的イメージ…いろんな逸話などによる先入観からも、生まれたての子鹿並みに心のヒヅメを鳴らしつつお伺いしたのですが…
あれあれ、なんだかとっても明るくないです??
し、しかもメトロへのアクセスもバッチリじゃないですか、将門様…
ついつい、メトロに乗って移動するご祭神の姿をも思い描いてしまいました。
神棚にカメラを向けることは控えさせて頂きましたが、この一連の写真を撮るために、実はずっとこのあたりに待機していました。なぜかって?それは、とてもとても多くの方が、間断なく手を合わせていかれるからです。
皇居とビル群、そしてメトロ入口と、まさに大都会にある塚ながら…止むことなく手を合わせていく人々の姿がそこにはありました。
地にある神仏と人の交わり。明るい陽光の中、その行き交う様を眺めているうちに、だんだんと暖かく、将門塚への様々なイメージが変わっていくのを感じました。
「演舞奉納の機会をいただき、ありがとうございました。こちらへのご挨拶が遅れ、申し訳ありません。また奉納させて頂くご縁がありますように…」
なお将門塚の改修期間ですが、なんと令和3年4月…今月末までとのこと!
この姿の塚も、あと少しなんですね。
いまだ終息しないコロナ禍の中です。皆様もぜひ「メトロに乗って」除災厄除の神様 将門公に会いにいらしてはいかがでしょうか?
以上、シシの日に寄せる、トーシカの近況報告。
お読みいただき、ありがとうございました♪
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シシハジメ
皆さま、明けましておめでとうございます。
東京鹿踊(トーシカ)です。
2021年も明けましたが、いかがおすごしでしょうか?
「知る人ぞ知る」的になってしまうほど…沈黙していたブログですが…(笑)
新年より心あたらに!始動して参りたいと思っております。
ふとした折にでも、お立ち寄り頂けたら嬉しいです。
本日はまず、1/7に行った新年の初稽古、シシハジメ(本来は「庭揃え」と言います。シシハジメは、トーシカの言い方です)の様子をば。
シシハジメでは、シシ頭にお酒など供えもののほか、メンバーらの新年初演舞や初唄などを奉り、新たな一年に向け、心を合わせる日です。
この日はちょうど、緊急事態宣言が発令された日。翌日より、緊急事態宣言の期間に入る…まさに前夜でした。東京を拠点とする我々は、外施設での練習を避け、メンバーの職場を仮の場として、シシハジメを行いました。
そう、こうしてシシ頭を上段にいただいて、お酒などなどを供え、新年の…って、
んん??
…なんかツノがない頭、が…えーと、これは…雌、雌ジシ…ちゃん?
ってちがーう!
東京の!江戸のお獅子様です!
本年のシシハジメは、江戸のお獅子さまも初お渡り、共に見守ってくださいました。
東京鹿踊は、岩手と東京、二地域が郷土芸能を介してその可能性を探るプロジェクト。発足より8年目が始まるその日に、東京を守るシシと共にある姿は、不思議で、象徴的なようにも感じられました。
年が明けたとはいへ、まだまだ禍が続く中…
2地域のシシの姿に意を強め、一番の禍地にいるだろう鹿たちとして一人一人がささらを揃え、大地を叩き…今年も勤めて参れたらいいなと思っております。
皆様のご健康、ご多幸を心より願いつつ…
どうぞ、2021年も、よろ鹿お願いいたします!
初杯を交わしたシシ同士。。。
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BAKERU: Transforming Spirits
化ける、というテーマを通じて、願いや想い表現をネイティブアメリカのアーロンさんとコラボした企画です。
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3年目ノ新宿
スッカリご無沙汰です、このHP。。
出没情報は主に、Facebook、Twitter、Instagram を活用していますので、たまに覗いてみてください。
さて、今年になってから、動物園で鹿踊に出会う、とか、
(日本の伝統文化のなかに生きる動物たち@多摩動物公園 2018.3.18 撮影:鹿写真家石井陽子氏)
マスクをかぶって鹿踊にバけてみる(←動画)、とか、
(WOW Visual Design Studio ―WOWが動かす世界―@青山スパイラル 2018.4.6~4.15)
新しか人が岩手に行って踊ってみた、とか、
(菅原神社春季例大祭@岩手県一関市舞川 2018.4.22 上:NHK盛岡「おばんですいわて」より。下: 鹿写真家石井陽子氏撮影 )
さまざまな出会いをいただき感謝しております。
しかし、東京鹿踊は、「郷土芸能」の一つの入口・開拓の役を担っていると考えているので、人も道具・装束も予算もほぼ一から、かつ手さぐり・手づくり状態で進めておりますので、なかなか全てにお応えできていないところもあります。
とはいえ、首都圏と出身地、新しい知と地を「芸能」で繋ぐプロジェクト「東京鹿踊」の取り組みをお伝えできる大切な場として、
今年もお声がけいただきました!
ニシムキテンジンジャ!! 5月19日土曜日!!
東京、東新宿の「西向天神社」例祭への奉納が、今年も決定しました。3年目です。
〜18:00 地元の「江戸の里神楽萩原彦太郎社中」さん(江戸の里神楽=東京中心に伝わるパントマイム神楽)、18:00〜舞川鹿子躍+東京鹿踊による儀礼「褒め唄」奉納、「シシ、シシを知るコーナー!」(予定)、そして演舞を予定しています。
さらに「浅草雑芸団」さんも出演し、お祭りを盛り上げます。
(昨年の西向天神社例祭 2017.5.20 鹿写真家石井陽子氏撮影 )
儀礼とパフォーマンス、どちらも見られる実験的空間、お楽しみに。
※ちなみに、新しか人は昨年の西向天神社祭礼で観て「中の人になりたい」と志願しやってきました。
昨年の様子は、三匹獅子舞の宝庫『ししろく』をご覧ください→ http://sisilog.blog.fc2.com/blog-entry-87.html
⇒ご質問・ご意見・ご要望:http://to-shika.tumblr.com/ask
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アケマシカ2018
あけましかおめでとうございます。
2018年も、東京鹿踊(トーシカ)ならびに、日本各地のシシオドリを、よろしかお願いいたします。
すっかりこちら、ご無沙汰をしておりましたが・・・
トーシカの活動も早5年。
2013年のTED×Tohokuでのプレゼン・出演を皮切りに、岩手一関の行山流舞川鹿子躍の出身者と、首都圏在住の「郷土芸能」にポテンシャルを感じる仲間たちと、今まで郷土芸能が直面したことのないような様々な体験、経験・提案を積み重ねてきました。
しかし、4年目の昨年は、メンバー個々の活動が忙しくなり、意気込んでいた自主企画も不発であったような、あっという間の一年でした。
とはいえ、稽古は、主に新宿某所で不定期で行っています。
メンバーになるには、「どんなことでもいいから自分の想いや能力を鹿踊という郷土芸能に投影したプロジェクトを提案・実践できること」。そう、面倒くさい関門があるのです。
それでも、昨年、岩手県大船渡市の某鹿踊出身者と、芸能の根源「食べる」を生業にする人がメンバーとして加わってくれました。一方で、宮城県南三陸町出身のO君は、自らのふるさとの山と海のために、岐阜の山仕事の学校へと籍を移しました。http://mainichi.jp/articles/20170109/k00/00m/040/053000c それでも、続けて活動し、自ら企画を考えてくれているその姿勢こそ、トーシカです。
また、都内での踊りの披露やワークショップもありました。主なものは、
・1.16 いわて牛のつどい@東京・品川マリオットホテル【出演】
知事や、のん、と。
・2.24 岩手日報・IBC第44回二月会@東京・帝国ホテル【出演】
岩手県出身の文化人方と。
・4.20 全国経済同友会@仙台国際センター【出演】
踊りの本家、行山流舞川鹿子躍・行山流水戸辺鹿子躍との共演
・5.20 西向天神社例祭奉納@新宿・西向天神社【奉納・公演・体験ワークショップ】
羚英さんブログより。いつも応援ありがとうございます。
http://blog.goo.ne.jp/ryou-ei/e/ba26f5c87761e6a4addfe7b2d99c1362
http://blog.goo.ne.jp/ryou-ei/e/87d991783827c5fe52a5c58e91e8cbd2
あの「ししろく」にも。
http://sisilog.blog.fc2.com/blog-entry-87.html
・7.8 さんさ!シシオドリ!を体験しよう@毎日新聞毎日ホール【手伝い】
金津流横浜獅子躍さんのワークショップのお手伝いをしました。
このイベントは、トーシカ代表とメンバーの一人の会社が企画。
http://mainichimediacafe.jp/eventarc/1453/
・12.4 宮本卯之助商店&渡辺薫氏KaDON鹿踊ワークショップ@宮本卯之助商店宮本スタジオ【体験ワークショップ】
アメリカ在住で元鼓童の渡辺薫氏の日本ツアーの一環で、太鼓を学ぶ外国人向けの鹿踊のワークショップ。
特に外国人向けのワークショップは、言葉ではなく体で伝えられる郷土芸能のポテンシャルと、未知で謎めいた日本の更にディープな世界が郷土芸能を入口に知ってもらえるポテンシャルを体感できました。
さらに、活発に進めたのは、「他のシシオドリ団体」との交流。
https://www.facebook.com/shishiodori.tokyo/videos/1355116024599776/
https://www.facebook.com/shishiodori.tokyo/videos/1374201039357941/
https://www.facebook.com/shishiodori.tokyo/videos/1311653685612677/
岩手のみならず、宮城・山形のシシオドリを訪れ、交流し、知り、互いに気付きを交換し合う。これも、踊りだけではない、トーシカならではのプロジェクト。
昨年は、タンブラーブログはじめ、コンスタントな公演情報の公開や発信が滞り気味で、ご迷惑をおかけしました。
以下のSNSを使い分けておりますので、チェッ鹿ください!
■タンブラーブログ:鹿踊豆知識など http://to-shika.tumblr.com/
■Facebook:トーシカ情報、各種イベント報告などアップ https://www.facebook.com/shishiodori.tokyo/
■インスタグラム:様々な鹿踊や郷土芸能の、美しいデザイン性などにフォーカスした写真 https://www.instagram.com/tokyoshishiodori/
■ツイッター:東北の鹿踊情報など https://twitter.com/shishiodori_tk
それと、とてもパーソナルな話題ですが、嬉鹿ったこと。
出身者でありトーシカ立ち上げメンバーの結婚、そして創設言いだしっぺメンバー仔鹿出産です。
こうしてトーシカイズムが伝わっていくのです。
本年もどうぞよろしか、お願い申し上げます。
2018年1月5日
東京鹿踊 代表 小岩秀太郎
→⇒ご質問・ご意見・ご要望はこちらまで!!:http://to-shika.tumblr.com/ask
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つづきます、ます
9/16の同日にはいろんな地域でお祭りがありました。
つづいては、
遠野まつりノ編
シシ頭(タテモノ)の中ってどうなっているか知ってました??
藁です、編んでます。(エンツコ)と言う団体さんが多いのかな?
ただ、今コレを作れる人が本当に少なくなってしまっています。。(涙)
藁とPP紐?のハイブリット「藁P鞋」昔から気になっていましたが、様になっていました!
この間をくぐってみたい!! と想う私鹿
カドヅケ、カドウチなどいろんな言い方ありますね。
私鹿はこの門付けに魅せられて郷土芸能にドップリはまりました。
その話はまたにします。
団体さんによって、いろんな隊列や踊りがありました。
本当に魅力的です、刀がけの動きや所作。
この赤く巻いているデザインってどんな意味なんでしょう??
他にも聴きたい、道具や形たくさんあります。
ん?
んん??
おおぉーーーーーっ!!
すごい角度になってマス!!( ゚д゚)
いない、いなぁーーい・・・
ばぁ〜
・・・ごめんなさい。
今日はここまで!
次回は、
「澤目獅子保存会さん、盛岡八幡例大祭でほうのう」
「萩野鹿子踊さん、伊達の城下で舞う」
の二本立てでお送りします。
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