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voidplus-jp · 11 days
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ありそうでなかった “アートセレクトショップ”「VOID+STOCK」の特別企画[VOID+STOCK]exhibition part:2を開催します。
アーティストのアトリエに眠る作品の再発掘というテーマはそのままに、平面作品が中心だったpart1とは趣を変え、絵画・木彫・写真・インスタレーション作品を展示。旧作の再評価や、現在にもつながるアーティストのコンセプトを提示します。
さらに、アーティストとの交流を促すためのイベントも開催し、より身近な存在としてのアートの可能性を探ります。
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<展覧会概要> ■タイトル:[VOID+STOCK]exhibition: part2 ■会場:void+  東京都港区南青山3-16-14 1F ■会期:2024年4月19日(金)-5月10日(金) ■12:00-19:00(最終日は17:00まで) ■主催:Azone+Associates / void+ ■定休日:日・月 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp 
<オープニングレセプション> ■2024年4月19日(金)18:00-20:00
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<参加アーティスト>
棚田 康司 Koji Tanada ピュアであどけなさが残る少年や清楚な女性を、日本古来の伝統的技法の一木造りにより制作する。その作品は、木がもつ生命力や、霊気までも反映させたかのようである。
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本間 純 Jun Homma 国内外のアーティストインレジデンスや数々の芸術際への参加を通し、目に見えない不可視的なものを題材に、写真、映像、彫刻など、さまざまなメディアを用いて作品を制作する。
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三田村 光土里 Midori Mitamura 題材は、個人の私小説的な日常の記憶や記録。それを、写真や映像、音楽や言葉、日用品などのメディアを複合し、コラージュとも取れるインスタレーションで表現する。
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村田 峰紀 Mineki Murata 原初的な”かく” という行為を、語源にある4つの要素「意識=書く」「結果=描く」「行為=掻く」「潜在=欠く」と捉え、ドローイング制作やパフォーマンスを行う。
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voidplus-jp · 3 months
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[VOID+STOCK]exhibition: part1 2024.1.19(Fri)― 2.12(Mon)
ありそうでなかった “アートセレクトショップ”「VOID+STOCK」が1 月19 日から初の特別展を開催します。
テーマは、アーティストのアトリエに眠る作品の再発掘。5人のアーティストが一堂に会し、人の目に触れることの少なかった“ストック品” をメインに未発表作品や新作も加え、アートの魅力を最大限伝えるために空間全体をキュレーションします。
さらに、アーティストとの交流を促すためのイベントも開催し、より身近な存在としてのアートの可能性を探ります。
長年にわたりアートとデザインを結びつけてきた「void+」ならではのアートとインテリアのコーディネーションに、ぜひご期待ください。
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<展覧会概要> ■タイトル:[VOID+STOCK]exhibition: part1 ■会場:void+  東京都港区南青山3-16-14 1F ■会期:2024年1月19日(金)-2月12日(月・祝) ■12:00-19:00(最終日は17:00まで) ■主催:Azone+Associates / void+ ■定休日:日・月(但し2月11日、12日は開館) ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp 
<オープニングレセプション> ■2024年1月19日(金)18:00-20:00
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<参加アーティスト>
内海 聖史 Satoshin Uchiumi
「絵画の美しさは絵の具の美しさ」と考え、筆や綿棒で点描する技法によりいくつもの色をドットとして重ね合わせ、そのバランスや色の組み合わせにより無限の表現を生み出す。空間に合わせて制作する点も特徴で、キャンバスや展示方法を選び抜き、空間の空気感まで考慮している。
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五月女 哲平 Teppei Soutome
変形キャンバスや自立する支持体を用い、またメディウムの積層から作品の成立を試みるなど、絵画の物質的側面に着目。そこに自身が捉えた事象を介在させ、新たな作品の在り方を模索している。絵画を中心に、立体、写真、映像を組み合わせた作品なども展開する。
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庄司 朝美 Asami Shoji
絵の具をそのままアクリル板に溶かす独自の手法や油彩、ドローイングを用いて制作する。描き始めの筆跡や鉛筆を走らせる“思いつき”や、絵の具が混ざり合い新たな形が生じる“作品に起こっていること” を、全身で客観的に感じ取りながらイメージを形にする。
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東恩納 裕一 Yuichi Higashionna
身の回りにあるモノに潜む“不気味さ/ unheimlich”(フロイト)をテーマに、90 年代に制作をスタート。蛍光灯を多用した「シャンデリア」シリーズ、グラフィティにインスピレーションを得たスプレーによる絵画「Flowers」シリーズのほか、複数メディアにより作品を展開する。
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O JUN
見覚えのある場面や、聞き覚えのある事象などを記号化されたイメージや大胆な余白を用いて抽出し、本来の背景や意味さえもそぎ落とされた抽象とも具象とも取れない独自の解釈によって内在化された作品を生み出す。
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<トークイベント > 会場となるvoid+のインテリアやグラフィックを担当したデザイナーをゲストに招いた特別対談を開催します。 ① 1月26日(金)19:00-20:00  出演:東恩納裕一× 大塚ノリユキ(インテリアデザイナー) ② 2 月2��(金)19:00-20:00  出演:内海聖史× 森治樹(MORI DESIGN INC. 代表/デザインディレクター) ③ 2 月9日(金)19:00-20:00  出演:五月女哲平× 庄司朝美×O JUN(画家)
※入場無料、事前予約不要
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voidplus-jp · 4 months
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水戸部七絵「HAPPY XMAS (War Is Not Over) 」 2023.12.20(Fri)― 12.24(Sun)
void+では12月20日から24日まで、素手でつかんだ油絵具で唯一無二の肖像画を描き出すアーティスト・水戸部七絵のドキュメントブックの刊行を記念して特別イベント『 HAPPY XMAS (War Is Not Over) 』を開催します。
昨年の水戸部の個展『WAR IS NOT OVER』では、ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる平和のためのパフォーマンス『ベッド・イン』にインスパイアされた作品等を発表し、反響を呼びました。
そこで今回、その個展を梅津元(キュレーター/批評家)が批評した怒涛のテキスト「世界の果ての水戸部七絵の絵画の成就の二重の現実の世界の果て」を制作。それに水戸部のアトリエで絵具をまとったレコードを併せて、100部限定のドキュメントブックとして先行販売します。
加えて、このイベントのために描き上げられた大型作品と、レコードジャケットをモチーフにした新作も一部展示・販売します。
ジョンとヨーコの『HAPPY XMAS (War Is Over) 』からおよそ50年ーその想いとは裏腹に争いが絶えない世界へ、“絵画” という直接的なメッセージをクリスマスに届けます。
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<展覧会概要> ■タイトル: HAPPY XMAS (War Is Not Over) ■会場:void+  東京都港区南青山3-16-14 1F ■会期:2023年12月20日(水)-12月24日(日) 12:00-19:00 ■主催:Azone+Associates / void+ ■定休日:会期中無休 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp 
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<ドキュメントブック> 100部限定のオリジナルドキュメントブックを先行販売します。 水戸部のアトリエで絵具を纏ったレコード盤は、エディションナンバーと直筆サインが入り、会期中のみお選びいただけます。 ※購入はお一人様一点に限らせて頂きます。
■著者:梅津元 ■価格:¥33,000(税込) ■仕様:LPジャケット(3300×3300mm)、レコード盤、ライナーノーツ型テキスト32項
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<トークイベント> ドキュメントブック執筆者の梅津元氏をゲストに招き、展覧会の本質に迫るトークイベントを開催します。
■日時:2023年12月22日(金)19:00-20:00 ■出演:水戸部七絵 × 梅津元(キュレーター/批評家) ■会場:void+salon ■予約:[email protected] ※会場内は20名の予約制。それ以外は「void+eaves」にて生配信を予定しておりますので、是非お越しください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー 水戸部七絵(みとべななえ)
神奈川県生まれ。画家。 現在、ウィーンと日本を拠点に作家活動を行っている。 2021 年から東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画 在籍、画家 小林正人に師事する。2022 年からオーストリアのウィーン美術アカデミーに交換留学、アラステア・マキンブン(Alastair Mackinven)に師事する。一斗缶に入った油絵具を豪快に手で掴み、重厚感のある厚塗りの絵画を制作する。初期にはマイケル・ジャクソンなどの著名人やポップ・アイコンとなる人物を描いた作品を制作していたが、2014 年のアメリカでの滞在制作をきっかけに、極めて抽象性の高い匿名の顔を描いた「DEPTH」シリーズを制作し、2016 年愛知県美術館での個展にて発表、2020 年に愛知県美術館に「I am a yellow」が収蔵される。2022 年に初の作品集「Rock is Dead」を出版。「Rock Star」、「TIME」シリーズをはじめ、近年では、パンデミック期間に自身がネットニュースのトピックからインスピレーションを得て制作した「Picture Diary」シリーズを発表するなど、画家の視点で社会をリアルタイムに捉え、時にはポップに時には皮肉的に大胆かつ独創的なスタイルで時代を表現する。
<主な個展> 2023年 「黒い顔・白い顔」 rin art association 2022年 「project N 85 水戸部七絵|I am not an Object」 東京オペラシティ 2016年 「APMoA, ARCH vol.18 DEPTH ‒ Dynamite Pigment -」 愛知県美術館など。 <主なグループ展> 2022年 「OKETA COLLECTION: THE SIRIUS」 スパイラルガーデン 2021年 「VOCA展2021」 上野の森美術館 2020年 「-Inside the Collectorʼs Vault,vol.1-解き放たれたコレクション展」 WHAT、2020年度第3期コレクション展「私は生まれなおしている─令和2年度新収蔵作品を中心に─」 愛知県美術館 2019年 「高橋コレクション展 アートのふるさと」 鶴岡アートフォーラム 2018年 「高橋コレクション 顔と抽象―清春白樺美術館コレクションとともに」 清春白樺美術館 2017年 「アブラカダブラ絵画展」市原湖畔美術館、「千一億光年トンネル」 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
<パブリックコレクション> 愛知県美術館
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voidplus-jp · 9 months
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高橋恭司「Void」 2023.8.15(Tue)― 8.27(Sun)
void+では、8⽉15⽇(火)より8⽉27⽇(日)まで、KKAO株式会社の主催による写真家 髙橋恭司の個展「Void」を開催致します。
90年代にファッション・カルチャーの最前線で活躍し、『Purple』等、国内外の著名媒体で作品を発表、後進の写真家たちに多⼤な影響を与えた髙橋恭司。 事物の本質を鋭く切り取る、⽣のリアリティを湛えたその写真は時代を超えた普遍性を備え、観るものの⼼を打ちます。
本展は、写真家が日常的に愛用しているライカM8を使い、自宅内やその周辺を切り取った極めてプライベートな写真作品で、HADEN BOOKS:による出版レーベルの記念すべき第一弾の作品集に合わせた企画になります。作品一つひとつに作家本人による言葉が付与されており、これまでの髙橋氏の作品とはまた異なる詩集のような展示作品と写真集です。また、本展のためにvoid+仕様の特別版も用意しました。
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<展覧会概要> ■タイトル: 高橋恭司 Void ■会場:void+  東京都港区南青山3-16-14 1F ■会期:2023年8月15日(火)― 8月27日(日)12:00-18:00
■協力:HADEN BOOKS:| Azone+Associates / void+
■主催:KKAO 株式会社 ■定休日:月曜日 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp 
<同時開催> ■会場:HADEN BOOKS:東京都港区南青山3-16-1  LOVELESS 青山
■会期:2023年8月15日(火)― 8月27日(日)12:00-20:00
※日曜のみ19:00まで 月曜休
<OPENING RECEPTION>
■8月15日[火]17:00‒19:00
※ 作家と髙橋一平氏(建築家)の対談があります。
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髙橋は、写真というメディウムを自覚している。写真とは複製技術であり、光の現象である。この技術と現象をいかに表現のメディウムとするかという点に写真作品の美術的評価軸は置かれるべきである。8x10のフィルム時代から一貫して、髙橋の写真作品はすべての工程において髙橋自身の手が入っている。撮影は無論のこと、引き伸ばし、現像、全てにおいて独自の手法を試みる。各工程の無限の組み合わせの中から生み出される一枚のプリントは果たして再現性はないに等しい。写真の一回性について思考する写真作家がどれだけいるだろうか。原理的には、フィルム(あるいはRAWデータ)が同じなら同じ写真が複製できる。しかし、原理的な可能性と、実現性は異なる。この世に同じものなど存在し得ない。写真から複製芸術であるという頸木を外した先には一回性への相転移が起きる。基本的に髙橋の作品にはエディションが設けられていない。改造された装置と自作の暗室という不安定な制作環境では再現性に乏しいという事実もあるにはあるが、それ以上に髙橋自身が写真の複製性についてを了解した上で意図してそれを忘却しているからだ。我々が複製だと思い込んでいるそれは、自らの目の曇りあるいは知覚の限界を誤魔化す欺瞞の産物だ。一方、髙橋は眼前にあるただ一枚の物質としての写真を見ている。写真にアウラを取り戻す。 本展「Void」においてはデジタルカメラで撮影した新作を発表する。髙橋が日常的に愛用しているライカM8を使って、自室にいながらにして見える範囲を切り取ったプライベートな視点。従来のフィルムではなく、デジタルで撮られたイメージを、Photoshop上で編集した上で、プリンターの出力設定をマニュアル調整し、結果としてアルシュ紙に浮かび上がった写真はRAWデータとは大きく異なっている。淡く、しかし、はっきりと捉えられた事物が、やや均整を欠いた色バランスで紙に焼き付いている。眼前の事物それそのままを写しとるのではなく、ここにおける髙橋の態度はむしろ絵に向かう画家のようだ。この新作シリーズで髙橋の精神は現実と離れすぎてしまう直前の場所に立って静かに張り詰めている。 昨年9月の個展では、髙橋の目、カメラのレンズ、フィルム、プリント、さらなる複写、と流転するイメージを高橋の写真の本質として捉え、それを「Ghost」と呼んだ。今回の新作は奈落の底を際から覗き見るようなものだ。レンズの奥に飲み込まれた世界がカメラと髙橋の身の奥底で新しい光を得て一葉の写真となる。この現象がひとたび紙に焼きついた瞬間、それは二度と繰り返されることのない唯一性を得る。 KKAO株式会社 代表取締役 小林 健
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<アーティストプロフィール> ■髙橋恭司(たかはし・きょうじ)1960年生まれ。栃木県益子町出身。写真家。作品集に『「The Mad broom of Life』(1994・⽤美社)『ROAD MOVIE』(1995・リトルモア)、『Takahashi Kyoji』(1996・光琳社出版)、『Life goes on』(1997・光琳社出版)、『煙影』『流麗』(とともに2009・リトルモア)、『SHIBUYA』(2016・BANG! BOOKS)『WOrld’s end 写真はいつも世界の終わりを続ける』(2019・Blue sheep)、『Midnight Call』(2021・TISSUE PAPERS)、『Lost Time』(2011・POST-FAKE)など多数。
近年の主な個展
2016「夜の深み」nap gallery
2019「WOrld`s End写真はいつも世界の終わりを続ける」nap gallery
2022「Ghost」LOKO GALLERY
2023「Void」ARTRO
主なグループ展  1995「L’equipe du MOIS DE LA PHOTO A MONTREAL 1995」モントリオール 1996「ニュー・ジャパニーズ・フォトグラフィー1990’s[無意識の共鳴]」横浜市民ギャラリー  2000「Elysian Fields」ポンピドゥーセンター/パリ  2004「コモン・スケープ/今⽇の写真における⽇常へのまなざし」宮城県美術館 2017「いま、ここにいる」東京都写真美術館 2020「写真とファッション」東京都写真美術館
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voidplus-jp · 9 months
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キュレーター/批評家の梅津元氏が、昨年、void+で開催された「WAR IS NOT OVER」を中心に水戸部七絵の作品を批評したテキストです。アナログ盤レコードのライナーノーツから着想を得た正方形の判型に、正方形が反復するように文字が配置されています。水戸部七絵の絵画と共振するかのような怒濤の3万字!梅津氏から提供された出力紙をPDF化して公開します。
「1:Text」
「2:Plates」
「3:List」 水戸部七絵「War is not over」 2022.6.4 (sat) ― 7.4 (sat)
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voidplus-jp · 9 months
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「POP-UP “ARTIST RUNNING” #8 ジョエル・カークハム “Ground Swell” by Goya Curtain」 2023.8.11(Fri)― 8.13(Sun)
void+eavesでは、8月11日(祝・金)から13日(日)まで、「POP-UP “ARTIST RUNNING” #8 ジョエル・カークハム “Ground Swell” by Goya Curtain」を開催いたします。
POP-UP “ARTIST RUNNING”は、2020年よりvoid+eavesがアーティスト・ラン・スペースやプロジェクトを継続的に紹介してきたシリーズ企画です。8回目の最終回となる今回はGoya Curtain(ゴーヤ・カーテン)を紹介します。Goya Curtainは、ニュージランドからやって きたアーティストのジョエル・カークハムとビョーン・ハウトマンによって、2016年に非営利のアートスペースとして中目黒のアパートの一室から始まり、その後、池袋に移転。 現在は下高井戸で活動を続けています。彼らが活動する日本固有のアパートの六畳一間の和室は、小規模ながら箱庭的な小宇宙として、国内外のアーティストたちの作品展示に空間的な遊びを与え、それ自体がインスタレーションのコンセプトの一端を担うことも少なくありません。今回はそのGoya Curtainのディレクターであり自身もアーティストであるジョエル・カークハムの展示を行います。近年は、レシートや紙ナプキンといった日常生活の中で出会う紙媒体を支持体に幾何学的なドローイングを描くカークハムの新作を含む、国内では未発表のアッサンブラージュ作品なども展示される予定です。
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<開催概要> タイトル:「POP-UP “ARTIST RUNNING” #8 ジョエル・カークハム “Ground Swell” by Goya Curtain」 会期:2023年8月11日(金/祝日)- 8月13日(日)12:00~18:00 会場:void+eaves (東京都港区南青山3-16-14, 1F) ディレクション:杉原寛 キュレーション:兼平彦太郎 お問合せ:[email protected]
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<アーティスト・プロフィール>
ジョエル・カークハム (JOEL VIVIAN KIRKHAM) Adjunct Professor at Temple University, Japan Campus Director of Goya Curtain Project Space, Tokyo (www.goyacurtain.com)
主な個展 2022 Comings and Goings, Denys Watkins + Joel Kirkham (Two-person Exhibition), Laree Payne Gallery, Hamilton, New Zealand 2021 Urban Rocks, SAPC Gallery (Online Solo Exhibition) 2018       Yusuke Kihara + Joel Kirkham (Two-person Exhibition), Caves Gallery, Melbourne So on and so forth (Solo Exhibition), Goya Curtain, Tokyo
主なグループ展 2022       Accumulations (Platform for Shared Praxis #5), Curated by Jesse Hogan, Aoyama Meguro Gallery, Tokyo Platform for Shared Praxis #4, Curated by Jesse Hogan, Caves Gallery, Melbourne Social Life, Stella Corkery, Catherine Dale, Joel Kirkham, Kenji Ide, Knulp Gallery, Sydney 2021 Encapsulated, Curated by Christopher L G Hill, Caves Gallery, Melbourne 2019 Japanese Positions, Curated by Christoph Dahlhausen + Atsuo Hukuda, Raum2810, Bonn, Germany 2018 Platform for Shared Praxis #3, Curated by Jesse Hogan, Toride Tokyo University of the Arts Museum
キュレーションをした主な展示
2023 Turtle, Christopher L G Hill, Goya Curtain, Tokyo Track, Dash, Stroke, André Piguet, Magnus Frederik Clausen, Yusuke Muroi and Yu Nishimura, Curated by Christopher L G Hill + Joel Kirkham, Goya Curtain, Tokyo 2022 Patrick Lundberg,     ∙∙ ∙∙, Goya Curtain, Tokyo 2021 Social Life, Stella Corkery, Catherine Dale, Joel Kirkham, Kenji Ide, Knulp Gallery, Sydney Kenji Ide, Banana Moon, Watermelon Sun, Goya Curtain, Tokyo 2020 Anoushka Akel, (Red Legs) Hot Head, Goya Curtain, Tokyo Soshi Matsunobe, 松延総司, Goya Curtain, Tokyo 2019 Camilla Steinum, Transaction, Goya Curtain, Tokyo AXES, Dylan Batty, Mitchel Cumming, Maria Smit, Alex Gawronski, Shane Haseman, Goya Curtain, Tokyo 2018 Matt Hinkley, Attach an updated drawing, as the numbers have changed in the room. Also rotate the rooms so they are sitting this way., Goya Curtain, Tokyo Stella Corkery, I’ve Seen Sunny Days, Goya Curtain, Tokyo
インタビュー
2020 An Interview with Joel Kirkham of Tokyo’s Goya Curtain Project Space, By Catherine Dale, Contemporary HUM (https://contemporaryhum.com/writing/an-interview-with-joel-kirkham/ )
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voidplus-jp · 9 months
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「冨樫達彦 “Fahrenheit” by 灯明 / Lavender Opener Chair」 2024.8.11(Fri)― 8.13(Sun)
void+eavesでは8月11日(金・祝)から13日(日)まで「冨樫達彦 “Fahrenheit” by 灯明 / Lavender Opener Chair」を開催します。日頃、アーティスト・ラン・レストラン「灯明」(西尾久)で料理を担当するアーティスト、冨樫達彦が食べられる作品(etable art)としての“アイスクリーム”を発表します。冨樫が活動初期より一貫して興味を持ち、アムステルダム留学時代の卒業制作展でも取り組んだ味覚や臭覚や嗅覚によって鑑賞をする作品のひとつとして発表したものを、日本の風土や素材に合わせて アップデートした新作となります。 ----------------------------
<開催概要> タイトル:「冨樫達彦 “Fahrenheit” by 灯明 / Lavender Opener Chair」 会期:2023年8月11日(金/祝日)- 8月13日(日)12:00~18:00 会場:void+eaves (東京都港区南青山3-16-14, 1F ディレクション:杉原寛 キュレーション:兼平彦太郎 お問合せ:[email protected]
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<アーティストプロフィール> 冨樫達彦(とがしたつひこ) 1992年山形県生まれ。 東京都を拠点に活動。 2018年サンドベルグ・インスティチュート・ファインアート専攻修了。
主な展覧会: 「Eat your school, don’t do vegetable」(Tokyo Arts and Space 本郷、東京、2022) 「Never the Same Ocean - あるいは、46億年目のミューテーション-」(HAGIWARA PROJECTS、東京、2021) 「Lavender Hair」(im labor、東京、2021)
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voidplus-jp · 10 months
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野沢裕「山脈」 2023.7.15(Sat)― 8.13(Sun)
void+では野沢裕の個展、「山脈」を7月15日(土)から開催いたします。
野沢は東京造形大学の絵画専攻卒業後、東京藝術大学大学院にて絵画専攻修了し、その後スペインのマドリッドにあるIED(Istituto Europeo di Design)にて写真を学びました。野沢の作品は絵画、写真、映像、さらには自身で制作した印刷物など、様々なメディアを横断しながら日常の風景に潜む非常の風景をモチーフに作品を制作しています。日々の何気ない風景に少しユーモラスな仕掛けを重ねることで現れる小さな気づきにフォーカスを当てた作品です。
本展では作家が住む静岡の納屋から見える風景に触発された新作を発表します。
映像インスタレーションでは、中央部が切り開かれ納屋の窓枠に張られてあった画布をギャラリーに持ち込み、カーテンのように揺れ動く開口部から垣間見える山々の景色を再現します。青々と生い茂る山のシルエットをなぞるように揺れる布の映像が、空間の中でかすかに揺れる布に重ね合わされ投影されます。
また、35mmフィルムの原寸にプリントされたモノクロ写真が連なるコラージュ作品は、山の写真と納屋に掛けられたカーテンの写真が互い違いに並べられ、現実にはないイメージの稜線を作り出します。
本展は8月13日(日)までとなりますが8月11〜13日のクロージング3日間は、void+エントランス軒下にあるスペース「eaves」と駐車場において、アーティストの冨樫達彦によるアイスクリームスタンドが出店し、第8回目となるPOP-UP “ARTIST RUNNING” #8 Joel Kirkham by Goya Curtainも同時開催いたします。
皆さまこの機会にどうぞお越しくださいませ。
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ーーーーーーーーーーーーー 山脈 野沢裕
朝起きると近くの川辺まで歩いていき『たからもの』だという小石を拾って帰ってくる。 数時間で宝物としての効力が消えるその小石は庭の端に集められ『たからもの』の山になっている。
連なる山々を横目に、行きは海の方向へ車を走らせ、帰りは山を目がけて帰ってくる。 家へと通じる道は1本しかない。 変わらないはずの景色が、その日だけの形に見えている。 ある時、見えている山の稜線は山のそれではなく空の稜線に見えた。車の速度でゆっくりと動くその空は緩やかな風に吹かれるカーテンに見えた。
山に向かって車を走らせていたつもりが、少し窮屈な椅子に座りながら風に揺れる麻のカーテンを眺めていた。
ーーーーーーーーーーーーー <展覧会概要> ■タイトル: 野沢裕「山脈」 ■会場:void+ (東京都港区南青山3-16-14-1F)  ■会期:2023 年7月15日(土)―8月13日(日)12:00-18:00 ■レセプション:2023年7月15日(土)17:00 - 19:00 ■定休日:日、月、祝日 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp  ーーーーーーーーーーーーー
<アーティストプロフィール>
野沢裕(のざわゆたか)静岡県生まれ 2008 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業 2011 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了 2014 IED Madrid, master of Fine Art Photography
<個展> 2019 L and Landscape(TMMT アートプロジェクツ、東京) 2017 ≠(KAYOKOYUKI、東京) 2015 li(KAYOKOYUKI、東京) L(ユトレヒト、東京) 2014 Spotlight(craft、東京) →■←(GALLERY UDONOS、静岡) →■←(Intercambiador ACART、マドリード、スペイン) 2012 NCC Shizuoka 2012 Exhibitions “美しい風”(CCC、静岡市クリエーター支援センター、静岡) 2007 あの風景をここに持ってくる(node ギャラリー、東京)
<グループ展> 2023 PALALLEL e.g.2(HANSOTO、静岡) 2022 びじゅつじょろん4(藤枝市民会館、静岡) 2021 渋谷二丁目アートプロジェクト(東京) mind trail(曽爾村、奈良) 2020 交錯するもうひとつの場(東京藝術大学大学美術館、東京) 2019 N/N/Yと納屋の幽霊たち(CAVE - AYUMI GALLERY、東京) 2017 SUPER OPEN STUDIO 2017 「SOMETHINKS」(アートラボはしもと、神奈川) Object manipulation(statements、東京) Spring Fever(駒込倉庫 Komagome SOKO、東京) Winter show(KAYOKOYUKI、東京) 2016 WSMA 2016(木造校舎 現代美術館((WSMA)、奈良) 2015 DOOKS Book Exhibition Vol.2(printz、京都) 2014 SUPER OPEN STUDIO(REV、神奈川) COVERED TOKYO: Hikarie, 2014(渋谷ヒカリエ、東京) “Triunfo y poesía…” International Exhibition of experimental Video(Galería Santa fe- La Decanatura、コロンビア) 2013 窓と物語 Vol.02(waitingroom、東京) むすびじゅつ(静岡県立美術館、静岡) LUMINE MEETS ART(ルミネ有楽町、東京) 2012 地点 POU STO(TALION GALLERY) /(実家 JIKKA、東京) SLASH/07 できるだけ遠くをみろ(nap gallery、東京) 2011 8人の日本人アーティスト 東洋の交感〉(SSVAD )/ (国際交流基金ニューデリー日本文化センター、インド) せいめいのれきし (アキバタマビ21、東京) 2010 REV オープンスタジオ、(神奈川) GTS Sightseeing Art Project 2010 “記憶の森 夜の上映会” (大横川親水公園、東京) Story of the Island(小豆島AIRアートプロジェクト、香川) 2009 no name(旧立誠小学校、京都) / (ZAIM、横浜) 2008 N2Y et,et,et, (Zokeiギャラリー、東京) JEANS FACTORY ART AWARD 2008(高知市文化プラザかるぽーと、高知) サスティナブルアートプロジェクト2008 “事の緑” (旧坂本小学校、東京) KOSHIKI ART PROJECT exit exhibition #01 (ARTZONE、京都) 2007 KOSHIKI ART PROJECT(甑島/鹿児島) Continue Art Project 2007(大島/新潟) 2006 Continue Art Project 2006(大島/新潟)
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voidplus-jp · 11 months
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モーリス・ヨーステン「トランシエンス ーうつろうものー」      Maurice Joosten Transience 2023.6.9(fri)→  7.8(sat)
この度 void+は、モーリス・ヨーステンの個展「トランシエンス ーうつろうものー」を6月9日(金)より7月8日(土)まで開催いたします。 流れるような流線型のフォルムが特徴的な彫刻で、国内ではパブリックアート作品が知られるヨーステンは、2006年よりセンティングデザイナー(香りデザイナー)としても活動しています。今回は彼の創り出す彫刻と香りを組み合わせた、視覚と嗅覚を楽しめる作品をメインに、void+では初めての個展を開催します。 モーリス・ヨーステンのパブリックアート作品は、汐留のパナソニック東京本社、��崎アートヴィレッジ、九州歯科大学、ウィンタイ・アジア本社(シンガポール)などで見られます。彼は90年代に日本に住み、その後ベルリンに移住した現在まで、陰影を讃えるという日本独自の文化やその佇まいに興味を持ち続けています。長年にわたり制作している彫刻作品は、日本の文化を深く理解することでより研ぎ澄まされたものになりました。 また、センティングデザイナーとしては、2006年から@aroma社にて活動を開始、2013年からは同社ドイツ支社のクリエイティブ・ディレクターとして、国内外の特別な空間を演出するアロマをデザインしています。昨年の前橋、白井屋ホテルでの建築家・藤本壮介氏とのコラボレーションや、世界最速の超音速旅客機「オーバーチュア」のためのオリジナルフレグランスの制作など、空間を独自の象徴的なフレグランスにより印象的に転化しています。 そうした背景により、最近の彫刻作品では香りと視覚を統合することを試みています。流れるような作品のフォルムは固体と気体の間をうつろう、繊細ではかない相互作用を表現しています。彼の新しい彫刻は、風通しの良い視覚的な線と目に見えない嗅覚的な体験の融合、固体の物質がより流動的で繊細な物質へと変化すること、またその逆を表しています。 今回の新作は、ヨーステンのデザインする彫刻がフレグランスのディフーザーとしての機能も果たす、香りの彫刻ともいえる作品群です。 この香りの彫刻は、オマーンのボスウェリア・サクラの木から採れる高品質の乳香油を中心に作られた4種類の天然フレグランスブレンドとともに展示されます。何千年もの間、乳香の香りは神からの贈り物とみなされ、日常と超自然をつなぐ扉として、精神修養に使われてきました。人間の変容と超越の欲求を満たす乳香は、香りの持つ超越的なパワーを象徴しています。 軽やかな彫刻と、うつろいゆく香りをご堪能いただける、貴重な本展示を是非ご覧いただけますよう、お願い申し上げます。
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<開催概要> タイトル:モーリス・ヨーステン「トランシエンス ーうつろうものー」      Maurice Joosten Transience 会  期:2023年6月9日(金)→  7月8日(土)12:00 → 18:00 会  場:void+ (東京都港区南青山3-16-14, 1F) 定休日:日 / 月 / 祝日 お問合せ:[email protected] 企画・広報協力:YN Associates www.voidplus.jp オープニング・レセプション:2023年6月9日(金)17:00 - 19:00
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「エッセンスと彫刻」 モーリス・ヨーステン
私の創作は、生きることの儚さ、そして、身体性とその境界の消失を追い求めている。この主題は、これまで気体のように軽く形の捉えどころない白色の彫刻作品として具象化されてきた。 しかしながら、近年、創作の主軸は反転し、これまでの作品が光を表すとするなら、より暗闇へと引寄せられている。磨かれた白色の表面へ光が反射することで現れる表象から、内面より自らを照らす像へ。光は暗闇がゆえに輝き、そして完全なものとなる。「エッセンスと彫刻」は、空間の視覚と嗅覚をデザインする先駆的な接続方法である。儚く揮発性の高い香りの世界を、より堅固で強固な3次元の彫刻の世界と融合させるのだ。視覚と嗅覚を融合させた現代の錬金術師として、物質と非物質の世界の間にある想像上の境界を溶かし、それらを密接に結びつけることが私の目指すところである。
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Maurice Joosten(モーリス・ヨーステン)
1962年オランダ生まれ。アムステルダムのアートアカデミーにて現代彫刻を学び、ロイヤルアカデミーオブビジュアルアーツのフェローシップを修了。 1988年からビジュアルアーティストとして活動。 1997年よりイタリア、トリノ在住。同時期に、ヨガとnonduality(非二元論)の教えに触れ思索を深める。 2003年、東京、汐留のパナソニックのパブリックアートプロジェクト完了後、日本に拠点を移す。 2006年より、香りの研究を開始、視覚と嗅覚の相乗的な作用を探究する。東京とベルリンを拠点とする@aroma社のセンティングデザイナー(香りの空間演出デザイナー)として、世界中の航空会社の機内・ラウンジ、ホテル、高級車、ラグジュアリーブランドのために特別な香りを開発。 2013年よりベルリンにて活動。
<パブリックアート・プロジェクト> 2021年 Dell本社(東京) 2019年 パークタワー晴海(東京) 2008年 WingTaiAsia Holding(シンガポール) 2006年 九州歯科大学(福岡) 2006年 アートヴィレッジ大崎(東京) 2003年 パナソニック株式会社(東京) 1996年 OSB School(オランダ)
<近年の主な個展> 2000年 Studio Trisorio (イタリア) 1993年 Van Rooy Galerie (オランダ) 1991年 Van Rooy Galerie (オランダ)
<近年の主なグループ展> 2018年 Podbielski Contemporary gallery(イタリア) 2008年 “Small forms, great attitudes” Galleria Rubin(イタリア) 2002年 "Corpus" Castelbasso(イタリア)        "De gustibus collezione privata Italia" Palazzo delle Papesse現代美術センター(イタリア) 2001年 Galleria Lawrence Rubin(イタリア) 2000年 “Castelli in Aria, Arte a Napoli di fine millenio“ Castel Sant’Elmo(イタリア)
<受賞歴> 1998年 First Price Art & Design Concorso Luci & Ombre Lingotto Torino, Italy. 1993年 Charlotte Kohler Prijs Prins Bernhard Fonds, Netherlands.
<センティングデザイナーとしての主な仕事>
2023年 ブーム・スーパーソニック社が開発した世界最速の旅客機「オーバーチュア」のためのオリジナルフレグランスを制作。 2022年 建築家・藤本壮介氏とのコラボレーションによる、前橋の白井屋ホテルのためのオリジナルフレグランスをデザイン。このフレグランスはホテルの各所で使用され、東京・青山で開催された@aromaのイベント「建築x香りのデザイン」に参加。 2022年 リロのコレクションのために、オリジナルのリロ・ホーム・フレグランスを創作。 リロ・コレクションの各施設で、家の感覚をつなぐ官能的な体験と創出するものとして展開中(2023年~)。 2022年 ベルリンの建築家・インテリアデザイナー、ギスバート・ペップラーの新しいショールーム兼オフィスのためのオリジナルフレグランスの制作。 2021-22年 アメリカ、ルシッドモーターズ(高級電気自動車)のためのオリジナルフレグランスをデザイン、世界中のディーラーで使用されている。 2017-19年 英��ハンプシャー州の高級ホテル「ヘックフィールド・プレイス」の季節限定フレグランスの制作。 その他、レクチャー・ワークショップなどを各地で多数開催。@aroma社にて、視覚と嗅覚のデザインの直接的な関連性や、具体的なインテリアデザインにおける香りの使い方についての講座を担当。 2007年から2012年の間、横浜、鎌倉、葉山・智山荘にて、カシミールヨガのクラスを開催。
https://www.mauricejoosten.com
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voidplus-jp · 1 year
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「植物と光、依存と自由Ver.1」小田康平X東恩納裕一  2023.4.28 (fri) - 5.20 (sat)
void+では「植物と光、依存と自由 Ver.1」を4月 14日(金)から、別会場のQusamura Tokyoでは「植物���光、依存と自由 Ver.2」を4月28日(金)から開催いたします。この展覧会は、広島を拠点に東京では代田にショップを構える叢の小田康平と、日常の身の回りにあるものをモチーフに作品を制作する東恩納裕一の初のコラボレーション展です。 叢のサボテンは、無作為にカットされ続けた親木や接ぎ木されたユニークな様相のサボテンなど、植物の背景にある個性的なストーリーに耳を傾けた小田独自の価値観をもとに発掘し、時間の経過を経て変化する芸術作品として、また骨董品のように、アートコレクターや建築家など多くのクリエイター達を魅了して来ました。本展では小田のセレクトするサボテンを要素の一つとして、今回初めて東恩納が挑戦した陶器作品を織り交ぜて発表します。 東恩納は長らくインテリア(interior=内面/室内)に着目し、私たちのinteriorを形成するexterior の抑圧を示唆してきました。 本展で発表する東恩納の代表作である光のオブジェは、蛍光灯からLEDにアップデートした照明器具としてサボテンに光の環境を与えます。日常生活に自然を取り入れるインテリアとして浸透している観葉植物ですが、サボテンたちが人工的な光に依存しつつも不格好に自由を生きる姿は、東恩納がテーマとしてきた日常に潜む「不気味なもの」(シグムント・フロイト)の概念を暗示しているようです。
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<アーティストステートメント>
私たちや植物にとって光はかけがえのないもの。 けれど毎日溢れるように存在する光は、その重要性を軽視されすぎている。 東恩納さんの作品と組み合わさることで、「光」というものを具現化し、その存在価値を感じることができる展示になると思う。 小田康平
・・・・・
カット、接ぎ木などされる鉢植えのサボテンには自然の人為化が、逆に日常のありふれたテクノロジー;蛍光灯、LEDにはそれがテクノロジーであることを忘れて環境となる、人為の自然化が見られます。今回の「叢」とのコラボレーション、鉢植えされた植物とLEDのカップリングとは“自然”をめぐる2つの異なるベクトルの出会いとすれ違い、異種交配、短絡(ショート)の試みです。LEDに照らし出されるサボテンたちを眺める時、ふっと、鑑賞者であるはずの私たち自身、サボテンたちと同じ“自然”の葛藤を生きていることに気づくのかもしれません・・・ 東恩納裕一
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<展覧会概要> ■タイトル:「植物と光、依存と自由Ver.1」小田康平X東恩納裕一  ■会場:void+ (東京都港区南青山3-16-14-1F) ■会期:2023 年4月14日(金)―5月20日(土)12:00-18:00 ■定休日:日、月、祝日 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp
<同時開催> ■タイトル:「植物と光、依存と自由Ver.2」小田康平X東恩納裕一  ■会場:Qusamura Tokyo(〒155-0033 東京都世田谷区代田4-3-12) ■会期:2023年4月28日(金)ー5月28日(日)13:00 - 18:00 ■営業日:金、土、日、祝日 ■お問合せ:03-6379-3308 ■www.qusamura.com
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<アーティストプロフィール>
小田康平(おだこうへい/Kohei Oda) 広島生まれ。世界中を旅する暮らしをしていた20代の頃、旅先で訪れたパリで、フラワーアーティストがセレクトショップの空間演出を手掛ける様子に感動。帰国後、生花と観葉植物による空間デザインに取り組むようになる。数年がたち、画一的な花や植物での表現に限界を感じ始めていた頃、ある世界的アートコレクターと出会い、納品後に傷ついた植物を見て発した彼の一言、「闘う植物は美しい」に衝撃を受ける。以来、植物選びの基準を、整った美しさから、『いい顔』をしているかどうかに変える。独自の視点で植物を捉え、美しさを見出した一点物の植物を扱うことを決心し、2012年、独自の美しさを提案する植物屋「 叢 - Qusamura 」をオープンした。 ・・・・・
東恩納裕一(ひがしおんなゆういち/Yuichi Higashionna) 東京生まれ。1990 年代より、日常のなかに潜む馴染みがありながらも疎遠な距離感を感じさせる“不気味なモノ”(ジグムント・フロイト)をキーワードに、インテリア/interior をモチーフとした作品を制作する。代表作として、蛍光灯/LED のシャンデリア、モチーフを17 世紀オランダの静物画Vanitas に、技法をグラフィティに触発されたラッカースプレーによる“花の絵画”、ストライプ・モアレを援用したオプティカルなインスタレーションなどがある。
SOLO EXHIBITION 2020-21 void+ (東京) 2020 Ota Art Archives(OAA) #2 2019 void+ (東京) 2019/2015/2014 Capsule (東京) 2017/2009 日本橋高島屋 2016/2014/2012/2010 Yumiko Chiba Associates viewing room Shinjuku(東京) 2015/2011 Marianne Boesky Gallery, Uptown/Chelsea(ニューヨーク) 2012/2010 Nadiff(東京) 2012/2008 calm & punk gallery(東京) 2010 Venice Project (ベネチア) 2009 「変成態-リアルな現代の物質性 vol.4」gallery αM(東京) 2008 Marianne Boesky Gallery, Project Space(ニューヨーク)
GROUP EXHIBITIONS / FESTIVALS 2022-23「桃源郷通行許可証」埼玉県立近代美術館 (埼玉) 2022「世界の涯ての庭と室内」AL (東京) 2019 「重なりと作用」神山靖弘との2人展 The Third Gallery Aya(大阪) 2015/2011 glasstress(ベネチア) 2015 六本木アートナイト(東京) 2013「アートがあればII ─9 人のコレクターによる個人コレクション」東京オペラシティアートギャラリー(東京) 「Junkies’Promises」PAUL KASMIN GALLERY(ニューヨーク) 2012 Rokko Meets Art(神戸) Daikanyama Art Street (東京) 2011/2008 「MASKED PORTRAIT I&II」Marianne Boesky Gallery(ニューヨーク) 2010 「The New Décor」Hayward Gallery (ロンドン) 2009 「インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学」サントリーミュージアム[天保山](大阪)  「Constructivismes」アルミン・レッシュ ギャラリー(ブリュッセル) 2007 「六本木クロッシング2007 未来への脈動」森美術館(東京) 2006 「愉しき家 Enjoyable House」愛知県美術館(名古屋)
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voidplus-jp · 1 year
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福田龍郎「ただひとつの村」 2022.12.9 (fri) - 2023.1.21 (sat)
void+では2022年12月 9日(金)から福田龍郎「ただひとつの村」展を開催いたします。
かねてより福田は、写真にコンピューターグラフィックスを用いた作品を発表してきました。高空を無人気球が漂う”Altitude of 10,000m“や、南海の島がスイミングプールに埋めつくされた”Infinite Islands“などが知られています。また福田は熊野の集落やヨーロッパアルプスを撮影した”Mountains“のように、ストレートフォトグラフィの作品も制作しています。本展で発表するのは後者の新たなシリーズで、2015年より始めたプロジェクトとして日本の地方公共団体の最小単位である”村“を題材にした作品になります。
明治の市制町村制の施行前には、日本全国に58,719の村がありました。しかし昭和、平成の大合併を経て現在村の数は183となりました。47都道府県の13県で村が消滅し、12府県で村が残りひとつとなったのです。福田はその中の宮城県大衡村を訪ね“村“の固定観念が大きく崩れたのをきっかけに、写真による12村の物語を表すプロジェクトを始めました。宮城県大衡村、富山県舟橋村、千葉県長生村、埼玉県東秩父村、神奈川県清川村、京都府南山城村、大阪府千早赤阪村、島根県知夫村、鳥取県日吉津村、和歌山県北山村、徳島県佐那河内村、大分県姫島村。福田はこれらの村々の議会、村長、役場の職員や、風景、宗教、四季、独自の行事などを撮影し、村の共通点やユニークさを探りながら記録しました。
今回出品する「議会」は、12の全ての村で議長席から議員を撮影するという構図をとっています。「村長」は12人の村長のポートレイトです。私たちは過疎化や集落の衰退などの課題を抱える“村”というネガティブなイメージを持ちがちですが、福田は自立可能な豊かさを持ち独立した共同体の元となる”村”の現実を写真によって記録し、村のイメージの再構築を試みます。
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<展覧会概要>
■タイトル: 福田龍郎「ただひとつの村」  ■会場:void+ (東京都港区南青山3-16-14-1F) ■会期:2022 年12月9日(金)―2023年1月21日(土)12:00-18:00 ■定休日:日、月、祝日 ■冬期休廊:2022年12月27日(火)- 2023年1月10日(火) ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp ■広報協力:YN Associates
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福田 龍郎
1975年東京生まれ 1998年多摩美術大学美術学部油画専攻卒業 2000年多摩美術大学大学院美術研究科油画専攻修了 2001年ベルリン芸術大学造形学部留学 [-’03年] 2005年ポーラ美術振興財団若手芸術家在外研修助成によりワルシャワ、ベルリンに滞在[-’06年]
<個展>
2018年 「村の記憶」大衡村役場ギャラリー(宮城) 2016年 「ただひとつの村」大衡村ふるさと美術館(宮城) 2013年 「Solo」プラザ・ギャラリー (東京)  2012年 「Beyond」void+ (東京)   2008年 「What Have We Found」void+ (東京)   2005年「Ironia Widzenia」Malaギャラリー ZPAF-CSW (ワルシャワ)
<グループ展>
2015年 「VOCA展2015」上野の森美術館 (東京)   2009年 「堂島リバービエンナーレ」堂島リバーフォーラム (大阪)  2008年 「Singapore Biennale 2008」シティーホール (シンガポール)  2007年 「Out of Berlin…pass the picture」ゲーテインスティテュート (ベルリン)  2006年 「El126671859JP」ギャラリームラタアンドフレンズ (ベルリン)  2003年 「Nebeneinander」ギャラリー バラック (ベルリン)  2002年 「Wundermaschine」ブラウンシュヴァイク写真美術館 (ブラウンシュヴァイク)      「Sir」プロジェクトルームSub 11 (ミュンヘン) 
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voidplus-jp · 2 years
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ミヤギフトシ "American Boyfriend: Portraits and Banners" 2022.9.27 - 10.29
void+では2022年9月27日(火)から10月29日(土)まで、ミヤギフトシの「American Boyfriend: Portraits and Banners」展をYutaka Kikutake Galleryと同時開催いたします。
本展覧会のタイトル「American Boyfriend」は、ミヤギが2012年より現在進行形で取り組んでいるプロジェクトとして「沖縄で沖縄人男性とアメリカ人男性が恋に落ちることは可能かについて」をテーマに、文化、政治、歴史的な視点を踏まえながら、ミヤギ個人の記憶や体験とフィクションを織り交ぜた物語を展開してきました。出身地の沖縄や、セクシュアル・マイノリティとしてのアイデンティティに向き合いながら、ブログをベースに、写真、映像、様々な形態の印刷物など多岐にわたる手法で表現しています。
今回 void+の会場では、ミヤギの小説集『ディスタント』(河出書房新社出版)の登場人物「Y」、別会場(YKG)での展示作品にも登場する「Chris」や「The Protagonist / 僕」など、「American Boyfriend」に登場してきた人物たちのポートレイト作品を中心に構成されます。また、写真作品《感光》と、映像作品《感光の数分間》のシリーズからは今年撮影した新作を発表します。これらは2011年より制作するシリーズで、ミヤギが男性の家を夜訪ね部屋の明かりを全て消した状況下でポートレイト写真を撮影すると同時に、撮影行為そのものを映像で記録するという作品群です。カメラが被写体を写し撮るまでの数分間、言葉を交わすことなくただ静かにその暗闇を共有し、時にはとても居心地悪いものだったり、時にはその溶け込めない空間に身を置くことに新鮮さを感じたり、その行為は、昼間の光の下では得ることのできない撮影者と被写体との関係性や微かな気づきを写し撮ろうと試みるものです。このほか、ミヤギが写真を撮り始めた2000年頃の初期の作品や、自らのアイデンティティと向き合うため留学先のニューヨークで始めた写真シリーズ、《Strangers》の未発表作品など、小説のモチーフとなったポートレイト作品も展示いたします。
「American Boyfriend」のプロジェクトのスタートから10年が経ち、登場するこれらの人物は断片的なストーリーを横断することで本プロジェクトの輪郭を形成し、ミヤギが紡ぎ出してきたストーリーをより一層鮮明に見せてくれます。本プロジェクトは、戦後から現在まで続く分断された沖縄の地や、様々な社会との隔たりのなかで抑圧され、気づかれずにこぼれ落ちていく感情や小さな声を拾い、ささやかな抵抗として物語を語り続けます。
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<展覧会概要> ■タイトル: ミヤギフトシ “American Boyfriend: Portraits and Banners”  ■会場:void+ (東京都港区南青山3-16-14-1F) ■会期:2022 年9月27日(火)―10月29日(土)12:00-18:00 ■定休日:日、月、祝日 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp ■協力:Hikotaro Kanehira ■広報協力:YN Associates
<同時開催>
■タイトル: ミヤギフトシ “American Boyfriend: Portraits and Banners”  ■会場:Yutaka Kikutake Gallery (東京都港区六本木6-6-9-2F) ■会期:2022年9月27日(火)―10月22日(土) 12:00-18:00 ■定休日:日、月、祝日 ■お問合わせ: [email protected] ■www.ykggallery.com
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ミヤギフトシ
1981年沖縄生まれ。 2005年ニューヨーク市立大学卒業。 ニューヨークのPrinted Matterで働き始め、作家として活動を始める。セレクトブックショップのユトレヒト(東京)で勤める傍らXYZ collectiveの共同ディレクターも務める。
<主な個展> 2021 「In Order of Appearance」miyagiya ON THE CORNER (沖縄)
 2017 「How Many Nights」ギャラリー小柳 (東京)
 2014 「American Boyfriend: Bodies of Water」 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA,堀川団地 (京都) 2013 「American Boyfriend: The Ocean View Resort」Raum1F(東京)  2012 「American Boyfriend」アイコワダ (東京) 
 2009 「Author」ヒロミヨシイ (東京)  2007 「Island of Shattered Glass」ダニエル・ライヒ ギャラリー (ニューヨーク)  2006 「Brief Procedures」ダニエル・ライヒ ギャラリー (ニューヨーク)
<主なグループ展>
 2021 「第八次椿会:ツバキカイ 8 このあたらしい世界」資生堂ギャラリー (東京) 
2020 「Assembridge NAGOYA 2020」名古屋港~築地口エリア一帯 (愛知)    「現在地:未来の地図を描くために [2]」金沢 21 世紀美術館 (石川) 
 2019 「話しているのは誰?現代美術に潜む文学」国立新美術館 (東京) 
 2018 「小さいながらもたしかなこと 日本の新進作家 vol.15」東京都写真美術館 (東京)    「21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈 良美智まで」(平塚市美術館、神奈川) Kiss in Tears」(フリードマン・フィッツパトリック、ロサンゼルス) 
     「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」 ウィフレド・ラム現代美術センター(ハバナ)
 2017「ヒツクリコ ガツクリコ 言葉の生まれる場所」アーツ前橋 (群馬) 
  「Mode of Liaisons」Bangkok Art and Culture Center (バンコク) 
 2016「蜘蛛の糸」豊田市美術館(愛知) 
     「台湾国際ビデオアート展: Negative Horizon」鳳甲美術館 (台北) 
        「あいちトリエンナーレ 2016: 虹のキャラバンサライ」愛知県内各地 
        「六本木クロッシング」森美術館 (東京) 
「東京と、タイムマシンと、」YKG ギャラリー (東京) 
 2015 「愛すべき世界」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 (香川) 
        「日産アートアワード」 BankART Studio NYK (神奈川)
        「他人の時間」東京都現代美術館、大阪国立国際美術館、シンガポール美術館 
        「VOCA 展 2015 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」上野の森美術館 (東京) 
 2014 「Man & Play」ブレナン&グリフィン (ニューヨーク) 2010 「BigMinis」ボルドー現代美術館 (ボルドー) 
 2009 「Intimate Acts」 パース インスティチュート オブ コンテンポラリー アート(パース) 2008 「Anti-Hero」マウンテン・フォールド・ギャラリー (ニューヨーク) 
         「25 Under 25: Up-and-Coming American Photographers Exhibition」 ティッシュ スクール オブ アーツ (ニューヨーク) 
 2007 「d(e)scape」 オオニシ ギャラリー (ニューヨーク)
 2006 「When Fathers Fail」ダニエル・ライヒ ギャラリー (ニューヨーク) 2005 「Group show」グリーン・ストリート ギャラリー (ブルックリン)
<SELECTED BIBLIOGRAPHY> 2019 『ディスタント』 (河出書房新社) 2013 『New Message』 (Torch Press)
<コレクション> 金沢 21 世紀美術館(石川) 、愛知県美術館(愛知)、 国立国際美術館(大阪) 、森美術館(東京) 、広島市現代美術館(広島) 、豊田市美術館(愛知) 、東京写真美術館(東京) 、タグチアートコレクション
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voidplus-jp · 2 years
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POP-UP “ARTIST RUNNING” #7 濱田泰彰 by Chupa Cabra 2022.8.23 (tue) ― 8.28 (sun)
void+では、8月23日(火)から28日(日)まで、POP-UP “ARTIST RUNNING” #7 濱田泰彰 by Chupa Cabraを開催いたします。
POP-UP “ARTIST RUNNING” は、美術館やコマーシャル・ギャラリーといった既存のシステムに依らず、独自の方法やネットワークで活動領域を広げていくアーティスト・ラン・スペースやアーティスト・ラン・プロジェクトにスポットをあて、その活動をポップアップ形式で継続的に紹介していくプログラムです。 第7回目となる今回は、東京とウィーンを拠点に活動するChupa Cabraのショウケースとなり、Chupa Cabraとして活動する濱田泰彰の作品を発表します。 濱田は日本文化が西洋のスタイルを模倣し、新しく時に奇妙なジャンルを作り出す美学を通して、様々なトピックへ機知に富んだ手法で作品を制作しています。例えば濱田の彫刻シリーズ「Neighbours」のミニチュアの家は、日本のエポック社のシルバニアファミリーのドールハウスを彷彿させます。このヴィクトリア朝ののどかな家を模した玩具には、擬人化されたかわいいネズミが住み、北米を舞台にした中流階級の田舎暮らしを模しています。一方が濱田が制作する家はネオ・ゴシック建築をモチーフにしており、内部は家具も少なく、無人の状態です。その家にトロッコのハンドルや車輪を取り付けることで、家に架空の機能性を持たせ、玩具と日常の狭間にある シュールなレディメイドのように見せています。日本では、低層集合住宅などの建築物がアメリカ/ヴィクトリア朝様式で建てられていたり、一見木造やレンガ造りのように見える建物が実はプレハブなどの別の素材であることがよくあります。理想的な家族像を具現化した建築ですが、そのフェイクな素材感やコピーペーストが、 むしろ不気味で不穏な空気を醸し出しており、濱田の持ち運び可能なミニチュアハウスは、子供が描くような理想郷を表すと同時に、そこに付随する疎外感や負担などについても語っています。 本展では、家や車などをモチーフにした作品、住居をテーマにしたミニチュア作品やドローイングの新作も発表予定です。 なお、POP-UP “ARTIST RUNNING” #2としてプレゼンテーションを行なった4649のディレクターの一人でアーティストの小林優平の展覧会 "See Stars”も同時開催しております。この機会にあわせてご高覧いただけましたら幸いです。
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<展覧会概要> ■企画タイトル:POP-UP “ARTIST RUNNING”
 ■展覧会タイトル:POP-UP “ARTIST RUNNING” #7 濱田泰彰by Chupa Cabra ■会期:2022年8月23日(火)― 28日(日)12:00-18:00
 ■会場:void+eaves (東京都港区南青山3-16-14)
 ■ディレクション:杉原寛 ■キュレーション:兼平彦太郎 ■広報協力:YN Associates
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アーティストプロフィール 濱田泰彰(1988年日本生まれ、ウィーン在住) 2019年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画専攻修了 2018年 ウィーン応用芸術大学 デジタルアート科 交換留学生 2016年 多摩美術大学 美術学部 絵画学科 油画専攻 卒業 <個展> 2019年 「Neighbors」/東京, mumei 2019年 「Doctors office」 /東京藝術大学, 東京 <グループ展> 2022年 “Dreaming Organs” /Galerie Crèvecoeur, パリ 2019年 “NADA Miami Project booth” /4649 2018年 "NADAマイアミプロジェクトブース" / 4649 2018年 「Gemütlich Loch, Tschüss」/Justice, ウィーン 2018年 「グループ展」4649, 東京 <キュレーション、プロジェクト> 2020年- Galerie Chupa Cabra 2019年 “Comfortable Hole, Bye” / 4649, 東京    Ernst Yohji Jaeger, Melanie Ebenhoch, Wolfgang Breuer, Wolfgang Matuschek 2018年 “Gemütlich Loch, Tschüss” / Justice, ウィーン            Ernst Yohji Jäeger, Shogo Shimizu, Sophia Mairer, Yasuaki Hamada, Yuhei Kobayashi, Yuu Takamizawa
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voidplus-jp · 2 years
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小林優平 「See Stars」 2022.8.7 (sun) ー 8.28 (sun)
void+では、8月7日(日)から8月28日(日)まで、小林優平「See Stars」を開催いたします。
小林優平(1990年、東京都足立区生まれ)は、写真、版画、雑誌といった印刷技術周縁のメディアや技法に関心を持ち、写真史やファッション史のほか、漫画文化、ヤンキー文化、ヒッピー文化、雑誌文化といったローカルチャーからイメージの引用や参照をして作品制作を行なっています。それらはシルクスクリーンの印刷の順番の工程を利用した版画作品や、廃棄された��ットフレームに合わせてサイズを設定した写真作品、また印刷物を写真機の中でネガフィルムに押し当て複写した写真作品や、タバコの空き箱などの既製品を複製した彫刻作品など、写真や印刷物の持つ特徴や制作のプロセス自体が作品の構造となって、デジタル全盛の現在とはいささか逆行したアナログ的な技法とそのスピードによって、時間の経過や積層、圧縮がそのまま作品のテクスチャーとして反映され魅力のひとつにもなっています。そしてこのことは小林の先人の表現者たちやカルチャーへの憧れと愛情のあらわれとして、タバコ「Seven Stars」をもじった今回の個展タイトル「See Stars」からも伺うことができます。
本展では『月刊COM No,53 1968年11月号 石ノ森章太郎「章太郎ファンタジーワールド ジュン」 (虫プロ商事 昭和43年) / The Last “Whole Earth” Catalog (Penguin Books Ltd October 1971) / TIME: July 18, 1969: TO THE MOON SPECIAL SUPPLEMENT (TIME: Japanese Edition January 1, 1969) / LEG SHOW MAGAZINE: August 1995 (LEG SHOW January 1, 1995) / 雑誌類 (1970-1990頃) / Seven Stars / 廃棄されたマット / 白黒写真 / カラーリバーサルフィルム / Radio Garden 等』をモチーフに、写真や印刷物がもつプロセスに注目した作品を発表します。
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<展覧会概要>
■タイトル: 小林優平 “See Stars”  ■会場:void+ (東京都港区南青山3-16-14-1F) ■会期:2022 年8月7日(日)―8月28日(日)12:00-18:00 ■定休日:日、月、祝日 (但し8月7日、28日は開廊) ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp ■広報協力:YN Associates
同時開催にて下記の展覧会も開催致します。
■タイトル: POP-UP “ARTIST RUNNING” #7 Chupa Cabra ■会場:void+eaves (東京都港区南青山3-16-14-1F) ■会期:2022年8月23日(火)―8月28日(日)
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小林優平 Yuhei Kobayashi(1990年 東京都足立区生まれ)
小林はアーティスト・ラン・スペース「4649」の共同ディレクターの一人としても活動をし、2017年に「4649」の前身である「Workstation」の運営に参加し、その年初めての個展を開催して以降、国内外の展覧会に参加しています。
<個展> 2020 “magic for gazzete, mag for gazing, magazine for gazing, magazi ne for magazine.” ( mumei、東京) 2018 “Hi Jimbo” (4649、東京) 2017 “半端” ( Workstation、東京)
<グループ展> 2021 “Σp[【◎】]ω・́)􀀀􀀀􀀀” (LAVENDER OPENER CHAIR、東京) 2017 “noshow” (KAYOKOYUKI、東京)
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水戸部七絵 「War is not over」 2022.6.4 (sat) ― 7.4 (sat)
void+では、6月4日より水戸部七絵によるロックスターを描くシリーズ「Rock is Dead」の第二弾として、ジョン・レノンとオノヨーコの活動を主に引用した新作” War is not over”展を開催いたします。
水戸部はアノニマスのポートレイトを抽象画にした「DEPTH」シリーズをはじめ、顔をテーマにした絵画を制作してきました。「Rock is Dead」シリーズ第一弾では、近年ゾンビ・フォーマリズムなどと言われるアートバブルの影響を受けた絵画作品がマーケットに氾濫している状況に於いて、あえてデビット・ボウイやQueenなどのアイコ���ックなロックスターをモチーフに、独自のスタンスで絵画や芸術の本質に迫りました。またコロナ禍の中、世界のニュースを見ながら琴線に触れる政治やジェンダー、人種、アートの問題を感じたままに描いた絵日記をスタート、今春のオペラシティーアートギャラリーでは物量のある多彩な作品を発表しました。
本展は、芸術が戦争という現実に対し何らか作用する力をもたらすことができないかー。前回のロックスターシリーズから更に踏み込んだ昨今の社会情勢に対する関心が伺えるもので、重量と質量を持つ超厚塗りの絵画には水戸部の平和への願いが込められ、油絵具の塊とその匂いは現実のこととして私たちに問いかけてきます。
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<展覧会概要>
■タイトル: 水戸部七絵 “War is not over”  ■会場:void+ (東京都港区南青山3-16-14-1F) ■会期:2022 年6月4日(土)―7月2日(土)12:00-18:00 ■定休日:日、月、祝日 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp ■広報協力:YN Associates
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“War is not over”
戦争に対する表現として、私が選んだのはもちろん絵画だった。絵画の「原理主義」を引き継ぎ、絵画の条件に従っているつもりだ。「彫刻のようだ」としばしば言われるが、私にとっては絵画以外のなにものでもない。素手で絵の具を掴んで描くのはその方が直感的に描きやすいからであって、厚塗りになるのは何度も手直しを加えるからであり、何度も手直しを加えるのは人物を描くことに葛藤——対象の肌の色、顔の造形のひとつひとつに迫られる美醜の判断、自らのコンプレックス、果てはその人物の人生そのものに関わる「人物画」のおもさ——があるからだ。「99%の模倣と1%のデフォルメ」を往復しながら対象との距離を探り、画面全体の調和を認めたときに私は描くことを止める。
芸術は戦争に対して無力か。
かつて芸術家たちはそれぞれの方法でもって暴力に対峙した。エリュアールは詩集を戦地にばら撒き、ピカソはその惨状を描いた。そしてジョンとヨーコは"War is over"と高らかに歌った。
私の絵画はどうだろうか。戦地にあれば、作品によってはその厚さ、重さから邪魔にはなるだろうか。しかし戦車はすべてを蹂躙して進軍する。絵画は通常、その架空世界に人を引き込む力はあっても、現実世界に直接に作用する力を持たない。私はそこから「突き出す」ことを試みたい。
本展覧会では、ジョンとヨーコの『ベッド・イン』(1969)を参照する。これは二人がハネムーンの最中、ホテルの一室に記者たちを呼び、ベッドの中から平和について語ったパフォーマンスだ。かつてジョンは"imagine"と繰り返し歌い、ヨーコは"YES"と天井に描いた。今作は、「夢」を空想し強く肯定する二人の態度とは異なっているのかもしれない。『ベッド・イン』の世界を、あるいは二人を元にした絵画、あるいはアッサンブラージュされた既製品——現実世界に突き出している——これらはあくまで「現実」を意識させるものとして描いた。
絵画はフィクションだが、私たちは現実世界を無視できない。戦争はいまだ終わらない。
Nanae Mitobe Text edit :Shuhei Tsukishima
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水戸部七絵  みとべななえ 神奈川県生まれ 2011     名古屋造形芸術大学造形学部洋画コース卒業 2021-    東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画(油画第一研究室) 在籍

<主な個展>
2022「project N 85 水戸部七絵|I am not an Object」 2021「I can’t speak English!」NADiff A/P/A/R/T、東京        「Rock is Dead」biscuit gallery、東京 2019「I am yellow」Maki Fine Arts、東京 2018「DEPTH - Tranquil Pigment- 」florist gallery N、愛知 2016「水戸部七絵 展 MITOBE Nanae Exhibition」gallery21yo-j、東京        「DEPTH - Tranquil Pigment- 」florist gallery N、愛知
                      「APMoA , ARCH vol.18  DEPTH - Dynamite Pigment -」愛知県美術館、愛知 2014「ABRAHAM」LOOP HOLE、東京           「水戸部七絵 個展」 現代HEIGHTS GALLERY DEN .ST、東京
<主なグループ展>
2022「ソノアイダ|第3期 やんツー / 水戸部 七絵」ソノ アイダ #新有楽町、東京 2021「VOCA展2021 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」上野の森美術館、東京
            「Born New Art」渋谷スクランブルスクエア、東京        「HUMANITY」 Rikka gallery、東京        「ポリフォニックなプロセス+プレッシャー 」はしっこ(武蔵野美術大学)、東京        「COMBINE! by rin art association」CADAN有楽町、東京
2020「-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション展」WHAT、東京         LOOPHOLE15周年記念「チッチャイーノ展」LOOP HOLE、東京        「2020年度第3期コレクション展 私は生まれなおしている」 愛知県美術館、愛知        「HCN」Tokyo International Gallery、東京        「ホルベイン・スカラシップ成果展」佐藤美術館、東京都 2019「水戸部七絵|髙山陽介 顔の奥行き」関内文庫、神奈川県        「高橋コレクション展 アートのふるさと」鶴岡アートフォーラム、山形県 2018「高橋コレクション|顔と抽象ー清春白樺美術館コレクションとともに」清春白樺美術館、山梨 2017「本を、つくってみた -アーティストブックの制作と展示-」NADiff a/p/a/r/t、東京、void+、東京、Gallery TURNAROUND、仙台        「アブラカダブラ絵画展」市原湖畔美術館、千葉        「千一億光年トンネル」ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション、東京        「美術館ワンダーランド2017 ~イロ・モノノ ハコニワ~」安曇野市豊科近代美術館、長野
   「ART in PARK HOTEL TOKYO 2017」パークホテル東京、東京 2015「 LOOP HOLE 10周年記念展 」府中グリーンプラザ分館ギャラリー、東京        「赤のコルパー」T&S GALLERY / TIME & STYLE MIDTOWN、東京 2014「りこうなハンス」タリオンギャラリー、東京        「ゲルオルタナ オープンスタジオ」ゲルオルタナ、東京        「砂漠のスケッチ」BlackRockCity内テント、アメリカ        「FCHU OF MADNESSー無名祭祀書ー」LOOP HOLE、東京 2013「掲示」日本大学藝術学部江古田校舎、東京        「since」T&S GALLERY / TIME & STYLE MIDTOWN、東京 2012「16人の若手作家たち」 書肆 啓祐堂 ・ 啓祐堂 ギャラリー 、東京
        「460人展」矢田ギャラリー、愛知
        「3331アンダパンダン・スカラシップ展 vol.2」、3331アーツ千代田、東京        「CHOCOLATS DES FUCHU 2012~府中の味~」 LOOP HOLE、東京 2011「SHIFT←311/3.11以降の7人の現代アート」ART CAFE、広島        「密度II」、アートラボあいち、愛知        「イコノフォビア-図像の魅惑と恐怖-」、愛知県美術館ギャラリー/Gallery N、愛知        「BLUMEN GARTEN」 LOOP HOLE、東京
<所蔵>
愛知県美術館
<主なプライベートコレクション>
高橋龍太郎 コレクション 桶田 コレクション
  家入 コレクション 前澤友作 コレクション
<受賞歴>
2021「VOCA展2021 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」奨励賞 2019  ホルベインスカラシップ奨学生 2013「千代田芸術祭2011 アンデパンダン」審査員ゲスト O JUN 賞受賞 2011「熊谷守一大賞展」入賞
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高松太一郎 「ひと花を視る 花ひとを観る〜服(まつろ)わぬ者〜 展」 2022.4.15 (fri) ― 5.14 (sat)
void+では4月15日より高松太一郎による” ひと花を視る 花ひとを観る ~服(まつろ)わぬ者~”展を開催致します。 本展は「服(まつろ)ふこと」の再考をテーマにした展覧会です。 高松は大学在学中より「服ふこと」、つまり衣服を主体とした作品制作を始め、留学先の英国にて本格的にテーラーの技術を学びました。その後パリ・ミラノ・ロンドンといったヨーロッパでメゾンの核であるクチュールにテーラーとしてたずさわり、クラフトマンとしての修練を重ねてきました。 文化の異なる西欧と日本では服へのアプローチが異なり、その環境下で高松は自身のアイデンティティを見直すことになりました。西欧では人体に素材を沿わせるよう服を仕立てていく一方、日本では自然から得る素材自身が持つ目的を見つけて形にします。それは、プラクシスとポイエーシスの違いとも言い換えられます。そのような環境と経験から得た葛藤が、人間と自然との関係の再考と探求につながりました。 本展は、その中で高松が気付いた能楽の「翁」がモチーフになっております。それは、絹・羊毛・藍・水・土といった自然の素材に対し、自らのプランを押しつけるのではなく、それらの内の自然が持つ本質的な姿を引き出し、未だ服にならざるものたちに「翁」としての自らを重ね、展示の場という舞台を生み出す試みです。 今回出品する作品は、松井機業によって織られた特別な絹織物、染色作家・安達大悟(東北芸術工科大学准教授)によって染められた板締め紋様、藍師・加藤直也との協業で16ヶ月間に渡って染められた絹、ガラス作家・名田谷隆平(富山ガラス工房)との彫刻作品、絵画作家・キシエリとの共作作品を出品しております。
是非この機会にご覧いただけますよう、お願い申し上げます。
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翁について
金春禅竹が明宿集の中で、翁について語っています。翁は宇宙創造の始まりから既に出現していた、と書かれ、さらに住吉の大明神であり、諏訪明神であり、伊豆の走湯権現でもあり、筑波山の巨岩石でもあると続けられています。能楽の世界では翁を「後ろ戸の神」とし、芸能化することによって、その存在を舞台に登場させてきました。宇宙創造や神、能楽の話となると、なんだか遠い世界のことの様に思えるのですが、翁というのはそう遠い存在論の話ではなさそうなのです。後ろ戸とはつまり、床下や壁の向こう側の事で、その後ろ戸を守る猿楽の芸能者=職人達が、私達のすぐそばの空間である床下や壁の向こうから翁という目に見えない「偉大な者」を人格化して、その姿を見せてくれるのです。それはまるで、際限のない空間を背負ったトポロジーが姿形を変幻させながら、この世界に出現させてくる様でもあります。 室町時代に体系化された能楽において、時の権力者たちが身分の低い芸能者達を取り立てたのも、彼らがもつその「偉大な者を立ち上げる能力」にあったのかもしれません。 では、その「偉大な者を立ち上げる能力」は芸能者だけがもちえたのでしょうか?明宿集にはまた、以下の様な文章が記されています。「天体にあっては百億の銀河、百億の日月、地上にあっては山河大地、森羅万象、草木や鉱物などに至るまで、皆この翁の分身の行う霊妙なる働きにあずからぬもの等はひとつとしてない。」これは、私達が目に触れる者、聴こえる音、食す物、纏う物、日常において使う道具一切における話になります。とくに日本では古来より天皇家が召抱えてきた、様々な技芸を持つ職人達が単に物を形づくったり、音を奏でたりする存在としてではなく、異界からその「偉大な者を立ち上げる能力」を有した者とみなされてきたのではないでしょうか。 私が翁という存在を気にし始めたのは、服をつくる上で欠かせない絹や染め(藍染め等)に携わる職人達が、すぐ側に社や祠を祀っている姿をみた事がきっかけでした。養蚕や藍染めは、今や時代に取り残されてしまった、いわゆる伝統工芸的な存在です。あと2,30年もすれば、継承者はほんの僅かとなり、存在が危うくなっている可能性が高いのです。それでも彼らが、その手技をやめない理由は経済的な話ではなく、それは蚕や藍という生命から形や色を取り出す事でその「偉大な者を立ち上げ」ようとしているからに他ならないのでは?と思えるのです。 私達はたとえば、日光を浴びるだけでも、太陽から発生した様々な波動を受けて、そのエネルギーを身体に取り込むことができます。土や水脈、温泉、月光、鳥の囀りさえ、そうした波や粒子のエネルギーをもち、私達に何かしらの恩恵を与えてくれています。量子力学や相対性理論の発見によって、世界を数式で表現できる様になった現代。私達は携帯でGPSを見て移動し、時間差もなく地球の裏側にいる友人と通信ができる様になりました。とても便利で快適に過ごせる様になった世界、私達は昔の王侯貴族よりも贅沢な暮らしをしています。しかし、その一方ではすぐ側に在る小さくて目に見えにくい「偉大な者」の存在に気づけなくなっている様にも思えます。繊細な肌触りや微かな匂い、囁く様な音や見えそうで見えにくい糸の様な存在。 金春禅竹が明宿集に書き記した「翁の分身の行う霊妙なる働きにあずからぬもの等はひとつとしてない」ものたちの力を私達は数式や科学的な方法だけではなく、自分自身の五感や第六感を使って感じ、生きることについて考えていくときではないかと思えるのです。
高松太一郎
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<展覧会概要>
■タイトル: 高松太一郎 ” ひと花を視る 花ひとを観る〜服(まつろ)わぬ者〜”  ■会場:void+ (東京都港区南青山3-16-14-1F) ■会期:2022 年4月15日(金)― 5月14日(土)12:00-18:00 ■定休日:日、月、祝日 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp ■広報協力:YN Associates ■展示協力:株式会社ア・ファクトリー
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高松太一郎 (たかまつたいちろう) 福岡県福岡市生まれ
2004年 渡英。ロンドン/Gieves&Hawksでテーラリング技術を修得。 2009年 東京造形大学美術学科卒業 2009年 ERIMATSUI japanにデザイナーとして参画。 2013年 PRADA tailorチームにテーラーとして参画。 2015年 Dolce&Gabbana Sartoria teamにテーラーとして参画。 2017年 Chirstian Dior Couture にてオートクチュール事業にテーラーとして参画。 2019年 「東京、青山 テキスタイルの地図」展に出品。 スパイラルガーデン/東京 2022年4月 独立。
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中島吏英  「Flat」 2022.3.17 (thu) ― 4.2 (sat)
void+では3月17日(木)より中島吏英「Flat」展を開催いたします。 中島は2000年に東京藝術大学美術学部芸術学科を卒業後渡英してチェルシー芸術大学彫刻科、ロンドン大学スレード芸術大学彫刻科を修了。以降ロンドンを活動の中心に国内外で展覧会やフェスに数多く参加してきました。2021年には、イギリスのThe David and Yuko Juda Art Foundation Awardの2ndプライズを受賞し、益々今後の活動が注目される作家です。 音楽と彫刻の二つのメディアを融合させた作品でよく知られている中島ですが、既存の楽器を奏でて音を出すのではなく、私たちが普段目にする日用品、例えばバケツやビス、プレートやカップ、石、木の廃材などのオブジェを使い、時にはそれらをモーターなどにつなげて音を作りだし、スペース全体を様々な物音と、音と音との間の余白、それらを奏でるオブジェで彫刻に作り上げます。即興音楽のシーンでも、デヴィット・カニングハム、デヴィッド・トゥープ、ミキ・ユイ、チャールズ・ヘイワード、鈴木昭男等のミュージシャンともコラボレーションし、実験的なシーンでも活躍しています。今回は2016年以降様々な会場にて共演してきた坂田明氏を会場に迎え、トークとパフォーマンスを3月26日(土)に行う予定です。 前回のvoid+での展示では、ギャラリー自体をスピーカーに見立て、来場者にイギリスのダンジネス(Dungeness)の海辺にてフィールドレコードしたサウンドでスペース自体を響かせました。12年ぶりのvoid+での今回の展覧会では、どんな音にギャラリーが形作られていくのか、是非みなさまこの機会に実際に足をお運び、体感してください。
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<展覧会概要>
■タイトル: 中島吏英 「Flat」 ■会場:void+ (東京都港区南青山3-16-14-1F) ■会期:2022 年3月17日(水)―4月2日(土)12:00-18:00 ■定休日:日、月、祝日 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp ■協力:YN Associates
■トーク+パフォーマンス *限定20名 3月26日(土)18:00~  ¥2,000- 出演_中島吏英、坂田明  ご予約メール:[email protected]
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Photo: Rie Nakajima Installation view at Ikon Gallery, Birmingham
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中島吏英(なかじまりえ)b.1976.4.21  
2000 東京藝術大学美術学部芸術学科卒業 2005 チェルシー芸術大学BAファインアート彫刻科卒業 2006 文化庁新進若手芸術家海外留学制度英国研修 2007 ロンドン大学(UCL) スレード芸術大学MFAファインアート彫刻科修了 2009 ポーラ美術文化財団英国研修 2012 Cafe OTO アソシエートアーティスト/ロンドン 2017 Boom Oxford Contemporary Music 研究員/オックスフォード
<受賞歴> 2003 Peter Blake Circus Competition、2等賞、ロンドンインスティテュート 2007 Peter and Elizabeth MacLean 賞、スレード芸術大学 2014 The Arts Foundation 賞、実験音楽部門 2021 The David and Yuko Juda Art Foundation Award、2等賞、Annely Juda Gallery
<個展> 2022  「In Sounds, In Places」 La Chaufferie/Haute école des arts du Rhin ストラスブルグ 2020「See - Saw」Labor Neunzehn/ベルリン 2019「Stepping」STUK/ルーヴェン 2018「Cyclic」Ikon Gallery/バーミンガム 2017「Paging」Breakthrough Book Gallery/香港 2016「Throw」Lydgalleriet/ベルゲン 2016 「Wind Touch」Le Bruit De La Musique/リモージュ 2015「おとになる」シューゴアーツウィークエンドギャラリー/東京 2015「Leave」Karin Weber Gallery/香港 2014「Fall」3331アーツ千代田/東京 2014「Fall」noshowspace/ロンドン 2010「I Can Hear It」Soundfjord/ロンドン 2010「pun~q’ 」Quare/ロンドン 2009「Unwind 」Void+/東京
<主なグループ展> 2021「Polyphony」Kunstsammlung Gera/Orangerie & Museum Für Angewandte Kunst/ゲラ 2020「Klangkünste - drei Positionen an den Rändern eines weiten Feldes」Kunsthaus Wiesbaden/ヴィーズバーデン 2019「Dead Plants & Living Objects」Vostell Marpartida Museum/マルパルティダ 2019「Big Orchestra」Schirn Kunsthalle/フランクフルト 2019「Persisting Realities」Kunstraum Kreuzberg:Bethanien/ベルリン 2018「Minor Landscape」Galería de Arte Municipal de Valparaíso/バルパライソ 2016「La collera della lumache」 Alta Val Pellice/トリノ 2016「Bucharest Biennale」Bld Cantemir x Calea Șerban Vodă/ブカレスト2014「DYAD」Room Artspace/ロンドン 2014「No Music Was Playing」Instants Chavirés/パリ 2013「The Silence Between」Paul Stalper Gallery/ロンドン 2009「Zen und Konkret」Wasserschloss Quilow/クイロー 2007「The Future Can Wait」 Atlantis Gallery/ロンドン 2005「The Golden Guilded Egg Box…」LOT/ブリストル
<主なパフォーマンス> 2021「毛利悠子 & 中島吏英」Short Circuit, Holland Festival/De School/アムステルダム 2019「O YAMA O」Festival Novas Frequências Museu de Arte Moderna do Rio de Janeiro/リオデジャネイロ 2019「dara dara by David Toop+鈴木昭男+恩田晃+中島吏英」Oscillation Festival/Recyclart/ブリュッセル  2019「O YAMA O with David Cunningham」BBC Late Junction Festival/EartH/ロンドン 2019「坂田明 × 中島吏英 ライブパフォーマンス」原美術館、東京 2018「Cyclic」Ikon Gallery/バーミンガム(solo) 2017「Dead Plants & Living Objects by 中島吏英 & Pierre Berthet」Meakusma Festival/オイペン 2017「Dead Plants & Living Objects by 中島吏英 & Pierre Berthet」 Serralves Festa/Jirdim das Virtudes、Serralves Museum/ポルト 2016「Saturday Live : Low」Serpentine Gallery/ロンドン(solo) 2016「BMW Tate Live : Tarek Atoui The Reverse Collection」Tate Modern/ロンドン 2016 「On the Edge: Young on Sylvian – Skrap –Rowe/Toop/Davies/Nakajima/ Durrant」Nasjonal Jazzscene/オスロ 2016「おとになる:鈴木昭男 × 中島吏英」シューゴアーツウィークエンド ギャラリー/東京 2015「Performance Nacht, Zero」Martin Gropius Bau/ベルリン(solo) 2015「Christian Marclay」White Cube/ロンドン(solo) 2015「Over the Fence」Camden Art Centre/ロンドン(solo) 2015「boundary music」Whitechapel Gallery/ロンドン 2014「Dear Serge」De La Warr Pavilion/ベックスヒル (solo) 2014「New Experimentalists」The Arts Foundation Award/Queen Elizabeth Hall, Southbank Centre/ロンドン(solo) 2013「Blue, Yellow, Red」South London Gallery /London 2011「für julius」Hamburger Bahnhof/ベルリン (solo) 2010「Rie Nakajima」Le Murate/フィレンツェ (solo) 2010「Art Birthday」Okno/ブリュッセル (solo) 2009「Unwind:川口貴弘 × 中島吏英」Void+/東京
<キュレーション> 2015「Sculpture 7」Ikon Gallery/バーミンガム 2015「Sculpture 6」Serralves Museum of Contemporary Art/ポルト 2014「Sculpture 5」Lydgalleriet/ベルゲン 2014「Sculpture 4」Hepworth Wakefield/ウェイクフィールド 2014「Sculpture 3」Central Saint Martins/ロンドン 2013「Sculpture 2」Barbican Arts Centre/Dalston House/ロンドン 2013「Sculpture 1」Cafe OTO/ロンドン 2011「Lost Sounds, Miki Yui and Rolf Julius」Cafe OTO/Soundfjord/ロンドン
<ディスコグラフィ>
2022「mani mani」Pierre Berthet & Rie Nakajima (Kohlhaas/CD) 2021「Signal and Signaless」池田謙&中島吏英(ftarri/CD) 2020「海彦山彦」坂田明&中島吏英(TakuRoku/DL) 2020「KaruKuru」(TakuRoku/DL) 2019「Fusuma」(tsss tape/カセットテープ) 2019「1.May.2018」坂田明&中島吏英 (Ikon Gallery/LP) 2019「Dethick」Angharad Davies+中島吏英+Alice Purton (Another Timbre/CD) 2019「Floating Weeds」池田謙+大城真+中島吏英 (901 edition/CD) 2018「O YAMA O」O YAMA O (MANA/LP) 2016「With many many…」(White Cube/LP) 2014「Four Forms」(Consumer Waste/LP)
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