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biken1946 · 2 years
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美研メールニュース No.1(2022.4)
美研メールニュースNo.1をお届けいたします。美研通信はNo.57で一旦お休みをいただき3年後にNo.58は再開いたします。このメールニュースはオンライン参加・不参加にかかわらず、休所扱いとなっている特待生以下メール登録者全員に配信いたします。美研通信は隔月でしたが、メールニュースは毎月の配信です。改修の情報や改修後の研究所の形、オンライン講座の情報、ジョイントセミナーのお知らせ、皆さんの活動報告、公募展や個展、グループ展の予告など細かに載せたいと思います。皆さんの活動報告・予告は研究所事務所にお知らせください。
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(片付けの終わった誰もいない教室)
第403回コンクール
第403回コンクールが3月7日(月)~12日(土)に実施されました。前期18名/後期22名/人体27名/合計67名の提出。
○研究生の在籍詳細(2022/3月時点) 前期29名 後期31名 人体32名 絵画部 9名 彫塑部 10名 合計111名
コンクール出品数は素描科在籍者92名の72.8% 現在の研究所での最後のコンクールとなりました。多くの合格を念じていましたが、研究所の伝統的な厳しいデッサンに対する見方はやはり崩せず、前期1人という結果になりました。ただこの現場では最後ですが、3年後のリニューアルからコンクールは復活いたします。
第34回ジョイントセミナー(写生会)
第34回ジョイントセミナー(写生会)は大阪市中央公会堂にて開催されました。38名と多数の参加となりました。
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「4月16日の写生会、天気になり良かったです。私も外での写生会はひさしぶりでした。やっぱり、外での写生会はいいですネ。いつも教室では、デッサンがどうのこうのと言われるのですが、そんなのどうでもいい。うまく描けなくてもいい。その日、その場の風をかんじましょう。絵を描く楽しみを味わえればいい、又みんなに会える日まで。」 (担当講師 定森 満 記)
お知らせ
●美術館企画「親子で楽しむ春のスケッチ大会」  5月3日(火・祝)に開催します。今回は親子限定での実施となります。  担当講師は中井英夫。 ●第35回ジョイントセミナー  『絵画基礎講座』を開催いたします。担当講師は森井宏青。
  7月5日(火) 14:00~16:00(受付/13:30~)  美術館地下展覧会室 参加費・お一人/1,500円  講義『古典絵画技法・材料のすべて』  油彩・テンペラ・フレスコからアクリル絵具まで。西洋絵画の様々な技法や材料についての基礎的な知識をわかりやすく解説いたします。(森井宏青)           
申込はメールまたは電話で、6月1日(水)~30日(木)の間、受け付けます。定員は30名になり次第締め切ります。 ジョイントセミナーは8月に人物クロッキー、9月に人物固定ポーズを予定しています。
個展及びグループ展・公募展報告
●個展・グループ展 ◆アートと人生 愛そして宇宙 3月14日(月)~26日(土) ギャラリー菊/吉野芳子 ◆デッサン展 3月16日(水)~20日(日) 藤井寺美術サロン/松本かよこ ◆高槻阪急トリプル個展 6月29日(水)~7月5日(火) 高槻阪急3Fイベントスペース/羽根佐智子 ◆第9回うちょう展 5月25日(水)~31日(火) ホルベインギャラリー/花川孝二/井上勝司/森優子/木村信治/村田千代/久保美知子/牧草洋一/佐々木シュウジ ●公募展・コンクール ◆第78回関西水彩画展 3月8日(火)~13日(日)大阪市立美術館/梅嶋妙子/渋谷晴子/田村加津子/中野裕子/細井聡子/森優子/出口尚子 ◆第50回人展 3月8日(火)~13日(日)大阪市立美術館/東本光司/木村信治/鹿海由美子/時岡道代/森優子/山本君枝 ◆第27回アートムーブコンクール 5月10日(火)~15日(日) 大阪府立江之子島文化芸術創造センター/羽根佐智子
◆第66回新槐樹社展 兵庫展 3月23日(水)~27日(日) 兵庫県立美術館原田の森ギャラリー・京都展  5月17日(火)~27日(日) 京都市美術館別館/西﨑昌子 ◆第117回太平洋展 5月18日(水)~30日(月) 国立新美術館/池内正子
研究所の今
冒頭の写真、今の教室の記録です。イーゼルや椅子を片付け、何もなく寂しい空間です。他の教室も写真でお見せしたいところです。ここで75年の熱い思いが籠って時を経ていたと思いますと、何もない空間ですが、色々な想いが凝縮された濃い密度が残像として迫ります。
片付けたイーゼルや椅子やカルトンなどは、3年後3Fに移動するもの以外は廃棄する予定です。5月9日(月)・13日(金)の各11:00~12:00/13:00~14:00に研究生の方で欲しい方がおられればイーゼルなどを譲渡したいと思います。取りに来ていただける方限定です。美術館には駐車できません。石膏像については3Fに移動するもの以外は希望の方に抽選で譲渡が決まりましたが、梱包・運送は富島運輸に委託しています。イーゼルや石膏像についてご不明な点は研究所までご連絡ください。4月から始まりましたオンライン授業は現在多数寄せられている状況です。お一人の添削に当たる時間は平均して1時間を超えています。絵画作品批評などの場合はお一人5分なんて申し訳ない状況でしたが、今回の要時間は丁寧に伝えるためには必要な時間だと思います。いろんな作品が送信され、それぞれに個性があり、創造性を目的にしたガイダンスの課題が展開されています。それらの作品を皆さんに見ていただく場の設定はどうすべきか、現在進行中で議論しています。事前にお渡ししたオンラインの課題は、今年度が課題をベースにしたデッサン、次年度が提出されたデッサンをエスキースにし、3年目はそれぞれの画材で���品制作を、と考えています。このカリキュラムは、3年間の休所を無駄にしないため、また研究所の学習の結果にある制作への道を身につけてもらうために考案いたしました。
研究所のコンセプトは専門家育成です。デッサンのためのデッサンを目的にした機関ではありません。ましてや行く場所がないからと、行く場所でもありません。行く行くは研究所のすべての過程を修了して一人の孤独な制作の現場に入っていかねばなりません。まず「何を描く」から悩み、次に「どう描くか」を模索します。研究所では何を描くかの悩みはすでに準備されているので必要なく、どう描くかもその箱の中で考えれば済みました。オンラインの課題はWHATからHOWへ、一から自分で考える、今後の制作の現場に入るためのトライアルの3年間です。故に3年間の継続を念頭に置いています。疾病などのやむを得ない理由以外の退会は認められないとしたのは、継続に意味があると思ったからです。しかしそもそも魅力ある対応でなければ皆さんも興味を失うであろうことは自覚しています。マンネリにならず、毎回新鮮に取り組んでいく努力が我々に求められると思います。もし受講の方々に不満があれば改善し、また希望があればお伝えください。検討していきます。
「お知らせ」でジョイントセミナーの予定を記しました。開催は年数回の予定ですが、これに研究所展も加えていくとかなりの割合で皆さんとお顔を合わせることになります。情報収集の場としてセミナーなど、活用していただければと思います。研究所展は会場を変えて開催します。号数や点数など、詳細については来月以降のニュースでお知らせいたします。
編集後記
研究所の教室はほぼ何もない状態に片付き、これで石膏像がなくなると本当に何もない。寂しい限りですが、オンラインの添削作業、メールニュース(毎月送信)、様々な雑用、何しろ初めてのことばかりで戸惑うばかりで忙しい日々です。この分で行くと、こりゃ3年はあっという間、と感じています。(美研通信編集 中井英夫)
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biken1946 · 2 years
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20220503 美術館を描こう(親子写生会)
ゴールデンウイークまっただなかの5月3日に、大阪市立美術館をテーマにした親子写生会を開催しました。
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中井英夫先生からの説明のあとは美術館周辺のスケッチポイントを案内。
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思い思いのポイントを定めたあとは作品制作にとりかかります。
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中井先生からの講評でこの日のスケッチは終了しました。
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biken1946 · 2 years
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20220416 写生会
4月16日、中之島の中央公会堂周辺で開催。晴天にめぐまれ38名の研究生が参加、定森満先生の指導で思い思いに作品制作に取り組みました。
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biken1946 · 2 years
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20220216 美術研究所展
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2022年2月15日から20日まで大阪市立美術館/地下展覧会室で「第75回 研究所展&第57回 友の会展」が開催されています。
「第75回 研究所展」には、研究生64名から106点に加え、研究所講師の先生方の作品5点が出品されました。
洋画一席となったのは不死原登志子さん「希Ⅰ」(画像右)。
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また、「第57回 友の会展」には日曜洋画会の85名から145点に加えて講師の先生方の作品6点が出品されました。
力作ぞろいの展覧会、ご来場をお待ちしております。
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biken1946 · 2 years
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20211216 「paper C」で紹介いただきました
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大阪の多様な“つくる”文化を伝え、耕すWebメディア「paperC」。 大阪市立美術館とともに美術研究所をご紹介いただきました。 建築写真家の大竹央祐さんによる、 味のある素敵な画像の数々。 ぜひ、ご覧ください。
https://paperc.info/on-site/photo-report_osaka-art-museum
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