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#えちぜん鉄道福井駅
papatomom · 1 month
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2024.04.27(土) えちぜん鉄道福井駅舎内の待合室に設置されている「ストリートピアノ」に、新幹線の福井県内開業を記念し、県内の企業がカメラやスマホのフラッシュ撮影で虹色に輝くラッピング装飾を施した。 これにあわせて、県内出身のピアニスト徳永雄紀(とくなが ゆうき、イタリアの「イモラ音楽院」在学中とのこと)さんによるミニコンサートが開かれた。 曲目は「ラ・カンパネラ」と「ラプソディー・イン・ブルー」の2曲。 50名はいただろうか、大勢の方が聴きに来られていた。 特に「ラプソディー・イン・ブルー」は情熱的な演奏で、聴きごたえがあった。
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a-kichi · 1 year
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えちぜん鉄道春紀行
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narihira8 · 4 months
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福井鉄道
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えちぜん鉄道
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えち鉄と福鉄
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えちぜん鉄道の低床電車「キーボ」
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えち鉄と福鉄
田原町駅
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キーボの車内
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ari0921 · 3 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月15日(金曜日)弐
   通巻第8176号
 明日(3月16日)、北陸新幹線が金沢から敦賀へ延長
  福井県は観光と経済活性化の期待に湧いている
*************************
 北陸新幹線は日本海沿岸の糸魚川(新潟)から富山、金沢を通り、若狭と越前の境にある港町・敦賀まで延長される。『古志の国』の再現だ。
敦賀駅は新幹線駅で最高位の三階建て、駅前は商店街が整備され、あちこちに歴史的な遺物やら銅像、記念館がならんで観光客を待ち受けている。気比神宮から金ケ崎城跡は後醍醐天皇の御代の激戦地、信長潰走のおりは明智光秀が鉄砲隊を組織してみごと殿軍を務めた。
松原海岸から南へ歩くと、水戸藩の武田耕雲斎以下の天狗党を祀る松原神社、このあたりに渤海使をむかえた迎賓館があった。敦賀は観光資源に恵まれているのである。
 筆者、古代史最大のミステリーのひとつである応神天皇、そして継体天皇の取材を数年つづけているため何回も訪れてはいるが、訪れるたびごとに新しい発見がある。
記紀では応神天皇が武内宿弥に連れられて禊ぎに気比神社へ赴き、地元の神と名前を取り替えた。���ぜ? 
気比神社は仲哀天皇、神功皇后、応神天皇を祀るが、猿田彦と竹内宿彌もちゃんと祀られている。敦賀の応神を祀る神社のほぼすべてで、武内宿彌を祀っている。その謎を解明するために現地の稗史を調べているのです。
 継体天皇は三国に育ち、坂井市にある『天皇宮』に大和朝廷からの使者、大伴金村と物部荒鹿火を迎えた。その近くには執務した高向宮跡がある。また謡曲「花かたみ」の舞台と想定されるのが越前市の「花かたみ公園」と味真野神社。そこから奥へぐんと這入り込むと五星(ごおう)神社がある。応神から継体までの五代をまつる神社だ。このあたりが「文室」(ふむろ)とよばれるのは継体天皇の学問所があったとされるからだ。
 脱線すると能の『花かたみ』は各地の能舞台で演じられるが、ことしは3月17日に長野で催される。残念ながら筆者、先約とかさなって鑑賞に行けない。越前郊外の味真野神社境内には、この能を再現する継体天皇と越前妻とが並ぶふたりの銅像が建立されており、王冠は金で輝いていた(それにしても駅から遠いです)。
脱線すると雇ったタクシーは日産EV。『タクシーの電気自動車は初めて』というと運転手は「寒いから暖房を入れると電池の消耗がものすごい」と愚痴をこぼした。
 新幹線のはなしに戻すと福井駅前には「ふくみち」として商店街が整備され、武生駅は従来線駅よりかなり遠い田圃の真ん中に「越前たけふ」駅が新装されていた。
 沿線にはカメラマンがズラーリ、最後の従来線の車両と新幹線の一番列車を撮影しようと全国から鉄道ファンがあつまって壮観だった。彼らには応神、継体天皇に興味はない。
 さて糸魚川、富山(射水)、伏木、倶利伽羅峠、加賀の小松、そして坂井市の称念寺、敦賀気比神宮と、それぞれに芭蕉の句碑が建立されている。『奥のほそみち』は『古志のほそ道』であったというのが筆者の持論である。(拙著『葬られた古代王朝・高志国と継体天皇』、宝島社新書を参照。古志は「高志」、または「越」とも書きます)。
  ▼
((( 演目事典より )))
越前国味真野(現在の福井県越前市味真野町周辺)に、応神天皇の子孫である大迹部(おおあとべ)皇子(男大迹皇子、男大迹邉皇子とも表記)が住んでいました。皇子は武烈天皇より皇位を譲られ、継体天皇(450~531)となり都へ旅立ちました。帝は味真野にて寵愛していた照日の前に使者を送り、手紙と愛用した花筐(はながたみ:花籠のこと)を届けます。出先で使者を迎えた照日の前は、天皇の即位を喜びながらも、突然の別れに、寂しく悲しい気持ちを抑えられず、手紙と花籠を抱いて、自分の里に帰りました。
大和国玉穂の都(現在の奈良県桜井市池之内周辺)に遷都した継体天皇は、ある秋の日、警護に当たる官人らを引き連れて、紅葉見物にお出かけになりました。そこに照日の前と花籠を持った侍女が現れます。彼女は天皇への恋情が募るあまり、狂女となって故郷を飛び出し、都を目指して旅をしてきたのでした。狂女・照日の前が、帝の行列の前の方に飛びだすと、官人が狂女を押し止め、侍女の持つ花籠をはたき落します。照日の前はこれをとがめ、帝の愛用された花籠を打ち落とす者こそ狂っていると言い、帝に逢えない我が身の辛さに泣き伏してしまいます。
 官人は帝の命令を受けて、照日の前に対し、帝の行列の前で狂い舞うように促します。照日の前は喜びの舞を舞った後、漢の武帝と李夫人との悲しい恋の顛末を物語りつつ、それとなく我が身に引き寄せて、帝への恋心を訴えます。
帝は、照日の前から花籠を受け取ってご覧になり、確かに自分が愛用した品だと確認し、狂気を離れれば、再び以前のように一緒になろうと伝えます。照日の前は、帝の深い情愛に感激し、正気に戻ります。この花筐以降、「かたみ」という言葉は、愛しい人の愛用の品という意味を持つようになったと伝えられています。かくして二人は、玉穂の都へ一緒に帰っていくのでした。
 (( 以上ご参考までに )))
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yotchan-blog · 1 month
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2024/4/29 18:02:01現在のニュース
「やばいぜ、おい」 ヒグマが車に突進、激突 北海道警が映像公開(毎日新聞, 2024/4/29 17:59:32) 猫の「たま駅長」生誕25年式典 地方鉄道見直しに功績 和歌山(毎日新聞, 2024/4/29 17:59:32) 米テスラのイーロン・マスク氏が中国訪問、李強首相と会談 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/29 17:58:33) 「選挙妨害」に憤りの声 規制強化は慎重意見も 衆院東京15区補選 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/29 17:52:10) 米オレゴン州「薬物の非犯罪化」の方針転換 過剰摂取の死者急増、刑事罰復活へ([B!]産経新聞, 2024/4/29 17:46:14) 「消滅可能性自治体」近畿は81市町村 門真市など加わる - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/29 17:46:11) アラフィフ上司の解体新書 月9や安室ちゃんに夢中 上司世代の解体新書(下) - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/29 17:46:11) 丘陵地彩る5万株のツツジ 北陸新幹線延伸の福井・鯖江で満開(朝日新聞, 2024/4/29 17:45:42) 第1次世界大戦迫る110年前の音楽劇を初上演へ 後藤新平原案「平和」 戦争の危機にさらされる今だから:東京新聞 TOKYO Web([B!]東京新聞, 2024/4/29 17:45:41) 故横路孝弘氏、小沢一郎氏への権力集中を問題視 09年の民主政権(毎日新聞, 2024/4/29 17:44:25) 日本保守党の飯山陽氏、落選に「力が及ばなかった。それだけのこと」 衆院東京15区補選  百田尚樹氏は決意:東京新聞 TOKYO Web([B!]東京新聞, 2024/4/29 17:39:25) 「選挙妨害」に憤りの声 規制強化は慎��意見も 衆院東京15区補選(毎日新聞, 2024/4/29 17:37:19) 電動車いす女性の搭乗拒否、格安航空会社の対応検証へ 発火の恐れ、目視確認できず…(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) 巨0―ヤ9 ヤクルト先発全員安打、ヤフーレ初完封、山田が今季初本塁打(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) 店外案内、トイレ介助…企業、障害者への配慮義務化で「どこまで応じるか」線引き課題(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) ミズノ、アシックス…スポーツ用品メーカーの作業靴が人気 高価格でも性能重視(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) トランプ氏、デサンティス氏と手打ち 資金集めに期待(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) 米オレゴン州「薬物の非犯罪化」の方針転換 過剰摂取の死者急増、刑事罰復活へ(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) 中国、モンゴルと軍事演習 今月末から国境付近で(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) 米CNN世論調査でトランプ氏がリード、支持率42% バイデン氏は33%(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) ロシア、凍結資産接収で欧米に警告「盗みだ」「厳しく対抗する」(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) ソ5―4西 柳田悠岐が逆転サヨナラ3ラン ソフトバンク6連勝(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) 北海道新幹線、速度を引き上げ 青函トンネルを260キロで走行(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) 日1―0オ 日本ハムが接戦制す 郡司裕也、八回に適時打(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) 秋田市で特別攻撃隊招魂祭 県内出身の英霊56柱を慰霊(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27) 御巣鷹山に向かう登山道開通、冬季閉鎖を終えて 日航ジャンボ機墜落事故(産経新聞, 2024/4/29 17:33:27)
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milehighdad · 1 year
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福井駅。JR北陸本線。えちぜん鉄道。サンドーム福井(コンサートなど多目的イベント)。 新大阪駅9:46−11:34福井駅。特急サンダーバード。 恐竜王国。日本で発見された恐竜の化石の8割が福井県。福井県で初めて発見された化石、「フクイサウルス」、「フクイラプトル」、「フクイベナートル」、「フクイティタン」と命名。国内最古級の新種の哺乳類化石が発掘。
Fukui station. Dinosaur kingdom.
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usamierina · 7 months
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Trip to Shenzhen, November 2023 - Day 1: Sightseeing
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At first, I strolled around the places that seem to be famous in Shenzhen.
とりあえず深圳市内で有名そうなところを散策。
事前にTripadviserで観光地はチェックしていたものの、博物館とか遊園地とかばっかりで、あんまり行きたいところが見つからなかったのよねえ。(ビール屋さん情報を見たら俄然楽しみになったが。)
◾️東門町(老街)
とりあえずお腹が空いたので、気になっていた観光地ということで「東門町」というところへ。ホテルの最寄り駅「石厦站」から地下鉄3号線に乗って「老街站」へ。
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飲食店さんが多いエリアですね〜。
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香港とはちょっと街の作りが違う気がするんだけど、具体的にどこって言われると難しい。窓の外側に室外機が付いてないとか?
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この街は、道路における人権よりも二輪権の方が高い......車道でも歩道でも、バイクと自転車が優先されているという謎の街。めちゃくちゃ我が物顔にバイクが走っています。
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駐輪場もかなり多い。なんなの?1人1台バイク持ってるの?ってくらいどこもギュウギュウ。バイクの上で休憩しているおじさんも多い。
「老街小吃街」と「東門町美食街」に来てみました。
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ビルの1階にたくさん屋台が設置されている、まさに”食べ歩き飲食店街”!なんか見たことがない食べ物がたくさんあります...!
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串焼きは「烧烤(シャオカオ))」というらしい。串がめちゃくちゃ長いのは、何本かまとめて焼く時に焼きやすいからかな。 (これを歩き食いすると考えるとめちゃくちゃ危ないな...苦���)
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天井板はついてない様子。換気の都合かな?
問題は支払いですよ。
wechatpayはなぜか「友人認証」しないと使えず、頼みの綱はAlipay。こういう屋台系のお店は、調理したものが出されてから会計ができなかった時に困るので、とりあえずコンビニでAlipayをトライ。(払えなかったら商品を返せばいいので...)
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登録した時の承認コードが分からず...決済が全くできない状態。 この飲食店エリアで現金が使えない場合は、私は無一文のポンコツです。
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どのお店も「Alipay」と「wechatpay」のQRコードは置いてあるものの、現金がつかえるかどうかわからない状態...
2Fのレストランっぽいところで、ちょっと暇そう(&優しそう)なお姉さんに、「このエリアの飲食店は現金は使えますか?」という文章をGoogle翻訳した画面を見せ、「???大丈夫よ???」と言われたので、とりあえず現金で食べてみることにしました。
どれも気になるんだけど、どれが正解なのかわかんないんだよな...
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牡蠣が美味しそうなんだけど、海外の屋台的なところで牡蠣を食べるのはかなり危険な気がする...苦笑
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現金も使えるということだし!とりあえずなんか買おう!
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「小煎包」を発見したので購入。
...これが、びっくりするくらい美味しくなかった...!! 価格は25元(500円くらい)で、3種類の味のものが8個くらい入っててめちゃくちゃボリューミーだったんだけど、肉はパサパサ、皮はカチカチ、古そうな油で朝からずっと置いてあったやつやん...?って味。頑張って食べたものの、やむを得ず半分くらいでギブアップ。
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お次は「ホタテのニンニク蒸し」的なものを。
...ホタテはどこ...? ほんっっっっとうに小さくなった貝柱だけが下の殻についていて、これはほぼ「春雨の刻みニンニク蒸し」でした。 さっきの焼小籠包よりはましだけど(ニンニク好きだからというだけ。)、全然美味しくないです。
結論☞ 屋台飯で美味しいところは多分無い。
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このエリア「福田區老街」は衣類の市場が多いらしく、確かにファッションショッピング街だった。
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めちゃくちゃ派手なマクドナルドあった。 (マクドナルドですらカードは使えなそうだったので、本当にQRコード決済が使えないと人間扱いされないんだな...と思う)
!!このあと!!
香港の3で電話番号付きのSIMカードを買ったことを思い出し、アカウントは作れそうだったAlipayで新しいアカウントと決済パスワード番号を再設定し、カードを登録したら使えた!
無敵になった私は、次の観光地に向かいます。
「老街站」からまた地下鉄3号線に乗って、「少年宮站」で下車。
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公園に来ました。(本来の最寄りは一個手前の「莲花村站」みたいだけど、こっちの方が近そうに見えた)
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広い〜!
◾️蓮花山公園(莲花山公园)
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有名そうな公園です。
芝生でゆっくり過ごしている人も多く、いい公園だね。 なぜか超本気で凧揚げしている人が多い。凧揚げ流行ってるのかな?
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ここで一番有名なのは「鄧小平」の銅像。
地図を見たところ、歩いて11分くらいということだったので、せっかく来たし、たぶん今回行かなかったら一生行かないから、行くか......と思って���園の中へ。
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中に入っていけば行くほど、どんどんジャングル化。そして石畳の傾斜がキツく、だんだん階段になっていく...
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安くてうっす〜い靴底の平たい靴で来たことを後悔。スニーカーにすればよかった...
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途中からどんどん階段がキツくなってきたが、到底戻ることはできない。前に進むしか無い。「右足の次に左足を出せば、歩ける」くらいの修行の気持ちに。これ、本当に歩いて11分で着くん...?
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山頂の広場に到着。
(地図の写真を撮ったのが14:53、ここの写真が15:08だったので、確かに15分くらいで着いた。めちゃめちゃ山登りだったぞ!!!)
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深圳が一望できる高台。やっぱ高いビルが多いなあ。空が広い。
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鄧小平の銅像。銅像の下には「鄧小平同志」と。深圳の街の発展は鄧小平の功績みたいね。
もっと大陸の方から来ていた団体旅行の人が、警備の警官に集合写真を撮らせていました。気持ちが強い。
特に他に見るものはなかったのと、あまりの足の疲れでそのまま降りてきました。
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次の目的地は自転車で行ってみることにしました。
Alipayのアプリで決済できる自転車が町中に溢れててめちゃくちゃ便利...!道路が広いからできることだなあ。日本では難しそう。
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さっきの角みたいな建物は博物館だったようです。
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道路広い〜!片道5車線だから道路が川のよう。
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COCO Parkというショッピングモールにきました。めちゃくちゃでかい!!!新しい!!!ここでいよいよビールタイムです。
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kachoushi · 1 year
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各地句会報
花鳥誌 令和5年3月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年12月1日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
亡き母の言葉身に入む夕明り 喜代子 美人画を日毎見つめた古暦 都 湯豆腐や仕切向うの京言葉 同 榾の宿見知らぬ人と語らひし 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月3日 零の会 坊城俊樹選 特選句
愛妻は冬天に有り見得を切る 慶月 着ぶくれの肩に銀座ののしかかる 炳子 楽屋口より銀鼠のインバネス 要 懐手役者戻りし噂など 順子 木挽町の電線緩く短かき日 三郎 市松の歌舞伎のれんを出で嚏 慶月 団十郎の顔があちこち十二月 和子 薔薇の紙袋の中の聖樹かな 同 ベントレーの真つ赤に負けてゐる聖樹 三郎
岡田順子選 特選句
寒椿真紅へと歌舞伎めく 三郎 昭和めくショール纏ひて三越へ 俊樹 着ぶくれの肩に銀座ののしかかる 炳子 楽屋口より銀鼠のインバネス 要 半世紀前の残像獅子の冬 炳子 緞帳の街を冬日の揺りおこす 三郎 楽屋口興行なくば石蕗明り 光子 聖夜待つ靴職人の鉄の音 はるか 木挽町の電線緩く短かき日 三郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月3日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
水鳥の水曳きどこも濡れてゐず 睦子 LEDのひんやり灯る夜業かな 同 あさきゆめみし水鳥に忽と日暮 美穂 裸婦像の目に郷国の冬の虹 かおり 水鳥の陸に上がれば幼なけれ 睦子 水鳥の言問ふやうに漂へり 朝子 日向ぼこ石となりたき日のありぬ 美穂 昇降機空まで行ける聖夜かな 愛 出逢ひとは別れの序章おでん酒 朝子 よきことの一つ蜜入り冬りんご 美穂 忘れたきことも掃き寄せ落葉焚く 孝子 女医の手の結婚指輪冬ぬくし 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月5日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
じよんがらもよされも遠き虫の出湯 雪 枯るるもの枯るるにまかせゐる他は 同 裸木に巣箱が一つ傾ける 同 散りてなほ緋を極めたり櫨紅葉 笑 冬の蝶小さき花に身を委ね 同 綿虫の恋の信号飛び交はし 同 目に見えぬものが背押す街師走 かづを 新刊書表に並べ書肆師走 匠 長者町大名町も落葉降る 和子 正信偈声高々と十二月 清女 うつかりと仲直りするおでん酒 啓子 沈下橋今日も見えずに歳用意 天空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
餌台に人を覗きて冬の禽 宇太郎 姉の忌の近し綿虫横を飛ぶ 和子 冬めくといふ風音の離れぬ日 同 かき混ぜて消ゆる泡みる夜の葛湯 栄子 菊に埋む引導なしの葬一つ 宇太郎 花石蕗や蜑の通ひ路九十九折 益恵 院殿の墓碑を囲みて霜柱 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月9日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
大根を洗ひ干したる深庇 世詩明 白山の雪の白さを見え深め 同 筆太に妻の消息年賀状 同 戻られし神をねぎらふ注連飾 ただし 大いなる榊まつりし神迎 同 山眠る話時��ちぐはぐに 清女 幸不幸仏に委ね報恩講 同 初時雨韋駄天走りあちこちに 輝一 切り分けの聖菓較べる子供かな 誠 老い一人煙草を口に日向ぼこ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月10日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
大年のバックダンサー出番待つ 登美子 大銀杏黄葉や夜道光りたる 紀子 白山を見て暮らす日々障子貼る 登美子 母と吾と灯ひとつの根深汁 同 遥かにも雪の白山見ゆる橋 令子 年末や薪湯沸かして近所呼び みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月10日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
言葉直ぐ固まつてゆく冬夜かな 秋尚 年惜しむ陽子の墓所に供華新た 幸風 一筋の日差しを纏ひ浮寝鳥 幸子 茶の花を飾る店主のハンバーグ 亜栄子 冬の夜機織るやうなものがたり ゆう子 多摩川の皺む波間に浮寝鳥 美枝子 それぞれは好みの椅子に冬の夜 ゆう子 折節に冬帝なごむ母の塔 幸風
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
蕪一個抜き来一人の夕厨 一枝 著ぶくれを拾ひ電車の満員に みす枝 越前の奥へ奥へと時雨降る 世詩明 時雨るるや村暗くなり小さくなる みす枝 生と死を考へながら柚子湯かな 信子 オブラート破れて苦き十二月 清女 煤払ひ古き薬を捨てにけり ただし 太平の色したたらす熟柿かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
お化粧の仕上げにマスクかけにけり 三無 湯ざめして婆ちやんいつも卵酒 和魚 「どうしました」マスクの医者の声やさし あき子 受け継ぎし神楽の面の儼乎たる 史空 御神酒吹き魂入れらるる神楽面 三無 神楽の音菜つ葉切る手はづませる ことこ マスクしても寡黙の人になり切れず 秋尚 鉦の音の早まる宵の里神楽 同 神楽面舞へば表情豊かなり 史空 母の手が湯ざめするよと襟押へ ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月13日 萩花鳥句会
月の夜は銀の毬藻に浮寝鳥 祐子 七五三おんなの一生歩み出す 健雄 極月の破れ手帳の重さかな 俊文 故郷の煉物届きおでん鍋 ゆかり 思ひ出の中の障子を開ける朝 陽子 一人去り彼の人も去り山眠る 吉之 張り替へて色あせ目立つ障子骨 恒雄 影絵如障子に木々の写りゆく 美恵子
(順不同) ………………………………………………………………
令和4年12月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
残菊は残菊と云ふ色の香に 雪 穴無惨枯蟷螂となり切れず 同 煤払大仏様の膝の上に みす枝 雪起こし百貫玉の落つる音 同 師走来て一番のりの美容院 富子 雪囲ひ男結びの揃ひけり 真喜栄 一斗樽三つ仕込みて師走かな 玲子 道一筋孤高の山の雪化粧 嘉和 注連細く巻きて御幣に神宿る 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月16日 さきたま花鳥句会
黒煙を吐きて冬野へ陸蒸気 月惑 実南天御成座敷の窓明り 一馬 額縁門残る紅葉や泉岳寺 八草 終の地に老いて根を張る冬紅葉 裕章 散るやちる散るままなりし落葉道 紀花 結願の晴れ切る空や冬木の芽 とし江 店抜けて女将小走り酉の市 康子 取寄せし河豚ひとまづは仏壇に 静子 一人見る冬満月や奢侈極む 良江
(順不同) ………………………………………………………………
令和4年12月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
冬日向野良猫が来て完成す 千種 寒禽の古代広場の空に消ゆ 白陶 大枯木侘しや空の巣を抱き 圭魚 冬帝に眼見開く埴輪かな 三無 浮寝鳥にも攻防の濁り池 要 昃れば雪虫蒼く漂へる 炳子 群れてゐて己を尽くす野水仙 三無
栗林圭魚選 特選句
冬帝に眼見開く埴輪かな 三無 冬枯に錆朱のコート遠ざかる 要 日矢刻みつつ枯葉舞ふ小径かな 同 紅葉散る眩しき日矢を弾きつつ 三無 冬枯に詩吟朗々沁み渡る 要 浮寝鳥にも攻防の濁り池 同 昃れば雪虫蒼く漂へる 炳子 落葉ひとつひとつ大地へしじま足す 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ふり向けば虹もかかりて片時雨 笑子 日本海よりの潮風懸け大根 同 師走てふ町行く人も急ぎ足 啓子 山眠る小動物も夢の中 同 ゆつたりと領域守り浮寝鳥 千加江 惟みる中子師校歌能登小春 淳子 大焚火して棟梁の頰染めて 同 貫之の土佐日記なる波の花 同 アナウンス飛び交ふ案内駅師走 和子 極月や討入り語る講談師 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月22日 鯖江花鳥俳句會 坊城俊樹選 特選句
越前の夜の更け行く菊膾 雪 帰り花ほどの身の上知るばかり 同 柏翠の調理師免許身に入みぬ 同 人の世にかくも爽やかなる別れ 同 猫じやらしてふ名全うして枯るる 同 近松忌男の持てる顔いくつ 同 シャッター通り歩く男の冬帽子 昭子 着膨れて隠しから出す小銭入 同 箱階段みしみしと鳴る日短 同 優男には近よらず雪女郎 同 み仏の膝に眠りし猫小春 ただし 彫り浅き千代女の句碑や風白し 同 荒るる潮崖を昇りて浪の花 みす枝 聞き上手相槌上手炬燵の間 同 追憶の母はつつましヒヤシンス 一涓
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月25日 月例会 坊城俊樹選 特選句
鯉はまだ水底に居て降誕祭 小鳥 片翳りして水鳥の消ゆる午後 炳子 羽根付けし少年少女クリスマス 順子 木枯や犬咥へたる赤きもの 和子 発声のなく群衆となる外套 光子 冬木の芽依代として時を待つ 三郎 寒禽の声やさしきは恋ならむ 昌文
岡田順子選 特選句
鯉はまだ水底に居て降誕祭 小鳥 青年は武道館へと冬木の芽 月惑 本殿の奥のひと揺れ年の果 三郎 零戦の真後ろに立ち懐手 小鳥 極月の鯉は黄金の鯉となり 俊樹 青といふ底なしの天なる寒さ 光子 繭白の提灯三列春用意 和子
栗林圭魚選 特選句
献木の葉も艶々と冬椿 佑天 鯉はまだ水底に居て降誕祭 小鳥 引つ掻きてみたき青空年つまる 順子 鴨の声幽かに聞きて九段坂 炳子 裸木の列柱なせる大鳥居 要 寒禽の鳴き交したる虚空かな 佑天 枯れ様をさらし尽くして濠の蓮 要
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
仲直りしたくて蜜柑剥いてやる ひとみ 細胞の溶け出してゐる日向ぼこ 同 少年は狐火を見に行きしまま 同 手回しのミル短日の音重ね 由紀子 花枇杷や八十路麗し名妓の家 久美子 鉄瓶のきりりと据る冬の朝 さえこ 花枇杷に愛を求むる虫来る 美穂 さよならと赤きマフラー振り向かず 同 神鈴を打ちて寒濤迫りくる かおり 蕪村忌や立てる襟なき放浪者 勝利 追羽根の一人一人に違ふ空 朝子 宇宙船帰還するらし葱刻む 愛 日おもてに人見知りの子枇杷の花 睦古賀子 波の上の禅定なるや浮寝鳥 同 狼の魂いまも大和に伏せしまま 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月2日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
熟し柿落す一つを拾ひけり 世詩明 渡り鳥集合離散離れざる 同 松手入れ空の明るさ戻しけり 同 病室の窓にもトンボ見舞はれし 輝一 耳遠く遅れて笑ふ老いの秋 秋子 生きるとはすさまじきもの蟻の列 同 静かなる大和三山星月夜 誠 新涼の後ろ姿の理髪台 同 心中にたむける回向近松忌 やす香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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shirasuphoto · 2 years
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越前八景 永平寺口駅(旧東古市駅)
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narihira8 · 4 months
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えちぜん鉄道三国港駅の天井
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電車がきました
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入線するところを撮りたかったのですが😅
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左にチラッと見える黒い建物は、京福からえちぜん鉄道の歴史の経緯をパネル展示してある資料館みたいな所でした。館内は撮影禁止でした(>_<)
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国鉄臭を感じる車両
えちぜん鉄道
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kyotomoyou · 3 years
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【福井県】越美北線🚃 . 好みや良し悪しは別として、 最近の中では(もう結構前ですけど) 自分なりに良く撮れた一枚📷️ . 有名なポイントから少しずれた場所🏞️ . すでに廃線跡のような 雰囲気(良い意味で)が最高🛤️ . 4時間待った甲斐がありました⏰ . これにて越前シリーズは終了です💐 . (2021/05/12撮影)
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papatomom · 4 years
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20191219(日)
「えち鉄」の名で親しまれている「えちぜん鉄道」。その福井駅舎にストリートピアノ(駅ピアノ)が設置されたので見に行ってきました。残念ながら演奏はされていませんでしたね。地方では演奏してくれる人がいるのか心配なところでもあるのですが、街を盛り上げようとする試みなので、誰か演奏しに来てほしい。JR福井駅前のハピテラスでは今年もスケートリンクが設置されて、大人から子どもまでスケートを楽しんでいました。
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ryusons · 4 years
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あわら湯のまち駅  えちぜん鉄道三国芦原線です  電車に乗りたいけど時間がないの  #あわら湯のまち駅 #えちぜん鉄道三国芦原線 #えちぜん鉄道 #芦原線 #駅 #station #あわら市 #福井県 #空 #sky https://www.instagram.com/p/B8sli-8AMQs/?igshid=18kvkzqvmue2a
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5yamada7 · 3 years
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田原町駅(福井県福井市)駅名標:えちぜん鉄道三国芦原線 Tawaramachi Station. Fukui, Japan (Aug 2017)
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和4年8月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年5月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子 鍵穴を覗けば明治聖五月 きみよ 薔薇園のクレオパトラはまだ蕾 秋尚 ひざまづく職人の手に朽ちし薔薇 久 華やかに薔薇から離れゆく女 順子 旧家とは黴の匂ひと薔薇の香と 久 ダイアナと言ふ白薔薇にさみだるる きみよ 避雷針錆びて眠りし夏館 いづみ セルを着て館の手すり撫でてをり 季凜 棕櫚の花待つ洋館の灯は昏く 和子 この薔薇も名の幻を抱き続け 順子 罪深き身をつつみたる薔薇の風 和子
岡田順子選 特選句
セピア色かな夏炉の上の写真 光子 父と子の聖霊が触れバラ白に いづみ 緞通の褪せし撞球室に夏 光子 大滝の水のふたつの光る芯 三郎 裏木戸を守る閂とめまとひと 久 黴の世や蔵に遺作の絵が少し 同 薔薇の夜に抱かれて園の鳥となり いづみ いくつもの薔薇の名を呼びゐたりけり 光子 薔薇を売る男はそつと跪く 小鳥 金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
観音の慈悲の眼差し春の雨 中山昭子 春愁や逝きたる友と病む友と ミチ子 奥院に鎮もる神や祭果つ 昭中山子 渓水の音も卯の花腐しかな 時江 田植機の通りて泥の日曜日 久子 幾何学も知らず蜘蛛の囲かけてをり 中山昭子 代掻くや鉄塔揺らし雲揺らす みす枝 仏壇の母と語りし母の日よ 信子 無人駅菜の花一輪挿しの卓 英美子 海色の風を運びて夏来る 時江 とりどりの駄菓子買ひ込み昭和の日 上嶋昭子 粽解く香りの中に母の顔 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
北信の山々を背に鯉幟 貴薫 風を呑む園児手作り鯉のぼり 三無 新茶淹れ母と語らふ京都旅 せつこ そこはかと由緒ある家鯉幟 美貴 嫌なことすうと消えゆく新茶の香 美貴 故郷の新茶届きて長電話 史空 鯉幟男児誕生高らかに せつこ 新茶汲む最後の雫ていねいに 美貴 新茶の香部屋にすつきり立ち昇り せつこ 五人目にたうたう男の子鯉幟 あき子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
奥越の麻耶姫目覚め山若葉 令子 子どもの日少年その日句を作る 同 書き込みの多き譜面や夏浅し 登美子 駆け足も卯月の雨に追ひつかれ 紀子 肩ぐるま手を伸ばしをり藤の花 実加 二輪車のオイル残香夏に入る 紀子 菓子のやう小さなトマト頰張りし あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月10日 萩花鳥句会
句友とも会へぬコロナや夏に入る 祐子 育つ子に未来の風を鯉のぼり 健雄 ひとけなく今は昔の多越の藤 恒雄 葉桜や母と集ひしこのホテル ゆかり 甘夏の里は潮風吹くところ 陽子 葉桜を揺らす影なし廃校舎 明子 葉桜の土手お揃ひのユニホーム 美恵子
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令和4年5月12日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ウクライナいつまで続く五月闇 由季子 母の日に思ふ後に父もゐて さとみ おしやれする気持ちかき立て更衣 同 麦秋や大河一筋地を分ける 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月12日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
湯の句会 第一回
ご機嫌の鶯老を鳴きにけり かづを 若葉風光となりて消えゆけり 同 雨意去りし故山に鶯老を鳴く 同 問ひかけに長い返事や暮れの春 和子 黄金の麦田後へ三国線 同 絹ずれの音や女将の裾捌き 雪子 群青の海深くして沖朧 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月13日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
湯の句会 第二回
境内に浄土思はす白牡丹 希 巫女が舞ふ白きうなじの祭髪 同 日本海見えゐる岬卯波寄す 同 夏立つや虹物語ある町の 匠 雑談に疎き耳なり宿浴衣 清女 宿の名に謂のありて花菖蒲 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
チューリップ幼き我に連れ戻す 佐代子 海彦へ浜の茅花野風に伏す 都 廃線の駅名標に花菜雨 宇太郎 風を待つ鯉幟眼を天に向け 佐代子 葉がくれに花見つけたり朴散華 すみ子 虞美人の涙のかたち芥子坊主 美智子 配膳車筍飯の香を乗せて 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
野仏の錫􄼺の錆姫女菀 亜栄子 木陰抜け風の広ごる麦の秋 秋尚 枡形はなべて大樹や寺若葉 百合子 竹林を暗め卯の花腐しかな 秋尚 鯉のぼり色塗り分けて切り抜いて 白陶 母の日は父の寡黙の思ひ出も ゆう子 母の日の遺影の母は凜として 多美女 雨に濡れ向きそれぞれの竹落葉 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
頰杖の墓美しく新樹光 慶月 木の朽ちて大蛇めきたる翳り沼 文英 あぢさゐの色ととのはず人逝けり 葉月 黒南風や樹霊を浸す水の音 千種 蜘蛛の糸聖観音の背中より 慶月 鎌倉へ羽蟻を運ぶ蟻一つ 久子 青梅の転がる坂の下に句碑 要
栗林圭魚選 特選句
朴の花真白き命天に置き 三無 大空を水馬飛ぶ池の面 軽象 ひとつづつ落つる準備のえごの花 秋尚 稲毛氏の寺門はひそと朴の花 芙佐子 錆びゆくを天へ曝して朴の花 要 母の塔新樹の風に集ふ人 ます江 翡翠の帰りを待たず水流る 久
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
口笛の鳴る子鳴らぬ子揚げ雲雀 清女 一匹の蟻に従ふ千の蟻 英美子 魚釣る女子学生の夏帽子 千代子 三代も待ちし男の子や鯉幟 みす枝 新緑を塗り重ねたる昨夜の雨 かづを 金色の観音像や夏近し 和子 ロシアより卯波来るかと若狭湾 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
母の日や吾子は二人の母となり 千加江 葉桜や葉室麟よむ木陰あり 令子 早逝の友かと思ふ春の虹 淳子 母と子の二人だけなる鯉幟 同 花衣母の手を借り着たる日も 清女 麦秋の夕陽をあびて波立ちぬ 笑子 ぜんまいの萌ゆのけぞつてのけぞつて 雪 髢草少し癖毛でありし母 同 春日あまねし万葉の流刑地に 同 鶯や万葉の野を席巻す 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一輪は少し小さく二輪草 雪 咲き倦みし十二単の紫も 同 人淋し二人静の花の名に 同 新しき鋏で薔薇の手入かな 同 人乗せてふらここと云ふ揺れ様に 同 永き日や動かして見る石一つ 同 人の世に二人静の花として 同 花冷と云ふ美しき夜の色 同 蝶知るや初蝶として待たれしを 同 虹立ちぬ私雨に軒借れば 一涓 町中の道に横切る蛇に遇ふ 中山昭子 羅やピアスに及ぶ愁ひあり 上嶋昭子 噴水のみどりの風に穂を揃へ 世詩明 風鈴を吊りて孤独を紛らはし 同 妊れる女片影寄り歩く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月22日 月例会 坊城俊樹選 特選句
十字架はエルサレムへ向け風光る いづみ 青葉蔭ひそと風神育ちつつ 千種 砲口は二度と開かず夏の雲 月惑 風見鶏よりゆらゆらと夏の蝶 炳子 ジーパンへ真夏の脚をとぢこめる 光子 白鳩は夏雲の綺羅として零れ 小鳥 肩上げて走る少年夏の雲 和子 行く先へ一瞬止まる瑠璃蜥蜴 政江
岡田順子選 特選句
花に棲む木霊らしきへ黒揚羽 俊樹 夏霞海峡の橋空に架く 裕章 ジーパンへ真夏の脚をとぢこめる 光子 磔刑のイエスへ舞はぬ黒揚羽 俊樹 舞殿の鈴の鳴るかにユッカかな 圭魚 蓮の葉はいまだ小人が乗る程度 俊樹 靖国の同期のさくらんぼ揺るる いづみ 􄑰􄑰を緋鯉呑みては金色に 俊樹 衛士は今休めの姿勢木下闇 梓渕 教会や十字架雲の峰を生む 和子
栗林圭魚選 特選句
桜の実踏み研修のバスガイド 順子 病葉を掃き寄せ森に戻しけり 梓渕 炎昼の影を小さく警邏立つ 光子 新樹萌え茶室を闇に誘へり 梓渕 万緑の闇に鎮みし八咫鏡 いづみ 山姥の齧り捨てたる桜の実 要 葉桜や雑念払ひ切れずをり 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
兵の死へ怒濤のごとき冬銀河 佐和 潮の香の茅花流しに出会ふ道 久美子 茅花流しみすゞの海の鯨墓 美穂 捩花や後ろの正面だあれ ひとみ 苺この光沢ベネチアングラス 勝��� 夏潮の夕餉にぎあふ漁師飯 喜和 薬玉に風は平城宮より来 愛 茅花流し川向うより蹄音 成子 ビルの窓アルミホイルのやうな夏 ひとみ 離れ難くて飛ばしたる草矢かな 美穂
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年4月6日 立待俳句会 坊城俊樹選 特選句
筍が十二単を纏ひつつ 世詩明 南方に行けば散りたる渡り鳥 同 巣つばめに留守を預けし駐在所 同 風立ちて赤き炎の野火走る ただし 霾るや大名町も片町も 清女 小屋の前若芽探るや茗荷汁 輝一 猫寺に春待ち顔の猫ばかり 洋子 三つ編の少女三人ふらここに 同 蕗の薹仏秘観音在す寺 やす香 乱心の如くさまよひ梅雨の蝶 秋子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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sazanami-ayame · 4 years
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9月の福井旅。
勝山駅で適当に駅撮りしたえちぜん鉄道の列車。
ひと昔前の久留里線にカラーリングが似てるような気がする。
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