きくちゆみこ 個展『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』
12月13日より、twililightにて、翻訳・文筆家のきくちゆみこによる個展『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』を開催します。
17日には安達茉莉子さん、21日には淡の間さん、22日は中村佑子さんをお迎えしてのイベントも企画しました。
ぜひ足をお運びください。
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会期:2023年12月13日(水)〜2023年12月25日(月)
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
営業時間:12:00〜21:00
休み:12月19日、20日
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わたしがやることなすこと、すべてがわたしとあなたとわたしたちの喜びのためじゃなかったらいったいなんなんだろう?
なんのために書き、なんのために生きるのかといったら、やっぱりあなたと仲良くなりたいからだ。わたしはあなたにやさしくしたい、あなたにもやさしくしてほしい。そんな気持ちでものを書き、そのあいまに生きてきた。書くことが、自分について書きつづけることが、ひとにやさしく、自分にやさしくいることの最後のよすがみたいに思って――。
(『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』「あとがき」より)
twililight web magazineで連載していたエッセイ「だめをだいじょぶにしていく日々だよ」が本になりました。刊行を記念して、エッセイの世界を目で見てさわって感じられるささやかな個展を開催します。お会いできたらうれしいです。
きくちゆみこ
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《プロフィール》
きくちゆみこ
文章と翻訳。2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたジンを定期的に発行、言葉を使った作品制作や展示も行う。主なジンのタイトルに『愛を、まぬがれることはどうやらできないみたいだ』、『内側の内側は外側(わたしたちはどこへだって行ける)』、訳書に『人種差別をしない・させないための20のレッスン』(DU BOOKS)などがある。現在はルドルフ・シュタイナーの人智学をベースに、心とからだと言葉を結びつけるための修行をあれこれ実践中。
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《会期中イベント》
1.きくちゆみこ+安達茉莉子『書くこと、裸足でかけること』
日時:12月17日(日)開場:10時 開演:10時30分 終演:12時
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
参加料金:2000円+1ドリンクオーダー
定員:14名さま
書くことは、自分をほどくことだと、きくちゆみこさんと安達茉莉子さんの文章を読んで感じることがあります。それはある種、自分の剥き身を曝け出すようで勇気が必要なことだとも思いますが、だからこそ多くのひとりひとりの深い部分にまで届き、共感を生む。
お二人はどのように文章を書いているのでしょうか。そしてどのようにジンや作品集を作っているのでしょうか。
日曜日の朝、書くことについてのワークショップのような時間を設けます。ぜひご参加ください。
“書くというのは、生きるというのは、あらかじめ与えられたひとつひとつの言葉を、より小さいものへと、自分ぴったりのかたちへと、つくり変えていく地道な作業なのかもしれない。”
(『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』「あとがき」より)
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*定員に達したため、キャンセル待ちの受付になります!
件名を「きくちゆみこ+安達茉莉子『書くこと、裸足でかけること』」
として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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安達茉莉子(あだち・まりこ)
作家・文筆家。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関、限界集落、留学などを経て、言葉と絵による作品発表・執筆をおこなう。著書に『毛布 – あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)、『世界に放りこまれた』(twililight)ほか。
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*淡の間さんが体調不良のため中止になりました!
2.きくちゆみこ+淡の間『星のめぐりとわたしたち』
日時:12月21日(木)開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
参加料金:2000円+1ドリンクオーダー
定員:16名さま
『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』の第4章「わたしにとってのわたしたち」に登場する占星術師「淡の間」さんにご出演いただき、きくちゆみこさんの星座について公開星読みをしながら、参加者の皆さんと語り合います。あえて「すべて星のせい」にしてみることで語れることがある。
“占星術と出会ったことで、わたしは自分のことをもっと大きな視点で見つめるやりかたを知った。それは自分の運命をただ受け入れるというよりも、「わたしに与えられたわたし」とこの先どう付き合っていけばよいのかという、大まかな見通しみたいなものをもらったような感覚だ。そしてこれはきっと、自分自身にやさしくするという、わたしにとっての難題とも分かちがたく結びついている。”
(『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』「わたしにとってのわたしたち」より)
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件名を「きくちゆみこ+淡の間『星のめぐりとわたしたち』」
として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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淡の間(あわいのま)
西洋占星術、タロットカードを使う占い師。人智学、ヨーロッパの自然療法や魔術、自然哲学にまつわることなど、色々なことに興味があって勉強中。活動は2019年〜、オンライン講座の運営や各種媒体での執筆、オンラインと対面での個人鑑定、毎年オリジナルダイアリーの出版を手がけるなど。毎朝Instagramのストーリーで1日の流れ(日報)を更新。
Instagram / X
@ aynoma.jp
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3.きくちゆみこ+中村佑子『世界はいいところだと信じたい。』
日時:12月22日(金)開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
料金:来店参加:2000円 / 配信参加:1000円
来店+『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』¥2090=4090円
来店+『わたしが誰かわからない』¥2200=4200円
来店+『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』¥2090+『わたしが誰かわからない』¥2200=6290円
配信+『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』¥2090=3090円
配信+『わたしが誰かわからない』¥2200=3200円
配信+『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』¥2090+『わたしが誰かわからない』¥2200=5290円
*すべて見逃し配信(1ヶ月間)付き
予約:https://peatix.com/event/3779010/view
きくちゆみこさんの『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』(twililight)と、中村佑子さんの『わたしが誰かわからない』(医学書院)のW刊行記念イベントを開催します。
きくちさんは、わたしが誰だか知りたくて、書いて書いて内面に潜っていきます。
そして『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』「あとがき」では以下のように書いています。
“わたしがやることなすこと、すべてがわたしとあなたとわたしたちの喜びのためじゃなかったらいったいなんなんだろう?
なんのために書き、なんのために生きるのかといったら、やっぱりあなたと仲良くなりたいからだ。わたしはあなたにやさしくしたい、あなたにもやさしくしてほしい。そんな気持ちでものを書き、そのあいまに生きてきた。書くことが、自分について書きつづけることが、ひとにやさしく、自分にやさしくいることの最後のよすがみたいに思って――。”
これを読んで、中村佑子さんの『わたしが誰かわからない』を思い浮かべました。
中村さんは『わたしが誰かわからない』の「はじめに」で、以下のように書いています。
“わたしはまず、母に付き添って過ごした精神科病院で出会った女性たちのことから書きはじめ、前作と同じように当事者への聞き書きとして進めていった。しかしそこには、ヤングケアラー特有の困難があったのだ……。その詳細は本論を読んでいただきたい。
筆をとったり、筆を置いたりするわたしの右往左往、迷いともども、すべてをここに書いている。わたし自身の感情や思考のドキュメントとしての部分も大きいが、その道行きの困難さも含めて、書くということが孕(はら)む問題に向き合うことだったのだろうと、いまはそう思っている。
書きはじめてから二年あまりかかったが、最後に別の風景が見えてきた。そのことに、ありがたいような、感謝したい気持ちがわきおこる。
書くということは、洞窟を手で少しずつ掘っていくようなことだという醍醐味を味わった。ときに爪にやわらかい土が入って不快に感じたり、息が切れて壁によりかかって暗い天井を眺めたりしながら、ようやく最後に、指の先に少しだけ光が見えた。”
どこか共通点を感じるお二人に、わたしについて、世界について、お互いの本について、思う存分語り合っていただきます。
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中村佑子(なかむら・ゆうこ)
1977年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒。テレビマンユニオンに参加。ドキュメンタリーを多く手がける。映画作品に『はじまりの記憶 杉本博司』、『あえかなる部屋��内藤礼と、光��ち』、テレビ演出作にNHK-BSプレミアム「幻の東京計画首都にありえた3つの夢」など。シアターコモンズにて、AR映画『サスペンデッド』脚本・演出などがある。
2020年、初の単著となる『マザリング 現代の母なる場所』(集英社)を出版。立教大学現代心理学部映像身体学科兼任講師。
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The Night Ravens - 「Piece of my World」
The very first official soundtrack for Twisted Wonderland just released today, and one of the tracks included was the long-awaited full version of the opening theme, "Piece of my World". I took a crack at translating it, which you can view after the cut!
聞こえるだろう 扉の向こう
キミを待ってる 行こうぜ Wonderland!
You hear it, don't you?
What's there beyond the door
is waiting for you
Let's go to Wonderland!
ドキドキいつも欲しいんだ
[さあ 合図して]
I'm always on the hunt for an adrenaline rush
[Now give me the signal]
瞬きなんてしちゃダメさ
[魔法は始まるよ]
Don't even blink
[The magic's just beginning]
AH AH
誰もがそうさ 負けられない
[月が煽る]
I know people say it all the time, but I'm not going to lose
[The moon's urging us on]
尖る靴音鳴らしていこう ほら
夜が明ける前に
Let the sharp clang of your footsteps resound
Come on, before day breaks
手探りだね 僕のカタチ
貫く熱は在るのに
I'm fumbling around, still trying to figure out who I am
I know I can keep pushing on, and yet-
ねじれた リズムで踊ろう
俯き張る 意地も愛嬌さ
かまわないよ ちょっとワルいくらいがいいじゃない?
刺激は僕であるためのピース
闇の中魅せてあげるよ イカした世界を
Let's dance to this twisted rythym
The way you hang your head, acting all stubborn, there's a certain charm to it
Don't worry. There's nothing wrong with being a little bad, you know?
The thrill of it all makes me who I am, it's a piece of me
Here within the darkness, I'll captivate the entire world
覗いてみて 扉の向こう
キミを待ってる 行こうぜ Wonderland!
Go ahead, take a look
What's there beyond the door
is waiting for you
Let's go to Wonderland!
時計の針が滑り出す
「さあもっと上げて」
The clock inches ever forward
[Now turn it up even more]
逸つ靴音 弾ける鼓動 ほら
誰よりも前へ
Your piercing footsteps, this throbbing beat
Surpass everyone and everything
描いていた 僕のカタチ
歪さも気に入ってるのに
The concept of myself I've come up with
I adore how distorted it is, and yet-
ねじれた世界で歌おう
ざわめく胸の熱はほんとうさ
シラけちゃうジョーシキ破り捨てていいんじゃない?
スリルは僕らが輝くピース
闇の中 見つけ出せるさ 繋がる答えを
Let's sing together in this twisted world
This warmth stirring deep in my chest, I know it's real
I'm sick and tired of these societal rules
So why don't we just rip them up and throw them all away?
The thrills we seek become part of us - look at how they shine
It's here within the darkness that we're able to find
the answer that connects us all
夜が分かつ時 超えてゆけるだろう
[ねじれた世界が導く…]
When the night drives us apart, I'm sure we'll get through it
[Guided by this twisted world…]
僕だけの運命が 拒めないように
So that I won't be denied my destiny
溢れだす魔法飲み干し
痛み苛立ちが邪魔をしても
かまわないよ 全部 手に入れて見せるさ
I'll drink up this overflowing magic until there isn't a single drop left
No amount of pain, no amount of frustration will stop me
The world will be mine, just you watch
ねじれたリズムで踊ろう
俯き張る 意地も愛嬌さ
かまわないよ ちょっとワルいくらいがいいじゃない?
刺激は僕であるためのピース
闇の中魅せてあげるよ イカした世界を
Let's dance to this twisted rhythm
The way you hang your head, acting all stubborn, there's a certain charm to it
Don't worry. There's nothing wrong with being a little bad, you know?
The thrill of it all makes me who I am, it's a piece of me
Here within the darkness, I'll captivate the entire world
覗いてみて扉の向こう
キミの中へ繋ぐWonderland!
Go ahead, take a look
There beyond the door
connecting to your heart
lies Wonderland!
A-ha
NaNaNa…
Yeah--
Come along Wonderland!
TL Notes: This is not a 1-to-1 translation, and I took creative liberties with it :)
And many thanks to my friend Yuurei-san for helping me parse through this!!
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Three years ago on April 27th, 2021, the second comic anthology was released!
Artists are:
椿いづみ (Tsubaki Izumi)
キナコ (Kinako)
清原 紘 (Kiyohara Hiro)
花ヶ田 (Hanagata)
双葉 はづき (Futaba Hazuki)
さらちよみ (Sarachi Yomi)
尾崎ドミノ (Ozaki Domino)
もち (mochi)
平井 るな (Hirai Runa)
雨壱 絵穹 (Amaichi Esora)
藤本 桜 (Fujimoto Sakura)
寝子 暇子 (Neko Himako)
かなめ もにか (Kaname Monika)
山田 リューセイ (Yamada Ryuusei)
霄之 ツキ (Sorano Tsuki)
和佳宮 テトラ (Tetora)
古町 ゆき (Furumachi Yuki)
栗栖 ゆん (Kurisu Yun)
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