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#サミュエル・フラー
anamon-book · 1 year
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父の恋人 CINE VIVANT No.39 シネセゾン 監督:アレクサンダー・ロックウェル/出演:サミュエル・フラー、ステファーヌ・オードラン、ジェニファー・ビールス ほか
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poc8u · 3 years
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行っていいか悪いか、と、せめぎ合っていたけれど、初めての新文芸坐、オールナイト上映に行きました
サミュエル・フラー 楽しかった 座席もふかふかで退勤後の身体でも意外といけた そしてモノクロなところもオールナイト初心者の眼には優しくて、よかった
劇中での障害者への視点や、女性主体にストーリーが展開されていくところ、フラー作品がその後の作品に小道具として出てくるナルシシズムっぽいところなど好きだった 製作された時系列を追って観ていけるの、わかりやすくていいな
上映後、早朝の夏の清々しさよ しけてない風と空の低いところにある入道雲とビルに反射する朝陽
六本木の富士そばしかり、池袋の富士そばもベストポジションに構えていた ありがたく啜る
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liliyaolenyeva666 · 3 years
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🎼 00690 「Sweet Charity」。
1961年7月4日。ポン引きのやうな男を張り飛ばしたケリーが 1963年8月12日に とある町でバスを降りるところからはじまります、過去捨てた女性が体験する 想像を絶する恐怖を描いた 「裸のキッス」 を観ています。サミュエル・フラー監督作品。ケリーが 降り立ったバス停横の映画館では "ショック集団" が上映されていたりするこの映画、小さな町にあります "グラントヴィル整形外科 医療センター" で勤めはじめたのかどうなのか、病院で働き始めたケリーは、婚約をしかけた 町をつくった大富豪の子孫が、小さな女の子に いたずらをしていることを知って ゾッとします。
つづいて
"この映画をフランスにささぐ" ということばから始まります、20世紀フォックス シネスコ映画 「チャイナ・ゲイト」 を観ています。サミュエル・フラー監督作品。1954年木曜日午前10時、中国門から160キロの距離にあるらしい サントイという村から 集め選ばれた外国人部隊の兵士たちが、どこかに埋められているらしい大量の弾薬を探し見つける映画ですけれど、ホラー映画ばりに 足をぐさりと刺されて苦しむ ナット・キング・コール演じる兵士と クライマックスの大爆発にドキッとさせられます。
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cosmicc-blues · 4 years
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MY映画ベスト100
カラー映画に対するモノクロ映画の圧倒的な優位性を鑑みて、まずモノクロから50作を選び、そのあとにカラーから50作を選んだ。基本的には順不同の立場をとりながら、想い入れの深いタイトルは何だかんだで上の方にきている。同監督作が並び過ぎてしまう都合上、同監督作からはモノクロ・カラーそれぞれ3作までとしている。
モノクロ
米『マルクス兄弟デパート騒動』 チャールズ・F・ライスナー
日『鴛鴦歌合戦』 マキノ雅弘
米『星を持つ男』 ジャック・ターナー
仏『奥様は魔女』 ルネ・クレール
米『周遊する蒸気船』 ジョン・フォード
日『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』 山中貞雄
日『晩春』 小津安二郎
仏『素晴らしき放浪者』 ジャン・ルノワール
米『踊らん哉』 マーク・サンドリッチ
独『街角 桃色の店』 エルンスト・ルビッチ
メ『皆殺しの天使』 ルイス・ブニュエル
日『簪』 清水宏
米『マルクス兄弟オペラは踊る』 サム・ウッド
米『気儘時代』 マーク・サンドリッチ
日『長野紳士録』 小津安二郎
仏『ル・ミリオン』 ルネ・クレール
米『タバコ・ロード』 ジョン・フォード
独『サンライズ』 F・W・ムルナウ
米『空中レヴュー時代』 ソーントン・フリーランド
日『弥次喜多道中』 斎藤寅次郎
仏『犯人は21番街に住む』 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
日『有りがたうさん』 清水宏
日『けんかえれじい』 鈴木清順
米『有名になる方法教えます』 ジョージ・キューカー
独『ニノチカ』 エルンスト・ルビッチ
米『マルクスの二挺拳銃』 エドワード・バゼル
日『麦秋』 小津安二郎
米『幌馬車』 ジョン・フォード
米『ロバータ』 ウィリアム・A・サイター
米『マルクス兄弟珍サーカス』 エドワード・バゼル
独『生活の設計』 エルンスト・ルビッチ
ス『ゲスト』 ホセ・ルイス・ゲリン
米『フィラデルフィア物語』 ジョージ・キューカー
米『春の珍事』 ロイド・ベーコン
米『危険な場所で』 ニコラス・レイ
露『戦争のない20日間』 アクセレイ・ゲルマン
仏『情婦マノン』 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
仏『どん底』 ジャン・ルノワール
オ『緋色の街』 フリッツ・ラング
米『結婚五年目』 プレストン・スタージェス
デ『ゲアトルーズ』 カール・テオドア・ドライヤー
米『ロイド・ベーコン』 泣き笑いアンパイア
米『街の灯』 チャールズ・チャップリン
米『赤ちゃん教育』 ハワード・ホークス
米『ラスティ・メン / 死のロデオ』 ニコラス・レイ
米『オクラホマ・キッド』 ロイド・ベーコン
米『テキサス』 ジョージ・マーシャル
伊『神の道化師 フランチェスコ』 ロベルト・ロッセリーニ
米『レッドボール作戦』 バッド・ベティカー
仏『幸福の設計』 ジャック・ベッケル
独・仏『忘れじの面影』 マックス・オフュルス
米『有頂天時代』 ジョージ・スティーブンス
オ『窓飾の女』 フリッツ・ラング
仏『巴里祭』 ルネ・クレール
仏『ランジュ氏の犯罪』 ジャン・ルノワール
米『キャット・ピープル』 ジャック・ターナー
日『風の中の子供』 清水宏
米『カブスのエースは言い訳好き』 レイ・エンラント
米『レディ・イブ』 プレストン・スタージェス
グ『歌うつぐみがおりました』 オタール・イオセリアーニ
米『西部を駆ける恋』 ウィリアム・A・サイター
米『牧場の花嫁』 ジョージ・マーシャル
米『愛の弾丸』 ジョージ・スティーブンス
米『アリゾナのバロン』 サミュエル・フラー
米『狩人の夜』 チャールズ・ロートン
独『らせん階段』 ロバート・シオドマク
日『河内山宗俊』 山中貞雄
仏『アタラント号』 ジャン・ヴィゴ
米『モンキー・ビジネス』 ハワード・ホークス
フィ『カラマリ・ユニオン』 アキ・カウリスマキ
仏・独『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』 ストローブ=ユイレ
米『タイムリミット25時』 ハロルド・クルアーマン
米『サリヴァンの旅』 プレストン・スタージェス
伊『ベリッシマ』 ルキノ・ヴィスコンティ
米『孤独な場所で』 ニコラス・レイ
 国別ではアメリカがぶっちぎり。フランス・日本・ドイツがその後を追う。
アメリカ 37
フランス 12
日本 11
ドイツ 7
イタリア 2
メキシコ 1
ロシア 1
スペイン 1
フィンランド 1
 明確に間引いた監督は以下6名、三作に収めるのは辛かった。その他、J・ターナーやJ・マーシャルやJ・スティーブンスやJ・キューカーにもまだ挙げたい作品があったように思う。
小津安二郎
マーク・サンドリッチ
ルネ・クレール
ジョン・フォード
エルンスト・ルビッチ
ジャン・ルノワール
ロイド・ベーコン
 役者別では、アステア&ロジャースと笠智衆が競り、コンビ作以外にも主演のあったロジャースが競り勝った。複数の監督作にまたがって出演している人のみをカウントしたため、杉村春子・三宅邦子の2出演とエドワード・G・ロビンソンの2出演は除いている。
ジンジャー・ロジャース 6
フレッド・アステア 5
笠智衆 5
マルクス兄弟 4
原節子 3
ジョエル・マクリー 3
バーバラ・スタンウィック 2
キャサリン・ヘップバーン 2
ミシェル・シモン 2
   カラー
台『クーリンチェ少年殺人事件』 エドワード・ヤン
ス『シルヴィアのいる街で』 ホセ・ルイス・ゲリン
無『コッポラの胡蝶の夢』 フランシス・フォード・コッポラ
日『東京上空いらっしゃいませ』 相米慎二
中『ヒーロー・ネバー・ダイ』 ジョニー・トー
仏『恋の秋』 エリック・ロメール
中『俠女』 キン・フー
日『紅の豚』 宮崎駿
米『ドノバン珊瑚礁』 ジョン・フォード
日『秋刀魚の味』 小津安二郎
米『グラン・トリノ』 クリント・イーストウッド
伊『夕陽のギャングたち』 セルジオ・レオーネ
リ『ライフ・オブ・ウォーホル』 ジョナス・メカス
ス『マルメロの陽光』 ヴィクトル・エリセ
日『ツィゴイネルワイゼン』 鈴木清順
日『あの夏、いちばん静かな海。』 北野武
米『ビッグフィッシュ』 ティム・バートン
米『トップガン』 トニー・スコット
米『天使にラブソングを2』 ビル・デューク
日『鉄塔 武蔵野線』 長尾直樹
米『フィールド・オブ・ドリームス』 フィル・アルデン・ロビンソン
日『勝手にしやがれ!!黄金計画』 黒沢清
米『ナイト&デイ』 ジェームズ・マンゴールド
米『ゴースト・オブ・マーズ』 ジョン・カーペンター
イ『友だちのうちはどこ?』 アッバス・キアロスタミ
仏『フレンチカンカン』 ジャン・ルノワール
日『浮草』 小津安二郎
伊『ニュー・シネマ・パラダイス』 ジュゼッペ・トルナトーレ
米『ピーウィーの大冒険』 ティム・バートン
米『ダージリン急行』 ウェス・アンダーソン
日『ソナチネ』 北野武
ベ『夏至』 トライ・アン・ユン
伊『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 セルジオ・レオーネ
米『運び屋』 クリント・イーストウッド
日『アカルイミライ』 黒沢清
中『ターンレフト ターンライト』 ジョニー・トー
日『ルパン三世 カリオストロの城』 宮崎駿
日『青空娘』 増村保造
ポ『溶岩の家』 ペドロ・コスタ
台『ヤンヤン 夏の思い出』 エドワード・ヤン
日『夏の庭』 相米慎二
日『菊次郎の夏』 北野武
米『フェイク』 オーソン・ウェルズ
仏『緑の光線』 エリック・ロメール
韓『美術館の隣の動物園』 イ・ジョンヒャン
米『大砂塵』 ニコラス・レイ
米『断絶』 モンテ・ヘルマン
日『接吻』 万田邦敏
米『不滅の物語』 オーソン・ウェルズ
日『魚影の群れ』 相米慎二
仏『レネットとミラベル / 四つの冒険』 エリック・ロメール
日『さゞなみ』 長尾直樹
日『大地の子守歌』 増村保造
中『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』 ジョニー・トー
日『イヌミチ』 万田邦敏
米『エスケープ・フロム・LA』 ジョン・カーペンター
米『ザ・マミー / 呪われた砂漠の女王』 アレックス・カーツマン
米『コンタクト』 ロバート・ゼメキス
米『プリティ・リーグ』 ペニー・マーシャル
日『三鳥羽三代記』 番匠義彰
日『夢ニ』 鈴木清順
日『コックファイター』 モンテ・ヘルマン
日『地獄の警備員』 黒沢清
日『怪異談 生きてゐる小平次』 中川信夫
日『危険旅行』 中村登
中『長江哀歌』 ジャ・ジャンクー
露『不思議惑星キン・ザ・ザ』 オルギー・ダネリア
ポ『コロンブス 永遠の海』 マノエル・ド・オリヴェイラ
ス『影の列車』 ホセ・ルイス・ゲリン
台『冬冬の夏休み』 ホウ・シャオシェン
中『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』 チン・シウトン
米『パーフェクト・ワールド』 クリント・イーストウッド
米『コラテラル』 マイケル・マン
米『アンストッパブル』 トニー・スコット
米『サミュエル・フラー』 最前線物語
米『戦火の馬』 スティーブン・スピルバーグ
ギ『蜂の旅人』 テオ・アンゲロプロス
韓『グエムル 漢江の怪物』 ボン・ジュノ
米『アンブレイカブル』 M・ナイト・シャマラン 
米『ターミナル』 スティーブン・スピルバーグ
米『タロットカード殺人事件』 ウディ・アレン
米『スーパーエイト』 J・J・エイブラムス
米『オブリビオン』 ジョセフ・コシンスキー
南ア『チャッピー』 ニール・ブロムカンプ
米『クラウド・アトラス』 ウォシャウスキー姉妹
仏『ラルジャン』 ロベール・ブレッソン
米『ロン・ハワード』 ウィロー
米『キャリー』 ブライアン・デ・パルマ
米『アニー』 ジョン・ヒューストン
米『フック』 スティーブン・スピルバーグ
日『あん』 河瀬直美
日『犬猫』 井口奈己
日『鏡の女たち』 吉田喜重
台『珈琲時光』 ホウ・シャオシェン
米『緑色の髪の少年』 ジョセフ・ロージー
ス『ミツバチのささやき』 ヴィクトル・エリセ
米『デジャヴ』 トニー・スコット
  アメリカの独走は相変わらずだが、第三勢力の台頭により、占めるパーセンテージが下がっている。第二勢力だったフランス・日本・ドイツのうち、フランスとドイツの本数が激減。ドイツについてはダグラス・サークを温めている。機会がきたら観たい。フランスの半減は、いわゆるヌーベルヴァーグの作品がことごとく外れてしまったからだと思われる。エリック・ロメールが孤軍奮闘。第三勢力では、とくにアジアの台頭が目覚ましい。
アメリカ 38
日本 28
フランス 5
中国 6
台湾 4
イタリア 3
スペイン 4
韓国 2
ロシア 1
ギリシャ 1
ポルトガル 2
イラン 1
ベトナム 1
リトアニア 1
南アフリカ共和国 1
無国籍 1
 明確に間引いた監督は以下8名。小津安二郎、ジョン・フォード、ジャン・ルノワール、ニコラス・レイ、ホセ・ルイス・ゲリン、ルキノ・ヴィスコンティ、サミュエル・フラーの7名がモノクロ・カラーの両者でランクイン。
クリント・イーストウッド
北野武
黒沢清
エリック・ロメール
相米慎二
ジョニー・トー
トニー・スコット
スティーブン・スピルバーグ
 国が分散したせいか、役者はあまり揃わず。ダブル・トムが奮闘。
トム・クルーズ 5
トム・ハンクス 3
 まだまだ全然観られていないなあ、と思い知らされる。とくに50年代半ば~70年代くらいの日本映画がこぞって欠落しているような気がする。それから女性監督作のあまりの少なさに面食らった。ウォシャウスキー姉妹・河瀬直美・井口奈己はそのことに思い至ってあとから付け加えた。
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itisntremembered · 9 years
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ストリート・オブ・ノー・リターン(1989)
ストリート・オブ・ノー・リターン
監督 サミュエル・フラー
原作 デヴィッド・グーディス
脚本 ジャック・ブラル サミュエル・フラー 
主演 キース・キャラダイン
20/January/2015
LD(!)で十数年ぶりに再見。 サミュエルフラー後期の無国籍ノワール。 あまり知名度のある作品とも思えないがほんま絶品。
漆黒のメロドラマでもある。
ブレードランナーに最も近い映画ではないだろうか?
ポンヌフの恋人にも似てる。(この映画結末がどうも苦手ですが)
ジョン・キャラダインにとっても代表作の一つではないかと。
ちょっと原作者調べたら、なんかすごい作品ばかり関わってる。
一筋縄ではいかない折重なり、強烈なキャラクター。
悪役も見事。
なんとなく、ちょ��役の看護婦がキャシー・ベイツに見えたけど
どうなんだろう。
ちなみにこれフランス/ポルトガル合作。
とても低予算。
しかし、もともと元の版が良くない上に、LD通常水準の作品、ハイヴィジョンに液晶で観ると、画質がガサガサである、勝手に高感度フィルムに変換されたような感じ。
しかもTVが自動で全画面に引き延ばすし。
元のサイズにして、画質調整してやっと記憶の中の画質に戻った。
今入手できるやつはもっと画質いいだろうな。
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anamon-book · 8 months
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サミュエル・フラー ユーロスペース Retrospective Samuel Fuller Street of No Return White Dog
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liliyaolenyeva666 · 3 years
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🎼 00636 「My Bonnie」。
"神は滅亡を願うとき まず人を狂わせる" なんて 紀元前425年のエウリピデスのことばから始まります、デイリー・グローブの記者ジョニー・バレットが 夢のピューリッツァー賞を狙おうと、とある精神病院に 変質者として潜り込んだことから起こる騒動を描いた サスペンス映画 「ショック集団」 を観ています。サミュエル・フラー監督作品。B病棟の2番ベッドに送られたジョニーは 院内で様々な人々と出会うのですけれど、その中のスチュアートとの場面では モノクロ映画だのにも関わらず、鎌倉の大仏や 僧侶の後進、なぜか 浅草松屋の屋上遊園地、そして富士山、更には アマゾンの川沿いで暮らしている人々などが突然に鮮やかにカラー映像で パッと映ります。
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cosmicc-blues · 2 years
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我偏愛的電影2021
2021年度版。白黒とカラーからそれぞれ。いかにじぶんが映画を観ていないかを悟るための恥ずかし企画。以下の13項目は重視しているらしいポイント。数字の後ろに〈特〉が付いているのは以下の要素が特に際立っていると思われたもの。国は制作国というより監督の出身地。同監督作から3本まで、このルールが破られている場合にはやんごとなき事情がある。
 ①とにかく気合の入った映画たち
②底抜けて明るい映画たち
③逆境に強い映画たち
④容赦のない映画たち
⑤真実に配慮ある映画たち
⑥優しさのある映画たち
⑦踊る映画たち
⑧強度のある映画たち
⑨出鱈目な映画たち
⑩聡明な映画たち
⑪すれ違う映画たち
⑫チャーミングな映画たち
⑬嘘をほんと���にする映画たち
 注釈
①特になると怪力とか神通力とかいったものが顕在化してくる
②底抜けの明るさには寂しさが付き纏うこともある
③物語的な逆境にととまらず制作過程における逆境についてでもある
④狭い所で刀を振り回すな!
⑤映画は基本的に嘘であるという立場に依拠している
⑥登場人物の優しさにとどまらず演出における優しさでもある
⑦たんに踊るというだけではなく身体の動き一般を指す
⑧たとえば、何らかの境界線を超えてくるもの
⑨文字の通り
⑩たとえば、世のことわりを理解しこれを映画に援用しているもの
⑪人と人とのすれ違いばかりではなく個々人の心のなかですれ違う何かもある
⑫チャーミングとは程遠そうな映画がチャーミングになることもある
⑬文字の通り
 白黒
仏『ジュデックス』 ルイ・フイヤード 1916 300分 ①③④⑥⑤⑦⑧⑨特⑫
米『マルクス兄弟デパート騒動』 チャールズ・F・ライスナー 1941 83分 ①②⑥⑦⑨特⑫⑬
日『鴛鴦歌合戦』 マキノ雅弘 1939 69分 ①②⑤⑦⑨⑫
日『王将一代』 伊藤大輔 1955 116分 ①特③④⑧⑨⑪
日『コントラ』 アンシュル・チョウハン 2019 143分 ①特③⑧特⑨
米『星を持つ男』 ジャック・ターナー 1950 89分 ①②③特⑥
仏『奥様は魔女』 ルネ・クレール 1942 77分 ②⑨⑩⑪⑫⑬
米『周遊する蒸気船』 ジョン・フォード 1935 82分 ①②⑤⑥⑨⑩⑫
日『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』 山中貞雄 1935 92分 ②⑥⑧⑨⑪特⑫
日『晩春』 小津安二郎 1949 108分 ⑦⑧⑩特⑪
仏『素晴らしき放浪者』 ジャン・ルノワール 1932 84分 ②⑥⑩特⑪⑫
米『踊らん哉』 マーク・サンドリッチ 1937 108分 ②⑦⑩特
独『街角 桃色の店』 エルンスト・ルビッチ 1940 97分 ⑤特⑥特⑪
日『㊙色情めす市場』 田中登 1974 83分(パートカラー作品)①③⑦⑧特⑨⑪
メ『皆殺しの天使』 ルイス・ブニュエル 1962 95分 ①⑤⑨⑩特
日『下郎の首』 伊藤大輔 1955 97分 ①特③⑦⑧⑫
日『簪』 清水宏 1941 71分 ①⑥⑧⑪特
米『マルクス兄弟オペラは踊る』 サム・ウッド 1935 91分 ②⑥⑦⑨⑩
米『気儘時代』 マーク・サンドリッチ 1938 82分 ②⑤⑦⑨特
日『長野紳士録』 小津安二郎 1947 72分 ①特⑦特⑧⑩⑪
仏『ル・ミリオン』 ルネ・クレール 1931 83分 ②⑦⑫
日『風の中の牝鶏』 小津安二郎 1948 84分 ①特③④⑧⑩
米『タバコ・ロード』 ジョン・フォード 1941 84分 ②特⑦⑨
独『サンライズ』 F・W・ムルナウ 1927 90分 ⑦⑧⑨⑫
米『空中レヴュー時代』 ソーントン・フリーランド 1933 89分 ①特②⑦⑨
日『弥次喜多道中』 斎藤寅次郎 1956 80分 ②⑦⑨⑫
米『脱獄者の叫び』 ジョセフ・H・ルイス 1953 80分 ⑫特
米『悪魔とミス・ジョーンズ』 サム・ウッド 1941 92分 ①特②⑥⑦⑨
米『素晴らしき休日』 ジョージ・キューカー 1938 95分 ①特②⑥⑦⑨
日『蜂の巣の子供たち』 清水宏 1948 86分 ①⑤特⑥
仏『犯人は21番に住む』 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー 1943 90分 ⑧⑨⑫
韓『下女』 キム・ギヨン 1960 108分 ①特⑧⑨⑩
オ『真人間』 フリッツ・ラング 1938 94分 ①⑥⑧⑨⑩⑫
日『有りがたうさん』 ���水宏 1936 78分 ⑥⑩特
リ『ロスト��ストロスト/何もかも失われて』 ジョナス・メカス 1976 176分 ①⑩特
米『秘密捜査員』 ジョセフ・H・ルイス 1949 85分 ①⑥特
日『けんかえれじい』 鈴木清順 1966 86分 ①⑧⑨⑫ 
独『ニノチカ』 エルンスト・ルビッチ 1939 110分 ②⑥⑪⑫
米『マルクスの二挺拳銃』 エドワード・バゼル 1940 81分 ①②⑤⑬特
日『麦秋』 小津安二郎 1951 124分 ⑧特⑩⑪
米『幌馬車』 ジョン・フォード 1939 99分 ①②③⑥⑧特⑫
米『ロバータ』 ウィリアム・A・サイター 1935 85分 ②⑦⑨
日『花の渡り鳥』 田坂勝彦 1956 80分 ①②⑧⑫
米『マルクス兄弟珍サーカス』 エドワード・バゼル 1939 86分 ①②⑨⑫
独『生活の設計』 エルンスト・ルビッチ 1933 90分 ②⑥⑨
米『踊る騎士』 ジョージ・スティーブンス 1937 101分 ②⑦⑨
ス『ゲスト』 ホセ・ルイス・ゲリン 2010 131分 ⑧特
米『フィラデルフィア物語』 ジョージ・キューカー 1940 112分 ①②⑨
露『陽気な連中』 グレゴリー・アレクサ 1934 95分 ①②⑨
米『トップ・ハット』 マーク・サンドリッチ 1935 99分 ②⑥⑦⑨
米『春の珍事』 ロイド・ベーコン 1949 87分 ⑨特
独『ちょっとフランス風』 ダグラス・サーク 1949 81分 ②⑦⑩
米『七月のクリスマス』 プレストン・スタージェス 1940 68分 ①②⑨
日『勘太郎月夜唄』 田坂勝彦 1952 77分 ⑥⑩
米『危険な場所で』 ニコラス・レイ 1951 82分 ④特⑧
露『戦争のない20日間』 アクセレイ・ゲルマン 1976 102分 ⑧特
仏『情婦マノン』 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー 1948 105分 ①特④⑧
日『弥次喜多道中記』 マキノ雅弘 1938 97分 ②⑨
仏『どん底』 ジャン・ルノワール 1936 95分 ②特⑥⑨
オ『緋色の街』 フリッツ・ラング 1945 102分 ④特⑧
米『結婚五年目』 プレストン・スタージェス 1942 89分 ①②⑨
デ『ゲアトルーズ』 カール・テオドア・ドライヤー 1964 118分 ⑩特⑪
オ『闇に浮かぶ犯罪』 フレッド・ジンネマン 1942 80分 ①②⑧⑨⑩
米『泣き笑いアンパイア』 ロイド・ベーコン 1950 78分 ①②⑨
米『街の灯』 チャールズ・チャップリン 1931 86分 ②③⑥⑦
米『赤ちゃん教育』 ハワード・ホークス 1938 112分 ①②⑨
米『ラスティ・メン / 死のロデオ』 ニコラス・レイ 1952 113分 ①④⑧
米『オクラホマ・キッド』 ロイド・ベーコン 1938 85分 ⑥特
米『テキサス』 ジョージ・マーシャル 1941 84分 ⑧特
伊『神の道化師 フランチェスコ』 ロベルト・ロッセリーニ 1950 85分 ①⑧⑨
米『アダム氏とマダム』 ジョージ・キューカー 1949 101分 ①④特
米『レッドボール作戦』 バッド・ベティカー 1952 83分 ⑫特
日『柳生連也斎 秘伝月影抄』 田坂勝彦 1956 85分 ⑧⑩
米『野生の叫び』 ウィリアム・A・ウェルマン 1935 81分 ①⑥
米『ボーン・イエスタデイ』 ジョージ・キューカー 1960 103分 ①⑨
独『丘の雷鳴』 ダグラス・サーク 1951 84分 ③④⑤⑥⑩特
仏『幸福の設計』 ジャック・ベッケル 1946 95分 ①②⑦⑨
独・仏『忘れじの面影』 マックス・オフュルス 1948 87分 ①特②特④⑪
米『スミス夫妻』 アルフレッド・ヒッチコック 1941 95分 ①②⑥⑨
米『有頂天時代』 ジョージ・スティーブンス 1936 102分 ②⑥⑦⑨
オ『飾窓の女』 フリッツ・ラング 1944 103分 ④⑥⑫
仏『巴里祭』 ルネ・クレール 1932 92分 ①②④⑨
米『有名になる方法教えます』 ジョージ・キューカー 1954 86分 ①②⑨
仏『ランジュ氏の犯罪』 ジャン・ルノワール 1936 80分 ①⑧⑨
米『キャット・ピープル』 ジャック・ターナー 1942 73分 ①⑧
日『風の中の子供』 清水宏 1937 86分 ①②③④⑥
米『カブスのエースは言い訳好き』 レイ・エンラント 1935 72分 ②⑨
米『レディ・イブ』 プレストン・スタージェス 1941 93分 ②⑨⑬
グ『歌うつぐみがおりました』 オタール・イオセリアーニ 1970 82分 ⑧⑨
米『スウィート・シング』 アレクサンダー・ロックウェル 2020 91分(パートカラー作品) ③⑤⑬
米『西部を駆ける恋』 ウィリアム・A・サイター 1943 86分 ①②⑧⑨
米『牧場の花嫁』 ジョージ・マーシャル 1950 89分 ①②⑧⑨
米『愛の弾丸』 ジョージ・スティーブンス 1935 88分 ①②⑥特⑧⑨
米『コンチネンタル』 マーク・サンドリッチ 1934 107分 ②⑥⑦⑨
独『わが望みのすべて』 ダグラス・サーク 1953 79分 ③④⑤⑩
米『アリゾナのバロン』 サミュエル・フラー 1950 97分 ③特⑥特
仏『罪の天使たち』 ロベール・ブレッソン 1943 96分 ①特⑦
独『幻の女』 ロバート・シオドマク 1944 87分 ①④⑤⑩
米『狩人の夜』 チャールズ・ロートン 1955 93分 ⑧⑨
米『女群西部へ!』 ウィリアム・A・ウェルマン 1951 118分 ①特⑦
独『らせん階段』 ロバート・シオドマク 1946 83分 ⑦特
日『河内山宗俊』 山中貞雄 1936 82分 ①④⑥⑧⑩
米『奥様は顔が二つ』 ジョージ・キューカー 1941 94分 ①②⑦⑬
米『聖メリーの鐘』 レオ・マッケリー 1945 126分 ②⑥⑫
仏『アタラント号』 ジャン・ヴィゴ 1934 101分 ②⑧⑫
米『モンキー・ビジネス』 ハワード・ホークス 1952 97分 ①②⑨⑫
米『異国の出来事』 ビリー・ワイルダー 1948 117分 ⑤⑫
フィ『カラマリ・ユニオン』 アキ・カウリスマキ 1985 80分 ①⑧⑬
仏・独『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』 ストローブ=ユイレ 1967 94分 ①⑧⑩
米『タイムリミット25時』 ハロルド・クルアーマン 1946 83分 ①②⑥ 
日『おぼろ駕籠』 伊藤大輔 1951 93分 ①④⑦⑪
独『ステキなパパの作り方』 ダグラス・サーク 1951 83分 ①②⑥⑨
米『大雷雨』 ラオール・ウォルシュ 1941 105分 ①②⑪
米『サリヴァンの旅』 プレストン・スタージェス 1941 90分 ⑧⑨
伊『ベリッシマ』 ルキノ・ヴィスコンティ 1951 115分 ⑤⑧
米『孤独な場所で』 ニコラス・レイ 1950 93分 ④特
  カラー
日『ハッピーアワー』 濱口竜介 2015 317分 ①④⑥⑦⑧⑨特⑩⑪
日『親密さ』 濱口竜介 2012 255分 ①③④⑤⑥⑧⑩⑪特
台『牯嶺街少年殺人事件』 エドワード・ヤン 1991 236分 ①③④⑧特⑩⑪
ス『シルヴィアのいる街で』 ホセ・ルイス・ゲリン  2007 85分 ⑧特⑨⑩特⑪
日『雪の断章 情熱』 相米慎二 1985 100分 ①特②③④⑥特⑦⑧⑨⑪
日『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』 森崎東 1985 105分 ①特②③④⑥特⑧⑨⑪
韓『死んでもいい経験』 キム・ギヨン 1995 95分 ①特⑧⑨特
無『コッポラの胡蝶の夢』 フランシス・フォード・コッポラ 2007 124分 ①⑤⑨⑩⑬
日『東京上空いらっしゃいませ』 相米慎二 1990 109分 ①②③⑦⑨⑪特
中『ヒーロー・ネバー・ダイ』 ジョニー・トー 1998 97分 ①⑥特⑨⑫特
仏『恋の秋』 エリック・ロメール 1998 112分 ⑥⑧⑨⑩
日『ベッド・パートナー』 後藤大輔 1988 72分 ①②③⑥⑦⑧⑨⑬
中『俠女』 キン・フー 1971 187分 ①⑦⑧⑨⑫
日『ラブホテル』 相米慎二 1985 88分 ①③④⑥⑧⑨⑪特
日『紅���豚』 宮崎駿  1992 91分 ①②⑥⑦⑨⑪特⑬
米『ドノバン珊瑚礁』 ジョン・フォード 1963 109分 ①②⑥⑦
日『女咲かせます』 森崎東 1987 94分 ①②③⑥⑦⑨
米『無責任時代』ウィリアム・A・ウェルマン 1937 76分 ①②⑦⑨
日『彼岸花』 小津安二郎 1958 118分 ①⑥⑧⑩⑬特
日『秋日和』 小津安二郎 1960 128分 ①⑥⑧⑩⑬特
日『秋刀魚の味』 小津安二郎 1962 113分 ①⑥⑧⑩⑫
独『天はすべて許し給う』 ダグラス・サーク 1955 89分 ④⑥⑧⑩
米『グラン・トリノ』 クリント・イーストウッド 2008 117分 ①④⑥
伊『夕陽のギャングたち』 セルジオ・レオーネ 1971 156分 ①②③⑪
リ『ライフ・オブ・ウォーホル』 ジョナス・メカス 1990 36分 ⑥⑧
ス『マルメロの陽光』 ヴィクトル・エリセ 1992 139分 ⑧特
日『ロケーション』 森崎東 1984 99分 ①③⑥⑨⑬
リ『ウォールデン』 ジョナス・メカス 1969 180分 ⑥⑧
米『グレイ・ガーデンズ』 メイズルス兄弟 1975 94分 ①②④⑤⑥⑦⑨
日『ツィゴイネルワイゼン』 鈴木清順 1980 145分 ①⑧⑨
伊『あんなに愛しあったのに』 エットレ・スコーラ 1974 123分 ①⑥⑦⑧⑨⑪
日『あの夏、いちばん静かな海。』 北野武 1991 101分 ①④⑥⑩⑪
仏『赤い夜』 ジョルジュ・フランジュ 1974 105分 ①特⑨特
米『ビッグ・フィッシュ』 ティム・バートン 2003 125分 ②⑥特⑬特
マ『タレンタイム〜優しい歌』 ヤスミン・アフマド 2009 115分 ①⑥特⑩
米『トップガン』 トニー・スコット 1986 110分 ①②③
日『てなもんやコネクション』 山本政志 1990 120分 ①特②③⑨
米『天使にラブソングを2』 ビル・デューク 1994 107分 ①⑥⑦
日『母娘監禁 牝』 斉藤信幸 1987 75分 ①②③④⑥⑨⑫
日『鉄塔 武蔵野線』 長尾直樹 1997 115分 ⑧特⑪
米『フィールド・オブ・ドリームス』 フィル・アルデン・ロビンソン 1989 107分 ⑥⑨⑬特
日『月夜釜合戦』 佐藤零郎 2018 115分 ①特②③⑤⑥⑦
日『勝手にしやがれ!!黄金計画』 黒沢清 1996 80分 ①②⑨
米『ナイト&デイ』 ジェームズ・マンゴールド 2010 109分 ①②⑤⑨⑫
米『ゴースト・オブ・マーズ』 ジョン・カーペンター 2001 115分 ①②④⑨⑫
日『喜劇 特出しヒモ天国』 森崎東 1975 78分 ①特②⑥⑦⑨
イ『友だちのうちはどこ?』 アッバス・キアロスタミ 1987 85分 ①④⑤⑧⑩
仏『フレンチ・カンカン』 ジャン・ルノワール 1954 102分 ③⑥⑦⑨
日『浮草』 小津安二郎 1959 119分 ④⑥⑧⑩
伊『ニュー・シネマ・パラダイス』 ジュゼッペ・トルナトーレ 1989 175分 ⑥⑪特
日『翔んだカップル』 相米慎二 1982 120分 ①②⑤⑦⑪
米『ピーウィーの大冒険』 ティム・バートン 1985 92分 ②⑥⑨⑫
米『ダージリン急行』 ウェス・アンダーソン 2007 91分 ⑥⑨⑬特
日『ソナチネ』 北野武 1993 94分 ⑥⑧⑩
ベ『夏至』 トライ・アン・ユン ②⑧
伊『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 セルジオ・レオーネ 1984 205分 ①④⑥⑪特 
米『運び屋』 クリント・イーストウッド 2018 116分 ④⑥⑩
日『愛欲の罠』 大和屋竺 1973 73分 ①③⑦⑨特
日『アカルイミライ』 黒沢清 2002 115分 ①⑥⑧⑨
中『ターンレフト ターンライト』 ジョニー・トー 2002 92分 ①⑤⑥⑨⑫
日『ルパン三世 カリオストロの城』 宮崎駿 1979 100分 ②⑥特⑦⑨
日『制服肉奴隷』 すずきじゅんいち 1985 65分 ①③④⑥⑧特⑨
日『青空娘』 増村保造     1957 89分 ①②特③④
ポ『溶岩の家』 ペドロ・コスタ 1994 110分 ⑦⑧
台『ヤンヤン 夏の思い出』 エドワード・ヤン 2000 173分 ⑤⑥⑧⑪
日『夏の庭』 相米慎二 1994 113分 ⑥⑪⑬特
日『菊次郎の夏』 北野武 1999 121分 ②⑥⑩特
日『ピンクカット 太く愛して深く愛して』 森田芳光 1983 68分 ①②⑦⑨⑫
米『フェイク』 オーソン・ウェルズ 1975 89分 ①⑤⑨
仏『緑の光線』 エリック・ロメール 1985 98分 ②⑧⑩⑬
韓『美術館の隣の動物園』 イ・ジョンヒャン 1998 108分 ②⑥⑨
日『脳天パラダイス』  山本政志 2019 95分 ①⑥⑦⑨⑩特⑪特
米『大砂塵』 ニコラス・レイ 1954 109分 ④特
米『断絶』 モンテ・ヘルマン 1971 102分 ①⑧
日『ズームイン 暴行団地』 黒沢直輔 1980 68分 ①③⑦⑧特⑨
日『接吻』 万田邦敏 2006 108分 ①④⑥⑧⑩
日『ドライブ・マイ・カー』 濱口竜介 2021 179分 ①⑥⑦⑧⑩⑪特
日『黒薔薇昇天』 神代辰巳 1975 72分 ①②③⑦特⑨
独『天国は待ってくれる』 エルンスト・ルビッチ 1943 112分 ⑤⑥特
日『悶絶! どんでん返し』 神代辰巳 1977 73分 ①②③⑦⑨
米『不滅の物語』 オーソン・ウェルズ 1968 58分 ①⑤⑧⑨
仏『レネットとミラベル / 四つの冒険』 エリック・ロメール 1986 95分 ⑧特⑩
日『ヒン子のエロいい話』 城定秀夫 2011 93分 ②⑥⑨⑩特
日『さゞなみ』 長尾直樹 2002 112分 ⑧⑩
日『獣欲魔乱行』 瀬々敬久 1989 61分 ①②⑧
日『大地の子守歌』 増村保造 1976 111分 ①特②④⑧
中『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』 ジョニー・トー 2009 108分 ①⑥⑨
日『イヌミチ』 万田邦敏 2013 72分 ①⑧⑨
米『エスケープ・フロム・L.A.』 ジョン・カーペンター 1996 101分 ①⑨特
日『牝猫たちの夜』 田中登 1972 68分 ①③④⑥⑧特⑨⑩特
米『ザ・マミー / 呪われた砂漠の女王』 アレックス・カーツマン 2017 110分 ①⑨⑫
日『欲しがり奈々ちゃん ひとくち、ちょうだい』 城定秀夫 2021 70分 ①②③⑥⑨⑩特
米『コンタクト』 ロバート・ゼメキス 1997 150分 ①⑥
日『ロビンソンの庭』 山本政志 1987 119分 ①⑥⑧⑨⑩
日『愛のまなざしを』 万田邦敏 2020 102分 ①④特⑥⑦⑨⑩⑪
米『プリティ・リーグ』 ペニー・マーシャル 1992 125分 ①④⑥⑨
日『たまもの』  いまおかしんじ 2004 65分 ①②③⑥⑦特
日『三羽烏三代記』 番匠義彰 1959 90分 ①②⑥⑫
日『夢ニ』 鈴木清順 1991 128分 ①⑧⑨
米『コックファイター』 モンテ・ヘルマン 1974 84分 ①特④⑨
日『レイプハンター 通り魔』 加藤文彦 1986 69分 ①③④⑧⑩特⑪
日『地獄の警備員』 黒沢清 1992 97分 ①⑧⑨
日『怪異談 生きてゐる小平次』 中川信夫 1982 78分 ①⑧特⑩
日『危険旅行』 中村登 1959 99分 ②⑥⑫
日『㊙女郎市場』 曽根中生 1972 70分 ①②③⑥⑦⑨
中『長江哀歌』 ジャ・ジャンクー 2006 113 ①特⑨
日『絶頂姉妹 堕ちる』 黒沢直輔 1982 68分 ①③④⑧
露『不思議惑星キン・ザ・ザ』 オルギー・ダネリア 1986 135分 ①②⑨
ポ『コロンブス 永遠の海』 マノエル・ド・オリヴェイラ 2007 75分 ①⑨
ス『影の列車』 ホセ・ルイス・ゲリン 1997 82分 ⑧特
日『キラー・テナント』 古澤健 2020 80分 ①②③⑨⑫
中『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』 チン・シウトン 1987 93分 ②⑩
日『ギャングよ 向こうは晴れているか』 瀬々敬久 1996 28分 ①⑧特⑨
米『パーフェクト・ワールド』 クリント・イーストウッド 1993 138分 ①⑥⑪
日『光』 河瀬直美 2017 102分 ①③⑤⑥⑩
米『コラテラル』 マイケル・マン 2004 102分 ①⑥⑧⑪
日『脱獄 広島殺人囚』 中島貞夫 1974 97分 ①特②③⑨⑫特
米『紳士は金髪がお好き』 ハワード・ホークス 1953 92分 ①②⑦⑨
米『アンストッパブル』 トニー・スコット 2010 99分 ①⑧⑩
米『最前線物語』 サミュエル・フラー 1980 110分 ①⑥⑧⑫特
米『パラダイム』 ジョン・カーペンター 1987 103分 ①⑧⑨⑩
日『赫い髪の女』 神代辰巳 1979 73分 ①③④⑧⑨
米『戦火の馬』 スティーブン・スピルバーグ 2011 146分 ①③④⑥⑧⑩
ギ『蜂の旅人』 テオ・アンゲロプロス 1986 122分 ①⑨
日『愛欲の日々 エクスタシー』 磯村一路 1984 61分 ③⑥⑧⑨⑩
韓『グエムル 漢江の怪物』 ボン・ジュノ 2006 120分 ①⑨
米『アンブレイカブル』 M・ナイト・シャマラン 2000 107分 ①⑨
米『カイロの紫のバラ』 ウディ・アレン 1985 82分 ②③⑥⑨
日『たわわな気持ち』 古澤健 2019 75分 ①特②③⑥⑫
日『たわわなときめき』 古澤健 2020 80分 ①②③⑥⑨⑩特
米『ターミナル』 スティーブン・スピルバーグ 2004 129分 ①②⑥⑫
独『13回の新月のある年に』 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 1978 124分 ①④⑦⑧⑨⑩⑫
米『タロットカード殺人事件』 ウディ・アレン 2006 95分 ①⑨
米『スーパーエイト』 J・J・エイブラムス 2011 111分 ⑩
イ『天国にちがいない』 エリア・スレイマン 2019 97分 ①⑥⑦⑧⑨⑩⑫
米『オブリビオン』 ジョセフ・コシンスキー 2013 124分 ⑥⑩
日『喜劇 日本列島震度0』  前田陽一 1973 90分 ①②⑨
南ア『チャッピー』 ニール・ブロムカンプ 2015 120分 ⑥⑩⑫
日『夏の娘たち〜ひめごと〜』 堀禎一 2017 75分
米『クラウド・アトラス』 ウォシャウスキー姉妹 2012 172分 ①⑤⑩
米『三人の名付け親』 ジョン・フォード 1948 107分 ①⑥⑨⑫
仏『ラルジャン』 ロベール・ブレッソン 1983 85分 ①④⑧⑩
韓『殺人蝶を追う女』 キム・ギヨン 1978 118分 ①特⑧⑨特
日『胸騒ぎがする! ~ヒールズ爆誕~』 塩出大志 2021 ①②③⑥特⑦⑨⑩⑫
米『ウィロー』 ロン・ハワード 1988 127分 ①②⑥⑨
露『がんばれかめさん』 ロラン・ブイコフ 1971 86分 ①②⑥⑨
日『にじいろトリップ~少女は虹を渡る~』 いまおかしんじ 2021 39分 ①③⑥⑨
米『キャリー』 ブライアン・デ・パルマ 1976 98分 ①⑨
日『ここではないどこかへ 〜わたしが犯した罪と罰〜』 小南敏也 2021 ①⑥⑧⑨
日『娑羅双樹』 河瀬直美 2003 99分 ①⑦⑧⑨
日『喜劇 急行列車』 瀬川昌治 1967 90分 ①⑥⑨⑩
米『アニー』 ジョン・ヒューストン 1982 127分 ①②③④⑥⑦
日『わたしのSEX白書 絶頂度』 曽根中生 1976 70分 ①③⑨
米『フック』 スティーブン・スピルバーグ 1991 142分 ⑥⑨⑬特
日『淫獣の宿』 西村昭五郎 1973 88分 ①②③⑨特
日『犯され志願』 中原俊 1982 68分 ①②③⑥⑪
日『あん』 河瀬直美 2015 113分 ②⑥
日『海辺の街の約束』 小関裕次郎 2021 ①⑥⑪
日『犬猫』 井口奈己 2004 94分 ⑥⑩
日『人妻、ジャンプする!』 山内大輔 2021 ②③⑥⑨
米『ポーラー・エクスプレス』 ロバート・ゼメキス 2004 100分 ⑥⑬
日『鏡の女たち』 吉田喜重 2002 129分 ⑧特
日『真夏に出会ったら』 高原秀和 2021 ①②⑥⑨
台『珈琲時光』 ホウ・シャオシェン 2003 103分 ⑧⑩
米『緑色の髪の少年』 ジョセフ・ロージー 1948 82分 ①③⑩
台『一秒先の彼女』 チェン・ユーシュン 2020 119分 ①②③⑥⑦⑨
日『天使のはらわた 赤い淫画』 池田敏春 1981 67分 ①③⑥⑨⑪
ス『ミツバチのささやき』 ヴィクトル・エリセ 1973 99分 ④⑧⑩
台『台北ストーリー』 エドワード・ヤン 1985 119分 ⑥⑧⑪
伊『山猫』 ルキノ・ヴィスコンティ 1963 186分 ③⑦⑨⑩
米『デジャヴ』 トニー・スコット 2006 127分 ⑤⑨⑩
  出演ランキング
9笠智衆
8フレッド・アステア
8ジンシャー・ロジャース
6田中絹代
6川瀬陽太
5チャールズ・コバーン
5トム・クルーズ
4マルクス兄弟
4キャサリン・ヘップバーン
4ケイリー・グラント
4ジョン・ウェイン
4トム・ハンクス
4原節子
4芹明香
4西山真来
3エドワード・G・ロビンソン
3バーバラ・スタンウィック
3ジョエル・マクリー
3ジーン・アーサー
3スーザン・ヘイワード
3佐分利信
3佐田啓二
3岡田茉莉子
3原田芳雄
3絵沢萠子
3宮下順子
3望月真美=榊真美=広田今日子
3加藤ツバキ
2キャロル・ロンバート
2ハンフリー・ボガート
2ミシェル・シモン
2淡島千景
2高橋貞二
2バート・ランカスター
2アイリーン・ダン
2ウィリアム・ホールデン
2ヴェロニカ・レイク
2クローデット・コルベール
2クレア・トレヴァー
2ドン・アメチー
2ジーン・ティアニー
2ジェームズ・スチュワート
2グレタ・ガルボ
2メルヴィン・ダグラス
2宮井えりな
2小池栄子
2西島秀俊
2ぺ・ドゥナ
 おまけ
☆人生が八方塞がりに思われたとき観たい映画 15選
『忘れじの面影』 マックス・オフュルス
『素晴らしき放浪者』 ジャン・ルノワール
『フレンチ・カンカン』 ジャン・ルノワール
『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ当宣言』 森崎東
『死んでもいい経験』 キム・ギヨン
『紳士は金髪がお好き』 ハワード・ホークス
『ヒーロー・ネバー・ダイ』 ジョニー・トー
『脱獄 広島殺人囚』 中島貞夫
『㊙色情めす市場』 田中登
『カイロの紫のバラ』 ウディ・アレン
『皆殺しの天使』 ルイス・ブニュエル
『欲しがり奈々ちゃん ひとくち、ちょうだい』 城定秀夫
『ラブホテル』 相米慎二
『母娘監禁 牝』 斉藤信幸
『喜劇 特出しヒモ天国』 森崎東
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cosmicc-blues · 3 years
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2021/2/7
朝、疲れがたまっているのに朝早くから目が覚めてしまう。紅茶を飲んでからもうひと眠り。3時間後に目が覚める。それでもまだ眠り足りなくて久石譲を聴きながらもうひと眠り。1時間後、目覚めてすっきり。よし!
午後イチ、バングラのバジ・ボルタからの魚介カリー。外は上着もいらない温かさ。道行くひとたちの佇まいが何だかおかしいような気がする。しばらくしてハッと思い立つ、それはマスクの在り方で、マスクが花粉症対策のマスクになっている!
家に戻って、窓を開け放つ。柔らかな風を感じながら窓辺に寝転がる。
夕方、映画に行く。淡い水色の空に夏のような白い雲がモクモクのぼっている。相米慎二の『雪の断章ー情熱ー』。始終泣き腫らしで大変なことに! ヘルメットのお花はやっぱりサミュエル・フラーの『最前線物語』からなのかな。波止場さんとニアミスでびっくり、ぜひともお会いしたかった!
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cosmicc-blues · 4 years
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1月と2月をふりかえる
☆年明け早々にみた鈴木清順の『けんかえれじい』は、新年を祝うに相応しい祝祭的な映画だった。年越しそばを食べ損ねたことなどすっかり忘れてしまい、生まれつきの笑顔になった。
☆お正月にみたい一本としてオーソン・ウェルズの『フェイク』も会心の出来だった。ミシェル・ルグランの音楽も素晴らしかった。
☆イーストウッドの『ブロンコビリー』も最高だった。国旗をパッチワークして作られたテントには泣いてしまった。エンディングのショーは、やってることはオープニングと全然変わらないのに、なんだろう、この感じは。
○ティム・バートンの『バットマン』は退屈だったけれど、『リターンズ』にはぶっ飛ばされたね。まさに狂人たちの宴。こんなに気持ち悪い映画が世間に受け入れられてるうちは人類はまだ大丈夫だと思う。
☆増村保造の『大地の子守歌』はとにかく気合いの入った映画。好きな映画は気合いの入った映画です。
○サム・ライミの『スペル』も気合いの入った映画だった。サム・ライミの気合いは始終意味に先立つフィジカル的な気合いに集約されていて、映画のザラザラした質感というやつを体感させてもらった。信用に足る監督だと思ったので、スパイダーマンとかも買ってみた。
☆ルイス・ブニュエルの『皆殺しの天使』は、まだまだ正月の祝祭は続くよ。これぐらいの気合いを入れて日々の生活もやっていきたいものだ。この映画は皮肉でもシュルレアリスムでもありはしません。このバカげた部屋からいちぬけっぴってできるのは死んだひとだけですよ。祝音! 懸命に生きて、懸命に祈ろうではありませんか。
吉田喜重の『樹氷のよろめき』というより、吉田の映画全般は、たぶん退屈なのに、あの白い画面に魅せられて、ふしぎとまたみようと思ってしまう。
○根岸吉太郎の『サイドカーに犬』は、もともと長島有の小説が大好きで、そしたら映画もとてもよかった。キャッチボールのショットも、自転車の練習のショットもよかった。なによりも、これはきっと監督の意地だろうけど、原作にはいない樹木希林の立ち振舞がヤバかったです。
ジュリアン・デュヴィヴィエの『パニック』はミシェル・シモンの持ち腐れ。
○ロバート・レッドフォードの『夕陽に向かって走れ』はとても素晴らしかった。男も女も死んでしまって、つまりは悲劇なのにもかかわらず、まったく負けていないという類稀な気合いの入りよう。マックス・オフュルスの『忘れじの面影』やラオール・ウォルシュの『死の谷』のような映画の系譜に連なる。
ロバート・アルトマン『ザ・プレイヤー』は面白くなくはなかったけれど、なんだか不満が残った。
○マーク・グリフィスの『マックスの冒険~インカ帝国の謎』は、ほんとうに素晴らしかった。映画の呼吸というやつを肌で感じた。マチュ・ピチュに連なるジグザグの山道を観光バスはうねうねと迂回しながら走ってゆき、その毎回の遠回りのたびに、現地の少年が山間の抜け道を駆けてバスに追いつくパフォーマンスは、まるでキアロスタミのジグザグ道三部作をみているようだった。
○M.ナイト・シャマランの『レディ・イン・ザ・ウォーター』は薄板一枚のノーランドの城のような映画だったけれど、すこぶる面白かった。シャマラン監督自身のすっとこどっこいな演技もよかった。監督主演でもいけそう。
○アルノー・デプレシャンの『あの頃エッフェル塔の下で』は、スパイ・サスペンスがいつのまにか熱いラブ・ストーリーなっている「なんだったんだろう」感がよかった。
○アクセレイ・ゲルマンの『フルスタリョフ、車を!』は、���コセッシの言うように「何が何だかわからないが、すごいパワー」だった。この映画を評するこの言葉がスコセッシの近年のベストだと思った。
○黒沢清の『勝手にしやがれ~脱出計画~』は、すでに紛うことなき黒沢清だった。波乱がありながら船で脱出するシークエンスは後の『回路』に通ずるのか。
○加藤泰の『緋牡丹博徒〜お竜参上〜』は、飛びぬけて光るものはないながら、各ショット、各ショットで高水準の演出がなされていて大いに満足だった。
ジャ・ジャンクーの『四川のうた』は一瞬も気の抜けない張り詰めた画面に釘付けになっていたけれど、途中で寝た。結果、翌朝もういちどみる羽目になった。『長江哀歌』の連続うどんのような、えー?! まだ、まだやるのー?! 的な演出がないのは残念だった。
☆ジョニー・トーの『冷たい雨に打て、約束の銃弾を』は、最高・オブ・ザ・最高の映画&仲間たちだった。友達(広義の)にはこんなふうに接したいと切に思った。
フランシス・フォード・コッポラの『ワン・フロム・ザ・ハート』はコッポラでもこんな退屈な映画を撮るのかと思うと安心した。というか『コッポラの胡蝶の夢』をまえにすれば古今東西すべての映画が退屈ということになってしまう。
☆清水宏の『有りがたうさん』は、いや、そんなことはなかった『コッポラの胡蝶の夢』と同じぐらい素晴らしい映画もある、ほんとうに素晴らしい映画とは『有りがたうさん』のことだ!
ジョージ・マーシャルの『ゴースト・ブレーカーズ』は、たまには映画の敷居を下げてやろうと思ってみた、いわゆるB級ホラーだけれど、ふつうにしっかりと素晴らしい映画だったので、当時のハリウッドは凄かったんだなあと頭を下げた。
○スタンリー・ドーネンの『星の王子さま』は色々と不満だらけだったけど、こんな映画を肯定したいと思った。
☆ベニー・マーシャルの『プリティリーグ』は最高という言葉ではとても言い切れないぐらい最高だった。野球と映画の素晴らしさのすべてを物語っていた。
○キム・ギドクの『受取人不明』は、センセーショナルで湿っぽいだけの映画だったらイヤだなあと構えてみはじめたら、思いのほか気合いが入っていて安心した。サティのジムノペディもいい味をだしていた。
『アンディー・ウォーホルのBAD』は寝た。
ジョン・カーペンターの『マウス・オブ・マッドネス』は、カーペンターは面白くない映画を撮れない病いにかかっているのでは? と思わずにはいられなかった。マジで全カーペンターフィルムがサイコー! あとトニースコットも!
オットー・プレミンジャーの『帰らざる河』は、それなりに楽しんでみたけど、おなじ河下りならジョン・ヒューストンの『アフリカの女王』のほうがよっぽどいい。
☆チン・シウタンの『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』にはたまげた。最高だった。ふざけているのか、律儀なのか、とにかく最高だった。はじめは光量過多で、ちゃんと光線処理ぐらいしろやと思っていた画面が、最後には光線を防ぐ展開に。そもそも死者のために命を張るというすっとこどっこいでありながら胸を打たれずにはいられない愛と真実の物語。サイコーでした。
○チャールズ・ロートンの『狩人の夜』は、カルト映画というふれこみだけれど、どこまでも地に足のついたアメリカ映画の底力を示すような映画だと思った。それすなわち最高の映画。そもそも専門の映画監督ではないチャールズ・ロートンがぽっと出であんなに素晴らしい画面を撮れるのはハリウッドで培われた撮影班の技術の高さ窺わせずにはいられない。それはそうとして、シネスコープ時代にあえてスタンダードを選択する美意識や、見事なまでのケツアゴのロバート・ミッチャムを狂った神父役に抜擢するあたり、チャールズ・ロートンの映画監督的な才気を感じさせる。
☆小津安二郎の『生まれてはみたけれど』、動くな、死ね、甦れ!
エルンスト ・ルビッチ の『生きるべきか死ぬべきか』は超絶面白かったけれど、ルビッチのなかでは面白くないほうだった。
アクセレイ・ゲルマンの『我が友イワン・ラプシン』は、わけがまったくわからないまま寝た。
☆マノエル・ド・オリヴェイラ の『コロンブス〜永遠の海〜』は素晴らしすぎて二回みた。いきなり老人になったショットの背景で噴水の水が乱れ発射していたのには爆笑した。
大島渚の『悦楽』はひたすら退屈だった。
ジョセフ・フォン・スタンバーグの『上海特急』はけっこう楽しんでみた。線路上に居座る動物たちの姿が忘れがたい。
○塩田明彦の『カナリア』もセンセーショナルで湿っぽそうな物語だからと警戒していたけれど、冒頭の車が田んぼに脱線するショットでもう信用に足ると心を許した。西島秀俊の佇まいをはじめ、立教チームの気合いのほとばしる映画だった。
北野武の『座頭市』は、やってることは明け透けもなくわかりやすいのに、なんでこうも納得させられてしまうんだろう。北野の映画はどれもとても好きで抵抗ができない。とくに、あの夏、も、菊次郎も、キッズリターンも、言葉を封ずるファシズムのような映画だ。唯一まとも、というか退屈だったのは『その男、凶暴につき』だけだ。
サム・ライミの『死霊のはらわた』は、スプラッターなんて造語に支配されて過小評価されている映画だと思った。
☆オーソン・ウェルズの『不滅の物語』は、嘘かほんとうか知らんが60分足らずで不滅の映画を撮ってしまったウェルズに映画はどう向き合えばいいのやら。『市民ケーン』が新たに生み出した数々の映画的文法も、『黒い罠』の冒頭の類い稀な長回しも、カフカの魔術的な映画化も、ウェルズにとってみればただのお遊びにすぎないのではないか。これだけは確かなのは、ウェルズを心の友と思っている。『フェイク』のミシェル・ルグランに続いて、こんどは音楽がサ���ィの数々、ウェルズはやっぱり心の友だ。
ルイス・ブニュエルの遺作、『欲望の曖���な対象』は列車のなかでの回想の物語。初対面のたまたま居合わせた乗客に身のうちばなしを話し聞かせる。ブンブン飛びまわって目障りながら誰の手にも叩き落とされない自由でしぶとい映画。
ロー・ウェイの『ドラゴン危機一髪』は、とても素晴らしく楽しい映画だと思ってみていたけれど、終盤にかけて大いに不満が残った。とはいえ、ロー・ウェイの画面はけっこうよくて、ブルース・リーの型もすんごいので、ほかのもみてみたい。
○ウディ・アレンの『タロットカード殺人事件』は最&高! 見直した! ウッディ・アレンといえば、いっつも演算的でそこそこ面白いけれど、だいたい70点的な映画を量産している監督としてバカにしていたのが今回みたので見直した! 300億万点! いきなり死神の大ガマが三途の川を渡っているのだけでなんか違うぞと思った。さらにはスカーレット・ヨハンソンのすっとこどっこいな立ち振る舞いに胸熱! 稀代の名女優、キャサリン・ヘップバーンに迫る勢いの気合いの入った名演技だった。最後の最後に犬神家の沼から蘇ったかのような濡れ姿にはサイコー! と絶叫した。ウッディ本人も死んで三途の川を渡ってもなおマジックを披露する気合いの入りよう。楽しかったあ。
☆長尾直樹の『さゞなみ』には顎が外れた。なんと、あの『鉄塔武蔵野線』の監督。というばかりではなく、この映画はまちがいなく小津安二郎〜エドワード・ヤン〜ホセ・ルイス・ゲリンらの系譜に位置している!
鈴木清順の『野獣の青春』は、とても面白かったけれど、清順映画のなかでは普通と言わざるを得ない。
○ニール・ブロムカンプの『チャッピー』はマジでサイコー! 気合いが入っている! 気合いが入っているよ! こういう気合いの入った映画が好きなんです! さらにそれだけではなくて、贅沢! とても贅沢な映画! これからさらに話が大きくなるようなところで「ここから先は俺たちの未来だぜ」みたいな感じで幕が閉じる。贅沢だねえ〜。
ロレンツォ・ドゥマーニの『ストーリーブック〜屋根裏の魔法使い〜』は、すごいいいかげんなんだけど、随所で映画の息吹きを感じて大いに満足だった。
○ディエゴ・レルマンの『ある日、突然』は、宣伝文にジム・ジャームッシュとかヴィム・ヴェンダースとか書かれていて(二人とも好きな監督だけど、さほど面白くもない)大丈夫かな〜? と思いながらみはじめたら、すごい素晴らしくて感激した。いい映画には必ず踊りがあるって持論があるんだけど、この映画でもシワシワのばあちゃんがいきなりイカしたダンスを踊る。
☆イ・ジョンヒャンの『美術館の隣の動物園』は、最高すぎて抱きしめたくなる映画だった。全ショットがチャーミングなんだけど、毎回のこと車が揺れて、ワー! オー! となるのが大好き。
ゴダールの『ウィークエンド』は、頑張ったけど最後のほう寝た。
ジャッキー・チェンの『笑拳〜クレイジーモンキー』は、ジャッキーのアクションはアクションというよりアステアのタップダンスのようだった。
サミュエル・フラーの『東京暗黒街 竹の家』はすこぶる面白かったけれど、サミュエル・フラーらしい不屈の気合いはなかったような気がした。
クリスチャン・ナイビーの『遊星から物体X』は、飛行機に人間と犬がいっしょになって押し込められているのに癒された。
ソウル・バスの『フェイズⅣ 戦慄!昆虫パニック』は、退屈に振れそうなんだけど、ギリギリで面白く、尚且つ忘れがたい映画として今後も思い出されるような気がしている。
○ダグラス・サークの『世界の涯てに』は、必ずしも好みの話ではなかったけれど、映画としての強度にぶちのめされた。1937年の映画で、しかも、サークとしては初期の作品なのにもかかわらず、この凄まじいまでの強度はいったい何なのか。さしあたってサークの未見の映画は手元にないので、そのほかの1950年代以前の映画をもっとみたいと改めて思った。
○フリッツ・ラングの『飾窓の女』は最高だった。愛おしい映画。ティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』やイーストウッドの『ジャージー・ボーイズ』以降にみられる伝記映画に感じるような映画への優しい眼差しがそこにはあった。
○ラオール・ウォルシュの『夜までドライブ』も驚異的な面白さだった。ただひとりだけ、救われないひとがでてくるのには胸を痛めたけれど、そのひとはもっとも鮮烈な演技で画面に収まっていた。
○ルネ・クレールの『沈黙は金』は宝物のような映画だった。同じ傘映画としては本邦の『鴛鴦歌合戦』に軍配が上がるけれど、これもほんとうに素晴らしい。
○ハワード・ホークスの『脱出』も会心の出来だった。ホテルのラウンジでひとりずつひとりずつ楽器を鳴らしてゆくあのアンサンブルには痺れた。
○ベルナルド・ベルトルッチの『魅せられて』は、ヨーロッパらしい静かな映画なのかと思いきや、いきなり手ぶれカメラにアメリカのロックナンバーが流れてはじめて笑ってしまった。そうかと思うと、こんどは印象通りのヨーロッパらしい静かな画面へ展開してゆく。ときどき、そんな画面を不意打ちするかのようにアメリカらしい楽天的な演出が紛れ込む。そして恋する二人はアメリカへ行くことを決心する。同じイタリアの監督はセルジオ・レオーネの『夕陽のギャングたち』を思い出さずにはいられなかった。あの映画では友情を結んだ男二人がメキシコからアメリカを目指す。二人がアメリカ行きを決めたとき、もう少しヨーロッパ的な画面に留まっていたいと思ったのは内緒のはなしだ!
☆はとにかくよかった映画、○はとてもよかったけれど☆とは若干の差を設けておきたい映画としている。
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cosmicc-blues · 5 years
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2019/7/2
朝、雨は止んでいる。道路は湿っているし自動車のボンネットには水玉があるのでついいましがたまで降っていたらしい。雨はなくても湿気の霧に包まれているかのように視界に靄がかかっている。
三日連続でこんな最高の映画はない! というのを更新し続けている! 幸福なことです。1日目、サミュエル・フラー『最前線物語』 2日目、侯孝賢『珈琲時光』 3日目、マックス・オフュルス『忘れじの面影』。けっしててきとうに選んでいるのではないし、むしろ毎日真剣に選んで観ていてもこんな3日も連続である種の過去最高を更新するのはなんて幸福(もったいない!)体験だことでしょう!
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