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#スペイン:2020〜
vegehana-food · 6 days
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✿ カルゴルス・ア・ラ・リャウナ | Cargols a la llauna ・スペインでは 「Caracol カラコル(カタツムリ)」 は 夏の定番珍味 でカタツムリは紀元前から食べれいて、その調理方法も様々です。平らなトレイに荒塩をひき詰め、新鮮なエスカルゴを丁寧に並べられ、オリーブオイル、にんにく、パセリ、ブランデーなどを上から掛けて、直火もしくはオーブンで焼かれたカタルーニャのカタツムリ料理です!「Llauna ジャウナ」とは、直にオーブンに入れられる金属製のトレイや鉄板やお皿の事。
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ari0921 · 8 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)9月4日(月曜日)弐
    通巻第7896号 
 EUのガン、それとも救世主? ハンガリーのオルバーン首相
  「トランプを呼び戻せ。トランプが西側世界を救う」 
*************************
 安倍首相亡き後の自由世界に五人の愛国的ナショナリスト政治家がいる。
筆頭はいうまでのなくトランプ。ついでトルコのエルドアン、インドのモディ、フランスのルペン、そしてハンガリーのオルバーン首相である。
オルバーンは1998年に35歳という最年少の若さで一度首相に就き、その後も2010年から現在までと、合計17年間、ハンガリーをリードしてきた稀有の政治力量を秘めた愛国政治家だ。
9月2日、EU外交政策責任者のジョゼップ・ボレル(事実上のEU外相)は、「EUは今後4年間、ウクライナへの武器援助を年間50億ドル計画」を打ち出した。加盟国は作り笑いをしながら、賛成のポースを示した。
 スペインで開催されたEU国防相会議で、ボレルは加盟国にこの目標達成を促した。また年末までに約4万人のウクライナ兵士を訓練するプログラムも含まれるとした。EUは既に2万5000人のウクライナ兵士を訓練しおえ、一部はスペインのトレドで訓練された。スペインはボレルの出身地。
ボレルは左翼政党出身で大学学長やスペイン外相も務めた。
2020年2月5日にボレルは、ブリュッセルの欧州議会で環境活動家グレタたちのデモに参加する若者らを『グレタ症候群』と皮肉ったかと思えば、北欧諸国を歴史的に無知だと失言した事もある。
さて「大攻勢をかける」とゼレンスキーが公言してから三ヶ月。ウクライナの反撃は失敗している事実を西側メディアは伝えない。
ヴィクトル・オルバーン率いるハンガリーはボレル計画に公然と反対に回った。
ハンガリーは、ウクライナがハンガリーOTP銀行を「戦争スポンサー」リストに含めたことを理由に、EU加盟国の5億ユーロの割り当てに反対した。
23年7月、ハンガリーはウクライナ軍を支援するために最大200億ユーロの長期基金を創設しようとしたEUの試みにも反対した。
 オルバーン首相はタッカー・カールソンとのインタビューで、「多くの資金をより多くの兵器に投入するという政策は失敗である。西側諸国は何としても平和を追求する必要がある。ロシア人はウクライナ人よりもはるかに強く、はるかに数が多い」とカールソンに語った。
「トランプを呼び戻せ。トランプが西側世界を救う」
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kennak · 2 years
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東証プライム上場の自動車メーカー「スズキ」は、2022年シーズンをもって二輪車レースの最高峰「MotoGP」から撤退すると正式に発表しました。 1974年に参戦を開始したスズキは、これまでに6度のチャンピオンに輝き、その間に2度の参戦休止期間を経て、直近では2015年シーズンに復帰し、2020年にシリーズチャンピオンを獲得していました。 しかし、電動化の波が押し寄せるなど自動車産業が大きな変化に直面するなか、新技術の開発に資金と人的資源を集中させることから、撤退に向けてMotoGPを管理・運営する「ドルナスポーツ」(スペイン)と協議を行っていました。 また、世界耐久選手権(EWC)への参戦についても、2022年シーズンをもって終了することを併せて明らかにしました。
スズキが二輪車レース最高峰「MotoGP」から撤退を正式発表 不景気ニュース - 不景気.com
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nyantria · 1 year
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同じやり口を繰り返してきた連中の、全ては計画通りに進行中…。
One hundred years of cattle-tagging
/キャトルタグの100年
https://edwardslavsquat.substack.com/p/one-hundred-years-of-cattle-tagging?utm_medium=ios
/渡航制限の必要性に関する疑問は、2020年初頭のThe Virusの登場により、再び表舞台に登場した。2020年4月に2人の学者が書いた記事では、現代の(かつては一時的で拘束力のない!)パスポート制度の進化が指摘されている。
[第一次世界大戦中に導入された国境監視の一時的措置は、スペイン風邪の大流行後、国際関係における恒久的な特徴となった。国境は次第に、外国人感染者に対する住民の免疫力を保証する膜のような存在になっていった。
しかし、多くの人々は、国境だけでは人の移動がもたらす健康被害から身を守るには不十分であると考えた。1920年代半ばになると、各国政府は自国を訪問するすべての人に強制的な健康診断を要求しはじめた。そして、パスポートに「一般健康診断書」のページを設けることが提案された。これは、国境を越える旅に出る前に、すべての旅行者が徹底的な健康診断を受けられるようにしようというものであった。そうすれば、旅行者は目的地に着いた時、自分が健康であること、感染症にかかっていないことを証明することができる。中には、パスポートに「予防接種証明書」を添付することを主張する人もいた。
しかし、パスポートに診断書のページを設けるというアイデアは、当時の技術的な制約からすぐに頓挫してしまった。また、頻繁に旅行する人が1ページで済むのかという疑問や、旅行中に感染する可能性も指摘され、世界レベルで統一的に管理することも課題となっていた。
また、このような証明書は、プライバシーの侵害につながるという倫理的な懸念もあった。1926年のジュネーブの旅券会議では、多くの旅行者が「指紋を取られるのはいやだ」、ましてや「立ち入った健康診断を受けるのはいやだ」と発言している。ハンガリー代表のラディスラス・ド・ゲーメリー=ライムル氏は、この差別的な提案に激怒し、「パスポートとは何か、何のためにあるのか」と憤慨した。「パスポートとは何なのか、その用途は何なのか」。[...]
それから100年が経ち、現代の技術力は、1920年代に免責特権パスポートの実現を阻んだ主な障害の一つを解決したように思われる。
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ryoko-1 · 2 years
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マキシム・ヴィヴァス:真実で反中国勢力をあぶり出す
ヴィヴァスとは?
中国の王毅(おう・き)国務委員兼外交部長は中国毎年恒例の「全国人民代表大会」「政治協商会議」(「両会」と呼ばれている)の記者会見で「外国人記者は中国をどう取材しているか」というテーマで、2人の外国人の友人について語ったことがある。
一人は『中国の赤い星』を書いたアメリカのジャーナリストエドガー・スノー、もう一人はマキシム・ヴィヴァスである。
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ヴィヴァス氏は80数歳で、スペイン系のフランス人である。 2016年、2018年と2度にわたり新疆を訪れ、2020年には『ウイグル「フェイクニュース」に終止符を打つ』を出版した。
ヴィヴァス氏は、「大虐殺」や「何百万人ものウイグル人が拘束されている」という噂を払拭するために、ヨーロッパの人々に本当の新疆を知ってほしいと言いている。
しかし、新刊の発売は、まるで水中に投げ込まれた爆弾のように、大きな波を引き起こした。
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Facebookなどのソーシャルメディア上では、ヴィヴァス氏は真実を知らない読者から攻撃された。 中国政府との金銭的なつながりが疑われ、一時は家族との関係もギクシャクしていた。 彼自身、「私はこの本を出版するために 「自爆テロ」のような行動をとった」と語っている。
実際、「自爆テロ犯」はかつて、中山服を着て米しか食べないという、欧米の一般大衆と同じステレオタイプで限定的な中国人像を持っていた。
2008年になって、ヴィヴァス氏は奥さんと一緒に北京で仕事をしている息子を訪ねた。 ヴィヴァス氏はこの体験で、中国人のイメージや生活が、報道されているものと大きく違うことに衝撃を受けたのだ。
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2010年には、『ル・フィガロ』紙のルノー・ジラード(Renaud Girard)記者、『ル・モンド』紙のレミー・ウルダン(Rémy Ourdan)記者らとともに、再び中国を訪れ、チベットを訪れた。
この時、彼は欧米のメディアが描くチベットとは全く異なるチベットを目の当たりにした。
2011年には、ダライの素顔を暴いた『笑顔の裏側:ダライ・ラマの知られざる一面』を出版し、6カ国語に翻訳され、大きな反響を呼んだ。
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そしてその後、ヴィヴァス氏は新疆ウイグル自治区で綿密な取材を行い、前述の『ウイグル「フェイクニュース」に終止符を打つ』を執筆した。
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彼は誰と戦っているのか?
中国の実情に詳しいヴィヴァス氏は、同じ話を何度もオウム返しにするフランスのメディアに呆れている。 このような嘘を捏造するいわゆる「情報源」や「学者」は、彼にとって忌み嫌うべき存在である。 彼は、こうした反中国勢力の正体をあぶり出すために、真実を利用しようと考えたのだ。
47歳のドイツ人アドリアン・ツェンツ(Adrian Zenz)は、一夜にして、欧米のメディアや政治家にとって、新疆に関する唯一の情報源となったのである。 しかし、実際には15年前の2007年に観光で新疆を訪れたことがあるだけだ。
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ヴィヴァス氏はこの話を著書の中で書いている。
ツェンツ氏はかつて、新疆で「強制労働によって生産された」と主張する靴の写真をリツイートし、その横に英語で「助けて!私はウイグル族で、中国の刑務所にいるんです。 助けて!」と書かれた小さな紙を添えたことがある。
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皮肉なことに、その靴が新疆でも中国でもなく、ベトナムで作られた靴であることはネットユーザーによって発見されたのだ。
また、「新疆で90万人から180万人が拘束されている」というツェンツ氏の報告もその一例だ。 しかし、米国の独立系調査報道サイト「グレーゾーン」の調査によると、この数字は8人へのインタビューをもとに反中国組織が導き出した荒唐無稽な結論だという。 同様の手法は、彼の「報告書」でも繰り返されている。
2018年以降、ツェンツ氏は新疆を中傷する10数編の文章や報告書を相次いででっち上げた。いわゆる「強制労働」から「強制不���」へ、「文化的絶滅」から「大量虐殺」へ。彼はこれらのセンセーショナルな語彙をでっち上げ、新疆についてよく知らない多くの欧米民衆を騙した。
ツェンツ氏は米国の極右組織「共産主義被害者記念基金会」のメンバーで、正真正銘の反中研究機関の幹部だ。言い換えれば、反中は彼の生業だ。このような一人のいわゆる「学者」が西側の反中勢力から大いに支持されていることは容易に理解できる。
米国のポンペオ前国務長官は、ツェンツ氏のいわゆる「論文」を引用して、中国に暴言を吐いた。
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ヴィヴァス氏の調査で名指しされた「反中国の魔手」には、全米民主主義基金も含まれている。中央アジアから北アフリカまで、東欧から南米に至るまで、さまざまな国の「色の革命」の背後に彼らの姿があった。
この組織は長年にわたり中国で「香港独立」、「台湾独立」、「新疆独立」、「チベット独立」などの分裂勢力を支持し、2020年だけで70近くの中国関連プロジェクトに1千万ドル以上を提供し、もっぱら中国の政治・社会の安定を害する行為を行っている。
このほど、同基金会のデイモン・ウィルソン会長は、「台湾独立」勢力のために台湾地区を訪問し、10月下旬に台北でいわゆる「世界民主運動全球大会」を開催し、中国の国家主権と領土保全を深刻に挑発すると主張した。
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基金会はまた、「国境なき記者団」のような、意気投合するさまざまな「馬先に立つ兵士」にも資金を提供している。
この組織は、キューバ、ベネズエラ、ロシアなどの国や、ヴィヴァスなどの人、アメリカが嫌うものすべてに敵対している。「国境なき記者団」の事務局長は、ヴィヴァス氏を4回にわたって脅迫している。
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ヴィヴァス氏の見解では、多くの非政府組織、いわゆる独立シンクタンクの背後には実に多くの黒幕がいる。オーストラリア戦略政策研究所もその一つだ。
同機関が昨年発表した年次報告書によると、総額1000万豪ドルの資金源は、37.5%がオーストラリア国防省から、24.5%がオーストラリア連邦政府から、18.3%が外国政府機関から調達された。
これらを合計すると、オーストラリア政府とその同盟国、軍需産業からの経費が9割近くを占めている。これはこの機関が対外的に「独立シンクタンク」という看板を掲げており、明らかにオーストラリア軍産複合体の代弁者であることを十分に説明している。
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アメリカが援助した費用をどう使うのか?
総額98万5000豪ドルの経費の中で、米国務省は新疆の人権、中国の科学技術、海外への影響力などの方面で議題を設定するよう明確に要求した。もう一つの60万豪ドル近い経費は、中国の人材募集、偽情報、ソーシャルメディアなどの議題に注目する必要がある。
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言を守って筆を持つ
多くの圧力と生命の危険にもかかわらず、ヴィヴァス氏はペンを放さなかった。
今年初め、ヴィヴァス氏の中国新疆についての2冊目の本『燕の帰還』の英語版が発行した。彼がこの本の中で、「中国は多民族共存を促進し、文化の多様性を尊重していて、まさに人類文明の進歩を推進する源泉である。」という話を書いた。
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最近、ヴィヴァス氏は他の2人の学者と共著した新刊『フランス反中勢力の譫語』もフランスで出版された。
譫語とは、いい加減な言葉である。昨年10月、フランス軍事学校戦略研究所IRSEMは、中国の影響力に関する報告書を発表した。しかし、ヴィヴァス氏にしてみれば、654ページにも及ぶ、��ス、矛盾、フェイクニュースばかりだ。
彼は、21世紀の中国が平和的な経済競争相手として、軍事的にはフランスを脅かしていなく、このいわゆる報告書は、フランスの反中勢力が米国の外交政策に盲目的に追従していることを反映していると論じている。
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albaricoque-anzu · 2 years
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ということで、7/28無事に帰国いたしました。
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重たすぎる荷物たちを抱えて。笑
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思い返せば2020年、コロナで留学を断念せざるを得なくなり、一年待って去年のちょうど今頃、急遽大学から渡航の許可が降りたのでした。バタバタでビザの申請など準備して渡航してから早11ヶ月。
バルセロナに到着した時は知り合いは1人としていなかったのに、そこから大学、奨学生、ルームメイト、語学学校、、と友達の輪が広がって、最後は惜しむように別れた人々と出会えたのが何より嬉しかったです。
大学の授業だけでなく、日常生活の全てが楽しくて、ホームシックになることはほとんどなく充実した日々でした。
1番の思い出は?と聞かれると悩んでしまうくらい、授業、サッカー観戦、バルでの食事などなど、どれもいい思い出です😊
本当はヨーロッパ内を回ろうと意気込んでいたけど、時間的にも経済的にも全て回ることはできず。それでも、スペイン国内をたくさん旅行できたので後悔はありません!これからも旅行で行けるし!!
振り返ると、結局留学前に旅行したことのあるイタリアとポルトガルしか行かなかったのもきっと何かの縁。笑
語学に関しては、少しずつ話せるようになった気がする!!徐々にボキャブラリーが増えてきたので、今後も英語やスペイン語を使う場に積極的に参加したいと思います◎
スペインで印象的だってたのは、スペインをはじめラテン系の人々の伸び伸びとした生き方。細かいことは気にしすぎず、おおらかで、自分の身の回りの人を大切にしているのはとても良いなといつも感じていた。昼も夜もバルのテラス席で賑やかにしていていつも楽しそう!
その反面、日本の文化的な特異性、日本人の勤勉さ・しっかりとした計画的な暮らし方なども改めて素晴らしいなと感じることが多かった。
どちらかに染まることなく、大らかに自分らしく、日本的なものも大切に生きていきたいと思います😊
また気が向いたらスペインに関してブログを更新するかもしれません!
今は無事に帰国したので、ひとまずこれから家族や友達と再会するのがとても楽しみ。
なんとか帰国までブログを続けられました。読んでくれた皆様ありがとう。¡Gracias!
¡Hasta luego!
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taketea44 · 1 month
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毎日が記念日
3月27日は…
世界演劇の日(World Theatre Day)
ユネスコの外郭団体である国際演劇協会(ITI)が制定しました。
1962年3月27日、ITIがパリで第1回シアター・オブ・ネイションズ(諸国民演劇祭)を開催したそうです。
亡くなった母は、医者になるより
演劇をしたい、役者はまばたきをしちゃいけないんだよって言っていたのを思い出しました。
なんでも、日大の芸術を目指してたっていうから。
人の思いは叶えられないものです。
【AI-イチロウによる3月27日の出来事】
1. 2020年 - 新型コロナウイルス感染症のパンデミックが世界的に拡大している中、WHOがCOVID-19という病名を正式に定めた。
2. 2004年 - 史上最悪のテロ事件の1つとされるスペイン列車爆破事件が発生。191人が死亡、2,000人以上が負傷。
3. 1977年 - アメリカの映像技術者が、初めてVHSビデオテープの録画を行った。
4. 1964年 - アラスカ地震が発生。マグニチュード9.2で、北米で最大の地震の1つとなった。
5. 1958年 - ソ連が、世界で初めて人工衛星「スプートニク1号」を打ち上げた。
6. 1933年 - アメリカ合衆国の大統領フランクリン・ルーズベルトが、非常事態宣言を発令。経済恐慌からの脱出を目指すニューディール政策を推進した。
7. 1899年 - オーストリア、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、ロシアなど、大国が参加したハーグ平和会議が開幕。国際法の確立や紛争解決の方法が議論された。
8. 1794年 - アメリカ合衆国の最初の国家納税が行われた。州ごとに登録された財産から課税され、戦争費用に充てられた。
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vegehana-food · 5 months
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✿ トゥロン | Turrón ・ナッツ類にハチミツや砂糖などを加え、卵白で固めたヌガー菓子。季節を問わず親しまれるお菓子ですが、クリスマスのシーズンには特に多く出回ります。トゥロンの代表的な産地としてアリカンテ県ヒホナ町があり、この地で作られるトゥロンは地理的表示保護 (PGI)に認定されています。
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ari0921 · 2 years
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和四年(2022)9月2日(金曜日)
    通巻第7449号 
 ロシアで大物オルガルヒがつぎつぎと謎の死
  ガスプロム会長が病院から「飛び降り」。何だかなぁ
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 ロシアでルクオイル、ガスプロムや他の大手企業幹部の「怪死」が続いている。
 ロシアの石油大手「ルクオイル」のラヴィル・マガノフ会長が、入院先の病院の窓から『��落』して死亡した。モスクワの中央臨床病院はロシアの高層部、金持ち専用で、一般庶民は入れない。
 マガノフは6階の窓から落ちた。心臓病の治療を受けていたとされる。事情通はルクオイルが、ウクライナ戦争に反対の立場を表明してきたことと政治的な関連があるとする。
 マガノフは 1993 年にルクオイルに入社し、2020年に取締役会長となった。彼はロシア石油大手の「タトネフチ」CEOのネイル・マガノフと兄弟である。
 年初来、ロシア富豪の「怪死事件」が連続している。
 1月、ガスプロムの最高幹部、レオニード・シュルマンがサンクトペテルブルク近郊のコテージで死亡していた。「自殺」と発表された。
 2 月 25 日、ロシアのガスプロムの県連企業CEO、サンクトペテルブルク近くの自宅のガレージで首を吊っていた。
 2月28日、イギリスのサリー州でミハイル・ワトフォードが縊死していた。
 
 3 月 24 日、億万長者でロシア医療用品大手「メディストム」オーナーのヴァシリー・メルニコフと妻、2 人の息子が、ニジニ ノヴゴロド市のアパートで刺殺されていた。
 ガス会社ノバテックの副会長セルゲイ・プロトセンヤは、4月にスペインの別荘で縊死していた。妻と娘も刺されて死亡した。
スペインのメディア報道は、バルセロナ近郊のリョレト・デ・マルの賃貸別荘で死亡しているのが発見されたと報じた.
 4 月、ロシアの大手金銀行「ガスプロム銀行」の元副社長、ウラジスラフ・ アヴァエフと妻と娘の遺体がモスクワのアパートで発見された。ピストル自殺だったと警察は発表した。
 
 五月、ルクオイルの元マネージャー、アレクサンダー・サブボティンの遺体が友人の家の地下室で発見され、毒殺らしいと報じられた。サボディンの跡を継いだのが、マガノフだった。
 そして8月30日、ペレストロイカ、グラスノスチでソ連を崩壊させ、冷戦を終結させたミハイル・ゴルバチョフ元大統領が入院先の病院で静かに息を引き取った。
9月3日に国葬となるが、プーチンは欠席する。
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shintani24 · 1 month
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2024年3月26日
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「観光業の催しかと思った」フェリーが厳島神社の大鳥居付近で座礁 異常アラームが鳴り乗客が降りた後 試運転中に浅瀬に乗り上げ【動画ニュース】(RCCニュース)2024年3月26日
宮島のフェリーが大鳥居付近で乗り上げ動けなくなっています。事故当時、フェリーは試運転中だったということです。
米田健太郎記者 「船が鳥居付近に乗り上げていて普段は見えない底の方まで見えています」
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広島海上保安部によりますと、午後1時過ぎ、JR西日本宮島フェリーから「ななうら丸が宮島鳥居付近で乗り上げた」と118番通報がありました。
JR西日本宮島フェリーによりますと、ななうら丸は宮島桟橋で異常を知らせるアラームが鳴ったため、安全点検を実施するために乗客を降ろした後、航路外で試運転中だったということです。
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観光客 「びっくりしたの一言。観光業の催し物かと思った」
宮島で勤務している人 「工場で作業をしていたが、目の前に船が近くに見えてビックリした。二度見した。初めて見た」
フェリーに乗っていた船長を含む4人にけがはなく、油の流出もないということです。
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離礁し宮島桟橋に向かうななうら丸(中央奥)
広島海上保安部によりますと、フェリー内で乗組員に聞き取り調査を始め、座礁から約7時間後に離礁し、午後8時20分ごろに宮島桟橋につきました。浸水などの被害は確認されていませんが、27日午前中からJR西日本宮島フェリーが手配したダイバーが海中に潜り、損傷状況などを確認するということです
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サグラダ・ファミリア聖堂、2026年ついに完成 スペイン(CNN)
バルセロナ中心部にそびえるサグラダ・ファミリア聖堂/Nacho Doce/Reuters
(CNN)スペインのバルセロナにあるサグラダ・ファミリア聖堂が、着工から140年あまりを経て2026年、ついに完成する。
6つの塔のうち最後の塔の建設が完了すれば、サグラダ・ファミリア聖堂は完成を迎える。
サグラダ・ファミリアは23年の年次報告書発表の声明で、「聖母被昇天の礼拝堂は25年に、イエス・キリストの塔は26年に完成が見込まれる」と発表した。
26年に完成予定のイエス・キリストの塔(高さ172.5メートル)は、最後に高さ17メートルの十字架を設置する。
サグラダ・ファミリア聖堂が完成すれば、ドイツのウルム大聖堂を抜いて世界一高い教会となる。
カタルーニャの建築家アントニ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリア聖堂の建設は1882年に始まった。聖堂は、それぞれ聖書の登場人物(12使徒と4人の福音書作家、聖母マリア、イエス)を象徴する18の巨大な尖塔で構成される。
ガウディが1926年に死去した時点で建設はまだ10~15%しか進んでいなかった。
ただでさえ遅れていた建設は、1930年代のスペイン内戦で中断した。ガウディ(サグラダ・ファミリアの地下に墓がある)が手がけた建築物などのほとんどは、この戦争で破壊された。
1984年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録され、2010年には当時のローマ教皇ベネディクト16世が正式に教会として認定した。
実はこの聖堂が137年の間、違法建築だったことも分かり、19年にバルセロナ市が建築許可を出した。当局は16年に初めて、建築計画が許可されていなかったという「異常」を認識していた。
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新型コロナの点滴治療を入院で受けると薬価約28万円に 4月1日から 2024年3月26日
新型コロナも「5類感染症」へ移行し、行政的にはインフルエンザと同じような扱いになったため、政府の助成は令和6年(2024年)3月末で終了し、4月1日から新型コロナにかかる費用は通常の診療と同じになります。つまり、抗ウイルス薬も自己負担割合に応じてお金を支払う必要があります。
政府からの補助が終了
これまである程度政府が補助してくれていた負担分は、そのまま国民のみなさんが負うことになります。これを機にしっかりと把握しておきましょう。
抗ウイルス薬は高額であったため、これまでは3割負担の方で9,000円が上限でしたが、今回を機にこの特例も撤廃されます(図1)
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図1.令和6年(2024年)4月1日からの体制(筆者作成)
通常の診療と同じように、3割負担の人は、医療費の3割を自己負担しなければいけません(図2)
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図2.厚生労働省の啓発ポスター(参考資料1より引用)
実際の自己負担額は?
少し話はそれますが、代表的な5類感染症であるインフルエンザにかかった場合、日本では抗ウイルス薬が処方されることが多いでしょう(図3)。最も処方されているオセルタミビルは4月1日から薬価が引き下げられ、3割負担の患者さんでは薬価1,116円に負担割合0.3を乗じて、335円で治療可能となっています。
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図3.インフルエンザ治療薬の薬価(筆者作成)(令和6年[2024年]4月1日以降)
しかし、新型コロナの場合、抗ウイルス薬の薬価が飛びぬけて高いのです(図4)。4月1日以降、外来で抗ウイルス薬を処方する際、3割負担の患者さんでは、パキロビッドで2万9,708円、ゾコーバで1万5,556円の自己負担が発生します。処方してもらうかどうか、ちょっと迷う水準の高さですね。
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図4.新型コロナ治療薬の薬価(筆者作成)(令和6年[2024年]4月1日以降)
問題は入院を要する患者さんです。当院には今でも入院要請がありますが、ほとんどが新型コロナ肺炎に陥っている方です。
こうした中等症以上の場合、医療機関では点滴抗ウイルス薬のベクルリーを用いることが多いです。特に、症状が強い人や高齢者では錠剤やカプセルの抗ウイルス薬を使うことは現実的ではなく、点滴で5日間程度投与することが多いです。
ベクルリーの薬価はその他のウイルス薬よりも高く、4月1日以降薬価の引き下げが行われるものの、5日間点滴で薬価27万8,988円、3割負担の場合でも8万3,696円の自己負担が発生します。
新型コロナ肺炎を起こしている人は、すぐに退院できるわけではなく、入院が1~2週間におよぶことがよくあります。実はこの入院にかかる費用の補助もあったのですが、4月1日からなくなることが決定しています。
そのため、新型コロナに関してみなさんが負担する費用は4月1日以降、格段に高くなるのです。
高額療養費制度の限度額を確認しよう
年金受給のみで生計を立てている高齢者や、世帯所得が高くないご家庭であれば、高額療養費制度を活用することで上記ほどの自己負担額が不要のこともあります。しかし、現役並み所得の方が新型コロナ肺炎を起こして入院される場合、思っているよりも自己負担額が高くなることもあります。
そのため、ご自身が入院した場合の、高額療養費制度が適用される限度額を確認いただきますようお願いします
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グーグル口コミに削除命令 中傷投稿で東京地裁支部(共同通信)2024年3月26日
インターネット上の地図サービス「グーグルマップ」の口コミで不当な中傷を投稿されて名誉を傷つけられたとして、動物病院の運営会社が投稿記事の削除などをマップの管理会社に求めた訴訟の判決で、東京地裁立川支部は26日、投稿の一部を消すよう命じた。
原告は、2020年から22年9月ごろにかけて、動物病院の口コミに「表に出ないだけで、誤診も複数ある」などの事実ではない複数の投稿があり、名誉を傷つけられたと主張。不特定多数が閲覧できる状況で、投稿を削除するよう求めた。
香川礼子裁判官は判決理由で、投稿の一部を「原告の社会的地位を低下させるもの」と認定。その上で内容も真実と認められないなどとし、名誉毀損に当たり削除が認められるべきだと判断した。
一方、被告が投稿の真偽を判断するに足りる情報はなく、原告の権利が侵害されていると知っていたとは言えないと指摘。被告に対する損害賠償請求を退けた。
被告側の代理人弁護士は取材に応じていない。
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kennak · 1 year
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日本生産性本部は19日、「労働生産性の国際比較 2022」を発表した。これは2021年の日本の労働生産性(時間当たり及び就業者一人当たり)の国際的位置づけなどをOECDのデータベース等をもとに分析したもの。今回は2020年の製造業の労働生産性比較に加え、コロナ禍での労働生産性の変化(2020年4~6月期以降の動向)についても調査がおこなわれたという(産経新聞、労働生産性の国際比較2022)。 日本の労働生産性は経済協力開発機構(OECD)加盟38か国中27位だった。前年から一つ順位を落としており、結果は1970年以降最低を記録した。コロナ禍からの経済活動再開が欧米に比べて遅れたことなどが響いたとされている。日本の一人当たり労働生産性(就業者一人当たり付加価値)は、8万1510ドル(818万円/購買力平価換算)だった。これは西欧諸国では労働生産性水準が比較的低いとされている英国(10万1405 ドル/1018万円)やスペイン(97,737ドル/981万円)より2割近く低い。順位でも1970年以降で最も低い29位となっている
日本の労働生産性、1970年以降最低を記録 | スラド
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hirvi-acousma · 1 month
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hirvi Acousmonium Live in Kyoto "CEREMONIAL"
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昨年に引き続き今年もhirvi Acousmonium Liveを開催いたします! hirvi Acousmonium Live in Kyoto "CEREMONIAL"  関西を拠点として活動するヒルヴィは、多層立体音響装置「アクースモニウム」を用いたライブを定期的に開催しています。今回はヒルヴィのメンバーに加え、石上加寿也、かつふじたまこ、Leo Okagawa、Shuta Hiraki各氏をお招きして、総勢9名の電子音響音楽作品を上演します。  コロナによる移動制限が解除され、人々の集いが再開されました。しかしその中で災難が続き喜びや悲しみ、祈りが行き場を無くしているように思います。再びその思いを集約し共有する為に共通コンセプトをCEREMONIAL(儀式の)としたライブを企画しました。  またアクースモニウム演奏の第一人者である檜垣智也によるアクースモニウム体験会を同時開催いたします。 開催日: 2024/5/11(sat) - 2024/5/12(sun) 開催場所: FRAME in VOX 604-8031 京都市中京区大黒町44 河原町VOXビル 3F WEB SITE: https://frame-in-vox.com/ MAIL: [email protected] バス:「河原町三条」各停留所より徒歩1〜5分 京阪線:「三条駅」6番出口より徒歩5分 地下鉄東西線:「三条京阪駅」2番出口より徒歩5分 阪急線:「京都河原町駅」3B出口より徒歩7分 ※駐車場・駐輪場はございませんので、近隣の有料パーキングをご利用ください。 料金: アクースモニウム体験会:一般 2,000円(学生 1,000円)※定員6名 1コンサート券:一般 2,000円(学生 1,000円) コンサート通し券:一般 3,500円(学生 2,000円) ※通し券はアクースモニウム体験会を除く Artist: 石上加寿也 かつふじたまこ Leo Okagawa Shuta Hiraki 天野知亜紀 牛山泰良 大塚勇樹 永松ゆか 檜垣智也 Program: 5/11(sat) 18:00 - 19:30 アクースモニウム体験会( 講師 檜垣智也) 5/12(sun) 15:00 - コンサート1 檜垣智也、永松ゆか、天野知亜紀 16:00 - コンサート2 大塚勇樹、Leo Okagawa*、Shuta Hiraki* 17:00 - コンサート3 牛山泰良、かつふじたまこ、石上加寿也 *……招待作品 お問い合わせ・予約: ヒルヴィ事務局 [email protected] 主催 ヒルヴィ hirvi 協力 FRAME in VOX, MEDIA SHOP GUEST ARTIST: 石上加寿也 KAZUYA ISHIGAMI   1972年、大阪生まれ。DRドイツ公共放送からの委嘱作品制作をはじめ、WDR(西部ドイツ公共放送)、MUSLAB国際電子音響祭(メキシコ)、Zeppelin国際サウンドアート電子音響音楽祭(スペイン)、ICMC国際コンピュータ音楽会議2015(アメリカ/テキサス) 、Music From Japan 2020(アメリカ/NY)などで作品上演をおこなう。自主レーベル”NEUS-318″と“OMODARU”を主宰。 かつふじたまこ TAMAKO KATSUFUJI 音作家。90年代半ばより詩や言葉を用いた音作品の制作を始める。2000年フランス国立視聴覚研究所INA-GRMにて作曲を学ぶ。何気ない日常から小さな奇跡(音)を拾い集め紡ぎ出されるその作品は、日常の隣のちょっとへんてこな世界を表現する。フランスMOTUSよりの委嘱作品ほか、作品はフランス、イタリアのフェスティバル、スペインやNYのラジオ番組でも上演され、海外のファンも実は多いとか?! https://hello-tsukineco.jimdo.com/ LEO OKAGAWA (招待作品) サウンド・アーティスト。2014年よりフィールド・レコーディングをはじめ、録音した素材やアナログ機器のノイズ、シンプルな電子トーンによる多層的なコラージュ作品の制作を開始する。2017年からは即興によるパフォーマンスもおこなう。いくつかの電子機器類を使用し、シンプルなトーンの組み合わせによる構造的な可能性を模索する。 Shuta Hiraki (招待作品) 長崎県在住の音楽家/批評家。音響合成、フィールド・レコーディング、アコースティック楽器の演奏、サンプリング・コラージュなど様々な手法を駆使し、構造/思想の両面からアンビエントやドローン・ミュージックの臨界を志す。KYOU Records、Rottenman Editions、LINE、VAAGNERなど多数のレーベルから作品を発表。近年はシュルティボックスと電子音の連携によるライブ活動を展開。 hirvi 2014年に設立。関西を拠点として、メンバー全員がミュージシャン。アクースモニウムを運用し、メンバーの作品発表を中心に活動している。またアクースモニウムの魅力を社会に発信するために、コンサートやワークショップの企画・制作、芸術祭への参加、音楽出版、音響技術支援などを行っている。 現メンバー:檜垣智也(代表)、天野知亜紀、牛山泰良、大塚勇樹、 永松ゆか、ミユタシマヤ
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keisukedan · 3 months
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映画『Sambizanga』を国立映画アーカイブに見にいってきた。覚書。  問題作。アンゴラ独立運動の活動家が植民地政府に拷問殺害され、戦争開始の合図となった刑務所襲撃事件が計画されるところまでを描く。独立戦争の開始の直前にあたる1961年初頭を舞台にして、1973年に作られた劇映画という複雑な構造をもつ。監督はフランス生まれのグアドループ系フランス人サラ・マルドロール。脚本はその夫で、アンゴラ独立運動MPLAの創立メンバーだったマリオ・ピント・デ・アンドラーデと共同。サンビザンガは民族運動の発祥の地ともいえる地区の名前で、首都ルアンダの郊外なのか、沿岸地区のようだ。南アフリカにおけるソウェトのような象徴的な意味をもつ地区らしい。  この映画の製作時点でもまだアンゴラはポルトガルの支配下にあって戦争中で、アンゴラ国内では撮影ができなかったため、亡命者が多く暮らしていた(社会主義政権だったためだろう)コンゴ人民共和国(コンゴ・ブラザヴィル)で撮影された。主な会話はポルトガル語で、一部に民族語(キンブンドゥ語か)が使われていて、その部分は字幕なし。主役の運動闘士役はアンゴラ出身の亡命者だったようだが、実はこの作品はこの男の活動家よりも、その妻が、逮捕された夫をいくつもの警察署や刑務所をまわって捜す部分が中心になっているともいえる。この妻役はカボ・ヴェルデ出身だという。カボ・ヴェルデもまた、この映画の撮影時にはポルトガル植民地だった。  ポルトガル領はモザンビークとサン・トメ・プリンシペも含めて長く独立運動が厳しく弾圧されていたが、ポルトガル国内の政変によって1974年にポルトガルが手放すことになったという複雑な背景をもつ。  というわけで、コンゴ・ブラザヴィルをアンゴラの首都ルアンダ、および、サンビザンガ地区に見立てて、主に亡命者たちを役者として配役して撮影されている。作劇的な滑らかさや演技の洗練はないのだが、パワフルな作品で見てよかった。ポルトガル植民地政府のポルトガル人たちの暴力性が強調されて描かれている。また、植民地政府に雇われているアンゴラ人市民(警官や役人)のアンビヴァレントな立場も描かれている。一方で、運動に肩入れしている「白人」(ポルトガル人)がいたことも描かれている。  ルンバ的な音楽のバンドがパーティのシーンに出てくる。このバンドの名前を逃したのが悔やまれる(たしか、エンドロールに出てくる)。このパーティの場で、リーダーが刑務所襲撃計画を発表し、決行日時を宣言する。  この作品には原作小説があって、「ドミンゴス・シャヴィエルの本当の生涯」。作者ジョゼ・ルアンディーノ・ヴィエイラはまさに劇中で白人シンパとして描かれていたような、独立運動側に立った人のようだ。アンゴラで投獄経験あり。ポルトガル生まれで幼少時に貧しい両親とともにアンゴラ移住。アフリカ人地区で育ったようで、作品もキンブンドゥ語とポルトガル後の混成言語で書いているらしい。アンゴラから追放されて、長くカボ・ヴェルデの収容所に暮らした。この時期(60年代70年代)に多くの作品を書いた。その後、ポルトガルに送られ、監視下で暮らした。植民地帝国ではこういう処罰の方法があったことを思い出した(キューバの独立の英雄ホセ・マルティも一時期、スペイン本国追放になった)。  この映画の監督は2020年にcovid19で死んだが、実はこの作家はまだ生きている。読んでみたい。どんな言語で書いているのか興味がある。  『サンビザンガ』は「蘇ったフィルムたち チネマ・リトロバート映画祭」のプログラムの一部として上映されているが、たしかに、見事に発色が復元されていてすばらしい。 https://www.nfaj.go.jp/exhibition/cinema_ritrovato202312/#ex-79038
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nakajimatoshikazu00 · 4 months
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中島 敏和と日本金融システムの次のステップ
日銀(BOJ)はかつて世界のマイナス金利債務の拡大を加速していましたが、今はチャンスを待ち、あるいは今後1年で世界の次の黒鳥になります。 2016年1月、BOJ効果は欧州中央銀行に追随してマイナス金利政策を発表し、その年9月に利回り曲線管理(YCC)政策を実施しました。その後、世界のマイナス金利債券の規模は2020年中まで大幅に拡大しました。
コロナ後の各国インフレ中枢の上昇に伴い、ヨーロッパ中央銀行は率先してマイナス金利を終了し、昨年12月にBOJも10年間国債変動区間を引き上げる見込みを超えました。 日銀が植田和男を指名するということは、日銀が転向のタイミングを待っていることを意味します。最近、植田は過去数十年間の通貨政策を評価すると言われていますが、これが転向のための道かもしれません。 BOJがマイナス金利とYCCを終了した場合、またはグローバル資産にオーバーフローの衝撃を与えます。
日銀のYCC調整/脱退方式については、3つの可能性があります 1、今年中後期、10年間の国債変動区間を±75BP以上に拡大します; 2、より過激な脱退方式、例えばロングエンドのコントロールを徹底的に開放し、市場の一致した期待を形成した後、政策コストを増大させるなどの期待を避けます。 3、ミッドレンジ国債の利回り抑制を重視すると同時に、金融リスク政策の重みとオーバーフロー性の圧力により漸進的措置をします。
3つ目の確率が高く、他のリスクシーンも重視されていると予想されます。 影響:国内の金融システムの脆弱性は現在低くなく、欧米の金融ショックも銀行システムに複雑なマイナスの影響を与えています。日銀は金融の脆弱性と経済の下方リスクに対する政策の重みを高め、政策の退出時期を慎重に検討します。
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銀行部門では、大手銀行が海外業務を積極的に拡大しているため、その海外信用はコロナ衝撃の後、段階的な資質の沈下と構造性の高いレバレッジが現れ、特に海外信用が投入されている非銀金融と保険業界は、欧米銀行業の衝撃と金利変動を伝導する潜在的リスクがあリます。 大手銀行の海外信用リスクを除いて、地域と信金銀行(Shinkin Bank)の資産側の国債金利リスクはここ10年で最も高く、地域と信金銀行が債券ポートフォリオの長期的な増加を続けています。
非銀行部門では、日本企業の年金リスクは低いですが、生命保険機関はイギリスのLDI年金のような金融脆弱性問題を蓄積する可能性があります。 日本中央銀行のQQE政策オーバーフロー効果から衝撃に転じました。 QQEは10年間の日債利回りを大幅に引き下げ、ヘッジ取引と日系海外配置によって、米国債やその他の国債利回りを長期にわたって引き下げ、将来の漸進的な政策変化でも顕著なオーバーフロー性を形成しました。
具体的には、1)EU中央銀行などがマイナス金利を脱退し、日銀が22年末に調整したことに伴い、世界のマイナス金利債券の規模は20年ピークの18兆4000億ドルから23年初めから0付近に下がり、日銀が調整すれば、マイナス金利の受益資産をさらに打撃しますか、さらに打撃を受けることになります。
現在、脆弱な米国信用市場では、日系企業が保有する米国企業債務の規模は3500億ドル程度で、米国IG市場の総規模は8兆ドル近くで、日系企業は約4.4%を占めています。日系企業が保有するオーストラリア国債は約12%で、ユーロ圏では市場から空売りされやすいイタリアとスペインの約4%を占めています。新興国では、メキシコとインドネシアの国債市場に占める日系企業の割合も2%以上です。日本のベンチャーキャピタルなどの資金還流は22年に累計が2000億ドルを超え、政策調整の予想ではこの���向が続くと予想され、ドル指数の下落、円またはそれ以上の上昇に加えて、流動性の再分配が日本株式市場に利益をもたらし、特に長期超低金利環境で利益を圧迫する銀行部門ですが、前日に資本が保有していた国外資産には利空ショックが現れます。
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notebookonji · 4 months
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2023年 劇場で観た映画
2023年に劇場で観た映画のリスト。全56本。
作品タイトル(制作年/制作国/監督名) ★は私の超おすすめ (私は、簡単な鑑賞メモを手帳につけていて、その際、個人的な好みを5点満点で採点してます。★は5点を付けた作品です)
MEN 同じ顔の男たち(2022/イギリス/アレックス・ガーランド) ノベンバー(2017/ポーランド+オランダ+エストニア/ライネル・サルネ)★ ファミリア(2020/日本/成島出) イニシェリン島の精霊(2022/アイルランド+イギリス+アメリカ/マーティン・マクドナー) 母の聖戦(2021/ベルギー+ルーマニア+メキシコ/テオドア・アナ・ミハイ) 別れる決心(2022/韓国/パク・チャヌク) ベネデッタ(2021/フランス+オランダ/ポール・ヴァーホーヴェン) バビロン(2022/アメリカ/デミアン・チャゼル) RRR(2022/インド/S.S.ラージャマウリ) 赦し(2022/日本/アンシュル・チョウハン) エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022/アメリカ/ダニエル・クワン+ダニエル・シャイナート)★ トリとロキタ(2022/ベルギー+フランス/ダルデンヌ兄弟)★ ザ・ホエール(2022/アメリカ/ダーレン・アレノフスキー) 妖怪の孫(2023/日本/内山雄人) 午前4時にパリの夜は明ける(2022/フランス/ミカエル・アース) 聖地には蜘蛛が巣を張る(2022/デンマーク+ドイツ+スウェーデン+フランス/アリ・アッバシ) 高速道路家族(2022/韓国/イ・サンムン) ヴィレッジ(2023/日本/藤井道人) せかいのおきく(2023/日本/阪本順治) 郊外の鳥たち(2018/中国/チウ・ション) 帰れない山(2022/イタリア+ベルギー+フランス/フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン+シャルロッテ・シャンデルメールシュ) EO(2022/ポーランド+イタリア/イエジー・スコリモフスキ)★ TAR(2022/アメリカ/トッド・フィールド) 怪物(2023/日本/是枝裕和)★ アフターサン(2022/イギリス+アメリカ/シャーロット・ウェルズ) 青いカフタンの仕立て屋(2022/モロッコ+フランス+ベルギー+デンマーク/マリヤム・トゥザニ) 独裁者たちのとき(2022/ベルギー+ロシア/アレクサンドル・ソクーロフ) 苦い涙(2022/フランス/フランソワ・オゾン) サントメール ある被告(2022/フランス/アリス・ディオップ) 裸足になって(2022/フランス+アルジェリア/ムアニ・メドゥール) 君たちはどう生きるか(2023/日本/宮崎駿) 小説家の映画(2022/韓国/ホン・サンス) CLOSE(2022/ベルギー+フランス+オランダ/ルーカス・ドン) 658km、陽子の旅(2023/日本/熊切和嘉) インスペクション ここで生きる(2022/アメリカ/エレガンス・ブラットン) 星くずの片隅で(2022/香港/ラム・サム) 君は行く先を知らない(2021/イラン/パナー・パナヒ) 高野豆腐店の春(2023/日本/三原光尋) 私たちの声(2022/イタリア、インド、アメリカ、日本/呉美保ほか) 福田村事件(2023/日本/森達也)★ オオカミの家(2018/チリ/クリストバル・レオン+ホアキン・コシーニャ) 骨(2021/チリ/クリストバル・レオン+ホアキン・コシーニャ) 白鍵と黒鍵の間に(2023/日本/富永昌敬) 愛にイナズマ(2023/日本/石井裕也) キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023/アメリカ/マーティン・スコセッシ) 栗の森のものがたり(2019/スロヴェニア+イタリア/グレゴル・ボジッチ) 蟻の王(2022/イタリア/ジャンニ・アメリオ) 理想郷(2022/スペイン+フランス/ロドリゴ・ソロゴイェン) ゴジラ -1.0(2023/日本/山崎貴) 熊は、いない(2022/イラン/ジャファル・パナヒ) ほかげ(2023/日本/塚本晋也) 父は憶えている(2022/キルギス+日本+オランダ+フランス/アクタン・アリム・クバト) 花腐し(2023/日本/荒井晴彦) ファースト・カウ(2019/アメリカ/ケリー・ライカート) PERFECT DAYS(2023/日本+ドイツ/ヴィム・ヴェンダース)★ ポトフ 美食家と料理人(2023/フランス/トラン・アン・ユン)
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sagara0220 · 4 months
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地面を踏み固めること
今年を振り返ると、のんきに一段ずつ登ってきた階段の途中で、振り返って景色を見てうわ~すごい、きれい、きもちいい、とか言いながらのほほんと眺めたいのに、あちこちで起こっているいろんなことが目について見過ごせなかったり、袖を引かれて止まったり、すれ違っていくひとびとに何かを手渡すその間、地面を踏み固めるみたいな、そういう一年だった。
たとえば今まで自分のなかで淡々と重ねてきた、自分が生き延びるための知識たちを、言葉にして誰かに教え、伝えることがぐっと増えた。アウトプットしてはじめて自分自身に引きつけ咀嚼する必要が生じるので、ものごとの本質に少しずつ近づけるけど、同時に見えてくるものが変わるので、とてもじゃないけど勉強が足りないとも思う。時間がかかるし沢山はこなせないのだけど、地元で起きた戦争や朝鮮人・中国人の強制労働のこと、LGBTQ+、ジェンダーのことは、決して自分の知的好奇心を満たすためだけに学んでいるのではないと、誰かに伝える作業をして強く感じたし、自分が仕事にしている専門分野以外で力になれたり、他者の学びの一助になれることを、難しくも嬉しく思うことが度々あった。
ここ数年ずっと、わたしの大事な部分を固めてくれている韓国文学を手に取ると、高頻度で日本の植民地支配時代の話が出てくる。
先日読んだチェ・ウニョン著「明るい夜」は時代や家父長制に翻弄されながら生きた四世代にわたる女性たちのシスターフッドを書く傑作長編小説だが、戦争中に日本に出稼ぎに行き、広島で被爆したおじさんが原爆症で亡くなる下りがある。作中もっとも信頼できる穏やかで愛に満ちた男性として書かれた彼が「あんな死に方をしなくちゃいけない人はひとりもいなかった」と広島の街を語るのが手紙のかたちで伝えられるシーンは、本の中でも印象に残る。フィ���ション小説という形を成しているが、祖母の口や手紙で語られる、あくまで一人称としての戦争体験であることが、幾度も胸を刺す。
今年読んで最も強烈な印象を残しているのが、ハンセン病の療養所である長島愛生園に暮らす在日朝鮮人・韓国人を訪ねて聞き取りをした喜田清著「名ぐはし島の詩(うた)」で、読みながらそれぞれの壮絶な人生に涙を流しながらも、植民地支配をしていた側の国で生まれ育ったわたし自身を丸裸にして、病の前にそも支配と略奪が、戦争がどうかれらを根底から変えたかを突きつけられた。ふるさとでハンセン病にかかったあと、当時戦況が悪化して毎日空襲があった日本に行けば誰にも知られず死ねると思い、縄でくくられたまま連行され泣き叫ぶ同胞を横目に、絶望し、死ぬために日本に渡ってくる方の話がある。また、植民地時代に言葉を奪われ、朝鮮語も日本語も読み書きできないまま療養所に入り、進む病と施設での仕事の隙間で辞書を片手に必死に読み書きを学ぶことで、己の知性を守り、踏み躙られた民族の尊厳を守り、宗教や友人を得る過程は、どの方の話を読んでも毎回涙が出た。そして、数多くの方が、祖国が解放されても、続いた朝鮮戦争で家族と生き別れになっている。
余談だが、この本を読んで、買ってから十年ほど経過しているのに、何度挑戦しても読了できないでいる神谷美恵子さんの「生きがいについて」を再度挑戦したいと思った。今のわたしなら読み終えることができるかも、と思える本があるのは、犬だったら噛み応えのある骨をプレゼントされるみたいで嬉しいものだ。
わたしが韓国文学にはまったころ、友人に誘われてかかわりはじめた地元の戦争遺跡の保存活動と、それに伴う朝鮮人・中国人の強制労働の実態調査のボランティアの仕事がある。
今わたしたちは過去に聞き取った肉声をあらゆるデータにして保存する作業をしていて、そのなかで、想像を絶する虐殺を、拷問を、過酷な環境下での作業を、強制労働に従事した方々が話すのに触れる。作業は、一筋縄ではいかない。冷静に、流れ作業として、戦時中のひとつの資料として読み飛ばすことはできない。
戦争というものが、人の一生を根底から壊すものだということを、それが、大国主義というものの前に個々の人生やヒューマニティが一切無視された先にあったものであることを、けれど戦争は大衆の記憶などではなく、個々人のなかにだけあるものだということを、数々の肉声に囲まれながら作業をしていると、つくづく思う。そうして、結局わたしは、大衆の記憶としての近代史しか学んでこなかったことに打ちのめされる。時々手が止まり、証言に聞き入り、読み耽り、あまりにも凄惨な体験と深い苦悩に触れて言葉を失い、立ち尽くす。そうしてまたしばらくして、作業をはじめる。その繰り返しだ。
証言は、ときにあいまいなもので、非常に頭の良い方でも、言葉も地理もわからない場所での過酷な体験であるので、信ぴょう性に欠けるものもいくつかある。通訳されていない原語での理解も必要だし、踏み込んだ調査や研究ができるほどのスキルもお金もないので、ひとまずデータ移行だけをしているのだが、ひとつひとつの、膨大な数の証言を扱っていると、聞き取りのさいごに、「まさかこんな日が来るなんて」「日本から来てくれるなんて」と感無量で語る方がいる。そうして、保障をしてほしいこと、戦争を二度と起こしてはならないというお願いで締められる。(証言に協力してくださった方の何人かは、賃金に関して裁判も起こしている)
戦争でまっさきに失われる個人やヒューマニティにきちんと向き合っていったのが、戦後の被害者への聞き取り作業なのではないか、とわたしは作業をしながら思った。戦中、強制労働というかたちで無視し、否定してきた人間性を、一人ずつ、限られた時間ではあるけど丁寧に聞き取りをして書き起こしたことは、数ではなくひとりの人間の体験として戦争や強制労働や虐殺や暴行や苦しみがあったことを真正面から思い出させてくれる。信ぴょう性の調査や審議の前に、その苦しみをいったん引き受けることが、どれほど切実で、大変なことだったろうと思う。
ノンフィクション作家の保坂正康が「最後の講義」という番組の中で、証言とはどういうものか語っている場面があった。証言とは一生をかけてするもので、証言を聞くということは、本人が背負っているものを半分引き受けることである、という言葉に、仕事でもプライベートでも、物語として消化してしまいがちなわたしという個人を指さされたようだと感じた。
調査に乗り出したうちのひとりがボランティアの大先輩にいて、度重なる訪中、訪韓の膨大なデータを管理してくださっている。そのひとの記憶はすさまじい。名前を尋ねるだけで、どこの出身で、どのように戦中を過ごしたのか、どのような半生だったのか、すらすらと答えてくださる。ときに涙を浮かべながら、ときに苛烈に。かれらの体験に多く出てくる、聞いているだけで指の先がこわばり、胃が縮み、血の気が引くような残酷で非人道的な折檻や拷問の数々を聞くうちに、戦争の映画や物語を見られなくなったという。真実を知るからこそ、痛みが容易く想像できて、目を瞑らないといられないのだという。聞き取りをした方々はもう亡くなっている。そのひとの生き方こそ、語り手の人生の半分を引き受けるということだと思っている。
2017年に、わたしはそれなりの意識を持ってポーランドのアウシュビッツや、ドイツのホロコースト関連の資料館に行った。外国に行くときは、その土地の地理や歴史を勉強してから行くのが好きなので、ホロコーストやポーランドの歴史について学び、何本か映画を見て本を読んでから向かった。そこで、アウシュビッツ=ビルケナウ博物館で案内人をしてくださった中谷剛さんが語った言葉に、そもそも根本をわたしは知ろうとしていなかったのだ、とものすごく恥ずかしい気持ちになったことを今でも鮮明に思い出す。
「――ポーランド語のあいさつができますか?イギリスやフランス、スペインのように。知りませんよね。なぜならそれは、ヨーロッパの歴史は西ばかりが優遇され広められてきたからです。日本人の中にもすでに、民族のヒエラルキーが無意識に植え込まれています。差別をしているんです。私たち日本人は、中国や韓国など、アジア圏の歴史をどれほど理解し歩み寄ろうとしているでしょうか?日本の加害の歴史をどれほど学んでいるでしょうか。ヨーロッパはドイツを戦後よくやってきたとは、決して評価していません。でも、一般のドイツ人のアウシュビッツの訪問者の数がとにかく多いのです。政府の対応ではなく、そういった市民の行動を、みなは評価し、黙っているのです。」
はるばるポーランドまで来て、わたしはその瞬間、浅はかだった自分を恥じた。もちろん、答えられなかったからだ。日本が行なった様々な加害の歴史を、言葉としては知っていても、知識として知らなかった。学んでこなかった。学ぼうとすらしていなかった。
こうして何年か経って、やっと加害の歴史を一生懸命学び、伝える側に回れたので、2017年5月の、どこまでも菜の花の絨毯が広がり、ポプラの綿毛が舞う美しい初夏のポーランドの、ひろびろとしたアウシュビッツ=ビルケナウ博物館のなかで深く恥じたわたしに、今のわたしはちゃんと顔向けができる。あなたは数年後、きちんと向き合う。思う存分恥じるといい。
そんななかで、10月7日を皮切りに、毎日虐殺のニュースを見聞きするようになった。コロナ禍真っ最中の2020年に岡真理さんの「ガザに地下鉄が走る日」を読んだとき、パレスチナで芸術活動をする若者のドキュメンタリーを見たとき、焼身自殺する若者をみたとき、殺されて臓器を売られる子供を見たとき、わたしは都度立ち止まったのに、いつのまにか忘れていて、毎日のニュースに打ちのめされた。
ガザについて勉強会を行い、本を読み、可能な支援をし、同時に自分の国の加害の歴史を学んでいくと、そこに70年余り時が経っていることが、信じられなくなる。イスラエルとパレスチナについて、レイシズムや植民地支配について学べば学ぶほど、かつて日本が行った言語や文化のはく奪が、いかに民族の歴史と尊厳を踏みにじり、取り返せないことであるのかを突きつけてきて、わたしはいままさ��、当時を見ているのだと思っている。すごくしんどい作業だ。
でも、今年わたしが、こうした世の中になんとか絶望し切らず、自分の足で立って地面を踏み固めることができたのは、今までの学んできたことが生かしてくれていたからだし、出来事は大衆のものではなく個人に帰結するものだとあらゆる作業を通じてわかっていたからだと思う。じゃないと、物事の大きさの前に、ただただ立ち尽くしていて、わたしを含め、目の前にいるひとたちは世の中から見たら些細なものなんだとよぎることがあったかもしれない。それはまったく、わたしの中の、生活をやっていくというポリシーに反する。わかっていてよかった、言語化できてよかった、とこれを書きながら思う。
今年読んだ本のなかで、大事にしたい本がある。
パク・ソルメ著「未来散歩練習」は、光州事件、釜山アメリカ文化院放火事件と五人の女性の生き方を通して、今を生きる・過去を理解する・未来を思うことを描く長篇小説(出版社解説)で、パク・ソルメらしい独特の語り口調で淡々と物語が進む。岡真理さんのガザを考える緊急セミナーのなかでも、この釜山アメリカ文化院放火事件の犯人の一人である文富軾の言葉である「忘却が次の虐殺を準備する」という言葉が引用されていて、本を読んでいたおかげでどんな事件かを詳細に思い出すことができた。
とにかくずっと思考しながらものを食べて歩く小説なのだが、読んでいてずいぶん励まされたし、大事にしたい文章がいくつかあった。
「現在と未来について考える人たち 来るべきものについて絶えず考え、現在にあってそれを飽きずに探し求める人々は、すでに未来を生きていると思った。絶えず時間を注視し、来るべきものに没頭し、人々の顔から何かを読み取ろうとする人々は、来るべきと信じるそのことを、練習をとおしてもう生きているのだと。」
わたしの来るべきと信じるそのことは、差別のない社会を実現することで、それは綺麗事とかとても無理なことだとは言いたくない。なぜならわたしの半分は医療者で、発達障害の子どもたちに関わる仕事をしていて、大人がしている差別と加害は、子どもにダイレクトに伝わるから。医療と福祉の彼岸にいるような人びとも、社会の中でいっしょに生きていてほしいから。トランス差別を許せないから。
そんな社会に、わたしはいたくないし、大事な人たちを置いておけないと、いつも思っている。そう思いながら、二次創作という形で物語を書けたのも嬉しい。職場で動き出したSOGIチームのコアメンバーになれたのも、今年良かったなと思えることの一つだ。加害の歴史を学んで伝えることも、遅々として進まないように思えるし、歴史家でも研究者でもないわたしが伝えられることは限られている。でも、そういうときはチョン・セランの言葉をお守りにしている。「視線を先に置くことで絶望を乗り越える」「絶望しそうになったら、いや私はいい大人になりたいと思う」「個人の無力を私は信じません」
ふと手に取った本も、学んでいることも、絶望しそうになる世の中で、わたしを生かしてくれていると思う。わたしは、今年、過去と現在と未来を考えながら、今いる場所を踏み固めていた。もちろん、どうにもならないこともあるし、間違えるし、まだまだ知らないことだらけだし、考えるのをサボることもあるし、忘れるし、機動力には欠けるしやっぱり無力だと感じることも多いけど、2017年にアウシュビッツで恥じ入っていたわたしよりは、多少かっこよくなっているはずだと2023年の自分を励ましたい。
来年も生き延びて、のさばってやろう。
たくさんの本たち、今年も生きるのを励ましてくれてありがとう。
 追記
この文章を書いたのが12月24日の夜で、そのあと、ボランティア仲間と忘年会をした。
友人のひとりが、アウシュビッツに行き、中谷さんの案内を受けたという。わたしは仲間内でガザの勉強会をひらいていて、そのときに、もっと身近であったはずのアジア圏のひとびとにした加害と差別について無知でありながらアウシュビッツにいた自分を恥じた経験を話していた。
友人が、中谷さんのお話を聞いているうちに、どうしてもわたしのことを伝えたいと思い、数年前にあなたの話を聞いた友人がいまこうした活動をして加害について学んでいますと話の中で伝えてくれたようで、ものすごくびっくりしたし、嬉しかった。しみじみと、こんなふうにいつか誰かに勝手にもらったバトンを、別の誰かがそっと戻してくれるようなことがあるのだなあ、と、年の瀬に胸がいっぱいになり、勇気をもらったのだった。
そのときの中谷さんのお返事を、友人を通して受け取って、やっぱり、2015年のわたしよりずっとましになっているよ、と思えた。
嬉しいし、頑張りたいと思う。
忘年会当日、車のルーフが割れていることに気づき、わたしは基本的に価格や愛着に関わらず、自分の道具が傷つくことに関しては寛容なのだけど(眼鏡は除く)、ルーフを開けるたびにほとんどまっぷたつと言っていいほど割れているガラスが目に入ると、ちょっと心にくるものがあったので、悪いニュースと良いニュースが同時に来る、年末らしい日だったと思う。新年早々、修理代を捻出しなければならないが……
みなさま、良いお年を。
わたしはこの挨拶が、挨拶のなかで最も好きです。
良いお年を!
≪出てきた本≫
「明るい夜」 チェ・ウニョン 著 古川綾子 訳/亜紀書房
「名ぐはし島の詩 長島愛生園に在日朝鮮人・韓国人を訪ねて」 喜田清 著/海声社
(絶版)
「ガザに地下鉄が走る日」 岡真理 著/みすず書房
「未来散歩練習」 パク・ソルメ 著 斎藤真理子 訳/白水社
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