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#フェイク・ラバーズ
cloudkei · 1 month
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『フェイク・ラバーズ』
1/30配信 電子版CIELにて新連載開始です。
よろしくお願い致します。
6 notes · View notes
orisyu-manako · 6 years
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スクエアンノウン.11.報告と掃除と風呂
前回のあらすじ「来ちゃった(ξ ・ω<)☆」
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493 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 保守
494 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- ほしゅ
495 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 保守
496 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 時は夕暮れ、場はホテル。因みに国は、パキスタン。 是非ともやってみたかったので僕からご報告だ。( 'ω')ζ どうせ時差なんて関係なく、何時でも人はいるんだろう?
497 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>496 うん、何時でもいるよ……ニートだもん。
498 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- おっ遂にテンメイからの報告タイムが…!
499 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- この日が来るのを超待ってた! 久々に服を脱いで待機するか・・・
500 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 報告する側としては人はいた方がいい筈。つまり、俺らも役に立っているということ!!
501 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- サユとの件は落ち着いたのか?
502 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>501 ひとまずは……。 (ξ ᴖᴗᴖ)
503 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- よし、切り替えて行こう!! やっぱアレだよな!! 車輪が片付いたんだよな!!?
504 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- あれ、なんか寒くね・・・?やっぱ服着たわ
505 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 駄目だwww落ち着いたようで落ち着いてないwwwww
506 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- この間もそうだったけど、 そんな状態でもアン・ノウンの貸し借りはできてるんだから流石っていうか
507 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- ところで報告のやり方はサユと一緒なのか?
508 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>507 ああ。サユと変わらないと思う。 会話ログを一気に日本語に訳して、置換機能でフェイクを入れてコピペ。 それから説明やら顔文字やらを適当に追加。といった流れだな。
509 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- うわー、バイリンガル流石っすわー
510 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- スタクルは全員英語喋れるんだよなー それに引き換え、4部連中の混部への壁は厚い。
511 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- テンメイもアン・ノウン、サユ並みに使いこなせるのか 翻訳ってアン・ノウンで一気?
512 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>510 削手とかコミュ力はありそうだけど英語は全然だろうしな
513 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>511 一緒に居るときは借りていることのほうが多かったかもしれない。 喋らなくても済むし、手も使わないから結構便利なんだが、2人だけで突然吹き出したり、まぁ、色々あったよ。
翻訳は長文を一発で翻訳する機能がある。 もちろん機能として組まれていてサユの意識は介入しないから、少し残念な仕上がりだ。 あとから自力で直す必要がある。
514 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>513 んんんんん、だから! お前ら、その「色々」が気になるんだって!!
515 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 無料の翻訳なんて、結局みんなそんなもんだよな… 報告後の雑談スレが楽しみだ
516 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- そういえば肝心のサユが何も言ってこないけど、なんかあった?
517 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>516 サユと承りは波紋の修行中だ。 公になったものだから、これからは度々時間を取ってちゃんとやることになった。 波紋の習得は才能と肺活量によるらしいから、その2人以外は元々ある能力を伸ばす方向だ。
518 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>517 え? お前ら個々に修行してるの……? ムネアツじゃん……?
519 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- RPGでたまに出てくる道場システムかな??
520 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- ホテルで道場、とは
521 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 鍛えずにどうして敵に勝てる? レベリングはRPGの基本だろう?
522 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>521 ああ~~~ゲーム脳奴~~~~wwww
523 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 元々俺ら寄りだから会話がしっくりし過ぎて逆に違和感wwww
524 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>517 果たして喫煙者の承りが、今から努力馬鹿の忍者に追いつくのかってのは楽しみだがな
525 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- お、六窓先輩も来たか
526 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>524 お母さん先生も喫煙者でめちゃつよだったし、なんとかなるんじゃね?
527 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>524 寿司勝負に乗るくらいだから大丈夫っしょwwww
528 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>526 お母さん先生wwww確かにそうだけどwwwwww
529 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 小悪魔も来たところだし、そろそろ報告を始める。 運転していたのは「予定通り」に戦車で、座席はこんな感じだ↓ ___ |隠 戦|  |サユ承テン| | 六 |  ̄ ̄ ̄ 隠紫「インドも北部へ来るとヒマラヤも近いせいか、流石に肌寒いな」 六窓「もう直ぐ国境なんで、たぶん、来ますよ」 戦車「ホントにこんなほっそい山道でやんのかよ、落ちたら洒落にならねーぞ」
続く
530 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- やっぱり3列ある車にしたの? なんで2列目がそんなぎちぎちに…
531 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>529 全員予習済みだとちょっと安心感あるな
532 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>530 >> 俺がいたのは荷台 <<
諸事情あって、予定通りの車にしようぜってなった。 で、そんときの会話↓ 戦車「バスの次は車かぁ……」 テン「……何故僕を見るんだ」 戦車「お前だけは二度と運転席に座らせねーからなッ!」 サユ「と、いうことは私は」 戦車「免許のないヤツは立ち入り禁止! サユもどうせテンメイと一緒で「ああ」なんだろ!? オメーらにハンドル任したら全滅するわ!!」 サユ「本物の車、一度は操縦してみたかったのですが」 承り「焦らなくても免許を取れば好きなだけ乗れるぜ」 六窓「因みに俺は免許持ってる」 隠紫「しかし六窓じゃあ警察に止められること間違いなしじゃから、運転はよしておきなさい」 六窓「おお? 荷台で寝てて良いすか?」
533 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>532 ファーーーーーwwww これぞいつものスタクルww慣れって怖いwwwww
534 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>532 馬鹿が多くて苦労してるな戦車wwwww 運転じゃなくて操縦って言っちゃうサユwwwwww
535 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- それにしても承り狭そうだな…
536 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>535 それに関しては申し訳ないとは思っていたよ。
戦車「前の車チンタラ走ってんじゃあ……おっと?」 サユ「お間違いないようですよ。意識の糸が纏わりつくように視認できます」 テン「様子見のための茶番、始めるか?」 六窓「万が一のときの盾の準備はできてるぜ」 考察で練られていたように、重火器搭載済みでいきなりぶっぱの可能性を考慮していた。 中の会話が筒抜けと言うことはないとは思うが、一応、外から見て知らないように見える形で進めた。
続く
537 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>536 重火器それな
538 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 相手は機械工作特化だもんな……。車輪なんか特に機械系で、しかも物質一体型。こーれは怖い。
539 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 戦車が前の車を強引に追い越し、軽く茶番開始。 テン「おい戦車、運転が荒っぽいぞッ!」 戦車「お前がそれ言っちゃう?」 テン「あれは敵をブッ飛ばすためだったから別の話だ」 戦車「自分の乗ってる車ごとブッ飛ばす必要は無かったろ」 サユ「F-MEGA完全再現の、見事な横回転だったよ」 テン「フフ、だろう」 あのスピン、サユとスレ民には好評なのに、スタクルには不評なのが納得いかない。
続く
540 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>539 納得いかない、じゃねーよ、死ぬかと思ったわ
541 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>539 戦車の突っ込みの切れ味が増していくのを感じるwwww
542 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>539 俺は好きだよwwww自分じゃ絶対乗りたくないけどwwwww
543 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green そのまま引き離してみたが、まだ向こうからのアクションはなかった。 承り「……小石かなんか、ハネたようだったぜ」 戦車「どーせ敵スタンドなんだ、構いやしねーよ」 六窓「んー、ただ、あの車か……。タイミングは『予定通り』だが、形が違うっつーか、幾分か車がでけぇな」 隠紫「……なにか荷物を積んでいるようにな」 サユ「なにせ、車は走る機械ですからねー……」 テン「ホイール・オブ・フォーチュン、ステータスはどうだ?」 サユ「ん、破壊力A スピードB 持続A 精密……?」 テン「サユ?」 サユ「精密、Cです」
続く
544 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>543 ほわっつ?
545 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- えっ悲報じゃん しかも破壊力Aのほうかよ
546 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- どうした車輪、お前はそんなにできる子じゃなかった筈だろ!!
547 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 大体予想がついているとは思うが、今回、結構な強敵だったよ。 六窓「……精密動作はどの資料でもEの筈だが」 サユ「近、中、長距離の物理攻撃型。とありますが、パワーアップはあの車体限定のようです」 六窓「限定だろうがなんだろうが、そのパワーアップした車体と戦うのは変わりねぇけどな」 いつ「正史」から逸れてもいいように準備しつつ、攻撃を先に仕掛けるかどうか、タイミングを計った。 時たま関係ない車も通るから、巻き込んでしまうのも避けたかった。
続く
548 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 車輪なんて正体知ってれば楽勝のはずが、この有様である
549 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- うん、やっぱり敵側で考えれば誰もが思うよな… ああいうスタンド、最初から強いモノに発現したらもっと強い気はするよな……… だからって本当にやらなくても良いじゃない
550 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green しばらく進んでいくと、さっきの車が後ろから追いすがって来た。 承り「また前に行きたがっている様だが、行かせるか?」 テン「ここで急ブレーキからのスタプラのアッパーで、崖にハジキ落とすのはどうだろうか?」 戦車「だから発想がゲーム過ぎるんだよッ!!」 隠紫「見えない位置に落とすのはこちらとしても危ない気もするが……」 六窓「まぁトラックとの衝突なら俺がなんとかすっから、取りあえず『予定通り』のまま進めようぜ」 サユ「どうしたんですか、かつてないほどイケメンじゃないですか」 六窓「フ、回避なら小悪魔様に任せな」 だがそのゲーム的な発想で、 今まで色々なことを乗り越えてきたというのを忘れないで頂きたい(乂'ω')ζズアッ
続く
551 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>550 もう終わった話だから安心して見れるけど、そのゲーム脳最強説やめろwwwww
552 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>550-551 F-MEGAスピンで吊男ぶっとばしたり、ここ掘れワンワンで地下にいた俺のトコ迎えに来たり なんだかんだ言って馬鹿にできないから複雑
553 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 車は道を譲るとまた速度を落とす。窓を開けて先に行けと促された。 戦車「良いんだな?」 六窓「任しとけ」
促されるがままに右へ車を走らせる。 すると目の前に現れる大型のトラック。と、不自然に歪んだ空間。
六窓「スクエアの素の有効範囲は12m」 歪んだ空間に突っ込んで、ランクルは宙に躍り出る。 トラックとの衝突を上に逃れて回避して、また歪んだ空間に突っ込み、地面に着地した。
六窓「このくらいなら軽く回避可能だ」 一連の流れよりも、六窓のドヤ顔の方が記憶に焼きついている。
続く
554 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square  ど  や (*`◉w◉*)-3
555 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- やだ、六窓先輩かっこいい……////// でも何が起きたのかはイマイチ良く分かんない…//////
556 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- お、おう……おお…? ランクルって横幅2m以上あるよな…?
557 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 俺らの知らんうちに成長してたってこと??
558 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square 三面と三面で、立方体を半分ずつに分けたようにして、ランクルの目の前に被せるようにと、トラックの上に繋げた。 そのまま落ちると衝撃が凄いかと思って、すぐ地面近くに繋ぎ直したけどな。 ちょっと枠にかすったけど、双方無事で華麗に着地 ランクルくらいならモノにも寄るが、3面使えば通らないことはないってのは、三平方の定理で計算済みだったし。
>>557 成長したって言うか発見したって言うか…… スクエアは四角形の辺と辺をピッタリくっ付けると、その分枠を消して窓を広げられる。 流石に能力面に何の成長もないまま行けるとは思ってなかったから、色々試してた。 この活用法が見つからなかったら「正史どおり」に承りに任せてた。
559 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>558 なん……だと……? 三平方の定理……?
560 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 三平方の定理、とは
561 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>559-560 だからお前ら食いつくトコおかしくね? 1対1対√2とか、a2乗+b2乗=c2乗 とかいうやつ、高校で習う筈
562 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- あ、あー……ああ?
563 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- √の計算って言うと、「富士山麓オウム鳴く」とかいうアレだっけ?
564 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>561 なんでそんなん出て来たwwww ぜんっぜん覚えてねぇwwwwwww
565 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square 馬鹿野郎、俺は現役の高校3年生だぞ できて当然だ(`◉w◉)φ
566 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>565 学生組が高校生であるということを忘れるという謎
567 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known あのなんか良く分からないサインコサインタンジェントでメダパニなアレですね
568 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 完全に忘れてた>566wwww
569 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>567 ぜんっぜんなヤツがもう1人いるぞwwwww
570 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- なんかwwwよく分からないwwwww 大丈夫、社会に出て使うことはそうそうないwwwwww
571 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 六窓は案外と勉強できそうな感じだよな
572 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>567 波紋はどうした波紋はwwwwww
573 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>567>>570 【悲報】 サユは現役なので使う。
574 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known >>573 やめて! あと数十日はそんなものとは無縁よ!!
575 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 無縁なら無縁なりに波紋に集中しろ。
576 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known ウィッス
577 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- サユテンのレスが早すぎて置いていかれる俺氏
578 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 脳内キーボード早すぎかよwwww
579 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square なんていうか、勉強は戦闘にも大いに役立つから、厨二病患者もちゃんと勉強はしようぜ
580 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- お前らもう、わちゃわちゃしてた方が安心するくらいなんだけどwwwww
581 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green さて。報告、続けても良いだろうか。
582 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>581 すまんな、まさか三平方の定理を説明するに至るとは思っていなかった
583 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>581 おk、wktk
584 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>581-582 馬鹿でごめんな、存分に続けてくれwwww
. . ————————————声を発しないクセに———————————— .
 図書室の窓から外を眺める。それなりに手入れが行き届いていて、昼過ぎの日差しがまぶしい。  この建物に化け物が2人もいるとは思えないが、悲しいことに、そのうちの1人はわたしのすぐそばにいる。
〈……? ジジ……どうかしマシたか?〉
 図書室と兵器室の間に扉はない。スロープの先で厚手のカーテンで仕切られているだけだ。  だから図書室まで送って行けば、実質、兵器室に着いた等しい。  それでもわたしが部屋から出て行かないのに、ペレータは不思議そうに首を傾げた。
「どうもしないから困っているのだよ」
 護衛兼監視、と言われても、こういった護るような仕事をしたことはなく、具体的にどう過ごしたらいいのかが分からない。  今はあまりラバーズ本来の使い方はしていないが、昔は証拠の残らない拷問の仕事ばかりしていた。入りは良かったが、増える一方の傷に限界を察して量を絞った。もちろん、その後も誰かについているような仕事なんて、請け負うとかそれ以前の問題だ。頼まれたこともない。  軽く途方に暮れるわたしを見たペレータは、軽くラジオを唸らせ、一歩、ブーツの踵を鳴らした。
〈そう、デスね。どうもしナイでお困りなら、部屋の片付けをお願いしマス〉 「……。……仕方ないか」
 にこりと余所行きの『笑顔を作り』つつ、とんとんと指でラジオを叩く。絶対に断ることはできない。  ペレータは人間を装うのは苦手なようだが、先手先手で行き先を塞ぐのは随分と得意らしい。
. . .
 掃除道具を抱えて兵器室に入ると、朝から窓が開けっ放しにされて十分に換気されたからか、鉄臭さはマシになっていた。だが依然として、人が寝泊りする部屋としては酷い有様だ。普通、スタンド使いはあまり重火器を使うことはないため、最低限の火の用心程度で部屋ごと放置されていたのだ。さぞかし掃除のしがいがあることだろう。
 大きな丸窓に手をかけて、カー��ンを開け放つ。  しかしそこで、何か違和感を覚えた。
「……いや待て。兵器室というのは普通、こんなところに、大きな窓は作らないのでは……」
 壁伝いに見上げるとやはりというか、高い位置に、明り取り用に設けられたであろう窓が。  窓と言っても、それは石の柱の間に少し錆びた鉄の戸がついているだけの、雨戸のようなもの。  入り口の方を振り返れば、ベッドの向かい側の壁に梯子がかかっている。ここから登って開け閉めをするつくりのようだ。
「この壁の窓、まるでスパッと削り取、……ああ」
 壁の『大きな丸窓』は『図書室と同じカーテン』で、つまりそれは、心当たりが心当たりなのでそれ以上言葉にするのはやめた。ペレータが来てその日に、穴だけならともかく、こうもきちんとした窓に仕上げるなんてできるはずがない。執事も案外、苦労しているらしい。しかしそれで済むのならわたしと代わってくれと思ったが、やはりあの仕事量をこなせる気はしないので、今の考えは無かったことにする。世の中、そう美味い話はない。  ここに来て何度目かのため息を吐くわたしの横で、ペレータは窓のことなどどうでも良さそうに床に散らかった機械類を拾い集めていた。
 いざ掃除を始めると、動くのはほとんどわたしで、ペレータは木箱に腰掛けたまま何をどこへ持って行ってほしいとか、次はこっちを頼むだとかという指示を出すだけだった。それも、集中していくにつれ、表情が消える。迷いやひらめきの言葉も、声だけで動作には表れない。やはり、この身体は『動かしている』だけで本体ではない。『スタンドが本体』なのだろう。ただ、肝心のスタンドを見ていない。
「そこでただ座っているくらいなら、『スタンドで』モノを運んだら良いと思うがね」 〈……バッテリーの無駄遣いは、したくありマセんノデ〉 「バッテリー……」
 肉体が貧弱なら肉体ではない方で動けと言ってみると、首元を指差して拒否された。  それは昨日『制御装置、あるいは補助器』と説明されたものだ。  具体的になんの、とは言わなかったが、寝ているときもつけっぱなしだったのを考えると、そうそう外して良いものではないらしい。
〈ジ・ジジジ……嫌でも、じきに分かりマス。それに、どちらにセよ、私のはモノを運べルようなものではありマセんカラ〉
 表情のないペレータの顔の上で、はくはくと、口が意味も無く音を模って動く。  『私のは』という表現は、『私の(本体)は』だと聞こえた。
 しかし、『あの時』を思い返すほどに、『シェルビー』と『ペレータ』の間に、奇妙なズレを感じる。  ……『あの時』は確かに、1人で過ごしながらも退屈そうに欠伸をしたし、心底嬉しそうに、笑ってもいた。だが今のペレータでは、退屈に飽き飽きした飢えた視線も、炎に見とれていたあの笑顔も、『作らなければ作れない』だろう。
「その首の『枷』は」
 また軽率に過去のことを聞いてしまうことに、抵抗がないと言えば嘘になる。  しかしわたしは不思議と、明日の明け方を待てないくらいに聞かずにはいられなかった。  この世のものとは思えないくらいの地獄絵図と、あどけない少女の笑顔。白昼夢のごとく浮かぶ過去の記憶に軽い眩暈を感じつつ、作業の手を止めて質問を続けた。
「言葉通りに、『枷』でもあるのか」
 ペレータはノイズ音を発するでもなく、ゆっくりと瞬きをしただけだった。  何の音もしない数秒間。時間が止まっていたように感じたが、漸くラジオが音を上げたかと思うと、右手でゆっくりと喉をなぞる。
〈……なにヲ思って…ザァア゙…質問の意図を、図りかねマスが〉
 答えた後になってから、何でもないような『作り笑顔』を浮かべ、首を傾げた。
「……『最初に見たとき』と、違うなと思っただけだ」 〈……ジ・……〉
 一度、考えるように目線を逸らし、薄くノイズを発しながらわたしに視線を戻す。ラジオが組み変わるような音は聞こえない。本当に、ただ、答えが浮かばないだけ。といった様子だ。沈んだ緑色の瞳がぼんやりとこちらを見ている。……自分から聞いて置きながらどうかとは思うものの、本人が分からないのなら、このまま流してしまっても良い気さえしている。
「単なる好奇心だ。答えがないならそれで、――」 〈今まで考えたこともありマセんデシたが、アナタの言うとおりに、これは確かに『枷』と言えマス〉
 引き下がろうとしたところで、唐突に答えが返る。
〈……詳しくは、『後』で〉
 ペレータは口の前で人差し指を立て、『作り笑顔』で話を打ち切った。  確かに何か間違っているわけではないが、声を発しないクセにその動作をして見せたことが、酷く印象的だった。
 兵器室は日暮れまで掃除をして、それなりに綺麗になった。
. . ————————————花京院視点———————————— .
 しばらく何もなかった道の真ん中に、ぽつんと建っている店。  だが重火器搭載の精密Cとあれば客ごと攻撃されかねないので、街道の茶屋の流れは無視する。
「いたぜ」
 アン・ノウンをかけたスタープラチナが、建物の後ろに問題の車を見つけた。  承太郎の指差す先に、確かにあの車が止まっている。こちらがスピードを落とさないのを見てか、相手も道なりに走り出した。それを追って、こちらのスピードも上がる。  しばらく走っていくと、前方に分かれ道が。
「あの歪んだ標識、『予定通り』ってことだな!?」 「おう、ここでパキスタン行くより、初対面でカタつけといた方が良いだろ。敵さんのお望みどおり、右に行こうぜ」
 ポルナレフは『知っていて』、あえて右へハンドルを切った。伝人が地図とスクエアで行く先を確認する。  唸りを上げるエンジン。土煙を撒き散らしながら、どんどん加速する。こんなデスドライブなら僕に任せてくれても良かったのではと思うが、サユ以外の全員から運転席進入禁止令が出ているので口にはしない。
「後ろに回りこんで崖に突き落とすというの、果たしてやりますかね」 「突き落とすんじゃあなくて、後ろからの馬鹿撃ちとかだと思うぜ」
 サユは承太郎からアン・ノウンを返してもらいつつ、弦の部分に手を当て、しばらく動きを止めた。思考加速の調整をしているのだろう。真面目な意味で、頭が心配になる。
「しかしこの道、案外と長いな。『予習』した感じも地図も、そんなにあるようにゃ思えなかったが……」 「ただ追いかけている場面なんて端折るに限りますから、?」
 伝人は上空から手元にスクエアを戻し、くるくると回して首を傾げた。  若干の違和感にサユが答えながらも、その答えた本人が、唐突に後ろを振り返る。
「それか、道を人工的に弄くったか、です」
 サユのその言葉に、僕も後ろを振り返る。  そこには同じような車がもう一台走っていた。  僕らが車の存在を確認した途端に、ボンネットが真ん中から『割れ』、ガトリング砲のようなものが顕わになる。  その下部には小型ミサイルと思しき弾頭がびっしりと伺えた。
「や、やむなし!」
 何か透明の板のようなものがランクルの前後に出現した直後、ゲームでしか聞いたことのない、けたたましい発砲音が鳴り響いた。が、銃弾がランクルに当たることはなかった。撃ち出された弾が透明の板に触れたかと思うと、そのまま前方の窓へと素通りしている。
「攻撃は、背面で受けるのでは?」 「馬鹿野郎、あんなのをドカドカ撃ち込まれちゃあ流石にスクエアが持たねぇわ。前から後ろからになるなら、これが一番効率良いだろ」
 スクエアの背面はほとんど透明で、前面はもう一対と繋がっている。だからこちらからは相手が良く見えるが、向こうからこちらの車はかなり見難くなっているはずだ。ガトリングが利かないと分かったか、一旦攻撃が止む。
「おい、追いついたぜ」
 ポルナレフの声に前に向き直ると、いつの間にか前を走っていた車に追いついていた。と思えば、運転席の窓から、スクエアを飛び越えるようにいくつか黒いものが放られる。伝人はまだ後ろを向いている。呼びかけても間に合わないだろう。
「チャリオッ――」 「駄目ですスタプラで投げてくださいッ!!」 「何ッ?」
 ポルナレフがチャリオッツで切り捨てようとするのを、サユが止めた。  それはそのまま、窓ガラスとボンネットにゴツゴツという音を立ててぶつかる。  落ちて来てみて、サユが止めた理由が分かった。それは掌に収まるくらいの、黒くて小ぶりな、ヘタの付いていないパイナップル。
「「手榴弾ッ!!!!!」」 「スタープラチナッ!!」
 車体をつきぬけ、スタープラチナが目にも留まらぬ速さで手榴弾を掴んで投げ返す。  が、それは前の車のトランクから顔を出している砲台によって撃ち落とされた。その間にも、後ろから何かが撃ち出される音。もう一度振り返れば、今度は何十という大小のミサイルが宙を駆け出していた。
「ハイエロファントで迎撃する!」
 散々サユと遊んできたように、エメラルドスプラッシュで飛んでくる的を射抜く。  ただ、これまでと違うのは、的が石ころや木の手裏剣なんかじゃあなく、推進力のある爆弾だということ。外せば間違いなく大惨事だ。僕は、的を撃つ以外の情報を言語から何から全て頭の外へ追い出し、集中する。ゲームと同じだ。他の事を一切考え��ければ、必然的に処理できる情報量は増える。散々アン・ノウンを使ってきたおかげで、そういった脳みその使用領域の切り替えは得意なほうだ。手癖と計算とイレギュラー対応。自我も消えるくらい集中すれば、やってできないことはそうない。
「サポートなしでも結構良い腕してんじゃあねーか」 「……フフ、この 馬 鹿 と10年一緒にいたというのを、甘く見ないで頂こうッ!」
 聞こえた声に、少しはっとする。僕はミサイルを迎撃しきっていた。  フルコンボ。伝人が手元の窓枠を覗き込みながら褒めてくれた。第一幕をしのぎ切った合間に、サユを指差してドヤ顔で答える。と、丁度前方からも爆発音が響く。
「どーよ! 腕だけ発現するの、おれも使ってみたくってな!」 「連射は良いぞ」 「典明、布教してないで迎撃の方に集中して?」
 僕が前にやったのを、ポルナレフも習得したらしい。  彼の腕に重なるようにして、銀のガントレットが剣針のない剣柄を握っていた。追い詰められたときの必殺技と言っていたが、撃ち出した後、スタンドを引っ込めてもう一度出せば、剣の部分は復活する。なら、腕だけ発現してやれば、連射も可能だ。  ポルナレフのチャリオッツに加え、サユと承太郎のひざの上に拳大の石がごろごろしているのを見るに、知らない間に前からも大変なことになっていたようだ。パワーアップ、予想していたとはいえ、やり過ぎなんじゃあないだろうか。
「小百合、後ろの車に意識はねぇか」 「ないですね。誰が操作しているのかまでは分かりませんが、機械的な遠隔操作でしょう」 「なら構わずぶっ込め承太郎」 「ああ。繋げな」
 言っている間に考えがまとまったのか、伝人はサユに確認を取った後、スクエアを構える。僕はしばらく意識が飛んでいたために何となく予想するしかないが、予想する間もなく承太郎は四角形に飲み込まれた。そして、後ろを走っていた車が突然岩肌に叩きつけられる。……スタープラチナだ。もの凄い音がした後、後ろの車はいくらかコントロールを失った。それでも車体が少々変形しただけで決定打にはならない。すぐに第二幕が射出されたのを見て、僕は直ぐに頭を切り替える。「硬いな」という言葉と、後ろの車がもう一度大きくブレたところまでは覚えている。
「 前 の 枠 右 に ず ら し て ッ !!!!!」
 サユの素の叫びに現実に引き戻される。  爆発音と、衝撃。
「……ッてェな、クソ!」
 後ろを向いていたため、意識が戻ってまず目に付いたのは、見えるところに満遍なく擦り傷切り傷を負った伝人だった。この分だと、きっと全身だ。
「は! エメラルドスプラッシュッ!!」
 そこまで考えて、まだ迎撃作業の途中だったのを思い出す。  一機ずつ打ち落としていたのを、ハイエロを完全に車の外へ出し、液体全開弾数全開で一網打尽にする。  幸い残り少なかったため、なんとか凌げた。
「何があった?」 「ミサイルどか撃ちしつつ、崖で跳ねさせて手榴弾当ててきた。不覚」
 ハイエロを車内に戻しサユに尋ねると、苦々しい表情で答えてくれた。  手数に比べて目が足りないせいで、サユは見る方に専念している。  だが思考加速で処理したことも、伝えるためには喋らなければならない。そのタイムラグの分、対処が遅れたらしい。余りにも咄嗟だったので、伝人もスクエアの背面でガードしてしまったということか。
「フー、助かったぜ伝人。スクエアが間に合わなかったら危なかった」 「実質ちょっと間に合ってなかったがな。……良いぜ承太郎、続きだ」
 割れた窓ガラスに歪んだボンネット。  ポルナレフはチャリオッツで防いだのか全くもってピンピンしているが、この分だと車の前の部分もへこんでいるんだろう。爆発による焼け跡を覗けば『予習した通り』のダメージに、苦笑いが零れた。
「……車」
 ……ふと、相手が『物質一体型』で、『車のまま』強化してきたことによる、恐らく、カバーされていないある弱点が思い浮かぶ。
「伝人」 「あ?」
 一瞬、伝人は怪訝な顔をして僕を見たが、直ぐに僕が何か思いついたことを察したようだ。  ……この小悪魔に初対面にして海水を浴びせられたことは、その強烈さ故、肉の芽が植わっていたにも関わらず、良く覚えている。
「車はエンジン部が水没するとどうなる?」 「……オッケー、ナイス発想だぜそりゃ」
 海水は電気をよく通す。  そんなものを車の下から放出されれば、軽くエンストを通り越し、電気系統も一気にショートしてくれる筈だ。  会話の最中にも、前方からは爆発音が響いている。何故か攻撃が止まったままの後ろを警戒しつつ、僕も前を援護する。
「っつーわけで作戦変更だ。承太郎」 「やれやれだぜ。だが、今ので『破片が取れた』ぜ」 「おお、でかした!」
 スクエア越しに、その破片をジョースターさんに渡す承太郎。しかし座席には戻らない。  ジョースターさんは念写のための、繋がり用の小物が入った小袋にそれをしまう。
「食らえッ!! 海水砲ッ!!!!」
 伝人が叫んだ後、後ろの車はガコンと大きく揺れ、動かなくなる。  だが安心するには早すぎた。遠ざかっていくその姿が、更に『割れて』、そこで曲がり角に差し掛かり、見えなくなる。  かと思えば、その曲がり角からガトリングを抱えた小型のヘリコプターが姿を現した。大人しく海水を食らったのはきっと、弾切れではない。内部でこの準備をしていたからだ。
「げ、『真横が駄目なら角度を変えて』ってかッ!」
 上空からこちらに向けて撃ってくる。  伝人はスクエアの背面ではなく、車の前後に使っているのと同じようにして撃ち返した。ただ、単に的の立場から盾を構えるだけなら難しくはないが、こちらより自由に動き回るヘリに当てるのは難しい。……このまま行けば弾切れにはなるだろうが、その頃には吊り橋のある崖っぷちに着く。  これはその日その場で考えたんじゃあない。確実に前もって良く考えて、準備している。
「伝人、こうなりゃいっそ、全員で『場所を変えた』方が良いんじゃあないか?」 「……いえ、それじゃあ遠距離の攻撃力で敵に負けます。スタープラチナを当てようにも、今は俺自身が同じスピードで移動してるからやれてますが、車を降りたらスクエアが機動力で車に負けます。このまま限界まで粘りたいっすわ」
 ジョースターさんの提案に対し、伝人は渋い顔をした。  更に付け加えるなら、前を走る車に海水砲を食らわせた場合、スピード的に、こちらはそのまま突っ込むしかない。スクエアの車ごとの回避が計算に入っていたかは分からないが、3セット使わなければ車ごとの回避は出来ないので、前からも空からも攻撃が止まなければ、結局、退くことも難しいのだ。
「先輩、『頭、足りてます?』」 「あ? ……オメーはどうすんだ」
 攻めきれない状況の中、唐突にサユが伝人に向かってアン・ノウンを差し出した。
「セコセコ投石してますから、お気になさらず」
 またそういう。と思った。  アン・ノウンには自我が全くなく、サポートに関しては全てサユの手動だ。  サユは迎撃と伝人の手助けを、両方やると言っている。  この馬鹿は、二兎を追って二兎とも得るような無茶が習慣付いてしまっているから、手が掛かるんだ。
「いや、後ろのミサイルがなくなったんだ。前は僕がやる。サユはアン・ノウンに集中してくれ」 「……ん、仕方ない。任せた」
 サユは少し不満そうだったが、命がけなのだ。直ぐに折れてくれた。  アン・ノウンが伝人に渡される。  ……サユが僕以外の誰かとアン・ノウンの貸し借りをするのを見るのは、この旅が初めてだ。これまでは、貸そうにも、誰もその存在を認識できなかった。それが今や仲間全員がスタンド使いだ。それに、スタンド使いは引かれ合う、なんて台詞があるらしい。  だが、となると、ある筈だった僕の17年は一体何だと言うのか。
「結構、懐かしいなこういうの」 「狙撃ゲーはお好きですか?」 「嫌いじゃあないぜ!」
 前世でゲーム廃人とされるほどにゲームに慣れている伝人。  更に未来人となれば、その腕前は是非とも拝見しておきたい。が、生憎、今は少し厳しい。
「サユ、サポート表示も含めて録画頼んだ」 「前を引き受けた意味」 「ホテルで見たい」 「まぁ、柿ピーの頼みとあれば断れないね」
 若干嬉しそうな顔でサユが目を閉じたのを確認し、本格的に前に集中する。  ポルナレフが威力重視の大型を、僕が速さ重視の小型ミサイルを。時折、横から下から手榴弾も来るので気は抜けない。
「ミサイルちゃん、もらってくぜ」
 不意に聞こえた声と、現れる15cm四方の窓。と、上からの爆発音。  承太郎と繋がっていたスクエアの3セット目を切り替え、見事に前からのミサイルをヘリに食らわせたらしい。
「承太郎ッ!」
 少し状況を伺うと、ヘリがふらついたところに、空中から青色の腕がにょっきりと姿を現し、そのまま機体を掴むのが見えた。  前に向き直ると、ガリガリと土と金属が削られていくような音。恐らく、崖に押し付けられている。機動力が高いものは大抵防御が弱い。現実でもそれは適用されるのか。ヘリはスタープラチナのパワーに成す術もなく崩れ去ったようだ。
「よっし撃破ァッ、戻って来い承太郎!」 「やれやれ、廃墟で突っ立てるだけってのは緊張感が薄くていけねぇな」
 少し余裕のあった後列に、再び195cmが戻ってくる。狭い。  そして残るは『車輪』のみ。伝人とサユも手と目が開いたので、前を防ぐのが大分楽になった。
「そろそろ崖だろう。伝人、次の手は?」 「崖の先のほうが広い! 崖に突っ込んで、トラック回避したのをもう一回やる!」
 尋ねると、答えつつ3人から波紋の応急処置を受ける伝人。  回復しつつも不意打ちを食らったのがまだ収まっていないのか。いつもより目がつり上がっている気がする。中々負けず嫌いだ。
「……承太郎?」
 途中で波紋が途切れる承太郎。  息切れなんて様子ではなく、何か考え事をして気が逸れたように見える。
「伝人、ヤツが離れる前にアッパーぶちかまそうぜ」 「話が分かるな承太郎ッ!」 「ぐぇ」 「嘘だろ承太郎」
 思わずガッツポーズで身を乗り出してしまった。  承太郎の先にいるサユが思いっきり圧迫され、伝人と同時に微妙な顔をした。
「向こうの意思で身を隠されるより、こっちで道上にひっくり返したほうが位置を把握しやすいだろう」 「あー、確かにそう考えると一理あるな」
 伝人が頷くがいなや、再び四角形に飲み込まれる承太郎。  『車輪』はヘリもなくなって不利になったのもあってか、スピードを上げ始める。が、そこで突然宙を舞い、崖に叩きつけられ、僕らの後ろに仰向けになって落下した。  直ぐに組み変わろうとガタガタ動いているが、流石にひっくり返されてはそれなりに時間が掛かるらしい。
「向こうに飛び移るまでの時間は稼げたか」 「伝人、このままかっ飛ばすぜ!」 「了解、あれが最終コーナーだ」
 3面ずつ組み合わせたスクエアを、車のそばに構える伝人。  ポルナレフはアクセルを踏み倒し、カーブの先の吊橋の横から、崖に向って豪快にダイブ。  それを歪んだ空間が掬うように受け止めて、向かいの地面に着地。
「 い や 待 て ス ク エ ア ッ !!!!!! 」
 伝人が叫んだ半瞬後に、下方から強烈な熱と光と爆音が弾けた。
. . ———————————————————————— .
628 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square どっこい生きてる、よろしくゥー☆
629 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>628 知ってた
630 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>628 生きてなきゃここに書き込めないからなwwww
631 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>628 それ当て身で全滅する方の皇帝wwww 戦車と皇帝は個人的にうろ覚えのが一番好きwwwww
632 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 六窓って策にハメてる時は機嫌良いけど、ハメられると結構ムカ着火しちゃうのね…
633 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 波紋戦士が3人もいるって聞いたから怪我はそんなに心配してないけど、何があったし
634 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 向かいの崖に何があったかというと、地雷だった。 六窓「っあー……。結構食らったな。マーベラァスってか」 承り「なにがマーベラスだ」 六窓「俺にしか分からん話だ。気にすんな」 でもそれをガードした本人は結構元気だったので直ぐに切り替え、全員で迎え撃ったよ。
と言っても、 ①サユが意識を見て現れる位置を確認 ②飛び出してきたその腹に海水砲 ③スタプラのオラオラッシュ
車輪戦、完!!
という流れだったが。 相手が「車」だということを分かっていながら、最初から海水砲を思いつかなかったのが悔やまれる。 因みにこのあと、ランクルを買った店に新しく車を買い直しに「戻った」。
635 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>634 ほんとは車輪の車で国境まで行く筈で、 完全に動かなくなっちゃうと不味かったから思いつかなかったのは仕方ない。 六窓がいなけりゃ車買い直すとかいう手段もないわけだし。
636 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>634 海水砲でばっちり! とか思ってた矢先に手榴弾とかヘリとか来たらそれはそれで厳しかったんじゃね?
637 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>634 まさかの車を買い直すときたか…おじいちゃん殺人容疑かけられてないもんな スクエアで戻るのも一瞬だし、お店の人からしたらなんだこいつらってなっただろうけど
638 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square なんか最近、セーブポイント的な扱いになってきてる気がする。 長距離ワープは乱用しない! 六窓との約束だぞ!!
639 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>638 今さっき砂糖きびジュースを飲んできたやつに言われたくはないな……。 ところで方眼紙とペンの用意は良いか?
640 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>639 今そっち行く
641 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- ウォオオちょっと間が開いてスレ追いかけてきたらwwwww 寿司は食ってるし紫蘇ちゃんは始祖ちゃんだしサユとテンメイは喧嘩してるしスタクルはなんかシリアスが死んでるしwwwwwwどうしたのwwwずっとこんな調子なの?wwwww
642 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>641 ばっか最初からこんな調子だろwwwwww
643 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>641 六窓とテンメイの掛け合い>638-640を見て分かるように、転生ネタバレしてからもずっとこんな感じだよ もうここのスタクルは「ちょっとシリアスが顔見せたかな~?」と思った途端に台無しになるんだ。そういう「運命」なんだ…
644 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>639 お前らwwwwwここでマルバツゲーム始めんなwwwwww
645 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>644 サユたちが波紋��教わっている間、取りあえず僕らは頭を使おうという話になったから、ただ遊んでるわけじゃあないぞ。 そう、ただ遊んでいるわけじゃあないんだ、φξ('ω' )ウン。
646 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>645 セウト
647 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>645 いや、ううん、うーん……?
648 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square ここまででなんか質問あるか? マルバツつけつつ適当に答える。 >>653-656
649 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- シリアスは積極的に潰していくスタイルだなお前らwww
650 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>645 まぁ、なんもしないよりは良い、のか?
651 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 質問安価久々な気がする 地雷をガードって六窓怪我大丈夫か
652 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- マルバツゲーム、どっちが強い?
653 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 地雷察したのナンデ?
654 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 車の破片で念写した結果はどうだったよ
655 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- サユと承りは波紋で? 隠紫さんは教えてて? お前らサポート組はマルバツつけてて? 戦車は何してんの?
656 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 車輪本体は最終的にどうした?石に縛り付けてきたのか?
657 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 隠紫さん若返ってきてたりしない?
658 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 正義戦の予定教えてくれー そっちの予定によって考察の方向も変わってくる
659 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 最近で一番馬鹿やったこと
660 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- テンメイと六窓ってどっちが口でかいの?
661 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square まとめた ・地雷察した理由 ・念写の結果 ・戦車は今なにやってんの? ・車輪の後始末
>>658 正義戦は後で雑談に行くぜ
662 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 地雷と念写については六窓がサユから写真の視界スクショをもらったりなんなりと準備があるから、僕が答えられるところから答えよう。
・戦車は今なにやってんの? 彼は今、六窓の用意した場所で剣針の連射を練習している。 腕に重なるように剣柄をくるくる回しながら、廃墟を穴だらけにしているよ。 本当なら廃墟でも管理とか不動産関係の云々とか……あるんだろうけど、 六窓が「そういうの気にしなくて良い場所だから」と言うので、僕らは考えるのをやめた。
あとはスタンドパーカーみたいなことを試みてもいたが、ほぼ「本人のガタイ=鎧の外装」だったので無理そうだった。
663 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>662 マジで色々試してるのな
664 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>662 リアルスタンドパーカーは痺れる憧れる でもそっか、できるスタンドって結構限られるよな スタンドが本体よりでかいか、ハイエロみたいにほどけたりして「着れる」能力じゃないと・・・
665 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>662 ちょくちょく出てくるその廃墟なんなの?ていうか六窓がなんなの?
666 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>665 自称正義の味方やってて、もらったっていうか、 好きなように好きなだけ使って良いことになった部屋
667 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 結構真面目に修行してるはずなのに突っ込みどころがなくならねぇwww 六窓やっぱり小悪魔www
668 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green ・車輪の後始末 車輪は廃車になるまでボッコボコにした。 本体はサユによってラバソと同じような感じで対応されたあと、 「金で雇われただけなんだ、助けてくれ、病院に行かせてくれ」と言うから、財団員の元に直送した。 パスポートは車輪の目の前でシュレッダー行きにしたよ。
669 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>668 だから容赦wwwww 目の前でやらなくたって良いだろwwwww
670 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>668 ラバソと同じようなって、それ絶対、色々と折れてるよね???
671 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 愛車が廃車か… お疲れ様、ゆっくり休めよ、車輪……!
672 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 車輪「二度と関わりたくない(ガタガタガタ」
673 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>671 奇妙な冒険って結構、俺も読んでて敵側に感情移入しちゃうけど、 この容赦の無さじゃ確かに転生スレでも敵のこと心配するわwwwww
674 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square うるせぇな、こちとら命が掛かってんのに容赦なんてできるか!
・地雷察した理由 なんか兵器のつくりと戦い方に覚えがあって、着地した瞬間にほぼ反射でガードした。
俺の前世の話だから、お前らにとって未来だしあんまり詳しいこと言いたくないが、 やりこんでたネトゲには某廃人地下鉄みてぇなとこがあって、 それが「中の人がいる人工知能」が管理するステージなんだよな。 一見何の変哲もないものがぱっくり割れてってのが、なんとなーく見覚えあったっつーか 仕掛けだらけのとこを「抜けた!」と思ったら地雷ってので見事に吹っ飛ばされたのが丁度フラッシュバックして、なんとかなった。
675 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>674 なにその楽しそうな鬼畜ゲーwwww 絶対悔しいやつwwwwwww
676 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>674 え? じゃあ、あれか? オペレータも六窓と同じ時代の人で、そのゲームしてたってこと?
677 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>676 彼女も六窓と同じように白ベルトに膝まであるブーツだったし、そういうことなんだろう。
678 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 中の人がいる人工知能…とな?ネトゲ上で、ユーザーじゃない、管理側の人が操作してる敵と戦える……? やばくね?プロゲーマーの新しい可能性を見たんだけど、めっちゃwktkなんだけど
679 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>674 六窓の容赦の無さはここからきていると見た
680 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>677 世界せまっ! でもサユとかは俺らと同じくらいの時代の人間で、……紫蘇ちゃんは?
681 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>678 あー…だからあんまり言いたくはなかったんだよなー…。 こういうので未来が変わっちまうか、前世の俺の知らないところでこのスレがあったのか、更に微妙な平行世界なのか…
>>679 容赦の無さは知らんが、喋り口調は完全に前世の影響
>>680 そんな踏み入った話する暇もなかったし 100年くらい生きてそうな吸血鬼相手にそんな話題振れるか。
682 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>681 その口調が、承りの影響じゃない…だと…?
683 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>682 あ~~、指が滑りま~した!
684 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>683 僕らに転生のことを話しても、そのことでの影響は特にないようだし、もう良いんじゃあないか…?
685 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>683 六窓wwwwwwww お前予め計画してないと結構うっかりやるよなwwwwwwww
686 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>681 ここにきて衝撃の事実wwww ずっとそっちに転生した影響だと思ってたのに、前世からその口調って一体wwwwww
687 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>685 不意打ちに弱いのはいい加減反省すべきだし、そのためにテンメイと色々ゲームしてる。
うーわ、聞かれてもないのに余計なコト言ったわ… えー……。まぁ、なんていうか、そう。流石に名称は伏せる、前世ゲーで良いか。
前世ゲーはTRPGみたいな雰囲気があって、β期からの会員は結構キャラをつくってたからよ…… 丁度奇妙な冒険が好きだったし、喋り方も独特だし、結構読んでたし、そういう喋り方で遊んでたら、 こっちの喋り方が素になるという大事故に至った。
688 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>687 それwwww相当やってなきゃそうはならないだろwwwwww
689 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- (´-`) 。o ○(やっぱり廃人じゃねーか)
690 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- サユの素は俺らの時代の口調のままで、六窓はすっかりそっちの世界の口調で喋ってるのに、 六窓が中々馬鹿どもの影響受けないの、なんでだろなとは思ってたんだよwwそういうことかよwwww
691 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square そ、そんなこと言ったら中の人のいる人工知能ちゃんなんかもっと大惨事間違いなしだし? 「~よな」とか「~であろう」とかだし??AIなのにいつの時代だよって喋り方だったし???
692 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>691 ん?人工知能「ちゃん」?中の人女の子か?
693 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>691 どこぞのインフルババアみたいだなwwwwww
694 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>692 公式でどっちとは言われてなかったが、声は女だった。
>>693 インフルの炎じゃなくて、マジで核の炎で焼き払うタイプだったぞ。容赦なし。 何回かは攻略できたんだけどなー、基本フルボッコされまくったわ すーぐアプデするわルート弄るわ、人が操作してるから行動パターンとかもないわでくっそ強かった思い出…
まぁその話はとりあえずあとで雑談でするとして、念写の結果。 【綺麗なブロンド髪の後姿。黒いタートルネックの首のあたりに、黒い煙のようなものが漂う写真の写真】 確かに視界スクショ見返させてもらったら、オペレータ、白ベルトにブーツ装備だった。
695 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>694 だから、これイズなに
696 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- オペレータの首か。やっぱ煙タイプのスタンド?
697 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>694 何気にオペレータの写真見るの始めてだな 綺麗なブロンドであることに、六窓先輩、コメントをどうぞ
698 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>697 サユとオペレータの外見が逆だったらどうにかなっていたかもしれない
699 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>698 (ヾノ ・∀・`)ζ ナイナイ
700 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>699 テンメイの即レスにwww確固たる自信を感じるwwwwwww
701 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 確かに綺麗なブロンドで強い外国の女の子だったら六窓的にはドツボwwwww だというのにwwwwww
702 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green 何故か僕がいた頃より髪が綺麗になった気もするが、オペレータは常時目が死んでいたし、 なにより、中身がサユじゃあ……こう、どう頑張っても、ないよ……。
703 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:--------
 _人人人人人人人人人人人人人_  >> どう頑張っても、ない <<   ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
704 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- サユに対するテンメイの評価wwwwwww
705 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green ……中学生の頃、洗濯物を取り込むのを手伝っていた時のことなんだが、 白い布を手にした瞬間にサユの口から飛び出した「あ、それ私のふんどし」という衝撃の言葉。 それは生まれて初めて見た女子の生パンツであり、生まれて初めて見た生褌でもあった。 何を言っているのか今でも良く分からないが、ラッキースケベとかそういうものじゃあ断じてなかった。 僕「 (∵)ζ FUNDOSHI? 」 サユ「おういえ。This is my FUNDOSHI」 僕「OH……おういえ……」 そんな体験をしてみろ。もうどうでもよくなる。
706 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>705 おういえってwwwwwお前らwwwwwwwwwwOh, yeahwwwwwwwwww
707 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- そこで褌に目覚めなかったのは不幸中の幸いなのかwwwwww不幸なのかwwwwwwww
708 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>705 お前らそんなんばっかりだけどwwwwwファーストパンツ酷すぎwwwwwww
709 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square ごめん、やっぱりサユの外見がなんであれ、全然問題ないな。俺が間違ってた。
710 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>708 ファーストパンツって何だwwwwwwキスじゃねぇんだからwwwwwwww
711 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>709 分かってくれたようで嬉しいよ……。
712 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 中学ってそれまでお泊りとかしてなかったのか?wwwww もっと早く知ってそうだと思ってたがwwwwwww
713 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>712 一応、知り合ったのはちゃんと物心ついてからだから、風呂は別々に入っていたし、 流石のサユもFUNDOSHI一丁でうろうろしたりはしていなかったし、それまでは知らなかった。 前世があったことを考えると、そのくらいの配慮はして当然かなとは転生の話を聞いてすぐの頃は思った気もしたが、サユのことだからそういう訳でもなく、偶然というか親の教育とかそういう感じなんだろうな……。
714 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 喪ってるとかじゃなくて、サユだから仕方ないと思えるから末期wwww
715 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- おういえ
716 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>713 でもやっぱりお泊りはあったのね、普通にカオスなんだろうなwwwww
717 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green うーん、まぁ、サユは女の子ぶるより、逆に傅いて微笑むとか、そういう方が破壊力がある。 本気を出したサユの騎士スマイルは本気で心臓に悪い。 オペレータは小柄だし、あまりそういう振る舞いは様にならないかな。
で、何の話をしていたんだっけか。
718 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>717 FUNDOSHIを踏まえても?wwwww
719 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>717 テンメイに心臓に悪いとまで言わせるほどの騎士スマイル、プライスレスwwwww
720 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>717 あーそういえば、オペレータの煙がなんだっけって話だったな。 盛大に脱線したwwww
721 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>718 俺から見てもFUNDOSHIを頭においたところでやっぱり後光差してるから…… アイツが男だったら大変な騒ぎだったと思うぜ
722 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>694 この黒いの、やっぱり「とりついてる」スタンドなんじゃねーの? 黄色いの念写しようとて、ザワとかハミパがメインで写ってるようなもんだろ?
723 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>721 なにそれこわい、ほれちゃう……!!
724 :テンメイ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Green >>723 わるいことはいわない、やめておいたほうがいい。
725 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>722 わかる。っぽいよな。次 紫蘇ちゃんに会ったらそこんとこ知らんのか聞き出したいんだよな。 その場にサユがいればベストなんだが、魔赤さん1人だけで普通に合流されたらそれもないし、微妙。
726 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>723-724 くっそwwwwwwwwwww
. . ————————————『あの時』と同じように———————————— .
 2階の絵画ギャラリーの壁にもたれ掛かり、20分あまりが経過した。  次回からは本でも持ってくるべきか。
 ……それにしても、人を待つようになって改めて思う。この屋敷、設計者は酒にでも酔っていたのではないかという間取りだ。水周りを縦に並べるのも分かるし、ベッドルームとバスルームが同じ階にあるのも頷ける話ではあるが、何故、その間に絵画ギャラリーを挟んだのか。湿気とか、それ以前に色々とどうかしている。
 階段を登ってくる気配がして、そちらを見た。  テンガロンハットに咥えタバコ。片手に皮製の鞄を持っていることから、しばらくここに滞在するのだろう。
「よう、テレンスから聞いたぜ。シスターの嬢ちゃんの面倒を見ることになったんだって?」 「……だったらどうしたというんだね。ホル・ホース」 「おいおい、そんな嫌そうな顔しなさんなよ」
 目が合ったかと思うとこちらに歩いてきた。  ……よりによって、この任務で一番面倒くさい相手とは。  他の連中は好奇心ついでに、ということはあっても、そこまで積極的には寄っては来ないだろう。が、こいつは話が違う。
「もう少し待てばおれが来たってのに、ダンをご指名とはなあ」 「……それを分かっていた上でわたしに任せたのだから、察するべきでは?」 「まさか、お前さんよりはおれの方が適任だと思うぜ」 「世界中に『彼女』がいるクセに、何を言っているのだか」
 こいつのそれは女に優しいのとは違うと思うが、果たして本人に自覚があるのかないのか。  大体、万一ペレータに手を出そうとした場合、相手が誰であれ明日はやってこないだろう。
「で、誰に言われるでもなく風呂の見張り番なんて、一体いくらもらったんだ?」 「……ノーコメントだ」 「ほォ~。おれも偶には暗殺よりそういうのがやりてぇなあ」
 受け取ったのは結構な額ではあったが、実際のところ、悪い意味で内容と報酬が釣り合っていない。  『あの時』のことなど知る由もないホル・ホースは、「そんな美味しい仕事はそうないぜ」などとほざきながら煙を吐く。わたしはその白い煙を目で追いながら、息を止めるのを堪えた。この界隈に関わらず、箔が付くとかいう理由で煙を好むものは多いが、わたしには理解しかねる。現に、わたしが板ばさみになっている化け物どもは、両者ともそんなものは好まない。
「ン……なんか」
 何も話すことはないと明後日の方向を見ていれば、ホル・ホースは何かに気づいたような表情で顎を撫でた。
「ダン、なんか昔に戻ったような感じだな」 「なに?」 「普段なら、あなたみたいなのが居なければ、見張る必要はないんだがなとかなんとか言い返してきそうだと思ってよ。ずっと館にいることになった緊張感か?」 「……そんなところだ。というか、いやに聞いてくるじゃあないか。あなたこそどうかしたのか」
 軽いノリで、随分余計なことを聞いてくれる。  わたしが初めてホル・ホースに会ったのは、あの火柱の後の仕事だった。  現に今、すぐそばに元凶がいるのだ。昔に戻ったようなと言われるのも仕方がないが、あまり深く探られると命が危ない。主に、わたしの。
「ま、単に誰かと組むのが性分なもんで、やればできる子やらない子ってのは見てて勿体無くってよ」
 いつ死ぬかも分からないくらいなら、いっそ勿体無いままで良い。  自分で言うのもなんだが、目をつけられるほどの能力ではないと思っているし、妙な動きを見せなければ館にいても問題なく過ごせるはずなのだ。そう、あの死んだ緑色の目が、無茶なことを強要しないうちは。
「そうだな。ただ、お前さん、調子に乗って痛い目見るタイプだから、そんくらいが丁度いいと思うぜ」 「……あなた、わたしの親か何かのおつもりか」 「親! いや~、こんな子を育てた覚えはねぇなあ、ヒヒ」
 ホル・ホースは、じゃあな、と、のん気に奥の学習室へと消えていったが、数秒後、あることに気づいてしまった。
「隣の部屋かよッ!」
 あの男は仕事で人と組む事が多いから、というより、元々誰かといたがる性質だ。  好きでもなければ、この界隈でそんなスタイルで仕事はしない。わたしと同じように。  面倒見が良いとかコミュニケーション能力が高いとか言えば聞こえは良いが、隠したいことのある人間、今のわたしにとっては只管に厄介なだけだ。絡んでくるとなれば、ペレータについての質問は絶対に避けられない。人としてのペレータについても、知っておく必要があるか。
 そこまで考えたところで背後から扉の開く音がして、視線をそちらに向けた。
〈戻りマシ・ギィイィイィ・ギ・ザザ、ピー〉 「……っ、どうした?」
 普段より血色の良いペレータだったが、無表情に荒くノイズを鳴らした後、思い出したように眉間にしわを寄せた。
〈ホル・ホースデスね。タバコの臭いデス。ここには分煙という概念は存在しナイのデスか?〉 「随分と嫌そうじゃあないか」
 かなり機嫌を損ねたらしいペレータの視線の先は学習室。  荷物を腕で抱え、死んだ目でじっとりと睨みつけている。
〈懸念していたよりも、喉や肺が焼けるようデス〉 「わたしも煙は好かないが『焼ける』とは……」
 そばかすのある肌はそれほど荒れている訳でもないが、褒めるほど綺麗でもない。  相変わらず、ブロンドの髪はくすんだ色で、痛んでいて、切ることを勧めたい。  人として仕方なく整えている、といった感じだからか、知らないほうが良いことを知っているからか、わたしはとてもペレータを女としては見れない。
〈…待たずに正解デシた…〉 「……?」
 部屋に戻るべく階段を降りている途中で、ペレータがぽつりと呟く。  音量的に、わたししか聞き取れないくらいの声。『待たずに』という言い方が少し気になった。しかし、当の本人は相変わらずの無表情で何も読み取れない。今の『ペレータ』にも、『あの時』と同じように表情があればなと、ぼんやりと思った。
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