Tumgik
#ペンキ屋さん尊敬する
a-s-k-cafe · 1 year
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今日もお店で1人でペンキ塗り😭
寂しいし寒いし…💦
でも、来店されたお客さん皆んなを1人で見れるように1つボックスを無くして尚且つ楽しんで貰えるよう店を作りたいと思いま〜す😊
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fukurabi9 · 7 months
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 1196 社長
二十歳で島を出た時は、着の身着のまま、石垣島、沖縄本島で、日雇い労働者として旅費を工面、少しでもいまわしい記憶のある島から離れたい、と大阪まで辿り着いたのである。 大阪でペンキ屋、左官や土木作業員等転々し、溶接工になった。 暇になると、どうしても島での出来事を思い出す。 忘れるように、人の二倍三倍働きに働き続けた。 溶接工から身を起こし、今では立派な鉄骨屋の社長となったのだ。 社員へ訓示する事は「借金経営はしない、夜駆け、不意打ちはだめだ、 物事は正面からとらへ、筋を通し、正々堂々と行うべし、 迷った時、辛い時は、お互い知恵を出し合い助け合っていこう」 という経営理念を貫いているのだ。 社内外からも太っ腹な立派なリーダーとして、社長として尊敬されているのであった。 自分は今、何の不足もなく幸せ、お金はその気になって働けばいくらでも手に入る。 明子を見た時、自分が起こした事件、その影響は明子の人生に少なからず災となった事は間違いないだろう。 出来るだけの事をやり、詫びようと思ったのである。 詫びて済むような事ではない、明子が幸せになることを願い、手を合わせる日々である。 今日の金曜日も無言電話があり、明子は華やかな気持ちで踊り狂っていた。 明子の踊りには、願いが込められた念仏踊である。 確かに、昭二の事は、大好きであった。 恋しい昭二、いとしい昭二は、何時の間にか徐々に遠いものとなりつつある。 昭二を思い浮かべると、孫をお風呂に入れる姿、乳母車で散歩、木陰でくつろぐ昭二の姿。 もう今となっては、思いを寄せたとて、叶わぬ夢となってしまった。 世の中を這いずり、惨めな生活を救ってくれた昭二、今では大事な大事な恩人である。 遠のく恋心、不安でもある。 しかし親にはぐれた子供が、親を恨み、親を恋しがる、生きているなら、もう一度会いたい気持ち同様、昭二には、今の姿をもう一度見て欲しい。 今更交わる心は微塵もない。 たった一度、もう一度、自分の姿を見て欲しい。 この極楽とんぼで、一晩で良いから泊まって欲しいのである。 蘇えった明子は、とても六十に手の届く女性とは思えない。 若々しく、遥か彼方を見つめ、遠ざかる昭二の姿を追い求める踊り、時にはフラメンコを遙かに凌ぐ激しさ、しなやかな腰の動き、 見る者を怪しい魔の世界へ引きずり込みかねない、艶やかな色気さえ漂う。 お客が明子の踊りを見ると、ジッとしていられない。 一緒になって腰を上げ、激しく踊り狂うのである。 今日も明子は、心の中で念仏をあげ踊る。 民宿とんぼ 極楽とんぼ。 一度でいいから、泊まりに来て下さい。 きっと、きっとよ! 民宿とんぼ 極楽とんぼ。是非、泊まりに来て下さい。 きっと、きっとよ・・・・・完
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soratanet · 2 years
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2022.02.25 Friday
ご近所にあるhiviさんというお店で
私の大好きな中川清美さ��の作品展があったので
ちょうどお休みだった初日に一番乗りで行って来ました。
中川さんの世界観が本当に大好きでして...
昔、装苑に載っていたアトリエのお写真も素敵だったなー
かっこいい方です。
で、憧れの中川さんの作品をついに手に入れた訳です。
ブローチもペンダントもリングも素敵だったけど私はネックレスにしました!
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“今回は過去の作品を解体し、ペンキで上塗り、
古い印刷物からモチーフをカット・コラージュし
オールドヴィンテージのような佇まいに仕上げたセルフリサイクル作品”
...だそうです。
なのでこの下には別の作品が潜んでるという...(それも見てみたかったような)
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アクセサリーは1つずつ専用のBOXに入っています。
このBOXも凝っていて、私はこのまま飾ります!と宣言。
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はい、こちらです。
アトリエ机の目の前です。
私のたからものがまた一つ増えました!
うれしくて何回も見に行っちゃうもんね。
こんな風にときめくのも久々。
(私もときめくものが作りたいな)
そしてhiviのオーナーのあゆみさん。
ものすごく久しぶり(3年くらい訪れてない)の来店にも関わらず
マスクして髪の毛も伸びてるのに
「じゅりさんですか?」と声を掛けてくれて
めちゃくちゃ感動でありました。
人の顔を覚えられない自分なので人の顔と名前を覚えていることに尊敬します!
(先日青砥さんで偶然お会いした豊田のsabotさんも私のことを覚えててくれてたんだよなあ)
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和田麻美子さんの花器も一つ追加されました。
(左の緑のは昔あっちゃんからプレゼントでもらったもので右の薄いピンク色のを買いました)
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これは昨日の買い物。
ポスタルコのミネラルキーホルダーです。
ああ、かわいい。
石が色々あるので迷う所ですが
ここはいつもの如くすぐ決めてました。
青と白が空(もしくは地球)みたいだったからさ。
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美容院へも行きました。
ヤンキー色になってた金髪を落ち着かせてもらって
今回も良い感じの色。おまかせバンザイ。
そしてアレンジしてくれたこの頭。
絶対自分じゃ出来ないやつです。
なので記念に撮影してもらいました。笑
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その美容院の帰り、腹ぺこな私。(今日は美容院3時間コース )
時間中途半端だし、どうしようと思って
電車に乗ろうとしたけど駅中にあるこのお店を思いつく。
ずっと行ってみたかったけどいつもタイミングが合わなくて
(休みだったり、混んでたり、営業中で空いててもこちらがお腹空いてなかったり)
そんなハンバーガー屋さん「HANDSOME BURGER」についに来店。
ここは立ち食いスタイルのお店です。
チーズバーガーのセットを頼みましたがめっちゃ好みのハンバーガーでした。
元々そんな肉肉しいものが好きじゃなくて
こちらはパテを押し潰して焼いてる系なのか端っこがカリカリになっていて
野菜ももりもりでバンズも大きくてバランス最高ですごくおいしかった!
あと!フレンチフライが!今この写真の下の袋に入ってるのですが(全く見えない)
細めのポテトがたくさん入ってました。
ポテト好きには嬉しい!
(帰るとき厨房を見たら山盛りのジャガイモがあったのでここで作ってるんだー!とまた感動)
こんなにおいしいのにお値段もお安くて、え、もうここに通いたい!と
思ったのでした。笑。
駅直結なのでまた仕事帰りに立ち寄る!
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木彫りのクマが人気らしいですね。
私のクマは木彫り風の粘土です。
ある朝、雨戸を開けたらちょうど光のスポットライトが当たってたよ。
+
そんなこんなで2月は短いので毎年すぐ終わる。
ああ、早くあったかくならないかなあ。
(電気代とガス代が過去最高額です)
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chaukachawan · 3 years
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9月10日の役者紹介
はいどうもこちら9月7日お昼下がりのクオリアです。33期です。野良の幕班員の仕事がないのでこっそり役者紹介していこうと思います。
ウチのマイメン神友ズッ友フォーエバーきびのまきび。何度バ先を聞いても人を殺すバイトと言われ、クオリアだけには家の場所を教えないよう先輩に釘をさしたらしい。それでも君は私のズッ友。
これで何度目か知らないが君のセンス全てが好きさ。でも僕の見ている君はきっと氷山の一角なんだろうね……そんな!氷山の一角だなんて!じゃあ全ての力が解放されたらどうなっちゃうの?!次回「黍、はじめてのモルカー」デュエルスタンバイ!
ふう。
やらかすと怖いから同期から先紹介しちゃお。
竹之内かの
雰囲気だけでちゃうかの汚れを浄化し、優しいアロマの香で包み込む。その柔らかな笑顔の前では皆鼻の下が伸びきるため、真剣佑さえ3頭身になるとの噂も。可愛らしい雰囲気とは裏腹に、鼻の底に潜む狂気が沸々と泡立つ。これがパンケーキの泡なのか、マグマなのか私には分からない。しかし、天然かつ一品ものであることは確実だ。
田中かほ  
彼女の笑顔は次世代のエネルギーとして日本中が期待を寄せる。余りにもにっこりかわいいために最近ビリケンさんが自信喪失中とのこと。しかし、ゆるゆるした空気に釣られてなめてかかってはいけない。すぐ様舌先の刃でとどめを刺される。ハニトラにかかった気分だよ全く。そんなとこもす
余談だが大道具の出席率は150%。1ミリも関係ない映像編集を手伝ってくれたしめちゃくちゃ優しい子。努力家な彼女には見習うべき点がおおい。
山根拓己
アラビア山脈の奥底には険しくも厳しい砂漠がある。そこに眠るオアシスを巡り、人々は幾千もの争いを繰り返していた…。争いは熾烈を極めたが、その中でも初回裏敗退を果たし、地区予選に進めなかった一族がいる。かつあげを恐れた彼らはせめて幼き者だけでも、イカダを使って赤子を海に流した。それこそが彼、しあらである。そのため、彼は30歳になったらシカゴに帰らなくてはならないらしい。
ベジ山ハム太郎
なんか野菜がいっぱい入ってる。私はハムサンドよりもたまごサンドの方が好き。多分食べ進めると中にいちごジャムとかはいってると思う。何でいちごジャムなのー?って聞いたらエヘヘへへって笑いながら「だってさー、美味しくない?ジャムってさあ、何にでも合うねんなぁ。エヘヘへへっえ、美味しくない?美味しくない?なあハク、美味しいよなぁ?なぁ?」て言うと思う。絶対。
君安飛那太
可愛い。可愛いけど可愛いと思ってはいけない。なぜなら奴はあざといからだ。前世で橋本環奈の爪の垢とか飲んだに違いない全くもう羨ましいぜ。いいヴォイスでいいキャラが繰り広げられるため君のシーンは飽きの来ない面白さがある。キレッキレな演技には見習うべきところが多い。あと可愛い。
頬張りマスト
最近上野動物園を脱走したパンダ。笹と竹の見分けに苦戦している。
#劇団ちゃうかちゃわん
オペさん
藤丸翔さん
右手にナグリ、左手に灯台、その口うねり出すは鋭きツッコミ。「1人三種の神器」というあだ名が着いたのも納得だ、その全てが一等品なのだから。彼が1人立っているだけで会話の盛り上がりが違う。一見滑りそうなボケだって彼の手に掛かればA級ギャグに早変わりするぜ。これには平野レミもびっくり。
スダチさん
うどんに入れると美味しいが、ちゃうかのちゃわんに入れるともっと美味しい。人々を釘付け、否、インパクト付けにする映像を華麗に作り続ける須田さん、その鋭い眼差しの先には一体何が見えているのか。たまに楽屋裏でお菓子をつまむ様を見かける。有能細身イケメンがお菓子もぐもぐしてるの可愛い。映像余裕持って出したかったごめんなさい
久保勇貴さん
あいも変わらず忙しそう。オムニ期間くらいまでは会う度に印象が変遷していた。今のところはダークブルーで描かれてる3日後ピンクとかになってるかも。制作会計などまとめるお仕事が多そうだけどストレスまで抱えちゃダメよ適度に除いてね。と、言っても頑張ってしまうのがくうやさんなんだろうけど。
私の本名頬張りマストなんで苗字が「ほ行」じゃないですか。そうすると大体最後に回されるんですよ。給食で好きなおかず選べるみたいなのあったんだけど大抵唐揚げとか残ってなくてなんか鯖の塩焼きでがっかり、みたいな。なんで今回はオペさんを間に挟もうと思いました。名付けてオペサンド!すだちうどんの次に美味しそう。
先輩方
敬称は略しませんが敬語は略します。あぶり焼きとかしたら出てくるかもしれないです。あぶり焼きしないでください。
でぃあっ♡さん
でぃあさんが立ち上がると風がお辞儀し、空気が弦をはり始める。その圧倒的なプロポーションの良さに空いた口がマンホールになりそう。だけど何か教えてくれる時はとっても優しい。これは33期への自慢だが私はでぃあさんと柔軟を組ませていただいたことがある。どうだ羨ましいだろうでへへへ。
ひろせんせーさん
CVが豪華とのことでこの夏話題沸騰中。たちまちTwitterのトレンドを掻っ攫い、街にはグッズが溢れかえった。何のとは言わないが演技を始めた瞬間役が憑依して、貫禄まで滲む彼の演技力たるや。因みにアドリブもツョツョっぽい。なんてこったぱんなこった。
島﨑愛乃さん
鈴を転がしたような透明な声と花を摘んだような朗らかな笑顔のこっこさん。こっこさんの歌声を例えるなら夏に雑貨屋で売ってる、ピンク色の小瓶にちょこんと詰まった可愛らしい飴。ついつい手に取ってしまい、時々カランコロンと鳴らして楽しい、でも頬張ったらゆるゆる溶けちゃう、そんな飴。
おはようさぎさん
余りにもいい人。力作業も編集も演技もラップも全部すげぇのにその上いい人だから33期の尊敬の眼差しを掻っ攫ってる。信念に少年漫画をめちゃくちゃ感じる。ぶびさぎょうで理想の恋について(私が)語ってたらいつの間にやらガウスさんが話してた。黒の組織の話に移り変わってた。なんでやねん。髪色なんでも似合ってて凄い。
土下座したい
謝りたい気持ちが先行しすぎたまずい。舞台の上ではエモを、放課後にはハケを自在に使いこなす我らがぶびチの橋本悠樹さん。私は後輩に怒らないことで定評のあるはっしーさんを悉く困らせてしまったため顔向けが出来ない。なので二度とペンキを撒き散らさないことを50回くらい誓おうと思います。私はそうなれないことを知った上ではっしーさんにめちゃくちゃ憧れている。センスもノリの良さも色々。だからなんだって話だけど迷惑かけるかもしれないが見守っててほしい🙇‍♀️
津島ヨモツさん
演出家と役者、2デッキ使いののちぇさん。31期Tシャツもドタイプです。せんびののちぇさん入れたら3デッキかもしれない。後、先輩としても優しいのが伝わってくるしお話面白いし1、2、3…あれ?もしかしてNデッキ使い?のちぇさん最初めっちゃしっかりした人かと思ったらしっかりしてるんだけど偶にふにゃふにゃしてて可愛い。
堀文乃さん
圧倒的な演技力と唯一無二の安定感を誇るカリスマらめるさん。凄すぎる人って周りの人が遠慮して近づけなくなったりしがちだけど(後輩の身分だと悪気なくそうなっちゃう)そうならないのはらめるさんのお人柄ゆえ。私たちにも積極的に絡んでくださってしかもめっちゃ優しいから「らめるさん〜🥺」ってなる。仕事あまり抱えすぎないでお体ご自愛ください🙇‍♀️
中津川つくもさん
よく絡んでくださる優しい先輩。いっぱいお話しできるのめっちゃ嬉しい!舞監としてのしっかりしたつくもさんと、普段の明るく優しいつくもさんどっちもカッコいいんだもん憧れちゃうよねー。あ、あとダンス💃がお上手すぎてポケ〜って見惚れてまう。なんて言うか…美しい。あと立て看の作り方は大体つくもさんに教えていただいた。カフェ行きたいですカフェカフェ。  
なしもとはなさん
あまりにもハマり役。はなさんがセリフを喋る度に関係ない私にまでグッとくるものがある…グッとね…こうグッと…。ぐはっ!
後輩と喋ってくださる時めちゃ優しい。前、稽古で2人になった時私のセリフ読みにめちゃ付き合ってくれた。あとコーナンの場所もめちゃ教えてくれた。めちゃめちゃ美しくて優しい先輩。めちゃっ。
雑賀厚成さん
演技や部署で絡まない人(私)にもお疲れ様〜とか声かけてくれたり兎に角優しいシドさん。この前音響会議のお菓子くれた。やったね!喉にカセットテープ飼ってるタイプの人間。先輩曰くKing Gnuが“よすぎる“らしいので今度リクエストしようと思う。私の目の前で歌ってくれないかな…チラッ(p_-)
杏仁アニーさん  
全部署の裏方における圧倒的ハイセンス、柔らかな微笑みと眼差し、息飲む演技力、悪人のパンダでさえ涙しそうな優しさ…どの角度から見ても完璧すぎてルービックキューブが土下座するレベル。ちなみに後輩の私は頭が半分くらい地面にのめり込んでる。めりめり。センスがハンパないし仕事のキャパもエゲツない。けど無理はしないでほしいよドラゲナイ。
トニーー板倉さん
電車で鉢合わせたため奴は隣にいる。ここらへんから9月10日世界線のクオリアですどうも。魅惑のヴォイスとアフロを武器にちゃうかの奴隷となった男、とにさん。照明しかり稽古しかり全体像を俯瞰するのに長けてる人だと思ってる。面倒見良いし、1番頼りにしてる先輩。だる絡みしてごめんねウザかったら練4から突き落としてもいいよ、怪我のない範囲で。
西田幸輝さん
ゆるゆるとした空気感を醸し出しながら舌先から放たれる言葉は切れ味抜群。ギャップ萌え選手権審査員賞を受賞した経歴は伊達じゃない。ちなみに伊達巻は美味しい。頼もしき大道具の方。なんか大道具上層部って共通する空気感ないですか?え、ないかな。なかったらごめん。ないかも。声のトーン好きです。衣装も似合ってます。ちゅるちゅる。
暁あじろさん
ニトロさん。名前が美味しそうなちゃうかランキング8位くらいを飾る強者。高身長イケメン抜群の運動神経などモテる要素のよりどりみどり風見鶏パック。でもどことなく"こっち側“の雰囲気を持ち合わせてるのがいい出汁になってる。こんな失礼な私にも優しく接してくれたことからも根っからのいい人だと伺える。頼りにしてますニトロさん🙇‍♀️
山内詫助さん
オレオの何がいいってさ、クッキーの間にクリームが挟まってるところだよね。でさ、オレオさんの良いところってさ、その優しさの間に神的なセンスとマグマのような謎が挟まってるところだよね。紹介するならそんな感じの人だと思っている。ちなみにオレオさんの深淵は覗いたことないからわからない、当たり前か。
西岡克起さん
神の経路と書いて神経と読むが、そのことを実感するのがこの方。抜群の運動神経、寸分狂いの無い書、圧巻の演技力、すぐ始まるジャン負け…凄い、あまりにも凄すぎる。彼の身体には神が駆け巡っているに違いない。会話途中で「ねぇクォーリー散歩いこー」とか「自販機行こー」とか思い立ったが即行動って感じの誘い方してくれる。んで着いてくと大体楽しい。西岡さんが楽しい人だからね、これからもいっぱい話してほすぅい
かけうどんさん
誰とも共有できなかったところでシンパシーを感じるため、先祖で交流があったのかもしれない。万屋の店員と客とか仙人と弟子とか。ひねくれてると言っていたが、そのひねくれを真っ直ぐ貫けるのがロッドさんなのだろう。世間に合わせてひねくれを捻じ曲げてしまう方が実はひねくれなんじゃないかうんぬんかんぬん…あと竹川食堂行きたすぎる料理作ってくんで招待してください🙇‍♀️
高井下高井戸店さん
センスいいとか多才とか言われ慣れてるでしょ?でもなんぼあっても困るもんじゃないですからね、何度でも言いますセンスいいし多才かよ。習ってないピアノを練習したりギリシャ神話や日本史の本借りてるところを見た。自分が思う良いものに対して向き合ってどんどん吸収していく人なんだろうな。センス良いって結局はそういうことを言うんだろうなと思ってる。あとお化粧した時のお顔が可愛くて好き。あとロビさんとお話し出来ると嬉しくて心がぴょんぴょこするのでもっと話しかけて良いですか?
 
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guragura000 · 3 years
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海辺の洞窟
 リネン君は、誰よりもまともです、という顔をして、クズだ。彼の中身はしっちゃかめっちゃかだ。どうしたらそんなにとっ散らかることができるのか、僕には分からない。
 彼の朝は床から始まる。ベッドに寝ていた筈なのに、いつの間にか転がり落ちているのだ。頭をぼりぼり掻きながら洗顔もせずに、そこらに落ちている乾いたパンを食べる。前日に酒を飲んでいたのであれば、トイレに行って吐く。
 それから自分を寝床から蹴落とした女を見やる。それは顔も知らない女であったり、友人の彼女であったり、上司の妻であったりする。ともかく面倒くさそうな女だ。
 ここで必ず電話が鳴る。誰もがリネン君が起きる瞬間を見計らったように電話をよこす。それとも彼の体が電話に備えるようになったのか。まあ、どちらでもいい。
 電話の向こうは女の関係者で、烈火の如く怒っている。朝から怒鳴り声を聞くのは気分のいいものではない。口の中から胆汁がしみ出してくるような心地になるので、黙って切る。
 リネン君にとって、彼女とその関係者の将来など、自分には関係のないことなのである。いやいや彼は彼女らの人生に大いに干渉しているのだが、リネン君は全ての責任を放棄しているのだ。誰が何と言おうと、彼は彼の行動の責任をとらないし、とるつもりもない。だからどうしようもない。
 そうこうしているうちに女が目覚める。彼女はリネン君の消えゆく語尾から、彼氏や旦那の名前を聞き取るだろう。次の瞬間彼女はヒステリックに喚き出し、リネン君は自室を追い出されるはめになるわけだ。
 リネン君はあくびをしいしい喫茶店に入り、仕事までの時間を潰す。休日であれば友人なのか知り合いなのか曖昧な人間と遊ぶ。暇な輩がつかまらなければ、その辺をうろつく汚い野良猫とたわむれる。リネン君は大抵の人には煙たがられるが、動物には好かれるのである。
 リネン君は出会う人々とろくでもない話をする。誰かを笑わせない日はないし、誰かを傷つけない日もない。彼は湧き上がった感情を、健全であれ不健全であれ、その場で解消するだけなのだ。
 僕等は同じアパートに住んでいる。リネン君の部屋は一階の一番端っこ、僕の部屋は二階の階段のすぐ隣だ。親しくなる前から彼の顔は知っていた。朝、父さんに言われて新聞を取りに行くと、みちみちにチラシの詰まった郵便受けの前で悪態を付いている彼を時々見かけた。母さんから、
「あんな人と付き合っちゃダメよ」
とお叱りを受けたこともある。その理由を聞くと、
「しょっちゅう女の人を連れ込んでいるみたいだし、毎晩のように酔っ払って何かを叫びながら帰ってくるし、たまに非常階段で寝てるし、ゴミは分別しないで出すし、昼間もふらふらして何をしているか分からない���、無精髭を剃りもしないしこの間だって⋯⋯」
と、このように、大人達のリネン君の評判はよろしくなかった。
 僕等はアパートの庭に設置されている自販機の前で出会った。リネン君の第一声は、
「おい。五十円持ってないか」
だった。小遣いでジュースを買いにきた小学生にかける言葉ではないと思うが、いかにも彼らしい。リネン君はたかった金で手に入れたエナジードリンクを一気に飲み干した。それから隣でグレープジュースをちびちび啜っている僕を、
「ガキ。礼に煎餅やるから来い」
「え? でも知らない人の家に行くなって母さんから言われてるし」
「親離れは早いにこしたことない。いいから来い」
「え、あ、あの、ちょっと」
誘拐まがいに部屋に招いたのだった。
 そうして僕は彼と親しくなった。もちろん母さんには内緒で。
 彼の部屋は余計なものでいっぱいだ。年期の入った黒電話、聞きもしないレコード、放浪先で見つけてきた不気味な雑貨、または女性。つまり彼の部屋は子どもの暇つぶしにもってこいの場所なのだ。
「リネン君はどこから来たの?」
 僕が尋ねても、彼はにんまり笑って答えない。
「俺がどこからやってきたかなんて、お前には関係ないことだろ?」
「じゃあこれからどこへ行くの?」
「嫌なことを聞くやつだな、お前は」
 リネン君は心底うんざりした顔で僕を睨みつけた。けれど僕は睨まれても平気だ。大人は彼を怖がるけれど、僕はそうではない。彼は子どもと同じだ。好きなことはやる。嫌いなことはやらない。それだけ。それは子どもの僕にとって、非常に理にかなったやり方に思える。
 大人は彼をこう呼ぶ。「根性なし」「我がまま」「女たらし」「クズ」⋯⋯。
 リネン君は煙草をくゆらせる。
「近所のババア共ときたら、俺の姿が見えなくなった途端に悪口おっ始めやがる。常識人になり損なっただけなのにこの言い草だ。奴らに面と向かって啖呵切る俺の方がよっぽど潔いぜ。違うか?」
 本人はそう言っているが、リネン君は陰険だ。この間なんて仕事で成功した友人の彼女と寝て、絶交を言い渡されてされていた。僕には確信犯としか思えない。
「バカ言え。どうしてそんな面働なことをやらなくちゃならない? 俺はな、他の奴らの目なんてどうでもいい。自分の好きなことに忠実でありたいだけだ」
 リネン君は良くも悪くも自分の尻拭いができない。つまりクズっていうのは、そういうことだと思う。
 とはいえ彼は僕に良くしてくれる。
「林檎食うか?」
 彼は台所から青い林檎を放ってくれた。
「ありがと」
 僕は表皮を上着の袖で拭き、がじっと齧る。酸っぱくて唾液がにじむ。リネン君は口いっぱいに食べカスを詰め込みながら、もがもがと言った。
「そういや隣の兄ちゃん、引っ越したからな」
 なぜとは聞かなかった。リネン君が原因だと察しがついたからだ。
「どうせ彼女を奪ったんでしょ」
「『彼女を奪う』か。『花を摘む』と同じくらいロマンチックな言葉だな。お前、いい男になるよ」
「適当なこと言って」
「悪いな、またお前の植木鉢から花を摘んじまったよ」
「本当に悪いと思うなら、もうこんなことやめてよね」
「駄目だ。夜になると女が欲しくなる。こう見えても俺は寂しがり屋だからな」
「うえー、気色悪っ。⋯⋯それでお兄さんはどこに?」
「浜辺の廃屋に越したって。遊びに行こうったって無駄だぜ。あいつ、彼女にふられたショックで頭がおかしくなっちまって、四六時中インクの切れたタイプライターを叩いてるんだそうだ」
 彼女にふられたショック? それだけではないだろう。リネン君の残酷な言葉に弱点を突かれたのだ。
 人間は隠そうとしていた記憶、もしくはコンプレックスを指摘されると、呆れるほど頼りなくなるものだ。ある人は気分が沈みがちになり、ある人は仕事に行けなくなる。リネン君は、大人になるということは秘密を隠し持つようになることだ、と言う。
 つまり、と僕は子どもなりに解釈する。大人達は誰もが胸に、洞窟を一つ隠し持っているのだ。穴の奥には宝箱があって、そこには美しい宝石が眠っている。宝石は脆く、強く触れば簡単に壊れてしまう。彼らは心を許せる仲間にだけその石を見せる⋯⋯と、こんな具合だろうか。
 リネン君は槍をかついでそこに押し入り、宝石を砕いてしまうのだろう。ばらばらに砕けた宝物。リネン君は散らばる破片を冷徹に見下ろす。物語の悪役のように⋯⋯。
 ではリネン君の洞窟は? 彼の胸板に視線を走らせる。何も見えない。堅く堅く閉ざされている。僕は酸っぱい林檎をもう一口齧る。
 午後の光が差す道を、僕等は歩いた。今日の暇つぶし相手は僕というわけだ。
「リネン君」
「何だ」
「僕、これ以上先へは行けないよ。学区外だもの」
「そんなの気にするな。保護者がついてるじゃないか」
 リネン君は自分を指差した。頼りになりそうもない。
「学校はどうだ」
「楽しいよ」
「嘘つくんじゃない」
「嘘じゃないよ。リネン君は楽しくなかったの?」
「楽しくなかったね。誰がクラスメイトだったかすら覚えていない。あー、思い出したくもない」
 路地裏は埃っぽく閑散としていた。あちこちに土煙で茶色くなったガラクタが転がり、腐り始める時を待っている。プロペラの欠けた扇風機、何も植えられることのなかった鉢、泥棒に乗り捨てられた自転車⋯⋯。隙間からたんぽぽが図太く茎を伸ばしている。僕達はそれらを踏み越える。
「友達とは上手くやれているか」
「大人みたいなことを聞くんだね」
「俺だって時々大人になるさ」
「都合の悪い時は子どもになるくせに?」
「黙ってろ。小遣いやらないぞ」
「ごめんごめん。友達とはまあまあだよ」
「どんな奴だ」
「うーん」
 僕はそれなりに仲のいい面子を思い浮かべる。けれど結局、分からない、とだけ言った。なぜなら誰であっても、リネン君の擦り切れた個性には敵わないように思えたからだ。僕の脳内で神に扮したリネン君が、同級生の頭上に腕組みをしてふんぞり返った。
「どいつもこいつもじゃがいもみたいな顔してやがる。区別がつかねえのも当然だ」
 リネン君はまさに愚民を見下ろす神の如くぼやく。だが僕は彼を尊敬しているわけではない。むしろ彼のようになるくらいなら、じゃがいもでいる方がましだと思う。
「ところでリネン君、僕等は一体どこに向かっているの?」
 彼の三角の鼻の穴が答えた。
「廃墟だよ。夢のタイピストに会いに行く」
 潮の匂いに誘われ松林を抜けると、そこは海だ。透き通った水色の波が穏やかに打ち寄せる。春の太陽が砂を温め、足の裏がほかほかと気持ちいい。リネン君の頭にカモメが糞を落とす。鳥に拳を振り上げ本気で怒り狂う彼を見て、僕は大笑いする。
 その建物は浜辺にぽつりと佇んでいた。四角い外観に白い壁、すっきりとした窓。今は壊れかけて見る影もないが、かつては垢抜けた家だったのだろう。
ペンキが剥げたドアを開ける。錆びた蝶番がひどい音を立てる。中はがらんとしていた。一室が広いので、間取りを把握するのに手間取る。主人を失った椅子が一脚悲しげに倒れている。家具といったらそれきりだ。天井も��もところどころ抜けている。まだらに光が降り注ぎ、さながら海の中のようだ。
 空っぽの缶詰を背負ったヤドカリが歩いている。リネン君がそれをつまみ、ふざけて僕の鼻先に押しつける。僕の悲鳴が反響し消えてゆく。本当にここにお兄さんが住んでいるのだろうか。
「どこにいるってんだ。これだけ広いと探すのも手間だぜ」
リネンくんは穴の空いた壁を撫で、目を細める。
「僕は何だかわくわくするな。秘密基地みたいで」
「だからお前はガキだってんだ」
「うるさいな⋯⋯あ」
「あ」
 僕等はようやく彼を見つけた。
 お兄さんは奥の小さな部屋にいた。バネの飛び出た肘掛け椅子に座り、一心不乱にタイプライターを叩いている。紙に見えない文字が次々と刻まれてゆく。テーブルには白紙の「原稿」が山積みになっていた。僕等は息を呑み、その光景に見入る。
僕は目の前の人物がお兄さんだと信じることができなかった。きらきらしていた瞳は濁っていた。締まった頬はこけていた。真っ直ぐだった背骨はたわんでいた。若さでぴんと張ったお兄さんは、くしゃくしゃになっていた。
「ご熱心なことで」
 リネン君はテーブルに寄りかかり、これみよがしに足を組む。
「おい、元気か」
 お兄さんは僕等に目もくれない。リネン君は溜息を吐く。
「聞こえてるのか」
 先程よりも大きな声だった。沈黙が訪れると、キーを叩く音だけがカチャカチャと鳴った。呼吸のように規則正しく。カチャカチャカチャ、チーン。カチャカチャカチャカチャ、カチャ。
 リネン君は懲りずに話しかける。
「何を書いてるんだ。小説か。いいご身分だな。ちゃんと物食ってるか。誰が運んでくれてる。あの女か?答えろよ。答えろっつうんだ。おい!」
 かつてお兄さんは僕とよく遊んでくれた。爽やかに笑う人だった。時折食事に誘ってくれた。決まって薄味の感じのいい料理だった。彼女が顔を出す日もあった。彼に似て優しい女性だった。リネン君が彼女を知るまでは。
「お前、俺が彼女と寝てからおかしくなったんだってな」
 リネン君はねちっこい口調で囁く。
「脆いもんだ、人間なんて。そうだろ? 好青年だったお前がこんなに縮んじまった。どうしたんだ? 筋トレは。スポーツは。やめちまったのかよ。友達は会いにこないのか? そうだよな。病人と面会なんて辛気臭いだけだ。
 お前は何もかも失ったんだ。大事なものから見放されたんだ。良かったなあ、重かっただろ。俺はお前の重荷を下ろしてやったんだよ。大事なものを背負えば背負うほど、人生ってのは面倒になるからな。
 にしても、たかが女一人逃げたくらいで自分を破滅させるなんて馬鹿なやつだな。お前は本当に馬鹿なやつだよ」
 お兄さんは依然として幻の文字を凝視している。それにもかかわらず毒を吐き続けるリネン君がやにわに恐ろしくなる。一度宝石を砕かれた人は、何もかもどうでもよくなるのかもしれない。何も感じることができない空っぽの生き物。それは果たして人間なのだろうか。もしかしてリネン君の石は、もう壊されてしまった後なのかもしれない。
 チーン。
 お兄さんが初めて身動きをした。原稿が一ページできあがったらしい。彼は機械から完成品を抜き取ると、ロボットのように新たな用紙をセットした。後は同じことの繰り返しだった。決まったリズムでタイプを続けるだけ。カチャカチャカチャカチャ。
 リネン君は舌打ちをした。
 僕等は廃屋を後にした。夕日が雲を茜色に染め上げる。水平線が光を受けて星のように瞬いていた。海猫がミャアミャア鳴きながら海を越えてゆく。遠い国へ行くのだろうか。
「壊れた人間と話しても張り合いがねぇな。ったく時間の無駄だった。まともな部分が残ってたら、もう少し楽しめたんだがな」
 リネン君はクックック、と下劣な笑いをもらす。仄暗い部屋で背中を丸めていたお兄さんの横顔が頭をよぎる。
「リネン君、どうしてお兄さんだったの?」
 僕はリネン君に問いかける。糾弾ではなく、純粋な質問だ。リネン君は億劫そうに髭剃り跡を掻きむしった。
「お前には関係のないことだろ」
「お兄さんに何かされたの? お金がほしかったの? それとも彼女さんが好きで妬ましかったの?」
「どれもガキが考えそうなことだな」
「ねえ、何で? 教えてよ」
 彼は僕の肩をぽんと叩いた。それで分かった。彼は僕の問いに答えてはくれないだろう。明日も、明後日も、その先も。ひょっとするとリネン君も、自分がどうしてそうしてしまうのか分からないのかもしれない。だから洞窟荒らしを繰り返してしまうのかもしれない。それは彼の壊れた宝石がさせることなのかもしれない。ずっと、ずっと前に壊れてしまった宝石が。
 僕は彼の手を握る。
「僕には何でも話してよ。僕、子どもだし。大人の理屈なんて分からないし。リネン君が話したことは誰にも言わないよ。友達にも絶対。だからさ⋯⋯」
 リネン君は鼻をスンと鳴らした。何も言わなかったけれど、僕の手を払いのけることもしなかった。
 僕等はとぼとぼと暮れなずむ街道を歩いた。夜が深まるにつれ、繁華街のネオンがやかましくなる。リネン君は殊更騒がしい店の前で立ち止まると、
「これで何か食え」
僕に小銭を握らせドアの向こうに消えた。
 近くの自販機でコーラを買う。プルタブを開けると甘い香りが漂う。僕はリネン君の部屋に放置されていたビール缶の臭いを思い出す。どうして黄金色の飲み物からあんな臭いがするのだろう。コーラのように甘やかな匂いだったらいいのに。そう思うのは、僕が子どもだからなのだろうか。
 僕は全速力で走る。野良犬にちょっかいをかけていたら、すっかり遅くなってしまった。早く帰らないと母さんに怒られるかもしれない。これまでの時間誰と何をしていたのか問い詰められたら、リネン君のことを白状しなければならなくなる。自白したが最後「あんな人と付き合うのはやめなさい」理論で、監視の目が厳しくなるかもしれないのだ。
 慌ててアパートの敷地に駆け込んだ時、リネン君の部屋の前に女の人が座り込んでいるのが見えた。臍が出るほど短いTシャツ、玉虫色のジャケット、ボロボロのジーンズ。明るい髪色と首のチョーカーが奇抜な印象だ。切れかけた電球に照らされた物憂げな顔が気にかかり、つい声をかけてしまう。
「あの。リネン君、しばらく帰らないと思いますよ。居酒屋に入ってったから」
 女の人は僕を見た。赤い口紅がひかめく。瞬きをする度、つけ睫毛からバサバサと音がしそうだ。彼女はかすれた声で返事をした。
「そう。だろうと思った」
 彼女はラインストーンで飾られたバックから煙草を取り出し、火をつける。煙からほのかにバニラの香りがした。
「君は彼の弟?」
 僕はぶんぶんと首を横に振る。これだけは何が何でも否定しなければならない。
「ふーん。じゃ、友達?」
「そんなところです。僕が面倒を見てあげています」
「あいつ、いい歳なのに子どもに面倒見られてるんだ。おかしいの」
 女の人はチェシャ猫のようににやりと笑った。彼女は派手な上着のポケットをまさぐる。
「ほら、食べな」
 差し出された手にはミルク飴が一つ乗っていた。
「あ。有難うございます」
「あたしミクっていうの。よろしくね」
「よろしくお願いします」
 僕は彼女の横に腰かけ、飴玉を頬張った。懐かしい味が口内に広がる。ミクさんは足を地べたに投げ出し、ゆらゆらと揺らす。僕も真似をした。
「ミクさんはリネン君の彼女なんですか」
「はあ? 違うって。昨日あいつと飲んでたら突然ここに連れ込まれちゃって、明日も来いなんて言われてさ。暇だから何となく寄っただけ。彼氏は他にいる」
 恋人がいるのに名も知らぬ男の家に二晩続けて泊まりにくるなんて、やはり大人の考えることはよく分からない。
「それにあいつ、彼女いるんじゃないの?」
「えっ。いないですよ」
 正しくは「ちゃんとした彼女はいない」だ。
「そうなの? 昨日彼女の話で盛り上がったのになあ。じゃあ思い出話だったんだ、あれ」
 好奇心が頭をもたげる。僕はわくわくと聞き返した。
「リネン君が言う彼女って、どんな人だったんですか?」
「えーとね。確か大学で知り合って」
 リネン君、大学なんて行ってたんだ。
「サークルの後輩で」
 サークル入ってたんだ。
「大人しくて可愛くて料理が上手くて守ってあげたくなる感じで」
 そんな人がリネン君と付き合うだろうか。
「結婚しようと思ってたんだって」
「まさか!」
「うわ、びっくりした。突然叫ばないでよね」
「すみません。今のリネン君からは全く想像できない話だったもので」
「そんなに?」
 やっぱ君っておかしいの、とミクさんは微笑む。
「どんな人にも、こっそり取っておきたい思い出って、あるからね」
 僕はひょっとして〝彼女〟がリネン君の宝石だったのではないかと推測し、やめた。いくら何でも陳腐だし、ありきたりな筋書きだ。恐らく宝石はもっと複雑で、多彩な色をしているはずだから。
ミクさんはあっけらかんと言う。
「ま、君の反応を見る限り、彼女の存在もあいつのでっちあげだった可能性が高いけど」
大いに有り得る。彼女は腰を上げスカートの砂を払った。
「行くんですか?」
「うん。君もそろそろ帰る時間でしょ?」
「リネン君にミクさんが来たこと、伝えときましょうか?」
「いいよ。この分じゃ、約束したことすら覚えてないと思うから」
ミクさんは僕に溢れんばかりにミルク飴を握らせると、
「またどこかでね」
カツカツとヒールを鳴らして立ち去った。
 ドアを開けた瞬間母さんがすっ飛んできて「心配したのよ!」と怒鳴った。
「まあ許してやれよ、男の子なんだから。なあ?」
「お父さんは黙ってて!」
「はい」
どうして僕の周りの男どもはこうも頼りないのか。
母さんにこってりしぼられながら、僕はかつてのリネン君の恋人を思い浮かべる。まなじりは涼しく吊り上がり、心なしか猫に似ている。けれどリネン君がどんな顔をして彼女に接していたのかという点においては、全く想像がつかない。
女性を抱いては捨てるリネン君。皮肉を言ってばかりのリネン君。人を廃人にするリネン君。リネン君にとって今の生活は、余生でしかないのだろうか。
洞窟は宝石の輝きを失ったら、どうなるのだろう。僕等は心が壊れて���死なないけれど、それは果たして幸福なことなのだろうか。人は肉体が朽ちるまでは何があっても生きる運命だ。この体は意外と頑丈だから。
「聞いてるの?!あんたって子は本当に⋯⋯ちょっと、誰からこんなにミルク飴貰ったの!叱られながら舐めないの!」
「痛っ!」
頭をはたかれた衝撃で、口の中の飴がガチンと割れる。
僕の宝石は誰にも見つからないように、奥深くに隠しておこう。誰かが洞窟に侵入した場合に備え、武器を用意しておこう。相手を傷つけることのない柔らかな武器を。もしかしたらその敵は、リネン君かもしれないから。
僕がお説教されている頃、孤独なタイピストの家に誰かが食事を運んでいた。カーテンの向こう側に蝋燭の火が灯され、二人の影が浮かび上がる。
古びた机に湯気の立つ皿が置かれると、お兄さんはぴたりと手を止める。彼は凝り固まった体をやっとのことで動かし、痩せ細った手でスプーンを掴む。
その人は彼が料理を口に運ぶのを、伏し目がちに、いつまでも見守っていた。
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pirai159 · 4 years
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お盆休み最終日。 屋根塗りだいぶ進みました。屋根塗りを依頼しようとして思いながら叶わなかったらキダリストの彼を思いながら、屋根塗りしています。 午前中は暑すぎて、ペンキが塗ったそばから沸いてしまうので、日陰だけ塗って中断。 お昼に無性にハンバーグ食べたくなって、本当に久しぶりに「#びっくりドンキー 」へ行っていました。美味しかった。ソフトクリーム(^ ^) そして、夕方作業再開。下塗りは普通の小さめの刷毛でトタンの重ね目や錆、隙間、フチなどをしゃがんでチマチマ塗ってましたが、今日はローラー刷毛で中塗り、広い面をすらすら塗れて気持ち良くて楽しかったです。 7月頭から始めた作業ですが、長梅雨のせいもあってなかなか進まない。雨樋の補修&塗装もあるし、いつ終わるやら、、、、とりあえず、一階北側の屋根がほぼ終わりました。 のんびり、安全第一でやっていこう。作業には慣れてきました。なので、気を引き締めます。 #diyおじさん #屋根塗り #屋根塗り替え #diy #自宅メンテ #自宅メンテナンス #ペンキ塗り #日々の記録 #ハンバーグ #本職の人尊敬 (Morioka, Iwate) https://www.instagram.com/p/CD9DPzUhUnU/?igshid=10p5998fnn3la
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mayuyuwatanabe · 7 years
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渡辺麻友卒業ソング サヨナラで終わるわけじゃない Sayonara de owaru wake jyanai アートワークはいずれも、表題曲のMV監督を務めた平野文子氏が手がけたもの。初回限定盤のジャケット写真は、黒一色の衣装に一人ひとり色の異なるカラータイツとヒールを着用。通常盤はメンバーの顔をクローズアップし、それぞれの瞳に虹がかかる。
 アーティスト写真は、選抜メンバー28人が横になりながら伸ばした左脚と曲げた右脚で円を作り、カラフルな虹のグラデーションを完成させた。平野監督はMVにも登場する虹の表現について「この先の人生に虹色のすばらしいことが待っているように」との願いを込めたことを明かしている。
 本作は初回限定盤Type-A~E、通常盤Type-A~Eの計10形態(いずれもCD+DVD)。それぞれ表題曲および渡辺の卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」を収録する。3曲目は各形態で異なり、Type-AはSTU48の「思い出せてよかった」、Type-Bはチーム8「生きることに熱狂を!」、Type-Cは新ユニットのタイトル未定曲、Type-Dはダンス選抜「野蛮な求愛」、Type-EはU-17選抜「法定速度と優越感」が収録され、DVDにはそれぞれ1~3曲目のMVが収められる。
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渡辺麻友 akb48 50th single 11月のアンクレット cover typeA
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渡辺麻友 akb48 50th single 11月のアンクレット cover typeA
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渡辺麻友 akb48 50th single 11月のアンクレット cover typeA
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渡辺麻友 11月のアンクレット MV
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渡辺麻友卒業ソング サヨナラで終わるわけじゃない Sayonara de owaru wake jyanai
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由緒正しき洋館にて撮影された、渡辺卒業ソング『サヨナラで終わるわけじゃない』MV。箱庭的な世界観のなかで生きてきた少女は、大人へと成長した。過去の自分を捨て、外の世界に旅立つという、まさに渡辺の成長記録を表現したMV。顔つき、仕草など、凛とした渡辺のもつ素晴らしい才能を十二分に引き出し、調度品や小道具などもアンティークにこだわるという、これまで幾多のAKB48のMVを撮影してきた高橋栄樹監督による渡辺への愛情がうかがえる。 高橋監督は「彼女の持つ由緒正しさを表現するために、MVの撮影場所や小道具など全てを歴史ある本物で揃えました。テーマは『ゴシックホラー』です。古城や屋敷に潜む亡霊やドラキュラなどの物語を多く描いた、60年代のイタリアやイギリスの怪奇映画を参考にしました」と説明し、「後半に驚きの展開があるので、ぜひ最後までご覧ください」とアピール。
高橋監督を指名したという渡辺は「AKB48としての私の最後のミュージック・ビデオ撮影となりました。まだ『最後』という実感が無く、不思議な気持ちです。リリースの度にMV撮影に参加してきましたが、それが無くなって、ふと気づくときに『あーもうAKBじゃなくなったんだなぁ』と実感するのだろうと思います、寂しいです」と語っている。 渡辺は28日に名古屋・ナゴヤドームにて最後の全国握手会に参加。31日にさいたまスーパーアリーナにて「渡辺麻友 卒業コンサート ~みんなの夢が叶いますように~」が開催される。
人気アイドルグループ・AKB48の通算50枚目のシングルで、年内をもって卒業する渡辺麻友が最後のセンターを務める「11月のアンクレット」(11月22日発売)のミュージックビデオ(MV)が30日、YouTubeで公開された。
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 今作は、総合プロデューサーの秋元康氏が作詞、丸谷マナブ氏が作曲、APAZZI氏が編曲を担当。MVは9月中旬、台風が接近するなかで撮影された。グレーの雲が立ち込める不思議な世界観の中、だぼだぼの赤いパーカー、右足首に赤いアンクレットを付けたまゆゆが、解き放たれたように天真爛漫さ全開で笑い、走り、踊り、ペンキで鮮やかな虹を描く。
 同期の3期生・柏木由紀、総選挙で名勝負を繰り広げた指原莉乃らメンバーもアンクレットを付け、ダンス集団コンドルズが振付したダンス(MVのみ)を披露。ラストシーンは見送るメンバーの“涙雨”なのか、土砂降りの雨の中、選抜メンバー28人が全力疾走する。まゆゆはかつて、どれだけ激しく動いても乱れないように完璧にセットしていた前髪を振り乱しながら、トップランナーとしてグループの先頭を走る象徴的なシーンとなった。
 撮影・監督を務めたのは、YUKIのMVを多く手がけてきた平野文子氏。AKB48グループの作品には初めて携わった。渡辺は「実は、平野さんがこれまで手がけてこられた作品のどれもが大好きで、尊敬するアート・ディレクターさんでした。そんな平野さんにMVを撮っていただけることになり、卒業祝いをいただいたみたいでとてもうれしかったです」と大喜び。
 最後のシングルMV撮影を終え「この曲で私は卒業にはなりますが、しんみりというよりも意外に楽しく、雨すらも楽しんで撮影に臨めました。前作の『#好きなんだ』は王道アイドルミュージックビデオでしたが、今作は打って変わってアーティスティックな世界観に仕上がっています。メンバーもみな、透明感があり、すごくきれいで、はかなくて、とにかく全体的な世界観がすてきでとても気に入っています」とコメントした。
 なお、全形態共通のカップリング曲として収録される渡辺の卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」のMVも同時公開。こちらは渡辺たっての希望で、AKB48作品を数多く手がけてきた高橋栄樹監督が手がけた。あす31日には、渡辺の地元・埼玉のさいたまスーパーアリーナで『渡辺麻友 卒業コンサート ~みんなの夢が叶いますように~』が開催される。
▽平野文子監督コメント まゆゆの卒業曲になるので、まゆゆのもつ外側のかわいらしさはもちろん、内側が少しでも垣間見えるものにしようと思いました。会ってみて、本当にシャイな子だということがわかりました。アーティストってちょっとシャイな方がおもしろいと思っています。シャイだからしゃべりすぎる人もいれば、逆に静かに笑っているタイプもいる。まゆゆは後者ですね。
今回彼女を撮らせて頂いて思ったのは、アイドルを卒業して色んな殻を破って、これからどんどん本当の彼女が出てくるんだろうなということです。それがとても楽しみです。このMVで新しい表情の彼女がちょっとでもファンのみんなに届いていたら幸せです。
台風の最中、土砂降りの雨の中、笑いながら走ってくれた皆にこの先の人生に虹色の素晴らしいことが待ってるようにって願っています。 https://www.oricon.co.jp/news/2099783/full/
AKB48の50thシングル 11月のアンクレット (11月22日発売)に収録される渡辺麻友の卒業ソングのタイトルが「サヨナラで終わるわけじゃない」に決まり、表題曲のミュージックビデオ(MV)とともに2本同時公開された。
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 渡辺がソロで歌唱する卒業ソングは、総合プロデューサーの秋元康氏が作詞、岩崎哲也氏が作曲、Yasutaka.Ishio氏が編曲を担当。MVは由緒正しい洋館で撮影され、調度品や小道具なども上品なアンティークで統一。箱庭的な世界観のなかで生きてきた少女が、品格あふれる大人へと成長し、過去の自分に自ら終止符を打って外の世界へ旅立つという、まさに12歳から23歳までAKB48に在籍した“まゆゆ”を表現したMVとなっている。
 卒業ソングのMVの監督は、渡辺本人が「高橋栄樹さんにぜひ」と熱望。「多くのメンバーが卒業曲を高橋栄樹さんに撮っていただいていて、私自身も参加した作品の多くが高橋栄樹さんだったので、長年の信頼関係と言いますか、安心感がありました」と指名の理由を明かし、「とても良い作品になったと思います」と大満足した。
 今作がAKB48として最後のMV撮影となったが、「まだ“最後”という実感がなく、不思議な気持ちです。リリースのたびにMV撮影に参加してきましたが、それがなくなって、ふと『あーもうAKBじゃなくなったんだなぁ』と実感するのだろうと思います、寂しいです」と本音を漏らした。
 ラブコールを受けてメガホンを取った高橋監督は「渡辺麻友さんの卒業はAKB48からの卒業だけでなく、戦前から続く少女歌劇史の一つの大きな節目でもあると思っています。彼女の持つ由緒正しさを表現するために、MVの撮影場所や小道具など全てを歴史ある本物でそろえました」とこだわりを明かす。
 テーマは「ゴシックホラー」。古城や屋敷に潜む亡霊やドラキュラなどの物語を多く描いた、60年代のイタリアやイギリスの怪奇映画を参考にしたという。「卒業MVとしてはかなり大胆ですが、一つの終わりと再生を渡辺さんの品格とともに描く設定としては、これ以上のものはないと思っています。撮影は1カットずつゆっくりと丁寧に行われ、特にライティングはきめ細かいものとなっています。後半に驚きの展開があるので、ぜひ最後までご覧ください。怖くはないです(笑)」とアピールしている。
 あす31日には、地元・埼玉のさいたまスーパーアリーナで『渡辺麻友 卒業コンサート ~みんなの夢が叶いますように~』が開催される。
https://www.oricon.co.jp/news/2099784/full/
AKB48 50th single 11月のアンクレット 11-gatsu no anklet Cover – MV 11 月のアンクレット サヨナラで終わるわけじゃない was originally published on Watanabe Mayu
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将棋の師
菊池寛
〔底本〕 「菊池寛文學全集 第三巻」文藝春秋新杜 1960(昭和35)年05月20日発行
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