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#文学フリマ京都
tutai-k · 1 year
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カモを見たあとで鴨を食べ損ねた
文学フリマ京都7に参加してきた。 感染症が始まる直前、最後の文フリの参加が文学フリマ京都だった。あの頃はまだ感染症が流行して三年もイベントに参加できなくなるなんて思っていなかった。 仲のいい友達とアフターを楽しんで、また普通に会えると思って別れたから、そのとき、ドトールみたいなチェーン店でゲームの話をしたことを鮮明に思い出そうとしても思い出せない。 去年9月、文フリ大阪に久しぶりに参加しているから、これが「復帰1発目!」というイベントではないのだけれど、去年は始発で出かけて大阪城公園で鳥を撮りまくってからの参加だったから、眠くて眠くて仕方がなくてほとんどイベントの記憶がない。 だから、記憶があるイベントとしては1発目。
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ここでも書いたけど、前泊で参加した。 1日目は奈良・京都でずっとお話をしたいと思っていたひとたちに会った。一緒にイベント参加しようねって言いながら感染症でずっと無理だった人、感染症の蔓延しているさなか、出国まぎわに地元に来てくれて、鳥の写真を撮りながらおしゃべりしようと言いながら天気が悪すぎて、キャンプ場でスモアをつくったり、おしゃべりが楽しかった思い出をくれた人……。 「イベントに行けば会えた」人たちは、イベントに参加できなくなってしまうとなかなかあえなくなってしまって、地元の友達のようには気軽に「遊びに行けない」人なんだ、ということにびっくりした。 「誰かに会う」ということは、じつはとても困難だ。リモートで遠方のひととも気軽に会話できる、Twitterでは毎日のようにわちゃわちゃエアリプしている、でも「会う」というのは、いろんな要素と条件をクリアしていないとできないのだと言うことを、その要素と条件を簡略化してくれるのがイベントだったんだと思った。
文フリ当日の京都は曇りだった。 もう少し天気が回復すれば、オシドリで有名なところへ行こうと思っていたのだが、いつも使っているミラーレスではなく小さなコンデヂでは警戒心がつよく遠いところにいるオシドリは撮れない。 せっかく京都まで来たのに、とぶつぶついいながら、文フリ会場の近くを検索したら、平安神宮のお庭にカワセミが飛んでくるらしい。 カワセミとかべつにどこでも見られるのだが、せっかくカメラも持ってきたんだし、神宮のお庭という素敵な景観のカワセミとか撮れたらうれしいじゃないか!
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ホテルでごろごろしているのをやめて、大急ぎで平安神宮へ向かった。 お庭は600円で入れた。曇天で、しかも早朝、お庭はほとんど人がいなくて、カワセミもいなかった。 でも池がたくさんあって、カルガモがたくさんいた。ようすがちがうカルガモを発見する。カルガモとマガモの交雑種(ハイブリッド)。「マルガモ」という俗称があることをそのときはしらなかったので、「カルマガモ」と名付けた。ずっと観察していると、カルマガモは自分のことをカルガモに分類しているらしく、カルガモたちと行動を共にしている。マガモの群もあったのだが近寄ろうとはしていなかった。
庭を巡り終えたあと、文フリの会場のみやこめっせへ。
すごく久しぶりだったのに、体って普通に動くものなんだね。前日に会った人に「自転車の乗り方は体が覚えているというけれど、三年前の自分がイベントセットを用意してくれていたし、やらなければならないことのために体が動く」と言っていたが、本当にそう。
設営本能
としか言えないものがわたしを動かしていく。宅配搬入の段ボールをさっさと持ってきて、机から椅子を下ろし敷布を敷き、段々ボールを組み立て、本を並べていく……まるで前世の記憶! 私ってこんなにできる女だったのか?! まあ前々日の支度のときに「京都 野鳥」「京都 野鳥スポット」「鞍馬山 野鳥」とか調べまくっていてサークルチケットの存在を完全に忘れ去り、八束さんに「サークルチケット忘れてきたんですけど、持ってませんか」とDMをもらって(電車の中だった大和八木くらい)「サーーーーーーーークルチケット!!!!!」とその存在を思い出した。ちなみに八束さんはサークルチケットを忘れてきていなくて、ちゃんと持ってて、八束さんがサークルチケットをめぐんでくれた。だから前世からちょっと成仏しかけてたね……。
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見本誌も提出し終えて、まったりしていると隣接の鹿紙路さんがやってくる。鹿紙さんとは感染症が蔓延してからもじつはいろいろ旅などしているので結構会ってる。とはいえ久しぶりに会えるのでうれしい。 鹿紙さんは会場ぎりぎりにやってきたが、颯爽と組み立てていく。 みんな体が覚えているのだ設営を……。(鹿紙さんはイベント結構参加してるからね)
イベントがはじまると、びっくりするくらい人がたくさん入ってきた。文フリ大阪もたくさん人が来ていた様な気がするけど、なにぶん始発で鳥(以下略)だったため、記憶がない。
今回は新刊『山梔の處女たち』を持ちこんでいた。初めての百合スペースだし……めちゃくちゃ緊張していたが、鹿紙さんが隣にいるのでしゃべりつづけて心を保った。 とはいえ、わたしは文フリのスペース内ではあまり接客はしない人間で、愛想のないやつだなあとたぶん思われているだろうと思う。 服を買いに行ったとき、自分に似合うものなのか・着られるものなのか、値段は支払えるものなのか、それはいろんな要素がせめぎ合った「選択」だろうと思うけれど、本選びもそうだろうと思う。 「本当に読みたい本だろうか」「読める本だろうか」という吟味をするとき、なるべくいろんな声(特につくっている人間の心情や期待など)を浴びたくはないとわたしは思うので、吟味する時間と立ち去りやすさを考えてそうしている。 まあ、接客をしなくても、愛想がなくても、立ち寄ってくれるというのは「いいなあ」という。 普段はひとに愛想を振りまいて、なんとかご機嫌を取って暮らしている人間だから、こうやって無愛想に座っていても「いい」空間はありがたい。新刊は持ち込みの三分の二、他の本も半分くらいは縁があったみたい。 無愛想でも、 見本誌を見て、表紙がとても素敵だったから、タイトルがよかった、前に読んだ本が面白かったから、おすすめしてくれる人がいたから。 本をえらんでくれる「理由」を話してくれるひとがときどきいて、そうすると小説ってひとりで書いて、ひとりで本にして、ひとりで売ってるわけじゃないんだなと思う。
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イベントのあとは、鹿紙路さん、沙耶さん、らしさんと日本酒バーへ。 ほんとうはわたしも飲むつもりだったのだが、家のことが重なりすぎて後泊しないで帰ってきてほしいと言われて、酒は飲めなかった。 沙耶さんとウーロン茶を飲みながら、らしさんと鹿紙さんが日本酒を飲みまくっているのを眺め、鳥の話をたくさんした。 タメイーランドのこと、野鳥の会のこと、浜の鳥のこと、沙耶さんとゆっくり鳥の話をしたいと思っていたのでとてもいい時間を過ごせた。 近いうちに、一緒に鳥を撮りにいけたらいいなあと思っている。約束をした。 カモを見たあとで鴨を食べたいね~って話してたら鴨料理は売り切れていた。 カヤさんが教えてくれた「カモサブレ」を京都駅で買う。ますく堂さんがくれた「ハトサブレ」と見比べ・食べ比べをしようとおもう。
買い物も結構した。 買った本のリスト。 『LAZY MONDAY MORNING』あずみ(冬青) あずみさんの新作を読めるのがうれしい! 『イサド住み』オカワダアキナ(ザネリ) 「魔女の選択」を迷いながら書いていたとき、おかさんのこの本のあとがきにどれだけ救われたことか。本を読むのが楽しみで仕方ない。 『貝楼諸島へ』(犬と街灯) 柳川麻衣さん、紺堂カヤさん、オカワダアキナさん、佐々木海月さん、穂崎円さん、正井さんのお話が読みたくて買った。 『吸血鬼は青年を伴侶に選ぶ』きよにゃ(招福来猫) わたしのBLの教科書はきよにゃさんです!表紙がめちゃめちゃきれい~! 『百人のためのエンターテインメント~読書サロンにて『須永朝彦小説集』を読む~』ますく堂なまけもの叢書12(古書ますく堂) わたしがこの本を買うのに特別な理由を必要とするとお思い??購入は呼吸です。 『稲麻��葦 第6号 神々との治療』 スクナヒコナが推し神です!!!!
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本の他に、緑色のカモノハシのぬいぐるみを買った。 新しい仕事の机に飾ろうと思う。
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ebina-aya · 1 year
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文学フリマ京都7のこと
2023年1月15日(日)に開催された「文学フリマ京都7」へ出店した。2020年、コロナ禍の直前に参加して以来の文学フリマへの参加だった。そして、文学フリマで1人出店は初めて。今回、サークルメンバーの南森町さんは制作中のzineが佳境ということで出店者としては参加せず、お昼時の店番を代わってくれることになった。
もはやTwitterで何を呟いて告知宣伝したら良いのか、さっぱり。幸いイベント出店道具は、お釣り用の小銭も含めて大きなカバンにすっぽり入れたままにしてあった。だから、絶対に使わない裾上げテープの余り(机に敷く布を加工するのに使った)とか、本が少なかった時に使っていたブックスタンドとか、そういったもの以外を大きなリュックサックに詰め直せばよかった。
今回の目標は、 ●『きょりかん』完売 と決めて、無事達成した。売上金額は生々しいので伏せるけれども、このくらいあるといいと思っていた額の1.5倍だった。
開催前はTwitterでも『きょりかん』のことを中心に呟いていた。2017年に初版を、2018年に新装版を販売し始めた『きょりかん』は残り5部だった。とはいえ、すぐ売り切れることはないだろうと思っていたら、12時30分頃にはなくなってしまった。嬉しい驚き。ちょうど、南森町さんが店番を代わってくれるときだったので、スタッフさんに確認して見本誌コーナーから見本誌を回収した。それから、ブースの見本誌を値下げして売って大丈夫、と伝えて買い物とお昼ごはんに出た。帰ったら、見本も無くなっていた。初版と新装版合わせて200部ほどを販売したことになる。小さな本が大きな場所へわたしを連れて行ってくれたし、遠くまで旅立ってくれた。
他の詩集2冊もいい感じにお手に取っていただき、��人詩誌も忘れず持って行ってよかった。見覚えのある人、立ち読みして買ってくれる人、立ち読みなしで即決の人、以前他の詩集を買ったということで別の詩集を買ってくれた人、さまざまな人がいらっしゃって、こういう場所ならではの出会いがあった。詩が好きな人が可視化されたというか、長話はできないにしても詩にまつわる会話ができたのも嬉しかった。久々の文学フリマで人混みに疲れたのか、頭痛がしたため15時20分頃には片付けを終えて帰ったけれども、出店してよかったと思う。
文学フリマに出て、こうして詩集や詩誌を買っていただいたことで、自分の詩を好きだと思ってくださる方がいると久々に実感した。その中には、きっと好きな詩人に海老名絢を挙げてくださる方もいることだろう。やはり、新しい詩集を作って届けよう、その気持ちが強くなったことがよかった。
次は、9月の文学フリマ大阪で、新詩集を販売できたら嬉しいと思っている。ひとまず、そのための初めの一歩をしたところ。
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b602 · 1 year
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我一直认为,每个人的一生,都是站在生命长河的此岸凝视彼岸。但河流,怎么会有第三条岸呢
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takapii-blog · 1 year
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今日の文フリ京都の戦利品。 頼まれてたものを買ったり、木爾チレンさんにサインをいただいたりと満喫できました #文学フリマで買った本 #文学フリマ京都 #文フリ京都 (京都市勧業館 みやこめっせ) https://www.instagram.com/p/CnbxeHbPK8L/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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fujimoto-h · 1 year
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『白鴉』ブース「え-42」よろしくお願いします。私の確実な店番時間は13:30〜15:00です。 #文学フリマ京都 (京都市勧業館 みやこめっせ) https://www.instagram.com/p/CnazdRcSKuE/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ak0gare · 8 days
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0428 大窪さんと東山へ行く。フリマを適当にひやかして、午後は坂本龍一のインスターレーション?のチケットを買ってもらった。流石、満員御礼だったがお昼をいっぱい食べたので眠かった!なんとか目を開き続けたけど彼は寝ていたらしい。わたしも睡魔に応じて寝てれば良かった。 学生もしくはニートとばかり遊んでいるので、ひさしぶりに、一切財布出さないデートして、そういえば本来のわたしってこっちだったな、と思う。 祇園で夕方から軽く食べた。そのあとゆいと落ち合って、今度はルインズで飲む。まぶたに金を載せて、ゴールドベージュのセットアップで最高可愛い、と思っていたらその格好が原因でパートナーと喧嘩したそうだ。早く離婚しな〜! ガボールでお茶して、一旦出町柳に帰宅したのち大窪さんに電話して「今から友人と家に行っていいか」と打診した。勿論承諾されたので買い出しして訪問、結構しっかり飲む。離婚した時の話を聞いた。帰り際ゆいに「大丈夫彼とは寝ないよ」と言われたんだけど、本当にそう済んだらいいのだが。 あの家住みたいなぁマジで。滞在費用減るし。 大窪さん曰く「ちゃんとした友達がいると知って安心しました」とのこと。そう見せたいだけであってさして尖った人間ではないしゆいはゆいで結構偏屈な変わり者なんだけどわたしといるとどうしても、社会とわたしをつなぐ架け橋役をやらせてしまうことが往々にしてある。
0429-0501 彼氏来訪、ずっと雨。去年も彼が来た時は雨だったな。可哀想ではあるのだけれど人と予定立ててる時に雨被ってくれた方が若干助かる。じゃないと家出ないことになりかねない。 バスを乗り継いで京都中のありとあらゆる建築物を見る。 ・福山美術館(嵐山) ・丹(東山) ・ロクジアンギャラリー(同上) ・源光庵(北大路) が良かった。 つまるところこの人はわたしに興味ないんじゃないかなと思った。でもそれはわたしが彼に興味ないことを示すことでもあるから、本人にはぶつけられなくて、京都駅で別れたあと、ちょっぴりほっとして、バスに乗って帰った。遠距離恋愛がしっくりくるような相手は、もう、その人じゃないってことなんじゃないのか。逆にこの人なのか?よくわからない。
0502-0503 富田さんとレンタカーで間人へ行く。のつもりだったが結局1日目は「出町からでも近いじゃん」とのことで滋賀に行った。2日目は天橋立・伊根・間人へ。大阪→京都→滋賀→福井→京都→兵庫→大阪と大移動した。 連休らしからぬ、寒いくらい涼しい日で、本当なら野宿の予定だったが断念して車中泊した。寝れないんじゃないかなぁと思っていたら気がついたら燦々と陽が差していて、普通に爆睡していた。まぁ、悪かないけど何回もするもんではないな。と思う。 告白に対する返答をしていなかったので詰められるのではないかと思っていたが全く詰められなかったので拍子抜けした。急いで画集の頁をめくっているみたいに、立て続けにいくつもいくつも綺麗な景色を見て、そのたびに車から降りてしばらく茫然とするのを繰り返した。 舟町では、澄んだ海底にウニがたくさんいて、ほしいなーと言ったら「貝盗むのって結構な犯罪だよ」と諭されてしまった。この町の人は、この欲求とどう折り合いをつけているんだろう。 車を返す時間に余裕がなかったので出町に寄らないで一緒に石橋まで帰宅した。銭湯に行ったあと、新聞配達までの時間までさまざまなことを話した。かっとなって、かなりきつい言い差しをなんどか差し込んだ。あなたは、神様を挿げ替えたくてわたしを選んだんだけでしょうと思ったけれど取り返しがつかないのがわかっていたから言わなかった。 傷ついたわけでもないのに涙がだらだら流れた。新聞配達のために彼が1時半に出勤して、1時間くらい、部屋の明かりをつけたままぼんやりしていた。 3日一緒にいて、ずっと楽だった。
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0504 7時になって富田さんが帰宅した。手紙をもらって、その場で読もうとしたら止められたので鞄にしまった。 いくつもラブレターを書いてきた人生だったが、男の子から恋文をもらったのは初めてかもしれない。とても綺麗な字だった。2日ぶっ通しで運転した挙句徹夜でバイトに行ったので、ぱたむと気絶するみたいに寝入っていてしばらく眺めて家を出た。 また会うんだろうけれどもうこの駅には来ないなと思ったから商店街の角っこにある珈琲館かたすみに寄ってアイスティーとたまごサンドを頼む。もらった手紙を読んで、まただらだら泣いた。やってること昭和の歌謡曲みたいだなぁと思う。何がしたいのか自分でもよくわからない。ふかふかのたまごサンドをぱくぱく食べた。 京都に帰宅。しばらく仕事して、夜、祇園まで自転車を走らせたけれど人でごった返していて、出町柳に戻ってkatharsisに入った。バーテンの男の子が一人いるだけで、「やけ酒っぽいカクテル作ってほしい」と無茶を言った。普段、本当にお酒を飲まないので、カクテル��ラスをゆっくり傾けるだけで緊張した。だらだらと話して、0時半に帰った。3月に京都に来た時はこの街で泣く可能性のことなんて、ぜーんぜん考えてなかったなとふと思う。
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aramashi · 7 months
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【文学フリマ東京37 出店】 📍ブース:Q-22 🕙11/11(土) 12:00〜17:00 ✅入場無料 🏢東京流通センター 第一展示場・第二展示場 📕作品の詳細 https://c.bunfree.net/c/tokyo37/h1/Q/22
ご無沙汰しています。来週土曜の文学フリマに出店します。Tumblrやはてなブログに書いた、これまでの日記をまとめた本を持っていきます。新刊もあるので、ご都合あう方はぜひ遊びに来てください。
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1izx5a2j-blog · 4 months
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【出展】1/14(日)文学フリマ京都8(終了)
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【イベントは終了しました。お越しいただきました皆様、ありがとうございました!】
1月14日(日)に開催される「文学フリマ京都8」に、サークル「遥かの都 彼方の国」として出展いたします。
当サークルは【い-01】にて皆様をお待ちしております。
【開催情報】
イベント名:文学フリマ京都8 日時   :2024年1月14日(日) 11:00-16:00 場所   :京都市勧業館 みやこめっせ 1F第二展示場 入場料  :無料 内容   :文学作品展示即売会 主催   :文学フリマ事務局
会場へのアクセス、イベントの詳細は公式サイトにてご確認くださいませ。
【ブースのご案内】
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当サークルは【い-01】にて皆様をお待ちしております。
当サークルのWEBカタログ掲載ページはこちら https://c.bunfree.net/c/kyoto08/!/い/1
【頒布物のご案内】
◆ 刊行物 ◆
【初出】短篇集 挿文綴 散文拾
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「異界の民話」をテーマにした創作短編資料集。
『挿文綴』シリーズは長編連作『星めぐり常世草子』と世界観を同じくしていますが、独立した短編としてお楽しみいただけます。
通常は長編各巻の補助的位置付けで綴っておりますが、『散文拾』では本編の中で触れない範囲についての補足的なお話を集めております。
老天の縁起、ある舞姫の鬼、天から堕とされた魚、「みかへり」を求めた島の儀式。四篇の小さな絵と話を収録。
作品詳細はこちら https://hrk385knt92.tumblr.com/post/733319898484424704/
【新刊】星めぐり常世草子 巻の二 まよい星の巻
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仏教の外道の神「天部」を題材にした創作神話。当サークル刊行物の世界観の中心となる長編小説です。全四巻完結予定の連作、第二巻。
本年秋頃に続刊を刊行予定です。ぜひ今回のうちに先行巻をお楽しみください!
作品詳細はこちら https://hrk385knt92.tumblr.com/post/725047321413484544/
【新刊】短篇集 挿文綴 第二集
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「異界の民話」をテーマにした創作短編資料集。
『挿文綴』シリーズは長編連作『星めぐり常世草子』と世界観を同じくしていますが、独立した短編としてお楽しみいただけます。
長編連作「星めぐり常世草子」各巻の補助的役割を担うために編纂した「断片的資料集」。冥界のまじない人形、いつか海へと還るものの詩、名前を奪う鬼の由来、迷いびとを迎える家、四篇の小さな絵と話を収録。
作品詳細はこちら https://hrk385knt92.tumblr.com/post/725047335588167680/
星めぐり常世草子 巻の一 星降ろしの巻
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幻想草子「星めぐり常世草子」シリーズの第一作目。 きらびやかな天部たちが語り明かす異界譚、そのはじまりの話。
こちらの和綴じ製本版は在庫が残り少なくなっております。 次回発注分からは無線綴じ製本に変更となります。
作品詳細はこちら https://hrk385knt92.tumblr.com/post/718157386061348864/
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上記刊行物に関しては一部を除き試し読みをご用意しております。ぜひご覧ください。
◆ 楽曲 ◆
Concept Soundtrack Vol.1 “The Star Hunter”
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当サークルの創作小説「星めぐり常世草子」シリーズのうち、巻の一「星降ろしの巻」から着想して作曲した楽曲CD。
作品詳細はこちら https://hrk385knt92.tumblr.com/post/718205267226001408/
◆ 雑貨 ◆
【初出】組替紙仏 ステッカーセット
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貼ってはがして組み替えて、遊べる仏像モチーフのステッカーセットです。
詳細 https://hrk385knt92.tumblr.com/post/738995189204631552/
【在庫僅少】【THE HANDS】観音御手フレークシール
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観音四十二臂より選り抜いた六つの持物を描き起こし、ポップな色付けのデザインを制作しました。レトロマッチ箱のようなパッケージに収めたフレークシールです。
毎回当サークル一番人気のグッズなのですが、現在印刷所の関係で追加が作れない状況です。
在庫3つのみとなりますがお持ちします。
グッズ詳細 https://hrk385knt92.tumblr.com/post/718158670888845312/
【創作イベント限定頒布】[THE HANDS]観音御手ウッドチャーム(小文付き)
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雑貨系デザインシリーズ【THE HANDS】のウッドチャームに、各モチーフから着想した短文小説を同封。創作系イベント限定バージョンです。 全6種、ランダム封入(購入時指定はできません)。
今回は白の袋に封入して頒布いたします。中身は同じです。
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こちらも在庫少なくなってきております。気になる方はぜひお求めくださいませ!
詳細 https://hrk385knt92.tumblr.com/post/718160429227065344/
その他、仏教美術×和レトロをモチーフにした紙雑貨、袋物などいくつか厳選して持ち込みます。
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なお、荷物容量の都合により全ての雑貨は持ち込みません。悪しからずご了承ください。
当サークルの制作雑貨一覧はこちら https://hrk385knt92.tumblr.com/tagged/goods
【おすすめフローチャート】
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創作物に興味はあるけれど、どれに手をつければいいかわからない… そんなあなたに、当サークルのおすすめ本をご紹介する診断チャートを作りました!
こちらからぜひお試しくださいませ https://1izx5a2j-blog.tumblr.com/post/728249576571682816/
【お支払いについて】
当サークルは現金払いのみのお取り扱いです。釣銭は不足のないよう充分にご用意しておりますが、できる限り小銭での金額ピッタリ払いにご協力ください。
もちろん、お持ちでない場合や1000円を超える会計の場合はこの限りではありません。
なお、大変申し訳ありませんが5000円札、万札のご利用は釣銭のご用意がなくお断りする場合がございます。
【通販のご案内】
当サークルでは一部作品につきましてデータ販売を行なっております。
→ 遥かの都 彼方の国 電脳舗
電脳舗取り扱い以外の各作品に関しては通販・委託販売予定は現時点でございません。
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aya-ebina · 4 months
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2024年の予定と目標
今年も予定と目標を記します。毎回年越しの旅行では頭痛を起こしていたのですが、今回は頭痛と無縁に過ごせたので、よりよい1年になってほしいなあと思いながら帰ってきました。
★予定 ◎詩集『あかるい身体で』読書会 日時:2024年2月23日(金・祝)19:00〜 場所:機械書房(東京都文京区) 詳細は機械書房さんのnoteをご参照ください。わたしもいます。読書会というと身構えてしまうかもしれませんが、お気軽に感想をお話しに来てくださると嬉しいです。
他にもお知らせしたいことがあるのですが、公式な告知がされるのを待っています。 それから、まだ募集が始まっていませんが、9月の文学フリマ大阪12には出店するつもりです。新刊はエッセイ集の予定。 今年は定期的にお知らせできることがあるような活動をしていけたらよいなと思います。何から始めたらいいのかしら、と迷う日々です。
★目標 ◎詩集を広めるためにできることをやる  読書会を関西でやるとか、何かイベントをやりたいと思っています。詩集に絡めて本屋さんでフェアをやってみたい気持ちもあります。やりすぎて疲れない程度に、「海老名絢」を見つけてもらうためにも自分から動いていきたいです。
◎合評会を続ける  1年続いて意外と負荷は高くないので、春夏秋冬に1回ずつなら続けられそうです。
◎月1冊、文芸以外の本を読む  いつも自分は何も知らないと思っているので、趣味の読書とは別に、知識を得る読書もしていきたいです。世界情勢の解説だとか人文学・社会学・心理学あたりの新書をはじめ、専門家が一般読者に向けて書いた本を読もうと思っています。
◎2・3ヶ月に1回くらいの頻度で、美術館や博物館に行く。  中之島美術館の「テート美術館展 光」がよかったので、つい文芸に偏りがちなのですが、他の文化芸術にも積極的に触れていきたいと思います。
◎SNSを見る時間を減らす  SNSを漫然と眺めていたら、やりたいこともできなくなりがちなので、意識的に見る頻度を落とします。
★その他  今年のおみくじは吉で、「将来に不安、悩み多けれど、今はうまくいくとき」とあったので、年末に引いた「ヒーローを待つな、ヒーローになれ」も心に置きつつ、できることを一つひとつ重ねて、地道に頑張っていこうと思います。詩を書き始めて10年目になるので、他者の媒体で定期的に詩を発表できるようになりたいです。詩集を応募できる賞があれば、応募することも忘れずに。
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yachch · 1 year
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文学フリマ東京36
2023/5/21(日) 開催の文学フリマ東京36に参加します。 スペース番号は【J-13】。
webカタログはこちらからご覧いただけます。
お品書き。
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今回はcanvaのテンプレートを利用して作成しました。前回の文フリの時にお品書きのテンプレートはなかったので、文明は着実に進んでいる……。
以下、個人誌の紹介です。
【新刊】アフターヘブン
B6サイズ/134ページ/¥600
天国は、居心地が悪すぎる。
あらすじ: 15歳のアンナは、特別な少女たちが集められるシフェンタ女子学校に入学する。 変わり者のリリャ、頑固で勝ち気なヴィオラとともに学校生活を送りながら、アンナは一歩ずつ大人に近づいていく。 それは同時に、生まれ育った土地の歴史、自身の失われた過去と向き合うための道程でもあった。
試読:こちら
今回の新刊です。500円くらいでサクッと読める一冊を出したいと思い書き始めましたが、文字数あれよあれよという間に文字数が増え……。 詳しいことはこちらに書きましたので、よろしければご覧ください。
直接的な表現は一切ありませんが、南コーカサス地域の紛争を彷彿とさせる内容を取り扱っています。私は戦争に対して強く反対する立場であることをここに明記しておきます。
【準新刊】光や風にさえ
B6サイズ/256ページ/¥1000
社会から透明化された女性をめぐる「語り」の物語。
あらすじ: 未亡人として貧しい暮らしを送りながら、日系移民の社会に息苦しさを覚えるナオミ。   あるとき船着き場に現れた2世の少女に導かれ、より生きやすい場所、新天地を目指して開拓地からの逃亡を図る。   事故の後遺症により夫に捨てられた少女、幽閉される先住民の女性、水上で生活する娼婦……。 異国での旅を通じて、ナオミは自身が生まれ持った困難と向き合っていく。
試読:こちら 
前回の文学フリマ東京で発行した長編小説です。社会性に困難を抱えた女性の物語……とまとめてしまうと色んなものをとりこぼしてしまうかな。表現が難しいですが、生きづらさという事象に関して、社会にはびこるナラティブに対してひとつ異なる視点を置いておきたくて書いた話です。
そのほか、「不幸な少女アンソロジー シンデレラストーリーズ」も少部数持ち込む予定です。 通販もありますので、ご都合に合わせてご利用ください。
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tutai-k · 1 year
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過去が「いま」だったころ
来週は文フリ京都だ。 思ったよりもずっと早く新刊の本体が刷り上がってきた。 納期よりも早く本が刷り上がってくると、どこかに決定的な不備があって、刷り直す余裕を印刷所がくれたんじゃないかとか不安になる。 不安を先延ばししたい性分なので、今日、宅配を受け取りに行くまえにカワセミ池に寄った。 この池は、去年くらいまでは全然ひとがいなくて(きっとだれもカワセミが来ることを気にしていなかったんだろう)カワセミが人の気配に敏感で、車から降りて撮影なんてできなかったのに、今日は、車を降りても全然逃げず、なんなら間近の杭に止まったのでびっくりした。 さいきんいつ行っても、カワセミおじさんがいて、ブラインドを貼って張り付いていたりして池に近づけない日がおおいので、きっとカワセミが人間の気配になれてしまったんだろうと思う。 わたしはカワセミおじさんが苦手なので(カワセミを飛ばしたと怒られそうな気がするので)わたしが人の気配に敏感になって逃げている。 今日は天気が悪くてシャッタースピードが上げられないからか、カワセミおじさんはいなくて、カワセミがいたのでゆっくりカワセミの撮影ができた。 そうやって「もしかしたら新刊に決定的な不備があるのかもしれない」という不安を忘れていたけれど、新刊はカバーを巻く仕事があるので、いつまでもこうして現実逃避をしてはいられない。 荷物を受け取りに行って、……やっぱりこわくてすぐにはあけられなくて、もう一度カワセミ池へ。カワセミおじさんはいなくて、カワセミだけがまだいたので、また一時間ほどカワセミを撮影し、ようやく帰宅した。
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おそるおそる箱をあけた。 再版する既刊にも、はじめてインデザインでデータをつくった新刊にも、不備はないようだった(誤字脱字はあると思う!ごめんね!) 高校時代からの唯一の友人が提供してくれた写真を使ったカバーを巻いていく。裸本にカバーを巻くときほど、「本を作っている」「本ができあがった」と思う瞬間はない。 「本になったよ!」と友人に早速写真をラインで送る。
刷り上がった本の話をしていたけれど、話が転んで昔やっていたソシャゲの話になった。運営のキャラクタへの扱いや、その他少数の属性の人たちへの配慮のなさに疲れ果てて辞めてしまったゲームだけれど、友人と話をしていると、そのキャラクタや物語が「好き」だったころを思い出す。音楽のあるゲームなので、歌を聴きたいなあとも思った。
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あのゲームにはまっていたころは、行政のいわゆる官製ワーキングプアそのものの生活をしていて、(それで病気になってしまったのだが)その過酷な毎日を、ゲームが救ってくれていた。ゲームのイベントを必死に走ったり、現実の舞台を見に行くことを目標に生きたり、二次創作をして、なんとか自分を保たせていた。 ゲームの運営の方針やスタンスを許せなく思いながらも、あのとき救われていたのはうそじゃないというのを、思い出す。
そういえば、お正月明けから「カルバニア物語」(TONO)を読んでいる。フォロワーさんが読んでいて、面白そうだなと思ったのが読むきっかけ。久しぶりにKindleの読み放題の会員に入った。 エキューという男装の麗人(という表現もわたしは疑問に思いながら読んでいるのだけれど)がとても素敵なキャラクタで、画面に現れると彼女の姿ばかりを追っている。 「女が人生の選択をすること」「女がメンス(月経)について語らなければだれが語るのか」と高らかに宣言する彼女は、1998年に書かれた漫画といえど、2023年のいまでもとてもまぶしい。 それと同時に、彼女の扱いであるとか、同性愛への蔑視についてはやはり「それはおかしいだろ」という部分がいくつもいくつもある。そこを引っかかりはじめたら物語を読み進めていくことはとても難しい……と思ったのだけれど、「ああ懐かしいノリだなあ」と存外読み進められてしまった(1998年当時、わたしはちょうど少女期だった)。 その物語を、その空気のまま「楽しかった」自分を思い出していた。 「この感覚を多感な少女期に摂取した自分は、やっぱりこういう表現を、一歩立ち止まって批判できる感覚なんて持っていないのでは?」と不安になったけれど、ゆっくりと物語の世界に浸っているうちに、「あのときの開放感」っていうのは「自分の肉体は自分のものだと宣言する強さ(正当さ)」であり、「女性という肉体に生まれてきてしまったけれど、どんな自分だって「えらべる」という希望だったんじゃないか……と気づいた。 20年以上昔に書かれた漫画だ。いまの感覚ではもう、「古い」というか、「傷つけられている属性・特性のひと」が可視化され、その人たちが「やめろ」といえる世界線に(まだ十全にとはいえないが)到達しているから、問題点がちゃんと言語化されて指摘できるようになっているけれど、でも、この漫画が描かれたとき、「女性が女性の肉体の話をせねばだれがするのか」「女性に生まれたけれどどんな自分だって「えらべる」」というメッセージが、少女たちにむけて発信されていた時代だったのだ。 この物語が現役だったとき、それが、どれだけ私をはじめ、その「いま」を生きていたひとを救っただろうかと思った。 いま、2023年現在、自分がつくっている物語も、いつかは古びていくだろう。いまはまだ声を上げられずにいるひとびとから、問題点を指摘される日が来るだろう。だけど、「いま」これを語ることをするのは、やっと声をあげることができるような世界線にきたからだ。 この礎をつくってくれた多くの古い物語たちを、いとおしみながら、越えてゆく。
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ebina-aya · 1 year
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イベント参加予定🗓️
秋に文学フリマへ出店します。詳細は随時更新します。
⭐️販売・配布予定
◎新詩集『あかるい身体で』/1500円(本体価格)
◎既刊『声を差し出す』/900円
◎しおり(購入特典・1種類)
◎フリーペーパー「気まぐれ」2023年秋の号
⭐️文学フリマ東京37
日時:11月11日(土)12時から17時
場所:東京流通センター(東京モノレール:流通センター駅)
サークル名:パレオパラドキシア
カテゴリ:詩歌|現代詩・散文詩
ブース位置:第一展示場 A-61(入り口近くの壁際)
webカタログ:https://c.bunfree.net/c/tokyo37/h1/A/61
---↓終了しました---
⭐️文学フリマ大阪11
日時:9月10日(日)11時から17時
場所:OMMビル2階(地下鉄・京阪:天満橋駅直結)
サークル名:パレオパラドキシア
カテゴリ:詩歌|現代詩・散文詩
ブース位置:N-45
webカタログ:https://c.bunfree.net/c/osaka11/!/N/45 (販売予定の本の一覧)
⭐️おしゃべりと詩と何か(詩集刊行記念イベント)
日時:9月23日(土)11時から夕方頃まで
場所:長谷川書店水無瀬駅前店(阪急京都線・水無瀬駅改札前)
やること:おしゃべり/詩集にサイン/栞とフリーペーパーの配布/私家版詩集『声を差し出す』の販売/即興で何か書く(かも)
予約不要・出入り自由。ちいさな町にあるのんびりした本屋さんの軒先に海老名がいます。お気軽にお越しください。お会いしましょう。
*『あかるい身体で』は店内で販売していただく予定です。
投稿日:2023/05/29
更新日:2023/10/22
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furufura · 1 year
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終了しました。 たくさんのご来場ありがとうございました。
懐かしい再会や新しい出会いがあって楽しかったです。 次は9月の文学フリマ大阪でお会いしましょう。
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第七回文学フリマ京都に出店します。
2023年1月15日(日)   11:00〜16:00 京都市勧業館 みやこめっせ 1F 第二展示場BCD面 ブース:い-14  (フルフラ堂)
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oka-akina · 1 year
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大掃除してない、年賀状書いてない、おせち作ってない、帰省もまだしてない、仕事が忙しかったとかでもない、年末〆切の何らかに応募もしてない、洗濯物たたんでないし、洗い物もほったらかし。
ほんとになんもしてないのに、なんかこう年末というのは落ち着かないというか、リズムが崩れる感じがあって、いつものことがいつも通りにできなくてもどかしい。やけにのどが乾いて、麦茶をひたすら飲んでいる。おなかいっぱいで苦しいのに何やってんだろう。
TikTokで渋谷スクランブル交差点のライブカメラを眺める。カウントダウンで集まってきたとおぼしき人々でごった返していて、今年は警官や警備員の人数も多い。警備の人たちがずらっと並んだ交差点を、大勢の人がぞろぞろ列を作って横断し、すれちがう人とハイタッチしている。人の流れがかなり整理されているのでハイタッチはなんだかフォークダンスみたいだ。奇妙な眺めだけども、渋谷のニューイヤーって感じだなあと思う。
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1月1日になって夫の実家へ。おせちを食べてゆっくり過ごして、なんだけど、わたしはなんだか疲れて…というか頭痛がしてきて、ひっくり返ってしまった。
一戸建ての家の寒さと、こたつ&ストーブの温かさに不慣れなのと、座卓の立ち座り…というか座卓でのふるまいがあんまり得意でないのも。あとずっとテレビがついている感じとかWi-Fiのない心細さとか。そういうあれこれが頭痛を招いた。こめかみがずきずき痛み、それがだんだん上顎まで響いてめまいがした。
ほんとにまあわたしがワガママというか、ちょっとふだんとちがう動きが多いとすぐ調子を崩してしまう。今さらそんなに気を遣うような間柄でもないし、とてもよくしてもらっているのに、感じ悪いだろうなあと思いつつ、いまは二階で寝かせてもらっている。たぶんだんだん体力がなくなってきて、むしろ二十代の頃より変化に敏感になっている。
寝て起きた。たぶん一時間くらい。用意してもらった布団がほんとにあたたかくて、さっきまでつめたかった足がすっかりあたたまった。自分の家のよりよほどいい布団だ。ちょっと寝たら元気になりました、お正月にすみません、ご心配おかけしました、とヘラヘラ謝る…という夢を見ていた。一時間くらい寝て起きてをたぶん二セットやっていたようだった。Wi-Fiのない戸建ての家が苦手で具合が悪くなっちゃいましたなんてさすがに言えないよなあと思っている。さっき、夫の母が夫のいとこの娘の写真を見せてくれて、わたしは妹の子の写真を見せた。会ったときはいつも、自分ちのではない子の写真を見せあう。
年末は、25日にうろこさんとお茶(唐揚げ)して、29日に鳩さんと軽く飲んで、30日につたゐさん森瀬さんとオンライン飲みした。とてもリラックスして、あんまり楽しかったので、きっと反動がきているんだと思う。
布団の中で何度も寝返りをうつ。頭が痛いしのどがかわいた。2022年のまとめとかなんかいろいろ感想とか今月〆切のアンソロ原稿とか、書きたいことがいくつも思い浮かぶ。読みかけの本も。
さっきのテレビで、ほんとにまあお笑い芸人にはいろんな人がいるなあと思っていたらトラジャが出てきて、うれしかった。いつもどおりキラキラしていて、でもちょっと緊張しているようすで、袴姿なのにピシッと踊るしアクロバットも決める。いやすごいけど袴で踊らせなくていいだろ。生放送で、いろんなゲームなどの後で床もなんか散らかっていて、司会の人たちも長時間で疲れているのかなんか雑な紹介だったし、あんなとこでパフォーマンスさせるなよ〜〜と思った。でもほんとによかった。いま布団の中だけど頭の中でまだ響いている。
そろそろ一階に行こうかなあと思う。この部屋の雨戸を閉めた方がいいんだろうなあとも思う。結婚してもう長いのに、わたしはいつまでもホームステイの子みたいだ。
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あけましておめでとうございます。すごい調子悪いみたいですが元気です。元気です!
1/15に文学フリマ京都があるので楽しみです。Wi-Fiのある自宅に帰ったらまた何か書くのと、tumblrやTwitterをいろいろ遡ろうと思います〜。がんばれ〜〜。
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hummingintherain · 1 year
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11月19日(土)|緊張前日
 文学フリマ東京の前日だ。六時半あたりに目が覚めて、壁に映った桃色の淡い光をじんわりと見ているうちにやがて黄色がかかっていき、一層まばゆくなっていく前に窓を開けると優しい朝日が昇っていた。静かな朝だった。長いようで短いだろう、今日と、それから明日が始まろうとしていた。  スーツケースに文フリ関連のものを詰め込んだらそれだけでいっぱいになった。お品書きを作成していても、小説一冊から始まったのが一昨年の一月で、そこからもうじき三年というところでなんだかんだと種類は増えた。形あるものを作るのは、よろこばしくも、大変だ。けれども形あるものへと表現している人たちが1400近くも集まるのが明日なのだと思うとくらくらして不安が強くなる。一体どれほどの冊数をもっていけばちょうどいいのだろう。大体いつも荷物は多すぎる。わからなくなりながら、目がさめたその瞬間で、一月の文フリ京都や通販に備えて新刊・既刊を分別して、荷造りは完了した。文フリ以外の荷物はかなり粗末だった。  自宅のコピー機が随分と今回頑張ってくれてインクを吐き出しきった。用意していた紙もあっという間に消えていった。東京でなくならなくても、通販や京都で残りを出したらいい。
 今回は私一人じゃないので幾分気が楽だ。それに今までと違って、遠征で前日入りする関係でフリペも含む原稿が直前の夜まで完成していない、という状態ではない。まだこれから印刷した分を折ったりホッチキス止めしたりといった作業があるのだが、全部印刷してあるだけで充分ゆとりがある。それも一緒に参加してくれる人が手伝ってくれる予定なので、本当に精神的に助けられている。一人で抱え込んで、あれもこれもとトライして、本番楽しみながらも緊張から解き放たれた瞬間の疲弊感で折れそうにもなったところからの、脱却を試みる。一人ではできないこともやりたいし、誰かと繋がって得られる幸福を、ひとつひとつを、大事にしたい。そのための準備、があるのだろうな、と今、思う。どうなったとしても受けとめられるように、そして今その瞬間を、誰かが前を通ってもしかしたら本を手に取るかもしれないその瞬間を、文章や絵などを通じて知り合った誰かと会う瞬間を、大切にできるように。そのために、今から頑張って折ろうと思う。そんなわけで浜松町駅付近のドトールより本日の朝の記録ならぬ昼の記録をお送りいたしました。
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mominoki · 2 days
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【文学フリマ東京38】 2024.05.19 sun 12:00-17:00
今週末、もみのきは文学フリマ東京に参加いたします。
もみのき会話録zineの既刊・新刊のほか、各々の作品を出品予定です。
イベント詳細▷ https://bunfree.net/event/tokyo38/
カテゴリ / ノンフィクション その他
ブース / 第一展示場 Z-29
入場料 / 1,000円 〈入場チケットについてはこちら〉
もみのきのwebカタログ▷ https://c.bunfree.net/c/tokyo38/h1/Z/29 
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ご都合により ご来場できない場合、
もみのきイベント2回目以降の方は、作品のお取り置きも可能です!
snsにてお声かけください。
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今回から色々とルールがあたらしくなったとのことです。
もみのきは前回とおなじく第一展示場で、入り口からまっすぐ、正面 突き当たりの壁沿いのスペースになります。
この頃は毎日 寒暖差が激しいですね。体調と相談しつつお楽しみくださいませ。
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