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Tシャツ

こんにちは、土屋です。

今年は珍しくTシャツの種類が豊富にあります。昨今はほんとうに暑い時期が長くなってきました。昔アメリカに住んでいた方に「浜松はフロリダだね」とか言われたのを思い出します。言われたのがもう十数年前なので、今は本当にフロリダと同じように亜熱帯性気候の国なんでしょう。昨年から今年にかけても冬はなかったかな、春は？と言った感じでしたね。そして夏がなが〜い。去年の夏の休みにはオーバーサイズのプリントTを取っ替え引っ替え着ていました。

EESETT&CoのTシャツは去年も本当にお世話になった。最近はポロシャツを着なくなったので少しキッチリ見える気がするVガゼットはよく着ました。今年は＋ボーダーが嬉しいです。またヘビーローテーションの予感です。

毎年ホワイトTはシャツは、本当によく着ます。ホワイトのプリントTシャツもガンガン洗ってガシガシ着られるので、夏には何枚あっても嬉しい。アメリカ製のTシャツはガシガシ洗って着るとどんどん良くなる。クタクタになったTシャツはやっぱりかっこいいです。エンジニアドガーメンツのプリントTシャツは説明不要なTシャツですが、今年のプリントはチノーズに合わせて着てみた。字体がカッコイイです。

アメリカ製の味が出まくるTシャツだけでなくて、テアトラなどにサラッと合わせるTシャツも欲しい。ニードルズから綿ポリのヘンリーネックTシャツを仕入れています。シンプルなクルーネックでも良いんだけど、今年は今までのシンプルなイメージから少し味のある感じが良いかなと思いヘンリーネックを選びました。とても着やすいです。

ニードルズでもセレクトしましたが、久しぶりにヘンリーネックが新鮮です。お店がオープンした時にヘルスニットのヘンリーネックTシャツをたくさん仕入れたのを思い出しました。そして今の sit ではドイツ製のシーサーのヘンリーネックTシャツ。着心地は特別。全ての方々にお勧めいたします。生活の質が変わりそう、、、。

さて、次はナイスネスのTシャツ。これはもう買って着てみてから判断してください。着ないと損です。

アボンタージからはボーダーTシャツを仕入れました。生地のしっかりしたボディーですが適度にしなやかで、ネック部分もボディーと同じピッチのボーダー仕様という気の使いようが心地よい。フレンチアメリカンな雰囲気が素敵なTシャツです。

いろいろとご紹介しましたが、お店で何となく選んでみてください。ディテール、素材共に良いですよ。

さて、次回も夏対策編でお送り致します。

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NICENESS "Lin ˙ ga Karma"

こんにちは、土屋です。

今年の春の立ち上がりも気合の入った服達が、気持ちと身体に刺激を思う存分与えてくれました。刺激の種類も視覚や肌感覚にストレートに入ってくるものもあれば、素材感やディティールを通して時間と共にじわじわと浸透してくるようなものもあってさまざまな感じです。

音楽でもそうなんだけど、参加しているミュージシャンで全然違う音になってくるように、服も参加している職人さん達で全然違う服になる。なんかイイなこの服。と感じたとこから少し深掘り出すとその服の楽しみが増して、より好きと興味が出てくるかもしれない。

今シーズンのナイスネスも深く深く潜航中。ナイスネスのホームページでは今シーズンの新しいイメージフォトが公開されています。撮影場所はインド。ナイスネスの服はインドの職人さん達の伝統的な技術が施されているものが多く作られています。カディコットンから手仕事による刺繍、ブロックプリントなどなどインドならではのクラフトワークはとても印象深い。

前置きが長くなりましたが、本題です。

写真家 「工藤 佑斗」 がインド、ヴァーラーナシーで撮影したNICENESS SS24キャンペーン“Liṅga Karma”の写真展が東京で開催されます。

NICENESSは「MADE BY HANDシリーズ」という、インドでの生産背景を通じて、その地ならではの希少性の高い素材を用い、インドの職人の手仕事による唯一無二の服を作られています。今回のキャンペーンの撮影は、その生産を行うインドで行われました。コレクションの核となったビートの詩人たちが訪れたヴァーラーナシーのムードをこの写真展を通じて少なからず共有できるのではないかと思います。そして更に深くNICENESSのモノづくりに対する思想に触れることができれば1ファンである僕としても嬉しい限りです。

何方でもご覧になれる写真展です。宜しければ足を運んでみてくださいね。

以下写真展の詳細になります。

工藤 佑斗

1983年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。フォトグラファー松原博子氏に師事し、ファッション雑誌、カタログを中心に活動中。

NICENESS

2018年春夏シーズンより、後世に残したい技術や文化を背景にものづくりをするファッションブランド。

- 写真展 “Liṅga Karma” by Yuto Kudo and NICENESS -

日程：4月19日 (金) - 4月29日 (月)  時間：11:00 - 19:00（最終入場18:30） 会場：ELIGHT Inc. Showroom 東京都港区赤坂8-5-40 PEGASUS AOYAMA 260 入場：無料／予約制 ・本写真展は完全アポイント制とさせていただきます。 ・下記URLよりご予約の上ご来場ください。 https://www.niceness.jp/event/24ss_photoexhibition/

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MAJAW / マジャロウ

こんにちは、土屋です。

NICENESS のコレクションの中でもシルクが使われているモノには初期のころからとても惹かれています。今シーズンもシルクネルのパジャマパンツ、ネルシャツなど心地よい極上の肌触りが魅力のモノを仕入ました。そしてもう一つ。MADE BY HANDO シリーズのワイルドシルクスーベニアシャツ。シルクの宝石と呼ばれるインドのアッサム地方に生息する野蚕から取れる黄金色に輝く最高級絹糸「ゴールデンシルク」を使用したとても特別なシャツ。贅沢なだけではなく、温度調節機能やUVカット効果の高い天然由来の機能も魅力的な素材です。形は50sのスーベニアシャツをベースにインドの職人による手刺繍が施された魅力的なシャツ。飾っておいても絵になりますが、是非着てみてください。往年の服好きには服に対する熱い思いが蘇ると思います。

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LOWE

こんにちは、土屋です。

今年の春は暖かくなったり寒さが戻ったりと日々の気温の変化に戸惑いながら過ごしてきましたが、ようやく暖かさが感じられる季節になってきましたね。

店頭にはナイスネスの皮小物の中でも人気のLOWE(ロウ)、定番のホースレザーを使用したショルダーバッグが入荷しています。

とてもシンプルな2ウェイ仕様（ショルダー＆手持ち）です。クラフト感のあるブラスのパーツやフロントのフラップポケット、バックにはオリジナルのNNパンチングワッペンがポイントにつけられたナイスネスではお馴染みのバックです。

ナイスネスのレザーアイテムは職人が裁断から縫製まで一貫して丸上げ（一人の職人さんがすべて行います）しているので、味わい深く完成度の高い仕上がりを実感します。

先々シーズンのナイスネスの展示会の時にバックについて話をしているとスタッフの方がご自分の使い込んだロウを僕に見せてくれました。使い込まれ味の出まくった表情は、新品のそれとはまったくの別物。荒々しいホースハイドのワイルドなロウが、そこにありました。使い込まれた道具は絵になります。

このバッグの大きさは3種類。一番小さいものがロウプティ、真ん中のサイズがロウ、大きいサイズがロウミディ。

ロウ プティとロウはポケット代わりに使うのにちょうど良さそうな大きさ。シンプルなショルダーバックはスタイルの邪魔をしませんnね。コーディネイトのワンポイントに毎日持つのに最適です。

ナイスネス初期からの名品”LOWE”よろしければ店頭でご覧になって下さい。

皆様のご来店お待ちしております。

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Schiesser

こんにちは、土屋です。

さて、今回も引き続きTシャツのご紹介です。

Schiesser Revival　（シーサー・リバイバル）

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Schiesser(シーサー)社は、1875年にドイツのRadlfzellで創業されました。 創業者Jacques Schiesserは、当初2台のニッティングマシーンでアンダーウェア生産をスタートしました。 生地の素材と織り方、ステッチングや織りネーム、そしてパッケージングにまでこだわることで、現在、欧州有数のアンダーウェアメーカーに育ちました。   そのSchiesserのアーカイブスタイルをコンセプトにしたSchiesser Revivalを2003年に立ち上げました。 60年以上も前の古いニッティングマシーンによって生産されるSchiesser Revival。   大量生産の出来ない厳選された上質な素材を使用したSchiesser Revivalは、第2の肌と言われる程の着心地の良さと、適度なフィット感、長年の経験により培ったニッティング技術が着込むうちに身体に馴染み、何年経っても型崩れしない程の耐久性を持ち合わせています。

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「Schiesser Revival」はもう何年も前からいつか取り扱いが出来たらな、、、という気持ちでいたドイツのTシャツです。ぼくは昔からTシャツと言えばUSAブランドのパックTシャツを未だに着続けています。しっかりとしたモノを着たいときは最近ではEESETT&CoのVガゼットのTシャツを着るのが常です。でも、少しクラシックなモノを着たいと思う気持ちも常にあり、いつも気持ちの片隅にあったTシャツが、この Schiseser でした。

念願というと大げさですが、お店でのお取り扱いが始まります。歴史に裏打ちされた極上のＴシャツは如何でしょうか。

皆さまのご来店心よりお待ちしています。

sit 土屋

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EESETT&Co のTシャツ

こんにちは、土屋です。

前回のつづきで今回もTシャツの話です。

EESETT&Coからは、Vガゼットのいつもの型のTシャツが入荷しています。着用時の安定感は個人的にもここ最近では、1番のお気に入りのTシャツ。

そして今年はボーダー。最近はボートネックのボーダーシャツをあまり着なくなったので、このぐらい個性のあるものが良い。ただのクルーネックでは無く、Ｖガゼットというところがこのボーダーの価値。

こだわりの詰まったディテール表現を普通ではないスタイルに落とし込むセンスは唯一無二。通常とは逆のスプリットラグランは着心地も損なうことなく収まっている。後ろ姿もきれいです。

EESETT&Coの服は量産ラインでは難しいディテール配置が採用されている。だからこそ、しっかりとした伝統的な生地や、クラシックなディテールを随所に用い、見た目の印象とは違う側面を見た目以上に楽しんで頂ける服を作られている。

先日、ジャストサイズのこのTシャツを着て少しゆったりとしたパンツを合わせると、なんだかクラシックなフレンチスタイルに見えてきた。

EESETT&Coの服は全然フレンチではないけれど、着ている人の気分はなんでもアリ。クラシックな映画の登場人物になった気分で着てみて頂きたいです。

そして、２つめはリバーシブルTシャツ。白面と黒面が楽しめるTシャツです。更に両面をつなぎ合わせたエゴエゴなステッチワークがとてもクール。EESETT&Coのアートな側面を楽しめます。

最後は、カラー切替なしのシンプルなホワイトベースボールTシャツ。スナップポケットの付いたシンプルなベースボールTシャツは、デニムからウールのスラックスまで様々なパンツと相性が良いです。こちらもコントラストのあるステッチがポイント。いつものベースボールTの代わりに如何でしょうか。

それではリアルな印象を店頭でお確かめください。

いつものようにお待ちしております。

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NICENESSのTシャツ

こんにちは、土屋です。

そろそろTシャツを選ぶ季節になってきましたね。お店にTシャツが揃い出してきました。

いろいろなTシャツが入荷していますので一つずつご紹介していきます。今回はナイスネスのTシャツを。

ナイスネスからはとてもシンプルに見えるＴシャツが入荷しています。一見シンプルな印象のTシャツなんですが、実は他のTシャツとは一線を画す素材と仕様はこのブランドならでは。。。とてもなめらかな生地は、超長綿スーピマとサンホーキン長綿をブレンドした精紡交撚糸を使用。と、生地屋さんでないと分からない単語が並んだ説明ですが、優れた技術によりシルケット加工なしでシルクのような光沢感と同時に極上の滑らかさも損なう事なく味わうことができます。そして着用時に出る綺麗なドレープは、疑似的な感覚では無いクオリティーの高さを感じさせます。

細部のディティールは、1990sのUSカジュアルを彷彿とさせるダブルリンガー。衿付けが2重構造ですが断ち切り仕様が全体の軽さを出し、スポーツテイストをモード感あふれるイメージに昇華しています。これからの長く特別な夏を快適に過ごすことのできるTシャツだと思います。

色は3色展開です。とりあえず僕は白を着たいと思います。

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今日は何着よう？

こんにちは、土屋です。

季節はずれの暖かさが続いたり、寒さが戻ったりと、「今日は何を着たら良いのだろう」と言う声が聞こえてきそうな気温の変化が続きます。昔のように厳しい寒さが長く続くと言うこともないので、日々の変化に対応できるワードローブが必要ですね。このところそんなことを考えています。

昨年の冬から僕も伊藤さんもベストをよく着ています。日中はお店の中で過ごすためにそんなに着込む必要もないのですが、暖房がガンガンかかっているわけでもないのでシャツやカットソーの上にジャケットやカーディガンなどが必要なんですが、昨年はいつの間にか二人ともベスト着用率が高くなっていました。体温調節がとても楽で動きも妨げないのがベストなのかな。でも何でもよいわけではなくて意外と条件が厳しいのがベストです。気にして探していますがなかなかないので気長に待っていてください。

てことで本題の「今日は何着よう？」春先は寒暖の差が激しいので、着る服も迷います。そろそろ春のイメージで服を着たいけどまだまだ寒さが、、、。そんなときは中に着るＴシャツを厚手のモノにしたり、スカーフで首からの寒さを防いだりしてジャケットを着る。それでも寒かったらもう一枚シャツを中に着たりと少し着ぶくれますがいい味出てよいかと思いますが如何でしょうか。お店に寄られて、あーでもないこーでもないと考えてみましょう。そんなやり取りが楽しいのがお店です。今お店の中は気の利いた服が色々揃っています。そして今年はシットでは珍しくTシャツを沢山揃えました。きっと今年の主役、脇役のTシャツが見つかると思います。少し早いですが今からの準備が大切、チェックしてみてください。

そして、今週末にはテアトラのドクトロイド（暑さをキャンセルするこれからのシーズンなくてはならないテアトラの素材、シリーズ）が入荷しました。テクノロジーによるデスクワークの為の服を提案するテアトラは、もはやこのジャンルのクリエイションを揺るぎのないフィロソフィーにおいて、提案し続けているブランドです。クラシックな服装を好む方たちにも違和感なく受け入れてもらえた唯一無二のテック素材のブランドです。

今年も昨年に続き色はネイビー。型はドクトロイドのウォレットジャケットプラスとボトムスは定番のリゾート。もうこれで完成ですが、今年はボトムスに新型のシティーが���わりました。シティーのカタチはノープリーツのストレート。シンプルかつスポーティーで、久しぶりに穿きたくなる新型の登場です。

それではいつものようにお店でお待ちしています。

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BOYCE & JACK

今シーズン、NICENESSの BOYCE(ボイス)モヘヤ シャンブレー ブレザーとJACK(ジャック)モヘヤ シャンブレースラックスは個人的にツボです。

僕は基本的に正統派な服を好みます。ホントですか？と言われそうなお店のセレクトかもしれませんが、僕なりに正統派が好きです。

とはいっても、初めに触れた服はアメリカントラディショナル、なので英国の正統派とはずいぶん違います。ラフなんですね。三つボタン段帰りの簡略化されたジャケットやダブルジャケットでも４つしかボタンの無い「ニューポートブレザー」が好きです。伝統といえども時代や地域によって随分と変化がありますが、細かなディティールは、時代とともに変化していくものですね。その時々で新鮮な解釈で作り出していくトラディショナルの進化系ものちには正統派となることもあり、やはりベースはトラディショナルなものが好きです。

なんだか回りくどいことを言いながら、ナイスネスのBOYCE(ジャケットとJACK(スラックス)の話です。

今シーズンのナイスネスはビート・ジェネレーションから受けたインスピレーションにより形作られたコレクション内容なのです。保守的な時代の潮流や伝統的な型にとらわれない服作りが今回のジャケットとパンツを生み出したと思います。

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（本コレクションは1940年代終盤から1960年代半ばにかけてアメリカ文学界に一石を投じたビートの詩人達より着想を得ています。社会の歯車になることを嫌い、精神と肉体の自由を求め、時代や既存の価値観に抗ったジャック・ケアルックをはじめ、アレン・ギンズバーグやウィリアム・バロウズらによって牽引されたムーブメントと、その精神性を現代の視点で表現しました）press release より

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今回使われているモヘヤシャンブレーの生地は、触ると驚くようなハリ、コシとしなやかなドレープがとても高級感のある生地ですが、見た目はまるでデニムの様な雰囲気に親近感が湧きます。この様な相反する感覚がこのブレザーを他にはない独特な存在感を持たせています。僕は以前からメリノウールを使用したジャケットが大好きなのですが、気軽に羽織ることができるディティールが不可欠。裏地もなくまるでデニムのカバーオールの様に着ることができるジャケットには一度しか出会ったことがありません。それだけにこのジャケットと出会えてよかった。着る前からダメになるまで着続けることが確信できます。それはナイスネスが今回のテーマ沿ってイメージ通りに作り上げた特別なジャケットだからだと思う。

素材はウールだけど、綾目の生地の雰囲気がデニムの様な見た目。ジャケットを裏返してみるとセルビッチが、、、。パンツの裾を裏返してもセルビッチがあります。パンツの裾の処理もデニムの様にステッチが見えています。だからデニムの様にロールアップしても穿けてしまうのです。勿論普通に履いてもラフでよい感じ。そしてパンツの後ろにはシンチバック。オールドデニムの仕様ですね。細かな部分をいろいろと見て下さい。とても雰囲気の良いクラシカルな仕様が隠れています。素材もディティールもビートニクスから受け継いだようなクラシカルだが実用的なストリートスタイルです。自分の体の一部になるようなジャケットとパンツは如何ですか。

それでは、いつもの様にお店でお待ちしています。

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ハイカージャケットとハイカーパンツ

こんにちは、土屋です。

今日は3月の10日、昨日からナイスネス3回目の入荷が始まりました。

NICENESS 24S/Sコレクションの内容が、更に深く服の歴史を紐解くかのごとく濃密なコレクションが展開されています。

1960年代に大きなうねりを見せたカウンターカルチャー(対抗文化)の精神を感じさせるコレクションの数々は、ハイソサエティーなドレスコードなどに捉われない自由な発想が産むナイスネス流、服のカウンターカルチャー。

今回リリースされた英式ハイカージャケットとハイカーパンツはパンツのサブネームが「ギンズバーグ」。ということで、アレン・ギンズバーグ（ビート文学を代表するアメリカの詩人）が着ていたかのようなスーツと勝手ですが捉えてしまいました。色も僕の勝手なイメージでブラウンをチョイス。夏はサンダルでラフに着てみるのも気分です。

このハイカージャケットは40~50s のハンティングジャケットをベースにしているそうです。スラントポケットの横に取り���けられたフラップ付きのアンブレラポケットは内側にリップストップのナイロンで補強された本気の構造。突然の雨が多くなった事もあり、リアルに便利かもしれません。最近はとても軽い傘があるのでピッタリサイズのモノを探すのも楽しみかも。。。

それから、このジャケットとパンツの特筆すべきものは生地！なのです。凹凸感のある綾織の生地は粗野でムラのある生地感。まるでデッドストックのビンテージものかと思ってしまうほどです。英国式紡毛紡績機（日本にあるとても貴重な紡績機）で紡績したコットンは、本来はウールを主原料とする紡績をするのですが、この紡績機でコットンを紡績したそうです。それからそれからと、、、お話したいところはまだまだあるのですが、生地職人の方々やデザイナーの方々が作り上げた特別な生地なのですね。もはやビンテージの様なというよりも、��う見てもビンテージな生地を使ったビンテージなハイカージャケットです。

選んだブラウンはクラシックな生地の雰囲気と相性も良く、そして着るほどに増してくる愛着感は服好きを更に違う次元に誘うことでしょう。

それではいつものようにお店でお待ちしています。

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WELINGTON

こんにちは、土屋です。

EESETT&Coから今年の春一押しのダンガリーズが届いています。

程よいウエイトの生地はスリーシーズン快適な着心地を約束してくれます。いや、オールシーズンかもしれない。

色は、フレンチワークなブルーと、ソリッド感のあるブラックの2色。ヘリンボーンの生地が、着込み経年変化後のかすれた色落ち具合を想像するに、とても魅力的なオーバーオールになるのではないかと着る前から楽しみな一着です。

個人的に気に入っているディティールはフロントのタックと二つに分かれたジップポケット。オリジナルにありそうなワンポケットではなく二つのジップポケットが個性的でデザインにもインパクトを与えています。実用面でも上着を着ない夏には嬉しいディティール。

左胸にもEESETT &Coのアイコンの様なイレギュラーな小さなフラップポケットを装備。「何入れようか？」と、思わせるポケットですね。それからオーバーオールではあまり見られないトップから一直線に開くジップ。この構造は着脱時にはとても助かります。

テーラーであるEESETT &Coの中澤さんはワークウェアにも造詣が深く、様々なディテールにオリジナルの形跡を感じさせ、更にアップデイトさせるデザインがカッコイイです。

EESETT&Co の服は語りだすと限がありません。通常の服の生産ラインでは到底不可能なディティールや仕様が施された服は、着るほどに馴染み実用性も高く、何より自分だけの一張羅の様な気分にさせてくれるところが良い。「またEESETT &Coのお気に入りの服が増えた」と思ってもれえると嬉しいです。

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LEA BOBERG

Lea Boberg はロンドンを拠点に活動するデンマーク生まれのファッションデザイナー、リア・ボバーグによって 2020 年に設立されました。

ロンドンの老舗ブランドであるケイスリー・ヘイフォードのパタンナーを務めながら、週末にコンパクトなコレクションを制作しています。

Lea Bobergは、日常の平凡さを美化し、機能的で直感的な衣服を制作しています。 選定された素材は、季節にとらわれず毎日着用できること、美しいドレープが表現されていること、そして心地よい肌触りであることが重要視されています。

現在のファッションサイクルから距離を置いた独自の価値観で制作される衣服は妥協のないクオリティーで、ロンドンの小さなアトリエで生産されています。常にスモールビジネスであり続け、自分の目の届く範囲の人に対してだけ衣服を制作し続けています。

「また、プレタポルテの展開は限られた日本の店舗だけの展開になっています」

Lea Boberg の服を知ったのは1年程前のことになります。とてもモダンな服だという印象を受けました。僕はクラシカルな服が好きなのですが、そんな僕が見てもモダンで素敵だと思う。お話を聞くとケイスリーヘイフォードで現在もパターンを引かれているという事でとても納得してしまいました。

ケイスリーヘイフォードという名前を聞くとファッション好きなご年配の方々はよく知っているジョー・ケイスリーヘイフォード。80年代後半にとても人気のあったテイラーリングを駆使したブランドです。そしてのちに、息子さんであるチャリー・ケイスリーヘイフォードさんと共に設立したブランドになります。

リア・ボバークの独自な思考によるテーラーリングで生み出されるドレープはラフでありながらもとても美しい存在感を服に与えています。

着用すると何とも言えない存在感と着心地。自分の最も身近な服として迎い入れたくなります。

それでは、いつものようにお店でお待ちしています。

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DENIM

こんにちは、土屋です。

少し投稿の間が空いてしまいました。今は秋冬の仕入れの真っ最中、バタバタとしながら書いていますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

今年に入りお店のラックには、なんだかデニムの分量が多くなっています。ということで、久しぶりにデニムを穿きたい気分が盛り上がっています。

と言っても、無限な選択肢の中からどれを選ぼう。。。誰もが好きなデニム、されどデニム。リーバイスの501。。。やっぱりこれが基本かな。若い頃はラングラーも好きでしたが、僕がよく穿いていたのは501。今でも501の古い年代のものを参考に多くのブランドがオリジナルな要���を加味してデニムを作り出しています。「ビンテージ」日本発祥のこの歴史は掘り下げれば掘り下げるほどに、様々な価値観や出来事に出くわすのでしょう。そんな先人達の教えにロマンを感じ、想いを馳せ、さまざまなデニムを楽しみながら自分自身のストーリーを作り上げてみたいものです。

それからテーラードスーツ。今ではどちらも装飾として残されたディティールが僕たちの気持ちを掴みます。機能が型となりブラッシュアップされて現代にいたる姿は多種多様。

今はモノがあふれ消費の為のファッションが当たり前。こんな時代だからこそ源流を探し求めて行きたい。テーラードとワークウェアには底知れない魅力があります。

ナイスネスからはバックポケットに施されたアーキュエイトの様なＮステッチのデニムパンツが入荷しています。「クラシックなリーバイスタイプね」と思って穿いてみると、素材とシルエットが違う。ヤッパリナイスネスです。今シーズンのナイスネスはブランド始動時の息遣いを感じるタフネスな印象を覚えます。店頭には今のナイスネスを肌で感じてもらえるようにsitなりのセレクトをしてみました。実際に見て触れて感じてみて下さい。至福の悦びがナイスネスの服を通して感じてもらえれば嬉しいです。

そしてアボンタージからはデニムジャケット。ジップがいい感じのジャケットです。僕が20代の時によく着ていたOSHKOSHのデニムジャケットもジップアップ。ほんとうによく着ました。このジャケットが代わりになると思います。

エンジニアドガーメンツからも5ポケットが入荷しています。幾分ライトなオンスがこれからの季節に嬉しいです。そしてアボンタージからも5ポケットが入荷いたしました。また後日紹介いたします。久しぶりにデニムを色々穿いてみて楽しんでください。

いつものようにお店でお待ちしています。

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24SS

こんにちは、土屋です。

昨年末から少しずつですが24SSの入荷が始まり、年始にはEESETT&Coのベルトオーダー会に合わせて同ブランド24SSのスタート、そして先週末にはNICENESS の入荷が始まりました。

シーズン初めの入荷はsitにしてはそこそこの分量もあり、少し楽しんで見て頂けたのではないかなと思っています。

今回入荷した服の中で、今までとは明らかに異なる趣の服もちらほら。。。たとえば、ニードルズではインドで刺繍を施した70s'ライクなシャツや75%コットン×25%ナイロンのクラシックな混率の生地を用いた拘りのフィールドジャケット。

ナイスネスからは、一際目を惹くブッディハワイアンシャツ。50s'のアロハシャツを目指した仕様と柄は、15色の型を使用して職人が一色ずつ丹念に加工したもの。仕上がった生地は色の重なりあう奥行きのある圧倒的な存在感が見るものの気持ちを揺さぶります。

（ハワイアンシャツの歴史をたどるとアジアに行きつくことから、仏教的な視点による人間の営みを表現した古典画を現代的なアプローチでユニークなグラフィックアートへと昇華させています。ープレスリリースよりー）

そしてNNジーン��は今までにないオールドワークスタイル。ベルトが普及する以前40年代までのジーンズを彷彿させるシンチバックとサスペンダーボタン仕様。ゆったりとしたシルエットがワークスタイルを意識させます。穿き方も実際にバックシンチを絞ったり、サスペンダーを使いオールドデニムの味わいを楽しんだ履き方をしても、いつものようにベルトで絞り込んで穿いてもクラシックなシルエットが新鮮です。

過去に生み出されたものへの思いを継承しつつ新たに生み出された服達を、今、これからの思いを込めて届けていければと思います。

まだまだスタートしたばかりですが、お時間が許せばお店をのぞいてみてください。いつものようにお待ちしています。

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ONE OF A KIND

こんにちは、土屋です。

お正月早々に、お店ではEESETT &Coのエキシビジョンを行いました。色々と年始のご予定がある中でのご来店、誠にありがとうございます。オーダー頂いたベルトが届く日まで、のんびりと待ちながらお店にでも遊びに来てくださいね。

さて、今回のEESETT &Co のエキシビジョンに合わせてデザイナーの中澤さんが2点の作品を届けてくれました。ユーズドのスエットシャツを使ったハーフスリーブのスエットシャツです。2種類のボディーを使い再構築し、仕上げに袖端と裾にハンドステッチをが施されています。

異なるスエットシャツのコントラストと分量感のあるシルエット、そして何よりユーズドならではの味わいのあるボディーは特別な満足感を味わえます。デザイナーの創造性が型となり表現された服をぜひ見にいらしてください。

お待ちしております。

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EESETT&Co

POP UP STORE & DRESS BELT ORDER EXHIBITION

新年あけましておめでとうございます。

シットの土屋です。本年もどうぞよろしくお願い致します。

今年は年明け早々から、イベントの告知です。インスタグラムやブログで年末からお伝えしているのでご存じの方も多いと思いますが、EESETT&Coのエキシビジョンのご紹介です。

今回はベルトオーダー会。「スーツじゃなくてベルト？」と思いますよね。実はここにきてベルトが気になっていました。とても長く続いたイージーパンツの時代がひと段落。終わりという事ではないですが。僕も気が付いてみると最近はいつもパンツの中にシャツの裾が入っています。少しきっちりとしたい気分なのでしょう。そして、そんな時代の幕開けにふさわしい当店での初陣が「EESETT&Co DRESS BELT ORDER EXHIBITION」。すごく良いタイミングでのイベントになりそうです。皆様よろしくお願い致します。

今回のオーダーエキシビジョンの詳細はブログにて、ご紹介しているので詳しくはこちらをご覧ください。

僕の方では自分の感想を含めて、いつものように思い当たることを無責任に書いてみます。

EESETT&Coのオーダーエキシビジョンは2021年の春と、2022年の秋にテーラードスーツのパターンオーダー会を開かせて頂きました。ご参加いただいた方々には、それぞれの思いを込めてのスーツやジャケット、トラウザーズをお作り頂きました。そして、それぞれの人生において長い年月を共に過ごして頂けるものをお届けできたのではないかと思っております。

そして昨年も、、、と思ったけど、今回は年を開けてのベルトオーダー会。意外ですけど落ち着いて内容を認識するとまたとないような内容。

シルバー925で製作されたバックルは END CUSTOM JWELLERS の上田氏が制作。八角形のアウトラインに「孫息子がやがて祖父の服を着れるように」というEESETT&Co のブランドコンセプトが英���で刻印されています。インラインの丸みとアウトラインの八角形が柔と剛を併せ持つしなやかな存在感をバックルに与えています。今までに見たことの無い存在感が感じられるバックル。素敵です。

そしてベルト部は、ROSARIA PRODUCT 細野氏の生産背景にて製作されました。ベルトのベースになる部分は、歴史のあるイギリスのタンナーが約2か月かけて丁寧に鞣された最高級のブライドルレザーを使い、その上にEESETT&Coを象徴する「ジグザグ」にカットされたエンボスレザーが縫製されています。こちらのエンボスレザーは、フランスの歴史あるタンナーにて作られたもので、フレンチレザーらしい発色の良い色味と、細かく揃ったエンボスが特徴です。そしてベルト幅27mmは、ドレスからカジュアルまでと幅広く着用していただけるベルト幅です。

いつもはリザードが好きだとか、ブライドルがあれば良いとかメッシュが好きだとかぐらいの選択肢だったのが、このベルトの選択が今までの迷いを無くします。でも、色は迷いますね。2色の選択も出来るように、そして異なるベルトに付け替えられるようにバックル部は取り外し可能な仕様です。この仕様のおかげでバックル一つにベルトが2色選べる選択も可能になっています。

1月6日、7日、8日 の3日間、是非お店で実物をご覧になり考えてみてはいかがでしょうか。今回はポップアップストアーも同時開催いたします。当店では取り扱いの無いEESETT&Coのコレクションもご覧いただける機会となります。

それで今週末、いつものように店頭でお待ちしております。

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立上がりと年末のご挨拶

こんにちは、土屋です。

先週末24SS のコレクションが立上りました。

勿論ほんの少しのアイテムからの立ち上がりですが、今店頭に並んでいる23AWの商品の仕入れから半年過ぎた後でのアイテムのセレクトは、頭の中で見えている景色の変化や24SSの服そのものが纏った空気感も違います。

もう何年も前から服に対しても普遍性が問われるようになり、長く着ることができる良質な物を、という考えに軸足を置く考え方が強くなってきました。そんな理由からか、洋服のセレクトもミニマムな思考に偏りがちですが、普遍性においてですら、常に時代の変化に適応すべく普遍が求められると思います。

ファッションはどこに行くのか。と言ったところで考える人達それぞれの景色があるのだけれど、その中の一つに過去に見出すという考えがあります。過去に戻るのではなく、前に進むための手段として。。。

さてニードルスからは、インドの職人のハンドワークによる刺繍のシャンブレーオープンカラーシャツが入荷しています。セブンティーズを感じるヒッピーテイストな刺繍はとても味わい深い手にの込んだ装飾。今のお洒落な若者達にはどんなものとして目に写るのかとても楽しみなシャツです。

そしてイイセットアンドコーからは、ブラックデニムジャケット・タイプ-Ｃとツイステッド ジーンズ。12オンスの馴染の良いブラックデニム���す。このデニム、実は23AWの服なんですが、ブラックデニムはこの時期に店頭に並べたかった。この時季から着るブラックデニムはラフな感覚の装いを少しキリッと引き締めてくれる気がします。中に何を着てもキリッと引き締めてくれるんだと思う。例えばニードルズのシャツとか。

まだまだ色々と24SSの服のことを書きたいのですが、あと数日で今年も終わってしまいますね。今年も取り留めの無いブログにお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。こんな感じで来年も続けていきたいと思いますのでお付き合いいただけたら嬉しいです。

年末は29日まで、年明けは2日からお店を開けています。

今年も最後まで大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。