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jinriki · 18 days
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血統ノンフィクションの傑作。「メジロ牧場『女たちがつなぐDNA』」を読むために「名馬堂々II」を買おう
2011年の5月、メジロ牧場が44年に及ぶ歴史に自ら幕を下ろした。個人のオーナーが自分で馬を作り、自分の勝負服を騎手を乗せて走らせるオーナーブリーダーの時代は終わりつつあるのかもしれない。[名馬堂々II p117より引用]
スポーツ総合誌Numberの増刊で、競馬ノンフィクションを特集した「名馬堂々」の2冊目が出版されました。そこに、個人的に古本を手に入れてまで読んだ傑作ノンフィクションが再録されるとのことで紹介してみることとします。 タイトルは「メジロ牧場『女たちがつなぐDNA』」。2011年に名を消したメジロ牧場の牝系を追った稿です。
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このノンフィクションの何が素晴らしいか。端的に書くと、メジロ牧場の牝系というテーマを丁寧に追っていくことで、サラブレッドの血統ロマンを垣間見ることができるという、その美しい構成にあると思います。
まず最初にメジロ牧場の「終わり」を持って来るという倒置法から始まり、創設者北野豊吉の立志伝、次に基礎輸入牝馬アマゾンウォリアーからメジロラモーヌ、メジロドーベルにまつわるインタビュー。それに長く馬主を務めたゴッドマザー、北野ミヤのエピソードを絡めつつ、最終的に未来の産駒に希望を持たせる形で締める。多いとは言えないボリュームでメジロの牝系の要点を押さえられる、Numberの名ライター阿部珠樹氏の筆致が光る文だと思います。ちなみに阿部氏の原稿は「1」に6つ、「2」に5つ収録されており……まとめて出してくれんかなあ。
競馬を牝系で追うことの難しさはそのN数――つまりは生産頭数が少なすぎることにあると思っています。父系から追うなら1年に100頭以上、ともすればその生涯で1000頭を超える種付け数が得られる一方、牝馬からは1年に1頭しか出てこない。一牝系の頭数が多くなる頃にはもうそれは既に「歴史」でしかなく、それを予想に結びつけるのは至難の業である。そういう印象です。
ただそれだけに、今現在活力のある牝系には大きな魅力を感じます。歴史的なところでいうと小岩井農場の基礎輸入牝系。最近でいうとハッピートレイルズやシラユキヒメ、ハルーワスウィートを祖とする牝系が今をときめいています。牝系という底なし沼への入口として、有名場の多い「メジロの牝系」を題材とする本稿は最適なものである、と思うのです。
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2011年に書かれた「女たちがつなぐDNA」はメジロツボネという馬のエピソードで締めくくられています。JRAで4勝したメジロツボネは無事に繁殖に上がり、第一子としてグローリーヴェイズという馬を生みました。2015年産のその馬は、2019年と2021年に大輪の花を咲かせ、別の形で血をつなぐこととなりました。 また、メジロ牧場を引き継いだレイクヴィラファームからは、カフジオクタゴンというメジロ血統の重賞ウィナーや、ライトバックという先週の桜花賞で3着を獲った馬が出ています。まさしく「女の血は不死」というわけです。
ロマンのない競馬はコスト高の乱数発生器にしかなりません。今回の再録で、阿部氏の素晴らしい筆致と牝系というロマンに触れる人が増えることを願っています。
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jinriki · 29 days
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エンジニアを辞める話
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結論を決めないまま書き始めるのでろくな文章にはならない。2024年2月末を持って現職を最終出社とし、2024年4月から新しい会社に転職することとなった。
新卒で入社した会社は電機系の会社で、5年間やっていた仕事が消滅したり、その後1年ぐらい社内ニートっぽい期間があったり、後半3年間は引っ越しを伴う異動があったりと波乱万丈ではあったのだけれど、あまり大声で語るべきことでもないので伏せる。良い経験ができたし、新卒で入社した会社には感謝しかない。
じゃあなんで転職するのよという話にはなるが、「受けてみたら受かったから」その一言に尽きる。現職にちょっとした不満があり転職サイトに登録したところ、ちょっと受けてみいひんかとお誘いがあったのだ。かなりの人数にばらまいているメッセージだったろうが、それで受けたら受かった。どうしよう。こういう流れであった。
個人的には面接を受けた時点で現職の良いところにも気がつけたし、落ちたらそれはそれで今の仕事を頑張ろう、という気分にはなっていたので、転職活動は定期的にやってみて悪いものではないのではないかと思う。そんな趣味みたいな事言うなよという話にはなるけれど……。
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んで次の職の話。具体的なことを書くと100%特定されるような異業種に行くので詳細は書けないが、一旦エンジニアという職業を降りる形となる。正直自分でも危ない橋を渡っているなあと思う。将来性というか需要がある程度保証されているエンジニアを辞して全くの異業種に飛び込むのはかなり不安で、春休みの間にちょっと勉強もしてみたのだけれど、やはり自分はテスト前にしか勉強できないタイプで全く身が入らなかった。スイッチが入らん。よくない。
ひとくちにエンジニアといっても、自分がやっていたのは工場で地べたを這いずり回るような床ペロタイプのエンジニアであり、その言葉の響きに似合うようなキラキラした仕事はついぞできなかった。次の仕事もそれに似たもので、成果が世に出回るようなものではない。他人に自分の仕事を自慢できるような要素がない。バックオフィス側と言っても差し支えない。
それでも転職してみようと思ったのは、一義には就労状況がそこまで悪くなさそうに見えるから。次に考えたのは、この会社のこの職に付かないと見えない景色が確実にあり、それを見てみたいという社会科見学要素。仕事にやりがいは求めないが、新しい世界が見えるのならば一回飛び込んでみたい。この歳なら3年頑張ってもギリギリ元のエンジニア職に戻れなくもないだろうという計算もある。それを考えると今しかない。
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有給消化期間は長めに沖縄に滞在してみたり、マラソン大会で10km走ってみたりとやりたいことをやってみた。沖縄は2度目だったが、全てを投げ出したいときには南の島にいけばいいという心の安全装置のようなものができた。週に1回ランニングをすると血液検査の結果が良くなることも分かった。引っ越しを気に荷物もかなり整理した(が、相変わらず積ん読が大量にある)。
ここから先もう一段落書いたけど消えてしまった。未だキャリアパスは火渡りで、次の転職はどうしよう、この先渡っていく橋はあるんだろうかととても不安だけど、ダメ元でやってみる。健康を害さない程度にがんばる。
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jinriki · 4 months
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家族(で)有馬記念
今年も有馬記念の季節がやってきました。公営競技の中でもとびっきりの一大行事である有馬記念。私もこの1週間、出生予定馬を見ながら逸る心を抑えられずにいたわけです。
そんなときにtwitterで目にした「家族有馬記念」というウマ娘二次創作。ああかわいいな面白いなと思いながら、これにインスパイアされた三次創作……にもならない何かを思いついて、離れて住む家族にメッセージングアプリで聞いてみました。「1から16の数字でおのおの1つずつ選んで、被り無しで」――。
というわけで、我が家族が選んだ馬(と番号)を列挙していきましょう。無論枠順発表前に聞いているので、メッセージは完全に乱数発生器としてしか機能していません。
――――――――――
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【妹】07アイアンバローズ(14番人気) いきなり大問題児と言わざるを得ない。3600mを走るステイヤーズステークスから中2週での参戦。このローテーションで出走した馬は2000年以降22頭いるが3着以内無し。もっとオッズは上がっていいと思ったが、逃げ宣言が影響してか意外に?人気しての単勝14番人気。しかしこの馬が来れば配当が跳ね上がるのは間違いなく、そういう意味では無欲の大スイングと言える。
【弟】04タイトルホルダー(4番人気) おもしろくなってきた。この馬の実績については語る必要もなかろう。3歳から4歳にかけてG1を3勝。強い時の手のつけられなさは尋常ではなく、本命ライラックで臨んだ今年の日経賞で聞いた「突き放す!後続が!離れていく!これだ!これがタイトルホルダーだ!」の実況は個人的今年の名実況No1。アイアンバローズと組み合わせると、まさか前残りであればワンチャン……?の期待が膨らむ。
【母】15スルーセブンシーズ(4番人気) 大ファインプレー。この指名がなければこの規格は破綻していた。4歳まで紫苑Sの3着以外実績がなかった馬が、5歳にして謎の覚醒。中山牝馬Sの目の覚めるような末脚。最後方から突っ込んできた宝塚記念。そしてロンシャンで世界に迫った4着。誰がこの旅路を予想していたか。大外15番の指名にしょぼくれていた私も発表された枠順を見てニッコリ。池添騎手はガックシ。大本命として買い目に入れる。
【父】13タスティエーラ(7番人気) ええの獲ったわ。最終的なオッズはもっと下がると思う。今年2023年のダービー馬が有馬記念に殴り込み。父サトノクラウンなら2500mはギリギリ持つ気がするし、2017年有馬記念13着の背中に乗っていたムーア騎手がその子供でリベンジという筋書きも美しい。ただこの枠がどうなんだろうな。前目のポジションを取りに行きそうなジャスティンパレスの後ろからが理想か。
――――――――――
ここまでランダムで4頭。あと1頭は自分で決めさせてもらい、5頭三連複ボックスで勝負をかけたい。枠順も踏まえ、私が選んだのは……
【◎】01ソールオリエンス(3番人気) 要は川田かルメールかの2択を迫られたわけで、ルメールが大外16番枠に入った時点で◎川田騎手と相成った。1番枠はいかにも窮屈な枠だが、並びから見てもやはりスタートが鍵と見る。タイトルホルダーとアイアンバローズがハナを主張するのであれば、その後ろ、中団の前辺りにはつけたい、つけてくれと考えてしまうのが人の性。せめてシャフリヤールの前には出てほしい。それより後ろなら大外ぶん回ししかない。いや京成杯と皐月賞ではそれで勝ったけど。母父Motivator馬券を信じろ。
……というわけで、この5頭の三連複ボックス10点で勝負。アイアンバローズとタイトルホルダーの行った行ったで、後ろから残り3頭が追い込んでくる、ドウデュースとジャスティンパレスは伸びず、みたいなのが理想のレースではある。そうなると実家に鯛か蟹を持って買えることができるでしょう。勝ったなガハハ。
今年の有馬記念はイブ決戦。明後日12/24の15:40発走です。
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jinriki · 5 months
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VersaPro VH-4のUSB PD充電を検証する
結論:USB PD PPSに非対応の充電器を買え(ただし既に市場からはほぼ絶滅)
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最近、 VersaPro UltraLite タイプVH VH-4というノートPCを手に入れました。このPCは4年前にリリースされ、最近リース上がりの中古品が増えている端末になります。 この端末の長所はWin11アップグレード対象のスペックであること、そして充電端子がUSB Type-C(以下USB-C)でUSB PD対応であること、この2点です。特に後者は2019年製にしては珍しい、かなり対応が早かった部類の端末かと思います。
で、せっかくなのでUSB-Cで充電を統一するかとUSB PD対応の充電器を買ったのですが、なぜかVH-4が充電できない。ケーブルを変えてもダメ。USB-Cに相性問題が起きがちなのは知っていましたが、何に原因があるのかと調べて行き当たったのが以下のページでした。
ThinkPadなどのノートPCが一部のUSB PD ACアダプターで充電できない話 | HanpenBlog
一部のPCに積まれているICはUSB PDのPPSという機能に対応しておらず、相性問題が発生するとのことでした。NECも現在は≒lenovoなので同じ問題が発生していると見ていいでしょう。ということで検証してみた結果が以下です。
USB PD非対応のUSB-C充電器(IQOS用充電器S82A45)……充電不可
USB PD PPS対応のUSB-C充電器(エレコム EC-AC4465WH)……充電不可
USB PD対応、PPS非対応のUSB-C充電器(バッファロー BSACPD5200BK)……充電可
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ということで、PPS非対応の充電器なら正常に充電できるようでした。ちなみにインターネットには「充電ケーブルが原因」という話も転がってますが、自分の環境ではこれは再現しませんでした。IQOS ILUMAの充電器とケーブルを仕入れて検証したので、おそらくケーブルは原因ではないと思います。規格外のケーブルを使えばPPSの情報が伝達されずに充電できる、という可能性もあるかなと思ったのですが。
sただ最新の充電器はほぼPPSに対応しているようで、新品で買えるPPS非対応の充電器としてはこの機種ぐらいかもです。どうも文教向けを意識したモデルのようで、その辺りが保守的な仕様に繋がっているのかもしれません。
まあ最新の端末はだいたいがPPS対応だと思うのですが、相性問題としてこういうケースもあるよという覚え書きでした。
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jinriki · 6 months
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シリーズ箱を考える「パナソニックスタジアム吹田」
○好きな点 ・コンコースの売店の多さ ・席数の多さを感じさせない臨場感 ・一つのベンチマークとなるべきサッカー専用スタジアム ■要注意な点 ・駅から意外に歩く、駅からは輸送力不足のモノレール ・溜まり場になっていた外周階段 ・あえて言うならガンバにもう少し頑張ってほしいかも
訪れたのが2022年6月らしい。1年以上前に1回きり訪れただけで、そのころは入場数制限もあったことを付け加えておく。写真もそのうち差し替える。 各所で散々話されていることだろうが、本格的なサッカー専用の「箱」が日本にできたという点で一つの記念碑的な建物である。と思う。ラグビー兼用であれ神戸(未訪問)や福岡にもあったりはするんだけど、サッカー専用の外周全てに屋根がついたスタジアムというのは久しく無く、そういう意味でこの後に続くJリーグの箱の基準となっていることは間違いない。ここから1万人分ダウングレードしてもJ1には十分な箱ができる。 一番驚いたのは売店の多さ。Jリーグでは同一敷地の公園内に出店ゾーンが展開されている、というパターンが多いだけに、コンコースの充実っぷりには驚いた。新型コロナでの制限も少なくなった今、さらにコンコースは活気づいているであろうか。
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jinriki · 7 months
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シリーズ箱を考える「住之江競艇場」
○好きな点 ・地下鉄駅直結ですこぶる良いアクセス。 ・場内の適度な広さ。2マーク側席は比較的空いていた。 ・ヤジ/応援/息を呑む/歓声→鉄火場としての質の良さ。 ■要注意な点 ・全体的な施設の古さ。手狭な感じ。 ・競艇しかできないところ。サッカー場以上に単一目的の施設。
行ったのは一般戦……つまりグレードレースでもない時期の最終日だったのだけど、それでも最終レースの盛り上がりがすごく良かった!てっきり競艇は1週目1Mで全て決まると思ってたのだけど、3週目2Mで2着が入れ替わるという波乱の展開で場内はどっと湧いていました。そういう瞬間を味わえるのはリアルな鉄火場ならではだし、競艇はそういうポイントが絞られているのが良い競技だと思う。マークを回っていく、あの独特なリズム感というか。
ただ、施設としてみると若干古さが目立ってしまうのもまた確か。特にメインスタンド1階は、(一部改修が入っているものの)古い座席とコンクリの打ちっぱなしでちょっと古さを感じた。そろそろ建て直してもいいんじゃないかな。ここまでネット投票が流行ってしまうと望み薄かなあ。
ボートレースの聖地として、このまま「古き良き」感じを守っていくのか、それともどこかで改築に打って出るのか。気になる箱です。
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jinriki · 7 months
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エオルゼア雑感・特別編 「華めく神域 タレイア」感想(ネタバレあり)
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本日公開されたFF14のPatch6.5「光明の起点」、皆様楽しまれているでしょうか。私もうきうきで帰宅し、シリーズ「ミソロジー・オブ・エオルゼア」の第3段で締めくくり「華めく神域 タレイア」に突っ込んで6回ぐらい死に、いやあエモかったなんだあのラッシュ攻撃は、などとフレンドと語り合いました。
しかし好事魔多し。その後の物語を進めたところで大いなる解釈違いとぶち当たってしまいました。今回はそんなチラ裏です。
以下、「ミソロジー・オブ・エオルゼア」と「華めく神域 タレイア」その他のネタバレを含みます。 また、解釈違いの表明という都合上、少しネガティブな文章かもしれません。
消えるはずだった人が残るってのは1度きりの奇跡だから許されるだろう、と思うわけですよ私は!
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このゲームって1回そういう展開を大オチとしてやっているわけですよ漆黒で。それもなかなか反則だろう、でもこのキャラを生かさないと困るよな、というわずかなわだかまりが自分の中にあったぐらいです。 今回、「華めく神域 タレイア」ではその展開をもう一度使ってしまった。消えるはずだったキャラを生かしてしまった。そしてその他は天へ還った。それでいいんだろうか、ちょっと不公平ではないか?とニメーヤと主神に抱くPCを持つPLとしては思うわけです。 閑話休題。 まあ正直誰が残って誰が消える、というのは重要な問題ではなくて、消えるはずだったものが残る、それはおいそれと使うべきものでない展開ではないかと。私は、「消えるものは消える」という展開の方が美しいと思います。また新しい物語を始めて欲しいと思います。
だからこの「人間として1人残る」という展開は正直解釈違いだったんですよね。禁じ手は1回だからこそ禁じ手、2回使うと軽くなるから。
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でもオタクの好きなものてんこ盛りだったよねえ、主神がいてさ、言葉かけてくれてさ……でもこれリムレーン様を主神に選んだ人とかどうなるの?お言葉は?みたいなところも引っかかるわけですけど。なんかこう、語りたい物語とファンサービスの間で齟齬を感じざるを得ないんだよなあ、とちょっと思うわけです。これは小さいところかな。
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ここの語りはものすごくよかったですよね。丁寧に1人ずつオリジナルを語っていく、オリジナルのことをを語り手が全て覚えているってのがすごくエモーショナルでした。 そう、彼は語り手だったわけです。記録するという役割を与えられた「ミソロジー・オブ・エオルゼア」における語り手でした。彼に最後まで物語を語らせるための歪みを許せるかどうか、だと思います。気にならない人も多いと思います。
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「じゃあ、またどこかで。」のシーン。ここで「後々もう一度出番があって欲しいか」「このまま登場しないままでいて欲しいか」というところでまた解釈が分かれるシーンです。実際フレンドの1人と自分で感想がはっきり分かれました。多分めんどくさいのは私の方です。
あとは神殺しをここまで華々しく描いていいのか?という葛藤とか。いや神々は世界を支える機構であった、だから滅ばねばならないという解釈には頷くんですが。それにしたってもうちょっと切なくても良かったなあ……なんか世界設定の根幹に関わる部分を壊しちゃってよかったのかな。それでも胸に残るものが信仰なのかなと考えさせられる部分とか。 あとアレを見た後に「研究テーマ変えます!」と言ってのけるスノーゲイムさん強すぎない?目の前で研究テーマが斃される瞬間を見たんだよ?この世界における神とは何か?信仰とは何か?いやこれは身の回りにいる人達だけがレアケースかもしれない。でもこの神殺しを為してしまったPCは、敬虔な信者に対して何を思うのか?なんかあまりにサクッと、チェンソーでもってヤるみたいにそれを成してしまったなあと、なんかこうそういうもやもや感を抱えるのです。この矛盾、二次創作の起点でもあるような気がします。光明の起点。
めんどくさい感情だよなあ。でもニメーヤ様すごく可愛かったよな。このボブっぽい髪型欲しいんですけど、有料でもいいからどうにかなりませんか?
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jinriki · 8 months
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続隠居勢のお気持ちエッセイ・THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Shout out Live!!! 2日目編
隠居勢なので完全に部外者の感想だということに注意して下さい
「Next chapter」「Athanasia」「ソウソウ」の話に終始します
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■会場入り~開演まで
雨が降ったり止んだりで湿気が多い天候でしたね。涼しくてよかったけど。
ライラさんのフラスタ多くてすげえなと思った。10個ぐらいあったんじゃないか。法被の方もいっぱいいたね。
晶葉Pからのフラスタにうわやられたと思った。そういう結婚式の電報的なお付き合いはとても大事だと思える社会人n年目。ロボフレンズも諦められないよなあ。
早く着き過ぎた��、早く会場に入りすぎでしたね。ぼっち参戦なので知り合いもいるわけじゃないし。(でもああいうシチュエーションで周りを眺めるのは好きなんだよな)
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■Next chapterについて
何を置いてもこれについて話さねばなるまい。「ライラさんのデビューを見に行ったと思ったら、そこにいたのはソル・カマルだった」という感想がしっくり来るのだ。これは良い意味で言っている。褒めている。それでいいのだと思っている。 アイドルのライブには疎いので「ああこういうことなので」というのも最初は分かっていなかったけど」どうも出演者は3グループに分割されていて、それぞれのセクションで出てくるらしい。1つめのセクションではライラさんは出てこなかった。ジャンルから離れていた年寄りにも優しい「オルゴールの小箱」のアレンジを楽しんだり、はあこういう感じなんですね色々と。横の人はトラプリ担当ですか、前の人はペンラ持たずに指で強弱付けるタイプね……などと考えつつ、どこか心ここにあらず感があった。当たり前だと思う。焦らされていたと思う。 ここから記憶が割と曖昧なんだけど、確か1セクション目のMCが終わった直後だったと思う。2セクション目の冒頭でそれはやってきた。総選挙ユニット曲「Next chapter」。来るならこの曲だと後になって思えば当然なのだけど、まあ予習してなかったんですわ。イントロで分かれよ。聴いておけよ事前に。そこに「いた」。さすがに演者さんの名前ぐらいは頭に叩き込んでいたので、前のビジョンで名前が出た瞬間に理解した。市ノ瀬加那さん。いつもお世話になっております。 心の準備はまるでできておらず、とりあえず個人ペンラは付けて、ただ汎用ペンラは青色のままで、そんなことしてるうちにどんどん足の接地感が無くなってきて……みたいなことをやっている間に、市ノ瀬さんがアップで映った。こんなことを書くのは申し訳ないんだけど、ド緊張していた。表情がはちゃめちゃ硬かった。それを見てホッとしたのも確かなのはある。当たり前だ。こちらもそちらも初めてである。しかもそちら側はキャパ6800人の会場の前でステージに立っている。今をときめく前作ガンダムの主人公で、多忙なスケジュールの合間を縫ってそこに立っているのである。そら緊張もする。そういう演者さんに対して、こちら側からできるのは腕を振って声を出すことだけで……そういう非対称な関係性を一瞬で飲み込んだ。 ただ、それでもやはり同じ会場にいる、腕を振っている群の一部としてあちら側から見えているという実感は何物にも代えがたく、現地にいてよかった!と思えた瞬間でもあった。第4の壁は透明で、透明だから向こうから見えているのだ。そういう確かな実感が現地にはあった。
■Athanasiaについて
次曲「Dreamy Anniversary」は記憶がないです。「なみだのくに」良かったですね。演者さんの表情がコロコロ変わるのが良くて。 その次、ライラさんとナターリアのソル・カマルで「Athanasia」。なんとびっくりこれも未予習。いやーバカだよね。ナターリア歌ってるってのにさ。 こういうしっとりした曲でUO折るのはどうかと思ったけど、まあオレンジ要素があるんだから仕方ないやないかい。折りました。一瞬で消えました。なんだあの儚い180円の棒は。 でも、しかし、これも良かったよね……。慣れているナターリアの演者さん(生田輝さん)にエスコートされるような楽曲。後から調べて気がついたんだけど、この方は舞台役者に軸足を置いている方らしく、もう場馴れ感というか、正直地に足付き感はこちら側よりあったよねというか。レヴュースタァライトの双葉さんだと言えば話は早いんだけど。 いやーエスコート感、エスコート感だったなあ……ライラさん(市ノ瀬さん)の表情もだいぶ和らいでいて。「またこの歌がいつか誰かに届いてくれればいいな」という歌詞も良くてさあ。シンプルなメロディを繰り返すのもまた良くてさあ……。うん、良い。良かった。「ありがとう」しか出てこなくて何回か下向いたくらいなのであんまり詳細に話せることがありません。
■ソウソウについて
MCも挟んで、タイプ別ユニットがあって、でその次。ナターリアの「ソウソウ」。アルペジオのイントロを聴いた瞬間に膝から崩れ落ちるかと思った。 そもそもナターリアの方はあまり追っていなかったんだけど、それでも事前に聞いていてとてもいいなと思っていた曲の1つだった「ソウソウ」とにかくこの曲は歌詞です歌詞。作詞作曲編曲は世界のTAKU INOUE。作詞側で言えば「アンチグラビティ・ガール」なんかも良いよね。アイマスじゃないけど。 ・ナターリア(生田輝) ソウソウ 歌詞 - 歌ネット とにかく歌詞を読め、としか言いようがないんだけど、全文貼り付けるのは行儀がよろしくないのでリンク先で読んで下さい。「ねえ君を待ってたんだずっと」からもう今日のための歌なんですよこれ。勝手にそう思っている。 そして神の采配・てめえら歌えと言わんばかりの歌詞大写し。「レレヤレレヤレヤ」からサビまで「思い切り叫ぶよ」。声出し解禁ありがとう。これは何を差し置いても大声で歌うべきだったと胸を張って言える。歌えるメロディに歌わなきゃいけない歌詞が乘っている。間違いない。 あとはどうしても触れておきたいことがあって、「キミがどこの誰だってさ かまわないぜ」の一節が放つ強いメッセージ性のことについて。本籍不詳のライラさんを迎えるにあたり、ここまで強い光を当てる太陽が他にあるだろうか、ということ。あなたが歌えるなら、あなたが歌うなら「どこの誰だって」構わない。そういう解釈をしています。 いやまさか褐色つながりで組んだようなこのユニットにここまでのメッセージが乗るとは正直思っていなかった。曲と演者さんの力だと思う。とても良かった。もう一度歌いたいんだけど、あのライブもう一回やらない?
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■その他
MCについてもあんまり覚えてないけれども、月と太陽の耳飾りについては、もうありがとうとしか言いようがない。
西日本総合展示場タイプのオールフラットの会場だったけど、結果的に席ガチャはある程度当たりだった。公式で上がってる画像の少し後ろのイメージ。目の前に大型ビジョンがあって、出演者のアップ映像が結構見やすく、双眼鏡はいらなかった。
でも手持ちの双眼鏡使いづらかったな……なんか中古で手に入れておきたいな。大口径のやつがいい。
特に厄介勢にも遭遇せず。斜め後ろの奴がバカみたいな声で叫んだ時は鼓膜破れるかと思ったけど、1回こっきりなのでまあ。
終演19:20。規制退場で19:35。中部国際空港駅の特急は3番ホームから出るので覚えておこう。死ぬかと思った。
これもどうしても書いておかなきゃいけないんだけど、私はライラさん役の市ノ瀬さんについてFF14のミンフィリア/リーン役で先に触れている。で、当日の容貌(髪型含む)と歌声があまりにリーンに寄り過ぎていて、「あれリーンもいる?ライラさんだけでなく?」とちょっと混乱したところはある。基本的にこういうことはお行儀の悪いことだと分かってはいるんだけど、いやでもリーンもいたんだよな。来年のファンフェスに市ノ瀬さんが出てきたら「うわライラさんおる」とか考えてしまうかもしれない。これはコンテンツに触れる順番の話なのでしょうがない。
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jinriki · 9 months
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シリーズ箱を考える「岡山国際サーキット」
○好きな点 ・指定席制ではないので観戦スポットを自由に選べる ・バックストレートエンドが至近距離でド迫力なのでオススメ ■要注意な点 ・ほぼ兵庫。出掛けるのに気合を要する片道2時間。 ・手狭な土地は如何しも難く……。
今や中国地方唯一のFIA公認サーキットとなってしまった岡山国際サーキット。貴重な拠点であることは万人が認めるものの、今となっては後ろ向きな意味であるだけでありがたい存在となっていることは否めない。 まず遠いのは仕方ない。交通の便が良いサーキットなんて日本じゃ鈴鹿ぐらいなので、その点は別にいい。コンビニが1時間弱先にしかなかったりするけどまあいいです。問題は山奥の谷のような地形の中に作られているせいでとにかく敷地が手狭なところで、車必須なのに駐車場が少ないのは擁護できない。ランオフエリアが狭すぎてもはやスーパーフォーミュラは開催不可能だし。改修しようにもそんなお金はどこにもなさそうで。 このご時世、この山奥の開けた土地にソーラーパネルが敷き詰められていないだけでも感謝するべきなのだけど……。伝統と格式の鈴鹿、最先端に突き進む富士と比べると寂しいものを感じるのも確かなのである。オートポリス?あそこは駐車場が広いからOKです。 それでも年に1度のハレの日、SUPERGTは来年も楽しみ。来年も開幕戦からつちやエンジニアリングが見たいよ。応援してます。
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jinriki · 9 months
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シリーズ箱を考える「岡山県総合グラウンド陸上競技場」
○好きな点 ・新幹線の車窓からメインスタンドが見えるところ ・J1ライセンス持ちでは珍しい芝生席 ■要注意な点 ・岡山駅から歩くと意外に遠い ・メインスタンド最上段に発生する見切れ席
しばらくJリーグのスタジアムが続くと思う。 ファジアーノ岡山の本拠地である。現在ネーミングライツでシティライトスタジアムという名前が付いており、そちらのほうが通りがいい。
山陽新幹線の電車は全列車が岡山駅に停車するが、その岡山駅の東側、ちょうど列車が減速・加速するあたりに大きなスタンドが見切れている。この車窓から見切れるスタジアム、というあまり他には無い光景が私はかなり好きだ。今日は何をやっているのかな、と一瞬でも垣間見えるのがとても素晴らしい。ファジアーノは専スタ化の話も出ているようだが、ちょっと惜しいなと思ってしまう。
新幹線から見ると岡山まで一瞬のこの場所も、歩いて向かおうとすると駅から2km弱と案外遠い。時間が余っている場合以外はバスの利用をお勧めする。道すがら何も無いし。
サイズ感が芝生席抜きで1万5000人規模のちょうどいいサイズに、ファジアーノが拘るパスサッカーの小気味よさ。何度でも訪れたくなる良い箱だと思う。
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jinriki · 9 months
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シリーズ箱を考える「広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ)」
○好きな点 ・(あまりにキャパが大きいので)空いている場所は多い ・山の上なので非日常感が多少ある ■要注意な点 ・屋根や座席、電光掲示板の設備的な古さ ・広島駅から30分かかるアクセス(でも本数は多い)
サンフレッチェ広島が新スタジアムに移転する直前の2023年春に観戦しに向かったが、まあ移転やむなしかな……という感じのするスタジアムだった。30年前に建てられてそのままの状態という箱物行政の一番悪いところが出ているスタジアムで、無駄に広いのに屋根はない、無駄に大きくしたので場所が不便、無駄に大きいのに電光掲示板は小さい……とJリーグの常打ち会場として不便極まりない。同じ街にリーグ屈指の野球場・マツダスタジアムを抱えるだけにそのどうしようもなさが際立ってしまう。
まあこれこそ県陸だよねというか、じゃあ今後30年この箱を維持するにはどうすればいいのかとか、色々と考えさせられる箱であった。来年オープン予定の広島ピーススタジアムが楽しみです。
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jinriki · 9 months
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シリーズ箱を考える「熊本県民総合運動公園陸上競技場」
○好きな点 ・傾斜があり見やすいバックスタンド(たいがい空いている) ・肉多めで美味しいスタジアムグルメ ■要注意な点 ・アクセス/駐車場環境の悪さ ・最前列でもピッチレベルから高さがあるところ
イベント会場、いわゆる「箱」を見に行くのが好きだ。大きい箱を見に行くためにサッカーを見に行くし、旅打ちしに行くところがある。結構色々なところに行ったので、負担にならない範囲で記録をして生きたい。
えがお健康スタジアム――私が初めて行ったときは「うまかな・よかなスタジ���ム」という名前だった――は俗に言う国体スタジアムである。1999年の熊本国体に向けて建設され、九州では珍しい3万人規模を動員できるスタジアムとしてして現在も現役である。ラグビーワールドカップやミスチルのライブなど、その収容力を発揮するイベントが少ないのが玉に瑕だが。
私が「箱」を初めて強く意識したのが、2016年7月3日にここで開催されたサッカーJ2のロアッソ熊本-セレッソ大阪戦。熊本地震発生後に初めて熊本で開催されたJリーグの試合だった。そこで感じたスポーツの祝祭感、スタジアムという日常と地続きの異空間が原体験で、それを追体験したくて「箱」を訪ねているのかもしれない。
この箱をサッカー、つまりロアッソの試合で見る時はバックスタンドで観るべきだ。なぜかというととにかく空いておりかつ自由席だからで、グラウンド近くからスタンド最上方の高い視点からの席まで好きなように選べる。この自由度の高さは他の箱にはない長所だと思っている。ただアクセスの悪さは本当にどうにかして欲しいな。
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jinriki · 1 year
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めちゃくちゃ楽しいゼルダTotKと〇〇〇〇の呪い【ネタバレあり】
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ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(以下TotK)が楽しいです。これはとんでもない怪作です。土日だけで20時間以上溶かしました。この規模のマップを3層構成で作り、 Havok神を説き伏せてパネキット直系クラフト要素を盛り込み、延々と「誰も見たこともない風景」を見せてくれるこんなゲームは空前絶後だと思います。めちゃくちゃワクワクします。
ただ、いやだからこそ、たった1点の違和感がどうしても拭い去ることができなくて。「このゴリ押しは、果たして正規ルートだったのか?」という違和感が、ずっと残るのです。
この先、祠のギミックに触れる箇所が連続します。ネタバレ注意。 ①ラシタキワカの祠(一身の戦い 操縦) ②ツカロクの祠(進むちから) ③「ゾーラの里のシド」内のクエスト
①カートを作って遊んでいたらもっと豪華な装甲車が置いてあったパターン
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身ぐるみ全部はがされてゴーレムとなんとかして戦え、というほこらチャレンジがあるのですが、私はここを ・入口近くに置いてあるカートに乗り込み ・棘ボードが置いてある奥地にカートを横付けして ・敵の攻撃をなんとかして避けながらカートに棘ボードを接着 ・マッドマックススタイルで敵を轢きまくる という方法で何回か死にながらクリアしました。意外に小回り効かんのだよこのカート。 しかし何度かリトライしてヘトヘトになった私が見つけてしまったのは、中央の檻の中にしまわれた、大砲まで打てる豪華な装甲車でした。いや私の苦労なんだったんだよ!カートで装甲車を取りに行ける位置まで移動してヒャッハーするのが正規ルートじゃん!
②ボートで渡るべき池に橋を架けてしまったパターン
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これはどこかの祠のギミックの写真なんですが、見てわかる通りイカダを使って奥から手前に橋を架けています。イカダ同士はウルトラハンドで連結しており、特に危なげなく渡ることができました。なお、イカダのうち何個かは前の部屋から持ち込んでいます。 この祠ですが、画像左側に霞んで見えているように、大きなタイヤが最初から用意されています。しかしそれを使わずにクリアできてしまった。タイヤの使い方が分からなかったのはそうですが、「えっこれ橋作れば向こうまで渡れるじゃん」という発想が最初に出てきたのが痛かった。タイヤを何に使うのかがわからないままクリアしてしまった。クリア後もちょっとしたもやもやが残ったままでした。 この数時間後、別の場所でタイヤを使った船の作り方を知りました。
③明らかなゴリ押しでクリアして、正解が未だに分からないパターン
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今のところ最大の未解決問題・ゾーラの里のクエスト。ここはギミックを解く度に水位が上がる空間で、画像中央に見える祠にたどり着くようになるまで水位を上げる……のが正規のルートなんでしょう。正しい解き方というものがあるはずです。 ただ私は、ここをそこらへんに浮いている板をくっつけたゴリ押し踏み台を使ってクリアしようとしました。これ以上水位を上げることのできるギミックを発見できなかったからです。しかも、この踏み台だけではクリアできず、別のゴリ押しテクニックを使用してダブルゴリ押しでクリアしてしまった。 正直後悔しました。目を皿にすれば、もっと水位を上昇させるようなギミックや、それに付随する宝箱などが発見できたのではないかと。もっと短時間で簡単にクリアできたのではないかと。正直この踏み台をここまで持ってくるのも苦労しましたからね。
◆もっとスマートな解法があるのではないか?という呪い
もっとスマートなやり方があったのではないか? 私は下手なやり方しかできていないのではないか? あまつさえ何かを取り逃しているのではないか? ……という呪いがプレイヤーにかかってしまうのが、このゲームの難点だと思います。ゴリ押しという呪い。クラフト要素が増えているが故に、橋を架けたり台を作ったりというゴリ押しがちょうどよくハマるタイミングがあり、それが選択肢に加わってしまうと、「ギミックを解くか?」「ゴリ押しをするか?」という選択から入らなければいけなくなる。それがちょっとつらい。
TotKと同じような、クラフト要素が入ったジャンルのゲームとして、「パネキット」や「besiege」を思い出す人は多いと思います。このどちらにも私は触れたことがあるのですが、どちらかというとゴリ押しすることへの違和感は薄かったです。恐らくは、課題を達成することが第一のゲームであって、それ以外は付随する要素(例えばクリアランクだったり、例えばやりこみだったり)だったからなのかなと思います。
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しかしゼルダはRPGで、パズル要素を持っています。RPGだから「取り逃したかもしれない宝箱」を想像してしまう。パズル要素が強いからこそ、「もっとスマートな解法」を探してしまう。課題を達成すること以外にも要素がある。プレイヤーとしては、それを逃すことにストレスを感じます。
ぜいたくな悩みだと思います。このゲームはめちゃくちゃおもしろくて、いくらでも遊べるゲームです。でもなんとなく、BotWを進化させたその先は楽園のような行き止まりだった――そんなことも感じながら、楽しんでプレイしています。こんな駄文書いてないで早く続き遊ぼうっと。
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jinriki · 1 year
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NikonD40(レンズ付き5500円)
カメラ趣味エントリ第2弾。
最初に掴んだカメラがミラーレスだった身としては、去り行くシステムである一眼レフ機にも触れておかなければ行けないと思っていて、何か出物はないかと1週間ぐらいインターネットをぶらついていた。屋上屋を架すような2台目に1万円はかけていられない、というのが前提としてあって、できればCCD機を触りたいとも考えていた。
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というか思い出した。最初の出発点が「CCD機を触りたい」だったのだった。シャープ製CCDの最高峰を積んだカシオのEX-P600は今でもちょっと欲しいと思っているのだけど、5000円を超えると流石に高いかなあという気になってくる。そんな日々が続いていた中、状態の悪いNikonD40(18-55mmレンズ付き)が数千円で転がっているのを見て、思わず買ってしまったというわけ。レフ機云々は後付だった。それでも手に入れてからは「あっシャッター気持ちいい……」と何回か桜を撮りに連れ出すぐらいには気に入ってしまった。
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電池もヘタれてないし、操作もAFも快調。撮影枚数も13000枚強とまだまだいける感じ。しかしファインダーが妙に黄色味あるなと思ってたらミラーが変色してきていた。まあ仕方ないね。お遊び用として割り切る。
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一眼レフ機のファインダーはやはりEVFとは別個の見え方で、ペンタックスが「うちはレフ機で頑張りますしー!ミラーレスなんてやらないもんねー!(※一度やった)」と意地を張るのも分かる気がした。GX8のEVFも悪くないんだけどね。鏡に写っているものはリアルであり、FPSは事実上無限大だし。適当に書いてます。つまるところ、鏡を覗きながらカションカションとメカアクションさせるのは楽しいねと。シャッターを切る時の動きが気持ちいいので、カメラなんて最悪何も写ってなくてもいいのかもしれない。
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そしてこのD40、撮って出し(1枚目と3,4枚目)だとやや彩度が低く、いかにも昔のデジカメ感があるのだけど、純正ソフトでRAW現像してやるとそこそこ現代っぽい色が出てくる。「最新のピクチャーコントロール」で現像してやると彩度がぐっと高くなり、5枚目のような色が出てくる。4枚目はいかにも昔のデジカメって感じがあるけど、ピクチャーコントロールを弄ってやるだけで「今っぽく」なる。それがいいことなのかはわからないけど、私は後者が好きなのでちくちく現像している。
また、色々撮ってみると、APS-C機なれどm4/3から比べるとやはりボケるなあという感じがある。絞りの調整を覚えていないので、開放のまま、あるいは絞り切れていないまま写真を撮って、家に帰ってから「うわボケてる!微妙にボケてる!」となったことが幾度かあった。写真の基礎を覚えていかねば。でも何となく撮れるm4/3も好きだよ私は。
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古い機種なので簡単に白飛びするし、ハードオフで880円だったFマウントのジャンクレンズはAFが効かない(※AFカップリングがない)しでなかなか不自由な機械ではあるんだけど、それでもふらっと出かけるのに持っていくにはとても楽しいカメラだなと思いました。もう3回ぐらい持ち出したから元は取ったかな。でもこのD40が壊れても別のFマウント機買っちゃうかもなってぐらいには気にいった。新しめのCMOS機はこんな状況でも白飛びしないんだろうな。でもこの描写もこれはこれで好きだよ。違った個性の機械を揃えるのは本当に楽しい。それが安ければなおさらだ。
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jinriki · 1 year
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エオルゼア雑感・暁月編(Patch6.3)
以下の文章は、FF14暁月編(~Patch6.3)の内容を含みます。
どういうふうに書いていたかも忘れたくらい久しぶりです。Patch6.0から1年ちょっと。新生FF14のパッチは6.1, 6.2, 6.3と進んでおり、私もイカにかまけたりウマにかまけたりしつつもゆるゆるプレイしています。
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【これは6.1で新生編メインクエが大幅改良される前の記念写真】
◆Patch6.1以降のエオルゼア――僕の小規模な冒険
Patch6.1以降のメインストーリー(新たなる冒険編?)を考えると、とてもコンパクトな冒険をやっているなあと思うのです。FF4を下敷きにして、ゴルベーザとその四天王を敵役に据え、味方側には1人の新キャラとさらわれたお姫様。八割方はこれで説明できるような設定で、みんなが想像できるようなストーリーを繰り広げる。まさに実家のような安心感。
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平行世界を股にかけておいてこんなこと言うのもアレですけど、世界を救うのに比べたらとても小規模な冒険をしているかなと思っています。世界を救うわけでも、国を救うわけでもなく、ただ1人のキャラクターを救いに行くというのは、これまでのx.1以下のメインクエストで繰り返されてきたことではあります。
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ただ、今回は世界の存在がとても希薄なのが特徴だと思っていて。ヴォイドという世界は新しく登場したものの、それは既に滅んだ世界。エピソードが語られることはありますが、この世界が続いていく、発展していくという期待はとても薄いわけです。 行き止まりの世界でシンプルに四天王+魔王と殴り合い。ここから何かの手がかりを掴むのか、あるいはただの断章で終わるのか。どちらにもできるような作りだなあと。まあ死に設定を拾うことに定評のあるFF14ちゃんなので、次で広がらなくてもまたどこかで拾われて……ということがあるかもしれないですが。
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Patch6.5までで一段落、Patch7.0からはまた仕切り直しとなりそうな気配もありますけど。断続的になっているにせよ、またまだこの世界が可愛いので続けられそうです。Patch7.0では何が待っているのかなあ。東京ドームのファンフェスも行きたいなあ。
◆その他雑記
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シラディハ水道。またここでお茶が飲めるなんてなあ。
ミソロジーオブエオルゼア、ギミックはそれなりに楽しい。めいいっぱい死ぬけど。カットシーンは冗長な演出が多くて好きではないけど、スノーゲイムさんはかわいいよね。
ご縁があって幻ソフィア討滅戦をクリアしたり。初めて ソーチョーの幻想盤をクリアしたけど、なかなか歯ごたえありましたね。固定ではやりたくないかなあ。1回でいいや。
オミクロン族の友好部族クエ、大人の童話感ありましたね……。
我が枝フェオちゃんにちょくちょく出番があって若木はその度に泣いてます。
◆エオルゼア感想文リスト
・エオルゼア雑感(インプレッション) ・エオルゼア雑感・新生編(~2.0) ・エオルゼア雑感・蒼天編(2.1~3.0) ・エオルゼア雑感・紅蓮編(3.1~4.0) ・紅蓮の解放者は一体何を目指したのか(4.1~4.5) ・エオルゼア雑感・漆黒編(5.0) ・エオルゼア雑感・暁月編(6.0) ・暁月のフィナーレと「白き魔女」(6.0補記)
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jinriki · 1 year
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隠居勢のお気持ちエッセイ・ライラさんボイス実装決定について
おめでとうございます
近所の子がプロ野球選手になったような気持ちでいる。
アイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツを追っていたのはもう5年は前の話で、最近は人づてにしか話を聞かなくなっていたんだけれども、今日ついに「ライラさんにボイスが実装される」ということを知った。 今回のことは今も現役のPの皆様の努力のかいあってこそだろうし、継続してライラさんを追い掛けている方々には本当に頭が上がらない。まずはおめでとうございます、ありがとうございますという言葉を伝えたい。
以下は隠居勢の取止めもないお気持ち表明である。iPhoneが新しくなってからは再インストールもしていない気がするのだけれど。
最終列車に乗る
とにかくめでたいことであるし、彼女が「最終列車に乗った」ということに何かしら意味があるような気がするのだ。 アイドルマスターシンデレラガールズ(以下、シンデマス)のキャラクター総数は全部で190名。ボイスが実装されたキャラクターは2021年までで94名。そろそろボイス付きキャラが半数を越え、100名を超えるくらいにはなってきた。もちろん全員が平等に出番を得られるわけではないし、トップ層の人気は既に不動、ボイス付きキャラの中でも格差はあるものと推測はする。
そんな状況でも、やはり「ボイス無しのキャラに実装を!」という声は根強いものと思う。なぜなら、ボイスがつかないとスタートラインにも並べないからで。まさに海援隊の歌詞のようだ。「向こうの岸辺はあんなに明るく 街の灯が夜を焦がすのに 微かな星の光を探して 闇を選んで走る人がいる」。 ボイス無しアイドルへの風は吹いていない。モバゲー版の運営縮小は特に大きい出来事で、ただでさえ少ない新規供給が、来年からは更に絞られるんだろうなあという、諦めにも似たようなそんな境地で。「最終列車」というのは、2022年の総選挙イベントを傍から眺めているとそう見えるというだけの話だ。
その中でライラさんのボイス実装が決まったということについては、その列車にギリギリで乗り込めたというわけで、割と早めに「諦めてしまった」私には複雑な、でもおめでとう本当におめでとうという気持ちで胸にくるものがあった出来事なのだった。本当に人気はあると思っていたのだ。スイパラコラボで出てきたし。漫画家の方でも応援してる方がいたし。ニュース番組で市井の人がライラさんのグッズを身に着けてることも、出来の良い二次創作も……あれこれ非公開になってる?マジ?全てのライラさんPと解釈が一致したと評判の 「胸いっぱいの日常を」が!?
かなしい。
彼女は「かわいい」の旗のもとに
彼女の魅力について語り尽くすことはできないし、それは既に総選挙に参加された方が大いに語っていることであろうと思うので、私からは彼女が多少であれ背負うであろうものについて述べたい。最初からお気持ち表明エッセイである。真面目に聞かないでほしい。 彼女の出身は「ドバイ」とされている。あの戒律が渦巻く中東のあたりから、お供のメイドさんを連れて下町にやってきた金髪碧眼の少女が、アイドルとして歩むことになるという流れは断片的にではあるが公式でも語られることだ。大量にキャラクターを生み出すために、時に色物とも思えるような設定でごてごてに飾り付けたシンデマスの中でも、一際盛りに盛った設定を持ち、そしてそれを前面に押し出さないというところに、彼女の奥ゆかしさがある。
現在も中東では女性の弾圧という話が定期的に流れてくるし、そんな事情がある以上、今後も出身地を前面に押し出すことはなかなかやりづらいのではないかと思う。しかししかしだ、そんな現実と理想の境界線を綱渡りのように歩くキャラクターを生み出せるのは、フィクションの為せる技ではないかと思うし、これこそが多様性なんじゃないか。現実の息苦しさから息継ぎをするようなキャラクターがいることに私は救いを感じるのだけれど、そんなことはともかくライラさんはかわいいし、ボイスが実装されることになって本当に良かったと思うのです。
本当におめでとう。ライブに出る機会があるんだとしたら、行きたいな。
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jinriki · 1 year
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LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II(の、失敗写真集)
最近ミラーレス一眼、というかマイクロフォーサーズのカメラ(中古のPanasonic GX8)を買いまして。「超望遠レンズをぶん回してみたい」という夢を叶えてみまし���。とりあえずレンズはレンタルで。 カメラは機材趣味だなあ……と思うところでありました。ゴルフとかと同じカテゴリなんだと思います。いい機材を買って、練習して、時々会心の一撃が出ると気持ちいい。違う機材があれば違う世界が見られるんじゃないかと思わせ、ただ結局練習は必要、みたいな。いやでもこのレンズ欲しいなほんと。元取れる気がしないけど。 (現像まで頑張る気が出ないので、以下の画像はすべてjpg撮って出しです)
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手持ちで月がここまで撮れるというとんでもなさですよ。クレーターまでくっきりと。届いたのが皆既月食の翌日だったのが恨めしい。
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(11/12阪神5R ⑦サンライズグルーヴ)換算500mmぐらいのズームで。ちょっと後ろのボケがぐるぐるしてますな。ちなみにここから馬の写真が続きます。
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(11/12阪神7R ⑥スカイトレイル)まーじでピントが合わんのですよ。動体を超望遠でピントを合わせる……というところで設定を色々いじくり回して結局最後までうまいこといかなかった。ウマ認識AFほしい……。
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(11/12阪神8R 京都ジャンプステークス ⑫スマートアペックス)復帰2戦目の推しです。パドックは換算600mmが一番火を吹くところなんだけれども、半押ししてからシャッターを切る癖が抜けなくてピンボケ多発。ピントの合う範囲が狭いのなんのって。AF-C設定でどうにかなりそうだけど……。
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(11/12阪神8R 京都ジャンプステークス ⑧ホッコーメヴィウス) 大失敗パターンです。こういうシチュエーションで跳んでくる馬にどうピントを合わせれば良いのかわからねえー!!!
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(11/12阪神10R 堺ステークス ⑦リリーミニスター)マークシート書き間違えて単勝23倍の馬に1000円ぶっこんだしにたい。写真もこの馬だけうまく撮れたしなんなんだ。
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(11/12阪神11R デイリー杯2歳ステークス ⑩オールパルフェ)今回の旅行で一番うまく撮れた写真じゃないかしら、という1枚。結局オールパルフェが逃げ切り外から差したダノンタッチダウンは2着。
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土曜競馬を見たあと無謀にも夜の伊丹空港に繰り出し、案の定全滅しました。
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11/13に日付は飛んでエリザベス女王杯です。マジカルラグーンとデアリングタクトの返し馬。まさかマジカルラグーンがあそこまでぶっ飛ぶと思わんやないですか。デアリングタクトは戻ってこんなあ。
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ローザノワール軸で無事爆死しました。来年は京都競馬場に戻るので、結構貴重なレースを見ましたな。来年も撮りたいなあエリ女……。
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