Tumgik
kanika77 · 2 years
Text
独断で編集する、「RED」視聴のためのワンピース知識
※知り合い用です
※自分自身wiki知識マンなので誤りがあるかもです。
●登場人物
○麦わらの一味 主人公「麦わら」ルフィを船長とする一団。
・モンキー・D・ルフィ 説明不要の主人公。奔放な性格で自由を愛する。悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、ゴムの能力を多彩に活かした戦闘を得意とする他、「覇気」も身に着けており能力と組み合わせて使うこともある。最近破竹の勢いで勢力を伸ばしており、「四皇」と並び称されるほどになっている。
・ロロノア・ゾロ 「麦わらの一味」ナンバー2。二刀流に加え口に加えた刀で「三刀流」を使う剣豪。サンジとは反りが合わない。
・ナミ 「麦わらの一味」航海士。超グラマラスで金にがめつい。天候を操る術で戦う。
・ウソップ 「麦わらの一味」狙撃手。お調子者だが小心者。狙撃の達人であり、「見聞色の覇気」も使いこなす。父ヤソップに憧れている。
・サンジ 「麦わらの一味」コック。料理の腕は超一流。大の女好きですべてのレディを愛する男。炎を纏ったキックで戦う。
・トニートニー・チョッパー 「麦わらの一味」船医のトナカイ。かわいい。「ヒトヒトの実」の能力で様々な姿に変形して戦う。
・ニコ・ロビン 「麦わらの一味」考古学者。超グラマラス。頭脳に秀でていて、古文書の解読などもできる。「ハナハナの実」の能力で離れた場所に手や足を生やして戦う。
・フランキー 「麦わらの一味」船大工。改造した自分の体で戦うスーパーな変態。
・ブルック 「麦わらの一味」音楽家。「ヨミヨミの実」で蘇った骸骨。一時期一世を風靡する歌手だった。居合の達人であり、パンツを見たがる助平でもある。
・ジンベエ 「麦わらの一味」操舵手。「魚人」という種族。仁義に厚い。空手・柔術の達人。
・サウザンドサニー号 麦わらの一味の船。でかい。
○赤髪海賊団 四皇「赤髪のシャンクス」を頭に据える海賊団。一時期ルフィの故郷を拠点としていた。
・シャンクス 通称「赤髪」。「四皇」の一角で、義に厚い海賊。ルフィの憧れの人であり、麦わら帽子の元の持ち主。ルフィを救うために片腕を犠牲にした過去がある。剣技と「覇王色の覇気」の達人で作中トップクラスの実力者。ストーリーの最重要人物だが、最重要すぎて出番が少なく謎も多い。
・ヤソップ 「赤髪海賊団」狙撃手。ウソップの父親で、ある日突然ウソップを置いて旅立った。天才的な狙撃の腕と「見聞色の覇気」を持つ。
・ほか赤髪海賊団の皆さん シャンクスの仲間たち。明るく陽気な奴らだが、仲間を傷つける相手には一切容赦せず、そしていざ戦うと超強い。「覇気」の達人が多い。
○他の海賊団 ・トラファルガー・ロー ハートの海賊団船長。ルフィの同盟相手。ルフィからは友達だと思われている。「オペオペの実」の能力者でいろいろ便利なことができる。
・ベポ ハートの海賊団航海士。ミンク族という種族で、白熊の外見。
・バルトロメオ バルトクラブ海賊団船長。ルフィの狂信者。「バリバリの実」の能力で強力なバリアが張れる。
・シャーロット・リンリン 通称「ビッグ・マム」。ビッグマム海賊団船長で「四皇」の一角。お菓子が大好きで、気に入ったものは手に入れないと気がすまない性格。めちゃくちゃ強い。麦わらの一味とも戦ったことがある。
・シャーロット・ブリュレ ビッグ・マムの娘。お兄ちゃん大好き。美人が大嫌い。「ミラミラの実」の能力者で、鏡世界を移動できる。
・シャーロット・オーブン ビッグ・マムの息子。「ネツネツの実」の能力者。
・シャーロット・カタクリ ビッグ・マムの息子。「モチモチの実」の能力者で、見聞色の覇気の達人でもある。めちゃくちゃ強い。
○世界政府 世界の国の大半が所属する組織。「五老星」「天竜人」を始め上層部には怪しい人間も多い。
・五老星 世界政府の一番偉いおっちゃん達。シャンクスと密談したことがある。
・ロブ・ルッチ CP(サイファー・ポール)0という諜報機関の一員。ブルーノやカリファとともに、麦わらの一味とも一度戦ったことがある。
・ブルーノ CP0の一員。触れたものや空間をドアにして瞬間移動できる「ドアドアの実」の能力者。
・カリファ CP0の一員。美人秘書官。
・チャルロス聖 「天竜人」。すごい権力の持ち主だがゲボカスみてーな性格。
○海軍 「世界政府」の擁する武力。海賊達や不穏分子に対処するため、強力な海賊とも張り合えるだけの力を持つ。
・赤犬(サカズキ) 海軍元帥。正義のためなら過激な手段も辞さない性格。
・黄猿(ボルサリーノ) 海軍大将。剽軽で掴みどころがない性格。「ピカピカの実」の能力者で全身を光に変えて行動することができる。
・藤虎(イッショウ) 海軍大将。座頭市みたいな戦闘スタイル。仁義に厚い。
・コビー 海軍大佐。正義感の強い若者。「SWORD」という特殊部隊の一員で、「ロッキーポート事件」を収束に導いた英雄として知られている。ルフィの古い友達であり、海軍にありながらルフィを尊敬している。
・ヘルメッポ 海軍少佐。ルフィやコビーとは色々あったが、今はコビーの相棒。
●用語
・海賊 海のあらくれ達。「麦わらの一味」や「赤髪海賊団」のように、一般人に積極的に危害を加えないものもいるが、大半は現実の世界と同じく、圧倒的な力を背景に弱者を踏みにじることを厭わない輩達。
・大海賊時代 海賊王「ゴールド・ロジャー」が処刑された後、彼の莫大な遺産をめぐり始まった、数多の海賊たちが相争う混沌の時代。
・悪魔の実 不思議な植物の実。食べると超人的・個性的な能力を得るが、代わりに一生泳げなくなる。海の中では基本的に能力が使えない。
・覇気 気合パワー的なもの。類まれな実力者にしか使えない。大まかに3種類に分かれる。
・武装色の覇気 攻撃力や防御力を高める覇気。使うと、体の場所が黒くなったりする。極めると「悪魔の実」の能力に関係なくダメージを与えたりできる。
・見聞色の覇気 感覚を強化する覇気。極めると、遠くの相手の存在を感じたり、他人の心や視点を読んだり、未来を予知したりと人それぞれ多彩な力を発揮する。
・覇王色の覇気 覇気の中でもさらに限られたほんの一部の強者しか使えない技。ぐわっと威圧するだけで弱い相手を気絶させることができる。
・電伝虫 電波を使って意思疎通する不思議なカタツムリ。作中では捕獲・改造され人々の通信手段として用いられることもある。
・四皇 海賊の中でも頂点に位置する最強の称号。「赤髪」シャンクスと「ビッグ・マム」シャーロット・リンリンはこの称号を持つほか、「麦わら」モンキー・D・ルフィもこれに並ぶと称されている。
・天竜人 世界政府の成り立ちに関わると言われる貴族。「神」と自称・他称されており、どんな傲慢なわがままを言っても(海賊すら含めた)誰も逆らえない圧倒的な権力を持つ。天竜人に逆らうと、世界政府がありったけの海軍武力を率いて報復を行うといわれる。
1 note · View note
kanika77 · 2 years
Text
存在しない民俗文化「リュシュペリット」
リュシュペリット(ルシゥペレッテ、日本語で「臆病者の争い」)とは某国アガモ区域の8つの村の間で行われていた競技・祭りである。
・起源 アガモ区域には、岩肌が露出した急坂「ピロッコの坂」とその末端に大口を開ける「アガモの大渓谷」が存在する。 アガモ地域には以前から、若者が橇を使ってピロッコの坂を滑り降りる、危険なチキンレースのような遊びがあったことがわかっている。
・起源2 アガモ地域は比較的干魃・増水の影響を受けやすく、作物の実りが不安定で、収穫物や租税を巡った諍いが周辺の8つの村の間で頻繁に起こっていた。 毎年少なくない死人が出ることを憂いていた村の長たちが、前述の若者の遊びに目を付け、村の間で勝敗を決めるための競技として利用し始めたのが始まりとされる。
・概要 リュシュペリットは毎年初夏に行われていた。 各村で、その年に成人を迎える男を一人代表者とし、マーヤー(橇乗り/選手)とする。各マーヤーは競技のために、4つの車輪を持つ橇「マーユ」を持つ。このマーユは村人たちによって作られるが、原則としてマーヤーは祭りの当日まで触れることも見ることも許されない(実際には、この協定は半ば公然のように破られていたらしき資料が残っている)。マーユには仕掛けが施されており、マーヤーが綱を強く引くと車軸の回転が止まりブレーキがかかるようになっている。 祭りの当日はマーヤー8人がピロッコの坂の上に集められ、順番に坂を滑り降りていく。途中でブレーキをかけ、最も坂の終わりに近いところで留まり生還したマーヤーが勝者となる。 祭りは雨天決行で行われ、その年の天候や坂のコンディションによって滑りやすさは大きく異なるため、非常に困難な競技で死者の出ない年は少なかった。死者は「エルユング(勇気ある者)」と呼ばれ、公に表彰されることはないが一般に名誉ある死とされた。 生還した中で最も滑った距離が少なかったマーヤーは「リュシュペル(臆病者)」と呼ばれ蔑まれた。また、「アガモに不幸が起こるのは、リュシュペル(臆病者)を生むような村の責任である」とされ、リュシュペルを輩出してしまった村は次のリュシュペリットまでの1年間、残りの7村全ての租税や工事・公共事業などを担わされた。凶作・飢饉が起こった年でも例外ではなく、むしろリュシュペルの村から秘密裏に略奪が行われることすらあったという。後の研究では、リュシュペルの村では1年間、村全体の死亡率は平均3倍、子供に限れば平均10倍にもなったとされる。リュシュペルとなったマーヤー本人には公式には罰則が存在しないことになっていたが、「村を不幸に貶めた」ものが村人から浴びる視線は非常に冷たく、リュシュペルは不幸な"病"や"事故"などで次の夏を迎えないことが通例となっていた。 記録上、リュシュペリットで大渓谷に落下した者が生還した事例は確認されていない。
・事例1 某国歴437年のリュシュペリットの際、祭りの前日に橇を巧妙に壊すような工作が行われ、オルデリ村のマーユが少しも動かずリュシュペルとなってしまったことがある。この際の工作は隣村・エンガ村の者により行われたとされており、後世数十年に渡って両村の関係は非常に険悪なものであった。 また、この時の「リュシュペル」は例外的にその後死亡せず、妻や子供にも恵まれたことが記録されている。
・事例2 某国歴518年のリュシュペリットは豪雨の中で行われた。当然坂のコンディションは最悪に近く、ブレーキが効かず落下する者が最初から立て続いた。 こうなると生還しても「リュシュペル」となる可能性が非常に高くなるため、後半のマーヤーはブレーキをわざと使わず自ら谷底に落ちるものが続発。結果的に8人のマーヤー全員が大渓谷に呑まれるという大惨事につながった。 この年はリュシュペル不在ということになり、頭を悩ませたのが各村の長たちであった。その後、最後に滑走していたユタ村のマーヤー(滑走順は慣習により決まっており、百年以上にわたり変更されたことがなかった)をリュシュペルとすることが他の7村の長により強引に決められてしまった。 当然ユタ村の村民たちはこの決定に猛反発。争いに発展し、最終的に残りの7村による虐殺・簒奪でユタ村そのものが壊滅するという凄惨な結果となった。 この事例のあとも残った7村によりリュシュペリットが続けられていた。
・事例3 某国歴526年のリュシュペリットは、当日は雨がなかったものの前日の豪雨の影響が色濃く残る中での開催となった。 この年もブレーキの管理が非常に難しく、開始から立て続けに2人のマーヤーが落下・死亡したことが記録されている。こうなると残りの者たちは当然「ユタ村の悲劇」を惹起せざるを得なくなり、慣習的にユタ村の前に(つまり、526時点では最後に)滑走していたメレヒ村と、その前のオルデリ村の間で小競り合いが発生。最終的に滑走を待たずメレヒ村のマーヤーがリンチ・殺害されるという事件に発展した。 このマーヤー殺害事件を契機に、メレヒ村を支持する村・オルデリ村を支持する村に分かれて各村人入り乱れた殺し合いが発生。リュシュペリット会場はそのまま戦場となり、イランカ・サイバの2村を除く村の男殆どが死亡するという惨憺たる結末となった。
・事例4 上記の事例を経て実質的に2村に再編されることとなったアガモ地方ではあるが、長年の対立を経てきたアガモ地区にもはや「租税・工事を共同で分担する」などという価値観はなく、両村の長は翌527年もイランカ・サイバの2村でリュシュペリットを敢行することを公然と宣言。 当然、夏を待つことなく両村は戦争状態となり、子供の一人まで残らず駆り出す地獄絵図の末、アガモ地区の住民は文字通り全滅することとなった。
・その後 無数の屍が放置される廃墟と化したアガモ地区は、しばらく人を寄せ付けなかったが、後年政府により大規模な工事・再開発が行われた。ピロッコの坂は切り崩され、大渓谷周辺は一般人立入禁止となった。 「リュシュペリット」については政府により「恥ずべき歴史」として隠されてきたが、近年のクーデター後に臨時政府により資料の再研究が行われ、全貌が明らかとなった。 現在は「共生・共存を怠ったものの末路・教訓」として、アガモ・モールの近くに小さな「リュシュペリット史料館」が、またピロッコ坂の跡地にリュシュペル・エルユングたちの慰霊碑が建立されている。
※この記事は某国臨時政府の発表をもとにまとめられている。某国臨時政府による誤解・事実誤認・偏向などが含まれる可能性に留意されたし。
0 notes
kanika77 · 6 years
Text
『少女終末旅行』感想、あるいは人生の無意味さと素晴らしさについて
 あなたは、何のために生きていますか。
 『少女終末旅行』という漫画がある。コミックサイト『くらげバンチ』で連載され、アニメ化もされた話題の作品だ。  私の出会った漫画の中で最も好きな作品と言ってもいい作品である。
 あらすじとしては、チトとユーリという2人の少女が、既に廃墟となり生命もほとんどいない世界を気ままに旅していく。その中で、いろいろなものを発見したり、失ったり、人間(またはそれ以外)に出会ったり、別れたりする。  それだけ。
 それだけではない。
 ひたすらに繰り返される日常の中に、作者の非常に強く重いメッセージが込められている。ゆるやかな日常ものとも、終末を唄うセカイ系ともちがう魅力がそこにある。
  私は少なくとも、『少女終末旅行』は漫画という媒体を超えた、哲学書、抒情詩、あるいは宗教画のひとつのように捉えている。
※ここより先はネタバレを前提とした感想になります。ご注意下さい。
  少女終末旅行は『失う』物語である。  カナザワは地図を失った。イシイは飛行機と、設備のある基地を失った。人工知能は自ら「命」を絶った。魚を育てている自律機械や異様な生命体であるエリンギたちも、いずれ滅びを迎えることが確定している。
 彼らに明日はあるが、未来はない。ただ滅びゆくことだけが確定している。
  そして、それは主人公であるチトとユーリにとっても同じである。
 ケッテンクラートという「足」を失った二人は、その生活を急激に維持できなくなっていき、銃などの荷物、本、そしてチトにとっての生きる意味とも言える日記に至るまで、消費しあるいは捨てていくことになる。  チトが今まで大切に大切にしたためてきた日記を、無表情に燃料として使い捨てていく光景は、連載当時目の当たりにしてあまりのショックに寝付けなくなったほどだった。
  そして、食料も燃料も使い果たし、死が間近に迫っているのを感じながら、彼女らが到達した最上層には――何もない。  正確に言えば、真っ黒いモノリスのような謎の物体が一つ佇むのみである。  その光景を前に彼女たちは語り合い、休息を取り、
 そこでこの作品は終わる。
  最終話である42話(Web版)公開当時、この終わり方は賛否両論、大いに物議を醸したのを記憶している。
 曰く、ここまで来たのに何もないなんて拍子抜けした。
 曰く、世界の真実に関する伏線がいくつも投げっぱなしなのは怠慢だ。
 曰く、こんなに頑張った彼女たちに救いがないなんてかわいそうだ。
 曰く、黒い物体にはきっと重大な機能があって、彼女たちは月に行った(あるいは旅を続けた)に違いない。
 ネット上を眺めると、実にさまざまな感想を目にすることができた。
  その気持ちには共感できる。だけれど自分は、より別の考えを抱いている。
  自分は彼女たちが月に行ったとも、旅を続けたとも思っていない。
 もっと正確に言うならば、彼女たちがあの後月に行ったとしても、旅を続けたとしても、あのまま眠るような死を迎えたとしても。  いずれにせよ、物語としての本質には何も影響を与えないだろう。
 『少女終末旅行』は、最高の形でフィナーレを迎えたし、作者のメッセージを十二分に体現できている――私はそう考えている。
   ここで、文章冒頭に書いた問いを思い返していただきたい。
 「あなたは、何のために生きていますか」
 この問いに答えを出すのは非常に難解なものであるし、人によって様々な回答の仕方があると思う。
  何か大きなことを成し遂げるために生きている人もいるだろう。
 次の世代に何かを遺すために生きている人もいるだろう。
 誰かに必要とされているから生きている人もいるだろう。
 あるいは、刹那的な享楽のために生きている人もいるだろう。
  それでは。
 何も成し遂げられなかった人生は、無意味なのか?
 次の世代に何も遺せない人生は、無意味なのか?
 誰にも必要とされない人生は、無意味なのか?
 享楽の尽きてしまった人生は、無意味なのか?
   『少女終末旅行』の中で、ユーリはちょっと異質な登場人物である。
 ユーリは言うならば、好奇心の塊である。  彼女は慎重であることを知らない。気まぐれに相棒のチトに銃を向けてみたり、相棒の宝物である本をうっかり燃やしてみたり、怪しげなスイッチがあれば押してみたり、とにかく何でも食べたがったり、触りたがったり……  そのせいで二人が危険に瀕したことも、一度や二度ではない。
 それでも、チトはユーリを叱る、あるいは叩くだけで、決して見捨てる気配はない。
  ユーリというキャラクターには、どうもこの世界が、我々の切り取り方とは別の映り方をしている印象を受ける。
 思えば『少女終末旅行』の登場キャラクターは、みな何かしらの「生きる意味」を抱えていた。  カナザワにとっては地図、イシイにとっては飛行機、自律機械にとっては魚、人工知能にとっては塔の管理、あるいは詩――あるいは自己破壊そのものだろうか。エリンギでさえも、「文明の残滓の捕食」を目的としており、それが終われば眠りにつくであろうことが示されている。  主人公の片割れであるチトにとっては、本の収集、あるいは日記をつけること――もしくは、「知ること」そのものが、それに最も近かっただろう。
 チト「文化というのは文字とか言葉とか 人間の集団同士の違いだよ」「それが原因で争いになったりもしたらしい」
ユーリ「ふーん… なんでだろう?」
チト「……」
チト「よくわからないものは怖いから…」「とか?」
ユーリ「でもちーちゃんはわからないことを知るのが好きだったりするじゃん」「本を読んだり」
チト「…だからこそ」「お前みたいによくわからない危なそうなものに近づかないんだよ…」
  ―4巻収録 28「文化」
  だが、ユーリだけは違う。彼女だけは、固執しているものがない。
 ユーリの言動は常に行き当たりばったりで一貫性がない。興味のあるほうへ意識をふらふらと持っていっては、またふらふらと戻ってくる。「目的」が、どこにも存在しないのだ。
 チト「記憶は薄れるから」「記録しておくんだよ」
ユーリ「記憶なんて」「生きるジャマだぜ」
  ―1巻収録 04「日記」
  ユーリと他の登場人物との間にある差とはなんなのか?それこそが、この作品のキーポイントであると自分は考えている。
  上にも記したが、「少女終末旅行」には、登場人物たちが「自分の生きる意味だったもの」を失っていく過程が描かれている。  例えばカナザワ。彼は地図を描くことを人生の最重要命題としており、そのために生きている。  チトとユーリが現れる前には、見せる相手なんて誰もいない(いなくなってしまった)のにもかかわらず、だ。
 この描写は、人(あるいはそれに近い知性体)とは「生きる意味」を持たなければ生きられない存在である、ということを表しているのではなかろうか。  カナザワの地図。イシイの飛行機。自律機械の魚。そして、それに意義を見いだせなくなった人工知能は、自ら死を選んだ。  カナザワも、地図を失った瞬間、「どうせみんな死ぬんだ」「生きる意味もない」と、迷いなく死を選ぼうとした。……「生きる意味」を失うというのは、きっとそういうことなのだろう。
 この作品に描かれている「絶望」とは、すなわち自分の生が無意味であることに気づく瞬間のことである。私はそう解釈している。
  ユーリは違う。
 たとえば。先のカナザワにユーリがかけた言葉を見てみよう。
 ユーリ「カナザワ」
ユーリ「これあげる」「フルーツ味」
ユーリ「意味なんかなくてもさ」
ユーリ「たまにはいいことあるよ」
カナザワ「こんな世界でも?」
ユーリ「たぶん だってこんなに景色もきれいだし」
  ―1巻収録 08「街灯」
  ユーリにとっては「生きる意味」というものはさほど重要ではない。それよりも、街灯の灯りに照らされた廃墟の美しさ、そこで食べるフルーツ味の保存食糧のおいしさ、そういったもののほうがはるかに大切なものなのだ。  ユーリにとってはおいしい食事と面白いもの、そしてチトが側にいてくれれば、それだけでよかったのだ。
 チト「さっき暗闇の中でユーが言ったよね」「あの世もこんな真っ暗な世界なのかなって」
チト「そういう風に思いたくないから」「石像を作って光を灯したりするのかもしれない 安心したくてさ」
ユーリ「安心か―――」
ユーリ「むしろ 私はちーちゃんを見つけたときのほうが安心したけどね」「暗闇の中で」
  ―2巻収録 10「寺院」
  先程「この作品において『絶望』とは、生きることの無意味さに気づく瞬間である」と述べたが、この作品には「絶望と、なかよく。」というキャッチフレーズが存在する。
 「絶望となかよくする」とは、具体的にどのようなことを指すのだろうか。
 私は、このフレーズをよく用いているのが他ならぬユーリであることが、大きな意味を持つと考えている。すなわち、ユーリは既に「絶望となかよく」なっていることが示されているのだ。
 チト「ダメだ…」「直らない…」
チト「絶望的だ…」
ユーリ「んんんん~~~ ぜつぼう~~~」
チト「ユーも板金しゃぶってないで手伝ってよ」
ユーリ「えーー やだ」
ユーリ「もっと絶望と仲よくなろうよ」
チト「ポジティブすぎる…」
  ―2巻収録 14「故障」
  物語の最終盤。ケッテンクラートを皮切りに、様々なものを捨て、ついには自分の「生きる意味」の体現である日記すら消費して捨て去ったチト。  彼女の言葉に、その真実が記されているように思う。
 チト(私たちは何もかも失っていった…)
チト(車両も銃も…)(本も日記も…)
チト(そして今光もなく…)(足音は繰り返しの中に消えていく…)
チト(これが生きることなんだろうか…)(暗闇から来て暗闇の中へ還っていくみたいに…)
(中略)
チト(私たちはもう…)(ひとつの生き物になってしまった)
チト(初めからそうだったのかもしれない)(だとすれば…)
チト(本当にそうだとすれば…)
チト(私の手…ユーの手…)(肌に触れる冷たい空気…)(その外側にある建物…都市…)(その上に広がる空…)(こうして触れ合っている世界のすべてが…)
チト(私たちそのものみたいだ…)
  ―6巻収録 46「沈黙」
  諸行無常。自分たちが持ちうるものはすべて失われていき、自分たちもいずれ暗闇へ、「死」へと向かっていくことが確定している。
 そうして「生きる意味」すべてを捨て去った後に残ったもの、すなわち「見て触れて、感じるこの世界そのものが自分たちそのものである」という気付き、一種の「悟り」こそが「絶望となかよく」の正体であるのだとすれば。
 そして、ユーリはそれに、ずっと以前から気づいていたのだとすれば。
 ユーリ「わかんないよ!」
ユーリ「どうするのがよかったのかも」「どうしてこんな世界に二人っきりなのかも…」
ユーリ「……何もわかんないけど…」
ユーリ「生きるのは最高だったよね…」
チト「………うん」
  ―6巻収録 47「終末」
  それこそが、ふたりが辿り着いた「生の価値」そのものなのではないだろうか。
  二人の旅路の後には何も残らない。チトとユーリの人生は無意味そのものである。だがそれは、決して、「無価値」ではない。  お互い肩を並べて雪の上に寝転び、満天の星空を眺めて「生きるのは最高だった」と語り合う。  それこそが人生の根源であり、人間があらゆるものを捨て去った後に最後に残される「生の価値」なのではないだろうか。
 ユーリはそれをとっくに得ていたのだ。  だから興味のあるものに興味を示し、食べたいものを食べ、チトと心ゆくまで他愛ない会話を楽しんだ。  だって、それこそが生きる価値そのものであったから。
 『少女終末旅行』とは、ユーリにとってはそれを再確認する物語であり、チトにとっては、ユーリという共通の友人を介し、本や日��という「人生の意味」を捨て去り、「絶望となかよくなる」という旅路の物語だったのではないか。私はそう考えている。
  「彼女たちがあの後月に行ったとしても、旅を続けたとしても、あのまま眠るような死を迎えたとしても。いずれにせよ、物語としての本質には何も影響を与えないだろう。」上の文章中、私はそう書いた。  それは、チトとユーリは『少女終末旅行』の作中で描かれた旅路を通じて、手に入れるべきものを間違いなく手に入れたからだ。
チトとユーリは、多くの場所を旅し、多くの出会いと別れを経験し、世界に触れ、そして「絶望となかよくなった」。それがすべてである。
 もしあの後、彼女たちが月に行けるならば、月に行くだろう。食糧をたくさん手に入れて旅を続けられるならば、続けるだろう。もうどこにも行けないならば、どこにも行かないだろう。  それはもはや重要なことではないのだ。  彼女たちの旅路はどこかで終わる。それだけ。
 (略)実際の生命というものは連綿と永遠に続いていくものなのかもしれません。 終わりがないのかもしれない…と思うと少し不安になります。 それはいつか必ず終わりが来る自分という存在が永遠に取り残されてしまうような不安、あるいは寂しさでしょうか。 生命も文明も宇宙も、ちゃんとどこかで終わっていてほしい。 終わりがあるというのはとても優しいことだと思います。
  ―3巻あとがき
  死ぬまで生きること、その過程そのものに価値がある。
 『少女終末旅行』とは、強烈な「生の全肯定」である。
   この作品から、私たちは何を受け取るべきか。
  私たちは終末世界には生きていない。現代社会に生きている。  周囲には人と生命と物質と情報が溢れ、やりたいこととやらねばならないことでスケジュールはキツキツに埋まっている。考えることといえば明日の仕事がうまくいくかとか、テストが近いから頑張らなきゃだとか、子供の服を買いにいかなくちゃだとか。  「絶望となかよく」している暇はどこにもない。きっとする必要もないであろう。しなくても生きていける。
  それでも、人間は必ず死ぬ。
 いつ死ぬかはわからない。明日かもしれないし、数十年先かもしれない。  死んだ後には何があるのか。天国か。地獄か。霊界か。ヴァルハラか。異世界か。無か。わからない。誰もそれを知ることはできない。  そんなわけのわからない暗闇に、必ず、対峙しなければいけないときが来る。
  「人は死ぬ」ということを前提にしたとき、自分の人生の価値をどこに定めるか。
 何か大きなことを成し遂げられたなら、良い人生かもしれない。
 次の世代に何かを遺せたなら、良い人生かもしれない。
 誰かに必要とされたなら、良い人生かもしれない。
 欲望を沢山満たせたのなら、それもまた、良い人生かもしれない。
 でも、そういうものが無かったり、意味を見いだせなかったとしたら―――
  そんなとき、ユーリがきっと、フルーツ味の食糧をひょいと取り出して、こう呟いてくれる。
「人生って、楽しいよ」
  そういうことなのだろう。そういうことなのだ。
  少女終末旅行 - つくみず / 01 星空 | くらげバンチ https://kuragebunch.com/episode/10834108156628843815
※10/31 11:59まで全話無料だそうです。ぜひお読み下さい。  それ以降は、ぜひ単行本も買ってみてください。
4 notes · View notes
kanika77 · 6 years
Text
「世界樹50質」使用例
先程公開した「世界樹ボウケンシャーに50の質問」の使用例として、世界樹Xでのうちギルド「朔月樹界譚」の「シィ」の50質を公開します。
1.あなたの名前を教えてください。  シィです。よろしく。ほんとうの名前はシララといいます。ご先祖さまから伝わるたいせつな名前だそうです。 2.あなたは周りから何と呼ばれていますか?ニックネームがあれば教えてください。  シィとか、シィちゃんって呼ばれています。 3.あなたの年齢・性別、もしよければ種族・血液型・星座・誕生日も教えてください。  年は17才です。性別は女です。種族……はわかりません。周りはみんなハイランダーだったので、きっとハイランダーだと思います。生まれた日は竜の月の11日です。 4.あなたのクラス(サブクラス)を教えてください。  ヒーローです。サブクラスはまだ決めてません。でも、ハイランダーにすると思います。 5.二つ名や称号、コードネーム等があれば教えてください。できれば由来もお願いします。  ギルド?に書くときに「捨身の英雄」と書かれました。英雄はヒーローのことだと思います。捨身はよくわかりません。 6.あなたは一言で言うとどんな性格ですか?  んー……ふつうだと思います。でも悪いことや、人を悲しませることはきらいです。 7.あなたの長所はどんなところですか?  小さいころからハイランダーの訓練をしていたので、体力はあります。あと、初めてあった人がいい人か悪い人か、というのがなんとなくわかります。わからないときもあります。 8.あなたの短所はどんなところですか?  よくけがをします。父さんや母さんからは危ないことをするからだと言われます。あと、マギニアに来てからは、周りの人がむずかしい話をしていてわからないことがあります。 9.あなたの好きな食べものは何ですか?  いちばん好きなのはパンです。固いのも、やわらかいのもおいしいです。あと、レムリアで食べたお肉のステーキは大きくてやわらかくてとてもおいしかったです。 10.あなたの好きな動物は何ですか?  うちで飼っているので犬とヤギが好きです。あとリスも好きです。かわいいので。 11.あなたの好きな色は何ですか?  今している髪かざりみたいな、赤茶色は好きです。 12.あなたの好きな異性(同性でも可)のタイプを教えてください。  かっこいい人が好きです。あと、何かにとても熱中していたり、物知りな人もかっこいいです。 13.好きな言葉や座右の銘があれば教えてください。  「総ての正義であれ」です。ご先祖さまから伝わるたいせつな言葉です。 14.宝物や、大切にしているものはありますか?  今している髪かざりは、母さんにもかわいいって言ってもらえたので、宝物です。 15.あなたの趣味を教えてください。  家では犬とヤギを飼っていました。お世話をしたり、いっしょに遊ぶのは楽しいです。 16.冒険に出かけない日はどのように過ごしていますか(過ごしたいですか)?  マギニアにはいろいろなお店、いろいろなものがあります。見ていると楽しいです。 17.あなたがプレゼントとして貰って一番うれしいものは何ですか?  かわいい飾りは好きなので、もらえるとうれしいです。 18.あなたがどうしても苦手なものは何ですか?  いちごは苦手です。小さいころ山でいちごを食べて、すごくお腹をこわしました。ぶつぶつした見た目もきらいです。あとネズミもきらいです。悪さをするので。 19.あなたの出身地(出身国)を教えてください。  ハイランダーの里です。国?はよくわかりません。 20.あなたの出身地(出身国)は、あなたから見てどんなところでしたか?  おしゃべりな人は少ないです。でも、みんな優しいです。マギニアと違って、山や草や木がたくさんあります。 21.本業はなんですか?(冒険者になる前は何をしていましたか?)  まだ結婚はしていないので、父さんと母さんの手伝いをしていました。畑の仕事や狩りをしていました。 22.あなたの家族構成を教えてください。  父さんと母さん、それから妹と弟がいます。 23.あなたの家族はどんな人達ですか?  父さんはあまりしゃべらないし、狩りのときは怖いけれど、ほんとうは優しいです。母さんはいつも心配してくれて、とても優しいです。妹と弟はかわいいけれど、たまに困ったことをします。 24.あなたの家族は、あなたが冒険者になったことを知っていますか?知っているなら、それについてどう思っていますか?  知らないと思います。サリアに急に呼ばれて来たので。母さんが心配しているかもしれないので早くお手紙を出してあげたいです。 25.あなたの出身地(出身国)に、家族以外であなたと特に親密だった人はいますか?  友達は何人かいました。みんなと遊ぶと楽しいです。マイクとは特に仲がいいです。マイクはいろんなことを知っています。母さんにお前は将来マイクと結婚するかもしれないねと言われました。 26.あなたが世界樹を登る目的を教えてください。  サリアはふだんは普通にしているけれど、きっとすごく困っているので、サリアが世界樹を登りたいなら、助けます。 27.世界樹を登る以外に、あなたの目的を達成する方法はありますか?もしあれば、その中で世界樹を登るという方法を選んだのはなぜですか?  サリアは世界樹に登りたいと言っていました。 28.あなたのギルドの特徴を一言で表してください。  みんないい人です。あと、私のことを心配してくれます。 29.あなたが今のギルドに加入したきっかけを教えてください。  サリアに呼ばれて、助けた代わりに自分を手助けしてほしいと言われました。だから助けます。 30.ギルドの中で特に仲がいいのは誰ですか?  リコとはいつも一緒にマギニアの街に買い物にいきます。リコも楽しそうなので、わたしも楽しいです。 31.ギルドの中に、憧れる・尊敬する人はいますか?  シャナはいろいろなことを知っていてすごいです。でもたまにまちがったことも知っています。 32.ギルドの中に、異性(同性でも可)として気になる人はいますか?  女の子ばかりなので、いません。 33.ギルドの誰かに1つお礼を言うとしたら、誰に何と言いますか?  リコは私が服を買うときに似合うかどうかいつも見てくれます。とてもうれしいです。 34.ギルドの誰かに、直して欲しい・改めて欲しいところを1つ言えるとしたら、誰に何と言いますか?  サリアは困っているのに、どうしてそんなに困っているのか誰にも教えてくれません。ちゃんと教えてほしいです。 35.樹海内・冒険中の、ギルド内でのあなたの役割を教えてください。  いつも狩りをしていたので、悪い魔物がいればたいていはわかります。あと、体がじょうぶなので、一番前で戦います。 36.樹海の外・普段の生活での、ギルド内での��なたの役割を教えてください。  サリアやアネにメモをもらって買い物をよくします。料理や洗濯もたまにします。 37.あなたの得意戦術や、得意なスキルがあれば教えてください。  剣で戦います。うまくいくと、1回攻撃しただけで魔物を2回やっつけられます。あと、盾でみんなを守ります。 38.あなたにとって大切な思い出があれば教えてください。  マイクと一緒に山の高いところから夕焼けを見ました。ハイランダーの里が真っ赤な色に染まって、とてもきれいでした。 39.あなたの人生で、いままで一番うれしかったことを教えてください。  妹が生まれたときのことは覚えていないけれど、弟が生まれたときはとても嬉しかったです。 40.逆に、一番つらかったことをもしよければ教えてください。  おじいちゃんが死んだときはとても悲しかったです。 41.過去に大きな失敗をしたり、罪を犯したりしたことはありますか?  小さいころ、ヤギをたくさん逃がしてしまってとても怒られたことがあります。里のみんなが手分けして探してくれました。 42.あなたの命よりも大切なもの・こと、もしくは、命の次に大事なもの・ことは何ですか?  困っている人を助けることはとても大切です。「総ての正義であれ」です。 43.初対面の人はまず信用しますか?それともまずは疑いますか?  いい人なら信じます。悪い人なら疑います。わからない人なら、ちょっとだけ疑います。 44.樹海で進むか退くかの判断を迫られた時、進みますか?退きますか?  退きます。死なないことは大切です。でも誰かが困っていたら助けます。 45.誰も見ていないところなら、悪いことをしてもいいと思いますか?  だめです。 46.樹海の中で困っている人がいたら、積極的に助けますか?  助けます。人を助けることはとてもいいことです。 47.魔物でも、人に無害であれば助けるべきだと思いますか?  食べ物にしたり、毛皮にしたりするときは倒します。でも、そうじゃなくて、悪いこともしないなら、やっつけなくてもいいと思います。 48.人を傷つけたり、殺したりすることに抵抗はありますか?  だめです。でも、悪い人が他の人を困らせていたら、やっつけます。殺すのは、だめだと思います。 49.自分の中で「これだけは絶対に譲れない」という主義・考え方はありますか?  おじいちゃんも「総ての正義であれ」という言葉を大事にしていました。私も、困っている人がいたら必ず助けます。 50.最後に一言コメントをお願いします。  がんばります。
0 notes
kanika77 · 6 years
Text
世界樹ボウケンシャーに50の質問
「世界樹の迷宮」シリーズの自作冒険者キャラクターのための「50の質問」を作ってみました。 いわゆる「うちの子冒険者」の設定を深めたり、他の人と交流するために役立ててもらえると嬉しいです。
注意事項 ・ 世界樹プレイヤーである「あなた」への質問項目ではありませんのであしからず。キャラクターになりきって答えてね。 ・「世界樹の迷宮」のゲームシステムに基づいた質問や、迷宮内での脳内ロールプレイがしやすくなるように質問を作っています。他のゲームにも使えないことはないと思いますが、あまりおすすめしません。 ・利用方法は自由ですが、他の人に公開する場合はなるべくこのページのリンクを貼ってください。 ・質問の一部抜粋や改変はOKです。ただし、「抜粋・改変した」旨をどっかにちょこっと書いておいてください。 ・製作者を偽っての再配布はやめてね。 ・気が向いたら、ツイッター@knk7_mystiaに使用報告を貰えると狂喜して見に行きます。
1.あなたの名前を教えてください。 2.あなたは周りから何と呼ばれていますか?ニックネームがあれば教えてください。 3.あなたの年齢・性別、もしよければ種族・血液型・星座・誕生日も教えてください。 4.あなたのクラス(サブクラス)を教えてください。 5.二つ名や称号、コードネーム等があれば教えてください。できれば由来もお願いします。 6.あなたは一言で言うとどんな性格ですか? 7.あなたの長所はどんなところですか? 8.あなたの短所はどんなところですか? 9.あなたの好きな食べものは何ですか? 10.あなたの好きな動物は何ですか? 11.あなたの好きな色は何ですか? 12.あなたの好きな異性(同性でも可)のタイプを教えてください。 13.好きな言葉や座右の銘があれば教えてください。 14.宝物や、大切にしているものはありますか? 15.あなたの趣味を教えてください。 16.冒険に出かけない日はどのように過ごしていますか(過ごしたいですか)? 17.あなたがプレゼントとして貰って一番うれしいものは何ですか? 18.あなたがどうしても苦手なものは何ですか? 19.あなたの出身地(出身国)を教えてください。 20.あなたの出身地(出身国)は、あなたから見てどんなところでしたか? 21.本業はなんですか?(冒険者になる前は何をしていましたか?) 22.あなたの家族構成を教えてください。 23.あなたの家族はどんな人達ですか? 24.あなたの家族は、あなたが冒険者になったことを知っていますか?知っているなら、それについてどう思っていますか? 25.あなたの出身地(出身国)に、家族以外であなたと特に親密だった人はいますか? 26.あなたが世界樹を登る目的を教えてください。 27.世界樹を登る以外に、あなたの目的を達成する方法はありますか?もしあれば、その中で世界樹を登るという方法を選んだのはなぜですか? 28.あなたのギルドの特徴を一言で表してください。 29.あなたが今のギルドに加入したきっかけを教えてください。 30.ギルドの中で特に仲がいいのは誰ですか? 31.ギルドの中に、憧れる・尊敬する人はいますか? 32.ギルドの中に、異性(同性でも可)として気になる人はいますか? 33.ギルドの誰かに1つお礼を言うとしたら、誰に何と言いますか? 34.ギルドの誰かに、直して欲しい・改めて欲しいところを1つ言えるとしたら、誰に何と言いますか? 35.樹海内・冒険中の、ギルド内でのあなたの役割を教えてください。 36.樹海の外・普段の生活での、ギルド内でのあなたの役割を教えてください。 37.あなたの得意戦術や、得意なスキルがあれば教えてください。 38.あなたにとって大切な思い出があれば教えてください。 39.あなたの人生で、いままで一番うれしかったことを教えてください。 40.逆に、一番つらかったことをもしよければ教えてください。 41.過去に大きな失敗をしたり、罪を犯したりしたことはありますか? 42.あなたの命よりも大切なもの・こと、もしくは、命の次に大事なもの・ことは何ですか? 43.初対面の人はまず信用しますか?それともまずは疑いますか? 44.樹海で進むか退くかの判断を迫られた時、進みますか?退きますか? 45.誰も見ていないところなら、悪いことをしてもいいと思いますか? 46.樹海の中で困っている人がいたら、積極的に助けますか? 47.魔物でも、人に無害であれば助けるべきだと思いますか? 48.人を傷つけたり、殺したりすることに抵抗はありますか? 49.自分の中で「これだけは絶対に譲れない」という主義・考え方はありますか? 50.最後に一言コメントをお願いします。
1 note · View note
kanika77 · 8 years
Text
世界樹Ⅴギルド「深闇を征進む儀們」人物設定
・アンジェ
二つ名:"深闇を統べる鎌舞姫"
アースラン/リーパー
voice:37 意地っ張り
ギルドのリーダー。「深闇の死神」を(勝手に)名乗っている。
厨二病的な言動が特徴であり、ロゼッタを挟まないと会話が少々めんどくさくなる。
性格は明るく勝ち気・奔放。思ったことは結構口に出すタイプ。思い込みが強いが、性格はまっすぐで自分の過ちを認められる人物でもあるため意外と付き合いやすい。
たまに素の性格としゃべり方が出る時がある。というより戦闘時などの切羽詰まった時や宿でくつろいでいる時などはだいたい素が出ている(周りはあえて突っ込まない)
冒険者になる前は普通の家の子供だったらしい。冒険者になるきっかけ・世界樹の頂を目指すきっかけは本人曰く「真なる深淵の力を手に入れるため」らしいが本当のところは不明。
彼女の目はオッドアイであるが、特に不思議な力はない。他のメンバーの力については「そういう設定」だと思い込んでいるフシがある。
《第二階層》
ロゼッタとは特に仲がいいが、他のメンバーとも良好な関係を築きリーダーとしての信頼を得ている。唯一ソリが合わず顔を合わせる度に喧嘩するシルヴィアに対しても、本心ではその脆さを心配している面がある。
厨二病要素は消えつつあったが、「二つ名を習得できる」と聞いた途端にテンションが上がり復活してしまった。
第二階層でソロルと出会った時は相当なカルチャーショックを受けたらしく、ほんとうは二つ名に「死神」を入れたかったところを「ソロルさんと被るわけにはいかない!」と現在の形に落ち着いたんだとか。
《第三階層》
最近ではロゼッタに「リーダーとして相応しい人物であるよう努力しろ」と諌まれたことをきっかけに、ギルドを引っ張る存在として適格な人物であろうと努力しているようであり、ツムギとヒバリの大喧嘩の際には積極的に二人の仲を仲裁してリーダーとしての才覚を存分に発揮した。
シルヴィアに関してもいがみ合いながらも気にかけるような関係を続けていたものの、夜這い事件以降はどう接して良いのか分からなくなってしまい、彼女を遠ざけるようになってしまった(このことはロゼッタにしか話していない)。
アンデットキング討伐戦においては、憧れの「死神」ソロルに頭を下げて頼まれたこともあり今までに無いほどハイテンションであった。しかしながらギルドは不死の王を相手に大苦戦を喫し、彼女は傷ついたロゼッタやシルヴィアを守るために矢面に立ってデッドソードマンの攻撃をその身で受け止め、結果として命を落としてしまうことになる……
・ロゼッタ
二つ名:"ごく普通の、ありふれた細剣士"
アースラン/フェンサー
voice:22 高飛車
アンジェと共にギルドを立ち上げた。現在はサブリーダーを務めている。しっかりものだが言動は少し厳し目。
リーダーであるアンジェがお察しのとおりなため、外部への顔としての役割は彼女が請け負っている。
冒険者には自分からなったわけではなく、アンジェが突っ走るのが危なっかしくて見ていられなかったためサポートとして冒険者を始めたとのこと。アンジェの奔放さには辟易している面もあるが、それでも決して彼女の傍を離れようとはしない。
戦闘能力の他にも手先が器用で様々なことを得意としている(料理・武器修繕・捜し物etc)ためメンバーから頼られることもしばしば。
赤い色が非常に好き。
《第二階層》
アンジェとシルヴィア、ヒバリとヨミカゲの諍いを収めるのは主に彼女の役割であるため、最近イラついていることも多い様子。それでも「本気で怒ったロゼッタはとんでもなく怖い(アンジェ談)」のでまだセーブしている方。
二つ名が変なのは、アンジェの「あんたってどういう二つ名がいいんだっけ」という問いに謙遜して「ごく普通の、ありふれた二つ名でいい」と答えたのをあにまに聞かれそのまま登録されてしまったため。
《第三階層》
二つ名への不満はあるものの、自身の剣の腕と身のこなしに磨きをかけながら樹海探索を楽しんでいる様子。アンジェがリーダーとしての自覚を持ち始めたため、ギルド内での立ち位置はサブリーダー的なものに落ち着く(あにま曰く「鬼の副官」)。眉間のシワは第二階層の時と比べると減った様子。
アンデットキング戦では善戦するも回避のミスから深手を負ってしまい、アンジェが犠牲となる遠因を作ってしまう。倒れ伏す親友を目の当たりにした彼女は突如豹変、重症とは思えない気迫でアンデットキングに迫りその頭蓋を力任せに粉砕した。
不死の王を討伐した後もその暴走は止まらず、リリとイスケアに刃を向けようとする。止めようとしたヨミカゲにも傷を負わせ、どちらかが死ぬしかないという状況になる寸前まで陥ったが、乱入したソロルによって取り押さえられ気絶する。その後はジェネッタの宿で意識を失ったまま眠り続けている。
・凪のツムギ
二つ名:"「凪」の一族/紅眼の慈姫"
セリアン/ハウンド
voice:24 お嬢様
1Fで触手にボコられ瀕死だったアンジェ・ロゼッタに手を差し伸べた人物。後にアンジェと意気投合し(どうやら「設定」を真に受けているらしい)、ギルドメンバーに加わった。
セリアン「凪」の一族。諸般の事情で男装しているが女性。その立ち居振る舞いからは清楚さとおしとやかさ、育ちの良さが感じられる。謙虚で優しく、それでいて芯は強いというわりと完璧超人な性格。料理がど下手なのが唯一の弱点。
ヒバリに対してはできれば友達として接して欲しいと思っているが、なかなか受け入れてもらえない。
飼い犬のテンは猟犬でもあり遊び友達でもある。
セリアンの中でも一部の人間のみが持つ「紅眼」という力を持ち、解放することで周囲が威圧感を覚えるほど身体能力と逃走意欲が増加するが本人はあまり使いたがらない。
世界樹に登る理由は今のところ不明。
《第二階層》
2層踏破・二つ名習得にあたりメンバーに出自を明かした。彼女はとあるセリアンの小国に乱在する諸侯の一つの出身で、その末娘に当たるという(「とんでもない人を仲間にしてしまった」とアンジェはビビっていた)。兄が1人・姉が2人おり、その兄の存在が彼女が世界樹に登る理由なのだというが詳細はまだ不明。
《第三階層》
過保護と盲信をエスカレートさせるヒバリへの反発から、第三階層以降の彼女はどことなくいつもの心の余裕を欠かしているようであった(シルヴィアに対し、以前のようにかまってやれなくなっている等が顕著)。その不満はアンデットキング討伐戦の少し前にとうとう爆発し、拗ねたままヤケクソで1人で迷宮に篭もるという行動に出る。その時は追いかけてきたヒバリ、そして異変を察知したアンジェたちに助けられたが、危険な行動をとったこと、ヒバリ始めギルドメンバーに対し思ったことをキチンと言えていないことをアンジェからきつく叱責される。
彼女が完璧超人として振舞っていたのにはヒバリの盲従によりプレッシャーを���じていた面もあったようで、ヒバリと和解して以後は今までの優しさ聡明さはそのままに、少しずつ歳相応の少女の一面を見せるようになる。
だがそんな矢先にアンデットキング討伐戦の死闘が発生。彼女自身は戦闘には参加しなかったものの、アンジェ死亡、ロゼッタ意識不明というギルド空中分解の危機の中、臨時リーダーとして全体を取りまとめることになる。
・颪のヒバリ
二つ名:"慈姫に殉す忠従"→”「颪」の一族/慈姫の伴臣”
セリアン/ハウンド
voice:33 真面目
セリアン「颪」の一族でツムギの従者を名乗る人物。寡黙で真面目を絵に描いたような性格。
ツムギに対しては心酔に近い信頼を抱いているようで、彼女のためなら死すらも厭わないと公言している。また忠誠心が行き過ぎた結果、ツムギに近寄ろうとする人物を悪い虫と判断して排除しにかかるという悪癖もある。
趣味や好みといった自分に関する特色もあまり無い。料理は主人よりは得意だが、焼けばなんでも食べられると思っている節がある。
アンジュやロゼッタに関してはツムギ自身が近づいていったため警戒を解いているが、「ツムギと対等に話している=ツムギと同じ身分」と誤解している節があり、彼女たちに対しても召使のような態度で接するためちょっと引かれている。
飼っている鷹のミカズチは戦闘能力も高く狩りにも用いている。
彼女も主人と同じく「紅眼」の持ち主。主人と違うのはわりと積極的に能力を解放している点。
《第二階層》
彼女の所属する一族は「凪」の一族の分家であり、長年一番の側近として仕えている。その中でも彼女は隔世遺伝で「紅眼」の力が使えるためいずれ一族を背負って立つ期待をされているのだとか。
ツムギに対しての過保護っぷりは最近エスカレートしてきており、アンジェやロゼッタ以外が彼女に近づこうとすると凄く不機嫌になる。特にヨミカゲとはガチで一度殺し合いになりかけた。ツムギからはギルドで浮き気味なことも含めて心配されているが、本人は意に介していない様子。
《第三階層》
戦闘が激しさを増すに連れ彼女のツムギへの献身はとどまるところを知らなくなる。やたらと彼女をかばって傷を追うのはいざ知らず、彼女の一挙手一投足に常に付きまとうようになってしまう。他人への不信感は更に加速、今まで信頼していたアンジェやロゼッタに対しても不信を抱くようになり、ついにはツムギに無断で二人でギルドを抜けようとする暴挙に出る。ツムギとの喧嘩の際も彼女の怒りを理解できなかったばかりか、樹海に篭ったツムギを追いかけ、彼女を守って命を落とそうとする。駆けつけたアンジェ、イスケア、ロゼッタに助けられるものの、騒動の原因を理解しようともせずただ「ツムギ様への罰は全て自分の責任だから自分が受ける」と言い放った。これにアンジュが激怒し、「貴方は自分の何がいけないのか一つも分かっていない」「ツムギに従っているのではなく、ツムギに忠誠を誓う自分に酔っているだけ」「自分の主人のほんとうの気持ちを少しでも考えたことがあるのか」ときつく説教される。ヒバリはそこで初めて自分の過ちに気づき、ツムギに対し涙ながらに心から謝罪して和解する。
その事件以降は少しでも視野を広げようと、他のギルドメンバーに対しても少しずつ心を開くように務めている。また自分を知る一環としてアンジェからは暇な時に釣りを教わるようになった。
そのようなことがあって以降アンジェのことは一目置くようになっていたため、その悲報を耳にした際には留守番メンバー中で最も動揺していた。
・イスケア
二つ名:"死霊は家族、柩はトモダチ"
ルナリア/ネクロマンサー
voice:39 無口
いつの間にかパーティーにいた子。加入経緯を誰も(本人も)覚えていないという不思議な子。
あまり喋らないため意志が読みにくいが、よく表情を観察するとなんとなく感情が読めてくる。
死霊使いであり、呼び出した死霊を「パパ」「ママ」「兄さん」などと呼びながら使役するため特にアンジェからは少し怖がられている。
性格はイメージと違わず大人しめ。しかしたまに真顔で怖いことを言う時がある(本人に悪気はない模様)
世界樹に登る理由は今のところ不明。
《第二階層》
街で待機しているときは大抵虫の世話と観察に興じている。同じく虫好きのアンジェとはトークで盛り上がることも。
棺フェチでもあり、棺の掃除はいつも欠かさないほか、戦闘不能になって気絶する際には必ず棺に入ってから気絶するという謎のこだわりを持つ。
第三階層の雰囲気からは何か不穏なものを感じるらしいが……?
最近、意外と料理が得意なことが明らかになった。
《第三階層》
相変わらず虫の世話に興じている。最近はゾンビ犬を宿屋で買うことができないか研究しようとしているらしい。
リリの家の事情については有名な話として知っていたらしく、アンデットキング戦においては苦しむ彼女を救う力になりたいと珍しく彼女から志願してパーティ入りした。
・あにま
二つ名:"神出鬼没おもしろおばさん"
ブラニー/ウォーロック→シャーマン
voice:35 古風
3FでFOEに手を焼く冒険者たちに協力を申し出、そのままメンバーに加わった人物。飄々としていて掴みどころがなく、「3000年間生きている」「全ての魔法を極めている」などあからさまなウソを言って他のメンバーを惑わすことも多い(アンジェからは同類と認識されている)。しかし新人離れした実力を持っているのも確かであり、その正体は謎に包まれている。
普段は基本的��おちゃらけた態度を取っているが、時折示唆に富む深い発言やメンバーの誰も知らなかったような知識を口にすることもある。
その左眼は「珀眼」と呼ばれる一部のブラニーに特有なもので、通常のブラニーより一回り強い魔力を持つ。
世界樹に登る理由は本人曰く「世界樹の頂にある富を得て、化粧品を大量に買って美しくなる」ことらしいが性格が性格なので本当のところは不明。
《第二階層》
シルヴィアの加入直前に「飽きた」と言って勝手にウォーロックを辞め、シャーマンにジョブチェンジ。「慣れないことをすると新鮮じゃのう」とか言いつつ「珀眼」の力を回復に活かしてやはり素人離れした活躍をしている。
いざ樹海に出かけるとなるとフラーっといなくなっていたり、逆にいつのまにか着いてきていたりと不意義な人物。最近はもっぱらロゼッタやヒバリ、シルヴィアをいじって遊ぶのが趣味。
二つ名はロゼッタのものを面白おかしくした際、復讐としてロゼッタにその場のノリで付けられたもの。割りと気に入っているらしい。
《第三階層》
ギルド内のギスギスした空気を感じながらも必要以上に干渉すること無く、これまで通りにふわふわとした立ち位置を楽しんでいた(シルヴィアの相談に対してはある程度マジメに答えていた様子)が、アンデットキング戦の直前にのみ真剣な顔で「嫌な風が吹くのう」とアンジェに彼女なりの忠告を行う。
かくしてその予言は現実となってしまったわけであったが、変わり果てた亡骸を前に、あにまはトコトコと現れとんでもないことを言い出す――
・虚のヨミカゲ(旧:■のヨミカゲ)
二つ名:"忌まれし一族/外道の剣士"→”「虚」の一族/逆紅眼の執刑者”
セリアン/マスラオ
voice:34 クール
ギルドに協力を申し出てきた謎多きセリアンの女性。四天一流を基本とするマスラオにあって、傍流(外道)とされる一刀流を用いる剣士。
一族の名については本人曰く「名乗ることを禁じられている」とのこと。
所持している刀は闇の力を宿した妖刀であり、これも通常のマスラオからは敬遠されるシロモノである(アンジェには気に入られている)。
さばさばした性格。協調性は低くないが、思ったことをあえて言わないようなことも多く「何を考えているのかわからない」という印象を持たれることもある。
彼女も「紅眼」の力を持っているが、通常左目に現れるものが彼女は右目に現れている。また、ヒバリとはお互いに初対面ながら、右目の紅眼を見られた瞬間から蛇蝎の如く嫌われている。
世界樹に挑む理由については本人が詳しく語りたがらないため不明。
《第二階層》
ヒバリ以外のギルドメンバーとは付かず離れずの比較的良好な関係を築いている。一歩引いた視点から冷静な意見を出すことが多い。
売られた喧嘩は買う主義なため一度夜襲をかけてきたヒバリを返り討ちにし殺害しかけたものの気付いたツムギの静止で事なきを得た。
上述の出来事からもわかるように戦闘力はメンバー内でも一二を争う強さ。
出自がある程度明らかになってきた他二人のセリアンに対し、彼女のみ頑なに自らのルーツを語ろうとしない。
《第三階層》
アンデットキング戦で暴走したロゼッタを止めるべく、逆紅眼を最大開放して立ちふさがる。それでも圧倒され「ロゼッタを殺さなければ自分が殺される」までに追い詰められ殺す覚悟を決めるが、間一髪ソロルの介入で事なきを得る。この事件をきっかけに、彼女は自分の素性をメンバーに明かすことになる。
隠されていた一族名は「虚」。過去にセリアン族の歴史から葬られた名であった。
彼女の一族はもともと、暴走して力に飲み込まれた「紅眼」の持ち主が仲間を殺戮する前に処刑する役割を持った一族であった(剣術が一対一に特化しているのもそのため)。忌み者扱いされながらもそれなりの地位を保っていたが、ある時一族の当主がその力を私欲のために用い、罪なき「紅眼」を惨殺してしまう(ちなみに、この時殺されたのが「颪」の一族の系統の人物)。これをきっかけに「虚」は滅ぼされ、生き残りが一族の名を隠してひっそりと逃げ延びていた。
彼女が迷宮を登るのは一族の復興のため。また遠い先祖が犯した罪を自分なりに償うためでもある。
・シルヴィア
二つ名:"銀華の銃姫"
ルナリア/ウォーロック
voice:38 毒舌
魔女の黄昏亭でアンジェの厨二病を痛烈にこき下ろし、あわや取っ組み合いの喧嘩寸前になった人物。
冒険者のようだが銃使いであることを除いてプロフィールはいっさい不明。単独行動を好み、今のところは「深闇を征進む儀們」と同じようなペースで樹海を進んでいるようだが……?
《第一階層後半》
樹海の5Fで迷ってしまったツムギを助けたことで、メンバーと本格的に顔を合わせる。
どうやら樹海では相方(グリフォンの紋章の兜を着けた少女)と2人で探索を進めていたようだがはぐれてしまったらしく、「深闇を征進む儀們」がその捜索依頼を受けたことで一時的に協力関係を結ぶことになる。
ウォーロックではあるが魔法に関しては独学のようで、発動体に銃を用いるなど独特の戦法を用いる(本人曰く「魔銃使い」)。
一時的に行動を共にしてはいるが、常に上から目線で他人を見下しながら喋るためメンバーからの評判はすこぶる悪い(あにまだけは面白がっている)。特にアンジュとは顔を合わせて最短10秒で喧嘩になる犬猿の仲っぷりを見せつけている。唯一ツムギにのみ好意的で、比較的対等に話すことができる。本人も「所詮一時的に力を貸しているだけ」ということか、そもそも他人をあまり信用しない性格ゆえか、メンバーに本名や種族を含む自分の情報をほとんど教えていない。
「銀花の銃姫」というのは相方と相談して決めた「いずれ名乗る二つ名」らしい。
《第二階層》
樹海5Fで無残な姿に変わり果てた相方を目の当たりにしてしまってからというもの強烈なショックで宿の部屋に閉じこもってしまい三日三晩食事もせずにいたが、ツムギの説得やアンジェの叱咤、そしてマリアンナの父親である依頼人の紳士に自分の思いを吐露(「マリィが死んだのは私のせいだ」とガン泣きしていた)したことで精神的に吹っ切れ、復活して得意の氷の魔弾で仇敵たるゴーレムを下す。
以降、「マリィの目指していた世界樹の果てを見届ける」ことを目的にギルドに正式加入。名前と種族を明かした。
相変わらず物腰のきつい性格ではあるが、ツムギを始めギルドの仲間たちには少しずつ心を開いてきている。
永遠の相棒マリィの身につけていた籠手をお守りとして大切に保管している。
二つ名がもともとのものと微妙に違うのは本人曰く「あの時の私とは違うから」らしい。
アンジェとは反目しあっているが料理や服の好みが合う、戦闘の息も合うなど妙に相性が良い。彼女に気にかけられていることを知ってか知らずか、最近対する態度が少し変になってきているような……?
《第三階層》
アンジェとは相変わらず喧嘩ばかりの毎日を送っていたが、だんだんと彼女に依存する自分に気づいていくことになる。その複雑な感情は樹海で混乱キノコを食べた時にアンジェに甘えたことで爆発し、数日後、宿屋で寝ているアンジェに対し夜這いをかけるというとんでもない行動に結実することになる(彼女いわく「自分でもどうしてそんなことをしでかしたのか分からないが、とにかく我慢ができなかった」)。それ以降は本格的にアンジェを恋愛対象のように見るようになってしまうが、接し方が分からなくなったアンジェに避けられるようになったことで大きく傷ついてしまうことになる。
さらにツムギからも(ヒバリとの諍いで気が立っていた事もあり)そっけない態度を取られてしまい、本格的に拠り所を失いかけてしまう。結果居場所がなくなる不安からギルドメンバーにきつく当たってしまい、加入時以上に孤独を抱え込むことになってしまった(唯一相談できる相手はギルドを一歩離れた立ち位置で眺めるあにまのみだった)。
あにまの助言を受け、第三階層が一区切りついたらアンジェに気持ちを打ち明け、心の整理をしようと考える。しかしながら、アンジェは不死の王との戦いで自分たちを庇い帰らぬ人となってしまう。迸る鮮血と斃れる想い人の姿に、かつての相棒マリアンナの変わり果てた姿がフラッシュバックする。大切な人を二度も続けて失ったことで、シルヴィアはついに心が壊れてしまった。
・マリアンナ(マリィ)
「天翼の騎士」を名乗っていた、シルヴィアの元相棒。アースランのフェンサーだった模様。
シルヴィアとは最初にたまたま一緒に1Fを探索した時から相性が良く、以降5Fまでを二人きりで上り詰めた。しかしゴーレムの強力さにまるで歯が立たず、シルヴィアと共に瀕死の状態で敗走。途中人喰いウサギの群れからシルヴィアを守るため敢えて彼女から離れ、敵を引きつけて果敢に戦うも敵わず、ウサギの食料にされてしまい帰らぬ人となる。(シルヴィアはなんとか逃げおおせ、ツムギに助けられた。最初はシルヴィアがツムギに助けられたことになっていたが、それはツムギがシルヴィアの気持ちを思いやってついた嘘だったらしい)
明るく活発でお転婆、誰からも好かれる人物だったらしい。どことなくアンジェに似ている人物だったのでは、とはイスケアの推測。
実家の堅苦しい雰囲気と決まりきった将来に嫌気が差し、幼少期からの夢だった「世界樹の果てに到達しその景色を見る」ことを目標に冒険者となるものの、その夢は叶うことがなかった。
彼女に敬意を表し、「深闇を征進む儀們」の9番目のメンバーは永久欠番とされている。
0 notes
kanika77 · 9 years
Text
あーあーあー
テスト
0 notes