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kwaidan100 · 10 months
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こんにちは。ふしぎ百夜咄企画者の畑と申します。
先日、本企画に関して個人アカウントにて「霊現象の実存を認識していないが“こわい話”はある」旨を発信した際、
「霊現象を信じていないとする立場で怪談/心霊現象を扱った話を収集・鑑賞するのは“消費“ではないか」
とのご指摘をいただきました。
日本の宗教に関する無関心と無理解について日々発信をしてくださっているお立場・知見から、私及び企画の立っている特権性についてご指摘いただきましたこと、まず心より感謝申し上げます。
そして、反差別・反偏見再生産のレギュレーションを掲げながら、「怪談」が本質的に立脚している日本の宗教観についての私の無関心・無理解を再生産しかねない、(政治でいうところの”ノンポリ“的特権性を前提にした)ポジショントークを行いましたこと、心よりお詫び申し上げます。
現在、今一度ご指摘いただいた観点で本企画を見直し、反差別・反偏見再生産の理念に立ち戻った企画の軌道修正を、可能かどうか(中止も含め)再度検討しております。
つきまして、企画については
・怪談受付の一時停止
・現在投稿いただいている怪談の掲載保留
を伴って一時休止いたします。
検討のち、企画の継続もしくは停止いずれの場合につきましても、改めて本ページよりお知らせをいたします。
ご指摘いただいた視点で改めて本企画を含めた「怪談」を見直すと、
やはり怪談という形式そのものに、“自分と異なる属性を恐れ・周縁化し消費する装置”という側面があることは事実です。また、信仰や死生観などその人のありように関わる部分まで娯楽として消費する性質も含まれます。
これは怪談という形式が持つ構造的な問題でもあり、今回のレギュレーションはその「構造の解体」よりは「構造そのものを知覚してみよう」と言った部分に重きを置いておりました(概要をその意図で書いておりました)が、当然ながら、現在において当事者として宗教・信仰への無理解・無関心に苦しむ方々に対し配慮に欠けたアプローチでした。
現在、こうした構造的な問題を抱えた「怪談」という営みについて、「反差別」という軸を掲げたまま継続することはそもそも可能なのか、可能だとすればそれはどのような形式になるのか、再度日本の宗教・信仰の歴史と概念を学習し直すところから再度検討し直しております。
宗教・信仰に対する差別が日常的に存在する中で、「学びはじめる」「検討する」といった一種悠長な姿勢をとること自体が、特権的な立場によるものだというご指摘もあろうかと思います。
ただ、一度こうした企画を立ち上げ拡散した者として、「ご指摘があったのでやめた」と思考停止的に企画を中断することは、そもそもの宗教・信仰に対する無理解をやはり温存することにつながりかねないと考えております。
企画としての方向性が定まり次第、また本ページ及び主催アカウントよりお知らせいたします。何卒よろしくお願いいたします。
2023年7月25日 畑
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kwaidan100 · 10 months
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04:
友人から聞いた話。 友人はすごく鼻が良くて、もう体臭とか柔軟剤とかで「(別の友人)いた?」とかわかるレベル。霊感とかはないんだけど、木の匂いとか土の匂いとか線香の匂いとかはすぐわかるから、いるんだろうな~ってなる感じ。見えるとかはない。それで怖い思いをしたこともないし、心霊スポットとかにも興味がないんで普通に暮らしてる。 でも、一つだけ怖いことがあって、友人はそれのこと「匂いがしない人」って呼んでる。そういう人はめちゃくちゃ天気のいい、繁華街のど真ん中とかに突然いるらしい。年齢も性別も見た目も共通点がなくて、何なら無害そうな人ばっかり。でもなんの匂いもしない。生きてる匂いとか、死んでる匂いみたいなのもしない。ロボット? とかに近いって言ってた。匂いがしないのと、良く見るとめちゃくちゃ笑顔なので「何か違う」ってわかるらしい。自分が相手に気づいてると知られるとヤバい気がして、なるべく自分は気づいてないですよ~って感じでな速攻離れるんだって。 「アレたぶん疑似餌だと思うんだよね」って友人は言う。誰が、なんのためにやってるのかとかは、怖くて調べる気はないらしい。
(匿名)
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kwaidan100 · 10 months
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03:
時々明晰夢を見ます。 ただ夢だ!と分かった瞬間、夢の様子がおかしくなります。 具体的に言うと全体的に色がくすんだり、あと登場する人の言動ががらりと変わります。 さっきまで「ご飯何食べようか」と言ってた人が急に「ねえ!それより寝ない!?」「あっちにベッドあるよ!」とかハイテンションで眠りに関係する話に持っていきます。 なんか目覚めさせないようにしてるみたいでなんかな…となります。 それだけですが大体の明晰夢がこれなのであまりお得感が無く、嫌です。
(匿名)
0 notes
kwaidan100 · 10 months
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02:
めちゃくちゃ遠い親戚の法事で、全然知らんお寺に行った。納骨堂の正面にアルミ製の手洗い場シンクがあって、その横の柱から仏像の、手のひらを上に向けた腕だけがニョキっと生えていた。当時は「変わった装飾だな~」ぐらいに思ってたけど、今考えるとそんなわけないんですよね。なんだったんだアレ。
(カレー)
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kwaidan100 · 11 months
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01:
夏休み明けたら雰囲気変わったね〜みたいの大体髪型か日焼けのせいだけど、隣のクラスの担任が「絶対違った」の、誰も話してなかったけどみんな気づいてたよね
(匿名)
0 notes
kwaidan100 · 11 months
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ふしぎ百夜咄/企画概要
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「ふしぎ百夜咄」について
企画概要
「ふしぎ百夜咄」は怖い咄、不思議な咄を投稿してもらってそれを読んだり聞いたりしよう! と言う、百物語企画です。カレー(Twitter:@goats_for_ac)と畑(Twitter:@Hatake_ager)が怪談を集めたり、ブログに掲載したり、頂いたお咄についてしゃべったりする予定です。
災害級の酷暑を少しでもひんやりと乗り切るために、たくさんの方にご参加いただけると幸いです。
企画期間
「ふしぎ百夜咄」は2023年08月31日までの期間限定企画となっております。期間後も閲覧は可能ですが、更新等は基本的に行わない予定です。
この企画でできること
怪談を読む、聞く
このブログでは、送っていただいた怖い咄、不思議な咄、いわゆる「怪談」を掲載していく予定です。百物語とありますが、もちろん百話を超えても応募がある限りは掲載いたします。
また、不定期で頂いた怪談を読んだり、それについて語ったりする音声配信も予定しております。音声も同様にブログに掲載し、後から聞き直すことができるようにいたしますので、テキストとあわせてお楽しみいただければと思います。
お咄を投稿する
このブログでは、怪談を読む/聞くだけでなくご自身のお咄を投稿して参加いただくことも可能です。また、「ふしぎ百夜咄」のお約束として、投稿に際しては一つの「禁じ手」を設定しております。これらを含めて、投稿についての詳細は以下に詳しく説明いたしますので、ご一読の上ご参加いただけたら幸いです。
ご自身の体験談や不思議な咄、怖い咄をシェアして、一緒に蒸し暑い夜を乗り切っていきましょう。
投稿につい��
投稿できるお咄
ご自身が体験された、人から聞いた、あるいは実際にあったかそうでないかを問わず、あなたがお持ちの「怪談」「怖い咄」「不思議な咄」を投稿いただけます。
おひとりにつきいくつでも投稿していただけます。
一つのお咄につき500字程度を目安として投稿してください。
投稿できないお咄
特定の人種・ジェンダー・セクシュアリティ・疾病・地方等に対して、偏見・バイアスの再生産を助長すると主催側で判断した内容
禁じ手:「白い服・長い髪の女」が登場する怪談
投稿〆切
2023年08月31日(随時更新)
投稿されたお咄の取扱いについて
投稿いただいたお咄は、主催の確認後順次ブログに掲載いたします。
掲載されたお咄は配信などで主催により読み上げ、言及されることがあります。
投稿できないお咄に該当した場合、掲載を差し控える場合があります。
掲載されたお咄は企画期間を過ぎてもブログに掲載されます。
投稿されたお咄を別の媒体で再度投稿、掲載を行うことは自由に行っていただけます。
投稿されたお咄の著作権は投稿された方に帰属します。ただし、ブログへの掲載/音声による朗読などに関してはあらかじめ許諾いただき投稿していただくものとします。
上記の取扱いについて同意いただいた場合のみ投稿いただきたくお願いいたします。
投稿はこちらから!
その他
掲載できなかった場合の基準について、お答えすることはできません。
ご意見、お問い合わせ等はお問い合わせフォームにてお送りください。
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主催:
カレー(Twitter:@goats_for_ac)
畑(Twitter:@Hatake_ager)
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