Tumgik
lolowv0 · 10 months
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去年の8月から今年の5月頃までにじさんじを(一人を除いて)ほとんど見ていなかった
きっかけはアクシアだった アクシアが好きだったので 8月に無期限休止と聞いて落ち込み、配信を見る時間が減った 絵もほとんど描かなかった
10月にファンタジアを見て久々に衝動のまま絵を描いたが、配信を再び見る事はなかった
12月になってアクシアが引退した 落ち込んだ 配信を見なくなった
ちょうどこのころ原神を始めた たまにフィッシュルが好きだと言っていたアクシアを思い出したりした
今年の4月になって、また衝動的に絵を描いた 三枝の4周年記念ライブ配信で歌われた三枝と卯月の「月光」が良かったから それからまたにじさんじの事を考えるようになった
5月に風楽を見始めた 顔が良いから あとカナート しかし顔だけで配信を見る人間ではないので なんで見続けたかというと 配信を面白くしようという気概を感じたから
ペクス配信を見てる時にふとアクシアを思い出した アクシアのペクスは上手かった
6月からまた、にじさんじを見ようという気になった きっかけは卯月だった 卯月のロンパは今世紀最大級におもろかった 拍手喝采大爆笑の嵐だった インターネットをやっててよかった ロンパをやっててよかった 生きててよかった そんな夜はここにあった
それから アクシアも卯月に元気を貰った と言っていたことを思い出した 感情お揃いやね と思った それに、視聴者に元気を与えたのは 卯月だけでなくアクシアも同じだった 引退はそれはもう悲しいけど 元気でいてくれればそれでいいと思っている
だから卯月の配信は良かった 今も面白いから 元気が出るから 多分アクシアが見ても面白いから
今日 卯月とアクシアの灰色と青を久々に聞いた あれは本当に綺麗だった 全てが完璧だった 嬉しかった
最近は一生卯月の配信とアーカイブを見ている 今見る卯月が一番気持ちいいから
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lolowv0 · 3 years
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日記
ニューダンガンロンパV3の王馬小吉についてです ネタバレあり
王馬小吉、、つねに思考を巡らしていそうだし眠ることも好きではなさそう(寝ている間に襲われる事を恐れていそう)だし、死に対してかなり恐怖心を持ってそう(死は永遠の思考停止なので)なところが凄く良いな、、、って最近ずっと考えている
人は考えることをやめたら死んだも同然で、考え、行動し、感情を出す事こそが人間としての役割かつ特権だと思う 王馬はそれに近い信条を持っていて、「死とは無縁の」、「笑えるような楽しい事」を自分にも他者にも与えるために行動をしているんだと思っている
感情も豊かだしめちゃくちゃ表に出してるし(オーバーリアクションも敢えてそうしてるのだとするとかなり良い)
そんな王馬が己の死を見据えた計画を立てていたことを考えると かなり 苦しい 死にたくないという気持ちは絶対に人一倍ある 自分に対しても他者に対しても、命の価値を見出している
そういう視点から見るとキーボを気に入っていたのは単純にロボットがかっこいいからという理由もあるが、ロボットなのに思考をしていて、感情が豊かだったから、彼に自分と同等の「命」を見出していたんじゃなかろうか
割とクールなキャラが多い中で王馬が気に入っていたらしい人物は「入間」、「ゴン太」、「キーボ」と、比較的感情豊かでリアクションが大きい人選だから そういう点でも納得できる。。。
転子のことも割と話題には出すし、好意的に見てたとは思う 秘密子は純粋に「人を楽しませる才能」を持ってるから、かなり好きだろう
キルミの最期に対しても「生きるために逃げるのは悪い事でもなんでもない」と言ってる(嘘をついておくと~と前置きしているがこの部分に関しては本心すぎる。。。)
春川の事を敬遠していたのは暗殺者であることを隠していた点もそうだし、愛想が無く感情を表に出さないという点も加味されていると思う
だから百田を共犯者に選んだのも必然だった
そういう考えを巡らしている
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lolowv0 · 3 years
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狛枝凪斗キャラ評追記
ネタバレ
スーパーダンガンロンパ2と神話の関連性について 前回の記事で狛枝凪斗のキャラクター像と神話の関係を考察したが、その補足として「なぜ神話と結びつける必要があったのか」と、ダンガンロンパの物語と関連性があるかどうかを中心に考える
ダンガンロンパの物語と神話
無印で出てきた”グングニルの槍”や戦刃の”フェンリル”等、無印のころから北欧神話に関する語句は確認できる。なので、基本的には「北欧神話」と関連しているとする。
北欧神話とギリシア神話を比較する部分があるが、共通性の理由などは置いておき、あくまで神話には類似性があり神々は同一視されることがしばしばある、ということだけを前提としておく。
‣ダンガンロンパ初代で登場する北欧神話に関連する語句
チャプター1モノクマの台詞
召喚魔法を発動する!助けて!グングニルの槍ッ!!
モノクマに逆らう江ノ島(戦刃)を処刑する際に使用された槍をモノクマは”グングニルの槍”と呼んでいる。イベントギャラリーのタイトルでも確認できる。
チャプター5学級裁判の腐川の台詞
フェンリル…終末の狼…北欧神話に登場する…狼の姿をした巨大な怪物の事よ… ほ、北欧神話のトラブルメーカーであるロキと…女巨人アングルボザの間の子であるとされている…
戦刃の所属部隊”フェンリル”についての解説をしている。
上記を踏まえてスーパーダンガンロンパ2にも関連語句を登場させた理由について考える
‣ロキと狛枝凪斗
北欧神話に登場する悪戯好きの神。炎の化身、トリックスター、終える者、狼の父、などと形容される。元は火を神格化した存在だったという説が存在する。厄介ごとを持ち込む一方で、オーディンの槍”グングニル”を始めとした武器や宝物をもたらし、神々の役に立つという一面もある。
狛枝のキャラクター像が北欧神話のロキから構想されたもの(あるいは一部、インスピレーションを受けたもの)と仮定して、何故プロメーテウスとも類似性を見出したのか、それについての補足を簡潔に説明する。先ずロキとプロメーテウスは、「トリックスター」、「反逆者」、「火の神」という性質から似ていると言われることがある。
ロキは神々の宴に乱入し、神々の過去の罪や欠点を暴露して侮辱をした結果、「岩に縛り付けられて毒をたらされる」といった罰を受けている。
狛枝のトリックについて、「縛られて槍で貫かれる」という部分はプロメーテウスと類似しているが、実際の死因は”毒入り消化弾”であることから、狛枝の死に様はロキと類似していると考えられる。
また、ロキがフェンリルの父であることを踏まえると、狛枝の殺人に使用された槍に戦刃の時と同じ”グングニル”と名を付けたことも唐突さが軽減されるのではないか?(北欧神話との関連性を強調するためにグングニルの槍を登場させた)
また、ラグナロクにおいてはヘイムダルと相討ちになり最期を迎える。(後述)
‣ヘイムダル 七海千秋?
光の神。眠る必要がなく、昼でも夜でも100マイル先を見通すことができ、草の伸びる音さえも聞き取る鋭い耳を持つことから、「見張り番」の役目を負う。
ヘイムダルの状況把握能力に長けているため見張り番という役目を負うという点は、七海の管理者(監視役)という役割と類似している。
また、ヘイムダルはラグナロクでロキと対決し、相討ちになっている点から5章の狛枝と七海の両者が死んだことに関係性がみられる?
‣ラグナロクとカウントダウン
スーパーダンガンロンパ2では、島の中心にあるジャバウォック公園に”カウントダウン”が設置されていた。このカウントダウンは作中ではあくまでミスリードのためであり、明確な意味は無いと明言されている。しかし、物語と北欧神話との関連性を見出すと、その存在意義も考えられるのではないだろうか。
ラグナロクとは”予言詩”である。巫女ヴォルヴァがオーディンに語りかけるという形で、世界の創造から終末の到来、世界の再生までを語る。
ラグナロクは、北欧神話の世界における終末の日のこと。北欧神話の神々はやがて来る終わりを知りながら生きているのである。ジャバウォック公園の”カウントダウン”が世界の終末までの時間を表していると仮定すると、”その後”の展開も北欧神話と関連付けることができる。
‣新世界
ラグナロクの”その後”
ラグナロクでは神々や世界はすべて滅びるが、廃墟からより良き新しい世界が出現するのである。(中略)また、神々はラグナロクで敗北し、殺されてしまうが、ラグナロク後の新世界ではバルドルのように蘇る者もいる。
スーパーダンガンロンパ2でも登場人物たちが死に、終わりを迎えようとするが、日向創たちによって新たな世界が創造されるというあらすじになっている。「新世界プログラム」(希望更正プログラム)という名称も北欧神話から影響を受けたものと考えられる。
※ラグナロク後の展開は所説あり
以上 
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lolowv0 · 3 years
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狛枝凪斗のキャラ評と考察
ネタバレ
スーパーダンガンロンパ2のキャラクターごとの考察のつもりだったが狛枝だけ文章量が増えすぎたので分割した
後半が個人的に��白いと思います
‣狛枝凪斗
彼の人柄はさておき、先ず彼の”超高校級の幸運”について考えよう
狛枝は幸運の才能を自分の意思では駆使できない酷い欠陥のある力と称している。これは狛枝の”自信の無さ”に繋がっており、本編中でも「自分が望んだ結果とは違う幸運」になることは証明されている。狛枝は不運を自覚しており、それを甘んじて受け入れようとはしていない。それが幸運の予兆だとしても、望まぬ不運は出来るだけ避けたいし、明確に嫌な事として記憶している。(通信簿やアイランドモードでの台詞を参照) また、自分の思想が独善的であることを理解したうえでそれを振りかざしている。そのせいで周囲は離れていき、親兄弟や身寄り、友達や知り合いすら居ない状況になった。(両親は事故死のため当時の狛枝の思想とは無関係) これは才能に関係ない自業自得に思えるが、彼がそういう性分になった原因を全て”才能”に委ねていることから、己の思想に不足している部分があるとは自覚していない節がある。尤も、人と接してこなかった以上考えが独善に寄るのは必然だろう。人と触れ合う機会が極端に少ないということは、彼が他者の”表面”しか見ることができなくなったことにも起因していると思われる。
これらは裏を返せば自分の才能は本来ならば誰からも認められるような絶対的な力であることを理解されない反動であり、つねに他者に理解されたがっていた。
‣日向との関係
狛枝は他者について深くを知ろうとしない。彼が興味を持つのは対象が「”希望”であるかどうか」という点のみである。
物事の本質を見ようとせず、表面上のものしか見れない彼には日向の中に眠る”超高校級の希望”を見抜けなかったし、同時に他の”超高校級”たちと違って凡人でしかなかった日向には対等に接しようとしていたのだろう。
「キミからは…才能ある者が醸し出すある種独特のオーラというものを感じない…」
上記から狛枝は日向を自分と同等の価値の人間と見なしており、予備学科である事実が判明した後はさらに見下した態度をとるようになっている。また、日向は5章までの学級裁判で狛枝の持っている情報に頼る場面があったことから、彼が自分の計画の障害になるとは思っていなかったのだろう。自分の事を卑下していると思いきや、本心では”与える立場”に居ようとしていたのである。そうした日向への過小評価と自分の才能への慢心が、計画の失敗へと繋がった。
しかし、同時に心の底では日向の内面も知りたがっていたのかもしれない。通信簿イベント6で日向の共感を得るためにたとえ話をしたのは、自分の理解者が欲しかったからだと言う。そのために狛枝はあえて大衆向けに書かれた本を引用したのだが、これは日向がそういった話で共感を示すのかどうかを試したのであり、狙い通りの結果を得られて満足している。つまりは日向の”価値観”を知ろうとした。(ここでの狛枝の話は目的に過ぎないため嘘かどうかは重要ではないが、基本的に通信簿の全ての内容に嘘は無いと思われる)
日向の「理解できないものを理解できないまま放って置くことはできない」という考えが、狛枝の成長のきっかけになり得たのかもしれない。
‣狛枝の価値観
狛枝の価値観は作中で明確に否定されている。
「英雄になる必要なんてないんでちゅよ。無理に誰かに認められなくてもいいんだからね。」 「他人に認められなくても、自分に胸を張れる自分になればいいんでちゅ。」
上記のウサミの台詞は狛枝の才能に対する価値観と英雄主義を否定したものだ。また、七海や田中の信条も、狛枝とは相反するものとなっている。日向創を主人公とした物語における狛枝の立ち位置は絶対的な敵であり、カムクラを内包した時点からその位置は江ノ島盾子になる。
まず狛枝の「他者の考えに不寛容で、内面を知ろうとしない」考えは、修学旅行の目的である「他の生徒と仲良くして希望のカケラを集める」というルールによって否定される。 次に「才能を”絶対的な希望”として尊重する」考えは、5・6章の七海やウサミの台詞で否定された。
「才能を持つっていう事は、その才能に縛られるって事でもあるんだよ。」
そして「才能は生まれ持ったものであり、努力では決して覆らない」という考えはカムクライズルと日向創の存在によって否定されている。
狛枝は彼自身にとって正当なヒーローであり物語においてはアンチヒーローの役割を果たしている。
神話との関連性
‣英雄願望
狛枝の「”超高校級の希望”になりたい」という欲望は、言い換えれば英雄願望である。彼の思い描く”超高校級の希望”像とは、皆に讃えられ、偉業を後世まで伝えられ、銅像が建てられるようなものであることは5章での彼のビデオメッセージから分かるが、それはまさしく神話などに出てくる英雄と呼ばれるような存在ではないだろうか。
‣グングニルの槍
狛枝の腹を貫いた凶器は、無印1章で江ノ島(戦刃)を貫いた凶器と同じ”グングニルの槍”である
グングニルの槍とは
北欧神話の主神オーディンが持つ槍。この槍は決して的を射損なうことなく、敵を貫いた後は自動的に持ち主の手もとに戻る。 また、北欧神話にはフェンリルという狼の姿をした巨大な怪物が登場する。ラグナロク(北欧神話における終末の日)でフェンリルとオーディンは戦うことになる。オーディンはグングニルの槍でフェンリルを貫いたのだが、怒り狂ったフェンリルはグングニルもろともオーディンを飲み込んでしまう。
戦刃むくろが所属していたのは「フェンリル」と呼ばれる傭兵部隊であり、神話と同じようにグングニルで貫かれるが、彼女は反抗できぬまま死亡する
‣左手
神話において、神が両性の場合には「右側が男性で左側が女性」という配置がつねに守られていた。(例:アルダナーリーシュヴァラ)また、ラテン語のsinister(「左手」)は「邪悪な」、「魔女のような」という意味を持つ。反対に、dexter(「右手」)には「神聖な」、「運のよい」という意味がある。
上記のことから狛枝が江ノ島の”左手”を自分に移植したことにも何らかの意図があったことを読み取れる
‣讃美歌と磔
狛枝は自分が死ぬ際、仕掛けであるモノクマパネルが倒れる音をかき消すためにMP3プレイヤーで讃美歌のようなものを大音量で流していた。敢えて讃美歌を選んだ理由があるとしたら?また、狛枝の死体は”左手”と両足を柱に縛り付けられて腹を槍で貫かれている、いわゆる「磔刑」のような状態であった。 ここで問題とする点がひとつ、磔刑といえばキリストが有名であるが、磔にされたキリストの脇腹を突き刺したのは”ロンギヌスの槍”であり、”グングニルの槍”ではないという点。つまり、狛枝とキリストを関連付けることは出来ないのである。
‣火の英雄
狛枝の設定画にはそのキャラクターデザインについて「髪の毛は常に形状が不安定で”炎”が揺れているようなイメージに」と書かれている。何故”炎”をイメージしたものなのか、それを考えるにあたりギリシア神話に出てくるプロメーテウスについて簡単に説明する。
プロメーテウスは、ギリシア神話に登場する男神。神から”火”を盗んで人類に与えた存在として知られる。ギリシア神話におけるトリックスター的存在であり、文化英雄としての面を有する。
プロメーテウスはゼウスの反対を押し切って人類に火を与えるが、これがゼウスの怒りを買い、コーカサスの山の頂に”磔”にされ、生きながらにして肝臓を鳥についばまれるという拷問を受ける。肝臓をついばまれるというのはつまり腹を突かれるということである。狛枝のキャラクターデザイン及び死に様は、これになぞらえているのではないだろうか。
‣死の崇拝
以下エーコ著『永遠のファシズム』より引用
神話学において、「英雄」はつねに例外的存在ですが、原ファシズムのイデオロギーでは、英雄主義とは規律なのです。その英雄崇拝は「死の崇拝」と緊密にむすびついています。(中略) 原ファシズムの英雄は、死こそ英雄的人生に対する最高の恩賞であると告げられ、死にあこがれるのです。原ファシズムの英雄は死に急ぐものです。そのはやる気持ちが、実に頻繁に他人を死に追いやる結果になるのだということは、はっきり言っておくべきです。
ここで前回の記事に「命を懸けてでも」と書いたことを訂正する。狛枝にとっては「命を懸けてこそ」意味があるのだ。狛枝の「希望のためなら喜んで死ぬ」という考えは上記に当てはまるだろう。
‣狛枝凪斗の誕生日
4月28日は英雄の日(バルバドス) 英雄の日と定められている日付けは他の国にもいくつか存在するが、何故バルバドスなのかは不明
バルバドスはカリブ海に位置する立憲君主制国家である。珊瑚礁が多い島国であり、バルバドスを含めた6つの独立国をウィンドワード諸島と呼ぶ。ジャバウォック島は5つの島と中央の島、計6つの島からなるが、形や配置に類似性はない。また、バルバドスの国旗には三叉戟という槍のマークがあしらわれているが、意図したものかどうかは分からない。
以上のことから、狛枝の人間性と英雄主義が密接に絡んでいることが推測できる。彼の”才能”に縛られた人生とその反動により培われた盲目的な価値観は、平凡かつ自由的な主義を持つ多くの人にとっては理解が及ばない範疇にまで達してしまったのである。
人間の貪欲・不正から「浄化」された理想世界実現のための自己犠牲は、凡人が英雄的気分を味わう方法となっている。彼らは快適主義下で暮らすよりも、「崇高な理想」のために、「荘厳さ」の中で死ぬことを選ぶ。そういった壮絶な死は、英雄的行為と見なされる。
(I・ブルマ, A・マルガリート著『反西洋思想』)
総評 考えれば考えるほど面白い 色々と深掘りができるし行動に説得力を持たせるだけの材料が存在していて素晴らしい 無限に考えることが出来る まだ足りない部分もあると思うが現時点でのまとめでした
いずれ他キャラ分も書く
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狛枝の好きなシーン
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lolowv0 · 3 years
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続・V3感想 キャラ評
ネタバレ ニューダンガンロンパV3の不足していたキャラ評の続き キーボとか白銀とか
6章を中心に
‣キーボ
”超高校級のロボット”兼、視聴者代表
キーボの内なる声
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キーボは”視聴者代表”の役割を持っていたわけだが、物語全体を通してキーボが内なる声(視聴者の意見)を統合した結果を行動に移すまでのローディングや、それを示唆する台詞が組み込まれている また、キーボは裁判において常に冷静で中立の立場であり、議論スクラムでは1章から5章にわたり全て”正解”側の意見に立っている これはキーボが視聴者の視点を持っているからであり、迷った時に答えを教えて貰っていることを示している
6章でキーボのアンテナが折れた際には最原たちの命をも問わず学園を破壊して周るが、これは正真正銘キーボ本人の意思であり、内なる声が聞こえなくなったキーボは己のアイデンティティとして「コロシアイを終わらせる」という使命を強く抱く これは当然視聴者の意思など汲んでいないし首謀者にとって予想外の事であり、これにより首謀者の隠し部屋と隠し通路の存在などが明らかになる
キーボの存在は”超高校級の才能”が思い出しライトによって植え付けられたものか否かに関してもキーパーソンになっている もっと言うとこの世界のどこからどこまでがフィクションなのかという問題だ キーボの”超高校級のロボット”という才能は、1章から始まる本編中で確かに証明されている プロローグでのキーボの姿はロボットではなく学生服を着たただの高校生だが、これがフィクションの世界ならば、ただの人間に才能を植え付けることでロボットにすることも可能だろうが…
‣白銀つむぎ
超高校級のダンガンロンパ信者
彼女は江ノ島と違い”超高校級の絶望”ではなく、更に言えばダンガンロンパというフィクション作品を愛しているが江ノ島や”絶望”の事は愛していない ダンガンロンパの世界そのものを愛しているから、世界ごとダンガンロンパにコスプレした しかし彼女のコスプレには不完全な点が多い
・コロシアイのルールを自ら破っている ・思い出しライトは嘘の記憶 ・自分が首謀者であることがバレるかもしれないリスクを冒してマザーモノクマを経由しないと情報を入手できない ・モノクマのスペアを作るのにも同様のリスクがある
先ず、コロシアイのルールを破ることは本来��ダンガンロンパであればモノクマでも許されない事である それを1章の時点でコロシアイを続けさせるためにやっていることは黒幕である江ノ島の不完全なコスプレである これは白銀の「コスプレとは自分を前に出さず、完全にキャラクターになりきること」という理念と反する、明らかな”失敗”である
次に、彼女が作り出した嘘の記憶である思い出しライトの存在も、”残酷な真実”しか告げない江ノ島とは相違する そもそもコロシアイをさせる目的が異なっているため、完全なダンガンロンパを創り出せているとは言えない
また、首謀者であるにも関わらずゲームの進行に必要な行動をするためのリスクが高い この世界が彼女がコスプレしたフィクションであるなら”思い出しライト”や”マザーモノクマ”等の非現実的な超技術をもっと利用しやすくすることもできたのではないか? 首謀者であるはずの白銀にとって���合の悪いことがある理由として、もし彼女が”超高校級の絶望”ならば自分に降りかかる絶望も甘んじて受け入れただろうが、白銀は”絶望”ではない上にコロシアイを円滑に末永く続けたいと思っているのだから、彼女自身が意図したことは考え難い(=白銀の上位存在である黒幕が居る)
チームダンガンロンパ
白銀はあくまで首謀者という設定を与えられただけで、全ての黒幕はこのチームダンガンロンパということになる しかし白銀が完全に首謀者としての記憶を植え付けられたフィクションの存在だとしたら、白銀つむぎの項目に挙げたような矛盾は起きないはず 黒幕がコントロールする以上、不完全な首謀者を作る理由がない
白銀が不完全である理由はヒューマンエラーだと考えられる 彼女がフィクションではなく生身の人間、或いはそれを元にした自我を持つ存在であるために発生した純粋なミスである 白銀がダンガンロンパを愛していることは設定ではなく本心であり、コロシアイに参加した理由でもある 白銀つむぎという人間はダンガンロンパを愛するあまり自らダンガンロンパの世界に身を投じたのだ、それも監視者ではなくコロシアイ参加者として
「最後の最後に計画が失敗するっていう結末までしっかり“模倣”できたんだから…“模倣犯(コスプレイヤー)”としては、胸を張っていいはずだよね?」
ダンガンロンパ1・2の結末のことだが、真に”模倣”をするならば「希望に勝たせようとする」のではなく、”絶対的な絶望”を”絶対的な希望”によって打ち負かされなければならなかった 結局はダンガンロンパをエンタメとしか見ておらず、常に”視聴者”を楽しませることが目的であった やはり彼女は完璧な模倣犯とは呼べないし、最原たちにとっての本当の敵は”外の世界”だったのではなかろうか
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恐ろしい台詞だ
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この二人に関してはもう好きだなという感情以外が出てこないので特筆することはないです 最原終一という人間についてはずっと考えているが、あえて書き留めるほどの事はまだ読み解けずにいる 6章とプロローグも踏まえて考えがまとまったらそのうち書く
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lolowv0 · 3 years
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スーパーダンガンロンパ2 感想
それはネタバレと言います
先日クリアしました。おまけモード等は未プレイ 本編のみの感想と考察
難易度はいつも通りイジワルでプレイ タイトル画面からキャラクターのみならずUIデザインもドット絵でなんだかゲーム調でとても良い
横スクロール日向クン関節キモくてわろた
通信簿イベントは基本気になったキャラのみでやり直し等は無しだが、狛枝だけは2章以降どうしても気になりすぎて一度だけ時を戻して1章で1つ回収した(2章以降は日向から見た狛枝の人格が変わるため、システムの都合上イベント1は1章で見ないとテキストに矛盾が生じる…)
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最終的に通信簿の進捗はこんな感じ
先ず一つ言えることがあるとすれば、俺は澪田が好きだった
CHAPTER1 絶望トロピカル
十神白夜は十神白夜だと思っていたためプレイ前は生き残るだろうと予想してたが、話しかける暇もないまま死亡 かなりショックだった
しかしそれ以上に衝撃だったのはこの殺人を扇動したのが狛枝凪斗だったことだろう 狛枝の考えは序盤では到底理解に及ばんが、最後までやるとある程度は理解できるし納得もできる 己の価値観で物事を考えるのは危険だと十神(本物)も言っていた
‣殺人の計画
超高校級のみんなのために奮闘していた十神が、家族のために外へ出ようとした花村に殺されたというのは皮肉なものだ
しかし花村は十神を狙ったわけではなく、よからぬことを企んでいた狛枝を止めよう(殺そう)として、それを防ぐために十神が身を挺した結果、今回の事件の犠牲者となった
これは狛枝の”幸運”の才能が働いたのだ 前段階として狛枝の殺人の計画が十神によって妨害され”失敗”に終わるという不運がある その後、花村がその計画を利用して殺人を起こすことで狛枝の望み通り”コロシアイが始まる”のである
‣花村と狛枝の会話
狛枝の殺人計画に気づいた際の花村との会話では、狛枝の”希望”に対する絶対的な信頼と、”絶対的な希望”を証明するためならコロシアイでもなんでも出来る、という常軌を逸した考えが語られる それに対し花村は「訳が分からない、どうかしてる」と言い、狛枝の価値観を否定する
‣十神のリーダーシップ
コロシアイ修学旅行において危険視すべきなのは「疑いあうこと」だ それを防ぐためには皆で協力し合う事が大切だが、その解決策として十神は”秩序を持った統率”を取るため自らリーダーを名乗り出た
モノクマの狙いが疑心暗鬼を引き起こすことであれば、そうさせないことは正しく生き残るための道である 十神には人の上に立つ素質もあったし、実際に反発した人間は九頭竜くらいだったので、もし殺人が起きなければ皆を���とめることも可能だったろう
また、十神は仲間を妄信するのではなくむしろ疑ってかかっている 同じく上に立つ立場の人間としてソニアが居るが、ソニアは皆をひたすらに信じるスタンスだ この場合リーダーに最も相応しいのは十神ということになる(「疑いもするけど、それでも信じたいという気持ちが本当に信じるという事」という七海のスタンスとも一致している)
CHAPTER2 海と罰。罪とココナッツ
ヒヨコと小泉の風呂イベントがあったり、水着CGがあったりと、裏で狛枝が拘束されていることなど忘れるくらい和気藹々としててよかった 七海、どうしてそんなところにほくろがあるんだ?
2章は狛枝の語りから入る ここの笑顔で口めっちゃパクパクするの面白い
「価値ある人間とそうでない人間って、生まれた瞬間から明確にわかれているんだ。」
「才能ある人間は“なる”もんじゃない…最初からそれだけの器を持って生まれてくるものなんだ。」
ここでは狛枝が生きてきた中で構築されてきた、”絶対的な希望”の価値と己の無価値さを説いている
「これは憧れなんかとは違うからね。憧れって…自分がそうなりたいと願い気持ちでしょ?ボクのはそんな図々しい気持ちとは違うんだ。ボクのはなんて言うか…もっと純粋で、無償の愛みたいなものなんだよ…」
「ボクは…どちらにも頑張って欲しいだけなんだ。ボクは…その先にある“絶対的な希望”をこの目で見たいだけなんだ。」
狛枝は『才能を持って生まれた人間』に憧れているのではない 希望同士がぶつかり合って残ったより強い希望、すなわち”絶対的な希望”に究極の価値を見出している(=無償の愛)
‣狛枝の監禁
旧館で拘束されて行動制限を設けられていたが、これが逆に小泉を”動機”に向かわせる原因になる 狛枝の様子を見に行った小泉は、そこで『トワイライトシンドローム殺人事件』についての話をし、ゲームをプレイしに行ってしまう
このころから七海は「コロシアイなんて絶対にさせない」という強い意志表明をしはじめる そして日向に『トワイライトシンドローム殺人事件』をクリアするように誘い、学級裁判でも相棒として積極的に手伝ってくれるようになる
1章序盤で相棒役となってくれていた狛枝が拘束されたところで、新たに日向の支えになってくれた 可愛い
‣事件について
九頭竜とペコ山の通信簿イベ等はノータッチだったので犯人までは分かっても動機は推測できなかったが、記憶が消された期間より前から関係があったことは盲点だった これに関しては本編中、ダイナーに居る九頭竜に話しかけると「新しい島について教えてきたヤツがいた」との話を聞くことができる これがペコ山である
ペコ山は自分を”道具”だと言い張っていたが、九頭竜はそうは思っていなかったし、周りも認めなかったため自分に投票させたペコ山の思惑は失敗に終わる ペコ山と九頭竜は互いを想いあってはいたが、互いの価値観を共有することが出来ていなかったのだ
九頭竜はトワイライトシンドローム殺人事件の真相を探るため話を持ち掛けただけだったが、小泉の反論を受けて衝動的に手にかけようとしてしまった ペコ山の動機は九頭竜を守るため(生かすため)
「他人の罪を裁くなんて…そんな権利なんて誰にもないんだよ!復讐なんて…間違ってるよ!!」
小泉の「他人を裁く権利などない」という考えは正論かもしれないが、しかし極道の世界で生きてきた九頭竜にはオトシマエをつけさせなければならないという使命感があった これは単なる復讐ではなく、九頭竜にしか分からない仁義である 二人の価値観が決定的に違っており、それを受け入れられるだけの器がまだ育っていなかったために起きた事件だった
‣ソニアに関して
海水浴を企画しみんなを集めたことで”小泉が自分の罪について相談する機会”を失くしてしまったことは、事件の引き金になっている
また、図書館で『キラキラちゃん』について話したりシリアルキラーに関心を持っている事がわかるが、これは今回の裁判において重要なヒントであり、ミスリードでもある
しかしここで注目したいのはソニアがシリアルキラーなどの異文化に関心を持つ理由だ
「自分と違う価値観と触れ合うのは、とても大切な事なのですよ。」
‣この世界の謎について
ジャバウォック島が人工島である事を匂わせる描写があったり、無数の監視カメラなどであたかも前作のダンガンロンパ同様、「世界に放映されている」と思わせるミスリードがある
実際は1章冒頭の扉の場面やチャプター演出等でこの世界が現実ではなく、前作同様に閉鎖空間であることを予想できる
未来機関については、モノクマの言う事を信じる気はなかったので完全に敵だとは思っていなかったし、この時点で”裏切り者”とモノミへのヘイトが尋常じゃなかったのでおそらく未来機関は味方で、あってモノクマ・未来機関・日向たちの3すくみだろうと考えていた
モノミについても敵ではないが権限持ちを意味するステッキを盗られている以上役に立たない置物程度に思っておいた(ちゃんとモノケモノを倒してくれていました)
CHAPTER3 磯の香りのデッドエンド
追悼ライブや花火の打ち上げなどこれまで以上に澪田が積極的に行動を起こしてきたため、このあたりで退場かと怯えながらも覚悟を決めてプレイしていた
九頭竜とヒヨコはどちらも大切な仲間を失っているが、九頭竜はこの章で自分なりの”ケジメ”をつけ、回復後は協力的になり、日向たちと行動を共にすることを拒まない
一方で、ヒヨコはまだ九頭竜の罪を許せておらず、前へ進もうとしている途中の段階だった そして絶望病の発覚後はモーテルの自室に閉じこもり、モノクマの罠である絶望病に怯えてしまう おそらくこの差が生存できるか否かの分かれ目だろう
‣左右田の才能発揮
病院とモーテル間の連絡を取り合うため通信機を発明しているが、ここでの発明は「みんなのため・コロシアイを防ぐため」のものであり、左右田の才能がコロシアイの道具ではなく「皆と生きるため」に使われている(罪木の見立て殺人の道具としても使われたが、これを日向が観測していたことにより結果的に日向にしか辿り着けない”真実”に繋がっている)
‣絶望病について
モノクマが自由に罹患・治療することができる謎の病気 この非現実的な病気はこの世界が現実ではないことを分かりやすく示唆している
‣狛枝のウソつき病に関して
病名の通り狛枝は嘘をついている 狛枝の様態が悪化した翌日、起き上がれるようになった狛枝の病室を訪ねると
「日向クンと一緒なんてボクには耐えられないよ。」 「さっさと行っちゃって、もう顔も見たくないからさ。」
というような台詞を言う
これは嘘であるから、本音としては「一緒にいたい」ということになる
しかし普段の狛枝は「自分なんかが超高校級の皆と並び立つなんておこがましい」と自分を卑下するような発言が目立つ 更に己の才能が分からないにも関わらずみんなと仲良くする日向に対して”羨ましい”と言っている これらもすべて本当であり、「一緒に居たい」と言う本心を隠しつつ「自分なんかが一緒に居ていい訳ない」という本音を喋っているのである
狛枝は皆を”希望の象徴”とする一方で自分は”希望の踏み台”としてしか見ておらず、それらはすべて自信の無さから出る発言であり、彼の”希望の象徴”としての基準を己は満たしていない(生まれ持ったものなのだから、努力したって価値のある人間にはなれない)という考えのもとで構成された自己肯定感の低さの表れである
‣事件について
犯人の決定的な証拠は無かったが、現場の状況からして罪木以外はあり得ないという状況 しかし動機も分からない以上罪木にボロを出して貰うしかない… 七海の協力もあり罪木から論破できる言葉を引き出すことに成功
狛枝が捜査段階から罪木に疑いの目を向けていたのは、看病された際に絶望病に罹っている事に気づいたからだろう 事実、狛枝の様態が回復する頃にちょうど罪木は高熱を出していた(抱き着かれながら目覚めた日向はそれに気が付いた)
そして”あいするひと”のために殺人を計画したという罪木の告白
「あなたに会えるという希望を持って死ぬ私を、どうか許してください。」
ここで言う”あいするひと”とは江ノ島盾子であり、彼女は皆の記憶が消された期間より以前に既に死んでいるという事実が証明される
狛枝に指摘された通り、現在の罪木は過去を思い出したことによって”絶望”に堕ちており、「あなたに会える希望を持って死ぬ事を許してほしい」という台詞は”絶望”に相応しくない”希望”を抱くことに対する懺悔である
更に罪木の病気は”思い出す病気”であること、「私がこんな人間になったのはみんなのせい」であることから、罪木は誰かの影響を受けて”こんな人間(絶望側の人間)”になったことがわかる
裁判後、罪木は”島で過ごした仲間たち”とのことを「ただの過去」と言い切る これは島に来てからの罪木は”学園生活の記憶”を失った過去の罪木、つまり”絶望に堕ちる前の罪木”であり、絶望に染まってしまった現在の罪木にとっては価値のない過去でしかない
豹変した罪木は正直好き
‣ソニア
ちなみに今回もソニアの言動が事件の引き金になっている(帯が結べないヒヨコに対して「ライブハウスの鏡を使ったらどうか」という助言をしている) これは善意からのミスリードである
猫丸が再登場するときロボ化フラグか?とか思ったらガチロボットでまじでわらった
CHAPTER4 超高校級のロボは時計仕掛けの夢を見るか?
ロボットに命があるのならAIにも命はあるのだろうか
猫丸がロボ化して復活した後のこのタイトル、早くも死亡フラグか…と思いつつ 冒頭から思ってたけど1やV3と違って開けた場所で色彩も鮮やかで全体的に明るい雰囲気だ 南国だの遊園地だの
ジェットコースターでなんやかんやした後ドッキリハウスとかいう完全な閉鎖空間に誘拐される この章をプレイした時二徹明けの夜とかだったから思考も推理もグシャグシャで正直あんまり覚えてないが結構難易度の高いトリックだった気がする
タワーを通じて繋がる二つの空間が単純に横並びでないことはすぐにわかったが、振動のないエレベーターがあくまでその挙動を隠すためのものであることに気づかず実際動いてないんじゃないか?みたいなことを考えて 動いてるのは建物の方(非現実的だがこの世界なら起こるだろ)、のような推理をしてた気がする
どうしてそこに八角形があるのかな?
この章でソニアと田中が何やら仲良くなる ここについては詳細を知らないが、二人は互いに励ましあい協力しようとしていたらしい
‣ファイナルデッドルーム
狛枝操作 急に脱出ゲームが始まって動いてない脳みそが更に固まるが、優しい狛枝とウサミのヒント(答え)でなんとかクリア ちゃんと起きた状態でやりたかった
狛枝は”6発中5発が弾丸入りのロシアンルーレット”をするが、見事に成功させてクリア特典を受けとる ここでの狛枝は意識的に”超高校級の幸運”の才能を利用しており、自分の才能に絶対的な信頼を置いていることがわかる
‣クリア特典
未来機関のファイルと希望ヶ峰学園のプロフィール
狛枝は自分たちの過去と日向の才能について知ることになる 予備学科差別には大変笑ったが日向からし��ら途方もない絶望だろう 読む前は「才能が分かれば日向クンも喜ぶだろうな」ってウキウキだったのが面白い
日向が何の才能も持たないただの”予備学科”であることを知った狛枝は、日向に対し「キミもボクもただの”踏み台”でしかないんだ」と、それまで以上に日向のことを同類視している
元々”希望ヶ峰学園に憧れる存在”として意識していたようだが、才能が無いことを知った彼の中では完全に自分と同じ価値の無い人間に成り下がってしまったのだ
‣事件の真相
田中は閉鎖空間にいる間も生きることを諦めず、生きるために戦う事を選んだ それは猫丸も同様で、彼は田中の殺気を感じ取った瞬間に自分も戦う事を決意していた
ソニアや終里は田中たちの考えに納得できないと言うが、その信念は決して間違っておらず、自己の正当化でもない 自分の価値観を押し付ける気は毛頭ないし理解されようとも思わず、ただ己の信念を貫いたことで世界を変えた彼の功績は大きい
「俺様の価値観を押し付けるつもりなど毛頭ないからな…だが、あえて言わせて貰うとすればッ!ただ死ぬのを待つだけの生など…そこに一体どんな意味がある?」 「生を諦めるなど…そんなものは“生に対する侮辱”でしかない!」
生を諦めることを生への冒涜、生物としての歪みだという彼の信念が今回の事件の”動機”になり、それによって日向たちの「仲間同士で殺しあうくらいなら死んだ方がマシ」という諦観の価値観を変えた
田中がファイナルデッドルームに行くに至った動機は、”停滞”した現状を打破するため つまりは全員で緩やかに死んでいくことを防ぐためであり、みんなを前に進ませることが目的である そのために「弐大との戦いに比べれば児戯に等しい」ロシアンルーレットも越えてみせたのだ(自分一人の生死よりもみんなを含めた生死の方が重要ということ)
彼の命に対する価値観が”超高校級の飼育委員”によって培われたものだとすると、彼もコロシアイにおいて己の才能を発揮していたと言える
狛枝にはこれを”希望のための殺人”と思えなかったが、実際にはみんなに希望を与える結果となっている
‣ソニア
4章では男女で別れてそれぞれの階の客室を使うことになるが、ストロベリーハウスの部屋数に対してあぶれてしまいラウンジで寝泊まりするはずだった日向を、女子が使うマスカットハウスの余った部屋に泊まるよう誘導する
ここでもし日向がラウンジで寝泊まりしていたら、その後起きる事件は実行不可能だったのである(犯人は気づかれずラウンジを通る必要があるため)
今回もソニアは事件が起こる一端ともいえる、善意からのミスリードをしている
また、この章の最後で狛枝がモノクマを呼び出すシーンがある
そこで「この島の絶望を排除することが出来れば、ボクは本物の希望になれるはずだ」と、自分の持つ”超高校級の希望”になりたいという欲望を吐露している
CHAPTER5 君は絶望という名の希望に微笑む
この時点で七海と狛枝の通信簿は回収済み
‣詐欺師
捜査パートで十神が偽物だったことが判明する 意味が分からなかったが、意味などないらしい 十神の正体を引っ張ったのは『コロシアイ学園生活の生き残り』や『裏切り者』のミスリードでしかなかったのだ
七海は自分たちを騙していた十神に対し仕方ないと言う
「才能を持つっていう事は、その才能に縛られるって事でもあるんだよ。」
本人の望む望まないは別として、才能に頼らざるを得なくなる状況もある 狛枝はその生き様からして上記の事を体現しているだろう
そしてこれは才能を持たない人の方が良いのかもしれないという考えであり、狛枝とは真逆の価値観である
‣自殺に見せかけたトリック
自分の命を懸けて”絶対的な希望は絶望に打ち勝つ”ことを証明したかった狛枝は、今回の”犯人不明のトリック”に及んだ
自殺(狛枝が仕組んだ殺人)であることは裁判中早い段階で判明したが、その動機について「狛枝は俺達を皆殺しにする為に自殺したのか?」と日向が疑問を抱く
そして消化弾の細工に気づき、この事件の犯人が”特定不可能”であることに辿りつくが、ここで重要なのがモノクマには犯人が分かっている点である(プログラム世界である以上、監視カメラなどの小細工を必要とせず、監視者として全てを把握できる)
‣ソニア
倉庫で火災が発生した時、ソニアが「消化弾を使いましょう」と言わなければ狛枝の罠に嵌ることは無かった 善意からのミスリード
また、軍事施設で怪しい動きをしていたり、狛枝が用意した大量の爆薬がただの花火であることを教えにギリギリになって倉庫へやってくる等”裏切り者”のミスリード
”絶望を排除しようとする”狛枝と、”希望を守ろうとする”七海
‣七海千秋
七海の推理の根幹は「信じる」ことだ
「疑いもするけど…それでも信じたい。その先にあるのが『信じる』って気持ちなんだよ。」
狛枝は自分の幸運を信じて「裏切り者に自分を殺させる」計画を決行した その幸運を信じるのであればこの事件の犯人は”裏切り者”である七海だ そう推理した七海は、日向なら真実に辿りついてくれると信じて”裏切り者”の推理を託したのだ
日向が七海を”裏切り者”として指摘することは狛枝の運を信じることではなく、七海を疑うことでもなく、七海を信じることである この選択は非常に心苦しいが、七海の選択を裏切らないためでもある
未来機関を裏切れないからと、これまで直接的な干渉は控えていた七海だが、この章をもってそれを卒業することになる
七海はひな祭りも乳絞りも知らない 生まれたばかりで色々なことを学習している途中だ
「人の感情とかを推測して考慮して、選択しなきゃいけないようなのはちょっと難しい。」 「できるだけ、傍観者でいた方がいいって。」
そう言っていた七海が狛枝の”希望”に対する感情を推測して考慮した推理を披露し、自分の意思で”本来の役割”を降り、未来のために日向たちの背中を押したことは彼女が正しく成長していることの証明だろう
‣超高校級の幸運
狛枝の目的は「裏切り者以外の全滅」、さらに言えば「希望が絶望に打ち勝つ事」である 前者が今回の計画の主目的であり、これは日向たちの推理によって”失敗”に終わった しかしこの失敗という不運は6章で覆ることになる
‣七海とウサミのおしおき
ウサミはおしおきの直前こんな話をする
「英雄になる必要なんてないんでちゅよ。無理に誰かに認められなくてもいいんだからね。」 「他人に認められなくても、自分に胸を張れる自分になればいいんでちゅ。」
これは権限をモノクマに奪われたウサミ本人にも、才能を持たずそれに強い憧れを抱く日向にも向けられた言葉であり、同時に 確かな才能を持つ者に憧れ、自分を卑下していた狛枝にも刺さる言葉だ
‣バグり始めた世界
画面にノイズが走りテキストが文字化けすることでこの世界がプログラムであることが表面化してきた それだけでなく、死んだはずの仲間が出てきたりと心臓への負担が大きい演出となっている
その後レストランで狛枝の最期のメッセージを聞くことに
バグりながらも話を紡ぐ狛枝が残したものは『11037』のパスワードと、彼の願望をあらわにした言葉だった
「ボクの行動が世界の希望の礎になると信じている」 もし本当にそうなったら「ボクを…超高校級の希望と呼んでくれ。」と、今まで隠していた「”超高校級の希望”になりたい」という願望を明確に口にする
CHAPTER0 修学旅行へと向かう乗り物の中のような
船の中でカムクラと話している狛枝
カムクラの視点で語られるが、両者の語り口からは”あいつ”(江ノ島)に対する殺意や憎しみが垣間見える (狛枝の「大嫌いなあいつを殺せるのかな?」 等)
”絶望”になった生徒たちは皆が皆罪木のように江ノ島のことを純粋に敬愛してるわけではなく、彼らの様に否定的な感情を抱く者もいるのだろうか
‣カムクラの目的
「僕は持っています。あいつが遺したモノを…」
江ノ島が遺した江ノ島アルターエゴのことだが、それを持ち込んだ理由は単に江ノ島を復活させるためではなく、江ノ島を利用してツマラナイ世界に何かを残そうとしている
『予想がつかない』出来事を期待している
‣狛枝が腕を移植した理由
「最大の敵である”超高校級の絶望”を取り込むことに成功した」 「大嫌いだからこそあいつの力を取り込む」
と言っているが、直後に「大嫌い…なのかな?なんだろ…おかしいな…」などと錯乱する様子も見られる
6章裁判での苗木(偽物)の「江ノ島と一体化する事で、自分の中で彼女を生かそうと考えたんだろうね。」と言う発言は江ノ島アルターエゴの推理であるから狛枝の真意は分からない
CHAPTER6 This is the end 〜さよなら絶望学園〜
序盤は希望ヶ峰学園の探索 愛着のある景色が壊れていく様は面白かった 前作をアニメで済ませずちゃんとゲームプレイしててよかった
未来機関のメールの痕跡などから苗木たちが”超高校級の絶望”を匿っていること、それが未来機関の意思と反することなどが伺える
‣ちーたんアルターエゴ
監視者の二人についてや、監視者の権限を乗っ取ったウイルスも”ルール”に縛られていることを教えてくれた ここで何者かがこの世界にウイルスを持ち込んだことがわかる
‣苗木誠
苗木クン生きてるしめっちゃ喋るしなんなら普通に登場してわろた
『11037』のパスワードを「ある人が窮地に陥った自分を救うために残してくれた数字」と言っていて、なんだかすごく嬉しくなった 舞園さんが好きなので 苗木にとって舞園さんは今でも恩人であり忘れられない思い出なんだ
以下裁判パート
‣苗木?登場
めちゃくちゃ格好良い登場の仕方だったけど偽物だった
ここで狛枝が先に辿りついた真実の一つ、自分たちが”超高校級の絶望”であることを突き付けられる
モノクマから卒業プログラムで卒業を選ぶことで”超高校級の絶望”の記憶はなくなり、現在の日向たちのまま卒業できるという説明を受ける
死んだみんなは生き返らないが、ここで外に出ない意味はないので当然卒業の流れに 七海が残してくれた未来ならそんなの選ばざるをえない…
しかし、日向たちが卒業する方へ誘導しているモノクマに違和感を抱き、この苗木を信用して良いのか?と言う流れに 結果、この苗木はモノクマの自作自演だということがバレる ここで苗木である証明のために『11037』の意味を問うところがまた良い
‣江ノ島アルターエゴ
死ぬ前に江ノ島本人がちーたんの技術を盗んで作った…らしい カムクラが持ち込んだウイルス
江ノ島は卒業プログラムについて「死んだみんなは生き返る」と条件変更 あからさまに都合が良すぎるが
ジャバウォック公園にあったカウントダウンは「コロシアイ修学旅行のタイムリミット?」→「モノクマの言う”あいつ”が来るまでの時間?」→「江ノ島がプログラムを改ざんするまでにかかる時間?」のように次々とミスリードされていったが、結局意味など無いらしい
ここにきて卒業を押すのか…?と思ったら
‣苗木(本物)登場
主人公か?
苗木は新しい方法として”強制シャットダウン”を提示する しかし現状では人数が足りない…まさかとは思ったが、そのまさかだった
‣霧切・十神登場
激アツカットインからのクールな二人 苗木含めたこの三人好き
十神が「いいから強制シャットダウンだ」しか言わない こいつ前は自分の価値観で物事を考えるのは危険とか言ってなかったか?
苗木とその希望を信じてプログラム世界に身を投じた二人だったが、彼らの説得も虚しく江ノ島が突きつける残酷な真実に日向たちは絶望してしまう
苗木たちがこの世界に来るタイミングは、江ノ島に操作されたものである
‣希望更生プログラムから絶望復元プログラムへ
”強制シャットダウン”を選ぶと「この島での記憶が消える」 それはつまり七海の記憶も消えるという事だ それはみんなが絶望に戻ってしまうことや死んだみんなが生き返らない事よりも重大に思えてしまった
しかし”卒業”という選択肢は世界に”絶望”を放つことである それは江ノ島の”絶望”が勝つことを意味するため選ぶことは絶対にできない
(”留年”はどう考えてもメリットが無いため考慮しない)
江ノ島は日向たちに卒業を選ばせたがる(=苗木たち三人を永遠に留年させ、生き返ったみんなを江ノ島アルターエゴで上書きする(のちの人類総江ノ島化計画)ことを目論んでいる) ここで重要視すべきなのは人類総江ノ島化計画ではなく、苗木たちを永遠にこの世界に留まらせる事である
そして強制シャットダウンをさせないために江ノ島はさらなる残酷な真実を突き付けてくる
‣カムクライズル
日向創が希望ヶ峰に憧れるあまり付け込まれロボトミー手術を施されて生まれた”超高校級の希望”と呼ばれる天才 あらゆる才能を人工的に植え付けられた結果、人生を「ツマラナイ」ものだと思っている模様 カムクラの存在は5章のウサミの台詞と真逆であり、狛枝の「才能は生まれ持ったもの」という理念に反するもの
強制シャットダウンすれば日向は”絶望”状態のカムクライズルになり、日向創という存在は消えるのだと言う こんなにも残酷な真実があっていいのだろうか、まさに絶対的な絶望だ
そしてどちらも選べず立ちすくむ日向たちに対し、江ノ島は「予想通り」だと言う すべてが予定調和で、すべてをコントロールできるゲームの世界だから こうして事態は膠着したまま苗木たちもなすすべなく日向は絶望に堕ちてしまう…
江ノ島アルターエゴの真の狙いは”停滞”であり、南国の島でずっとずっとずっと…みんなを未来に進ませない事にある そこに動機は存在せず、ただ純粋に絶望を追い求めているだけ
‣七海千秋
救いの手を差し伸べてくれるのはやはり七海だった
「キミ達はゲームなんかじゃないんだよ?”選ぶ”だけじゃなくって…”創る”事だってできるはずだよ。」 「たとえ”存在”がなくなったとしても、私とみんなで作った未来をみんなが進み続ける限りは…私は消えてなくなったりしない。」
と意識の底から日向の背中を押して励ましてくれる そうして才能を持つ事がゴールじゃない、自分を信じてあげる事が大切だと言うのだ
これは七海がコロシアイ修学旅行を経て学習したことであり、日向が欲していた”希望”の言葉だろう
���キミなら”未来だって創れる”はずだよ。」
七海の言葉を借りて絶望に染まったカムクラを論破していく 日向創、いい名前だ
‣スーパーサイヤ日向
江ノ島は七海の後押しにより覚醒した日向を見て完全に予想外だという反応を見せる 「ま、まさか・・・カムクラ?ちょっとどうなってんの!?こ、これって・・・マジもんのバグとか!?」という台詞から推察すると、現在の日向はカムクラと同等の力を持っており、”超高校級の絶望”に対抗できるものだとしたら、日向は”超高校級の希望”として目覚めたのである
そうして日向は自分たちで”未来を創る”ために強制シャットダウンをする決意をみんなに示した
‣江ノ島の敗北
江ノ島アルターエゴはウサミにおしおきされ、今度こそ影響力を失う
”超高校級の希望”が”超高校級の絶望”に打ち勝ったという事は、狛枝の望みが成就したという事でもある 5章での狛枝の計画が”失敗”して七海が未来機関としての役割を放棄し処刑されるという”不運”を覆すのが、6章での七海が日向の”意識の中”で彼を励ますという役割を担う”幸運”に繋がる
つまり狛枝の行動が起因となってどんな絶望にも打ち勝つ絶対的な希望を日向に与えている
これは狛枝が意図していたことではなく、本人が望んだ結果とは別の形での幸運の成就という、これまで発揮されてきた才能の法則性と違わぬものになっている
また、”幸運”という才能が単なる偶然の産物ではないことはカムクラがその才能を持っている(=移植できるレベルで定義が存在する)ことが証明となっている
EPILOGUE 未来の前の日
スーツ着た霧切さんがとても可愛かった 腐川が十神の帰りを待っている事を思わせる台詞もあったし前作の生き残り組はこの世界でちゃんと生きてるんだなと思うと感慨深かった
苗木たちの創った未来も存在している事実が嬉しい
同時に日向たちが創った都合の良い未来も存在していることを願う
今作が一貫して言っていたことは、「多様な価値観があること」
己の価値観のみで形成された世界では起こりえない予測不可能なことでも、行動を起こせば”奇跡”は起きる
他に考えたい点
・日向(カムクラ)達はなぜ超高校級の絶望になったのか
・希望ヶ峰学園のした事
・カムクラの目的 等
キャラ評などは通信簿埋めてから改めて書くと思う
Tumblr media
これは一番好きな日向創の表情
3 notes · View notes
lolowv0 · 3 years
Text
V3キャラ評と感想
ニューダンガンロンパV3のキャラクター評と本編の感想追加
以下ネタバレあり
印象はほぼ本編で感じたことのみ 正直記憶が曖昧なので覚えている部分だけ そのうち追記するかも
‣赤松楓
最原終一の想い人、赤松ちゃん
1章で退場って聞くと短いけど確実に最原の記憶にもプレイヤーの記憶にも深く刻まれたであろうヒロイン 探偵の相棒として首謀者を暴くための罠を仕掛けたのが最初で最後の共同作業だった 教室のシーンはたまげたなぁ…
首謀者を殺せばゲームも終わるという思考は中々常識離れしていると思うが、その考えにいち早くたどり着いたという点では、あの常識が通じない世界に適応する能力はかなり高かったのではないかと思う いや、高すぎたのである
実際、あの瞬間まで殺人は起きておらず、首謀者も彼女の運任せの犯行を利用したということは、彼女以外には殺害の計画を企てた人すらいなかったということだ
ただあの場面で首謀者を殺して無事外に出られたとして、赤松ちゃんはその先人殺しの罪悪を背負って生きねばならないのはそれはそれで苦しいのでは?
最原終一を形成した人物
‣天海蘭太郎
私服登校も生存者特典なんすか?
‣東条斬美
東条斬美は私の母になってくれるかもしれなかった女性だ
キャラとしても好きだったし犯人としても動機とトリックがちゃんとしてて好感度が高い トロッコ問題のような動機は彼女の責任感の強さと実行力を考えると防ぎようがなかった 手袋さえ使わなければクロと確証づけるものは無かったと思う
2章と言う早い段階での計画的犯行だが それだけ彼女の動機が重く、生への執着が強く、そして周りとの信頼を築くには時間が短すぎたのである
‣星竜馬
動機もなければ生きる希望もない、殺されるためだけに用意されたかのような悲しい人生 だからこそ斬美の動機と噛みあってしまい命を捨てることになった
最原たちと触れ合って少しでも生きることに意味を見出していたようだが、その矢先に犠牲者に 秘密子や春川のように、才囚学園の中で生きることに希望を持てるくらいの友人ができていればあるいは被害者とはならなかったかもしれないが、それにもやはり時間と行動力が足りなかった
‣夢野秘密子
可愛い 初期のダウナーな感じも良いが終盤の健気でひたむきなのも好き
最初は周りと馴染めなかったり、変な宗教にハマったり、何度も容疑者として挙げられたり、友達を失ったりとたくさん苦い思いをしてきたが最後は立派に成長を遂げた
転子とずっと仲良く…とはいかなかったが、死を乗り越えた先でしか得られなかったものもあるだろう 最後まで前向きに生きた姿を見れば、転子や最原たちと過ごした時間が秘密子の人生の糧になっていることは確かだ
6章では自ら春川に身を寄せ、場を和ませようとする場面も見られる ”超高校級のマジシャン”だけあって、他者を楽しませることに一生懸命なのである
かわいいね
‣春川魔姫
第一印象は悪かった 話しかけてみればちゃんと会話してくれるが明らかに他者との壁を作っていた 強い口調とは裏腹に人を信じることができない弱さもある 口では子供が好きではないと言いつつ、プレゼントで喜ぶものが絵本やつみきなど子供向けのおもちゃだったりする 虚勢を張っているのである
百田は持ち前の勘で彼女のことも悪い奴じゃないと思い気にかけていたが、それ以外の人物からは近寄りがたく思われ、終盤まで信頼を築けなかった 結果、王馬と敵対し5章の事件に繋がる 結局愛の力はすべてに勝るのだ
王馬だけでなく、秘密子やキーボとも完全な信頼を築けていなかったから、彼女は一人で格納庫に侵入した(彼女の”暗殺者”の才能も後押ししたのだろうが)
5章での彼女の行動理念は「自分を救ってくれた百田を守りたい」の一点にあり、その想いは他の仲間を犠牲にしても良いと思うほど 百田が与える無償の信頼は相手にとっては成長の糧となるが、同時に自分すら顧みずコロシアイの犠牲になる可能性を高めるリスクもある (転子の秘密子に対する強い加護欲も同様)
他人の色恋にも鋭いし自覚もあるのは可愛くて好き 大胆は告白は女の子の特権だけど時と場合は考えてほしい
‣茶柱転子
全体的にクールなキャラが多い中で唯一まっとうに明るいムードメーカーだった まともだったし 死はあまりにも理不尽だった
秘密子を成長させるという重要な役目を全うしてサイコパスに殺された 秘密子を救うために本当は信仰していないアンジーの生徒会に入る等、時に”嘘”を使いこなせる人物であり、”超高校級の合気道家”らしくフィジカルも十分 コロシアイゲームを生き残れるだけのポテンシャルは本来あっただろう
男死と呼ぶほどの男嫌いではあるが、自ら危害を加えるようなことは無く必要ならコミュニケーションも取れるため春川や入間ほど他者との壁は作っていなかった
夢を与えてくれる秘密子の才能に惚れこみ、最後まで”秘密子を守る”という行動理念のもと自分の正義を貫いた 義理堅く、強い信念を持って生きた転子は最期の瞬間まで人との約束を破ることはなかった
‣夜長アンジー
見た目と声が好きすぎて入信しかけた イベント会話も可愛くて好きだった アンジーはアンジーらしいまま神様のところへ行った 王馬よりも素性が分からなかったような気がする
でもアンジーのやろうとしてたことは確かに”皆と一緒に生きるため”にやっていた事だし、皆の信頼を集めるだけのカリスマも持ち合わせていたのだと思う ただ運悪くサイコパスに鉢会っただけだったんだ
‣真宮寺是清
ちゃんとしたサイコパス
‣百田解斗
勘だけで生きている男
‣入間美兎
プリパラ見てそう
ある意味では一番人間臭いというか現実的な思考の持ち主だと思う 彼女の動機としては「オレ様の発明なら世界をより良くできるはず」という台詞があったことから、”超高校級の発明家”としての使命感から犯行に及んだと思われる
彼女が友達と呼べる程の関係に至ったのは王馬とキーボくらいだったと思う キーボに関しては入間からすれば機械に過ぎないと思うが… 頼られるのは嫌いじゃないっぽいし、色々と発明品を渡していた王馬の事は他より信頼していただろう でなければプログラム世界の事も説明しないし「裏切られるかもしれない事に恐怖を感じてる」と独白したりもしない
彼女にとって自分の計画を成功させるにあたり信頼できる人(自分を信じて屋上に来てくれる人)が王馬だったのだ つまり二人は互いに信頼関係があったといえる だからこそ4章の後には引けない殺人が起きたわけだ
彼女が周りとの信頼を築けなかった理由は虚勢にある 入間が発言のたびに下品な冗談を言うのは本人曰く「場を和ませるため」だが、あまりにも品がないため引かれる事になってしまっていた 端的に言うとコミュ障である
そんな彼女の発言に唯一対抗できたのが王馬であった 言うなれば彼女の冗談に乗ってあげていたのである 王馬に罵られた時の反応を見るに嫌な気持ちを抱いてるようには見えないし素直に喜んでいるのだろう
最原と赤松ちゃんは土下座で発明を頼み込んでいたが、王馬がそんなことをするとは思えないし 彼女と正しく向き合うにはもっと”対等”であるべきだったのかもしれない
‣獄原ゴン太
ここが才囚学園じゃなかったら良い紳士になれていたと思う
ずっと「みんなを守りたい」という信念だけで体を張ってきたが、”外の世界の真実”を見て絶望してしまい、そこで王馬とコロシアイバスターズを結成することとなる
4章のゴン太は記憶を失っていたため百田の勘も通用せず、王馬の自白がなければ真相の道へも行けなかっただろう そのため裁判中での百田の勘は間違っておらず、王馬の自白に乗る最原を遠ざけるのは当然のことである
(この辺は以前の感想から考えが改まった部分)
ゴン太が王馬の計画に乗った理由は彼の計画がコロシアイを終わらせる事にあったからである 王馬の目的が首謀者を暴き、自分の信条に背くコロシアイゲームを終わらせることにあるのならば ゴン太も協力するだろう
計画の内容は、まず前提として”首謀者は監視カメラで全ての状況を把握していて、ゲームを続かせるために議論中クロに疑いを向けるよう誘導するような発言があるはず”と想定して、その人物を特定することにある 監視カメラについてはモノクマが状況を把握してる事とゴン太の「学園内に虫さんがいる気がする」と言う発言から、いち早く推測できたとする またコロシアイゲーム自体が「誰かに見られている」こと自体、王馬は早い段階で気づいていた
学級裁判は ゴン太は何も知らない→王馬が偽証により犯人に仕立て上げられる→王馬自白→ゴン太は変わらず何も言わない→王馬が反論を求め捲し立てる→最原が記憶喪失の推理をする
という流れだったと思う ここで王馬の計算外が二つあり、一つは最原の偽証 もう一つがゴン太の記憶喪失である
最原の偽証で王馬がクロとされてしまっては計画が破綻してしまうため王馬は自白をはじめる そしてゴン太があまりにもシロを演じているように見えたため、王馬は”裏切られた”と感じたのではないだろうか そのためゴン太に対して激しく糾弾したが、記憶喪失の可能性が浮上したため計画の破綻に気づく
そしてゴン太アルターエゴが言っていた「みんなを楽にしてあげたい」と言う発言と、自分もおしおきしてくれと頼む王馬に対する「ゴン太は大丈夫だからそんな事言わないで」という趣旨の発言は明らかに矛盾している 死を救済と捉えているなら(おしおきはつらいから��言う理由は抜きにして)王馬に死なないで欲しいという趣旨の言葉は残さないと思う
みんなを楽にするためではなくコロシアイを終わらせるための犯行だとしたら、ゴン太アルターエゴの言葉は王馬の”嘘”に乗っていたのである 後の事を王馬に託して彼は最期までみんなの為に体を張ったのだ
‣王馬小吉
端的に言えば彼もコミュ障である
王馬の嘘は虚勢とは言い切れないが、百田が指摘した「本音を隠すために嘘をついている臆病者」というのも否定はできない 彼の素性を考えるならあくまでエンターテイメントとしての嘘とコロシアイを生ききる中で身を守るための嘘が混在していたとみる
そして彼の嘘は最原たちを”誘導”するために使われることが多かったが、やり方が迂遠すぎたためヘイトを貯めこみ、それが作戦の失敗へと繋がる
王馬が明確に怪しんでいたのは5章の時点で春川のみ(個室のホワイトボード参照) 逆にそれまでに信頼していた(信頼を得たかった)であろう人物はゴン太・入間・最原、他に注目していたのはキーボ
キーボに対しては単純に面白がっていた部分もあるだろうが、ホワイトボードによると”変”だと思っていたらしい 実際、キーボには「視聴者代表」という役割が設けられており、その他のキャラクターとは乖離しているため王馬の予想は当たっていたともとれる
入間については王馬の計画に使うための道具を多数提案し、作って貰っていた事から確実に信用していたとみられる
ゴン太に関しても、早期から”昆虫でなごもう会”を画策したり、ゴン太の見た”中庭の文字”を学園に関係するヒントと受け取ったり、「虫を見た」という発言を受けて入間に”吸い取りマシーン”を作らせたりと、かなりの信頼を置いている
また、彼の動機ビデオの内容を踏まえると 王馬がコロシアイゲームを許せないと思っていたことは事実で、春川と敵対した理由は「暗殺者」だから(理由がどうあれ殺しの前科を許容できなかったし、春川の出自を知る術もない) 
最原は5章の計画を成功させるための重要なファクターであり、計画を成功させるにあたっての脅威でもある 彼を共犯者にして”推理をさせない”ために友達や相棒と言って引き込もうとするが、4章にて最原から嘘の証言で反論される それを受けて王馬は最原の信用を得るのを諦めることになるが、同時に最原に信頼をおく事にも繋がった
4章での計画が失敗してしまった状況で王馬が次に考えることは、5章での「首謀者を名乗り皆を絶望させ行動不能にする」作戦、そして「死体を偽装して首謀者を欺く」作戦である これらの作戦概要は4章以前から準備していたものである (”外の世界の真実”に伴う推理や 百田に渡していた”裁判中の王馬”の台本、生前入間に頼んで作って貰っていたエレクトハンマー等)
まず前者の作戦に引き継ぐため王馬は”ゴン太を利用した”事を強調し、コロシアイゲームの主催者らしく威勢を張って最原たちを煽るのだった
しかしゴン太がおしおきされる直前の問答は本心だと思う 仲間のために涙を流せないやつは組織の信条も守れないよ
5章 まず最原たちを行動不能にした際、百田を連れ去った理由は 彼を”首謀者”と踏んでいたためであると考える 百田はこれまで勘で皆の議論を扇動したり最原のサポートをする場面があり、これが「ゲームを続けるためにクロへ誘導する」という首謀者の条件に当てはまるため また、2章・3章・4章と百田にはアリバイが無いことが多く、これが「監視カメラで情報を得ている」と取れるため
「人を信じる」百田は、常に「人を疑う」王馬とは真逆の行動理念で対立しており、根拠はないけど正解に辿りつき人を惹きつけるという、まるっきり王馬とは対の位置にいた人物である
更には4章でゴン太をクロに誘導する人物が居なかったのもあり、それ以上首謀者を絞れなかったものとみられる
王馬の嘘によってコロシアイ参加者たちが動けなくなり膠着状態に陥れば、当然”見ている人たち”にとっては退屈になり首謀者もアクションを起こさなければならない そして王馬視点では首謀者(百田)を最原たちから引き離して軟禁しているため、膠着状態が続くものと考えているだろう つまりこの時点では王馬が”死体偽装トリック”を実行する予定はなかったのである
しかし王馬のついた嘘は真の首謀者によって利用されてしまう
首謀者の思惑により”絶望の残党”である王馬に立ち向かう事を決めた最原たち、もとい春川は単身で格納庫へ乗り込み、コロシアイを続ける引き金を引いてしまう これが想定外だった王馬は、用意していた事実上最後の手段を使うことになる 共犯者に百田を選んだのは、百田を軟禁していた際に膠着状態が解かれた以上百田は”首謀者”ではないと確信したことと、春川から自分を庇ったことを見て信用しても良いと踏んだのだろう
結果的に最原に推理をさせてしまったことで王馬の偽装トリックは暴かれてしまうが、自分が今までに得たヒントの情報を個室に残すことで更に”その先”で最原たちに勝たせる事を計画していた 正しくコロシアイゲームを終わらせることに命を懸けたのである
ただ天海の蝋人形吊るした部屋で眠れる精神状態はまずいと思う
‣キーボ
6章のことはまだ考え中
‣白銀つむぎ
生き残った三人は皆コロシアイゲームを経て親密になった人を失っている、言い換えると死を超えて成長を遂げられた人物であることが分かった 百田とか天海についてはもっとちゃんとした感想があるのでそのうち追記したい
以上が個人的なキャラ評と改めてストーリーの感想です
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lolowv0 · 3 years
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ニューダンガンロンパV3感想
おもしろいゲームだった 当然ネタバレしかない
このゲームを語るにあたって最重要視されるべきはキャラクターとストーリーだろうが、先にゲームの難易度的な話をしたい
ダンガンロンパシリーズをプレイするのは初めてだった(アニメは見た事ある)が、推理モノは一週目が一番楽しめるだろうし、難易度が低いとつまらないだろうから難易度はどちらもイジワルでプレイ。
端的に言うと、アクションの難易度>推理の難易度だった。これはミニゲームの回りくどさというか、議論でわかった推理をもう一度整理するパートのアクションがつらかった(特に最後の謎リズムゲー)
推理がしたいのにマリオカートをやらされた時はどうしようかと思ったが、ミニゲームの難度としては6章のリズムゲー以外は易しかったと思う。リズムゲーはゲームパッドのボタン配置を変えていたのでAB盲でグチャグチャになってもうめちゃくちゃだった。
UIは全体的にデザインがスタイリッシュかつ操作しやすくて大変満足 日常パートの視点移動以外は言うことなし
以下成績
CASE1 リトライ1回 68539 ALL優
CASE2 リトライ1回 71219  ALL優
CASE3 リトライ2回 81875  ALL優  裏ルート06
CASE4 リトライ0回 112085  ALL優
CASE5 リトライ3回 91017  12,15良
CASE6 リトライ0回 106286  ALL優
だいぶ成績優秀で卒業できたんじゃないですか?これは主席
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ストーリーの話をしよう
‣1章
V3に手を出したキッカケは夜長アンジーだが、最初に仲良くなったのは天海蘭太郎だった。理由は一番怪しいから。でもなんか正義感キャラっぽいし赤松ちゃんとの会話もいい感じだし有能か?と思いきやフラグを立てまくって死んだ
自由行動パートで感じたのは、赤松ちゃんがプレイヤーの手を離れて何かをしている違和感。推理モノで主人公が「そうか、分かったぞ…!」ていうのとは違う伏線の張り方…なんか謎の間があった。そういうのも相まって裁判で議論に詰まるところはなかった。主人公がクロという意外な展開ではあるがそれ自体はすんなり受け入れた。いわゆる叙述トリックはメジャーな手法なので でも赤松ちゃんと最原の関係がすこすこ侍だったので普通に泣いた
最原終一、悲しすぎる人生
それにしても砲丸なんて小さいものが天海の頭なんて小さい的にそんなうまいこと当たるのか?という疑問は残ったが、後の章を考えると些細な疑問だった
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‣2章
オレのママにもなってほしかった
2章の被害者は予想通りというか、フラグ立てすぎて逆に死なないんじゃないかと思ってた 星君は生まれる世界を間違えてる
トリックに関しても捜索パートで大体わかるし、犯人もアリバイが確定してキルミと分かったけど動機と手袋のガバがなかなか繋がらなかった 
(最初は星が「自分を殺せ」って言ってたのを”メイドに対する命令”だと受け取って犯行に及んだのかと思ってたが完全に私情だった)実際の動機は奇抜すぎるから置いといて あんなに用意周到にしといてロープウェイの止め方が手って原始的すぎない?王馬のスカーフでも盗んでこい
お仕置きシーンはなかなか皮肉がきいててよかったと思います
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2章のハイライト
‣3章
この章は自由行動でひたすらアンジーを追いかけてた 絆レベルが3で止まった時点で嫌な予感はしたが、雰囲気的にはもう近寄らない方が良いレベルで重度の信奉者だったので最原はそっと身を引いた
転子はいいキャラしてた 秘密子にとっての転子は最原にとっての赤松ちゃんみたいなものだろう ダンガンロンパは悪趣味なゲームと噂に聞いていたので、仲直りしないまま死に別れ…という事もあり得ると思っていたが慈悲はあった
しかし死ぬとは思っていたが、殺された理由が酷すぎて言葉にできない 是清は最初から気味が悪いと思ってたしなんなら前科もありそうだったので同情の余地なし おしおきがぬるすぎない?
裁判パートで気になったのは「人形に刺した刀で施錠」のところ 無理がある
あとこの章で王馬小吉は意外と丈夫な体を持っていることが分かる
‣4章
秘密子がやたら「お箸を持つ方の手」を強調するからコイツ左利きじゃないだろうなと思ってたら左利きなのはゴン太だった 利き手は通信簿に書いとけ
プログラム世界の皆可愛いね 全部のキャラをあのCGで観たかった 入間はこの章で殺すか殺されるかだろうとは思ってたけど意外にも被害者側 メンザコに人を信じることは出来なかった
壁のトリックが暴かれた時点で犯人がゴン太のみに絞られる上に王馬の自白で完全に追い詰められたゴン太はかわいそうだった
ただ、外の世界の真実が明らかになった後でも、あの場面でゴン太が入間を殺したことには違和感がある 例え生きていることに絶望したとはいえ、楽にしてあげるためという理由で人を殺すのか?散々騙されてもう懲りたはずの王馬に丸め込まれたというなら、それはもうバカの域を超えている
いや、そもそもゴン太は本当はそういう理由で殺人を犯せる人間だったのかもしれないし、王馬はそれを分かっていて共犯者にしたのかもしれない ゴン太も犯行の一部を自ら提案して実行している以上それが真実なのだろう
動機に関しては3章を超える理解不能さは無い
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そして入間にプログラム世界の事を聞いた時から王馬の5章に繋がる計画が始まっていたとすると、王馬にとっても利用できる人間が現時点ではゴン太に限られていたのかもしれない
しかしゴン太の記憶喪失は王馬にとっても予想外の事態だったはずで、計画に綻びが生じている可能性がある となると気にかかるのは裁判で唐突に自白し出したシーン
自白を始めたのは、最原が嘘コードを使った後だ これが王馬にとって計算外の出来事の一つになる 本当に何も知らないという風なゴン太へ疑いの目を向けさせるために無理やり舵を切ったのである
計画が破綻したことに気づいたのだとすると 判決後の自分も処刑してほしいという台詞は自棄になっているともとれるが…
ゴン太は紳士になりたいと願いつつもそのやり方が分からない、道に迷っているキャラだった だから極限状態に立たされた時にも殺人と言う他者から提示された選択肢をとってしまったのだろう 尤も正しい選択があの世界に存在したかどうかは定かではないが
王馬がゴン太を利用したのが事実であれゴン太も自分の意思で計画に乗った以上、そこに一方的な関係は無かっただろう
ゴン太の前で流した涙が嘘だろうと本当だろうと、ゴン太が死ぬまではその顔を崩さなかったことは情状酌量の余地があってもいい と思う
‣5章
百田は自分の考えに固執しすぎというか、なぜあそこまでゴン太の事を引きずったのかが分からなかった
裁判中は仕方ないと思う、しかし呼び方まで変えてあからさまに距離を置くのは百田らしくないというか、それまでに想像できた百田の人物像とは違った。なんというか、これもストーリー展開のメタなのだが、転子と秘密子がそうだったように、喧嘩別れ→仲直り後に死に別れ の流れができてしまい …まあ  百田の死に様は格好良かったと思う 最期は彼らしかった
因みにこの章の自由行動でカジノにいき愛の鍵を入手
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俺も好きだ、
こんなことを言われた直後に妄想ではなく百田に告白する春川を見て最原終一の心はグシャグシャに砕け散ったと思う 俺だってそうだ
最原終一、不幸すぎる人生
王馬が首謀者であるとは考えづらいし、そもそも今まで王馬の言葉を信じてこなかったのになぜ首謀者という嘘だけを皆があそこまで信じるのか腑に落ちなかったが、王馬の推理した過去と外の世界の真実を見たショックに、その後渡された思い出しライトの記憶も相まって(利用されて)立ち直り後は完全に皆信じてしまっていた
しかし百田の寿命が近い描写があるのに態々被害者とするのは考えづらかったのもあり序盤から決め打ちで王馬が被害者と想定して裁判パートを進めた
まず一時停止ボタンがある時点で編集とか関係なくビデオのトリックを疑うべきではないか?そして解毒薬を飲んだフリは根拠もないけどいいのか おそらく飲んだフリかもしくはリスみたいに頬に貯めてるんだろうとは思ったが、それに関する決定的な証拠はなくても進むようだった
リトライ数からも分かるが一応一番難しい章だったと思う 推理自体はあっていたのだがどの発言にどのコトダマをぶつけるかが分からん部分がありゲーム的な難しさを感じた
最後に百田と王馬の嘘に乗り、最原がモノクマを欺こうとするも最原ごときの嘘では今更盤面をひっくり返すことが不可能だったのは 嘘つきの才能の違いを見せつけられるようだった
というか最原偽証した後にそれを否定するような発言がたまにあるがいいのか
この章で得たものは百田との友情と百田の演技力とやさしい嘘だった
百田解斗、お前は声優になれ
‣6章
このゲームに首謀者と呼ばれる者が居る前提で、それが参加者のうちの誰かと言われたら答えは白銀しか居なかった 物語的な視点で考えてもこの章までに目立った活躍をしたり容疑者候補としても挙がっておらず明らかに浮いていた
特に反論もなく正体を見せたときはやけにあっさりだなと思ったがその後の展開は予想はできてもやらないだろうという予想を裏切ってきた
まず前提として作品内でのメタ要素には個人的に好意的であるのと 過去作をプレイしたことがないためキャラクターへの愛着がないのでそれに対して負の感情を抱くことはなかった 彼らがフィクションの存在であることは、我々の視点から見ると正しい
それを受けたうえで最原の「フィクションでも心を動かすことができればそれが真実なのだ」という趣旨の言葉はフィクションへのアンチテーゼではなく むしろ彼らが現実へ介入できる存在であることを示唆しているのだと思う
あえて否定も肯定もしないのなら真実は我々に委ねられる
過去作を詳しく知らないからこそというか、本当に"真実の歴史"を知らないから最原たちと同じ状況に立って推理することができたのは面白かったと思う 江ノ島盾子が黒幕ということは知っていたが今回のアレは本人ではないだろうし、他のキャラは喋るだけでまあ特にネタバレには感じなかったので2も安心して出来ると思う
しかし赤松ちゃんの鉄球はやっぱり当たってなかったんだね なら是清の刀も当たらんだろうが 考え直せ
総評としては、キャラクターに特化したアドベンチャーゲームで面白かった
これがゲームで、全てが作られた設定で、嘘の世界で それが真実だとしても彼らが存在していることもまた真実だ 彼らの人生も本物なんだ
フィクションの存在であるぼくらでも世界を変えることはできるんだ
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最原終一、男を見せろ
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