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いろんな淋しい出来事がいつのまにかまわりを取り巻いていく。訳もなく哀しくなるのはなんでかな。この間はひさしぶりにうつににじり寄られた気配がした。特に何もないのに涙が流れて少し昔のことを思い出すんだ。どうにかして、こうやって振り切って、とにかく長く走った。もういいやと思っていろんな恋とかしてみて、それでもだめで、結局最後にあんしんできることとすきなことを周りに置いて固めた。

それでもやっぱり容赦ないことはある。

いいね、せつないね。

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全ての出来事がじぶんのなかで連鎖化していく、超的感覚。すすむべき道が閃いていく。

昨日はついについに、やっとの思いでレコーディングした。

天国に届くようにうたったよ。

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春眠暁を覚えず、

過眠してしまう。

先週案件が落ち着いてしまったのでここ数日くらいゆったりしていた。仕事の自分。

内面。みずうみの中を光が通るような感覚で音楽をきく。まあアートスクールだ。そして、すべての自分が出てしまうデザインやアートのことを考える。具現化している以上自分フィルターが通るから当たり前なのか。

仕事をはやく退勤するととりとめもない落書きとかしたりしているけど、そろそろ自主制作したりなどをしようとここずっとぐるぐるしてる。好きなデザインをしよう。好きなデザインってなんだっけ。

パブリックな自分につかれて、かなりぐちゃぐちゃな自分のことはどうしようという気持ちになる時がある、ああ、そういう感じ。頭が混乱してる。本当はもっとひどい人間だ。それを会社で出すわけないけどさ　めった刺しってくらいにひとの気持ちを傷つけたり、それを忘れたりしてる。春だから思い出すのか。

春はひとをおかしくさせる。

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いつの間にか暦上では春がきそうなのにどうしようもなく冷たい外気温

言葉を適切に取り扱えるひとになりたい。フォークなソングをさっぱり歌えるような歳のとり方をしたい。

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コーラ煮と客席

元旦は夢を3つ、4つ見た。

わたしは友人の言葉を覚えているたちで、話されたことに対しては、あんなこと言ってたけど違うことしてるなとぼんやり思うことがある。自分もきっとそうなんだろうな。面白いよね。自分も相手も考え方や価値観が変わっていくなかで、きっと数年前につよく思ったことが今はそうでもなかったり、その時だから共感しあえたことがあったりするんだろう。大学生になったわたしが、高校の時音楽を愛していた友だちと久々に会って、彼女が音楽を必要としなくなったことにショックを受けたように。今思えば、勝手に期待してたんだな。この話は年末に友だちと話して思い出した出来事だったりもする。

年の瀬はふわっと過ぎた。大掃除で自分の醜さに気づいたりもした。いくら部屋がピカピカになっても、こころが晴れないままで迎える新年は良くないね。これは教訓として書いておく。今朝は起こされて、ベランダから初日の出を見た。夢の話は書かないでおく。

今年も、あいも変わらず頑張ることは決まっている。前は好きなことについて、急かされたような気分で酷い気持ちを持っていたけれど、今はそこまで悲観的でもない。音楽をこの距離感で、続けること。

昨年デザインで賞を獲ったことは、わたしの中で結構な大きさの出来事だった。これからも激戦のなかで積み重ねていこう。

地震が起きたときは本当にああ、と思ったけれど、思っただけで出来ることはなにもなかった。静かに友人の無事を祈る。それしか。

今年は30歳か。

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あしたは有給をとったので大根とお揚げと豆腐の味噌汁をよく煮て、おでんから炊き込みごはんを作りましょう。

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激戦をすり抜け、えらばれたがまた激戦。こういう戦いを繰り返してつよくなる。たまにはギターとか買っちゃうよね。とか言いつつこのギターは半年悩んだ末の購入。案外自分は地に足ついてる。学生時代はふわふわしすぎ、大丈夫かと周囲に言われまくってきたけれど、さすがもう29といったかんじ。いつまでも甘ったれのガキではいられない。プライドも持つし厳しいことも言う。表にはださないけど。何かに情熱をもつことを恥ずかしいとは全く思わないが、甘えてきたことは恥ずかしいとおもう。人間性、やさしさとはなんだろう。

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ソファに仰向け

引力がある、と思う。また負けた。また負けた。

マイルールで、勝ったら髪を染めたいと思った。

いつ勝てるんだろう。選ばれないというのはしんどいな。もっと仕事したい。数を増やすしかない。

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バンドのこと　ようやく固まったことがあり、ハッとしたこともあり、もうとにかく進むという状況になった。結局、誰かが決断をしないといけない。わたしはその重さをこれから背負っていくんだろう。リーダーってそういうことだ。自覚がなかった。話し合って、その気持ちがわかったあと会社の上期締め会に参加したとき、前と違う視点でトップを見ていた気がする。嫌われる勇気ってこういうことか、とおもった。なんかそういう本あったよね。結局、趣味であっても仕事であっても、仲間と取り組むってそういうことだ。30歳になる前に気づけてよかった視点だった。あまかったな。

とにかくあまかったと感じることが多い。壁にぶつかってからじゃないとわからないものだな。ふざけんな、なめてんじゃねーよ、と思いながら生活していたけれど、自分もまだまだなめてたんだなと思う。だからこれからも驕るのはやめる。ここでいいなんて満足しない。他人にそれを求めない。自分で作るもの。最悪な人間にならないためのいましめ。

誕生日にお台場で海を見ながら、なんとなく余裕が出てきたかもしれないという話をした。わたしが排他主義だったのは、そんなのその時もわかっていたけれど、余裕が全くなくてすべてに噛み付いていたからだった。いまは少しだけ、目指す場所となりたいものが具体的になって、ステージが上がったような気がする。駆け上がる夢を抱くのもいいよね。それで見えてきた現実ももちろんあるけれど。まずは小さな目標からクリアしてく。

品川のアパートは、もう違うひとが住んでいて、窓に観葉植物の影がみえた。

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ラストデイズオブ、オーガスト

ああ、間違えている。下の住人も、クライアントも、前の会社のひとも、自分も。カネコアヤノが来るというのに、ロゴが思いつかないからライブには行けない。これが選んだ道。これを書いたらまた作業にもどる。目がチカチカとする。いつも誕生日あたりは感傷的になる気がする。母からプレゼントでドライヤーが届き、すこし電話をかけた。仕事しながら最近の話をした。リモートワークは本当に自分に合っている。たまに出社するのもまた良い。ミスをしてそれを乗り越えて、繰り返してつよくなっていく。最近はやるべきことがスッと見えてきた。螺旋を描きながらまだ見たことない景色を目指す。

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平日は想像通りヘヴィになったけれど、やっぱりデザインは楽しいと思いながら過ごしてる。いま死んだら幸せかもしれないと度々思う。すぐこういうことを思ってしまうのはもう治らない悪い癖だ。でもまあなんだかんだ生きているし、疲れるは疲れるので土曜日は遅く起きた。前から決めてた予定、サイバーパンクエッジランナーズのポップアップストアに向かった。このアニメに対する熱というか、素晴らしかったなという気持ちは冷めない。未だに酔っている時主題歌を聴くと涙ぐむほど。そのあと池袋のさんまで出��をとったラーメンを食べたらとっても美味しかった。家に帰る途中またリセット癖が発動して、Twitterを消してしまった。木下理樹にフォローされてたということだけが心残り。けどもういいやという、からりとした気持ちがあった。(Instagramでもフォローされてるからそれもあったかもね)すんなりTwitterからgoodbyeと言われてなんか面白かった。さようなら。

日曜日、つまり今日は涼しい部屋で1日中ピクミン4をしていた。ここ数ヶ月冗談抜きに毎日頭はデザインのことで埋め尽くされていたからたまにはいいかなと思った。とろろそばはファミマが1番うまいかも。スーパーに行くか迷う。こういうなんてことない日記。

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能登というお好み焼き屋の話を始めたら「noto sans？」と笑って聞かれて「フォントの話じゃないです」とつっこんだ。それを聞いてた先輩もわらってた。こういう会話をしたかったんだ、と思った自分はちょっと気持ち悪い。こういう小さなひとつひとつに感動してる。

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自然に還ることについて

最近よく考えることのひとつに、自然に還るがある。1日中モニターの前に座り、デジタルの美しさとは(つまり線分が揃っているか？とかカーニングはどうか？とか0.数ミリの視差効果とか)を考えたり繰り返していると、なんか、本質ってなんだ？という気持ちになってくる。ほんとうの美しさとは？

自然に還ることって本来人間にとって必要なことで、理性で説明できない何かの大きい力があるよねと思ったりしてる。細美さんもなんかのインタビューで言ってた気がする。

石の模様に、朝焼けの空気に、宇宙を見るとか、そういうことなのかも、本当のうつくしさって。

田舎育ちだから田んぼの風景にはうんざりするけれど、いざそこを歩いていると帰ってきた感もあったりするような。

新しい組織に入って早くも3週間。まわりは尊敬できるプロばかりで、でも萎縮させずフランクに接してくれるひとたちばかりだ。素敵だと素直に思う、わたしもなれるかな。

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生活とは麦茶を作ること

急に夜中に最近無理してない？みたいな連絡がきて、正直全く心当たりがなくて考え込んだりした。どちらかといえば新しい勤務先も決まり、依頼案件もひと息つき、開放感に溢れて生活していたから余計。ひとから見る自分と、自意識には違いがあるのか。

炊いた米をバター、しゃけフレーク、冷凍していたほうれん草とで焼いた。(我ながら良い判断)漬けていた白菜の塩味と合う！

お皿洗いをしながら繊細について考えた。わたしはひとからそう言われたことがあるし、昔付き合っていた彼は周りからそう言われていた。繊細って、良い悪いで言うとどちらなんでしょう。気にしすぎ、内向的、ネガティヴ？音楽に関わるひとにとっては良い言葉であるという見方もあるかもしれない。そのひとに、「自分のことについては繊細なのに、ひとの痛みには鈍感なんだね」と言い放ったことがあった。都合の良い繊細さはなんてダサいんだろう。

話は戻るけれど、ひとから見た自分と自分の認識がズレている場合、たとえば自分の嫌なところを友人に見てしまうような状態もあるんじゃない？と思ったりした。鏡だ。これは同居人から言われた言葉。俺は鏡だよ。嫌なところ、言われたくない言葉、そういうものを相手に見てしまうということ。

昔の友人と再開するたびにかわらないねとばかり言われ続けて、近しいひとに変わった？と思われたとしたら、その違いはなんだろう。

自分と相手はちょっとずつ変わり続けるということ。人生とは。生活とは。

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力試しでうけた大手デザイン事務所に書類が通り、そのことだけでも自分を褒めようと思っていた。落ちてもそりゃねと傷つかないよう予防線を張りながらも、デザインに対する熱い想いをぶつけた最終面接。次の日に通過の連絡がきた時は、さすがに涙が出た。受かったのか。今でもあまり現実味がない。大学を卒業してフリーターしながら夜間学校に通い、夢にまで見たデザイナーになった日と、夢破れて仕事を辞めた日。そこからも腐らずデザインを続けてきたこと。全部がぶわっと思い出された。ここからだ。

ここからがスタートだ。

そんな今も現在進行形で依頼が終わらずねむれないのであった。デザインに対して大切にしていることが多いから、だれかがデザインに対して適当なことを言ってるとむかついてしまう。でもそういう気持ちは、頭がかたい老害になりそうな危うさがあるよね。自分のことでいっぱいいっぱいの時期を超えたら、いつか、さすがと思われるような、導けるADにわたしもなれるかな。面接してくれたCDみたいな。

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仕事が舞い込み、なんとなくこれでフリー的な動きは一旦区切りかと思いつつ進めている。実績、経験と相場、諸々を考慮してわたしは金額を上げ、責任が大きくなり、当たり前に期待を超える良いものを求められる。下調べに時間をかける。頼れるものは頼る。厳しく行こう。毎日面接が入っているけれど(だから)なんとなく気持ちには余裕がある。合うかもという会社も見つけたような、それでも落ちたら悲しいから期待しないでいるような、そんな途中。焦っていいことはひとつもない。これはめがねという映画から教わった。

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そもそも国民年金もらうまで生きてない確率の方が高いし、なんでこんな十何万も払わなきゃいけないのかという話は置いておいて、いつの間にか時空は4月に突入した。先日祖母がうちに来て、あまりの冷蔵庫の小ささに驚愕したらしく、祖父が3倍くらいの容量のものを買ってくれた。めぐまれているね。最近はようやっと完成したポートフォリオを投げて、担当の人と面談したらデザインが好きですねということをまた言われ、書類選考がぼちぼち通っている状況。原宿のサン・アドは落ちた。センスもスキルも足りませんよというような回答だった。だけれど、力試しで無理っぽい事務所に応募するのは少し楽しい。反骨精神が動力となることが多い。デザインが好きで好きでというわりに、自信のなさの固まりももぞもぞしているから、やっぱり自分以外のことを考える余裕はまだない。

音楽のことを布団で考えることが増えてきた。そうなると、あまり考えないように蓋をしていた自分に気づく。昔の音源を録り直そうかとかんがえる。

トラウマと痛みと快楽の繰り返し。クリエイターとアーティストの相反する気持ち。仕事でクリエイターに徹しすぎてかえってこれないような。もうなにもかもめちゃくちゃになってもいいという気持ちが最近うすれていく。残り滓であがく。それでも大切なひとのかおが、昔の衝動が、本当はふたりで海に入ろうとしていた記憶が、スワンダイブが、聞こえる。そうして、わたしはノーベンバーズの初期を狂ったように聞く。