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グリッドマンユニバース

2023年/雨宮哲監督/緑川光、広瀬裕也、斉藤壮馬

グリッドマンと共に戦った響は戦いの後、戦った2ヶ月間の記憶を失い、学園生活に戻っていた。学園祭で六花がグリッドマンを題材に演劇の台本を書くことになり。

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これは完全にグリッドマンとダイナゼノンTVシリーズ本編を見た人向けの映画だな。

初見の人には設定やキャラも多いこともあり、不親切設計なので要注意。まぁここから見る人は少なそうだけれど。

展開は少しわかりにくいところもあったが世界設定は面白かった。アクションシーンは中盤以降連続で多めだが変形合体の連続でわかりにくいのが難だと思う。

茜が実写から世界に入り手助けするシーンは好き。アレクシス・ケリヴも。

オールキャラ総出演ハッピーエンドなのでキャラが好きな人におすすめ。

#2024 #映画「か」 #邦画 #アニメ

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キングオージャーVSドンブラザーズ

2024年/加藤弘之監督/酒井大成、渡辺碧斗、村上愛花

ドンブラザーズとキングオージャーはある日突然死んでしまい死の国ハーカバーカで対決することになったが！

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どうなるんだろうと思ったら大幅に雑スーパー展開をドンブラ風味に寄せてきて、だってドンブラですもの行けるでしょ！なスーパー展開。気楽に死の国を行き来することに苦笑。お祭り企画ものとしてはそこそこ楽しかったのでいいのかもしれないし、個人的にソノイが出てきたことが嬉しかった。流石に蘇らせたら作者でもないのに？とかモヤモヤしたろうが、ハーカバーカでおでん屋している状態だったので、納得…もう2度と見られんのかとしょんぼりしていた身なのでありがたかった。

#2024 #映画「か」 #特撮

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キングオージャーVSキョウリュウジャー

2024年/坂本浩一監督/酒井大成、川名輪太郎、竜星涼

宇蟲王ダグデドと対決し、後を追ったキョウリュウジャーのダイゴと空蝉丸、ウルシェードだったが、ダイゴは捕まり、ウルシェードと空蝉丸は別時空へ飛ばされてしまい、どんどん状況が悪くなってしまい。

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大体全部空蝉丸のせい展開で笑っちゃった。まともに本編を見た記憶がない私でも未来改変もの展開で楽しく見られた。ifの未来の宇蟲王ギラ設定が面白かった。

監督が坂本さんなだけあってアクションシーンが多めで、まともに戦隊モノを見ている感覚があって良かった。

気になったことは雑魚敵役がバグナラクじゃない方が良かったな。ジェラミーたちにボコられてるのは解釈違い。新デザインの宇蟲王側モブを作って欲しかった。

#2024 #映画「か」 #特撮

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ブリックレイヤー(原題:The Bricklayer)

2023年/レニー・ハーリン監督/アーロン・エッカート、ニーナ・ドブレフ、ティム・ブレイク・ネルソン

CIA告発するジャーナリストが暗殺される事件が起こり、CIAの海外での諜報活動に対する反感が高まる中、CIAは犯人は過去に死んだはずの元CIA職員だとし、引退し今はレンガ職人をするヴェイルに任務を依頼しにくるが。

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ただのレンガ職人だと思ってたら実は、みたいな展開だと思って見に行ったらレンガ職人設定はあまり活かされてなく、すぐに元CIAの因縁ものになってしまう。スカッと話を期待して見ると肩透かしかも。ノワールもの、裏切り者は一体誰だったのかという筋で、同僚との友情や恋愛、どことなく懐かしさを覚える話だった。

ラデック役のクリフトン・コリンズ・Jr.だった。処刑人Ⅱやパシリム出演の人なのに、全然気づけなかったポンコツな私の目よ。それだけ素晴らしい演技だったってことかな。イメージが全く違ってて目が印象的だった。

#2024 #映画「は」

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ARGYLLE アーガイル(原題:Argylle)

2024年/マシュー・ボーン監督/ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン

スパイ小説アーガイルを発表しベストセラーの小説家エリーは新作を準備中だったが、結末に悩んで母に相談すると実家に誘われ、愛猫と共に列車の旅に出るが。

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マシュー・ボーンは動物が嫌いなんじゃないのと言うほど毎度扱いが悪いが今作では一応猫は死なない。ただ虐待は受けるので苦手な人は見ないが吉。しかしこの猫役、監督の愛猫だそうで感想は「嘘だろ？ペットで飼ってるのにこれ？」

アーガイルの作内作品のコンビ、ヘンリー・カヴィルとジョン・シナがとても良くて、そこだけ独立してもっと見たかった。勿体無いという気持ち。

コメディチックでフィギュアスケートで戦うシーンは面白かったがクライマックス戦はくどかった。

作中作と現実が入り混じって同化していく展開はいい。

#2024 #映画「あ」

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ドッグマン(原題:Dogman)

2023年/リュック・ベッソン監督/ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジョージョー・T・ギッブス、クリストファー・デナム

ある日事件が起こり、検問で大量の犬を乗せたトラックを運転する怪我をした女装の男性が止められるが。

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アクション映画かと思って見に行ったら宗教的で陰鬱で。例えが悪いかもしれないけど、上映時間が短く、ちょっとわかりやすいジョーカーみたいだった。主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技は良かったと思うけど、虐待された環境に同情はするものの、その後の憧れの女性に対する行動が気持ち悪く、全体的に陰鬱で不安が続く展開なのもあり、元気な時に見ないとこっちが引きずられて落ち込みそう。

犬は死なないけどハッピーではないので、あまりお勧めできない。もっと良いもの食べさせてやってくれ…賢いのに可哀想。少し雑な展開なせいで犬が無事なだけでもっと現実的だったら犬大量射殺死してそうだった。マシュボンにやらせてたら全滅だよ。

#2024 #映画「た」

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犯罪都市 NO WAY OUT（原題:범죄도시3)

2023年/チャ・ジウン監督/マ・ドンソク、青木崇高、國村隼

ビルから転落死した女性は薬物中毒だったことがわかり、薬の行方を辿る中で悪徳刑事の存在とヤクザの情報に辿り着くが。

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もう少し國村さんの出番欲しかったなーと思うものの青木崇高の殺し屋役はまぁまぁ良かった。

ヤクザと悪徳刑事との薬争奪対決が面白かったので、もう二、三展しても良かったレベル。

マ・ドンソクのアクションシーンは痛快だし死なない安心感があるので気持ちよく見られる。

しかし、このシリーズ本気で8作まで作るのかな？？

#映画「は」 #アジア映画 #2024

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ジェントルマン(原題: 젠틀맨)

2022年/キム・ギョンウォン監督/チュ・ジフン、パク・ソンウン、チェ・ソンウン

興信所社長のヒョンスは犬探しに飼い主の女性と共に出かけるが女性は戻らず何者かに襲われてしまい、目覚めると女性誘拐容疑でやってきた検事に逮捕されてしまうが連行途中事故が起こり検事は重体となりヒョンスは焼けたidを持っていたことから検事と間違われてしまい。

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事件に巻き込まれた興信所社長のハラハラサスペンスかと思ったら終盤話の流れが変わるのが面白い。コンゲームというんですかね。序盤と辻褄が合わないのでは？と一瞬思ったがあれはヒョンスの語った事件の映像化という描写なんだろう。だから検査で全て嘘と出していたのだろう。

暴力描写が少し痛いが、概ね楽しくみられる展開だし犬が無事なのもいい。顔面ベロンベロンに舐めまくるのは流石に笑う。餌でも塗ってあったのかなwあと秘書女性が「あの顔なら無職でもいい」っていうのも笑った。

続きが出来そうな終わり方だし詐欺メンバーが可愛い人たちなのもいい。

#2024 #映画「さ」 #アジア映画

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ゴールデンカムイ

2024年/久保茂昭監督/山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦

杉元は砂金集めをしてる時知り合った男から何者かがアイヌの集めた金塊強奪した話を聞かされるが。

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正直主演の山崎賢人にイメージ違いで好感を持っていないので、まぁボチボチかなという印象だが、話の筋は概ね忠実だし、頑張ってまともに映像化しようとする姿勢は感じられて、実写作品としては好感。これなら原作未見派が続きが気になって先に漫画を読みたくなるのでは。

映画としての見せ場の有無とかは特に感じないが正直セクシー田中さんの事件以来、原作通りであるということに感謝したくなる。

良かったのは白石役の矢本悠馬。キャストの中で一番ハマってると思う。動いてる姿が滑らかで輝いてた。洋平浩平役の柳俊太郎も良かった。出番が多い話を実写で見てみたいけど、これ全部映画化するのかな？まさかの沈黙の艦隊方式で続きはwowowドラマで、とかないよね？ちょっと先が不安。

#2024 #映画「か」 #邦画

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アクアマン　失われた王国(原題：Aquaman and the Lost Kingdom)

2023年/ジェームズ・ワン監督/ジェイソン・モモア、パトリック・ウィルソン、アンバー・ハード

王位を継いだアーサーは王国での仕事もしつつ地上で子育てもしていたが、気温上昇や疫病など異変が起こり始め、それがブラックマンタの仕業だと気づく。

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子育てを何故か父と一緒に地上でしていて、いるはずのメラの出番が少なくなってて、アンバーハートの問題で出番を極力減らしたんだろうなーと思わせる展開で話の展開は大丈夫かいなと不安になったが、弟オームを脱獄させてコンビにしてからちゃんと面白くなってて安心。

オームの描写も地上で走り慣れていない描写が忍者走りでよかった。

話はゴタゴタがあったんだろうに意表をつくような斬新なシーンはないけど程々に面白かった。

嫌だったことはゴキブリを食べる描写。前作でメラがバラのプレゼント食べちゃうのに被せた演出ではあるけど、ゴキブリは、なぁ。気持ち悪さが段違いで笑えない。ラストにまたゴをハンバーガーに混ぜて食べちゃうので、虫嫌いの人は覚悟するように。

#2024 #映画「あ」

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エクスペンダブルズ　ニューブラッド(原題：Expend4bles)

2023年/スコット・ウォー監督/ジェイソン・ステイサム、シルベスター・スタローン、カーティス・“50セント”・ジャクソン

CIAからの依頼で核爆弾奪還任務で敵地に飛ぶが既にラフマトに強奪された後で奪還のため戦闘になるが、そんな中バーニーの乗る飛行機が撃墜されてしまう。

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もはやジェイソン・ステイサム映画だよね？という感。スタローンは美味しいところをいただく程度の出番で他の人たちも出番少なめ。

というか前作までの記憶が薄くなりすぎててアレなんですけど、メンバー、ガンナー以外この方達でしたっけ？？？ドルフ・ラングレン以外が認識出来なかった。今作からの人たち？？

話のスケールは核爆弾とか出してくるからデッカく行くのかと思ったらメイン舞台は船一つなのでちょっと肩透かし。

ただステイサムはいっぱい拝める。アホYouTuberの護衛姿やバイクに乗ったりベッドシーンあったり。

途中から登場のトニー・ジャーとの共闘はもうちょっと見たかったし、敵役のラフマト役のイコ・ウワイスももうちょっと…あのザ・レイドの主演の方でしょ？もっとアクション見たかった…勿体無い。

折角動けるキャストなのに全体的に燃える戦闘シーンが少ないのも気になった。

あと身代わりにされたジャンボ・シュリンプさん。あの、なにか指輪を勝負で取ったこと以外に悪いこと？やりましたっけ？焼死体にされるようなことしたっけ？？酷くない？とラストはモヤモヤしてしまった。

#2024 #映画「あ」

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首

2023年/北野武監督/ビートたけし、西島秀俊、加瀬亮

信長のやりかたに耐えきれなくなった荒木村重は反旗を翻すが敗北。敗走した村重を探すように命を受けた羽柴秀吉や明智光秀らだったが。

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武の映画なのでバイオレンス描写が不安だったが血飛沫が飛びまくるというよりも淡々と首を刎ねられる描写なので思っていたよりエグさは感じなかった。(唯一村重への口の刀描写は無理だったけど。)

あと予想外だったのは男色描写をはっきり描いてベッドシーンやキスシーンがあったこと。歴史物ドラマや映画で衆道は匂わせくらいで直接描かれていなかったから新鮮に映った。

人間描写も男色間の愛憎のように描きながらも天下を取る話になるとざっぱり切ったりし、ここでも冷静というか淡々と物事が進んでいく印象。

なので時代劇で戦さ場でアクション見たい、クライマックス盛り上がりたい、感動が、みたいな勢には全く向かない映画だと思う。衣装やセットで豪華さを見せても、戦で美しさはなく泥と血と無情さが描かれていて良かった。切腹シーンでも茶化して下らないと切り捨ててしまっているところも。

主人公格が分かれていて、秀吉、曽呂利、茂助と、立場で見える世界が違っているのも面白かった。

あとシリアスばかりというわけじゃなく、秀吉周り(秀吉、秀長、官兵衛)のやりとりがコミカルになっているので、そこも魅力的だった。これはアドリブでは？笑っちゃってるよ？というシーンもあっていい。こういうシーンだけ見返したくもなる。秀吉、秀長、官兵衛のトリオも良かったが家康&半兵衛コンビの描かれ方も面白かった。

人をだいぶ選ぶかもしれないけど、おすすめ。目線が冷めてるのが北野武映画らしいのかな。

#2023 #映画「か」 #邦画

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鬼太郎誕生　ゲゲゲの謎

2023年/古賀豪監督/関俊彦、木内秀信、種崎敦美

血液銀行に勤める水木は龍賀製薬社長に懇意にしてもらっていたため一族の相続争いに噛むため哭倉村へ向かうが。

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横溝正史だって感想見て覚悟して行ったからまぁ平気だったけど初見ではショックかもな横溝正史の小説の設定のような煮凝りでfate/heavens feelな感じ。レーティングもR15が正解じゃないかな。低学年の子を連れた家族が心配になっちゃったもの。画像で直接描写がされてないからOKなんだろうか。

あと鬼太郎の活躍を期待してきてしまった子供がいたみたいなので、もっと事前告知するべき内容だったと思う。主役は親父と水木だから。

評判の良さで期待を高めすぎちゃったのか私にはまぁまぁかなという印象だし、ラストまで子供に救いがない(成仏は救いと呼んではだめだろう)のが好きではなかった。

アクションシーンの動きは良かった。

親父役の関俊彦さんの演技が目玉親父の野沢雅子さんの演技に寄せてる感があるのが良かった。

#2023 #映画「か」 #アニメ #邦画

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ロスト・フライト(原題：Plane)

2022年/ジャン＝フランソワ・リシェ監督/ジェラルド・バトラー、マイク・コルター、ヨーソン・アン

悪天候のフライトで会社都合により嵐を避けられず上空を通過するルートを飛ぶことになった119便だったが落雷により電源喪失に陥り、フィリピンの島のどこかに不時着してしまう。

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会社側のせいで落ちてるんだぞ、この野郎！な飛行機映画で面白かった。原題が飛行機なのも納得な飛行機描写の多さで、アクションシーンよりも飛行機のシーンが印象に残る。飛行機内で見たら怖そうな映画。

ジェラルド・バトラー演じるトランス機長は元空軍あがりだけれど対人戦闘には慣れていなくて人を倒すたびにショックを受けているところが良かったし、相棒状態となる、犯罪者ガスパールも謎めいてるし途中から頼り甲斐があり面白かった。

予告編では銃撃戦が強調されているから、そこを期待して見ると、そこに到達するまでがそこそこ長いしアクションシーンにボリュームが多いわけではないので少しガッカリするかも。

私は飛行機の操縦がアップされてるシーンが新鮮で楽しめたし4DXでもいいのでは？と思った。

続編はガスパール主演で船らしいから楽しみ。ジェリーも少しは出番があるといいな。

#2023 #映画「ら」

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ゴジラ　−1.0

2023年/山崎貴監督/神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴

戦中末期、敷島は特攻隊員だったが機の不具合だと整備島に降り立つが故障はなく攻められるが、そんな中、島にゴジラが襲来し。

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こてこての邦画テイストでテンプレ戦後描写だったと思うけど、戦争映画を見ない人にとっては、初めてのゴジラ作品という人にとってはいいかも。

戦争によるPTSDに陥ってる敷島の設定はいいけれど、特攻隊の生き残りではなくても良かったんではないかと感じた。一般兵でも普通に生き残ってしまったトラウマは持っていただろうし。そもそも冒頭の機銃を打つ撃たないの描写からが陳腐に感じた。整備兵でも撃てたのでは？生き残って帰ってもあそこまで詰られる時代ではなかったのでは？米の恩返しもしないのか？とか引っかかること多数。

ゴジラの描写は良かったと思う。この作品のゴジラだと主張する背びれのギミックも面白かった。海上での戦闘シーンの作り方も面白かったし、迫力があった。

ただラストは悪趣味だと思う。あんな攻撃で生き残って頑丈すぎないか？典子と思ったら首筋に黒いものが。あれがゴジラのせいで蘇った典子という設定なら奪い尽くされた敷島に返されたというよりも更なる地獄で視聴後感が悪すぎる。もうちょっと違うハッピーエンド風味はあったろ。先に殺されるヒロインも好きじゃないけど、これも嫌だ。

全然関係ないところでは推しの山田裕貴くんの出番が思っていたよりも多かったのは嬉しかった。ありがとう。

#2023 #映画「か」 #邦画

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ザ・クリエイター/創造者(原題：The Creator)

2023年/ギャレス・エドワーズ監督/ジョン・デビッド・ワシントン、ジェンマ・チャン、渡辺謙

AIと人間が共存する世界でロサンゼルスがAIの暴走により核爆発を起こし壊滅し、AIを排除する勢力と共存する勢力に分かれて、欧米はAI根絶を目指し戦争をする。敵勢力に潜入していたジョシュアはミヤと恋仲になるもAI兵器の開発者でリーダーを暗殺する司令を受けており。

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雑な設定も多いけれど好きな映画だった。

欧米人、相手がアジア系だと容赦しないという人種差別を感じる冷酷さが描かれていて、見ていると圧倒的にAI側の気持ちになる作り。首の端末から情報を引き出せたり、記憶が信じられなかったりで攻殻機動隊を思い出させたり、無骨なメカデザインはチャッピーを思い出させたり既視感はある。

AI側が人間らしく描かれているシーン、爆撃から逃れようとするも先に子供がいるのを見て立ち止まって守るシーンが好き。寺院でのAIの創造者を傷つけることができないというシーンも印象深くていい。

クライマックスは何故AI廃絶側の機体の中にAIボディーが大量にあったのか？などツッコミどころはあるけれど、キレイな終わり方だったと思う。

音楽がすごく良くて誰かと思ったらハンス・ジマーでした。

#2023 #映画「さ」

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ドミノ(原題：Hypnotic)

2023年/ロバート・ロドリゲス監督/ベン・アフレック、アリシー・ブラガ、J・D・パルド

目を話した隙に娘を誘拐された刑事ダニーはカウンセリングを受けつつ職務に復帰していた。強盗事件を密告する電話により仲間と銀行を監視するが。

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催眠術というか超能力もの映画だった。ただ画面の作りが時々インセプションもどきなのは気になった。

話の展開も後半ひっくり返るのは良かったが、続編を作る気なのかエンドロール中に実は生きてましたシーンが入っているが、正直ハッピーエンドで終わった方がスッキリしていて良かった気がする。何でも後味悪くするのやめれ。蛇足。

セットを見立てて催眠かけてたネタバラシのシーンは面白かった。

アクション映画だと思って見るとガッカリすると思う。

#2023 #映画「た」