Tumgik
pandagam0 · 3 months
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東野圭吾「クスノキの番人」
想いを伝えることのできるクスノキを介して、さまざまな人間関係を描く。
登場人物のそれぞれの関係が、さまざまな出来事を経て変化していくところに惹かれた。基本的に人を描く眼差しは温かい。読みながら悪印象を抱いていたある人物が、最後にそこまで悪い人ではなかったとわかったのがよかった。
クスノキのファンタジー性が、ふりかかる苦しみを背負う登場人物たちと乖離して感じてしまった。都合の良いアイテムという印象がぬくえず、読みながらずっと落ち着かなさがあった。メインテーマは人の想いが受け継がれていくことの尊さであって、クスノキが無くたって尊さは変わらないことは伝わるにせよ。
東野圭吾さんの作品といえば本格ミステリ、という思い込みがあったのも良くなかったかもしれない。
家族の絆とか、病との闘いとか、そういうテーマが今個人的に合わない時期なので、それもある。時が経って読み直したら、違った読み方ができるかもしれない。
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pandagam0 · 3 months
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今年も一ヶ月経ってしまった。
やろうと思っていたことはちっとも進まない。
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pandagam0 · 4 months
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夜眠れない。起きるのが遅いから仕方ないが、寝るのも起きるのもどんどん遅くなっている。
昔はどうやって眠っていたっけ。中学生の頃は、百人一首を順番に頭の中で唱えていたな。けど全然眠れなかった。昔から眠るのは下手かもしれない。
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