有終の美を飾る
多くのサポーターに見守られ、今シーズンを勝利で終える
秋晴れのJITリサイクルインクスタジアムに、いわてグルージャ盛岡を迎えた今シーズン最終戦。ホームには今シーズン最多の9,095人が詰めかけ、青い戦士たちの戦いを見守った。
前節の白星に続けと、甲府は果敢に攻め込むもゴールを割ることができない。岩手のセットプレーにヒヤッとさせられたものの、オフサイドに救われ、前半を0-0で折り返す。後半13分、鳥海芳樹がDFをかわし先制。さらにキャプテン荒木翔の追加点で試合を決めた。
天皇杯初優勝から1週間、連戦で疲労困憊の選手たち。ホームスタジアム、応援し続けてくれた多くのサポーター、地元の人々の前で迎えた最終戦。苦しいシーズンであり、リーグ戦ではチームが目指した場所には届かなかった。しかしホームという“特別な場所”で、必ず「勝つ」という思いで挑んだ結果の勝利だったのではないだろうか。天皇杯初優勝という“大きな成果”もあった今シーズン。監督の言葉からは、応援への感謝。選手達からは、次に向かう気持ちを感じることができた。様々な思いを胸に、2022シーズンが幕を閉じた。
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Jリーグが開幕して10日あまり
3月4日はヴァンフォーレ甲府のホーム開幕戦 VS鹿島戦でした
写真は選手を乗せたバスがスタジアムに到着したところ
ホーム開幕戦独特のワクワク感のようなものが感じられる、年に一度気持ちが高揚する瞬間ですね。
今シーズンも雑誌「山梨スピリッツ」のシーズン振り返り用ストック写真撮影のため、ホームゲームは全試合スタジアムのゴール裏で写真を撮らせていただく予定です。
監督も変わり、戦術も変化を見せ始めたVF甲府
楽しみなシーズンがはじまりました。
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勝ち切ることに必要なこととは…
個々の能力の融合により、“チーム”として機能することが求められている
8/27、JITスタジアムにツエーゲン金沢を迎えた第33節。3試合連続引き分けが続くVF甲府にとっては、勝ち星をもぎ取りたい一戦となった。
前半5分に金沢に先制を許すも、その2分後に鳥海のゴールですぐさま追いつき、1-1で前半を折り返す。
後半22分に三平が勝ち越しのゴールを決め、このまま勝利へ向かうかと思われたが、後半36分に同点を喫する。終盤ゴールを狙うも得点はならず、2-2と4試合連続のドローに終わった。
攻撃部分では、選手個々の動きは悪くない。得点した時のように、速攻からは高い確率で得点できそうな場面もあった。後半は三平が流れを変え、相手の背後を奪う動きも見られ、ゴール前まで攻め入ることもできた。あとは『決めきる力』。
失点は一瞬のマークのズレから生じ、動きが止まってしまったようにも見えたので、そこは修正が必須であろう。
一人ひとりの持つ能力が融合され、機能していくことができれば、必ずや勝ち切ることができるのではないだろうか。
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3連勝!ホームで祝う 山本、J通算500試合出場
自らの役割を体現し、勝利へと導く
前節アウェイでの北九州戦は、3-0と快勝したVF甲府。第18節は首位のV.ファーレン長崎との一戦。激しい雷雨のため開始時間が遅れるハプニングもあったが、選手たちのモチベーションが途切れることはなかった。この日、Jリーグ通算出場500試合を迎えたベテラン山本英臣が先発出場。抜群のゲームコントロールで相手に隙を与えず、DFラインの要となりピッチ内でも若手を鼓舞し続けた。
前半19分、セットプレーから中村亮太朗のヘディングが決まり先制。DFラインの山本を中心に、チーム一丸となったハードワークからの攻撃はその後もとどまることはなかった。
後半62分には泉澤仁の追加点で試合の流れはVFに。最後までブレることなく戦い抜き、9月は上位チームからも白星を重ね3連勝!連戦が続くが、この先も選手一人ひとりが「勝ち」にこだわり、J1への階段を着実に昇っていってほしい。
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価値ある白星!VF甲府、暫定4位に浮上
ルーキー&ベテランが躍動
前節から中2日で迎えた愛媛FCとの第13節。先発メンバーの大半が20代前半選手というフレッシュな布陣。今季初先発のルーキー中村亮太朗が33分、プロ初となるゴールを決めるなど躍動感をみせた。後半に入り攻撃的な体制に代わった愛媛。62分、72分と立て続けに愛媛がゴールを奪い、逆転。このまま崩れるわけにはいかないVFは、ベテラン金園とドゥドゥを投入。すると一気に流れがVFに変わり、直後の78分に金園、80分にはドゥドゥが相次いで得点し、その重責をきっちりと果たした。
大きな勝ち点3をゲットし、暫定4位に浮上。ルーキーとベテランがそれぞれに躍動し、勝利した一戦であった。
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J2リーグ リモートマッチで再開!
ホーム初戦はドロー
6/27(日)新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していた、サッカーJ2が再開した。ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)は、山梨中銀スタジアムにアルビレックス新潟を迎えてのホーム初戦。結果は、3-3の引き分けであった。
Jリーグの感染予防対策に準じ、会場内は無観客。通常の試合では聞こえないピッチ内の選手の息づかい、ベンチからの指示の声が響いた。
当面の間『リモートマッチ』という試合形式で行われるが、サッカーファンにとっては待望のリーグ再開。SNSなどを通じ、ファン同士が繋がりながらの試合観戦ではあるが、VF甲府を応援する気持ちはすでに"ひとつ” となっている。
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ヴァンフォーレ甲府 2020シーズン新体制発表 [その2]
新加入選手コメント
★2DF 藤田優人(まさと)
目標は昇格。心身ともに若いつもりでいるので、スローガンにもある通り、常に『AGGRESSIVE(アグレッシブ)』に若い選手に負けないようにしていきたい。
★6MF 野沢英之
チームのJ1昇格という目標に貢献できるよう、精一杯頑張りたい。持ち味はパス。そのパスで試合を決定づけられるようなプレーをたくさんできればと思う。
★11MF 泉沢仁
局面を打開するドリブルが得意。サポーターの皆さんに喜んでもらえるように頑張りたい。今年は攻撃的にいくとのことなので、バックアップしてもらえるように一緒にやっていきたい。
★14MF 武田将平
持ち味は左足のキック。それを生かして目標であるJ1昇格に向けて貢献できるよう、精一杯頑張りたい。VF甲府は地域に根付いたチームなので、山梨を盛り上げたい。
★15MF 中村亮太朗
ゲームコントロールが持ち味なので、そこを発揮しチームの勝利に貢献したい。VF甲府はサポーターも含め、山梨が一体となって戦っている印象がある。
★16FW 松田力
自身の目標は2桁得点、アシストを記録し、J1昇格を達成したい。ヘディングの強さ、ミドルシュートがセールスポイント。VF甲府は守備が固いという印象をもっている。
★20DF 中塩大貴
左足のキック精度、それに伴うビルドアップを見てもらいたい。ファンやサポーター、地元の人から愛されているチーム。自分も愛される選手になりたい。
★24MF 山田睦
守備が好きなので、守備のハードワークが得意。VF甲府の印象は、とても地域密着型のクラブだと感じる。山梨の果物もおいしいと聞いている。
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ヴァンフォーレ甲府 2020シーズン新体制発表 [その1]
フロントスタッフコメント
★藤原弘社長
昨シーズンの悔しさは、試合で必ず晴らしていく。今シーズンJ1昇格を勝ち取るために選手、フロントスタッフ一丸となって戦い抜いていきたい。
2020シーズンのスローガンは『AGGRESSIVE(アグレッシブ)』。積極性・意欲的・攻撃的の意味合いを持つ。これまでのVF甲府のサッカーを継承しつつ、伊藤彰監督のもと、より攻撃的で魅力あふれるアグレッシブなサッカーを目指していく。
クラブとしても積極的にチャレンジしていくシーズンになる。クラブスタッフもアグレッシブな姿勢を大事にしていく。選手も大幅に変わり、新たな仲間を迎え新鮮な気持ちでのスタートとなる。J1昇格を目指して全力を尽くす。
VF甲府が山梨やクラブを支えてくださる皆さまの活力となれるよう邁進していく。また『AGGRESSIVE(アグレッシブ)』の姿勢を1年間貫いていきたい。
★佐久間悟GM
伊藤監督とは活発な意見交換をし、同時に渋谷洋樹ヘッドコーチからも助言をいただき、今シーズンのチーム編成に至った。ポイントとしては下記の5つ。
①フィールドプレーヤー24名、ゴールキーパー3名の27名体制
②各ポジションのバランス
③3バックの他、伊藤監督の得意とする4バックも視野に入れる
④世代交代
⑤若手選手の出場機会創出
今シーズンの目標は、J1復帰。勝ち点70をファーストターゲットとし、J1プレーオフ進出を目指すことで最終的には勝ち点80に近づけていきたい。
ホームゲームでの勝ち点・勝ち数が少なかった昨シーズン。今シーズンはホームゲームで勝ち続け、多くの皆さまに勝つ姿を届けたい。
2020シーズンメンバー
◆監督 伊藤彰(47)
◆ヘッドコーチ 渋谷洋樹��53)
◆コーチ 内田一夫(57)
◆GKコーチ 山岸範之(47)
◆フィジカルコーチ ウェイリントン(43)
◆分析コーチ 原圭輝(26)
◆選手(◎は新加入、復帰)
1GK 河田晃兵(32)
◎2DF 藤田優人(33・鳥栖)
3DF 小柳達司(29)
4DF 山本英臣(39)
5DF 今津佑太(24)
◎6MF 野沢英之(25・愛媛)
7MF 中山陸 (18)
8MF 新井涼平(29)
◎9FW ラファエル
(36・フィゲイレンセ)
10FW ドゥドゥ(29)
◎11MF 泉沢仁 (28・横浜M)
◎14MF 武田将平(25・岡山)
◎15MF 中村亮太朗(22・中大)
◎16FW 松田力 (28・福岡)
17FW 金園英学(31)
18FW 太田修介(23)
19FW 宮崎純真(19)
◎20DF 中塩大貴(22・立正大)
21MF 荒木翔 (24)
◎24MF 山田睦 (21・長野)
27MF 小林岩魚(23)
28MF 橋爪勇樹(29)
◎29FW ジュニオール・バホス
(26・岐阜)
31GK 岡西宏祐(29)
◎32DF 入間川景太(20・長野)
33GK 小泉勇人(24)
39DF 内田健太(30)
★伊藤彰監督
今シーズンもVF甲府で指揮を執らせていただくことに感謝したい。2020シーズン、3つのことを掲げしっかりと取り組みたい。
①チャレンジしていく
②イノベーション(革新)していく
③アグレッシブに年間通して戦う
J1昇格のため、命題としてやっていきたい。サポーター、山梨県民の皆さまとともに昇格を目指し、頑張りたい。
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ヴァンフォーレ甲府の2019、そして2020へ [後編]
今季最長の4連勝でPO圏に食い込む
プレーオフ圏もあやしくなる中、VF甲府はシーズン最後で今季最長となる4連勝を収め、プレーオフ進出を決めた。
「勝たなければ終わるという4戦。もう失うものは何もない中で、出場している選手が一つの方向を向くことができた結果だと思います。この4試合は前半を0-0、時には0-1で折り返しても焦らず、盛り返せる、仕留められるという余裕を感じました。チームがまとまり、攻守がかみ合ったことで、なんとかプレーオフ圏に食い込みました」
最終的にリーグ戦を5位で終え、プレーオフに進出したVF甲府。1回戦は4位の徳島ヴォルティスとアウェーでの対戦となったが引き分け、3季ぶりのJ1復帰はかなわなかった。
「前半に先制を許したものの、すぐに取り返しにいくことができ、決して悪い展開ではありませんでした。でも4位の徳島は引き分けでも2回戦に進出できることもあり、予想していた以上に攻撃に出てきませんでした。結果、VF甲府は攻めあぐね、あと1点を獲ることができませんでした。やはりそこが来年の課題だと思います」
若返りを図る来季、クラブとして転換期に
須藤氏の考える来季のVF甲府の具体的な課題とは。
「攻撃がカウンターだけでは難しいということは、今シーズンの戦いを見てきてあらためて強く感じたところです。キーパーを含めて順々にビルドアップしていき、最後のところで時間を使った攻撃をしていきたいです。今までのショートカウンターもあわせて使いながら、攻撃のバリエーションを増やすことが必要です。また1人に任せるのではなく、最低でも2人、もしくは1トップ2シャドーで、中盤も絡みながら、どこからでも点を取れるような攻撃をつくり上げていくことが求められています」
攻撃的サッカーに向けた上積みに期待
プレーオフの戦いを終えた数日後、クラブは伊藤監督の続投を発表した。2年目に入る伊藤監督はどんなチームをつくっていくのだろうか。期待することは。
「今年1年をベースにさらに積み上げながら、自分たちがイニシアチブをとれるサッカーへの転換を図っていってほしいと思います。中盤から終盤にかけて少しずつそこを上積みしてきたと思いますが、試合ではあまり出てなかったと感じました。試合でも顕著に出るようになることを期待しています。いきなりは難しいと思いますが、少しずつ変えながら伊藤監督のカラーを出していってほしいです。選手の入れ替えも多くなりそうなので、どんな選手が入ってくるかによって戦い方もシステムも変わってくると思いますが、観る人がおもしろ���と思うサッカーを展開していってほしいです」
監督続投の一方で、最終節を終える前に小椋祥平、横谷繁ら今シーズンの主軸を担ってきた30代の選手たちの契約満了が発表された。12月23日には今季チームトップの20得点をマークしたウタカの移籍も発表された。J2で3年目となる来季は予算減少が予想されており、クラブは若手主体のチームづくりを目指すとしている。
「これまでのVF甲府はベテラン選手が多く、ベテランが引っ張っているチームでしたが、若手を中心にしたチームに切り替えていくということは、クラブとしての転換期を迎えているのではないでしょうか。新たにどんな選手を迎えるのか、どんなチームづくりをしていくのか楽しみです。若手中心というだけに、使いながら育てるシーズンになると思います」
明確なプランのもと一丸となって目標へ
年明け早々にはクラブから来季の方針が示され、新たな選手の発表も行われる。2020年シーズンに向けてクラブ、そしてチームに期待することは。
「J1復帰を目指すことはもちろんですが、単に昇格だけが目標では意味がありません。J1を戦い抜けるチームになって昇格することが必要です。だからこそ来季のJ1昇格を目指すのか、それともしっかりと戦えるチームづくりをして2年後、3年後に目指すのか、そこを明確にしてチームをつくっていくべきだと思います。それにはクラブ、監督、選手、サポーターのみんなが同じ方向を向いていることが大事です。目標に向かって一丸となって戦っていってほしいです」
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ヴァンフォーレ甲府の2019、 そして2020へ [前編]
3年ぶりのJ1復帰を目指してJ2リーグを戦い、プレーオフに進出はしたものの、J1昇格には届かなかったヴァンフォーレ甲府。今季の戦いに��いて、さらに来季に向けて、元VF甲府FWで昨季はJ3ガイナーレ鳥取の監督を務めた須藤大輔氏に聞いた。
好スタート切るも夏には安定さ欠き失速
今季のVF甲府はJ1復帰を目標に掲げ、2月24日の開幕戦から11月24日の最終戦まで、約9カ月間にわたり42試合のリーグ戦を戦った。
リーグ戦終了時点で20勝11分け11敗、勝ち点71の5位で自動昇格には届かず、3~6位の4チームでJ1昇格を争うプレーオフに進出。しかし1回戦の徳島ヴォルティスとの試合は1-1の引き分けに終わり、J1昇格を果たすことはできなかった。
今シーズンは、昨季にヘッドコーチを務めた伊藤彰監督のもとでスタートを切った。キャンプからチームを見つめてきた須藤氏は、伊藤監督のチームづくりをどう見てきたのか。
「伊藤監督はキャンプインから昨季の上手くいかなかったところをどうやったら上手くいくのか、すごく考えながら取り組んでいたと思います。昨季はカップ戦も含めてメンバーをがっちり固定し続けた結果、ケガ人が続出するとチームパフォーマンスが一気に低下し、早い段階で昇格争いから離脱することになりました。そういうことが起こらないよう、システムについても、選手のマッチングについても、いろんな可能性を見出そうとしたキャンプだったと思います。また強固な守備というベースになるところもあらためて見直し、こんなところからやるのかと思うぐらいの基礎から取り組んでいました」
長丁場にらんだローテーション
伊藤監督が今季目指していたサッカーとは?理想のサッカーをベースに、どんな戦い方をしてきたのだろうか。
「監督が理想として掲げているのは、堅い守りをベースに、自分たちがボールを持って主導権を握る攻撃的サッカーです。それまでは強固な守備からカウンターで攻めるというのがVF甲府のストロングでしたが、でもそれだけでは長いシーズンを勝ち切るのは難しいです。でも理想のカタチに一気に変えてしまってはチームを壊しかねないと監督は考えていて、相手にボールを持たせて前から奪っていくスタイルから、少しずつ少しずつ時間をかけて、ボールを大事にしながら人が動くサッカーをしようと取り組んでいました。そういう伊藤監督の色を少しずつ出してきていたとは思います」
開幕戦から5月中旬までは、同じメンバーが先発することはなかった。スタートのメンバーを固定しないローテーションも伊藤監督の戦略の一つだった。
「昨季にケガ人続出で一気に崩れたことを経験しているだけに、長いリーグ戦を選手たちのコンディションを保ちながら戦い抜いていくことを考えた対応でした。ローテーションすると確かにケガ人は出にくくなります。一方でコンビネーションを構築しにくかったり、選手の特徴をつかみにくいというデメリットもあります。また調子がいいのに次は出られないという選手がストレスを感じることもあったと思います。それでもキャンプからの積み上げもあり、開幕から8戦負けなしのロケットダッシュとなりました」
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VF甲府・開幕から4月までを振り返る③
意外な一面発見で選手がもっと身近に
SNSでもVF甲府を楽しもう!!
コロナ禍の今だからこそ楽しんでほしいことがもう一つある。VF甲府が発信しているSNSだ。今季も昨季に続き、コロナウイルス感染対策のため練習は公開されず、試合前後の選手との交流もできず、選手とふれあう機会がないのが寂しいが、そんな状況でも選手を身近に感じさせてくれるのがSNSだ。
VF甲府の公式InstagramやTwitterでは、選手をはじめ監督やコーチ陣などのさまざまな様子を見ることができる。
練習や試合のある日は必ず投稿されていて、練習に打ち込む選手たちの迫力あるプレーシーンや真剣な表情はもちろん、合間に見せる和やかな笑顔や選手同士のふざけ合っている姿、練習後の私服姿など、普段はなかなか見ることができないところまで公開されている。
公式サイトも充実している。試合日程や選手情報をはじめ、試合当日の様子を躍動感あふれるプレー写真を中心に伝えるブログ「ヴァンフォーレ日記」など、見応え十分だ。
会員限定のコンテンツになるとさらに内容が充実。いつも選手の近くにいる広報担当が練習風景などをカメラに収めた「広報ONOの一枚!」や、次の試合に向けた監督や選手へのインタビュー「直前!試合情報」、スポーツライターによる「アウェイレポート」、サポーターから募集した質問に選手がムービーで答えてくれる「VENTキシャ!」など、楽しい企画がいっぱいだ。
チームの公式SNSのほかにも、各選手のInstagramやTwitterも要チェックだ。チームのこと、サッカーのことはもちろん、家族や趣味のこと、休日の様子などを投稿している。選手の普段の顔や、これまで知らなかった一面も知ることができて、選手との距離がさらに近く感じられるはずだ。
まだまだ熱戦が続くVF甲府。スタジアムでの観戦と合わせて、SNSでも楽しみながら、さらに盛り上がって応援していこう!
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VF甲府・開幕から4月までを振り返る②
これまでとは違う臨場感や一体感
今年こそスタジアムに応援に行こう!
今季は千葉との開幕戦が千葉県が緊急事態宣言の対象地域になっていたことからアウェー席が設けられず、画面越しでの応援となったが、3月14日のホーム開幕戦はVF甲府の試合を心待ちにしていた多くのサポーター、ファンがJITスタジアムに詰めかけた。
毎年、ホーム開幕戦はワクワクするものだが、コロナ禍で遊びに出掛けることも少なくなり、楽しみも減ってしまっている中、今年のホーム開幕戦をいつも以上に楽しみにしていた人も多いだろう。
昨季は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、Jリーグは開幕してまもなく試合延期を決定し、6月末から順次再開していったものの、しばらくは無観客試合が続き、選手にとっても、サポーター・ファンにとっても寂しさを感じる1年だった。
観客を入れての試合が再開された後、観客数に制限はあったものの、実際にスタジアムの椅子に座り、選手たちの気迫あふれるプレーを間近で見た時のあの興奮、ワクワク感は想像以上で、思わずジーンとしたことを思い出す。
今季の始まりも、そんな興奮を覚えた。VF甲府の選手たちがホーム開幕戦を白星で飾ってくれたことが、さらに大きな喜びをもたらした。
今、スタジアムで選手のプレーをこの目で見られること、それを幸せに感じている人は多いだろう。もちろん、声を出しての応援はできず、チャントも歌えないが、その分、選手の気合の入った掛け声や選手同士のやりとり、監督やコーチの熱い指示がピッチ上に響き渡り、ボールを蹴る音が観客席まで届き、選手たちの息遣いまで聞こえてきそうなほどの臨場感を味わうことができる。
サポーターやファンはいいプレーに惜しみない拍手を送り、チャンスの時には大きな手拍子で選手を後押しする。これまでとは違った躍動感や迫力、スタジアムの一体感を楽しむことができる。
今まさにスポーツ観戦にぴったりの季節。まだスタジアムで観戦したことがない人は、今年こそスタジアムに足を運んでみてほしい。ライブでなくては感じることのできない臨場感を楽しみ、その面白さにハマり、次もまたスタジアムに行かずにはいられなくなるだろう。
JITスタジアムでは今年も全席指定で、入場前の検温、手の消毒など感染対策もしっかり行われている。コロナ禍の今は何事もいつも通りとはいかないが、だからこそ楽しめることを存分に楽しみたいものだ。
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ヴァンフォーレ甲府の2019、そして2020へ [中編]
故障者続出で崩れ出した攻守のバランス
しかし第9節の水戸戦の負けから崩れ始め、第12節の千葉戦、第13節の栃木戦に連敗してプレーオフ圏外の7位に転落。第14、15節では初めて同じメンバーを先発に並べ、第16節まで3連勝したものの、FW曽根田穣、ドゥドゥとケガが相次ぎ、次第に攻守のバランスは崩れ出した。
「序盤はピーター・ウタカやドゥドゥの個の力に頼ることが多く、それでも勝てていたのでよかったんですが、そこが抑えこまれ始めるとチームパフォーマンスが下がり、勝てなくなりました。またウタカは点を取るものの、守備での献身性という点でチーム全体の士気をそいでしまうところもありました。さらに故障者に加え、外国人のマネジメントの難しさもあり、夏前にはチームは安定さを欠いていきました」
最後に巻き返し図りPO進出も昇格ならず
中盤は黒星が多く、6月1日の新潟戦から7月31日の水戸戦までの10試合で3勝2分け5敗。シュートを放った数は相手チームを上回っていたものの勝ち切ることができない試合も多く、勝ち点を取りこぼした。
「チームがバラバラだと、運を引き寄せてつかむこともできません。内容的には決して悪くない、むしろいいサッカーをしていて、シュート数も相手を大幅に上回っているのに最後に決められない、勝ち切れないという試合が何試合もあり、チームの雰囲気もよくない方へと向かっていきました」
下位連戦を勝ち切れず遠のいた自動昇格
故障者も相次ぐ中、期待されたのが若手の台頭だ。高卒ルーキーFW宮崎純真は第16節から5試合連続で出場。22歳のFW森晃太や、大卒2年目のFW太田修介、MF荒木翔、DF今津佑太も出場する機会はあった。しかしポジションを奪い取るまでには至らなかった。
「若手選手にはもっと頑張ってほしかったです。チームが苦しい時、救世主的な存在が必要でしたが、そこまでの活躍を見ることはできませんでした。序盤からもっと積極的に若手を使ってもよかったかなとも思います」
終盤に向けてメンバーも固定され始めた8月下旬、チームの雰囲気は変わり、ようやく攻守もかみ合い始めるようになった。
そして残り10試合となった時点でVF甲府はプレーオフ圏外の8位だったものの、自動昇格圏の2位との勝ち点差は7。まだ望みはあった。
しかし第36節の栃木、第37節の東京Vとの下位連戦で勝ち切ることができず、自動昇格は遠のいた。
「終盤はメンバーをある程度固定し始めたことでマッチングなども分かってきて、最大値を出せるメンバーが決まってきました。でもカウンターでは点が取れても、相手が引いた時に攻撃に出られない。その結果、勝ち点を積み重ねなくてはいけないところで取りこぼし、自動昇格という最大の目標を逃すことになりました」
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