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#浦安似合わせカラー
nakanaka100177 · 2 years
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☆骨格補正カット☆浦安の美容院(美容室)
浦安の美容院(ヘアサロン)ヘアースタジオラピスです! ヘアースタジオラピスでは、 人の肌に合ったカラーや骨格に合わせてよりやりやすくライフスタイルを満足に過ごせるようにします。 カットカラーだけでなく再生医療の商品も取り入れて髪だけでなく肌も蘇らせる商品でお客様のお悩みを改善。 日頃からお客様の満足できる事を考えております。 美容室 ヘアースタジオラピス 浦安 〒279-0041 千葉県浦安市堀江5-1-25 ※浦安駅から東京ベイシティバス④⑤⑨で5分、「南小入口」下車すぐ ※新浦安駅北口から東京ベイシティバス⑤で5分、「堀江6丁目」下車すぐ
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liliyaolenyeva666 · 3 years
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🎼 01338 「I Won't Forget You」。
ハワイから帰国した女性らが脳裏にチラつかせた男性、ユゲ・ダイスケが ハワイの地で水上バイクに飛び乗ったところから始まります、とある男女の恋模様を描いた、ドリューなバリモアと アダム・サンドラーは いつまで待っても出て来ない コロンビア映画 「50回目のファースト・キス」 を観ています。福田雄一監督作品。"カイワレツアーガイド" ではたらく 山田孝之さん似のユゲダイスケは、ある日 朝のカフェ (Keneke's Grill) で 長澤まさみさん似の女性に一目惚れします。でも彼女は (サイキッカーでも山の民の女王でも小美人でもありませんけれど) "永遠の10月9日" を過ごしていたりして 月日をオートリバースさせ、物語に永遠を感じさせます。そんなこんなで 月日が巡るこの映画、物語途中、何らかのメッセージだったのでせうか、藤井聡太さんや 何と アメリカ合衆国第45代大統領が バッと出演されていました。彼らの ギャランティの有無が気になりました。
つづいて
"この作品は 家田荘子の原作をもとに フィクショナルに作られたものであり、登場する人物及び団体等の名称は架空で、実在するものとは何等関係ありません" という前書きと トンネルの中を突き進む一台の車の中の岩下志麻さん似の女性がチラリと映るところから始まります、かたせ梨乃さんのいないシリーズ第7弾な東映映画 「新 極道の妻たち 惚れたら地獄」 を観ています。降旗康男監督作品。岩下志麻さん似のうつくしい女性フユの夫、高島忠夫さん似のムラキは 身体を酷くわるくしていて、ゴールデン洋画劇場の司会も ままならないくらいに 入院生活を繰り返していたりして、そんな間 抱えている組織を妻に任せていたのですけれど、退院をして これからといった最中に 突然に現れたヘリコプターから狙撃され、命を失います。その場にいた フユも銃撃を浴びてしまうのですけれど、この映画の主役は そんな安っぽい弾丸にはびくともしなかったりします。けれども 休養中に 若いのが揉めごとを起こしてしまい、フユは 立ち上がるのもやっとの状態で 相手の組織に赴き、お詫びします。といった感じで話が丸く収まるのかと思いきや、またまた襲撃を受けたりして どうにもならないなって思って身を隠して策を練ります。このシリーズでは珍しく 東京に向かってどうのこうのしたりするこの映画、フユが命を狙われたり警察に終われたりするお陰で 出番が控えめなところがツラミですけれど、フユが左の指を切り落とす様が痛々しかったり、ラストの凄さがステキだったりします。
つづけて
"昭和日報" なる旗をはためかせながら 観音開きな自動車が爆走しながら 警視庁の車を追っ駆けるところから始まります、とある別荘の放火と殺人事件を追う新聞記者が遭遇する怪奇な出来事を描いた 大映スリラー映画 「虹男」 を久しぶりに観ています。牛原虚彦監督作品。殺人事件が起きた とある別荘は 虹を研究していた 何たら博士が所有していて、そんな博士の家系では 虹を神聖なものとして崇めるという固い掟のやうなものがあったりします。そんな掟を破って狂い死にした者があってからというもの、口から七色の虹を吐く悪魔が付き纏うやうになって、それを見たものは必ず変死するという伝説があったりする中で、大雨が降り頻る中、浦辺粂子さん似のその家の カネ (婆や) が虹を見て狂い死にます。そんなこんなで虹男の呪いに取り憑かれて次から次へと博士の家の者が命を狙われて どうのこうのするこの映画、モノクロームな映像の中で虹が映る場面のみカラー映像に切り替わって 気分はメスカリンです。
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atarashiikotto · 7 years
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新しい骨董 公開インタビュー(大阪・千鳥文化にて)
ちょうど関西に台風が直撃し、誰もが部屋にこもっていたため街中が閑散としていた2017年10月23日に、新しい骨董の展示が行われていた大阪・千鳥文化にてひっそりとトークイベントが開催されました。新しい骨董のこれまでについて改めてメンバーで振り返りかえったディープなトークショーの模様をボリュームたっぷりで公開します。
日時:2017年10月23日  場所:千鳥文化(大阪・北加賀屋)
出演:山下陽光(途中でやめる)、下道基行(アーティスト)、影山裕樹(編集者)、聞き手・文:���内厚
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新しい骨董が生まれたきっかけ
山下:これ、知ってます? 会場にもまわすのでひとつずつ食べてみてください。グミってもうあまり買わないじゃないですか。だけど、知らない間にこの20年でこんな進化してるのかってひっくり返ったんですよ。
―UHA味覚糖の新感覚グミ「cororo」、こんなのあるんですね。
下道:ほんと、果汁感がはんぱない。
山下:そうなんですよ。これで味覚糖が寿司ネタつくりはじめたらどうなんだってブログを書いてたら、もうね、海老焼売の味がする菓子とかつくってるんですよ。
下道:UHA味覚糖はヤバい、大阪の会社だよね。
山下:ですね。この20年でいろんなことが放ったらかしにされて、これくらい進化してたり、もしくは後退してたりもするんですよ。その典型じゃねぇかなって。
影山:お待たせしました。
―影山さんがトイレから戻ったのではじめましょう。新しい骨董って何なのか。まずは、職業も活動拠点もばらばらな3人がどうやって出会ったのかを教えてください。
影山:最初は、2013年に青森の十和田市現代美術館で「超訳 びじゅつの学校」という展覧会の企画に僕が関わっていて、そこに山下さん、下道さん、小説家の戌井昭人さんをお呼びしました。作品を展示するだけじゃなくて、会期中にいろんな部活動をつくって活動するという、観客参加型の企画で、山下さんは被服部、下道さんは写真部をやってもらったのかな。
下道:観察部です。
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(「超訳 びじゅつの学校」十和田市現代美術館、2013)
影山:そうそう、「下を向いて歩こう」っていうのをテーマにして。そのときに、夜は十和田のスナックを飲み歩いて、その様子も次の日のトークで発表するみたいなこともやってたんです。
下道:当時は、藤浩志さんが十和田市現代美術館の副館長で、影山さんは企画協力という形で関わっていて、僕らを呼んでくれたと。
山下:そうでしたね。
影山:藤さんの家に泊めてもらったりしながら、1週間くらい飲み歩いたりして、そのときに「なにか一緒にやれたらいいね」って話が出たんだと思う。路上観察学会だったりとか、それぞれに共通して興味を持っていることもあったから。
―3人の頭の中には、路上観察学会という共通のキーワードがひとつあったんですね。
下道:いや、どこからその話になったんだろう。
山下:なかった。たぶん影山さんは思ってたかもしれないけど、オレ達は会ったばかりだし。
下道:僕は、何だろうこの人はって感じで、山下さんにビビってたからね(笑)。でも、共通する接点はあるよって、影山さんから少しずつ聞いていて。覚えてるのは、泊めてもらった藤さんの家がものすごく寒くて、スナック行っては帰ってきての繰り返しだったことくらい。
―影山さんが編集者らしく、ふたりを近づけていったのかな。
山下:いや、そのときはそれで終わりますよね。またやろうぜって感じでもなく。
下道:どうやって始まったんだろうね。「超訳 びじゅつの学校」と「新しい骨董」のつながりが明らかなことがひとつあって、ウェブの体裁がほぼ同じ。デザイナーさんも一緒だから。そのつながりはあるんだけど、どうやって「新しい骨董」が立ち上がったんだろう。
影山:具体的にこの3人でなにかやろうかって話は、「超訳 びじゅつの学校」の後、1年くらいしてから、僕が山下さんが住んでた長崎の家に遊びに行ったんですよ。そこで、下道くんとスカイプつないで話してみようかってなって。
下道:そうだそうだ。でも、そのときにはもう「新しい骨董」って名前は存在してた気がする。
山下:オレが覚えてるのは、スカイプ会議をやったときに、こっちはイオンにいて、レジ脇の床が擦れまくってるところ、これって新しいトマソンじゃねぇのみたいなことを言った記憶があるから。路上観察学会みたいなことをやろうって話は、もう出てたんだと思う。
下道:言ってたわ、それ。お互いの興味をすり合わせるようなことをしてたんだね。それに対して、僕は浜辺で拾ったウルトラマンセブンの消しゴムみたいなのを見せて、「僕的にはこういうことかな?」って言ってみたんだと思う。
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―路上観察学会が見出したトマソン、イオンの擦れた床、拾ったウルトラマン消しゴム…と、気になるのはこれだよねという具体的なものを見せあって、だんだん3人が近づいていく。それにしても「新しい骨董」という名前はどこから?
影山:3人で活動するときの名前をどうするかっていうので、新しい路上観察とか、そんな名前をいろいろ挙げてたんだけど、山下さんがどこかで「いやいや、新しい骨董でしょ」って言いきったんですよ。
下道:うん、陽光くんのやってる「途中でやめる」と同じで、グループ名ぽくはないんだけど、すごくばっちりの名前だなと思った。
影山:その頃に山下さんが言ってたのは、雲仙普賢岳のことで。3人でFacebookでアイデアを出しあってたら、山下さんが雲仙普賢岳の話を書いてきて、それは「新しい骨董」のウェブの最初の記事(→リンク)にもなりました。
―その記事を読んでもらうのが早いと思いますけど、簡単にいえばどんな話なんでしょう。
山下:そうですね。雲仙普賢岳の噴火が1991年にあって、土石流で1階が埋まった家が永久保存されてるんだけど、かなり新しく見えるんですよ。しかも、それが完全なレプリカで。埋まった家を掘り起こして、それを移動させて、また埋めて、保存してる。なんだろうこの感覚って。
下道:原爆ドームに似てるんだけど、そのめっちゃ新しいバージョンというか。
―歴史を扱うような手つきだけど、そのもの自体は全然古びてないと。
山下:なおかつ、お土産として土石流を売ってるんですよ、500円で。
―埋まった家はモニュメントになって、土石流はお土産に。
山下:アトム書房と同じなんですよ。
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影山:山下さんは、広島の原爆ドームのそばにできたアトム書房って本屋さんの写真をインターネットで見つけて、これはなんだって調べる活動をずっとやっていて、そのときに山下さんが言ってたのは、インターネットが今の���トリートみたいなものなんだと。骨董、路上観察っていうと実際にある物がベースになるように思うけど、インターネット上にあるそういうものを探していくのが「新しい骨董」なのかなって、この頃からちょっと思いはじめてました。
下道:僕自身は、そういうことはあまり考えてなくて、僕自身はガチで路上を歩くタイプだから、陽光くんのそういう考えかたって結構、衝撃的なことで。だから、僕の場合は、「新しい骨董」によって自分の活動がハイブリッド化すればそれでいいかなっていうことは思ってた。
―下道さんとしては、山下さんの目線に似たものは感じるけども、フィールドややり方が違ってそれが新鮮だった。
下道:そう。その頃、自分で考えてたのは震災後の東北の風景なんだけど、瓦礫が片付けられたところに残された建物、その廃墟のような建物に案内看板が立ち始めてたんです。もう数年前に何もなくなった更地にも、「以前、この場所にはこれがありました」という仮設の看板が立ってるんですよ。 僕はこれまで作品を通して、過去が現在の自分にどうつながっているかを調べながら表現したいと思ってたんだけど、震災が起こった直後から自分がすごく未来志向になっていて、たとえば100年後にこの震災は人々からどう捉えられるかって頭に変わりはじめた。それって、陽光くんが「新しい骨董」のはじめの記事で提示したことに非常に似てるなって思っていて。
山下:僕は今年40ですけど、25歳になったくらいの頃から、子ども時代に流行った遊びが付加価値をつけて、また復活しはじめるんです。それも「ドラゴンクエスト」みたいな、みんなが知ってるものじゃなくて、「これ、ちょっと見落としてたな」みたいなものが1周まわって、価値をつけて出てくる。「熱血硬派くにおくん」とかね。
下道:そうそう。だけど、それってまだ近過去の話で、陽光くんは最初に書いた記事で、もっと先の話まで書いてるから。ここですよ。
”これからさきは少し前を未来にするのではなくて、近未来を過去として予想してみる事にチャレンジしてみる。現在はまったくわからないけれど、2018年に検索されそうな言語を書いて、海にボトルレターを投げるように、書いた文章を投げまくって未来から検索して辿り着いてもらう事を予想しまくる。この文章こそが新しい骨董なんです。”
って、つまり、未来から先回りして過去を考えようと。これはぶっ飛ばしてるなって思った。
―それって、たとえばどんなことをイメージしてますか。
山下:mixiとか。
下道:もっと近いところでいえば、Facebookが「3年前のあなたはこんなことをやってました」って告知してくるのとか、まさに最先端の近過去で。ただ、それではそこまで面白くない。近過去のことを扱うひとはそれなりにいるからね。だから、陽光くんは近過去ではまだ足りないんじゃないかって最初から書いていて、「新しい骨董」は近未来のことを過去として想像してみるチャレンジなんだって。そこまで振り切りたいよね。
裏輪呑み、ウェブショップの誕生
―新しい骨董という名前や考えかたが少しずつ共有されていった過程が想像されますけど、3人以外が新しい骨董を知った、具体的な活動って何が最初ですか。
影山:それは「さいたまトリエンナーレ」ですね。
下道:その前って何もやってない?
山下:ネットで売りはじめてたんじゃない。
下道:いや、それ始まったのはトリエンナーレの下見1日目だから。
―ということは、まだ具体的な活動がはじまってない「新しい骨董」にトリエンナーレから声がかかったということ?
下道:まず僕に声がかかって、最初このトリエンナーレの主軸は、アーティストの新しい作品をドデンと置くのではなくて、さいたまに暮らす人たちとの恊働や新しい場づくりだったし、テーマが「未来の発見!」だったから、僕じゃなくて新しい骨董として受けたほうが面白いんじゃないかって提案したんです。そうだね、トリエンナーレまでは、新しい骨董のウェブ上でそれぞれが気になったことをアップして、意見を交換するだけの活動だったかな。
影山:まあ、みんな住んでる場所がばらばらだから。
山下:なんも覚えてない。どうだったかな。
下道:陽光くんは自分でもブログを持っていて、新しい骨董だけじゃなくて、いろんな興味がひとつになった状態でどんどん自分のブログに書いてたから。僕はそれを見ながら、この文章ってすごく「新しい骨董」の話なんだけどなぁって思って見てました。
―いろんなアイデアや意見がごちゃ混ぜになった山下さんのブログの中に、新しい骨董として発信したい内容も含まれていたんですね。
下道:そう、僕的には。影山さんがそういうことを新しい骨董のブログにあげてよってお願いするんだけど、書き直すわけにもいかないし。だから、新しい骨董感のある陽光くんの文章を僕が引っ張ってきて、まとめサイトみたいにまとめてみたり、そんなこともやってました。
山下:あー、やってたね。
影山:それで、「さいたまトリエンナーレ」に新しい骨董で参加しようって話が出てきて、ちょうどいい機会だし、集まって合宿もできるからって、3人で埼玉で合流して、またいろいろ動きはじめたんですね。
下道:3人で集まって話す機会ができたのは、結構大きかった。埼玉で集まったときに、拾ったものを売ってみようって話も出て、これは瞬発力で形にするべきだと思ったから、その日にすぐ新しい骨董のウェブショップを立ち上げた。
山下:そうだ、浦和のベローチェでね。
影山:そのときには、もう山下さんは新しい骨董に興味をなくしかけてたんですよ(笑)。買うを遊ぶとか、そういう話をずっとしていて。山下さんがつくる洋服も、原価を高くしていかに儲けを少なくするか、いかに安く売らなきゃいけないかってことを話し続けてた。
山下:いちばん安いコーヒー屋で。
下道:そこで新しい骨董のウェブショップを立ち上げて、陽光くんがポケットに入れてた鉄クズみたいなのと下道が道で拾った潰れた紙切れをアップしたら、一瞬で売れたんです。
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影山:それが次のブレイクスルーでしたね。
下道:新しい骨董のウェブショップを立ち上げるときに、陽光くんがずっと言ってたのは、「値段を3000円にしても10000円にしても変わらない。絶対に100円でいいから」って。いくらにしても買うやつは買うし、買わないやつは買わないからって。
―山下さんとしては、売り買いの行為こそが面白いってことですか。
山下:なんだろうね。写真集を本屋では買わないんだけど、夜中のAmazonだと買っちゃうみたいなことがあって。明日は仕事がむかつくなってときに、だまして売られるみたいな感じがあるから。その夜中にポチッとしてしまうのが、3000円じゃなくて300円だったらめちゃくちゃかわいいじゃないですか。しかも、下道氏は本気の梱包をするからね。
―新しい骨董ウェブショップで何かを買うと本気の梱包で商品が送られてくる。スタートした新しい骨董のウェブショップでそれからどんなものを販売してきましたか。
山下:下道氏がうちに遊びに来たときに、うちの娘がまだ当時2歳くらいで、納豆のパックを開けたら下のほうがビリビリって破れたんだけど、それを下道氏が狂気の眼で見てた。「それ、ちょっと金継ぎしたいんだけど」って。
影山:その納豆パックを金接ぎしたのも、ウェブショップにあげるとすぐに売れました。
下道:僕の中に「新しい骨董」チャンネルみたいなものが生まれてきて、気になるものを見つけた瞬間に、これ売りたい!って感じにはなってきたんです。
―ファウンドオブジェクト的な見つけたものだけじゃなく、手を加えたものも販売しているんですね。
下道:拾っただけのものはだいたい100円から200円で売って、手を加えたものはもう少し価値をつけてます。納豆パックの金継ぎも漆を乾かしたりするのに2~3日かかっているのにそれを2500円で売ったら、さすがに妻が怒ってました。
―何やってんだと。
下道:そう。他にも、ある朝妻が食パンを焦がしちゃったのを、捨てないでさらにじっくり焼いて炭化させて真っ黒にして、それも「焼きすぎたパン」として売りました。水分も何もかも全部飛ばしたら、カビることもないし、何百年と保つから。妻の朝の失敗を永遠に凍結して、未来に残す気持ちです。
―いい加減に怒られますよ。
山下:面白いのが、それ、2枚セットなんですよ。1枚焦げたからじゃあもう1枚って、レプリカとして完璧に炭化したパンを下道氏がつくって。
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―そういったエピソードも購入者には伝えますか。
影山:買った人にはエピソードをプリントアウトしたものも送られてきます。
―ウェブショップには、一見、ゴミにも見えるものが並んでいますけど、ひとつひとつ物の来歴から、サイズや素材、発見日も記されて、だんだん美術作品のようにも見えてきます。
下道:僕的な密かな楽しみはそうかも。自分としては、現代アートでできないことが新しい骨董だったらやれると思って、続けてきたところもあるので。自分自身ではいつもは恥ずかしいからやらない”アート的”な行為を少し素直になってみる感覚もあるかも。
―現代アートだとできないことって?
下道:いや、僕自身がただできないこと。例えば、沖縄で路上で車にひかれてぺちゃんこになったコカコーラの空き缶を拾ってすぐに販売サイトにアップして売ってみたり。あと、拾った落ち葉も送料込みで350円で売ってるんですけど、これ、ドイツのカッセルで拾ったヨーゼフ・ボイスが植えた木の落ち葉なんですよ。でも、象徴的なアイコンとか有名作家の引用とか、そういうのの組み合わせでやっていくとなんか「現代アートっぽく」なってしまうなぁと。
山下:1万円ぽいってことですよね。
下道:そうそう!作家としては悩みながらそういうのとはなるべく距離を取っていた…。だけど新しい骨董でこれを100円で売るのなら面白いかなって。だから、なんか今まで実はやってみたかったことを、新しい骨董で遊ばせてもらってるなって思います。
―影山さんが売ったものってないんですか。
影山:ありますよ、ひとつ。たぶん自転車から壊れて落ちたカギ。ただ拾っただけなんだけど。
―影山さんが新しい骨董に期待してるのは何でしょう。
下道:どうなんすか、何を期待してるんですか。
影山:新しい骨董のウェブショップに関しては、わりと下道カラーが全面的に出ていて。
下道:そうね、僕メインでガーデニングみたいに日々耕しています。
影山:あとは、山下さんが言う、あり得ないくらいの値段が安いっていうのも反映されてるんです。だけど、山下さんってその値段の話もそうだけど、すぐに捨てちゃうんですよ。
山下:秒速で飽きるんですよ。与沢翼なので。
―話をちょっと戻すと、さいたま���リエンナーレの準備段階で、新しい骨董のウェブショップが立ち上がったと。
影山:裏輪呑みもそこで生まれたものだよね。みんなで京都へ行こうって話もそうだし。
―では、次は裏輪飲みのことを教えてください。
山下:ダイソーで売ってる強力マグネットラックみたいなのがあって、それを上下ひっくり返して街の自販機とかにつけたら、そこがカウンターになって街のどこでも飲めるんですよ。
―街のあらゆる場所が立ち飲み屋に。
山下:そしたら、街の見え方が全部変わってきて、そこに磁石があるか否かで見るんですね。ここならいけるとか。スクランブル交差点で飲んでても、自然に街に溶けこむ。そのカモフラージュ感がハンパねぇなって。
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(裏輪呑みを紹介した記事はこちら→リンク)
―どこからそんなことを思いついたんでしょう。
影山:みんなでダイソーに行って、これがあれば街で飲めるじゃんみたいな話になったんだよね。
山下:もとはと言えば、オレが東京に遊びに来たときに、影山氏と御徒町で飲む機会があって、金持ってるヤツが酒買って、刺し身買おうってなったんだけど、影山氏はまさかの100円ショップで椅子を買ってきたんですよ。
影山:お風呂用の椅子でした。山下さんは、高円寺で「場所っプ」て店をやってたときから、路上で飲んだりよくしてたから、好きかなと思って。
山下:地べたリアンだったからね。だけど、その椅子があることで、地べたで飲んでてもオレらはもう店に来てるぞ、みたいな意識になったんですよ。で、帰りにその椅子をもらってコインシャワーに行ったら、あ、椅子があるから座れるわ。東京の答え、これで出たなと。
―どこでも座れる椅子が東京の答え。
山下:東京にいるとどこかに座るだけでいくらかお金を払わなきゃいけないのに、100円の椅子があるだけでどこでも座れるなって。ただ、路上に座ってるとヤカラな感じもあって、タチが悪い。それが、裏輪呑みだとただ人が立ってる感じしかしないんです。
影山:ダイソーで見つけた後で、試しに何時間か裏輪呑みをやってみたら、駅前の交番前でも全然怒られなかった。これってすごいんじゃないか、さいたまトリエンナーレの作品もこれでいいんじゃないって話になったんですよね。夜も泊まってた旅館でこれ(強力マグネットラック)見ながら飲んでね。
下道:そうだった、すごい発明だなって。
山下:シャッター商店街に対する答えだからね、これ。もう店を開けなくてもいい。
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影山:裏輪呑みは全国に広がって、マネをする人が増えたのが大きかったですね。今年も山口のシャッター商店街で裏輪呑みをやった人がいて、それは商店街の人にもちゃんと交渉してました。
下道:この前、沖縄でもやってたよ。ダイソーに集合して。
影山:だけど、裏輪呑みは新しい骨董とは関係ないんです。
―副産物みたいなものでしかない。
影山:わりとバズったりはしたんですけどね。
―みんなで京都に行ったという話はどんなことでしょう。
下道:裏輪呑みをみんなでやったら面白いのではと、さいたまトリエンナーレに出品の企画として提案したんだけど、アルコールだったり路上で勝手にやる事がなかなか難しくて。
影山:そのときに『京都おもしろウォッチング』(路上観察学会・編/新潮社/1988年刊)という本を見て、ちょうど30年前に路上観察学会のメンバーが京都へ行って、面白いところを見つけるみたいなことをやってたんですよ。じゃあ僕らも京都の同じ場所へ行って、同じものを見つけようって京都旅行をしました。行為のコスプレって言いながら。
山下:その本に掲載されてる場所をひたすら探して、赤瀬川原平たちがどの道を歩いたかってことを特定しまくったんですよ。それはすごく面白かった。
影山:本の表紙に写ってる、人の顔が描かれた角石をいきなり下道くんが見つけちゃうんです。ただ、その角石も30年経ってるから、隣りの家にズレてたりして。そのときのことは、京都新聞でも記事になりました。
―角石(かどいし)、敷地の隅に置かれた石ですね。このときの京都旅行は、新しい骨董としてどこかに発表してるますか。
山下:ブログにオレが書くって言って、まだ書いてないんですよ。
下道:でも、いつこの本(「京都おもしろウォッチング」)を入手して、京都に行くことになったんだろうね。
山下:…あまり酒飲まないほうがいいね。
ボトルキープ、月刊 新しい骨董の発行
山下:いやー疲れましたね。クソつまんねぇグループの立ち上げ話を聞かされて。
―いやいや。
山下:早く終わんねぇかなと思って。今の話をしたいんですよ。去年の話とか、もう無理だから。
―さいたまトリエンナーレがどうなったかは聞かせてくださいよ。
下道:もういっこ、あちこちの店で「新しい骨董」の名前でボトルキープするってのも始めたんだけど、陽光くん、もう飽きてるよね。
―誰でも「新しい骨董」の名前でボトルをキープができて、そのボトルは誰でも「新しい骨董のボトルください」と出して飲んでいいというやつですね。ボトルキープをする意味については、新しい骨董のブログ参照(→コチラ)ということにしましょうか。だけど、トリエンナーレでアルコールはダメだったんですね。
下道:ボトルキープだとある程度特定のお店たちのみとの繋がりになってしまうのも��メだったのかと思います。ただ、浦和って大熊猫氏を筆頭にすごく呑兵衛が多くて、イカれた名店もあったりして、この時期にいろんな人が入れてくれたボトルキープはいまだに多くが呑み継がれていますし、100本到達記念で浦和の「ねぎ」にメンバーも集まってみんなで飲みました。
―では、それ以来ですか。
下道:そうだと思いますよ。
影山:いやいや、今年の新年会で1回会ったじゃない。単なる飲み会だったけど。
―そこでこれからの新しい骨董をどうしていくかという話も出た。
山下:いや、出てない…出たっけ?
下道:そのときに僕としてやりたいって話したのは、月刊 新しい骨董で。
―月刊 新しい骨董というのは、2017年1月にいちど発刊されているメルマガですね。
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影山:下道くんが新しい骨董のウェブショップをリードしてきて、そこにあげた物はどんどんソールドアウトになって、で、裏輪呑みは全国的に広がってきた。それはいいんだけど、やっぱりもうちょっとインターネット的なことをやりたいねということで、新しい骨董のウェブマガジンを立ち上げましょうって話になったと思います。
山下:そうだね。それで、オレらが月刊 新しい骨董に原稿を書いて、その文字数が3000文字だから、それに対して3000文字書いてきたらそのメルマガを読めますよってことにしたんです。文字数の等価交換。これは大変なことになりましたね。読んだこともない文章が3000文字送られてくるんですよ。
下道:500文字しか送ってこなかったら、500文字だけ送って、のこりのテキストは塗りつぶして送るってコンセプトで。ここで生まれた副産物もいっぱいあるし、ほんとに文字数の等価交換というのは非常に面白い。だから、そこをもうちょっとやってみようよって、ぼくは新年会で言ったんですよ。
―副産物ってたとえばどういうことですか。
下道:わけわからない日記みたいなものが、僕ら3人だけに送られてくるんだけど、3000文字って言われても、何を書けばいいかわからないから、実はこんなことで悩んでるんですとか、うちの近所にサーファーがいて…とか。でも、それを読むのは3人だけ。
山下:でも、面白いですよね。
影山:うん、面白い。
下道:文字の等価交換ってすぱっと決まったコンセプトで、すごくいい。でも、その副産物的な部分の面白さは、陽光くんが最近出版した『バイトやめる学校』(山下陽光・著/タバブックス/2017年7月刊)では、本だけではなく読者が直接感想や悩みを送ってきていたりしたそれに応えているのに続いているのかな。
―山下さんとしては、文字の等価交換のアイデアはもういいやって感じですか。
山下:いや、面白いですよ。ただ、もう、オレは「これ面白いでしょ」みたいなことはもういいかなと思っていて。みんなにもっと余裕があれば、その面白いことで笑いたいけど、いまの世の中の状況で、「オレがいまから面白いことを言います」ってやっても、「いや、明日早いんで」って感じになっちゃうでしょ。
―笑えない状況だと。
山下:そうなんですよ。表現みたいなことを仕事にしてると、「オレはあいつと違って」みたいに、ちょっと蹴落とさなきゃいけない部分とか、ほんとは儲かってないのに儲かってるふりをしないといけないとか、それが結構ヤダなと思っていて。だからといって、真面目に勤めあげて、まったく面白くない仕事で20万とかもらって、空いた時間に好きなことをやるんじゃなくて、そうじゃない、もうちょっと違う状況をつくれるんじゃないのって思うんですよ。
影山:そうだね。
山下:ここから先は、ちょっとうさん臭くなるのでアイツ酔っ払ってんなと思ってもらっていいんだけど、なんかね、「楽勝っす、儲かってしょうがないんすよ」って言ってたら、ほんとに儲かってきちゃうことって多いんですよ。「世の中クソですよ」って言ってたら、ほんとに嫌になってきちゃうんだけど。だから、社長の自伝とか自己啓発本に書いてある「人の悪口は言うな」とか、あれ、わりと本当で。で、オレも結構せめぎ合いなんですよ。周りに裸の女が50人くらいいるけど、そこには一切触れず、性欲ゼロパーですって言いながら、歩いてるみたいな感じ。どうやっても儲かるって話がめちゃめちゃ転がってるから。
影山:なのに眼をつぶって歩いてるんだ。
山下:そう。もう話すら聞きませんって感じで。それが超大変なのに楽しくて。昨日も京都のイベントがひとつ中止になったから、「途中でやめる」の服を売る機会がなくなって、それで今月の家賃が払えないんですよ。ヤベェぞと。だから、いそいで服を送り返してもらって、すぐに通販にアップして、売れたお金を銀行の口座からおろして家賃を払うってやらないと、もう、うちは破産するんです。
影山:そんな感じなんですね。そこ気になってました。
山下:だけど、それは100%売れるんです。あるものは絶対に売れるから。それがプラス50万になろうが、プラス1億だろうが、あんまり関係ないなって。このお金、誰が喜んでるんだろうって話でいえば、うち、最近、畑をはじめたんだけど、向かいに住んでる管理人のおばさんが「植木屋が刈っていった落ち葉がいっぱいあるんだけど、いる?」って落ち葉をくれるんですよ。向こうは落ち葉を捨てるための市指定のゴミ袋代が浮くし、こっちは腐葉土にして使えなくもないからって、これ、どっちがありがとうって言うべきなのか。ようは、払ってもいいし払わなくてもいいし、どっちでもいいっていうのが最高の世の中で。オレはそういうことをやりたいなと。
影山:僕もローカルをテーマに地方でいろんなことをやってるんですけど、地方って泥臭いことがいっぱいあるわけですよ。地方でのクリエイティブの仕事、特にデザインや編集ってお金が見えないから、その対価が現物支給だってこともリアルにある。それを見える化していくのも面白いかもしれない。
下道:そうだね。そこ、実は結構あるのに、見えてないもんね。ただちょっと思うのは、陽光くんの場合、全力で自分の生活を見える形で自分で賭けて生きるってことに100%で挑戦している人間で、僕はアーティストと言う生き方だと、やはり美術館は街や国が運営をしているし、だから絶対に自分だけで100%自立して生きていけないジレンマがある。だから、新しい骨董の活動っていうのは、僕的には、今まで疑問に思っていた別の自活して生きる方向の実験場って考えている。100%でそういう生き方を憧れる人は多いけど、本当に陽光くんみたいに100%で行なえる事ってなかなか難しい。
影山:高円寺でやってた頃の山下さんは、考えてる面白いことと自分の生活がもう少し切り離されてましたよね。
下道:しかも、もっと表現ということを考えてたような気がする。
山下:おうおう、考えてたね。
下道:だけど、いまは表現みたいなものは全部なし、みたいになっていて。わかるんだけど、そこを表現としてどう出せるかっていうのは、どう考えてるの?僕はやはり表現者として生きたいと考えているけど。
山下:思ってはいたんですよ。震災の後くらいまでは。でも、また原発がドカンといったら、そんなこと言ってる場合じゃないでしょうってなったら、オレがこれを信じてますってことが無意味なんだなって。だから、どうやって生きていけばいいかって超根源的になるしかなくて。いま、オレができているこの暮らしって、わりと誰でもできるんじゃないですか。みんなやってくださいよって言ってるつもりだけど、「なんかオレとは違うっす」みたいな距離ばかり見つけられて。いや、そうじゃないんだよってもんもんとしてる。
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影山:山下さんは、アクティビスト的になってきてるんですよね。僕も本当はもっとカルチャーの仕事で食っていきたいんですよ。だけど、それだけでは難しくなってきたときに、その外側に食い扶持ができてきて、じゃあ、生活をどうクリエイティブにしていくかというところにシフトせざるを得ないところもある。で、アーティストもそうなりつつあって、作品をつくってるだけじゃなくて、生き方まで考える時代になってきた。カルチャーと生活の境界が曖昧になってきたとして、そこをどう楽しむか、実験するかというのを新しい骨董がやればいいんじゃないかなって気はするけどね。
山下:いや、オレは別にそんな食えなくてもいいっすけどね。
下道:でもね、陽光くんがどれだけ振り切った生活を見せても、みんなが同じようなセンスを持って100%で生きていくのは難しいんじゃないかな。
―売り買いを楽しむとか、骨董と名付けた意味をもういちど考えてみるのもありな気がします。
下道:ものすごく安く売るとか、文字の等価交換とか、新しい骨董がやってるのは価値の遊びだとは思います。ただ、何もないところからガンと打ち破って、少し前へ進むってのが価値のひとつめなんだけど、それって難しいし、結構周りには見えない。前衛の人たちってそのタイプだと思うけど、それが1周2周とまわった後に、アイツは価値をつくったんじゃないのって掘り起こされて、世間が気づくことがあると。陽光くんはそのゼロからイチみたいなことをしきりに言ってる気がして、だけど、僕にもそれは見えたり見えなかったりで、やっぱりあれいいよなって後で気づくこともある。僕の場合は、その陽光くんの投げ捨てていった物を「新しい骨董」のフレームで集めて延長させる感覚はあるな。
山下:しかしこれ、完全に飲み屋の話でしょ。イベント終わってからやるやつ。
影山:今日はこういうことを話し合うために集まったからいいんだけど、あとは二次会で話の続きをやるとか。
下道:ですね。
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ayumi-yasunaga · 7 years
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秋の守護神・エビチューの魔力
フォールターンオーバーが徐々に本格化してくる季節、個人的にはブレードベイトやクランキングとボトムワーミングの使い分けが初秋攻略の鍵になってくるのではないかな?と考えています。ターンがきついエリアではチャターベイトやスピナーベイトをメインに、水の感じをみてクランクベイトに変えたり抑えにボトムワーミングで攻略していくようなイメージ。昨年の今時期、超ドまぐれで釣れた霞ヶ浦の55cm、3kgちょいの悪ノリバスもエビチュー4インチによるボトムワーミングでの釣果。しかし今考えても絶対まぐれで来るサイズじゃないよね(汗)
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いやー壮観な画ですね〜!これにチャンジャがあったら白飯5杯くらいいけちゃうかも。上がうちのグリタソが釣った亀山ダムのロクマル、下が青野ダムのロクマル。東西のスーパーハイプレッシャーレイクでロクマルを魅了するルアーってあんまし聞いたことないと思いません?そんなこともないのかな(笑)しかしエビチューって何でこんなにデカバスを引きつけるのでしょう。特に春、秋の気候が安定しないような時期に威力を発揮する傾向にあります。もはや威力というより魔力に近いと僕は思っているのですが、その魔力の秘密は一体どこにあるんだろ。と思ってた矢先、釣り仲間と話していたらエビチューのことを『これ、世界一カッコイイチューブワームですよね!』って言ってたんです。それで謎が解けました。あ、コレってチューブワームなんだ!ってね。
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「中空構造のテナガエビ型ソフトベイト」っていうとどことなく普通のワームにちょっと工夫したんかなって感じですけど、チューブワームっていうと全く話が変わってくる。チューブワームってソフトベイトの中で一番ワームらしくないワームだと個人的に思ってて、理由は色々あるんですがチューブワームを使ったことのある人ならピンとくるはずなので割愛します。とにかく、友人の言葉をヒントにエビチューを見る目が大きく変わった瞬間でした。タフってる時や不安定な時期にコイツで釣れる理由が何となくわかってしまった。エビチューはチューブワームなんですよ、チューブワーム。プリスポーン時期やスモールマウスに強いって事実もこれで繋がった。チューブワームとエビチューは使い時が似てるのであります。僕の過去の釣りにおいて一年の隙間を埋めてくれる存在だったチューブワーム。すっかり忘れてたわ、、、世界一かっ��いいチューブワーム。いいこと言ってくれるじゃないのさ!
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あの55UPが釣れた理由の一つがなんとなく判明できて良かった。借りた竿に、そこに転がっていたからという理由で付けたエビチューが、あの日、あの時においてはベストな選択だったんだな。後になって気づいたけどね。ある意味これも温故知新なのかもしれませんね。
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霞デザインの若きエビチュー使い、吉井くんと高木くん。吉井はBOSSから『エビチューマン』と命名されるほどエビチューを溺愛し、エビチューに抱かれてもいいと本気で思う数少ない奇行派アングラーの一人。本当に良く釣ります。で、エビチューが好きすぎて縦スト、ベジテーションインサイド攻略用に高木くんが発明した・エビチューバックスライド仕様は破壊力抜群です。彼は誇り高きバックスライダーです。エビチューバックスライドでの霞ヶ浦攻略は近日Youtube霞デザインちゃんねるで公開予定ですのでお楽しみに!てか夏終わるのに今頃バックスライドの動画公開かよっ!って言われそうですが、来年も夏は来ますので・・・w
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さて、今日の最後は僕自身が実際に使用している秋のワーミング・具セレクト。10〜12lbフロロに3.5〜7gのライトテキサスや直リグをメインにしていくわけですが、具・リグ共になんてことはありません。どこにでもある霞水系超ド定番ワームのZBCスピードクローをメインに、バスが連れないそぶりを見せたなら一回り小さいバークレーのダブルホッグで様子をみます。それでもバイトが出ない時はプレッシャーが原因だったり、何らかの理由でバスのコンディション的な問題があってワームの波動が強すぎたりってことも秋はよ〜くあるのですがこういう時こそエビチュー4インチの出番。その前に一つ断っておきますと、霞デザインフタッフだからと言ってむやみやたらに霞デザインルアーを押し通すわけではござんせん。そこは贔屓せずにちゃんとローテーションの一角に入れて試作品だろうが製品版だろうが時間をかけて厳しく吟味します。「どのタイミングが使いどきなのか」を知っておかないと、ちゃんとみなさんに良さをお伝えできませんからねぇ。ま、結局のところエビチューで釣れちゃうことが多いんですが・・・w
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スモラバも夏に引き続き抑えに持っておきたいルアーです。ノンスタックジグ2.7g、3.5g+エビチュー2.5の組み合わせが申し訳ないほど大好評なんです。「とにかく根がからない。だから釣りに集中できるんで釣れちゃうんですよ〜!」と嬉しいお声をたくさん頂戴しております。本当に有難いことです。ちなみに最近スタッフの間ではエビチュー大小共に写真の『エビザリ』カラーが流行しているようです。毎回そうなんですが釣れるカラーは僕の所には一向に回って来ません。きっとこれはスタッフたちの策略に違いない(笑)。
それではまた!
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azure358 · 4 years
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--深海人形-- アビシャル パワーズ〜Landing Corps of Cryptid Hitogata.
ーーWer mit Ungeheuern kämpft, mag zusehn, dass er nicht dabei zum Ungeheuer wird.
Und wenn du lange in einen Abgrund blickst, blickt der Abgrund auch in dich hinein.
ーーFriedrich Wilhelm Nietzsche
※…Twitterの自アカウントより引用(※…一部、修正、若しくは、改変)。
※…呪術と男塾の軽率コラボ注意(※抱き合わせ商法なんて言うな ※迫真)。
[[MORE]]
…罦傑「…女に付き合うより、男と交流している方が気楽で良いぜ〜〜(…確かにモテるが、すぐに貢げと言われる男より)。」鴻元くん「…何?女と言うのは理想の存在では無いのか?(真面目)」罦傑「…御前、女を二次元でしか知らねぇのかよ?(←これ)」鴻元くん「…二次元?(お惚け)」…罦傑は女の性質をよく知ってるけど、鴻元くんは知らない。みたいなネタ(※対称的)。
…野薔薇「…罦傑おじさん、イケメンおじさんじゃん〜(※…時間軸が極!!あたりのネタ)。」真希「…イタ飯かシースー奢って〜(※茶化し)。」罦傑「…バブル期の女かよ(※真顔)。」
…五条先生「…男塾の授業には、相撲があるらしいね。遊んでるのかな?(五条先生は男塾が嫌い)��…因みに、虎杖を激しく殴ったら、『存在しない記憶(例:東堂、脹相御兄ちゃん辺り)』を植え付けられて、『(最終的にはいずれ)超親友(ブラザー)』になる(先生関係無い)、
真依「…私、独眼鉄先輩が好きだわ……(趣味病気)。」東堂「……(東堂的にも、受け入れがたいが、受け入れた)。」
…雷電「…うむ!あれは世に聞く!」(※高専勢全員無視)雷電「……(此れだから今の子は……)。」飛燕「…ちゃんと、知っているのか!雷電?!ぐらいは言ってやりなさい (…此れだから今の子は)。」
…真人が、無為転変の為に、桃らへんに触れたら、ちゃんと『男塾魂』を感知出来るのかが気になる(※…領域展開・最終痴漢電車の方でも可)。
…七海と夏油(…と言うか、歌姫冥々硝子含むあの世代)も男塾嫌いでしょうね(呪術勢の一部に相当嫌われてる塾)。
…五条先生の場合は、『ジェット機』の部分が、『R-9/02 ラグナロック II』になる(※多分)。>https://twitter.com/chihiro70/status/1283756158465933312
…罦傑が、海外勢への知名度を挙げてる(英語で書かれた罦傑のfandom記事が凄い上位に来る)のは、ワイか某絵師さんの何方かが発端やな(十中八九某絵師さんがMVPなので、誇って良いです ※空母直結ネタなんて言うのを、あんなの描いてしまってすんません ※機械に繋いで可愛がってあげようと思って)。
…某絵師さん、☆矢勢でもあるから(※…御存知の通り、☆矢は海外勢ウケが凄い 、其処から、罦傑も知られて行くんだろうね(※…下手したら、☆矢の方のスピンオフに出てくる奴と思われてたりして笑)、良かったね(※罦傑ちゃんと愛されてるね)。…罦傑も平気で嫁推しを機械に直結する奴について行く訳ありません(※当然)。
…流石、男塾屈指の、『御人形さん感(※罦傑鴻元魁桃と同カテゴリ)』で一躍人気者になった漢である(※嶺厳)。
…マケドニア三兄妹とカミュ将軍と脹相お兄ちゃんとウェイン兄弟の『御人形感(※概念)』良い(※…最後のは違うやろとか言うな)。
…深海人形。…深海の様に暗い世とTumblrの底で這い回る(※地獄のテキストコンテンツ ※結局地獄かい)。
…『深海』と『地獄』と『深淵』って、英語では全部同じ『Abyss』なんだよね。…『Abyssal Dolls』,『地獄のギミック・パペット』。…こいつ様から御前等への有難いファンサービスだ!受け取れぇ!(※IV並)。
…「…三浦くんの次は自分か」みたいに思いたく無い。…神風特攻隊でも無いのだから、もっと安らかな気持ちにさせて欲しい。
…科学は、人類と我々をも越えようとして居る。(※鬼滅のナイフキャッチコピー)。
…過ぎ去りし時代へ、そして、悲しむべき未来へ。(※呪術凱旋キャッチコピー)。
…嶺厳もそうだが、人殺しの機械より、人の命を救う機械の方が、良いじゃないか(…何方にしろ、もう人間じゃない)。
…ワイも零くんと同じ気持ちです(零を売れない漫画扱いすんな 実際あまり売れて無いらしいが…… 銀金には、出来と質の良さで勝てないし……)。
…零くんと涯くんは、基本的に、立場が凄く厳しいな(※…言う迄も無くカイジの所為ッ…!)。…このまま行ったら、マミヤさんもか、或いは、マミヤさん以上に更に辛くなるかも…?(※三人とも応援してる☆ZE)。
…すぐ、キリストの名に於いて、不利な方、爪弾きにされて居る方の味方をするこいつ様(※偽善者)。
ーー神は、知者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選び、有力な者を無力な者にするために、この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれたのである。ーーコリント:1:27~28
ーーそれは、どんな人間でも、神の御前に誇ることが無い為である。貴方方がキリスト・イエスにあるのは、神によるのである。キリストは神に立てられて、わたしたちの知恵となり、義と聖とあがないとになられたのである。それは、「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりである。 ーーコリント:1:29~31
…メジャーな人気者を辱める為にマイナーを、ストシリーズを辱める為に、コーディーと基地ガイを、男塾を辱める為に罦傑(生体機材にされた事で有名な?人)と鴻元くん等の七牙編入生勢を、援用し、応援して居る振りして地獄に叩き堕とし、利用するこいつ様なんて死ねば良いのに(※皆そう思ってるよな?)。
…鴻元くん:ウェイン兄弟、脹相御兄ちゃんと並ぶ、『漢(※萌えキャラ)』枠で、斧使い。『バトルモンク(※FE覚醒のクラス ※女版はバトルシスター)』と言った方が近い。元々、寺の跡取りお坊ちゃまとして大切にされて来たのか、原作の時点で、可也の天然(※罦傑と対になる)。
…ドラグーン マイトの雷庵くんは、鴻元くんに似てる(※…外見は鴻元くんで、中身は三面拳を足して三で割ったの)。
…やっぱ、公式の深海棲艦ってスゲーわ……まるで敵わない(※当然)。
…トキ兄さんは、自分を男らしくしたくて、女みたいに思われるのが、嫌で、敢えて、髭を剃らないきらいがある。割とトキ兄さんの心の闇だね(※…そうでもないと、素直に髭を剃らない訳がないんだよね ※…あと、アミバ様とか言う、偽物野郎の所為)。
…基本、清潔とか人に与える印象を気にする人が髭を剃らない訳がない。トキ兄さんの場合は、特定の人間(※知り合い・困ってる人・患者・そこら辺を荒らすモヒカンと外道等)を除いて、人を避けてる風でもあるしな。…その前に、アミバ様と言う名のパチモンが居るのが悪い(※これ)。
…トキ兄さんが髭を剃らないの、見た目と実力を一致させる、…って言うのもあるな(※…それと、ひたすら、実力は全然其れ程でも無いのに、自分を大きく見せようとする卑怯者もトキ兄さんの身内にいましたね)。
…トキ兄さんは、軍隊で重宝されるタイプの人間やな(※従順で、教えれば卒なく何でも出来る、臨機応変にも長ける ※拳法と北斗神拳しか出来ない人材にしたのがいけない ※…あと、生まれと育ちが悪い)。
…KINGとシスコンセクハラ兄貴と聖帝さんは深海棲艦カラー似合う(※…あと、呪術の子達も)。
…落ち着いて居て、誠実だから自殺したのです。それが分からない人は、誰も自殺をしない。これは確実です。
…よしかげくんは、何だかんだ言って、自分の人生を真剣に生き過ぎた。適当に生きれて居れば、誰も不幸にならなかった。哀しい莫迦だ(※容赦無し)。
…『頭御花畑幼稚園児系庶民(…と言う名の人間性が賎民 』が多いから、基本、皆が皆、エゴイストで、他人が自分より優れて居ると、此れが何が何でも許せなくなるんですな(※マジ付き合うの面倒ダゾ) >https://twitter.com/gerogeroR/status/1285021941850497024
…昔のサイト漁り楽しいねww(塾サイト漁ってて某蒼傑狂い絵師さんのページ見て爆笑してたww 自分も人の事を言えない)。
…今迄、『男塾をRシリーズ(互いに同期の存在)と混ぜた奴(=バイド)が居ない(…同人趣味関係とは違う方面での頭ドクサレが居ない)』と言う方が、異常だと思う(※…私に言わせれば)。
…五条先生「…僕は、かつて、最強だったアレです(かつて彼は最強だった参照 )。」コーディー殿「…俺は、かつてメトロシティの英雄でした(…今は、ただの屑白豚野郎です)。」
…中身と見た目を掛け離れさす事で、なるべく、見た目の時点で、初見殺ししようとするワイ(…そして、其処ん所の気質が合わない北斗)。
…富樫と虎丸と蒼傑(…に限った話じゃ無いけど)は、拙作作中に出なくて良かったなwwどんな仕打ち受けるか分かったモンじゃねぇからなww(大爆笑)
…暗くて冷たくて、重苦しい深海にただ一人……(此処で眠る、エンライトメント・悟りの中で……)。
…ナナチは、捨て子時代、生ゴミ漁って食べてたけど、塾生は其う言うの許されないの?(…んなぁ?といたいけに)。
某塾儲「…男塾は人が死なないギャグ漫画だから推しが死ぬのが嫌な人にオススメww(ニチャァ…)」ワイ「…だから、生体部品にしたで。故障もしないし長持ちしてええ感じや(下衆顔)」
某塾儲「…男塾は推しが死んでも生き返るww(神漫画)。」ワイ「…宝石の国も丁度、同じ様な話や。混ぜたろ(御目目キラキラ)。」
…よく、呪術のキャラはイキリばっかりって言われるけど、男塾のキャラも皆が皆殆どイキリでさ、…結局は、鼻につくイキリかそうで無いかって事らしい(※結論)。
…泊鳳vs脹相御兄ちゃん(※多分後者の勝ち)。
…脹相お兄ちゃんは、鴻元くんか紫蘭にすら勝てるかも(※…御兄ちゃんっょぃ)。
…嶺厳は、伏黒(※恵の方)に勝てるでしょ(※布教楽しい)。
…伏黒は、あかざ殿に勝てるから(※相性・初見殺しゲーで)。
…25年前…、…もう既に、スト1945やらSW3(※その翌年にガレ)やら所か、とっくの昔に、カプコンの19シリーズがあった時代。そんな物を、戦後と言うか高度成長期以降生まれの若者が知って居ても、戦中世代の祖父母が知らない時代。…そして、今年は、終戦75年……。
…最終鬼畜閣下(※エイジス)。
「…俺、人間見てて分かるもん。…人間の、人生なんて生きるに値しないよ。人生自体からして其うだよ。…其れだけは全人類、皆平等だ。良かった。死んだ方がマシの人生なんて、如何見ても、ありきたりで、ありふれてるから。…本当に、俺に殺された方が、マシの人生ばっかり。」…嘲笑う様に真人は言う。
ーー愛ほど歪んだ呪いは無いよ。
「…確かに、愛は呪いだ…。…其れが無いと、誰も生きて行けないのだから。」
…諸君、私は『自分の為』と言う言葉が嫌いだ。繰り返す、私は『自分の為』と言う言葉が嫌いだ(純粋に虫唾が走る)。
…『罦傑愛護団体(=※蛇達)』の抗議が日に日に烈しくなって居るが(※続編描きたい)。
Q,…『罦傑愛護団体(※主な構成員:蛇)』が煩いから何とかして(※下衆顔)。A,…死んでください(※的確な回答)。
Q,…『紅空』、…もし、これが、『ギャグSS』だとしたら、我々は、一体、何を笑えば良いでしょうか? A.…御前の人生を笑え。
…△あなたに向けてつくられたものではない ⚪︎莫迦に向けて作られたものだから(※遠い目)> https://twitter.com/katsufootball/status/1286162589844516865
…莫迦向けだからウケるんだよ(※真顔)。
…罦傑とUD様、確かに、頭の中がボクボク(※擬音)してる所はそっくり(※確信)。
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ayumi-kikuchi · 6 years
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2017観た映画ベスト
1.この世界の片隅に / 今年入籍したこともあり、夫婦の映画としてもベストと言えるこの映画を今年は1位に。クラウドファウンディングでもアニーメーションでも作り手の魂を感じる映画はやはり、力強い。のんちゃんの声がキャラクターに命を吹き込んでて、この世界の片隅に自分をみつけてくれたことに感謝するくだりは思い出してもぎゅっときちゃいます。
 2.彼女がその名を知らない鳥たち / 去年のマイベストは「オーファー・フェンス」でした。蒼井優ちゃんが映画に出ると、なんだか画面が締まるんですよねえ。主演女優賞は今年も蒼井優ちゃんなんですけど、なぜかドラマに出てたのに、そのドラマは見逃しました...フィルモグラフィも俳優オブザ俳優って感じで。役への埋没感を半端なく感じる女優さんです。白石監督は前作の「日本で一番悪いやつら」もパワフルでしたが、狂気を感じさせるは映画の韓国映画に名作が多いですが、日本でもこういうおっかない映画を撮れる監督が出てきたか!って感じで。旭川出身で、キノでツーショットも撮らせていただいたので、ますますファンになりました。この監督が撮らなかったら、多分まったく違った映画になってた作品かと。ロクでもない登場人物をここまで魅せられる監督はなかなかいないです。
 3.ダンケルク / ノーランは今や大御所ですが、「メメント」をちゃんとキノで公開時に観て、そっからずっと追ってる監督なので、ドヤ顔したいと思います...映画館で観るべき作品を近年撮り続けている監督なので、金を払って映画を観るという行為自体を興奮させてくれる監督としてありがたい存在。もう、家で快適に観れるようになると、こういう体感も含め映画館に行く動機づけをしてくれないとなかなか足を運ぶのもいろいろ金銭的にも大変なのが庶民の実情ですので...。テクニック的にすごい作品が増えてきましたが、「ダークナイト」のようにキャラクターにもディープにハマれる次回作を期待したいです。
 4.光 / 前作の「あん」が素晴らしくて、引き続き永瀬正敏主演ということで、見に行きました。画づくりの美しさにも前作から驚いて、河瀬監督もけっこう食わず嫌いしてました。ストーリー性と画力が両立してる映画って意外と少ない気がします。セリフなしでもぐっときちゃうシーンだらけ。ただ、ヒロインが永瀬さんの力量とバランス悪くて、この映画の内容なら敢えてなのかな?とも思いましたけど。。。そこだけちょっともったいないというか。。。ジュリエット・ビノシュと永瀬さんの次回作も気になります。日本から最も世界に近い監督って感じで、山田孝之の番組での絡みが面白かった。。。もっと河瀬節で山田君をけちょんけちょんにしてほしかったですね。。。。
 5.雨の日は会えない、晴れた日は君を想う / ジェイク・ギレンホールはフィルモグラフィが好きな俳優のひとり。イカれた男を魅力的に体現するという意味では蒼井優ちゃんと同じ臭いがします。狂ってくほどに愛おしい。最後ちょっとご都合的に大団円しましたけど、バリキャリのサラリーマン時代より、少年と一緒に遊ぶ間とってもまともな人間に見えるあたりの人物造形が秀逸
6.永い言い訳@シアターキノ / 西川さんの映画はあんまりにも人間が怖いとこまで抉られて描かれてて、観るのにちょっと覚悟がいるので、躊躇してたらだいぶ見逃してましたが、監督がティーチインでキノに来る!というので、これは観に行くしかなーい!と。「ゆれる」ほどビビる映画ではなく、いけすかなさ前回のもっくんがまっとうな男竹原ピストル演じるシングルファーザーの家に潜り込んで、人間らしくなってく愛おしい展開なんですけど、こういうどうしようもない大人って最近、みなくなっちゃったなあ...友達には欲しくないけど、こういう人もいないとドラマが生まれないっていうか、なんか、楽しくない...みたいな人。もっくんてほんとにこんな感じなんじゃないかと思うくらいハマり役で、監督との往復書簡がどっかに載ってたんですが、本編並みに面白かったです。
7.コルビジェの家 / 西川さんの選んだ一昨も同時に観ることができました。こういうの、いいよなあ。なんで永瀬正敏の選んだセレクションがイオン江別だけ公開されないのか...小樽では観れるのに...はあ...がっかり...自分では見つけることができない名作に出会えたという感動でした。憎めない変人って大好き。どっちがまともなのか、という。
 8.散歩する侵略者 / 今年9月は誕生月で見たい映画ラッシュでした。そのうちのひとつがこれ。大学生くらいの頃は食わず嫌いだった黒沢清監督作品でしたが、「岸辺の旅」をみてから好きな監督になりました。独特の暗い感じがありますけど、根っこのところでディープな夫婦愛を見せてくれたり、矢口監督と並んで、作家性の高いジャンル監督。漫画原作ラッシュすぎて、やっぱりオリジナル���画がいいなあと今年はつくづく思いました。昨年度の「クリーピー」は原作があったと思いますが、ここまで黒沢清カラーに染めれる監督であれば、もうオリジナルと読んでもいいのかと。。。寡作の岩井俊二もこれくらいコンスタントにオリジナル作品を公開して欲しい監督です。「リップヴァンウィンクルの花嫁」もすごく良かった。
 9.三度目の殺人 / 是枝監督がサスペンスに挑戦して、福山と役所広司でシネコンで、という映画でしたが、家族物できてた興行よりいかなかったんじゃないかなあ。スリリングな秀作で見どころはあったんですけど、是枝監督じゃなくても撮れたような作品という佇まいで。ただ、違うジャンルへの挑戦は続けてほしいなあ。なんでそんなに福山くんと組みたがるのかは謎。。。まだ是枝さんの作品との必然性みたいなのを感じないのは私だけでしょうか。。。河瀬監督と永瀬さんの相性はすっごくいいのに。是枝さんなら井浦新とかとがっつり組んでてほしかった気が。。。トークショーで熱望してたソル・ギョングとかアジア系の俳優さんとも組んでほしいです。チャン・チェンとか。あの盟友チャン・チェンの次回がSUBU監督の新作みたいで。。。合うのかな。。。チャン・チェンとフェイ・ウォンの共演を是枝さんでみてみたい。来年も北海道来てくれるかな監督。。。追い続けている監督がいるというのは嬉しい。中学生の時の自分に目の付け所良かったねえと言いたい笑
 10.ああ、荒野 / 前後編で1週間づらしての公開というチャレンジをしたかと思ったら、一ヶ月後にツタヤに並んでました...菅田くんもヤン・イクチュンもすっごいいい、近年稀に見るパンチのある日本映画なんですよ。ただ、ミニシアター臭がする映画なのにシネコンで公開したけど、客層づれした感がありありなちょっともったいない感じの映画でした。ドキュメンタリーからミニシアター系、重厚な映画とジャンルも縦横無尽な岸善幸監督は今後ちょっとチェックしたい監督です。
11.湯を沸かすほど熱い愛 / 昨年度ミニシアター系のロングラン作品で気になってたのに見逃してたのがこれと「マンチェスター・バイ・ザ・シー」主人公がちょっと淡々と壮絶な目にあってた感は似てますが、女は逞しい。。。痛すぎてしんどいシーンの最後はユーモアなセリフで乗り切る逞しい登場人物たちが素敵すぎます。あんなイケメンイケ女な両親持ったら確かに妬まれそうですが。。。ドロップアウトした男が似合いすぎるオダギリジョーくんだけど、あげまんならぬあげちん俳優かも。。。共演する女優さんのサポート上手です。浅野忠信とドラマで今クールおいしい共演も見せてくれて。ついにドラマでみれちゃうんだ!と「刑事ゆがみ」続編希望。
 12.イップマン 序章 / このドニー・イエンを観ると、日本のアクション映画とかみれなくなっちゃうんです...超一流のカンフーの美技はただただ美しい。「奥様は取り扱い注意」とかドラマが流行ってましたけど、この映画みたら、スローモーションに見えちゃって...脚本の金城一紀くんも映画フリークなはずだから、あのドラマの仕上がりに満足してるとは思えないんだけど...いいのかな、あんなの映画化しちゃって...と、言いつつ、突っ込みどころ満載で最後までみちゃいましたが、あれはドラマで十分かと。。
 13.スター・ウォーズ 最後のジェダイ / この映画は先日アップしたので。。とにかく、みんなで見れる、語れる映画がまだあることの幸福、これにつきます。「共有」する話題が多様性によって減ってきてますから。ジブリやSWとか、みんなが知ってる映画の存在も大事です。
14.怒り ティーチイン@シアターキノ / 李 相日監督は、ご本人が俳優やってもいいんじゃないかと...思ってたので、ミーハー気分で、監督が観れる!と思って、足を運びました...「怒り」は初回観た時、やっぱり重くて、ふへって正直なりましたけど、「後味がいい映画だけが映画じゃない」みたいなことをティーチインで監督がおっしゃってて、感情に刺激というか、ぞわぞわしたり、いろんな感情を勉強してきたのもこの映画の世界からだったよなあとつくづく...。俳優さんたちがみんな李さんに追い込まれてるなあ(もちろんいい意味で)という、俳優さんの「顔」をディープに感じる映画でした。妻夫木くんはまじでリアルでした...
15.スノーデン / 事実は小説よりも奇なりとはよくいいますけど、現実の方がよっぽどスパイアクション映画よりも、ヤバいっちゅう話です。亡命中の本人がちゃんと最後にでますけど、アメリカのロクでもないプライバシーの侵害に嫌悪しつつ、こういう映画も同じアメリカで製作されるという...才能とテクノロジーも使い方を間違えると、世界を破滅させますね...有り余る才能って幸福じゃないよなあ...
16.トレインスポッティング2 / 序盤痛々しいおっさんの同窓会に参加した気分で、メンバーに再会。終盤に向け、夢と折り合いをつけてく世代にさしかかった哀愁に没入。華やかな青春時代を送って、その逆襲に合うとこうやって老けちゃうんでしょうか...あんだけやんちゃな映画を作っておいて、オリンピックの芸術監督になったり、あの映画のあと、一番スターダムにのしあがったのは、監督のダニー・ボイルさんかと...映画より現実がキラキラしちゃってさ
17.ハドソン川の奇跡 / クリント・イーストウッドが撮ると、「奇跡」の瞬間のドキュメントが「九死に一生」スペシャルみたいな安っぽくならないのがさすがです。ここまで抑えても事実はきちんとドラマチック。
18.サウスポー / 今年は主演男優賞はジェイク・ギレンホールです。娯楽大作からインディーズ、ちょっとしたアクション映画まで、なんでもこいの頼もしい俳優さんに。ぬくぬくのソファに横になって、破滅的なヒーローにドキドキするっていう...映画の美味しさたっぷりにどハマりさせてくれる映画でした...なんか、ロクでもない...
19.人生フルーツ / 素敵な夫婦の話です。映画の紹介は簡単でも実践は困難なのが、こんな夫婦生活ではないでしょうか?手仕事の美しさ、生活の美しさ、丁寧さの美しさ。生きることの素敵さ。こんな風に生きたいなあという夢を観ながらみなさん映画館に足を運んで、超ロングランしている...すごい。
 20.彼女の人生間違ってない / 廣木監督は知らずにけっこう作品をみてて、この映画のティーチインで「ヴァイヴレーター」と「娚の一生」が同じ監督と知ったという。。。この映画みたいなパーソナルなテーマと次回作の「ママレードボーイ」も撮れるというレンジが半端ない監督はどんな人かと思いましたけど、北野組の俳優さんみたいな監督でした。強面だけど、優しそうというか。福島原発絡みのドキュメンタリーは多々製作されて���も、オリジナルストーリーで公開は夕張で見たキム・ギドク監督の問題作「STOP」くらいで意外と少ない。パンクな魂持ってないと仕上げられないのかなあと。どちらの作品も監督のトークと一緒に見れてよかった。想いを聞いて見るのとではちょっと違うかなという作品。あ、キム・ギドク監督の新作まだ見てなかった!みなくちゃ。。。また夕張来るかなあ。。。
21.サバイバルファミリー / 矢口監督は「ひみつの花園」の頃からのファンで、毒っ気が大作になるにつれ抜けてきてるのが若干残念ですが、ジャンル映画として大好きですね。直木賞作家の作品を観る感覚に近い。オリジナルエンターテイメントできちんと作りこんできてくれる外しがない監督さんです。こないだ「ハッピー・フライト」見直したら、キャスティングがめちゃくちゃ豪華。これだけ名優が出てたんだ。。。深津絵里にあんなダサい服を着せれる監督も矢口さんが信頼されてる証拠かと。。。次、誰で撮るんだろう。男ガ主役になってから興行若干落としてる感も。。。
 22.マンチェスター・バイ・ザ・シー / 寒々とした街の風景が北海道でこういう映画作ってほしいなあという気持ちに。網走を思い出したりして。ケイシー・アフレックの名演技がこの映画の哀愁の肝でした。
 17.マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ / すっごいいい映画だったのに、途中疲れてうたたねしちゃったのでこの順位ですけど、いい映画でした。近頃のイーサン・ホークの作品選びがやばい。日本もアイドル映画は多いのに、ジュリアン・ムーアのやるような年代の女優さんのいぶし銀の名演技が見れる映画少ないですよねえ。。 
18.溺れるナイフ / 少女漫画もこれくらいきちんと映画
19.ジョイ
20.インターステラー
21.ラ・ラ・ランド
22.キングスマン
23.ミス・シェパードをお手本に
24.WOOD JOB!
25.信長協奏曲
26.ベイマックス
27.ニュースの真相
28.ぼくが命をいただいた3日間
29.武曲
30.アズミ・ハルコは行方不明
31.アナと雪の女王
32.許されざる者
33.ベストセラー
34.壊れた心
ひとまず、アップ
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chin3gahondana · 7 years
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鷹取愛さんの本棚 in京都
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京都で6年半暮らした鷹取愛さん。古本と紙雑貨のお店homehomeの人であり、「京都ふるどうぐ市」や「太陽と星空のサーカス」などイベントや展覧会の企画を多数行って忙しくしてる人。2017年5月、京都を引き払って東京へ戻るという、その引っ越し直前に家を訪ねて、その本棚を拝見しました。
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――(朕)引っ越し準備で本も結構、処分しちゃったとか。
鷹取(以下、鷹):もう1段くらい棚があったけど、「東京蚤の市」とかに出しちゃって。かわいい雑貨みたいな本はもう全部売っちゃった。
――卒業した本。
鷹:うん、卒業。
――反対に言えば、残された本はまだ卒業してないということ。
鷹:そうかも。『火星の人類学者』(著・オリヴァー・サックス)は、学生時代にこれで評論みたいなのを書いたことがあって。例えば、急に目が見えなくなった人とか、体の一部を失った人がそれ以外のところが発達していくって本で。なんで、体とかこうなんだろうって。昔から廃墟がすごく好きだったんですよ。そこにかつてあったものとか、結構好きで。
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――痕跡みたいなものですね。
鷹:うんうん。妖怪とかね。だけど、京都って意外に妖怪が少なくて、水木(しげる)さんの本でも、京都の妖怪って少ないんですよ。
――妖怪以上に怖いものがいるんでしょうね。
鷹:ねえ。そうだと思う。妖怪もいられないような街(笑)。
――廃墟の痕跡って具体的なものですけど、『火星の人類学者』の話はもうちょっと精神的なものですよね。
鷹:そっちも好きなんです。この本の話をbgm(gallery and shop。五条モールにある)の大久保(加津美)さんとしてたら、大久保さんが「僕が跳びはねる」みたいな本を貸してくれて(『自閉症の僕が跳びはねる理由』著・東田直樹)。まだちょっと読んだだけですけど面白い。人のなんだろうな、人間だけど通じないことがあるとか、言葉でもわからないことがあるとか。そういうことにも興味があって。
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――学生のときに論文をって言ってましたけど、心理学かなにかやってたんですか。
鷹:桑沢デザイン研究所に行って、その時にとってた授業でなんだったかな、御手洗(陽)先生がこういう話が好きで、いろいろと薦めてくれたんです。クラゲは影で世界を察知しているとか、ハチは花を形で判断するとか。
――デザインを考える手前に、世界を認知する仕方にまで思いをいたすのはよさげな授業ですね。
鷹:ねえ。難しいことは私、得意じゃないんですけど。絵描きの山口洋佑さんって友だちがいて、宇宙のこととか話しはじめると止まらずにしゃべる感じなんですけど、その人に中沢新一を教えてもらって、よく読みました。
――『アースダイバー』とかのことを思えば、深層に入っていくという点では通じるかも。
鷹:つながるかわからないけど、だから、つげ義春もすごく好きなんです。
――大きな作品集がありますね。ちょっと高そう。
鷹:ううん、たしか下鴨神社の古本市で1,200円くらい。
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――つげ義春の本がいくつかあります。
鷹:こっちは、帽子屋のしゃっぽさんという人がいて、浅草の帽子屋の息子なんですけど、一時期、沖縄で古本屋をやっていたこともある人で、しゃっぽさんのセレクトする本がすごく好きなんです。
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――帽子屋のしゃっぽさんがセレクトした古本。アラーキーの本も結構、目につきますね。
鷹:この『恋する老人たち』(著・荒木経惟)をすごく好きな友だちがいて、まりっぺって今、東京の八丁堀でスペイン料理屋をやってるんですけど、その日によってこの本の好きなページを開いてトイレに置いてます。まりっぺとは学生時代に『ぼんくら』ってフリーペーパーをやってました。
――フリーペーパー『ぼんくら』! それも読んでみたい。
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鷹:荒木さんは、最近また新しくなって出た『さっちん』をまりっぺから借りて、その写真から銅版画をつくったことがあります。予備校の授業で銅版画があって。そこからすごくアラーキーに執着するようになって。 いちばん好きなのは『春の旅』。チロちゃんって猫が亡くなるやつで、4年くらい前かな、表参道でその展示をやってて、会場を5周くらいして、5周ともぜんぶ泣いて。たぶん、あんまりお金がなかったけど、がんばって買った本だったと思います。
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――アラーキーの限定900部の写真集。『春の旅』というのも出てたんですね。
鷹:写真家さんがすごい好きで。いちばん好きなのは牛腸茂雄さん。桑沢(デザイン研究所)の写真の先生で、牛腸さんと同級生だった先生がいて、その三浦(和人)先生が牛腸茂雄のほぼ全作品を見せるような展覧会を三鷹かどこかでやってました。
――牛腸茂雄も桑沢デザイン研究所の学生だったんですね。『牛腸茂雄 1946−1983』、その回顧展にあわせて出された1冊ですね。
鷹:三浦先生のポートレイトもどこかに載ってます。目が大きくてすごく見透かされてるような気持ちになって、すごく好きな先生でした。
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――牛腸茂雄のカラー写真というのもあるんですね。
鷹:これは、いまでも桑沢の授業課題であって、暗室に入っていろんな形を組み合わせるって授業で。私もやった。まったく一緒。
――牛腸茂雄って同時代じゃないけど、大好きなんですか。
鷹:ほんとだ、まさに私が生まれたくらい(に亡くなってる)。けど、その三鷹の展示はすごかったですよ。今、行方不明になっちゃった、仲良かった友だちと見に行ったんですよ。
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――そのこととセットで思い出す。
鷹:思い出す。桑沢の同級生でキドコロって友だちで。卒業してしばらく経ってから行方不明になって、その4年後くらいに突然、私の誕生日に本が送られてきて、その本があるはず。
――そんなドラマのある本が。
鷹:これだ。なんか、すごい本で。
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――奥山民江という画家の画集。独特なタッチの絵ですね。
鷹:昔、流行った曲とかが入ったCD-Rと共に。すごいよね。桑沢つながりでいうと、今は『POPEYE』とかでイラストを描いてる三上数馬って男の子が、学生時代にこういう雑誌をつくってました。
――ガチンコな漫画雑誌。すごい力作ですね。
鷹:これを毎年出して。三上くんはずっとこういう絵を描いてきたので、すごい。本をつくるの、お金もかかるし。いや~本を見せるの、楽しくなってきた。
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――学生時代の記憶にまつわる大事な本が続々ですね。
鷹:ほんとに。でもちょっとビール飲もうっか。実家から金麦が送られてきたから。いりますか。
――いただきます。
鷹:あと思い出深い本だと、これ。『イヌイットの壁かけ』は超大事な本。表参道のIDEEの壁に絵を描くみたいなバイトを学生のときにしたことがあって、その時にこの本が売っていて、店員さんがいろいろ説明をしてくれて買ったんですけど、ほんとにいい本で。戦争とか恐ろしい出来事が繰り広げられてるけど、絵がすごくよくて。形をマネして描いたりしました。
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――本のつくりもいいですね。
鷹:でしょう。めちゃくちゃいいいじゃん、最高。
――イヌイットにも興味があって…?
鷹:全然ないです。私はいろいろテキトーなので何も知らないし、その後も突き詰めるとかはなくて。その時によかったらって感じで。すいません。
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――いや、でもこの本はいいですね。このいろんな壁かけを本にまとめようとした動機もよくわからないけど、こうして本になってみると、確かにすごくいい。
鷹:3年前くらいに三軒茶屋の生活工房かな、で展示をやってて、それもよかった。これは一生、大事な本ですね。あと、好きな本は…。
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――笑福亭鶴光の本が気になりますよ。
鷹:この本(『続・かやくごはん』著・笑福亭鶴光)は、家が看板屋なんですけど、ずっとお父さんが鶴光のラジオを流してたんで。だから、小学校から帰ると鶴光の番組を聞いてて。しかも、お父さん、マムシとかをお酒に漬けてて、小学校から帰ると飲むものが赤マムシドリンクとかだった。1本しか飲んじゃいけないって言われて。
――鶴光の番組に赤マムシドリンクの小学生時代! ぐんと成長できそう。でも、この鶴光の本、表紙がやけにかっこいい。
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鷹:中もいいんですよ。あんまり読んでないけど。…めちゃくちゃな本だな。
――昔の本って自由ですよね。
鷹:自由だった。ほら、「もしも女だったら」「if」って書いてある。こういう謎のデザイン、いいなあ。
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――急に投稿欄がはさまったり。
鷹:私が最初、勤めてた文房具屋さんでも雑誌に「文房具、売ります」って投稿して、連絡があった人には手づくりのカタログを送って、そこから注文をもらうってやり方でした。
――いまどき、そんな物の売り方があるんですね。
鷹:ヨーロッパの文房具を扱ってたんですけど、今はもうないです。
――看板屋で鶴光だったことを思えば、最初に見せてもらったつげ義春とか、自然につながってきますね。鷹取さんの普段からはそんなに昭和を感じることはないですけど。テキトー
鷹:唐十郎の芝居とかめっちゃ行ってました。下北沢のスズナリ劇場とか。その隣りの映画館はいきなり閉まっちゃったんですけど、そこで杉作J太郎の舞台挨拶付きの短編上映も見に行って。その頃、すごい青春だな。
――『下北沢物語』という本もありますね。
鷹:うん。通ってた高校がシモキタから2駅のところで、その頃はカラオケ館にしか行ってないんだけど、高校の頃の打ち上げとかもシモキタで。いまは謎の駅になっちゃって、いろんなことが悲しいけど、この本に載ってるみんなの話、すごい面白いです。
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――そうそうたるメンバーが書いてますね。
鷹:柄本明さんとか、三軒茶屋とかシモキタでよく見かけます。10年くらい前までやってた「うさや」って駅前の飲み屋で飲んでたら、その息子が来たり。
――柄本佑さん。そういうエピソード、東京っぽさを感じます。
鷹:そんなのでもないけどな。芸能人ってよりは普通に。たとえば、京都でも街を歩いてたら、知り合いの山下(賢二)さん(ホホホ座)に会うような感じで、その街にふつうに住んでる人って感じで。この本読むと、シモキタが好きにな���。うめのくんが仕入れてた本だったと思う。
――homehome店主のうめのたかしさん。この度、鷹取さんと同じタイミングで京都を離れて、実家の北九州へ。
鷹:この本もいいかな。古本で買ったら、めっちゃ落書きがしてあって。
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――1日ごとにその日にあった出来事などをまとめた本。書きいれてあるのは、きっとこの日、誕生日の知人の名前ですね。
鷹:ここに書くんだなぁって。けど、よく見ると、いろんな字がまじってるから、飲み会とかやった時にみんなで書いちゃったのかなって。
――巻末に索引もついて、ちゃんとしたつくりの本だけど、最後の12月31日の後に謎のイラストがあったり、突然、カレンダーが挟まったり。
鷹:最高ですね。なんで今こういうムダがないんだろう。
――なかなか企画書に含められないから、こういうページは。
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鷹:ムダ系な本、いいな。もっと見せたいな。
――『宇宙人の死体写真集』もありますね。
鷹:うん。これも内容のない本で。
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――だけど、やけに状態がいい。古本屋で見たら買うかも。
鷹:買っちゃうよね。ムダ系じゃないけど、これもなかなか。普段見ると、具合が悪くなる。たぶん、あまり開かないほうがいい本。ちゃんと元気な時に読もうって。
――『韓国の仮面』。仮面はこわいですね。よく、この近距離で撮影したな。
鷹:そういう系のも好きです。
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――その横には島尾伸三夫妻の本も。
鷹:チープなのに憧れてるのかな。なんだろう、あーそうだ、今、ちっちゃいものをすごく集めてて。小さい人形とか。
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――そのノリですね。洋書系の本もまだ開いてませんでした。
鷹:これは下鴨神社の古本市で買ったんですけど、超ヤバイ。ヘンリー・ダーガーも好きで、それとはちょっと違うけど、なんか刺さったり、死んだりしていて、うわっ痛いって感じの、それも好きなんです。すいません。
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――えぐめな場面をヘタウマタッチで描いてて。
鷹:怖いんだけど、馬の形がすごくかわいかったりして。ヘンリー・ダーガーもそうですけど、さみしいところも好きです。1,000円くらいで買ったと思います。
――インディアンの歴史みたいですけど、何を描いてるんでしょうね。
鷹:字とかはダサくてちょっと読めないから、そこは見てない。ガチャガチャしたものが好きなのかな。フンデルトヴァッサーも好きなんで。でも、最近は全然開いてませんね。
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――あ、このあたり(の棚)はZINE、ミニコミ的な感じで。『やだ』、タイトルもいいですね。
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鷹:早稲田の学生だったキーチャンって面白い子がいて、いいんですよ。東京で知り合う面白い人は、早稲田の人が多い気がする。
――いかつい表紙のもあります。
鷹:鈴木哲生さんってデザイナーの人が、グループ展『大恐竜博』で売ってた漫画。話も超面白いですよ。
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――岡本綺堂の原作で。ツカミがすごい。
鷹:このあたりのがよかったら、これも好きだと思う、『車掌』。
――あ、僕も結構持ってます。
鷹:いいですよねー。なんかマジメじゃないのがいいのかな。デザインもちょっとかっこいい。
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――今こそって感じのミニコミですけど、最近長らく出てない気がします。 鷹:なんか真面目じゃないのがいいんだなあ。 ――遊ぼうと思っても意外に遊べない。 鷹:デタラメでいいのにねえ。意外と生きていけるんだよね、デタラメでもね…。
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――背がなくて積んであるのはZINE関係ですね。大きさがバラバラやし、本棚ムズいですよね。 鷹:ね、わかんない。これは、新宿眼科画廊でやってた展覧会の図録。 ――1回行ってみたいんですよね、新宿眼科画廊。 鷹:これは、IIBA galleryって、神戸でデザイン事務所がやってるギャラリーができて、最初の展示が横浪(修)さんで。そこで作ってた本。 ――三宮ですよね。 鷹:すごいいい空間。 ――本もいい作りですね。 鷹:あと、こういうの。すごく昔の本で、Gomaとか杉浦さやかさんとか、イシイリョウコさん、すげさわかよさん、落合恵さんとか。山村光春さんが仲良いメンバーと作ってた。こういう本、今意外と無いなと思って。 ――「初恋BOOK」。言うても10年経ってないですよ、2009年発行だから。 鷹:あ、そっかー。
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鷹:これ、テニスコートって学生時代から見てる友達のコント集団が、ライブの時に公演の後みんなに渡してるフリーのZINE(『私物』)。
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――すごい! こんなん配ってんねや。 鷹:牧寿次郎さんデザイン。 ――フリーで配られたんですか? 鷹:そうなんです。テキストや漫画、テニスコートがやってるラジオなんかがあって、懺悔シリーズ。クレームがあってそれに対する返信の手紙みたいな連載があるんですけど、超イイ本なんです。
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――関西に来てないですよね。 鷹:一度プリンツに呼んだことがあります。 ――その時は、ラジオのCDとか配ってましたね。 鷹:うんうん配ってた。ずっとデザインが立花文穂さんだったんですけど。 ――立花さんが作ってる雑誌で連載してるじゃないですか。それでも見てました。 鷹:そっか、『天体』…じゃなくて『球体』。ちょっと前の『BIRD』って超おしゃれ雑誌で…あ、ないわ。もう売っちゃったかな。 ――女の子の雑誌ですよね。 鷹:特集の最初の1ページ目で、リーダーの神谷さんが文章を書いてて。それがすごくズレてて面白かったんですけどね。 ――へえ。それにしても、この冊子はだいぶ凝った作りですね。こんなんくれるんやったら絶対行くなあ。
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鷹:これは学生時代の同級生の二艘木洋行の、共同っていう東京の駅に昔あったギャラリーで展示をやってた時のZINEなんですけど。 ―この方の絵、以前にどこかで作品を見て、謎やなーって思ってて。つかみどころがないっていうか、まさに現代アート感。桑沢の同級生?
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鷹:あ、そうです。イラスト研究会っていうのを一緒に作って、一緒に毎週絵を描いて講評してました。 私は彼の絵がすごく好きで、毎回講評の度に持って帰って、カラーコピーさせてもらってスクラップして。 ――ええ〜。そんなに! 鷹:もう好きすぎて。 ――この振り切った装丁も、作品と合ってますね。 鷹:うん。で、ニソくらい変な人でいうと、この今度この家で展示(鷹取さんが引越しに際して住んでいた家で「小田原亜梨沙×山フーズ×山ト波展示会」を行った展覧会。5/18~5/21)やってもらう小田原亜梨沙ちゃんも、すごく変なんです。彼女は何回も同じ絵を繰り返し描く。同じ情景を何枚もちょっとづつ違う形で仕上げる。顔を少しリアルにしたり、簡易にしたり、というのを繰り返したりする。石とか岩とかがよく出てくるんですけど。
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――何のシチュエーションやねんっていう。
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鷹:頭の中の記憶を辿って描いていて。参加者の過去の記憶をヒアリングして、刺繍入りのTシャツを作るワークショップもやってます。 ――ほほう。絵もいいけど、刺繍もかわいいですね。 鷹:そうなんですよ。 ――このカクカクっとしたね。 鷹:かわいいを超えてくるんですよね。 ――ちょっと(イヌイットの刺繍と)似てますよね。 鷹:似てるかもー! ――これやばい。
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鷹:犬とパンを食べあってる。いいよねー。 ――いいですね。 鷹:亜利沙ちゃんの展示もしよかったら。 ――きますよ。 鷹:山フーズとのコラボ作品を作ろうと思ってます。絵の中に本物の食べ物があったり、絵をちょっとくりぬいて、本物を組み合わせたり、とか。 鷹:そうだ、もう1個見せたいものがあったんだけど…(ガサゴソ)。あ、これこれ! 私の「山と波」のロゴも作ってくれた加瀬透君が結構前に作った漫画本。あ、でも2011年か。
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――へえ。 鷹:桑沢の後輩。 ――いいなあ、面白い人楽しいなあ。 鷹:はい、次、この本なんですが、私も結構デタラメなんで、タイトルとかを決めるときにいつも参考にしてるんです。 ――そういう本あるよね。
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鷹:ヨーンじいちゃんの話し方が突拍子もなくて、目次も「ヨーンじいちゃん、舌をだす」「ヨーンじいちゃん染めものをする」「ヨーンじいちゃん、三角パンツ」とか。
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――意味がわからん(笑)。どうやったら買えるんですか、こんな本。意味わからなさすぎて買いづらくないですか? 鷹:ね、なんで買ったんだろう。 ――まあでも、これ(推薦図書)ついてるから、その世界では有名なのかな。確かに、自分じゃない言葉が欲しい時ありますよね。 鷹:もう一本金麦飲んでいいですか(笑)。
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――そっち(棚)全然見れてない。漫画とかあんまり無いですか? 鷹:漫画は…少ないね。 ――つげ…ですかね。
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――詩集あるじゃないですか。 鷹:これね、私の本じゃないんです。人が置いてった本で。返さないといけない。 ――確かにちょっとノリがちゃいますね。 鷹:安部慎一も好きですよ。
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鷹:この間、安部慎一展が3か所でやってました。 ――そっか、今人気なんだ。 鷹:安部慎一のすごいいい漫画ですよ。 ――安っ! 500円。 鷹:すごいですよね、それ。シリーズで2巻もあるんだけど、見つからないですね。 ――これはなかなか。
鷹:で、これいい本。『猫のジョン』っていう。
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――へえー、どっちやねん、っていうね。 鷹:これもいいんだよ、『フルフル』。表紙のクマがベロでてるやん、いいなあと思って買ったの。
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――そこ1点で(笑) これだけなんかノリが違いません? 鷹:そっか、なんか変(笑)。 ――変で好き? 話も「ししゃもという魚を見たことありますか」って…。 鷹:あんまり読んでないから覚えてない。 ――まあ、そんなねえ、覚えてられないですよね。本ってほんま覚えられない。 鷹:覚えられないなあ。あと、尊敬している人の一人。沢野さん、すごく好きです。
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――お〜! そんな本あるねんや。山登ってる人ですよね。ふーん。この本もいいですね。 鷹:いいですよね。 ――いいなあ。やっぱりずっと売れない、手放せない本たちですか? 鷹:うん、引っ越しに際して、すっごい手放したけど。 ――それでもなお。 鷹:そうですね。これ、『西荻夫婦』とかも多分一生一緒に読むだろうな、と思います。
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――ふむふむ。読んだことないなあ。 鷹:結構苦しいです。 ――ここへ来る前、トランスポップギャラリー行ったんですけど、少し前にやまだないとの春画企画をやってたみたいですね。 鷹:知らなかったー!
鷹:あ、懐かしい、これも思い出深い。二十歳ぐらいにお世話になった、埼玉のyuzuriというお店で買ったのかな。
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――いいですね、これねえ。 鷹:ホホホ座の山下さんも大好きな本だって話したことあります。 ――山下さん、意外に真面目な本好きですもんね。
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鷹:蛭子さんの本もいいですよ。 ――脱力系とちゃんとしたものと、両方好きなんですねえ。 鷹:蛭子さん好きです。私ももっとテキトーに生きたいですねえ。 ――なかなかねえ(笑)。
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鷹:東京でテキトーだと、ちょっと本当にマズいのかなと思って。 ――東京で何をするかは決まってないんですか? 鷹:実家の看板屋さんの手伝いもしようかなと思ってます。 ――ええ〜。看板屋、面白いじゃないですか! 鷹:そうなんですよ、今まで関わっていた人たちとも一緒に仕事ができるかもしれない、と思って。親ももうすぐやめてしまうかもしれないし、最後に一緒に働いてもいいかな、っていうのもあって帰ろうかなと。 ――看板屋、場所はどこなんですか? 鷹:地元は町田市です。 ――あ、それで町田の図書館の本が…。 鷹:そうなんです。 ――僕も最近、20年ぐらい借りてた本をこっそり返しましたけどね。 鷹:大丈夫でしたか? ――わからんように置いてきた(笑)。
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鷹:この本は、表紙とこれ(写真右の雑貨)がすごい似てて、買っちゃった。似てない? ――まあ似てるけど…気持ち悪いと思いつつも買っちゃうやつですね。GIFアニメとかで似てるの見たことあります。 鷹:最後にこれ見て欲しい、tupera tuperaが昔に作った『MUSHI HOTEL』。
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――へえ。 鷹:虫研究者が虫研究のための、虫をなくしちゃって。泊まったホテルで、こんな変な場所でいっぱいいたっていう。良い本。 ――うまくやってますね。
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鷹:で、私が生涯一番好きな画家のnakabanさんのいいマンガです。 ――確かにいいマンガ。 鷹:こっち(写真右)は、nakabanさんに1ページめ描いてもらった木のノートです。 ――木なんだ、これ。 鷹:木に版を刷ってる。このノートには、私が毎日マンガ描いてたの。 ――えーっ。貴重なやつ出た。日記代わり? 妄想? 鷹:本当にあったことを描いてた。
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――いいっすねえ。 鷹:本当? もう止まっちゃって、こんな最後余っちゃったけど…また描こうかな。そういえば、横山雄くんのデザインで、「ニコラ」っていう東京のお店が発行するZINEにマンガを描いたので、よかったらみてください。 ――なるほど、また見てみます。
鷹:何度もごめんね、あとひとついいですか。専門学校の時に撮ってた写真。
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――濃いですねえ。
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鷹:これいい構図でしょ? ――男くさいですね。 鷹:これは高校の写真。東京農業大学の付属に通ってて。それの野球応援で、応援してるとこ。大根踊りっていうのをやるんですけど。 ――点を取ったら? 鷹:1点取ったら1大根踊り、2点取ったら2大根踊り。 ――名前がダサい…。
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鷹:なつかし〜。 ――S✳︎M✳︎Lっていうのは? 鷹:子供、大人、おじいちゃん、かな? わかんないけど。 ――年齢? 鷹:年齢かな、年齢だと思う。当時からテキトーだったんです(笑)。もうこれは治らない感じだね。そんな感じでした。 ――いえいえ、かなりたくさん教えていただきまして。ビールまでいただいてしまって、ありがとうございました。
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(2017年5月に訪問)
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nakanaka100177 · 11 months
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美容室ヘアースタジオラピス 浦安浦安の美容院ヘアースタジオラピスでは似合わせ骨格補正カットや似合わせカラーやストレートが評判らしい
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ayumi-yasunaga · 7 years
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今年の夏は・・・
ここんところくにブログ更新してなかったので久しぶりにキーを叩いてますが、アレですね。ブログって定期的に書いてないとどうやって書いていいのかすっかり忘れてしまいます(汗)さて、最近の僕はと言いますと新居に引っ越ししてから早2ヶ月。いただき物の夏野菜を主食としながらようやく生活のペースを掴んできたかな?という感じです。ただ、引っ越してから車の調子がよくなくて新しい車を買わないといけなかったり、仕事で使ってるiMacが壊れて新しいiMacを買わないといけなかったりと何かと物入りな日々。
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そうそう。新しい家に引っ越してからグリーンライフに目覚めました。観葉植物を育てるのが楽しくて仕方ないのであります。ちょっとづつですが家に緑が増えて、毎朝植物の世話から一日が始まるようになりました。写真はお気に入りのお店。大栄町にあるボタニカルカフェのBreedさん。僕にグリーンライフのスイッチを入れた場所です。こちらでみたビカクシダのベイチーというオーストラリアの乾燥地帯に生えてるカッコイイ植物に一目惚れしたのがそもそものきっかけなのですが、店主さんがイケメンで超ワイルドな風貌なのに、植物を見る目が我が子のようでなんだかすごく愛に溢れている本当に素敵なお店なのです。
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見たこともない珍しい植物たちが、所狭しとセンス良くレイアウトされています。カフェも併設されているので、眺めているだけで何時間も過ごせてしまいます。当然ただ大人しく黙って眺めているだけじゃ気が済まず『これはなんていう種類ですか!?どうやって育てるんですか!?』と、店主さんに質問攻め。もちろんそうやって多少のうざい客感を出しながら我が家のベイチーはこちらで購入させていただきました。いつか珍しい品種のビカクシダも育ててみたいのですが、まずは我が家のベイチーをしっかり育ててから、ビカクシダの癖をしっかり掴もうと思います。
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まだまだ小さな株ですけど、今のところ順調に育ってくれています。ベイチーは日当たりのいい場所で基本放置!乾燥気味に育てて、水をやるときは一気にたっぷりと!がいいようです。あまり過保護にすると成長が遅くなったり葉がもろくなったりしてしまうようで、慣れちゃえば日中は直射日光に晒しておいても大丈夫みたい。さすがに夏場のド日中の直射日光はきついですが、それでも午前中は日光大好きなプルメリアと一緒に燦々と太陽の光を浴びて過ごしています。すると最近ちょっとした変化が・・・
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ついに貯水葉がでた?模様。真ん中の幅の広い新芽が多分それです。すぐ上にある新芽は胞子葉の新芽なのでそれに比べると形が随分違うことがわかります。ビカクシダは胞子葉と貯水葉から成る植物なのですが、胞子葉ばっかり新芽が出てくるので育て方を試行錯誤していたところ、ようやく貯水葉らしき新芽が出てきたので一安心。この貯水葉が出て初めて一人前のビカクシダなんだそうで���れが貯水葉であることを願うばかり。成長が楽しみです!もしこれが貯水葉ならあと1〜2ヶ月もすれば苔玉を貯水葉が覆い隠してくれるはず。そしたらグッとビカクシダとしての品格が増してくるはずです。クゥー!楽しみ!
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ここまで全然釣りブログっぽくない感じでしたが、ここからはようやく釣りの話。霞デザインオフィスのスタッフ数名が参戦する、霞・北浦水系を主戦場とするプロトーナメント、WBS。昔からの親友であり霞デザイン唯一のプロスタッフでもある金栗(グリ)氏の2017年最後の試合。ただ試合前に色々あってグリさんの出場が危ぶまれたり、正直試合どころではない状態だったので心配でしたが、「これも勉強だよなぁ、あゆさん。。。」と気丈に振舞いながら二日間戦い抜いたグリさん、プロとして必死にもがきながら成長しようとしているんだなと感じ、僕自身もかなり刺激になった夏のある日でした。まだまだ蒼いぜ、俺ぁよぉ。。。
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プラクティスにも何回か同行させてもらい、グリさんがキャッチした霞本湖の2kgオーバー。こいつはとっても良い魚でした。すごく羨ましい。杭にタマネギ、捨て網にゴロタ、、、そんな場所のインサイドを巻きで通すのは至難の技ですが、ウエイクチャターはこんな場所を攻略する為に作られたようなルアー。ヘッドと一体化になったウエイクブレードが無用なスタックを回避しながらドゥルンドルゥンと帰ってきます。そうやって障害物をかわしながらリトリーブしていると突然、ギラン!!とライズアップ!の後の強烈なツッコミ。これ味わっちゃうと他の釣りに戻れなくなっちゃうんです。まして釣れたらこんな50UPだったらもうたまんないでしょ!?この秋はウエイクチャターで祭りを味わいたいものです!
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グリさんのプラクティスを効率よく進める為にも僕はスケブロWOODのシャロークランキングをメインに広く、要所ではピッチングで丁寧に何度も通してたんですが、ほんっとに時々釣れるナイスコンディションの霞本湖バスに、この夏は魅了されました。ちなみに、ストラクチャーやカバーにコンタクトさせるよりもオープンなインサイドでラインスラックを取りながら水面直下(スケブロWOODが見えるか見えないかくらい)をゆっくりゆっくり一定速で引いてくるとライズアップしてくるというバイトが殆どで、釣れるとパンパンな霞本湖のバス!いやー最高や。ちなみにカラーは画像のブルーバックチャートもよかったですが、、、
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黒金ベースにサイドにデカラメ。スケベ椅子ゴールドというキワモノカラーもいい感じでした。『スケブロWOODは何色で釣れたんですか!?』と聞かれるととっても返答に困るカラーですが、このカラー名を言いたくてわざわざこの色を選んでいる人もいると聞きます。多分どこか病んでいる方なのでしょう。とにかくBOSSのあっぱれなネーミングセンスにただただ敬意を表するしかありません。ちなみにスタッフの一平くんはこのカラーを溺愛していてYoutube霞デザインちゃんねるの本湖道護岸流では『スケベ椅子スケベ椅子』と連呼しています。一見真面目そうなのに、、、人は見かけによらないんだね(笑)
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夏に忘れちゃいけないのがピンコストレート5.8インチ。中でもこの霞シュリンプってカラーはBOSSとグリさんのオススメカラー。実際、散々舐め回してコレに変えた途端釣れだすことも珍しくなかったり。ちなみにコイツもネーミングは極めてハイセンスな代物ですが、決してネーミングだけでは計り知れない潜在的な何かを持っているワームだと思います。釣りウマのグリさんだから釣れるんじゃないの?って時々言われることがあるんですが、実はこのときすぐ隣に浮いていた川鵜に向かって『お前さ、小学校の同級生に似てるんだよね』と語りかけるほど完全に集中力を欠いた状態だったので釣れたのは紛れもなくルアーの力であると言い切れます。秋でもピンコヘビダンとかめっちゃ効きますので必ずBOXには忍ばせておいてください。
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この夏、とにかく釣りまくった若き霞デザインオフィスのオカッパリ部隊。頼れる漢、決してブレることのない強いハートで北浦本湖に挑み続ける霞デザインオカッパリ部隊のエース・本湖道護岸流師範の一平くんと、霞水系はもちろん、栗山川に印旛水系、野池にリザーバーにどこでも出没してはバスを釣りまくるオカッパリ部隊特攻野郎の竜也くん。真夏の熱い網の上で焦げ付きながらも炎を助長しつつ尚も油をギトギト蓄えるホルモンのような情熱を持つアングラーです。「皮八割、脂二割で焼いてください」なんてルールは彼らには通用しない。今もっとも勢いのある二人。火傷必至ですがどうぞこの二人、美味しく召し上がれ。。。
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仕事忙しくて全然釣りいけない割に、行くとサクッとデカいの釣ってくるスタッフ山下も、この夏ピンコ4.5でいいバスを釣りました。妙に小慣れた感じが時々鼻につきますが、釣りへの熱意は一平、竜也に負けず劣らず熱いものがあります。今後に期待しましょう!久々ブログ書くと肩こるなw
それではまた!
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