日本人メンバーを3人擁する『TWICE』効果もあってか、日本でも10代女子を中心に第3次韓流ブームが起きているようです(第1次は『冬ソナ』、第2次が『KARA』『少女時代』など)。
また、近年は海外でも K-POPが浸透しつつあるという話も聞きます。
そんな今回は、K-POPが “本当に” 日本および世界で人気があるのかを調査してみました。
K-POPの世界での人気について
2018年5月29日のニュースによると、BTS(防弾少年団)の『Love Yourself: Tear』がビルボード200で1位を獲得したそうです。
参考記事
K-POPが全米1位 防弾少年団、韓国初|産経ニュース
とりあえず、あの産経がこういった記事に触れること自体、個人的には意外でした。
ともあれ、同じアジアに暮らす人間としては素直に「スゴいな~」と思いますし、時代が変わったことをひしひしと感じています。ビルボード200って、”いわゆる” のビルボードですからね・・・すげぇ。
というわけで記事冒頭で既に答えを出してしまいましたが、確かにある程度流行っているというのは間違いなさそうです。
もちろん「韓国系アメリカ人による買い支えだ」とか「大韓民国国家ブランド委員会による国策・ゴリ押しだろ」といった意見もあるでしょうし、私もそういった背景はある程度あるのではないかと思ってはいます(推測に過ぎません)。
まあでも、そこまで具体的なソースを引っ張って来れるわけでもないですし、ここはもう “売れている” で良いんじゃないでしょうか。
2018年6月8日追記:リアクション動画の視聴回数について
J-POPと K-POPを両方取り扱っているリアクション系YouTuberのチャンネルを無作為に選んで観てみました。
Amaris Sheiloh Reacts
Angelina Eonni88
Dave Durbin
DualResTV
Hi, it’s Chai
MacRyanMac
Madison Rice マディソン
MATTYMATT Official
Ozla Tube
whatnowREACTS
率直に感じたことを書きます。
J-POPリアクションとK-POPリアクションの視聴回数が同等。中には、J-POPのリアクション動画のほうが上回っているものも
一部の人気アーティストに限って言えば、J-POPリアクション動画のほうが圧倒的に上回っている
K-POPの公式MVと言えば、今や視聴回数1億超えが当たり前の状況となっています。
一方で日本のアーティストの公式MVは、よほどのことが無い限り視聴回数10~100万クラスが一般的です。国内リスナーに対象を絞ったアーティストで、ようやく1000万クラスがチラホラと出てくる感じでしょうか。
ところが、上記 YouTuberのリアクション動画の視聴回数を見てみると、K-POPとは比較にならないほど人気が無いはずの J-POPリアクション動画が、互角かそれ以上の視聴回数をカウントしています。しかも中には、公式MVで10万クラスの日本のアーティストが、公式MVで億を超えるK-POPを上回っている場合もあるのです。これは一体・・・
このことから私は、以下のような仮説を導き出しました。
日本に “J-POPリアクション動画のファン” が多い
日本好きな外国人の中に “J-POPリアクション動画のファン” が多い
K-POPファンの多くは “K-POPのリアクション動画” に興味が無い
K-POPの公式MVの多くが、何者かの手によって水増しされている
その何者かは、K-POPリアクション動画の視聴回数まで水増しする余裕が無い
あくまでも仮説に過ぎませんので悪しからず。
ただ、仮に公式MV100万クラスのリアクション動画が1000回観られているのであれば、公式MV億超えのリアクション動画は “本来であれば” 10万回以上は観られていないと計算が合わないんですよね(単純計算です)。もっとも、日本にも公式MVの視聴回数が怪しいアーティストは存在するので、K-POPだけが一概に・・・というわけではありません。
と、そんなことを考えていたら、以下の記事を発見しました。
参考記事
BTS(防弾少年団)は新たな“アイドルファン活動”を根付かせた? 米ビルボード1位獲得の理由を分析|Real Sound
【お知らせ】Real SoundでBTSのBillboardチャートインについての記事を書きました|サンダーエイジ
【保存版】韓国の音楽番組でK-POPアイドルを応援する方法教えます!|いまトピ
韓国音楽番組 応援方法まと���|BTOBうんぐぁんまにあ じゃむおりさんの部屋
記事によると、”スミン” という行為が K-POPアイドルファンの間で日常的に行われているようです。韓国国内のK-POPファンだけではなく “全世界のK-POPファン” にも浸透している応援方法みたいですね。
まあ、日本でも AKB商法(握手券・タイプ別CD)などがあったりしますし、リアルでやるかネット上でやるかの違いだと思います。でもって、AKBや坂道シリーズが “実(利益)” を取ったとするならば、BTSなどのK-POPグループの多くは “名(視聴回数)” を取ったということでしょう。
BLACK PINKの再生数水増しが問題になっているけど何でこういう写真公開してしまうんだろう?
普通に音楽として素晴らしいのに非常に残念だ。
80人がこの話題について話しています
Twitter広告の情報とプライバシー
K-POP人気国ベスト10(過去12ヶ月間)
『Googleトレンド』にて、K-POPがどの国で人気なのか調べてみました。※2018年5月31日時点
順位k-popkpop
1位キルギスブルネイ
2位カザフスタンフィリピン
3位フィリピンミャンマー
4位ミャンマーマレーシア
5位インドネシアシンガポール
6位ウズベキスタンインドネシア
7位ボリビアベトナム
8位ロシアカンボジア
9位モルドバボリビア
10位マレーシア香港
—13位 日本15位 韓国
—14位 韓国56位 日本
念のためハイフン有り・ハイフン無し両方で調査しましたが、やはり微妙にランキングが異なっていました。
ちなみに両キーワードともにランキングしている国は、ミャンマー・フィリピン・インドネシア・マレーシア・ボリビアの5ヶ国。主に東南アジアで絶大な人気があるようです。
日本については両キーワードの順位に大きく開きがありますが、ハイフン付きで検索する��イプの方々が多いということでしょう(この “律儀にハイフン付ける” 感じが日本人っぽいな~なんてふと思ったり・・・)。
K-POPの音楽性について
K-POPを “韓国発のアイドルグループ” と定義するのであれば、音楽性で言うと大体以下のようなジャンルが挙げられるかと思います。
EDM(ブロステップ、エレクトロハウス、プログレッシブハウス、エレクトロポップなど)
ヒップホップ
R&B
トワーク
簡単に言うと、ブロステップは『Skrillex』、エレクトロハウス/プログレッシブハウスは『Avicii』みたいな感じのサウンドです(ヒップホップやR&Bのサブジャンルはあまり詳しくないのでご容赦ください)。エレクトロポップは、初期~中期の Perfumeみたいな感じです。
K-POPの傾向としては、Aメロ・Bメロがどんなにメロディアスでも、サビでブロステップを思わせる “ベースを強調したマイナー調のサウンド” をブチ込んでくる楽曲が多いイメージですね。
従来のK-POPサウンドはこのタイプが多かった印象ですが、近年では逆のパターン(AメロBメロがアタック感強めで、サビがメロディアス)もあったりするため、一概にひとまとめに出来ないとも思っています。
総じて言えるのは、K-POPは世界の音楽的流行の最先端に “寄せに行っている” ということです。2018年はレゲトンやフューチャーハウス、カントリーなどが来ると言われていますが、今後はその辺のジャンルも取り込んでいくのではないでしょうか。
ただ、音楽好きとして気になるのは「K-POPは今後、韓国ならではのオリジナリティあるサウンドを作り出せるのか?」ということです。
確かに、楽曲やダンスのクオリティは非常に高いと思うのですが、K-POPサウンドには “ならでは” の要素が見当たらないんですよね。「だったら Avicii聴いとけば良いかな・・・」みたいな感じで、替えが利くわけです。
もちろん、これはあくまでも “現段階での” 話なので、今後もしかすると突然変異を起こして、ものすごくユニークな新ジャンルが出てくるかもしれません。
ただまあ、現在の K-POPの隆盛が国策(大韓民国国家ブランド委員会)によるものである以上、音楽的な冒険はおそらくしない・・・というか出来ないと思います。
そもそも韓国の音楽市場は日本の約30分の1ぐらいの規模であり、輸出に大きく依存しているため、掛けた広告費用は確実に回収できないとマズいわけです。音楽を芸術というよりは “商品” として扱う傾向の強い K-POPが “置きに行った” 作風ばかりになってしまうのは、ある意味仕方のないことだと思います。
2018年11月6日追記:
Wikipedia『K-POP』ページの情報に倣い、韓国の音楽市場規模を日本の約30分の1と記載しましたが、現時点での市場規模は日本の約5.5分の1となっているようです。※2017年時点
参考リンク
Global music industry market share data|Wikipedia
世界の音楽売上データ|Wikipedia
日本でK-POPが嫌われる理由
記事冒頭でも触れた通り『TWICE』などの K-POPアイドルが日本の10代から支持されているというのは、ある程度は事実だと思います。
そりゃ、あれだけ日本のメディア(?)がこぞって押しまくっているわけですから、売れないほうが不自然です。これに関しては、秋元系アイドル・ジャニーズ系・LDH系が売れるカラクリと一緒だと思いますし、K-POPだけが特別というわけではないと思います。
日本で K-POPアイドルを純粋に応援できない人の割合が多い理由。それは、上に挙げた日本のアイドルのように “正攻法で勝負していない” という側面もあるとは思うのですが、やはり “母国に帰って反日発言をする” という行為による心理的嫌悪感が大きいのではないでしょうか。
これに対し「K-POPが人気なので、日本は韓国に嫉妬している」みたいな解釈をされる韓国の方もいらっしゃるようです。
ですが、同じくお隣の国である台湾にも日本以上の功績を挙げているものがあります。
例えば『鴻海(ホンハイ)』によるシャープの買収などが良い例です。近年、シャープは業績悪化に苦しんでいましたが、鴻海による買収がキッカケとなりV字回復を遂げました。これに対して、鴻海に嫉妬したりすることはありませんし、少なくとも私は「シャープが復活してくれて嬉しい」といった感想しか出てきません。
また『ASUS』も台湾の企業ですが、あの Apple社と互角に戦っています。
関連記事
2017年ノート市場はアップルとASUSの“二人勝ち”BCN調べ|ITmedia PC USER
ぶっちゃけ「日本企業だらしねえなぁ」といった気持ちは若干ありますが、ASUSに対して嫉妬するなんてことは全くありません。普通に「ASUSのノートPCってカッコイイよね」で終わりです。
音楽と電化製品なので例えとしては微妙ですが・・・ただ仮に今後、台湾から世界的なアーティストが出てきたとしても「おめでとう!」とか「同じアジア人として誇らしい」などといった感想を持たれる日本人がほとんどだと思います。東南アジアから世界的スターが誕生したとしても同様です。
まあ、この辺の話を掘り下げると途方もなく長くなってしまうので自重しますが、要は論点がズレているんですよね。
J-POPアイドルはK-POPアイドルに比べて魅力が無い?
最近、K-POP好きな外国人の間で J-POPが馬鹿にされているようです。中には、テキトーに日本のアイドルの楽曲を引っ張ってきて、わざと下げるような動画をアップするような炎上YouTuberなども存在します。
そもそも “K-POP好きな” という冠が付いている時点でアンフェアなのは明らかなのですが、J-POPの定義を “日本のアイドルグループ” といった狭い範囲で捉えているのであれば、確かに馬鹿にされても仕方ないのかな・・・とは思いますね。
海外の方々に楽曲やダンスの映像を見せると「日本のアイドルのパフォーマンスは “お遊戯会” レベルだ」と言われるようです。
この感想を額面通りに捉えるのであればディスり以外の何物でもないのですが、多くの日本のアイドルグループに共通するコンセプトとして “成長過程を見せる” という要素が大きいことをご存知の方も多いでしょう。日本と海外では、ルールが全く違うわけです。
一方、楽曲はハッキリ言って、K-POPアイドルとは比較にならないほどユニークで幅が広いし、良質だと個人的には思っています。とりわけ『エキセントリック』のような異質かつ中毒性の高い楽曲がアイドルシーンから出てきた時は、本当に驚きました。
ともあれ、どんなにお遊戯会と言われようと “成長過程をファンに見守らせる” というコンセプトは日本国内において一定の支持を得ているため、おそらく今後も廃れることは無いでしょう(良くも悪くも)。
加えて、そもそも日本のアイドルは基本的に国内の方々を対象にしており、外国の方々は対象外となっています。乃木坂46や欅坂46のMVが海外からだと IP制限で視聴できなかったり、一定期間を過ぎるとショートバージョンのMVに切り替わったりするのが良い例です。日本のアイドル(特に秋元さん関連)は “CDや映像作品を売る” のが前提となっているため、動画サイトを長期的な広告媒体として捉えていないのがよく分かります。
このやり方はこのやり方で「もったいないなぁ」と思う部分でもあるのですが、プロがマーケティングを行った上でベストなやり方だと判断したのであれば、我々のような素人が口を挟んでも無駄な気がしますね。売ってナンボだろうし。
ただやはり、この方のような良心的なリアクターですら苦言を呈してしまうほど閉鎖的な日本の音楽市場にも問題はあると思います。
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各レコード会社・日本レコード協会・JASRACなどの利権屋による過剰な著作権保護により、日本の音楽に触れる機会を奪われている海外ユーザーも多数存在するわけで・・・非常に残念です。
話がそれてしまいましたが、まとめるとこうなります。
K-POPアイドルと日本のアイドルは目指す方向性が全く違う
日本のアイドルは国内ユーザーを対象にしており、海外ユーザーを対象にしていない
日本のアイドルが未熟だと言われる理由は “成長過程を見せる” がコンセプトだから
日本のアイドルファンは、アイドルに完成品を求めていない(場合が多い)
楽曲は、K-POPとは比較にならないほど幅が広いし良質
ちなみに、日本にも『ベイビーレイズJAPAN』や『大阪☆春夏秋冬』などといった実力派アイドルグループはたくさん存在しますが、残念ながらあまり売れていません。これは、日本のアイドルに “パフォーマンス力の高さ” を求めているアイドルファンの割合が少ないことを示しています。
ただ、最近の『BiSH』の急激な推されっぷりを見ていると、日本の実力派アイドルもまだまだ捨てたもんじゃないなと思いますね。しかも、10代からの支持が多いというのを知ってビックリしました。
関連記事
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2018年11月2日追記:
坂道シリーズの動画が海外からだと IP制限されて視聴できない件についてですが、先ほど改めて試してみたところ、イギリスでは日本の公式MVと同じものがそのまま視聴できました。
一方、アメリカでは日本の公式MVが視聴できない代わりに、VEVO(ヴィーヴォ)版が視聴可能です。日本からアクセスすると「お住まいの地域では著作権上の問題で所有者によりブロックされています。」と表示され弾かれますが、コメント欄で坂道シリーズの英語圏の反応が見れるので、興味があればチェックしてみると面白いかもしれません。
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※VEVO:米ユニバーサルミュージック、米ソニー・ミュージックエンタテインメント、アブダビ・メディア・カンパニー(アラブ首長国連邦)により、2009年に誕生した動画共有サービス。ただし現時点では、同社が提供する動画の3分の2が VEVO公式サイトではなく YouTube経由でストリーミング視聴されている模様。つまり、サムネ左下に VEVOロゴが入っている以外は、YouTube用にアップされた公式MVと中身が基本一緒。
J-POPはK-POPに比べて魅力が無い?
前項ではあえて “アイドル” に的を絞りました。
何が言いたいかといいますと、つまりこういうことです。
K-POPは “K-POPアイドル” の略として使われる場合が多い
J-POPはアイドルだけではなく “日本の若者向け音楽全般” を指している
J-POPとは元々『J-WAVE』という日本の FMラジオ局が生み出した造語に過ぎず、特定の音楽ジャンルを表す言葉ではありません。大体、日本国内で J-POPというワードを使って音楽トークをするような人が果たしてどのぐらいいるのか・・・という話ですね。
実際私が10~20代の頃も、J-POPというワードが日常会話の中に出てくることは無く、むしろ “メロコア” “ハードコア” “ミクスチャー” “R&B” “ヒップホップ” “レゲエ” などといった、割と具体的なジャンル名を使って話をしていた覚えがあります。
そもそも日本には “V系” “演歌” “渋谷系” “下北系” “昭和歌謡” “アニソン” “カワイイメタル” “シティポップ” “ボカロ” などといった独自のジャンルが山ほどありますし、近年では日本の音楽から大きく影響を受けている “Chiptune(チップチューン)” “Future Funk(フューチャーファンク)” “Nintendocore(ニンテンドーコア)” “Vaporwave(ヴェイパーウェイヴ)” などといった海外主導のジャンルも出てきました。そしてこれらは、音楽評論家だけが使っているようなマニアックなワードというわけでもありません。
つまり、J-POPなんて言葉をわざわざ使っているのは日本人ではなく “日本の音楽に疎い海外リスナー” がほとんどだということです。しかも、彼らがこのワードをネガティブな話題で使う時は、大抵 “日本のアイドルグループ” のみを引き合いに出してきます。
前項でも書いた通り、J-POPを “日本のアイドルグループ” と定義するのであれば、K-POPアイドルとは比較にならないほどクオリティが低いと思います(パフォーマンスの面においてのみ)。ですがそこには、日本のアイドル事務所のマーケティング戦略が大きく関わっており、テキトーにやっているからクオリティが低いわけではないということですね。
これは私の持論なのですが、日本のコンテンツの強みは “ハズシ” や “抜け感” に尽きると思っています(どちらもファッション用語)。他にも “着崩す” なんて類語もありますが、私はファッションに限らず、日本発信のコンテンツには上記の要素が自然な形で含まれているように感じています。
例えば、アイドルにおけるハズシの要素は、”歌やダンスが荒削り” “ルックスを必要以上に追求し過ぎない” “とにかく全力” あたりでしょうか。また、日本のバラエティにおける “スベり笑い” “裏笑い” とかもハズシの一種だと思いますし、アニメやゲームにおける “メタ構造(登場人物が作者や創造主などの存在に言及する)” “超展開” みたいなものも、ある意味ハズシだと言えると思います。
とりわけ、日本の音楽における “ハズシ” の美学を最も如実に感じられるのが、最近のアニメソング(およびアニソン系歌手)です。
例えば『ルミナス (劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語OP)』『君の神話~アクエリオン第二章(アクエリオンEVOLのOP)』『Exterminate』などは、一つの曲の中に大量のコードが含まれており、初見だと展開が全く読めません。さらに思わぬタイミングで転調が入ってきます(”ルミナス” で言うとイントロ終盤~Aメロ序盤/Bメロ終盤~サビ序盤、”君の神話~アクエリオン第二章” はサビ後半、”Exterminate” はイントロ終盤~Aメロ序盤/Aメロ終盤~Bメロ序盤にかけて転調あり)。
上記3曲含め、近年のアニソンの傾向として “予定調和的な流れを意図的に乱してくる” というものがあります。”キャッチーでありつつも聴き手に先の展開を読ませないコード進行” などは、まさにアニソンならではの要素だと言えるでしょう。
もちろん、洋楽にその手の要素を含んだ音楽が全く無いとは言いませんが、そういった楽曲は “プログレッシブ・ロック” や “実験音楽” などの非キャッチーな音楽ジャンルに多い印象です。アニソンのルーツの一つでもあるパワーメタル(いわゆるクサメタル)などにもメロディアスで聴き心地の良いフレーズは出てきますが、様式美を重視しているせいかコード進行で遊びまくるバンドはあまり見かけません。
話がだいぶ横道にそれてしまいましたが、私が言いたいのはこういうことです。
日本のコンテンツには “ハズシ” の美学が自然に根付いている
ハズシの美学を理解できるセンスのある外国人が極めて少ない
日本の音楽市場は、メインストリームで実験できる体力を備えている
市場規模の大きいアニメソング市場は実験の場として最適ですし、秋元康さんのように “カップリング曲やアルバム曲で本来やりたいことをやる” みたいなことは、日本のアーティストは割とよくやっている印象です。
すごく日本びいきな発言だと自分でも思いますが、おそらく私が別の国で生まれていたとしても同じ結論に達していたでしょう。
関連記事
自分がもし外国で生まれていたとしても日本の音楽を好きになっていた7つの理由
日本の音楽は “キャッチー” かつ “複雑” で “エモい(最近流行ってるエモいではなくエモコアのほう)” のが最大の魅力ですが、外国人の多くがまだその魅力に気付いていない(ただし日本の著作権ヤクザによって触れる機会そのものを奪われているという側面もある)というのが実際のところだと思います。
最後に
当記事を執筆するにあたり、以下の記事を参考にさせていただきました。
参考記事
韓国アイドルは本当に日本で人気あるの?なぜ相次いで東京ドームでコンサートができるの?|非メジャーアイドルナビ
日本では人気凋落のK-POP、海外の評価はJ-POPよりも格上の理由|セレクト オーストラリア
K-Pop taking over the world? Don’t make me laugh|CNN Travel
他にも色々なサイトを参考にさせていただいたのですが、テーマの性格上どうしてもヘイト色が強めな記事が多いため、リンクは張らないでおきます。興味があったら各自で調べてみてください。
もうちょい英語圏のソースを探そうと思ったのですが、ビルボードで1位獲得しちゃっている時点でソースもクソも無いですからね。CNNの記事も2011年とだいぶ古いですし、その頃の K-POPへの評価と現在の K-POPへの評価はだいぶ変わっているかと思います。
あとがき
余談ですが(韓国が好きだとか嫌いだとかは一旦置いといて)私の個人的な音楽の好みとしては、圧倒的に日本の音楽です。
世界的な音楽トレンドに寄せまくっている K-POPは元より、影響元である欧米圏のトレンド音楽自体に興味が沸かなくなってしまいました。多分、EDM・ヒップホップ・R&Bおよび周辺ジャンル自体あまり好みじゃないのかもしれません。20代の頃は洋楽かぶ���過ぎて友人から引かれるぐらいだったんですけどね・・・
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アニソンインデックスのブログを始めます!
アニソンインデックス!!1月もご来場いただき、ありがとうございました!
今年よりインデックスレギュラー陣によるブログを始めます。
月ごとのレポートや、個人的なお話などを毎月更新していく予定です。
今回はDJ SAAYAが担当します!
アニソンインデックスとは秋葉原MOGRAの箱イベントで、毎月第3土曜日に開催中!
インデックスという名の通り、最新曲はもちろん古い曲や特撮までかかります♪
昨年10月で9周年、前回で112回を迎えたアニソン原曲イベントです。
112回目であるPage.112のゲストはNaohiro YakoさんとKSKALTERNATIVEさんでした。2018年7月ぶりのゲスト2名!
タイムテーブルはいつも以上に悩みました。が!パーフェクトな順番だったと思います!
ケイスケさんは2度目のゲスト出演!
かなりタイトなスケジュールの中、引き受けていただけました。パワフルなプレイから綺麗な繋ぎ、MCでも盛り上げ当日の0:30からは最高のピークタイムに。
ご自身のDJが終わった後もMCで参加していただき、いつも以上に熱いインデックスになりました♪
Yakoさんは秋葉原MOGRAではお馴染みですが今回が初登場!
新年1回目のおめでたい回ということで、シャンパンがとっても似合うYakoさんがぴったりだと思いました。
ツイートの通りフロアを爆上げ!DJの最後はYakoさん自身が準備してくれたARIAの映像でフロアは号泣!
アニソンインデックスにぴったりの「ヲタク」なDJでバッチリきめてくれました♪
毎月行っているオープン企画ですが、今回はマルバツクイズを実施!
全員参加型で、最後まで残ることができた方にドリンクチケットをプレゼントという太っ腹な企画です。
最後の決め手となった問題はこれでした↓
【アニメ『IGPX』のオープニングテーマ「Go For It!」はGRANRODEOの楽曲の中で唯一KISHOWが作詞をしていない曲である。】
ロデオボーイ&ロデオガールなら一瞬でわかる問題ですね!
さて今回!大注目だった「アニソンインデックス!! 公募企画2018 チャンピオン」の発表も行いました!
ツイッターをチェックしてくれている皆さんはご存知かと思いますが、見事優勝したのは…
予定通り今月のアニソンインデックスに出演していただきます!
合計111通のMIXから選ばれた、かしまさんのDJぜひご注目ください!
数年ぶりの公募は上海静岡、とんとん、小太郎ちゃんに企画してもらいました!
10人の審査員窓口を設け、それぞれの審査員の優勝者が2次に進み、課題曲を含む2次審査用MIXを作る!というハードルの高いものとなりました。その分優勝の価値は本当に高いものだと思います。
今回の公募のポイントは審査員は窓口ごとに1人ということです。
アニソンインデックスを知っている方が審査員に向けて作りやすいレギュレーションでした。
逆に意外なところをついて驚かせてくれたMIXもたくさんありました。
そして僕の担当である2次審査は、以下の点に注目しました。
①構成力
②選曲
③個性
④インデックス力
⑤課題曲
⑥DJ技術
⑦プラスポイント
⑧マイナスポイント
①から⑥は10点満点、⑦⑧は上限なし、の合計点で1番高かった方を優勝者に選びました。点数には反映させてはいませんが、上から重要度が高い項目順です。
⑤の課題曲は全ての項目に影響を与えるものなので、単体での順位は低くても、実質的には最も重要な部分となりました。
構成力、選曲、個性、DJ技術はその名の通りで、インデックス力(りょく)はアニソンインデックスのコンセプトに合っているかどうか、という項目です。
プラスポイントとマイナスポイントはその他プラスしたい点など、特別気になった所にのみ使用しました。
↓課題曲であるこの2曲↓
なぜ選んだかと言いますと、この2曲が好きだからです。
というのはもちろんなのですが、使い方に差が出るという点も大きいです。 TVサイズにするかどうかも見どころでした。どちらの曲もシングル版とTV版は大きく違います。
この2曲は音楽ジャンルとしても全く別物ですし、間奏が無い電波ソングと電気グルーブのテクノをどう使うか、というのも注目ポイントでした。
ちなみに天使の曲と悪魔の曲のセットになったのは偶然でした。 12月に出演していただいたyouthaquaさんのツイートで気がつきました。
最後にDJ SAAYAについて少しだけ!
今回は久しぶりのトリでした。アニソンインデックス1年目〜2年目は毎月のようにやっていたトリですが、今となっては年に数回です。
昔からよく締めで使っていた「君の知らない物語」を今回のラストに持ってきました!個人的にすごーくインデックス感のある1曲です。
最後まで残ってくれた皆さん、ありがとうございました! 次回のインデックスは2/16(土)22:30-OPENです。 ゲストは上記にもある通り、かしまさん! みんなで優勝お祝い乾杯をたくさんしましょう♪ ご来場おまちしております!
宣伝!
アニソンインデックスのレギュラー、DJ MarGenalのMIXが絶賛発売中です!
「MiX 〜面白いほどよくわかるノンストップSACRA MUSIC〜」
もちろん原曲MIXなので、アニソンクラブイベント好きにはたまらない1枚です!ぜひチェックしてみてください〜♪
インデに持ってくればサインももらえるかも!?
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【共感シアターナビ】たくさんの投稿頂きました!「おすすめしたい日本のアニメ映画」投稿全部ご紹介!
先日13日火曜日の21時より放送された共感シアターナビの中で、視聴者の皆さんの声を紹介するコーナー「俺たち共感族!」のお題は「おすすめしたい日本のアニメ映画」でした。
募集をかけたところ、多くの視聴者から熱いコメントをたくさん頂きました!ただ、番組内では放送時間の都合上、全部を紹介することは出来ませんでした。
そこでこの度、放送内ではご紹介できなかった投稿を含めて、視聴者の皆様から頂いた全投稿をこちらに掲載させて頂きます!
視聴者の皆様から寄せられた熱い投稿、ぜひご覧ください!!
番組アーカイブはこちら!
きょたさん
■作品:劇場版シティーハンター<新宿プライベートアイズ>
■おすすめ理由
2019年に公開されたシティーハンター最新作。前作から20年ぶりに作られた新作(パラレルワールドのエンジェル・ハートは除く)シティーハンターは好きだが昔のコンテンツというイメージだったので、正直期待しないで観に行ったが面白すぎて度肝を抜かれた。感想としてはとにかく完璧にシティーハンターをしてるシティーハンターだった。無駄な要素を一切入れていない。
作品のノリや雰囲気、キャラの性格が当時と変わってないから安心して観れる。何より監督や声優が当時のままなのが一番嬉しい!平成最後に神谷明主役のアニメをぶちこんでくれたのは最高でした。山寺宏一、山崎たくみ、茶風林など当時エキストラで出演してた声優が今回メインキャラになったのは感慨深いものがある。
ギャグシーンも多めで、獠は5分に一回くらいはもっこり言ってたイメージ。もちろん戦闘もバッチリ決める!ゲスト芸能人声優が邪魔してないのもGOOD。話題性ばかりで演技がド下手な「大物ゲスト俳優(笑)」を使う作品が多いが、今回のゲストヒロイン役の飯豊まりえが上手くて物語に集中できた。
そしてシティーハンターはあくまで獠と香が主役だからシナリオ的にもでしゃばってない他にも往年のファンのテンションが上がる要素が多くて飽きさせない。特に音楽。シティーハンターシリーズの歴代主題歌が随所で流れるが、タイミングも曲のチョイスもバッチリ過ぎて聴いた瞬間目頭が熱くなった。
原作を知ってるならあっとなる小ネタも多くて探すのが楽しい。劇場公開時よく言われてた感想で「昔馴染みのラーメン屋に入ってラーメンを頼んだらラーメンが出てきた」というのが秀逸。確かに最近はラーメンを頼んだら冷し中華が出てくる作品が多い。そんななかこの作品が完成したのはまさに奇跡としか言いようがない。
一見するとファン向けな作品のイメージだが内容は「いつものシティーハンター」なので入門書としてもオススメ。映像面もシナリオも完璧で、まさにシティーハンターの最高傑作と呼ぶにふさわしい作品だった。
■作品:デジモンアドベンチャー ぼくらのウォー・ゲーム!
■おすすめ理由
デジモンアニメの中で一番好きな作品。40分という短い尺の中に恋愛、戦争、生活、友情、勝利など様々な要素が詰まってる映画。最初はいたずらメールを送るくらいのコンピューターウィルスがどんどん進化していき、レジの代金をバグらせてとんでもない代金にしたり、交通機関を乗っ取って電車を暴走させたり少しずつ世界を混乱させていく……
それを阻止するため主人公達が立ち向かうというストーリー最終的には核ミサイルまで発射されてしまい、日本を壊滅させようとするスケールのデカさにビックリしたこの映画に「島根にパソコンあるわけないじゃん」という台詞があるが島根県出身の身として言わせてもらうと、一応パソコンは当時から島根にもあったぞ~~!!
鶴岡亮さん
■作品:クラッシャー・ジョウ
■おすすめ理由
僕がオススメしたいアニメ映画は「クラッシャー・ジョー」です。本作の舞台は2160年の宇宙で、主人公ジョウ率いる宇宙の何でも屋の「クラッシャー」がある依頼を受け、壮大な戦いと陰謀の渦に巻き込まれていくというスペースオペラものです。
このアニメの見所は何と言っても監督のみならず、作画監督も務めた安彦良和さんを始めとするアニメーター陣による圧倒的な作画力です。河森正治(かわもりしょうじ)さんデザインのスターファイターが宇宙空間で繰り広げる激しいドッグファイトシーンや、カーチェイスやクリーチャーを相手にした豊富なアクションシーン、人間の身体の動きを滑らかに描いたガンファイトシーン等が、80年代アニメブーム時代の高クオリティな作画で楽しめます。ストーリーも若干フィルムノワールを思わせる敗者の哀愁を漂わせる面があり、一見スタンダードなスペースオペラという体制をとりつつも、そういう所を取り入れてくるのが学生運動経験者の安彦良和監督らしく面白い所です。
後、一部の人にしか判らないでしょうが、安彦良和さん作画の「ダーティペア」が一瞬見れる所も今作の見所です!
高クオリティな作画を楽しみたい方には楽しめる作品だと思いますので、未見の方が居たら是非ともご覧下さい!
■作品: 機動警察パトレイバー2 the Movie
■おすすめ理由
この作品は言わずと知れた押井守監督作品のアニメ映画。
本作は90年代に作られた作品で、当時日本で問題になっていた自衛隊の海外派兵問題や、それを是とする日本国の情勢に対して、押井監督の鋭い指摘が冴えまくった作品です。
横浜ベイブリッジにミサイル発射テロが行われるシーケンスに代表される印象深いカットワークてんこ盛りの本作ですが、中でもテロに対して東京に非常事態宣言が発行され、新宿、渋谷、池袋に自衛隊が駐留し、「日常から非日常」へと転換していくシーケンスは非常にインパクトがあり一見の価値があります。
奇しくも、この映画が公開された1993年の2年後の1995年にオウム真理教による「地下鉄サリン事件」が発生し、「このアニメに影響されたテロでは無いか?」と物議を醸し出しだす事になりました。
社会、こと日本について描いた作品というと、庵野秀明監督の2016年の「シンゴジラ」が挙げられますが、本作「機動警察パトレイバー2 the Movie」は押井守監督が90年代の日本の状況を克明に描き出し、予言とも言える快作を作り上げました。
ポリティカルサスペンスとして非常に完成度が高く、90年代という日本の時代性を語る上で外せない作品だと思うので、未見の方は是非ともご覧下さい。
バッファロー・ビルさん
■作品:今敏監督作品「パーフェクトブルー」
■おすすめ理由
アイドルを卒業し、女優への転身を決意した主人公。彼女は事務所の要望となりたい自分との狭間で思い悩むようになります。現実と虚構が曖昧になっていく中、彼女にストーカの影が・・・最近では実写でもあまり見かけなくなったサイコホラーという題材。
90年代はセブンとか羊たちの沈黙とかやたら多かったですが、人間というものの気持ち悪さをここまで、それもアニメで本格的に描いた作品はあまりないでしょう。
98年の作品ですが、インターネット、芸能界の思惑、ストーカー等、現代でも十分通じる物語です。この作品がダーレン・アロノフスキー監督の「レクイエム・フォー・ドリーム」「ブラックスワン」に影響を与えたことは有名です。2010年にお亡くなりになった今敏監督。訃報を聞いた時はとてもショックでした。本当に残念でなりません。
肴はサラダチキンでいいさん
■作品: OVA版ブラックジャック カルテX しずむ女
■おすすめ理由
皆さんに見てもらいたいアニメで考えた結果これしか思いつきませんでした。また変化球気味で映画ではなくVシネマアニメですが、ギリOKという事で。
今作は手塚治虫先生の原作話で週刊チャンピオンで連載される訳でしたが、当時の公害描写などの理由でお蔵入りとなった話がOVAでアニメ化された物です。
ブラックジャックは医療アニメである前にヒューマンドラマだという事が分かる素晴らしい作品です。共感族の皆さんにも機会があれば是非見てもらいたいですね!^_^
nksさん
■作品:デジモンアドベンチャー ぼくらのウォー・ゲーム!
■おすすめ理由
本作は知る人ぞ知る細田守監督の出世作で、東映アニメ祭りで上映された、40分の短編映画です。
アニメーションの革新性、主要登場人物8人の手際良い配置、適度なギャグ、魅力的なアクション、どれを取っても20年前とは思えない出来の良さです。
スピルバーグが〈映画うま男〉なら、細田守は〈アニメうま男〉といったところだと思います。
細田監督がメジャー化してからの作品である「サマーウォーズ」は、実質本作のリメイクですが、個人的にはラスト10分でミサイルが着弾するスリルが現実の上映時間10分とぴったりリンクする所など、完成度において「ぼくらのウォーゲーム」の方が優れていたと思います。
■作品: 海獣の子ども
■おすすめ理由
本作は、主人公の少女(cv.芦田愛菜)が魚と会話できる不思議な力を持った少年と出会い、ひと夏の冒険を通じて海/地球/宇宙の神秘と生命の起源を知るという、ジュブナイルものかと思ったら「2001年宇宙の旅」だった、という映画です(なに言ってるか分からなかったらスミマセン。)。
ストーリーが難解でつまらないといった評価が多いですが、2001年やプロメテウス、エヴァが好きな私にとっては、大好物の作品でした。
しかしなんといっても本作最大の特徴は、一枚一枚が水彩画であるかのような、圧倒的な画力です。日本で同時期に公開された「スパイダーバース」と比較しても、勝るとも劣らない画の密度で、ハリウッドからの挑戦状に日本から回答を示すなら本作「海獣の子ども」だと思います。
2019年10月、制作会社のスタジオ4℃でアニメーターの残業代未払い問題が報道されました。そもそも本作は企画から完成まで6年を要した労作であり、そりゃ作り手が何人か倒れててもおかしくないよなと思いました。が、一観客として、「その成果はちゃんと届いてるよ!!」と、改めてアニメーターさん達に拍手を送りたいと思います。
甘えん坊将軍ユウスケさん
■作品:クレヨンしんちゃん~嵐を呼ぶジャングル~
■おすすめ理由
しんちゃん映画だときっとオトナ帝国と戦国が挙げられるでしょうが、あの二作はアニメ映画としては最高ですが、しんちゃん映画としては言いたいことがあるので敢えてあの二作の直前の本作をピックしました。
擬似的な親離れ家族離れ体験としていつもの五人でジャングル探検してギャグシーンを満載にした前半(原恵一監督は結構このシチュエーションやってる気がするのですが、このテーマ好きなんですかね?)。一人の兄としてひまわりちゃんを守って頑張る中盤。徹底的にまたギャグに振ったみさえ&ひろしの救出シーン。で、本作最大の見処であるしんちゃんの憧れのヒーローであるアクション仮面のくだりです。
単純な強さで言えば、悪役のパラダイスキングに劣ってしまうアクション仮面ですが、皆の応援、特にどんな時でも憧れのヒーローとして慕ってくれるしんちゃんの声援と、悪役にはない優しさがあるからこそ勝つと言うちゃんと「正義は勝つ!!」のロジックを下手なアメコミ映画よりちゃんとやっている点。
また、ハリボテの城に住み、「力」は手に入れたが、また本当の意味で声援を送ってくれる者の居ない文字通り「猿山の大将」である、ある意味でヒーロー俳優としてあり得たかもしれない別視点の自分が最大の悪役として立ちはだかる点。
これら昨今のアメコミ映画に有りそうな題材をアメコミブームの10年近く前に既に、ちゃんとやっていると言う点ではヒーロー映画としての完成度は抜群に高いとと言いたいです。また、最後はバッチリお下劣ギャグやナンセンスギャグで締めてくれるのも最高ですね。
オトナ帝国や戦国、ロボとーちゃんばかりが、もてはやされがちですが、ギャグとアツい展開のバランスが取れてるクレしん映画としておすすめしたい一本です(特に特撮ヒーロー好きなら大西さんにもおすすめです。既にご覧になられてるかもしれませんが…笑)。
nikiさん
■作品: 時空の旅人
■おすすめ理由
『火の鳥・鳳凰編』と同時上映の80年代角川アニメです。子供のころ、戦国時代が好きだったこともあり、劇場で見ました。こういったガキの時に見て面白かった作品が今見ても面白いのか?という疑問は昔の作品にはつきまとうと思うのですが、『時空の旅人』は大人になってから見ても面白かったです。
萩尾望都のキャラクターデザインの作画、竹内まりやの曲もいい感じです。ただ、ストーリーが原作ほど緻密ではない点、唐突に挟まれる角川春樹の俳句には目をつぶってください。
きゃわぐちさん
■作品:第5位 「帰ってきたドラえもん」と「サマーウォーズ」をセットで挙げます!
■おすすめ理由
13年前、まだ映画で涙した経験のない、鉄仮面だった高校生の私を大号泣させたのが、アメトークのドラえもん芸人で見た「帰ってきたドラえもん」でした。以来、涙腺がブッ壊れ、ついに映画館でも初めて泣いてしまったのが「サマーウォーズ」の花札のシーンです。
当時はセカチューや「1リットルの涙」から続いていた闘病モノブームもあって、そういう“お涙頂戴”がことさら多かった気がするのですが、“悲しさ”ではない感動で泣く、という経験ができるのもこの2本のいいところですね。
■作品: 第4位 「この世界の片隅に」
■おすすめ理由
第4位は一転して底無しの“悲しさ”に泣けてしまう「この世界の片隅に」です。戦争モノのアニメ映画といえば、「はだしのゲン」や「火垂るの墓」や、いわゆるグロくて強烈な作品は数あれど、こんなにも穏やかな、それでいて辛い作品があったでしょうか!?
全編にわたりほぼほぼ戦闘シーンがなく、主人公・すずさんのおっとりした性格も相まって、日常系のアニメを観ているかのような気分になりそうな本作。しかし確実に戦時中である、というギャップが、どうしようもなく悲しい。去年の終戦記念日に初めて観たのですが、すずさんの穏やかな暮らし、健気な性格を見ていると「戦争さえなければ、平和に幸せに暮らせていたはずなのに」という思いが込み上げてきて、クライマックスでも何でもないシーンで涙が止まらなくなりました。
そして、当時の日本には何万人、何十万人という“すずさん”がいたのだという事実が現実味を帯びて感じられます。紛れもなく、映画史に残る名作です。
■作品:第3位 「 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
■おすすめ理由
これは「クレヨンしんちゃん」という子供向けコンテンツを、大人の視聴にも耐えられる、むしろ大人こそ感動できる作品へと昇華させた金字塔的作品です。クレヨンしんちゃんの映画として必須な“お下品な笑い”はふんだんに盛り込んでおきながら、成長して見返すと泣かずにはいられない感動もある。
見る年齢によって、泣き所が変わってくるのもポイント。いつ観ても笑って泣ける、最高に楽しい映画です!こっちは何回も観るからブルーレイ化してくれ!
■作品:第2位 「 ルパン三世 カリオストロの城」
■おすすめ理由
挙げるまでもない名作ですが「ルパン三世 カリオストロの城」!
・言わずもがな抜群の完成度。
・テレビで流れていればつい観てしまう
・何度も観ているから安心感があるのに、何度観ても飽きのこない面白さまさにアニメ映画界の「ターミネーター2」!
今さら観てない人はいないと思いますが、「クラリスって誰?」という人がいないとも限らないので、念のため第2位にランクインです。
■作品:第1位 「 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」
■おすすめ理由
そして第1位は、完全に私の趣味「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」で決まりです!もちろん世代ではなく、小学生のころケーブルテレビで父に見せられたのがきっかけ。テレビ版も見たことがなく、最初に触れたヤマトが劇場版2作目の“さらば”。
まだアニメといえばドラえもんやクレヨンしんちゃんやコナン、あるいは少年漫画の単純な勧善懲悪しか知らなかった私に、いきなりの“さらば”はまさに世界がひっくり返るような衝撃でした。見終わったあ���テレビの前で呆然としていたことは、20年以上経った今でも覚えています。ボロボロになっても戦い続ける、ヤマトの不屈のカッコよさ、白色彗星帝国の圧倒的な強さと絶望感、クライマックスの激闘、そしてきゃわぐち少年を衝撃の渦に呑み込んだラスト。最高と言うほかありません!
ただ、ヤマトに限りませんが、大人になってから初めて触れると、どうしても奥にいる製作者や、話の辻褄ばかりに目がいってしまって、純粋に作品の世界に没頭することが難しくなるもの。でも子供の頃に観たものなら、大人になってもずっと“あの頃”のまま楽しむことができます。
共感シアターをご覧の皆さんで小さなお子さんを持つ方がいたら、早いうちに「さらば宇宙戦艦ヤマト」を見せることをオススメします。あと「あしたのジョー」。 余談ですが、共感シアターではだ〜れも観てない「鬼滅の刃」、僕は初日に行ったしブルーレイも予約したし、結構感動しました(笑)
アレスさん
■作品:「 マジンガーZ対暗黒大将軍」
■おすすめ理由
無敵のスーパーロボットと思ってたマジンガーZが新たに現れたミケーネ帝国の戦闘獣軍団にボロボロにされるのは幼心にそれはもうショッキングでしたが、そのピンチを救うべく飛んできたグレートマジンガーの無双ぶりはそれを上回るインパクトでした。
「マジンガーZの兄弟さ」とだけ言い残し飛び去って行くラストシーンの格好良さはアニメ映画の括りだけじゃなく、映画のマイオールタイム・ベストシーンです。
ぜんぞう
■作品:「 餓狼伝説/劇場版」
■おすすめ理由
さて、おすすめしたい日本のアニメ映画ですが、僕のおすすめ日本アニメ映画は、「餓狼伝説/劇場版」です。「AKIRA」や「オネアミスの翼」等、大好きなアニメ映画は沢山ありますが、他の皆様のおすすめにあがりそうなので、あまり語られることのないであろう、「餓狼伝説/劇場版」をおすすめしたいと思います。
制作当時、隆盛を極めたSNK製のビデオゲーム「餓狼伝説」シリーズを基にした、劇場版ならではのスケールの大きいオリジナルストーリーがとにかく魅力的。ゲームでお馴染みのキャラクター達が、伝説の闘神の鎧を巡ってインディ・ジョーンズよろしく遺跡を巡り、謎を解き、鎧を狙う敵対勢力と超人バトルを繰り広げる展開は圧巻の一言。
ダイナミックなアクションとミステリアスなストーリーは、これぞ日本アニメ!「ヘルボーイ/ゴールデンアーミー」にも影響を与えた(と勝手に推測している)クライマックスも含め、見所満載のスペクタクルアニメ映画です。ぜひぜひ、ご鑑賞ください。
ヱキストラさん
■作品:クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ(2004年)
■おすすめ理由
クレヨンしんちゃん界隈の映画秘宝こと「クレヨンしんちゃん研究所」で絶賛された本作品。往年のマカロニ・ウェスタン/アウトロー作品への愛を異常なほど感じさせる本作は、これまでの明るい雰囲気を出さないためか、オカマキャラを一切登場させない徹底ぶり。
「荒野の七人」「夕陽のガンマン」「マッドマックス」「ローン・レンジャー」など自分がわかるだけでも数作品のオマージュ/パロディが随所に散りばめられていて、その上、元ネタを知らなくても楽しめるクオリティの高さでした。加えて最後のオチは、"映画"というギミックを笑っちゃうぐらい見事に活用!
上映時間は95分で、Netflixにも公開されているので、映画好きな共感族の皆さんにも、是非一度ご覧いただきたい作品です( ´-`)
リノス屋さん
■作品: バンパイアハンターD (英題:Vampire Hunter D: Bloodlust)
■おすすめ理由
古典的なモンスターホラー要素に、SFファンタジーや西部劇の要素も併せ持つ作品です。 舞台設定は、遥か未来。“貴族”と呼ばれる吸血鬼に支配された世界で、人類は家畜同然な存在に。貴族達に怯えながらも、なんとか生活を保っている人類に味方をするのが、人間と吸血鬼の混血で、吸血鬼ハンターを生業にしている、主人公“D”。全身黒ずくめで、大きな旅行帽を被り、背中に長い刀を背負い、左手には人面瘡(じんめんそう)を宿し、顔立ちは美形という、一見地味に見えてカリスマ性のあるこのキャラクターがまず魅力的です。
映画の内容は、名門と云われるエルバーン家の少女が、貴族に誘拐される所から物語が始まり、それを知ったエルバーン家の者が、主人公Dや人間の吸血鬼ハンターいち味を雇い、少女救出へと向かわせます。後に、『マトリックス』のオムニバスアニメ『アニマトリックス』の一作品を手掛ける事になる、監督の川尻善昭(かわじりよしあき)さんが描く、道中でのアクション等見所が随所にあり、混血な故に貴族からも人間からも毛嫌いされ、しかしながらも奮闘する主人公Dの孤独な戦いもドラマに絡んできて、終盤には思わず涙を誘われます。
又、この作品の公開時は、英語版での上映のみでしたが、ソフト化の際には、日本語版も発売され、声優ファンには堪らない錚々たるメンバーがキャスティングされております。特に、主人公の左手に宿る人面瘡(じんめんそう)の声を、永井一郎(ながいいちろう)さんがアテられていて、無口な主人公とは対照的に、ユーモアや皮肉に溢れるキャラクターを演じられていたのが印象的でした。『バンパイアハンターD』は、映画以前にもOVAやオーディオドラマ、プレステ用ゲーム等のメディア展開も多くあります。
何より、菊地秀行(きくちひでゆき)さん原作の小説には、キャラクターデザイン兼挿絵をファイナルファンタジーシリーズのイラストでも有名な、天野喜孝(あまのよしたか)さんが手掛けられていて、天野さん自身の個展でも度々、同作品のイラストも出展している為、おそらく共感シアターの皆様も、どこかで一度は“D”を目にしたことがあるかもしれません。
孔明(MOVIE TOUCH)さん
■作品: トランスフォーマー ザ・ムービー 1986年公開作品
■おすすめ理由
1984年にアメリカでトランスフォーマーの玩具が発売され、テレビアニメ放送もあって大ヒット。それを受けて製作されました。テレビアニメ同様に日米合作で、作画は主に日本の東映動画(現:東映アニメーション)が担当。最初のテレビアニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー(通称:初代)」の続編ですが、本作は当時の子供達に深い傷痕を残しました。
開始30分以内に玩具の在庫処分のために初代に登場したトランスフォーマーの殆どが無惨にも殺されていき、同時に新商品の宣伝のために新しいトランスフォーマー達が主役の物語が容赦なく始まるという衝撃的な内容。総製作費40億円(尚、半分しか使い切れなかった)をかけた本作はCGと見間違える程の神作画が終始続き、日本のアニメーター達の底力を見られます。特に星帝ユニクロンの変形シーンはロボットアニメ史に残る神シーンです。ジャド・ネルソン、レナード・ニモイ、エリック・アイドル、オーソン・ウェルズらが声優として出演。
また本作はオーソン・ウェルズの遺作でもあります。勢いある80年代を象徴するような本作のアルバムは映画アルバムでもベストに入れたいほどの名盤で、特に主題歌「The Transformers Theme」と挿入歌「The Touch」は海外アニソン屈指の名曲。因みに劇伴は「ロッキー4/炎の友情」のヴィンス・ディコーラ。日本は玩具発売元であるタカラ(現:タカラトミー)の大人の事情で劇場公開に至らなかったものの、後にチャリティ上映やソフト販売が一応行われました。
現在国内で合法的に見る方法は北米版ブルーレイ(勿論日本語音声も字幕も無し)を海外から取り寄せる以外ほぼ皆無で、他はネットに違法アップされた物を見るしか方法がありません。しかしタカラトミーもブルーレイ発売や配信をする気が無いのにも関わらず本作の玩具を出しまくっているので事実上黙認状態(因みに今月も発売予定あり)。実写映画版シリーズで本作から引用されているシーンや台詞、設定がかなり多いので是非見てください。
■作品: ガールズアンドパンツァー 劇場版
■おすすめ理由
ある意味戦車アニメ版ワイルドスピード。その熱さは実際に鑑賞した多くの映画ファンから同年公開の「マッドマックス 怒りのデスロード」に匹敵すると言われた程。
砲撃戦のみならず戦車で戦車を投げ飛ばして攻撃、戦車同士で格闘戦、ジェットコースターのレール上で戦車チェイス、窮地を救う観覧車先輩などなど、「戦車でそんな使い方アリ?!」のオンパレード!仲間はファミリー同然に面倒を見る!一度戦った相手はマブダチ!応援大使は蝶野正洋!一見あり得ない戦車戦の裏には膨大なリサーチに裏付けられた世界トップクラスの再現度を誇る戦車描写があり、リアリティとファンタジーが見事に融合した戦車映画になっているのです。
特攻野郎Aチーム的な「どんな奇策でその場を乗り切るか」という展開も見どころです。オーケストラで収録された劇伴も作品を盛り上げる良い仕事ぶりを発揮し、オリジナル楽曲以外にもリパブリック賛歌やフニクリ・フニクラなど様々な国の曲が使われるので大変勉強になります。共感族なら一度は聞いた事があるであろう、あの映画にも出てきたあの楽曲も使われます。また劇中歌「おいらボコだぜ!」は人生何度ボコボコにされても立ち上がる力をくれる素晴らしい歌です。
現在劇場用OVA最新作「ガールズアンドパンツァー最終章 第3話」が公開中。それに合わせてNetflix、dアニメストア、Huluなどの各配信サービスにて本作ほかシリーズ作品が見放題配信中、更にシネマサンシャイン系列劇場などでリバイバル上映中です。以前アニメ業界にいたのですが、業界人として見ても手描きアニメと3DCGを組み合わせる現代のアニメの中でもトップクラスの作品と言える程クオリティは高いと思います。また、私が業界にいた頃にお世話になった方々が関わっていますので、是非ご覧いただければと思います。
因みにガルパンのムック本「不肖・秋山優花里の戦車映画講座」は監修/執筆が青井邦夫さん、執筆協力の1人が高橋ターヤンさん!ガルパンは実質共感シアター案件では?!
以上になります!
今回は「日本のアニメ映画」というように限定しましたが、アニメ映画はまだまだたくさんありますので、また皆様からのお声を募集したいと思います!
お楽しみに!!
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DJ MarGenalのブログ
こんにちは。
先月ダンベルを買いました。
DJ MarGenalです。
ついにインデックスのブログの担当月が回ってきたので
10年前にmixiでバリバリ日記を書いていた
あのころの気持ちで書いていきます。頑張るぞい。
突然ですけどアニソンインデックス!!のイベントコンセプトってご存知しょうか。
↑ MOGRAのHPではこう書かれています。
簡単にいうと''いろんな曲がかかるよ!''ってことです。
とは言ってもアニソンインデックスというイベントの名のとおり
一晩にかかる割合でいったら9割はアニメソングかなって感じ。
アニメソング以外に分類される
特撮、2次元アイドル、声優ソング、ボーカロイド、東方などなど
割合としては1割くらいで
個人的にも掛けるタイミングが少ないんですよね。
というわけで今回は、その1割の中から
個人的に大好きでよく掛ける、
大好きで掛けたいけどなかなか掛けられない曲を5曲、ご紹介します。
(ここで先に皆さんに知ってもらえば掛けたときに反応してもらえる・・・!)
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みなぎれ!ボボボンバー / 日野茜 (CV: 赤﨑千夏)
作詞:狐夢想 (COOL&CREATE)
作曲・編曲:ARM (IOSYS)
1曲目はこちら
ご存知!THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSより
ご存知!ポジティブパッション!
好きな食べ物はお茶!
好きな飲み物はカレー!
ご存知!日野茜さんの2曲目のソロソング
「みなぎれ!ボボボンバー」です。
元気いっぱい合いの手満載のライブ向きなアップボンバー乙女ナンバー
誰でもできる簡単合いの手
「HINO (YEAH!) HINO (YEAH!) HINO (YEAH!) HINO (YEAH!) 」
イベントでかかったらぜひやってほしいです。
THE IDOLM@STERシリーズで1曲だけしか掛けられないなら
自分は迷わずこの曲を選びます。そんな1曲。
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れっつめいく☆あんさんぶる! / メリメロマル
作詞:松井洋平
作曲:原田篤 (Arte Refact)
編曲:山本恭平 (Arte Refact)
2曲目はこちら
今期絶賛放送中のアニメ「あんさんぶるスターズ!」の姉妹?作品
「あんさんぶるガールズ!!」テーマソング
「れっつめいく☆あんさんぶる! 」です。
アプリ自体は残念ながら2018年に終了してしまい
これから先、何も更新されることはないのですが
このPV、1回視聴していただければ分かると思うんですが
めーちゃくちゃ可愛いんですね。
本当に可愛い。全部可愛い。
このキャラデザ、作画でアニメ化してほしかった・・・
サビ部分の
(れっつ!めいく!ど~やって? レッツ!メイク!ガンバッテ!
ふれーっ!ふれーっ!MAKE YOUR DREAM!)
この部分の振り付けを男だけでやって地獄空間にしたいですね。
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グローアップ / 藍井エイル
作詞:Eir
作曲:篤志
3曲目はこちら
アニサマ3日目でも大トリを務めていました藍井エイルさんの
今年4月に発売された3rdアルバム「FRAGMENT」より
反抗期がテーマの「グローアップ」という曲
初めて聞いたとき
なんだこれ!歌詞が藍井エイルさんっぽくない!けどめっちゃいい曲!
間奏のギター最高!ループで永遠踊ってられる!
っていう小学生のような感想。
藍井エイルさんの歌っている曲だと
「シリウス」「IGNITE」「ラピスラズリ」「流星」etc....と
ひじょーーーーにつよーーーいアニソンばかりですので
なかなか掛ける機会がないのですが・・・・・
いつか掛けたいなあと思っています。
PVじゃ聞けない部分なんですけど
ラスサビ前の「笑顔の練習 3、2、1 (銃声)」のところで
DJの写真を撮るムーブメントを起こしていきたい(願望)
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近日公開第二章 / PENGUIN RESEARCH
作曲・作詞:堀江晶太
4曲目。
今年8月に2ndアルバム「それでも闘う者達へ」をリリースしたばかり
5人組の最強ロックバンド、PENGUIN RESERACH
掛けたい曲が沢山あって1曲に選べないよ〜〜〜ってなってたんですが
自分のペンギンの入り口になった「近日公開第二章」を紹介します。
サビの爽快感がたまらない190越えのアップテンポなロックナンバー!
DJでフル掛けしてみんなでサビを合唱したい曲。
下克上っていうのか、ペンギンの曲は敗者の立ち位置でチクショー!!!って言いながら這い上がるイメージの曲が多くて自分的にはすっごく刺さるんです。
「ジョーカーに宜しく」「ボタン」「WILD BLUE」 「決闘」と
アニソンもたくさん作っていらっしゃるんですが
オススメは「近日公開第二章」「敗者復活戦自由形」
「boyhood」「千載一遇きたりて好機」(ry
この前のライブツアーファイナルも行ってきて
PENGUIN RESERACHに一生ついていくぞ!!!!ってなったのでぜひ。
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NO RULE MY RULE / ZAQ
作詞・作曲・編曲:ZAQ
最後はこの曲。
ZAQさん改め、ざくお姉さんの2ndアルバム「NO RULE MY RULE」より
リード曲「NO RULE MY RULE」です。
「Sparkling Daydream」「OVER DRIVER」「BRAVER」「ソラノネ」etc...と
アニソンでも好きな曲は無限にあるんですが
アニソンの曲を含めても自分はこの曲が1番大好きです。
何より歌詞が素晴らしい。共感しまくり。
始まりから終わりまで全て良い。ぜひ聞いてほしい。
この曲を聞いて元気をもらったことが何度もあり
自分にとっては本当に特別な1曲です。
できる限り掛けていきたい曲です。
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以上5曲、紹介させていただきました。
今月の自分のDJパートで使えたらいいなあと思います。
というわけで今月のアニソンインデックス情報はこちら。アニソンインデックス!! page.120
2019.9.21(土) 22:30〜
@秋葉原 #MOGRA
■GUEST DJ
Mura (月あかり夢てらす)
DJ HACK
■DJs
DJ Gyaran(声クラ。/Anilab.)
onion(Anilab.)※お休み
Shawty(ゆりりずむ)
DJ SAAYA
DJ MarGenal(Anilab.)
上海静岡 (ANISON INDEX!!/GARAGO NIGHT)
とんとん (天老会/オタク・ロワイアル/はじあに)
小太郎(でぃすあに)
■VJ
KITUNE(こす☆ボウル/Anilab.)
いしだなんです(脳内解放狂会/ガルレボL)
ちゅん
bit.ly/anisonindex120
今月もよろしくお願いします。
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