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junk-groove · 1 year
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メートル法とヤード・ポンド法が混在する不思議な世界。それが楽器::ドラムの世界
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ドラムやシンバルのサイズ。
まあ、一般常識としてその単位はインチ表記されていることが当たり前である。
長さを示す単位としてフィートが使われているケースもある。
1inch=25.4mm
1feet=30.48cm
ドラマーの間では一般的になってきたドラムヘッドの厚みを表す単位としてmilってやつもある(プリント基板なんかの厚みにも使われてるらしい)。
1mil=1/1000インチ(0.0254mm)
なんともわかりにくい(笑)
ハードウェアのサイズ表記でよく見る
・Lロッド径=12.7mmとか9.5mmとか
・パイプ径=28.6mmとか25.4mmとか22.2mmとか15.9mmとか19.1mmとか
全部インチサイズをミリメートルサイズに置き換えた表記である
(規格基準が1/8インチというボルトやパイプの工業規格が特殊であるという事情もあるんだがwww)
Ludwig、Gretsch等、いまに生き続ける誰もが認める超ビッグネームブランドはすべてアメリカのメーカーであるし、ドラムセットという楽器集合体が、アメリカで発達してきた経緯もあり、そこは致し方ないのか〜とは思う。
楽器自体のサイズであれば、それはそれとして認識すればいいだけなので、問題は少ないが、
面倒なのは、楽器やスタンド類に使われているネジ類のサイズである。
いわゆるヴィンテージと呼ばれている楽器や、現行のアイテムであってもアメリカ製のものにはインチサイズのボルト&ナットが使われているケースが多い。
しかし、台湾製だったり、中国製のアイテムはミリメートルサイズのボルト&ナットが使われていたり、
たちが悪い場合は混在していたりもする。
ほんとめんどくさい(笑)
テンションボルトなんてW 7/32っていう、化石級の規格が使われていたり!
まあ、メーカー純正パーツをちゃんと使えば問題は起きないはずなので、そこまで神経質になる必要は無いんだろうが。。。
(ここで問題になるの、同じモデルのアイテムであっても、年代によって違うケースが有ることだ)
でもね、
広さを表す際に、畳とか坪とか使う日本人が、とやかく言うのはお門違いなのかも(笑)
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junk-groove · 1 year
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結局ドラマーはどこに向かい、どうしたいんだろうか?
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ドラムセットという楽器。 決まった形があるようで、実は定形が存在しない。
奏者それぞれで必要なものが違えば、ほしい音も異なるからだ。
もともと別々に演奏されていた物の寄せ集めなのだから致し方ない。 (理由は人件費削減のためとも、ギャラ独り占めのためとも言われてますwww)
しかしながら、組み合わせが違っても必要な楽器をすべて用意するとなると結構な量になるし、それを運ぶとなるとかなりの労力を強いられることになる。
で、考えはじめるのが 「最低限の楽器でドラムセットの代わりが務まる物はないのか?」
二十年程前はジャンベ・・・めちゃめちゃ流行った!
そして今はカホン。 これもドラマーなら持っていないといけないと錯覚するほど皆が求めている印象がある。
荷物を極力減らし気軽に移動でき、それでいてドラムセットの代わりを務めることができる(ように思える)リズム楽器。
どちらも一つの楽器で、高音と低音を引き出すことができる。 これで、バスドラムとスネアドラムの役割をもたせるということになる。
しかし、 もともとは、少ない荷物で手軽に持ち運べることが主眼であるはずなのだが、それだけでは物足りなくなってくるのか、結局ドラムセット然としたカタチを求め始め、シンバルがほしい、スネアサウンドを強調したい、低音は脚で、、、など、次第に荷物が増えていくことになる。
んんん?
ドラムセットが運べる状況であればセットを運ぶべきであり、
ドラムセットを使える状況であればセットを使うべきである。
アコースティック現場だからカホンを使う。しかもドラムセットのようにいろんな楽器をならべて。。。
ちょっと変ではないか?
やっぱり、 ホントだったら、 カホンは、カホンの音がほしいときに使われるべきである。
そもそも、音量があまり出せない現場のことをアコースティックな現場と呼ぶことにも違和感を覚える。
小さい音しか出せないのであれば、小さい音でプレイすればいい話。。。
しかし、 ドラセットの代わりにカホン..... という流れもそろそろ落ち着いてきた雰囲気があるようにも感じる。
次はさらに持ち運びやすいパンデイロあたりが来るのであろうか。。。
極論を言ってしまうと、最終的にヴォイパで良くない?ってことになるんじゃね?(笑)
これは流石に飛躍し過ぎだなwww
まあ、でも、 カホンにしろジャンベにしろ、パンデイロだって、打楽器だから手軽に音は出せるし、演奏したら楽しいことに違いはないんだけどね。 (とは言え、どれもしっかり演奏するとなるとかなり難しい楽器ではあるのだが...)
大事なところは、目的を見失わずに、楽しみながら、ちゃんと音楽の一部になれるかどうか。 そこに尽きるよね。
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junk-groove · 1 year
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奏法というものについて思うこと
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世の中、ドラムをはじめとする楽器を演奏するための方法論がたくさん存在してます。 そして、いろんな方がいろんな提案をしています。
実にシンプルなものから、超難解なものまで。
それらは、先人たちの試行錯誤の知恵の結晶と言っていいでしょうし、 楽器演奏技術を効率よく身につける大いなる助けにもなるはずです。
でも そもそもこの「奏法」って、いったい何なん��しょうか?
広辞苑を紐解くと、めちゃシンプルにこう書かれていました。
楽器をかなでる方法。演奏法。
広辞苑無料検索
wikiには、もう少したくさんの文字並んでます。
奏法とは、楽器の演奏の仕方のことであるが、一般には、楽器の音の出し方がいくつかある時にそのそれぞれを指していう。なお、一般に、異なる高さの音を出すため、また、異なる強さを出すための音の出し方の違いは、奏法の違いと言わず、奏法が違うというときには音色の違いを目的とするのが普通である。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まあ、そうだよね。 楽器を演奏するための方法。音の出し方。。。
ん? でもちょっとまて、 ことドラムセットに向かったときの奏法っていう言い方、若干ニュアンスが違うような気がする。
奏法
個人的には、演奏時の流れるような連続した動きを分解・抽出・解析考察し、体系だって説明したものだと考えています。
噛み砕いて言うと、演奏を続けるうちに自然と身につくであろう、演奏するために必要な体の使い方や、道具の扱い方を、初めから身につける為に詳しく解説したものって感じか。 (他のパートに関してどうなのかは一切わからないのでドラムのことだけねwww)
そう。音の出し方ではなく、体や道具の動かし方にスポットを当ててるケースが非常に多い。 ってか、そっちばっかりか。
こうすると楽、こうすると速くなる、こうすると大きくできる、、、、、
そこにいい音、必要な音を出すための論が見受けられない気がしてます。
音楽ありきになってないんじゃないか?これは。。。
そして、本来ならばそれによって何かを得るためのもののはずである「方法」が、 そうすべきである、そうあるべきであるといった「べき論」になってしまっているんじゃないか? とも思うんです。
執着すべきではないし、固執する必要もない、ことなのに。。。
分解したものを繋ぎ合わせても、つなぎ目にほころびがあれば流れるはずのものが流れない。
奏法だけをいくら学んでも、その動きが音楽という流れの中で一体どういう意味を持つものなのか、そうすることの必然性ってなんなのかを解っていなければ、本当に身についたとは言えないのかも。
もちろん、決して奏法を学ぶことを軽視しているわけではないですよ! 体の使い方や道具の使い方、それぞれとの付き合い方などを、効率よく確実に身につけることができるという意味で、非常に素晴らしいものです! おおいに学び、実践しましょう。
でも、大事なのは「音」であり、「音楽」であるということを忘れないように。
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junk-groove · 1 year
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万人共通に当てはまる都合の良い答えなんて存在し得ない
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投稿も少ないし、 目を通してくれる人もいないこんなブログですが、
一応その投稿内容には、自己の根底にあり大前提としている考え方が存在することを告白したいともいます。
まあ、個人でやってるブログなんで自己顕示欲や承認欲求を満たしてるだけかも知れませんが(笑)
音楽やドラムに関わる事象に関する、自分が思うことを書きなぐるために始めたこのブログ、自分以外の方にとってはどうでもいいことばかりかもしれません。
特に、楽器選び・音づくりに関係あるようなタイトルの書き込みは、かなり抽象的な内容の投稿ばかりで、
「なんだよ、結局わけわからないんじゃん!」「自分で考えろしか言ってないじゃん」
とか、感じさせてしまう内容が圧倒的に多いと自分でも感じてます。。。(笑)
何かを知ろう、調べようと思った場合、おそらく具体的に「〇〇を△△すると□□になる」
そんな答えを求めていろんな情報を収集することが圧倒的に多いでしょう。
事実、私自身もそうですから。
必要な情報を明確に示してくれる情報源のほうが圧倒的に有用ですからね!
でも、自分のブログでそうしないのにはわけがあるんです!
わたし、
音楽や絵画など、個々の感覚によって評価が支配される事象においては、万人共通に当てはまる都合のいい答えなんて存在し得ないと思っています。
そもそも、感覚受容器官である目、耳、鼻、舌、皮膚、などで受けた刺激を、知覚認識する脳での処理結果がすべて共通である保証もない。
極端な話、わたしが思う「赤」は、あなたが思う「青」なのかもしれない。。。
そう、感覚的な部分に頼る比較検討要素が判断基準の大半を占める問題に対する回答は、答えを欲している個人個人に、パーソナルなかたちでアドバイスされるべき。
わたしの中には、そんな考え方が大前提にあるんです!
同じチューニングをしても同じ音がするわけじゃない。
同じ楽器を使っても同じ音がするわけじゃない。
みんなわかっていることです。
パーソナルな悩みにはパーソナルに答え、応える。
正解らしき物はそこにしか存在しないと思います。
蚊帳の外から眺めているだけの人にとって、 参考にはなるかもしれないが、 絶対に答えではない情報。
世の中にあふれる、
「答えらしき情報」
一般論として正しいものであっても、 すべての人にとって正しいかどうかは別次元の問題です。
「事実は一つしかないが、真実は人の数だけある」
そんなことを言っている人もいます!
できる限り発信した情報には フィルターもバイアスもかけたくない。
そんな気持ちも強く存在します。 (無責任な発言はしたくないという、単なる責任逃れかもしれませんが)
と、とりあえずわたしの基本の基本の基本的考え方を提示させていただきました。
なので、具体的な何かを書いている場合は、
・誰にでも当てはまる単なる一般論
 か、
・誰かに向けて書かれたもの
の、どちらかになるとご理解ください。
そして、抽象的な何かを書いている場合は、そこに何が潜んでいるのかを想像し、たくさんの視点、広い視野、物事を俯瞰して観ることができる高い視座をもって、感受性&思考能力をフルに発揮し、自分なりのなにかを見つけるためのヒント又は、何かを考えるトリガーにしていただければ嬉しいのですが。。。
まあ単なるおっさんの戯言ですから、ササッとスルーしていただいても大丈夫なんですけどね(笑)
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junk-groove · 1 year
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Phil Rudd フィル・ラッド − AC/DC
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高校に入学したばかりの頃、 クラスメイトに相当なレベルのハードロックマニアがいた。
そんな彼の影響で、私のミュージックライブラリーには新しい出会いが追加され続け、雨後の筍のようにむくむくと成長していった!
そんな中にあった1枚がAC/DCの「ロック魂・・��Let there be rock」。
当時、ミュージックシーンに返り咲いた彼らの作品(Back in Black)は爆発的に売れ、当然ながらラジオでも頻繁に聞くことができていたはずだ。 しかし、それがAC/DCを聴いているという意識は残念ながらなかったと思う。
ロック魂との出会いは、ちゃんとした、正式なAC/DCとの出会いであったと言っていいと思う。
ハードなリフとシンプルなリズム。 とにかくグイグイと押しまくる演奏に圧倒されるばかり。 収録されている曲もライブの定番となっている名曲揃い!
大音量で聴いたそれに、まるで雷に打たれたような衝撃を受けた。
そして、興味は広がる。 このバンドのことをもっと知りたい!
High way to hell、Back in Black、For those about to rock、、、
傑作が続く。
どのアルバムに触れてもこれ以上そぎ落とすところがないくらい研ぎ澄まされた一切の無駄がないビート。 そして時折繰り出される音数は少ないのにトリッキーなフィル。 シンプルであることで、ちょっとした変化で大きな効果を生み出す。
完全にやられました!
私の中では、究極のロックドラマー
それがフィル・ラッド
好きとか嫌いとかを超越したところにいる唯一のドラマー。。。
ドラミングスタイルは、とにかくパワフルかつシンプル! 若いころはそれなりに手数もありますが、 キャリアを重ねていくうちに、どんどんシンプルになっていきます。
使用楽器は、 キャリアの殆どがSONORドラム&Paisteシンバル
セットはその時々のフラッグシップモデルや新製品を使用しているようです。 スネアドラムはおそらく彼の好みだと思われる14×5インチのブラスシェル(COB)や、ベルブロンズシェルなど、いわゆるメタルシェルタイプを使用していることが多いようです。
※以前、SONORからフィルモデルのスネアドラム(SSD11-1405PR)出てたんだけど今は無いみたいですね。探せば中古が見つかるかも。。。
シンバルは、Paiste2002シリーズやSignatureシリーズを中心に使用しているようですが、最も特徴的なのがライドシンバルを使用せず、ハイハットと、バックビートとともに入れるクラッシュシンバルでビートのダイナミクスをコントロールしているところ。
ハイハットは極々普通のモデルを使うことが多いようですが、クラッシュシンバルはとにかくでかい!
そしてスティックはAHEAD。 現在は自身のシグネチャーモデルがラインナップされてますが、それ以前は右手が5A、左手がROCKという組み合わせを愛用していたはず。
一時、いろんな事情でバンドを離れていた時期があり、その間超凄腕ドラマーを迎えて活動をしていたAC/DCですが、
やはりフィルがいる時のような「らしさ」が希薄な気がします。
亡くなったリーダーのマルコムもAC/DCのドラマーはフィルじゃないとダメって言ってたらしいですから! (この2人、不仲が噂されてましたけど。。。。。)
実際、私自身、フィル不在時期のAC/DCも、一応聴いてみたけどなかなかに違和感があっってヘビーローテにすることは難しいと感じてしまった。。
私生活における諸々の問題があったりとかで、AC/DC離れっちゃったり、自身のバンド立ち上げたり、でもやっぱりAC/DCに戻ったり。
もうちょっとコシ落ち着けようよ(笑)
でも、誰がなんと言おうと、私にとっての世界最高のドラマー、
それがAC/DCのドラマー、フィル・ラッドです!
動画を見るならこちらがオススメ!
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junk-groove · 1 year
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Shannon Larkin / シャノン・ラーキン (Godsmack)
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どのくらい前になるんだろう? それは、YOUTUBEでドラム関係の動画をいろいろ検索している時に偶然発見したものだった。
その動画で繰り広げられていたものは、どう見てもパワーロックバンドであるにもかかわらずドラムセットとパーカッションによるバトル(ソロ?)を展開しているものだった!
それがこれ
youtube
「なんだ?このカッコいヤツらは!!」
と言うことでそのバンドを探してみると「GODSMACK」というらしい。
し、しらない。。。。
こりゃいかん! こんなかっこいいバンドを見逃す手はないぜというわけで、早速DVDをゲット!!!
かっこよすぎる。絶対にカッコイイ!!
こんなワクワクするバンドは久しぶりだった。
ドラマーの名は「シャノン・ラーキン」。
それまで知らなかったことが悔やまれるほどかっこいい(あくまで個人の主観)!
先ず音が良い! デカイ、太い、しかも上手い!
セッティングも個性的でカッコイイ!
そして、特筆すべきはその動き! 
「無駄な動きが多すぎる!」
と言われてしまえばそれまでだが、とにかくド派手! 
メンバーの中で一番目立ってます(笑)
左右の腕の入れ替えが凄くうまく、その変幻自在な動きはシンプルな演奏でも視覚効果要素も相まってかなりトリッキーに見えますね。
この辺、自分のスタイルにも通じるところがあるので、そこも引っかかった要因かも(^^)
今ではすっかりお気に入りのバンドとなっているGODSMACK...
アメリカでは出すアルバムすべてがゴールド&プラチナアルバム、ダブルプラチナと言う、超がつくほどのビッグなバンドだが、日本ではこれまた超が付くほどマイナー。
悲しくなるほどマイナーなようだ。
今では国内盤のCDも出ないという現状。。。
本当に悲しい。。。。゚(゚´Д`゚)゚。
興味があれば是非一度
しかし、それにしてもサリーはVo.なのにメチャメチャドラム上手いなぁ〜!
個人的におすすめな音源はこれかな。。。
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junk-groove · 1 year
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お気に入りは、ドラマー(プレイヤー)個人よりもバンド自体、そして音楽そのものであることが圧倒的に自然である
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楽器を演奏する身であれば、多かれ少なかれお気に入りのプレイヤーというものが存在する人がほとんどだと思う。
楽器を演奏するために必要な知識や技術を身につけるために、聴き、観、追いかけ、大きな影響を受けているはずだ。
ドラマーとしての自分を振り返ってみると私にも実にたくさんのお気に入りプレイヤーが存在する。
イアン・ペイス、コージー・パウエル、ジョン・ボーナム、カーマイン・アピス、クライヴ・バー、サイモン・カーク、アラン・ホワイト、ニール・パート、テリー・ボジオ、トミー・アルドリッジ、、、、、そしてフィル・ラッド。
しかし、
そんな数多のプレイヤーたちの出会いは常に、先に、お気に入りの音楽があり、それを生み出してきたお気に入りのバンドがある。
そして、音楽を自分で演奏してみることを望み、楽器を手にし、演奏することを始めてから出会ったバンドのドラマーたち。
音楽を、そしてドラムの演奏に興味を抱かせてくれたのはドラマーではなく、バンドであり音楽そのものだった。
音楽を聴き、最初にドラムに耳を奪われたのは小学生の時にラジオから流れてきた音を聞いたビートルズの「She loves you(1964)」
そして、ドラムがかっこいいと思わされた曲は中学生の時に聞いたパット・ベネターの「Heart breaker(1979)」と、The Knackの「My Sharona(1979)」 これらもラジオが出会いだった。
高校に進み、自然発生的に結成したバンドでコピーした最初の曲はUFOの「Only you can rock me(1978)」
どれもドラマーではなく曲からの影響だ。
UFOは、その後大のお気に入りバンドとなり、幾度も幾度、何曲もコピーし演奏した。
ただただUFOというバンドが好きで、UFOというバンドの演奏を聴き、再現してみる試みをし続けただけである。 でも、ドラマーであったアンディー・パーカー個人がお気に入りであったことはない。 しかし、多大なる影響を受けていることに間違いはない。
何事も、上達には良い見本、優れた手本が必要であると思っているのだが、 音楽を演奏するという行為に必要は手本は、いい音楽そのものであるとことは間違いない。
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junk-groove · 1 year
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私的音楽史<目覚め編>
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小学生ころのことだった。
ある日、我が家に「ステレオ」と呼ばれる機械がやってきた。
今にして思えば、ステレオという呼び名は、どうにもおかしいけどwww
当時、小さなTV、ポータブルのAMラジオくらいしか知らなかった私にとっては大きな、大きなカルチャーショックと言っていいだろう。
その真新しい機械にはFMラジオと呼ばれる機能がついていた。。
「すげ〜、良い音。。。。」
そして、毎日のようにFMラジオを聞くようになっていった。
当時のFMは、今のそれとは違い、パーソナリティのしゃべりはほとんどなかったように記憶している。
ただただ音楽を流していたようにも思う。
そこから得られる音楽に関する情報を、乾いたスポンジが水を吸うように、何でもかんでも吸収していったのだろう。
それまで音楽といえば学校の授業か、TVで聞く歌謡曲くらいしか知らなかった私は、おおきなショックを受けたのだろう。。おそらく。。。 (TVで見聞したミシェル・ポルナレフ、ベイ・シティ・ローラーズが洋楽原体験!←今でも大好きw ちなみにsaturdayのスペルを覚えたのはB.C.R.のおかげwww)
そしていわゆる洋楽というものに、本当の意味で目覚めていった。
ビートルズ、カーペンターズ、ABBA、ビリー・ジョエル.....。
いろんな出会いがあった。
AMラジオでは、地元地方局の帯番組のパーソナリティがバンドを結成するという、大きなトピックもあった!
こうして良い音楽に触れ、バンドって自分でやれるんんだ!という憧れ。様々な要因が重なりあい、その後バンドを組んでみたいという思いにつながる「素」が形成されていったのかもしれない。
もちろん、その機械にはレコードプレイヤー、カセットテープレコーダーもついており、いろんな音楽に興味を持つ素晴らしい機会を与えてもらった。(ちなみに、初めて買った音楽レコードはピンクレディーのベスト盤だったな。※冒頭の画像はヤフオクから借用しました。記憶に間違いがなければこんなやつだった。。。)
中学に入ると、LED ZEPPELINの存在を知ることとなる。 同じクラスの奴が「家にあった」と言って貸してくれたシングルレコード2枚。 (BLACK BOG、ROCK’N ROLLだった)
初めて聞いた当時は『なんだ、この変な音楽は』という印象だった。 いまでは考えられない感想だが、子供だった当時に私には全く理解不能だった。
相変わらずラジオからも琴線に触れるお気に入りの音楽は次々と流れ出てきていた。
The Police、RUSH、TOTO.....。
そして、当時爆発的に巷で流行っていたのがYMOである。その新しい音楽に、私もちょっとだけのめり込む。← バンドというものに興味を持つきっかけとなったわけだが。。。
さらに、ある曲を耳にしたことがきっかけで「ドラム」に大して異常に興味を引くようになっていった。
「パット・ベネターのハートブレイカー」
そして、
「ナックのマイ・シャローナ」。。。
今にして思えば、あの時のあの体験がなければ、今の自分は無かったのかもしれない。
自分の音楽履歴を振り返ってみて思ったこと。
人生と音楽は切っても切っても切れないものである。。。。。
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junk-groove · 1 year
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練習に向かうモチベーションを高めるために必要なこと
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ドラムの演奏に限らず、何か新しいことを始める際、取り組んでいることのレベルや精度を上げていくために欠かせないことは
練習、訓練
と、呼ばれるものである。
必要不可欠であるにもかかわらず、繰り返し、しっかり取り組み続けることが非常に難しいことでもある。
結果や成果がハッキリ見えているうちはまだ良いのだろうが、 思うように進歩が見えなかったりする場合、イライラが募る原因になったりもする。
では、練習に向かうためのモチベーションを高めるためには、どんなことが必要なんだろうか?
その答えは、「基礎は地盤の上に築くもの」でも書いたが、今自分が何のためにこの練習に取り組む必要があるのかという、しっかりした目的意識が必要なのではないかと思う。
ものすごいプレイヤーの中には 「練習なんてしないよ!」 なんて言う方も多いが、 それは、していないのではなく、練習だと思っていないフシがある(笑)
おそらく、目的がはっきりしていて、 めちゃ楽しんでいるからに違いない(と思うのは、多分私だけでは無いはずだ)。
練習。。。 日本語で言うとこの一言ですべての状況を含んでしまうが、英語ではその内容・目的によって複数の単語が用いられる。
EXERCISE 上達させる訓練
PRACTICE 主に習得するための訓練
TRAINING 主に向上するための訓練
DRILL 手順に従った訓練
引用元:ER Synonym Dictionary Online
身に付ける、精度を上げる、進歩させる、染みこませる。。。
これらの練習や訓練が、自分の求める何に効いていくのか。それを意識することが非常に大切なんじゃなかとおもうのだ。
知り合いのドラマーの中には、 まじでそんなにやる必要ないんじゃないのか? なんて思ってしまうほどめちゃくちゃ練習をしている人たちがいる。
そんな彼らの多くに共通している行動がひとつある。
それは、定期的に練習パッドを買うこと!
話を聞くと、 「練習に対するモチベーションをあげるには、新しい練習パッドを買うのが一番!!」
新しいパッドが登場するたびに入手していると言っても過言では無いドラマーもいる。
常に、新鮮な気分で練習に向かうことが出来るようだ(笑)
※ タッチ・リバウンド・サウンドなど様々なタイプが存在する練習パッドは、何を練習したいのかによって使い分けるのが良いんじゃないかと。
※とか言っておきながら、練習パッドを使った練習があまり好きではない(というか嫌いと言い切ってもいいかもw)わたし。。。(汗)
技術的な意味でドラム演奏が即席で上手くなるコツなどありません
とにかく練習あるのみ
練習にむかうための動機は何でも良いと思います。 ただし、己の意識次第!
何を実現するために、何をやるのか!
意味なきことは身に成りません。 なんでも良いんです。 今からやる練習が、自分のどこに、何に効くのか。 それさえわかっていれば。
でも、まあ、とにかく、 練習であろうが訓練であろうが、全ては自分の表現のため、その先にある音楽のためなんだから、楽しんでやりたいものですね。。
※練習パッド自体について、反復練習の必要性&重要性などについては、また別の機会に(^^)
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junk-groove · 1 year
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さて、ドラム用のシューズって。。。
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ドラムセットの演奏に適したシューズはどんなものなのか?
雑誌などでも時々特集が組まれたりする話題である。
私自身のことについてだけ言うと、ベストは裸足であるといまのところ結論づけている。
過去には、いろんなシューズを試してみている。
かつてよく話題に上がり愛用者も多かった「カンフーシューズ」や、雑誌などのアンケートでも愛用者が多く見受けられるコンバースのオールスターのような靴底がフラットでグリップ感の強いバスケットシューズタイプ。
極々普通のランニング用のシューズなんかも使ってみた。
見た目重視のごっつい編み上げ作業靴タイプや、ボクシングシューズもどき、
そして最終的には、 ホームセンターなどで格安で売られているペラッペラの体育館シューズのようなものを愛用していた期間が長かったように思う。
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↑ こんなようなやつ。だいたい¥1,000前後で手に入るような安物が好きでした
しかし、
どんなにみんながいいと言っているものでも、裸足に勝るものには出会えなかった。
でも、ステージ上などでは、裸足では危険な状況もありえるわけで、裸足での演奏はあまりオススメはできない。
さて、 ドラムシューズに求められることって一体どんなことだろう?
足首の動きを妨げない
つま先の自由度が高い
ペダル操作の感覚が足にしっかり伝わる
ペダルからの反発による衝撃を和らげてくれる
などなど (裸足が好きなため、じつはよくわかっていない(^^ゞ)
以前、近所のスポーツ用品関係のアウトレットショップのようなところで、こんなシューズを手に入れてみた
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五本指シューズ!!! (現在は廃番のadidasトレーニングシューズ)
まともに手に入れようとするとかなりの値段なのだが、
なんと90%以上OFFという、ありえない数字!
思わず店員さんに間違いじゃないのか確認してしまった(笑)
そもそも、標準的な成人男性と比較してかなり小さく、しかも極度の下駄足である私の足にぴったり合うサイズが有るわけがないのだが、一応フィッティングして、大丈夫そうなサイズを選んで購入。
早速試してみると。。。
サイズがデカイにもかかわらず。
自分の足へのフィット感が半端ない!
地面を蹴る力が効率よく伝わっている気がする。
ただし、トレーニング用だったのでソールはかなり薄く長時間の歩行には不向き。。。
しかし、
これってもしかしてドラム用にバッチリなんじゃないか!!!!
※機会があれば一度でいいから試してほしい5本指シューズ。
見た目は異様だがなかなかのフィット感とグリップ感!
ソックスも当然5本指!靴はちょっとっていう方も、ぜひ5本指ソックスだけでも試してほしい。← きっと素敵な体験をもたらしてくれるはず(笑)
そんなこんなで、いろいろ気になって来た(笑)
自分の持ってるいろんなタイプのシューズでドラムの演奏を試してみる。。。
結果!
別に靴の種類なんてどうでもいい!
という結論に達しました(笑)← 企画自体が無意味になった!(大笑)
でも、
大事なことがひとつわかりました!
そして、なんで裸足が好きなのかも!!
ドラムの演奏に適しているかどうか、、、
そこが重要なのではなく、
自分の足にあったサイズ、形状なのかどうかなのかが非常に大切!!!
さらに、しっかり正しくシューズを履けているかどうかも!!!!!
シューズの大きさ、形が足に合っていないと、
シューズ自体を足にフィットさせようと、
無意識のうちに指先に力が入ってるんです。
サンダルで街中歩いてると、
靴の時より疲れません?
あの現象が、靴の場合でも、特に運動中なんかには少なからず 発生してるようである(この現象を少しでも軽減するためっていう意味で5本指ソックスおすすめします)。
というわけで、靴はどうでもいいよ、ペダル踏みやすければなんでも!!!
とにかくサイズと形に一度こだわって試してみてください。
なんか感じてもらえると思います。
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junk-groove · 1 year
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「良い音だね!」その一言の裏に含まれる大切なもの。
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「スネアいい音してるねぇ〜」 何気なくかわされる会話の一言。
この一言の裏側には、
ただ純然と、感覚的に良い音がする。 チューニングが素晴らしいから良い音がする。 楽器とヘッド、スネアワイヤーなど、パーツ類の組み合わせが良いから良い音がする。 叩き方が良いから良い音がする。 そのスティックで叩くから良い音がする。 ◯◯さんが叩いているからいい音がする。 部屋の音響特性の影響で良い音に感じる。 アンサンブルに溶け込んでいてとてもいい感じに聞こえる!
挙げていったらキリがない程、受け手側にかかったフィルターの影響でいろいろな受け取られ方をしていることを認知していなければならない。
まあ、受け手の感覚に左右されるものではあるし、面倒くさいこと考えずに 「いい音である」といった大枠で捉えれば良いだけのことではあるのだが、
でも、
同じ楽器を使ったからといって、 チューニングを真似したからといって、必ずしも良い音を引き出せるわけではないということが事実であることに変わりはないのである。
誰それが良いと言っていたから良いに違いない。 誰それが気に入って使っているのだから良い楽器に違いない。
間違いではないが、正しくもない。
人それぞれなんだな。
なんか楽器に関することを書こうとすると、 いつも同じ結論になってしまっている気もするが、
でも、そういうことなんだよ。
大事なのは「音」「演奏」が、音楽しているかどうか。
これに尽きるのだ!
でも、
自分が感じた「良い」を再現する努力
楽器、チューニング、フィッティング(=ヘッドやスネアワイヤーだったり、フープだったりワッシャーだったり)、スティック、ストローク、演奏方法・・・・・・。
色んな要素をそれぞれ、そして複合的に真似る、研究する、実験する。
そうした数々の実験を繰り返し、経験を積み上げることのみで身につけられる、いい音を引き出すための自分のためのセオリーを作り上げてほしい。
スネアドラムに関してだけ言うと、比較的かんたんに音色の変化を色々試すには、
フープとかスネアワイヤーとかヘッドとかを交換してみるのが近道! (お財布的には簡単ではないかもしれませんが・・・・・。。。) 
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junk-groove · 1 year
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シェル材の違いでサウンドに変化が生まれるのは、シェルが鳴っているからではない。
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よく聞かれる言葉
「シェルがメイプルだからこの音」「バーチシェルの音、好きなんだよね」
シェル材による、サウンド傾向の一般認識。 間違いではないが、正しくもない。
シェル材、単純に材質によるサウンドへの影響、 個人的には20%、いやそれ以下ではないかと思っている。
ドラムシェルなんて、鳴っていない。 そもそも発音体でもなければ、ハッキリと音を発しているはずもない。
シェルの役目は、 発音体であるヘッドの振動を 支え、吸収し、減衰させることにある。
シェル素材が変わると音の傾向が変わる この現象は材の特性によるものではなく、その特性によってヘッド振動への振る舞いが変わるということではないだろうか。 そう考えることで、チューニングに対する意識も変わって来るのではないかと思う。
ドラムシェルの多くは合板で出来ている。 その合板構成要素である 素材の状態(目のつまり方やレイヤーの厚み等) 組み合わせ方(縦目、横目の組み合わせやそれぞれの枚数、並べ方、合計の厚み) 接着剤の質や量 シェル自体の重量
それにプラスして ベアリングエッジの形状 ラグやフープなどといった金具類の重さや強度、設置状態 ヘッドとの接触状態
それらすべての構成要素がヘッド振動に対してどのような振る舞い方をしているのかが重要なのである。
木材そのものが、それら構成要素の中で、それほど重要度は高いわけでは無いのではないだろうか。
シェル材にこだわるのではなく、
全体としてどんなサウンド特性が得られるのか。
作りたい音に対して 適切なヘッドは何? 適切なチューニングは?
気にすべきことはそこに尽きる。
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junk-groove · 2 years
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セッティングに使用するスタンドがサウンドに与える影響はかなり大きい
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もうかれこれ10年以上前のことになりますが、知り合いのドラマー数人とスネアスタンドの違いによってスネアドラムのサウンドにどんな違いが生じさせるのかを色々試してみた事がある。
概念として、「セッティングに使うハードウェア、スタンド類で、音が違う」とい��ことは知っていたし、なんとな��感じてもいたのだが、果たして気にする必要があるほどの違いが生まれるのか、検証してみようっていうのが狙いだった。
比較したスネアスタンドは、国産メーカー2種、海外メーカー1種の計3種類(+当時既に廃番になっており、入手困難な海外モデル1種もついでに試してみた)。
すべて、各メーカーのフラッグシップモデルではなく、いわゆる普及価格帯と呼ばれる比較的ライトウェイトなモデルばかり。
「楽器の自然な響きを損なわない」という判断基準のもとに実験開始!
結果は、、、、、
ひとそれぞれ好みもあるので我々が出した答えがすべてではありませんが、 全員共通で海外メーカー(某D社ですwww)の圧倒的な勝利!!!
スネアドラムをのせて試してみて、生音で聴感上の差がない場合でも、タムをのせて試してみると明らかな違いが見えてくる
価格、サウンド、使い勝手、、、、、、、 スタンドの良し悪しを判断するために何を重視するかによって答えは変わってくると思うが、
音圧、音量、なによりスネアドラムから放出されるサウンドの幅(レンジ)、、 すべてのバランスが良くスネアドラムの音が損なわれていないなと感じたのは前述の海外モデル←(今でも普通に手に入るやつです)。
その後、数々の場面で、いろんな楽器とスタンドの関係を体感してきましたが、見事に相性みたいなものがあることをまざまざと感じさせられ続けました。 (ペダルの違いでバスドラムのサウンドが変わるなんてことも。。。) ただし、すべてのハードウェアに「これがベスト!」なんてものはありません!!! 楽器そのものとの相性で、コイツにはこれが良いって感じ。
楽器とハードウェアの関係性に限らず、 なんとなく解ったつもりでいたり、ぼんやりと感じていてなんとなく知っていると思っていることを、実際に体感するために時間を掛けて実験してみると、ただの概念ではなく、自分にとっての、自分のためだけのセオリーが見えてきます。 (ヘッドの種類なんかが特に大事かも)
何事も「つもり」でいるのではなく、感じること。
疑似体験ではなく実体験すること。
情報に惑わされず、自分にとって何が最良であるのかを確かめること。
自分の感覚、感情を表現するために使う道具、その道具を正しく使うための補助具には、たまには時間を掛けて真剣に向き合って見ることも大切なことなのかもしれません。
ちなみに、現在普通に流通していて個人的に好きなハードウェアは、 dwの7000シリーズ SONORの600シリーズ 辺りですかね。 (流通していないものも含めると、SONOR Signatureシリーズがめちゃ好きです!)
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junk-groove · 2 years
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あなたのドラムセットに必要なものって...
あなたの好みに則ってお気に入りの楽器を手に入れました。
自分自身のプレイに多彩な音色や高度なプレイを望まないのでアレばそれだけで済むかもしれません。。。
しかし、、、、
自分のレベルが上がっていくと 新しい楽器が欲しくなってくることが多いはず
それは
ドラマーとしてのレベルが上がれば あなたの耳も肥えてきているからに違いありません
演奏する曲想にも幅が付き 耳が肥えてくると あなたが持っている楽器だけでは出せない音があることに気づくのです。。
キーワードは
「必要性&必然性」
あなたがバンドや演奏活動をしていく上で
「この曲にはこの音よりこんな音の方がいいかも、こんな音が必要なんじゃないか?(=必要性)」 「こっちの音の方がいいじゃん(=必然性)」
こんなことを思ってしまったら、別の楽器が欲しくなってくることも当然のことなんです。。
スネアドラムだけをとってみても、実にたくさんの種類のモデルが存在していますね これは、ドラマーの多種多様なニーズに応えるために他ありません。
こうして、手元に楽器が増えていくことになってしまうんですね〜
* * *
私の大好きなバンドのひとつに「RUSH」があります。
時期によってバンドスタイルは異なりますが、 (最も好きなのは、70年代後半から80年代頭ぐらいのもっともプログレッシヴだった頃) どの時期にも共通しているのは、 「3人という最小のメンバーで、非常に複雑な曲をこともなげに演奏し、ライブでも驚くほどの再現度でプレイしているということ」
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3人が3人共、「マジでこれ一人でやってるの?」
と感じるほど多彩なサウンドを操っています。
画像はPermanent Wavesツアー時と思われるライブシーンの一コマ。
ドラマーのニール・パートのセットには2バス+多数のタム、大小様々なシンバルに加え、チャイム、クロテイル、グロッケン、大小のウインドチャイムやトライアングル、カウベル、テンプルブロック、ドラなどが所狭しと、さらに効率よく配置されている。
当時のRUSHサウンドを再現するためにはこれらすべての「音」が必要だったからにほかありません。 (晩年には電子ドラム&電子パーカッションの発達、導入に伴い、徐々にセッティングはシンプルになっていきますが)
他にもテリー・ボジオなどのように、信じられないほど多くのドラム、シンバルをセットし、複雑なリズム、メロディに対応した文字通りのモンスターキットを駆使しているドラマーもいます。
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彼らとは真逆で、最小限のドラム、シンバルだけで、本当に素晴らしい演奏を繰り広げるドラマーもたくさんいます。
でも、どちらも自分の表現に必要な物をセットしているにすぎないということは共通していると思います。
(どうでもいですが、私個人が趣味ドンズバの演奏しかしなくて良い立場であれば、ライドシンバルはセットに必要ない楽器だと思ってますwww)
* * *
さて、あなたのドラムセットに必要なものは一体何でしょう?
「必要ない物は買う必要はない」
ということになるわけで、演奏する上で、表現する上で、必要なものは何なのか?って言うところがその答えになるわけです。
「基本的なシンバルもそろったから、次はスプラッシュかな、チャイナかな」
なんていうことを考える方も多いと思いますが、
必要性が無ければ
あなたのアイデアの中に出てこない音なのであれば
無理して買うことは無いのです。
逆に、必要な物は、必要な音は手に入れるべきなんです!
楽器を選び、セットに加えるパーツ(楽器)を選ぶ基準。
好みの次は「必要性」「必然性」の二つのキーワードに注目してみてはいかがでしょうか?
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junk-groove · 2 years
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リズム感無いから(悪いから)の一言で逃げようとしてないかい?
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私リズム感無いから。
ドラムが上手く演奏できない初心者からよく聞く言葉。
いやいや、そうじゃなくてね(笑)
そもそもリズム感なんて、普通に誰でもちゃんと持っているものです。
普通に歩ける身体能力があるのであれば、誰でもドラムは演奏できます。
歩いている時、 右足出して、それと同時に左手を前に振り出して、次は。。。。。。 とか、考えてないでしょ! しかも、おそらく、誰しもが ほぼ一定のテンポをキープしてるはずでしょ?
絶対に無意識に。
さらに言えば、音楽に合わせて、歩けるでしょ?
リズム感は誰にでももともと備わってます。
リズム感悪い、、、 ではなく、
リズムが悪い!がしっくり来る。
体が制御できてないだけだと思うんです。 もともと備わっているリズム感に対して、 その感覚に体がついて行かない、 思うように体をコントロールできていないってことなんじゃないかと。
音楽に合わせて体を動かしてみましょう!
ゆっくりでいいです。 簡単でいいです。 カッコなんて気にしなくていいです。
音楽を感じ、体を動かしてみましょう。 ただゆらゆらと体を揺らすだけでいいんです。
合わせようとする必要はありません、ただ音楽にのっかって、ゆるゆる・ゆらゆらと体を動かしてみましょう。
ほらね! だんだん音楽と一体化して、気分が高揚してくるでしょ(笑)
その行為こそが、その感覚こそが、腕、脚、体を自分の意志で気持ちよく動かすことができるようになる一歩です。
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junk-groove · 2 years
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好きな人の好きなものを好きになる 〜好みの幅を広げるために〜
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自分の好みの幅という物は、じつは自分で思っているほど広くない。
「好みに従って買ってかえってきた楽器の音が既に持っているものとあまり変わりがなかった」
と言う経験をお持ちの方も少なくないはず。
自分が買い集めたCDのジャンルに偏りがあることに ある日 ふと気づいたことがあるひともたくさんいるでしょう
そうなんです。
自分だけの感覚と共鳴する対象なんてものはそんなに幅広いものであるはずがありません。
人間なんて
ある意味
かなり「閉じた」存在なんですから。
恋愛をしていると
彼女(彼氏)の好きなものを理解しようとしたり
好きになったり
好きなアーティストのインタビューに登場する別のアーティストだったり、本だったり、好きな食べ物だったり。
自分以外のものとのコミュニケーションを通して
自分以外のアンテナを共有しようとすることで
自分には無かったソースを
取り込んでいくものではないかと思う
音楽に関しても全く同じなんじゃないだろうか
すきなバンド
すきなドラマー
好きな人の好きなものを好きになることは
自分の幅を広げ
自分の引き出しを増やすことになる
ルーツを探る
その行為が好きなものへの理解度に深みを持たせ、過去を未来につなげるキーワードになるはずだ。
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junk-groove · 2 years
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基礎は地盤の上に築くもの 〜目的と手段を履き違えてはいけない〜
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『基礎が大事』
ことあるごとに、色々なシチュエーションで言われます。。『ウィキペディア(Wikipedia)』によると基礎とは、
物事の成立するもととなる大事な事柄。
建物を支持し、その重量を安全に地盤に伝える為に、建物の下部に作られた土台の総称。
とのこと。。。
日常的によく耳にする「基礎(基本)」は、1番のほうですよね。
そしてその対義語は「応用」ということらしい。 基礎を固めることでいろいろなことに対応する応用力が発揮できるというわけだ
でも、ここで注目したいのが定義の2番目。
「建物を支持し、その重量を安全に地盤に伝える」
そう、基礎の下には地盤があるんです! どんなに頑丈な基礎を築いても、それを支える地盤が不安定では、 どんなに立派な家でも傾いてしまいます。
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音楽に当てはめて考えてみましょう。
楽器を習ってる場合でも、「基本が大事」という言葉をよく耳にすると思います。 しかし、私は基礎よりももっと大切な事があると思っています。それが建物で言うところのしっかりした地盤に当たる部分。
「良い楽器と出会う準備」でも書いた「自分自身を良く知り、自分にとっての判断基準を作る事が大切である」と言う部分がそれに当てはまるのではないかと思っています。
いくらがんばって基礎トレーニングをしても、それが乗っかる地盤(自分の判断による自分自身の好み、そしてそこから生まれてくる目的意識、使い道)がしっか りしていなければ単なる音の羅列に陥ってしまいます。逆に、目的意識(こんなフレーズがやりたい、こんなテクが必要だ)がはっきりしていれば、つまらな かったはずの基礎練がみるみるうちに楽しいものになっていきます。
楽器選びや音作りに関しても全く同じです。
「こんな音が好きなんだ」「この曲にはこんな音が欲しいな」と言う目的意識がはっきりしていれば、自ずと答えは見つかるはずです。
自分自身の判断基準に則った、自分自身のための価値基準(=地盤) これを持つことこそがすべてのことにおいて最も大切なことではないかと。。。。
自分が好きな音楽
自分のお気に入りのアーティスト
自分が出したい音
自分がやりたい音楽、、、、、
それに基づいた演奏、楽器選び、音作り
そう、基礎練習を真面目にすることが目的ではないんです。
良い楽器を選ぶことが目的ではないんです。
いい音を作る技術を身に付けることが目的ではないんです。
その先にある自分が表現したい音楽! 全てはその目的のために必要なものを身につけるための手段にすぎないんです。
そのことを忘れず、 なりたい自分、 表現したいもの、 地盤を安定させることで、向かうべき方向が見えてくるはずです。
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