8月5日
ドラクエウォークのお土産アイテムを取りに平等院へ向かった。
京都に滞在し始めて半月が過ぎたが電車に乗るのは今日が初めて。京阪特急で中書島へ行き、そこから宇治線で京阪宇治から表参道を歩くルートにした。
駅のホームで待っていると赤と金のすごいお召し列車か何かみたいなきれいな電車がきた。中は左側が指定席券が要りそうな2人ずつの席になっていて、右側は7人がけロングシートだったのでロングシートのほうに座った。が、隣の車両とのドアの上に「ELEGANT」などと書いてあって、ここの車両は追加料金払わないと入れない一等席なのでは?これに乗っていいの?車掌が検札に回ってきて降ろされない?と心配で車中は「京阪特急 座席 料金」などで必死に調べていた。
プレミアムカー接続8000系ELEGANT SALOONタイプの電車だったらしい。帰りは3000系に乗った。
無事に宇治駅に着く。駅出口のエスカレーターが節電のため止まっていた。
平等院へは宇治川を渡る。なかなか風が強く日傘が飛ばされそうだった。宇治川は鴨川のようなのんびりした感じがなく、東京の川みたいだった。ただ、山を背景に橋の上を電車が走っているのは良い。
川を渡るとすぐに平等院の参道だが、アイスティー、抹茶アイス、抹茶かき氷、抹茶八ツ橋、茶葉、抹茶ラーメン、茶そば、スターバックスという感じだった。鳳凰堂せんべいとかあればリアルお土産に欲しかったのだけど見当たらなくて残念。
スターバックスの向かいにある表門から入る。まず蓮の鉢があちこちにあるのが気になる。最初の5個くらいは写真に撮っていたがきりがない。「藤壺蓮」もあったが、源氏物語の藤壺か?大きいかっこいい松、青もみじ、百日紅の赤い花がきれいで庭はとてもよかった。
あの有名な平等院鳳凰堂は正面から全体見るよりも横や斜めから見たほうがかっこいいと思った。正面から池を隔てて見るよりも、後ろ側からのほうが「鳳凰堂」の鳳凰が見やすかった。
ミュージアム鳳翔館は見ごたえがあってよかった。仏が勢揃いの雲中の間で、南17さんが美人だった。ミュージアムショップで1体1体のポストカードが売られていたので南17さんを買おうと思ったのだが、近くにいた女子グループが、そのポストカード売り場を見て「ここで推し仏像のブロマイド買うの?」と話していて、なんか買えなかった……買えばよかった……。
帰りは祇園四条で下車し、高島屋でセールの日傘を買った。5500円。
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冰品開戰季節,九州おいしい氷屋清涼開幕
【文/Beauty美人圈.Grace】天氣越來越熱代表夏天的腳步近了啊!隨著夏日到來,美食圈當然又要掀起一波冰品風暴,好吃又好拍的冰店有哪些?快點把它們收進口袋名單中!
https://youtu.be/NwwejLR57IQ
# 1 おいしい氷屋 台北中山店 福岡大人氣冰店華麗登台
來自九州福岡的おいしい氷屋跟著夏天的腳步一起登台啦!店址就位於捷運中山站商圈附近。おいしい氷屋是於1946年在九州創業的冰店,福岡創始店始終擁有超高人氣,每到夏天店門口總可以看到長長的人龍,是間人氣店家,許多人為了可以吃一碗冰,要排上一、二個小時的隊也願意。
可愛的店面就位於捷運中山站附近。
來自九州的刨冰店
於1946年創業至今。
抹茶馬斯卡邦乳酪/以八女抹茶製成,搭上滑順的乳酪醬與紅豆鮮奶油,多層次口感。230元
鮮奶油牛奶糖/鬆鬆的刨冰,搭上特製的焦糖牛奶醬,是大人小孩的最愛。230元
草莓牛奶/綿密的冰淋上特製的牛奶醬,上頭則是自製草莓醬,風味迷人。 210元
底層還吃得到馬斯卡邦乳酪喔!
店內使用的是品質皆在嚴格控管下完成的九州純冰,純冰是經過長時間緩慢結冰而成的,在結冰的過程中需要不斷的攪拌、注入空氣,讓冰裡的雜質能夠去除,也因此這裡的冰吃起來更加爽口!おいしい氷屋冰品的口味豐富多元,份量也絕對令人滿足,一送上桌當然是相機先吃!店內採的是半自助式,飲水跟點餐都要自己來喔。5/11正式開幕,快來搶先嚐鮮拍拍美照喲!
おいしい氷屋 台北中山店
地址:台北市大同區南京西路18巷20號
*
# 2 好想吃冰かき氷
好想吃冰かき氷就位在充滿文青氣息的大安區街頭,是一間充滿日式風情的可愛小屋,店內的大片玻璃窗讓室內溫暖明亮,散發著輕鬆氣息。在這裡你可以吃到日式刨冰、台灣水果冰、手作冰淇淋等,選擇相當豐富!宇治金時的日式刨冰是很受歡迎的口味之一,濃郁的抹茶香氣搭上煮的香甜的紅豆,一口就讓人愛上,還有多款品項都可以嚐嚐。
可愛的店面也成了許多人拍照打卡的取景地。
可愛的店面。
宇治金時/使用了靜岡抹茶,還有抹茶凍、蜜漬紅豆、手作白玉,最上頭還有一球抹茶豆腐冰淇淋。180元
隱居之士/吃得到京都焙茶香,還有蜜黑豆、白玉、焙茶凍,上頭有一顆焙茶豆腐冰淇淋。180元
北海道起司提拉米蘇/新推出的口味,以北海道奶油起司加上咖啡酒糖漿、手指餅乾,再灑上可可粉,香氣濃郁。
好想吃冰かき氷
地址:台北市大安區溫州街80號
https://www.instagram.com/p/Bid1PZynUJ9/?utm_source=ig_embed
# 3 朝日夫婦
朝日夫婦是近來淡水的熱門打卡冰店,是由一對從沖繩返鄉的夫妻共同開設的,店內的裝潢充滿了日式風情,簡簡單單給人很舒服的感受。這裡的冰品當然就以日式刨冰為主,滿滿一碗的綿密刨冰,淋上簡單的糖漿或果醬,有些口味還附有Q彈的白玉,每一款都令人想嚐試啊!座位還可看著淡水河美景,可以說是近來很受歡迎的冰品店家!
朝日夫婦
地址:新北市淡水區中正路233-3號
選擇多到讓你眼花撩亂嗎?沒關係別急,夏天才正要開始呢!炎熱的時候就來一碗冰消解解熱~~
【本文由Beauty美人圈提供,未經授權,請勿轉載!】
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Time To Say Goodbye (7)
海、行くのイヤになっちゃいました
海に行く日まであと十日という暑い夏の現世で、任務を適当にこなしたあたしは織姫を誘ってかき氷を食べに来ていた。
何を食べても「んんん~!おいしーい!」とこっちまで顔が緩むくらい可愛い顔を見せる織姫が今は確かに別人のようだった。
少し気だるそうに首を傾げて
スプーンでかき氷をぐしゃぐしゃにしながら
一口も食べていなかった。
「はぁ?どういうことよ、あんなに楽しみにしてたのに」
「だって…………黒崎君、来ないし」
「は?なんで?」
「……その日、海行くって。……彼女と」
ええ?
思わずそれしか声が出なかった。
彼女?
一護が?
「……一護本人に聞いたの?」
織姫をふるふると首を振った。
「たつきちゃんから」
「……あんた、今回の海の話はあんたから一護にしたんでしょ?」
「しましたよ、死神さん達と行くんだもん。そのときは、わかった、みたいに言ってたんだけど、昨日たつきちゃんから電話があって。一護が行かないってゆーからあたしもやめようかなって。私は死神さんたちあんまり知らないしって言い出して」
織姫の声も顔もいつも通りなのに
それでもどこか怒っているようにも感じた。
織姫が、怒っている
いつだって負の感情を自分の中に押し込めてそれでも笑う織姫が怒っているように感じる
一護に彼女ができた
その事実(かどうかはまだわからないけれど)
は確かに衝撃だった。
それならそう簡単には織姫を今までみたくははっぱかけられない。
こんな近くに織姫がいるのに
こんなに可愛い織姫が一途に一護を思っているのに
それでも
違う女を選ぶのであれば
確かに一護は
織姫をそういう目ではみていないということだ
「……あたし、」
気のきいた言葉ひとつ返せないで呆けていると、織姫がぽそっと呟いた
「あたし、女としての魅力ないんですよね」
「それは違うんじゃない?あんたがそんなこと言ったら、他の女達がやっかむからやめなさいよ」
「じゃあなんで!?」
怒っているようでもあり、それでいて泣きそうな声で織姫は織姫らしくなく少し怒鳴るように叫んだ。
「あたしは、朽木さんだけが怖かった!」
怒りや哀しみ、悔しさ
それら全てを含んだ音色で織姫ははっきりそう言いきった。
知ってるわよ
そんなの知ってた
いつでもあんたは朽木に怯えていた
「朽木さんがいたら、あたしは、一生黒崎君に振り向いてもらえないのはわかってた、でも、朽木さんがいなくなってもあたしはー
あたしは結局、黒崎君に選んでもらえない…………!」
そう言うと織姫はぼろ、っと涙を流した。
涙を流した瞬間、見てられないほどに悲しい顔になった織姫にあたしは胸が張り裂けそうになった
かき氷のスプーンがからんと音を発てて、机に落ちた
織姫は顔を覆った
必死で声を殺しながら織姫は泣いた
あたしは何も言わず、頭を撫でた
今はそうしてやることしか出来なかった
この子の恋を応援していた
この子は純粋に一護のことを愛していて
一護の為に力を得た
最後まで、一護を護って戦うために力を磨いて
どんなときでも一護の傍で見守っていたのだ
いつだって笑顔で一護を見守る
一護だけでなく周りをも気遣う
戦場に一輪の花を咲かせて戦士の心を癒す織姫
一護はまだまだ自分で手一杯なお子様だ
だからまだ織姫の尊さに気がつけない
そう思っていた
それだけだと、思っていた
だから織姫が朽木を怖がるのは知ってはいたがそんなことは大したことではないと思っていた。
確かにあのふたりは仲が良い
あの二人に絆があるのもわかっている
けれどそれは男と女というよりは
もっと違うものに感じていた
一護にとっては死神としての自分を目覚めさせたとか運命的な出会いを感じているだろうけれど
朽木は死神
一護は死神の力を持てど人間
二人は共に生きていける関係ではない
それに一護はまだ子供だから
朽木との出会いを運命的に感じてしまうのも
織姫の一途に想う気持ちに気づけないのも
仕方ないとは思っていた
けれど
朽木でもなく織姫でもない女を選ぶとは
それはあたしにとっても想定外だった
誰が見ても織姫は可愛いと思う
織姫に好きだと言われたら
ほとんどの男は舞い上がるだろう
もちろん十人十色とは言うけれど
でも織姫の可愛い外見だけでなく
彼女のひたむきな愛も
献身的な愛も優しさも
それを越えるほどの女がいるのだろうか
いるんだろうけどいたのだろうけど
やりきれないわね
織姫にかける言葉がみつからないまま
あたしは織姫を見守っていた
かき氷が全て溶けてしまった頃、織姫は漸く顔をあげた
「ごめんなさい……」
「別に謝るとこじゃないでしょ」
「また、乱菊さんに醜いあたしみせちゃいましたね」
「醜くなんかないわよ、ばかね」
「ううん、」
織姫は漸く照れたように泣き腫らして重そうな瞼で笑いながら、首を振った
「醜いですよぉ、だって悔しくて泣いてるんですもんあたし。
どうしてあたしじゃないの?あたしじゃだめなの?って。もーやだぁ、あたしすごい高慢ちきな女ですよね」
「本当に高慢ちきならそんなこと、思わないわよ」
「いいんです、本当のことだから。
朽木さんの時はこんな風に思わなかったんだけど……
知りもしない黒崎君の「彼女」に対しては何だか悔しくて許せなくて。あなたが黒崎君の何を知ってるのよって思っちゃって」
エヘヘと痛々しく織姫は笑った
「前も言ったけどさ」
「はい?」
「あんたはカッコ悪くないよ」
「こぉんなウジウジしてるのに?」
「自分のこと、そうやって認められるのは凄いんだよ。馬鹿な女はそうやって認めることできないもんよ。だからあんたはカッコ悪くないし、あたしは好きよ」
「……乱菊さん……ありがとう」
あーん、かき氷食べれなかったですよぉ~
と織姫は言って店員を呼んだ。
同じものと更に抹茶のケーキセットまで追加した。
「たっくさん食べて元気だそぉっと!」
「うん、そうしなさい」
「黒崎君のこと諦めませんし」
「え?」
「あ、ひいちゃいました?」
織姫は楽しそうに笑った
「どうせ諦められないですもん。ずっと黒崎君しか見てこなかったしこれから先も。
そんな知らない女の子に負けられませんよ」
「あんた……」
本当に
強い子だね
一護が好きなのね
「相手が朽木さんなら、こうはなりませんけどね」
だからちょっと悔しいし頭きちゃって泣いちゃいましたけど
負けませんよ?頑張りますよ~!
そう笑う織姫にほっとした
そうか
最初、怒ってるように感じたのは
そういうことか
たくましい姫だよ、あんたは
「じゃあ、知らん顔してさ、後で一護の家に行く?」
「はい!知らん顔して行ってぇ、しつこく海誘いますよ!せっかく皆で予定あわせたんですもん!」
あはははとあたし達は悪く笑った。
泣いたり笑ったりなんだコイツら、と店員が驚いているのなんてどうでもよかった。
◾
◾
◾
だから一護が海に行く相手が朽木とわかった時には怒りが込み上げた。怒りだけでなく恐怖にも感じた。
あの二人は別れてなんていなかった
朽木に宣戦布告をしたと、織姫から聞いたのは春先だった。
「頑張ったんですけど、あたし泣いちゃって少し狡い感じになっちゃって……」
と、朽木に心を痛めていた優しい織姫に
戦いに狡いも汚いもないわよと励ました。
陰でこそこそ動いたのならまだしも、自分の気持ちを伝えた事は悪いも何もない。
どう思ってるのかわからないけれど、我が物顔で一護の隣を独占している朽木には
そのぐらい言ってもいいと思った。
現にそこから朽木は現世を避けたのだ。
それは、織姫の想いを理解したからだろうし、そこまで一護の傍にいたいわけでもなかったからだろう、そう思った。
よかった、とほっとしていた
織姫にとって最大の壁が朽木なのだから。
壁自らが砕けたのだからと思っていたのだ。
それでも不安は拭えなかったのも事実で
どういうことか死神達でさえ、朽木と一護は「二人で一人」みたいに見ている者が多かった。
恋次に朽木をモノにしちゃいなさいよとからかっても
「ルキアは男として俺を見てねえっすよ?つーかアイツには最強の男兼番犬がいるじゃないすか」
と鼻で笑っていた。恋次が朽木を好きな事なんて誰もが知っているし本人も認めているだろうに、その恋次は最初から諦めている。
それももう別れた相手を前にして。
「一護は人間じゃない」
「……まぁ、そうですけど。でも結局俺達とこうやって闘ってきてるわけで仲間っすよ」
「そうだけど、一護と朽木は未来がないじゃないのよ」
「……未来? 」
「人間は結婚して子供産んでってそうやって生きていくのよ?朽木が一護の傍にいたら一護は人間らしく生きていけないでしょーが」
思わず白熱して言うあたしに恋次は不思議そうな顔をした
「……一護は、そんなの望みますかね?それよりルキアといる事をアイツは選ぶんじゃねーっすかね?」
恋次の言葉にゾッとした
何故かそれが正しいように感じてしまったのだ。
思わず、あんたはそんなだからルキアを自分のモノに出来ないのよこの憐恋次!と悪態をついてしまう。酷いッスよなんすかそのあだ名~と不貞腐れる恋次の頭をぱぁんと叩いたのはもう八つ当たりだった。
「あたしは、一護が好きよ。だから幸せになってほしいのよ」
「はぁ」
「朽木じゃ、一護を幸せになんてできない!」
思わず本音が飛び出した
恋次は困った顔であたしを見ていた
「……それは、一護が決めることじゃないすか?」
「……そうね。ていうかもうあのふたりは別に何でもないからいいんだけど」
「なんでもない?」
「だってもう終わってるんでしょ?朽木も現世に行かなくなったし」
一護には彼女ができたわけだしーと付け加えようとした時
「相変わらずっスよ?この間も一護の奴、ルキアにわざわざ会いに来て、俺達に散々見せつけてルキア拐って行っちゃいましたし」
え?
「……いつのこと?」
「え~?いつですかね?海行く話がでた頃だったからなんだかんだ一月以上は前ですかねぇ?………そういや海、ルキアは誘われてないとかいってましたけど」
そうよ
わざと声をかけなかったんだもの
織姫は朽木に会いたくないだろうと思って
一護と朽木も会いたくないだろうと思って
何か言われたらすっとぼけて
ごめんでも行くでしょ?と言えばいいと思った。
それでも朽木は行かないだろうと思ったし。
それより、なんで?
織姫も言っていた
宣戦布告からルキアは現世に来ていないと。
あたしと現世の任務も変わっている
なのに一護は会いに来ていた?
会ってるの?
あのふたりはまだ繋がっているの?
いてもたってもいられなくなり
あたしの足は十三番隊隊舎へと向かった。
滅多に来ることはない場所で、あたしは朽木を呼び出した。
「松本副隊長、どうかされましたか?」
稽古でもしていたのか、袖をまくりあげて汗を拭きながら朽木が現れた。
嫌いなわけじゃないのに、涼しい顔をして現れた朽木を憎らしく感じてしまった。
朽木は少し、特殊だ
決して女らしさを売りにしない武器にもしない。口調も男みたいだし戦う時も怯まない。
簡単には弱音も吐かず涙も笑顔もそうは見せない。そしてそれだけ強くありながらも
儚げな雰囲気を持っている。
そして、強く言われれば何も言い返すことなく命令に従ってしまう弱さもある。
その、弱さにつけこもうとしている自分こそ
一番醜いと
その思いが一瞬心が過った
「朽木あんたさ、一護とまだ会ってるの?」
単刀直入にそう聞けば、案の定朽木の瞳は脅えて揺れた
「何故、松本副隊長がそのようなことを聞くのです?」
「知りたいからよ。どう思ってるのか、あんたが。生半可な気持ちであんたが一護の傍にいることで、泣く人間がいることが辛いからよ」
朽木は目を見開いて唇をつぐんだ
誇り高き朽木家の死神なら
あたしの言葉かをわからないはずはない
「あんたは織姫の気持ちを知って現世から距離をおいた。あたしはそう思ってた。間違えてる?」
「……いえ、間違えてなど」
「そうみせかけて、こそこそと一護と逢い引きしてるの?」
「…………」
「ねぇ、あんたらしくもないわよ。別れたように見せかけて一護とまだ会ってるなんて。そ��までして一護を振り回してあんたどうしたいの?織姫も泣かせて。あんたは、死神なのよわかってるわよね」
「……はい、私は、死神です」
「人間が人間らしく生きるのに死神は必要ないのよ?」
「……はい」
「一護の為に言うの。意地悪言いたいんじゃないわ、でも一護が人間として生きていくのにあんたが傍にいたらあの子のこれからの未来はどうなるのか、あんたはわかっているんでしょう?織姫の想いを知りながらあんたはどう思って一護の傍にいるの?」
黙って下を向いてしまった朽木に
言い過ぎたか、と横を向いて舌打ちした時
凛とした朽木の声が耳に届いた
「一護は私に離れるなと言いました。わたしも、一護が好きです、だから、私達は一緒にいます」
聞き間違えかと
思わず声が出なかった
それでも顔をあげて
真面目な顔で朽木は私を見上げている
「井上を悲しませたくなんてありません。でも一護を悲しませることはもっとできません。一護が嫌がることも悲しむことも私にはできないのです。
私が愛する一護が、私を必要としてくれているのだから
私は、一護と共にいます」
そう
朽木は強い女だって
一護が朽木を好きなのも
織姫が怯えるのも
あたしが何も言えなくなるのも
それは朽木が儚くも
強く信念を貫く女だからだと
ふ、と思わず笑ってしまうのだった
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