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#ちっぱい教徒の19番目くらいかな
kyary1976 · 1 year
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#急遽デビュー #時間足りなかった . . . #架空女子 のプロデュースを今さら知り← 金がねぇ…🤔💭女性化して来た僕の画像を今夜【さゆ子】としてデビューさせます🍀*゜ 基本的に僕のタブレットの中に住んでる人です。 配信者🈁\_(・ω・`)ココ大事では無いですよ。電子の海の中に居ます。 #さゆ子 ???既にハッシュタグが・・・・ 普段忙しかったので【架空女子】の存在を知らなかったのでプロデュースに要した時間は🍀1時間半( •᷄ὤ•᷅)しかありませんが、第2弾さゆ子🌼*・のプロデュースには1日かけます🌼*・🍀 このノリ(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)だったら #架空男子 もありそうだけど、FaceAppの男性化はいまいちよな。 今夜急いでプロデュースしてる時にケータイでビデオ撮影(セルフィー)してた時に、『俺って老けたな。。。』と思いました(´-`).。oO(🗿💬 大晦日は多分ヒマだから、さゆ子のプロデュースに1日かけるかな。もっときちんとした内容で🧠♥️ はっきり言ってこの【さゆ子】は🍀好き嫌いはっきり別れると思います(*^^*) (どんな女性でもその立場に24時間立たされてるんだな), さゆ子について詳しいことは、12月31日の大晦日に全容解明します。 今はデビュー第1弾のつまらない投稿で。 俺という画家職さんの営業職を勤める社畜(_*òωó)_バァンです🧚‍♀️💘🧚‍♀️ . . . #架空女子 #MypoorMagic #iPadの中生活 #社畜 #居ません #人の話し聴いてません #ひたすらMyWay #腹黒いです #彼氏は一応居ません #彼氏居ないことも嘘です #でも嘘です #ちっぱい教徒の19番目くらいかな #僕も会ったことありません #らいん交換は会ってから #仲良くなったら会える人ですか #旦那と冷めてます #顔つきをよく見るとしっちゃかめっちゃか #あっけらかん #キャリの浮気に萌えるジェラシー #営業職です #秘書ではありません #おいしいコーヒーミルク https://www.instagram.com/p/CmMGUh7J8SF/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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patsatshit · 6 months
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東京滞在日記。
◆Day1
12:45 新横浜到着。寒いと思ってヒートテックやらネックウォーマー、起毛したパジャマを持っていったにも関わらず、気温25度で照り返しがきつく汗ばむ気候。東京に住んでいた頃、関東は体感温度が関西よりも5度くらい低い気がしていたのに。レイジアゲインストザマシーンのウィズアウトアフェイス。かっこええー。96年発売の曲の中で一番好きかもしれないな。いや分かんないけど。終わるのが悲しくてリピートしてしまう。
12:57 京急に乗って雑色へ。「ぞうしき」と読むらしい。聞いたことも見たこともない地名。最近友人が引っ越したというので、おじゃまさせてもらうことになった。ありがとう。大田区。飛行機に乗らない私にとってはあまり縁のない地区。東京タワーからは程遠く、都会とは縁のなさそうな樹々が生えていて、なんだか良さそうな街。昔ながらの商店街もある。バックナンバーからaiko、いきものがかりと平成J-popが次々と流れてくる。結構長そうな商店街。天六ほどではないだろうけど、先が見えないので抜けられるのかドキドキする。突然見覚えのある走り方をする人影が見えてきた。
13:55 友人宅到着。ちょっと駅からは離れているけど、立地は最高。大きな窓からは多摩川が見えていて、開放感でいっぱい。空港が近くにあって、すぐにここを飛び出してアメリカへでもいけそう。
14:30 友人は1日在宅ワーク。ずっとパソコンに向かってタイピング&会議私は後ろでひたすらゴロゴロ。ヒモみたいになってた。
16:00 夕方、仕事終わりの友人と茶をしばくため虎ノ門へ。むっちゃ薄暗い照明のお店。店内はマスターのオキニが詰まった宝庫みたいになっていて、グレングールドがかかっている。ライトな雰囲気のカフェと聞いていたけど、かなり荘厳な感じ。バカ話できるかな?友人登場。私が今ちょうどほしかったcasetifyのiPhoneケースを使っていてテンションが上がる。「ちょうど昨日藤原ヒロシが『便利』って言ってたよ」という話から佐川急便男子の話まで途切れることなく2時間強話しまくる。酸味の効いたコーヒーと濃厚なチョコレートケーキ、淡白なチーズケーキの相性がそれぞれ完璧だった。友人の背後からフライヤーの三島由紀夫が鋭い眼光でこちらを睨んでいた。ずっと怖かった。
19:10 『ざっくりYouTube』で見ていた池尻大橋の「喜楽亭」へ。ジュニアさんが座った席と同じところに座れてテンションが上がった。料理はもちろん極上。こう言っちゃなんだけどまずいハンバーグカレーとかあるのかなぁ。ルーとライスを綺麗に分けずに「親父ガケ」して「親父グイ」(ルーを皿一面にかけぐちゃぐちゃにして食べること)してしまう癖、治したい。というか治す。いやだわー。無意識って怖い、気をつけよう。
22:00 帰宅。友人と話す。思い出話2割、今後の話8割。昔は覚えてもないようなどうでもいい話しかしなかったのに、キャリアとか結婚とか出産とか、切ないね。けど仕方ないね。そうそう、何で雑色に引っ越したのか聞いてみた。いい場所だけど都心からはだいぶ離れているし…。友人曰く、最近の日本にますますいやけが差してきたので、すぐ海外に飛べるように空港付近にしたとのこと。かっこえ。昔から彼女の意思&意志が強くてすぐ行動に移せるところ、尊敬してる。
◆Day2
12:00 13時からの打ち合わせに向けて横浜へ。ほどよい都会感。建物の感じもどこかオシャレに見える。今日は風が強い。ふわっと香るくさいにおい。もう銀杏の季節か。『トークサバイバー2』で(シソンヌ)じろうさんが叫んでた「銀杏〜!くせえからうめえのか、うめえからくせえのか?」っていう素朴な疑問、私も思う。いつか教えてくれ。
15:30 一旦帰宅。友人会議中。多摩川を少し散歩する。『セトウツミ』の舞台ってここかなぁ?とかあらゆる平成ジャパニーズ映画のロケ地に思いを馳せながら歩いてみる。
16:50 半年ぶりに代田橋へ。行く場所は決まってい���のに常に緊張する。Fat Boysを聴いて喝を入れる。
17:01 ジャスミンティー購入。手鏡にてデコに大きなおできと小さなニキビを確認。
17:10 緊張で首が左上右下に動いてる感じ。つまり吐きそう。
18:01 代田橋到着。とりあえずトイレに行く。
18:03 緊急事態。一旦酒を入れなければと彷徨う。
18:09 「納戸」は閉まっていた。がっくし。
18:18 「ジュークボックス」へ入る。マスターに挨拶するも覚えていない様子。半年ぶりだし2回目だから仕方ないかと思ったが、zineの話をしたら思い出してくれた。髪型とファッションで人は変わるということが分かる。コーヒー焼酎のロックを2,3杯入れる。美味い。
19:40 マスターに教えてもらった「大天狗」というお店に入る。焼き鳥がぶりぶりで美味しかった。この書き方だと不味そう。身が大きくて味付けも辛すぎず無すぎず、つまりちょうど良くて美味しかった。特にレバー塩。
23:39 終電に乗れた。代田橋に来る時はいつも終電と共にお別れだ。はー。終電といいながら蒲田までしか行かない。代田橋のお兄さんにもらったハイボールを片手に電車に揺られる。
0:16 蒲田駅から多摩川沿いを歩いている。徒歩22分。結構近い。友人に連絡する。川沿いで合流することに。
...
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↑記憶なし
◆Day3
12:47 起床。若干頭痛。友人は会議中。
17:18 山手線に乗っている。今日学んだこと。二日酔いでも酒は飲め。但し、酒がないと話せない場合に限る。つまり緊張状態に縛られる状況の場合。
17:46 綺麗な夕焼けを写。肝心な時にカメラを持ってきていない。そして非常に落ち込んでいる。
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↑夕焼け
19:15 友人とご飯に行く。カジュアルなフレンチビストロ。ここで「人生の目標」とか「働くこと」とか「死ぬこと」などシリアスな話を熱く語り合う。
20:39 多摩川散歩。酔っ払っていたので写真がすべてぶれている。
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↑彗星到来。ネオ東京
◆Day4
8:45 朝から餃子を作る。大学時代から彼女とはずっと餃子パーティーをしていた。餃子で繋がる友情と言っても過言ではない。彼女の家族たちと餃子パーティーをしたこともある。今後誰と会ってもそうマウントをとっていく。味噌ダレで乾杯。パートナーの話で盛り上がる。いくつになっても色恋の話は楽しいな。しかし外食が多くて、胃が悲鳴を上げ始めてる。
10:45 多摩川の写真を撮る。毎日多摩川を見ながら生活できる幸せ。噛み締めた。川のある生活っていいなぁと実感。天気も良くて雲の形もポテトフライみたいでよかった。
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↑ マンションの広告にありそうなくらい完璧な景色。うまく言えないけれど。
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↑パノラマで撮った
11:00 友人と別れの時。でも12月にまた会える。でも帰り道少しツンときた。それくらい居心地が良くて、一緒にいて落ち着ける存在だったのだと改めて思う。会うのは半年ぶりだったけど、しっかり話すのは2年半ぶりくらい。彼女はすごく…さらにいい方に変われていて、刺激をもらうと同時にすこし、自分に対して不安になったりもした。同じ歩幅で歩いてると思っていたから。全然違ってたんだ!今、小さい頃に遠方の祖父母の家に何泊かして帰らなければならない時の悲しさで涙が止まらなくなるあの感じが襲ってきてる。嬉しいのに少し寂しいな。
12:02 有楽町駅到着。映画館の前を通り、スコセッシの新作今日公開だと思い出す。でも今日は無理。ノーマネーソーリー。
12:06 ある人と待ち合わせ。その後ランチ。
15:33 新幹線到着。いよいよ帰る。おセンチな気持ちなのでブレッドのプレイリストを聴いている。ただ、ウォークマンのプレイリストは厄介。
16:03 『Dumb and Dumber』(ジムキャリーはMr.ダマー)をみる。百面相最高。we love jim carrey!!!
18:40 帰宅
.
おしまい。
東京ってやっぱり刺激のある街。ずっといたら飲み込まれそうで怖いけど。昔からそう思っている。昔東京に数年住んでみたけど、まぁ仕事とか色々なことがあって、いい思い出は全くなかった。でもきっと、その頃の自分は視野が狭くて未熟で卑屈ですごく保守的だったのだと思う。その頃の自分のことを…ようやく客観的にみれるようになった気がした。離れてみるとやっぱ東京って面白い街だと思うし、会いたい人がいれば誰にだって会いに行けるし、刺激の宝庫だなと思う。
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iafshop · 10 months
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いのち、ばんざい。
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いのち、ばんざい。
作家名:和田聡文 会期:2023年7月27日(木)~8月20日(日) 時間:16:00-22:00 休廊日:7月31日(月)、8月7日(月)、12日(土)~16日(水) 料金:入場無料 場所:IAF SHOP* 福岡市中央区薬院3-7-19 2F TEL:090-5475-5326(佐藤) http://iafshop.tumblr.com/
=================== 本展に関する4つの動画がyoutubeにて公開されています。
いのち、ばんざい。 https://www.youtube.com/watch?v=A6Nv8syTENs
プランクトンダンス https://www.youtube.com/watch?v=ZyDdtBkHNnk
よるのかんだた うっすらと排除される「おっさん」という属性について https://www.youtube.com/watch?v=V5GnpN0LLtU
louper digger looper https://www.youtube.com/watch?v=lFFif7LwFtw ===================
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色々、五月蠅いね。
だけど、あたしは、
ポリネシアの血族。海に浮かぶ島々の者。
8人産んでも2子しか生きて残せなかった祖霊の末の子。
だけど、あたしは、
一度は魔法使いになり、
高校卒業13年目にして、
やっとこさ同級生の妻と再会し、
今は青年の一人の息子の親になった、
「うっすら嫌われる中高年のおっさん」。
だからこそ、あたしはブリジット・バルドーの側に立つよ。
あたしは、どうせ「色々分かっていないおっさん」だから、
おっさん臭いことしか思い付かないし。
ならば、いっそ、「おっさん臭さ」を引き受けて、
すごくベタに「天」と「人」と「地」のお話しをする。
「いのち、ばんざい。」
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■ 天(伴天連さんの話):
「挑戦」って言葉を知ってるかい?
この島国と伴天連(バテレン)の話だよ。
最初の「挑戦」は戦国時代。「第一次挑戦」ってやつさ。
大海原を渡ってやって来たんだ。揉み手、摺り足、赤ら顔で。
でも、銃器の販売やら、人身売買やら、
伴天連同士のもめ事やら、色々あって、
お前ら、帰れって、叩き返しちゃった。
次の「挑戦」は幕末から維新。「第二次挑戦」ってやつさ。
真っ黒い船に乗って、煙モクモク、やって来たんだ。
漢字やめれ、アップデートしろ、神社、仏像打ち壊せとか、
色々やり過ぎて、嫌われて。案外、不人気。
パァとはしなかったね。
「俺らも案外とすげえ」とか逆に調子に乗られちゃうし。
近々の「挑戦」は大戦直後。「第三次挑戦」ってやつさ。
美しい、大きな銀色の飛行機でやって来た彼は、
コーンパイプをぷかぷか。
欧米様にはかなわねぇ。マッカーサー格好良いとか。
伴天連さん達、大チャンス。
天皇さんに聖書の講義したり、農業国に変えちゃうぞ、とか、
亜米利加さん、大盛り上がり。
でも、まあ、隣の半島やら、東の側やら、
ゴタゴタ、ピカピカ、どかんどかんで、
余裕無くなって、締め付け中途半端。
で、この島国のアップデート人口は1%程度。
しょぼいかぎり。
で、今。
「次にファシズムがやってくるとき、
 彼らは、「反ファシズム」を掲げてやってくるだろう。」
と、「ディミトロフなんとか」が言ったとか何とか言うけど、
四回目の「挑戦」は、どんな顔をして来るのかな?
もう来てるのかしらん?
「ソドムの街を火と硫黄で焼き払う」の、逆で来るのかな?
「産めよ、増えよ、地に満ちよ。」の、逆で来るのかな?
「天父神」、「長兄たる救世主」の、逆で来るのかな?
虹の橋を渡って来るのかな?「第四次挑戦」ってやつが。
ブロガー納言と、レディコミ式部と、
元祖バ美肉おじさん紀貫之と、古典BL信玄公と、
カルーセルと、明宏と、ピーターと、
おすぎとピーコと、デラックスと、マングローブと、
天宇受賣命と、阿国と、弥次喜多と、
全裸監督、村西とおると、
エロ屋/小説家/ニュースアンカー、紗倉まなと、
オスカルと、ジルベールと、
バンコランとひばりくんのこの島に。
また、来るのかな?
生まれて、まぐわって、子らにつなげる
我らの原罪を問うために。
でも、また来ても言い返すよ。あたしは。
あたしは、人間だし、生きてるし、おっさんだから。
「いのち、ばんざい。」
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■ 人(カンダタさんの話):
「カンダタ」のお話って、知ってる?
お馬ぱかぱか、愛馬の「カンタカ」君じゃないよ。
芥川龍之介くん初めての児童文学
「蜘蛛の糸」のあいつだよ。
地獄と極楽の間で宙ぶらりんのお友達。
でもさあ、この話、なんか変。
違和感マシマシ。
この話の「釈迦さん」、なんか上から目線。
切羽詰まって、焦って、失敗しちゃったカンダタさんに対し、
「浅ましい」とか「ヤレヤレ愚民は。。。」感、丸出し。
しょうがないじゃん。カンダタさんは。
生まれからして元々余裕なんかないんだし。
「糸切れちゃう!登ってこないでー!」とか、
そりゃー、言いたくなるよ。安全問題だし。
なのに、何、その、ちょっと一本釣りうまく行かなかったら、
飽きちゃって、テキトーに放り出しちゃう、投げやり感。
お腹空かせた虎さんに、我が身ぽーんと投げ出す、
釈迦牟尼本来のキャラじゃないよね。。。
大体、自分は涼しい顔して、快適な場所に居て、
面白そうな奴だけ、一本釣りとか、
衆生を救おうって気概が無いよね。
福祉事業をなめてんの?
現場に飛び込んで行って、問題解決せんのかーい!
我が身ポーンと行かんかーい!!
大体、カンダタ以外の奴らはみんな、
亡者、すなわち、アウトオブ眼中。
目覚めて、アップデートした奴にだけ、
極楽から「救済」の手を差しのべるとか、
キリスト教終末論の「携挙(けいきょ)」かよ。
救ってやるのは伴天連だけで、
ハルマゲドンで亡者/異教徒は一掃かよ。
「選民思想」臭え。
手に似合わない「水掻き」なんかを付けてでも、
なんとかして、なんとかして、漏らさず衆生を救おうってな、
大乗レスキュー「阿弥陀如来」の気概はどこ行った?
で、さあ。
このへんちくりんな違和感の話を妻にしたら、
理系にして日本文学オタクの我が妻も、
「あたしもヘンだと思ってた」とのこと。
でね。。。調べてみたの。ちょっとググって、wikiにて。
そしたらさぁー。パクリだって。
ドイツ生まれアメリカ籍の作家ポール・ケーラスの著作
『カルマ』収録の「The Spider-Web」が元ネタだって。
タイトルまんまじゃん。。。。しかも、この『カルマ』、
「本場モンの仏教説話を紹介」ってな本なんだけど、
「The Spider-Web」については「創作」だって。
本物に創作混ぜ混ぜ、仏教説話の捏造じゃん。
パクリとか知らんかったわー。龍之介やらかすなー。
バチモンの仏教説話とか知らんかったわー。
ポール、やらかしおったなー。
そりゃー。「ヘン」だわな。釈迦のキャラじゃないわなー。
仏じゃないじゃん。偽仏じゃん。仏罰モンだわー。
「自分ばかり地獄からぬけ出そうとするとか、
 無慈悲だわー。浅間しいわー。」とか、
「蓮の華の何とも云えない好い匂い」の
爽やかな極楽の風に吹かれて、のほほんしてる
偽仏のてめぇこそ、文句言える立場??
「どうでも良いわー。平等に地獄に落ちればー。」
とか、なにその「タワマン文学」。
「瞑想」じゃなくて、「マインドフルネス」、
「ヨガ」じゃなくて、「ピラティス」とか、
言い出すんじゃないの?
あらまー!「カッコイイ消費者」ですことっ!!
「丁寧な暮らし」ねっっ!!!
美しい、大きな銀色の摩天楼から見下ろしてる
虚業の小金持ちみたい。
カンダタ君もさあ、
タワマン野郎に「いいね!」とか声かけられて、
「一歩抜け出すチャンス!!」とか
調子に乗るの止めようよ。。
良いことないって。。
あいつらさあ、ペットか番犬探しているだけだから。
カワイソウな順か、カワイイ順に声掛けてるだけだから。
カワイソウな奴に餌やると「徳」を積めるし。
「徳」=「信用」=「クレジット」=「通貨」だから、
儲かんのよ。「カワイソウなペット」を飼うと。
大体、地獄って、年季を勤め上げると、
生前よりちょっとは良いステージに行けるし、
学校みたいなもんじゃん。
周りにいる奴らもカンダタ君と似たようなもんで、
みんな生前、色々苦労してるし、
タワマン野郎よりずっと共感できるじゃん。
鬼だって学校の先生みたいなもんで、
死なないように注意して、君を鍛えてくれてるだけで、
ちゃんと良く見てくれてんじゃん、君のこと。
ウエメセのタワマン野郎よりずっと。
ヘンな上昇志向に捕らわれて、痛い目見るより、
実直に自分の手で、地に足付いたコトをしようよ。
そうだ。友達を作りなよ。愛する人を作りな。
出来たら家族になって、子供を育てなよ。
老いて子供がもう無理なら、若い者を応援しなよ。
虚業で浮いてるタワマンの偽仏よりずっと良いよ。
地に足を付けて生きるってことだよ。
��から、「ぢごく」で結構。大「地」の「極」み。
だから、おっちゃんは叫ぶよ。
「いのち、ばんざい。」
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■ 地(生き物の話):
やあ、こんにちわ。僕らの名前は「オピストコンタ」。
「尻尾が後ろ」って意味だよ。
人間の精子みたいな形なんだ。
キノコとか、ツボカビとかの菌類と、
人間とか、魚やミミズ、トンボなんかの多細胞の動物を
ザックリ含んだフレンズさ。
襟鞭毛虫なんかのちっこい奴らも僕らの仲間さ。
世の中、僕ら「オピストコンタ」だけじゃなくって、
色んなフレンズがいるよ。
土の中にも、蓮のお池の中にも、地べたの上にも。
「真核生物」に限っても色々いるよ。
「オピストコンタ」の兄弟分「アメーバ動物」
草花や樹木とかを含むフレンズの「アーケプラスチダ」
昆布とか珪藻とかのフレンズの「ストラメノパイル」
ゾウリムシとかのお友達「アルベオラータ」
有孔虫、放散虫のフレンズ「リザリア」
ミドリムシとか光合成する奴もいる「エクスカバータ」
「クリプト植物」とか「ハプト植物」とか「太陽虫」
「真核」じゃなくて、「原核」だけど、細菌も色々。
シアノバクテリア(藍藻)とかを含むフレンズ。
美しい、大きな銀色の鏡胴を持つ顕微鏡で、
小さな水滴に閉じ込められた彼らを、上から覗き込むと、
色んなフレンズが、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、してて、
本当に、本当に、面白いよ。例えば、
放置しちゃった植木鉢の雑草の中。
劣化したプランターの壁面。
ジメジメ湿った苔の上。
蓮のお池の水の中。
只の水溜まり。
蟻の行列。
蝸牛。
藻。
蝶や蛾。
ダンゴ虫。
マルトビムシ。
苔の子実体の森の中。
くるくる回るミズヒラタムシ。
慌てて席取りをするクラミドモナス。
巨大なミジンコの屍骸を喰らう原生動物。
ほとんどが単細胞で、小さくて、単純なはずの生き物が、
くるくる踊ったり、パクパク食べたり、
ぶつかってビックリしたり、キョロキョロあちこち覗き込んだり、
居場所を見つけたり、喧嘩したり、慌てて逃げまどったり。
多細胞生物ではなく、ただの「群体」に過ぎないのに、
喧嘩せずにお互いしっかり体をつないで、
くるくるくるくる泳ぐ、ヒゲマワリ(ボルボックス)やシヌラ。
動物じゃないと思っていたら、
意外とクネクネ、クルクル、活発に動く、シアノバクテリア。
小舟みたいに、スイスイ走り回る、小さな小さな珪藻たち。
独立した多細胞生物のはずなのに、
まるで一個の生き物のように合体してしまうイトヒメウズムシ。
それに、なにより面白いのは、
ご先祖の「古細菌」から、ずっと昔に枝分かれして、
お互い全然違う見た目や、違う生き方をしている
遠く離れたフレンズたちのはずなのに、
みんな、みんな、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、
ぶつかり合ったり、喧嘩したり、身を寄せ合ったり、協力したり、
まぐわり、接合して、次世代を作ったりすること。
知ってる?生物の世界において、
「成体(アダルト)」とは、「生殖可能となった個体」という意味。
子供を作るのが「おとな」なのさ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょっと違う話をするよ。「シン・ウルトラマン」って映画の話。
その映画の中で、ウルトラマンは、頭の先からつま先まで、
均質な物体で出来た、微細構造を持たない完全体とされる。
「一にして全、全にして一」な完全な個体。ほぼ神。
当然、マンガ「はたらく細胞」みたいに
わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、協力し合う、
たくさんの細胞を持つ「多細胞生物」ではない。
理念、思想の固まり、孤高で単一の「思念体」。
外宇宙から来た、美しい、大きな銀色の飛行体。
よって、本質的に「個と個の(細胞)間の協力」は、
その身体自身に内在せず、
「バディー(仲間)」の意味がまったく分からない。
(映画では、故郷は「光の星」。国家は無い。)
(彼は人類と同種のものから進化した存在。)
彼は弥勒菩薩の様に完全な美(統一感)の化身だが、
無関係の子供を助けて死んだ男のことが分からない。
進化の最果てに居る彼には、「仲間」の意味が思い出せない。
遠い未来に来迎する弥勒菩薩の様なポーズをとって、
死んだ男の姿を掌に、森の中で悩み続ける。
覚えていたが、今は忘却した何かを思い出そうとして。
強くて、全知で、大きくて、けれど孤高のウルトラマンには、
起動してしまったゼットンを止める術が分からない。
なのに、弱くて、無知で、小さくて、愚かな人間たちは、
ぶつかり合ったり、協力したり、怒ったり、信じあったり、
ドキドキしたり、お尻パンパン気合を入れたり、
わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、
ゼットンを止める解決策を見つけ出す。
上から目線の外星人たちには出来なかったことを、
小さな「はたらく細胞」みたいな人間たちが成し遂げる。
VRゴーグルを付けての独り言、虚空に手をブンブン、
滑稽で、とっても格好悪いけれど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ずっとずっと昔に進化の枝分かれをする前から、その後も、
地べたに這いつくばって生きる「いのち」の本質は、
わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、
ぶつかり合ったり、喧嘩したり、食べ合ったり、
身を寄せ合ったり、協力したり、
まぐわって、子供を作ったり、育てたりしながら、
「なんとか必死に次につなげ続けること」なんだろう。
人間も明確に動物だし、生き物だし、「いのち」。
だから、おっさんは、勇気を出して、ベタなこと言うよ。
わたしは、一人の息子の父親だから。
ショーペンハウアーとか、シオランとか、ベネターとか、
そんな馬鹿どもの言うこと知るか。五月蠅い。
「いのち、ばんざい。」
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milkteabonbon · 1 year
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2023.1
1/1
あけましておめでとうございます。久しぶりに自分の家でお正月を迎えました。おぜんざいをいただいてからちょっと遠くの神社まで腹ごなしに歩いて初詣。お屠蘇が三種類くらいから選べました。いい神社だ。
1/2
釣り始めしてくる!と家人が出かけて行ったので刺繍始めでもしよう…と図案を写す。この布、雰囲気あるけど全然チャコが乗らない!ひえ〜と鳴きながら必死に写しました。消えたところはイメージでなんとかします。ハートの葉っぱのニオイスミレの図案でハッピー気分。
1/3
前厄の年なのでお世話になっている神社で御祈祷してもらう。苗字を三回くらい間違えられて笑ってしまった。神様にちゃんと伝わったかなぁ。御祈祷のあとに御神酒をいただいたのですがさすがお酒の神様の神社、ものすごーくおいしいお酒でした。帰りにいつもの山の中のお店でおぜんざいと飲み比べセットをいただきお正月大満喫。
1/4
冬休みどうして行ってしまうん……。あまりに辛いので顔剃りとまつパに行きました。気合いが入った。えがったです。
1/5
久しぶりに仕事着を着たらパツパツになっており冷や汗が出た。冬ッ!
1/6
明日のためのパン生地を仕込んだ。
1/7
ピクニック始めをした。年末に謎のテンションで買った高いロースハムをリュスティックに挟んでサンドイッチに。熱々のコーヒーとりんごを携えて河川敷までてくてく歩く時間がたのしい。七草見つかるかなーって探してみたのですがだめでした。家人が作ったバードコールを鳴らしてみたらシジュウカラに返事をされて面白かった。
1/8
薔薇の剪定。人のを預かっているのでただいま4鉢育てている。勢いが良いので深めに切ったんだけど大丈夫かしら。春に答えが出るでしょう。ビオラと一緒に植えたムスカリの葉っぱがどんどん伸びてきてたのしい。チューリップ 買い足したい。
1/9
オーダーの御依頼が舞い込んできてうれしい年始。今年はどんどん頑張りたい。
1/10
手羽先が安かったのでいっぱい買ってきてお酢とお醤油でほろほろ煮。なんでも圧力鍋で炊くと美味しい。
1/11
なんだか捨て鉢な気持ちでお仕事をこなした。お昼に食べたバナナブレッドが気持ちを明るくしてくれた。作ってよかった。
1/12
コンテストまで残りわずかなのでグラスアイを探しにテディベアーズクラブへゆく。やっぱり茶色のポンチ目が好き!単色で買ってフェルトで白目つけても良いんだろうけど。今回の子は新しいヴィンテージがテーマです。
1/13
なんだかあったかい日だったので春の服を買いました。気づけばワードローブに黒がほぼない。
1/14
自分の作品に自信が持てない期(よくある)に入ってしまった。とぼとぼとお教室に向かうと先生があれこれ提案してくれたり他の生徒さんの作品を見せてもらったりして元気をもらいました。可愛い子ができるよ。
1/15
オーダーの御依頼を受けにカフェへ行く。本物のクランペット初めて食べた!自分で作ったのとけっこう似てたな〜。依頼主様の思いがこもった子を作るよ。がんばろう。
1/16
豚のすね肉が安かったのでアイスヴァインとはほど遠いがポトフのいとこ関係くらいの煮込み料理を作って食べました。白ワインで煮るととてもおいしい。家人がバゲット浸してもくもくと食べていてかわいい。たくさんお食べ。BSで「西の魔女が死んだ」のレターボックス版をやっていて、やっぱり画面がきれいな映画が好きだなあと思った。
1/17
家人と震災の思い出話をするなど。今朝偶然目が覚めた時間がちょうど5時40分くらいでした。
1/18
仲良し育休同僚ちゃんとランチ。ベビーの帽子を編むことになりました。魔女はこういうの大好きなのでセレモニードレスも編みたくなるわよ。
1/19
二件目のオーダーを受けました。なんだか楽しいくまができそう。直接会って話してオーダーを受けるのって、今の時代と逆行してないかなと思うけど、会ってみないと分からないことたくさんあるし、話していると思わぬところからインスピレーションを受けたり、依頼主さんも自分の心に気づいたりする瞬間があって、それがすごく尊い時間に感じるのです。誰かのためにものをつくることの意味にすこし触れられるというか……。今後も当面はこのスタイルです。
1/20
ハンドクリームがなくなってしまいました。一度良いやつを使うともうドラッグストアの商品で満足できない。学生の頃はハンドクリームやボディクリームをもらっても持て余していたのに、今や必需品となっています。楽しみが出来てうれしいね。
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休日だけど早く目が覚めたのでひとり朝ごはん。静かな冬の朝が好き。静謐で厳か。シナモントーストと紅茶が聖餐に変わる。
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同僚ベビーへの贈り物完成!編み物の達人のお友達に教えてもらいながら編みました。喜んでもらえるといいなあ。
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寒波が来る来ると言うのでお昼休みに気まぐれでスティック粉末タイプのロイヤルミルクティーを買いました。お湯で溶かしてもいまいち薄くてこれじゃないんだよな……て感じなんでしょ?と思っていたら知らんうちに技術革新されていたようで買い置き決定のお品になりました。これは特別な時に飲むやつだ。普段はトワイニングのティーバッグです。
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去年から悩みに悩んでいたコートを買っちゃった!キャメル色のロングトレンチコートです。襟を立てるとスパイ風になれる。買ってよかった。来冬はオフホワイトの襟巻きと合わせたいです。
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大寒波到来。すべての電車が止まっているので家でのんびり過ごしました。氷を踏んで遊ぶ小学生たちに混じってそっと足を乗せてみる大人。
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アールグレイブーケティーラテが美味しすぎるので定番にならないかな?と思いつつ寒いホームで電車を待っている。
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目が覚めるとしんしん雪が降っていた。はしゃぎながら歩いていたら家人が「この人遅刻するわ……」の顔をしていました。ギリギリ間に合いました。
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髪の毛をチョコレートブラウン(ラベンダー入り)に染めてもらいました。もうすぐバレンタインです。
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ヘリックス開けたくなって病院に行ったら今日の分のニードルが無くなったからピアスガンのみという旨が書かれた札が提げてあって大分ガッカリしながら帰りました。
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アトリエでお茶をいただきながらよもやま話。コンテストに出したテディベアのことや近くのおいしいケーキ屋さんの話など。
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百貨店のバレンタインフェアでソフトクリームを食べ、焼き菓子をニヤニヤしながら買いました。会期中あと二回は行きたい。かわいいクッキー缶は心の癒しよ。
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jaguarmen99 · 2 years
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746 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 14:23:13 ID:kh.jy.L1 [2/4]コロナ騒ぎが起こる前くらいの夏に、同僚が新卒女性1名死なせかけたことがある。中途3年目の人や社歴5年以上��中堅どころが一対一で新卒を教えていくのだけれど、同僚だけは「自分はできるから相手も出来て当然」論を振りかざし、何も教えない。新卒がもたついたり分からなくて躓くと「…そんなことも分からないの?」とため息を着く。「俺に教えて貰えるだけありがたいと思いなよ、君他の部署だったら虐められてるね!」が口癖。ある日新卒のミス(というか同僚の仕事で、新卒は同僚に何度も確認してメールもLINEも口頭報告もしてたのに無視)で相手先に謝罪に行くこととなった時の帰り道にやらかした。小銭を渡して「コンビニで飲み物買って来て。お前は財布持たなくていいから」とコンビニに行かせ、その隙に車で会社まで1時間くらいの距離で財布を車内に置かせたまま車を発進させ、自分だけ帰ってきた。同僚は「携帯くらい持ってるっしょ」とヘラヘラ。その場にいた誰かが新卒に電話をかけると、「ブー、ブー」と新卒のカバンから電話が鳴った。同僚は「えっ嘘、あいつ携帯持ってないの?嘘だろ」と言ってたのを覚えてる。明らかに焦ってた。わたしが「迎えに行きます!」と慌てて例のコンビニまで行ったけど、新卒がいない。コンビニの店員に話を聞いたら、「15分くらい縁石に腰掛けてうずくまっていて、大丈夫?救急車を呼びましょうか?誰かお連れさんは?と声をかけたら少し頭が痛いだけだからと答えて出ていかれた。かなり具合が悪そうでだったんだけど…」と言われた。もう既に新卒が置き去りにされてかなり時間が経っていたし、日はカンカンに照っていた。あちこち車を走らせたけどどこにも新卒が居ない。まさか事件に巻き込まれたんじゃ…と焦って探すも見つからない。多分3時間くらい探したけど見つからず、私は事務所に手ぶらで帰った。同僚は「あいつどっかでサボってるのでは?」と言ってたから、事務員さんが「あんたが財布も携帯も奪ったのにあの子どうやって休めると思うの!?」と怒鳴ってた。その日は上司が休みだったので、「上司にも警察にも言わなくていい。コンビニからここまで徒歩で4時間くらいの距離だから、流石に大通りをずっと歩いて来ればいつかはたどり着く筈。小銭は渡されてるから飲み物も買えたはずだし」と上司には秘密にしておくように主任から指示が出た。だけど「行方不明の新卒は実家暮らし」という1番大事なことをみんな忘れていた。翌朝出社するとまだ新卒がいない。その日新卒は公休だったので、警察から749 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 15:03:10 ID:kh.jy.L1746だけど途中で送っちゃった。事が起きた翌日、新卒と私は公休だった。つまり新卒が居なくても上司は気にしてなかった。けれどさらに翌日、本来なら出社する新卒はまだ出てこなかった。もうここで「あ、もうダメだこれ」という空気に。上司にゲロった時の空気はもう凄いものだった。実家暮らしだった為、新卒家族にも思い切って電話したが「一昨日出社してから帰ってきてない。うちの娘がこんなに家を空けることはありえないから、今朝、警察にも通報した」との回答だったらしい。上司は真っ青になって、ずっと人事にも親にも謝り倒してるし、警察官が来て事情を聞きに来たりもした。その時警察官から「土地勘のない若い女性を金も携帯も持たせず置き去りにして、本当に何考えてるんですか。周りの方も、もっと早く通報してくれていればやれることは沢山ありましたよ…」と叱られた。本当に言い返すことも出来ず同僚は項垂れていた。コンビニの店員の証言も少し違っていて、正確には新卒はコンビニ前で1時間待っていたらしい(15分というのは最初に教えてくれた店員さんがシフト交代した時間から15分くらいという意味だった)。その日の夕方には、新卒が見つかった。コンビニで置き去りにされる→しばらくコンビニの外で待つ→同僚来ない→新卒、なんとか大通りを歩いて帰ろうとする→熱中症で倒れ、救急搬送→翌朝意識が戻って医者が身元を聞いても名乗らず、通報→同じタイミングで親が通報、特徴が新卒と一致して判明した。同僚や上司は謝罪の場ですら「置き去りはやりすぎたかもしれないけど、1番忙しくて1番成績の良い先輩の時間を奪ったことを忘れないでほしい」と親御さんの前で言い放った為、更に1悶着あったらしい。新卒は異動を命じられたが「私ではなく先輩さんが異動すべきだ」と拒否。「はっきり言って、今回の件があっても俺は成績のいい方の味方をしたい。だから新卒さん、残りたいなら結果を出してくれ。1度だけチャンスをやる」と、上司はみんなの前で宣言。流石に指導役も変わったところ、新卒はそれなりに成績をのこしたので上司に認められて籍を置くことを許された。同僚も未だに残ってて、これが美談のように語られてるけど上司と同僚の神経がわからん。751 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 15:17:39 ID:Rv.p2.L1>>749事なかれ主義なクズ主任はどうなったの?757 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 19:40:33 ID:kh.jy.L1>>751人事は新卒が無事だったので処分はしないとした。「嫌ならばご退職をお勧めします」と人事部長から親御さんに伝えたらしい。ただ、「もし金銭的な面を解決しないつもりなら訴えるし、退職させるなら会社都合にしろ。新卒として入社3ヶ月目で置き去りにされ、退職しろとは何事か」と新卒側の家族が弁護士連れて言ってきたので、ようやく監査役の耳に入った。それまで社長の耳にすら入ってなかったらしい。監査役が聞き取り調査をして、処分されるか、新卒に金銭的な保証をして許してもらうか、退職か選べと同僚に告げたらしくてその時ようやく大パニックになってた。会社は絶対味方してくれると踏んでたみたい。メンタルクリニック代や熱中症の治療費、休職した数ヶ月分の給与全額を同僚が自腹で支払って和解したよ。同僚は同業の女性と婚約もしてた。横の繋がりが強すぎる業界なので、置き去り事件が婚約者の耳にも入って婚約破棄になったよ。一応それなりに罰は受けたかと。763 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 22:40:45 ID:jN.8o.L1 [4/4]監査役しかまともなのいない……764 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 23:23:07 ID:K8.8o.L1 [2/2]金自己負担するなら処分しない選択を与えるなんてやっぱ会社も異常だね、普通は何かしら処分するだろ765 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 23:32:08 ID:0x.jy.L20>>763本当だ上司も主任も人事も会社全体が腐ってる766 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/30(月) 06:28:45 ID:mM.ov.L1新卒の子もよくそんな会社に居続けたなぁ768 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/30(月) 10:07:51 ID:kX.9i.L24ことなかれ職場によくあるけど上にトラブル報告する際に被害大部分はしょって報告してないかねこれ報告元は元凶の同僚なんでしょ…主任、上司、人事と伝わるころには減衰されまくって「先輩のうっかりミスを逆パワハラ新人がごねてる」くらいに伝わってそう
続・妄想的日常
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hktryun · 4 months
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23.12.28(木)7:42
なんか珍しく早起きをした。カーテンを閉め切りで暖房もつけっぱで米も冷凍できてなくて、今年は肌の乾燥をすごく感じる。4年前に開けたピアス穴がまだぱりぱりする。金属アレルギーが諦めてくれず往生際が悪い。
最近は風邪をひいて、治ったりぶり返したりの合間を縫ってかなり人と会っている。もう治った。土曜日は同期会があって、そのまえに優ちゃんや後輩と老酒舗にいったり、2丁目で始発まで遊んだりした。
12/8 、終電くらいに集まってたくさんお酒を飲んだ。乙葉に教わったミックスバー二つを回る前に、花枝の店の常連に会って絡まれ、みんなでやいやい酒を飲んで踊っていた。懐かしい私のよくわからないDIVA系(系…?)が爆音で流れていて、たしかびっくりするくらい可愛い女の子と手を繋いでステージで跳ねてたのが1番楽しかった。花枝やすばるはバランス感覚がいい。乙葉は飛び抜けているけど、やっぱり場所のバフがかかるか否かがすごくでる街。わたしはちょっと迷う。最後にはずっとそこにいるらしいおばあちゃんに滔々とそこの話をしていた。英語を話せるようになりたい。身体的な、めちゃくちゃ身体的な場所。値踏みする雑な、表面的な感じとか、気安くてたのしくきっと向き不向きがあるだけなんだけど、怖いことがあったとしたら慣れるのはどっちなんだろう。この程度でノンケでそこにいることはあまり関係なさそうだった。
わたしの、知らないとこでもう会わないひととその時だけはしゃぐのが好きなところがすごく合って、本当に楽しくて私のこういうところを軽蔑する人もいるのだろうな、とたまに思う。昔は嫌いだった。継続的な関係ではないひとへのやりやすさ、ざらざら普段人に言えない適当なことを喋ってからピコピコハンマーで殴って全部忘れてもらうことをしたいけど、かなりそれに近い。はまってたかなあ。母が、女の子を好きな時はめちゃくちゃ性格悪かったからよくなかった、と苦そうに言ってたのを唐突に思い出したりした。近い年齢のときにどこかの店に通っていたとか聞いて、その当時の同僚のかたの名前を乙葉から聞いて混乱して笑ってしまったんだった。もう気持ち上食われてはいないけど正直使いやすい。私だけ悪くはないが、ごめんなさい。また行きたい。
その10日後は延期に延期を重ねたサウナ会で、すごく久しぶりにひなちゃんとみゆかに会い優ちゃんとお風呂に入った。鶯谷は変な空気があって、もう3.4回目になる道だけちょっと居心地がいい。病みあがりに体力がなくて、珍しく熱いお湯にぼやーっと浸かっていた。いつもは水分をひたすら抜く感じで温冷浴をするけど、冷静にサウナって身体に悪すぎる、その感じが好きだけど心臓じゃんこれと思ったら気が引けてしまった。それでも300gくらい痩せた。御徒町に行って老酒舗に行く、老酒舗のことが大好きすぎる。あんまりこれといったことは話さずご飯をたくさん食べてプリクラを撮った。ゲームセンターにちらと行くことが最近多い(歌舞伎町ばっかり、バッティングセンターのぷよぷよと有坂さんのジョージと澁谷のサンリオ 他)、発酵白菜が好きすぎて作り方を調べ諦める。優ちゃんとは年に1度くらいプリクラ撮っている気がする。そういえばさっき(12/28朝)優ちゃんの悩み事が解決する夢を見た、実際の出来事とほとんど地続きな夢をよくみて、あれ夢かと落胆すること結構ある。あまり話さないけど優ちゃんはめざとく、から笑いをよくしており、大丈夫であれ、バカ、とよく思っている。
あと同期会がすごく楽しかった。お好み焼きをひっくり返してやいやい言ったり牡蠣を焼いたりして、話すことはなくて居心地がいい。いつも。裕太はいつも何も知らず、智春は写真を撮ったり軽口を叩いたりぶっ倒れたりして忙しく(あたたかくして)、優ちゃんはひっそりと恨めしく帰り(撮ってくれた写真がかなり可愛かった)、最後は澁谷の家に雪崩れ込んで結局朝までだらだら喋っていた。アドベントカレンダーのチョコやらプリンやらを食べて(なんか余ったお菓子をもらう感じが疑似従兄弟感をすごく感じるとこだわ)味覚の話を3時間くらいしていたような気がする、味覚が合わないと糾弾されるのはあたしの方じゃねえ。澁谷は昔の友達と年明けに会うらしく、軽音の教室を見せてくれたり、折田は寝ながらよく喋っていた。ともだちの家から帰る用の路線として、西武新宿線はけっこう好き。でも西武新宿と京王新宿駅は遠すぎてだいたい帰路は朦朧としている。ピューロランドとジブリの森美術館に行きたい。
あとなんだ、クリスマス、パレスチナのことを毎日考えながらひそやかに不買しているけど、ディズニースタバはいい、マックセブンファミマ(notフランチャイズ)、うう、と思う。他にすることをする、ごめんなさい、と思いながらケンタッキーを買う。クリスマスを取り返そうと行った初めての古着屋で店員さんにめちゃくちゃ喋りかけられて勢いでローライズのカーゴを買う。高い! 背の高い、モード寄りのまっくろいスタイリングの店員さんが本当に可愛く、はしゃぎながら「かわいい人にだけですよ」と袋にリボンを巻いてくれた。あとでインスタを見たら19歳の文化の学生で笑ってしまった。なんにもできねー。プレゼントもなく、ピザを買って投げやりなパーティをしてキル・ビルをみた。折田とは自堕落さが近くてありがたい。かわいい服を買ってかわいいと言い合うのがかなり好きだった。キル・ビルは二部作であることを観ながら思い出して、龍子はもろこれじゃんとか、若い高橋一生がチンピラ役で絶叫しているのとか、血のスプレー具合とかがやっぱり好きだった。タランティーノはやかましくて目配せが多くてみんな胡散臭いキャラクターみがあってジャンクで大好き。
そういう感じで遊んでいる。仕事は、雰囲気でやっていて、先輩に作文を直してもらったりレビューし倒してもらったりして取り繕っていたら先方に褒められていたらしい。まだいれるんだ、とずーっと思っている。どこまで詐欺にならないのか試している感触、フライヤー作ったり会社ブログを書いたりなんだりもしている。同期はうっすらとみんな他人事感があって、いいなあと思った。アカデミア界隈がなんなのか、何を考えてる人たちなのか知らないけど、距離感がいい。正月に浮かれている会社としてZIPに出るみたいで、どうなのそれ、というのも案の定言っていて落ち着く〜と思った。1/5のZIPに一瞬出るらしいです。テレビを10年くらいまともに見��なくて怖い。あしたは23になるけど、なんかもう休みたいし、買ったクロノトリガーをやりたいばかりで気付いたら1年が終わる。社会のことよくわかんないが、なんかやりたいことそのままやれてしまうらしくって怖いね。らしくなく、来年やることリストとかを今日は作ってサボろうと思います。よいおとしを。
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ichinichi-okure · 7 months
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2023.10.11wed_tokyo
以前、日記を習慣化していた時期があった。 自分は根っからのA型気質みたいなところがあるので、その日の出来事を事細かに記録するようなものを書いていた。
せっかくこうして日記を人に見てもらうならその方が面白いかも!と思ったので、そういう書き方をしてみることにします🙆
朝7時、起床。 朝ごはんにプレーンヨーグルトを食べようと思って冷蔵庫から取り出した時、「西洋では冷たいヨーグルト食べない、胃に悪いよ!」みたいなことを誰かが言っていたな、とふと思い出したので(真偽不明)、なぜか半ギレで「じゃああっためればいいってこと?」と思い、電子レンジで温めてみた。おいしい!って感じでもなかったけど、食べやすくていいかも。いい具合の新体験をひとつ終え、ぬるっと1日がスタート。学校に向かいます。
自分は通学に片道90分ほどかかるのですが、最近はその時間で頑張って読書を習慣化しようとしています。今読んでいるのは、千葉雅也さんの『現代思想入門』。哲学について書かれているのですが、語り口が軽妙で読みやすい。
埼京線は相変わらず遅延していて、「あなたって昔からそうだったよね。」とセンチメンタルな気分になりつつ、授業開始10分前に教室に到着。
水曜日の時間割は2限からスタート。美術史の授業で、今日はピカソの《アヴィニョンの娘たち》について。レジュメの情報量が少ない先生なので、必死にメモを取ります。この後ランチの約束があるので途中でこっそり抜け出して、急行で一駅先の経堂に向かいます。
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休日の活動でご縁のあったヤスさんがキッチンカーで出店しているので、これまた休日のつながりでご縁のあったなおきさんと一緒に日大潜入ランチ! めちゃ美味しかった〜!ごちそうさまでした。 こうやってふとした時に身近なところに身近な人がいて、気負わず会えるのが東京の良さだったりするのかな〜なんて思ったり。
自転車で秋の風を感じつつ学校に戻り、やや遅刻しながらも3限に出席。こちらはドイツ哲学の授業で、今日はヘーゲルとフォイエルバッハが紹介されました。大好きな下田先生。授業の内容はもちろん、話し方が柔らかかったり、学内ですれ違ったりすると「松永くん元気ですか?」と声をかけてくれたり、とても温かい方。あとジョジョがお好き。自分の通っている成城大学は先生との距離が近く、密なコミュニケーションをとれるのが魅力のひとつです。
4限は恥ずかしながら昨年度落としてしまった授業。再履専用のクラスなのですが、知った顔が何人かいて安心。
今日の授業はこれでおしまい!
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学校で暇な時間は、校舎から少し離れたところにある部室に向かうのがルーティン。自分は映画研究部と写真部に所属していて、どちらかの部室に行けば大抵誰かいるので、そこでダラダラします。今日はアイスを食べたり、いじられ愛されキャラの先輩の写真で「時を超えて、君を愛せるか🎵」の明治安田生命風の動画を作ってみんなでゲラゲラ笑うなどしました。
下北で夕食の用事がある友達を駅まで見送り、切らしていたタバコを買ったのち、再び部室に戻ります。ちなみに、自分の吸っている銘柄が学校から一番近いコンビニに置いていないので、いつもわざわざ遠めのコンビニまでいかなきゃいけないのが億劫。
19時に代官山で待ち合わせがあり、それまで何をしようかな〜と考えていたところ、近くで今日までの展示あったじゃん!と急に思い出したので、直行。
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会場は、恵比寿のショップ兼ギャラリー、「SALT AND PEPPER」。ロンドンのアーティスト、Aran Gregoryの展示が開催中でした。気さくな店主さんとお話しながら店内の商品を眺めていたところ、気になるものをいくつか見つけたのでメモ。
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やっぱり実際にお店に足を運んだりするといい出会いがあるよね〜、とひしひしと感じながら徒歩で代官山まで。途中、めっちゃポストを撫で回してる人がいると思ったらポスティングの手練れの人でした。
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代官山駅で休日のメンバーのすずなさんと待ち合わせ。預かっていた金庫を、無事受け渡し完了。グループのお金から1万円借りていたので、それも返したよ。の証拠写真。(ふたりとも爪可愛いでしょ)
今日の予定はこれで全て終わったので帰路に着きます。激混みで有名な天下の埼京線様も、新宿駅始発の電車を待てば座れるということに最近気付いたので、快適に帰宅。
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帰ったら自分宛の荷物がポストに届いていました。これめっちゃワクワク。中身は、昨日のファッション史の授業で紹介されていて魅力的だったので即買いした本。展覧会の図録です。梱包が厳重でびっくり。メルカリにたまにいる、梱包ガチ勢。丁寧でとてもありがたい。
自室に戻ってダラダラyoutube時間。霜降りせいやのイニミニチャンネルと、太田上田のモグライダーのゲスト回をみた後、急遽友達を呼んで映画観る会開催。ずっと楽しみにしていた『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』をやっと観れた!と思いきや途中で寝落ちして本日終了。いい1日でした〜!
こうやって客観的に書き起こしてみると、自分結構いい時間の使い方してるかもな〜と思えて楽しかったです。「文化芸術吸収しまくるぞ〜!」とか、「フッ軽になるぞ〜!」とか、「なんでもとりあえずやってみるぞ〜!」が学生生活の目標だったりもして、今日はそれらを達成できていたと思うので我ながら嬉しい。引き続き精進します🤲 あと自分は音楽が大好きで、毎日隙あらば聴いています。今日聞いた音楽をプレイリストにまとめてみました!
-プロフィールー 松永圭太 23歳 東京 大学生/休日/BONUS TRACK ig: https://www.instagram.com/pineflourer/ https://www.instagram.com/kyujitsu_official/ https://www.instagram.com/bonustrack_skz/
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harinezutaka · 7 months
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二年前日記41(2021年10/8〜10/14)
10月8日 午後から図書館に行く。まだ読み終わっていない本があったので、ドトールで読んでから。アップルパイとカフェインレスコーヒー。図書館でも少しだけ雑誌を読み、2冊借りて帰る。俳句の本と、谷川俊太郎さんの詩の本。晩ご飯は、鶏そぼろのトマトカレー。カレー粉はなかったけど、なんとなくでいい感じになった。味にまとまりがない感じがしたので、黒麹甘酒を少し入れるとばっちり。でもまあ、変わった味だと思うが、夫は美味しいと言って食べてくれた。今日も、夫の夜勤の出発��一緒に散歩へ。帰って19時のニュースを見て20時までにはお風呂に入る。ネット句会の選句をして、本を読み、23時過ぎに寝た。
10月9日 午後からカウンセリングへ。今日で11回目。とりあえずひとくぎりということで対面でやってもらうことにする。総括的な意味で、「自分の状況って何か名前がつくようなものだったんでしょうか」と質問すると、「私は医師ではないので診断はできないけど」と前置きしたうえでいろいろ話してくださった。私とのカウンセリングはとても心理学的で興味深く、考えさせることが多かったみたいなことも言われた。私もとても面白かったので、今後も続けてみたい。話していて、私は子どもに精神的に依存する親になりたくないという気持ちが大きいんだなと思った。でも、乳幼児のあいだはべったり依存したらいいしそれがお互いに必要なんだよというようなことも言われて、そうなんだなと思った。これは少し気をつけないといけない部分だったかもしれない。カウンセリングのあと、Kちゃんと会う。版画の有志展を一緒に見に行ってくれた。生徒さんの作品は皆それぞれの個性があり、とても面白かった。どこかでお茶でもということでフロインドリーブへ。Kちゃんはパフェを、私はお腹が空いていたので、晩ご飯にしようと思って、サンドイッチとスープを頼んだ。帰りに二宮にできた新しいパン屋さんに寄り、パンを買ってうとうとしながら帰った。
10月10日 10月だというのに、暑いぐらいの陽気。鶯が狂ったように鳴いている。昼から病院の両親学級に参加する。感染症対策のために1名しか参加できないので私だけ。今日は「お産コース」ということで、陣痛が始まってからの流れをひととおり教えてもらった。妊婦は3人参加。お産のあいだの過ごし方を考えたりもした。パートナーにいきみ逃しというのをしてもらわないといけないそうだ。ほー。スーパーで買い物をして帰宅。晩ご飯は、夫が買ってきたステーキ、サラダ、百合根のバター蒸し、椎茸海老ミンチのフライ(惣菜)。録画していた80歳の野球コーチのおばあさんの番組で子どもたちがご飯の準備を手伝っていたのに刺激を受けてしまい、とうとう夫に「私はあなたのお母さんじゃない」を言ってしまった。よく聞くセリフだよなと思いながら。そういえば、母は結婚して子どもができて自由がなくなることを、冗談めかしながらではあったが「ざまぁ見ろ」と言ったことかあったなということを思い出した。今はひどいとしか思えないし、そういう風にしか感じられなかったのだとしたら不幸な人だなと思うが、いつか自分も母の気持ちがわかるようになるのだろうか。
10月11日 朝、体重をはかったら急に1キロぐらい増えていて驚く。妊娠中の体重変化は本当によくわからない。それにしてもまだまだ暑い。もう10月だというのにうぐいすも鳴いている。やるべきことをひとつずつ片付けていった。すこしお腹の張りが多いような気がする。トコちゃんベルトが必須。晩ご飯はきのこ鍋。『昨日、なに食べた?』と『アンという名の少女』を見た。夫はケーブルの交換をちょこちょこしていて、少し動きが早くなったことに満足していた。よくわからない世界。
10月12日 今日は職場にあいさつに行く日。地元で何か買って帰ろうと思っていたが、今日は定休日だった。まず初めに「うつわクウ」さんへ。退職記念?に何か買おうと思って。お箸にしようと思っていたが、企画展をしているお皿が気になりお皿を買うことにした。手土産を買い、お昼は入ったことのない喫茶店へ。ホットサンドのセットを頼む。ほぼ満席のランチタイム、ひとりでキッチンと会計を回していて料理はどれも熱々。一瞬の凪の時間にはすかさず食洗機を回し、ホールの人とも全く無駄なやりとりがない。こんな風に動けたらさぞ気持ちいいだろうなぁと思った。職場へ。すでに少し懐かしい。メッセージ入りのアレンジ���お花もいただいてしまう。最後という感じがあまりしないな。これからも、縁が続けばいいな。まだ少し時間がありそうだったので、ムジカに行った。ウィークエンドケーキと紅茶をお願いする。店内はいっぱい。芦屋は値段に関わらず美味しいお店にはちゃんとお客さんが入っているイメージがある。三宮からはバスで帰宅する。今日は夕焼けパンダの中継の日。残念ながら、天候が悪くて今回も見られなかった。晩ご飯は、鯖のパン粉香草焼き、グリル野菜(トマト、じゃがいも、小松菜)、昨日のお鍋の残りに酒粕を加えた粕汁。
10月13日 午前中、市の共同参画センターがやっているセミナーへ。ママ向けの就活講座。最新の保育園の情報などもわかってとてもよかった。保育園の申し込みは11月だそう。来年にするか再来年にするかかなぁ。3年以内には働いていたいな。講師の社会保険労務士の人の話が面白かった。実際いくら稼げるかはあまり気にせず、将来のために今できることをやっていきましょうと。中3の塾代辺りでみんな危機感を募らせるそうだ。私はその頃には50代だもんな。やっぱり早めに踏ん張らないといけないと思う。今の親の親世代は、女は短大が当たり前で卒業のときに婚約指輪をしていた人が勝ち組だった。そんな人の言うことを聞いていてはダメです。と、きっぱり言われて、みんな深く頷いていた。家計の収入がどうであろうと教育費はあまりみんな変わらないという話も聞き、それはどうなんだろうと思ったが自分もそうなっちゃうのかな。お昼、お肉屋さんのランチを食べて、Mちゃんの新居にお邪魔する。2人目が欲しいと言っていたが、何と妊娠したそうで4週だそうだ。順調にいくといいなぁ。そのあと眼科に寄る。妊娠中だということで、これからなかなか来れないかもと緑内障の検査もすることになり、全部で2時間ぐらいかかった。OCTを初めて撮ったが、光がとてもかっこよく仮面ライダーを想像させるものだった。今のところ症状は出てないが予備軍とのことなので、定期的な検査をするように言われる。一応、一年後の予約を取ったが、一年後、どうなっているんだろうなぁ。半額のお寿司とお惣菜を買って帰宅。夫が最寄りの駅まで迎えに来てくれていたのだけど、すれ違いでバスに乗ってしまい先に帰宅してしまった。
10月14日 衆議院解散。31日に選挙になった。午後から、Uさんが家に来られた。同じ時間帯にガスの点検もあった。妊娠中だということをこの間伝えてから、いろいろと力になってくれてとてもありがたい。そのあと、少し横になっているとコープさんが来た。晩ご飯は、餃子鍋。少し足りなくて追加で何個か焼き餃子にする。焼き餃子として売っているものなので、やっぱり焼いたほうが美味しかった。
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cure-quartz68 · 1 year
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キャッチコピーは「メイクでチェンジ!ムテキのやる気!」そら好きになるわー。ネガティブとは無縁。やる気みなぎってて、南国モチーフなだけあって全体的に【陽】見てるだけで元気になる作品がこのトロピカル〜ジュプリキュアなのです。ヌメリー先生じゃないけれど、元気の押し売りみたいなのとか熱血系はちょっと苦手なのねむ。だけど、苦手な感じの暑苦しい感じとかは全然なくて言うなればポップ!!暑苦しさを感じさせずにこのコンセプトでやれたのって役者さんの技量も絶対あると思うんですよ。恐らく演じ手によってはもっと熱いキャラになってたかもしれないキャラクターだと思うので、まなつがファイルーズあいさんでローラが日高里菜さんで本当に良かった…!!
さて、今回はそんな明るく陽気で楽しいトロプリの気に入っている回や布教したいおすすめ回についての感想やお話をしたいと思います。
第1話!中学に入学するタイミングで南乃島から都会のあおぞら市に引っ越ししてきたまなつと人魚ローラの運命的な出会い。まだまなつがプリキュアになってない時にローラを助ける為に離せ離せ!ってポカポカ敵に殴りかかってるシーンが可愛かったです。まなつはほんと勇敢ではあるけど、それ以上にコミュ力高いし、元気になります。
そんなハツラツタイプのまなつと次のプリキュアになるさんごのエピソードが第3話なのですが、初期のさんごはやや優柔不断気味な子。しかし、アイスを見知らぬ子にあげたりととっても優しい。初期ローラは極めてワガママ&身勝手なのでまなつの家から抜け出し勝手に水族館にいます(笑)そんなさんごとローラも運命的な出会い。当初から気になっていたキャラクター同志の初会話だったのですが、ローラもさんごをすぐに気に入った模様。てか、ローラを可愛い可愛いって言ってるさんごが可愛いんですけど??いや、ローラも可愛いんですけどね??可愛いが大渋滞の第3話です。3話を観て感じたのは、さんごみたいなちょっと優柔不断ぽい子とまなつやローラみたいな自分を持ってる自立した子が惹かれ合うのはもはや自然の摂理だな、と。あとねー…何なんですかね。キュアコーラルの技にバリア技あるの解釈一致だし、何より必殺技がモコモコ可愛い系って!!技まで可愛いのかよ!!と突っ込まずにはいられませんでした(戦闘力低そうだけど、可愛いから良し!(?))個人的に素晴らしい!と3話のさんごを見て思ったのは自分からプリキュアになりたい系のプリキュアなところ!(わたしが好きなやつ)可愛くてかっこいいに憧れてプリキュアになった子なのです♡やらされてないのが素敵!それと、自分の可愛いを信じるっていうエピソードも好きです。可愛いに限らず自分の大好きなものを好きって気持ちは迷惑をかけない限りは他人に関係ないですからね!
あと、これもお決まりっちゃお決まりのエピソードなんですが、毎回ローラが黙っていないのが面白いですよ。彼女は人魚なので人間にバレたら当然まずいんですよ。まずいんだけど、姿隠す気なさすぎて好きです。未来の仲間が弱音を吐けば『何それくだらない』と喝を入れる…。黙っていられない。それがローラという次期女王。ローラとプリキュアの出会いはローラが黙ってられずに大体遭遇してしまう(笑)
プリキュアもシリーズの歴史が長いからプリキュアになるにもいろんななり方や理由があるんだけど、今回はプリキュア側がスカウトしてくパターンで最先端過ぎるし、選ばれる側も一々驚かずに適応力と順応性が有りすぎる!(笑)個人的にはな、何これー!?ってあたふたとしたリアリティある初期リアクションしてくれるパターンも大好きだけど、事態呑み込みすぎなのもわりと冷静な現代的な感じでそれはそれで好き(笑)そんなこんなで4話、5話と順調に仲間が増えていきます(まだ5話の話なのに文字数が…!(笑)まあでも、まだ話しまくるけどね!(笑))
8話のお弁当作りではあすか先輩って料理上手そうな気がしてたから解釈一致で嬉しかったな。みのりん先輩は想像力が豊かで頭がいいからチームの絶対的ブレーンとして大体どのエピソードでも大活躍。
話は飛んで10話。とあることでちょっと危機的な状況になり唯一水面を移動出来るローラが活躍するんだけど、肝心の通り道が泥水で汚いことになっている。そんな中、仲間の為に絶対嫌なはずなのにその中に飛び込める勇気…最高でした。まだ仲間になりきれてないところからしっかり仲間になっていく過程を感じるのがまた。危機的状況だったサマーが復活して嬉し泣いたローラが最高に可愛くて、二人の友情を感じずにはいられない素敵なお話でした。プリキュアって節目節目のエピソードが毎回大体神がかっててそこも私的大好きポイント!
そんな神回辺りから段々とローラに変化が訪れます。ローラは人魚、他の仲間達は人間。その人間の間に混ざれない瞬間の寂しさを感じてるシーンが徐々に増えてくるんですが、そこもまた泣けました…。人間同士の間にある疎外感はどうにかなるかもしれないけど、身分というか…どうにもならないかもしれない部分の話だから余計切なさを感じてグッときました!(どうにかなるのがファンタジーの魅力でもあるけども!)
13話、人魚のローラの美しい歌声が聴ける回。この歌がまたいいんだよなー…♡(日高さんの可愛らしい声がより素敵さを倍増させてる)歌声は可愛いらしいんだけど、この回のローラは謎の救世主みたいなかっこよさも感じられる回で放送室からの去り際も素敵なのでお気に入りです。保育園に体入する話もみのりんとローラが入れ替わる話も楽しかった!
そして、一二を争うくらい涙腺持ってかれた16話〜17話。これまでの人魚としての疎外感、人間生活への憧れとか募り募った過去エピソードがあったからこそ、余計に胸がいっぱいになる二重で嬉しいことがあったガチ中の神回でした!!詳しくはネタバレの為割愛しますが、これ程までに良かった!とか心底嬉しい!ってプリキュアエピソードの中で思えたのは初に近いかもしれない。
更にやってきました!個人的に一番トロプリで好きな回である19話!エルダちゃんとまなつのお供え話!こんな感じでプリキュアと敵が諸事情で心通わせるエピソードは大体好きなんだけど、その中でも子供のエルダちゃんとまなつのハートフル話だからより心温まりますし、この話がまた後の物語に活きてくるんですよ。過去話が後に活きてくるのもまたプリキュアの素晴らしい魅力のひとつですよね!
24話はパンサー尾形さんが出てました(笑)それはそうと、クイズ番組となるとみのりん先輩が頼もしくローラのネタキャラ枠も輝いていました(笑)会計の生徒はともかく風紀違反チェックだけで服の値段がわかるとか風紀委員長凄い特技。生徒会長(百合子先輩)は一見クール系かと思いきやわりと熱血系だったんだなとわからされる回でした。引っ込み思案と見せかけて、さんごが意外と地元PR上手くて笑った。
26話の流星群の話も好きでした。流れ星は実は塵だって話も勉強になったし、ありがとう!しおりん!(天文学部の子)校長先生のまつ毛が気になって仕方ありませんでした。チャーミングな目元をしている校長先生です。この回はプリキュア側もいいけど、何気に敵側がいいんですよね。流星群を語るエルダちゃんが可愛い♡それにエルダちゃんに優しいヌメリーとコックさんも見れます。敵幹部が3人で流星群を見てるシーンが何だか素敵だったのと惑星の被り物被りたい!(笑)
トロピカる部っていろんなことをやる部活をまなつ達が新設してるんだけど、ロマンありますよね。もっと前に見たかった!そしたらのねむもトロピカる部に近いことを学生の内からやってみたかったなー。イベント盛り沢山で周りの人達もノリと付き合いがいいから部活もいい感じで成り立ってるし、素敵な学校です。28話、30話、35話もそんなイベントにまつわる話なんだけど、文化祭ではチョンギーレさんがたまたま巻き込まれてたこ焼き屋さんやるはめになったのにコックさんだからめちゃくちゃ調理張り切ってんの笑いました。可愛い(笑)笑いもありつつ感動的な部分はしっかり感動させられるプリキュア。文化祭では全体的にみのりが可愛くてトロピカってて神回です。彼女の精神的な成長と進化、愛情を一心に感じられます。みのりがトロピカル部に入って、みんなと知り合って本当に良かったって思える素敵な話です。ローラとみのりの友情も垣間見えるし、二人の関係性もいい意味で対極なアンバランスな良さがあって魅力的で好きです。
この文化祭もしっかり後に活きる要素があって、度々プリキュアでは武器なんかもレベルアップして進化していく過程がありますが、今回のプリキュアはただ伝説のプリキュアから貰い受けた武器じゃなくて文化祭でみんなで作ったあるものが新しい武器になったりするので個人的にその辺もエモいなー!って刺さりました。
学校行事と言えば、3年生は卒業が近付いてきて、当然プリキュアの世界線でもそれはあります。生徒会も引き継ぎがありますので新しい生徒会長を決めるべく選挙の回があるんですが、当然ローラ程の目立ちたがり屋は立候補します!(笑)そこでのぶっとび演説だったり面白いです。序盤はぶっとび面白話ですが、最後の方はしっかりといい話です。ローラの夢にブレない姿勢もほんと好き♡自信家で可愛くて面白くて自由でキュートで仲間想いなローラの魅力が詰まった回です。
34話、エルダちゃん家出回。人間界で盗み食いした後ヌメリーたちにお菓子あげたら喜ぶかなーって言ってるエルダちゃんが可愛い♡
36話辺りからいよいよ物語は終盤に向かいます。ローラの故郷であるグランオーシャンが舞台。夢の人魚の国へ行った時のみのりの『わたし、今本物のおとぎの国にいる』って言った時のリアクションが可愛かったです。人魚の国では色々なことが判明します。ネタバレになるある重要なこと今から言います。これだけはエモくて黙っとけない…!!知りたくない人はすっ飛ばすなりして読まないでくださいね!
(まなロラちゃん、幼少からの知り合いとか運命じゃん…。秘密のビーチって何なの…最高かよ。花の冠作る約束もフラグでしかないし、約束したまま翌日会えずにいて、名前聞きそびれたの泣く程後悔したからまなつは毎回自分の名前名乗ってから相手にあなたは?って聞くようになったのかって最初から事ある毎にあったくだりの真相がまさかこんなエモ理由だったなんて…!これはエモい!!エモすぎるよ…!人魚と人間は会ったら記憶を消されちゃうんだけど、このくだり切なすぎて最高では??いきなり凄いエモいのぶっ込んでくるじゃん…!仮にローラがまなつ達のことを忘れたとしてもわたし(まなつ)が思い出させてあげるってすぐに言ってくれるのも花冠持ってるのも相まってイケメンがすぎるよ、まなつ…。紛うことなき大号泣回!)
終盤はメインキャラ達の成長振りも描かれていて、中でもみのりの小説話はいいですよ!初期より見る度、知る度みのりを好きになる。最後の思い出作りでもみのりの文才は活かされます。演劇の練習の時のローラの髪型とファッションがとても好みで可愛かったです♡
ほんとのほんとの終盤の戦いではエルダちゃんも大活躍。敵がマヌケだったのではなくエルダちゃんが一役も二役も買ってるのをプリキュア達が気付いてないのがまた切ないけど、素敵なんですよね。それもこれもあの第19話があったからだと思うと尚更グッときます!
最初にも書きましたが、今回のプリキュアはムテキのやる気!桃プリは大体強メンタル持ちが多いけど、トロプリはみんな強メンタル!!そこが大好き。絶望的な状況でも劇のこと考えてるし、負ける選択肢がないみたいに当たり前に戦い後のことを倒れながら話せるの最高にかっこいいシーンでした。
戦いが終わったらハッピーエンド!大体はね!トロプリは日常パートもとても大事に製作者さんが考えていたそうでラストは戦いなしの日常パートで終わらせたいと考えていたそうです。その考え…大正解!!!だと思ます!めちゃくちゃ良かったもん!!劇をやって、人間になるか人魚の女王の夢を叶えるかの究極の二択の答えを出すローラ。そこでさ、かっこよく夢を追えるように背中を押したり笑顔で見送る美徳も素敵だし、かっこいいと思う。だけど、まなつの正直過ぎる大号泣の飛び付きながらの『行かないで…!』は凄く良かった!良すぎた!!泣いた!ファイルーズあいさん…!あんたって人は…!!
まなロラちゃん最高過ぎて感動したし、百合脳の持ち主として無事昇天しましたし、つまり最高だったんですけど(語彙力)最後までローラはローラなんですよね。そこでロマンチックに去ったりしない。人魚なのを劇を見に来てた人全員に披露し暴露し去っていく。さすがローラ…!!常に正々堂々と隠し事はしない主義なんですね!
そんな涙あり笑い有りの別れた日の夜、寝てる間にプリキュアのリングが指先から消える演出は切なすぎました。泣く→くすっとなる→泣く→忙しい!指輪が消えて次の日記憶がなくなる…。だけど、アクアポットがあって良かった!!なんで良かったのかとか結末の方は是非本編を観てください♡そして、わたしと感想をシェアしましょう!エルダちゃんが最後にローラとまなつが会えてたらいいなって言ってたのも良かったです。トロピカルメロンパンとマリングミ食べたい♡
──と、随分と長々なりましたが、ここまでのお目通し、おつき合いありがとうございました!これに懲りずにまた見に来てねー♡
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zazaizumi · 2 years
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ギョレメからバス3本乗り継ぎからの徒歩でようやっとカイセリ駅に来た。ギョレメ→アヴァノス→カイセリオトガル→路線バスでカイセリ中心地→10分強歩いて駅着。カイセリ着いたあたりからアジア人観光客が珍しいのか人と目が合うことが増えた。路線バスに至っては駅近くといいつつ徒歩10分は離れている場所で、わざわざおじさまが降りて道を教えてくれた。大変にありがたい。これから先英語通用率下がるだろうし、〇〇ネレデ(どこ)?と〇〇ダンゲチェルミ?(〇〇までいきますか?)を連発してどうにかなるのかなぁ。日本じゃ店員さんに声かけるのもやりたがらない自分で解決しようとする身なのだけど。バス停とか細かい場所はGoogle Map見てもわからないことが多い。
カイセリのオトガルで落としたイヤホンケースの件を聞くつもりがすっかり忘れて路線バスに乗り込んでしまい。走り出してから気づいた。やっぱり無意識に買い替えるチャンスうかがってたのかなぁ……ある意味寿命かなぁ……と諦めがついてしまった。バス清掃なんてほぼ入らないだろうしカイセリまで流されている保証もまるでない。重要なものだと言う認識もされてないかもしれない。そもそも電話番号3種類くらい教えてもらったのかけても全部つながらない時点で無理だよなぁと。見つかったのを取りに行くのならまだしも。市井の人は親切だけどバス周りはまぁトルコだなぁという感じ。2年4ヶ月持てば十分だろう。無線イヤホンは2-3年が寿命というし、買って1ヶ月位で壊してなくしたXperiaよりはだいぶましだと思いたい。
トルコで寝台列車に乗り込んだ。ギュネイ(クルタラン)エクスプレスという路線をカイセリからディヤルバクルまで。イスタンブール-アンカラ間とかだと時々情報見るけど、この区間は情報なさすぎてほんとに乗れるのか不安だったけど無事搭乗。すごい爆音アナウンスがあるから待合室いてもまず間違いなく聞き逃さない。待合室で二連席を譲った老夫婦に英語は通じないけどディヤルバクル行くと言ったらお二人もディヤルバクル行くとニコニコしてくれた。18:57のチケットで、19:40くらい入線19:50発車。数時間遅れが当たり前と聞いていたからわりと優秀では?と思ってしまった。
本当は相部屋の二等寝台に突撃してみたかったけど空きがなく一人で贅沢に一等個室使っている。洗面台に冷蔵庫までついている。豪華さはないけど合理的なつくり。どういう系統の列車なのかな?詳しい人に聞きたい。快適だけど一人だし夜発で景色はないしで暇。お腹いっぱいだけど食堂車あるっぽいしスープくらいは頼んでみようかな。
寝台列車はウズベキスタンで2回乗った以来。その時が相部屋寝台で同室の人に良くしてもらった記憶があるからそういう交流の意味でも相部屋寝台取ってみたかったのだけどね。まぁこれはこれで経験として良い。南東部のホテルがあまり安くなくて、横になれて移動できて4500円が悪くなく見えてきた。二等寝台の92リラ=726円のコスパがちょっと異常すぎて高く見えたのだけど。マルディンとかカッパドキアから安宿無くした感じのホテルラインナップしてるし埋まりやすそうだからほんとにどうしようかなぁ。
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junikki · 2 years
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2022/06/22
リトルイタリーにある毛糸屋さんに行ってきた。すごい可愛いの。羊がテーマのお店で中は結構広い。今の時期だからか、コットンの毛糸がたくさん取り扱ってあった。ちなみに夏は編み物人気ないらしい。確かに冬のイメージあるけど、コットンヤーンで夏服編むとめちゃくちゃ涼しいし、夏らしいカゴバッグっぽいものも作れるし。特に私はかぎ編みしかできないから、かぎ編みの服って夏の方が向いてるんだよな。もちろん冬のセーターなんかも編めるけどね。編み物って割と年中対応してるなと思う。
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星形のコースター?可愛いな。これ編もうかな。太い毛糸で大きめに編んで鍋敷き兼ミトンがわりにしたい。大体見るとどうやって編んでいるのかわかる。中身は玉編みで、端がシェル編みみたいな感じかな?
収納ボックスを作って頑張って毛糸を消費したのにも関わらず、在庫が少なくなるとすぐ毛糸が欲しくなってしまう。
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これ買っちゃった。コットン100%50gで$2.29と安かったし、色味がとっても可愛いの。紫陽花みたいなくすみラベンダーカラーと最近ハマってるターコイズブルー。
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今、余りのコットンヤーンを駆使して大量にグラニースクエア作ってるのw。目標45枚で今30枚!
https://www.glassons.com/nz/p/crochet-mini-skirt-ss48144neo-neapolitan
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こういうセットアップ作りたくて。長袖だけどスカスカやから涼しそうだし。この下は普通にブラトップやブラレット着たらいいし。
ᙏ̤̫͚
日本の少子高齢化が深刻で日本が消滅するとかいう記事が多いけど、中国やインドですら少子化してるんだよな。でも逆に増え続けている勢力もある。カナダでは時々ショッピングモールなどでメノナイトの親子見かけるんだけども、基本的に子沢山なんだよな。若い夫婦でも既に3人の子持ちで、これからも産むだろうし。
メノナイトって19世紀のままの生活してるからか、農業などの家の仕事でどうしても人手が必要だから子沢山のままなんだろうね。2100年ごろにはメノナイト人口が北米では最多になっている可能性がある。第一言語は英語じゃなくてドイツ語になってたりして。もちろん世界的に一番の勢力はイスラム教徒になるだろうけど、メノナイトも爆発的に増え続けてるもんなあ。
2100年ってすごい未来の世界のように思えるけど、ムスリムやメノナイトなんかの保守的な考えの人間だらけなので技術的な進歩は止まってそう。現代と同じぐらいか、むしろ維持できず退化している可能性すらある。中世暗黒時代の再来みたいな感じになってそう。
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今朝体重測ったらなんと122lbsに。早くね?まあ55.3kgだから、つい先日55.9になって55kg台になったんだから、別にそこまで不思議ではないんだけども。今月中に54kg台はさすがに厳しいかもなあ。28日からトロント行くことになって、しばらく体重が測れんから。カロリー計算でなんとかキープできるかな?朝食がビュッフェだけど、調子に乗って食べすぎないようにしよう…決して甘いもの系には手をつけず、豆やポテトなどの野菜類、ゆで卵やスクランブルエッグあたりの低脂質なタンパク質で腹を膨らませようか…と考え中。ビュッフェの甘いもの系は基本的に三流の菓子パン類ばかりであんま美味しくないし。ちゃんとしたカフェでそれ一個だけ食べるなら価値あるけど、ビュッフェってやっぱ色々食べたいもんな。そして旅行中は自然と飲み物が甘いもの系ばっかりになっちゃうだろうから、朝食で無駄に甘いもの食べるのは勿体無いわ。
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hochagera · 3 years
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🐿ごごごごごっ3月のお知らせ!
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私(斜め)、ご機嫌麗しゅうございます。3月です。先月はここでのちゅみ(息子)通信を忘れていました。ちゅみ、相変わらず元気でございます。食べるの大好き。自分だけ先に食べたのに、その後親が食べていると「ぅおい!(貰ってないぞ!)」と申して満面の笑みで1日5食くらい食べています。食いしん坊。そんなちゅみ、なんと今月1歳の誕生日を迎えます。大きな怪我や病気もなく毎日すくすく育ってくれて本当にありがたい。日々「カワイイ」を更新し続けておりますので人間の可能性は無限大なのだと思い知らされます。たぶん今一番カワイイなーと思った次の日にそれを超えてくる連続。先日生まれて初めてちょこっと髪を切りました。生まれてくる時から生えていた毛ですから、それが身体��切り離されて独立して風呂場に置かれる���不思議な感覚。飲食店に行って隣でひとりで座ってられるようになったのでまさしく家族の一員感が増し増しですが、ちゅみにより人一人分のスペースが埋まる、これもまた不思議な感覚。存在するってオモシロイ。最近子ども送迎用の自転車を購入しまして、早速ふたり乗りして買い物とかへ出かけるんですが、思い起こせばわたくし3年程前に自転車で札幌から越してきたんですね。その時は想像もしていなかったひぃひぃ言いながらたどり着いた松本の街で今は子どもとふたり乗りしてチャリに乗っている。これも不思議な感覚です。
よく笑いよく食べる子で来月からは幼稚園デビューも果たします。生まれて初めてのクラスはなんとりす組!🐿りす!最高だなぁちゅん坊!りすみたいにすばしっこくって、ちっこくって、たらふく食べて元気に育っておくれよ、3がっつのお知ら、せ! ※ブログ、先々月はてなに移動しましたが都合上やはりTumblrに戻させてください。ごめんなさい。金輪際Tumblrでいきます。 |https://hochagera.tumblr.com/|
目次 1.無事、P新人賞&観客賞も受賞致しました! 2.音響照明充実した 3.marsmooにて
1.無事、P新人賞&観客賞も受賞致しました!
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 先月お知らせしていた、愛知県は名古屋市で行われたパペット&パフォーマンスにおける舞台作品のクオリティを競うコンテストにおいて我々劇団野らぼうの作品が、新人賞&観客賞をW受賞させていただくことができました!ありがとうございます!これもひとえに日頃から我々の活動を見守り支えてくださっている皆様のおかげ。私たちの劇団員は3名。ですが、その周りで手伝ってくれたり応援してくださる方々がいらっしゃるからこの活動は成り立っております。まだまだ至らないところばかりですが至らないくらいがちょうどいいと、一緒に面白がっていただけると幸いです。  非常に充実した楽しい名古屋遠征でございました。緊急事態宣言下でありましたので飲食店等はあまりやっておらず余計な外出はできませんでしたが、ちゅみもいたことですし出発前はどうなることやらと心配していた旅程でしたが万事スムーズに進行し、初めてのホテルでもちゅみご満悦。天気も気候も良かったし、何しろ主催の愛知人形劇センター、ひまわりホールの方々が気さくであったかく、大変居心地のよい催しでした。このひまわりホールってのは名古屋市のド真ん中のオフィス街?ビル群の中に立地する19階建てのビルの19階にあつらえられた人形劇向けの劇場なんですが、これまた行く前はどんな空間なんだ、どんな環境なんだと(若干)心配してもいたんですが行ってみたらびっくり、かなり整ったホールではないですか。キャパはそんなには多くはないですが(70~80人くらい?)私どもにとってはちょうどいいサイズの空間でした。  今回は室内での公演で、しかもビル、ホールでの公演だったので野外でやるのとはわけが違う。特に違ったのはやはり声の反響の部分でしょうか。外でやるのもそこそこコツが必要なんですが、この屋内でやるにもコツが必要で戸惑いました。今後はこの声作りってところが劇団として取り組んで行きたい課題でもあります。そのほかにも今回の作品を作るにあたりたくさんの学べることがございました。何しろ2020年6月の公演を経てからその形を変えての再演でございましたし、制作期間も含めたら丸一年間はこの作品と向き合ってきたことになります。なるほど、だからか。私自身が「しげる」に取り憑かれていた日々でした。こんなに長い期間同じ題材で創作をしたことはありませんし、再演も初めて。どうしても過去やった作品をそのままの形でやるのでは、気持ちの部分でのってこないので今回は今回なりに視点を変えて創作をしてみました。日々トライ&エラーの繰り返し。コンプリートの日はついに訪れないことは知った上で、それでもまたやってみたいのであります。
◉今回の創作の総括をまとめましたのでご興味ある方チェックチェック🍑 長いぞ&細かいところまとめてないので割とざっくり印象重視?
あの日から彼は私のことをしげると呼ぶようになった総括 https://hochagera.tumblr.com/post/644775234792210432/%E3%81%82%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%8B%E3%82%89%E5%BD%BC%E3%81%AF%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%92%E3%82%8B%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B6%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%B7%8F%E6%8B%AC
2.音響照明充実した  今回の公演では私(前田斜め)が音響照明を担当させていただきました。これもとっても充実でした。もともと私たちの劇団では全員役者志望ですので舞台に出てしまったらオペ(音響照明操作)ができない。でも出ないとなると役者減って総力ダウンする。となると舞台に出ながらオペするしかない。となってしまうので、舞台上のどこかでオペをして、集中が散漫して役者的にも音響照明的にも双方クオリティをダウンさせることになるのでこれとってもよろしくないのです。基本的にオペってのは今目の前でやっている舞台を生で見ながら、そして音を聞きながら操作するってもんですから、舞台上にいる自分たちでオペをやっているんじゃこれができない。それがイヤで今回は私が芝居に出ずに専属音響照明、役者は役者の仕事のみに専念してもらったんですが、フォーメーション的にはこれ完璧でしたね。演出も私でしたし。稽古からとってもスムーズに取り組むことができました。今後もこうしたいなー、とは言っても現状抱えている問題は変わらず、今後も我々3人しか役者はいないし、オペ要員もいない、そして次回作は3人出る予定で構想中、となるとやっぱり人が足りていない!てなわけで急遽チラシをこしらえた。
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●劇団員募集● ご興味ある方いらっしゃりましたらぜひ〜。
 で、上の新人賞の賞金がこの度20万円、ありがたくいただくことができました!そして余すことなく全て音響照明の機材へと変幻し我ら稽古場へと運び込まれました!いやーありがたい。私としては色々と夢が叶いました。中でも脚立。テント建て込みや照明仕事で必ずや使うこの脚立を今回新品で一脚買うことができました。脚立って地味に高いんだわよ。今持っているやつはもらったやつだわよ。この地球上は脚立であふれていますから、いつぞやどこかの誰かからもらえるかわからない。ややもすれば道路脇で拾うかもしれない。そんな妄想をしながら日頃道を歩いているとなかなか自分から買えずに二の足を踏んでいたんですが、今回ええい!と購入。以前もらっていた脚立に加えて晴れて3つ体制となったのでした。あと一脚くらい欲しいなー。それから機材運搬用ハードケース!これも垂涎ものに欲しかった代物。泣ける。これもなかなか買えない&ハードケースのメインは中身ですから!中身が入ってなきゃハードケースなんて買っても意味ない!そして中身の購入なんてもっともっと遠く、夢のまた夢の中の雲の上に咲く高嶺の華の存在だったわけなんですが、ついに!私も!my機材をmyハードケースに入れることができましたわよ。感涙。もはや芝居ではなくハードケースに機材を入れる活動がしたかったのではないかと自己を錯覚してしまうほど、霊験あらたかに心清まる意義深い行為でございました。ありがとう存じます。しかし勢い余って20万を優に超える買い物をしてし��ったのでこりゃマイッタモンダ。色々と物色し始めたらキリがなく、あれも欲しいこれも欲しいとなって、劇団のテクニカル面は大いにグレードアップを果たすこととなったのでした。大丈夫大丈夫嬉しい嬉しい🍑🍑今後はこれらの機材を駆使して作品作りに邁進して行く所存でございます。  そういえば、今回の賞金で天幕を買う!というのも一つ目標でしたがそれは叶いませんでした。次回公演のお代で次こそは天幕を!と考えておりますので皆さんもどうぞそのおつもりでご算段ください〜。
3.marsmooにて
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 最後に最近薄れかかっている感慨をうっすら書いておく。  私たちの劇団は長野県松本市のちょこっとはずれの、しかし十分に街への徒歩・チャリアクセス圏内にある、とある倉庫に稽古場を構えています。そしてその倉庫に、私(斜め)と水野とちゅみの3人は家族として生活もしています。倉庫とはいえ一角に住居スペースが拵えてあり、そもそもそこに私がまず間借りを始め、そのころは劇団も稽古場も無かったんですが時を経て時間の経過とは恐ろしいもので今となっては家族、劇団、そして稽古場を有することとなったのです。このmarsmooという場所に関しては私たちの口から紹介するのでは手に余るもっともっと大きなポテンシャルを抱えた場所で、ざっというとスタジオ、カフェ、デザイン事務所、古物商、水道屋、便利屋、住居等々の設備を有し、この場所を構成するメンバーそれぞれのああしたいこうしたいを詰め込んだ夢ではないむしろ濃厚現実な場所となっています。週一でヨーガ教室も開催中。今も尚その細胞は増殖中でもある。この場所の内容ではなく、その存在について。  私が松本市に越してきたのはオンリー”創作活動のため”であって、鹿児島と札幌に住んだことはあっても本州に住んだことがない、あれやこれやいい場所あるけどピンポイントで考えていた条件として”渋滞しない”それから”新幹線が通っていない”だった。他にも細々条件はあったが実際渋滞しないで車でどこそこ動けるってのはかなり重要ポイントである。そのためには人口はやはり20万人以下が最良。松本市はその条件に当てはまった気がした。(実際は渋滞が頻発する。そのため土日は買い出しに出かけない。)新幹線に関しては私調べの統計的に通っていない街が好きだった。(新幹線、通っていても、いい街はある。上田とかいいわよね。)というか端っこが好きだったというのがある。教室でも家でも基本的に端っこにスペースをあつらえてそこに体すっぽり収まっていられる角っちょが落ち着く。角っちょがなければ自分で作ってでもそこに収まりたい。その理論で拠点選びの候補に上がっていたのは四国・高知と九州・長崎。これどちらも本当に好きな街で、そのサイズ感も人との距離も心地よくって居心地がいい。市場はあるし商店もあるし歩いていて楽しい。どちらも行こうと思わないと行けない土地で、四国の最果て、九州の最果てと呼ばれるような場所。やっぱり”通り道”ではなく、”そこに行こうとしないとたどり着けない”ってところがいい。角っちょだ。そしてその土地とともに候補に上がったのが陸の孤島、松本市だったのでした。ここは立地的にはど真ん中ですが、これも行こうと思わないとなかなか行けないし(登山好きはよく行くようだ。)何しろ標高が高い。海抜から遥か上空見上げたところに街があるっていうんだからこの街全体で山小屋みたいなもんだ。ここにいる人たち実はみんな山賊なんじゃないかと時々ふと不安になる。冬は寒いし日光は強い。しかしそもそも本州がいいと思っていたので移住地はほぼ松本市に決定。  そして何より松本は若年層の文化界隈が大変元気な印象を受けた。街の規模に対しては表現者が多い?音楽界隈が特に目立つがもともと芝居畑も盛んで劇団数は全国屈指を誇っていたのだそう。だからもれなく自分も活動できるような気がした。(住んでみて現状、映像界隈がものすんごく手薄なんじゃないかと危惧している。もっと映像作家とか自主制作映画作ってます!みたいなキャラクターや層があってもいいはずなのに!あるのか?あってほしい。)そして何よりもここmarsmooという存在があったからこそ私はこの地へ移り住んだ。  やっと本題。marsmooという場所は私が来る前からもちろんここにあってそこの登場人物と稀有な場所で知り合うことになったのはまた折りにふれて述べるとして、昨今よく聞かれるようになった”場の創出”について。寺子屋とか縁側とか路地とかフリースクールとかアジールとか、さまざま居場所を失ったはぐれ者たちがその漏れた感情を携えて集い居座れる場所(機能)が街にはかつてあったはずである。近年みる街作り(という破壊行為)や区画整備やスマートだかなんだかわけわからん都市計画によって行き場を失い排除され押し込められた個人、それからその感情が無かったものとされて扱われている。ちょっとしたガス抜きや親じゃない大人や薄暗い闇が排除されて久しく、そこに住んでいた人間やその感情はどうなるっていうんでしょう。引きこもって閉じこもってより一層偏屈になっていく生きづらさがここそこに充満しているように感じられる。そんな感慨があってから、私はここんところ約10年間ずっと共同生活をしている。ひとりでは住まない。今いるmarsmooの環境もシェアハウスではないものの出入りする人間が常にいてその人と顔を合わせるし言葉をかわす。人数がそう多いわけじゃないけれど自分以外の人間がいるだけで十分で、それが今生きている小さい社会。電波に乗って広がるような大きな社会としての問題や動きを知る必要はもちろんあって取り組む必要もあって支援したり想いを寄せる必要はある。でもそれと同等に、場合によってはそれ以上に自分の肌感覚としてとても大切なものが自分の目の前の小さな社会にもあって、問題が起こったら自分たちで解決しないといけない、かなり実感しやすい社会がここにある。それが故に困ったこともあるしめんどくさいこともあるが、総じて、目に見える手の届く範囲のことに関してヤキモキしていられるんならそっちの方がよっぽどいい。何事もでかい単位で括って統治して、差を均一にして物事を動かそうとしたって目に見えないし実感も湧かん。そんな違和感を誰彼が感じているから”場の創出”なんてことが叫ばれるのではないでしょうか。(となると場とは既にあるんではなく、自分から獲得しなければならないということか。)  私は長野県松本市に住んでいる。特段長野を田舎だと思っていなかったし、松本を地方都市だと思っていなかった。ただ、とある一定の条件(渋滞、新幹線)からこの街を選んだだけで結果的に地方と言われる場所だった。ただ、先日仕事で名古屋方面に行った時に愛知の人間が「長野村」と言っているのを聞いて、「なるほどそういう感覚か」と腑に落ちた。確かに大きい視野で街のこと、社会のことを眺めた時に松本はよっぽど田舎で名古屋は遥かに都会だろう。先日名古屋へ行った時も松本とのあまりの違いに舌を巻いた。だがしかしその視野で街を見てこなかったので、むしろ我が町我が村を”愛知県”とか”名古屋市”とか言えてしまうことに驚いた。その大きな視野を手に入れる一方で”場の創出”という身を寄せる場所が必要とされる現状って逆行している。”自分が所属している社会”を大きく括る一方で、細かい立ち場や弱い立場を失って自分で自分を苦しめるシステムって不毛だ。何故だろう。  思うのは、私たち人間が生活する範囲で、それぞれが所属している小さな社会のサイズで物事を考えたら、都会も地方もその大きさや深度には大差はないんじゃないだろうか、ということ。日々生きるのに重大なことって、その目の前にある関係が円滑にいっているかってことや、問題はなくクリアーか、そしてその活動そのものが環境や条件にフィットしているのかってことではないだろうか。フィットしてなきゃ場所なり自分なりを変える必要がある。つまり、環境や条件に合わせた小さな社会を形成し、その集合体が街を構成しているはずである。初めから大きな社会の一員としてまとめられて、そこから小さな社会を創出しているわけではない。大きな括りのよすがにすがるあまりに、妙な安心感と引き換えに貴重な機微を見逃しちゃいないか。これって都市の問題でもあり地方の問題でもある。そもそも意識の問題か。そんな取り組み方では実際の感覚としてのあと先が見えない。場として、小さな社会として呼吸をするために私たちはmarsmooにいて、都市とかはどうでもいい、小さいけれどそれだけでいいと思える場所が今後とも必要だと思うのです。
おしまい 🍖🗻🍑🐿
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sukabana · 5 years
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701: 19/08/28(水)23:59:25 ID:Pq.2t.L1 昔の思い出を書き捨てる。 私が小5の頃、全校生徒合わせても200人ほどの小学校に、金管バンドができた。 私はピアノも習ったことがないし楽譜も読めないし吹奏楽部は毎回昼休みに集まって練習、 発表前は放課後も練習と聞いて、参加者(楽器を扱える小4以上)の募集がかかった際は応募する気が一切無かった。 だけどクラスの女子は私を除いて全員ピアノを習っていたし、 私の友達3人が応募すると言っていて、私が応募しないと言ったら、 「じゃあキミちゃんとはもう遊べないね!だってバンドやらないんでしょ!バイバイ!」と言われた。 しかもクラスの他の女子12人もみんな応募すると言っていて、 応募しなければイジメにも繋がりかねないと思った。 募集締め切りの日、応募者は音楽室に集まるんだけど、 友達からは「ピアノもした事無い癖になんできたの」と冷たく言われた。 そのうえ応募者による人気の楽器の取り合いがはじまり、 私はコルネットかトロンボーンに興味があったけど、 「楽譜読めない子が上手く吹けるわけ無いんだから人気の楽器に来ないで」と言われて、 誰にも見向きもされなかったユーフォニュームを押し付けられた。 他の楽器がいいといえば「楽譜読めないくせに」と言われた。 音出ししてみると、ユーフォの音は太くて重くて存在感があって、 ユーフォの役割はよくわからなかったけど楽しかった。 そうして流されるままに始まった金管バンドだけど、 私をバカにした友達は目的の楽器になれなかったことで不貞腐れたり、 高価な楽器を大切にしない態度や不真面目な練習態度を指導者の教頭先生に叱られたりして、 楽譜を渡される前に辞めてしまった。 友達じゃなかった人や他の学年も、練習が面倒だとか思っていたのと違うからと、 あっという間にやめていった人が多かった。 残ったのは真面目にバンドをしたいと思った半数ほどで、 私はその子たちに混じって卒業まで真面目に取り組んでいた。 年間2曲しか練習しないけど、楽譜が読めない分私は曲を覚えてから音を出せるように 練習する方法しかできなくて、練習時間の短い小学生の頃は練習効率も悪くて、 正直言ってかなり下手だったと思う。 中学校は吹奏楽部の強豪校として有名なところだった。 私は部活紹介で聴いた演奏に圧倒されて、特にユーフォのソロがある曲で男性の先輩が前に出て立奏している姿に感動した。 入部届提出期間に吹奏楽部の顧問のところへソロ演奏の話を質問へ行ったところ、 ソロの部分は一番腕のいい人に担当してもらって見せ場を盛り上げるのだと教えられた。 「私も入部して頑張ればチャンスはありますか」と聞いたら、もちろんあると言ってもらえた。 それからは勉強と両立しながら、とっても頑張って練習した。 家がマンションだったので自宅練習ができない分、土日にご近所さんの敷地の山の中で練習させてもらったりしていた。 たった一人のユーフォの3年の人が不真面目だったこともあって、 2年生の春には顧問に「あなたの演奏が一番安定してる」と言ってもらえた。 そしてコンクールのユーフォのソロ奏者を決めるとき、 部長も先輩も同級生ですら4人の中から私を推薦してくれた。 他のソロパートは推薦で決めていたのに、ユーフォだけは顧問が独断で決めて、 それが部活サボり常連の先輩だった。 先輩は一度も合わせの練習に来ていなかったから、 そのときまだ通しで吹いたこともなくて、明らかに練習量が足りなかった。 顧問は「選ばれたんだから真面目に練習しなさい、せめてソロの部分だけでもいいから」と言っていた。 誰より怒ってくれたのは部長と真面目に練習して部活をまとめてくれてた先輩たちだった。 私も人選に納得できなくて職員室でまで訪ねに行ったら、 先に部長たちが職員室の隣の応接室で顧問に詰め寄っている声が聞こえてきた。 顧問は応接室のすぐ外に私がいたことに気づかずこう言った。 「やっぱり華やかさも大会では大切になってくるし、  それには人にどう見られるかも戦略として先生は考えなきゃいけない。あの子は体が一番小さいし、それに、ほら」 と、何かを小声で言ったけど、扉を隔ていた私には聞こえなかった。 だけど先輩がすぐに「キミちゃんのやけどは関係ない!」と言ったことで、何を言われたのかを理解した。 702: 19/08/28(水)23:59:49 ID:Pq.2t.L1 私は小さい頃に隣人の寝タバコでおきた火事で、体の左半分にやけどをおっていた。 やけどは露出する顔と足にもあり、何度も手術したけれどそのときはまだ全ての手術が終わってなくて、 顔の左半分は皮膚が左下に引っ張られたようになっているのが遠目にもわかったし、手術痕もあった。 顧問は私の顔がこんなんである限りソロは任せてくれないんだと思うと、悲しくて悔しくてたまらなかった。 私が泣き出したことで顧問は私がいたことに気づき、私に取り繕うように 「あなたも三年生の先輩に部活に出てほしいでしょ?  ソロ任されたら、先輩だって頑張って一緒に練習してくれるわ!  三年生は今年最後だから、先輩の思い出のために、分かってくれるわよね?」と言い分を変えた。 だけどそのときは自分のやけどの痕が、他人、それも教師にそんな風に見られてたんだということがショックで、 それに私のやけど痕をそんな風に言ってくる人がこれまで誰もいなかったから、言葉にできないほど傷ついた。 その場では先輩たちに慰められて宥められて帰宅したんだけど、 翌日から急に人目が気になって、学校に行けなくなった。 一週間休み続けるなか、少しずつ母と話して、母は私が急に不登校になった理由を理解してくれた。 私は登校するためやけど痕を隠したがったけど、病院が教えてくれたお化粧品で隠す方法は校則を理由に禁止された。 そしたら母がとても大きなマスクを買ってきてくれて、 目元より下がすっぽり隠れる大きなマスクをして学校に行けるようになった。 だけど部活ではマスクを外して練習しなきゃならないから、 あれだけ頑張ってた部活にはいけなくなって幽霊部員になった。 部員に見られることが怖かったというより、顧問に絶対に見られたくないという気持ちが強かった。 ユーフォソロ担当になった先輩からは部活に来なくなったことをからかわれたし、負け犬と煽られた。 私の中学は全員部活動をすることが定められているため、 幽霊部員になったり不真面目だと担任と顧問に呼ばれて三者面談が行われる。 私も三面が行われ、その場で顧問から「思い通りにならないからって、逃げてたら成長できないよ」と言われた。 悔しくて私は担任の前で「やけどが汚いから、私の見た目のせいで大会で不利になるって言ったのは顧問ですよね。 私が大会に出ない方が金賞に近づけるんなら、私はもう吹奏楽辞めます」 と言うようなことを涙を堪えながら伝えた。 ソロ担当に選ばれなくて私が不貞腐れてると聞いていたらしい担任は、どういうことかと顧問に詰め寄った。 だけど顧問は私が逆恨みで変なことを言っている。 誤解だと言い出した。 私は怒りで堪えていた涙がだだ漏れになりながらも「部長たちも聞いていた。部長たちが全部知ってる」と訴えた。 その後、親が教育委員会に働きかけていたのと担任の尽力もあって、顧問は発言を認めて謝罪した。 だけど処分とかは特になく、私が顧問から腫れ物扱いされるようになった。 私は部活の仲間たちに応援されて、大会には出られなかったけど、 冬には前のよう部活に参加できるようになっていった。 そして3年生になり、新入生が入部して毎年必ずやるメドレーの楽譜を配布することになったんだけど、 そのメドレーの中からユーフォのソロパートのある曲だけが顧問の独断で外されていた。 その曲は某映画の曲で毎年人気も高く、その曲を吹きたくて入部した新入生もいたからすぐに疑問も不満も湧いた。 行動力のある1年生と2年生が顧問に質問に行っても、曲を削った明確な理由は一切明かしてもらえなかったらしい。 たぶん私のせいだと言うのは、3年生たちの間ではみんな解っていた。だから3年生は誰も何も言わなかった。 こんなことをするくらいなら、私が幽霊部員になったときに「迷惑だからやめてくれ」とはっきり言ってくれたらよかったのに、 やけどが原因で後輩にまで迷惑をかけたのは本当に悔しかった。 私が卒業したあと、入れ替わりに妹が入学式して吹奏楽部に入ったけれど、その年にはメドレーは元通り戻っていた。 703: 19/08/28(水)23:59:57 ID:Pq.2t.L1 それから数年。 私は手術をして、顔の皮膚が引っ張られている状態がかなり改善し、傷跡も少しずつ肌に馴染み始めていた。 成人式。お化粧を練習したおかげで、やけどのあとはかなり目立たなくなっていた。 再会した友達からは、本当にキレイになったと言ってもらえたし、男性からはすっごい美人になったと褒めてもらえた。 担任からも素敵な女性になったと言ってもらえた。 嬉しい気持ちでいた矢先、男性グループに囲まれて話してるところへ吹奏楽部の顧問が話しかけてきた。 急だったからすごく嫌な気持ちが顔に出たのかもしれない。 挨拶もせず、私の顔をじっと見たあと「ほぉ、うまいこと粗を隠したね」と言われた。 友達だけじゃなく、周りにいた男性まで顧問が人として最低だと私の代わりに言ってくれた。 私も高校と大学で強く成長できていた。 だから自信を持って言い返した。 「先生には汚く見えるかもしれないけど、この傷は私の一部です。私の価値はこの傷では下がりません」 顧問は四面楚歌の状況と私が思いがけず言い返したことが想定外だったのか、もごもごしながらその場を去っていった。 友達と男性たちに謝ったら、かっこよかったとみんなはまた褒めてくれた。 このとき、私の周りには優しい人で溢れてるんだなと思ったら、 嬉しくて涙が止まらなくなって、周りを困惑させてしまった。 当時は気づかなかったし伝えられなかったけど、私の周りにいた人たちのお陰で今こうして笑ってられると思う。 当時私の周りにいた人たち、ありがとうございました。
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sorairono-neko · 4 years
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エンゲージ・ペーパー・チェイス
「こんにちは、勝生勇利です。今日からお世話になります。よろしくお願いします」  勇利はその言葉を、たどたどしいロシア語で言った。ヴィクトルがあらかじめ教えておいたせりふだ。ヴィクトルは、勇利のロシア語の発音はなんて幼くてかわいいんだとうっとりなったし、聞いているリンクメイトたちも、「子どもっぽい発音」と楽しそうに好意的な笑い声をたてた。勇利はそれをからかわれていると取ったのか、さっと頬を赤くした。するとまたみんな「純粋で可愛らしい」とささやきあった。ヴィクトルは咳払いをした。 「みんな知っていると思うけど、勇利は俺がいままで日本で教えてきた生徒だ」  全員が私語を慎み、さっとヴィクトルを見た。 「とてもスケーティングがじょうずで、学ぶところもたくさんあると思う。反対に、勇利もみんなから吸収すること���あるはずだから、いい関係を築いていって欲しい。わからないことも多くあるだろう。困っていたら助けてやってくれ。勇利は口下手で控えめだけど、優しくていい子だよ」  そこでヴィクトルはいったん口を閉ざした。そしてにっこりと笑う。 「試合を目にして、彼のうつくしさにうっとりなった者もいると思う。普段の勇利も、見ての通り、かわいらしくてすてきな子だ」  ヴィクトルは、英語ではなくロシア語で話していた。そのため勇利はヴィクトルの発言が理解できないらしく、ただ、大勢の前にいることが居心地悪いというようにうつむいているだけだった。 「君たちも、彼に興味を持っただろうし、仲よくもなりたいだろう。だが、これだけはおぼえておいて欲しい」  ヴィクトルはそのひとことを、いかにも愛情のこもった様子で言った。 「勇利は俺の生徒であり、俺のスリーピングビューティだ」  優しい物言いだったにもかかわらず、全員の顔つきが緊張したものになった。ヴィクトルは笑顔で、しかし視線だけは鋭く、ひとりひとりのおもてを順ぐりに見ていった。 「この意味……、わかるよね?」  ヴィクトルの問いかけに、示しあわせでもしたかのように、全員がこっくりとうなずいた。ヴィクトルはますます笑みを深くした。 「それをわきまえたうえで、勇利と仲よくしてやってくれ。俺からは以上だ」  ヤコフがあとを引き取って話し始めた。彼は不審そうに、ときおりヴィクトルをじろじろにらんだが、ヴィクトルは平然としていた。 「ヴィクトル、ヴィクトル」  勇利が小声で呼んで、ヴィクトルのシャツの裾をひっぱった。 「さっき、なに話してたの」 「うん?」  ヴィクトルはとろけるような笑みを勇利に向け、甘ったるくささやいた。 「勇利は俺の大事な生徒だからよろしくねって言ったんだ」 「そっか」  勇利はほっと息をついた。 「大丈夫かな……。ぼく英語しか話せないし」 「リンクのみんなは、それなりに英語は話せるよ。ロシア語もすこしずつ勉強すればいい」 「うん……がんばる」  勇利が眉を下げ、ヴィクトルを見て静かにほほえんだ。ヴィクトルはまじめに、天使だ……と思った。  ヴィクトルはどうあっても勇利とともに暮らす心積もりだったのだけれど、勇利のほうで「それはよくない」と言い出し、断られてしまった。なんでも勝手にとりきめる彼なので、ヴィクトルが気がついたときにはすでに住処も決定してしまっていたし、手続きも済んでいた。ヴィクトルはその契約をぶち壊してやろうかと思ったが、勇利が怒ったら困るなと考えて、とりあえずはそのままにしておくことにした。まあいい。永遠に離れ離れで暮らすわけじゃない。近いうちに勇利をうちへ呼ぼう……そんな気持ちだった。勇利の借りた住居については、日本のスケート連盟も関係しているので、心配するようなところではない。それもヴィクトルがしばらくは静観しようと思った理由のひとつだった。 「勇利、帰ろう」 「うん」  しかし、それでもヴィクトルは勇利を毎日送っていくことにしていた。勇利は「いいよ、悪いから」と遠慮したけれど、ヴィクトルとしてはありとあらゆることが心配でこうしているのである。 「どう、こっちでの暮らしは。何も悩みはない?」  ヴィクトルは、助手席でバックパックを抱きしめている勇利が死ぬほどかわいいと思いながら、落ち着いた声で尋ねた。 「うん、みんな親切だよ。アパートのほうは管理の人が優しいし、リンクメイトもいろいろ声をかけてくれる。もっといじめられるかと思っちゃった」 「勇利をいじめるやつがいたらどうなるか見ているといい」 「え? なんて?」 「いや。それはよかった」 「うん。やっぱりヴィクトルってすごいね」  勇利がほほえんだ。 「俺? なんで?」 「だって、ヴィクトルの名前でみんな丁寧に接してくれるんだよ。ヴィクトルの生徒だってわかってるからだよ。そうじゃなかったら、ぼくみたいにちっぽけな日本人、誰も相手にしてくれないよ」  勇利は相変わらず自分の魅力がわかってないな、とヴィクトルは溜息をついた。そういう無自覚なところもいとおしいけれど、その純粋さにつけこまれなければいいが、と心配だ。勇利のことはよく見ていなくては。 「勇利は庇護欲をそそるんじゃないのか」 「え? どうして? ──あ、ぼくが子どもっぽく見えるって言いたいんでしょ。そりゃロシア人にくらべたら幼稚ですよーだ」  勇利が拗ねて頬をふくらませた。俺の天使がおそろしくかわいい、とヴィクトルは思った。 「見かけはそうかもしれないけど、でもぼくだって二十四の成人男子なんだからね。ヴィクトルはちょっと過保護だよ。こうして送ってくれるのだって……」 「ロシアは日本みたいに安全じゃないんだよ」 「それはそうだろうけど、だけどヴィクトルも疲れてるのに。こっち方面のリンクメイトもいるし、ぼく帰れるよ」 「誘われたことがあるのか?」 「うん、まあ。みんなで一緒に帰ろうって言われたことはある」 「絶対に俺が送るから」 「えぇ? なんで?」  勇利はくすくす笑った。 「ヴィクトルって自由人だけど、責任感は強いよね」  勇利はヴィクトルの態度を、コーチとしての責任だと考えているようだ。 「ヴィクトル、明日は送ってくれなくていいよ」  いつものように勇利を車に乗せていると、彼がそんなことを言い出した。ヴィクトルは、とうとう勇利に手を出すやつが現れたのか……とめまいをおぼえた。 「……なぜ?」 「帰りに一緒に食事でもって誘われたんだ」  やっぱり! ヴィクトルはますますくらくらした。 「ぼく、家のまわりの店ってよく知らないし。ひとりで食べるとき便利なところを教えてくれるって」 「……誰?」  勇利は名前を言った。ヴィクトルは、なんとなく聞いたことがあるようなないような、とぼんやりした。 「安くて美味しい店なんだって。野菜中心だから食べやすいとも言ってた」 「へえ」  ついそっけない声が出た。勇利はびっくりしたようにヴィクトルを見て、「何か怒ってる?」と尋ねた。いけないいけない……。 「いや、そんなことはないよ。俺以外の誰かと出かけることも大事だし、勉強になるからね。楽しんでおいで」 「うん、ありがとう」  勇利は素直にうなずいた。  ヴィクトルは翌日のリンクで、ヤコフに、ゆうべ勇利から聞いた名前を告げ、「どの選手?」と尋ねた。 「いまリンクにいる……ジャンプしたやつだ」 「トゥループ跳んだ?」 「ああ」 「なるほど」 「なんだ? あいつがどうかしたか? おまえがほかの選手を気にかけるなんて珍しいな」 「いや」  昼休み、ヴィクトルは食堂へ行き、その選手の前の椅子を引いてテーブルについた。彼が顔を上げた。 「やあ」  にっこりすると、「あ、ヴィ、ヴィクトル……」と彼は緊張したように赤くなった。 「勇利を食事に誘ってくれたんだって? ありがとう」 「い、いえ……。俺の彼女がその店で働いてるから、たまにならおまけしてあげられるし、毎日の食べ物に困るってカツキがぼやいてたから……」 「そうなのか。親切だね」  ヴィクトルはおもむろに一枚の用紙を取り出した。それを彼の前にすっとすべらせる。相手は目をまるくした。 「書いてくれ」 「これは……?」 「申込書だ」 「え?」  その用紙には、ありとあらゆる記入項目があった。住所、氏名はもちろん、年齢、電話番号、行き先、時刻、どんな話をするつもりか、勇利が退屈したらどんな罰を受けるつもりか、などなど。 「え? え?」 「すべて埋めて俺のところへ持ってくるように。今日の帰りまでだ。できないなら、勇利を連れていくことは許可しない」 「え?」 「何か質問は?」 「あ、あの……」 「ないか。ではそういうことで」  ヴィクトルは立ち上がると、悠々と食堂を出た。ちょうど勇利が廊下を歩いてくるところだった。 「あ、ヴィクトル」 「勇利、昼食だろう? どこかへ連れていってあげるよ」 「え? いいよ、そんなの……」 「いいから行くぞ! おいで」  ヴィクトルは勇利の腰を引き寄せ、にっこり笑った。  あの選手は、おどおどしつつも、ちゃんとヴィクトルのところに申込書���持ってきた。ヴィクトルはその夜、なかなかしゃ��た飲食店に入り、そこで食事をしていた。野菜中心の献立で、値段もさほど高くない。なるほど、とヴィクトルはうなずいた。 「あれ、ヴィクトル?」  そのとき、横合いから声がかかった。勇利があの選手と一緒に立っていて、ヴィクトルの隣のテーブルにつくところだった。 「ヴィクトルもここでごはん食べてたんだー」 「まあね」  ヴィクトルはにっこりした。そしてかるく手を上げる。 「俺のことは気にせず楽しんでくれ。勇利の友人関係の邪魔はしたくない」 「邪魔だなんて……」 「ほらほら、座って。たまには友達と食事したいだろう?」 「ヴィクトルがそんな気遣いをするなんて変な感じ」  勇利はくすっと笑い、「なに食べようかな……」とつぶやいた。  ヴィクトルは、ふたりが食事をしているあいだじゅう隣にいた。ずっと彼らの話が聞こえていた。ときおり勇利が、「ねえヴィクトル」とあいづちを求めてきたけれど、「俺のことはいないものだと思ってくれ」とその都度注意した。勇利は「無理だよー」と笑顔だった。  翌日は、いつも通り勇利を車で送った。 「ゆうべは楽しかったかい?」 「うん。ヴィクトルがいたからびっくりしたけど」 「彼はなかなかまじめな青年のようだ」 「そうだね。彼女とも仲がよさそうだった」 「俺たちほどじゃないけどね」 「なに言ってるの?」  それからも、ヴィクトルは勇利が誰かと出かけると言うたびに、申込用紙を相手に書かせた。ヴィクトルとしては自然な行為だったのだけれど、そのうち勇利に知られ、とがめられてしまった。 「ヴィクトル、リンクメイトに何か書かせてるって本当?」 「本当だよ」 「なんで?」 「勇利のことが心配だから」 「そういえば、出かけるとやたらとヴィクトルに会うよね」  いまごろ気づいたのか、とヴィクトルは思った。 「あれも心配だから?」 「そうだよ」 「ヴィクトルは過保護なんだよ……」 「そうかな」  勇利は考え深そうに瞬くと、「見せて」と要求した。 「何を?」 「どんな申込書なの? 見せて」  ヴィクトルはそれを勇利に渡した。勇利はじっくりと用紙を調べ、それからくすくす笑い出した。 「思ったよりまじめな感じ」 「大事なことだろ」 「この、どんな罰を受けるつもりか、ってなに? 意味わかんない」 「大事なことだろ」 「みんななんて書いてくるの?」 「練習時間を増やすとか」 「そんなの罰でもなんでもないじゃん」  よくわからないところで勇利は疑問をおぼえているようだ。 「勇利は練習が好きだからね」 「ヴィクトルも好きでしょ?」  勇利は無邪気そうにヴィクトルを見た。俺の勇利がかわいい、とヴィクトルは思った。 「練習も好きだが勇利も好きだ」 「え? なに?」 「いや……」 「ねえ、これちょうだい」 「いいよ。でもそんなものどうするんだ?」 「ないしょ」  勇利はくすっと笑った。俺の勇利にキスしたい、とヴィクトルは思った。よし、しよう。 「ヴィクトル、信号青だよ」 「あ」  ある日の昼休み、勇利が一枚の紙切れを持ってヴィクトルのところへやってきた。彼はちょっと頬を赤くし、「これ……」とヴィクトルに差し出した。その見出しは「勝生勇利と出かけるための申込書」とあったけれど、「勝生勇利」のところが二重線で消され、「ヴィクトル・ニキフォロフ」になっていた。 ・住所 **通り ・氏名 勝生勇利 ・年齢 24歳 ・電話番号 ***-***-**** ・行き先 **レストラン ・時刻 19時~21時くらい ・どんな話をするつもりか スケートの話とか、マッカチンの話 ・ヴィクトルが退屈したらどんな罰を受けるつもりか 練習時間を減らす 「……え?」  ヴィクトルはきょとんとした。勇利は眉を下げて笑った。 「どう? 許可してくれる?」 「え?」 「ぼくにあんなに厳しいんだから、ヴィクトルを遊びに誘うならもっと大変だと思って」  ヴィクトルは思わず勇利を見た。勇利は純粋そうな目でヴィクトルを見返している。ヴィクトルはもう一度用紙に視線を落とした。 「……このレストランは? 誰かに教えてもらったのかい?」 「ううん。自分で行ってみたんだ。美味しかったから、ヴィクトルも一緒がいいなって思って」  俺の天使がかわいい……。ヴィクトルは感激して思わずまぶたを閉じた。 「なんで一緒がいいの?」  もうひと声、と思って踏みこんでみたが、勇利が「うーん……」と迷い始めたのですぐにその話をやめた。 「わかった、いいよ」 「ほんと? 今日だよ?」 「いいとも」  勇利がうれしそうに笑った。ヴィクトルのほうがよほどうれしかったけれど、あまりにうれしいのでかえって冷静になってしまった。その日は、練習が終わるのが待ち遠しかった。 「ヴィクトルの口に合うかはわからないけど……。そんなに高いところでもないし」  レストランに着くと、勇利は気恥ずかしそうにほほえんで言った。 「でもヴィクトル、長谷津ではいろんなお店に行ってたでしょ。わりとおおらかなのかなあって思ったんだ」 「勇利と食べるならなんでも美味しいよ」 「あ、そうなの?」  ��利は、ぼくそういう顔してるのかなあ、と首をひねった。 「言われたことないけど……」 「にぶいな……」 「え? なに?」 「なんでもなーいよ。さて、何を食べる。どれがお勧め?」 「って言っても、一度しか来たことないから、ぼくも豊富に知ってるわけじゃなくて……」  食事は美味しかった。勇利はスケートの話とマッカチンの話をたくさんした。ヴィクトルは、もうすこし色っぽい話題がよいと思ってそちらへ導くのだけれど、勇利がすぐに修正してしまうのだ。 「勇利、ほかの話をしよう」 「え? だってあの紙に、スケートの話とマッカチンの話って書いちゃったし……」 「…………」  くそ! くそ、なんだあんな契約書! 破り捨てたい! 一時的な感情でそう考えたヴィクトルだが、いや、勇利がくれた申込書だから、とすぐに思い直した。いいだろう、ふたりでいるならどんな話題でも問題ない。ヴィクトルは、近頃のマッカチンの様子、過去のプログラムや勇利の演技、これから勇利に与えてみたい要素など、いろいろな話をした。勇利は両手の指を突き合わせ、その上におとがいをのせて、うっとりと聞き入っていた。ヴィクトルは考えた。このあと、うちに誘ってみようか。そこでなら別の話題を出してもよいのではないか? だってあれはレストランに誘うための申し込みなのだし。 「勇利……、これから、俺のところへ来ないか。とても楽しいから別れがたいよ。そこでゆっくり……」 「え? でもあの紙に、二十一時までって書いちゃったから」 「…………」  あんな紙! あんな紙!! まったく……! ヴィクトルはしぶしぶ勇利を住居まで送っていった。 「今日は退屈しなかった?」 「え?」 「だって……、ヴィクトルが退屈したなら、ぼく、罰を受けなきゃ……」  勇利のせつなそうな表情に、ヴィクトルの胸が引き絞られた。 「勇利といて退屈なんてするわけないだろう」 「本当? よかったあ」  勇利が素直そうに笑った。ヴィクトルはこころが苦しくなった。勇利……。 「誘ってくれてありがとう」 「おやすみなさい」 「おやすみ」  おやすみのキスをしよう、と思ったら、勇利はさっさと背を向け、車から降りていってしまった。  ヴィクトルは考えこんでいた。ヴィクトルとしては、あの夜の食事はデートのつもりだった。しかし勇利はそんな気はまったくないのではないか。なぜなら、彼が友人と出かけるとき、友人はあの申込書を書いている。もちろんそれはデートではない。勇利としても、ヴィクトルと食事に行くならあれが必要なのだな、と簡単に断定したのかもしれない。もしかしたら、ロシアの古い習慣だとでも思っているのか。 「そんなわけないだろ」  こうなったら、ヴィクトルのほうから誘うしかない。正式なデートにだ。ただの食事ではない。正真正銘のデートである。 「ねえ勇利。俺もいい店をみつけたんだ。一緒に行かないか。きみとふたりきりがいいな」  丁寧に誘ってみたら、勇利はにっこり笑った。 「あれ書いて」 「…………」  いや、ちがうんだ。俺はあんなものが必要ない、れっきとしたデートにおまえを誘ってるんだ。ヴィクトルはそう言おうとした。けれど勇利が、「書いてくれないの?」とかなしそうにしたので、「いや、書くとも」と急いで答えてしまった。勇利の黒い瞳は魔法である。勇利は、あれを書いてもらわないと出かけられない、と真剣に考えているのかもしれない。それならそれで、つまり俺と一緒に行きたいということだ、とヴィクトルは前向きに考えた。 ・住所 **通り ・氏名 ヴィクトル・ニキフォロフ ・年齢 28歳 ・電話番号 ***-***-**** ・行き先 **レストラン ・時刻 19時~21時くらい ・どんな話をするつもりか スケートの話とか勇利の話、俺の話 ・勇利が退屈したらどんな罰を受けるつもりか 勇利と話す機会を減らす 「ねえ、話すつもりの内容がひろすぎない?」 「いいんだ」 「ずるいなあ。あと、この罰、なに?」 「勇利と会話できないとつらいから」 「そっかー。ぼくもヴィクトルと話せないのいやだから、今日は全力で楽しもうっと」  ヴィクトルは思わず胸を押さえた。 「どうしたの? 大丈夫? 苦しい?」 「いや……」  ヴィクトルは勇利の手を握った。勇利は不思議そうな顔をしたあと、ほのかに微笑して「楽しみだね……」とつぶやいた。  ヴィクトルが勇利を連れていった店は、さほどの高級店というわけではなかった。格式張ったところへ行けば、勇利は緊張して、いつもの彼ではなくなってしまう。気軽に入れるようなところがいい。 「よかった。ヴィクトルのことだから、格調高い店に案内されるのかと思ったよ」  勇利は安心したように笑った。 「そういうところへもそのうち連れていってあげるよ」 「えぇ? 困るなあ……」  勇利は溜息をつき、しかしすこしだけヴィクトルに顔を近づけて言った。 「でもヴィクトルに誘われるのはうれしい」  彼は丁寧な手つきで、上品に魚料理を切り分け、口に入れた。 「何の話をするんだっけ? えっと、スケートと、ぼくのことと、ヴィクトルのこと……」 「綺麗だ」  ヴィクトルは思わずつぶやいていた。勇利は振り返り、壁を見、それから店内の装飾を見た。 「そうだね」 「きみのことだ」 「ヴィクトル、酔ってるの?」 「俺は酔っても勇利みたいにならない」 「うるさいなあ。ほっといて。ぼくだって好きでああなってるんじゃないんだよ」 「かわいくて好きだけど」 「ねえ、ロシアの人ってウォッカはお酒のうちに入らないって本当?」 「本当だ」 「だからヴィクトルはお酒に強いの?」 「勇利、もっとワイン飲む?」 「酔ったぼくを罵っておいて、よくそんなことが言えるよね」 「罵ってはいない。かわいいよ」 「ヴィクトル、ぼくね、かわいいって褒められるのべつに好きじゃないんだ」 「いやだった?」 「でもね、ヴィクトルが言うと、『ヴィクトルがぼくのことかわいいって言った!』ってめろめろになる気持ちもあるんだ。なんでかな?」 「…………」  勇利はいたずらっぽく笑った。 「日本語で言ってみて。『カワイイ』」 「……カワイイ」 「あっ……だめ……すごくときめいた……」  勇利はおおげさに胸を押さえた。それから顔を上げ、ふふっと笑った。ヴィクトルは目を閉じ、こめかみを指でぐいと押した。 「大丈夫?」 「ああ……」 「ロシア語で『かわいい』ってなんて言うの?」 「ロシア語には、日本語の『カワイイ』から生じた俗語があるよ」 「えっ、本当?」  勇利が目をまるくした。 「ああ……かわいい……」  ヴィクトルはロシア語でつぶやいた。 「え? いま、なんて?」 「かわいいって」 「でもぼくがかわいいって、ヴィクトルはやっぱり変わってるよね。あんなにダサいものにはうるさいのに」 「わかってないな。にぶい……」 「え? いま、なんて?」 「美味しいねって」 「あ、うん。そうだよね」  勇利がこっくりとうなずいた。彼はヴィクトルに純粋そうなまなざしを向ける。 「どうしてぼくを誘ったの?」 「どうしてこの前、勇利は俺を誘ったんだ?」  勇利はヴィクトルをにらんだ。 「ヴィクトル、ずるい……」 「ああ、かわいい」 「ロシア語?」 「そうだよ」 「ぼくがヴィクトルを誘ったのは、ヴィクトルと一緒がよかったからだよ。そう言ったじゃない」 「じゃあ、どうして俺と一緒がいいって思った?」 「ヴィクトルはどうしてぼくを誘ったの?」 「ワインを頼もうか」  勇利は、いつかのシャンパンほどではないけれど、すいすいとグラスを空けてワインを飲んだ。たちまち顔が赤くなり、目つきがとろんとなり、物言いもたどたどしく変化する。 「勇利……、これから、俺の部屋へ来ないか……」  ヴィクトルはきまじめに誘った。 「え? なに?」  勇利がまぶしそうにヴィクトルを見た。 「俺の部屋へ来ないか」 「それ……、ロシア語……?」 「英語だ」  ヴィクトルはタクシーを呼び、自宅に勇利を連れて帰った。寝室へ抱いていき、ベッドに横たえると、「寝ていいの……?」と勇利が甘えるように言った。 「だめだ」 「ここ、どこ……?」 「俺の家」 「うそつき……」  勇利がつぶやいた。 「何がだい?」 「だってあの用紙、行き先、レストランしか書いてなかったよ……」  勇利がとろとろした口ぶりでとがめる。 「時間だって……もう過ぎてる……」  上着のポケットからあの申込用紙をひっぱり出した勇利は、証拠を突きつけるように示して、「ヴィクトルのうそつき」と楽しそうに責めた。 「どれ、貸してごらん……」  ヴィクトルは万年筆を取り出し、キャップを口にくわえると、さらさらと文字を修正し、書き足して勇利に返した。 ・住所 **通り ・氏名 ヴィクトル・ニキフォロフ ・年齢 28歳 ・電話番号 ***-***-**** ・行き先 **レストラン・自宅 ・時刻 19時~翌朝まで。それからもずっと ・どんな話をするつもりか スケートの話とか勇利の話、俺の話、俺たちの将来の話 ・勇利が退屈したらどんな罰を受けるつもりか 勇利と話す機会を減らす ・勇利を気持ちよくできなかったらどんな罰を受けるつもりか 何度でも、快感を得られるまで抱く 「さあ、これでいいだろう」  勇利は眼鏡を上げたり下げたりし、「うーん、よく見えないなあ? 文字が二重になってない? ヴィクトル、器用だね」と感想を述べた。 「もうおとなしくして……」  ヴィクトルは紙を取り上げ、それを脇へ置いた。それから勇利の上着を脱がせ、シャツのボタンもはずしてゆく。 「ヴィクトル……」 「うん?」 「えっちなことするの……?」 「するよ」 「何をするか、っていう項目、なかったのに……」 「愛しあう者同士がふたりきりになれば、することはひとつさ」 「そっか……」 「そうだ」  ヴィクトルは勇利から眼鏡を取った。勇利は裸身でベッドに横たわり、自分の身体を抱きしめて隠すようにした。 「なんか、恥ずかしいなあ……」 「……かわいい」  翌朝の勇利は、ゆうべのことをおぼえているのかいないのか、きょとんとしていたけれど、とくに騒いだりはしなかった。彼はヴィクトルの腕の中であの用紙をよくよく調べ、こんなことを言った。 「ぼく気持ちよかったんだけど、それってつまりもうしないっていうこと?」 「気持ちよくできたらこんなご褒美をもらいたいと書き足しておこう」  ヴィクトルはささやき、勇利のくちびるに接吻した。 「勇利……、ここで俺と暮らさないか」  勇利はヴィクトルを楚々とした瞳でみつめた。彼はヴィクトルの耳におもてを近づけ、吐息混じりにささやいた。 「申込書、書いて……」  その色っぽい声つきにヴィクトルはぞくっとし、それからにやっと笑った。 「それ、なんていう申込書だい?」  勇利のくちびるがヴィクトルのくちびるにそっとふれた。
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genron-tomonokai · 4 years
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弓指寛治×東浩紀「『悪の愚かさ』と芸術」/祖父江慎さんをひっぱり出す!ブックデザインイベント/ゲンロン10刊行記念「非イスラム圏のイスラム教徒」/<原武史×東浩紀>の鉄道イベントは1/24までご視聴可能!
今週24日に弓指寛治×東浩紀「『悪の愚かさ』と芸術」を開催!こちらは会場チケットを増席しているのでぜひご予約を! 原武史さんと東浩紀による鉄道イベントも視聴期間中ですので、お早めにご視聴ください。 2月も魅力的なイベントを続々発券中です。お楽しみに!
☆**:..。o○o。:..**☆
<1>【ご視聴は今週末1/24(金)まで!】東急、西武、JR中央線から見えてくる収容所と団地の問題! 原武史×東浩紀「思索の源泉としての私鉄 #2」 https://www.youtube.com/watch?v=xUiLUgzG56Q
<2>【1/24(金)19時 開催】もうひとつの「芸術と公共」論 弓指寛治×東浩紀「『悪の愚かさ』と芸術」 https://genron-cafe.jp/event/20200124/
<3>【1/30(木)19時 開催】祖父江慎さんをひっぱり出す! 祖父江慎×川名潤×水戸部功×長田年伸「ブックデザインはあります!」 https://genron-cafe.jp/event/20200130/
<4>【1/31(金)19時 開催】偏見を持たれがちなムスリム像に光を当てなおす! 安達智史×久志本裕子×松山洋平「非イスラム圏のイスラム教徒」 https://genron-cafe.jp/event/20200131/
<5>2月のイベントも続々決定!映画批評、iPS細胞、当事者研究、作家・万城目学さん登壇イベントなど! https://genron-cafe.jp/event/?q=now_on_sale
☆**:..。o○o。:..**☆
<1>【ご視聴は今週末1/24(金)まで!】東急、西武、JR中央線から見えてくる収容所と団地の問題! 原武史×東浩紀「思索の源泉としての私鉄 #2」
▼ まずは無料ダイジェストをご覧ください https://www.youtube.com/watch?v=xUiLUgzG56Q
先週1/17に原武史さんと東浩紀による「思索の源泉としての私鉄」イベント第2弾がゲンロンカフェで開催されました。 『ゲンロン10』掲載の東の論考「悪の愚かさについて」に大いに触発されたという原さん。 今回のイベントでとりあげられた路線は、前回語りきれなかった「東急・西武、そしてJR中央線」でした。 鉄道路線から批評的に浮かび上がる収容所と団地の関係をめぐる議論は必見! ご視聴は今週末1/24(金)まで、都度課金1,000円、冒頭15分ほどは無料でご覧いただけます。
☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323430548
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<2>【1/24(金)19時 開催】もうひとつの「芸術と公共」論 弓指寛治×東浩紀「『悪の愚かさ』と芸術」 https://genron-cafe.jp/event/20200124/
*東浩紀「政治は細やかな運営に宿る」(ゲンロン友の声)を公開!あいちトリエンナーレの騒動にふれながら、芸術と政治の関わりについて書かれています。イベント前にぜひご覧ください。 → https://note.com/genron/n/na2c91d63c76c *会場満席でしたが急遽<立ち見かもしれない席>を増席しました!ご予約お早めにどうぞ!
気鋭のアーティストと哲学者が語る、新しい「芸術と公共」の可能性とは?ご期待ください!
☆会場参加チケット: https://peatix.com/event/1402295 ☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323566194
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<3>【1/30(木)19時 開催】ブックデザイン界の巨匠、祖父江慎さんをひっぱり出す! 祖父江慎×川名潤×水戸部功×長田年伸「ブックデザインはあります!」 https://genron-cafe.jp/event/20200130/
昨年10月に装丁家・菊地信義さんをお迎えしておこなわれた『アイデア』387号 刊行記念イベント。 なんとその第2弾が開催決定。今回のゲストはブックデザイン界の巨匠、祖父江慎さんです! 会場チケットは完売しましたが、当日は生放送もございますのでこちらもお見逃しなく!
☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323716062
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<4>【1/31(金)19時 開催】偏見を持たれがちなムスリム像に光を当てなおす! 安達智史×久志本裕子×松山洋平「非イスラム圏のイスラム教徒ーーイスラムの空間論、ヨーロッパ、そして日本【ゲンロン10刊行記念】」 https://genron-cafe.jp/event/20200131/
依然として緊張感が高まり続ける中東情勢。イランとアメリカの関係はどうなってしまうのか。 こうした時節、イスラム諸国への人々への関心は高まる一方で、イスラム教徒への目線はかなり偏ったものになりがちです。 今回は『ゲンロン10』掲載の「イスラミック・ポップ」を巡るエッセイが話題の松山氏、イギリス、東南アジアのムスリムがそれぞれご専門の安達氏、久志本氏をお招きし、世界のイスラム教徒について議論していただきます!
☆会場参加チケット: https://peatix.com/event/1401647 ☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323716292
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<5>2月のイベントも続々決定!映画批評、iPS細胞、当事者研究、作家・万城目学さん登壇イベントなど! ☆ゲンロンカフェイベント一覧: https://genron-cafe.jp/event/?q=now_on_sale
【2/3(月)19時 開催】2010年代の映画×アニメ×マンガを総括! 土居伸彰×三輪健太朗×渡邉大輔「ポスト・シネマ・クリティーク2020ーー2010年代を振り返るポスト映画論講義 #8」 https://genron-cafe.jp/event/20200203/
【2/6(木)19時 開催】<高度に発達した科学>と、われわれの社会はどのように向き合うべきなのか 八代嘉美×東浩紀「再生医療は結局どうなっているのか?ーーiPS細胞と『科学の魔術化』の10年を振り返る」 https://genron-cafe.jp/event/20200206/
【2/14(金)19時 開催】病/心と身体をこれからどのように論じることができるか 伊藤亜紗×斎藤環×與那覇潤「当事者研究はどこへ向かうのかーー身体優位の時代の先へ #2」 https://genron-cafe.jp/event/20200214/
【2/15(土)19時 開催】『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』の万城目氏が登壇! 万城目学×小川哲「万城目学ともろざし読書会ーー小川哲の文学BAR #1」 https://genron-cafe.jp/event/20200215/
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▼ そのほか、今後のイベント最新情報はこちらから! https://genron-cafe.jp/
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zworktwo · 2 years
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女子高生の私が大好きな家庭科の先生に裏切られた話
家庭科の授業ではいつも先生に驚かされる。
その日も私たちは週に一度の楽しみとして家庭科室へやってきた。体験的な授業を多くされる先生だったため、座学は久々だった。今日は何をするんだろうと期待に胸を膨らませながら筆記用具を手に席に着くと、先生は言った。
「今から小テストを始めます。」
先生のその一言は、これから始まる楽しい時間の終わりを宣言したも同然だった。
テストという単語は我々学生にとって、条件反射で嫌悪感を抱いてしまう存在である。筆記用具だけを持って来させたのはこの為か、と授業を楽しみにしていた私は深いため息をついた。
裏返しで回ってきたプリントをお通夜のような気分で後ろに回し、机に伏せる。
「今からするのは指示遂行テストです。しっかり問題をよく読んで、その通りに行動してくださいね。しっかりと、よく読むんですよ。制限時間は3分です、はじめてください。」
あまりに短すぎる制限時間を宣告され焦りながらプリントをめくる。A4サイズのその用紙にはびっしりと、1から20まで設問が並んでいた。3分間で終わるわけがないと絶望しながら私は慌てて鉛筆を握り、テストを始めた。
【1・まず始める前に、以下の指示を全部注意深く読んで下さい。】
もちろんである。問題をしっかり読まなくては答えなど書けるわけがない。私はすぐに次の問に目を移した。
【2・右上の氏名欄にあなたの氏名をきちんと漢字で書いてください。】
テストでは名前が未記入だと0点になるのは常識だ。わざわざ注意を促すとはなんて親切な先生だろうか。
【3・ 1の文章のうち、「全部」という文字を丸で囲んでください。】
問3まで進んだのに指示の通り問1に視線を戻す。なんだ全部という字は一つしかないじゃないか。私は大きな丸でそれを囲った。
問の4.5.6は問3と同じような内容で、設問の文章にアンダーラインを引かせたり特定の文字を×印で消させたりといった奇妙なものが続いた。制限時間は残りどれくらいだろうか。クラスメイトのザッザッとした鉛筆の音が私を急かす。
【7・自分の右手で左肩を2回叩いてください。】
急に毛色の変わる指示に驚いたが、私は鉛筆を置き右手で肩をぽんぽんと叩いた。私の後に遅れてクラスメイトたちの鉛筆を置く音と肩を叩く音が教室に響く。みんなももう同じところまでたどり着いたようだ。
その後も耳を引っ張ったり、机を2回叩いたり、さっき書いた氏名にひらがなで振り仮名をつけたりと何の意味があるのかわからない問が続いたが私は完璧にこなした。
いよいよ15問目に差し掛かる。
【15・そろそろ終わりに近づいてきました。大きな声で「私は指示通りにできている」と言ってください。】
なんだこの問は。まだ誰の声も聞こえない。
もしや私が一番乗りか、と気を良くした私は教室中に響く声で「私は指示通りにできている!」と叫んだ。遅れてクラスメイトたちの同様の声が響く中、先生が言った。
「残り10秒です。」
まだあと5問もあるのにそんな。パニックになりながら次の問題を読もうとしたその時。
「はい。これ���小テストは終わりです。
答え合わせをするので隣の人と答案用紙を交換してください。」
全部解くことはできなかったが、まぁまぁの点数は取れただろう。隣の子と答案用紙を交換してそれに目を落とすと、彼女は私よりも解けていなかった。私はまだマシな方だったのだと安心した。
先生はニコニコと、この場の私たちとは不釣り合いな笑みを浮かべたまま言った。
「さぁ答え合わせです。氏名はきちんと書けていますか?出来た人は手を挙げてください。」
私は元気にはーいと手を挙げた。クラスメイトたちも自信たっぷりに手を挙げている。先生はニコニコと笑顔を絶やさないまま、手を挙げた私たちを1人ひとり見渡し、そして言った。
「今手を挙げている人はみんな騙された人です。」
先生の予期せぬ発言にクラスの至る所から「えっ」と驚きの声が漏れた。
何を言っているんだ先生は。
「19、20を読んで下さい。」
困惑しながら最後の設問を読んだ私は、そこで初めて真実を知る事になる。
【19・さてあなたはこれまでの指示を読み終わったわけですが、1、19、20の番号の指示にだけ従って、その他の番号の指示は一切無視して従わないで下さい。】
【20・絶対に声を立てないでください。ここまで読んでしまっても、まだ書いているフリをしておいて下さい。】
やられた。一本どころか百本ほど取られた気分である。
先生が「よく読んでね」と念を押していたのはこの事だったのか。周りを見ると手を挙げていない生徒が数人いた。彼女たちは先生の言った通りに、「しっかりと問題をよく読んで」いたのだ。
元気よく手を挙げたお馬鹿さんたちは、人の話をまるで聞かない正真正銘のお馬鹿さんとなった。私たちはギャァと声にならない叫び声をあげた。
「世の中には人を巧みに騙してお金を奪う、悪徳商法がたくさんあります。契約書は最後までしっかりと目を通す習慣をつけて、そういった危険から自分で身を守れるようになって下さいね。」
手を挙げた我々は先生の言葉が、よく煮つけたがんもどきのように沁みに沁みた。
きっと悪徳業者たちはさっきの先生のように急かし、私たちに正常な判断が出来ないようにするのだろう。
先生はその後、悪徳商法の手口や困ったときに相談できる消費生活センターについて教えてくれた。
誰よりも早く、そして誰よりも素直にまんまと騙されてしまった私は自分の馬鹿さ加減を文字通り痛感する事となった。そして自分の頭で理解できない事はどんなにうまい話でも信じるまいと胸に刻んだ。
大人になってからも「1発どでかい宝くじが当たらんかな」が口癖だった不届き者の私は、自業自得も甚だしいがその後何度もマルチ商法の勧誘を受ける羽目になってしまった。
そのたびにきっぱりNOが言え、今も平和に暮らせているのは、やっぱりあの時の先生の優しい裏切りのおかげなのだった。
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