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#アフガン難民問題
ari0921 · 1 month
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月26日(火曜日)弐
   通巻第8191号
 「モスクワの次は米国だ、IS─Kは既にメキシコ国境からもぐり込んだ」
    マルコ・ルビオ上院議員:『バイデンの無様なアフガン撤退が元凶』
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 「モスクワの悲劇、次は米国の何処かが標的となるだろう」とマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)はABCテレビの「ジス・ウィーク」(3月24日)に出演して吠えた。
「メキシコ国境から不法移民の波に紛れ込んで、米国内にテロリストが潜入した可能性がある。不法移民無策により昨年だけでも900万人が米国に這入り込んだのだ」
 ルビオ議員は共和党内タカ派、トランプ候補の有力な副大統領候補としても名前が取り沙汰されている。
 2021年8月に米軍はアフガニスタンを去った。
 あまりに無様な撤退に多くの非難があった。しかも多くの最新兵器は、それまで供与してきた米傀儡のガニ政権の『正規軍』を経て、タリバンにわたったと考えられる。『アフガニスタン政府軍』はたちまち蒸発した。給与を当てにした雑兵が殆どだった。
米軍基地などに残した大量の兵器・弾薬や武装ヘリコプターなどは破壊して撤退したと米軍の公式見解だが、ガニ『大統領』なんぞは真っ先に逃亡してしまった。
米国務省にあって撤退の指揮を取ったのはジョン・パス(現国務次官。ヌーランド退任後、国務次官の職域にヌーランド分も代行中。だからウクライナ戦争からの撤退準備人事といわれる)。
ジョン・バス国務次官はシラキース大学卒、クリントン政権下で国務副長官だったタルボットの首席補佐官を務めた。バスはネオコン人脈で、札付きの問題児、ひょっとしてヌーランドより『悪質』かもしれない。グルジア大使(2009~12)の時はサアカシビリ大統領(当時)が仕掛けたオセチアとの戦争で、ロシアとの対決を煽り、結果的にはしごを外した。サアカシビルはウクライナへ逃げた。
トルコ大使時代はエルドアン追放の軍事クーデター側に立ったため、エルドアン大統領から追放され、コソボ独立では、そのシナリオを描いた。とくにジョン・バスのトルコ大使時代が問題なのだ。
2016年7月、軍事クーデター未遂事件では、背後にアメリカがいたと大半のトルコ人は信じている。なぜならクーデターを扇動したとされるギュラン師は米国亡命中であり、トルコ軍の動きをエルドアンの静養先に通報し危機を救ったのはロシアだった。
通信網を傍受しているアメリカはエルドアンに動きを知らせなかった。オバマ大統領(当時)はエルドアン政権の転覆が好ましいと考えていたフシがあり、エルドアン大統領はジョン・バス大使を「このましからざる外交官」と非難した。バスはトルコを去った。
以後、米土関係はドナルド・トランプの登場により友好関係が戻った。
2017年から2020年、バスはアフガニスタン大使となった。これはトランプ政権下の指名である。アフガニスタンの戦争の泥沼化はジョン・バスにも相当の責任がある。
さてネオコンの女闘士=ヌーランドはホワイトハウスや党内からも評判が悪かったため、シャーマン副長官退任後の副長官代行だったが、結局、バイデンは彼女を副長官に指名せずカート・キャンベルを指名した。このときジョン・バスの副長官昇格の噂もあったが、流れた。指名公聴会で承認を得られない可能性があったからだ。
いまなお、タリバンに戦いを挑むのはパンジシール渓谷に盤踞する「北部同盟」くらいである。他の地域も山賊、蕃族に近い少数派武装集団が群雄割拠している。「北部同盟」は嘗ての英雄マスードの息子とサーレハ前副大統領がリーダーで、現在は「民族抵抗戦線」と改称した。
バス在任中にアフガニスタンへの支援金の不正流用が問題となった。米政府「アフガニスタン復興担当特別監察官」(SIGAR)事務所はタリバン暫定政権の関係者らがNGOを設立し、米国の教育援助資金から不正に利益を得ているという報告書を公表した。
米国は2021年8月のタリバン復権以降、学校設立や給食、教材の提供などに、約1億8500万ドル(約277億円)を投じていた。この善意の行為が悪に利用されていたことになる。
 冒頭のルビオ議員に戻ると、「だからIS─Kは安心してアフガニスタンに這入り込み、拠点を再構築したのだ」と続けた。
 シリアとイラクを追われたIS─K(イスラム国ホラソン派)はアフガニスタンに基地を確保した。タリバンは結果的に黙認したことになり、この拠点からアフガニスタンばかりか、イランとロシアの攻撃目標へ出動した。
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aikider · 2 years
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ウクライナ関係のエントリのまとめと私見のまとめ
今までに投稿したウクライナ関係のエントリをまとめておく。
ウクライナ侵攻について
「プーチンは狂人でもナショナリストでもない」 佐藤優が読み解く「暴君」の“本当の狙い”
ウクライナ侵攻について2
プーチンのウクライナ侵攻、実は25年前から「予言」されていた…!
「キエフ制圧」でもロシアの泥沼は続く、アフガン、チェンチェンの二の舞いに
ウクライナ侵攻について
対露戦略と対中戦略の齟齬
ウクライナの半導体製造用ガス2社が生産停止、世界供給の約半分カバー | REUTERS
ロシア・ウクライナ戦争の和平を実現するために「最も重要なモノ」
ウクライナ戦争は世界の経済覇権をどう変えるか
ウクライナ戦���の影で中国が手に入れる「利権」
ウクライナ侵攻、膠着の原因と今後の展開
ウラジーミル・プーチン
ウクライナの英雄に? 無人機「バイラクタルTB2」大活躍 “バイラクタルの歌”が愛国歌に
停戦の条件はどのあたりか
ロシア軍、キエフ周辺から2割近くを再配置 米分析: 日本経済新聞
ウクライナ情勢2022/04/01
ウクライナ戦争「アメリカが原因作った説」の真相 | ウクライナ侵攻、危機の本質
ウクライナ戦争「数年単位」 東欧での基地拡大を提案―米軍トップ
長引く戦火が世界の人々の生活に与えうる悪影響 | ウクライナ侵攻、危機の本質
プーチンの意図する「非ナチ化」とは
「プーチンは何も諦めていない」佐藤優が明かす「ロシアが狙うウクライナの急所」
[書評]現代ロシアの軍事戦略 小泉悠
ウクライナ侵攻状況2022/05/19
エマニュエル・トッド氏「第3次世界大戦が始まった」
エマニュエル・トッド氏「日本はウクライナ戦争から抜け出せ」
以下は自分の私見のまとめである。
今回のウクライナ侵攻に際して日本はロシア叩き一辺倒である。形式的にも実質的にも侵略戦争であり、ロシアを非難するのは当然である。しかしだからといって、ウクライナが絶対正義であるとか、ウクライナが単純な被害者だとかいう見方は正しくないし、ウクライナを後方から指示するNATOが正義というわけでもない。国際外交や歴史は複雑なものだ。いい大人がそういうことをわかっていないということは残念な話である。
そもそもウクライナ侵攻の火種はNATOの拡大にはじまる。冷戦終結期、ソ連のゴルバチョフは「NATOがドイツよりも東に拡大しないのならば」という条件で東西ドイツの統一に同意した。当時のNATO事務総長も、米国務長官も、独首相も類似の発言をしている。しかしこれは正式な条約ではなく、結局NATOはドイツより東に拡大しつづけることになる。かつてソビエト連邦に属していたバルト三国、東欧4カ国、バルカン諸国が次々にNATOに加盟していくわけだが、これに対しソ連崩壊後のロシアは安全保障上の危惧を抱いた。
そもそもNATOは強大なソ連軍に対抗するための軍事同盟である。したがってソ連が崩壊したならば理論的にはNATOは不要になる。しかし、実際にはNATOは存続した。理由はいくつか考えられる。NATOには他にも目的があった。ドイツの軍事力を抑え込むこと。アメリカが欧州をコントロールする手段を確保すること。また単純に、これほど大規模な同盟を作ってしまうと、解体するのにもかえって混乱を招くからあえて解体しないという消極的な理由もあっただろう。
しかし、これほど大規模な軍事同盟は多額の予算を食う。そんな同盟を維持するには何らかの目標、平たく言えば仮想敵が必要だ。そしてソ連なきあとNATOの仮想敵国になりうるのはロシアしかいない。したがってソ連崩壊後のNATOはロシアを仮想敵とした。のみならず、NATOは旧ソ連諸国を次々に加盟させて東方拡大していった。
NATOとしては、必ずしも積極的に東方拡大するという意図はなかったかもしれない。むしろバルト三国、東欧4カ国、バルカン諸国のほうが、ソ連から離れて軍事同盟を失っていたから、安全な庇護者としてNATOへの加盟を熱望していたという要素はあっただろう。しかもこれらの国々は、NATOに入ることでEU加盟、ひいては経済支援も期待できるのだから、当然といえば当然である。一方のNATOとしては単にオープンドアポリシーに則って彼らを受け入れただけなのかもしれない。90年代~ゼロ年代初頭には、NATOを構成する欧米諸国もロシアのことをさほど脅威とは認識していなかったようなフシもある。実際のところはNATOも一枚岩ではないはずで、その思惑は様々であっただろう。
ロシアは広大な国土を持つが、多くの国と陸続きである。したがって防衛するのがけっこう難しい。歴史的にもナポレオンやヒトラーに攻め込まれた経験を持つ。このため、ロシアは伝統的に戦略縦深を確保することを基本姿勢としてきた。具体的には、モスクワと他国との距離を確保し、一度攻め込まれても追い返せるだけの緩衝地域を設けることが必須条件であった。ソ連時代にはバルト三国、東欧、バルカン諸国が緩衝地域としての役割を担っていた。ところがこれらの国々がNATOに鞍替えしてしまうと、緩衝地域が敵の攻撃拠点となってしまう。モスクワを守る装甲が、モスクワを攻める銃に変わってしまったわけである。
したがってNATOの東方拡大は、ロシア側から見ればロシアへの敵対行動にしか見えなかった。だからロシアはNATO拡大に対して苦情を言い続けてきた。グルジア(のちジョージア)がNATO加盟を希望した際には、ロシアがグルジアを徹底的に叩き、同国のNATO加盟は棚上げとなっている。これはNATOへの警告でもあった。しかし、欧米はロシアの警告を無視し続けた。
最後に残ったロシアの緩衝地域が、ベラルーシとウクライナである。ロシアはベラルーシとの関係を強化することに成功したが、ウクライナはうまくいかなかった。ウクライナはもともと権威主義的な親露派政権だったが、欧米がウクライナにコナをかけ(ゼロ年代末以降、米独の政治家が何度もウクライナを訪れていた)、2014年のウクライナ危機が発生する。
ウクライナ危機では、ウクライナの親露派政権に対して、親欧米派が反政府デモを組織し、大統領が亡命するという事態になった。新たに大統領を選出したウクライナは、EUやNATOへの加盟を志向する。ウクライナがNATOに加盟するとなれば、ロシアに喧嘩を売るようなものだ。そのことはウクライナ側もわかっていただろう。
しかし、ウクライナは親欧米派一色に染まったわけではない。このときクリミア編入とドンバス戦争が発生する。
クリミア半島は帝政ロシア時代からロシア黒海艦隊があり、ソ連時代もソ連の軍港があったし、ソ連崩壊後もロシア海軍の軍港として機能していた。ロシアとしてはクリミア半島を失えば貴重な不凍港を失うことになるため、秘密裏に特殊部隊を送り込んで軍事拠点を制圧、クリミア半島の海軍司令官がすぐ投降してしまい、のちにロシア海軍にスライドする。さらにロシアはクリミア議会を掌握して独立宣言させたのち、ロシアへの編入を問う住民投票を実施させた。その結果、クリミアはほぼ無血でロシアに編入されてしまった。この編入は西側諸国からの非難を浴びたのだが、もともとクリミア半島はロシアの軍港として長らく機能してきたことから、ロシアへの編入に反対する住民は少なかったようである。要するにロシアの情報操作や工作がなくとも、当の住民が編入を歓迎していたわけだ。西側としては国際法の建前上、承認できないと言い続けるしかないのだが、住民の大半が歓迎している以上、現実問題としてはどうしようもないというのが実情である。
かたやドンバス戦争は複雑な経過を辿った。ウクライナ東部のドンバス地方はロシア語話者が多く、政治的にも親ロシア的な住民が多い。親欧米派政権に反発した東部の親露派住民は、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国を名乗り、政府軍との内戦に発展する。背後ではロシアが兵器供与を行ったり、特殊部隊による訓練を行っていたが、戦争の主体はあくまでウクライナ東部の親露派が主体であった。つまりドンバス戦争は、ウクライナ国内の内戦であったということになる。
ドンバス地方がクリミア半島と違ったのは、ロシア語話者の割合がクリミアほど圧倒的ではなかったこと、ロシアがドンバス地方の編入を望まなかったことである。最終的にはロシアとフランスが停戦を仲介し、ドネツクとルガンスクを自治共和国とするミンスク合意が締結された。ロシアとしては、両共和国が「ウクライナ国内の自治共和国」という扱いになれば、ウクライナのNATO加盟に反対してくれるので、ロシアの安全保障上のメリットが大きい。ドンバス地方の親露派としては、自分たちの政治的立場が認められる。一方で親欧米派政権は、停戦のため一度はミンスク合意を受け入れたものの、外交上の自由度を制約されることになることを嫌って履行を先送りしていた。親露派とロシアはこれに不満を蓄積させ、結局ミンスク合意は履行されないまま大統領選を迎える。
新たに大統領に選出されたゼレンスキーは、ウクライナの大学で法学を専攻しながらコメディアンになり、テレビで政治ドラマを作って人気を博したという異色の政治家である。それが前の親欧米派政権を徹底的にこき下ろして大統領になったわけで、わりと典型的なポピュリズム的な政治家と言えるだろう。ゼレンスキーは当初はロシアとの対話を意図したようだが、ロシアは再交渉ではなくミンスク合意の履行を迫ったため、ゼレンスキーも強硬路線に切り替えることになった。
そして2022年、ロシア軍のウクライナ侵攻を迎えることになる。
ロシア軍は当初、速攻でドンバス地方とキエフの制圧を狙ったが、ウクライナの防空網を潰しそこねたことで制空権を取れなかった。さらにウクライナの穀倉地帯が雪解けで泥濘化し、さらにウクライナの橋落とし等で移動ルートを制限されたロシア陸軍は、ウクライナの無人攻撃機による爆撃、さらにラジコン式マルチコプターを活用した誘導兵器、欧米から供与された携行対戦車ミサイルにより足止めされ、キエフ攻略を断念する。逆にロシア語話者の多いドンバス地方はほぼロシアが制圧し、ロシア軍はドンバス地方・クリミア半島を拠点として黒海沿岸を奪取する方針に切り替えている。ロシアが黒海沿岸の占領に成功すれば、ウクライナは海軍の拠点と貿易拠点を失うこととなり、穀物の輸出が難しくなる。ウクライナは世界の胃袋を支える穀倉地帯であり、そもそも今年の作付けが怪しくなっているところだから、世界の食糧事情も大きな影響を受けるだろう。
日本を含めた西側諸国は、経済制裁を発動しているものの、欧州がロシア産天然ガスに依存しているために部分的な制裁にとどまっており、ロシア経済はさほど影響を受けていない。かといって軍事介入ができるかというと、ロシアは核保有国であり、核抑止論の観点で言えば「核保有国同士は戦争ができない」ので、NATOは軍事介入することができないし、今からウクライナをNATOに加盟させることは不可能である。ことここに至って、NATOは身動きできない。
以上を振り返ってみれば、問題は以下の2点に集約できるであろう。
①NATOが東方拡大し、ロシアが脅威を感じたこと
②ウクライナが国内問題を解決できなかったこと
①についてはすでに述べたとおりであるが、②については捕捉しておこう。ウクライナはエマニュエル・トッドが「問題は英国ではない、EUなのだ」(文春新書)で指摘したように、「ウクライナは、国民国家として半ば崩壊している社会」であった。要するに、親欧米派が反政府デモで政権を奪取したとはいえ、国内にロシア語話者の親ロシア派住民が生活していることは確かで、正反対の意見を持つ人々が同じ国で生活しているのだ。両者が何らかの合意をするしかなかったのは確かで、ミンスク合意は妥当な落とし所であったのだが、そこで妥協できなかった。
とはいえ、今回の戦争は形式的にも実質的にもロシアによる侵略である。したがってNATOもウクライナも、ロシアの行動を認めることはできない。しかしウクライナは戦争が長引くほど自国の農業、工業、経済が疲弊していく。一方、ロシア軍はグダグダっぷりをさんざん晒されているが、それなりの戦果を上げているし、経済制裁もろくに効かないから、ロシアが兵を引くとは思えない。時間はロシアに味方するから、停戦協議に応じる可能性は低い。そうなると今後の予想としては、この戦争は停戦もない恒久戦争になり、ウクライナはじわじわと締め上げられていくだろう。予想できないのは、ウクライナの重要拠点であるオデーサ(オデッサ)がどうなるかだ。オデーサが維持できればウクライナは戦えるが、陥落すれば戦争の継続が困難になるだろう。いずれにせよウクライナ有利で終わるということは考えにくい。ウクライナが有利になるためには、たとえばプーチンが急死するようなイレギュラーな事態が起きるくらいのことが必要である。
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yotchan-blog · 1 month
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2024/3/27 14:01:35現在のニュース
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nemosynth · 8 months
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9.11 / 22
22 years from 9.11
おはようございます。 皆さん、さまざまに当時のことを教えてくれておおきにです。
理解しあえなくとも共存できる。 理解しあえなくとも協力できることすらある。
多様性は人の悲劇と可能性。 Diversity is people’s both tragedy and possibility. 
♬  ♬  ♬
ハリウッドをしのぐ映像を見たのですから、非現実感しかないですよね。 だからこそちょっとでもその渦中にいた人にとっては、ガチでありえないことだらけでした。それほんま?がほんまという連続。
正義は国によって民族によって違います。正義は教育によって刷り込まれるからです。それをあえて異化して客体化して眺めるのは勇気がいります。自己の存在基盤とか依拠してた当たり前のものが崩落するからね。僕でも限度あります。
僕がするのは、体力あるときに一所懸命に見聞きして考えて、体力がなくなったら離れて休んで、その繰り返し。
テロリストやロシアの言い分を聞く時、その背景を知ることでそこに至った経緯やメカニズムを理解することは大切です。そして、理解はすれど受け入れるかどうかは別。っていうか受け入れてしまうとただの無批判。
世界の警察アメリカといえど、ひとつのnation stateに過ぎないのであって、united nationではない。 その自負心と仕様上の限界とを知るとき、アフガンとかアルカイダとかイラクとかISILとかみたいな難しい問題が隙間から出てきますね。同じ構造、同じような問題が多分これから中国やインドやもっとそれ以外のさまざまな国々からも出てくるのでしょう。
私が子供のころ住んでた米西部は、ほんとうに理想郷のような平和で自由な空間でした。
「そうか、君には太陽が緑に見えたからそう描いたのか。Good job!」 小学校のお絵かきでお日様を緑に描いたら褒められるのです。どんな色でも良いのです。
皆が描いた絵は「その色にその色ぶつけるかー!?」という奇想天外な色使いとむっちゃへたくな形とで、みんながちっちゃなアンディ・ウォーホールでした。ありえんすぎて言葉を失いました。これが、自由というものなのだと知った十歳です。正面衝突するような勢いで知ったのです。
うちの子自慢大会。 ガキ大将の親でも「うちの子は積極的♪」て鼻高々。 うちの子なんてほほほほ等と謙遜しようものなら、親からもバカにされるとはどんだけひどい子なのか、とあきれられます。 自己肯定感しか育ちません。 子供らは、いっつも我先に「自分はこうしたい!」と口々に言います。 先生からも「お前はどうしたいねん?」って常に問われます。
日本みたいに、センセが欲する答を生徒の口から無理くり言わせるなんてありえません。誰が何と言おうとまず最初に自分がしたいことを明らかにし続ける。その楽しさから出発して、それが利害衝突したらその時に話し合って考える。忖度なんて概念すらありません。
センセが欲する答を言わされてるうちにセンセに忖度するようになり、それがう���いやつが学級委員になり、不器用でへたなやつがグレて、ホンネとタテマエとが乖離し、せっかく良いことを言ってても良い子ちゃんのタテマエだとみなされ、議論が育たない。
そんな極東の忖度列島とは根本的に違いすぎてて、それもまた正面衝突するような勢いで思い知らされるわけ。
桁違いの創造性の自由と豊かさを。
でもそれは、強大な核兵器に守られた武装平和だからこそ可能な大陸深部の楽園なのだと言われたら、私には返す言葉がないです。
そうかもしれないけど、その楽園で体得した実感を周りに広めて武装なき平和が少しでも広まればいいと思うのみです。
出張で行った人生初のNYCで珍しく時間が余った時、一緒にいた米人同僚と私とでタクシーに乗り込みながら   米人同僚「ヘイ、ネモ、どっか二時間ほどサイトシーイングしよっか。どこ行きたい?」   私「......Ground Zero.」   米人同僚、まじかよって顔になって運ちゃんに「Ground Zero.」 そのとき撮った写真を添付します。事件から3年後の2004年のことでした。しかも僕の誕生日。
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理解できなくとも共存はできる。 理解できなくとも協力できることすらある。
この一番身近な例は夫婦かもね笑♪
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jaguarmen99 · 3 years
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>>kurisupisuMizu no Oto ↑0 ↓0>>ところで日本政府は、アフガニスタン難民も受け入れるつもりなのかな?信じられない話だけど、実は日本、数年前にイラクから受け入れたヤジディ教徒が少なくとも100人はいる今回も、アメリカからの強い圧力によって大量に受け入れる可能性はあるねいまののところ自分が知ってるのは、彼らがとりあえず韓国の米軍基地に集められるって話だけ日本についての情報はまだないTokyoJoe ↑7 ↓5アフガンの難民たちは最寄りのイスラム国家へ安全に運んであげて欲しいな日本に連れて行くのはダメだよ絶対に適合できないんだからアフガニスタンと比べて社会があまりにも自由だ女性の権利も遥かに充実してるSteveinJapan ↑5 ↓1難民の大部分は意識高い系の欧米諸国が引き受ければ良いよ日本はやめといた方が良い同化できないんだから絶対に連中が大量に行った国では、常に問題が引き起こされて来てる…
劇訳表示。 : 「現地人は残り、国のために戦うべき!」自衛隊機、現地に残る邦人退避のためアフガンへ。
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xf-2 · 3 years
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【ニューヨーク=寺口亮一、テヘラン=水野翔太】アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンの政治部門トップ、アブドル・ガニ・バラダル師は5日、国連のマーティン・グリフィス事務次長(人道問題担当)と首都カブールで会談し、国際社会からの人道支援が国民に行き渡るよう、国連などと協力する考えを明らかにした。
 同国では4日から国内旅客便の運航が再開しており、タリバンは国内交通網を復旧させ、支援の受け入れに向けた準備を急いでいる。
 国連によると、5日の会談でグリフィス氏は、食糧難など人道状��が悪化する同国への支援継続を表明し、人道支援で女性が果たす役割の重要性などを訴えた。これに対し、タリバン側は人道支援に関わる人々の安全や移動の自由が「保証される」と明言した。
 一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は5日、アフガン北部マザリシャリフの空港で、米国人やアフガン人協力者ら約1000人が5日間にわたって足止めされていると報じた。国外に退避するためのチャーター便の離陸をタリバンが許可しないためだという。
 バイデン政権は米軍撤収後も米国人らの退避を支援する方針だが、タリバンが出���を認めない限り実現は難しい。米下院外交委員会のマイケル・マコール議員(共和)は5日のFOXニュースで、「タリバンは米国から(政府としての)承認を得るまで米国人の出国を認めないだろう」と述べ、米国人らが「人質」になっているとの見方を示した。
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sqiz · 5 years
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独、移民絡みの襲撃相次ぐ=年末年始、被害・加害双方でドイツでは年末年始、移民や難民が絡む襲撃事件が連続して発生した。一方の事件では難民が加害者となり、他方では外国人が標的にされた。事件をきっかけに、移民・難民をめぐる議論が新年早々激しくなっている。 南部アンベルクでは昨年12月29日、酒に酔ったアフガニスタンやイラン国籍の17~19歳の4人が、駅などで通行人に無差別に殴り掛かり、16~42歳の計12人が負傷。1人が病院に搬送された。襲撃した4人は難民申請中だった。 1日未明には、精神病歴のあるドイツ人の男(50)が西部ボトロップとエッセンの2カ所で群衆に車で突っ込み、4歳の男児を含むシリア人ら計8人に重軽傷を負わせた。男は警察に「襲撃をたくらむシリア人やアフガン人に先制攻撃した」と供述、意図的に外国人を狙ったもようだ。 政府報道官は2日、「過激思想・排外主義は許されない」と、両犯行を非難した。一方で、ドイツ国内の議論は今回、排外主義反対にはさほど向かわず、犯罪者となった難民の強制送還の問題に集中する傾向がある。 http://www.afpbb.com/articles/-/3205208
【戦慄】ドイツで移民たちが暴れまくっている件・・・・・ - エクサワロス | ニュースまとめ
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ari0921 · 1 year
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和四年(2022)10月31日(月曜日)弐
     通巻第7507号 
 「I2U2」は「中東版クアッド」になるか?
  シリアはロシア、イランは露と蜜月。中東に中国の影
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 「I2U2」とは何か。
 Iがふたつはイスラエルとインド。「U」が二つは米国とUAE(アラブ首長国連邦)である。この四ヶ国で中東版「クアッド」を形成し、安全保障度を高めるという動きが、インドを基軸にバイデン政権内でお膳立てが進んでいると『サウスチャイナ・モーニングポスト』が報じた(10月31日、電子版)。
 問題は山のようにある。
 第一にバイデン政権のアフガニスタンからの無様な撤退を目撃し、中東諸国は米国の軍事戦略に大きな疑問を見いだしている。
 第二に米国とサウジアラビアとの関係にすきま風。バイデンのリヤド訪問をサウジは冷たくあしらい、むしろロシアとの距離を縮めた。この亀裂が「ペトロダラー体制」をぐらぐらに揺さぶる。
 ペトロダラー体制とは、1974年にキッシンジャーがサウジと取り決めたもので(1)石油決済をドル建てとする(2)余剰金をつかってサウジは米国国債を買う(3)その代償として米国はサウジに武器供与をつづける、という骨子である。
 この意義が減少し、サウジは中国とロシアからも武器を購入している。
 第三に中東の軍事、政治地図をみると軍事大国はイランとトルコであり、イスラエルは周辺諸国と握手してはいるが、潜在的な軍事脅威であること。
 イスラエルを滅ぼせと叫ぶイランとイスラム過激派が、その反イスラエル姿勢を変えていない。
 第四にイラクに介入した米国は、結局シーア派にバグダッド政権を明け渡してイランの脅威を増やしてしまった。アフガン以前の不手際だった。
 第五にシリアにネオコン主導で介入したが、チュンジア、リビア、エジプトとつづいた「アラブの春」はことごとく失敗し、米国の企図と結果は逆となったように、アサド独裁政権はロシア支援で存続している。
 第六にバイデン政権となってから、イスラエルとの関係がもつれ始めており、イスラエルもまた独自の行動をとる。具体的には米国のウクライナ支援要請に対して、イスラエルはゼレンスキー大統領に批判的で軍事支援をせず、人道支援と難民受け入れにとどめている。
第七に「I2U2」がインドを基軸にするとなると、中東諸国にとって、インドの政治的位置づけに変更が生じる。
つまり中国との関係を見直さざるを得なくなり、中東は最大顧客の中国の出方をさらに神経質に気にすることになるだろう。
かくして「I2U2」は構想倒れに終わるか、あるいはインドの裏交渉次第でどこまで具体化するか?
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aikider · 3 years
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カブール陥落
アフガニスタンの首都カブールが陥落し、タリバンが「アフガニスタン・イスラム首長国」の設立を宣言した。
この1ヶ月ほどの展開はきわめて速く、米軍が予想していたよりもはるかに速い侵攻だった。
なぜ旧政府軍が負けたのかについてはさまざまな分析がある。直接的な原因としては、バイデン米大統領とタリバン政権の間で「タリバンがテロを輸出しないことを条件にアメリカが撤退する」という約束が成立したためということになる。しかし、世界最強の米軍がなぜ撤退することになったのか。そちらのほうがよほど本質的な問題である。
結論から言えば、米陸軍は統治���ヘタクソ、ということである。一般論として、陸軍が敵の土地を制圧した以上、その後しばらくは軍に統治が任される。その後、現地人の政権に少しずつ権限を移譲して軍は撤退することになる。
しかし、アフガン侵攻から20年間、カルザイ政権などの傀儡政権を作ったものの、そもそもカルザイ政権は広範な支持を得られず、政権として機能していなかった。治安は悪化しレイプや窃盗や殺人などの犯罪が増え、農村の旱魃には有効な手が打てず、数百万人以上が飢餓線上にあるというのが実態である。
そもそもカルザイ政権の内実は、首都カブールのインテリと旧北部同盟の連合政権である。首都と農村の距離感は我々日本人が想像するよりも遥かに遠く、カブールのインテリ集団は農村の飢餓の実態について十分に把握できていなかった。北部同盟にしても、「パンジシールの獅子」と呼ばれたアフマド・シャー・マスードが健在であった頃にはまともな集団だったのだが、彼が暗殺されてからは軍閥どうしの内ゲバが続き、それぞれの軍閥が自らの利権拡張に執心していた。失業者や飢餓難民に対する対策は二の次であり、治安が悪化するのは必然であった。人口の9割を占め、旱魃に直面する農民の支持を得られないのは当然であった。つまりカルザイ政権はアフガニスタン国民全体を代表できるような政権ではなかったのである。
もちろんそうした中でも農村の日常は続いている。そもそもアフガニスタンは部族社会であり、長老を頂点として部族が結集し、長老の決定に従って動くような、ある意味では中世的な社会である。農村における治安の維持や灌漑や貧困対策は部族によって行われていた。部族どうしの対立が発生した場合には長老どうしが話し合う。しかしカブールの中央政府があてにできず、いつ戦闘が起きるかわからない状態では、地方の部族レベルでできることにも限界がある。結果として失業者や飢餓難民が増え、治安が悪化していた。
ところが興味深いことに、タリバンはイスラム教を基盤とした集団であるため、犯罪や弱者保護に対しては非常に厳格であり、タリバンの支配地域ではレイプや窃盗などの犯罪が激減したという。また、アメリカの論文ではタリバンの資金源の一部が麻薬とされているが、実際にはタリバンの支配地域ではケシの栽培がなくなり、タリバンが撤退するとすぐにケシ畑が復活するという有様であった(ペシャワール会代表としてアフガニスタンの農村支援を行っていた中村医師の報告による)。しかもタリバンは学校や病院を作るなどの支援をしていた。その学校についても、自爆テロリストの温床であったと批難する声もあるが、ほとんどは子供たちに読み書きを教える寺���屋のような存在であり、中には近代的な物理学を教える学校もあった。農村の部族にとってはカルザイ政権やその後継などよりもタリバンのほうがよほどありがたい存在だったわけで、農村がどちらを支持するかは自明であろう。
イスラム原理主義が女性を抑圧し、女性の教育を禁じているという批判もあるが、実際には女性の出産のために助産師(ほぼすべて女性)が必要となる。したがって女性の教育禁止というのはイスラム教的な建前であって、現実的には女性の教育がなくなっていたわけではない。
また、欧米を基準にして女性の権利が抑圧されているという批判もあるが、そもそも中世レベル(日本で言えば室町時代レベル)の社会水準の地域に対して女性の権利が云々というのはかなり頓珍漢な話である。それよりも優先すべきなのは旱魃、飢餓、飢饉である。内政が安定してくれば、徐々に女性の権利は拡大していくであろう。ただし時間はかかる。100年くらいの視野で見守る必要があるだろう。
原理主義に関しては、偶像崇拝の禁止についても面白いエピソードがある。すでに引用した中村医師の診療所シンボルマークとして「鳩に三日月」を描いたら、タリバンから「鳩は偶像にあたるからやめろ」という通達があった。診療所の側が「そんなこと言われてもいまさら変えられないよ」と答えたところ、タリバンの担当者は苦笑しながら「鳩に絆創膏でも貼っといてくれ」と返したという。なんとも言えないユルさであり、実際にはタリバンは原理主義と言えないところがある。
ではタリバンとは何なのか?よくアルカイダとの関係を指摘して批判する声はあるが、実際のところアルカイダとタリバンは水と油のようなものである。アルカイダは汎アラブ主義的なテロ組織であり、イスラム教を基盤としてすべてのイスラム教徒が結束し、アラブ世界から欧米を叩き出そうという理念によって動いている。だから英語の話せるテロリストを育成して欧米に輸出していたのだ。
それに対してタリバンは、純粋にアフガニスタン土着の勢力であり、本質からして異なる。そもそもタリバンは、アフガニスタンの主要民族であるパシュトゥン人のナショナリズムからスタートした組織である。ではパシュトゥン人が少数民族であるタジク人を迫害抑圧するかというと、今やタリバンにはタジク人も参加している。アフガニスタンは長らく隣国のパキスタン等との戦争を経験し、さらにイギリス、ソ連、そしてアメリカといった大国の介入を受けてきた影響で、「我々はアフガニスタン人である」という国民意識が民族を超えてすでに定着してしまっている。皮肉なことだが、「アメリカの介入によってタリバンがアフガニスタンナショナリズムの代表者へと成長した」と言うことさえできる。
そのタリバンはアルカイダの指導者であるビン・ラディンを匿ったが、これも「ビン・ラディンが逃げてきたので客人として迎え入れた」というだけに過ぎない。現代日本人にはやや理解しにくいが、アフガニスタンの伝統として「客人を迎え入れたら必ず守り通さなければならない」という鉄の掟がある。これは近世日本で言えば、清水次郎長のようなヤクザ映画の世界である。あるいは、中国の青幇のような秘密結社でも似たような傾向がある。近代法が成立していない国家ゆえに、こうした旧来の慣習法が社会を安定させているわけだ。
また、タリバンは侵略者たる米軍に対しては攻撃を行うが、アルカイダのように国外でテロ行為を行うような能力もなければ、それによるメリットもない。タリバンが自爆テロで米軍を攻撃していたことはあるが、これはむしろ米軍に殺された一般人の遺族がタリバンに加入し、慣習法としての復讐法に則って自爆テロを行っていたというのが実情である。何しろ米軍はテロ対策と称して大量の市民を殺害しており、その大半は誤爆どころか、そもそも「ここがテロリストの根城になっている」という情報自体が間違っているものであった。これでは米軍がアフガニスタン人に支持されるはずもないし、殺された一般人の遺族からすれば米軍はただの侵略者にしか見えないだろう。そこに慣習法としての復讐法が組み合わされば、怒り狂った遺族が自爆テロに走るのは理の当然であった。米軍は自ら自爆テロリストを生産していたようなものである。しかしタリバンがアフガニスタン全体を支配することになれば、自爆テロはなくなる。ただ、長らく内戦状態にあったことから、旧北部同盟の地位をどうするかに関しては揉めるだろう。粛清もありうる。
ここまで、米軍がアフガニスタン統治に失敗してきた経緯について述べてきたが、これは別にアフガニスタンに限った話ではない。アフガニスタン以前にも、アメリカはベトナムで失敗している。ベトナムでは南ベトナムを支援して北ベトナムと戦争したものの、南ベトナム政権が腐敗した独裁政権であるために民衆からの支持を得られず、北ベトナムに追い出されて終わった。結局のところ、これも民衆からの支持を得ることに失敗したことが原因である。
こうした経緯について歴史人口学者のエマニュエル・トッドは「米陸軍は伝統的に無能」と辛辣に評している。米陸軍は軍事力としては最強だが、制圧した地域を支配するのが苦手なのである。
にもかかわらず、アメリカはなぜ対外戦争を繰り返すのか?おそらくアメリカは日本を一つの成功モデルとしているのであろう。日本は権威主義的な軍事政権であったが、アメリカに負け、アメリカの支配を受け入れて自由主義社会の一員となった。朝鮮戦争にせよベトナム戦争にせよアフガニスタン戦争にせよ、アメリカとしては日本をモデルにして自由主義社会のメンバーを増やそうとしたと考えられる。しかし朝鮮戦争では中国の介入で半分だけ、ベトナム戦争やアフガニスタン戦争では完全な失敗である。ベトナムもアフガニスタンも中国の援助があるものの、金や武器だけでアメリカに勝てるものではない。本質的には民衆の支持がどちらにあるかである。つまり民衆の支持を得ようとしなかったことが米軍の失敗の本質である。
補足として、イラクについても同様の視点で見てみよう。アメリカがイチャモンをつけて戦争をしかけフセイン政権を倒したのち、アメリカの傀儡のような政権が成立したが、これは長続きするだろうか。ベトナム、アフガニスタンの経緯から予測すると、転覆する可能性は低い。というのも、もともとフセイン政権は少数派のスンナ派政権であり、多数派のシーア派を弾圧するという不安定な図式だったからである。フセイン政権がアメリカによって打倒された結果、多数派のシーア派が政治の中心に返り咲いたわけで、そのほうが安定するのは必然である。ただ少数派とはいえスンナ派もそれなりに数がいるので、スンナ派に配慮できるかどうかが一つの鍵になるだろう。
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yotchan-blog · 1 month
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2024/3/24 9:59:13現在のニュース
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kurano · 2 years
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※ ウクライナに派兵せず NATO事務総長
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ec41ddd82ff43cd20a4cfcdc5d8f28a2bf4dc75
 そして、問題はNATO。長いこと平和惚けが続いたせいで、NATOの事務総長は判で押したように、部隊を出す気は無いと繰り返しているけれど、いずれは誰かが建て直すでしょう。民主主義国家の集合知が、取るべき行動を指し示す日が来ると信じたい。
 パニックが収まれば、兵隊は出さずとも、ウクライナを軍事支援できることに皆が気付くはずです。
 そうなったら、われわれがウクライナ国民に対して発すべきメッセージは明確です。
「ロシアには後背地がない。どうせ中国は付き合い程度の支援しか与えない。対して、ウクライナの民衆よ! 貴方たちには、西側世界という無尽蔵な後背地が存在し、その膨大なロジやマネーをフル回転して絶え間なく武器弾薬、食料も供給するだろう。それはロシア軍を圧倒することになる。だから、ウクライナ国民よ! 涙を拭いて立ち上がり、銃を手にして侵略者と戦いなさい! 君たちは一人では無い」とエールを送ることです。
 あのアフガンですら、ソヴィエト軍を叩き出し、米軍さえも叩き出したのですよ。
 彼らが踏ん張れば、いずれは有志連合という声も上がり始めるでしょう。その時は当然、日本にも声が掛かる。その時は、「日本には……、どん!(2カメさん、テーブルに振り下ろされた拳にズーム)、憲法9条がございます! 他国の戦争に出兵などと……」。
 わが国は、ロシアと��一国境を接している西側先進国であり、さすがに部隊を派���して露軍と戦うには……、と丁重に、しかし堂々と断れば良い。その代わり、水機団を矢臼別演習場に移動させて演習とかやってやりましょう。何なら露軍の弱り具合をみて北方領土を奪還しても良い。
 ここで大事になるのは、戦争はどこから始まるかです。建前としては、現代の戦争は、制空権を喪失したら負けです。しかし、貧者の戦争、弱い側の戦争というのは、敵の戦車が橋を渡ってから、本陣をいったん奪われてからですよ。
 地の利を生かしてゲリラ戦に持ち込み、ジジイがモロトフ・カクテルを抱いて戦車に突っ込むんです。祖国を防衛するための戦争はそこから始まるのです。
 私が昨日のニュースを見て非常に危惧するのは、ウクライナのそういう姿は一切報じられない。え? その露軍戦車はなんで公道を走っているの? 貴方はどうしてロシア軍が降りて来た空港の側でレポートしているの? ウクライナ軍の兵士はどこよ?
 昨日の報道や Twitter で、戦っているウクライナ軍の兵士の写真や動画を一瞬でも見ましたか? もっぱら現地からレポートするCNNのレポーターは、地下鉄に避難した住民を延々とレポしている。
 あれを見て世界のわれわれが思うのは、ああもうこの戦争、始まった瞬間に詰んだな。ロシアのワンサイド・ゲームだ。始まった瞬間にもう終わった……。でしょう。
 事実として、ウクライナ国民が戦う気概が無いのであれば、国際社会は何もする必要はありません。そんな国のためにリスクを冒して支援する必要なんてありません。はい、解散解散……。弾の一発も送る必要は無い。
 だから、この戦争の帰趨は、ウクライナ国民がどれだけ徹底抗戦する意志を持ち、それを世界に発信、拡散できるかに懸かっている。Twitter は今の所、逆の効果にしか貢献していない。だから私は、Twitter から離れなさい、距離を取りなさい、と主張しているのです。Twitter に情報を依存している貴方は、まんまとロシアの術中にはまっている。
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kennak · 3 years
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いかにタリバンに問題あったとして、アフガニスタン国民が飢えて死んで良いという事にはならないのだけど、タリバンに食料を渡せば公平に国民に行き渡ると信じるのも難しい。/現地の物流が死んでいるのも痛い。
[B! アフガン] アフガニスタン 国民の93%が「十分に食事をとれない事態」に | アフガニスタン | NHKニュース
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toshihikokuroda · 3 years
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…😡😡😡😡😡😡
米同時テロ9・11 20年 報復戦争の教訓 対テロ戦争(4) 自殺兵士 戦死の4倍 2021年9月15日【国際】
 「アフガニスタンから米軍は撤退しました。しかし兵士を家族に持つ人々にとっては、これからが仕事の始まりです。兵士たちは『何のための戦争だったのか?』と自問しています」
 米兵家族の反戦団体「声をあげる兵士家族の会」(MFSO)の全国コーディネーター、パット・アルビソさんはこう語ります。海兵隊所属のアルビソさんの息子は、同時多発テロ後の対テロ戦争で、イラクとアフガニスタンに合計6回派遣されました。
 最初の派遣では現地の子どもたちと交流しようとサッカーボールを荷物に詰めました。しかし戦場では、恐怖におびえる女性や子どもばかりいる家に押し入り、「テロリスト」を捜索する日々。帰国後もトラウマに苦しんでいます。「息子はまったく困惑した状態でした。帰還兵の自殺者統計に自分の家族が入るのではと毎日心配している人は多くいます」とアルビソさんは語ります。
戦闘で心病み  米ブラウン大学ワトソン国際公共問題研究所によると、今年6月までの集計で、対テロ戦争をたたかった現役・退役の米兵3万177人が自殺したと見積もられます。実際の軍事作戦で死亡した米兵は7057人です。
 研究所は、自殺者が軍事作戦による死者の4倍超に達し、増加傾向にあることについて、「軍と米国社会が兵士のメンタルヘルスをうまく管理できていない」と指摘します。
 背景には、凄惨(せいさん)な戦闘経験による心的外傷後ストレス障害(PTSD)、社会生活への復帰の困難に伴うストレス、銃を入手しやすいことなどが指摘されています。
何度も戦地に  医療技術が発達し、負傷した兵士が治癒後に何度も戦地に派兵された事例が目立ちます。戦争が長期化し、大手メディアも報道しないなか、一般国民が兵士の“貢献”に無関心になっている無力感もあるといわれます。
 バイデン大統領はアフガンからの米軍撤退完了を宣言した8月31日の演説で自殺者の多さに言及。「帰還兵とその家族は地獄の苦しみを味わってきた」と語りました。一方で今は「過去ではなく将来を見る時だ」などと述べました。
 MFSOで活動するメアリー・ラドキーさんは「アフガン戦争についてごまかして語ってはならない。壊滅的な損失と悲劇を世界に広げた戦争だ」と強調。「今の課題は戦争の本当の歴史を語り、遂行した人々に責任を取らせることだ」と話しています。(ワシントン=島田峰隆)
(しんぶん赤旗、2021年9月15日)
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goda-world · 3 years
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俺、「やってみたいっ」って思ったら、すぐやるから
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ちょっと自分のまわりで色々なことが起こり、おそらく、これからブログを書くのが難しくなる”��も”しれないので、今、書けるときに書いておく
   
   
上の写真は、娘の高校で必需品として買わされることになったi pad(自腹)
Office365が入っているからEXCELやPower point、Wordなどすべて入っているし、連絡網はTeamsだ、Zoomも入っているからリモート対応もこれで済むのだろう
 
時代やなあ
 
教科書とかもそのうちデータで配信になるだろうし、どうせ社会に出たら職種にもよるだろうけどこのへんのソフトは使うことになるのだから、i padは高かったけれど良しとしよう
   
そして、娘から「何か描いてー」って言われたので、上の絵を描いた
  
・・・・・
  
デジタル、、ええな
   
  
  
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おはようございますGoda worldのゴーダです 
   
今朝、朝食中に女房と娘がキャッキャッと娘のインスタグラムをみてはしゃいでいた
  
いつも蚊帳の外のぼくは、気になり、
  
俺 「 おう、どしたん? 何や?」
女房、娘「 ・・・・え? 今日は何の日?」
俺 「 何の日? 父の日やろ?(ドヤ顔)」
女房、娘「 ええええええ!? ほら! やっぱり! ありえへんわ!!」
俺 「 え?え? 何? 何? 父の日やんか 」
 
娘が涙を流しながら泣いている、少しだけ笑ってもいる
   
俺「 ああああああああああああああああ!!!やってもうたーー!!   誕生日やったな!! いや、知っててんで! ああああ・・・」
 
ちなみに、娘の誕生日のことを忘れていたわけではない
今日、誕生日のプレゼントに買う予定だったものが、いろいろとあって、今日中には無理になってしまったことをずっと考えていたのだ
   
でも、その、モノを買う、ということと、誕生日、というのが ・・ 
  
いや、もう、言い訳はやめよっと
  
ポンコツの父親ですまん
 
16歳、おめでとう
 
  
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突然だが、「やりたいこと」がある人がうらやましい
  
死ぬ前にやりたいことを箇条書きにしてみよう、と思い立ったので必死で考えてみた、必死で、な
  
どれだけ考えても、神妙ヅラして瞑想しても、気分転換に能天気に楽器を弾いても、画家づらして絵を描きにアトリエに行っても、2歳くらいの頃の娘の動画を見て泣きそうになっても、天窓をぼーっとひたすらながめていても、飾ってる自分の絵を観て「なんでこんなにイイ絵なのに」ってよくわからない感情を思っても、炭酸をしゅぱーっと開けてしゅわーっと気持ちよく飲んでも、読みかけだった本にひたすら没頭して読んでも、女房とたわいない会話で盛り上がって笑いあっていても、朝食を食べてる時のボサボサ髪の娘を見て、大きくなったなぁって思っていても、俺にとって、死ぬまでにやりたいことが無かった
   
やっとひねり出したのが、
娘の出産までは生きて、娘が自分のこどもを抱いている姿を見てみたい
  
昨今、少子化がすすんで、子供を産まない(もしくは産めない)女性も増えてきているし、そうなる可能性もある、そんなことはわかっている
  
そもそも、地球にこんなに人間はいらないしね
 
ちなみに、孫に興味があるわけではない
あくまで、自分の娘が主体で、娘の未来を見てみたい、それだけが、自分の死ぬまでにやりたいこと、だ
  
なんてさもしい人生、やりたいことも無いなんて、、ゴーダワールドって、なんて可哀そうな人って罵ってくれていいよ
 
本当に無いんだから
   
考えてみた
  
俺、「やってみたいっ」って思ったら、すぐやるから
だから、もうやってるんだよ、やりたいことを
  
 
上にならべた、だらだらとした物事もぜんぶ、やりたいことなんだと思うよ
  
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この映画を観た
  
難民問題を真正面から取り扱った作品だ
アフガン戦争により生まれた難民施設ペシャワール(パキスタン)からロンドンにむけての不法入国をめざす旅
演じているのは実際の難民であり、密航ルートの闇ブローカーなども本人が出演している
検問の場所の検閲の兵士なんかも本人が演じている(というかそのまま)
 
撮影も、かなりドキュメンタリーっぽいが、あくまで一応あらかじめ用意されているルートで進むからフィクションではある
  
が、まあまあ生々しい
実際の密航はもっと大変だろうと思うが、変に演じていないからか意外と淡々と進む
  
牛の解体シーンは、そっくりそのまま同じものを、生(なま)で本物をぼくはネパールのカトマンドゥで見た
インド旅行記に写真も載せたような気がする、違うかもしれん
  
バスで移動中に、途中の検問に引っかかって兵士にバスから出されて連れ戻されるシーンも、そのままそっくりとカシミールからデリーまでの途中でぼくも経験した(まったく一緒だった、、怖いよ結構)
  
僕の時は、こうだった
車内に銃を持った兵士が乗り込んできて、僕に尋問するんだ
「どこから来た?」「日本から」
「何しに来た」「旅行」
「パスポート見せろ」「・・・」(見せる)
「日本人がなぜこんなところにいる? スパイだろう?」「違う」
他の乗客のインド人たちが僕をかばってくれる
 
「降りろ」
僕と、マレーシア人の教師の二人が降ろされる
銃は突き付けられたままだ
  
そして、
「ここは、通せない。 もう一度、前の検問所まで戻って検査してこい。 お前らを許可された証明書がない。」
  
そのバスは、また3時間かけて検問所まで戻ることになった
  
まあ、映画は、密航だけれど、ぼくはただの旅行者だから濡れ衣なんだけれどねえ(職業の欄に、Photographerと書いていたことがいろんなところで問題を引き起こしたと思う)
  
戦争によって国を追われ、難民として生きていく
 
僕ら日本人にはちょっとわからない感覚だけれど、ああ、こういう物事もこの同じ星のなかではまだまだたくさん起こっているんだよなあって思わされた
   
ただ、映画は、
何もない難民キャンプでは、はしゃいで過ごしているたくさんの子供たちの屈託ない笑顔の美しさと明るさ、画面の色もカラフルだ
それとは逆に、死に物狂いで密航してロンドンで、殺伐とした灰色な風景でやっと皿洗いの仕事をみつけた主人公、
 
どちらが、しあわせなのか、は、誰にもわからない
   
 
ただ、
主演をした少年(16歳、本当の難民)は、その後、本当に出演のギャラでロンドンにやってきて難民申請をして18歳までの滞在許可を許されたらしい
18歳の誕生日になったら強制退去、という条件で
  
そのあと、どうなったかは知らない
  
   
 
今日はここまで、See you☆
 
   
Goda world
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jaguarmen99 · 3 years
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国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は13日、国際社会に対し、アフガニスタンの実権を握ったイスラム主義組織タリバン(Taliban)との対話と、支援を切実に必要としている同国民への「命綱」の提供を呼び掛けた。  タリバンは先月の電撃的攻勢で、アフガニスタンからの撤退途中にあった米軍の予想を上回る速さで同国を制圧。これにより、同国が1996~2001年の第1次タリバン政権でみられた残虐な統治に逆戻りすることが懸念されている。  スイス・ジュネーブで13日、アフガニスタンへの支援を募るための閣僚級会合を主催したグテレス氏は、援助の条件としてタリバンに人権問題を改善させることができるとの考えを表明。「アフガニスタン国内での人道支援は、事実上の政権との関わりなしには不可能だ」とし、各国の閣僚らに対し「現時点でタリバンと関わることは極めて重要だ」と語った。  国連は今回の会合で、6億ド��(約660億円)余りの緊急援助を要請。出席者による演説の半分が終わった時点で、アフガニスタンとその近隣諸国へのさまざまな支援に約11億ドル(約1200億円)が集まった。  ただグテレス氏は、そのうちどれだけの額が国連の要請分に充てられるかは不明だとしている。国連は、アフガニスタン国内での避難民の大量発生や冬の到来により、多くの人が栄養失調になり、飢餓も発生する恐れがあるとして、今回の要請を行った。(c)AFP
アフガンに「命綱」提供を 国連総長、タリバンと対話も呼び掛け 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News
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