Tumgik
#毛皮コート
gallerynamba · 8 months
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◇CBF(シービーエフ)◇ロングコートが入荷しました。 定価:286,000円(税込) 弊社通販サイト商品ページ⇒http://www.gallery-jpg.com/item/815-0S055-083/ 素材:羊革、ポリエステル100% (裏地)ポリエステル100% カラー:ブラック サイズ:42 着丈 約99cm、肩幅 約38cm、袖丈 約61cm、バスト 約101cm、ウエスト 約108cm、ヒップ 約114cm (平置きの状態で測っています。) 高品質なラム革を使用したロングコート。 表面をベルベット加工をした、とんでもない皮革です。 ピーチスキンよりも繊細な手触りと鈍く光る光沢感が不思議な感じです。 ハイネック仕様でダブルファスナー開閉出来ます。 非常に珍しいです。 在庫ラスト1点です。 再入荷予定はありません。 ※ご覧頂いている媒体により、色の見え方が多少変わる場合がございます。 ※店頭でも同商品を販売しておりますので、通販サイトの在庫反映が遅れる場合があり商品をご用意出来ない場合がございます。予めご了承頂きますようお願い致します。 Gallery なんばCITY本館1F店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばCITY本館1階 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】9月無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected]
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PINKOのヌバック×レザーコート(^^)状態◎ルーマニア製です。 ディテールはWジップ、カシミヤ混、内毛皮の贅沢仕様です。 商品の紹介と今後の営業予定とイベント告知を更新しているアカウントはこちら→@owner_rainbowfield SNS掲載商品はほとんど通販もできます(^^) 店頭価格は店頭でご確認下さいませ。 LINE@ @xkv2290x 最寄り駅 北千住駅から徒歩7分 千住大橋駅から徒歩8分 バス停 中居町会館前から徒歩30秒 #ピンコ #レザーコート #PINKO #古着 #古着屋 #フォローミー #followme #pinkocoat #ヌバックレザー #お洒落さんと繋がりたい #北千住 #毛皮 #ファッション #お洒落な人と繋がりたい #衣装 #ファッショニスタ #アパレル #毛皮コート #ファッションスタイリスト #エモい #fashionista #fashionstylist #ショップスタッフ #ショップ店員 #衣裳 #ジップコート #古着女子 #古着屋巡り (Used Select Shop RAINBOWFIELD北千住店) https://www.instagram.com/p/CmV0ojoSk-R/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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taku-yan · 3 months
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#今日の筋トレ
休みなので、自宅で
#ケトルベル 24㎏
#一本歯下駄 装着
スイング20回3セット
スナッチ10回3セット
プッシュプレス10回3セット
ゴブレットスクワット10回3セット
など
「ソ連 筋トレ」でGoogle検索して知ったのだが、旧ソ連では「仕事の合間にトレーニング」というトレーニング法があったらしい
今の俺には良いやり方かもしれない
あと、毛皮コートを着たニシンが美味そうだった
コレもGoogle検索で知った
#getaトレ
#GETALABO
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vlst-tblr · 1 year
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mink fur shortcoat foxやrabittとは明らかに違うオーラ エコファーも良いけど本当のエコは現存する資源の再利用 良いものは残るし、残したいと思うから次へ繋ぎたくなる 刺し毛の奥に見える綿毛は蜃気楼 #minkfur #ミンクファー #毛皮 #コート #janebirkin #ジェーンバーキン #VELISTA #ヴェリスタ (VELISTA) https://www.instagram.com/p/CntawE5vkwm/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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毛皮部分に上質なラビットファーを使用したダウンコート
リバーシブルで気分に合わせてイメージチェンジ ナイロン&レッキスRVダウンコート 商品番号 686231631 158cm / 51kg おすすめ M あなたは unisize ¥ 78,001 税込 ■ナイロン×レッキスRVダウンコートフード付きで、毛皮部分に上質なラビットファーを使用したダウンコートです。リバーシブルデザインなので気分に合わせてイメージチェンジ。普段使いから通勤まで幅広くご使用いただけます。  ■シンプルなデザインがオトナ女子にピッタリ無地で、軽くて暖かいコートです。
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shukiiflog · 28 days
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ある画家の手記if.?-8 雪村絢視点 告白
朝起きたら乾ききった大量の血でベッドのシーツはシワになったまま固まっちゃってた。 してる間ずっと端によけてた布団は無事、だけど血痕が、床にも壁にもそこらじゅうに飛んじゃってるから、大掃除して色々買い換えないと。前の家にいた頃、完全に乾いた布とかの血を洗って落とすのは至難の技だったから無駄に時間消費してないで血で汚れたものは丸ごと捨てちゃってた。今は綺麗に落とせる洗剤とか売ってたりするかな。 部屋やベッドはひとまず放置して先に人体。
二人でお風呂にお湯をためて使いながら、弱く出したシャワーで派手な血の跡を体から軽く流して落とす。真澄さんの背中はまだ生乾きの部分もあったから、広範囲の傷自体を流したりはしないでおいた。 少し思う、真澄さんってどこか…弱い? まったく同じように転んで同じように怪我しても、出血が激しい人と滲む程度にしか血も出ない人といる。血圧とか血液量とか血液の凝固のスピードとか皮膚の違い? 理人さんは後者に近くて、血みどろになるような日はもっと激しい暴力があった日だった。真澄さんの派手な出血量と凝固の遅さが気になる。元からの体質がこうじゃないなら、体が弱ってるか深刻な病気の可能性もある。 「……」 体を拭いて着替えて、リビングのソファに座って真澄さんに両手の指の手当てをしてもらう。真澄さんの背中を手当てするには俺がまともに指使えないと話になんないし。 俺の指は包帯とガーゼで綺麗に巻かれた。とれた爪はどうにもなんない、割れたり指に刺さった爪を丁寧にピンセットで動かしながら処置された。出血が止まるのが遅いのに痛覚は鈍い、俺も弱ってる。
次は俺の番。真澄さんの背中、まだ生乾きだから止血帯大きく貼ろうかな…とかやり方考えてたら、インターホンが鳴った。約束の時間より少し早いけど、たぶん香澄だ。今日デートの約束してたから。 「…。」 「……」 真澄さんと顔を見合わせる。 この状況を今からバタバタ隠そうとしてもな、寝室見られたら事が起きた場所は一目瞭然だし、背中の怪我、いろいろと言い逃れるのは無理。香澄がどこまで察するかだって分かんないんだし、とりあえず下手に取り繕うのはスッパリ諦めよう。 鍵を開けて香澄が来るのを待つ。 ドアを開けて入ってきた香澄は、まず俺の指を見て唖然とした。 「香澄おはよ~。キッチンにハーブティーあるから飲んで待ってて。今手が離せなくてさ。すぐ終わるから」 いつものちょっと気怠げなような穏やかなようなゆったりした口調で話す。以前よりさらに口調から覇気が抜けた。ここも省エネ。 場に緊張感がないことを香澄に示すためにあくびとかしながら、玄関からリビングのもといたソファの位置にぽすっと座って、真澄さんの手当て続行。 香澄は紅茶も入れずソファにも座らず、俺たち二人を見ておろおろしてる。明らかに自分も何かをすべき状況に見える、でも何をすべきか何もわからない、ような感じかな。ごめんね、話せること、今回はすごく少ないんだ。 「ど…したの…その、怪我…」 香澄のほうに微かに走る緊張感と不安と恐怖、いつも通りを徹底することでこの異常事態を平常に錯覚させるとか俺にできるかな…真澄さんの協力があればできるかな。 「どれも病院行くほどのやつじゃないから。そろそろ終わりそうかも。香澄、俺の部屋からコート取ってきて~」 「うん…」 二人とも処置が終わって怪我をいつもの服で覆い隠して、ぱっと見だけでも装って、香澄の目につく頻度が落ちれば少しは気にせずに楽しく過ごせるはず。…楽しい記憶を、幸せな記憶を一つでも 多く香澄の中に遺したい
香澄が俺の部屋にコートを取りに行ってる間に、痛まないようにそっと真澄さんの背中に頬を寄せてすり寄った。 本当は傷を労わって今日はずっとそばについてたかった。でも俺も指を怪我してちゃきっと大したことできないし。もともと今日は香澄と約束してた。それを前日に事態をこじらせたのは俺だ。 昨日はずっと予想外のことが続いたけど予想外のことが起きる可能性には前もって思い到れたはずだ、踏み込んだ話をするんだから。俺がもっとスケジュールに余裕みて真澄さんと話すべきだった。 ソファから立ち上がったらコートを体にかけてくれる香澄と二人で玄関に向かおうとして、真澄さんのほうを振り返る。「絢…」呼ばれて香澄のほうを振り返る。定まらない視線が二人を交互に行き来した末に、床に落下した。 こんなのは嫌い。 とどめられなかったどうしようもなく溢れる感情の発露とか、それで泣いたり怒ったりとか、体力いるから苦手だけど嫌悪してるってほどじゃない、特にこの家に来てからは、なるべく自分の素直な感情を圧し殺さないって決めたから。 でもこれは、そういうのとも違う。二人の間でどっちにするのか俺はどうするのかうじうじ俯いて悩んで、二人に決めてほしいアピールみたいで鬱陶しい… 「光を迎えに行くからそこらまで乗ってくか」 真澄さんが言い出してくれた。怪我させといて、また助けられてる…。 この場で俺が一番呑気でいい身分なのに。怪我も少ないし、ひどく詰られた訳でもないし、香澄みたいに事態の詳細がわからないまま俺も真澄さんも両方の怪我を心配してなくてもいい。 視線だけ俯いたまま動けずにいたら、頭にスポッと帽子被せられた。 「まだ家に居るんなら先に出るよ。もし出掛けるなら戸締まりしといて」 いつも通りの真澄さんに、背中の怪我は?って訊こうとして、結局訊けないまま俺も香澄も、さっさと廊下の横を通り過ぎて玄関から出ていく真澄さんの背中についていった。 「香澄、せっかくだしピアスのお店の近くに降ろしてもらおーよ。歩かずに済むし」 駐車場まであくまで笑っていつもみたいに歩きながら、先を行く俺の手を取ろうとした香澄が手をとめた。俺の指が痛むのを心配して。 香澄はいつも必要なときは真澄さんと接してるけど、多くを語る気はそんなにないみたい。これまでがこれまでだから、ってのは香澄の記憶の欠損で成り立たない。あるいはその欠損がギリギリ今の関係を保ってる、こっちかな。二人からは馴れ合いたくないというより不要に馴れ合えないみたいな、磁石のプラスとマイナスみたいなのを感じる。心配してることくらい語っていい気がするけど。 「今日は香澄が運転したら?うちの車、運転そんなに難しくないと思うよ」 暗に込めた意味をこれくらいなら香澄は十分察する。 「えっ うっうん…いや、あの」 「…」 察したせいで狼狽えてる。でもやっぱり詮索はできない。怪我の理由も、何があったかも。 俺は昨日の真澄さんとのことは、感情面や会話内容やしたことまでは詳しく話したくない。事実関係ならバレても平気だけど、…でもどこから寿峯に伝わるか分かんないし、知られればそこで寿峯の中では終わるって思うたびに、追い詰められるような、常軌を逸した悪いことをしてるみたいな気がして なんでそうなるのか分かってるけど解らないのがもどかしい、なんだって反論なら簡単だけど信じるものが違えばこうなる、多くの人が信じるものを寿峯も信頼してるから社会を形作る信頼を損なうなって指を指される俺は 悪者じゃなくて、ただの少数だよ。少数だってことを悪にするのが、悪だ。 「保険適応さしてねえからお前はだめだ」 「ち、ちがう!」 俺がごちゃごちゃ考えてる前後で真澄さんと香澄が言い合いしてる。ちょっとだけいいなとか思ったり。 「兄ちゃん怪我してるんだから運転はしちゃだめでしょ。車の運転は責任重大だよ!」 「お前話聞いてたか?大した怪我じゃねえって絢がそう言ったろう」 「うぐ…。…でも絢は兄ちゃんのこと心配してるよ」 「…」 三人で車に乗る。運転は真澄さんが緩やかに押し切った。 店の近くで二人で車から降りた。
いつもみたいに香澄の腕にまとわりつかないで、香澄の指先を包帯だらけの指先でキュッと軽く握った。香澄が俺のほうを見る前に、横顔で小さく呟く。 「俺、真澄さんのことが好きなんだ」 「……」 光さん、ごめんなさい。 家庭内だけに関係も事実もとどめて絶対外に漏らさないことで、誰からも許されなくても結実する関係だって。俺の想いを認めて、迷う俺に道を示してくれた、その条件が誰にも言わないことだったのに。 黙って静かに聞いてる香澄は”好き”の意味をちゃんと理解したかな。もっと小さな囁やくような声で付け足す。 「…まこには内緒にしてね」 眉を下げて、悲しく微笑む。 香澄も小さく「わかった」ってだけ答えた。 寿峯と一度少し似たケースで揉めた香澄なら責めないでいてくれるかも。直にぃとだけ結ばれたい香澄には理解不能で呆れられるかも。香澄も直にぃも愛す情香さんのことを知ってるから静かに納得してくれるかも。 俺は香澄にどれだけのことを求めてるんだろう。俺に守らせてくれるなら、俺の願いはたったひとつそれだけだったはずなのに。 「兄ちゃんのこと心配だよね?…戻る?」 隣から少し顔を傾けて俺のほうを見てくる香澄に、にっこり笑って返す。 「大丈夫。真澄さんは俺が香澄と一緒にいるほうが嬉しいと思う」 ピアス店の中に入っていきながら、真澄さんに借りた手袋をはめる。 店内が寒いわけじゃないけど包帯が目立つから。香澄は逆に手袋を外してた。白い毛糸の、ポンポンがついたクリスマスに俺が編んで香澄にあげたやつ。あの日の服に合わせて作ったけど、意外と香澄がはめてたら他の服とも合わないことない。俺の耳にはかいじゅうピアス。
綱渡りは避けるほう。100パーセントの安全がどこにもないにしろ、俺は俺の納得できるラインまで安全度が満ちるまでじっと待つ。でも同時に、ある程度のリスクと不確定の未来の恐怖に晒されてはじめて得られる堅実な安心や信頼ってものもある。 人間関係の深度が一気に進むときはそういうところを起点にしてたりとか。これまで築いたものが壊れる時に発生する。全てに言えるわけじゃないけど。 この前光さんが読んでた仏語の本を軽い気持ちでめくった、そこにあった”l’homme est d'abord ce qui se jette vers un avenir,et ce qui est conscient de se projeter dans l'avenir.”っていう一説。「人は賽子のように自分を人生の中へ投げる」? 本当の意味は知らないけど、言葉面だけならあんな感じなのかな。 黒髪に戻してからここまで外を出歩いたのって初めてだ。ここまで車だし、近場だけど。 来てるのはピアスのお店。寿峯が連れてきてくれた。香澄も寿峯とだいぶ前に来た記憶があるっぽい。
「思い立ってもさ、あの人の好みとか普段どういう系統の服着てるとか、俺なんも知らないんだよね。会ったのもほんの数回だし。そこで香澄の出番です。ピアス選ぶための手がかり知らない?」 ずらっと並んだピアスを二人で見ながら、横の香澄に振る。俺がピアスをあげたいのは情香さん。 最近、寿峯と香澄が少し衝突して仲直りした、なんの問題かは俺が本人たちに問うべき筋じゃないとしても察しはつく、香澄は寿峯の言い分に返す言葉がなくて情香さんに連絡した。情香さんは電話一本ですぐその場に来てくれて、香澄が傷つきすぎる前に寿峯と物理的な距離を離させた。 これはやや憶測混じり。だいぶ後になって和解も済んでから、香澄が俺との通話中にあのとき情香さんが来てくれたことを話したから、そこから。 「うーん…会ったばっかりの頃はカジュアルめなスーツとかだったけど、あれは仕事の都合だったみたいだし…最近は夏ならタンクトップとデニムに編み上げブーツとか、冬もロンTとデニムとか、ピアスはたくさんしてるけど飾り気なくてシンプルな…あ、靴はいつもすごく高いヒール履いてる」 「…」 それって護身用の武器としてのヒールじゃないかなぁ、とか思ったり。 情香さん、やり方は正攻法だけど同時に大胆でもある。誰かを守るとき仕方なく他の誰かから不興を買うことになっても大して意に介さないというか。俺は俺にとって瑣末なたった一人でも敵を増やさないように動くほうだから。 にしても、結果寿峯は香澄とは和解しても情香さんには不愉快な気持ちを抱えてた。おそらく情香さんが香澄を連れ出すときにそうなるように印象操作した、寿峯の中で香澄の立場が悪くならずにネガティブな感情は情香さん一人に集まるように。 一年前に真澄さんと話してた通り。情香さんはおそらく一生香澄を家族として守ってくれる。 それはおそらく、家族だからとか息子だからとか、そういう固定観念に縛られて愛情を落とした強迫的な守護の意思というより…愛情を基軸にした情香さんにとってごく自然なことだから。ただ自分だけにとって自然な行いっていうなら以前の直にぃもそうかもしれないけど、情香さんは自分の逸脱に仔細な自覚がある。 あの人柄なら、例えばいつか直にぃと香澄が完全に離別して戸籍も分けて他人として別々に生きるようになったとしても、情香さんは今とほとんど同じように香澄に関わり続けるだろう。 直にぃと香澄の関係は、情香さんと香澄の関係にそれほど影響しない、情香さんの価値観の中では、多分。 「あ、香澄のピアスあった」 指をさして香澄に見せる。ロップイヤーのピアス。 耳から下がるタイプより耳たぶに綺麗にお��まるような小さめのがいいかな。香澄なりふり構わず唐突な動きとかするし。 「香澄はピアスしないの?」 「うーん、俺の服とピアスって合うかな」 「耳たぶからジャラジャラ下がってるアクセよりは小ぶりのが香澄は似合うかな?服には合うやつ探せばいいじゃん、ふんわりしたモチーフのさ、これとか」 目先にあった冠かぶったうさぎのピアスを掲げて見せる。 「か、かわいい… !」目を輝かせてピアスを見てる。確かにさっきのロップイヤーよりデザインがかわいいかんじ。 「まあ王子さまうさぎって実質俺だし。」 軽口叩きながらピアスを手に取る。これは俺から香澄へのプレゼント。香澄にはまだピアス穴も何もないし、これから穴あけてつけろって強要の意味でもない。 ピアス穴は放置し続けたらいつか自然に塞がってなくなる。またあけたくなれば香澄が自分であければいいだけで、そこには香澄の意思に基づいた決定と行動がある。刺青なんかより、ずっといい。 香澄が見つけた情香さんのピアスと、俺が見つけたインペリアルトパーズのピアスと、王冠うさぎ、これらを持ってカウンターに行こうとして、意外な二人組とはちあった。
虚彦くんと空ちゃんが俺たちより先に喫茶店から出ていって、愛想よく見送ってからソファの上で香澄にもたれてぐったりする。 「絢、疲れた?熱ない?」 俺の額に手を当ててる香澄の首元にグリグリ頭を押しつける。 「前よりさらに体力落ちたな~ってのもあるけど、そっちより気疲れ的な…人と話すの好きなほうなんだけどなぁ」 相手が悪かった。 空ちゃんのほうはかえって本人と話してよかったような感触。やっぱりデータ上だけだと憶測入れても拾えないものが多いな。だいぶ他人行儀に接されたけど、初対面の、それも成人済みの年長相手なら常識的だ。施設育ち、か。そういう対人スキルがないとやってけない場所だったってことか、…真澄さんがまったくどうでもいい他人に接するときの最低限の礼儀だけ弁えた態度とも少し似てなくもないか…?目もとが似てるからそんな気がしたかな。 面立ち…そんなに凝視するのも失礼だからそこまで念入りに見たわけじゃないけど、やっぱり目もとが似てるかな。年齢が比較にならない気がするけど、俺の歴代彼女とかとは全然違うタイプ。 元カノ、みんな細くてか弱そうで繊細そうで、顔やスタイルはキレイ系だけど化粧とかでニュアンス可愛くしてて、服は清楚で大学生の範疇から逸脱しないかんじで、俺が「こうしよっか」て言えばなんにでもついてきちゃう、常識とか判断能力がないわけじゃないけど、少し言いなりになりすぎるところがある、みたいな。 容姿だけなら空ちゃんもあんなかんじにもなるかもしれない。でも彼女には強い意志と自我があった。本人が強いとは自覚してないかもしれないような、潜在的な強さ。 なら、香澄のトラウマの起爆剤になるかもしれない自分を彼女がもし知ったとして、そんなものに成り下がるのはごめんだって反応、香澄がどうなろうが知ったことではないって反応、いろいろあるけど、どうかな…。 虚彦くん…は、俺には少し…おかしいように、見える。 あの子、まっすぐに俺のほうを見てくる。並んで歩いてるときも首曲げて俺の目を覗き込んでくるとかって意味じゃない。俺がそういう印象をあまりにも強く受けるって話。 静かに、まっすぐ。簡単なことのようで、普通は躊躇ってできない。 俺相手には虚彦くんは真顔みたいな無表情なことが多いから、あの目で見られると俺が俺を誤認しそうになる。…まるでとうに死んだ首吊り死体を見るような目で、目の前の事実を淡々と見つめてる、だから俺が気づいてないだけで俺の方が本当は首吊り死体なんじゃないか?ってふうに。 彼のモノの見方が全てになってモノの実態と入れ替わって支配する、そういう…少しだけ似てる目を知ってる。直にぃだ。 一、二度だけ会った若い頃の直にぃはもっと顕著だった。人間を無理やり強引に静物にする目をしてた。 相手の目を見て話しなさい、なんてよく言うけど、あれはその通りにするにしても相手の肩やせいぜい顎とかあちこちに目線は適宜移動させながら、本当に相手の目だけじっと見ろってことじゃない。 本当に相手の目を長時間じっと見つめて失礼じゃない関係っていうと、恋人同士とか夫婦とか。それも多分愛し合ってる感情を伝え合うための行為に分類される。 相手をじっと見ることは、付き合いの浅い相手とのコミュニケーションにおいてはディスコミュニケーションのほうに入る。 個人差はあれど一般的に、じっと見られてる相手は居心地の悪さや落ち着かなさや不快感を覚える。そういう不快感をわざと与えることでなんらかの感情を自分相手に抱かせて、その感情を恋愛感情や強い関心なんだって相手に錯覚させていく、結婚詐欺師とかそんな感じかな。 ぶっちゃけると昔の俺がよく使った手ってだけなんだけど。 二人が出ていって早々に手袋をとった。あったかい店内ではめてると蒸れて汗がしみるから。怪我、虚彦くんにはバレてたけど。俺の包帯だらけの指先を香澄の指先がそっと撫でる。
「俺もう一杯なんか飲みたいな」 「俺も。次はコーヒーとかお茶じゃなくてジュースにしようかな」 「香澄、ぶどうジュース頼んでよ、俺カルピス頼む」 「? 俺のぶどうジュースも飲む?」 「そーじゃなくてさ、香澄と俺のジュースを二人で混ぜたら多分ぶどう味のカルピスできるじゃん?美味しそう」 俺の体をソファの上で上体だけ楽な姿勢で寝かせて、頭を膝の上に乗せさせてる、香澄は俺の髪を撫でる。 香澄と俺が初めて会って、会話っていえないような会話で話をした、そこも喫茶店だった。 あのときの香澄を、何も知らない俺は大雑把に区分してだいたいこういう人種だろって、乱暴にあたりをつけた。そうすると全部俺の都合のいいように解釈ができるから。俺と話す気なさそうで口数少ないのも楽しくなさそうなのも、ああ人見知りね、で終わっちゃうんだよな。きっとどこまでいっても俺に非がこない。 そういうとこは、つくづく理人さんに似てた。
香澄と二人で細長いガラスコップからぶどうジュースとカルピスを混ぜるのに四苦八苦して、最終的には交互にすばやく飲めば口の中で味が混ざる!なんて言って笑う。 飲み終えたら二人一緒に喫茶店を出た。 店を出るときに香澄が俺にマフラーを巻いてうさぎ耳のついた帽子を被せてくれた。 今朝家を出てくるときに真澄さんが同じことしてくれた。 ねえ香澄。血縁関係がなくたって、一緒に過ごした頃が曖昧だって、それでも香澄を育ててくれたのは真澄さんで、二人は似てないけどときどき似てるよ。
俺がそろそろ体力的にきつくなってきたから、俺の家まで一緒に帰ってきた。香澄はいつもみたいに泊まってく。 真澄さんは光さんと一緒に先に帰ってきてた。ソファで二人で話してたら光さんが途中で眠り込んじゃったかんじか、真澄さんの膝の上に小さなまん丸の頭を乗せて、光さんは珍しく俺たちが帰ってきても気づかないでぐっすり寝てた。 帰宅したときのいつもの感覚で、香澄と一緒にお風呂入ろうとして、やめた。指に爪がないのバレちゃうし、服の上から触って香澄もわかってはいるだろうけど、実物見ると怖がらせそう。痩せすぎた。運動して絞ったんじゃないからきれいな痩身でもないし。 真澄さんと光さんと香澄と俺で、寝るまでになんかして遊んだり、ただのなんてことない雑談でもいい、できたらなって思ったんだけど、帰るなり俺が熱出して、何もできなかった。 書斎で布団に入って大人しくしてながら、取り繕えなくなっていくのを感じる。前から外出した日は帰ってきたらだいたい微熱は出してたけど、普通に振る舞うことだってできた。でも今はこの程度の微熱が誤魔化せないくらいあつくて苦しくて痛い、寝てるしかできない。 香澄はずっと俺についてるつもりだったのを、真澄さんに首根っこ掴まれて書斎から引きずり出されてった。 久々に外出したんだし、外でもらってきた風邪とかインフルエンザだと確かに危ないから、一人で少し様子を見なきゃ。
そのとき真澄さんに借りた手袋返そうとして、ひっこめた。 両手で手袋を持って引き寄せて、頰にあてる。俺の手よりずっと大きな手。革の部分がきもちいい。帰ったときにすぐ殺菌消毒したから顔すりすりしても一応大丈夫なはず。 少し眠った間に、俺が握りしめてた手袋が口元からなくなってて、ほつれて解けかけて出血が滲んでた包帯がきれいに新しく処置しなおされてた。…真澄さん。 眠ってたら何時間か経って夜になってた。 急な高熱とかその前兆とかひどい頭痛や関節痛も喉の痛みも、これから発症する兆しはなにもなかったから大丈夫かなと思って、リビングに出てってみる。 途端に香澄に書斎の中に押し戻されて抱えられてベッドに入れられて布団かけられた。 「まだ安静にしてなきゃダメだよ」 熱のことか指のことか、どっちもかなこれ。 「…ひどくなんないから、いつもの疲れたときの体が火照ってる感じだと思うよ。ひとに移さないやつ」 熱って前提で話したら、俺が話すうちにも香澄はサイドテーブルに常備してる解熱剤を出して、水を用意して持ってきた。 俺もベッドの上で体を起こす。 「香澄、薬飲ませて」 指差し指の指先で自分の唇をトントン軽く叩いて示す。にこって笑いかけたら香澄が急に挙動不審になった。意味は伝わったってことかな。 俺と薬を交互に見てたけど、意を決したのか薬と水を口に含んだ。 こぼしちゃわないように唇をきれいに合わせて喉に通す。 すぐ間近に香澄の顔がある。切れ長の涼しげな、俳優さんみたいな綺麗な目。何事もなく普通に学校いって、友達作ったり、部活入ったり、そんなありきたりな愛しい時間を今日まで積み上げられたなら。香澄は容姿だけでもきっと人気者でいっぱいモテた、そんな香澄じゃなかったから直にぃと出会った。 幸せを願うことだけでも難しい。 しっかり飲み込めてから唇を離して、お互いに微妙に照れる。布団を持ち上げて俺の横のマットレスをぽんぽん叩いたら、香澄がもそもそ潜り込んできた。
ベッドの中でしばらく香澄と身を寄せあってたら、またいつの間にか眠ってた。 夜中。 一人で布団から起き上がった俺の横で香澄もぼんやり目を覚ます。 こういうことは ずっと言いたくなかった。 誰かの体について何かを強いるようなこと。強いてなくても、願うだけでも、今の姿と本人そのものを否定してるようで、 俺の気に入る姿に変わってくれって 前後にどんな事情があっても、要はそういうことだ。 それなら刺青を入れた綾瀬樹と、刺青を消せって言う俺に、何の違いがある。違わないんだ本当は。 愛から生じて香澄を守りたいがために。
刺青を入れるのも消すのも惨い苦痛を伴う。どこかで「痛いから嫌だ」って香澄に言ってほしい。 でも …真澄さん 昨夜、眠りに落ちる寸前、俺の頰に落ちてきた雫 伝い落ちて俺の唇の間に滑り込んだ 血じゃなかった 泣かないで、俺の愛する人たち 香澄の話を真剣に聞いてくれた寿峯 誰より香澄を生涯愛してくれる直にぃ 二人を見守ってくれる情香さん 裏で手を回してくれた慧先生 虚彦くんと空ちゃん はじめから俺が何も言わなきゃいい、香澄は気にしてないんだから。 だってそれは本人から 見えない位置にある。 だから、それを一番近くで見続けてきたのは 直にぃだ それでもきっと何も知らない直にぃはどれだけ傷つきながらも言い出すことができない なら、俺が いなくなったあとも二人が愛し合い続けられるように
香澄のまわりの愛する人が損なわれずに 明日も香澄を惜しみなく愛してくれるように
「香澄 その背中の刺青、…消してほしい」
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774 · 3 months
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大阪府八尾市の三起商行が製造・販売する子供服「ミキハウス」が高級ブランドへと脱皮しつつある。国内の急速な少子化を背景に量を追う路線と決別し、価格帯を最大3倍に引き上げた。富裕層に照準を絞り、海外にも打って出ている。 コートが41万8000円、セーターが19万8000円――。インバウンド(訪日外国人)でにぎわう大阪市の阪急うめだ本店。約140平方メートルのミキハウスの売り場には子供服らしからぬ高額商品が並ぶ。 2022年秋に発売した「ゴールドレーベル」と呼ぶ商品群で、カシミヤのなかでも子ヤギの産毛だけを使うなど希少性の高い素材を使い、製法にもこだわる。一般的なミキハウスの商品と比べ価格も2〜3倍高く設定している。 まだ売上高全体の2%程度に過ぎないが、ミキハウスのブランド価値を高める役割を担っている。ほかの通常商品も22年から徐々に価格帯を引き上げており、それ以前と比べ5〜7割高くなった。 創業者の木村皓一社長は絵画を例にブランド戦略のあり方を語る。「絵の具など画材のコストはわずかでも、価値が認められれば相応の価格がつく。ミキハウスもコストの積み上げから脱却しなければならない」 めざすは欧米の高級ブランドである。売上高総利益率(粗利益率)は24年2月期に前期比2ポイント高い63%を見込む。海外向けの卸売りを小売りベースで換算すればさらに高くなる。グッチなどを傘下に持つ仏ケリングや仏エルメス・インターナショナルの70%台が視野に入る。 もっとも高級ブランド路線を社内に浸透させるのは簡単ではなかった。木村社長の掛け声で、過去にも高額商品を売り出したことはあるが、「価格を上げると売れなくなる」という意識が従業員に根強く、商品開発は広がらなかった。 高級ブランドの世界的な通販サイト「ファーフェッチ」に21年、出店したことが転機となった。ミキハウスの価格帯は欧米勢の半分以下で、安さはサイト内で際立っていた。 「グローバルでみたら安すぎたんだ」。そんな気づきが従業員を動かし、商品の改善提案が次々と出され、高級化路線は加速した。
大阪・ミキハウス、40万円の子供服 高級路線で世界狙う - 日本経済新聞
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canarycradle · 3 months
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ゴールデンカムイ
事前情報
・衣装の汚しが甘いらしい
・文化考証は割と考えられているらしい
・アチャが井浦新さん
感じたこと、覚えてることだけ。まとまりはない。ハリポタのオタクが書いている感想です。
冒頭で、うーん、戦場にしては転がってる死体に四肢揃いすぎだな…まあここに予算はかけられないか〜とか思っていたら、杉本のアクロバティックな戦闘で引き込まれた。えっ飛んだ?飛びましたよね?
そういえばナレーションが津田健二郎さんで最高でした。みんな知ってたか?私は知らなかった。出だしのナレーションでひええ!ってなった。辛うじて悲鳴は上げなかった。
風景映像がめちゃくちゃ綺麗。風景の中に登場人物が立ってる。はい最高。これだけでもう元が取れる。絶対見に行ったほうがいい。IMAX勧めてくれた窓口スタッフさんありがとう。
衣装の件だけど、軍帽や毛布やなんかは結構汚しや毛玉の加工がしてあって、気合い入ってるなと思った。マフラーとコートが綺麗すぎるのはなんでなんだ。当時はこ��くらいだったとか、なんかこだわりがあるのかも知れない。色のせいなのかもしれない。私が着ているコートより綺麗。それは私のコートが汚すぎるのか。ちゃんと使い込まれている感じはあった。歯はちょっと白いよ杉本。雪原で歯が白く見えすぎる。
どっちかというと動物が出てくるシーンの方が引っかかった。CGの方は結構いい。生身の感じが出てるし、ヒグマのおっそろしさとレタラ(ラの小文字って入力できないんか)の神々しさと可愛さが出てて良かった。
ヒグマが出てくるシーンはサメ映画でした。怖すぎた。叫びながら見たかった。隣に人がいたら手を握っていた自信がある。
でもヒグマ(死後)……!何で突然そんなパチモン感満載になった?!この生地、オカダヤで見たことある……。杉本にのしかかったヒグマ、突然軽そうすぎる……。その部分は皮下脂肪ではないのか……。何その白い毛……。あれでいいのかな……。教えて詳しい人……。
エンディングに「動物には危害はありません」ってあったので、めちゃくちゃ努力してあの感じなのかもしれない。でもやっぱりちょっともやっとはした。
そういえば危害ってどこからなんだろう。原作で出てきた食事リスのチタタプとか、カワウソのオハウ、桜鍋。あれ、食材は実物?それとも、見た目が似ているものを使ったのだろうか。似ているものだとしたら何なのか。単純な興味と、それは危害なのか?みたいな。なんか食育を感じた。
テロップがずっと気になる。
80万円か〜。当時はめちゃくちゃな金額だよなあ、いくらくらいだっけ?と思った瞬間に始まった。ん?逆にめちゃくちゃいいタイミングなのか?いや、作品中ではいらんな…あとで自分で調べるし…と思ったけど、原作を読んでない方とか、初めて見る方、映画だけで完結する方にとってはとても親切なのかもしれない。最後の字幕だけはいらなかった。あのシーンは映像だけを味わいたかった。
フォントはすごくいい。脚注のほうも、キャラクター紹介の方も最高でした。やっぱりテロップあって良かったのか?でもやっぱり、最後の字幕だけはいらなかったと思う。
役者さんはみんなとても良かった。全然詳しくないので、今作では玉木宏さんと舘ひろしさんくらいしか知らないんだけど、みんなちゃんとキャラクターのまま存在していた。
死刑囚たちの脱走のシーンも、笠で顔を隠してるけどちゃんと誰が誰かわかる演出。すごくいい。
殴り書きキャラクター所感
杉本 顔が可愛すぎるなあ→可愛い!かっこいい!杉本だ!!!
アシリパ 最初から最後まで可愛くて凛々しくてかっこいい。ちゃんと顔芸してくれる。愛。
白石 ちょっと善人ぽいなあ→うわあぬるぬる動く!!!気持ち悪い!!!!白石吉竹だあああ!!!!!!
尾形 顔が可愛すぎるなあ→眼光が尾形…
双子 こわい。気持ち悪い。ずっと双子。
谷垣 細面のイケメンすぎるなあ→あれっ谷垣に見えてくる
牛山 意外と小柄だなあ→うそ…でっかい…こわい…旦那…
土方さん わー舘ひろしだ→やっぱ舘ひろしだな…
鶴見中尉 わー玉木宏だ→えっどんどんちゅるみちゅういになってく…こわい…かっこいい…
フチとおソマちゃんが愛おしすぎました。再現度高い。
梅ちゃんもすごく梅ちゃんでした。お願いだから幸せになってくれ…。
脇役の第七師団の方々も、花街のお姉さんや女衒のおっさんも、めちゃくちゃいい味出していて世界観が良かった。
和泉守兼定のソロカットが見られる。え?刀剣乱舞見てた?最高。
土方歳三、あまりにもスリザリン…!!!!!帽子お揃いのセージグリーンのコート姿、あまりにもスリザリン……!!!
顔が見えないカットがカッコ良すぎる。いや舘ひろしはかっこいいんですよ?でも顔が見えないカットがカッコ良すぎるから仕方ない。セクシー。逆に考えるんだ。あんなに顔面が強いのに立ち姿がカッケェのが凄いんだ。見てくれみんな。
杉本と浩平の橇上の戦闘が熱かった。杉本のアクロバティックな戦闘は、冒頭と言い椅子拘束宙返りといいずっとかっこいいんだけど、浩平も飛ぶ飛ぶ。戦闘中も気持ち悪くてめちゃくちゃ浩平でした。続編もよろしく頼む。
第七師団の鶴見中尉へのラブを熱く感じた。ヴォルデモートとデスイーターの恐怖と崇敬の関係とはちょっと違うんだよなあ……。鶴見中尉のほうは愛と狂信。どっちもカリスマ。
杉本の発言でピリつく第七師団忠犬猛犬。かわいい。
他の脱獄たちも、インカラマッちゃんも、ビジュアルが魅力的だったので続編に期待しています。
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catonoire · 5 months
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「動物園にて」展
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東京都美術館で「動物園にて 東京都コレクションを中心に」展を見る。同館に隣接する上野動物園にフォーカスしつつ、動物園に関わる作品や資料を集めた展示である。
印象に残った作品をいくつか:
富山治夫の写真作品「観賞(多摩動物園)」(1964)。動物を見に来た人間が詰まった箱型の乗り物を、ライオンが取り囲んでいる。「観賞」するつもりでいる側が逆に「観賞」されている、良い構図。
相笠昌義の油彩「動物園にて・サル舎の前で」(1976)。楽しい場面のはずなのに妙にシュールな雰囲気で、題材と画風のギャップがおもしろい。
児玉房子の写真作品「東京 1970~ 1977-9(上野動物園)」(1977)。毛皮付きのコートを着た男女が動物園を楽しんでいる。しかも女性のコートはアニマル柄という念の入りよう。
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amebio · 6 months
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簡単な感想メモ
⚫︎ドラえもん 鉄人兵団(リメイク)
のび太やしずかちゃんが敵である存在にも優しく接することができるのって強い。
ゲストキャラの自分が今まで生きる中で信じていたもの、それが間違っているのでは…?という葛藤が良かった。
仲良くしていこうね!大団円!という訳にはいかないほろ苦い終わりでしたが好き。
⚫︎sing ネクストステージ
スケールが大きくなって見応え抜群。前作の良さをさらに昇華させた感じ。
好きな曲もたくさん聴けたので大満足。
⚫︎鳥
もっと前に観ればよかったかも。個人情報とか住居侵入とかやばい。
店員と間違われたので、仕返しに車のナンバーから持ち主を問い合わせ、欲しがっていた鳥を購入して住居に届けた挙句、不在と分かったら実家まで車を走らせ、妹の名前を教師から聞き出し、ボート(毛皮のコート&スーツで!?そして操作が上手い)で近づきこっそり自宅に侵入して、妹の名前のメモと共に鳥を置いてく……っておもしれー女すぎる主人公。
破天荒なおもしれー女かと思いきや、ストーリーが進むにつれて、子どもたちやミッチの母親を思いやったり、ミッチをまだ好きな女性のことを気遣ったりと、優しい人柄がよくわかる。
やべーやべー時思いつつ、音楽を使いすぎてなかったり会話のテンポが心地よかったりで最後まで楽しんで観ることができた。
鳥の恐ろしさも伝わってきた。人は無力……。でも厚着はしたほうがいいと思う。
手を切る怪我をしてからとても眠い。
以下ケガの話。
包丁で左手薬指の……爪の半分と指先の肉を…。さっくりやった。この時期の人参は硬い🥕
頭に浮かんだもの アサシンクリード、龍が如く、アウトラスト
シワのバエク、あの時よく耐えた えらい
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kamitaba · 10 months
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FUR ARM COVER
TZ32-AK941
brown
TOGA ARCHIVES
loveで購入。loveで付けていたのはblackのみだったので、事前に取り寄せを依頼していたのだけれど、発売後1週間たって在庫がある場合のみ対応とのことで、公式オンラインとにらめっこの1週間だった。無事在庫ありでゲット。
去年のはあっという間に公式サイトで売り切れてしまったので、無事に手に入れることができて一安心。
去年のアームカバーと比べて、アームが長いのと、ちょっとタイトになっているので去年のはいい意味でゆったりしていて、手首の方まで落ちてきたのだけれど、今期のはしっかり腕に収まる感じ。トップスに付けるのはいいけれど、アーム太目のジャケットやコートの上に付けるのはややきついかも。
8月にシンヤコヅカのファーエプロンを買えたら、フミトガンリュウのファーハット、マフラーとあわせて全身毛皮おじさんになれるっ!!
midwestがメンズ提案且つ、リブを肩側での着用を推しててスゲーな、と思ったりした。
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gallerynamba · 11 months
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◆PINKO (ピンコ) 2023年秋冬メインコレクション御予約会◆ 日時:5/23火から28日まで 場所:Gallery なんばCITY本館1階店 PINKO (ピンコ)の2023年秋冬メインコレクション御予約会を開催致します。 公式正規取扱い。 今回の予約受付は、当店が既にオーダーしている秋冬物の中からのみ入金不要で御好きなだけ御予約頂けます。 ただし、御入金の御客様優先、次に先着優先で数量満了の型から受付終了していきます。 【以下御予約可能商品の一部御紹介】 ★スペンサージャケット ¥91,300(込) 素材:ポリエステル45%、アクリル24%、毛21%、レーヨン8%、ポリウレタン2% カラー:グレー×ブラック サイズ:36、38 フランネル素材、グレンチェックのスペンサージャケット。 七分袖になって��ります。 トラッドファッションには最適です。 トレンドなスタイルです。 ★タイトスカート ¥71,500(込) 素材:ポリエステル45%、アクリル24%、毛21%、レーヨン8%、ポリウレタン2% カラー:グレー×ブラック サイズ:38 フランネル素材、グレンチェックのタイトスカート。 ダブルバックルベルト付き。 サイドスリットが深めに入っているデザインです。 同素材のジャケットとスーツになります。 トレンドなスタイルです。 ★ミニスカート ¥73,700(込) 素材:ポリエステル45%、アクリル24%、毛21%、レーヨン8%、ポリウレタン2% カラー:グレー×ブラック       サイズ:36 フランネル素材、グレンチェックのミニスカート。 ダブルバックルベルト付き。 サイドの袋ポケットの様なデザインがポイントです。 同素材のジャケットとスーツになります。 ★ジャケット ¥105,600(込) 素材:ナイロン49%、レーヨン44%、ポリウレタン7% カラー:ブラック       サイズ:36,38 ネオプレーン素材のジャケット。 コルセットを上から重ね着した様な特殊なデザインになっています。 ウエストシェイプシルエットです。 ★ワイドパンツ ¥57,200(込) 素材:ナイロン49%、レーヨン44%、ポリウレタン7% カラー:ブラック       サイズ:38 ネオプレーン素材のパンツ。 センタープレスでストレッチが効いています。 ★ラムレザージャケット ¥148,500(込) 素材:羊革 カラー:ブラック     サイズ:38 半光沢の加工がなされているラムレザージャケット。 トレンチコートをライダース化したようなレトロなレザージャケット。 レトロなパイロットライダース。 上衿はフェイクファーのボア付き。 アンティークゴールドのバックルベルト付きで、ウエスト調節が可能です。 ★タイツ ¥49,500(込) 素材:ポリエステル95%、ポリウレタン5% カラー:ブラック サイズ:XXS,S 珍しいストレッチエコレザーのタイツ。 ★コート ¥116,600(込) 素材:ナイロン100% カラー:ピンク       サイズ:S テクニカルツイルのロングコート。 前を閉じるとドレスの様なデザイン。 首元と腰位置にドローストリングが付いており、シルエットを変えることができます。 前身頃の腰から下はレイヤード。 後下がりのデザインで、両サイドに深めのスリットが入っています。 今っぽいデザインです。 ★ツイードジャケット ¥112,200(込) 素材:綿42%、アクリル22%、ポリエステル21%、毛8%、ナイロン4%、レーヨン3% カラー:ピンク       サイズ:36 ピンクのミックスツイード。 肩はエコレザーで切り替えになっています。 60年代に見られるウエスタンジャケット調のデザインです。 ショート丈でボタンはゴールド色。 商品は2023年9~10月頃 随時入荷予定。 ・御予約頂いた方順に入荷次第御連絡させて頂きます。 ・入荷予定の商品の数に限りがある為、予約完売の可能性が御座います。 ・キャンセル待ちの御予約も承ります。予約完売の商品は、キャンセルが発生次第  キャンセル待ち御予約の方を優先にご連絡させて頂きます。 全てシーズン限定商品です。 非常に希少なこの機会に、是非当店をご利用下さい。 スタッフ一同、心より御待ちしております。 【ピンコとは】 イタリアのファッションブランド。 ピンコは、シーズンごとにトップモデルなどをディーバとして広告に起用。 最近では、エリン・ワッソンがディーバを務め、ファッションフォトグラファーにミケランジェロ・ディ・バッティスタを迎えた。 これまでに、ナオミ・キャンベルをはじめ、エヴァ・ハーツィゴヴァ、エル・マックファーソンやマライア・キャリーを起用している。 また、広告では、スティーブン・クラインや、テリー・リチャードソンなど有名ファッションフォトグラファーと組んでいることでも有名。 ピンコ(PINKO)は、1980年代後半に設立されて以来、世界的に拡大。 イタリアでの販売拠点は直営店70店舗を含む410店舗、世界800ヵ所にピンコの販売拠点があり、その中にはロンドンのハロッズやパリのギャラリー・ラファイエットなどの有力百貨店も含まれている。 その他、アントワープやナポリ、コルソ・コモにオープンするなど今なお拡大し続けています。 Gallery なんばCITY本館1F店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60なんばCITY本館1F 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】5月無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected] 【なんばCITY店Facebook】https://goo.gl/qYXf6I 【ゴルチェ派Facebook】https://goo.gl/EVY9fs 【tumblr.】https://gallerynamba.tumblr.com/ 【instagram】http://instagram.com/gallery_jpg 【Twitter】https://twitter.com/gallery_jpg_vw 【Blog】http://ameblo.jp/gallery-jpg/ 【online shop】http://gallery-jpg.com/ #ピンコ #ライダースジャケット #レザーライダース #レディスライダース #dress #ドレス #ツイードジャケット #コルセット #ビスチェ #テーラードジャケット #ジャケット #スペンサージャケット #スーツ #ブラウス #ヘビ柄ドレス #ヘビ柄ワンピース #ヘビ柄スカート #ミニスカート #ヘビ柄パンツ #ワイドパンツ #バギーパンツ #ヘビ柄シャツ #プリントドレス #プリントワンピース #ワンピース #ラムレザージャケット #合皮スカート #合皮タイツ #ライダースコート
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forkopisatisfy · 1 year
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洗練を極めた美、新時代を創造した唯一無二のスタイル 「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode」 三菱一号館美術館
シャネルの創業者、ガブリエル・シャネル(1883-1971)の業績を振り返る大規模な展覧会です。ガリエラ宮パリ市立モード美術館で2020年に開催された「Gabrielle Chanel. Manifeste de mode展」の国際巡回展。ガブリエル・シャネルの仕事に焦点を当てた回顧展としては、日本では32年ぶりの開催になります。洗練された美しさ、そして現代社会に与えた影響の大きさに圧倒される展示品の数々です。会場は、日本を代表するオフィスワーカーの街である「丸の内」にある三菱一号館美術館。その落ち着いた舞台も、新時代の女性たちに社会進出を促したシャネルのシンプルで実用的なデザインに相応しいといえましょう。展示の順番に主な作品を紹介していきます。
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<スタイルの誕生>
帽子のデザインから出発し、すぐに服へと仕事を広げた1910年代以降、30年代までの初期の作品を紹介します。キャリア前半から「シャネルらしさ」が満ち溢れています。クリエイターとして迷いのない、意志の強さが見てとれます。
ドレスとジャケットのアンサンブル 1922-1928年 絹ジャージー パリ、パトリモアンヌ・シャネル <現代性とシック>
1920年代から30年代にかけて、ツーピースのスーツや単色のドレスが登場。過剰な飾り気がなく、柔らかでシンプルな造形は「リトル・ブラック・ドレス」など、シャネルの「マニフェスト」の重要な要素として定着していきます。
デイ・アンサンブル 1927年頃 カシミヤウールのクレープ、https://www.forkopi.com/ ブランド コピー 絹ジャージー 神戸ファッション美術館蔵 イヴニング・ドレス 1920年代後半 シャンティイレース、サテンのリボン、クレープ・デシン 島根県立石見美術館 <N°5:現代女性の目に見えないアクセサリー>
誰もが知る香水。マリリン・モンローは「マリリン、寝るときは何を着ていきますか?」と尋ねられ、「シャネルN°5だけ、と答えたの」と語ったことは、今は一つの伝説になっています。謎めいた調合だけでなく、シンプルで直線的なボトル、情緒を排した抽象的なネーミングと、シャネルの哲学そのもののフレグランス。持ち運びに便利なパッケージなども開発され、どんな場所でも女性が化粧直しをできるように工夫しました。実用性を重んじるシャネルのモノづくりの姿勢がよく表れています。
香水「シャネルN°5」1921年 ガラス、木綿糸、封蝋、紙 パリ、パトリモアンヌ・シャネル
<抑制されたラグジュアリーの表現>
展示前半のクライマックスといってよいコーナー。シャネルのドレスをぞんぶんに堪能できます。その洗練の極み、まさにアートです。
媚びたところのないデザインは、古さを全く感じさせません。遠目にはとてもシンプルに見えますが、細部に至るまで繊細な縫製が施されており、正確な仕事がシャネルの「美」を支えていたことが分かります。展覧会で実物をじっくり見る醍醐味が味わえます。
鮮やかな赤も好んで使いました。
イブニング・ドレス 1932年 綿ヴェルヴェット パリ、パトリモアンヌ・シャネル 日本や東欧のモチーフ、歴史的な要素なども自由に取り入れたシャネル。そうしたテイストの作品も目を引きます。まずは日本の織物を手本にしたと思われるコート。
コート 1927年頃 紋織の絹クレープ、ラメ、ぼかし染め加工 公益財団法人 京都服飾文化財団 ディアギレフ、ストラヴィンスキーらロシアのアーティストや、ニコライ2世に連なる旧ロマノフ朝の公女とも縁が深かったシャネル。ロシアのモチーフを取り入れた作品も。
コート 1922-23年秋冬 絹クレープ、チェーンステッチ刺繍、金糸、毛皮 パリ・パトリモアンヌ・シャネル こうした外来のモチーフを用いても、シャネルの世界観から外れた印象は与えません。自己のものとして消化し尽くした上で表現するその手腕、審美眼に敬服します。
<スーツ、あるいは自由の形>
ドレスと並ぶシャネルの象徴であるスーツ。こちらも歴史的な作品が並び、さらに熱中する方続出かもしれません。第二次大戦中から戦後にかけて活動を休止していました。15年の空白ののち、1954年、71歳にして新しいコレクションを発表しました。現代的な女性像を象徴する作品が次々に生み出されました。
テーラードのジャケットとスカート 1963-64年秋冬 斑織りのツイードとブレード、メタル、絹ポンジー パリ、パトリモアンヌ・シャネル テーラードのジャケット、スカート、ブラウスとベルト 1965年春夏 ウールツイードと絹シェニール、手彩色のガラリット、絹ガーゼ パリ・ガリエラ宮 <シャネルの規範>
シャネルにとって服飾品も欠かせぬ要素でした。「2.55」バッグはひと目見て誰もがシャネル、と分かる代表的な作品に。これも使いやすさを追求した実用性の高いものでした。
<ジュエリーセット礼賛>
飾り気のない服との対比で、宝石は華々しく、過剰なテイストのものが目立ちます。こうしたバランスのとり方にもシャネルの鋭い感性が発揮されました。
シャネルのクリエイション、グリポワ製作 ブローチ 1937年 メタル、パート・ド・ヴェール  パリ、パトリモアンヌ・シャネル こちらのコーナーには、あのジュリエット・グレコが持っていたというドレスも展示されており、ステージで着用したものもあります。
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ドレス、ジャケットのアンサンブル(ジュリエット・グレコ旧蔵) 1965年春夏 亜麻布、シークイン刺繍、絹サテン、光沢のあるパール、メタル パリ、ガリエラ宮 ロッシーニ夫人より寄贈 <蘇った気品>
終幕はふたたびドレスです。戦後はスーツがコレクションの中心となったものの、気品あふれるドレスも引き続き発表されました。これまでの美学を貫いたうえでモダンに発展。https://www.forkopi.com/b-chanel.html シャネル コピー 完成度の高さに圧倒されます。ロミー・シュナイダーらスターの旧蔵品もあり、彼女たちのイメージと二重映しにしながら楽しむこともできます。
ドレス(ロミー・シュナイダー旧蔵)1966年春夏 シークイン刺繍、シークインのレース、絹ポンジー パリ、パトリモアンヌ・シャネル ◇
「シャネル」と聞くだけで、彼女の伝説に圧倒される方もいらっしゃると思いますが、ドレスといい、スーツといい、第一級のアート作品としての魅力と驚きに満ちています。最初期から晩年までの作品をこのスケールで見られるのは貴重な機会。ファッションや美術の世界はもちろん、現代の社会を考える上で外すことのできない比類なきデザイナーでクリエイター。その業績はぜひ体感しておきたいものです。
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astra027 · 1 year
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6-4
彼女が初めて海岸に到着したのは、秋の最後の大狩猟シーズンの間であった。しかし、彼女は十代から狩猟に参加しており、既に古参狩猟者の仲間入りを果たし、新人を導くことのできる特別な存在になっていた。何十人もの人々が山中に散らばっており、それぞれが自分の狩猟場を守っていた。彼女は完全武装し、父親と自信に満ちた様子で静かに並んで歩いていた。
しかし、この狩猟シーズンは全くうまくいっていなかった。長い間大型の獲物を探していたが見つけられず、アイダーティアの罠は自分自身を傷つけ、全チームは不安になった。
「くそっ!」アイダーティアはフラストレーションで地面の雪を蹴った。
「今日のオーロラは良い運をもたらさなかったな。」彼女の後ろに立つ男は、動物の毛皮のコートを着て、手には短い弓を持って、低く磁気的な声で話した。 「休憩をとろう。早期に捕まえた小動物で腹を満たそう。」
「オルセン、きっとエジセンのチームは既にシカを捕まえて帰ったに違いない。」彼女は冷たい息を吐き出して、少し気分が良くなった。 「気にしないで、バルディアにもう少し肉を食べさせたいんだ。彼女は本当に弱いから。」
「まだバルディアを連れて回してるのか?」男の表情は突然少し暗くなった。
「走り回らないとどうやって強くなれる?」彼女は肩をすくめ、自分が正しいことをしたと感じた。
「ブレンダ...、彼女が何を考えているか分からない。母親の死以来、バルディアの家族と親しくなっている。気をつけて、族母の耳元に誰かがささやいているのではないかと心配だ。」
アイダーティアは振り向いて、父親の陰鬱な目を見た。「親父。」 「今日の狩り、うまくいってないな。」
「何を心配している?バルディアは弱すぎるし、サキヤ族���弱い族母を選ばない。」彼女は率直に話し、厳しい考えを表明した。
「風と雪は常に変わっていて、誰も明日何が起こるかわからない。」オルセンは目を下げ、どんな表情をしても彼の憂鬱が表現されるかのようだった。「族母は直接次の者を指定することはできないが、影響力はある。ブレンダは予測不可能な人物で、彼女が何を考えているかわからない。」
「うーん、成年になって母を手伝ったからといって、本当に族母の力があるわけじゃない。ブレンダのことはもう話したくない、最近私をやけに非難してきて、気分が悪いんだ。」彼女はへこんだ表情で手に持っていた武器を落とした。
「ああ、私たちはどちらも話したくないね。」 彼女の父親は微笑んで言った。「帰ろうか?」 「親父は先に帰って、すぐに追いつくよ。」
男はアイダーティアが一人で狩りをする能力を信頼して、他の狩猟者たちと合流した。父親は彼女が他の狩猟チームに負けたくないと思っていたが、アイダーティアの目的は獲物ではなかった。彼女は、これが彼女が気づかれずに滑り去る最高の機会であるという予感があった。彼女が配属された狩猟場所は海岸に最も近く、見張りの数は男たちが狩りに出かけたため半分になっていた。身体に刻まれたルーンさえも興奮し、彼女をすぐに発つよう促していた。
彼女の目標は族母ではなく、より大きな挑戦を求めていた。彼女は海を征服したかった。
アイダーティアは無防備な洞窟を見つけるのに長くかからなかった。海から吹く風は山からの風とは異なり、塩辛く湿っていた。彼女は心臓がどきどきと鳴り響くのを感じ、長く暗いトンネルから微かな光を見ることができた。
「は・・・、はっ!はぁ・・・。」
彼女は岩壁に寄りかかり、そびえ立つ山々を越えた小石の散らばる海岸を眺めていた。短い日中の時間、水面は浜辺のエメラルドグリーンから海の果てに至る深い青に至るまで、徐々に澄んだ空の色彩に染まっていた。白い泡立つ波が海面を点在していた。
この光景を見て、アイダーティアの戦闘的な気持ちは完全に失われ、畏敬の念に置き換わった。
地面は生命で溢れていて、数えきれない貝や魚、カニが小石や浅瀬の間に隠れ、礁の隙間で活発に餌を探していた。彼女は海の中の生き物の名前を言えなかったが、水中の生命がどれほど豊富で、彼女が知っている銀色の世界と遜色ないことに驚いた。
アイダーティアはこれらを見ることを期待していなかった。戦争的な気分が砕け散った中、彼女の心の中に成長するのは畏敬の念だった。
海は邪悪なものなのだろうか?そんなに強力な力を持つものは、まだ悪とみなされるのだろうか?
彼女は武器を投げ捨て、砂と水の中を素足で歩きながら、海風の優しい撫でが感じられ、すべてを心から体験することを許した。族母やバルディア、オルセン、そしてサキヤ族を忘れ、心には海だけが残った。そして、海がアイダーティアを迎える方法を忘れなかった。
それは、彼女が母親以外の何かのために涙を流した初めての瞬間だった。彼女が初めて海岸に到着したのは、秋の最後の大狩猟シーズンの間であった。しかし、彼女は十代から狩猟に参加しており、既に古参狩猟者の仲間入りを果たし、新人を導くことのできる特別な存在になっていた。何十人もの人々が山中に散らばっており、それぞれが自分の狩猟場を守っていた。彼女は完全武装し、父親と自信に満ちた様子で静かに並んで歩いていた。
しかし、この狩猟シーズンは全くうまくいっていなかった。長い間大型の獲物を探していたが見つけられず、アイダーティアの罠は自分自身を傷つけ、全チームは不安になった。
「くそっ!」アイダーティアはフラストレーションで地面の雪を蹴った。
「今日のオーロラは良い運をもたらさなかったな。」彼女の後ろに立つ男は、動物の毛皮のコートを着て、手には短い弓を持って、低く磁気的な声で話した。 「休憩をとろう。早期に捕まえた小動物で腹を満たそう。」
「オルセン、きっとエジセンのチームは既にシカを捕まえて帰ったに違いない。」彼女は冷たい息を吐き出して、少し気分が良くなった。 「気にしないで、バルディアにもう少し肉を食べさせたいんだ。彼女は本当に弱いから。」
「まだバルディアを連れて回してるのか?」男の表情は突然少し暗くなった。
「走り回らないとどうやって強くなれる?」彼女は肩をすくめ、自分が正しいことをしたと感じた。
「ブレンダ...、彼女が何を考えているか分からない。母親の死以来、バルディアの家族と親しくなっている。気をつけて、族母の耳元に誰かがささやいているのではないかと心配だ。」
アイダーティアは振り向いて、父親の陰鬱な目を見た。「親父。」 「今日の狩り、うまくいってないな。」
「何を心配している?バルディアは弱すぎるし、サキヤ族は弱い族母を選ばない。」彼女は率直に話し、厳しい考えを表明した。
「風と雪は常に変わっていて、誰も明日何が起こるかわからない。」オルセンは目を下げ、どんな表情をしても彼の憂鬱が表現されるかのようだった。「族母は直接次の者を指定することはできないが、影響力はある。ブレンダは予測不可能な人物で、彼女が何を考えているかわからない。」
「うーん、成年になって母を手伝ったからといって、本当に族母の力があるわけじゃない。ブレンダのことはもう話したくない、最近私をやけに非難してきて、気分が悪いんだ。」彼女はへこんだ表情で手に持っていた武器を落とした。
「ああ、私たちはどちらも話したくないね。」 彼女の父親は微笑んで言った。「帰ろうか?」 「親父は先に帰って、すぐに追いつくよ。」
男はアイダーティアが一人で狩りをする能力を信頼して、他の狩猟者たちと合流した。父親は彼女が他の狩猟チームに負けたくないと思っていたが、アイダーティアの目的は獲物ではなかった。彼女は、これが彼女が気づかれずに滑り去る最高の機会であるという予感があった。彼女が配属された狩猟場所は海岸に最も近く、見張りの数は男たちが狩りに出かけたため半分になっていた。身体に刻まれたルーンさえも興奮し、彼女をすぐに発つよう促していた。
彼女の目標は族母ではなく、より大きな挑戦を求めていた。彼女は海を征服したかった。
アイダーティアは無防備な洞窟を見つけるのに長くかからなかった。海から吹く風は山からの風とは異なり、塩辛く湿っていた。彼女は心臓がどきどきと鳴り響くのを感じ、長く暗いトンネルから微かな光を見ることができた。
「は・・・、はっ!はぁ・・・。」
彼女は岩壁に寄りかかり、そびえ立つ山々を越えた小石の散らばる海岸を眺めていた。短い日中の時間、水面は浜辺のエメラルドグリーンから海の果てに至る深い青に至るまで、徐々に澄んだ空の色彩に染まっていた。白い泡立つ波が海面を点在していた。
この光景を見て、アイダーティアの戦闘的な気持ちは完全に失われ、畏敬の念に置き換わった。
地面は生命で溢れていて、数えきれない貝や魚、カニが小石や浅瀬の間に隠れ、礁の隙間で活発に餌を探していた。彼女は海の中の生き物の名前を言えなかったが、水中の生命がどれほど豊富で、彼女が知っている銀色の世界と遜色ないことに驚いた。
アイダーティアはこれらを見ることを期待していなかった。戦争的な気分が砕け散った中、彼女の心の中に成長するのは畏敬の念だった。
海は邪悪なものなのだろうか?そんなに強力な力を持つものは、まだ悪とみなされるのだろうか?
彼女は武器を投げ捨て、砂と水の中を素足で歩きながら、海風の優しい撫でが感じられ、すべてを心から体験することを許した。族母やバルディア、オルセン、そしてサキヤ族を忘れ、心には海だけが残った。そして、海がアイダーティアを迎える方法を忘れなかった。
それは、彼女が母親以外の何かのために涙を流した初めての瞬間だった。
6-5
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kachofuraku · 1 year
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平砂浦海岸
2023・1・31
ホテルの前は太平洋の強風で縞模様になってる砂浜が続く
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そして房総半島最南端の平砂浦(へいさうら)海岸が目の前に広がる。遠くに東京湾に出入りする貨物船や、伊豆大島も見える
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この海岸は波が高いので遊泳禁止。荒波に削り取られた砂山はよくドラマの舞台になるらしい。海風が強くて寒くて、歩くのも大変だったこの日もロケをしているらしい集団に出会った
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この寒空に、薄いドレスに毛皮のコートを羽織った女優さんが崖の上に佇み、それをカメラマンや大勢のスタッフが囲んでいる。我々は邪魔をしないように遠くから見ながら「サスペンスだったら飛び込むシーンだね」と言ってると、本当に女優さんはいきなりバタっと倒れたので大笑い。何のドラマか聞いてくればよかった
天気予報ではこの辺も雨か雪だったけれど、結局は何も降らずにただ寒いだけだった金曜日と、朝から快晴で暖かくなった土曜日の2日間、今年の初旅行はまあまあでした
日常を ちょっと離れて リフレッシュ
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shukiiflog · 6 months
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ある画家の手記if 佐伯岬/春輝視点 告白
わたしを見つけて
佐伯岬:
光は人が好きだった。
妻の昴が持病の具合がよくなくて光を見ていられない日、僕は仕事で行くパーティに幼い光を抱えて連れていった。 子供用のかわいいドレスを着せて、髪の毛は僕が編んだ。 会場に着くと光はすぐに僕の腕から降りて、会場をとことこ歩き回り、途中から靴擦れで足が痛くなったのか靴を脱いで裸足になって、あちこちの人に笑顔でシャンパンや花を配って回った。途中でパーティの主催者に光にそういうことをさせてもいいかと聞かれて、僕も了承した。 接してくれる誰もが光を笑顔で可愛がり、あたたかく迎えてくれた。 しょっちゅう誰かにお菓子か何かをもらっては、遠目に見ている僕のところへ光はいちいち走って戻ってきて「もらった」といって僕にもらったものを一つずつ丁寧に見せてくれた。 「おとうさんがもってて。たべてもいいよ。これとこれはたべちゃだめ」光に荷物持ちにされて細かく指示を受ける。 「はい。いってらっしゃい」笑顔で受け取って光を送り出す。昴に似てとてもかわいい。僕がそういうといつも周囲は「いや、お前に似てる」と返してきた。そうかな? そういう場で春輝とも出会った。光に声をかけられた春輝はまだ学生だった。春輝も親に連れられて来場していた。
昴が病気で寝込むことが多い以上、お手伝いさんを雇ったりするべきだったのだろうけど、そこまでのお金がなかった。なんとか僕が仕事を調整すれば光のことは見ていられたし、家事はもともと僕が好んでしていたから、うちは僕と昴と光の三人家族だった。 それより以前は存命だった僕の父も一緒に暮らしていたけれど、影で光によくない悪戯をしようとしているのに気付いてからは父には出ていってもらい、そのまま親子の縁を切った。 僕はそれ以来、ほとんど勘当されたも同然の身になり、莫大な財産に支えられた生活は終わった。 その後は父ではなく僕個人と繋がった人脈でなんとか仕事を続けて稼いでいた。培った仕事の要領でそれなりの年収はあったものの、昴の医療費にかなりの額を確保しておく必要があったため、暮らし向きはどこにでもある中流家庭の域を出るものではなかった。 その点では財産を丸々失ってしまうため昴には申し訳ないことになると思ったが、僕が昴に事情を話すと、昴から言い出してくれたのだった。 「私たちが出ていくか、お義父さんに出ていってもらいましょう」
僕一人にえらく負担がかかっているように周囲からは見えたようだったけれど、光の面倒を見る時間は僕には癒しだった。 光は僕のいない時間は昴の寝ている布団のまわりで転がりながら、折り紙をしたり絵を描いたり本を読んだりして過ごし、昴は体調のいい日には光と一緒にそういうことをしたり、もっと難しい折り紙や一人遊びを教えたり、本を読み聞かせたりしていた。
僕は仕事から帰ってくると昴の寝ている部屋に顔を出す。光がいない。「光はどこかな?」「さぁ、岬さんの車が帰ってくる音が聞こえたら急にどこかに行ってしまって…」 これが僕と光の日課だった。 僕が帰ってくる気配がすると光は家の中のどこかへ隠れる。僕が光の名前を呼びながら家中を探し回る。 光は運動神経もいい上に極端に体の小さな子だったから、思いがけない場所によく隠れていて、真剣に探しても見つけるのはなかなか簡単ではなかった。 光の隠れ方もたまに巧妙に裏をつくようなものだったりして、洗濯籠に洗濯物に埋まって隠れている光の上から脱いだ服を気づかず僕は投げ入れていたり、帰ってきて無造作に放っていたままのコートの下に隠れていた光を危うく踏みつけそうになったり。 足場もない高い箪笥と天井の隙間の影にいたり、戸棚を一つずつ全部開けたらその中の一つに実にうまく体を曲げてコンパクトに手足を折りたたんでおさまっていたりした。 賢いのか天然なのか、とにかくいつも光は何事にも真剣で一生懸命に取り組んでいた。 ある時は隠れるためにあまりに高い場所に登ったせいで一人で降りられなくなって、いつまでも僕が見つけられずにいると光が僕を細い声で呼んだ。僕は笑って梯子を持ってきて光を抱えて床に降ろした。 それでもやっぱり子供だから簡単に見つけられる日もあった。けれど僕は見つけられないふりをしてしばらくの時間、家をわざとうろうろした。 「光はどこいったのかな?」「隠れるのが上手だね」「大人の僕でもこれはとても見つけられない」「光は賢いなぁ」そんなことを隠れているつもりの光に笑顔で言いながら。
どんな些細なことでも、光に一つでも多くの成功体験を積ませるため、僕は光をいつも褒めた。 この子が人を好きになってくれたら。 屈託なく誰にでも心から笑えて、人の善性を信じ尊んで大事にするように育ってくれたら。 もちろんいつまでもそれだけではいけない、けれどこの年齢ならまだ子供を守るのは僕や昴や大人の役目だ。先に信じることを、疑うことは後からいくらでも身につけられる。この世界への安心感と揺るぎない信頼をまず光にあげたかった。 光は僕と昴の愛情に育まれて、天真爛漫で素直な素晴らしい子に育ったし、僕も昴もそんな光の成長に日々を支えられていた。
ある日を境に、僕は光をパーティに連れていくことをやめた。光は行きたがったけれど、もう二度と同じような思いはしたくなかった。 パーティ会場で幼い光に多くの人が善意でお菓子やかわいいキーホルダーや着けているアクセサリーをくれた。光はいつも僕にそれを渡していって、中にあまりに高額そうなものが混じっていたら僕が帰り際に主催者に持ち主に返してくれるよう頼んで預けて帰った。 ある日、光が僕に渡したその中にコンドームの箱が一つ混じっていたのだ。誰が光にこれを渡したのかは結局分からずじまいだったものの、あまりの不快感と吐き気で僕はすぐに光を連れて帰って、二度とそういう場所へは連れていかなかった。
光が平均的な子供より可愛らしい容姿をしていることは親の欲目を捨てても理解できていた。 子供服のモデルのスカウトや、テレビでちょっとした子役に出してみないかという話がよく人づてにきたが、僕はそれらをすべて断ったし光にも教えなかった。 なんであれ子供に自分で金を稼がせることは慎重にしっかりした教育下で少額から少しずつ経験させていかなければいけない。労働や消費対象になることなども含めて、どんなに条件のいい話でも僕には許容できなかった。
光は、止むを得ず僕がほんのすこし目を離したタイミングで、誘拐されかけたり連れ去られそうになったりしていた。そのすべてを僕が間一髪で防いではいたものの、そういうことは光が成長するにつれて頻度を増した。まだ裁判沙汰にまで至らないし、すべて相手に逃走されて終わっていたとはいえ、僕にとってはすべて重大なただならぬことだった。
光にとってもどこかでストレス要因になって積もり積もったものがあったのか、それともまったく別の何かからなのか、光は自分の指や爪を噛んで、ちぎったり皮を剥がしてしまうようになった。 指先が血みどろになっても光はやめなかった。 とめる間もなくすぐに癖付いてしまった自傷をなんとかしようと、僕は空いた時間に光を抱きかかえて優しく揺らしながら家の中を毎日散歩した。 光は静かに揺られながら僕の首筋の肌に噛みついてじっとしていた。そのうちうとうとして、眠り込んだ光を昴の布団に入れる。 僕の首筋には鬱血した噛み痕が残ったけれど、光の指先に比べればどうというほどのものでもなかった。 なにかを噛んでいると光は安心するようだった。
その頃からすこしずつ、光の問題が浮かび上がってきていた。 知らない人についていってはいけないとか、物をもらってはいけないと言い聞かせても、光はそれを理解できなかったのか、何度も似たようなことを繰り返してしまった。 叱らずによく話を聞いたが、総じて光は加害者を「やさしくていいひとだった」というふうに屈託なく笑顔でそう評した。 僕が、育て方を致命的に誤ってしまったのか。悩んだ末に、光に危険な存在や行為や悪意についてそろそろしっかり教えなければと思った。光は人の言うことをいつだって真剣に聞くし、僕のことを誰より信頼している。根気強く教えればいい。 もし光にそれらを理解できない何か重大な問題があるのならそのように接して、光が生きていく環境を僕がある程度整えなくてはいけない。 酷いことが起きないように僕が目を光らせながら、僕がいつか居なくなっても光が生きていけるように、信頼できる伴侶や守ってくれる存在を見つけて、いつか僕からその人たちへ光を託さなければ。 このまま順当にいけば僕の方が光より先に死ぬことは明らかなのだから。
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佐伯春輝:
岬さんが出張先の海外で起きたテロに巻き込まれて亡くなって、僕は遺された昴さんと結婚した。昴さんはまだ若いけれど僕よりはずっと歳上だった。 僕には岬が一人でなんとか仕事をして稼いで暮らしているのが理解できなかった。勘当されたとかいう話は聞いたけれど、なんでそんなことになったのか、光もいて、昴さんの医療費もあるんだし、佐伯の実家に頼るのが一番だろうに。 そう思って、結婚してすぐに僕は絶縁状態になっていた佐伯家へ出向いて、資金援助と和解を申し出た。 岬は不利な要素を抱えても一人で中流家庭並みの暮らしを実現させていたけど、僕はまだ若いし、とても岬の真似事はできなかったから。 そうして僕は佐伯の家の跡継ぎになった。一人息子の岬に去られて佐伯家は今後どうするかで揺れていたから、僕の申し出は歓迎された。ただやっぱり僕は頼りなかったのか、佐伯の家から受け入れられている感じはしなかった。 僕はすこし気が弱いし、あまり自分に自信もないし、自分でもこれからどうしようか途方にくれることが多かった。 それで僕は光を使うことにした。 幼い頃に僕にパーティ会場で花をくれた。初対面から光は僕に好意的だった。 僕は光に家でも人前でも僕を「お父さん」と呼ぶように言いつけた。光は断固としてそれを拒否し続けていたけど、一度ベッドに無理やり連れ込んだら以降はおとなしく言うことを聞くようになった。 それでも光は「おかあさんのお部屋にいたい」と言ってしつこかった。実際、昴さんは岬を亡くしてから持病を拗らせていたし、光はそんな母親のそばについていたかったのだろうが、僕はそれを許さなかった。 僕の目を盗んで母親の部屋にいた光を抱えて連れ出し、「そんなにべったり一緒にいたらお前にも病気がうつってしまうよ、昴さんはそれを望むかな?」と説いた。 それから光は遠くの廊下から母親のいる部屋を毎日じっと見つめているだけになった。 それから一度も昴さんと光は会えないまま、昴さんはあっけなく亡くなった。 家には僕と光だけになった。
光はその頃まだ小学生だったけれど、成人女性の色気とも種類の違う独特の色気のようなものを発していた。 子供にしても未発達な印象のあどけない童顔、黒くて艶めいた長くて太い睫毛で常にアイラインを引いてるような目元、小さな口や鼻、すこし厚めの唇。 頭、顔、肩幅、手、足、耳、爪、すべて規格外に小さい。すべて小さいのでバランスにあまり違和がない。 全身痩せ型で細いが、とくに手首と足首が折れそうなほど細い。 全体的な雰囲気は岬と似ていた。 生前の岬も、光はつけ狙われやすいと友人に相談していたそうだ。そういう子なんだろう。 僕を誘ったのは光の方だと思っている。意識的なのか無意識なのかは知らないけれど。光の体には毒がある。 僕はその毒にあたったのだ。 岬が死んでから光はほとんど眠れなくなっていた。夜の間は僕が遊び相手になった。 光の体は感度が良くてすぐ濡れるからいつも大した準備なんてしなくてもすんなり僕のことを受け入れたし、光もおとなしかった。佐伯の人間で僕を受け入れてくれるのは光だけだった。 同時期から光は食事を嫌がるようになった。匂いが強いとか味が濃いとか、食材も味付けも以前と変わらないのに急にわがままを言いだすようになった。なら食べなくていいと言ったら、光は本当に食べずにどんどん痩せ細ってしまった。 医師からは拒食症だと言われた。なにか心的外傷になるような出来事があったか尋ねられたので、僕は岬と昴さんの死について語った。
僕は光を義務教育期間だけ学校に在籍させていた。高卒や大卒の履歴などこの子に必要ないだろう。 医師の診断書を偽造して、母親と同じ病気であるとあちこちに触れ回った。 それで光はむやみに外出もできなくなった。 妙に本質を突くような聡いところがあるかと思えばこんな僕の言うことを簡単に鵜呑みにしてしまう、どうにも愚かな子だった。 ただ何かの拍子に光は僕の目をじっとただ黙って見た。子供らしく床に転がってお絵かきをしたり本を読んでいる姿勢で止まって、そこにやってきた僕の目を、じっと。いつものように笑ってもいない、無表情に近いけれどはっきりと意思を宿した大きな瞳が、黒くて長いまつ毛に縁どられてただ僕を凝視していた。光はそういうとき一言もなにも言わなかった。
人形かなにかのようだ。意思があるように見えるだけで僕の内面を反映しているだけ。人の形をしているし、いかにも人間らしいけれど、それだけだ。 そのたびに、僕のことなどすべて見通されているように感じて、怖くなった。脅かされているのは、僕のほうだ。
そういうふとしたとき以外は、光は天真爛漫なかわいい子だった。 岬が死んで以来、身長や体重が変化せず、成長がぴったり止まったようになっていたし、光には第二次性徴が訪れず、月経も始まらなかった。そういう体質なのかもしれないと思って放っておいた。 何より光の成長が止まったことは偽りの病気にもっともらしいぱっと見でわかる事実としての身体的異常を付け加えてくれた。 僕は光に言った。 「こんなに背が小さいのも初潮がこないのも、病気の影響だよ。この歳でこんなに背が低いなんて昔なら奇形児なんて言われて気味悪がられてるところだ。今でもそういうふうに言ってくる心ない人は外にたくさんいるけれど、光がここにいれば僕が守ってあげられる。お前はきっと一生一人では何もできないだろう。未成熟な醜い子だけれど、僕は光を誰より美しいと信じてるよ。光を愛しているからね」 光は僕の言ったことを、ただ無表情で黙って聞いていた。 僕が喋れば喋るほど光は無表情になって黙って僕を見るだけになったから、怖くてだんだん僕は光とちゃんと会話するのを避けるようになった。
光は保健室登校しながら、ある日突然彼氏だと言って同じくらいの学齢の男子生徒を家に連れてくるようになった。 その度に僕が間に入って、申し訳ないけれどこの子は闘病で手一杯だからと話して無理やり二人を別れさせた。それでも光は性懲りもなく何度も新しい別の彼氏を作った。 ある日、僕は光に聞いた。「どうしてそんなに次々に誰かと付き合うんだ、別れるのだってあんなに簡単に別れるのならどうして付き合おうと思ったんだ」と。 光はこともなげに「付き合いたいって言われたから」だと答えた。それ以上のものはないように見えた。 ますますもって人形じみてきたと感じた。僕の人形だと思っていたけれど、誰の人形にでもなるのか。
僕の中で光への感情が修復不可能なほど屈折していくのが分かったけれど、僕が屈折しているのではなくて光がただ異常なだけであるようにも感じた。両親の死で本当にどこかおかしくなったのかもしれない。 僕は二人だけの家にわざと他人を招いて、光を襲わせた。 光も僕の差し金だと分かっていただろう。勝手に外で恋人を作ってくるような真似をするからだ。相手が欲しいのならいくらでも適当なのをあてがってやる。どうせ大した怪我なんてしないだろう、誰相手にでもすぐ慣れるふしだらな体だ。 そのうち光はそういう連中を相手取ってなのか家のあちこちに隠れるようになった。 光は見つかっては隠れた場所から力尽くで引きずり出されていいように弄ばれた。 あるとき光はひとりごとみたいに空中に向かって呟いた。「かくれんぼは最後に絶対にお父さんが見つけてくれる」 光の中ではまだ隠れているまま、終わっていないという意味か。お父さんとは僕のことじゃなく岬を指しているんだろう。 ちょうどいい。何度でも岬ではない他人に見つかって暴行されて終わるのを繰り返してその拠り所と一緒にめちゃくちゃに踏み躪られればいい。本当に岬はもういないのだから。
以前から光は年齢に似つかわしくない難解な本を好んで読んでいた。 僕にはそれらの内容が理解不能だったし、光はそれらに熱中することで他の自身についての事柄にさらに無頓着になっていたから、僕には都合が良かった。それで邪魔はせず、欲しがる本はすべて買い与えた。 光の本棚はあっという間に埋まって増えていって、一見たいそうな読書家の部屋のようになった。光が読んだ本について僕になにか語ることは一切なかった。
そして時間の止まった家は光を内包するための容量が足りなくなったことを象徴でもするようにその都度必然的な理由で増築されていき、家には巨大な施設群がくっついて光はそっちで過ごすことの方が多くなった。 見栄えも考えてあったが一般客のためのアトラクション的なものではなく、どちらかというと研究者や有識者のための学術的な場だった。プレゼンテーション用のスクリーンが完備されたホールなどがあり、そういう空間がよく学会などの発表の場として活用されていた。 屋内にも緑が多く、建物のあちこちに綺麗に水が通る自然の地形を生かした設計は訪問客にとても好評だった。光はその設計を初めて見たとき「フランク・ロイド・ライトの建築のよう」だとその美的感覚を絶賛していた。僕には光の話すことはよくわからなかった。 たまに光は訪れた有識者とオーナーの娘として知り合いになって気まぐれにしばらく楽しげに話し込み、「研究に興味を持って話を聞いてくれた。聡明な娘さんですね」と僕があとでお世辞を言われることもしばしばだった。 あの子をまだ小学生かその程度だと勘違いして買いかぶったのだろう。実年齢を聞けばきっとバケモノでも見るような顔をするに違いない。
あるとき施設の管理担当が一人の若い男に引き継がれる流れになった。 広くて全体を把握するのも難しいため、何人かの担当者にあちこち区分させて管理を任せていたけれど、その男は突然一人でやってきて簡単に屋内を歩いて巡ったあとで、仕事を一人で引き受けてしまった。 彼は僕と信頼関係を築くための必要最低限の世間話を応接間でしていった程度で、施設の現状の資料を一台のノートパソコンにおさめて帰っていった。定期的に訪れて微調整をすると言っていた。 彼が帰ったあとでよく思い出したら、この施設の初期の設計に携わった数人の建築家のうちの一人が彼だった。会ったのはこれが初めてだった。建設される当時はもっと年配の人間が責任者兼代表として僕に挨拶にきていた。 一人一人の年齢まで把握していなかった、まだあまりに若くて気づけなかったけれど、要は自分の設計した建物がようやく本人の管理下に落ち着いたということなのだろうか。
何より喜ばしかったのは、光がこの男に少しずつ惹かれていったことだ。 光と僕はそういう話はまったくしなかったが、僕から見たって一目瞭然だったし光も隠す気はないようだった。これまで迫られて了承する形でしか恋愛といったものに関われずにきた光が自分の意思で彼に迫るようになった。 それを十分確信したタイミングで僕は彼に光との縁談を持ちかけた。 光が世間的な常識人とうまく関係を築けるはずもない。接したところ彼はそのあたりをよく踏まえた常識的で賢明な人物であるように感じた。結婚してここを出ていこうが、必ず破綻して光がここへ出戻ってくることは明白だ、僕のもとへ。 光自身の無力と絶望的な精神的遅滞とを自分で痛感して、光は一生立ち直れないほどのひどい挫折体験を抱えて帰ってくるだろう。それが光にとっての外界へのイメージになるはずだ。光の中にある外界への憧れを光自身が望んで実行した行動と感情を基にして、折ることができる。 そのためには彼への恋愛感情がより強く揺るぎないものになればなるほどいいだろう。 僕は彼に感謝した。 病気でしかもどうしようもない世間知らずな娘を手厚く扶養する父親として、僕の立場はこれまでなんとかもってきていたのだから。
光視点
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