【撮影イベント】お子様の写真を!家族の写真を!『何気ない日常を素敵な思い出に変えて・・・』
" 優しい写真 "を心がけて撮影いたします。
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詳細・お申込み
プロフィール欄にあるHP URLより
ご確認ください。
https://komorebi360.com/2022/05/11/child-kazoku/
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泣いたり、笑ったり、ふてくされたり、怒ったりするお子様の愛らしい仕草、家族で笑い合う温かな時間、その何気ない一瞬一瞬が大切で、ふりかえると愛おしい。
ナチュラルに自然体でお写真を撮らせて頂こうと思います。
モデル Yちゃん
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※成人式前撮り、七五三、還暦などの大切な時も写真に残すお手伝いをいたします。
お気軽にお問合せくださいませ✨
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【詳細】
◆日時 / 候補日をお教えください。
平日🌸、土日💠 午前10:00〜、午後13:00〜 / 各1時間枠
(雨天の場合、日程変更可能 )
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🌸5/30(月)、31(火) 午前、午後
🌸6/1(水)、2(木) 午前、午後
💠6/19(日) 父の日 👨 午前、午後
💠6/25(土)、26(日) 午後
🌸7/4(月)、5(火) 午前、午後
💠7/23(土) 午後
🌸27(水)、28(木)、29(金) 午前、午後
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【詳細 内容】
◆撮影時間 / 1h程度
◆撮影場所 / 夙川公園、北山緑化植物園 / ※ (特別) 布引ハーブ園からお選びください。
◆撮影カット / 一週間以内に全カットデータお渡し
◆A3サイズポスター / または 2Lサイズ写真プリント5枚をプレゼント。
2週間以内に後日郵送させていただきます。どちらかからご選択ください。
◆出張撮影料金 / 平日11,000円(税込み) 土日14,300円(税込み)
➕(布引ハーブ園の場合、駐車場代・ロープーウェイ代・施設入場料 別途お願いします)
◆キャンセルの場合 HP欄にあるキャンセル規定をご確認ください。(必須)
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西宮 夙川公園
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ホームネクサスノベルティグッズの撮影でもお世話になっている写真家の和田萌希さん初の写真展をCAFE BATON by PRISM DESIGN福山で開催決定。
写真展期間内スペシャル企画として
下記在廊日(BAR TIME)にイタリア料理『ルオント』ワインスタッフでもある和田萌希さんによるナチュラルワインイベントも同時開催いたします。
※ナチュラルワインイベントはご予約のお客様が定員に達した為、受付終了となりました。
おすすめのナチュラルワインをご用意してお待ちしております。
前菜プレートのお料理には、mono+iku 育む、暮らしの道具店さんの人気商品 佐藤紅商店さん『吹屋の紅だるま』を���用。
その他にも、カフェバトンさん名物『バトンバーガー(※要予約)』やイベント限定スイーツ、ノンアルコールドリンク、自家焙煎珈琲、オーツミルクを使用したイベント限定『モノイクラテ』などもお楽しみいただけます。
@baton_by_prism
たくさんのご来場お待ちしております。
※和田萌希さん 在廊日
5月26日(木)午前・午後
5月28日(土)午後・夜
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2022.5.23-28(mon-sat) 30-31(mon-tue)
CAFE BATON by PRISM DESIGN
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和田萌希
At Fukuyama
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日時:2022.5.23-28(mon-sat)30-31(mon-tue)
10:00-12:30
14:00-18:30
20:00〜ラストオーダーまで
場所:CAFE BATON by PRISM DESIGN
広島県福山市沖野上町6丁目8−8
【写真家紹介】
和田萌希
ファミリー・キッズ・ウェディング前撮りなど、人物撮影を中心とした出張カメラマン。
被写体のありのままの姿やナチュラルな表情を残すことを得意とする。
コンセプトは「あなたの記憶に寄り添う写真を。」
故郷である福山市を拠点に、出張撮影サービス「muikku-ムイック-」を運営。
2022年6月オープンの完全予約制フォトスタジオ「atelier chuchu」のフォトグラファーとしても活動開始。
@atelierchuchu
和田萌希
@cimcamecim
協賛 by 不動産売買専門店ホームネクサス 福山沖野上店
@homenexus
Special thanks to mono+iku 育む、暮らしの道具店
@monoiku
at. CAFE BATON
@baton_by_prism
Produce by PRISM DESIGN CONSULTING
@prismdesignconsulting
※ご参加頂く場合は、当日の朝検温を行って頂き、体調が悪い場合はご来場をお控えください。
※駐車場は2台+臨時駐車場8台程度となっております。お近くの方は、徒歩でのお越しをお願いします。事前にご連絡いただきましたら、駐車場を予約制で確保することも可能です。
※できるだけ乗り合わせでのご来場をお願いします。
※周辺のご迷惑にならないよう、迷惑駐車はご遠慮ください。
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【一部ストア限定】注目アーティストとの限定コラボ ウェアラブルステッカープレゼント!
創業50周年を迎えるこの秋、Gapは今最も注目すべきアーティストとの限定コラボレーションを開催しています。
9月19日(木)からは、一部ストア限定で、10組のアーティストがGap50周年のために特別に制作したオリジナルデザインを、衣類にそのまま貼りつけられる「ウェアラブルステッカー」にしてプレゼント!対象ストアで、Gapのこだわりをすべて詰め込んだ「1969プレミアムコレクション」をお買い上げのお客様に先着で差し上げます。50周年の今だけ出会えるこの機会をお楽しみください。
■イベント内容
メンズ・ウィメンズ・キッズ・ベビーで展開している「1969プレミアムコレクション」をお買い上げで、アーティスト10組によるオリジナルデザインのウェアラブルステッカー(10種類)のうち、1枚をプレゼントさせていただきます。
■開催期間
2019年9月19日(木)~
■開催店舗
期間限定ポップアップショップ含む下記10店舗にて開催します。
・Gapストア グランフロント大阪店
・Gapストア テラスモール湘南店
・Gapストア 新宿フラッグス店
・Gapストア 札幌ステラプレイス店
・Gapストア 三宮店
・Gapストア 名古屋栄店
1969 Premium Collection Pop-Up Store(期間限定オープン)
・Gapストア ららぽーとTOKYO-BAY店(9月23日まで)
・Gapストア グランデュオ立川店(10月4日まで)
・Gapストア 池袋東武店(9月26日~10月4日)
・Gapストア ラゾーナ川崎プラザ店(10月3日~10月21日)
※プレゼントはなくなり次第、終了となります。
※ステッカーデザインはお選びいただけない場合がございます。
■参加アーティスト
1. YOSHIROTTEN X 永戸鉄也
YOSHIROTTEN
グラフィック、映像、立体、インスタレーション、音楽など、ジャンルの垣根を超えたさまざまな表現方法を用いる東京発のグラフィックアーティスト。国内外のブランドへのグラフィック提供や2018年に行った大規模な展覧会が記憶に新しい。
Instagram: @yoshirotten
永戸鉄也
1970年生まれ、東京都出身。まるで絵画のような精密なデジタルコラージュ作品のみならず、パッケージデザイン、MV/ドキュメンタリー映像、展覧会のキュレーションなど、ファッションから音楽/アートまで幅広い領域でディレクションを行うクリエイター。
Instagram: @tetsuyanagato
2. たなかみさき
1992年生まれ。お酒、歌謡、哀愁をこよなく愛する若手イラストレーター。その同氏の趣味嗜好はアート作品にも散りばめられ、昔懐かしの甘酸っぱいラブストーリーを題材にした“ちょっとえっち”な作風で人気を博している。
Instagram: @misakinodon
3. オートモアイ
可視化されにくくあるストリートで暗黙に繋がる人と人との関係性を、“顔のないヒト”によって描き出す正体不明の作家。“アノニマス=匿名性”をコンセプトに掲げる同氏は、さまざまなアーティストのグッズやイベントフライヤーなども手掛けている。
Instagram: @auto_moat
4. 酒井いぶき
東京都出身、職業モデル、アーティスト。雑誌、ランウェイ、広告などで活躍するほか、テプラやシール、証明写真を使用したアートワークでも注目を集める。水原希子や細野晴臣といったファッション感度の高い著名人からもお墨付きを得るミレニアル世代のアイコン。
Instagram: @iibbuukkii_
5. ancco
1989年生まれ、2011年より活動しているペインター/イラストレーター。ペインティングをはじめ、国内外のミュージシャンやブランドのマーチャンダイズへの作品提供など、イラストレーションや、グラフィックの制作も精力的におこなっている。
Instagram: @ancccoo
6. 渡邉直
1985年生まれ、山形県出身。CM制作会社勤務を経て独立し、以後フリーランスとしてCM/MVなどの演出を手掛けるフィルムディレクター。中毒性のある映像表現やユニークなストーリーテリングで見る者の心に爪痕を残す気鋭アーティスト。
Web: https://watanabenao.com
7. ユアサエボシ
1983年、千葉県生まれ。大正生まれの架空の画家としてアート作品を制作するイラストレーター。今回は“魔術”というテーマをもとに、戦前の子どもたちが愛読した児童文学雑誌『少年倶楽部』をコラージュし、未来への希望溢れる作品を提供。
Instagram: @ebosi_yuasa
8. skydiving magazine
東京を拠点とする村田実莉と平野正子によって2016年に結成されたアートユニット。また、その名を冠して年2回発行されるヒューマンビジュアルマガジン。アートディレクションのみならず、グラフィックデザイン、衣類製作、撮影まで一環して2人で担う。
Instagram: @skydiving_magazine
9. KASENO JONES
1986年生まれ、岡山県在住。エネルギーに満ちた独創的かつ繊細なコラージュで表現するアップカミングな映像造形作家。今回は幼き頃によく見たモチーフや時折見せるエロティシズムではなく、同氏が持つパワー漲るコラージュを存分に作品へと注いだ。
Instagram: @kaseno_jones
10. NANOOK
東京都生まれ、アーティスト名の由来は父親がアラスカで出会った犬の名前。浮遊感のあるドローイングを武器に、一度見たら忘れられない作品を描くペインター。今回は、〈GAP〉の50周年を祝福する道化師をテーマに、シンプルながらも謎めいた世界観を表現。
Instagram: @nanoooook
Gap創業50周年の今だけしか出会えないスペシャルなコラボレーションアイテムを手に入れてください。
ウェアラブルステッカーとは
ウェアラブルステッカーは特殊開発の技術により、『洋服に自由に貼って洗うことができるステッカー』です。従来は貼り付かなかった素材や凸凹面にご使用になれますので、いままで貼りにくかった、服や鞄、靴や、不織布などの凸凹面に貼り付きます。時間をおくことで、よりしっかりと貼り付くので、通常のステッカーに比べ断然はがれにくくなります。お気に入りのグラフィックとアイテムを気分に合わせて自由にカスタムし、コーディネートの新たな主役に加えてください。
ウェアラブルステッカーご使用上の注意
布製品に貼ったウェアラブルステッカーは、洗濯機や乾燥機で洗濯すると剥がれる場合があります。また、撥水加工生地やデニム等素材や表面加工、風合いによっては接着できないものがあるため、ご注意ください。直接、ウェアラブルステッカーを肌に貼るとかぶれる事があります。肌着など、ウェアラブルステッカーの糊面が記事を透過し肌に触れる可能性のある対象物もご使用をお控えください。ウェアラブルステッカーを貼る対象物の素材や形状、使用頻度によっては、はがれや色あせが生じる場合がございます。ウェアラブルステッカーは、剥がすことでステッカー自体が変形したり、接着力が低下するため貼り直しはできません。表面のプリントは長時間の接触や摩擦等で色映りすることがございます。天然皮革、合成皮革、起毛製品やパイル製品等については、素材を傷める恐れがあるため使用はお控えください。接着した製品の洗濯は手洗いとし、タンブラー乾燥はお避けください。また接着した製品はドライクリーニングができません。接着の際には低温アイロンがけを推奨いたします。着用中の摩擦や洗濯処理で剥離することがございます。詳しくは同封の説明書をご覧ください。
その他ご注意点
※ウェアラブルステッカーを使用後の商品の返品・交換は承ることができません。
※ウェアラブルステッカーの特性により、ご使用後に商品のはがれや色あせ、生地の傷みなどが生じた場合、責任を負いかねますので、ウェアラブルステッカーご使用上の注意をお読みいただき、予めご了承ください。
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【撮影イベント】お子様の写真を!家族の写真を!『✨何気ない日常を素敵な思い出に変えて・・・いつかきっとその時の思い出が宝物になる。』
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詳細・お申込み
https://komorebi360.com/2022/05/11/child-kazoku/
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泣いたり、笑ったり、ふてくされたり、怒ったりするお子様の愛らしい仕草、家族で笑い合う温かな時間、その何気ない一瞬一瞬が大切で、ふりかえると愛おしい。
ナチュラルに自然体でお写真を撮らせて頂こうと思います。
モデル Mさんファミリー
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※成人式前撮り、七五三、還暦などの大切な時も写真に残すお手伝いをいたします。
お気軽にお問合せくださいませ✨
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【詳細】
◆日時 / 候補日をお教えください。
平日🌸、土日💠 午前10:00〜、午後13:00〜 / 各1時間枠
(雨天の場合、日程変更可能 )
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🌸5/30(月)、31(火) 午前、午後
🌸6/1(水)、2(木) 午前、午後
💠6/19(日) 父の日 👨 午前、午後
💠6/25(土)、26(日) 午後
🌸7/4(月)、5(火) 午前、午後
💠7/23(土) 午後
🌸27(水)、28(木)、29(金) 午前、午後
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【詳細 内容】
◆撮影時間 / 1h程度
◆撮影場所 / 夙川公園、北山緑化植物園 / ※ (特別) 布引ハーブ園からお選びください。
◆撮影カット / 一週間以内に全カットデータお渡し
◆A3サイズポスター / または 2Lサイズ写真プリント5枚をプレゼント。
2週間以内に後日郵送させていただきます。どちらかからご選択ください。
◆出張撮影料金 / 平日11,000円(税込み) 土日14,300円(税込み)
➕(布引ハーブ園の場合、駐車場代・ロープーウェイ代・施設入場料 別途お願いします)
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西宮 夙川公園
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あなたは2013年に放送されたアニメ「ステラ女学院高等科C3部(以下、ステラ)」を覚えているだろうか。萌えとサバイバルゲームをミックスさせた先駆的な題材に、ジャジーな劇伴を組み合わせたオシャレな音響演出。そして細部までこだわったエアガン描写。
主人公は高校1年生の女の子・大和ゆら。引っ込み思案で友達のいない彼女は、高校のサバゲー部で初めての友達と出会う。ところが話が進むにつれて、彼女はゆるふわな部活動では満足できなくなり、修羅の道を歩みだしてしまう……。
お茶でまったりしたい部員たちを「勝つための足手まとい」と怒鳴りつけ、急速に孤立を深めていくゆら。一転して最悪な空気の合宿。さらに大会本番では不正行為に手を染めるなど、主人公の転落人生は加速の一途をたどった。
当初の萌えや癒やしを求めた視聴者は、胃痛が不可避のギスギスした展開に振り落とされ、DVD/BDの売り上げでも苦戦。収益化の方法が多様化した現在では円盤の売り上げが“計測不能”となることも珍しくなくなったが、当時ぎりぎり算出されてしまった「267枚」という数字は、一部では「1ステラ」という単位として広まったほどだ。
あの衝撃の放送から5年が過ぎた。そして、あなたは「ステラ」のことは忘れても、あのとき味わった胃痛までは忘れていないはずだ。その「ステラ」の川尻将由監督が5年ぶりに放つ新作が、短編アニメ「ある日本の絵描き少年」である。
同作の主人公は、漫画家を目指す少年・シンジ。本編では彼の幼少からアラサーに至るまでの成長に合わせ、登場人物のタッチが「幼児の絵」から「漫画家の絵」へと次第に変化していく。その挑戦的な手法や、監督の人生を反映したかのような生々しいストーリーは高く評価され、“第40回ぴあフィルムフェスティバル”での準グランプリをはじめ、“第10回 下北映画祭”でグランプリに輝くなど、「ステラ」ファンとしても「まさか」と思うほどの快挙を納めている。
5年越しのこの復活劇。川尻監督は何を思い、自主制作の手法で新作アニメに挑んだのか。たっぷりと語ってもらった。
帰り道、毎日ゲロを吐いていた
――受賞おめでとうございます。いよいよ下北沢トリウッドで上映も始まりました。
川尻:いやあ、いろいろあったねえ(笑)。
――いろいろありましたか。
川尻:「ステラ」の後、「俺、ちょっともう業界で作れないな」と思って始めた自主制作だったから、「これからどうしようかな……」って気持ちは込められているよね。
――「ある日本の絵描き少年」では漫画家になるのが夢の主人公・シンジはなかなか連載の機会に恵まれません。そんなとき舞い降りてきたアニメのコミカライズ企画に飛びつくものの、連載が思い通りいかずにボロボロになっていくわけですが……。
川尻:確実に「ステラ」の経験が反映されてますよね。俺は子どものときから夢は映画監督で、ラッキーなことにチャンスにも恵まれたけど、それを自ら思いっきりふいにした。完全に力不足が原因だったけれども。
――せっかくなので「ある日本の絵描き少年」の前に、まずは「ステラ」について質問させてください。
川尻:どうぞ……。
――当時、そもそもどんな経緯で監督をすることになったのでしょうか?
川尻:実は自分でも謎なところがあるのですが、以前山賀さん※に聞いたときは、「ダンタリアンの書架」に美術で参加した際の仕事ぶりを評価してくれた、とのことでした。
※山賀博之・・・「ステラ」を制作したアニメ会社・ガイナックスの社長。山賀氏は「ダンタリアンの書架」で美術監督も務めた。
――商業作品の監督経験は無かったわけですよね?
川尻:もちろんありません。山賀さんはたまにすごい采配をするんです。「ダンタリアン」では上村泰さんも初監督でしたよね。上村さん、今では「幼女戦記」「フリクリ オルタナ」と着実にキャリアを積んでいますが。
――川尻さんにとって「ステラ」での初監督はいかがでしたか。
川尻:精神的にかなり追い込まれました。帰り道に毎日ゲロ吐いてましたね。ただ周囲は意外なほど優しかったです。当時は大学卒業から間もない25歳で、周りとは経験値に差がありすぎて、ベテランの人からは孫みたいな距離感で見られてたんじゃないかな。
――当時のインタビューでは力不足を認めつつも、主人公・ゆらが闇堕ちしていく展開は良く描けていたと自己分析されていましたね。テーマ的には「ルーザー(敗北者)の物語を描きたかった」(外部関連記事)と。
川尻:「ステラ」では前半でつまらない萌えアニメをやったけど、主人公のゆらが堕ちてヒリヒリしてくるあたりで面白くなってきた手応えはあったよね。そこがネットではめちゃくちゃ不評だったわけだけど(笑)。
――原作漫画ではもっと明るい話なので、アニメの展開には驚きました。
川尻:ゆらが堕ちていく過程は俺のネガティブ思考も反映されてると思うけど、「成長物語にしないとダメだろう」というのは、もともと原作のいこまさんの案だった。ゆらがゾンビになって※、一度とことん堕ちてから復活させようというのは当初から決めていて、ゾンビもいこまさんの案です。
※ゾンビになる・・・サバゲーでヒットしたにもかかわらず自己申告をしない不正行為。
――それは意外ですね。
川尻:実を言うと、制作中に音付けのほうが面白くなっちゃったんですよ。曲や音響をどうするかを音楽に造詣が深かったプロデューサーさんと組んで、ひたすら音にこだわってました。だから中盤以降はサポートしてくれたスタッフにお任せしてしまった部分も多く、今になって、「もっとできることがあったのでは」と反省点は多いです。それでもたまに「あれが好きだった」と言ってくれる人が現れると、ちょっと救われた気持ちになりますね。
自主制作を選んだのは、もう業界では作れないと思ったから
――そこから紆余曲折があり、自主制作をやることになったと。クレジットにある“株式会社ねこにがし”とはどういう会社なのでしょうか?
川尻:吉祥寺トロン※を退社したタイミングで起業しました。義父の印刷会社の子会社という形になっていて、大きな会社ではありません。なんとなく業界では監督をやらせてもらえないだろうなあと思ったときに、会社化すれば「製作費が経費になる」「個人よりも他のスタジオに依頼しやすいはずだ」と気付いたんです(笑)。
※吉祥寺トロン・・・ガイナックスを親会社に持つCG制作会社
――「ある日本の絵描き少年」では主人公の画力向上に合わせて、途中から商業アニメのような映像になっていきますけど、製作費はどのくらいでした?
川尻:ちゃんと計算してませんが、合計で100万~150万円くらいです。
――クレジットには「ステラ」でキャラクターデザインを担当した梅下麻奈未さんのお名前もありますね。
川尻:せっかくなので、数カットですがお願いしてご参加いただきました。参加してくれたプロのアニメーターは2人だけで、「ステラ」で作画監督をやった大村将司さんも描いてくれています。大村さんは困っていたときに「やりますよ」と引き受けてくれて本当に助かりました。漫画パートの後半部分や最後のシーンを担当しています。
――主人公の成長に合わせて、登場人物が「幼児の絵」→「小・中・高生の絵」→「美大生の絵」→「プロ漫画家の絵」……と、さまざまな絵で描かれます。このアイデアはどのように生まれたのでしょうか?
川尻:アイデア自体は大学時代からありました。子どもの成長と発達科学についての本を読んで、成長していく様子をアニメで表現してみたら面白そうだと思ったんですね。「ステラ」が終わって「この後どうしようかな」ってときに地元の友達と一緒にやろうよという話になりました。それが2014年ごろです。
――そこから完成まで結構時間がかかりましたね。
川尻:シナリオにむちゃくちゃ悩みました。それに制作開始と前後して「6才のボクが、大人になるまで。」という映画を見てショックを受けたりもした。これは制作に12年かかっている異色作で、子どもの成長や親子の関係性を描くために、1年に1回、同じ役者と共に12年間にわたり断続的に撮り続けた作品です。同時期に見た「コングレス未来会議」もアニメと実写を独創的に融合させた映画で、見たときに「やられた」と思いました。
――確かに、どちらも「ある日本の絵描き少年」と重なる部分のある作品です。
川尻:すばらしい作品を見ると、どうしても「どうせああはなれない」という気持ちが生まれます。それでも「ある日本の絵描き少年」では、主人公のシンジはそれなりに、子どもが喜ぶくらいの絵は描けてるじゃないかと示したかったんですよね。別に大した才能はなくても、そこは肯定してあげたい。
エンドロールでいろいろな絵を使っているのも同じ理由です。絵にはヘタウマもあれば単に下手なのもある。うまい絵だけを取り上げるのではなく、世の中にはいろんな人のいろんな段階の絵があって、それが他人からの評価とは関係なく存在しているんだと。創作すること全般を礼賛したいと思ったんです。
物語の主人公になりえないような人を描きたい
――「いろいろな絵」ということでいえば、作中では障害者アートが重要な位置を占めていました。
川尻:悩んでいた時期にいろいろと取材をしていて、愛成会という福祉団体が月に1回開いている、障害のある方たちを対象にしたお絵かきイベントの存在を知りました。そこでの体験にとても刺激を受けました。
――主人公の友人に知的障���のあるマサルくんが出てきます。
川尻:マサル役は知的障害者専門の芸能事務所アヴニールさんの紹介で、俳優のあべけん太さんに演じてもらいました。マサルの母役もダウン症のお子さんを持つお母さんで、取材を進めていく内に「この人の声しかない」と思って、お願いしました。作品には取材時にヒアリングした内容も盛り込んでいます。
――マサルくんがおもむろに自分の髪をむしってしまう描写がさらりと描かれていて、キャラにすごくリアリティーを感じました。
川尻:ああいうところだよね。作るのに時間をかけてよかったなと思うのは、制作中に自分のシナリオに飽きれたところかもしれない。髪のシーンもですが、作画時にシナリオにはなかった要素を盛り込む余地ができたのは良かったですね。
――障害者アートを扱うアイデアは最初からあった?
川尻:そうですね、かなり最初のほうからあった。自分にはやはり物語の主人公になりえないような人を描きたいという思いがあるんです。最終的に成功者になるわけでもない、何者にもなれない人をテーマに描きたいといつも思っていて。あるいはクリエイター崩れの、でも絵描きのピラミッドの中では一番多い層みたいな人のことです。
シンジとマサルはある意味対極のキャラクターとして設定しています。主人公は商業的な方向に進んでる人物にしたかったので、現代美術とかよりは漫画家。そしてその対比として障害のある子を置きたかった。主人公はマサルたちのアウトサイダー・アートに触れて、社会の評価とは関係なく描かれる、創作欲に対して純粋な人に引かれていくんです。
――それは川尻監督自身もそんな風に創作と向き合いたいから?
川尻:そうかもしれない。作りたいのに作れない人は、自分を卑下する自己破滅型の人が多いと思うんです。鬱っぽくなり、そこから抜け出せない。俺もまさにそういうタイプなんだけど。でも、例えそれが成功につながるものではなかったとしても、「絵を描く」っていうのはその人だからできたことだから。せめてそこを自己肯定できれば、取りあえず最初の「何かを作る」第一歩が踏み出せる。その応援ができるような作品を作りたかったんです。
――ところで、「シンジ」と聞くとどうしても某ロボットアニメの主人公を思い浮かべてしまうのですが……?
川尻:「『エヴァ』ですか?」とよく聞かれますが、実は「エヴァ」ではなく北野武監督の「キッズ・リターン」から���ただいています。「マサル」の名前もそちらからです。「キッズ・リターン」はその名の通り、子ども時代を回想していく話。子ども時代に忘れてきたものに再び触れるというストーリーを考えたときに、それならしっくりくるのはシンジとマサルだなと。
――そっちのシンジだったとは。北野作品は昔から好きでした?
川尻:「キッズ・リターン」を見たのはそれこそ中学生のころ。全作見てるので、そういう意味では結構影響を受けてるかもしれません。北野作品はどれも好きで、一般にはそれほど評価されていない「TAKESHIS'」とかもお気に入りです。
もし「ステラ」を作り直すとしたら
――もし今「ステラ」を作り直すとしたら、どんな展開にしますか?
川尻:今だったらJKラッパーのバチバチのバトルの話にしてたね。
――最先端という感じはしますね。「ゾンビランドサガ」で見た気がする(笑)。
川尻:ま、また先にやられてしまった……。でも山賀さんにも言われたけど、当時はやはりちゃんと監督の仕事をしてなかったんだよね。たぶん「こうしたい」って言い切って、それで周囲を説得できていれば、何かもっと良い方向にはできたんだろうなと思う。
――当時はなぜ言い切れなかったのでしょう。
川尻:単純に未熟さもありますけど、実はキャラクターにあまり愛情を持てないんです。サイコパスっぽいと思われるかもしれないけど。極端にいえば、そのキャラが「別に死んでもいいじゃん」と思ってしまうし、「ステラ」のゆらにしても、年端もいかない子の暴走を引いた目線で見てしまう。そしてあそこまで堕ちちゃったら、そんな簡単に部に戻るべきじゃないよなとも思う。その気持の折り合いが当時はちゃんと付いていなかった。
――ラストで無理やり仲直りするのは嘘っぽいと感じた、ということでしょうか。
川尻:それもあるし、人生って部活に戻ることが全てじゃないよなと(笑)。これは本編ではボツになってしまったけど、ゆらの感情が爆発して、「頑張って自分なりにやろうとしたけど、もう無理ですよこんなの」って、わーっと1話の独白で見せていたような部分を初めて表に出すラストも考えていました。その案ではゆらの妄想が現実になる超常現象も起こらず。先輩・そのらが「お前そんなキャラだったんだ」って爆笑する。単にそのらがゆらの存在を受け入れてあげるという終わり方でも良いんじゃないかと。
――あー、確かにその終わり方もきれいだったかも。
川尻:もともとトラジコメディー(悲喜劇)が好きなので、悲惨な展開もちょとコメディーのつもりで描いていたところはありました。それが伝わりきらなかったというのはあるかもしれない。「ステラ」でみんなが流しそうめんを楽しんでいるのに、ゆらだけ「私がやりたいのは流しそうめんなんかじゃない、サバゲーだ」って心の中で吐き捨てる場面とか、自分ではギャグのつもりだったんだけど(笑)。
――アニメでそういう表現をやろうとすること自体、ちょっとめずらしい気がします。
川尻:90年代後半からそういう空気を持ったアメリカ映画の作品群が現れてきて、そこにとても影響を受けています。監督名でいうと、ポール・トーマス・アンダーソン、チャーリー・カウフマン、トッド・ソロンズあたり。彼らは同じシーンに哀愁と笑いが同居しているように描くんです。こういったジャンルを「クウォーキー」と呼ぶと最近知りました。それで最近は自分でも「クウォーキーアニメ映画監督」を自称するようになりました(笑)。
あるいは90年代以前の作品だけど、「ガープの世界」(1982年公開)もとても悲惨な話なのに、演出がすごい引いた目線で笑えたりする。以前山賀さんに「そういうのをアニメでやりたいんです」と伝えたら、「いや、それ俺が昔やってたんだよ」と言われて。山賀さんいわく、「王立宇宙軍」ではまさにジョージ・ロイ・ヒルを参考にしたっていうんですね。
「王立」のころのアニメというと、子どもに見せたい教養的なやつか、ただひたすら面白いエンタメのどちらかしかなかったと。そのどちらでもない、当時のアメリカ映画では既に表現されていたやつをアニメでやろうとしたのが「王立」だったというんです。
――「王立」は画面はエネルギッシュだけど、テーマを完遂するためあえて抑制された演出やストーリーにしてる感がありますよね。
川尻:山賀さんは「その後『AKIRA』に全部持っていかれた」と笑ってましたけどね(笑)。当時でいう“大友”の座を今も「ウル」※で狙っているのでしょうね。
※「蒼きウル」・・・「王立宇宙軍」の続編。山賀監督作品として2022年公開予定(関連記事)。
アニメは業界を出ても作れる
――「ある日本の絵描き少年」を受けて、今後はどんな作品を作っていきたいですか。
川尻:今って山賀さん、大友さん、今 敏さんみたいな、あのテイストをアニメに持ち込む人が新しい世代にはあまりいない気がしていて。いないのなら、自分が「クウォーキーアニメ映画」として、その位置に収まる作品を作りたいという気持ちがあります。
今回アヴニールさんと密に組んでやれたので、このままもっといろいろできる気がしています。取材で障害のある方のお話を聞いていると、「自立したい」とか、「親離れ子離れ」という結構難しい問題を抱えていることが多かったんですね。
――切実で、普遍的な問題でもありますね。
川尻:親離れって、セックスと暴力の映画を見てなんとなく大人になることだと思うんです。タランティーノの映画を親は嫌悪するけど、俺は好きなんだっていう。それを経てやっと親と離れられる。そういうジャンルの映画を障害のある方と組んでやれれば、面白いものができるんじゃないかと。障害のある主人公が最初はなめられてるんだけど、実はめちゃくちゃ強い殺人マシンだったとかね(笑)。
――次回作はもう準備中?
川尻:ちょっと毛色が変わりますが、恋愛ものの長編企画を練っています。3月に香港アジア映画投資フォーラム(HAF)への参加が決まっていて、そういうところなどで出資が得られれば……という感じです。次回作ではデザインで男女の性差を表現しようとしています。
――「ある日本の絵描き少年」のようにキャラごとに絵柄が違うとか?
川尻:その発展形だね。キャラごとに別の漫画家の絵柄のようになっていて、その違いに惹かれ合う。いろいろな絵柄が同居する画面になると思います。でもそれって今月公開される……
――「スパイダーバース」みたいですね(笑)。
川尻:それは分かってるんだよ! でも「スパイダーバース」の前からアイデアはあったの!
――「スパイダーバース」はともかく、実現したら面白い作品になりそうですね。
川尻:興味を持ってくれたアニメーターやアニメーター志望の方がいましたら、ぜひご連絡ください。それから、最後にこれは言っておきたいというのがありました。ぴあフィルムフェスティバルで入選した「Good bye, Eric!」という作品がありまして。これを作った高階匠監督は元アニメ会社の制作進行だったそうなんです。受賞会場でお会いしたときに元同業者だったこともあり、「お互いいろいろありましたね」とお話させていただきました。
それでつくづく思ったのが、アニメ業界で寝る時間もなく身動きが取れなくなっていくぐらいなら、いつか自分の作品を作りたいという気持ちさえあればアニメ業界を出ても作れるということ。俺が言うのもアレだけど。見かけにこだわらず、いろいろ作ってみたら良いんじゃないかなと。
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