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ari0921 · 2 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月3日(日曜日)
  通巻第8158号  <前日発行>
TSMCが熊本に半導体工場を開設。メディアは度を超えた過熱報道
   しかし第一工場は28ナノ量産、第二工場は7ナノ半導体でしかない
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 TSMCが熊本に半導体工場を開所した。報道の過熱ぶりたるや、開所セレモニーには百台のカメラ、台湾の主要テレビもこぞって取材にやって来て、いわく。
「日本に黒船。台湾TSMC日本進軍、日台協力意義強固、帯来復興」などとお祭り騒ぎのように報じた。しかしこの工場、日本政府が4760億円を助成したのだ。
 熊本県菊陽町にTSMC工場は東京ドーム4・5個分の広さを誇り、地下4階建て。付近の道路に大渋滞が発生、台湾の技術者がすでに350名。将来は700名、また日本国内での技術者も大量に採用されたため第一に人口増加、第二にショッピングモール、レストランの台湾食材シフト、第三に住宅価格の暴騰。第四が賃金の大暴騰となった。
 2月24日の開所式に台湾からはTSMCの創設者=張忠謀(モリス・チャン。92歳)、CEOの劉徳音、CCOの魏哲家らが顔をそろえ、日本側は蒲島県知事、斉藤健・経産大臣、歴代の甘利明、萩生田光一らが馳せ参じて壇上でのテープカット。
またトヨタ、ソニー、デンソーの経営トップの顔が並び、岸田首相はオンラインで画面にあらわれ、TSMCの第二工場には7320億円の日本政府助成金を公約した。翌日の『熊本日日新聞』は一面トップ記事。ただし、TSMC第二工場は「熊本県内。東京ドームの七個分」と発表されただけで、場所の明細は伏せられたまま。
 
 開所式で注目はモリス・チャンの発言である。かれは台湾を代表してAPECにも出席する世界の顔だが、こう言ったのだ。「いまから56年前に、わたしはTI(テキサス・インスツルメント)のエンジニアとして初めて来日した。ソニーの盛田昭夫氏と半導体の将来を語り合った。その夢が、56年後に実現した。この半導体工場は『第一の波』であり、日本の『半導体ルネッサンス』になる」。
 
 正確を期すとTSMC熊本工場というのは正しくない。正式社名はJASMである。
日本と台湾TSMCの合弁企業(日本半導体製造会社)でTSMSが86%の筆頭株主だが、トヨタ(2%)、デンソー(5%)、ソニー(6%)と日本企業も株主である。
 工場は鹿島建設が請け負い、24時間の突貫工事、二年足らずで完成した。とくに半導体の生命線である地下水の配慮が入念になされている。一日の水消費は8500噸、このうち75%がリサイクルされるという。
 半導体に欠かせないウエハ、部品、半導体製造装置の維持管理など、台湾からTSMCの下請け、孫請け企業が17社。同時に熊本へ進出した。このため賃金が暴騰し、付近のレストランで求人募集しても時給1300円では人が集まらず、1500円(熊本県の最低賃金は898円)となった。
 ▼理工系のエンジニアが足りない
 人材不足は熊本に理工系大學がすくないため佐賀、福岡、長崎、大分、宮崎、鹿児島県にも人材を求める。住宅価格は戸建てが3000万円だったのに、5000万円台に跳ね上がった。賃貸マンション、アパートの家賃も棒上げとなり、通勤列車は超満員。駅からバスになるので不便なため、バイク通勤も目立つ。
 菊陽町は人口が43673人(23年末)を突破し、市制へ移行が日程に上った。
 第二工場は第一工場より規模が大きくなり、7ナノを生産するが、1700名従業員予定のうち700名は台湾から呼び寄せることになる。
台湾ではすでに「新チップスクール」を設立し、留学生に奨学金を提供し、大學の新学部・大学院の充実を急ぎ、現在、国立台湾大学(NTU)、国立成功大学(NCKU)、中山大学(NSYSU)を含む9校のチップカレッジが設立された。
 中国の電子メディア「THINK CHINA」はTSMCをして、「王冠の宝石」と書いた。
 さてぬか喜びはこのくらいにして国家安全保障問題に視点を移すと、TSMCの熊本工場は2028年頃までに全ラインが量産にうつっても28ナノから7ナノまで、EV自動車、家電、スマホ用であり、このレベルの半導体は中国でも生産している。
 ハイテクの半導体は1ナノ~2ナノである。TSMCは、台湾で2ナノ半導体を年内にも開始し、2028年には1・4ナノを生産する予定。米国アリゾナ工場では3ナノ生産を予定するが、地元労組が強く反対し、かなり遅れるだろう。
 
千歳に工場を建設中の日本のラピダスが2ナノの生産開始は2027年が目途である。日本の半導体ルネサンスはまだ遠いのである。
台湾の計画では、日本の量産はあくまでも差プラインチェーンの安定のためであり、最先端の半導体はあくまでも台湾で生産するということである。
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oka-akina · 7 months
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棕櫚の姫
 そのコンクリートの塀を城壁と呼んでいた。広い広い敷地を囲って、高さもあり、壁の上には有刺鉄線が張り巡らされいかめしい。書道教室の行き帰りにいつも通る道で、城壁の作る影は湿っていた。苔が生え、蟻や蜘蛛が這っていた。蟻を目で追い、歩いていると、足元がぼこんぼこん鳴った。壁とはちがう色のコンクリートで蓋がされており暗渠だった。かつて川だったところにかけられた蓋で、ところどころ揺れる。城壁だなんて巨大に感じていたのはわたしが小さかったためだろう。
 城壁の内側は二階建ての細長い建物で、庭が広いのでぽつんとして見える。クリーム色の壁がくすんでいた。そんなに豪華な建物ではないのでかえって城だった。余計な華美は避け、質素に屹立している。ほんとうの城はこうでなくっちゃと納得し、庭の芝生がかなり禿げていてそういう滅びの気配も城だと思った。どうやらどこか大学か会社の寮であるらしく、何々寮という文字が見えた。といっても、城門はめだたないつくりで奥まったところにありそっちへ行くのはこわかった。どんな寮だか、どんな人が住んでいるのか、ちゃんと見たことはなかった。
 わたしが見ていたのは壁と棕梠シュロだった。お城の庭には一本だけ、背の高い棕梠の木があった。灰色の壁の向こうですっくと伸びている。壁よりも建物よりも高く、ぼさぼさの幹が風にしなっている。棕梠という名を知ったのはもっとあとで、わたしはあれはヤシの木だと思っていた。あの揺れ方は南国だなあと、南国のことを知らないのに感心していた。雪の降りそうな寒い低い雲の日でも、冷たい風に手の甲が痒くても、壁の向こうのヤシの木だけ南の島で、お城の中だから当然だと思った。壁の外から見上げる葉はいつも影になり、動物の毛みたいにぎゅっと密集して見えた。
 この木の下にどんな人が住んでいるのだろう。なんとなく、人魚姫の姉たちを想像した。絵本の話、もっとわたしが小さかったころの話。母が、人魚姫の姉たちが泳ぎ回るページを開いて、「この中だったら誰が好き?」とわたしに選ばせた。深い意味はなかったと思うが——人魚の姉たちは色とりどりで、きっとわたしに色の名前を言わせたかった——、わたしは青い髪のお姉さんを指した。彼女の髪の毛はそんなに長くないがAラインにふわふわ広がっていて、ひたいに垂らしたアクセサリーが大人っぽく、いちばん素敵だと思った。そうして青い髪の人魚はその一ページだけの登場で、人魚姫に短刀を渡すシーンにはいなかった。それもよかった。きっと海の底で静かに悲しんだ。悲しみはするが彼女にはその後の人生があり、死なない。青い髪の姉についてわたしは幾度も想像した。棕梠のお城にいる誰かを想像すると、彼女になった。
 やがて暗渠の町からは引越して、わたしは川に挟まれた町に住むことになった。両親が離婚し、母と二人の家になり、近くに祖母と伯母が住んでいてちょくちょく行き来した。蓋のない、どころか、おおきなおおきな川で河川敷もだだっ広い。二つの川はカーブし、町はレモンの形をしている。アーケードの商店街があり暗渠の町よりだいぶ騒がしい町だったが、学校は小さかった。わたしの学年はそれまで三十九人で、わたしが引っ越してきたことにより四十人になり、あなたのおかげで一クラスだったのが二クラスになったのだと春休み明けの転校初日に先生に言われ、自分が福音なのか災厄なのかわからなかった。
 新学期早々ずっと休んでいる子がいて、盲腸で入院しているとのことだった。クラスみんなでお見舞いの手紙を書きましょうと先生が言った。色画用紙が配られ、一人一通、工夫してメッセージカードを作るよう言われ、まだ一度も会ったことがないのにわたしも書くんですかと先生に尋ねたら、「みんなクラスの仲間でしょう」とたしなめられた。でも知らないんだよな、となりのクラスの子たちは書かないのかな、わたしが来なければひとつのクラスだったのにな……と思った。
 どうせ知らない人に書くのなら棕梠のお城にいるはずの彼女、青い髪の人魚に宛てて書きたかった。棕梠のお���の人魚たちには足があり、城壁の外では完璧に人間のふりができる。王子に恋をせず生き続け、芝生の上を駆けたり寝そべったり、真夜中、お城の中でだけ人魚に戻る。庭に水をまいて海にするかもしれない。そうか、だから芝が禿げていた。棕梠の葉ずれの音を聞きながら足の使い方を練習し、人魚の下半身がいらなくなったらお城——寮から出て行く。でも彼女たちは人間のふりも人魚でいることも好きだから、のらりくらりお城に住みつづけ、出て行かない。棕梠はどんどん伸びてゆき、葉の重さで腰が曲がる。青い髪の彼女はぼさぼさの幹をやさしく撫でてくれる。それなら手紙を書けるのだ。書けるか? わたしはなにを書くだろう?
 たとえばいつも棕梠を見上げていたこと。黒い葉。風。書道教室は畳の部屋で薄暗かったこと。流しの水がいつも細く、冷たくて、お湯は出ず、わたしは手についた墨汁をきれいに落とせなかった。黒く染まった指先をきつく握って、すれちがう人たちから隠した。なぜ隠さなければと思ったのか、わたしがあらゆる視線をおそれていた��めだが、そそりたつ棕梠にはぜんぶばれている気がした。人魚を見守る南の島の木は、わたしのことだって知っていたはずだ。墨汁はいつも風呂で落とした。浴槽で足を伸ばし、そのころにはもう一人で風呂に入るようになっていた。墨の溶けた湯だからほんとうは透明ではない、目に見えない黒色の混じった湯なのだと思った。そういうことを書く。書いた。学校から帰ってきて便箋につづり、糊をなめて封をした。でもこれでは、わたしが思っていることを書いただけで、受け取る相手、青い髪の彼女に向けてなにか発信しているわけではないなとも思った。
 盲腸のクラスメイトには、画用紙を切ったり貼ったりして「飛び出すカード」を作り、おだいじにとか当たり障りのないことを書いた。
 レモンの町では書道教室に通わなかった。伯母はフラダンス教室の先生をやっており、招かれたので何度か見学したが、自分にはできる気がしなかったので(踊るのは恥ずかしい)、見学しただけだった。伯母はフラをやるからこまかいウェーブの髪がすごく長くて、想像の人魚よりも長かった。教室はおばあさんが多く、ハイビスカスの造花がたくさん飾ってあり、でもヤシの木はなかった。
 盲腸のクラスメイトとは友だちになれた。退院してすぐ話しかけられ、飛び出すカードすごくかわいかった、どんな子が転校してきたのだろうと楽しみだったと言われ、わたしはちょっと申し訳なく思った。
 だからというわけではないがかなり仲良くなった。すみれちゃんという名前で、しばしば自分の名前をSMILEと書いた。たとえば授業中に回ってくる手紙、ノートの切れ端にぎっしり書かれたいろいろの最後にSMILEとあり、それは署名だけども、受け取ったわたしには「笑って!」というメッセージにも見え、わたしはすみれちゃんの手紙がけっこう好きだった。
 きのうみた夢とか、好きな音楽とか、誰々が雑誌のインタビューでこう言っていた、ラジオでこんな話をしていた、いますごく眠い、親とケンカしてすげえムカついてる、そういう日記みたいな手紙で、いや日記でもないようないろいろで、思っていることを書くだけでもちゃんと手紙になることを知った。わたしが手紙を読むときすみれちゃんはもう眠くないし、すげえムカついた気持ちもいくらかおさまっている。その時差こそが手紙の肝だと思った。
 手紙ではたまにシリアスな悩みも吐露され、そういうときはSMILEの下に「読んだら燃やして」と強い筆跡で書かれていた。わたしはすみれちゃんの手紙を一度も燃やしたことはなかった。うちにはマッチもライターもなく燃やし方がわからなかったためで、ガスコンロで火をつけるのもこわかった。父親がいたらライターがあったろうか。ないな。たばこは吸わなかった。うちに小さな火がないのは父とは関係ない。父にはときどき会った。父も暗渠の町から引っ越したので暗渠の町に行くことはなくなった。
 中学に入り、すみれちゃんの家が建て替えすることになった。古い家をぜんぶ取り壊すからラクガキしていいよということになり、友だち何人かで誘われた。すでに家具はぜんぶ運び出されからっぽになった家の壁や床だ。油性マジックとか書道の墨汁とかカラースプレーとか、みんなでいろいろ持ってきて、こんなことは初めてだったから最初わたしたちはおそるおそるペンを握ったが、だんだんマンガの絵を描いたり好きな歌詞を書いたり、家じゅう思い思いにラクガキした。腕をぜんぶ伸ばし、肩がもげるくらい大きなマルを描いてみた。マルの中に顔も描いた。すみれちゃんの妹が壁いっぱいの巨大な相合傘を描いた。片側に自分の名前、もう片側はいろんな人の名前で、芸能人もマンガのキャラクターもあったがやがて尽きたのか、後半は「優しい人」「うそをつかない人」「趣味が合う人」と理想を並べていた。すみれちゃんは最後、床に大きく「ありがとう」「SMILE」と書き、このラクガキは家への手紙だったのかと思った。
 あとになってGoogleマップで暗渠の町を見たら棕梠のお城はなくなっていた。見つけられなかっただけかもしれないが、区画整理にひっかかったのか、暗渠の道もないように見えた。お城を取り壊すさい誰か壁にラクガキしたろうか。しなかったろう。だからすみれちゃんの家はとても幸運だったろう。そうして道の形が変わっても、地面の下にかつて川だった跡は残っているとも思った。
 あのとき人魚に宛てて書いた手紙が、このあいだ本棚のすきまから出てきて、なにを書いたかだいたいおぼえていた。恥ずかしいなと思いつつ封を開けたら、しかし便箋は白紙だった。文字はどこかに消えてしまったのか、書いたというのはわたしの思い込みだったのか、ぜったい後者なんだけど、後者なんだけど……と思う。すみれちゃんはマスカラを塗るとき、ビューラーをライターの火であたためる。小さな火を持っている。
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ペーパーウェルというネットプリントの企画に参加します。
セブンイレブン【24438044】 10/8 23:59まで
ファミマ・ローソン【DA5W82BGB9】 10/9 16時ごろまで
これは4年くらい前に書いたやつ。読んだことある人もいるかもしれない(覚えていてくださる方がいたらうれしい)。
今回のペーパーウェルのテーマが「時間」だったので、時間のことを考えながら書いた小説にしました。いやどこらへんが?って感じなんだけど、自分の中では…。過去のことを語るときの距離感、時間の長さとか流れを探りたかったというか。
つい最近読んだ川上弘美のインタビュー記事ですが、「年をとって記憶がいっぱい自分の中に貯まっているせいか、ある時期から、一瞬にフォーカスして書くよりも時間の流れを書くことが多くなってきた」とあって、なるほどなあと思いました。そして「でもコロナのもとで生活しながら小説を書いていると、なぜだか自然に、今この瞬間にフォーカスした書き方に回帰していくことになりました」と続き、とても興味深かった。
『群像』のweb記事で、「物語るために遠ざかり、小説全体であらわしていく」という題の鴻巣友希子との対談です。
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kijitora3 · 2 months
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今は産業構造が大きく変わる時期なので、旧来型の枠組みでは、圧倒的に途上国が有利だ 単純に生活レベル、給与レベルが低い方があらゆるコストが安くつくのは自明 人的コストに関わりが薄い先端的製品の製造施設でも旧来の製造ラインはまるごと途上国に移転して先進国より安いコストで運用できる
要するに先進国は先端的な分野を切り開いて、開拓者が享受する圧倒的な比較優位をつかまない限り、いずれ途上国に迫られる
で、日本は生産性を上げるICTのサービス部門への実装が欧米に比べて遅れをとり、製造面では途上国に追い上げられて、上からは離され、下からは迫られる立場にいる
だが、日本は次のレベルに導く先端的な技術をかなりたくさん有している それをうまく活用実装できる人材を育て自由に動かす社会的サポートが必要だ 核融合、レーザー、量子コンピューター、海洋、宇宙、それらの総合として軍需 これらの中から今後の日本のブルーウォーターになる分野をつかみ、発展する これを目的に地道にやっていくのみ GDPで抜いた抜かれたは軽視はしないが、もはや一喜一憂するものではない 経済構造が劇的に変わる前夜にそんなこと見ていても過去の比べあいをしているだけだ
また、GDPはまだ有力な指標だが、そればかりが国民の幸せを意味しない 安定した食料、エネルギー供給と自国語で受けられる高度な教育、治安の良さ これらは国家の強さ、国民の幸せに直結するが、GDPで表現される部分は少ない 私はいくらGDPが多いからと言って、スーパー略奪が頻発したり移民集団が犯罪を日常的に繰り返す立ち入り禁止エリアがそこここにあるような国での生活は御免だ
日本人はこれまでにない発展をするきっかけを持っている だが、それは金を追いかけるだけのものではない この変化に満ちた情勢を楽しんでいきましょう
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kennak · 6 months
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[ワシントン 11月14日 ロイター] - 同国の半導体産業の進歩を阻止することを目的とした多数の新たな輸出制限にもかかわらず、中国企業は先端半導体を製造するために米国のチップ製造装置を購入していると、火曜日の報告書が伝えた。 米中経済安全保障検討委員会が発表した741ページの年��報告書は、バイデン政権の2022年10月の輸出制限に焦点を当てており、中国のチップメーカーが先端チップの製造に使用される米国のチップ製造ツールを入手することを禁止しようとしている。 14ナノメートルノード以下では。 Advertisement · Scroll to continue商務省が14ナノメートルの制限値を使用しているため、「古い生産ラインで使用されていると主張すれば、輸入業者は多くの場合、その機器を購入できるが、最終使用検査の能力が限られているため、機器を検証するのは困難である」より高度なチップの製造には使用されていない」と報告書は述べている。 この発見は、昨年発表された輸出制限にもかかわらず、中国の通信大手ファーウェイが中国トップのチップメーカーであるSMICでスマートフォン「Mate 60 Pro」に搭載される先進的な7ナノメートルチップをどのようにして製造できたのか、米国が解明に躍起になっている中で発表された。 Advertisement · Scroll to continueファーウェイとSMICも2019年と2020年に貿易制限リストに追加されており、理論上は米国のサプライヤーが特定の技術を両社に出荷することが禁止されている。 中国ウォッチャーらは、SMICが2022年10月の規制以前に入手した設備でチップを製造した可能性があると理論づけていたが、中国当局から設備を入手するには他の選択肢もあったと報告書は示している。 米国は、同様に堅調な半導体製造装置産業を持つ同盟国の日本とオランダを説得し、切望されている技術の輸出に対する独自の制限を発表するよう説得することで、中国による先進的な半導体製造ツールへのアクセスを妨げる重要な抜け穴を埋めることに成功した。 Advertisement · Scroll to continueしかし、中国は米国の2022年10月の規則と、日本とオランダの2023年7月と9月の同様の措置との間のタイムラグを利用して装備を備蓄したと報告書は詳述している。 この文書によると、2023年1月から8月までの間に、中国はオランダから32億ドル(235億元)相当の半導体製造装置を輸入し、2022年の同時期の17億ドル(120億元)に比べて96.1%増加した。中国が各国から半導体装置を輸入した額は、2023年最初の8カ月で総額138億ドル(1000億元)に達したと付け加えた。
中国、新たな規則にも関わらず高度なチップを製造するために米国の設備を受け取る - 報告書 ロイター
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flamingo-rex · 2 months
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2024.03.05
Cat ch.22の一階のBARで飲んだ事がある人は
コレらの画像見て、あ〜!と直ぐに解るだろうけど
コチラはマカデミアナッツの殻を割る器具
用途的に、コレ以外の使用方法が無い専門器具なのだ
コイツは、12年間も、沢山の方に手に取って貰い
バキバキと硬いハードナッツの殻を割り続けた来た
しかし、その代償として
割るために鋭利に尖った先端も摩耗して
スッカリなだらか頭部となってしまった
それだけマカデミアナッツの殻は硬く
使用頻度で金属が摩耗するなんて想像して無かった
当然最近、割るのが下手くそな客ばかりだな〜と
勝手に思ってたが、実は道具側の要因だったとは
マカデミアナッツ恐るべしなのである
そこで、グラインダーで研磨するのだが
コレは、また難しい技術
円錐の先端中心に向かって鋭利に削り上げないと
支点がズレてしまい、余計に割れなくなった…
何度も試行錯誤して、己の技術を磨いたが
4本合格ラインを削り上げたが
残り10本以上は、ズレてしまった
言い訳で無いが、Cat ch.22の厨房の暗がりの中
垂直、水平の取れない場所でグラインダーで
削る作業は、まあ職人さんでも難しいだろう
ってな話になり、見かねたお客さんが
やってきてあげるよ!と持ち帰って削ってくれた
さすが!プロ!完璧でございます
やはり、ちゃんとした場所で、ちゃんとした技術で
ちゃんとした道具でやらないと
ちゃんとした物は出来上がらない
格好ばかり真似ても、過程を疎かにしても
良いものは出来ない
ちゃんとしなきゃね!
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akaikinoki · 4 months
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年末のご挨拶かもしれません
年末感が大好きである 前職に挨拶メールを送り、現職の取引先が中国から挨拶にくる、 旧友にあってワインを2本もあければ、たらふく料理を食べた後に各々デザートにチーズケーキまで食べた、バカみたいな食欲 毎年顔出してる元バイト先の餅屋にも挨拶送ったり、古い知り合いに営業メールを送ったり、 挨拶ばかりしなければならない、誰かとコネクトし続けるために自分のために予定を整理できるこの期間 年末が好きなんです
なぜ前職に挨拶メールなんて?と思うかもしれんが、長い長いワケがある 私の前職はパターンしか引いていない云わば職人系の勤め先であるが、 社長がまあひねくれている奴だった、会社の社長なんてそういうひねくれていないと務まらない部分もあると思う そして上司はその社長ともう一人しかいなかった
仕事の内容は自分の性分に合っていたし、唯一の上司はクライマーだったのでそれなりに楽しかったと思う これも難しくて、いまでは楽しかったとおもうのだが、あの時はそんなこと一切思わなかった、というか思えなかった
やめますわたし、のくだりを実は3回もした。毎回引き止められては、議論を繰り広げ、自分が付いていけない理由を訴えては 会社は改善案を持ち出して期限も切ってきたが一度も直されなかった、だから痺れを切らした、3回目の懇願で退社。
やめたのは春。自分の机回りを片付けて気持ち程度、事務所内も片づけて退社の挨拶、特にこれといったアイデンティティのないセイグッバイ クライマーの上司は、どこか岩場で会いましょうね、とお菓子を持たしてくれた 社長は、寒くなったら一度連絡しておいで、季節が変わるごとに連絡しておいで、といった
3回も辞めたいと思った環境だ、最後はお金払うのでやめさせてほしいくらいだった(笑)から なんでこちらから連絡なんてしなきゃならんのか、最後までおかしなこという人だなと思った、永遠にわがままな大人だとも思った 社長も上司も独身、子なし、仕事オンリーに生きてきた人だったから、自分は絶対結婚した方がいいな、と確信した時でもあった
適当にさらりと流して会社を後にしてから、半年がたった 灼熱の夏が過ぎ、短すぎる秋、そして極寒の冬を迎えるこれまでの間、季節が変わるごとに連絡しておいで、 のその一言は毎月のように脳裏にうかんだ 送ってほしい魂胆はなんなのか?仕事頼んでくる気じゃ?疑いの心5割・ あの人たち、ほんとに不器用だったなーと少し哀れに、回顧する心5割
11月の末に下書きをかいた、現職のPCであたりさわりのない現状報告にご発展お祈りメッセージを添えた文章を。 普段タイプミスですら気にしない私が、1か月半も校正チェックして、なんなら送るか送らないかをまた悩み、 12月の中旬についに仕事用のドメインからメールをおくった 「肌寒くなりました」と書いていた頭分は、「本格的に寒くなってしまいました」に打ち換えた ばかみたいと思うだろう、ばかなんだけども
意外と普通なメールが返ってきた、会社からのメールのくせに末文に名前もなければ住所や電話番号などの基本情報さえ添付されていなかった、 そういうところだぞ、どっちからの文章かわからないじゃないか、まあすぐわかるけど、このいい加減な文章は社長にちがいない
本文の最後に「また春に良い報告を待っています」と書いてあった、また送らないといけないのか? と一瞬思ったが我に返ると、自分で「また良いご報告ができるよう精進いたします」だなんて書いてしまっていた あたりさわりのないようなことを書いて、ふっつーな挨拶メールを作成しようとするからこうなるんだわ
クライマーの上司からメールをいただけなかったことだけ寂しかった(さびしいんかいっ) まだ元気にのぼってるのかなーとか、岩場に行くたびにいないかなーとか心の端の方では意外と気にしていたのだ、 意外と私も不器用なのだわきっと
メールを送ったその次の日に、私の個人ラインに連絡がきた、思わぬことだった 山本さんは逞しいからどこでもやっていけそうです、と まだクライミングは続けていますか?とかかれていた そしてまだどこかで一緒に登りましょう、と書かれていた びっくりだ、自分的にはあまりよくない辞め方をしたとも思っていたから 恋人でも友達でも仕事でも、ぷつりと関係を切るのは得意じゃない、その場ではうまく流せてもそんな自分が好きじゃないっ 夏風邪のように心配事が長引いてしまって、だれにも良いことなんてないから、ストレスためずに自由にやるのが一番よ
でも別に私は恨まれていなかったし、なんなら評価さえされていたのかもしれないと思うと、ありがたい気持ちになった、 あそこにいた人間みんながみんな不器用すぎて今まで不平ばかり言う羽目になっていたと思うと 報われなさにこれを打ちながらも苦笑してしまう、これで良かったんだけども 社長が引退したらまた雇ってくださいっ なんてな~
長い長い年末のメールのワケ、半年間も自分にしがみついていたタスクがようやく溶けた、晴れやかですがすがしい気持ち そしてわたしは前職の上司と登りにいきたい、クライマーに悪い人ほんとにいないからさ
みなさまメリークリスマス、良いお年を、ゆーてるまにおけましておめでとう この時期はかける言葉が多くて、あったかいなあ
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774 · 6 months
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1590年に徳川家康が江戸城に入ったとき、江戸城にはひとつ弱点があったことと関係しているでしょう。 弱点とは「西からの攻めに弱いこと」です。 皇居より西側には奥多摩の山方面に向けて武蔵野台地が広がっています。そこには甲州街道沿いに数十キロにわたって新宿、四ッ谷を経て皇居半蔵門まで、平坦な尾根筋(おねすじ)が続いています。 尾根筋というのは谷とは反対に、山の稜線、周囲より高くなった峰と峰とを結ぶ線です。敵は一気呵成(いっきかせい)にこの尾根筋を通って攻めてきそうです。尾根筋を横切って谷があれば、谷の上の高い所から敵を待ち伏せできますが、そうした谷もありません。 江戸城本丸は武蔵野台地の東端に造られています。本丸の地は標高約12メートル。現在の東京駅方面、標高2メートルほどの大手町の低地からは見上げるような崖上にありますが、皇居のほぼ中心部に位置する紅葉山などは標高27メートルあります。紅葉山の方が天守の地にふさわしく思えますが、そうしていません。 その後江戸幕府は約50年かけて江戸城の整備を大がかりに進め、本丸のすぐ西に蓮池濠、その先紅葉山を挟んで道灌(どうかん)濠、さらに内濠(半蔵濠など)、そのまたさらに四ッ谷付近の外濠と四重にも防御ラインとしての濠を造り上げました。江戸城の西側、甲州街道沿いには徳川御三家や譜代の大名の屋敷を構えて万全を期します。 明治時代に入り、敵が攻めてくる脅威はなくなりました。もう四重ものお濠に守られた形の場所に居を構える必要はありません。現在の御所は本丸から西にお濠をふたつ飛び越して内濠のすぐ内側にあります。江戸城本丸が現在の皇居東端にあるのに対し、御所は西端付近に位置することになりました。
皇居の謎解き! 天皇「御所」と江戸城「本丸跡」はなぜとても離れているのか | アーバン ライフ メトロ
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hisoca-kyoto · 7 months
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昨日もお越しいただきありがとうございました。「秋のしつらえ」展は本日までの会期となりますが、準備が出来次第オンラインショップでも一部ご紹介させて頂きます。遠方の方や会期中に来れない方にはぜひオンラインショップにてお楽しみいただけると嬉しいです。
企画展に初めて参加いただきました佐藤かれんさんは、テーブルやキッチンで使うコットンやリネンのものから、秋から楽しめるウールの身につけるものまでたくさんの作品をお作りいただきました。私からのリクエストで、ハンカチにしたり、風呂敷のようにくるんだり、カゴの目隠し布や首に巻いたりと、使い方が広がりそうな正方形の織物をお願いしましたら、可愛いハンカチを3種類作って下さいました。中でもダーラドレル織のハンカチは9色もありましたがどの色も素敵で皆さん楽しんで頂きあと3色となりました。お出かけに連れて出かけられるハンカチサイズは好評で、DMのお写真で使っていたクッコーラドル織のハンカチは6色とも完売したり、佐藤さんの作品を楽しみにお越しいただく方も多く嬉しい時間をいただいています。
7月後半に、松本の佐藤さんの工房へお伺いしました。スウェーデンで織を学ばれている頃から使われる機織り機は(解体して船便で日本に持ち帰られそうです)畳2畳分ほどある大きさで圧巻でした。リズミカルにシャトルを左右に走らせて織り上げる機織りを初めて拝見させて頂き感激です。伺いした日にはこの展示の作品をはじめてらっしゃいました。こちらのはハンカチに仕立てて下さいましたが、両面素敵な織柄なので端の仕様はフリンジタイプにしてどちらの面も使える仕様に。ハンカチはもちろん、ランチョンマットやカゴの目隠し布にもちょうど良いサイズで色々楽しんでいただけそうです。
今回の作品の中で一番見応えのあるダーラドレル織の膝掛けは3色作って下さいました。コットンとラムウールで織られているのでさっぱりとした肌触りで膝掛けとしても、ショールとしても楽しめる大きさです。四隅にはタッセルも付いていて3色ともシックな可愛らしさがある仕上がりになっています。
マフラーやストールもたくさん作って下さいました。中でもカシミヤのレース織りのストールは柔らかな肌触りと軽さが魅力的です。端には配色のラインが入っていたり、フリンジにはビーズを織り込まれていて丁寧で佐藤さんらしい仕上げが光ります。季節が終わるとお洗濯と丁寧な保管で生涯大切に使い続けたい上質のストールです。
佐藤さんのスウェーデンの先生は裂織を得意とされ、たくさん本を出されているそうです。その影響で、佐藤さんも裂織のマットやチェアマットも作られます。あと2点ずつご覧いただけます。
織物は、織る作業もさることながら水通しして字の目を通し形を整える仕上げの作業も手がかかるとお伺いしました。佐藤さんの織物は何より色の組み合わせが美しいのも魅力的です。ぜひこの機会に手に取ってご覧になってみて下さい。
最終日も19時までお待ちしております。
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alaephoenicis · 11 months
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人類本来の在り方(原初的理念・イデア)
ロビン・カイザー
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オリジナル動画:https://youtu.be/zBmnlViVphU
公開日:2023年2月26日
【和訳:ALAE PHOENICIS】
最新情報は Telegram :https://t.me/alaephoenicis
親愛なる皆さん、
人を人たるものにしているのは何なのでしょうか?
私たちを人間らしくさせているものは?
また、私たちは「人間であること」を何と結びつけていますか?
何をもって、人間の本来の在り方、原初的理念(イデア)とするのでしょうか?
そして、私たちは自らの意識の中で、どうすればこの創造的な本来のあり方に立ち戻ることになるのでしょうか?
こうした疑問についてお話したいと思います。
私が気になったのは、私たちが非常に限定された、狭い人間像を持っていて、「人間」というと大抵は小さく、弱く、欠点にまみれた存在だという連想をします。
どのような文脈で、「人間なんだから」と言ったことがあるのか、いちど自問してみて下さい。そのようなセリフは、何か失敗をしたときではなかったですか?自分の具合が悪いときや、弱々しく感じている時、心細くなったときでは?
人間として、どうしてそのような人間像を描くようになったのでしょうか?
別の観点を提示しましょう。
その観点には「人類の本来の在り方(原初的理念・イデア)」が根本にあります。それは身体に基づくものではなく、純粋な創造レベル、純粋なエネルギーレベルにあります。
すべての種族には、原初的な理念のようなものがあり、そこから種族全体の記憶が発展していきます。
人類全体に関するすべての情報はこの、人類本来の在り方の中にあり、そこには、最高の意味で私たちが運命づけられている創造的デザインも見出すことができます。
では、人間を人間たらしめる本来の、原初的な理念(イデア)、本来の在り方とは何なのか。
それは、私たちが左脳に課しているもの、論理的、合理的、デジタル、技術的なものを主とするものではありません。
それは、人類本来の在り方、原初的理念に焦点を当てたものではありません。
人間は社会的、創造的、直感的、自発的な存在であり、意識の創造的、そして何よりも霊的な進化の上にあります。
すべての種族は、非常に独特な発達パターンをたどり、非常に独特な進化の道をたどることを想定しておく必要があるのです。
例えば、ある猫が猫としての能力を持って生まれ、その猫が犬になろうとすれば、どうにかして犬らしい特徴を身につけることはできても、吠えることはやっぱり出来ないのです。
そして、これとまったく同じことが、ここ人類で集団的に起こっています。私たちは、進化の道、発展の道へと押しやられ、私たちの遺伝的生物学的デザインに内在する原初的な創造的衝動を結実させることができなくなっている、ということです。
つまり、精神的、直感的、創造的、社会的、そして何よりも思いやりのある存在としての人間は、デジタル・トランスヒューマニズムのタイムライン上では、人間の原初的理念にある、能力や資質を全く開発できないのです。
すべての種は、その原初的理念の中に非常に特殊なデザインを有しており、人間が自己の中にあるこの創造の火花のデザインを展開するとき、その人は最高の定め(宿命)に目覚めることになります。
そしてそれは、現在の私たち人間が体験していることとはかけ離れた、非常に大きなものなのです。そして、種族がそのデザインの中で進化していく限り、信じられないほど素晴らしい創造物が生み出されていくのではないでしょうか?しかし、そのデザイン以外のことを成そうとした途端、いつしか自滅してしまいます。
そして、この自己破壊は、実はまた、人間の原初的理念に立ち戻ることでもあるのです。
私たちは、物質的なレベルでは当然ながら、この地球上で起きていることに非常に重点を置いています。
そして、その視点をもう少し広げ、より高い次元からの「原初的な衝動」とは何か、という感覚を、私は皆さんに与えたいのです。
つまり、他の存在、他の非人間的な存在は、この「人類の原初的な衝動」、つまり「人間という原初的理念」を宇宙の年代記から消し去ろうとしているのです。
従って、この地球上で肉体をもって転生した状態で、人口がどれほど多くなるかは優先的問題ではなく、人類以外の一部の宇宙存在は、人類をその原初的理念から乖離させ、人類の創造的衝動をより高い次元から消し去ろうとしています。
これは、青写真レベルの話です。それは、すべての物理的存在の設計図で、この設計図レベルにはすべての物理的創造物、すべての種族の創造理念が存在していて、それが基盤となっています。
そして、物質面における人類の乖離を通じて、最終的には創造性にあふれた原初的理念を乖離させ、歴史的記録から抹消しようとする存在もいるのです。
私にはこれが、繰り返し伝えられて来ました。
そして、こうした存在が上手いことやってこれたのは、そこにもう人間がいなくなったからではなく、人間が「何が自分を人間たらしめているのか」分からなくなってしまったときからです。
いつも、わたしたちが自分の人間としての素質、例えば「共感能力」をもって生きなくなった時、見失ってしまった時、私たちは文字通り全く非人間的な発展へと進みました。
私たちは自分たちの種族から乖離しており、それを現時点ですでに非常に強く認識しているのです。
そこには異なったタイムラインがあり、一つは私がトランスヒューマニズムのタイムラインと名付け続けているもので、人類デザイン、人類原初の理念を捨て去るものです。
この別ラインでは、人類はまだ存在するでしょう。しかし、人類はもはや今日の人類ではなくなってしまうでしょう。なぜなら、人類は、人間を人間たらしめている資質や能力をすべて置き去りにしてしまうからです。
では、人間を人間たらしめているものは何なのか、自問してみてください。
それはまず第一に 優先されるもの、つまり感情という形態の人間の創造力です。
創造という行為において、人間ほど感情の周波数帯域幅を自由に使える存在は他にないでしょう。
そして、人間は自分の感情、感情性によって創造しているのです。
そして、感情や感情豊かな内面的存在、共感する感情豊かな内面存在こそが、人間を人間たらしめているのです。
また、ユーモアといった他の資質も、人類のクリエイティブな原初的理念として非常に重要な役割を担っています。
ユーモアのセンスがまったくない種族だっているんですよ(笑)
また、違った極性を持つ存在もいます。
そして…この場を借りて、お願いを述べることになります。
私たちが、本当につながりを取り戻せますように、
そして、人類の原初的特質を見失ったりしませんように。
これらはかつて、私たちの文化に普通に統合されていたのです。また、これらは私たちの遺伝子を経て普通に転生し、統合されていました。
しかし、私たちが目下遺伝子レベルで示しているものは、すでに人間の原初的理念から大きく逸れており、人間の遺伝子をますます異質なものへと導くことを意図したあるプログラムが存在するのです。
それによって、最終的に人類の原初的な創造理念を置き去りにすることになるのです。
遺伝子はいわば物理的なインターフェイスのようなもので、最初のポイントは、人間の非物理的な原案を物理的な形にするところです。
最終的にDNAという物理的な青写真を構成するのは、物理的な領域ではなく、青写真のレベルです。
人間の高次の創造的衝動から、この地上のフィールドへの翻訳過程で、残念ながら多くの情報が失われています。
人間であることが実際にどのように成り立っているのか、それがどれほど偉大なことなのか、私たちはもうほとんど感じ取ることができないのが実情なのです。
私たちは、水が何であるかを知らない水の中の魚のようなものです。
もし私たちが自分の意識のまま別の次元に行ったり、他の種族の他の存在形態を観察したりすれば、比べる対象を得ることによって、人間というものが実際にどのようなものなのか、たちどころに分かるようになるでしょう。そうすると、地球という限られた枠組みの中で、全く異なる宇宙的枠組みを持つことになります。
もし私たちが人間としてしか経験することがなければ、それが実際に何を意味するのか、そして人間としてここに転生することが実際にどれほど大きな栄誉であるのかを知ることはできません。
最も冒険的でワイルドで勇敢な魂だけが、ここ、この惑星に集まり、人間という体験の中で出会うのものだからです。
私はこのような小さな衝動を、人間というものの根源的な考えを私たち全員に思い出させるために、この場に投入したいと思うのです。
そして、乖離のタイムラインについて言えることは、私たちが実に多くのレベルで非人間的で異質な存在にされているのか、つまり、私たちの種から逸脱させられているのか、についてです。
しかし、私は今ここで、本質的なことを皆さんと共に考察したいと思います。そしてそれはまた、非常に中心的なハートのクオリティでもあるのです。
思いやりのある心、それが本当に人間を人間らしくしてくれる。それこそが、その人の最大の強みです。それこそが、人間を本当に高めてくれるものなのです。
教会組織が宗教制度を通じて人間界に与えたものによって、大きな分離が起こっていますが、教会は、一部の人間を神と呼ぶことで、文字通り人間を人間から分離してしまったのです。神とは真の人間であり、人間の原初的理念です。
教会はここに来て、人間と人間を分け隔て、人間の真の部分を神と呼び、手が届きそうにないほど出来る限り遠くに置き、これが実は私たちの真の内なる存在であることに気づかせないようにしました。
だから私は、私たち人類が本当はどれほど偉大な存在であるかを思い出してほしいのです。
そして、人類設計に何を掲げたかということ。人間であるということはどういうことなのか。
私たちはそれを当然のことと受け止め、普通だと考えていますが、魂の視点から見た人間の経験は、絶対的にユニークなものであり、この上なく特別なものなのです。そんな体験をこの地球で得ることができるのですよ。
宇宙のどこにもない。今、ここにしかないのです。
Produced by Earth! (地球によるプロデュース!)
人間の集合意識はスープみたいなもので、粘性があってどろどろしていて...と、そのように私はよく感じるんですが、実際に痛覚のある集合体として重なり合っているため、人間としての真のクウォリティ、人間であることの価値をまったく認識できていないのです。
もし私たちが宝探しに出かけて、意識を内側に向け、自分の原初的な創造衝動が何であるかを見たなら、それは実に素晴らしいことです。
それがあなたの魂のサインであり、あなたの創造的衝動です。
全人類の魂のサインは統合され、全体となって、人間の原初的理念を形成しています。
そして、私は知っています、より高い次元から何度も何度も私は肯定してもらいました。この原初の理念を消滅させることはできない、と。そして、人間は人間へと、戻ってきます。つまり、人間的な能力や特性…今日では、超人的とか超自然的と呼ばれているようなものが、すべて戻ってくるのです。
そして、真の人間、本来の人間、つまり、最高のデザインに基づいた素質を体現する人間に戻るのです。
人間が遊ぶ野原には、まだまだ発見がたくさんあります。
それでもなお、私たちはある特別なことをするためにここにいるのです。
自分の中にある運命、つまり遺伝的なものであると同時にスピリチュアルなデザインに根ざした運命に、より明確に従えば従うほど、私たちはより多くの経験をし、再び自分自身に戻っていきます。
私たちは再び自分自身を認知するのです。
もし人間が本当にこんなちっぽけな存在だったら、「ほら、自分をもっと知りなさい」と、何度も言われることはないでしょう。
この文句が意味を成すのは、人間が、実は人間本来の在り方に全くそぐわない生き方をしている場合のみ。
その意味で、集合体としての人類、集合体としての人類の意識に対して、繰り返し「己を知れ、己の真の偉大さと創造力を知れ、己の中にある贈り物を知れ」という衝動が湧き上がってくるのです。
私たち人間は、定られた最高の人生を生きていません。そこからはるか遠いところにいて、それがどれくらい遠いのかは、より高い創造レベルにある人類の原初的理念に戻れた時、初めて気づくことになるのかも知れません。
時間と空間を作って、この話を受け取ってくれてありがとう。
そして、あなたが「完全なる人」である意志を懐いてくれていることに、感謝します。
愛を込めて
ロビン
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hktryun · 10 months
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7/3 1:15
最近はまたゼルダばかりやっていて昨日やっとのことガノンを倒しエンディングを迎えた。新作の動画が頻繁にTLに流れてきてやんわりと把握しつつあり、嫌だけど、悔しくて6年前とかに配信されていた追加パッケージを買った。こうやって半端に網羅率を上げたがって、追うものも追わずにばかりいる気がする。追加の試練はいきなり難しくて、何にも考えないで殴りかかりにいくゲームスタイルも無精だなあと思う(脳死で という言葉まだ使いそうになるけど、本当に嫌だよなあ、と思って使わないようにしようと思った 先月)
仕事、自分が何をできているのかがわからなくて怖い。言語を学ぶって本当に言語をやっている感じがする、テンプレートをとりあえずはめていって、応答にだけ慣れて、読めるけど書けない不安でうっすらと笑顔、うっすらと吐きそう。留学してた一月の気持ちを少し思い出す。でもあれは英語ができないというより高校を思い出す教室のかたちへの恐怖だった。
昨日はものすごく本を読む、嵐のようなほとんど初対面の女の子がなぜか3時間近く来るかもしれない私たちのことを待っていてくれたみたいで、2度目に会って、意味のわからない勢いでわたしの親になるかもしれなかった(?)ひと?の話で盛り上がって、意味がわからなかった。本当に可愛い赤い服を買ってショートパンツと白いソックスで揃えて、折田と一緒に花枝の働いているお店で飲んだ。可愛い格好ができてずっと嬉しく良い日だったけど、一瞬なぜかすごく具合が悪くなってけろっと吐いた。思っているより酔っ払っていたみたい。最近はすごく呆然としたまま慌てて人と会いまくっていて、映画をたくさん観たり、新居に行ったり来てもらったり、シャボン玉を飛ばしたり、慌ただしくしていてうれしい。反面けっこう焦っている。
今日はもうたぶん会わないと思った友だちと会って、そんなに変わらず、意外と大学を卒業して就職していた。案の定というべきか近い業界の、少し検討したもののやめた会社に彼女は就職していて、近いものもあれどものを選ぶ根本が違うなあと改めて思う。在宅がいい、やりたいことは定まっていて、うまくやっているらしい。ひとの執念するところとか融通の効かなさを特に魅力だと思うのは、自傷的というとやりすぎだけど被スポイル的なのは自覚していて、私の飽きっぽさとか染まりたがりなところにプライドを移行できることはあるんだろうか。私は逃げたいだけ。字には出来るけど心底は思えない、というのを、「頭ではわかるんだけど」って言い方ばかりしてしまって、分かってるって言うんだろうけど笑、といわれることがある。そうです。でも分からないというよりそちら側を書ける、読める私のほうが、努力はしてませんか?、とかいうと線引きしてるって事実自体が絶望的みたいに言う人もいる(わたしのヒステリー)。でも本当にわたしは分かったフリで逃げたいし、人の気持ちの心底のところを分かりたくないのかもなあ、と最近思って結構へこむ。
ひとつジャンルを選んでその会話に終始することは楽しいけどそれ以外のすべを無くすな、とネットの友だちと会うと思っていたことを、やっぱり今は逆サイドで思う。共通に選びとった目的以外のことをうまく話せないこと、これは言語とは違うけど似た感覚で、高校のときはめちゃくちゃ恐怖していた。特筆すべきこともないまま続くものと、思っちゃってる時点で良くないのかなあ。昔の人たちと会っている?、という会話の一つも糸口がないから何だか私だけ?を浮かべてへ〜と聞いてる、たくさん人がいたみたいだなあと他人事みたいに思う。たくさんの人と話せる形にはなりたい。話せない人とこそ話せる人になりたい。輪郭がわかりたいよー。
スパイダーバースはすごく面白くてやっぱり3秒間に今できるアニメーション画法を10個詰め込むね、みたいなハイカロリーさでもの凄かった。体のラインが本当に綺麗で、カットインがそんなのやっていいのかいいよね、の繰り返しで絵が描きたくなった。マルチバースのそれ自体を扱ってくれちゃうの嬉しいけど、ますますやることがなくなっちゃうじゃん、と思った。だれ? マーベルにハマりたいなあ。
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takahashicleaning · 11 months
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TEDにて
テイラー•ウィルソン:僕のラジカルな計画 ― 小型核分裂炉で世界を変える!
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
テイラー・ウィルソンが、自宅ガレージで核融合炉を作ったのは14歳のとき。そして、19歳となった今、彼は、再びTEDのステージに立ち、既存技術である「核分裂反応」の新たな活用法を提示します。
ウィルソンは、支援を取り付けて起業し、彼のビジョン実現に向けて最新の原子力発電の実現に動いています。なぜ?小型のモジュール式核分裂炉を製作する革新的な計画に燃えているのか?
そして、なぜ?それが世界のエネルギー危機を救う大きな一歩となりうるのか、語ります。
もう一度言います!
これは、現在、最新式である第4世代原子力発電の仕組みです。
核分裂反応は、適切なレベルで制御、維持されています。核分裂反応によって、水が熱され水が蒸気に変わり、蒸気がタービンを回すことで電気を得られるのです。
100年も前から、この方法。蒸気タービン発電で電力を作ってきました。
原子力は、水を熱する方法を大きく進化させはしましたが、水を熱して蒸気に変え、それでタービンを回すところは同じです。
そこで思ったのです。これが一番いいやり方なのか?
核分裂は、枯れた技術になったのか?それとも、まだ何か革新できることが残っているのか?そこで、僕は世界を変える大きな可能性があることを思いつきました。
これです。小型モジュール式原子炉です。
あちらの図に示したような原子炉ほど大きくありません。でも、50~100メガワットという大きな電力を作れます。これは、そう平均的な家庭で2万5千から10万世帯分の電力です。
この原子炉が、魅力的なのは工場で作れることです。これら、モジュール式原子炉は、基本的に組立ラインで作れ、世界中。どこへでも運べ、設置さえすれば発電ができます。
ちょうど、この部分が原子炉でここが重要なのですが、地下に埋められています。
テロ対策に通じている人なら地下に埋めることが、どれだけ核拡散防止や警備の上で素晴らしいことか言うまでもないでしょう。
さて、さきほど電力は全て。まあ、太陽光発電を除けば、蒸気を熱してタービンを回すことで作られると言いました。
実は、これはそれほど効率はよくないんです。図のような原子力発電でも大体30~35%の効率なんです。
この数字は、炉が出力する熱エネルギーと実際に発電できる電力の割合で熱効率が悪いのは、これらの炉が低温で稼働しているからです。炉の温度は、せいぜい摂氏200~300度くらいなんです。
でも、新しい炉は、摂氏600~700度で稼働します。温度を高くすれば、より高い熱効率を得られます。
そして、この炉は水を使わず、超臨界のCO2やヘリウムといった気体を使いそれでタービンを回すのです。
これは、ブレイトンサイクルと言います。
電気を作る熱力学のサイクルで熱効率は、ほぼ50%、45%~50%の効率になります。素晴らしいと思うのは炉心がかなりコンパクトなことです。
融解塩炉は、もともと小さなものですが、さらにすごいのは、核分裂させたウランからより多くの電気を生み出せることです。
おまけに燃焼してなくなるこの燃焼度はかなり高いです。同じ量の燃料でもこの炉ならより多くの割合が使えるのです。
新しい原子炉は、燃料補給なしで30年も稼働できる。これは、僕は本当に素晴らしいことだと思うんです。密封されたシステムということですから。
燃料を補給しなくて良いので密封できます。
核拡散の危険もなく、炉心から核物質や放射性物質が、外に漏れることもないのです。
安全の問題に戻りましょう。東日本大震災原子炉事故のあと、誰もが原子力の安全性見直しを迫られました。
僕が、原子炉を設計するときに考えたことの一つは、そのままでも本質的に安全であることでしたから。
僕が、この原子炉に大いに期待しているのは、主に二つの理由からです。
まず、高圧下で稼働しないこと。加圧水型炉。沸騰水型原子炉といったこれまでの原子炉は、非常に高温の水を高圧下で使います。
すなわち、事故が起こったとき。もし、ステンレス鋼圧力容器が破損したら、冷却剤が炉心から流れ出すのです。
新しい原子炉は、ほぼ大気圧で稼働しますから、事故のときにも核分裂の生成物が炉の外に出ることはありません。
さらに、高温で稼働し、燃料も融解されているのでメルト・ダウンも起こりません。
原子炉が許容範囲を超えたり、東日本大震災原子炉事故のように電力供給が断たれたりしたときは排出タンクがあります。
燃料は液体で冷却剤と一緒になっているので、炉心を流し出して臨界以下の条件に落とせます。基本的には反応炉の下にある中性子吸収剤の入ったタンクに落とすのです。
これは本当に重要なことです。核反応を止められるのですから古いタイプの原子炉ではそれができないのです。
さっき言った通り、燃料はジルコニウム燃料棒内のセラミックでこの原子炉で事故が起こったとき、その前のスリー・マイル島の事故では解明するまでに時間がかかりましたが
燃料棒のジルコニウム被覆は、高圧の水や蒸気に酸化環境でさらされたとき水素を発生します。水素は爆発する可能性があり、核分裂の生成物を放出することになります。
新しい原子炉の炉心には、圧力は加わっていないので化学的な反応は起こらず、中の核分裂の生成物が炉の外に出ることもないのです。事故が起こったとしてもまあ原子炉はダメになるかもしれない。
それは、電力会社には気の毒だけど、でも、多くの土地を汚染することはないんです!
また、安全性を確立した後、この小型原子炉をロケットに積めば、50~100メガワットの電力を供給できるわけですから。
これは、ロケット設計者の夢。他の異星への移住も夢じゃない。
50~100メガワットの電力で行きたいところに行けるだけでなく、着いてからも 電力があるのです。ロケット、人工衛星の設計にソーラーパネルや燃料電池を使えば、数ワット、数キロワットが出せます。
それは、たくさんの電力です。でも、ここで話しているのは100メガワット。すごい電力ですよ。火星の街に電力供給できるし、高いレベルの安全性が必要ですが、そこのロケット、人工衛星にも供給できます。
原子力を使って、他の星に飛んでいくのは、これは、とても詩的なところがあると思うんです。銀河の星々は、巨大な融合炉として燃焼している結果、地球に光が届くのですから。つまり、空に浮かぶ巨大な原子炉です。
今日、お話ししている僕のエネルギー源も元々は核反応から由来して、食物の化学エネルギーに変換されたもの。ですから、核分裂の技術を極め、将来の革新的エネルギー源とすることはやっぱり詩的なんだと思います。
参考までに、平和利用のために考案された原子力発電は以下の種類に分けられます。
他にもあるけど省略します。
1)沸騰水型軽水炉 (Boiling Water Reactorで略してBWRとも呼ばれる)
核燃料の液体が入った圧力容器内で水を沸騰させ、核燃料の液体とともに直接!外部の!タービンに送って発電機を回す原子炉。
なお、福島第一原発もこのタイプです。そして、第1世代 ( GEN-I ) -1950年代から1960年代前半に運転を開始した初期の原型炉。危険性が確率的に高いタイプ。第2世代 (GEN-II)もここらへん。
2)加圧水型軽水炉 (Pressurized Water Reactorで略してPWRとも呼ばれる)
圧力容器内で加熱される核燃料の液体が内部で循環して、タービンに送られる水と完全分離している原子炉。
こちらは、第3世代 ( GEN-III ) - 1990年代後半から2010年代頃に運転開始した原子炉で、第2世代の改良型として開発された原子炉。西日本で主に使用されているタイプ。
これを小型化したタイプが第4世代 (GEN-IV)といわれるもので過去の障害を克服している天然ガス火力発電とも競合できる高い熱効率、高度な安全性、放射性廃棄物の負担の最小化及び高度な核拡散抵抗性などの特徴をもつ革新的原子炉です。
東日本の原子力発電は、ほとんどが第1世代 ( GEN-I )、第2世代 (GEN-II)というタイプです。(北海道以外)
(個人的なアイデア)
本当は、震災が起きる前に設備を小型化した第4世代へ大胆に更新すればよかったけど、もう、後始末、廃炉の時間の関係上、手遅れかもしれません。
実は、高度経済成長後のバブル経済への成長の達成は、当時は、最先端のイノベーションである原子力発電の建造も重要なターニングポイントの一つでした。
電気を作る熱力学のサイクルで熱効率は、ほぼ50%、45%~50%の効率まで高めることは可能ですが・・・
高温の物体から熱を受け取り、電気という「使えるエネルギー」に変換できる機械を一般的に「熱エンジン」と呼んでいる。
高温の物体から受け取った熱エネルギーのうち、どれだけ活用できたかという比率を「効率」と物理学では定義している。
この効率は、原理的に超えられない「カルノー効率」という上限があることが知られている。
カルノー効率が達成されると、効率は上がるが、同時に仕事率がゼロになる現象。
つまり、熱エンジンの効率を最大限に上げると出力がほぼゼロになることを意味しています。そして、効率100%は物理的に不可能ということです。
中世で試行錯誤が行われたことに終止符が示され、機械での永久機関は作れないことが、この現象から理解できます。エネルギー保存の法則からも理解できます。
他には、燃料の持つエネルギーをどれだけ動力として取り出すことができるか?これをエンジンの熱効率と定義しています。
2020年の段階で、ガソリンエンジンの熱効率は最高で40%前後あり、10年くらい前までは30%程度。低燃費の技術競争もあるけどカルノー効率から限界も見え始めています。
だから、ガソリン自動車から電気自動車へ世界中の法人が開発を加速して切り替えている潮流があります。
<おすすめサイト>
ジョン・フランソワ・バスタン:地球に1兆本多く木があったら?
アラン・セイボリー:砂漠を緑地化させ気候変動を逆転させる方法
ロジェカイヨワ戦争論と日本の神仏習合との偶然の一致について2019
(原子力)
スチュワート・ブランドとマーク・Z・ヤコブソンが討論:原子力発電は必要か?
ジョー・ラシター:気候変動の解消に向けた原子力発電の必要性?
「フロート式原子力発電所」について
劣化ウランゼロへのイノベーション:ビル=ゲイツ、エネルギーについて語る
(再生可能エネルギー)
レイ・カーツワイル:今後現れるシンギュラリティ(技術的特異点)を学ぶ大学
Solar Roadways(道路としても敷き詰めて活用できる太陽光発電パネル)
「考えるクルマ」が世界を変える―アーバン・モビリティの革命
Powerwall 2 & Solar Roof Launch - Teala Motors
デイビッド・マッケイ: 再生可能エネルギーの現実
ベティーナ・ウォーバーグ: ブロックチェーンが経済にもたらす劇的な変化
量子コンピューターの基本素子である超電導磁束量子ビットについて2019
<提供>
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ari0921 · 2 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月11日(月曜日)
  通巻第8172号 
 EV投資計画に急ブレーキ、新設工場延期、縮小が相次ぐ
  テスラはドイツ工場で生産が停止、過激派が送電塔を放火。一帯が停電
*************************
 世界的なEV投資計画に急ブレーキがかかった。各社、消費者の買い控えに当惑、EVブームは終わるのかとする懸念が拡がった。フォード、GM、テスラが新設工場計画の延期、縮小が表面化した。2023年10月にGMは40億ドルの投資予定だったEVトラック工場を一年延期するとした
同年12月、フォードはEVトラック工場を一年延長するとし、ミシガン州のEV工場ではF150トラックを毎週3200台生産予定だったが1600台に減産した。
120億ドル投資を予定したライン増強も延期、韓国SKとのバッテリー工場の計画も延期した。
 テスラはメキシコでの新工場計画を先送りした。
 フォードはメキシコでのムスタング生産を縮小した。
 かくしてEVからの消費者離れが顕著である。
 3月5日、テスラのドイツ工場で操業が停止に追い込まれた。「ボルケーノ・グループ」を名乗る極左過激派が近くの送電塔に放火したため一帯が停電となったのだ。拡張計画に対して環境保護を訴える抗議運動が起きていた。ベルリン警察は、送電塔が放火された可能性が高いと発表した。
この工場は欧州で唯一のテスラ工場、警察は「数千人が電力供給を断たれ、危険にさらされている。このような妨害行為に対しては、司法を通じて最大限の厳しさで対応する」と述べた。ドイツの極左過激派「ボルケーノ・グループ」の「犯行声明」はテスラの「極端な搾取状況」を非難するとともに「ギガファクトリーの完全破壊」を訴えた。
 
しかしドイツ中が左翼だが、テロに訴えた最過激派の「ドイツ赤軍」が解散してから既に四半世紀。
「死よりも赤が良い」と叫んで道路にねころんでいた活動家たちも、過激左翼の「緑の党」などに吸収され、脱炭素、環境保護を隠れ蓑としてきた。緑の党など、連立政権の一角に加わったばかりか国防相ポストを割り振られ、ウクライナ支援、国防費拡大を言う始末である。
テスラのイーロン・マスクCEOは、放火犯を「地球上で最も愚かな環境テロリスト」「正しい環境目標を持たない連中の操り人形」と非難した。
テスラのドイツ工場では年間37万5000台の「モデルY」を生産しており、週間生産台数が6000台に達した。2022年3月に開設したこのギガファクトリーでは1万2000人を雇用し、2025年までに50万台の生産を目指している。
 同工場の操業は1月29日から2月11日まで、紅海での貨物船への攻撃を理由に出荷が中断されていたから弱り目に祟り目となった。
EU諸国は2035年までに全新車をEVにするという理想を掲げていたが、何時のまにか後退させ、中国からのEVへの補助金をやめた。
バイデン政権は23年、EVの購入者向けに最大7500ドルの税額控除を行っ��。補助金と減免措置という特典があったEVが一時的に売れていた。
というわけで日本も35年までに全新車を電動車にするなどとEVシフトが世界的潮流と勘違いするほどの強迫観念に取り憑かれていた。
 ところが「脱エンジン車」「脱ガソリン車」の潮流は徐々に変調しはじめ、ハイブリッド車の販売台数がEVを上回った。
2023年第四四半期、トヨタのHVの販売台数が18万台となってテスラの17万台を上回った。
EVの日本市場の販売実績だが、テスラは2022年に6000台、それが23年には5500台に落ちた。
BYDは23年に1400台あまり、24年1月速報は147台だった。それでもBYDは2025年に年間3万台を目標とする。
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azariy · 7 months
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本田宗一郎・ざっくばらん
【真理に徹す】
今度うちは三重県の鈴鹿に新工場をつくることになった。
僕は、この工場も浜松や和光の工場と同じように、エア・コンディション付の無窓工場にするつもりだ。
これなら外気の温度や湿度に影響されずにすむからだ。
日本にはずい分のん気な人がいる。
無窓工場なんてトランジスター・ラジオやカメラみたいな精密工業には必要だが、自動車なんてものにはゼイ沢だと思っている。
自動車はそんなにヤワなものではないということらしいが、精度を問題にしないその神経の図太さには恐れ入るほかはない。 それだけではない。
海辺に工場を建てようと考えている人がいる。潮風は、製品に悪影響があるだけでなく、機械そのものを傷める。
日本は島国だから、どこへ行ったって潮風はくるさとタカをくくるのはよくない。
あるピアノ会社が、社長の出身地だからという理由で、海岸のそばにピアノ工場を建てて失敗したことがあるが、これこそ音痴的なものの考え方である。
製鉄所みたいに、精密度はあまり要求されず、運送費の多寡がそのまま利潤の大きな部分を占めるというのなら話も分かるが、自動車みたいに高度な加工をやる工場を、単に運賃が安いとか、土地が安いということだけで海辺に建てるのはどうかと思う。
話を戻すが、エア・コンディションは、機械や製品にいいだけでなく、なによりも工場で働く人たちが気持ちよく働けるという利点がある。
最近は、冷暖房をする会社が多くなったが、それは本社だけ、あるいは重役室だけの話であって、工場の方は旧態依然たる有様である。夏は汗をかき、冬は吹きっさらしの中で仕事をしているところが多い。
これでは自由にして平等だとはいえない。第一、工場で働く人間を大事にしないような企業は長持ちしない。僕は自分が大事にされたいから、みんなを大事にする。
愉快に働いてもらって能率をよくしてもらった方が、どれほどいいか分からない。
設備は一度やれば一生なんだから、充分にしてもたいしたことではないと思う。
日本のように温帯にある国では、夏と冬の温度差が激しいから、余計働く人たちに気をつかう義務がある。
ドイツみたいなところなら、冬はべらぼうに寒くても、夏は窓を開けなくても仕事ができる程度だから、暖房だけあれば事足りる。
外国の工場も暖房しかないとそのままウのみにしては困る。
それから従業員に休息を与えるということを、何かマイナスになるというか、罪悪視する人がいる。
仕事というものは、何か目をつり上げて息もつかせずにやらなければいけないという固定観念にとらわれている人がいる。
TTレースに行ったうちの河島監督が帰って来ていうことには、うちのチームは、日曜も夜遅くまで仕事をやるし、風呂に入るにも順番を決めて、廊下にプラン表をぶら下げていた。
それをみたイギリス人が、日本人は何て能率の悪い国民だろうといったそうだ。
二宮尊徳流に薪を背負って本を読まなければならない国民にとって、団体生活をするときに、入浴の順番を決めることなんて普通のことだが、個人主義が徹底しているイギリス人からみればミリタリズムの変形にみえるのは当然かも知れない。
TTレースの期日は何年も前から分かっているのに、夜明かししなければならないというのでは、非能率にみえるのは無理もない。外国人の考える能率とは、働くべき時間にいかにたくさん働くかということで、休み時間に働くのは能率ではないわけだ。
この間、楠トシ江と対談したときにも話したが、僕が床屋に行って十五分でやってくれと頼んだら、やっと四十分でできた。いつもなら一時間もかかる。
そこで床屋のおやじ曰く
「あんたは遊ぶひまがあるんだから、その時間に床屋に来てくれれば、こうせかせないでゆっくりキレイになる」
そこで僕は 「冗談いうな、遊ぶために働いているんだから、床屋にきて一時間もかかってたまるかい。こんな能率の悪い床屋なら一生来ない」 と言ってやった。
本当のことをいって、人間は八〇%ぐらいは遊びたいという欲望があって、それがあるために一生懸命働いているのでないだろうか。それを働け働けといってヤミクモに尻を叩いても能率が上るわけはない。
よくイミテーション・パーツが問題になるが、イミテーション・パーツが出るのはメーカーの純正部品が高いか、高い割に性能がよくないか、潤沢に出回っていないかの三つの条件が満たされていない場合である。
この点は、うちも大いに反省しなければならない。しかしそのためにかくしナンバーを打つようなことはやらない。
そんなことをすれば、手間が多くなって能率が悪くなる。ならばその分だけ安くする方が先決である。
人間は疑り始めたらキリがない。
コップ一杯の水を飲むのにいちいち毒が入っていないかどうか疑い出したら、自分で井戸を掘って、毎朝水質を調べなければならない。
これはいささか極端な例だが、人は信用した方が得である。
うちは、クレーム部品の判定権をディーラーに任してしまった。
代理店といっても数が多いから、いい人ばかりではないかも知れない。
中には悪い人もいるかも知れない。
しかしそれはあくまでもごく少数である。そのごく少数の人のレベルに合わせて、何かいかめしく、人を頭から疑ってかかるような検査制度をつくっては、大多数のいい代理店は気分を害してしまう。
検査制度なんてものは、警察や検察局がそこら中やたらにあるのと同じことで、気持ちよく仕事はできない。
こういうものは非生産的なものだから、生産の中にたくさんあればあるだけ、モノが高くなるのは当然である。
また人間というものは信用してまかせられれば、悪い人も悪いことができなくなるものである。
逆に四六時中疑われれば、反感からいい人も悪いことをしたくなるものである。
そういう意味から、うちはディーラーに判定権をまかせてしまったわけである。
もちろん統計は一応とってあるから、ある一店だけ特定のクレーム部品がべらぼうに多く出るということになれば、チェックできるようにはしてある。
近ごろ、わが社は厳重な検査をやっています、といった広告が新聞によく出る。
しかし厳重に検査をやっているから、品物がいいというのはおかしい。
初めからつくる目的はわかっているのだから、つくってしまってから検査するのを、オニの首でもとったように宣伝するのはうなずけない。
つくってしまったものはあとに戻らないのだから、つくる前に、検査しなくてもいいようにすることがいちばんいいわけだ。
本当は検査なんかやらなくてもミスがないというのが理想である。その理想に近づくために検査員がいるというのならいいが、検査しなければいけないような品物をつくっていて、それを検査しているからといって自慢しているのではスジが通らない。
うちでも検査設備は、もちろん完璧なものにするよう努力しているが、それに頼ってはいない。検査員だってよそよりは相当少ないはずだ。
それに僕は、ミスを出すたびに検査員を一名ずつ減らすといっている。
人間が多すぎると検査はミスが多くなる。シビアな感覚がうすれてくる。
自動車というものは、人命を預かる機械だから、つくる側に徹底した慎重さが欲しい。
科学技術というものは、権力にも経済的な圧力にも屈してはいけないものである。
ガリレオが「それでも地球は回っている」とつぶやいたように、権力をもった者が、どんなに真理を否定しても、真理は真理として残る。
真理は一見冷たい。しかしその真理を押し通すところに、熱い人間の面目がある。
工場には、その冷たい真理だけがある。
真理だけが充満していなければならぬ。 こういう体制を押し通していけば、少なくとも機構上の欠陥からくる事故はほとんどなくなるはずだ。
悪いところに気がついても、いま変更したら金がかかるとか、混乱するとか、���表したばかりのものを改造するのはみっともないとか、変な面子がからんで、ズルズルと見て見ぬ振りをするところがある。
うちは面子がないから、悪いところを見つけ次第改造してゆく。ラインに乗せてからも一日に数回変更することもある。
そのために、工作機械の位置を大幅に移動させるようなことも少���くない。工場の連中も、初めは面喰らったようだが、いまでは、いつでも変更に対処できるような準備ができている。
とにかくお客さんには、うちで考える最良の品を提供しなければならないのだから、無理はあくまでも通すつもりだ。
いささか古い話だが、昭和二十八年に、うちの新車につけたキャブレターの性能が思わしくなかった。そこで売ってしまった一万台の車のキャブレターをすぐ取り替えた。
そのときの僕の考え方は頭をペコペコ下げたって、悪いものは悪いのだから取り替えるより仕方がない。
たとえそのお客さんと親戚になったって、夫婦になっても、キャブレターの悪いのが直るわけではない。
このとき、うちが取った処置が実に早かったし立派だったといってくれる人がいるが、僕はまだ遅かったと思っている。
よそとの比較でいえば早いかも知れないが、お客さんにとってはまだ早くない。
比較対照でいえば、カラスが白いのと同じである。いまだに僕はクレームの処理が遅いとどなることがある。
お客さんにとっては、取り替えるのに一分しかかからなくても、壊れれば遅いわけである。待っている時間は永久に帰ってはこない。壊れることは、壊れないことよりも絶対に悪い。
それからもう一つ考えなければいけないことがある。
それは、この工場の製品は九九%の合格率だからすばらしいと賞める人がいるし、賞められて鼻を高くする人がいるということである。
ところがお客さんは、自動車にしてもオートバイにしても、百台も買いはしない。
買ってもせいぜい一台か二台である。
もしその一台の車に、残りの一%の悪い車が当ったとしたら、そのお客さんにとってその車は一〇〇%悪いことになる。
だから工場というのは最低一〇〇%、理想的にいえば一二〇%くらい合格しないと話にならない。
お客さんというのは、金を払って自分が目的地に行くために走っている。
もしエンコすれば、ほかに直す人がいないから自分でいじらなければならない。
それが人里離れた山の中ででもあれば、分らないなりに全知全能を費やしてひねくるわけである。それだけにエンコしたという意識は痛切である。
うちがいちばん最初の五〇ccのバイクエンジンを売っていたころ、お客さんから電話がかかってきてエンコして動かない、こんなものを売りやがってとガンガンどなられた。
慌てて飛んで行ったら、ガソリンがなくなっていた。しかしそのお客さんは、二度とガソリンがないのをエンコと間違う失敗はやらなくなる。そこでそのお客さんは一段進歩したわけだ。したがって、売ったりつくったりする僕らが、お客を馬鹿にしていると反対に遅れてしまう。
ところが工場の連中は、案外こういった感覚が抜けている。
どうしてかといえば、その道の専門家が、その辺にいっぱい控えているからだ。
この故障は電気部品だと思えば、電気屋を引っ張ってきて、自分は知らん顔をしている。みんな技術屋でありながら、依頼心が強い。
そして実際のレベルは低くても、俺たちがつくっているのだということで、いかにも自分たちが専門家であると錯覚を起こしやすい。
お客さんから苦情が出ても、やれ使い方を知らないからだとか、それは一部であって全部ではないとか、勝手な屈理屈をつけて、真剣にその苦情の内容に取り組もうという気を起こさない。
このうぬぼれが技術屋をいちばん危うくする。
会社そのものを危うくする。
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kennak · 3 months
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この文は似たような業種の会社に勤めていた時の事情を元にたぶんそうじゃないかなあ、程度の俺のあくまで勝手な妄想です。 -- 冷凍ケーキの件だけど、ブランド先製造ってこの手の大規模な製造問題を起こさない、または起きても責任の所在をはっきりさせるために、定期的に工場監査して問題発生時のトレース能力の確認を求めてくる。分かりやすく言えば金と工数だけかかるクソ面倒なISO認証(食品だとFSSC)とかも求めてくるし、力量怪しければ信頼できる業界大手を元請けに入れたりコンサル投入してくる。なんでクリティカルポイントの管理や記録確認程度ではなく、受託製造の人間による記録外の原因究明力とか改善力とかそこまで見ている。  そんな状態で製造ラインに乗せて出ていった冷凍ケーキの多数が崩れていましたなんて明らかに製造・搬送ラインまたは付帯設備のコントロールポイント管理を極めて重篤に怠ってないと出てこないので受託製造の社員クラスなら原因100理解ってるし、発注元のブランドも検討つく程度には理解ってる。  ではなぜ原因特定不能と言い張るのか。これは断片的な報道からの俺の予想というか、受託製造あるあるだけど製造ロット数の見極めやら、発注元の要求による難製造工程でライン大規模調整とか発注自体がかなり遅いとか、原料入手の情勢が極端に悪化とかで(ケーキで言うと濃縮乳、鶏卵、生果物とか怪しいよね)結果的に発注側の責任か情勢悪化による、受託側に責任のない難納が発生するときがある。 そんなときでも特定の期間商品では結構な割合で発注側の利益優先で、万が一があっても知らんですよと受託側が折れて製造することがある。まあそうよね、超超超特定の期間商品で大した違いもないのに百貨店ブランドで安くない値段取ってAmazonのセール期間みたくお届け遅れました原因は百貨店側ですなんて、百貨店ブランドの面で客に言えるわけがない。 受託「この納期無理です」発注「いやなんとか!ここなんとかすればいいでしょ、後の責任持つんで~」みたいな風景、B2Bの会社だったらあるでしょ、風景見えてこない?見える見える。結果理解してたのか理解してなかったのか、見えないアウトの線を踏み越えて製造をしてしまったことになる。見えないアウトの線ってのが今回のミソ。  製造の話に移るけど、食品製造ラインは一定の品質保つために工程毎の温度管理と時間管理を徹底していて、これは基本的には食品の汚染を防ぐ事が主目的であるんだけど、形状とか見た目の品質維持にも効果がある。ある程度経験上や理論上の安全率を付加した設定になってて、大きく逸脱しない限りはほぼ同質の製品が得られるようにされている。似たような物を扱っていた会社にかつて居たので冷凍ケーキの経験はないが、まあ下記の工程が標準工程として監査や認証時、そして試験製造にて確認されているはず。 滅茶苦茶ざっくり書けばスポンジは何処其処でウン度の低定温庫で入庫ウン時間からウン時間で使用してクリームの温度はウン度冷蔵で仕込みはウン日前で、オーバーランのエアはウン度で粘度はどうだ。充填と手加工や機械加工の通過時間はウン分までで定期的な風味検査。窒素トンネルはウン度でウン分、トンネルフリーザーはウン度ウン時間で定期的に固化状態見る。箱詰めのタイミングは冷凍前か後か知らんが、恐らくトンネル出てからウン分の間に封函。冷凍工程に紙入れたら結露してふにゃってコーティング紙でもかなり強度落ちるからたぶんそう。パレ積みされてリフトで冷凍倉庫に置いてその間に細菌検査の結果見て出荷準備して、細菌検査の結果次第でブランド元の出荷許可が降りたら出荷。 ここでちょっと考えてほしいのが冷凍の工程で、冷凍ケーキほどの大きさでなくても、窒素トンネルやトンネルフリーザー程度では表面が固化するだけで、サニタリサーモぶっ刺して-18℃でも中のスポンジは良くて5℃とかそんなもんと思われる。(空気の層ってかなり冷えづらくて、家を二重窓にしたらなかなか屋外と熱交換しないのと一緒) 現実問題、中身の固化は冷凍倉庫で入っている間に進んでいて、通常の期間商品であれば中継の冷凍倉庫で場合によっては1ヶ月以上保管されることもあり、その間に固化している。これは結構暗黙知な部分で、冷凍倉庫で固化が進むことを製造工程として書きたくても、自社倉庫を出庫してからは運送屋や倉庫屋に固化の責任を負わせられないし、では完全に固化するまで自社の冷凍倉庫に入れる事は現実的に無理。ここに保管期間という見えないアウトの線が引かれている。   これ出荷指示してる人間が理解ってんだか理解ってないんだか知らないけど、工程管理上にも書いてないんやからええやろ、クリスマス間に合わんかったらどうすんねん転がすぞコルァ!と報道でもあるように冷凍時間を2週間から25時間に短縮すると、(これを冷凍時間と呼ぶのかは微妙なところで諸事情で保管期間と言いたいが)それはまあサーモグラフィで見ると真っ青で、抜き取りサンプルにサーモぶっ刺して-18℃の記録が取られてても、中は全然凍ってませんがな、ということになる。 冷凍車やってる運送屋さんは、この手の事情は多少知っているので万が一があると丁重に扱うけど、物流拠点のそれも冷庫仕分けなんて、息ゎ苦しいしマヂ苦しい酸欠で死にそうシュワッチ…シュワッチ!なマジのキツイ職場なんで、そんな暗黙知は知らないし教えても理解しない奴しか来ないので、やっぱり雑に扱われて凍ってなければグシャッとなる。ただ物流拠点に来た時点で中身凍っていることはそもそも前提だし、凍ってないものを一般的な所作で流して潰れた責任までは彼らは負わされていない事だけは擁護したい。  よって 百貨店「運送屋が雑すぎ」運送屋「落としてもないし荷崩れもないが?」百貨店「物流拠点どうなってんねん」物拠点「凍ってないもの扱わせて責任問うんか?」百貨店「受託の製造がおかしい」受託側「お宅の無茶な要求と出荷指示晒したろか?」 百貨店「(なんでや!俺悪ないのになんで俺が悪い言われるんやねん)」←悪い御客様「オラァ!どないなってんねんや!ケーキみたいにグシャッと転がすぞコルァ!!」百貨店「原因特定不能です(すっとぼけ)」 こうなります -- 余談なんだけど、受託側の責任で難納期発生や製造上���問題が発生したら、機会損失も含め損害賠償する契約になってることが結構あって、ブランド元が顔真っ赤で乗り込んでくるんよな。もう受託側は全面謝罪と補償するしかない。でも今回は報道で取材されてた受託側責任者が、百貨店に聞いてくれ責任はあっちなんて言う状況。百貨店が青い顔してすっとぼけてのは、百貨店が何かしらでチョンボしてると見る。 あと一般的な期間商品の冷凍品てのは大体半年前までに試験製造入れて、消費者に渡る2ヶ月前に生産ラインから製品として出てくる。この消費者に渡るまでの時間差が倉庫料として効いてきて、俺が知ってる頃でも倉庫料きつい言うてたので今はもっとギリギリ攻めてるかもしれん。  もっと余談なんだけど、冷凍庫の保管を冷凍工程としないのは品質保証の規定作成に深く関わったことが無いから想定だけども、恐らくそれはHACCPで定める清潔区域に出来ない都合であって、例えば倉庫がトラック搬出の都合で外部と貫通せざるを得ないので汚染区域にするしかないとか。 結局工程扱い出来ないのだから冷庫保管の時間の根拠を示すことはないのだが、実質工程扱いなので時間と根拠を示したら示したで汚染区域で製造工程とはけしからん。となるはずなので現場の人間は、冷庫保管はあくまで検査結果待ちとか出荷指示待ちの建前で、暗黙の了解で運用してきたと考えている。 これは誰がやりだしたんか知らんけど、冷凍品の製造業と冷凍倉庫の関係を無視した汚染作業区域とか清潔区域を設定させて冷庫で保管中の製品は保管中であり製造ラインではないし、凍結具合を管理してないしコントロールしてないならそれ工程じゃないよね。更に清潔区域ではない場所で製品凍結させてるとか駄目でしょ。(超要約)とか言い出して杓子定規に適用しないと超絶難癖つけてくる認証機関とか、現実知りつつ一度出た認証を突くのはやぶ蛇と放置してきたせいだと、今回の冷凍ケーキ事件について俺は勝手に思ってる笑
冷凍ケーキの件
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tokyomariegold · 1 year
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2023/3/25〜
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3月25日 メールの担当者が変わって、驚くほど早く長島先生とのレビューのセッティングが完了。 忙しいのかな?と編集部の相手のことを気遣っていたつもりだったけれどうやむやにしないで良かった。
思ったよりも早く注文していた家具(折りたたみテーブル)が届いてしまい、うれしくもなく、義務感で大きな梱包を解いて梱包を分別して捨てた!えらい!
6年前の日記にも、わたしは東京が好きで東京の春はお漬物の匂いがする、と書いていた。
ひじきの効果音がもっちりで、?、となった。
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3月26日 池袋の東武の開店に合わせて家を出ることができた。 今日は新しいスニーカーを、ぜったいに、買うぞ!と思って昨日の夜寝た。 それと、池袋といえば豊島区の博物館情報を調べていて、区のHPに飛んだときに、“毎月図書カード3000円分を100名様にプレゼント!”という広告キャンペーン的なアンケートが出てきたのを思い出していた。あれって本当に行政がやってたのかな。
欲しかった靴のサイズを確認して、雨が降っていて持ち帰る元気がなかったのでインターネットで注文してしまった。ネットや電子決済のおかげで私は消費生活を楽しめている。
昨晩はとても先の予定に、泊まってみたかったホテルの宿泊予約を入れてみたりもした。
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その後チューリップを買って、お店の方にチューリップは切り花でも水に生けると生長するんですよ〜、と教えてもらって、資生堂ギャラリーで“もずくとたまご”を鑑賞。
身近な生活のアイテムが、何かで再表現されているのをみると、とても愛おしくなる。 レシートの刺繍かわいかった。 昨日から少し作り始めた、新しいポップを図るスタンプを作っている時も、写真の中のポップアイテムをフォトショプで切り抜くときに、同じような愛おしさを感じることが多い。
移動中に最果タヒのエッセイを読んで、わたしは最近、仕事をしている時にひたすら、ひとがなんか動いて何かをしていて!すごい!すごいな〜……、という気持ちにしかならないことを思い出した。
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これから友人たちと会える待ち合わせに向かっているのだけれど、どこかで今日の予定がいつの間にか無くなっている気がして怖くて待ち合わせ前にラインを見られないで、みんなに会えたらいいな‥と祈る気持ち。
雨の降る蔵前はどこも喫茶店が混雑していた。 道端の低木に食べかけのお弁当が落ちていた。 私は信じられないくらい思いついたことをベラベラ喋ってしまっていて、2人に申し訳なかったな、と思いながら元気になっていた。 帰り道を一緒に過ごした友人に、最近通院を再開して、毎晩不安なことも話してしまった。 次会うときにネックレスを修理してもらう約束もした。おばけナインチェのタオルをプレゼントしてもらった。明日からの天気予報を教えてもらった。
さっきまで1人で最果タヒを読んで、人が嫌いなんだと思っていたのに、私を生かしてくれている人の存在を確認しました。
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3qw13qw1 · 2 years
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「風呂場で……?」 「う、うるさい! 俺がしたくなったんだからいいだろ!」  場所は私の自宅の浴室。ぎゃーぎゃー喚いているのは当然私だ。  白熊の首に腕を回しぴったりと密着しているので互いの顔は見えない。が呆れられてるのは分かる。 「ん」  彼がゆっくりと私を浴室の床へ寝かせる。  その上に四つん這いになって覆いかぶさるのは彼で。水に濡れ寝た被毛の分彼の体積は減ったように思えたがそんなことはない。  むしろ体のラインが露わになり、直に白熊の体を見せる事で野性をより感じさせるだろう。 「すごい、な……」  それに覆いかぶされれば、そんな言葉も出てくる。  今もし普段とは逆にのしかかられれば私はあっという間に潰されてしまうだろう。 「するぞ」  彼が徐々に私にのしかかってくる。彼の重みを感じられるのもそれはそれで嬉しいが今は少し違う。  胸から腹が重なり、そして互いに固く勃起したチンポがぶつかりあう。 「っ……! ぅ!」  声を漏らしたのは彼だ。彼は色々と大きい反動か、こういう刺激に弱いらしい。  今でも少し触れ合っただけで既に彼のチンポは私より固くなり、先走りを垂らしていた。 「……そんなに気持ちいいのか? なら直接触ろう」  と、下に手を伸ばそうとした私はぎゅっと抱きしめられ止められた。  小言の一つも言おうとした私の口は彼のマズルで塞がれる。彼はこっちが得意かつ好きなようだ。 「あ、ふ……! ん、ん、んぅっ!」  まぁ得意でも塞いでる本人はどんどん夢中になって私の舌を吸い、その度に目を蕩けさせていた。  多分私も似たようなものだろうが。 「もうやめるのか? 私はもう少し続けたいんだが」  ぷは、と彼がマズルを離すがそうはさせない。腕が緩んだので彼の首に腕を回す。  それだけで彼も察してくれて、マズルを少し傾けてくれた。  次のキスはより深く、彼以上に私は彼を求め、マズルの中も、舌も、歯にいたるまでを味わう。 「は……あ、んっ。あむ……ぅぁっ……! は、ぁ……は、ぁん……!」  彼と私の声が一層大きくなっていく。互いに互いのチンポに手を添え撫でていた。  私の手が湯とは別の液体で濡れていく。彼の立派なチンポから出る先走りは相応に量も多く、あっという間にぐちゅぐちゅと音を立て。  そのまま彼の胸、乳首へと指を伸ばし触れれば、チンポが震えドロリとまた私の手が濡れる。 「このまま、先に、君を」  しかし彼はニコリと笑うと私の頭を抱え、胸へ押し付けた。同時に腹も突き出し私の腹へと擦り合わせる。  全身に痺れる様な何かが走る。直接性器を触られるのとは違う、全身が性感帯かのような鈍く幸せな気分になる快感。  そんなところで先に私に限界が来てしまった。経験の差か、それとも惚れた弱みか、いつも先に私が射精させられてしまう。 「多いな」  白熊が精液に濡れた自分の手を見つめている。彼の白とは違う濁った濃い白。白濁液とは言ったものだな。  彼は微笑みながら私の精液に舌先を這わせた。挑発するように目を細めて私を見つめながら。  それだけで私のチンポはまた固くヒクついてしまう。もう1回しようと彼に抱きついてみるが。 「後で」  お預けを食らってしまう。またチンポを固くさせたまま彼は立ち上がり背を向けて浴室を出てしまう。  不満げな私とは対照的に、彼はでかい桃みたいな尻にある小さい尻尾を見た事も無いくらいブンブン振っていた。    場所は変わり寝室。彼はベッドに腰掛け、私は腰掛けた彼の股間に顔を埋めていた。 「さっきは君のを味わえなかったからな」  ベロリ、と彼のチンポを根元から舌を這わせ濡らしていく。そこも彼の他の部分と同じく太いので一苦労だ。  まぁ嬉しい苦労だが。 「んっ」  浴室では出さなかったのですぐにでも射精してくれると思ったが意外に耐える。  が、私が亀頭に舌を合わせ、そこだけを咥えて舐め回すと途端に声と先走りが漏れてきた。  不慣れな私でも感じてくれていると思うともっともっとしてあげたくなってしまう。 「ん、んうぅっ! ぷは……どうだ、上手くなってきたろう?」  口を離し、彼を見上げる。白熊は私に微笑み返すと褒めるように頭を撫でてくる。  彼のチンポは下腹に触れる程に固くそそり立ち、私の唾液を上書きするように自身の汁をトロトロと垂れ流していて。  潔癖や純潔として見ることも出来る彼の真っ白な被毛の中で、実に淫らで肉欲的なそれから目が離せなくなり。 「なぁ? 咥えてもいいか? 君の、そ、それを……」  なんて、馬鹿らしいことを聞いてしまう。すると彼は腰を突きだし、私の頬へチンポを擦りつけてきた。  ��烈な刺激。彼の被毛から漂う体臭とはまた違う、彼の雄の臭い。私はすぐに彼を咥えた。  彼の腰に腕を回し、私の腰に彼の足を絡めてもらってただただ奉仕する。 「出すぞ」  そう彼が言った直後、私の口を満たすそれが震えると濃厚な液体が私へ注がれた。  私は迷いもせずそれを飲み込んでいく。彼の精液が私の喉を通るたびに悦びが広がっていく。 「たくさん出たが、ちゃんと飲んだぞ」  尿道に残る精液さえ舌で舐め取り彼のチンポを綺麗にし、身を乗り上げて顔を彼の胸へ乗せる。 「いい子だ」  精液が僅かに残る口を開ければ、彼は私の頭を撫でつつ顔を傾けた。  私はすぐにそのマズルへ口を重ねた。彼は口を開け、舌を受け入れ何度も何度も暴れる私の舌に応えてくれる。  互いに両手も重ね合って、握り合っていた。最も、私の手が小さくて白い手袋をしているようになっていたが。 「次は」  彼は呟くと私の尻へと手を伸ばす。それだけでもう私はすっかり女のような気分になって。  いつの間にかゴムを装着した彼のチンポが私の尻へ挟み込まれるように。待ちきれないようにそこへ触れさせて。 「どうしたい?」  尋ねてくる。すぐにでも挿れたいだろうに私に合わせようとしてるのだ。  全く、そんな気を遣わなくともいいのに。 「君に包まれながら、君のしたいように犯されたい」  ベッドへ押し倒される、すぐに来る圧迫感は顔と下半身の同時だ。  私は両腕ごと彼の白い被毛に包み込まれ、私の尻には加減も無く彼のチンポが突き込まれる。  出来ることと言えば両足を彼の腰へ縋りつくように絡ませ、彼の胸でくぐもった泣き声をあげるのみ。 「は、ぁっ! ふ、ふ、ふぅっ! はぁ、はぁ……!」  頭の上から滅多に聞けない白熊の荒々しい声がする。背中にある彼の腕も正面の胸と腹も白とは裏腹に真っ赤に燃えたかのように熱い。  その熱さは私の尻にも。最初の圧迫感は消え去り、彼が私の奥を突く度に嬌声を我慢できない程の快感が押し寄せてきた。  彼が私を犯してくれている。その事実に私の脳は蕩け、彼への想いで頭が一杯になる。 「ひぃっ!? ん、ぁぁっ! もっと、もっと私をおか……!?」  私は彼の胸の中で嬌声と懇願を上げていたが、それすら彼のマズルで塞がれ、奪われた。  彼の腰に回していた足も、彼の足で抑えこまれ、今や私は何も出来ず、ただ犯されるのみだ。  それが嬉しくて、幸せで、私は彼のチンポをきつく締め付けながら、歓喜の涙さえ浮かべ彼を求める。 「このまま、中に……!」 「ああ……来てくれ! き、君のチンポで俺をイかせてくれぇ!」  一層腰が激しくなり、私の尻は大きく淫らな音をたて続ける。待ち望むそれが早く欲しくてつい懇願してしまった。  そんなことせずとも彼は私の欲しい物をくれるのに。  と、思った瞬間一番重く激しく奥を突き込まれて。中の彼が大きく膨らんだと感じたら私はもうそれだけで。 「っ! ぐ、うっ!」  中で彼のチンポが震え続けるのと一緒に私のチンポも彼の白い西瓜を白濁で汚し続ける。  快楽と恍惚でろくに働かない頭で、離れてしまった口から舌を伸ばす。彼が感じれないとそれだけで泣いてしまいそうだ。  しかしすぐにマズルが重ねられる。深く深く入ってくるそれに満たされて、私は満面の笑みをしてしまうのだった。   「君は添寝業だしやはりこういうことはよくするのか?」  彼の片腕に抱かれながら聞く。彼は自分の被毛についた私の精液をぺろりと舐めながら頷く。 「あまり、人気は無かったが」  その精液を舐めたマズルに指を這わせるとそれも彼はペロと舐めようとしてきた。  咄嗟に指を引けば彼は目をスッと細め、片方の丸耳をパタンと倒す。少し怒った時の癖だ。 「ほう、無愛想だから? それとも攻めている時にもあまり言葉責めしてくれないからかな?」 「……努力しよう」  彼が一旦言葉を区切る。今更言いにくいようなことなど無いだろうに。 「その、回数が多くて」 「まぁその体付きだし、玉もでかければ当然、というか相手は喜ぶんじゃないのか」 「……8」  最後が聞こえなくて更に彼に身を寄せる。彼の白い被毛に寝転がる。 「一度火がつけば平均8回」 「……その、そういう冗談は」  やめろと言う前にふと気になって後ろを向く。さっき私の中に大量に精液を出したはずの彼のチンポがまた、いやよりそそり立って。  ぎゅぅぅぅっと音を立てそうなぐらいの強さで私は抱き締められる。顔を戻せば彼はとても嬉しそうに笑っていた。 「今夜は、寝かせない」 「ま、おい、馬鹿! それは……!」  しかし私はさっきのように全身彼に包まれて、どうしようもなくなってしまったのであった。 ストレスと疲れで重い体を動かし歩き続ける。作業のように自宅のあるマンションに入りエレベーターに乗る。  途中テレビでよく見る男や女とすれ違ったような気がするが、今の私にはどうでもいいことだ。 「ただいま」  鍵を開け玄関に入る。本来1人身である私はいつもはこんな挨拶など言わない。  そして玄関から先、いつもは暗く冷たい廊下は明るく、その先からは芳醇な香りが。  それだけで体が軽くなる。この先の事を思うと笑みがこぼれて。 「おかえり」  ガチャリとリビングへの扉を開けたのは白熊である。  巨躯の獣人向けに広めに設計されたこの廊下でやっと丁度いいと思ってしまう程の、縦にも横にも大変育った体格。 「……雪が」 「ん? ああ、ついさっきから降り出したみたいだ。見えていたが気付かなかったよ」  頭や肩に僅かに積もった雪を払おうとするが、その前に彼がスッと歩み寄ってくる。  私よりも頭1つ分は高く、2人分は横に大きい彼に寄られれば、普通は相当な威圧感を感じてしまうだろう。  しかし私はむしろ期待と安堵に胸を膨らませて、手を降ろし彼に身を寄せ。 「お願い」 「ああ」  彼が私の頭にその硬く太く無骨で、凶悪な爪を持った白い手を乗せる。しかしその手は温かく、優しく頭を撫でてきた。  その感触に目を閉じて身を委ねる。彼の被毛が私を撫でる度に先程まであった苛立ち等は消え失せて。 「ん」  彼が小さな声を漏らす。私がそのまま白熊の胸に顔を埋めたから。  嫌がる素振りも見せず、僅かに笑うと白熊はそのまま私を頭に腕を回し、深く抱き返してくれた。 「ああ、やはり帰ってすぐはこうしないと」  温かい。彼の存在を一身に感じ、私は心が満たされていく。例えそれが金があってこその関係だとしても。    添い寝業を知ったのも、彼を知ったのも偶然だった。同時にほぼ一目惚れに近かった。  金だけは有り余っていた私は、添い寝など今更なんだと嘲笑しながら彼を指名したのが始まりで。 「先に、夕食」 「ん、ん……ああ、そうかそうだな。じゃあ夕飯にしよう」  彼に促され彼の豊満な腹に回していた腕を解く。離れるのも寂しく名残惜しい。 「また後でしよう」  少し困ったような、少し嬉しそうな笑顔で彼が言う。最後にポンとあやすように私の頭に手を置く。 「もしかしてそんなに顔に出てたかな? 普段はポーカーフェイスで通ってるんだけど」 「ああ。出てる」  彼の前だからとはいえ気を緩めすぎたか。悪い気分ではないけれども恥ずかしい。  少し彼から目線を逸らしながらそのままリビングへ、の前に自室で着替えを。  当然彼の手を引き、自室へ連れ込む。まぁ手を引かなくともついてくるが、私自身の願望で手を引いたのである。 「どれにする」 「……特に何でもいいんだけれど、まぁ君のおすすめで」  最近妙に私の部屋着が増えたのは気のせいではないだろう。  白熊は服を選ぶのが好きなようで、普段とはまた別な笑顔が浮かんでいた。  彼自身は恰幅が良すぎて選ぶ余地が少ないからだろうか。傷つけてしまいそうなので聞けないが。    最初はただ寝る時に隣で寝かせるだけが、徐々に距離を詰め、片手を伸ばす様になり、両手で縋る様になり。  寝るだけに飽き足らずその前の時間さえも彼を呼びつけるようになったのはすぐだった。 「このまま寝てしまいそうだ。それもいいかな」  そう呟いたのは、彼の作った夕食を共に食べ終え、彼用に新調したソファで彼にもたれ掛かっている時だ。  白熊は律儀に私が差し出した手を握ってくれながら、テレビに向いていた視線をこちらに向ける。 「どうせ朝にはシャワーを浴びるし、第一多少身なりが崩れてても文句を言える奴なんていないし」  軽い愚痴をしながら、私は肩から胸、腹にかけてゆっくり体重をかけて崩れていく。  そして彼の、昔はラグビーだかアメフトだかで鍛えたらしい太もも、太い幹のようなそこに顔を埋める。服越しだと被毛が無いのが残念。  ついでに片手を彼の尻へ回し、体とは対照的に小さな小さな丸い尻尾に触れて。 「んむ……」  僅かに彼が身動ぎする。尻尾にこうやって触れると彼は大抵反応してくれるのが嬉しい。 「だめだ。寝るのも尻尾も」  そう言いつつ白熊は体を少し前に倒し、私の頭を腹と太ももで挟んでくる。  後頭部には圧迫感、顔には暖房をかけているのでより濃い暑さが。しかし私にとっては苦痛でもなんでもなく、ただのお楽しみの1つであり。  ついでに威嚇するような唸り声を彼が上げるも、尻尾に触れていた手をぎゅっと握り返してくれてるので全く威嚇になっていない。 「やだ」  挟まれていた顔を上げた私は、彼の首に腕を回し、広く逞しい胸板に顎を乗せた。  白熊らしい小さく真っ黒な目と視線が合う。彼の丸い耳がせわしなく動くのも、目を合わせるのが苦手な彼の癖だとすぐ気付いた。 「連れていってくれなきゃ」  彼は分かってると言うようにマズルの先を一度私へ触れさせると、片手を私の胴体に、片手をひざ裏へ回す。  そのまま立ち上がれば私の体はあっさりと持ち上げられた。目の前のテレビで映っている結婚式のそれと同じ格好だ。 「重いか? 最近は俺も……私も忙しくてジムの1つも行けないからな」 「軽い。私に比べればずっと」  私は思わず目を丸くする。まさか彼がこんな自虐的なことを言うなんて。  白熊はマズルの端をニィッと曲げ、してやったりの表情のまま私を抱えて浴室へと歩き出す。 「は、はは……あーもう本当、君って奴は!」  照れてるのだろう。白熊は丸耳をピクピクさせているのを目の端に留めながら、私は大きな笑い声を上げてしまった。    もちろんただの添い寝だけでなく、オプションをつけるとあらば相応の費用はかかった。  何かに入れ込み多大な金をかけるのは愚か者だと蔑んでいた私が、今ではそちら側になっているのだ。笑ってしまう。 「服を脱ぐのも億劫に感じてきたな。いっそ家にいる時は最低限のままでいてもいいかもしれない」  浴室へ彼に抱えられて着くと、私は手早く服を脱ぐ。対して彼は服に手をかけてもいない。  もちろん私が脱がしたいので止めてあるからだ。これはオプション等は関係なく、彼の好意で許してもらった。 「それは、私も……?」 「は? そんなわけないだろう脱がす楽しみが無くなるじゃないか」  私の言葉に苦笑いを浮かべる彼を尻目に、彼をゆっくりと剥いていく。  彼自身暑がりで冬でも着ている半袖のシャツを下からゆっくり持ち上げれば、両手に感じる柔らかな被毛の感触と純白の毛皮が目に入ってきた。  白熊という種族上汚れやすい白い被毛が、入念に手入れされ汚れなど欠片も無く透き通っている。 「うん。綺麗だ。お……私も見習いたいくらいだ」  抱きつき、全身で彼を感じたい衝動を抑えながら次は下に手を付ける。  いつもここに手を掛けられると彼は気恥ずかしそうにするのだ。裸など何度も互いに見ているのに。  脱がせばもちろんそこも立派な毛並みをお持ちである。 「うん。立派だ。色々な意味で」  そこをまじまじと見つめれば、彼は被毛の上からでも分かるぐらい顔を赤くする。  私の数少ない楽しみの1つだ。 「そんなに細かくしないでいい。俺……ああもういいか、俺はあまり風呂は好きじゃないからな」 「だめだ」  白熊はごしごしと私の全身を泡立てていく。彼のこだわりなのか、これに関しては譲ってくれない。 「しっかり、綺麗にしてやるから」  この為に買ってきたらしい色々と高価な道具を使って入念に洗ってくる。  これも背中側の間ならいいが、腹側をされると困ってしまう。なんせ彼がピッタリと体を密着させてくるのだ。  被毛が水に濡れ寝ている分、余計彼の体を敏感に感じてしまい扇情を煽られてしまう。 「あ、あのな、それぐらいで充分。充分だから……!」 「まだ残ってる」  スッと彼のマズルが私の肩越しに突き出てきた。そこには余裕のある笑みが。  その間に彼の手は私の腹と股間へ。丹念に、弄ぶように撫でられ続け私は思わずくぐもった声を漏らしてしまい。  もう私は諦めて力を抜き、彼を背もたれにする。丁度後頭部が彼の胸に当たり、彼の腹が私の体重を受け止めてくれる。 「じゃあここも、して欲しい」  彼の腕を足で挟み込む。そのまま腰を浮かせれば当然股間が彼の手に当たるわけで。  白熊が微かに吹き出したのは聞き間違えじゃないはずだ。 「しょうがないな」  彼が私を抱え込むようにしながらそこに手を付け始めた。  恥じらいと歓喜と快感で身悶え、せがむように彼へ顔を寄せる私に、幾度となくマズルを寄せては頬擦りをしてくれながら。 「あ、ぅ……ん……ゃ……ふぁ……」  それがどうしようもなく幸せで、ただ酔いしれてしまって、多分だらしない笑顔でなすがままにされていただろう。  対して白熊は柔らかな表情のまま、私のして欲しい部分にして欲しいことをしてくれて。  温かく湯気に包まれた中で、どこか夢心地で私は彼に身も心も委ねていた。    彼を呼び、共に過ごせば過ごす程彼がいない時は狂ってしまいそうな孤独感に苛まれた。  ただの業務としての関係でしかないのに、割り切れずに彼のことばかり考えてしまって。 「ああ、もうこんな時間か」  寝室で時計を見るともう日付は変わっていた。風呂は風呂で楽しめる分、その後が短くなるのがネックだ。  白熊はもうベッドに横たわっている。買い換えたベッドは彼のサイズでも充分に寝れそうで安堵した。  肘を立て、手に頭を乗せた状態で隣をポンポンと叩く。  それに誘われ私も横になれば、ベッドにはパンツを穿いただけの2人の雄が。 「それじゃあ、今日も」  ぎゅっと私は全身を使って彼を強く強く抱き締める。顔を彼の首に、両腕を彼の胴に、両足は彼の片足に。  柔らかい、温かい、大きい、逞しい、それが全身で感じれて、私はつい身震いしてしまう。 「最近寝る時間が惜しくなってきたよ」 「何故?」  ぷくりと膨らんだ彼の脇腹を下から持ち上げて遊びながらそんなことを呟く。 「恥ずかしい話だけど、寝たらすぐに朝になって君は帰ってしまう。それが惜しい」  自嘲的な笑みを漏らしながら吐き捨てるように言う。  しかしそんな自分に後悔して、私はつい誤魔化す様に脇腹に回していた手に力を込めてしまう。 「まぁ寝ている君を一晩中撫でまわしてみたい、というのが本音なんだがね」  合わせるように彼により体重をかけ、白い被毛に顔を埋め彼の匂いを吸い込む。  それだけで多幸感で胸が一杯になり、彼の匂いを覚えればこの後の寂しさを誤魔化せるような気がした。 「……そうか」  彼は何も言わず、嫌がる素振りも見せず、無我夢中で自分を求めている私を抱き返してくる。  挙句、私は彼の張った豊満な胸にむしゃぶりつく。被毛を舌で舐め取りながら甘く噛みその感触を堪能。  白熊が胸を寄せ、私の両頬を押し潰す様に彼の一部が押し寄せてきた。張ってある分弾力がとてもいい、ついでに熱も篭っていたようで温かい、温かすぎた。  さっきは腹と太ももに挟まれ、今度は胸に挟み込まれのだが、どちらも甲乙つけがたく良い。 「2度も人を挟みやがって、お返しだ」  転がる様に体重を移動させれば、彼の体がベッドに大の字に。私はその上に乗る様な形に。  大の字になると良く分かる白熊の体格の良さ。さながらもう1つのベッドか。  顎を首筋に乗せれば眼前には彼の顔が、ついつい見惚けてしまうがこのぐらいにしておこうか。 「悪かった、このぐらいにしておこう」  フッと鼻で笑い、私は彼の上から脇に収まる様に。彼の腕を枕にする格好へ。  ああ、離れてしまった体が寒い。瞼が重くなってくる自分が憎い。 「無理するな」  瞬間、体がフワリと浮く感触。 「したいように、すればいい」  彼から私を上へ乗せさせ、抱き締めてくる。ふわりと羽毛のような手が私の頬に添えられて。  驚きで硬直する私の視界には、白い顔の小さな黒い目を愛しむ様に細めた彼の笑顔が。 「ずっと、こうしていよう」 「……バ、バカ」  私は口ではそういいながら、体はすっかり彼を抱き返していて。  もうどうしようもなく朝までずっと、彼に甘えたいなんて幼い衝動を受け止め続けてもらったのだ。    いや、もう割り切ってしまおう。たかが業務の、私の金があるから彼は尽くしてくれているだけだ。  いつも私の家から出ていく彼を見送る時のように心を静めて、新しく作った鍵なんか忘れてしまおう。 「朝だな」  カーテン越しに入る日差しを見て私が言う。大体の時間ももう慣れて分かってしまう。  彼が私を抱えてベッドから立ち上がる。  所々彼の被毛が乱れていた。もちろん私があれやこれやと彼に抱きつき、撫で、触ったせいである。 「ありがとう」  私が言うと彼は、気にするなと言いたいのか、乱された毛のお返しか、グシャグシャと爪を立ててまでして頭を撫でてきた。  まぁ私もお返しで彼の白い西瓜のような腹を両手で叩いたのだが。うむ、快音だ。  その後、私達はさっとシャワーを浴び、身支度。彼の方が私より先に家を出るのもいつも通り。ルールらしい。 「お疲れ様。今日はありがとう」  玄関で彼を見送る。白熊らしい大きな足を入れる靴はやはり大きい、というより登山靴かのような重厚さだ。  最初はこの時に彼にいくらか謝礼を渡していたが、じきにそれは互いへ何かを買う為の金に変わった。 「また会おう」 「また、か」  明後日だな、と考えると憂鬱になってしまう。本当は毎日会いたいが、私の我儘だ。  未練たらしく彼の指をついつい掴んだ。と、彼が私の手を強引に引っ張った。 「また、すぐに」  優しく抱き締められる。その声と温かさに無条件で安心してしまう。 「今日も、明日も、明後日も、会おう」 「お、おいおい……」  毛皮と彼自身で嬉しい圧迫をされていて顔を上げる事も出来ない。しかし彼は私に構わず言葉を続けた。 「そうすればもう寂しくない。私も、貴方も」  それきり、彼は私を強く強く、包み込んでくれた。身動ぎ一つ出来ないがしかしまぁ、都合がいい。  年甲斐も無く、目尻が熱く、心を満たす何かに耐えきれない私の顔など見られるのは恥ずかしいのだ。  ああ、幸せだ。彼がいてくれて本当に良かった。  ポケットにいつも入れていた新しい鍵を握りしめながら、私はただ彼へ……。
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