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triptomexico · 7 years
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【おしらせ】
あけましておめでとうございます。 昨年の今頃は、メキシコ旅行中でした。 年末年始はそんなことに思いを馳せながらすごしました。 二週間の旅行は、旅行者にとってはあっという間ですが、残された家族にとっては、振り返れば短かったとしても、とっても長い時間だったと思います。 うちの場合は、娘は当時2歳半。 年末年始は、娘も旦那も感染性胃腸炎にかかるという悲惨な状況になっていたらしく、旅先でその連絡を受けた私は、さすがにその時は近くにいて看病ができないことを申し訳なく思いました。 メキシコ旅行も反対せず笑顔で送り出してくれた旦那さんでしたが、さすがに想定外の大変さだったろうなと思います。
ということで更新がなかなか進んでいませんが、このブログは最終的に本という形にまとめたいと思っています。 目下記事執筆&イラストおこし作業中で、ブログが滞り気味ですが、追ってまた進捗おしらせできればと思います。
来月には、ANAの新規就航、成田=メキシコシティ便が出るということで、そこに間に合わずとも遅れすぎない時期にとは思ってるのですがどうなることか。
この本をまとめないことには、次の海外旅行には出発できないという気持ちでおります。なので、がんばる。
ではでは、今年もよろしくお願いします。
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triptomexico · 7 years
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1/4 きれいめお土産ならLiverpool
父に頼まれた本を探しに、ポランコの本屋さんへ。 この地区はお金持ちエリアとして名高いだけあって、確かにマンションも近代的&豪邸。青山とか代官山あたりを歩いているような気持ちになる。 ここにあるPalacio de Hierro PolancoEl Palacio de Hierro Polancoというデパートは、新宿伊勢丹といったところか。上層階の食品売り場&おしゃれなピンチョスバルなんかは、さっきまで見ていた屋台や雑踏と一線を画していて、メキシコにもこんなところあるんだなあと、ため息が出る。 日本でみたら、ちょっと都会に来たなぐらいのものだけれど、メキシコでこんなに近代的なものを見るのが初めてなので新鮮な気持ち。よくある高級ブランドブティックも揃っているし、おハイソな気持ちを味わいたければ一度よるもよし。 私たちは、気の利いたお土産を探しに、この地区のLiverpoolというショッピングセンターへ。メキシコには何店舗もあるらしいけれど、ポランコというところでの品揃えにも期待できる。 とりあえず店内のイートインコーナで腹ごしらえ。モーレベルデとトルティージャの乗ったサラダ。店内の店だからと思ってあまり期待していなかったけれど、結構美味しかった。 私は試さなかったけれど、Liverpool内で売っているワインをテイスティングできるスペースもあり、ほんと、今っぽい!
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ご飯後はお土産探し。 チーズや、乾物、缶詰、などなど物色。 メキシコは実はワインが美味しいときいていたのでワインを選別。探していた銘柄はみつからなかったので、手頃な200ペソほどのワインを購入。他は店員のおばちゃんおすすめサルサソースなど。 きれいめなお土産を買うにはうってつけ。だけど、庶民感はないのでそういうのを楽しむなら地域のスーパーがいいかなと思う。私にはなんとなくパンチが足らない、いや庶民だから高級感になれないだけかもだけど、意外と買い込むことなくお会計。 イカリスーパーで買い物するような感覚。
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triptomexico · 7 years
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メキシコ旅行の費用
年末も近づいてきたのに、まだまだ記事が書き終わらないので、とりあえずかかった総額をあげておくことにする。 もしかして、年末年始にメキシコ旅行をする誰かの役にたつかもしれない。 旅行代金合計(二人分)423,260円 (内訳はShino240,148円、Saki229,788円で大差なし。) 二人合計の支出内訳 移動費 238,532円 宿泊費61,435円 食費 56,780円 おみやげ42,567円 雑費23,946円 ※雑費は入場料金、チップ、紛失分 年末年始などハイシーズンでなければ、宿泊費は同程度の宿なら3分の1ぐらいにおさまりそうだし、逆にこれだけかければそこそこいいホテルに泊まれると思う。今回はとにかく旅券が安かった。旅券はオフシーズンなみの安さだったように思う。 二人とも当初予算30万円よりは大幅に少なくて、もっとお土産買えばよかった〜!!と地団駄ふんだのでした。
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triptomexico · 7 years
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1/4 バラガン見学は早期事前予約が要
メキシコシティで行きたいところの一つにルイス・バラガン邸があった。 前日にSakiが予約メールをしてくれていたが、返事がないので仕方なく現地へ向かう。指定していた時間に行くとドア付近に係の人がいるが、私たちの名前はないという。 調べてもらったが、予約は受け付けていないし、今予約しても来週まで満員だと告げられ諦める。 これに関しては出足が遅かった。 旅の行程をあまり計画しすぎないということもあったので、予約を先延ばしにしていたのだけれど、メキシコシティ泊が決まった段階で(バスチケットを手配したのは旅の序盤だった)予約すべきだった。 せっかくだし、近くのヒラルディ邸も外側だけでも見たいと思い向かうと、ちょうど入場しようという女性を発見。ダメ元で、声をかける。 彼女は予約をしてきたということだったが「言えばきっと入れるわよ」という感じだったので、彼女がチャイムを押したのに便乗してドアが開くのを待つ。 重厚なドアが開くのにも胸がドキドキ。中から現れた女性に、見学したいと伝えるとウェルカムと。バラガン邸はこけたので、入れることが本当に嬉しかった瞬間! 入場料は一人200ペソ。写真撮影には500ペソ必要と言われ、さすがに断る。 女性は現在ここでお住まいとのことで、キッチンでは旦那様がご飯をつくっていた。女性が英語で解説をしてくれるも、私はほとんどわからないので、Sakiに要所要所確認しつつ。 黄色い廊下、居間のプール、写真集でみた光景が広がり、その中にまさに自分がいることに感動するとともに、この美しさを保ちながら暮らし続ける精神性に頭がさがる。夏場はプールでも泳ぐらしい、きちんと暮らして楽しんでいる。すごい。 絵的には写真集で見るほうが美しいが、その空間にいるリアリティにはかなわない。調度品や絵画もセンスがよく素晴らしい。Chu Cho Reyesの絵を特に気に入った。
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triptomexico · 7 years
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1/3 メキシコシティの宿は
今回の旅行の最後の街は、再びメキシコシティ。 オアハカからメキシコシティへの長距離バス(1人675ペソ)は、年始の大渋滞に巻き込まれて、到着予定時刻を大幅に遅れ、遅れること3時間。到着時には夜10時すぎ。しかも、荷物の引き換え券をなくしたことで、真面目なバス会社職員(イケメン)にとめられて、えらく待つことになる。 乗客が全員降りても余っているその荷物、果たして私以外の誰の持ち物だというの!! と、悪いのは100%こっちなのに、疑いの眼差しを向けたあとその場を去って帰ってこないバス会社職員(イケメン)に、イライラを募らせつつ仕方がないから待つ。同様に何事かで待たされている他のおっちゃん達にも、同情の目をむけられつつ待つ。 ようやくバス会社職員(イケメン)が、この荷物どうしてやろうかととりかかりはじめ、中身のものが申告通りか開けてみせる。バス会社職員(イケメン)は、申告通り皿やら雑貨やらが入っているのを一瞥して、何事かを一言吐き捨てて、私ははれて釈放。 日本のサービスに慣れているとあんなにも露骨にいやそうにされることは少ないので、ついつい怒りがちになるけれど、いけないいけない。基本こっちが悪いんだし、イケメンといえどそりゃ余裕なくなるときはあるよな、なーんて、今だから思えるのであって、当時は疲労も重なり沸点も下がり気味だった。反省。 市内へ向かうタクシー乗り場へと行くとここも大渋滞。当然並ぶしかなく、数十分並んでようやく順番がやってくる。 今日宿泊のホテルのメモ書きを見せて100ペソでホテルまで。 ついたホテルは、ガラス越しのフロント。 私たちの前にチェックインしているカップルは、とろけそうなほどアツアツな雰囲気。 あれ…このホテルはもしや…??
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ホテル名:Gran Hotel Panorama(グラン ホテル パノラマ) 個室ツインベッド 二泊で840ペソ(5832円)めちゃ安い! 勝手に評価:☆☆ 部屋は広い。清潔感もある。バスタブはないがしっかり��きられたシャワールームがある。 管理のおばちゃんたち&マネージャーと思われる人の対応も好印象。 空港へはタクシーぶっとばして10分ぐらいで着く好立地。地下鉄の駅までは歩いて15分ほどかかるし、幹線道路沿いではあるが人通りも多くないので、歩くとき少し緊張感がある。 しかし、旅行客向けのホテルではない。日本のそれほどはっきりしてないけど多分ラブホテルでした。旅行客と思しき子連れの家族も、両親は苦笑しながらチェックイ���していた。今は観光客利用の方が多いのかもしれませんが。
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triptomexico · 7 years
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オアハカのチョコレート
Sakiのこの度の楽しみのひとつはチョコレートで、オアハカはチョコレート屋さんが集まっているチョコラテ専門店街がベインテ・デ・ノビエンブレ市場の南側にあるので何度か足を運んだ。 チョコレート屋さんでは、チョコラテ用のチョコレートとそのまま食べる用のチョコレート、そしてモーレソースが売っていて、Sakiは、チョコラテ用のチョコレートを物色し、私はモーレソースを探す。 「Mayordomo」というチョコレート屋さんは大手らしく、バスターミナルでも商品をみかけた。路面店も立派でお姉さんも観光客慣れしている。どんどん試食させてくれるし、対応も早い。甘すぎずカカオの香りがしっかりしていて、美味しい。
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市場内にもチョコレート屋さんがあり、モーレソースが山積みになっているようすに心奪われる。 ROJO(赤)、NEGRO(黒)、VERDE(緑)…と色々あって、結局食べた事がある安心のNEGROを買って帰る。 素人目には、どれがチョコラテ用で、ソース用なのか見分けがつかないし、大量に置いてあるから何を選んだらいいのかと一見戸惑う。
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なにかで見かけて、(きっとこの記事かと思うものをみつけたallabout)Sakiが行きたいと言っていた「ゲラゲッツア」というチョコレート屋さんも最終日にして無事発見。チョコレートの焙煎機もおいてあったが、その時は動いていなかった。店としては静かな趣。
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私たちが日本人だというと、店主とおぼしきサングラスのおじいちゃんが、古いJALの機内誌と日本のハガキを見せてくれた。メキシコと日本はやはり遠いのだなと実感する。 ここでも、チョコラテの試食をさせてもらう。Sakiいわく、おいしいとのこと。
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triptomexico · 7 years
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2度も詰まらせる
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オアハカ二件目の宿は前にも書いた通り、すごくいい感じだったのだけれど、困った事がひとつ。 ついてすぐと、翌日と、2度もトイレが詰まった事。 これに関しては、私たちの腸内の大渋滞解消によるものなのか、もともとパイプが細いあるいは水圧が低さによるものなのか、原因は定かでない。 一回目は着いてすぐの夜だったか、Sakiが詰まらせて、お手伝いのマリアさんを呼びパッコンをしてもらって解消。マリアさんは嫌な顔はしないけれど、にこやかでもない顔つきで淡々と作業してくれた。この時は、申し訳なさにチップを結構弾んだ。その時ようやく少し微笑むマリアさん。
二回目は、翌日のことで、これは私が詰まらせた。たしかに、そこそこ立派だったかもしれないけど、これで詰まる?と思っていたので、衝撃。 一度流して流れない。もう一回流したらちょっとはまし?と思い試す事数度。当然やっぱり流れきらない上に、当の本人の姿は見えなくなり水嵩だけがましてくる。 あせって、フロントへいくと、そこには管理人らしきわりときれいな格好をした男性が。さすがに二回目だし、なんとなく異性にトイレのつまり解消してもらうのは気がひけるなぁと思って、⤴︎に掲載したメモ書きを見せたら無事通じたようで、パッコンだけもらって部屋に戻る。 いい宿だったけれど、トイレにパッコンを常備してくれたら満点だな。 Me de èste porfavor   baño× 私にこれをください (パッコンの絵) トイレ×
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triptomexico · 7 years
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1/1 オアハカのファミレスで燃えあがる二人
美味しいものを食べたい。けど、旅も後半に入り、胃も身も心も疲れてきてリサーチが追いついていかない。 この日はとりあえず、ソカロ付近のファミレス(名前が思い出せない…)に入店。まるでBIGBOYみたい、入り口メニュー表は明るくライトアップされていて現代的。ピザもおいてりゃ、トルティージャも置いてるお店でディナーとする。メキシコシティのSanbornsだって、言ってみればファミリーレストラン。 海外旅行先でファミリーレストランというのは、味はそこそこ及第点で、身体にとっては安全パイ。
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食べたいと思って叶っていなかった「ケソフンディード」(79ペソ)を頼む。 チーズの中に何か具が入っているものと思いきや(少なくとも地球の歩き方にのってた写真はそんな様子だった…!)、そんな期待に応えてくれず、あらわれたのはチーズをただ溶かしたもの。。 なんやねん、この侍のようなストイックさ、違うねん、溶けたチーズは食べたかったけど、なんかもう一手間欲しかってん…というのが正直なところ。 仕方なくトルティージャをつけて食べた。 「ソパデアホ」(45ペソ)。 これも是非一度は飲みたいと思っていた、ニンニクのスープ。コンソメが効いていて、予想通りの味。もっとニンニクきかしてくれてもいいのにな、と思いつつ疲れた胃腸には安心して飲める。
ここまではなんの問題もない。 この日、我々を燃え上がらせたのは、写真右手中ほどにある、一見野菜炒め風の小さな一皿「Guar chiles toreadors」(30ペソ)。 私たちは「これは野菜炒め的なものやろう」と期待して頼んだのだが、一口目でその目論見が間違っていたことを知る。 辛い!! とてもじゃないけど口の中にいさせることができない辛さ。 もちろん噛めない、怖くて噛みたくない。冷や汗が出てくる。 今まで食べてきたどんな辛いものよりも辛い。 蒙古たんめん中本の北極ラーメンより、デリーのカシミールカレーより辛い。 痛烈に、冷酷に、辛い! 燃えあがる口をビールで沈めつつ、まるまる残してしまった。 あれ、メキシコの人は普通に食べれてるのか、どういうタイミングでアレを頼むのか、聞いてみたい。次オアハカ行ったら、お店の人に絶対聞こう。
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triptomexico · 7 years
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1/1 町外れ大穴の宿
元旦ツアーから帰宅して、預けていた荷物をホテルへ引き取りに行く。部屋に忘れていた携帯のバッテリーもちゃんと保管してくれていて、ホッとする。 さて、歩いて次の宿に向かったのだけれど、これが遠くて大変。 オアハカに限ったことじゃないが、日もくれた異国の街で凸凹の石畳の道をお土産で重くなっているスーツケースをひいて歩くのはなかなかきつい。 歩くこと2~30分。「地球の歩き方」の地図をたよりに、南北にはしる通りを11本こえ、東西にはしる通りを4本あがる。街はどんどん静かになって、人通りもなくなり、逆に緊張感が高まる。 宿があるはずの番地には、宿らしい表示はない。 壁に小窓がついているので、とりあえず叩いてみると、中から鍵が開かれた。
「ようこそ!」
と歓迎された時の安心感。 マダムが「荷物もつわよ?」と申し出てくれたけど、重すぎるのでそれは自体して二階の部屋へ通される。十分なひろさ清潔さにホッとする。
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ホテル名:Casa Lidia 個室ツインベッド 大人2名2泊で898ペソ(6293円) 安い! 勝手に評価:☆☆☆☆ とにかく部屋が広い。棚もテーブルも大きい。ベッドもしっかりしている。 朝食も、フレッシュオレンジジュースからはじまり、フルーツに、エンフリホーラダスや卵、そしてホットチョコやコーヒーとたっぷり出してくれて美味しい。 ちょっとソカロまで距離はあるけど、また行ってもいいと思える宿。
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triptomexico · 7 years
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1/2ベインテ・デ・ノビエンブレ市場で昼食
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朝から町中歩き周り、ぽちぽち買い物もして、ソカロの南ベインテ・デ・ノビエンブレ市場(Mercado 20de Noviembre)で昼食。 どこのお店も、満員の混雑で、私たちも少し待って2席確保。皆が食べてるめっちゃ大きいトルティージャ(トラユーダというらしい)と、鶏のスープ、コロナを注文。 このトラユーダ、とにかくでかい。 全面にフリフォルがぬりつけられていて、その上にレタスの刻んだものと、トマト3枚と牛ステーキが数枚。とにかくトルティージャがでかいから、具が少なく見える。もうちょっと肉がのってたらいいのいなぁ、なんて思っちゃう。 ドミノピザとかで、「1枚で4つの味のピザ」なんかに慣れている身には、かなり素朴な味ではある。 …いや、違う、トラユーダのせいじゃないのはわかってる。 なんとなく食べてて盛り上がらないのは、あいかわらずひどい口内炎のせい。 この時一緒に頼んだ鶏のスープは、骨つき鶏肉がどどんと入っていて、あとは野菜とお米が少し。口にも胃にも優しくて助かった。これにももちろんトルティージャがついてきて、私たち二人はこれでもうおなかいっぱい。 となりに座っていた家族の食べっぷりがすごくて
「すごい食欲ですね!」
と声をかけたくなったけど、そんな単語わからないからもちろん声はかけてない。
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triptomexico · 7 years
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メキシコのサボテン
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元旦に訪れたミトラ遺跡には、いろんなサボテンが生えている。 観光地なだけあって、剪定されているのか、どれもお行儀がよいサボテンたち。 道中でみかけたワイルド野性的なサボテンとは、暮らしっぷりが違う感満点。
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triptomexico · 8 years
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1/1 名所巡りツアーに参加する
元旦、朝8時に宿をチェックアウトし「地球の歩きかた」に載っていた、街の南にあるツアーデスク「Lescas Co.」へ行く。 ツアーデスクといっても、がらんとした空スペースに置かれた机の前におばちゃんが座ってるだけ。何個かツアーがある中、私たちが選んだのは、エル・トゥーレと呼ばれるめっちゃ大きい樹、織物工房、メスカルの工場によって、ミトラ遺跡とイエルベ・エル・アグアを回るツアー。 目的はイエルベ・エル・アグアで、他は正直そこまで期待していない。 イエルベ・エル・アグアは、ネットで調べている限りは景観も素晴らしく、元旦にふさわしくフレッシュな気持ちになるには十分な環境に思えた。 Sakiはツアーを組まなくてもバスを乗り継いだりして行けるのではという雰囲気だったが、結局私の希望したツアーに一緒に来てくれることになった。 私は、コミュニケーション能力にも語学力にも自信がない上、うまくいかない状況を楽しめない、むしろ不安が勝つタイプなので、交通の便が悪そうなところにあえて自力で行こうとは思えない。wifiもなく、下調べもしていない状況で無事予定通り行きたいところへ行けている未来予想図は全く描けない。
…ということで、お金を払ってツアーに参加を決める。
ツアー代金が一人200ペソ。 これは昼食なしの料金で、ビュッフェの昼食をつけるとプラス140ペソ。それは高いやろ、ということで昼食は市場で仕入れたパンとチーズと水。二人で34ペソ。安い。ケソはチーズのことで、日本の裂けるチーズみたいな感じ。塩気が強いので、パンの合いの手が欲しくなる。この日買ったパンは、ほんのり甘いパン。素朴なお昼ご飯に、夕飯は絶対絶対美味しいもの食べたい!という気持ちが高まる。いや、ケソもパンも美味しいんですけどね。。 皆がビュッフェで食べている時、外のベンチにこしかけて持ってきたパンを食べる私たち。もう一組やぱりパン持参な家族がいて、「あんな値段払ってビュッフェなんて食べてられないよね〜」みたいな目配せを送り合い微笑み合う。 ツアー代金には、各所入場料は含まれておらず、他にミトラ入場料一人70ペソ、(この金額なーんか異様に高い気がする。ネットで調べても皆もう少し安い値段を買いているし。お正月価格か、ガイドが手数料をとっているのか。)イエルベ・エル・アグア入場料35ペソがかかった。 メスカル工場は試飲もし放題、織物工場は素材の紹介や作る行程もしっかり紹介してくれて、思いの外楽しめた。 ミトラは、石に施された細かな彫刻に脱帽。素材方法は違えど模様の雰囲気とか細かさは寄木細工を思わせるものがある。昔も今の時代もこういう超人的な職人芸は超貴重で、やぱり時間を超えてのこっていく価値があるなと感じる。 そしてイエルベ・エル・アグア。人も多くさながらこどもプール状態になっていたけれど、やはりすばらしい景観。メインの水たまりから離れた丘の上や、崖したまで歩くこともできて、時間がある人たちは、思い思い好きな場所で愛を語らったり、のんびりすごしていた。私たちはツアーなので40分ぐらいで退散。それでも十分堪能した。 パイナップルまるごとジュース(希望すればお酒もいれてくれる)を買って、帰りのバスにのりこむ。
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ツアー合計代金(飲食費除く) 305ペソ/一人 10時から18時45分まで。 あれだけ連れ回してくれて、各所時間もたっぷりあったので、結果満足。 バスは、マイクロバス。ぎゅう詰めの上悪路でつらい時間もあったが、なんとか耐えられた。ガイドは英語とスペイン語。
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triptomexico · 8 years
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12/31オアハカでFeliz Año Nuevo
夕飯はソカロに面したレストランLa Primaveraで、オアハカ名物盛り合わせをシェア。このころは私は舌もかなりあれてて、硬いトルティージャが痛い痛い。
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大晦日だからか、テラス席も満席。ドリンク一杯で随分長居してる親子(父と息子。妻と娘を待っているのかもしれない。とにかく暇そう。)とかもいて、もしかするとカウントダウンにむけてこうやってレストランで席取りしてるのか?と思わせるような様子。 露店もいっぱいで、ソカロはとにかく大賑わい。 後ろ髪ひかれながらも、カウントダウンまではまだ時間があるし、ホテルへ戻る。 Sakiはカウントダウンを見に行きたいと言いつつ眠る。 私はというと、見に行きたい気持ち半分、夜間は外に出るなと忠告を受けていたので怖い気持ち4分の1、騙されて間もないので夜は人と触れ合いたくない気持ち4分の1、という感じ。なんかあったらもう立ち直れないかも…なんて、すっかり覇気をなくして風呂にはいって眠る。 なんて平和な大晦日!せっかくメキシコまできたのに。 Sakiはその後、日付がかわる直前に目を覚ましてソカロまで出かける。 ソカロはそれは盛り上がっていて(日付の変わった瞬間には間に合わなかったらしいけど)爆竹と花火の洪水!店のテーブルとテーブルのすきまでも花火!ロケット花火も飛び交う!すごかったよ〜と、あとあと聞いた。 あぁそうなのか、話を聞きながら少し行きたかったなと思う。 でも仕方ないもんな、積極的に起きようとしなかったのは、私だ。 安全パイをとったのは私。 なにが正しかったのかはわからない。 どこにも出かけずに安全に一夜をこえたのは一つ正解ではある、が、年に一回の大晦日しかもオアハカでの!という一大イベント、私の人生でここ一回しかないかもしれないシチュエーションを逃したのは果たして正解か不正解か? 好奇心と自分の身を守るための選択の塩梅は難しいなと、この時思ったのだった。
さて、眠った私はというと、その晩幽体離脱したのか?ソカロのベンチに座っている夢をみた。そして私のハンカチが誰かに売られてしまうという悲しい夢。変な夢を見た。
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triptomexico · 8 years
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12/31 オアハカ。そこはイメージ通りの町
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失意のまま(くわしくはこちら)プエブラからオアハカ行き長距離バス(ADO)に乗車。 例の事件のせいで現金の持ち合わせがほとんどなく、水とポテチとパンだけ買って乗り込む。VIPバスだが、やっぱり飲み物も軽食もでなかった。 Sakiは時差ぼけと疲労のせいかずっと寝ている。私は車中のモニタでかかってる「パディントン」を眺める。スペイン語吹き替え版でもそこそこ笑える。 (私はバスではなかなか眠れず、他のバスでも色々映画を見た。「The Gambler 」、「November man」、「The Pirates!」、「人の顔のバランスについての検証番組」。立ち歩けないし、外の景色もかわらない、車内販売もないなか、ぼろモニタでも映画を流してくれるのはありがたかった。) 途中休憩で一旦停車。簡易なPA的なところなのだろうけど、停車したこと自体に私は緊張。なぜなら、バスの停車時に強盗が乗り込んできたり犯罪にまきこまれることもあると、どこかで読んだから。昨日のこともありはらはらするが隣のSakiも起きる気配なく、休憩なのにむしろ気が休まらない十数分を過ごす。精神は摩耗したが、とくに何もおこらず再出発。 4時間半でオアハカへ到着。 バスをおりたら、そこはもう、いままでいたメキシコの街とは違った。 南国の陽気。ゆるいムード。喧騒。ざっくりつくられた矩形の家、荒いペンキの塗り、その色の派手さ、おちているゴミ。でこぼこの道。適当さ加減がいい具合の建物たちが醸しだす空気はイメージするところの「メキシコ」に一番近いように感じた。 市バスに乗り換えて、がたがた道をすすみ、宿の近くのバス停で間違いなくおりられる喜び。(プエブラでの失敗参照) 大晦日だからと少し奮発したホテルは、オアハカの雰囲気満点! 今朝までの重苦しい雰囲気を払拭できるぐらい、オアハカの町は明るかった。
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ホテル名:Hotel Posada del Centro 個室ツインベッド 大人2名1泊で6293円 年末年始価格。私たちの旅的には贅沢だが、普段はもっと安いみたい。 勝手に評価:☆☆ セントロまで歩いて数分。オアハカらしい雰囲気満点。こじんまりしているが気持ち良くすごせる。部屋に充電器を忘れていて、チェックアウト後に取りに行ったが、ちゃんと保管してくれていた。ご飯はついていない。
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triptomexico · 8 years
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とにかく Hola!
いつでもどこでも、Hola(オラ)! お店に入ったら、目があったら、とにかくHola! 日本で、こんなに挨拶することないよねっていうぐらい、メキシコではいろんなところでいろんな人とこの言葉を交わした。 そしてそれは、なんだか気持ちがよかった、とても。 私はあなたのこと見えてますよ。 あなたにむけて、私の扉をひらいてますよ〜 の合図。挨拶って、そういう力があるんだな。
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triptomexico · 8 years
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12/30 プエブラでの苦難その3
夕飯を食べて帰り道。「プエブラはいい人がいっぱいやったな」なんて思い出にひたりながら、少し飲んで帰るかということになり、宿の近くのバー、Picoteo La 16, Mezcal y tragosへはいる。1階に案内の人がいて、二階へ通された先はショットバー風のカジュアルなバー。テーブル席が10席程度ありそこそこ広い店内。音楽も大きな音で流れ、照明は暗めだがわりと若者な雰囲気。なぜかキューバとかかれた壁面。 私はメスカルを頼む。(Sakiはビールだったかな?)メスカルというのは、、リュウゼツランを主原料とするメキシコ特産蒸留酒の総称ということで、これのブランド品がテキーラ。 か〜っ!とくるタイプの蒸留酒は得意じゃないが、来たからには飲まないとと思って頼むも、やっぱりちびちびとしか飲めない。美味しさをどう感じたらいいかもわからない。とにかくゆっくりすするように飲む。
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Sakiがトイレにたち、戻ってきた。 トイレで陽気なメキシコ人女性に声をかけられたらしく、当該女性の方をみると、一緒に飲もう!と誘ってきている。 ということで、29歳メキシコ人女性とお友達のおっちゃんのテーブルへ移動。二人は恋人か?ときいたが、女性側が「No!No!」としきりに拒否。飲み友達とのこと。
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英語もできないのでほぼジェスチャーなのに、笑いはバンコク共通か、異様に盛り上がる。チャップリンの無声映画もトム&ジェリーもドナルドダックも、同じ理由で全世界に受け入れらるのだな。言葉が通じなくても、ある程度の文明のもとでは、人はそれなりに理解しあえるんだな。。 隣の席のソルジャー二人組(一人はジャイアンタイプ、一人はお坊さんタイプ)も加わって、宴会状態に。ばけつにつっこまれて出てくるビールはどんどんなくなる。(私はビールをたくさん飲めないので、炭酸をどんどん飲める人たちは本当にすごい。のむからに炭酸を吸収する胃袋をもっているのか、それか嚥下の前に炭酸を液体から分離して口から吐き出しているのか?仕組みが謎。) 飲み、笑い、誘われて踊り(なぜ海外の人は皆踊りが得意なんだろう。日本人はこういう場所での踊りになれていなさすぎるな。)、すっかり楽しくなって、気を許して、そして大誤算。 翌朝、きづいたらSakiの鞄にはいっていたお財布のなかにあるはずの現金がまったくみあたらないのだ。 1,787ペソ。1万4千円。 邪推かもしれないが、伏線はあった。 「かばんをしっかりもっとけ!」 と、飲みながら彼女は言った。 半ば笑いながら大げさなジェスチャーでそれを示した。 私たちも「観光客向けのネタかな?」何て思って、笑って聞いて、鞄をしっかりもっていた。…はずだった。 踊ることを促されて踊りにたったタイミングで、一度彼女にかばんを預けた。遠目にみた彼女は鞄をしっかりかかえていた。 席にもどって、Sakiがトイレにたち、私もトイレにたち、そしたら彼女もトイレにやってきた。ひとしきり笑ってしゃべって席に戻ると、鞄は机に置かれた状態。 あれ、いつから鞄、手放してたのか。 席にもどってからは、鞄を開けようとする私たちを制止する彼女。 「危ないから開けるな!とられるから開けるな!」 彼女流、お笑いのネタの続きだと思っていた。 バーの閉店時間でお会計の時がきて財布を出そうとしたが、 「ここは私たちがおごるからいいよ」 と制止される。 私たちは「ありがたいなー」とだけ思って、ご機嫌に連絡先を教えてもらい、 ただただ楽しい夜だったなぁという余韻に浸って、宿に戻りすぐに寝た。 翌朝、朝食を食べて、部屋に戻り、出発の準備をしているときSakiが気づいた。 お金がない!! ふたりのお金はSakiの財布で管理していた。探しても探しても、財布はあるがお金がない。
昨日盗られたんや。。 そもそも計画的に近づいてきたのか、飲んでる中での出来心だったのか、だれがとったのか、ほんとのほんとの決定的なところはわからないけれど、きっと彼女を中心とした計画だったのだろうと思う。 お金がなくなったことも悲しいけど、あれだけ楽しく飲んでいたのに、というショックの方が大きい。 向こうにしたら、らくちんなカモだったろうなぁ。 危害を加えられなかったことは、よしとしよう。 彼女の笑いのセンスは一級だったから、わんまんディナーショーの代金だと思って諦めることにする。 なによりも、旅行する人としてもっとも基本的な約束事を忘れてしまったことへの、自分たち自身へのがっかり感が半端ない。 とにかくこの日はテンションも最底辺で、次の町、オアハカへ向かう。
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triptomexico · 8 years
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12/30 Fonda de sta craraでディナー
せっかくなので、どこか美味しいところを調べて食べに行こう!ということで、フォンダ・デ・サンタクララへ。 (ウェブサイト見返してても美味しそう。) きれいめなお店かと思っていたけど、伝統はありそうだが格式張っているわけではなくて、カジュアルな服装でも問題はなかった。ここでも結局お出かけ用お洋服は必要なし。本当に出番がこない。
隣席にラスベガスから帰ってきてるという家族が食事をしている。毎日パーティーで大変だよ!的なことをSakiと話している。クリスマスからはじまり年明けまでひたすらお祭り気分が続くようだ。 ツボに入っているのは、サルサソース。ここはパンも付いてきた。これにワカモーレもついてくる。
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Botana de pata(チーズがのったサラダ)
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Mole poblano ソースは甘めだが美味しい。つけあわせのお米はトマト味の、いわゆるケチャップライス的なものが付いてきた。味付けはいろいろでコンソメで炊いたようなもののときもあるが、なんにしても何かしら味がつけられて出てくる。
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ビールは、 ModeloとCorona extra 全部で453ペソ(約3200円)
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