Tumgik
#濃厚たらこ味焼そば
utagejp · 3 months
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あっさり醤油の中華そば🍜
〜風の谷農苑にて〜
目指すは、最後の一滴まで美味しく飲めるスープと食べ応えのあるチャーシュー。今朝は昆布&いりこ出汁、ショウガ&キャベツの出汁、イカの魚醤いしりのスープ、中華太麺、大きな柔らかチャーシュー(豚肩ロースを低温でゆっくり焼いた)、半熟たまご、ネギ、旨味が濃厚な山のホウレン草〰😋
美味しく健康に、自然の恵みに感謝して頂きます(合掌)。
#中華そば #有限会社カネイシ #風の谷農苑 #大地の宴 #chukasoba #ramennoodles #daichinoutage #utage_jp #tokyo #japan
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rosysnow · 2 months
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かたむいていく
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 意識がくらくらする炎天下、いつもの喫茶店にたどりついた私は、からんころんと響いたドアベルをくぐった。
 ほてった頭や汗ばんだ肌を、クーラーが優しくなだめる。「いらっしゃいませ」と近づいてきたウェイトレスに、「待ち合わせなので、テーブルで」といつも通り答えると、「こちらにどうぞ」とうやうやしく窓際の席に案内される。
「アイスレモンティーお願いします」
「かしこまりました」
 彼女はにっこりして注文を書きつけると、一礼してカウンター内のマスターに注文を伝えにいく。
 窓の向こうを見た。気がふれそうな猛暑が続いている。熱中症警報の中、出かけていく私を家族は心配しているけど、今日もやっぱり来てしまう。
 時刻は十四時を少し過ぎていた。レースカーテン越しに、窓からの日射しは明るい。何度も入口の扉に目をやりながら、彼を待つ。
 この春、私は大学生になった。この機にひとり暮らしを始める友達も多かったけど、私は実家から通っている。時間はかかるものの、乗り換えなしの一本で大学最寄り駅まで行けるのだ。もちろん、大学付近でのひとり暮らしにも少し憧れたけれど、今は勉強に必死で、自活する余裕はなかったと思う。
 ゴールデンウイークが過ぎて、いよいよ授業は本格的になった。その頃から、帰る前に大学のそばのドラッグストアで、ひとつお菓子を買うのが私の秘かな楽しみになった。ドリンクはいつも、紙パックのレモンティー。コンビニで買ったら高いもんね、とレジに向かうと、今日もあのスタッフさんに当たった。
 無愛想ではないけれど、何というか、無気力そうな男の人だ。まだ三十歳にはなっていないと思う。かったるそうな手つきでバーコードを読み取り、お会計を読み上げる声も低い。何も見ていないような目が印象的だ。
 よく雇ってもらえてるなあ、と感じながら、私はお金をはらって、商品の入ったエコバックを肩にかける。「ありがとうございましたー」とやはりやる気のなさそうな声に送り出され、あの人のレジにはあんまり当たりたくないのにと思った。
 今年は、すでに初夏から猛暑日があった。梅雨に入っても、ほとんど雨が降らない。かと思ったら、七月の頭に数日激しい雨が続いて、それが明けると煮えるような真夏が始まった。
 前期の試験が終わった日、結果次第ではすぐに夏休みだなあと私はちょっと浮かれていた。暑さは絡みついてくるけれど、足取りは軽めに、今日は多めにお菓子を買っちゃおうとドラッグストアに立ち寄る。
 狂ったように、蝉の声が空をかきむしっている。焦げつく太陽の下を歩くと、日焼け止めもあえなく、皮膚がひりひり痛くなってくる。お手入れするものも買ったほうがいいかもしれない、と思っていると、ドラッグストアの入口付近にある自販機の隣で、誰かベンチに座っていることに気づいた。
 何も見ていないような目で、視線を放り投げている男の人。
 ……あの人、だよね? ここのレジの人。サボってるのかな。それとも休憩?
 何となく立ち止まって、怪訝を浮かべる私に、彼も気がついた。そして、「あー……どうも」といきなり話しかけてきたので、私は動揺してしまう。
「えっ……と、あ、どうも」
 一応そう答えたものの、それ以上、会話は続かない。彼はまたベンチにもたれて、空中を見上げた。そんなとこ暑いでしょ、と私は首をかしげつつ、気まずいのもあってさっさとドラッグストア店内に踏みこんだ。
 節電で照明暗めの店内から、クーラーがさあっと軆を包みこむ。涼しい、と救われたため息をついて、さっそくお菓子コーナーに行こうとしたときだ。
「え、こんなのあった?」
「使っていいのかな」
 そんな女の子たちの話し声が聞こえて、つられるようにそちらを見た。レジがあったそこには、スーパーでも見かける機械が登場していた。セルフレジだ。
 私は少し考えたあと、お店を出て、男の人のところに引き返した。彼は変わらずそこにいて、ぼんやりしている。私に気づくと、「何も買わないの?」と訊いてくる。私はゆっくり彼に歩み寄ると、その隣に腰をおろした。
「セルフレジに、なってましたね」
「ああ、期待の新星だよ」
「……有人レジは」
「残ってるよ。君、セルフレジ苦手?」
「そういうわけでは」
「じゃ、俺よりいいでしょ」
 私は彼のほうに首を捻じった。
「人員削減で、俺、真っ先にクビ」
「……そうですか」
「今まで、シフトいつでも入れるから、かろうじてつながってたけど。機械が来たら、シフトいつでも入れますとか何でもないよなあ」
 あんまり焦っている様子はない彼を見つめていると、「暑っついなあ……喉渇いた」と彼はあくびまでもらす。
「そこに自販機ありますけど」
「自分をクビにした店の利益にはなりたくない」
「じゃあ、涼しいところ行くとか」
「そうだなあ。君は? このあと予定とか」
「ヒマ……ですけど」
「じゃあ、紅茶がおいしい茶店知ってるから、行こうか」
「えっ」
「若い女の子とお茶してなぐさめられたい」
「………、喫茶店って、近いんですか?」
「駅までの道だよ」
「じゃあ、少しだけ」
「うん」
 彼は伸びをしてから、ベンチを立ち上がった。私も続いて歩き出すと、彼は自然と私の手を取る。伝わった指先の熱に、どきんと心臓が揺らめく。
 彼の背中を見上げた。南中の日射しに、短い黒髪の毛先が透けている。歩幅は広いけど、歩調はゆっくりだ。振り向いて笑みを見せたりはしないけど、私を引っ張るみたいに自分の速さで歩いたりしない。実は気遣える人なのかもしれない。
 ぬるい風が抜けても、軆はすぐに汗ばんでくる。会話がないから、どぎまぎと視線が泳ぐ。つながった手から、細胞が緩くしびれる感じがして、鼓動がざわついて落ち着かない。
 彼が私を連れていったのは、駅まで近道だけど人通りが少なく、私は普段使わない小道にある喫茶店だった。チョコレート色の扉を押し開くと、からんころんとドアベルが響く。
 店内は白が基調で明るかった。壁や天井だけでなく、少ないテーブル席も白い。窓にかかるレースカーテンも白く透け、光が満ちていた。カウンターと床だけ、木製のチョコレート色が出ている。
「いらっしゃいませ」
 ウェイトレスの女の子が歩み寄ってきて、「おふたり様ですか?」と穏やかに微笑む。「うん」と彼が答えると、「こちらにどうぞ」と彼女は窓際の席に案内してくれた。
「君はレモンティーだよね」
 席に着くと、メニューは開かずに、彼はそう問うてきた。認識されてたのか、と何だか恥ずかしくなりながらも、こくりとする。
「俺はクリームソーダ」
 それを聞いて、私はつい小さく噴き出してしまった。「え、何?」ときょとんとした彼に、「何か、かわいいなと思って」と私は正直に答える。「えー……」と彼はメニューに手を伸ばしかけたけど、「やっぱ、クリームソーダ」とウェイトレスに伝える。彼女もちょっとくすりとしつつ、「以上でよろしいですか?」と確認を取ってくれる。
「何か食べる? おごるよ」
「いえ、レモンティーだけで」
「そう。じゃあ、そのふたつで」
「かしこまりました」とウェイトレスはたおやかに微笑み、注文を受けつけて去っていった。それを見送っていると、彼は頬杖をついてつぶやく。
「アイスと炭酸、夏には最高だと思わない?」
「分かるんですけど」
「子供っぽい?」
「そうは言ってないですよ」
「男に『かわいい』って言うのは、そういう意味だよ」
「……そうなんですかね」
「ま、どこで注文しても、確かに言われるんだけどね」
 私は彼の顔を見て、誰に、と訊きかけた。訊かなくても、相手は分かった。頬杖で、彼の左薬指に銀色の光があることに気づいたから。
 彼女、いるんだ。いや、もしかして奥さんかも。
 じゃあ、このお茶にも深い意味はないのか。そう思うと、なぜかしゅんとしぼむような気持ちになる。すると、「どうした?」と彼が顔を覗きこんできた。その顔の近さに肩を揺らしていると、「大丈夫?」と彼は相変わらず表情はあまりないけど、首をかたむける。
「暑い?」
「……暑いですね」
「すぐ注文しちゃったから、お冷や忘れられてるかも。もらってくるよ」
 そう言った彼は立ち上がり、カウンター内のマスターに声をかけた。それを見守って、やっぱり気遣いがある、と思った。高校時代に少しつきあった彼氏なんて、ファミレスでは私にドリンクバーのお水を持ってこさせたっけ。
「はい、これ飲んで」
 彼が持ってきたお冷やを受け取ると、私はひと口飲んだ。ただの水だけど、ひんやりおいしい。「ここは氷がいいから、水でもおいしいでしょ」と席に着いた彼に、思わずうなずいてしまう。
「ここ、よく来るんですか?」
「うん。君と同じかな」
「同じ」
「仕事帰りの癒やし」
「……私、そんな嬉しそうにお菓子買ってましたか」
「そうだね。で、俺がレジだと一瞬眉間に皺寄せるの」
「えっ。そ、そんなことは」
「いいよ、たいていの常連さんがそうだったから」
「………、感じ悪いわけではなかったですよ」
「そう?」
「ただ、やる気なさそうだなあって」
「やる気はなかった」
「顔に出しちゃダメですよ」
「はは。やる気出せって言われるよりいいな」
 初めて咲った彼に、私はまた、胸がざわざわと甘く騒ぐのを感じる。
 それから、レモンティーとクリームソーダをさっきのウェイトレスが運んでくる。お冷やのことを謝られて、私は慌てて首を横に振った。彼の前に置かれたクリームソーダは、よく見かけるメロンでなくオレンジだ。
「オレンジソーダなんですね」
「そうなんだよね。これがまたうまいわけですよ」
 彼はまず濃厚そうなバニラアイスをすくって、口にふくむ。食べるときは、表情があるらしい。すごくおいしそうに食べている。
 私もきらきら鮮やかなレモンティーに、ストローをさして飲んでみた。搾ったばかりらしいレモンが瑞々しい。それに淹れたての紅茶と、蜂蜜が絡みあって、甘酸っぱい味がした。
 一時間ぐらい、ゆっくり涼んで過ごした。ほかのお客さんも、わりあいのんびり過ごしている。
 おごるよ、とは言われたけど、本当に甘えていいのかな。でも、メニューを見ていないから、値段が分からない。これで足りるかなという金額として、私は千円を席を立つ前に出してみた。
 彼はまばたきをしたのち、「名前も知らない男に、お金出しちゃダメだよ」と苦笑した。「じゃあ、お名前教えてください」と私が言うと、「ほんとに気にしないで」と彼はレジに向かってしまう。私は仕方なく千円札を財布にしまって、彼と喫茶店をあとにした。
「ちなみに、蒼一ね」
「えっ」
「俺の名前」
「………、あっ、お金──」
「そういう意味じゃなくて、君の名前は?」
 外の熱気に早くも軆が汗ばむ中、私は彼を見上げて、「清那です、けど」とぎこちなく答える。「清那ちゃんか」と繰り返した彼は、「いつも店でありがとね」と言って、駅とは逆方向に歩き出した。
 送ってくれないのは、そういう意味。
 分かったのに──分かったから、私はその背中に「蒼一さんっ」と声をかけていた。蝉の声の中に反響した私の声に、遠ざかりかけた影法師が止まる。それから、彼はこちらを振り返った。
 いつも、何も見ていないような目をしているくせに。今は、私をくっきり映して、捕らえてくる。
 そのあと、試験には合格して、大学はすぐ夏休みになった。なのに、私は毎日その街におもむいた。蒼一さんに会うためだった。いつも、あの喫茶店でお茶をするだけ。それでもよかった。
 過ごすのは、お昼を食べたあとぐらいの十四時くらいから、日がかたむいてくる十七時まで。真っ白の喫茶店の中では、射してくるオレンジが透けて、夕暮れが始まったのがすぐ分かる。それがお別れの合図だった。
「彼氏はいいの?」なんて蒼一さんは訊かない。私が正直に、「いないよ」と答えるのが分かっているのだろう。彼氏のいない私の責任は、取れないのだ。それ以上に、「彼女はいいの?」と私が問う機会を摘み取っている。
 蒼一さんのシルバーリングに、私が知らないふりをしていること。それに蒼一さんが気づいていないわけがない。
 夕暮れ、懐かしいような色合いのオレンジが、睫毛越しに揺れる。蒼一さんは私を駅には送ることなく、誰かのところに帰っていく。風に混じった夏の香りが頬を撫でた。蝉の声がゆがむように残響している。心で甘く熟していく想いに、私の呼吸はじんわり痛む。
 あっという間に、八月に入った。その日も喫茶店に向かうと、なぜか蒼一さんは、チョコレート色の扉の前にいた。いつもは、先に来たほうは喫茶店の中で待っているのに。少し息を切らし、汗もだいぶ流しているから、私は急いで駆け寄って「暑いよ、入ろう」と声をかけた。
 蒼一さんが私を見る。どきっとする。この人が私を「見る」のは、初めて彼の名前を呼んだあのときだけだったから。
「……何で」
「えっ」
「何で、そんな──」
 私は首をかたむけて、「どうしたの?」と蒼一さんを覗きこんだ。すると、露骨に顔を背けられて、私は少し傷ついてしまう。うつむいて、塗るようになった淡いマニキュアの指先を握りしめる。
 なぜかは分からないけど、蒼一さんがいらいらしているのは伝わってきた。もしかして、今日は早く来て、すごく待っていたのだろうか。でも、連絡先は交換していないから、私に知る術はなかったし──
「何か、怒ってるの?」
「………」
「……熱中症になるよ。とりあえず、冷たいもの飲んで──」
「本気で、そんなこと思ってるの?」
「えっ」
「俺はさ、そんなに純粋じゃないんだよ」
 顔を背けるまま言った、蒼一さんを見上げる。拍子、ぐいっと手をつかまれた。「わっ」と声が出たけど、蒼一さんは構わず私を引っ張っていく。私は慌てて速足になり、それについていく。
 何でだろう。ぜんぜん優しくないのに。不安を感じるより、どきどきしている。
 駅に向かうと、夏休みで混雑する構内を抜けて、裏通りに出た。狭い飲み屋街があって、車道沿いに出る。そこに並んでいるのは、センスがよく分からない変な名前のラブホテルだった。
 その中のひとつに、蒼一さんは躊躇うことなく私を連れこんだ。エレベーターの中で、蒼一さんの顔を盗み見ると、苦しそうにしている。その表情が、不思議と愛しい。私は自然と背伸びをして、蒼一さんの口元にキスをすると、「大丈夫」とささやいた。蒼一さんが何か言いかけたとき、エレベーターが到着する。
 部屋に入ると、蒼一さんは私をベッドに押し倒した。きしんだ音に蒼一さんがかぶさってきて、ついで、息継ぎもないような深いキス。唾液が絡まる音は、蜜が蕩けているみたいだった。胸をまさぐられながら、吐息も素肌もどんどん敏感になる。
 クーラーもつけなくて、室内には熱がこもって空気が湿っていった。ふたりとも汗でどろどろだったけど、構わずにお互い服を脱がしあう。蒼一さんの指が私の脚のあいだに触れた。ただでさえ蒸れていたそこは、下着越しの刺激でも切なく響く。
「……すげー濡れてるね」
 そう言った蒼一さんには、食べているときと同じように表情があった。私の下着を剥ぎ取って、膝をつかんで脚を開いて、愛おしそうに舌ですくってくる。私は思わず声をもらして、すると、蒼一さんはもっと丁寧に私を食べた。
 快感のままに水音がはじける。私の壊れそうな喘ぎが空を彷徨う。蒼一さんはもどかしそうに自分の下着も脱いで、本能のまま張りつめたものをあらわにした。私は焦点の合っていない目でそれを見て、自然と手を伸ばす。
 あったかい。硬い。脈が手のひらに伝わる。
 私は身を起こすと、それにキスを繰り返してから、そっと頬張った。蒼一さんが私の髪をつかみかけ、やめて、梳くように撫でてくれる。しょっぱい、生ものの味がする。舌先で脈をたどると、それはますます太くなって、私は夢中で蒼一さんをむさぼる。
「清那ちゃん」
 名前を呼ばれて、私は蒼一さんに上目遣いで見た。瞳が溶け合って、何も言われていないのに私はうなずく。
 ああ、もうどうだっていいや。
 全部捨てちゃっていい。
 ルールも、理性も、薬指の銀色の光も──
 蒼一さんの軆が軆に重なり、同時に分け入ってくる。奥までつらぬかれて、私は息を震わせて蒼一さんの首にしがみついた。蒼一さんも私の腰を抱いて、ゆっくり引いたもので、ぐっと深く突いてくる。じんじんする核まで響いた刺激に、腰が跳ねて、喘ぎ声が泣きそうになる。
 少しずつ腰遣いが早くなり、私の中で白波が紡がれていく。耳たぶから指先、爪先まで、全身が浮かされたようにほてっている。もう声は節度なく乱れていて、私からも腰をすりつけるように動かす。そして、不意に充血が満ち足りて、オレンジ色みたいなサイダーがはじけた。
 ──それ以来、私と蒼一さんは何度も軆を重ねた。ただの生き物になって、狂おしく求め合った。
 シルバーリングには、いつまでも知らないふりをしていた。だって、こんなの火遊びなんでしょう? 期待したって、私の「恋心」を知ったら、あなたは白けて逃げていく。
 かたむいていく。心が。日射しが。安定が。どんどん、かたむいていく。
 行かないで。もう少しだけ。手をつないでいて。ほどけたりしないで。どうか、このまま……
 しかし、どんなに愛し合うような時間を共にしても、蒼一さんは夕暮れになれば帰っていく。
 ──そう、昨日の別れ際、蒼一さんの様子がどこか違ったわけじゃない。でも、こんな日が来ることは最初から分かっていた。
 喫茶店の中は薄暗くなっていた。時刻を確かめると、十八時だ。ついに今日、蒼一さんは来なかった。そもそも約束なんてしていない。けれど、私のことはこんなふうに簡単に投げ出すんだなと思った。夕刻には、必ず帰っていくくせに。
 ああ、何か嫌だな。こういうの、ダメだな。
 注文したけど、飲まなかったレモンティーのグラスをつかむ。直接、口をつけた。ぬるくてまずかった。
 ……ああ、もう疲れた。
 ぽきんとそう思って、私は唇を噛んだ。いきなりこみあげた涙をこらえる。あの人にかたむいていた心が、あまりにもたやすくもろく、折れる感覚が軆の中に落ちていく。
 レモンティーのグラスから手を引く。日射しもすっかりかたむき、オレンジ色はとっくに色あせて陰っている。私の心も、ゆっくり沈んでいく。
 あんなにまばゆかったのに、暮れてしまった淡くて短い恋に、私は小さなため息をひとつこぼした。
 FIN
【SPECIAL THANKS】 レモンティーとオレンヂソーダ/杉野淳子 『SERIES SINGLE 3/4』収録
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shimizuyaofsake · 5 months
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2023/1/18
おはようございます!念のためにこんにちはとこんばんはも。
昨日と今日では体感気温が10度も違かったそうです。 確かに温かでした🐣 年明けプチ胃腸炎を越えた娘は、食に目覚め朝寝お昼寝もたっぷりなので丸くなってきました😊
🍶富久心 活性清酒 もろはく (椎名酒造店・茨城) 研ぎ澄まされた酒の香りとピチピチ。 生きている液体と舌上のとろり。
それらが混じり合った時、すごいことになります。
その濃厚さは見た目通り、でもでも舌通りはなめらかに。
のどごしの豪快ドライ、後はすっきりと気持ちよく、すぐにもう一杯を求めてしまうはず、、、! 初めてこのクラスのニゴリやどぶろくを呑む方は「なんだ、これは、、、」ともしかしたら一瞬テンパるかもですが、天下一品のこ��てりラーメンのように、慣れてくると止まらなくなります。
活性が落ち着く七日目くらいからも、ほんのり甘みが出てきてとっても美味しかったです;-)
イチゴ、焼きシャケ、ロールキャベツ、ナムル。
一升瓶のみ、どうぞゆっくりとお楽しみください☆
それでは本日もはりきっていきましょう。
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prostrayer · 7 months
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11/5 友達が教えてくれた美味しいラーメンを食べに行った。普段行かない駅なのになんとなくこっちだろうで乗った電車がぜんぜん間違ってて徒歩10分の改札外乗り換えを2回もする羽目になったし45分かかった。あとで正解調べたら乗り換え1回だし家から15分だった。調べようね。ラーメンはどろっと濃厚な豚骨醤油スープがコシのある太麺によく絡み、海苔と玉ねぎというトッピングもよく合っててうまい。チャーシューが炭火焼きなところがめちゃくちゃ良い。また行こう。
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夜はライブがあるから都内に出た。会場は代官山だけど早く行ってもやることないから渋谷で降りて服を見た。服買いたい気持ちあったけど実際手に取ったらこれやというモノはなくてなんか……別にいらんかもな……と萎えの気持ちが勝ってきたので散歩メインに切り替えて代官山まで歩くことにした。通ったことない道を狙って歩いてたら偶然母校にぶち当たり、N年ぶりに学生に混じって下校の道を通ったら今が何年で自分は何歳なのかわからなくなって楽しかった。そして代官山に着いたがまだ時間があるので駅前のカフェに入った。休日の夕方に駅徒歩1分の路面にあるカフェが空いてるということが街の衰退を物語っている。チョコミントティーとクッキーを頼んだ。エアペイの端末が不調でスマホ決済ができず、現金で支払いを済ませる。店でのこういう大したことないトラブルは笑って許すことで自分はいい客だと示せる気がして結構好きだ。浅ましいね……。開場まで時間を潰していたら客は自分のほかに一組しかいなくなっていた。衰退衰退!そしてbohemianvoodooとVenueVincentのツーマンライブが開演した。行こうかな〜くらいの気持ちでツイートしていたらボヘのドラムの人からDMに直営業が来たため行かない選択肢を奪われたのだった。ドラムの人とはなぜか相互フォローで音楽関係ないツイートもふぁぼってくるしたまにリプも飛ばしてくる。直営業でオフィシャルの情報解禁前に予約できたため整理番号は12番。センター寄り2列目を確保できた。最初の出番はVenueVincent。ギター+ガットギター+パーカッション+タップダンスという変則編成のバンド。タップ、音を出す楽器でありながら音に乗るダンスでもあるので舞台映えするし観てて楽しい。めっちゃ楽しかったし行ける日行ける場所ならまたライブ行ってもいいかも。2番目がbohemianvoodoo。もう10年くらいファンをやってるジャズバンド。4年ぶり出たアルバムのリリースツアーなので新曲がめっちゃ聴ける。即興のソロパートも激アツでやっぱジャズって……最高!になった。なったが……出番が短い!あと5曲は聴きたい!みんなそう思っていたのか拍手は鳴り止まず、予定外のアンコールとなった。出番を終えて後ろで観ていたvenue略のタップダンサーSARO氏が俺も入っていい?と乱入し、リハなし完全即興のセッションが始まった。これがまーーーーーぁ良くてね、短いとか文句言う気持ちなくなっちゃったね。良い夜でした。
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fukko-youth · 7 months
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10月21日 下神白団地秋祭り
10月21日に下神白団地で開催された秋祭りのお手伝いをさせていただきました! 下神白団地は、私たち福興youthが定期的に訪れている災害公営団地です。
午前中は、秋祭りの受付やなみえ焼きそばの引き換えのお手伝いを主に行いました。とてもやりがいのあるお仕事を任せていただき、ありがとうございました。住民さんとお話をする良い機会にもなりました。
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お昼には、なみえ焼きそばをいただきました。
なみえ焼きそばとは、通常の焼きそばよりも太い麺、豚肉ともやしのシンプルな具材、濃厚なソースを特徴とした福島県のご当地グルメです!福興youthのメンバーも美味しくいただきました!
午後からは、豪華景品も準備されたビンゴ大会が行われ、福興youthのメンバーは司会進行役や景品引き換え役として、お手伝いさせていただきました。老若男女関係なく、みなさんビンゴ大会に参加し、大変盛り上がりました!進行を務めさせていただいた身としては、本当に嬉しかったです!
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大いに盛り上がる中、秋祭りも終わりを迎え、後片付けが終了した後には、自治会の皆さんの反省会に参加させていただきました。この場では、今回の秋祭り運営の反省と共に、来年のより良い運営のための話し合いが行われ、メンバーも真剣に傾聴しました。
3.11から12年という年月を経て、団地も震災直後とは、また違う状況にある現在です。団地外部の人間である私たちだからこそできるお手伝いを今後も、住民さんたちとコミュニケーションをとりながら、自分たちでも考えていければと思います。
この活動は、公益財団法人大阪コミュニティ財団様の2023年度助成金 「東日本大震災及び原発災害からの復旧・復興活動等支援基金」、及び、公益財団法人ウェスレー財団様の2023年度「ソーシャルジャスティス活動助成金」をいただき実施いたしました。 厚く御礼申し上げます。
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patsatshit · 8 months
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東京滞在日記。
◆Day1
12:45 新横浜到着。寒いと思ってヒートテックやらネックウォーマー、起毛したパジャマを持っていったにも関わらず、気温25度で照り返しがきつく汗ばむ気候。東京に住んでいた頃、関東は体感温度が関西よりも5度くらい低い気がしていたのに。レイジアゲインストザマシーンのウィズアウトアフェイス。かっこええー。96年発売の曲の中で一番好きかもしれないな。いや分かんないけど。終わるのが悲しくてリピートしてしまう。
12:57 京急に乗って雑色へ。「ぞうしき」と読むらしい。聞いたことも見たこともない地名。最近友人が引っ越したというので、おじゃまさせてもらうことになった。ありがとう。大田区。飛行機に乗らない私にとってはあまり縁のない地区。東京タワーからは程遠く、都会とは縁のなさそうな樹々が生えていて、なんだか良さそうな街。昔ながらの商店街もある。バックナンバーからaiko、いきものがかりと平成J-popが次々と流れてくる。結構長そうな商店街。天六ほどではないだろうけど、先が見えないので抜けられるのかドキドキする。突然見覚えのある走り方をする人影が見えてきた。
13:55 友人宅到着。ちょっと駅からは離れているけど、立地は最高。大きな窓からは多摩川が見えていて、開放感でいっぱい。空港が近くにあって、すぐにここを飛び出してアメリカへでもいけそう。
14:30 友人は1日在宅ワーク。ずっとパソコンに向かってタイピング&会議私は後ろでひたすらゴロゴロ。ヒモみたいになってた。
16:00 夕方、仕事終わりの友人と茶をしばくため虎ノ門へ。むっちゃ薄暗い照明のお店。店内はマスターのオキニが詰まった宝庫みたいになっていて、グレングールドがかかっている。ライトな雰囲気のカフェと聞いていたけど、かなり荘厳な感じ。バカ話できるかな?友人登場。私が今ちょうどほしかったcasetifyのiPhoneケースを使っていてテンションが上がる。「ちょうど昨日藤原ヒロシが『便利』って言ってたよ」という話から佐川急便男子の話まで途切れることなく2時間強話しまくる。酸味の効いたコーヒーと濃厚なチョコレートケーキ、淡白なチーズケーキの相性がそれぞれ完璧だった。友人の背後からフライヤーの三島由紀夫が鋭い眼光でこちらを睨んでいた。ずっと怖かった。
19:10 『ざっくりYouTube』で見ていた池尻大橋の「喜楽亭」へ。ジュニアさんが座った席と同じところに座れてテンションが上がった。料理はもちろん極上。こう言っちゃなんだけどまずいハンバーグカレーとかあるのかなぁ。ルーとライスを綺麗に分けずに「親父ガケ」して「親父グイ」(ルーを皿一面にかけぐちゃぐちゃにして食べること)してしまう癖、治したい。というか治す。いやだわー。無意識って怖い、気をつけよう。
22:00 帰宅。友人と話す。思い出話2割、今後の話8割。昔は覚えてもないようなどうでもいい話しかしなかったのに、キャリアとか結婚とか出産とか、切ないね。けど仕方ないね。そうそう、何で雑色に引っ越したのか聞いてみた。いい場所だけど都心からはだいぶ離れているし…。友人曰く、最近の日本にますますいやけが差してきたので、すぐ海外に飛べるように空港付近にしたとのこと。かっこえ。昔から彼女の意思&意志が強くてすぐ行動に移せるところ、尊敬してる。
◆Day2
12:00 13時からの打ち合わせに向けて横浜へ。ほどよい都会感。建物の感じもどこかオシャレに見える。今日は風が強い。ふわっと香るくさいにおい。もう銀杏の季節か。『トークサバイバー2』で(シソンヌ)じろうさんが叫んでた「銀杏〜!くせえからうめえのか、うめえからくせえのか?」っていう素朴な疑問、私も思う。いつか教えてくれ。
15:30 一旦帰宅。友人会議中。多摩川を少し散歩する。『セトウツミ』の舞台ってここかなぁ?とかあらゆる平成ジャパニーズ映画のロケ地に思いを馳せながら歩いてみる。
16:50 半年ぶりに代田橋へ。行く場所は決まっているのに常に緊張する。Fat Boysを聴いて喝を入れる。
17:01 ジャスミンティー購入。手鏡にてデコに大きなおできと小さなニキビを確認。
17:10 緊張で首が左上右下に動いてる感じ。つまり吐きそう。
18:01 代田橋到着。とりあえずトイレに行く。
18:03 緊急事態。一旦酒を入れなければと彷徨う。
18:09 「納戸」は閉まっていた。がっくし。
18:18 「ジュークボックス」へ入る。マスターに挨拶するも覚えていない様子。半年ぶりだし2回目だから仕方ないかと思ったが、zineの話をしたら思い出してくれた。髪型とファッションで人は変わるということが分かる。コーヒー焼酎のロックを2,3杯入れる。美味い。
19:40 マスターに教えてもらった「大天狗」というお店に入る。焼き鳥がぶりぶりで美味しかった。この書き方だと不味そう。身が大きくて味付けも辛すぎず無すぎず、つまりちょうど良くて美味しかった。特にレバー塩。
23:39 終電に乗れた。代田橋に来る時はいつも終電と共にお別れだ。はー。終電といいながら蒲田までしか行かない。代田橋のお兄さんにもらったハイボールを片手に電車に揺られる。
0:16 蒲田駅から多摩川沿いを歩いている。徒歩22分。結構近い。友人に連絡する。川沿いで合流することに。
...
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↑記憶なし
◆Day3
12:47 起床。若干頭痛。友人は会議中。
17:18 山手線に乗っている。今日学んだこと。二日酔いでも酒は飲め。但し、酒がないと話せない場合に限る。つまり緊張状態に縛られる状況の場合。
17:46 綺麗な夕焼けを写。肝心な時にカメラを持ってきていない。そして非常に落ち込んでいる。
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↑夕焼け
19:15 友人とご飯に行く。カジュアルなフレンチビストロ。ここで「人生の目標」とか「働くこと」とか「死ぬこと」などシリアスな話を熱く語り合う。
20:39 多摩川散歩。酔っ払っていたので写真がすべてぶれている。
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↑彗星到来。ネオ東京
◆Day4
8:45 朝から餃子を作る。大学時代から彼女とはずっと餃子パーティーをしていた。餃子で繋がる友情と言っても過言ではない。彼女の家族たちと餃子パーティーをしたこともある。今後誰と会ってもそうマウントをとっていく。味噌ダレで乾杯。パートナーの話で盛り上がる。いくつになっても色恋の話は楽しいな。しかし外食が多くて、胃が悲鳴を上げ始めてる。
10:45 多摩川の写真を撮る。毎日多摩川を見ながら生活できる幸せ。噛み締めた。川のある生活っていいなぁと実感。天気も良くて雲の形もポテトフライみたいでよかった。
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↑ マンションの広告にありそうなくらい完璧な景色。うまく言えないけれど。
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↑パノラマで撮った
11:00 友人と別れの時。でも12月にまた会える。でも帰り道少しツンときた。それくらい居心地が良くて、一緒にいて落ち着ける存在だったのだと改めて思う。会うのは半年ぶりだったけど、しっかり話すのは2年半ぶりくらい。彼女はすごく…さらにいい方に変われていて、刺激をもらうと同時にすこし、自分に対して不安になったりもした。同じ歩幅で歩いてると思っていたから。全然違ってたんだ!今、小さい頃に遠方の祖父母の家に何泊かして帰らなければならない時の悲しさで涙が止まらなくなるあの感じが襲ってきてる。嬉しいのに少し寂しいな。
12:02 有楽町駅到着。映画館の前を通り、スコセッシの新作今日公開だと思い出す。でも今日は無理。ノーマネーソーリー。
12:06 ある人と待ち合わせ。その後ランチ。
15:33 新幹線到着。いよいよ帰る。おセンチな気持ちなのでブレッドのプレイリストを聴いている。ただ、ウォークマン��プレイリストは厄介。
16:03 『Dumb and Dumber』(ジムキャリーはMr.ダマー)をみる。百面相最高。we love jim carrey!!!
18:40 帰宅
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おしまい。
東京ってやっぱり刺激のある街。ずっといたら飲み込まれそうで怖いけど。昔からそう思っている。昔東京に数年住んでみたけど、まぁ仕事とか色々なことがあって、いい思い出は全くなかった。でもきっと、その頃の自分は視野が狭くて未熟で卑屈ですごく保守的だったのだと思う。その頃の自分のことを…ようやく客観的にみれるようになった気がした。離れてみるとやっぱ東京って面白い街だと思うし、会いたい人がいれば誰にだって会いに行けるし、刺激の宝庫だなと思う。
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sina1986 · 11 months
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毎日暑い!暑いとアイスがうまい!
ジェラートジャーニー備忘録。
①ジェラテリア アクオリーナ
🍨贅沢で華やかなジェラート。休日は旬のフレーバーのソフトクリームも楽しめるけれど個人的にはジェラートの方がおすすめ。
東横線沿線に用事があるとついつい寄ってしまう。
東急東横線祐天寺駅 西口を右に徒歩20秒
水~金:13:00 - 22:00 (21:45 LO) 土・日・祝:13:00 - 20:00 定休日:月・火、その他不定休
②ジェラテリア シンチェリータ
🍨木訥としてシンプルに上質なジェラート。作り手の大和心や職人気質が味に表れていると思う。
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阿佐ケ谷駅北口から徒歩約7分
定休日なし11:00~21:30
③fun.ice!
🍨少人数で一つ一つ手作り。こだわりの旬の食材を使用して体に優しい味。コーンはなく、トッピングでモナカを添えることができる。
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代々木八幡駅から378m
営業時間:水~日12:00-18:00(月・火定休)
④KIKI NATURAL ICECREAM
🍨青果ミコト屋という八百屋に併設されたジェラート屋さん。
心を込めて作られたジェラート。コーンは米糠で1枚1枚手焼きしていて、コーンだけで買いたいくらい癖になる味。オレンジシャーベットにはクミンがトッピングされていたり、味覚のサプライズがモリモリ!
陶器の器と金属のスプーンが舌触りにも環境にも優しい。
イートスペースの裏では青果ミコト屋の若い従業員さんたちが野菜の仕分けや出荷準備をしていて活気に満ちていた。
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青葉台駅出口2出口から徒歩約12分
平日: 11-18 土日祝日: 10-18 木曜定休
⑤FLOTO
🍨ガツンと甘くてデザートジェラートといった感じ。
店内は焼き菓子の焼ける甘く香ばしい香りに包まれて、至福の空間。
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東京都渋谷区代々木4-12-6 Cala参宮橋 1F-A
9:00~19:00 水木休
⑥Venchi
🍨イタリアのショコラティエが手がけるジェラート。高級感があるお味が快楽的。銀座や池袋に用事がある時につい寄ってしまう。合わせてチョコレートバーも買ってしまう。個人的にはカカオビーンズ入りのビターチョコがおすすめ。
色々な駅に展開している。
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〜番外編〜
⑦HIGASHIYA man
🍨アイス最中。塩バニラアイスとあんこが絶妙にマッチして濃厚な甘じょっぱさが脳に効く。夏季限定で、今だけ食べられるみたい。
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東京都港区南青山3-17-14 中山ビルディング 1F
11:00~19:00
無休
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itohkyuemon · 1 year
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常温でも冷やしてでも2パターンで楽しんでいただけるガトーショコラ 「宇治のこみち」は伊藤久右衛門が誇る人気スイーツです。 常温ではしっとりしたチョコレートと抹茶の味わいを濃厚に感じられ、 冷やして食べれば、キレのある抹茶の香りとなめらかさが際立ちます。 しっとりとろける口どけを追求し、 上質なクーベルチュールホワイトチョコレートをたっぷり使用。 焼き上げたケーキの生地表面に細かい穴を開け、そこに抹茶チョコレートを流すオリジナル製法で仕上げました。 個包装で常温でもお持ち歩き可能のため、 手土産としても大変人気の商品です。 [English] Gateau chocolat that can be enjoyed in 2 patterns at room temperature or chilled, "Uji no Komichi" is a popular sweet that Kyuemon Ito is proud of. At room temperature, you can feel the rich flavor of the moist chocolate and matcha. In pursuit of a moist, melt-in-your-mouth texture, we used plenty of high-quality couverture white chocolate. Make small holes on the surface of the baked cake dough, Finished with an original method of pouring matcha chocolate there. Because they are individually wrapped and can be carried around at room temperature, they are very popular as souvenirs. [简体中文] 可在室温或冷藏下以 2 种模式享用的奶油蛋糕巧克力 “宇治小道”是伊藤久右卫门引以为豪的人气点心。 在室温下,您可以感受到湿润的巧克力和抹茶的浓郁风味。 为了追求湿润、入口即化的口感,我们大量使用了优质的糖皮白巧克力。 它采用独特的制造方法完成,在烤制的蛋糕面团表面打出细孔,然后将抹茶巧克力倒入其中。 由于是独立包装,常温下也可以随身携带,作为土特产很受欢迎。 [แบบไทย] ช็อคโกแลต Gateau ที่สามารถเพลิดเพลินได้ 2 รูปแบบที่อุณหภูมิห้องหรือแช่เย็น "Uji no Komichi" เป็นขนมยอดนิยมที่ Kyuemon Ito ภาคภูมิใจ ที่อุณหภูมิห้อง คุณจะสัมผัสได้ถึงรสชาติที่เข้มข้นของช็อกโกแลตและมัทฉะที่ชุ่มฉ่ำ เพื่อให้ได้เนื้อสัมผัสที่ชุ่มชื้นและละลายในปาก เราจึงใช้ไวท์ช็อกโกแลตคูแวร์เจอร์คุณภาพสูงจำนวนมาก เสร็จสิ้นด้วยวิธีการผลิตดั้งเดิมโดยทำรูละเอียดบนพื้นผิวของแป้งเค้กที่อบแล้วและเทช็อกโกแลตมัทฉะลงไป เนื่องจากห่อแยกกันและสามารถพกพาไปได้ในอุณหภูมิห้อง จึงนิยมซื้อเป็นของฝาก https://ift.tt/sW2RwvV
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oharash · 1 year
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余花に吉兆
1.  友人あるいは恋人のようなことを始めたら、もっと分かり合えて親密な空気だとか柔らかな信頼みたいなものが生まれるかと予想していたが、俺らの空間は特段何かが変化することもなく、近すぎず遠すぎずの関係が果てなく伸びていくのみだった。  大切なものを手のひらに閉じ込めるような日々だった。彼の大きな体は存在感だけでもどこか騒々しかったが、無音より心地よかったのだ。
 うずたかく積もった瓦礫がようやく街から消える頃、俺は人生初の無職デビューを飾った。事務所は畳んだし復興支援委員会の任期も終わった。警察や公安、行政から相変わらず着信や不定期な依頼はあれど、様々な方面からの誘いを断り所属する場所がなくなった俺はぼんやりと初夏を迎えることとなった。  無職になりまして。とセントラルの定期通院の帰り、待ち合わせた居酒屋で焼き鳥をかじりながら言うと彼は呆けた顔で俺を見た。エアコンの効きが悪いのか、妙に蒸し暑くてふたりとも首筋にじんわり汗が滲んでいる。 「お前が?」 「はい。しばらくゆっくりしてから次のこと考えようと思って」 「お前にそんな発想があったとは」 「どういう意味ですか」 「休もうという発想が。いつも忙しく働いとったろーが。そもそも趣味や休みの過ごし方をお前の口から聞いたことがない」 「それ元SKたちにも言われましたわーー。人を仕事人間みたく言わんでくださいよまあその通りですけど。今までやれなかったこと全部やったろ、と思ってたんですけど10日で飽きました。福岡いるとどうしても街の様子気になっちゃうしホークスだ〜〜♡ て言われるし、どっか旅行でも行けばって言われるんすけど全然そんな気になんないんすよ。来月には引きこもりになってるかもしれねっす」  そしたら会いに来てくださいね♡ と言ったら、彼は釈然としないような、そして何かに耐えるような、そんな顔をした。  店を出ると強い風が頬を打った。まだほんのわずか残っていた春の気配が吹き飛んでいく。じゃあ、と手をあげかけたところでデカい手が伸びてきて顎を掴まれた。「飲み直すぞ、うちで」「ひゃい?」かくて俺はそのままタクシーに突っ込まれ(この人と乗る後部座席は超狭い)、轟邸へお持ち帰りされることとなった。
 暗闇の中でうずくまる恐竜みたいな日本家屋。数奇屋門と玄関の間だけで俺の1LDKがすっぽり入りそう。靴を揃えて上り框に足をかけると今度は首根っこを掴まれた。連行されるヴィランそのままの格好で俺は廊下を引き摺られ居間の隣室へ放り込まれる。今夜は何もかも展開が早い。「なになに? 俺には心に決めた人がいるんですけど⁉︎」「使え」「は?」 「この部屋を好きなように使え。しばらく置いてやる」 「もしかしてあなた相当酔ってますね⁉︎」 「あれくらいで酔わん。お前が、ヒーロー・ホークスが行くところがないなんて、そんなことがあってたまるか」  畳に手をついて振り仰ぐ。廊下から部屋に差し込む灯りは畳の目まではっきりと映し出しているけれど、彼の表情は逆光でわからない。 「俺、宵っぱりの朝寝坊ですよ」 「生活習慣までとやかく言わん。風呂を沸かしたら呼びに来てやるからそれまで好きにしてろ」  けれど俺が呼ばれることはなく、様子を見に行くと彼は居間で寝落ちていたのでやっぱり酔っていたのだと思う。デカい体を引きずって寝室に突っ込んだ。風呂は勝手に借りた。
 酔ってはいたものの彼の意思はしっかり昨晩にあったようで、そして俺も福岡に帰る気が全くおきなかったので、出会い頭の事故のように俺の下宿生活は始まった。  「うちにあるものは何でも好きに使え」なるありがたいお言葉に甘えて俺は巣作りを開始した。足りないものはAmazonで買った。徹夜でゲームしたりママチャリで街をぶらついたり(帽子をかぶってれば誰も俺に気づかなかった)ワンピース一気読みしたり豚肉ばかり使う彼からキッチンの主権を奪いそのまま自炊にハマったりもした。誰を守る必要もなく、誰かを気にかける必要もない。誰を満足させる必要もなかった。彼が出かける時間に俺は寝ていたし夕飯も好きな時間に食べていたので下宿より居候の方が正確だったかも知れない。誰かとひと��屋根の下で暮らすことへの不安はすぐ消えた。早起きの彼がたてる足音や湯を使うボイラー音、帰宅時の開錠の音。そんな他人の気配が俺の輪郭を確かにしていったからだ。  ヒーローを引退した彼は事務所を売却したのち警備会社の相談役に収まっていたがしょっちゅう現場に呼ばれるらしく、出勤はともかく帰り時間はまちまちだった。まあわかる。治安維持に携わっていて彼に一目置いていない人間はまずない(治安を乱す側はなおさらだ)。「防犯ブザーのように使われる」とぼやいていたが、その横顔にはおのれの前線を持つものの矜持があった。どうしてか俺は嬉しい気持ちでそれを見ていた。
2.  ある夜、俺は玄関で彼のサンダルを履き��へ出た。引き戸を開けると明るい星空が広がっていて、それが妙に親しかった。縁側に腰掛けてぼんやり彼方を眺めると星の中に人工衛星が瞬いている。ほとんどの民家の明かりは消えていて、夜は少し湿りそして深かった。紫陽花だけが夜露に濡れて光っていた。  知らない街なのに、他人の家なのに、帰らんと、とは微塵も思わなかった。俺はここにいる。知らない場所に身ひとつで放り出されてもここに帰ってくる。呼吸をするたびに心と体がぴったりと張り付いていった。  気配を感じて振り返ると、あの人がスウェットのまま革靴を引っ掛けて玄関から出てくるところだった。 「風邪をひくぞ」と言われ何も答えずにいると犬か猫みたいにみたいに抱えられ、家の中に連れ戻された。  それからほとんど毎夜、雨でも降らない限り俺は外に出て彼方を眺めた。そうすると彼は必ずやってきて俺を連れ戻した。ある夜「一緒に寝てください」と言ったら彼は呆れたように俺を見下ろして「お前の部屋でか」と言った。そうかあそこは俺の部屋なのか。「あなたの部屋がいいです」と言ったら視線がかちあい、耳の奥で殺虫器に触れた虫が弾け飛ぶみたいな音がして、目が眩んだ。 「そんで、同じ布団で」 「正気に戻ってからセクハラだとか騒ぐなよ」  彼の布団にすっぽりおさまると目が冴えた。やっぱこの人なんか変。そんで今日の俺はもっと変。分厚い背中に額をあてて深く息を吸った。おっさんの匂いがして、めちゃくちゃ温かくて、甘くて甘くて甘くて足指の先まで痺れる一方で自分で言い出したことなのに緊張で腹の奥が捻じ切れそうだった。  彼の寝息と一緒に家全体が呼吸をしている。眠れないまま昨夜のことを思い出す。俺が風呂に入ろうとして廊下を行くと、居間で本を読んでいた彼が弾かれたように顔を上げた。その視線に斥力のようなものを感じた俺は「お風呂行ってきまぁす」となるべく軽薄な声で答えた。一秒前まであんな強い目をしていたくせに、今はもう血の気の失せた無表情で俺を見上げている。妙に腹が立って彼の前にしゃがみ込んだ。「一緒に入ります?」「バカか」「ねえエンデヴァーさん。嫌なこととか調子悪くなることあったら話してください。ひとりで抱え込むとろくなことないですよ。俺がそれなりに役立つこと、あなた知ってるでしょ?」 「知ったような顔をするな」 「俺はド他人ですが、孤独や後悔についてはほんの少し知っていますよ」  真正面から言い切ると、そうだな、と素っ気なく呟き、それきり黙り込んだ。俺ももう何も言わなかった。  ここは過ごすほどに大きさを実感する家だ。そこかしこに家族の不在が沈澱している。それはあまりに濃密で、他人の俺でさえ時々足をとられそうになる。昨日は家族で食事をしてきたという彼は、あの時俺の足音に何を望んだのだろう。  いつぞやは地獄の家族会議に乱入したが、俺だって常なら他人の柔らかな場所に踏み入るのは遠慮したいたちだ。けれどあの無表情な彼をまた見るくらいなら軽薄に笑うほうがずっとマシだった。これから先もそう振る舞う。  きんとした寂しさと、額の先の背中を抱いて困らせてやりたい怒り。そんなものが夜の中に混ざり合わないまま流れ出していく。
3.  涼しい夜にビールを飲みながら居間で野球を眺めていたら、風呂上がりの彼に「ホークス」と呼ばれた。 「その呼び方そろそろやめません? 俺もう引退してるんすよ。俺はニートを満喫している自分のことも嫌いじゃないですが、この状態で呼ばれるとホークスの名前がかわいそうになります、さすがに」「お前も俺のことをヒーロー名で呼ぶだろうが」「じゃあ、え……んじさんて呼びますから」「なぜ照れるんだそこで」「うっさいですよ。俺、けーご。啓吾って呼んでくださいよほら」「……ご」「ハイ聞こえないもう一回」「け、けいご」「あんただって言えないじゃないですかあ!」  ビールを掲げて笑ったら意趣返しとばかりに缶を奪われ飲み干された。勇ましく上下する喉仏。「それラスト一本なんすけどお」「みりんでも飲んでろ。それでお前、明日付き合え」「はあ」「どうせ暇だろ」「ニート舐めんでくださいよ」  翌日、俺らは炎司さんの運転で出かけた。彼の運転は意外に流れに乗るタイプで、俺はゆっくり流れていく景色を眺めるふりをしてその横顔を盗み見ていた。「見過ぎだ。そんなに心配しなくてもこの車は衝突回避がついている」秒でバレた。 「そろそろどこいくか教えてくださいよ」 「そば屋」  はあ、と困惑して聞き返したら、炎司さんはそんなに遠くないから大丈夫だ、とまたしてもピンぼけなフォローで答えた。やがて商業施設が消え、国道沿いには田園風景が広がり出した。山が視界から消え始めた頃ようやく海に向かっているのだと気づく。  車は結局小一時間走ったところで、ひなびたそば屋の駐車場で止まった。周りには民家がまばらに立ち並ぶのみで道路脇には雑草が生い茂っている。  テレビで旅番組を眺めているじいさん以外に客はいなかった。俺はざるそばをすすりながら、炎司さんが細かな箸使いで月見そばの玉子を崩すのを眺めていた。 「左手で箸持つの随分上手ですね、もともと右利きでしょ?」 「左右均等に体を使うために昔からトレーニングしていたから、ある程度は使える」 「すげえ。あなたのストイックさ、そこまでいくとバカか変態ですね」 「お前だって同じだろう」  俺は箸を右から左に持ち替えて、行儀悪く鳴らした。 「んふふ。俺、トップランカーになるやつってバカか天才しかいねえ、って思うんすよ。俺はバカ、あなたもバカ、ジーニストさんも俺的にはバカの類です」 「あの頃のトップ3全員バカか。日本が地図から消えなくてよかったな」  そばを食べて店を出ると潮の匂いが鼻を掠めた。「海が近いですね?」「海といっても漁港だ。少し歩いた先にある」漁港まで歩くことにした。砂利道を進んでいると背後から車がやってきたので、俺は道路側を歩いていた炎司さんの反対側へ移動した。  潮の香りが一層強くなって小さな漁港が現れた。護岸には数隻の船が揺れるのみで無人だった。フードや帽子で顔を隠さなくて済むのは楽でいい。俺が護岸に登って腰掛けると彼も隣にやってきてコンクリートにあぐらをかいた。 「なんで連れてきてくれたんですか。そば食いたかったからってわけじゃないでしょ」  海水の表面がかすかに波立って揺れている。潮騒を聞きながら、俺の心も騒がしくなっていた。こんな風に人と海を眺めるのは初めてだったのだ。 「俺を家に連れてきたのも、なんでまた」 「……お前が何かしらの岐路に立たされているように見えたからだ」 「俺の剛翼がなくなったから気ィ使ってくれました?」  甘い潮風にシャツの裾が膨らむ。もう有翼個性用の服を探す必要も服に鋏を入れる必要も無くなった俺の背中。会う人会う人、俺の目より斜め45度上あたりを見てぐしゃりと顔を歪める。あの家で怠惰な日々を過ごす中で、それがじわじわ自分を削っていたことに気づいた。  剛翼なる俺の身体の延長線。俺の宇宙には剛翼分の空白がぽっかり空いていて、けれどその空白にどんな色がついているかは未だわからない。知れぬまま外からそれは悲しい寂しい哀れとラベリングされるものだから、時々もうそれでいいわと思ってしまう。借り物の悲しさでしかないというのに。 「俺より先に仲間が悲しんでくれて。ツクヨミなんか自分のせいだって泣くんですよかわいいでしょ。みんながみんな悲壮な顔してくれるもんだから、正直自分ではまだわかんなくて。感情が戻ってこない。明日悲しくなるかもしれないし、一生このままかも。  あなたも、俺がかわいそうだと思います?」 「いいや」  なんのためらいもなかった。 「ないんかい」 「そんなことを思う暇があったら一本でも多く電話をして瓦礫の受け入れ先を探す。福岡と違ってこの辺はまだ残っとるんだ。それから今日のそばはおれが食いたかっただけだ」 「つめたい!」 「というかお前そんなこと考えとったのか。そして随分甘やかされとるな、以前のお前ならAFOと戦って死ななかっただけ褒めてほしいとか、ヒーローが暇を持て余す世の中と引き換��なら安いもんだと、そう言うだろう。随分腑抜けたな。周囲が優しいなんて今のうちだけだ、世の中甘くないぞ、きちんと将来のことを考えろ」 「ここで説教かます⁉︎ さっきまでの優しい空気は!」 「そんなもの俺に期待するな」  潮風で乱れる前髪をそのままにして、うっとり海に目を細めながらポエムった10秒前の自分を絞め殺したい。  彼は笑っているのか怒っているのか、それともただ眩しいだけなのかよく分からない複雑な顔をする。なお現在の俺は真剣に入水を検討している。 「ただ、自分だけではどうしようもないときはあるのは俺にもわかる。そんな時に手を……  手を添えてくれる誰かがいるだけで前に進める時がある。お前が俺に教えてくれたことだ」 「ちょ〜〜勝手。あなたに助けてもらわなくても、俺にはもっと頼りたい人がいるかもしれないじゃないですか」 「そんな者がいるならもうとっくにうちを出ていってるだろう。ド他人だが、俺も孤独や後悔をほんの少しは知っている」  波音が高くなり、背後で低木の群れが強い海風に葉擦れの音を響かせた。  勝手だ、勝手すぎる。家に連れてきてニートさせてあまつさえ同衾まで許しといて、いいとこで落として最後はそんなことを言うのか。俺が牛乳嫌いなのいつまでたっても覚えんくせにそんな言葉は一語一句覚えているなんて悪魔かよ。  俺にも考えがある、寝落ちたあんたを運んだ部屋で見た、読みかけのハードカバーに挟まれた赤い羽根。懐かしい俺のゴミ。そんなものを後生大事にとっとくなんてセンチメンタルにもほどがある。エンデヴァーがずいぶん可愛いことするじゃないですか。あんた結構俺のこと好きですよね気づかれてないとでも思ってんすか。そう言ってやりたいが、さっき勝手に演目を始めて爆死したことで俺の繊細な心は瀕死である。ささいなことで誘爆して焼け野原になる。そんなときにこんな危ういこと言える勇気、ちょっとない。 「……さっきのそば、炎司さんの奢りなら天ぷらつけとけばよかったっす」 「その減らず口がきけなくなったら多少は憐れんでやる」  骨髄に徹した恨みを込めて肩パンをした。土嚢みたいな体は少しも揺らがなかった。  
 車に向かって、ふたりで歩き出す。影は昨日より濃く短い。彼が歩くたびに揺れる右袖の影が時々、剛翼の分だけ小さくなった俺の影に混じりまた離れていく。 「ん」  炎司さんが手でひさしを作り空を見上げ、声をあげる。その視線を追うと太陽の周りに虹がかかっていた。日傘。 「吉兆だ」
4.  何もなくとも俺の日々は続く。南中角度は高くなる一方だし天気予報も真夏日予報を告げ始める。  SNSをほとんど見なくなった。ひとりの時はテレビもつけず漫画も読まず、映画だけを時々観た。炎司さんと夜に食卓を囲む日が増えた。今日の出来事を話せと騒ぎ聞けば聞いたで質問攻めをする俺に、今思えば彼は根気よく付き合ってくれたように思う。  
 気温もほどよい夕方。庭に七輪を置き、組んだ木炭に着火剤を絞り出して火をつける。静かに熱を増していく炭を眺めながら、熾火になるまで雑誌を縛ったり遊び道具を整理した。これは明日の資源ごみ、これは保留、これは2、3日中にメルカリで売れんかな。今や俺の私物は衣類にゲーム、唐突にハマった釣り道具はては原付に及んでいた。牡丹に唐獅子、猿に絵馬、ニートに郊外庭付き一戸建てだ。福岡では10日で暇を持て余したというのに今じゃ芋ジャージ着て庭で七輪BBQを満喫している。  炭がほの赤く輝き出すころに引き戸の音が聞こえ、俺は網に枝豆をのせた。 「今日は早いですね〜〜おかえりなさい」 「お前、無職が板につきすぎじゃないか?」 「まだビール開けてないんで大目に見てください」  家に上がった彼はジャージ姿でビールを携えて帰ってきた。右の太ももには「3-B 轟」の文字。夏雄くんの高校ジャージだ、炎司さんは洗濯物を溜めた時や庭仕事の時なんかにこれを着る。そのパツパツオモシロ絵面がツボに入り「最先端すぎる」と笑ったら「お前も着たいのか?」とショートくんと夏雄くんの中学ジャージを渡され、以来俺はこの衣類に堕落している。遊びにきたジーニストさんが芋ジャージで迎えた俺たちを見てくずおれていた。翌々日ストレッチデニムのセットアップが届いた(死ぬほど着心地がよかった)。  焼き色のついた枝豆を噛み潰す。甘やかな青さが口の中に広がっていく。 「福岡帰りますわ、ぼちぼち」  彼の手からぽとりとイカの干物が落っこちた。砂利の上に不時着したそれにビールをかけて砂を流し、網の上に戻してやる。ついでにねぎまを並べていく。 「……暇にも飽きたか」 「いや全然、あと1年はニートできます余裕で」  ぬるい風と草いきれが首筋をくすぐり、生垣の向こうを犬の声が通り過ぎていく。いつも通りのなんでもない夕方だ。そんななんでもなさの中、現役の頃は晩酌なんてしなかっただろう炎司さんが俺とビールを開けている。俺らはずいぶん遠くまで来た。 「福岡県警のトップが今年変わったんですけど、首脳部も一新されて方針も変わったらしくて、ヒーローとの連携が上手くいってないらしいんすよね。警察にもヒーローにも顔がきいて暇な奴がいると便利っぽいんで、ちょっと働いてくるっす。そんで、俺のオモチャなんですけど」整理した道具たちに目をやる。「手間かけて悪いんですが処分してくれませんか?」 「……どれも、まだ使えるだろう」 「はあ。リサイクルショップに集荷予約入れていいです?」 「そうじゃない。処分する必要はないと言ってるんだ」  的外れと知っていてなお、真っ当なことを言おうとする融通のきかなさ。その真顔を見て俺この人のこと好きだな、と思う。子どものまま老成したような始末の悪さまで。 「それは荷物置きっぱにしてていいからまたいつでも来いよってことでしょーーか」 「……好きにしろ」  唸るような声はかすかに怒気をはらんでいる。さっきまで進んでたビールは全然減ってないしイカはそろそろ炭になるけどいいんだろうか。ビール缶の汗が彼の指をつたい、玉砂利の上にいびつな模様をつくっていく。 「じゃあお言葉に甘えて。それとツクヨミが独立するってんで、事務所の立ち上げ手伝ってほしいって言われてるんすよ、なんでちょくちょくこっちに滞在するので引き続きよろしくお願いします具体的には来月また来ます♡」 「それを先に言え‼︎」  今度こそ本物の怒りが俺の頬を焦がした。具体的には炎司さんの首から上が燃え上がった。七輪みたいに慎ましくない、エンデヴァーのヘルフレイム。詫びながら彼の目元の皺を数えた。青い瞳にはいつも通りに疲労や苛立ち、自己嫌悪が薄い膜を張っている。今日も現場に呼ばれたんかな。ヒーロースーツを着なくなっても、誰かのために走り回る姿は俺の知ったエンデヴァーだった。腕がなくなろうが個性を使わなかろうが、エンデヴァーを許さぬ市民に罵倒されようが。だから俺も個性なくてもできることをやってみっかな、と思えたのだ。ここを離れ衆目に晒されることに、不安がないわけではないけれど。  疲れたらここに帰ってまたあの部屋で布団かぶって寝ればいい。家全体から、やんわり同意の気配が響くのを感じる。同意が言いすぎだとしたら俺を許容する何か。俺のねぐら、呼吸する恐竜の懐の。 「その……なんだ、頑張れ」 「アザーース」  帰属していた場所だとか、背にあった剛翼だとか。そんなものがごっそりなくなった体は薄弱で心もとない。だから何だ、と思う。俺はまだ変わる。  空があわあわと頼りない色合いで暮れていく。隣にしゃがんだ炎司さんの手が俺の背に添えられた。翼の付根があったあたりにじわりと熱が広がり、そのまま軽く背を押されて心臓が跳ねる。 「来月はそば打ちでもしましょうね」  短い肯定が手のひらの振動から伝わる。新たな命を吹き込まれる俺の隣で、炭がぱちりと爆ぜた。
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usamierina · 1 year
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Trip to Hiroshima, May 2023 -  Day 1: Yakiniku and pub crawl
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Yakiniku at dinner, then pub crawl.
会食で焼肉、そしてパブクロール。
■ 肉亭いちゆく
会食ですので、今回はコースで。さっき散々ビール飲んだけど、ここでもとりあえずビールいただきます。
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おなかがほっとする牛テールスープ。
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そしてこちらのお店のおすすめ、「うにくユッケ」です。
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ビジュが良い〜!
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とろとろうに、おにく、卵黄のハーモニー。
\お肉どーん/
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いいサシの入りですね。(写真見返すと焼肉食べたくなってくるわあ)
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焼かれし肉。タンがかなり厚切りなので、中に火が通るまで焼くのが難しかった苦笑
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網で軽く焼いたフランスパンをつけて食べる牛シチュー。これ結構美味しかった!ここがお店じゃなかったらお皿べろべろしたいくらい(しない)
せっかくなので広島の日本酒もいただきましょう。
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こちらは、午前中に訪問したSAKURAO B&Dで作っている日本酒「弥山」のブランドの「一代弥山」。G7サミットで提供されたお酒リストにもあったので、気になって注文。ちょっと濃厚めだけどフルーティーな日本酒でした。
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はい!ドドーンと厚切りのサーロイン!!!
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網に乗せた瞬間に上がってくる肉汁。うまそ〜
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わさびをつけていただくのですが、わさびの辛さを全く感じなくなるくらい脂のマスキングがすごい。
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ちょっとさっぱりとトマトサラダ。
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かなりおなかいっぱいになってきたのですが、まだまだお肉が出ます。これはタレ。
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サンチュに巻いていただきます。にんにくたっぷり乗っけてやるぜぇ〜
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締めは肉寿司か冷麺かで選べるので、私は冷麺にいたしました。
この冷麺の透明つゆがめちゃめちゃ美味しくて、さっぱりしてて最高。半分くらい食べたところでお酢を入れたら大失敗。そのまま全部食べればよかった...苦笑
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肉寿司もちょっといただきました。
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締めに「お店特製レモンサワーと、
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特製プリン。両方とも美味しかったです〜🍮
会食後にいったんタクシーでホテルへ戻り、ドーピング(ウコンの力)して、再度街に繰り出しました。ここからはまた私の時間!
行ってみたかった駅西のバー「CRAFT 196」へ伺うも、海外のお客さんでド満席。残念ながら断られてしまったので、迷って迷ってやっぱりまた街中に繰り出しました。
■ GOLDEN GARDEN
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広島住みの方におすすめされた、広島のクラフトビールといえば定番の「GOLDEN GARDEN」さん。こちらも海外のお客さんがたくさん入ってました。
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近くに醸造所&タップレストランがある「Hiroshima Neighborly Brewing」の「ホエイと桜の塩漬けのゴーゼ」をいただきます。
いい感じの落ち着いた酸味と、イヤミのない塩味。さっぱりゴクゴク飲めるよきビールでした。
■ Pagoda
昔広島で働いていた人が「女の子とデートした最後に行くバー」としておすすめしてくれたこちらのラウンジバーへ。
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めちゃくちゃお香が漂う、怪しい甘い香りのバー。バーというよりラウンジ。
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「ここのアップルパイが美味しいんですよね〜」とのことだったので、(もう酒を飲みづかれていた私は)紅茶とアップルパイを注文。薄くてピザ生地みたいなパイの上に、薄切りのりんごが載っているスタイル。甘すぎず、これはお酒のおつまみになりそうな味で美味しかったです。
ということで広島旅は終了、あとはお仕事をして帰るだけ。大満喫な1日でした!
【2023年5月 広島の旅】 ・Day 1  └SAKURAO B&D  └あなごめし うえの  └宮島(GEBURA / みやじま華屋敷)  └重富酒店  └肉亭いちゆく・バーホッピング(Golden Garden / Pagoda) 👈THIS ・Day 2
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tatsunotoshigoro · 1 year
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4月21日(金)
また不眠からの早朝出勤。七時高円寺集合。また雑なバンで栃木、つくばへ向かう。うとうとしながら車内のラジオに耳を傾けてるとFriday I’m In Love/The cureが流れる。今日は金曜日、今日はロバートスミスの誕生日、間髪を入れずDJはHello I Love Youを流す。今日は金曜日、In Loveではないが、Into Sleep,,,,,,,,,,,,,
平たい土地、つくばに着く。作業内容はエニタイムのジムマシーンの新規搬入。階段作業なので死を予感する。ご当地味噌ラーメンを食べる。(超濃厚、素敵)睡眠不足による時間加速効果で気づいたら夕方。雑バンで退勤。(帰り道ジャムったので残業手当ウハウハ)
高円寺でケバブ屋に立ち寄る。
Lare(ラーレ)★★★☆☆
高円寺駅付近に2店舗あるケバブ屋のうちの北の方(2店舗近くにあるからかなりバトっておられそう)ケバブラップMIX激辛ソース多め(¥700)を注文。辛さはそこそこあり、豚も牛もそこそこの焼き加減でそこそこ美味しかった。事務所も近いので通ってもいいライン。
帰宅し、小睡眠。FSの練習へ。ギター3本のバンドは「バカ」でいいです。本番頑張ります。
帰り、ていちゃんと共にそとまろへ。ミヤジ番で謎の外国人と京都からきたDJおじさんと紅茶ハイを。明日の新歓用のブルーシートを預かったので深夜ミニピクニックをした。
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utagejp · 2 months
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あっさり醤油の中華そば🍜濃厚小松菜
〜風の谷農苑にて〜
目指すは、最後の一滴まで美味しく飲めるスープと食べ応えのあるチャーシュー。今朝は昆布&いりこ出汁、ショウガ&キャベツの出汁、イカの魚醤いしりのスープ、中華太麺、大きな柔らかチャーシュー(豚肩ロースを低温でゆっくり焼いた)、味玉、メンマ、旨味が濃厚な風の谷農苑の茹で小松菜〰😋
美味しく健康に、自然の恵みに感謝して頂きます(合掌)。
#中華そば #有限会社カネイシ #風の谷農苑 #大地の宴 #chukasoba #ramennoodles #daichinoutage #utage_jp #tokyo #japan
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ramen-kobayashi777 · 1 year
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魚介系の濃厚つけ麺の食べられるお店をまとめました✨ 王道のお店から最近のトレンド店舗まで8店舗セレクトしてます! つけ麺が好きだけどどこのお店に行ったらいいか分からない時は参考にしてみてください 都内で人気のつけ麺屋さんが修行した名店もセレクトしてます😚✨ 都心から少し離れてますがぜひチェックしてみてくださいね! 投稿が気になった方はぜひ見返せるように保存してくださいね✨ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #煮干しつけ麺宮元 📍東京都大田区西蒲田7-8-1 1F 🚃蒲田駅(西口)より徒歩5分 @miyamotogroup #炭火焼濃厚中華そば威風堂々 📍東京都台東区柳橋1-13-4 柳橋一丁目ビル 1F 🚃浅草橋より徒歩1分 @_ifu_dou_dou_ #風雲児新宿本店 📍東京都渋谷区代々木2-14-3 北斗第一ビルB1 🚃新宿駅から徒歩4分 #六厘舎 📍東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F 東京ラーメンストリート内 🚃東京駅の八重洲口B1F @rokurinsha_official #麺屋こうじ 📍千葉県柏市旭町1-4-15 🚃柏駅(西口)より徒歩4分 @menya_ko_ji_official #麺屋武蔵神山 📍東京都千代田区内神田3-8-7 グラン・フォークス神田ビル 🚃神田駅西口より徒歩2分 @jiroyatogi #心の味製麺平井店 📍東京都江戸川区平井5-30-4 🚃平井駅より徒歩5分 #松戸中華そば富田食堂 📍千葉県松戸市松戸1239-1 関根ビル 1F 🚃松戸駅(東口)より徒歩2分 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー @k.ramen.csp Ramen⭐︎こばやし 東京のラーメン情報を毎日配信してます! ぜひフォローしてね! #つけ麺 #濃厚つけ麺 #濃厚魚介つけ麺 #得製つけ麺 #特製つけ麺 #東京つけ麺 #つけ麺ランチ #つけ麺好き (松戸中華そば 富田食堂) https://www.instagram.com/p/CoAT73WygBK/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kusukusu-gallery-t · 2 years
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Fuzz 初日
 
ご来廊くださいました皆様、ありがとうございます。
苫米地さんの会話も楽しかったですね。
 
苫米地正樹さんと言えば、貫入(かんにゅう)。
土と釉薬の収縮率の違いで、焼成後に「ピンッピンッ」と音を立てて表面にヒビが入ります。
窯出し後、一晩寝かせてから 墨で染めてあるので、ハッキリとした墨色の線が入っています。
 
貫入は、数日かけて入ります。
墨染めの後も入りますので、よく見ると染まっていない貫入もあります。
今日も静かにしていると、特徴的は音が聞こえました。
お客様と「今鳴ったね」なんて会話もありましたし、今も後ろで聞こえてきます。
 
今回のDMにも登場した flowing。
普段作っているうつわに よりアートを加えたシリーズで、黒やターコイズ、銀彩に目がいきますが、しっかり貫入が入っています。
 初日だけ在廊予定の苫米地さんですが、急遽、明日も15時頃まで在廊してくれることになりました。
 
それぞれのうつわのテーマや、制作の話、とても楽しく興味深いことばかりです。
苫米地さんの言葉で聞いてみませんか。
鰻(料理)やスニーカーの話も。
 
ギャラリー樟楠
#苫米地正樹 #貫入 #アート #art #ターコイズ #陶 #陶器 #食器 #うつわ #器 #うつわ好き #器好き #さいたま市 #大宮区 #さいたま新都心 #アルピーノ村 #ギャラリー樟楠 #樟楠 #Gallery #刺激的 #濃厚 #ceramic #pottery
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shineninrays · 2 years
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. . 11/21 居抜き開店 #博多とんこつ山下商店 (@yamashita_shoten) 旧 焼肉丼とスンドゥブ こてつ ㈱プロスパ運営 博多ラーメン琥家,とりや小次郎等 . 1/3 とんこつラーメン 味玉追加 から揚げセット 旧山下商店の味を復活させたい との話ですが、 ややこしい(紛らわしい)屋号じゃな...と思いました。 屋号は博多ラーメン 琥家連島店で良いかと思います . 2/3 スープは濃度,粘度共に問題外 調味料減の厚みのない味 あっさり系でクセのない 万人受けするスープの印象😮‍💨 再現より 似たような雰囲気でつくりました の感覚で😥 . 3/3 低加水極細スト麺は 琥家さん同仕様かと思われます 硬さはバリかた~やわ選択可、今回バリかた注文 麺に対してスープが弱く、せっかくの博多直送麺が 活かされてない点は残念😭 卓上ゴマ,胡椒,大蒜,高菜, 紅生姜等有り 平日ランチは替玉お得、半替玉可 個々の好みはありますが 個人的にレアチャーより 煮豚バラ部位で 少し肉厚のあるチャーシューの方が このスープと 合うんじゃないかな...と感じました。 とんこつラーメンはピリ辛,マー油、豚そば,まぜそば等 他の種類もある様子です。ハコ大,卓多めの店舗の為、 ファミリー層及び多人数での訪問に向いている感じ . #ラーメン #ラーメン部 #ラーメン倶楽部 #麺スタグラム #麺活 #倉敷 #インスタグルメアワード2022 #일본라면 #맛있다 #拉麵 #ราเมง #ramen #instalike #instagood #food #instafood #foodie #nice #yummy #delish #foodphotography #igers #tonkotsu #love #beautiful #😍 #photooftheday #japan #japanesefood . 2022.11.25 麺活No.209 . (岡山県倉敷市) https://www.instagram.com/p/ClYmR_EyQAQ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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genkidesuka2022 · 1 year
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魚なのに出世? 出世魚ぶりの栄養成分
ぶりは成長とともに呼び名の変わる代表的な出世魚で、濃厚な味わいの赤身魚です。
産卵直前で脂がのる冬が旬で、その時期のぶりは「寒ぶり」と呼ばれています。
ちなみに成長につれ、モジャコ→ワカシ(~40cm)→イナダ(~60cm)→ワラサ(~1m)→ブリ(1m~)と名を変える出世魚です。
関西ではワカナ・ツバス → ハマチ → メジロ(イナダ) → ブリとなりますが、ハマチは関東では養殖のもをいうそうです。目次
出世魚ぶりの栄養成分と効果
EPA・DHA
ビタミンD
タウリン
ぶりのおいしい食べ方
ぶりのしゃぶしゃぶ
ぶり大根
ぶりの照り焼き
最後に
関連
出世魚ぶりの栄養成分と効果
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ぶりの栄養として、
良質なタンパク質
良質な脂質
ビタミン類
多くのミネラル
も多く含む栄養価の高い魚です。
EPA・DHA
脳細胞の活性化、血栓の発生を抑えるなど生活習慣病の予防に効果があると言われています。
ビタミンD
ビタミンDが多く含まれ、カルシウムの吸収を助けるはたらきをします。
体内での吸収率が高いヘム鉄を多く含み、貧血予防に最適です。特に血合いの部分には鉄が多く含まれています。
タウリン
タウリンは、肝臓の解毒作用やコレステロール値を下げるのに役立ちます。
また、そのほかにも糖分やコレステロールの代謝を促進するビタミンB1・B2・ナイアシンも含まれています。
ぶりのおいしい食べ方
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一般には切り身で出回ることが多く、身は「刺身・塩焼き・照り焼き・西京漬け」、頭やアラは「ぶり大根・アラ炊き・かす汁」、皮は「なます」、あごの部分は「ぶりかま」と、塩焼き・煮もの・鍋ものなどの調理に向きます。
ぶりのしゃぶしゃぶ
薄くスライスしたぶりと野菜を、昆布だしのだし汁の中ですすぐように火を通して、ポン酢醤油・ゴマだれなどをつけて食べます。
ぶり大根
ぶりのアラに熱湯をかけ霜降り状態にし、冷水でしめて下処理をしたぶりと大根を調味料で煮る、ぶりの代表的な料理です。
ぶりの照り焼き
下味のついたぶりを両面焼き、たれを加え煮立たせるように味をからめます。
最後に
ぶりは捨てるところのない優秀な魚と言われています。
特に寒ぶりが旬の季節には、色々な部位に合わせたぶり料理を堪能してみてはいかがでしょうか。
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