Tumgik
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
サウスロンドンの音響/アンビエントSSW、Lucinda Chuaの1stアルバム『YIAN』。チェロ奏者としてFKA Twigsのツアーに参加したことでも注目の音楽家の作品が〈4AD〉からリリースです。The xxに通じる深淵な闇を彷徨う美しい歌、こぼれ落ちるピアノの調べ、ストリングスの静かな渦が、聴く者を休息へと誘うドローン・フォーク。アルバムタイトルの「YIAN」とは中国語でツバメの意味だそう。中国、マレーシア、イギリスにルーツを持つ彼女の本名の一部でもあります。そんな彼女の音楽が作り出すのは瞑想的な流れやうねり。「家」や「愛」に落ち着くのではなく、ツバメが大陸間を行き来するように、2つの離れたものの狭間、いわばグレーゾーンに安らぎを見出します。yeuleがゲストヴォーカルとした参加したラストトラック"Something Other Than Years"は、厳かで温かい、まるで蝋燭の炎がささやく歌。〈Kranky〉レーベル好きにもきっと刺さる作品です。 (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CqKlnjtvTz2/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
ブラジル南部の高原都市クリチバで育ち、現在はLAを拠点とする Samira Winter のソロプロジェクト WINTER の3rdアルバム。シューゲイズ/サイケデリア/トロピカリズモが手を取り合い、ベッドルームから生まれた美しく歪んだ寓話と交錯するドリーム・ポップ・ホログラム。うっすらとグリッチがかったビート、Cocteau TwinsやMelody's Echo Chamberに通じるコーラスを深くかけたディストーションの渦に飲み込まれてゆくのは、中に潜む深い深い藍色から透き通ったブルーまで様々な〈青〉の感情のグラデーション。それらを彼女の音楽の特徴でもある、ブラジリアン・ポップス由来の優しいメロディーで穏やかに包み込みます。同世代のミュージシャン、HatchieとSASAMIがフィーチャリング・アーティストとして参加している点にも注目です。 (Marking Records) https://www.instagram.com/p/Cp9hCBwPpQP/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
国内のアンビエント音楽家 Jesus Weekend、H.Takahashi、Yumi Iwakiの新作カセットテープを入荷しました。 こちらは朝・昼・夜をイメージした3種類のオリジナルエッセンシャルオイルとその香りから想起された楽曲が収録された『Sound Incense & Incense Sound』というシリーズ。体にじんわりと血をめぐらせる心地よい香りと湿度・リズムで新しい目覚めを運んでくるJesus Weekendの〈朝〉。奥行きのある柑橘系の香りと森の精霊がいたずらに微笑むような音の粒が舞い、おだやかな微睡へと飛び込むH.Takahashiの〈昼〉。 ユーカリ・ラディアータとジンジャーの二面性を持った香りとともに、深い時間ならではの濃密な気配を滲ませるYumi Iwakiの〈夜〉。日常の中に聴覚と嗅覚を研ぎ澄ませる瞬間をもたらし、その感覚が自分をどこに連れていくのか?次第に変化する香りと音の連動とともにお楽しみください。贈り物にもおすすめ。三軒茶屋のKankyō Recordsからのリリースです。🤍 #markingrecords #vinyl #record #recordstore #indie #matsumoto #kankyōrecords #jesusweekend #htakahashi #yumiiwaki (Marking Records) https://www.instagram.com/p/Cp67yTRvAgq/?igshid=NGJjMDIxMWI=
1 note · View note
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
アジアを読む文芸誌『オフショア 第二号』が入荷しました。韓国のグラフィックデザイン事情、中国残留孤児三世への聞き書き、台湾の地下ラジオ、ネパール西部にあるマオイストの村の訪問記、前号掲載の「シルクロード・サンダーストーム」における女同士の関係に着目した批評など、多様な切り口の読み物を8本収録。「速い情報発信ではなく、じっくりアジアを考えます。」と謳われている通り、読み手のこちらもじっくり読み進めたい一冊です。前号もあと少し在庫あります。 (Marking Records) https://www.instagram.com/p/Cp4f_qlPhih/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
明後日18日(土) は韓国ソウルの音楽家、Joyul・Yeong Die・Jiyoung Wi の3組が松本にやってきます🌹🌪 当店ではJoyulのレコードをプッシュしていたご縁もあり、この企画を少しお手伝いしています! 昨年Big Thiefソウル公演のオープニングアクトも務めたJoyulのステージはもちろん、DJ威力の影響を受けたというYeong Dieのdjセット、ヴァイオリンを使ったJiyoung Wiのエクスペリメンタルなライブセット、どれも必見です。 山梨の森から幽玄な音を運んでくるSakura Fantasma、深遠かつプリミティブな声と音の息吹にひきこまれるKUDO AIKO、個人的に初めて観る松本の新星Day_gn.botもとても楽しみ。 それぞれが放つ只者ではない気配を体感しにきて!予約は @givemlm まで。 3月18日(土) 松本 Give me little more. ࿐ PHANTOMS ࿐ Live -Joyul -Jiyoung Wi -KUDO AIKO -Day_gn.bot DJ -Yeong Die -Sakura Fantasma open start 18:30 adv ¥2500 (+1D) door ¥3000 (+1D) u25 ¥2000 (+1D) (Give me little more .) https://www.instagram.com/p/Cp2AzjJPEeu/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
yumboの澁谷浩次が主宰する現実レコーズより、pocopen (ex. sakana)と澁谷浩次 (yumbo)による共作7インチ『鬼火/たのもしい王子』が入荷しました◎ A面にyumboの代表曲「鬼火」、AA面にpocopenが'93年にリリースした1stソロアルバムに収録された伝説的名曲「たのもしい王子」、それぞれ新たなるアレンジで収録されています。他にはない、もわっと立ち上がるpocopenさんの陰影のある豊かなアルト・ヴォイスで歌われる「鬼火」は、心が抉られると同時にあたたかいものに包まれるような、すばらしい聴体験…!波多野敦子(ヴァイオリン/ヴィオラ)、工藤夏海(フレンチホルン)もゲストで参加しています。凸版と活版印刷による手作業が施されたアートワークを手がけたのは、西脇一弘 (ex. sakana)。 (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CpzZ4yqv8EX/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
3rdプレスで再入荷しました🥀💧〰 国内で活動するアーティストJesus Weekendの1st EP。2010年代前半に同名のバンドで活動していたSeira Nishigamiが、ソロプロジェクトとして待望のフィジカルリリースです。「涙から生まれる新しい栄養」「人の目に見えるもの/見えないもの」をテーマに、さまざまな楽器や環境音、声、気配までもが呼応し合い、木霊して、美しく残酷な響きを生み出すサイケデリックなアンビエント。心の奥深いところでずっと響かせていたい。HappyのAlec Polonskyがギターで参加しています。 #markingrecords #vinyl #record #recordstore #indie #matsumoto #jesusweekend (Marking Records) https://www.instagram.com/p/Cpo2myNBm0L/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
南米コロンビア出身、現在はベルリンを拠点とする音楽家Lucrecia Daltが2022年に発表したアルバム『¡Ay!』。生楽器によるラテンミュージックの妖艶なムードと Sci-Fiで瞑想的な電子音が渦を描く、魅惑の音楽。きしむようなオルガン、土の匂いが立ちのぼるパーカッション、揺らめくアップライトベース、宇宙と交信するようなシンセ、スローで優雅な歌ーー深い霧の向こうからゆっくりとこちらへやってくる多様な音と声のテクスチャーに心からうっとり。Tom Waitsにも重なるポルカ要素もあり、昼の墓場で開かれる幽霊の集会のようにも、薄灰色の大地で踊る魔女たちの物語にも聴こえてきます。RVNG intl.からのリリース。深いロゼ色のカラー盤です🍷💜 (Marking Records) https://www.instagram.com/p/Cpj1m4OvQVK/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
クィア・アーティスト Jackie Mendozaの1stアルバムが、デジタル・クンビア/電子フォルクローレの流れを牽引するアルゼンチンの〈ZZK Records〉から遂にリリース。ルーツであるメキシコ北部の音楽ノルテーニョやR&Bの影響を受けたエレクトロニック・ラテン・ポップは、まるでRosalia × Animal Collective!ウクレレ、アコーディオン、アンビエント・シンセ、トラップビートが何層にも重なるサウンドに、彼女が経験してきたあらゆる感情ーー 失った友人への手紙や家父長制への怒り、自身の内面宇宙まで映し出します。ちなみに彼女はGingerlys、Lunaretteのボーカル&シンセ奏者としても活動してきました(インディポップを追いかけている人ならピンとくるかも!)。 #markingrecords #vinyl #record #recordstore #indie #matsumoto #jackiemendoza #galaxiadeemociones #zzkrecords (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CpZblw5vuCn/?igshid=NGJjMDIxMWI=
1 note · View note
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
ロシア・タタールスタン共和国出身のエクスペリメンタルポップアーティスト KATE NV の新作。ウクライナ侵攻に伴い、長らく拠点にしていたモスクワを離れた彼女。本作に収録されている大半の楽曲は2016年頃には原型があったそうですが、草花が芽吹き、生き物たちが冬眠から目覚め出すーー そんな純粋な生命の喜びを祈るかのように、彼女は無限の好奇心を持って音と戯れています。アナログ楽器からおもちゃ、シンセサイザーまで様々なテクスチャーが混ざり合い、日本語詞やオノマトペが散りばめられた楽曲群は、大ファンだという竹村延和の影響も感じるイマジナリーな響き。猫の鳴き声をイメージした音が入り乱れる猫アンセム「meow chat」なども◎ ごく身近にある普遍的な光景を旅し、その驚きと尊さを音で再発見する作風は、本作の冒頭1曲目「oni (they)」で歌詞を提供している食品まつり a.k.a. foodmanの『YASURAGI LAND』との相性の良さを感じます。収益の一部は紛争の被害にあった子供とその家族を支援する団体「War Child」に寄付されます。 (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CpUO3jhPQad/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
リトアニア出身のテルミン奏者 Clara Rockmore が1975年に録音した音源集。幼少期は天才ヴァイオリニストだったという彼女は、ロシア革命の難民としてNYに亡命後、のちに世界初の電子楽器テルミンを発明するLev Termenと出会い、パートナーとして開発にも携わったのだそう。本作では妹のNadia Reisenbergによるピアノ伴奏とともにバッハ、ショパン、シューベルトなどの古典楽曲を演奏しています。オペラのようにも弦楽器のようにも聴こえ、幻想的に揺らぎ続けるテルミンの音色。あの世とこの世の中間に存在するイメージで、幽玄や鎮魂という言葉が頭に浮かんでくる、恐ろしいほど美しい音楽がここにあります。心の中に深く潜り込みたいときにどうぞ。録音を手がけたのはMOOGシンセの開発者Robert Moog。インタビュー、写真、考察を掲載した8ページのブックレット付きです。 #markingrecords #vinyl #record #recordstore #indie #matsumoto #clararockmore #mississippirecords (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CpR4HKSPPov/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
トロントの音楽家、Joseph Shabasonが2018年に発表し、当店でもロングセラーを記録しているアンビエント・ジャズ作品『Anne』の後書きとして綴られたEPが待望のアナログリリース。穏やかで艶のあるシンセサイザーとサックス、フルートなど木管楽器が有機的に溶け合い、陽だまりにまどろむような響きの時間をもたらします。ヴォーカルにDestroyerのDan Bejar、ギターにはOwen PallettのThomas Gillがゲストとして参加。アナログ盤のみのボーナストラックとして収録されているサティ「ジムノペディ第1番」のカヴァーもこれまた最高。夜の、または休日のサウンドトラックにぜひ。 #markingrecords #vinyl #record #recordstore #indie #matsumoto #josephshabason #westernvinyl (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CpRij3cPGll/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
香港出身、ロンドンを拠点とするMui Zyuの1stアルバムが入荷しました。フォルクローレと仄かな魔女の響きが織りなす、ねじれた美しさに満ちたドリーム・ポップ。埃っぽい音色のピアノでアルペジオを奏でながら、影がかったメロディにのせて歌うのは、地元に伝わる民間伝承をモチーフにした物語。そこに幻想的な二胡のソロが加わり、ノイズが重なり、私たちの感覚をぐんにゃりと歪めてゆきます。信じられないほどに完璧な1曲目でぐっと心を掴まれたら、あとはこの美しく奇妙な世界に身をあずけて楽しんで。霧の中を進むエレクトロニック・ビートやシンセのピッチ感覚はどこかBoards of Canadaを思わせ、すばらしいフックの宝庫。彼女はDama Scoutというインディロックトリオとしても活動しています。レモンカラーヴァイナル🍋🐉 #markingrecords #vinyl #record #recordstore #indie #matsumoto #muizyu #fatherdaughterrecords (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CpPTTuQS_Z0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
トロントを拠点にすばらしいアート・ポップ作品を作り続けてきたMeg Remyのプロジェクト U.S. Girls の2023年作。本作は双子を授かった彼女が、その出産前後に制作。Marker Starling、Michael Rault、Jane IncのCarlyn Bezic 、Holy GhostのAlex Frankelなど様々なアーティストとリモートで共同制作した楽曲で構成されています。ディスコやファンクを参照したダンサブルかつドリーミーな曲が多く、彼女の作品の中でもかなりポップな仕上がり。妊娠中に変化した自身の声に向き合ったり、 ギリシャ神話に登場するイカロス(太陽を目指して飛んだあまりに翼を失い墜落死した少年)を通じて現代社会を見つめたり、U.S. Girlsらしい観察眼はさらに解像度が上がっています。タイトルは"Bless this mess"、混乱に祝福を。 #markingrecords #vinyl #record #recordstore #indie #matsumoto #usgirls #4ad (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CpHPb7tSEzO/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
イラン・テヘラン出身の兄弟エクスペリメンタル・デュオSaint AbdullahとNYブルックリンのドラマーJason Nazaryによるコラボレーション作品。Nicolas Jaar主宰の〈Other People〉からの作品も話題を呼んだMehrabani-Yeganeh兄弟は、イランの伝統音楽の響きをベースに、浮かんでは泡となり消えてゆくレフト・フィールド感覚のアンビエント〜エレクトロニックを展開。そこにJason Nazaryの心地よく時にスリリングな生ドラムが加わり生まれたフリーフォームな音楽は、ユニークな対話を交わしたり、美しい崩壊をもたらしたりします。Phewの最新作も手がけたWarp傘下の〈Disciples〉からのリリース🪸🪨 #markingrecords #vinyl #record #recordstore #indie #matsumoto #disciples #saintabdullah #jasonnazary (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CpCZ_rHSfpx/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
フィリピンはケソン州ルセナのSSW、Noa Malの2022年作が愛知のgalaxy trainからリリースされました。グランジにのせて抑圧された感情を爆発させていた前作『Dead Girl』に対し、今作は甘くダーティーなサイケデリアの毒が充満していてなんだかロマンチック。子どもの頃に大事にしていた小さな宝物のようなメロディと溶け合い、あなただけのインナースペースに招待されます☯️ アルバムを作る上で「3ヶ月で完成しなかったらその作品は没にする」とインタビューで語っていたNoa Mal。あれだけの多作の裏にある、まばゆい閃きと満ち足りなさ、そしてストイックさが垣間見える発言。作品ごとにグラデーションのように表現を広げていく彼女からますます目が(耳が)離せません。 #markingrecords #vinyl #record #recordstore #indie #matsumoto #noamal #galaxytrain (Marking Records) https://www.instagram.com/p/Coy590CSrqX/?igshid=NGJjMDIxMWI=
1 note · View note
markingrecords · 1 year
Photo
Tumblr media
4ADのニューカマー、コーンウォール出身のThe Golden Dregsによる2023年作。DestroyerやLambchop、The Nationalに通じる深くつややかなバリトン・ヴォイスを持つSSW・Benjamin Woodsによるプロジェクト。2020年冬、ロックダウンの影響でこれまでの仕事を失い、過酷な建築現場での労働を行っていたという彼が「家」をテーマに書いたアルバムです。レイモンド・カーヴァーやリディア・デイヴィスの小説からも影響を受けたという作風は、絶望を引き受けながらも、残り香のようにささやかな温もりとおかしみを漂わせ、物語として歌いあげるサイケデリック・フォーク。聴き終わり、どっしりと残るものがあります。 (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CorJfFOyhCH/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes