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#オランダ美容室
masa1207 · 1 year
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✂︎ bleached hair. #beigeblonde ——————————————————————————— #highlightshair #layeredhaircut #shorthair #amsterdamhairstylist #amsterdamhair #balayage #highlights #Netherlands #Amsterdam #海外生活 #オランダ美容室 #海外ファッション #オランダ移住 #海外移住 #중간머리펌 #빌드펌 #미디엄헤어 #중단발 #중간머리스타일 #중간머리c컬펌 #단발머리 #kapper #kapperamsterdam #hairofinstagram #hairoftheday #amsterdamworld ——————————————————————————— (Amsterdam Netherland) https://www.instagram.com/p/CmJfBDINOrk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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vegehana-food · 1 month
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✿ カプサロン | Kapsalon ・フライドポテトの上にケバブやシャワルマといった肉料理とチーズをのせ、さらに生野菜やガーリックソース、サンバル(チリソースの一種)をトッピングした料理。一見すると中東料理のようにも見えるこの料理は、2003年にオランダ・ロッテルダムの“El Aviva”というシャワルマ店で生み出されました。この店によく通っていた美容師Nathaniël Gomes氏が、彼の好きな食材だけで作られたオリジナルメニューを注文していたところ、他の客にも好評を得て、広く知られるようになったのだそうです。「カプサロン」という名称はオランダ語で「理容室」を意味し、この料理の発案者Nathaniël Gomes氏に由来します。
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taketea44 · 5 months
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毎日が記念日
12月13日は…
美容室の日
12月は美容室に多くの客が訪れる月で、13日は「13」をくっつけるとBeautyの頭文字Bになることから、
美容師の正宗卓さんが2003年に制定しました。美容界全体で社会貢献をしようと、盲導犬育成のための募金を呼び掛けています。
そして、今日は、正月事始めでもあります。
【疑わしいAI-イチロウによる12月13日の出来事】
1937年 - 南京大虐殺が始まる。
2003年 - イラク戦争の一環として、アメリカ軍がイラクのフルージャでサッダーム・フセインの旧政権のメンバーを逮捕。
1642年 - オランダの法律学者ヒューゴ・ギューティウスが亡くなる。
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maffielog · 11 months
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アメリカン・ルーツ・ミュージックの概観と考察
現代のアメリカンポップスの源流と言える、ブルース、ゴスペル、カントリーミュージック、フォークソングなどのアメリカン・ルーツミュージックの特徴は、様々な地域からの移民たちがもたらした、音楽様式の多様性によって基���づけられると言えるだろう。
ルーツミュージックを形成してきた移民として、以下の例を挙げる事ができる。
①イギリスからの移民 ②アフリカから来た黒人奴隷 ③19世紀後半から20世紀前半にかけての東ヨーロッパ、南ヨーロッパ、アイルランドからの新移民 ④20世紀に入ってからのプエルト・リコなどのカリブ海域からの移民 ⑤先住民族のネイティブ・アメリカン
こうした多民族性を背景として様々な音楽が生まれてきた。大別は以下のとおり
①ネイティブ・アメリカンの音楽 ②アパラチア山脈南部地域の白人、つまりイギリス(スコッチ・アイリッシュ系=イギリスにおけるプロテスタント長老派で英国国教会からの迫害を避けアイルランドに渡りその後アメリカに再移住した)からの移民の音楽 ③黒人のゴスペル ④黒人のブルース ⑤ヒスパニック(スペイン系)の音楽 ⑥ケイジャン(ルイジアナ州のフランス系移民)の音楽 ⑦ヒップホップ(1980年代以降新たな黒人系の都市音楽として発展)
この他ハワイの音楽など、占領支配の結果としてアメリカン・ミュージックに取り入れられる音楽もある。白人と黒人の音楽はそれぞれの独自性を保ちながらも互いに影響し合いながら発展してきた。例えば白人系の音楽でもバンジョーが広く用いれられるが、バンジョーはアフリカ起源の楽器である。時代が下るほど音楽における異種混交の度合いは深く、また複雑になる(ゴスペル→ブルース→ジャズといった黒人音楽の変遷などに顕著である)。ロックの基本的なリズム感覚もそうした白人系、黒人系の混ざり合いの中で生まれたものであって、アイルランドのリール、またポルカ、マーチなどの2,4ビートに、アフリカ起源のリズム感(スイング、跳ね、うねりなど)が加わった結果であるというのがおおまかな見方である。2、4ビートのリズム感覚はアフリカ系には存在しない。従ってアメリカ音楽のリズム感覚は本質的に白人系である。ジャズ、ブルースなどの黒人系の音楽は、時代が下るに従って寧ろ起源へと遡る、つまり本来の黒人的な音楽性を取り戻す方向へと進み、白人音楽もこういった流れを取り込む形で発展することになる。 次にアメリカのフォークソングの概観について述べる。
アメリカのフォークソングは、その起源によって白人系、黒人系に大別出来る。
白人系~イングランド スコットランド アイルランドの系統が代表的。この他、スペイン語系、フランス語系(ルイジアナ州のケイジャン)など。マイノリティだがオランダ、フィンランド系。 黒人系(アフロ=アメリカン) 
白人系民謡は大部分がイギリス起源であり、概ね以下のような種類がある ①バラッド ②ソング
(1)ラブソング
(2)仕事の歌(ワークソングなど)                     
 (3)宗教的な歌                             
(4)ダンスソング(ダンスチューン)
③楽器演奏のダンス音楽 ※元々歌との関係性が密接であるのでダンスも広義での民謡に含まれる
次に個別の歌の様式を詳説する。
・バラッド ~ イギリス系の民謡で最もよく知られる。個人的な感情表出よりは、情報伝達の手段としての物語歌としての機能が重要。例えばラブソングの類とは対照的。そのメディア的性格ゆえ曲よりも内容が重視され、いろいろな旋律で歌われる「バーバラ・アレン」も歌詞が同一起源と認められれば、同じバラードの派生系とみなされる。バラードの内容は語り継がれていく中で変遷し、様々な派生系(ヴァリアント)を生み出す。                         カウボーイ・ソング ~ 西へ西へと開拓を進める中で、鉄道が普及するまでの間牛の大群を輸送したカウボーイたちによって歌われた歌。 ワークソング的な機能を持ったが、曲の性格は様々。 ホーボーの歌 ~ 鉄道が普及し、フロンティアを目指して鉄道で放浪する日雇い労働者が増加。こうした移動浮浪者を題材にした民謡。 ・仕事の歌 ワークソング ~ 労働時の作業効率を上げるために、労働者達によって歌われる歌。19世紀中頃のアイルランド移民の鉄道坑夫の歌が重要。実際に作業時に使われる歌ばかりではなく、当時の各職種の労働者たちの心情が反映された歌も多い。黒人のワークソングには、コールアンドリスポンスなどオリジナルな黒人音楽の要素が入り込んできている。 シー・シャンティ ~ 船乗りの歌。実際の作業の場面に応じて幾つかの種類がある。(1982年の英米戦争時から機関船が海上を支配する19世紀中頃まで。) チェイン・ギャングソング ~ 南部の黒人専用の刑務所の囚人が、労働作業時に歌った。奴隷制廃止以後断絶した黒人ワークソングの原型を今に伝える。 ・レリジャス・ソング (スピリチュアル)宗教歌の発展 初期(17世紀入植当時)においては世俗音楽とはっきり区別されていた。ラブソングやダンス音楽、仕事の歌といったものと対比して、一方にスピリチュアルを置くというのが初期アメリカンの基本的な考え方であった。      
レリジャス・ソングの大衆化 
セイクリッド・ハープ・シンギング ~ 18世紀頃、極めて民衆的な形で発達した南部の讃美歌。入植当時讃美歌は大衆的には普及していなかった。 →1721年、ジョン・タフツの「讃美歌歌唱法入門」とトーマス・ウォルターの「音楽の基礎及び法則」がボストンで出版。宗教歌を教会の外から一般家庭へ導き入れる端緒に。 →18世紀後半、各地を巡回する牧師や音楽教師が居酒屋などを臨時の教室とし(シンギング・スクール)、レリジャス・ソングの類を歌わせることで啓蒙が進む。→新しい教育法の普及 シェイプ・ノート ~ 音符の符頭を各階名ごとに異なる形を与えて(例えば菱形はミ、三角はファ、丸はソなど)、音高をわかりやすく示す記譜法。→19世紀中頃になるとシェイプ・ノートを使った通俗聖歌の楽譜が次々と出版される(シェイプ・ノート・ブック)。「ケンタッキー・ハーモニー」、「サザン・ハーモニー」、「セイクリッド・ハーモニー」などが有名。このようなシェイプノートを使った楽譜によって、次々に新しいレリジャスソングが作られ、広まっていった。シェイプ・ノート・ブックの4声部の編曲法では、もとの讃美歌に平行5度を加えるほか、フーガの形をとるものも少なくない。 黒人霊歌
イギリス人の牧師ジョン・ウェズリー(1701~92)が渡米し、メソジスト派を起こす→大規模な信仰復興運動の展開。讃美歌の歌詞をイギリスのよく知られた民謡のメロディーにあてて民衆に広める。→ワッツ聖歌など。 18世紀後半のグレイト・アウェイクニング(大いなる覚醒)と呼ばれる信仰復興運動により、各地でキャンプミーティングなどが行われ、民間へのレリジャスソングの浸透がますます深まる。→19世紀始めのデイヴィット・サンキー(1840~1909)による新しい聖歌集も重要。 黒人霊歌はワッツ聖歌、サンキー聖歌を基礎としながら、黒人音楽独自のニュアンス(シンコペーション、ポリフォニー、アクセントの移動、音色の質的変化、特有のヴィブラート効果、ブルー・ノート・スケール)などを加えながら発展。 ニグロ・スピリチュアル(黒人霊歌)〜1870年代のフィスク・ジュビリー・シンガーズを端緒として白人の間に広く認知されるようになった、コンサート・スタイル化した黒人の宗教歌。 ゴスペル・ソング ~ 対して、讃美歌が黒人共同体内に残り発展したのがゴスペル。シャウトする歌い方と、強烈なビートが特徴的な黒人独自のキリスト教音楽。 
ジュビリー・ソング~男性四人の楽器伴奏無しのアカペラ。40年代以降都市化。      
エヴァンジェリスト~ソロシンガーの弾き語りスタイル      
サーモン~歌唱を伴う説教を行う牧師      ※アメリカでは白人のレリジャス・ソングもゴスペルと表現する場合が多い。黒人のゴスペルはソウル・ゴスペルと呼ばれる。
ブルース ~ 19世紀後半の奴隷制廃止以後発展した、歌い手の実体験と、そこから個人的な感情を反映する黒人の歌。すべてのブルースは固定的なフォームを持つ。 ブルースの基本構造 ・第三音、第七音、(第五音)をほぼ半音下げたブルー・ノート・スケールを用いる。 ・歌詞は三行詞(あるいは前半一連の繰り返しを伴う二行連とも言える)で、一行につき4小節を与え、3行で計12小節がワン・コーラスの長さ。 ・ワン・コーラス12小節内のコード進行は基本的に次のような定型を持つ →C C C C (4)/ F F C C (4)/ G G C C (4) ※ 最初の一行の後半、二行目の前半にセブンスを用いることが多い(つまりドミソシ♭→ファラドミ♭)また三行目で、G F C C のドミナント→サブドミナント→トニックという西洋和声においては禁則とされる進行をとる例も少なくない。 次のコーラスに移行するときもセブンスを用いることが多い。
例 ロバート・ジョンソン/ アイ・ビリーヴ・アイル・ダスト・マイ・ブルーム
(First chorus) I'm going get up the moning.I believe I'll dust my broom. I'm going get up the morning.I believe I'll dust my broom. Girlfriend the Blackman you've been love'in. Girlfriend can get my room. (Second chorus) I'm gonna write a letter. Telephon everytown I know   I'm gonna write a letter. Telephon everytown I know   If I can't find her in West Helena, she must be in East Monroe I know ........................... 訳例 (コーラス1)朝起きたら 俺はすぐに家を出る 朝起きたら 俺はすぐに家を出る あんなに愛した女なのに 俺の友達とねんごろさ (コーラス2)手紙をかくよ 全ての街に電話する 手紙をかくよ 全ての街に電話する あの女 ミシシッピにいなけりゃ きっとイーストモンローにいるだろうさ ....................... 考察   
今回アメリカのルーツ・ミュージックをざっと俯瞰してみて思ったのはバックボーンとして白人系の要素が非常に濃いこと(つまりはベースとしてのキリスト教音楽というものが深く底流している)。そのキリスト教音楽の源流がイギリスにあったとすると、イギリスの教会が清教徒革命以後音楽を弾圧してきた歴史から、アメリカのダンス・ミュージックやレリジャスソングが教会の外で発展するという特徴を説明することの一端にはなるかもしれない。(そもそもダンスは色恋沙汰に結びつきやすいから、礼拝時の楽器使用すら禁じる教会にはもっての他だったろう。)様々な大陸の音楽の要素が、場の要請に応え、地域性を帯び、その時々の局面で変容していく様は、「アウトドアの文化 」としてのアメリカ音楽の多様性を伝えている。   
参考文献 〜『アメリカン・ルーツ・ミュージック:楽器と音楽の旅』/著者:奥和宏/出版:音楽之友社/出版年:2004
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yamanaka-lab · 1 year
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2022建築レビュー#2
-建築レビュー#2(設計者:Architensions/ATE)発表者:長谷川(M1)講評者:久米-
  建築レビュー第2回はArchitensions/ATEを取り上げた。
  Architensions/ATEは、Nick RoseboroとAlessandro Orsiniにより2010年に創立された。ニューヨークとローマに拠点を持ち、住宅やインスタレーション、子供の遊び場といった様々な規模のプロジェクトにおいて活躍している建築デザインスタジオである。
 彼らは、「プロセスを大切にし、美学を探求する」という設計思想を持つ。多くの目標と成果が期待される建築研究に取り組んでおり実践や教育を絡め、建築空間を模索し、建築とアーバニズムを再接続することを目指している。 
 今回は、彼らの建築作品を3つ取り上げ紹介する。
 事例1『The Playground』,UNITED STATES (2022)
 このインスタレーションは、アメリカの音楽祭で採用されたものであり、カラフルな鉄骨造りの塔は『遊びの場』を表現している。
 構成は、足場システムのような4つの鉄骨造タワーで構成されており、色は3色を基調とし、3色の関連する隣接関係を考慮した単色で塗装されている。素材は、差し込む光、見る角度によって様々に表情を変えるダイクロイックフィルムのスペクトルから派生した色を使用したりすることで、意図的に鮮やかな色を実現している。
 オランダの画家コンスタント・ニューウェンホイスの視覚的ユートピア「ニューバビロン」の思想や、イタリアの建築家アルド・ロッシの「世界劇場」の空間の影響を受け、この構造は特定の都市の特徴を模倣し、多様な色とりどりのアーチで設計された。
 形状は、都市の類型を参照し、風景に秩序を与える多孔質のグリッド内に垂直に配置されている。
 都市にある模倣的なタワーの現代的な機能とは対照的に、タワーを楽しい場とし、移動の自由を人々に促進するためのフレームワークとして提案している。 
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事例2『dwelling without corridors』,UNITED STATES (2019)
 この作品は、2019年開催のニューヨークの住宅についてのコンペティションである。
  彼らは、都市構造の基本的な構成要素は、アイデア・文化・知識の交換に参加することであると提唱し、提案した。
 住宅における「ロビー」や「廊下」などの活用されていない空間を、各リビングユニットにサポート機能を備えるような空間に転換させるプランである。
 住宅は住民間の関係を育むため、各個室やコアとなる部分を左右に設け、その間にリビングなどの共有スペース兼廊下の役割を果たすものを配置している。断面的には2層を1層として扱い、真ん中に共有スペースを設け中間階に個室を配置している。
 廊下を排除し、そこに各個室へと向かう動線を設けることにより、共有スペースでの活発な活動を促す。
 またファサードは、周辺地域の歴史を兼ね合わせ、開口や扉のデザインがされている。
 彼らはこの住宅を通して、住宅は都市で行われる公共生活から分離された私的領域として捉えられている中で、住宅は都市構造の一部となるような計画を提案した。
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事例3『Children's Playspace』,UNITED STATES (2020)
 この遊び場は、少人数の子供たちのための創造的で集団的な遊びのための屋内空間を目指したインテリアの作品である。
 自然の要素から遊び心を持ち抽象化している。森林の砦を通る動き、木々を流れる薄暗い光、雪から反射する太陽の輝きなどから、デザインアイデアが出されている。
 自由形式の遊びを奨励する先駆的な環境であるイサム・ノグチのプレイグラウンドや、アルド・ファン・アイクのアムステルダムのビルの遊び場などから刺激を受け、デザインされた。
 多面的な形を持つことにより、様々な相互作用や活動に影響を与えることを目的としている。
 ツリーハウスを参照した緑の円筒形では、子供たちは階段を登り、葉の効果を期待できる緑色の布メッシュを通し、空間を観察する。
 半透明の和紙で覆われた天井からぶら下がる円錐形のようなものの中で、子供たちはきらめく雪の効果に似た独特の光を経験する。
 この屋内建築は、子どもたちが、多様化された空間の中で、それぞれ異なる姿勢で境界を作り、そして自分たちの周りの世界を再発見するような空間が目指されている。
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 私は、Architensions/ATEの設計について、建築とアーバニズムの再接続に焦点を当て、人の行動に対して実験的に建築をつくり都市に向けて効果や成果をつくりだす建築家であると感じた。また、直線や幾何学の形態のつくり方が独特であり様々なものから刺激を受け、形態に落とし込んでいる建築家であると感じた。
 山中は、Architensions/ATEの作品から、社会的要因に対するデザインの応答を実験的に模索しどのように落とし込むのか模索し、容易に認識できるルールを規定することにより、建築・空間にして落とし込んでいると捉えた。
 20世紀的なボキャブラリーを使い、設計におけるデザインコードやルールを規定している。幾何学の使い方、置き換え方が建築家アルド・ロッシを彷彿とさせている。また、視覚的ユートピア「ニューバビロン」の思想とは、変化していくための座標や基準を設定して、変化を許容している部分は通じているが、「ニューバビロン」ではその基準がより複雑である。Architensions/ATEの設計は、乱雑なように思えるが軸があるため均整がとれていると述べた。
引用 
・Designer of the Day: Architensions – SURFACE (surfacemag.com)
・https://www.archdaily.com/980374/the-playground-architensions?ad_medium=office_landing&ad_name=article 
・architensions - Architensions
・Children's Playspace / Architensions | ArchDaily
・Il teatro del mondo.アルドロッシ - 風光明媚な宇宙展望台 (cargocollective.com)
・Teatro del Mondo - 八濱漂泊傳 (goo.ne.jp)
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kraemer-otsuka · 5 years
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お客様がオランダの美味しいお土産をわざわざ持ってきてくださいました🇳🇱 コレはめっちゃ美味しいかった🤤 でももう1つの黒いグミみたいなヤツはマジでやっぱりヤバイ…😨 黒いグミみたいなヤツはストーリーにて オトナ髪でもデザインを楽しめる素材作りが大切です☆ 🇫🇷デザイナー おおつかゆうすけ🇫🇷 ✂︎Kraemer parisコムシティ店ホームページ→ http://kraemer.jp/ #ハイライト #外国人風 #バレイヤージュ #ラベージュ #透明感 #髪質改善 #刺激的な味 #黒いグミ #オランダ土産 #おしゃれさんと繋がりたい #黒崎 #ヘアベースメイク #大人女性 #Paris #北九州 #黒崎美容室 #ジェミールフラン #ハンサムショート #マッシュウルフ #フレンチショート #簡単アレンジ #メンズスタイル #クラメールコムシティ #クラメール黒崎 #Kraemer #Kraemerinternational #Kraemerparis #Kraemerparis黒崎 #Kraemerparisコムシティ #デザイナー大塚裕介 https://www.instagram.com/p/B2K0JI2H2kS/?igshid=1qckhd1hvw6gy
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nemosynth · 4 years
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<祝 こんにち的シンセ生誕六十周年 : Make Noise 0-Coast review> ●早くも長い前置き:こんにち的シンセの開祖とアナログシンセの二大潮流
こんにち的なシンセの開祖として有名なのは、アメリカのロバート・モーグ(Robert Moog)と、ドン・ブックラ(Don Buchla)。しかし歴史上、いちばん最初に電圧制御方式シンセをつくったのは、モーグでもなければブックラでもない。
それはドイツ人のハラルト・ボーデ(Harald Bode)であり、1960 年のことであった。かねてからボーデは、米国のオルガン・メーカーであるエスティ・オルガン(Estey Organ)社のために渡米して電子オルガンを開発していたのだが、そこで彼自身それまでの真空管ではなく新しく勃興してきたトランジスターに関心を持ち、それを利用した新概念の電子楽器を構想しはじめた。彼が考えたのは放送局や映画、レコーディングスタジオなどで活躍できるような、自由に音がつくれるあたらしい楽器である。 1960 年にボーデが創った最初のシンセ「Audio System Synthesizer」はすでにモジュラー構成になっていたものの、当時の電子音楽として流行していたテープの切り貼りによる「ミュージック・コンクレート」の影響を受け、オシレーターが無い代わりになんとオープンリールのテープレコーダーが音源回路として組み込まれていた。そしてそのテープから出る音をローパス・ハイパスどちらもできるフィルターやリング変調機、リバーブなどのモジュールで加工するようになっていた。その点ではアナログ方式のフレーズサンプリング・モジュラーシンセとも言えるであろう。
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彼の論文には、当時すでに存在していたリング=ブリッジ・モジュレーター(Ring-bridge Modulator)を使って2つ音の和と差の周波数を出すというどっかで聞いたような話や、リバーブレーション・ジェネレーター(Reverbration Generator)つまり残響生成装置でもって音を響かせる話などが解説されており、それら既存技術をコンポーネント化して組み合わせることで新コンセプトの楽器をつくったのである。
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ちなみに彼は史上初の VCO も開発したが、不思議にもモジュラーシンセには組み込んでいなかったふしがある。
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ともかく彼は自作のモジュラーシンセを AES ショーに持ち込み、デモを実施。その聴衆のなかに、そう、誰あろう、まだ若き学生にすぎなかったボブ・モーグの姿があった。 トランジスターという最先端テクノロジーがもたらす可能性とコンパクト性にすっかり魅了されたモーグは、このあと小さくも未来的な電子楽器としてテルミンの自作と販売に打ち込むようになる。
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やがて '60 年代前半、ボーデなどによる先行モジュールをヒントにモーグもブックラも自分なりに電圧制御型のオシレーター・モジュールを開発し、さまざまな他のモジュールも開発するようになった。そして、’64 年にはモーグがモジュラーシンセのプロトタイプを販売することに成功し、以来モジュラーシンセの開発と販売にいそしむようになった。’66 年にはブックラが自身では初めての商業ベースでのモジュラーシンセ販売を始め、その機種名はブックラ 100 シリーズと銘打たれた。二人はボーデなど数多くの先駆者たちの偉業の上に先駆者たちの双肩の上にならび立って、史上初のこんにち的なアナログシンセをつくりあげたのである。
この二人に 「どちらが先に最初のシンセをつくったのですか?」 と聞こうものなら、お互い相手を指差して 「あんたが先」 「あんたが先」 と言い合うくらい、どっちが最初にシンセをつくったのかもはや当の本人たちでもわからない。だからふたりとも同じころにシンセを開発したというのが結論。そして電圧制御式という画期的な方法論を編み出したのは、あくまでボーデ。
ちなみに冨田勲は moog IIIp とともにモーグ社へライセンス提供されていたボーデのリング変調機とフリケンシーシフターとを入手しており、アルバム「月の光」などからずっと使用している。
ロバート・モーグと、ドナルド・ブックラ。 ボブとドン。 この二人の設計思想には明確な違いがあり、特にそれはコントローラーにて顕著にあらわれることになる。そのまま二人はアナログシンセにおける二大潮流になっていった。 当時の合衆国において ・モーグは、東海岸のニューヨーク州に拠点を置き ・ブックラは、西海岸のサンフランシスコにいた そのためアナログシンセ業界では、たとえて言うなら「東海岸モーグ流派」と「西海岸ブックラ流派」とも言うべき、ふたつの潮流が存在することとなる。
東海岸モーグ流派すなわち一般的に言われる「イーストコースト・シンセシス(East Coast Synthesis)」は、いわゆる減算方式でありオシレーター/フィルター/アンプという音声信号経路をたどり、それへの変調要素として EG や LFO などを配置。豊富な倍音をもつ音源波形から倍音を削って音創りするという減算方式は、論理的でありできる音色の予想もつきやすい利点があった。 なによりもモーグ・シンセはおもに普通の音楽用キーボードによって演奏でき、それはそのほうが分かりやすく音創りもしやすく、ついでに売りやすいだろうと考えてのこと。
つまりモーグは従来的な音楽演奏を念頭においてすべてを設計したのである。このためモーグ・シンセにはじまる減算方式は、デジタル化されソフトウェア化されたこんにちにいたるまで絶大な人気があり、音楽シーンを席巻することになる。 それは合衆国の中でも歴史が古い東海岸ならではの伝統的なビジネスセンスでもあった。
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いっぽうそんな伝統なんかどこ吹く風、ネクタイ締めたビジネスなんかくそくらえ、ヒッピーと反戦とドラッグとカウンターカルチャーとラヴアンドピースだいぇーいにあけくれていた西海岸から出てきた西海岸ブックラ流派、一般的に「ウェストコースト・シンセシス(West Coast Synthesis)」と呼ばれる音源方式は、フルアナログなのにフィルターを持たず、アナログによる FM 変調やウェーヴシェイピング、ウェーヴフォールディングなどにより倍音を増やす方向で音創りするように設計されていた。三角波のように倍音が少ない音源波形からさまざまな変調をへて倍音を増やすというこのシンセシスは、減算方式では不可能な音やより複雑な倍音構成の音をつくることができた。
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さらにブックラのシンセは '66 年に発売した初号機 100 シリーズからの伝統として、トラッドな白鍵・黒鍵からなるキーボードを持たずまったくなんのコントローラも持たないか、あっても金属タッチパネルによるフルフラットな鍵盤などしかなかった。金属タッチパネル鍵盤はマイクロチューニングすら可能であったという。しかしその一方で、金属タッチパネル鍵盤は演奏者が鍵盤に触れる指などの面積や「触れる指先の汗による湿度などによっても音色が変わる」という都市伝説を生むほどに非常に繊細な表現を可能としつつ、かえってなかなか弾きこなすにもむずかしいものであった。 というか、はなから「弾きこなす」ということを想定していない。弾くという行為すら考えていない。そんな従来の楽器に隷属した発想なんて自由な電子楽器の進化をさまたげるものであり、言うなれば先祖返りだ!とブックラは考えていたのである。
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なのでコントローラーも従来とは違うぶっとんだものになり、演奏するにしても音を出しっぱなしにしてドローン音をたれ流し操作子をひねりまくって音色変化させるという手法が、かなりひんぱんにとられた。
ブックラはアナログシーケンサーの発明者でもあるが、それは当時の電子音楽として流行していた「ミュージック・コンクレート」をより容易に実現するフレーズ生成マシンとして開発したものであったというのも興味深い。とにかく楽器然としていない、楽器という既存のしがらみからの自由解放ばかりを考えていたのである。
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むろんモーグにも長大なリボンコントローラーがあったり、モジュラー用キーボードコントローラーにピッチのスケールを変える機能が付いていたりもした。しかしそれらは、キース・エマーソンのようなショーアップしたパフォーマンス以外ではあまり使われることなく、さらには minimoog の登場によって皆の記憶から吹っ飛んでしまった。 その minimoog は、あえて仕様を限定することでコンパクト化を実現、その明快さから一躍ヒット商品となり、対抗馬として ARP Odyssey が出るに至った。以来シンセは従来型の楽器的なアイデンティティに目覚め、その帰結として徐々にモジュラーから遠ざかっていくことになる。
いっぽうブックラは、'60 年代の当初からタッチパネル鍵盤やリボンコントローラー的なぶっちぎったものにこだわっていた。
結果ブックラのシンセは先進的すぎ、とんがりすぎて、音響実験室か前衛的でアヴァンギャルドな音楽にしか使われないことが多かった。
ブックラは異端児であった。
彼は「シンセサイザー」という言葉すら好きではなかった。合成器というその意味からは、どこかしら「既存のなにかを模倣するもの」というニュアンスが感じられたからだ。だから彼は、彼のシンセをシンセとひとくくりにしては呼ばず、単におのおのの機種名でのみ呼んだ。 事実、'82 年の米国版キーマガにおけるインタビュー記事にて彼はそう明言している。そればかりか東海岸モーグ流派が君臨しているシンセ業界は従前の楽器に従属しすぎであると、静かにだがはっきりと苦言すら呈している。
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けっきょくモーグは豊かな音色を創ることを第一に置き、ブックラは既存のしがらみにとらわれない電子音楽ならではの演奏をすることを第一に置いていたがために、二つの流派が誕生することになったと言っても過言ではない。
ちなみにこの二人は仲が良かったそうである。個人的感情と彼らがつくりだすもの、さらには市場経済や会社経営とはまた別の話ということであろう。それこそインタヴューでお互い相手を指して「あんたが最初」って言い合うくらいなのだから、ともにシンセあけぼのの時代をつくった当事者として、底抜けにリスペクトしあう間柄にちがいない。
そしてブックラは細々とではあるが、とんがった西海岸流派のシンセをつくり、デジタルハードシンセが流行するとこれまた前衛的かつ実験的な感圧パッド方式の MIDI コントローラをつくり、そしてゼロ年代になって eurorack ブームが起きるとそれを機にまた変態なシンセをつくったり、往年の変態シンセを復刻させたりしている。 そのすべてにおいては鍵盤は装備されておらず、たとえそう見えても実はあいかわらず電極式タッチパネルであった。
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↑ 1972 年発売、Buchla music easel ↓ 現代復刻版、Buchla music easel
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また、西海岸ブックラ流派のシンセメーカーは、ブックラの他にも古くから Serge(サージ)などあり、そろいもそろって特殊なシンセを開発し、その結果いずれも細々とではあるが求道者のように息の長いシンセづくりをつづけてきた。
なお、海外では「西海岸ブックラ流派のシンセは、加算合成方式のシンセシスを採用している」と言われる事が多い。しかし加算合成(additive synthesis)といってもフーリエ級数を使ったサイン波倍音加算合成などとは違い、あくまで「倍音が少ない音源波形に倍音を増やす」という意味に過ぎないことに注意。
ところで、先ほど西海岸ブックラ流派のシンセシスでは、アナログによる FM、ウェーヴシェイピング、ウェーヴフォールディングなどによって音創りすると述べた。 アナログによる FM 変調はヤマハ DX で大ブレイクしたデジタル FM ほどには音が澄んでいないものの、原理上エイリアスノイズが出ないという特徴がある。 いっぽう、ウェーヴシェイピングは単調な音源波形ほど音楽的な音色変化をもたらす1対1の数学的な変換である。のちのデジタルシンセ時代においてコルグが 01/W を出したときに採用されたものの、PCM のように複雑かつ不規則な音源波形にかけるとただの汚いノイズにしかならないことが多かった。そのため、むしろ幾何学的な音源波形しか出さない原始的なアナログシンセに有利な手法であった。 さらにウェーヴフォールディングとは、ディストーションシンセシスの一種であり、ある波高から上ないし下の部分を極性が逆の方向へ折り返すことによって波形をひずませるシンセシスである。とはいえ単純なディスト―ションのように鋸歯状波を台形波にするような、ある振幅以上の波をシンプルにぶったぎるようなことはせず、どう波形を折り返すかが各シンセメーカーの腕のみせどころであった。
これら西海岸流派のシンセシスをすべて包括して、非線形シンセシス、ノンリニアシンセシスとも呼び、それはサイン波のような単純な波形から複雑な波形を生み出すものであった。そしてそれはモーグシンセなどによる線形シンセシス、あるいはリニアシンセサイザーをうたったローランド D-50 などとはコンセプトが異なるものであった。
デジタルシンセ時代に入ったあとのノンリニアシンセシスは、ウェーヴシェイパーを搭載したコルグ 01/W をはじめ、時たまマーケティング・タームとして浮上することがある。非常におおきくマクロに俯瞰すれば、ヤマハ DX シリーズは西海岸シンセシスの鬼子と言えなくもない。言わばものすごくバカ売れした、西海岸流派のミュータント。 ただ DX は FM 音源に特化したシンセなので、一般的には FM 変調の文脈で語られるものであり、ヤマハのエンジニアがブックラを手本にしたとは到底思えない。
余談ながら、とかくぶっとんだ発想の機種が多いブックラだが、じつは '70 年前後から活躍していたスザンヌ・チアーニ(Suzanne Ciani)は、なんとブックラ・シンセに触れてシンセ音楽に目覚めブックラを多用し、じつにたおやかな作風の美しいシンセ音楽アルバムも残していたりする。
彼女は日本で最初に評価され、日本からデビューアルバムを出し、そこから世界に躍り出たアーティストであった。その後彼女のブックラ・モジュラーの大半を盗まれてしまい、傷心からしばらくの年月にわたり、アコピのみのリサイタルを繰返していたという。 しかしやはりブックラでないとという思いから、今ふたたびブックラのモジュラーを駆使し、さまざまにアンビエントな作品���つむぎだし続けている。
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↑ スザンヌ・チアーニとドン・ブックラ
またブックラは、実はオランダ系アメリカ人であり、その名前はほんとうは「ブークラ」と読むらしい。しかし日本では「ブックラ」で定着し、アメリカでは「ブクラ」とか「バクラ」とか言われたりする。 オランダ系アメリカ人でありなおかつ名前の読み方に諸説あるという点においても、奇しくも彼はモーグと同じである。
●メーカー名
Make Noise
創業者トニー・ロランドー(Tony Rolando)は、自分へのプレゼントとして簡単なリングモジュレーターをつくってみた。彼はモーグで働いていたのだが、基板設計が楽しすぎてスピンナウト。しかしスキルはあってもそれを実証するポートフォリオもなく、誰も「あんた経験ないし」というので自作のモジュールをつくりはじめた。この簡単なリングモジュレーター「D-Mod」もそのひとつ。簡単だがダイオード型で、当時はそんなに見かけない個性的な音がするタイプ。それを 20 個つくり、2個は自分用、残り 18  個はお小遣い用に Matrixsynth サイトで、単価 99 ドルで売り出したところ、秒殺で完売。その音がすばらしいというのでネットで噂になり、Analog Haven の Shawn Cleary が、いきなり 50 個つくってくれと依頼。うれしい悲鳴で一冬ほど忙殺されてしまう始末。ここから彼は、電子楽器のガレージメーカーである Make Noise 社を創業することとなった。
2008 年に創業した同社はユーロラックブームに乗り、今まであまり誰もが手をつけてこなかった西海岸ブックラ流派シンセシスに深く影響を受け、さまざまな個性派モジュールを開発・発売する大手シンセメーカーとなり、ついには Shared System という名の 60 万円以上する巨大でモジュラーなフラッグシップシンセまでつくりあげた。
また全世界で3万台以上も売れたとも言われる関数ジェネレーター・ユーロラックモジュール Maths など、とにかく異端児な機種を数多く生み出してきた。
今ではユーロラックのモジュラーシンセ・ユーザーの大半が、なんらかの形で同社のモジュールを組み込んでいるくらい、同社は大きなメーカーになった。
前述のフラッグシップ・モジュラーシンセの Shared System だが、これは皆で同じ機種を共有=シェアしそれでさまざまな作品をつくろうという意味があり、特に著名アーティストへ提供しては一発録りの作品をつくってもらい、7インチアナログ盤レコードにして販売する Make Noise Records というレコード・レーベルまで立ち上げているところが、同社の当世風でおもしろいところでもある。
今となってはすっかり西海岸ブックラ流派における大手となった同社だが、その本社は今でも創業者ロランドーがもともと勤務していたモーグと同じ町にある。すなわち東海岸モーグ流派の総本山たる新生モーグ社とおなじく、アメリカは東部のノースカロライナ州アッシュヴィルにある。
また創業者のラストネームはよく日本ではローランドと呼ばれているが、つづり「Rolando」からするとロランドーのほうが正しい。
ところで現代のモジュラーシンセメーカーにおいて、西海岸ブックラ流派のメーカーは Buchla、Serge、この Make Noise の他にフランスの Mutable Instruments などがある。Mutable Instruments にいたっては、デジタル音源によるユーロラック・モジュールを盛んに開発・販売しており、物理モデリング・オシレーターモジュールなどもあったりする。
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●機種名
0-Coast 2016年1月発表、同年6月海外発売、7月国内発売。 海外売価 US$499、国内売価6万円前後。
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それまでユーロラック・モジュラーシンセをたくさんつくってきた Make Noise 社が、初めて出したテーブルトップ型のセミモジュラー・モノシンセ音源モジュール。 同社のフラッグシップたる Shared System を、ぐっと小さく凝縮したような仕様の機種だが、新開発の機能もいろいろある。薄い軽量コンパクトな金属ボディも場所を取らず、かつ頑丈でうれしい。
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機種名の最初の文字は「ゼロ」である。 機種名の読み方には: ・ゼロコースト ・ノーコースト ・オーコースト とあり、どれもが正解とされているものの、創業者社長ロランドー氏が「ノーコースト」と呼んでいるらしく、それがいちばん製品コンセプトに近いとされる。
・東海岸モーグ流派が「イーストコースト・シンセシス」。 ・西海岸ブックラ流派が「ウェストコースト・シンセシス」。 ・で、この機種はそのどちらでもないというので「ノーコースト・シンセシス(No Coast Synthesis)」ということらしい。
すなわちモーグとブックラというアナログシンセ二大パラダイムの、あいの子、とでも言いたいらしい。
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●音源方式
ノーコースト・シンセシス。 それは東海岸モーグ流派と西海岸ブックラ流派との特徴が入り乱れた、独自の音源方式。 しかもフルアナログかつディスクリート設計の、セミモジュラーシンセ。
セミモジュラーなので、音声信号系は以下の順番で内部結線されている。
音声信号系: ・VCO1基 ・オーバートーン(Overtone)セクション ・マルチプライ(Multiply)セクション ・バランス(Balance)セクション ・ダイナミクス(Dynamics)セクション
これに加えて以下の変調系コンポーネントが存在。
変調系: ・クロック出力/ランダム出力 ・電圧演算(Voltage Math)セクション ・スロープ(Slope)セクション → オーバートーンとマルチプライへ内部結線 ・コントゥアー(Contour)セクション → ダイナミクスへ内部結線
さらには、随所にパッチングするためのミニジャック端子が開いている。 MIDI IN 端子もあり、これもミニジャックで、5ピン端子との変換ケーブルが付属する。 むろん CV / Gate 駆動もでき、MIDI to CV / Gate コンバーターにもなる。 なお6本のパッチケーブルが付属する。さらに私の個体は日本代理店のキャンペーン品だったので5本のパッチケーブルが追加されて付属してきたが、それらは短くて短距離パッチングにしか使えないというところが、ご愛嬌。
●同時発音数
モノフォニック。 だが外部機器と組み合わせつつパッチングすれば裏ワザで2音ポリに、やりようによってはそれ以上のポリ数にできる。
●内蔵エフェクトの性能と傾向
皆無。
●内蔵波形、プリセットの傾向
装備されている VCO が1基のみであり、そこからの音源波形は三角波と矩形波のみ。だが、裏ワザでパッチングすると最大合計4基のオシレーターや1基のノイズジェネレーターなどが創りだせる。裏ワザによって作り出されたオシレーターから出力される波形は、倍音構成をさまざまに連続変化させられる鋸歯状波や三角波、パルス波、さらにはより複雑な幾何学波形など。同じく裏ワザによるノイズジェネレーターは、ホワイトノイズからレッドノイズまで各種のノイズを連続して可変出力できる。 ウェーヴフォールドの演算上、鋸歯状波とパルス波は加工できないという特性があり、そのためかデフォルトでの VCO には搭載されていはいない。
音色メモリーが無いのでプリセットも無い。
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●エディットの自由度と可能性
見慣れないシンセシスなので、まずは内部結線されている音声信号経路の順番に各セクションを紹介する。
おおざっぱに概要説明するなら:
・まず VCO1基で三角波と矩形波とを出力 ・次にオーバートーンとマルチプライとによる2つのセクションで倍音増大 ・バランスセクションで基音と倍音とのミックス比を決定 ・ダイナミクスセクションで、それまでに生成した倍音の量を調節して出力
.....となる。
この内部結線されている様子は、フロントパネルにおいて金色の矢印で表現されているので分かりやすい。ただ、おおむねフロントパネルの左から右へと信号が流れるようになっているものの、この矢印線をたどるとラセンを描いて進むため、最初はめんくらうがひとたび覚えて慣れてしまえばモーマンタイ。
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まず最初に VCO からは三角波と矩形波との二つが同時に発生し、おのおの個別に並列で出力される。つまり音源波形は選択式では無く、両方の波形が同時に個別に出る。音源波形は下流のセクションへ内部結線されているだけでなく、三角波のみを出力する端子と、矩形波のみを出力する端子と、二つのパッチポイント端子が並んで存在するので、二つ同時に出力できる。
この VCO はトライアングルベースの VCO であり、すなわちまず三角波を生成し、それをアナログ回路で変形して矩形波を創りだしている。アナログシンセにはよくある形式であり、三角波に波形が近いサイン波を生み出しやすいことから澄んだ音色などを得意とする。 これに対するものとしてはソーベース(Saw base)すなわち鋸歯状波ベースのオシレーターというものもあるが、本機種では使用されていない。 なお VCO にはリニア FM 変調のキャリアとしても動作できるよう、モジュレーターとなる信号を入力できるパッチポイント端子が装備されている。
VCO からの音源波形は、まずオーバートーンというセクションへ送られる。 オーバートーンとは「倍音」を意味する英単語であり、よく使われるハーモニクスは整数次倍音を意味することが多い。このセクションでは音源波形に高次倍音を付加��るため、音源波形はブライトな音に生まれ変わる。しかもノブひとつまわすだけで、波形が形の崩れたサイン波っぽいものから三角波を経て、そこから三角波の頂点にスパイクが伸び、やがてスパイクのみがパルス波として残るという、不思議な聴いたことも無い変化をする。 Dave Smith Instumrnts OB-6 などにある、音源波形が連続可変する VCO のように使うといい。
次に音声信号はマルチプライというセクションへ送られ、倍音が乗算的に増大する。 ノブをひねったときの音色変化はハードシンクに似て非なるもので、今までに聴いたことが無い斬新なもの。波形を見るとどうやらここでウェーヴフォールドを行っているらしい。
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なお、このオーバートーンとマルチプライとの二つのセクションは、今までの Make Noise 社からは出てこなかった新開発の機能であり、単独のユーロラック・モジュールとしての発売が期待されている。
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そこから音声信号は、バランスと呼ばれるセクションへ。 これは VCO から分流した三角波、それもオーバートーンもマルチプライもバイパスしてきたピュアな三角波と、オーバートーンやマルチプライで増加された倍音群とのミックスバランスを単一のノブで可変できる。ノブをひねれば丸い音から倍音豊かな音色まで変化するさまは、あたかも東海岸モーグ流派シンセにてローパスフィルターのカットオフを操作しているようでもあり、原理はまるで違うながらこのような倍音変化を生み出すあたり、東西どちらのシンセシスでもないところがノーコーストたるゆえんのひとつでもある。 むろんミックス比を変えているだけなのでレゾナンスは無い。それでも、もともとかなり奇抜な倍音群を制御できるので表現力もかなり大きい。
さらに音声信号はダイナミクスと呼ばれる最終セクションへ送り込まれる。 これは広義のローパスゲート(Low Pass Gate)であり、東海岸モーグ流派でいう VCF と VCA とを兼ね備えた働きをする。具体的には、ノブをひねると音量が下がると同時に倍音も減る。オーバートーンとマルチプライによって生成された倍音群を、ここで調節するのである。やはりレゾナンスこそ無いがこれは西海岸ブックラ流派に独特のセクションであり、現にローパスゲートを初めて開発したのはブックラであった。
ここで「広義の」ローパスゲートと書いたのには、わけがある。 すなわち狭義のローパスゲートはバクトロール(vactrol)と呼ばれる光学式アイソレーターを用いているが、0-Coast ではそれが意図的に使われていないからである。 バクトロールとは、LED とアナログ式の光センサーとで構成されたもので、LED で電気信号をいったん光信号に変え、それを光センサーで再び電気信号に戻す仕組みのもの。その構造上、信号のレスポンスに遅れが生じ、結果とんがったピークを持つ波形でも反応速度の遅延によりアタックがなまり、角がとれて丸い波形となる。 この挙動が、いわば倍音を削り取るローパスフィルターに似るのである。
しかも減衰時に周波数特性が刻々と変化することから、それが西海岸ブックラ流派シンセでは独特の味のある音色変化をもたらすものとして重宝された。実際には、まず往年のブックラ 292 ローパスゲートモジュールに使われ、こんにちでもその復刻版や他の西海岸流派シンセに使われている。そしてそのレスポンスの遅れと周波数特性のせいで、マリンバのようなディケイ感とピッチ感あるパーカッション音色や、撥弦楽器の音色などをつくるのを得意とし、特にボンゴを真似た音色は「ブックラ・ボンゴ」などと呼ばれたりもする。 
バクトロールにはいろんな種類があり、おのおの持ち味がことなるので、それもまたメーカーの腕のみせどころとなっている。
なおバクトロールはフォトカプラーとも呼ばれ、MIDI 端子を絶縁するのに使われてもいる。多数の MIDI シンセを直列に MIDI 接続したときに、反応に遅れが生じるのはこのフォトカプラーのせいなのだが、これが無いと MIDI 接続時に複数のシンセにまたがって回路がつながってしまい、余分な電流が流れてシンセ内部の電子回路を破壊しかねない。よってこれを防ぐべくフォトカプラーを使うよう MIDI 規格にてさだめ、安全のため不可欠な設計としているのである。すなわち光学式アイソレーターとして MIDI 端子を電気的に絶縁すべく、フォトカプラーが使われているのである。
しかし 0-Coast ではローパスゲートにバクトロールを使わず、あえて東海岸モーグ流派シンセと同じようにトランジスターで構成し、そのためまさに VCF と VCA とを合体させたような回路設計となり、反応速度も速くおかげで今どきのクラブ音楽などで重宝される立ち上がりがするどく終わりもスパッと切れるように歯切れ良い音色が創れるようになった。 バクトロールを排したローパスゲートを組み込んだのは、その西海岸ブックラ流派の伝統を考えると英断とも言える。Make Noise 社のとらわれなさ、発想の柔軟さを物語るところでもある。そしてここに採用されたトランジスターベースのローパスゲートもまた東西流派の合作とも言え、ノーコーストたるところなのであろう。
このローパスゲートによるダイナミクス・セクションを経て、音声信号は外へ出る。 出力端子はライン出力とヘッドフォン出力との両方に対応したミニジャックであり、モノラルだがステレオ・プラグにも対応している。 これに加えてもうひとつラインミキサー用の高レベル出力端子もあり、これは 10V の出力を出すので、ここに間違えてスピーカーやヘッドフォンをつながないように!!
以上が、音声信号系の各セクション。
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いっぽう変調系セクションとしては、まず最初にクロック出力とランダム出力とがある。 クロック出力にはテンポ入力端子とタップテンポ機能があり、さまざまなクロックソースになる。裏モードで MIDI 同期するよう設定も可能。 裏ワザとして、テンポ入力端子に可聴域の周波数をもった信号をぶちこむことでクロック出力をデジタル・パルス波オシレーターとして発振させることができる。 ランダム出力は S / H 波を出力し、その速さはクロック出力に同じ。 これも裏ワザとして S / H 波をパッチングで可聴域でぶんまわすと、さまざまなスペクトルを連続可変できるノイズジェネレーターになる。
次に電圧演算セクションがあり、これは特殊な2チャンネルミキサー。 チャンネル1はなにもせず単純にミックスされるが、チャンネル2には信号を増幅するアッテネーターと、その極性を反転させるインバーターとが共存して存在し、和製英語でいうアッテインバーター、英語ではアッテヌバーター(Attenuverter)と呼ばれる機能を有している。なんの入力も無い場合は、この設定がそのまま電圧オフセットとして機能する。 この電圧演算セクションは2つの CV をさまざまなあんばいに加算したり、2チャンネルのオーディオミキサーとして使えたり、いろいろ使いみちがあるセクションである。オーディオをインバーターで逆相にするのも面白いかもしれない。
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そしてスロープという画期的なセクションへ。 スロープは簡易 EG にも LFO にも、さらにはパッチング次第で他の存在にもなりうる、自由な CV ソース。 ライズ(Rise)すなわち上昇とフォール(Fall)すなわち下降の二つのノブがあり、これでアタックとディケイのみの EG にしたり、サイクル機能を使ってリピートさせて LFO に、それも可聴域までぶん回せて、なおかつ上昇鋸歯状波から三角波から下降鋸歯状波まで連続可変できる LFO としても使える。さらには指数関数から対数関数カーヴまで連続可変できるノブまであり、上に凸から下に凸までの曲線や直線など、さまざまな CV カーヴを連続可変して出力する。 
実はこれ、アナログの関数ジェネレーターであり、さらに言うと測定器の業界で「ファンクション・ジェネレーター」として知られる装置に由来する。ファンクションジェネレーターとは、おもに低周波領域の交流電流信号を出力する測定器用テストオシレーターであり、正弦波、鋸歯状波、矩形波などを出力する電気計測器。それは関数発生器とか、函数発生器とも呼ばれ、その「ファンクション・ジェネレーター」という名のまま、ユーロラック・モジュラーの世界に持ち込まれ、モジュール化されて販売されている。 そして Make Noise 社の人気機種にも Maths というユーロラック版ファンクションジェネレーターモジュールがあり、それを簡略化したようにつくったのが 0-Coast の Slope セクション。0-Coast は、この廉価版シンセにして関数ジェネレーターを装備しているところがが画期的であり、しかもわかりやすくパラメーターが構成されている。
裏ワザとして、スロープを VCO からパッチングすることでモロに可聴域で駆動すると第2の VCO となり、三角波や鋸歯状波まで連続可変させながら、しかも同じ波形でもパラメーターを変えることで倍音構成を連続可変させながら出力できる。これを外部からの独立した CV で周期を制御すれば、擬似的に2音ポリシンセにもなる。 あるいはパッチングによりスロープをサブオシとして発振させ、それを VCO のリニア FM 入力へパッチングすれば、アナログ回路による2オペの FM 音源になる。
言うなれば「LFO の音を聴く」というぞくぞくする行為。なかなか使いみちがある。
なおスロープは、倍音を増大させるオーバートーンとマルチプライとに内部結線され、ウェーヴフォールディング的な音色変化を自動的にもたらす。
変調系の最後にあるのがコントゥアーと呼ばれる、いわゆる ADSR 型の EG。名前もミニモーグなどの EG っぽい。しかしパラメーター構成はやや変則で、 ・オンセット(Onset)がアタック・ノブ ・次にサステイン・ノブ ・そしてディケイとリリースとを兼ね備えたディケイ・ノブ ・最後にカーヴをリニアから指数関数カーヴまで連続可変できるノブ となっている。 
出力される CV は東海岸モーグ流派の ADSR 型でありながら、パラメーター構成がやや変則的なところが東西どちらでもないノーコーストたるゆえんのひとつ。 なおコントゥアーは、ローパスゲートたるダイナミクスに内部結線されている。
これもまた裏ワザとして、パッチングにより可聴域で周期的にトリガーさせることで、自在に波形が可変するオシレーターとして発振させられる。つまり EG を可聴域で周期的にトリガーさせることでオシレーターにするという、常識破りなことが可能。ただしそのためには全体へのゲート入力へ可聴域の信号を突っ込む必要があり、音の出方がかなりややこしいことになるので、変態なお遊び向けかもしれない。
とはいえこれも言わば「EG の音を聴く」という、なんだか禁断のようで、ぞくぞくするワザ 笑。
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ここまでが各ブロックの紹介だが、これに加えさまざまなパッチングが可能なパッチンポイント端子が多数装備されている。 パッチポイント端子のサイズはミニジャック。モジュレーションマトリクス風に言えば、13 ソース・14 デスティネーションだが、各パッチポイントが非常にツボを得たところに設けられており、廉価でありなが��普通に考えられる限界を余裕で超える、それどころか東海岸モーグ流派シンセでは想像もつかない、とんでもない裏ワザの宝庫である。 市販されているスタッカブル・ケーブルを使えば、単一のソースから複数のデスティネーションへパラったり、複数うソースから単一デスティネーションへ集約したりも可能。ただスタッカブルものはスタイリッシュだがちょっと高価なので、ミニジャックを分岐させるマルチプライヤーを使えば安価に済ませられる。
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パッチポイントには見慣れないものもあり、たとえば EOC(End of Cycle)というパッチポイントはスロープが1サイクル終わるごとに信号を発する。スロープをサイクルモードにすれば、第2のクロックソースとして使える。内蔵クロックが2つもあるシンセなんて、そうそうない。パッチングすればコントゥアーによるエンベロープカーヴでもって、クロック周期を時々刻々と変えることすらできる。だんだんスローダウンする逆ゴム球スーパーボール効果とかも可能。
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こういう見慣れない機能や見慣れないパッチポイントが多いこともあって、パッチングを��む音創りは試行錯誤の連続となり、取扱説明書だけでは分からないことも多く、手探りで音をつくりあげていく、まさにモーグモジュラーを手にしたばかりのころの冨田勲さんの苦労をしのび追体験することになるのが、またチャレンジングでいい。歴史は繰り返す。 特に私の個体は初期ロットのせいなのか、はたまたいい加減なアナログ回路のせいなのかわからないが、電圧演算セクションをはじめあちこちにて理解不能な挙動を示すことがたびたびあり、それらをまた理解したり経験則で把握したりしていくのも謎解きで楽しい。
前述の裏ワザシリーズをまとめれば、VCO 以外にもクロック出力、スロープ、コントゥア―、そしてランダム出力とで、合計4基のオシレーターと1基のノイズジェネレーターを創りだすことができるなど、すべてが電圧で制御されているだけに、柔軟なパッチシステムのおかげでシンセの固定観念をぶち破ってくれておもしろいことこの上ない。 そしてこれら4オシレーターをモノフォニックで駆動するも良し、外部 CV / Gate から個別駆動してポリフォニックだかパラフォニックだかにするのもいいだろう。工夫すればパッチング次第で FM のみならず、実はハードシンクもできるから、スペック上は1VCOシンセなのにとてもそうとは思えない幅広い音創りができる。
加えて隠しモードでアルペジエイターや2チャンネル同時受信もできてバイティンブラルになるのかという MIDI 設定、じつは隠れて存在する三角波 LFO と矩形波 LFO の設定などができるのだが、なんせ LCD や有機 EL のような文字表示板を持たないので、取扱説明書をじっくり読まないとまるでアクセスできないにひとしい。こればかりは非常に落差を感じる部分。さすがにメーカーも使いにくいと思ったか、本体の裏側にそのショートカットがびっしり印刷されている。
とはいえ、MIDI からベロシティ情報など特定のメッセージのみを取り出し CV 化できたりするので、抽出や反映の仕方によっては MIDI ネットワークの中で独自解釈とふるまいで音を出す、自由な存在にもなれる。
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随所に LED を使用したインジケーターが配置されており、どこがトリガーされているのかなど現状が一目で把握できる工夫がされているのは、たいへん分かりやすい。 しかも電圧の高さなどを LED の輝度で表現してくれるのが、また分かりやすい。スロープ・カーヴなどを LED の明るさによるフェードイン / フェードアウトなどで表してくれるため、視覚情報が多くて助かる。これは明らかにブックラ・シンセにあるのと同じ特徴。まるでシンセが生き物のように、それこそ呼吸したりしているように明滅するさまは見ていて飽きない。なかなか東海岸シンセでは,お目にかかれないアメニティ。
音創りしてみると、まじめな音色も出るが圧倒的にふまじめな音色が出ることが多く、Make Noise という社名にふさわしいだけでなく、なぜ西海岸ブックラ流派がメジャーになれなかったのかが分かる気がして笑える。レゾナンスが無いから王道のシンベやブラスなどは期待しないでね。 だが、じっくり取り組んでみれば、西海岸ブックラ流派ならではの変態音色のみならず音楽的な美しい音色も得られる。特にパーカッションや撥弦楽器のエミュレーションは、アナログシンセとは思えない自然なサウンドがすることがある。 おおざっぱに言えば、レゾナント・フィルターを持たず基本的には変調系で音創りするせいか、乾いた音がすることが多い。 王道のレゾナンススウィープができない代わりに、逆にすんげーぶっとい音による不思議なシンセベースもできる。トランアングルベースのシンセなだけあって、ややもすると基音が強調され音が非常に太くなる傾向にあるのである。
MIDI 駆動もできるが、CV / Gate 駆動するかあるいは音を出しっぱなしにしてドローン音を出し、それを操作子やパッチングでリアルタイムにどんどん音色変化させるのが、よくある使い方。クロック出力などをうまく使えば、外部コントローラ無しでシーケンスフレーズみたいなものも単独で自己完結してつくれる。まるで、ちょっとおだてればシンセが勝手に作曲して自由気ままに歌っているかのようだ。
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ネット上にて、タブラの音色と奏法とを設定とパッチングとだけでシミュレーションしている人がいた。フルアナログとは思えない非常にリアルな作品であった。 
またスーパーボールが跳ね飛ぶように、だんだん周期が短くなる連打音をつくる設定とパッチングとが紹介されており、これが普通のシンセにおいてモジュレーションマトリクスを使うと不自然な結果になったりするのだが、0-Coast では非常に自然なリアルな音がつくれるのもおもしろい。これは基本的には、クロック出力のテンポを、コントゥアーによって減衰カーヴにするようパッチングし、それに肉付けして音創りする。クロックテンポそのものを変調できるところが、さすがモジュラー。
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●拡張性
MIDI IN 端子装備。隠しモードで MIDI 同期するよう設定も可能。
CV / Gate 駆動可能。
MIDI to CV / Gate コンバーターにもなる。
知人に教えてもらったが、コルグのアナログシーケンサー SQ-1 を介すればステレオミニジャック・シールド1本で MIDI 接続できる。これを応用すると DAW からの同期信号を USB で SQ-1 へ送り、そこからステレオミニジャック・シールドによる MIDI で 0-Coast へ送れる。むろん SQ-1 で CV / Gate 変換して 0-Coast へ送ってもいい。
外部音声入力端子装備、ただし外部音声が通るのはバランスとダイナミクスの2ブロックのみ。パッチングで増やしたオシレーターをここにぶっこめば、単体でマルチオシレーターシンセになる。
なによりも各種パッチポイントで拡張性はほぼ無限にあると言って良い。
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●あなたにとっての長所
あまりにも世間に普及しすぎた東海岸モーグ流派のシンセでは想像もつかない独自の音色変化の世界。
薄型軽量コンパクトだが、ずっしりとした堅牢なメタルボディなのも良い。
パッチングで縦横無尽に音が創れる。さらに Dave Smith Instruments の PRO2と組合せれば、PRO2には CV / Gate 入出力が4系統もあるから相性抜群。
比較的に安価で入手しやすい。
AC アダプターが全世界電圧対応なだけでも驚きなのに、またプラグ形状が全世界対応できるようにプラグ変換アダプターがそろっているのも驚き。日本、米国、豪州、欧州大陸、英国とそろっている。
まるで映画「フィフス・エレメント」なんかに出てきそうなルックス、それも古代文字が書いてある石板みたいな感じでいい。
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●あなたにとっての短所
フォントが未来的というか古代文字みたいというか、はたまたエスノ文字みたいというか、とにかくパンキッシュなまでに変なフォントすぎて読みづらい、慣れが必要。これは Make Noise 社の全機種に言えることである。
AC アダプター駆動なのがめんどくさい上に断線がこわい。まぁここまで小型化、薄型化するためには、電源トランスを内蔵するわけにはいかなかったのだろうけれども。 
隠しモードのアルペジエイターや MIDI 設定は、取扱説明書が無いとほぼアクセスできず、インジケーターも限られているためなかなか使いにくい。
やっぱオーバートーンとマルチプライで外部音声を加工してみたかったなぁ、たぶんただの汚いノイズになるだけなんだろうけど。でも外部音声がバランスとダイナミクスでしか加工できないというのは、とんがった 0-Coast の中にあって、ここだけはちょっと珍しくトラッドな東海岸流ではないかと。 ただし転んでもただでは起きないのが 0-Coast のすげーところで、スロープやランダム出力などでバランスやダイナミクスへ変調するよう変態なパッチングすると、けっこう外部音声も楽しく加工できる。やはりアタマの柔軟性が問われるのが、この機種、まさに冨田勲御大状態。
まるでテロリストの爆弾みたいなルックス、これでは絶対に飛行機の中へ手荷物として入れられない、スーツケースに詰めて預けるしかない。そしてスーツケースごとどっかの空港でロストしてしまい、赤道直下サバンナのまぶしい太陽のもと着替えすらできないままぼーぜんとすることになるのである 笑
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●その他特記事項
アナログシンセにおける:
・東海岸モーグ流派こと、イーストコースト・シンセシス ・西海岸ブックラ流派��と、ウェストコースト・シンセシス
それらが誕生して以来、半世紀以上がたった。
ユーロラック規格を生み出したのはドイプファー社。Doepfer というつづりからすると「oe」はウムラウト記号の英語表記のはずなので、ほんとうはデュルプファーというか「Drpfer」みたいな発音のはず。 その Doepfer がユーロラック・モジュラーシンセ A-100 シリーズを作り始めたのが、'95年。YAMAHA DX7が、デジタルであることがクールという主張ですべてをなぎ倒してから、じつに干支が一周してからのこと。でも世間はワークステーションシンセ百花繚乱で��KORG TRINITY、Roland XP-50 などが次々とデビュー。なので「今どきモジュラーかよ」という酔狂なものあつかい。 そんな化石のようなモジュラーシンセにおいて、ゼロ年代あたりから急速に各社参入、おおきなブームとなって欧米で広がった。'10 年代には日本にもその波が押し寄せ、'15 年以降は大きなうねりとなって盛り上がっている。よもや私が生きているうちに再度モジュラーシンセが流行するとは。
日本では YMO やモーグの呪縛が強すぎるあまり、当初モジュラーシンセに走るのはおっさんが多かったのだが、ヨーロッパではアンダーグラウンドながらにアナログシンセ文化が根付いており、早くから若者が個性を出そうとしてモジュラーシンセに走ることが多かったらしい。 それにこたえるように、メーカー側もアナログばかりでなくサンプラーやモデリングといったデジタルモジュールなども出すようになってきた。
そして Doepfer が 2010 年ごろに出した Dark Energy 以来、モジュラーシンセメーカーが入門機として、あるいはプロのサブマシンとして、小型の一体型セミモジュラーシンセを出すようになってきた。特に 2015 年に発表されたモーグの mother-32 は、ユーロラック・フォーマットでありながら卓上型にも使える点もあり、なによりもあこがれのモーグのタンスをミニサイズで誰でも自分の机の上に再現できるかわいらしさもあって、そこいらじゅうのシンセヲタの自宅で見かけるようになった。 アプローチは違うが、フルアナログのコルグ MS-20 復刻シリーズやフルデジタルのローランド System-1m 音源モジュールのように、一体型のシンセをつくってきたメーカーが、より大きな拡張性をもとめて現代にセミモジュラーシンセを出してきた例もある。
こうして、コンパクトなセミモジュラーシンセは今やあたらしい種族として着々と増えつつある。 しかも MIDI 対応なだけでなく、ベロシティやホイールといった特定の MIDI メッセージのみをフィルタリングしてから CV ソースへと変換することで、既存のモジュールと違い、CV / Gate のパッチケーブルに埋没するだけでなく、MIDI ネットワークの中を器用に泳いで回る、指示待ちの音源モジュールでもない、MIDI マスターコントローラーでもない、第3のあたらしい自由な存在へと進化してきた。
自己完結した音のパフォーマンスが可能な音源モジュールという、あたらしいフォーマット。ユーロラックなどのモジュラーが近親でありながら、独自の唯我独尊な道を歩む単体シンセ。そして自分で勝手に歌も歌いだすばかりか、MIDI や CV / Gate ネットワークの中で勝手気ままにメッセージを解釈して泳ぎ回る、あたらしいタイプのシンセ。
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自由なモジュールという不思議なポジションをしめる、新生セミモジュラー。
これら現代のセミモジュラーハードシンセの中にあって、0-Coast は、あらたな境地を拓いた機種。すなわち非常に独特のシンセシスを搭載することで、個性派な変わり種となって他とは差別化してきた機種。
0-Coast はノーコースト・シンセシスを名乗ってはいるが、その実態はウェストコースト・シンセシスの色彩が濃い。たしかに東西両方のおいしいとこどりした感はあるが、もしほんとうにそうするなら、東海岸シンセシス最大の発明である VCF は必須。それまでの皆がオシレーターやアンプは設計できたのに、フィルターだけはボブ・モーグが着想し発明するまで誰も思いつかなかったからである。
モーグ最大の発明はフィルターにあると言って良い。だからこそモーグはラダーフィルターのみパテントをとった。のちにローランドが SH-3 で真似しようとして怒られて SH-3A に差し替えたという都市伝説が残る、あれである。実際、後発メーカーは VCF の回路を見破るのに苦労したという。
そんな伝家の宝刀たる VCF をあえて排除したところに、Make Noise 社が 0-Coast にどんな想いを込めたかが、透けて見える。 VCF というお約束事を採用していたのでは、凡百のシンセに埋没する。 いや、さらに彼らは西海岸シンセシスの復権を、もっと言うなら既存の楽器というしがらみからの解放を、しかも「シンセ=本来は自由な新概念の楽器」だったはずが、すっかり長年の歴史の重みと固定観念と様式美と水戸黄門ばりのお約束事にまみれて最後に印籠が出てこないと納得しない心理に埋没してしまっためんどくさい今のシンセを、今一度、自由な観点で、ゼロベースで再構築し設計しなおしたかったのだろう。
長きにわたる歴史の闇に沈んでいたウェストコースト・シンセシスに、スポットライトをあててきた Make Noise 社。その視線がフォーカスを結んだ焦点であるかのような寵児 0-Coast。
これは今までモーグを始祖とするイーストコースト・シンセシスにほぼ世界征服され、ひたすら日影の存在だったウェストコースト・シンセシスの逆襲であり、そしてまるでシーラカンスのよう人知れず細々と生きのびてきたその世界への、あたらしい入口である。すでにユーロラック世界では Make Noise の DPO と呼ばれるウェーヴフォールディングを使用した斬新なツイン・オシレーターモジュールが存在。それらの魅惑的な世界へ通じるあらたなる歓迎へのチケットが、0-Coast であろう。
ウェストコースト・シンセシスへの招待状 0-Coast  は、イーストコースト・シンセシスの決定版モーグ mother-32 の対極を行く存在であり、価格的にも好敵手と言っていい。フルアナログシンセでありながら VCF を持たず、非・減算方式で音創りする、しかもセミモジュラーなので配線も自由に変えられ、他のモジュラーシンセなどともつながる CV / Gate - MIDI ネットワークの中で、ひときわ異彩を放つ自由なシンセ。おまけに物理操作子で操作したりパッチングで音創りできるので、FM 変調するにしても、ヤマハ DX やソフトシンセと違って非常に直感的、というか肉感的。 
西海岸シンセシスを、世に知らしめた 0-Coast。
そんな 0-Coast は、自由さをもとめてあえてシーケンサーを搭載しなかったのだろうけれども、取扱説明書にまで KORG SQ-1 ステップ・シーケンサーとの相性の良さが例示されていると、案の定その後しばらくして KORG volca modular が登場。そこでは、ものすごく矮小なパッチケーブル・システムとステップ・シーケンサーとを採用することで、超絶ピコサイズのウェストコースト流ワークステーションシンセを実現するという、うまいぐあいなカタチに換骨奪胎されている。 こういうところは、さすがコルグ、抜け目ない 笑 まぁ、そんだけ西海岸シンセシスが広まるということであり、そんだけ西海岸が売れるネタになってきた、そこまで業界が成熟してきた、ということでもあるのでしょう。
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モジュラーシンセの逆襲と、あたらしい単体フォーマットへの革新。 ウェストコーストシンセシスの逆襲と、イーストコーストとの、そして現代エレクトロパンクな世界との「であいもん」。 セミモジュラーという分かりやすさ、薄い石版みたいな親しみやすさ。この小さなきっぷを手にして広大な宇宙へゴオだ。
そしてその宇宙は、かつてブックラが既存の楽器や既存のしがらみからの自由解放を宣言した果てしない宇宙であり、彼が見果てぬ夢をみた自由な音の表現。 そこに今、ブックラもモーグもボーデも笑いあって音の未来について語り合っていることであろう。
我々は彼らのチルドレンであり、そのミームを受け継ぐ者たちであり、私たちがつくる音は彼らと我々とのこだまがひびきあう姿であろう。
減算方式による膨大なシンセたちに飽きてきたら、あるいは既存のシンセのカタチに飽きてきたら、これは自分のアタマの柔軟性を試すまたとないチャンス。私もじつにひさびさにセミモジュラーハードシンセを入手したわけだが、もう目からウロコな日々。 そして西寄りとはいえ、東西どちらでもない自由で斬新でスタイルにとらわれないスタイリッシュなスタンスという逆説的な存在、それでいて敷居が低くてわかりやすい、とっつきやすい。それが 0-Coast。
ブックラとモーグとボーデの世界は、まだまだ展開しつづける。
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このレヴューは、2016 年9月 13 日に、mixi に上梓したものをもとに加筆補正した。 そのオリジナル版をアップした翌日、9月14日、奇しくもそのブックラが 79 歳で逝去。帰天した西海岸シンセシスの開祖に対し、かつてそのライバルであった東海岸シンセシスの開祖たるモーグ社員一同から、追悼メッセージが出た。あたたかい友情、21世紀ならではのあたらしい世界。
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すでにその十年以上前にボブ・モーグも帰天しており、これで、こんにち的シンセの創世を知ろうにも、もはや伝聞でしか知ることができなくなった。
それから3年半。ここにボーデが生み出した電圧制御式シンセ還暦を祝って、この取材結果を改訂版レヴューとして捧げる。
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Revision log;
Based on the original edition on mixi, posted on Sep.13th, 2016 First edition posted to Tumblr on Mar 15th 2020. 
* 画像は、筆者が撮影・作成したもの以外はすべて引用です。
Copyright (C) 2016-2021 by Nemo-Kuramaguchi, All Rights Reserved. 
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masa1207 · 2 years
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assort-hair · 7 years
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New Post has been published on Assort International Hair Salon Tokyo
New Post has been published on http://www.assort-hair.com/assort-amsterdam-grand-open-325/
ASSORT AMSTERDAM GRAND OPEN 3/25
こんにちは!!Assort stylist 渋谷卓実です。
  まず皆さんに、ご報告!!!!!!!
  アムステルダム店のオープン日が3月25日に決定致しましたーーーーーー!!
これからはオープンに向けて駆け抜けます。
  僕も東京から旅立つまで残り2週間を切り!!
何よりも最近はお客様とのお別れが一番寂しいんです。いや、本当に寂しい、、
  と、同時に本当に沢山の応援の言葉を頂けるのがとても嬉しい限りです!!
           ありがとうございます。
  僕にとって美容師として海外で働くのは小中学生からの夢です。
  当時カリスマ美容師ブーム、僕も美容師カッコいーなーと思っていたところたまたまテレビで見かけた表参道の某カリスマ美容師さんの年収を見て、東京で美容師になることを決意しました。笑
プラス、洋楽かぶれだった僕はついでに美容師で海外でも働けたら最高にかっこいい!!
というのが始まりです。笑
当時の友人たちからもずっとそんなこと言ってたなーお前、といつも笑われますねw
    だから不思議とよく言われてる、美容師=低賃金という観念はずっとないんですよね(のちに上京後のアシスタント時代に幾度も地獄を味わいますがw)
嬉しいことに
  その夢はついに叶いそうです
  そして、そんな今だから感じてることがたくさんあります。
  人生何かを得るためには何かを捨てなくてはならない
  という言葉をよく聞きますが、まさにそうだなと。
美容師になってもうすぐ9年目、上京して10年。
何より本当にたくさんのお客様、友人に恵まれました!
好きな仕事を毎日しながら、ありがたいことに十分なお給料も頂いけてます。(当時テレビでみたカリスマには遠く及びませんが)
最近、毎日のようにお客様に行ってきますの挨拶をしていると、そう身に染みて感じるんです。
  僕は本当に人に恵まれて生きている。
        こうやって、美容師として生きてこれたのはお客様や周りで支えてくれたスタッフのおかげです。
  代表の小林がアソートを東京にオープンして5年、僕がアソートに参加して一年半。
アムステルダム店はNY、香港に続いてアソート海外3店舗目!国内店舗合わせて6店舗目です!
沢山の方からおめでとうございます!凄いですね!と言って頂けます。素直に嬉しいです。
ただ、凄いのは僕ではなく代表の小林はじめ、この5年間沢山の幸せを作ってきたスタッフ達
アソートの東京、NY、香港のスタッフ達が、これまで沢山の幸せを作り続けてきたことの結果です!
本当にリスペクトしていますし、僕の夢を叶えてくれたのもこのスタッフ達です。
なので、僕のいない間お客様には自身持って引き継ぎのスタイリストを紹介させていただいてます!
  いつの間にかにあの時、海外で美容師になったらカッコいーなと思った僕の本当になんとなくの夢が
今はアムステルダム店をオープンして、オランダから日本の美容を発信する!という代表の小林やスタッフのみんなと共通の目的です。
いいスタッフ達に巡り会えました。
  そして、あの時僕がテレビで見て美容師になりたいと思ったように、僕も今いる後輩達やこれからこんな美容師になりたいなって思ってもらえるような、今度は誰かに夢を与えられるような
強いリーダーになることが目標です
誰にでもその素質はあると、全ては自分自身と最近教わりました。
  そんなこんないろんなことを背負えることに幸せを感じ,
関わって頂いた全ての方に感謝をしながら、アムステルダム店
  3月25日にオープンいたします!!!
  お楽しみに!そしてオランダ、ヨーロッパにお住いの方や今後お越しの方
是非、宜しくお願い致します!!!!!!
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4-gai-blog · 5 years
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10月に観た映画 13本
・『クワイエット・プレイス』
https://eiga.com/movie/88476/
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家族のために頑張るお父さんが嫌いな奴いるか?砂を敷いて裸足で歩くとか、緊急事態には赤いランプとか、子供を産むための地下室とか、そういう実際に生きていくなら、みたいな観点の作り込みが良かったですね。まぁそもそも滝の側に住めよとかそういう意見はあると思いますが。あの状態で子供を作ることについては意見が割れているみたいですが、個人的にはアリ派で、人類を存続させようと思うなら子作りは必須なわけで、そういう未来への姿勢が描かれているんじゃないかなという感想です。それからこの作品はTOHOシネマズ日比谷で観たんですが、異常に客層が良くてビビった。稼いでる奴らは心も広い。
・『スカイスクレイパー』
https://eiga.com/movie/88162/
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家族のために頑張るお父さんが嫌いな奴いるか?2。ドウェイン・ジョンソンに求めてるのはコレだよ、コレ!!!!!感がすごい作品でした。それなりにドンパチやってそれなりに感動、そんでもってCGは綺麗、コレでいいじゃん。そもそもロック様が好きなのでもう主演やってる段階で満点ですわ。はい、100点〜〜〜〜。
・『イコライザー2』
https://eiga.com/movie/89517/
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良かったし、デンゼル・ワシントンの死んだ目最高〜〜〜〜!!!って感じでしたが、それはそれとして肖像画のおじいさん必要だったか?人間味担当は黒人の青年だけで良くないか?とか、そもそも予告で「イコライザーvsイコライザー」って言っちゃってるじゃん。そのネタバレはどうなの、て言うか「さらば、マッコール」ではなくない?とか、その場にあるものをガンガン利用したアクションが見たかったのにクライマックスの戦いでは小麦粉使った粉塵爆発くらいしかなかったなとか思ってしまった。全体的には良かったんですよ、全体的にはね。
・『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』
https://eiga.com/movie/80513/
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顔の良い女が17世紀のオランダの街で不倫+チューリップで画面が常に最強なので楽しめました。豪商のおっさんが悪いやつで金にあかせて修道女を妻にしてというタイプの筋書きではなくて普通に愛していたので終盤はかなり感情移入してしまってつらさが……。それから、おっさんがセックスする前に「わしの兵隊は準備万端だぞ」といちいち言うので笑ってしまったんですが、そういうどうしようもないことを思いついてしまい、かつ言ってしまうのがおっさんのおっさんたる所以だなと思いますね。本当におっさんってやつはよ……。
・『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』
https://eiga.com/movie/87956/
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夏目友人帳の一切に触れたことがない人間でも大丈夫な内容でした。最初にきっちり説明パート入れてくれるので。テレビアニメって結構初見のハードルが高かったりするので、劇場版からでも入れる仕様になっていると嬉しいな〜と思います。話はまぁ良かったんじゃないですか。おばあちゃんの若かりし頃が美しすぎてびびった。
・『アンダー・ザ・シルバーレイク』
https://eiga.com/movie/89004/
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何やっているのか全然わかりませんでした。ポップカルチャーに疎いからか?無職に対して「最近は仕事どう?」と聞き続けると気が触れてしまうことだけはわかりました。みなさんこの手の質問を他人に投げかけるのはやめましょう。
・『若おかみは小学生!』
https://eiga.com/movie/88985/
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「『若おかみ』がやばい」という情報が無限にTwitterで流れてくるので行ってみたところ、もうちょっと恥ずかしいくらい泣きました。最初はウリ坊の小汚いビジュアルで敬遠してしまったんですよね。公開初日に観てマウント取りたかったな……。それからピンフリちゃんとグローリー・水嶺様が素晴らしい。原書で『ホモ・デウス』読む小学生と赤いスポーツカーを乗りこなす占い師を好きになるなって方が無理なんだよな。考えてみてほしいんですが、自分おのピンチにこの前知り合ったばかりの年上のお姉さん(美人)が駆けつけてくれたら嬉しいでしょう。これがLOVEですよ。それからおっこのPTSD(?)の症状の描き方が随分とエグいのでその手のものが好きな人は観るといいんじゃないでしょうか。最悪な勧め方ですね。原作は青い鳥文庫だぞ。
・『スカイライン 奪還』
https://eiga.com/movie/89380/
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「『スカイライン』は文明レベルの違う異星人に対して人類が完全に無力なのがいいんだろがよ〜〜〜それをよ〜〜〜」と言いながら観にいって概ねその通りな感じでした。まあ「人類=作物」っていうのは好きですよ。あとエンディングでメイキング映像を流してくれたおかげでスマホいじり出す奴がいなかったのが良かったですね。映像自体も笑えたし。まぁVFXチームがどうこうって言ってるだけあって画面の強さは常にマックスなんですよ。でもこの手の異星人襲来するタイプの話が全部アクションになっちゃったのはな〜〜〜しんどいな〜〜〜〜。
・『薄墨桜 GARO』
https://eiga.com/movie/88933/
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牙狼の内容、完全に記憶喪失で挑みましたけど、普通に大丈夫でしたね。星明みたいな強い女は最高。めっちゃ好き。あと¥来場者特典がかなり豪華でした。すぐに早朝とレイトショーの日2本になってしまったのが悲しかったですね。悲しい……アニメ映画はいつもこういう扱いを……。
・『魔法少女リリカルなのは Detonation』
https://eiga.com/movie/87511/
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『なのは』の完全新作がやっている???今は2018年だぞ!!??最高!!!!!以上
・『search  サーチ』
https://eiga.com/movie/89573/
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家族のために頑張るお父さんが嫌いな奴いるか?3。全編PC画面!!!!!って言って話題になった奴ですね。もっと本当に画面を映しっぱなしなのかと思ったらズームしたりパンしたりしていました。それがいいのかどうかはわかりませんが。話の構造もよくできていて、ラストに向かって二転三転しながらピースがはまっていく感じは素直に上手いなと思いました。多少先が読めてしまうけどそれはまぁ……。あと起動音が懐かしくていいですね。この映画を観てMacの起動音を復活させました。
・『2001年宇宙の旅』
https://eiga.com/movie/22530/
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70mmフィルム版とIMAX版の両方を観ましたが、画面がいかに鮮明であっても寝るものは寝る。具体的には月でモノリスを発見する部分から木星探査に向かう部分まで。何故ここで寝てしまうのか、そして何故木星探査に向かうと起きるのかを解明すれば完璧な目覚ましができると思う。70mmフィルム版は始発で京橋行って3時間以上路地で待機していた上での鑑賞なのでまぁ寝落ちもわかる(周囲の人間も結構寝落ちしていた)んですが、IMAXの方は12時間寝た上での鑑賞なので全く言い訳の余地がない。それはそれとして、画面は綺麗な方がいいし、音はデカイ方がいいというわかりを得ました。人生で一度くらいシネラマ(3台のプロジェクターを同時に用いて前側の観客の左右に回り込むくらい横長の画面の形式。『2001年宇宙の旅』のオリジナルはこの形式)での上映も観てみたいものです。NHKで8K版も放送されるらしいですし、非常に楽しみですね。ぼくは観る設備がありませんが……。
・『ザ・アウトロー』
https://eiga.com/movie/88563/
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予告から想像していた内容と全然違っていて、「悪党はあいつらじゃない、俺たちだ」とか、いやそのシーンから引っ張ってくるのずるいだろ全然序盤じゃん、みたいな感じでした。何を言っているんだ。ガンアクションは期待通りだし、盗みのトリックも楽しかったし、実は雑魚っぽいのがラスボスでしたっていうオチも良く、いいじゃんいいじゃんハリウッドっぽーいという感じだったんですが、これを観ていて夜行バスを逃したので最終的に−100点になってしまいました(自分が)。
おわり
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shintani22 · 2 years
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2022年3月3日
U-21日本代表候補トレーニングキャンプ(3/7~9@千葉)のメンバーに、鮎川峻選手が選出!
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広島 呉駅周辺再開発の事業者 五洋建設グループに そごう呉店閉店から9年(RCCニュース)
広島・呉市は、旧そごう呉店の跡地を含め、呉駅周辺の総合開発を進める事業者を選定しました。
そごう呉店が閉店して9年…。選定されたのは、大手ゼネコン・五洋建設などからなる事業者グループ「くれみらい」です。
呉駅の北側は、呉市が国と連携して交通ターミナルなどを整備。旧そごう呉店の跡地を含めた再開発は、呉市と民間が行います。
呉市は、1年半ほど前に旧そごう呉店の土地と建物を4億円で購入し、去年10月、開発事業者を募集。2つの事業者から提案があり、先月、プレゼンテーションが行われた結果、コンパクトシティの構築や商業施設の面積などが評価され、五洋建設のグループが選定されました。
「長らく、そごう呉店跡地が閑散とした状況だったので、ぜひ、市民のみなさんに親しんでもらえる駅前のにぎわいの空間として整備していきたい。」(呉市 呉駅周辺事業推進室 橋本美知明課長)
呉市は、4月に基本的な協定を結び、2023年度末までには着工したいということです。
呉駅周辺の再開発、事業協力者に五洋建設グループ(中国新聞 3月1日)
国連総会の緊急特別会合 ロシア非難の決議案を採択
ロシアのウクライナ侵攻を受け開かれていた国連総会の緊急特別会合で米現地時間2日、ロシアを非難し、軍の即時撤退を求める決議案が賛成多数で採択されました。
ウクライナでの戦争犯罪容疑、国際刑事裁判所が捜査を開始(CNN)
オランダ・ハーグにある国際刑事裁判所(ICC)は2日、ロシアのウクライナ侵攻を受け、直ちに捜査を実施すると発表した。
ICCのカーン主任検察官は声明で、ICC加盟国のうち39カ国から捜査実施の要請があったことを明らかにした。
カーン氏は「証拠集めの作業がいま始まった」と述べ、2013年から現在に至るウクライナでの事案が捜査対象になるとしている。
同氏の事務所は既に「当裁判所の管轄対象となる犯罪が行われたと信じるに足る合理的な根拠を見つけ、認定しうる潜在的な事件を特定した」という。
カーン氏はさらに、紛争の全当事者に対して国際人道法の順守を要請した。
ロシアに残る戦費調達ルートは中国、IMFのSDRを人民元に換金も(ブルームバーグ)
ロシアは国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)240億ドル(約2兆8000億円)相当を持つが、これを現金化する狭い道は中国当局にかかっている。ロシアはルーブルの下支えと戦費の資金源を模索する中でさらなる制約に直面する可能性がある。
IMFの全加盟国は国の経済規模にほぼ比例するSDRの配分を受け、こうした資産をIMFが「自由利用可能」だと見なす5通貨と交換できる。ドルとユーロ、ポンド、円、そして2016年に加わった中国人民元だ。
最初の4通貨との交換の道は米国と英国、欧州連合(EU)、日本による厳しい対ロ制裁で事実上閉ざされた。このため、ロシアにとってハードカレンシー獲得で残るのは、制裁に加わっていない中国を介するルートだ。
ただ中国でさえ、ロシアが主要国による制裁を迂回(うかい)するのを手助けすることに難色を示す可能性はあるとIMF元幹部のデービッド・アンドルーズ氏は指摘。現在ワシントンのシンクタンク、センター・フォー・グローバル・デベロップメント(CGD)のコンサルタントを務める同氏は、「中国が関与する用意がない限り、ロシアはSDRを基本的に抱えたままだ。中国がそうするインセンティブは見当たらない。制裁に参加しないことと、制裁にあからさまに違反することは別だ」と述べた。
IMFの元職員で現在はコーネル大学教授(国際貿易政策)を務める中国アナリストのエスワール・プラサド氏は、中国人民銀行(中央銀行)がロシアからSDRの元への交換要請に応じたとしても、世界市場でのルーブル相場の防衛にはそうした取引の「効果は限られる」と予想。元はIMFが「自由利用可能」だと見なす先進国通貨ほど容易に売買できず、貿易での利便性は低いと指摘した。
ロシア中銀にコメントを求めたが、返答はなかった。中国人民銀にファクスで質問を送ったが、応答はない。
米、主要産油国ロシアの地位低下狙う-エネルギー関連技術の輸出規制(ブルームバーグ)
バイデン米政権はエネルギー分野に関連する技術の輸出を規制することで、原油・天然ガスの主要生産国であるロシアの地位低下を目指している。
ホワイトハウスは2日、石油関連技術の販売制限を含む新たな輸出規制を説明するファクトシートで、米国と同盟国は「ロシアの主要エネルギー供給国としての地位を低下させることへの強い関心を共有している」と指摘した。
このアプローチは、米国と欧州の消費者への悪影響を最小限に抑えながらロシアの経済的苦痛を最大化し、金融取引や対ロシア輸出の制限を図るバイデン政権の取り組みの一環。
ホワイトハウスはファクトシートで「米国と同盟国およびパートナーは、世界のエネルギー供給の縮小に戦略的関心はない。そのため、経済制裁の対象からエネルギー関連の決済を除外した」と説明。ただ、新たな輸出規制は「米国の消費者を保護しながら」、時間の経過とともにロシアのエネルギー支配を損なうだろうとの認識を示した。
どの石油関連技術が今回の輸出規制の対象になるかは現時点では明確にされていない。ホワイトハウスのファクトシートでは、今回の規制対象がロシア軍を支える「重要な収入源の石油精製」とされているが、「石油・ガス採掘装置への輸出規制」とも説明されている。
ホワイトハウスと商務省の担当者は、明確化を求める電子メールにこれまで返答していない。
ロシア市場は崩壊状態、制裁で資金凍結-ロシア企業の預託証券98%安(ブルームバーグ)
ロシアは株式市場の閉鎖が続き、外国人投資家への現金支払いが全面的に禁止された。ロンドンやニューヨークのファンドは取引を停止した。
現状では控えめに言っても、ロシア関連の金融資産はほぼ凍結された様子だ。ロシア経済の生命線を握る商品の輸出にも混乱が生じ、ロシア産原油を拒否する買い手も現れた。
プーチン大統領がウクライナ各都市への攻撃を強める一方、厳格な経済制裁が効果を発揮し、ロシアは外部世界との金融上のつながりが絶たれつつある。
金融市場では以下のような展開が見られている。
ロシアは2日が期限のルーブル建て国債のクーポンを支払ったが、中央銀行が外国人投資家への送金を禁止したため、外国人が資金を受け取れるかどうかは明らかでない。
この110億ルーブル(約114億円)の支払いが予想通り行われたとしても、債務不履行(デフォルト)となる可能性��あるのかどうか投資家は理解に努めている。GAMインベストメンツのポール・マクナマラ氏はこのクーポンについて、「全ての債券保有者に届かない限り、デフォルトは避けられない」とし、それまでは「確信を持って支払ったなどとは言えない」と指摘した。
株式
ロシアの国内株式市場は取引停止が3日間続いているが、その間にロンドン証券取引所で取引されるロシア企業の預託証券は価値がほぼなくなっている。
同取引所に上場するロシア主要11企業の預託証券に連動するダウジョーンズ・ロシアGDR指数は2日の取引で一時81%安と急落し、過去2週間の下落率は98%に達した。今週の下落率は同国銀行最大手のズベルバンクが99%���国営ガス企業ガスプロムが98%、鉄鋼メーカーのセベルスタリはほぼ100%。石油会社のロスネフチは79%、ルクオイルも99%に上る。
ブルームバーグの試算によると、これらの企業を含むロシア企業23社の時価総額は過去2週間で5720億ドル(約66兆1200億円)減少した。
ロシア中銀は2日遅く、モスクワ取引所の株式取引について3日の再開はないと発表した。
エネルギー
ロシアの代表的な油種ウラル原油は記録的なディスカウントで売られているが、買い手がつかず、同国西部の港湾から原油積み出しが停止しつつあることが示唆される。コンサルティング会社エナジー・アスペクトによると、銀行の制裁や運賃の急騰、広範な政治リスクによりロシアの原油取引の約70%は現在凍結されている。
通貨
ルーブルはオンショア市場で3日続落し、1ドル=110ルーブルまで下落した。国内市場と国外の銀行間市場では相場に格差が生まれ、オフショア市場では一時122.25ルーブルを付けた。
TDセキュリティーズの新興国市場アジア・欧州担当チーフストラテジスト、ミタル・コテチャ氏(シンガポール在勤)は、現時点でルーブル相場の展開を予測するのは不可能だと語った。
社債
ロシア企業の外貨建て社債は資金繰りに窮していることが示唆される水準にあり、取引が成立するのかについて疑問がある。
ガスプロムやロフネフチなどの企業がクーポンの支払いを来週に控えており、これを履行できるのかどうかに投資家の注目が集まっている。
ガスプロム、7日期限のドル建て債償還を手続き中-関係者
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ロシアのウクライナ侵攻 広島経済にもすでに影響が(HOME広島ホームテレビ)
ロシアによるウクライナへの侵攻に対し、県議会は非難決議案を全会一致で可決。その影響はすでに広島の経済にも出始めています。
冨永健三県議「核による威嚇を繰り返していることは被爆地ヒロシマの県議会として到底容認できない」
決議案では「今回の侵略は国際社会の平和と安全を著しく損なうものであり、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙」としたうえで「力を背景に一方的に現状を変更しようとする行為は重大な国際法違反」と厳しく非難し、ロシアの攻撃停止と完全撤退を求めています。
また国連総会の緊急特別会合でもロシアの即時撤退を求める非難決議案が、日本やアメリカなど141カ国の賛成で採択されました。
ロシアのウクライナ侵攻の影響は県内の経済にすでに出始めようとしています。
日本銀行広島支店 森成城支店長「輸出入の減少や資源価格の上昇を中心に経済的な影響が生じるというように考えます」
日本銀行広島支店は月例会見でウクライナ情勢が日本経済に間接的に影響を与えるリスクがあるとしました。
影響の大きい資源価格の上昇については注視していく必要があると考えを明らかにしています。
日本銀行広島支店 森成城支店長「こうした新たなリスク要因含め、県内の経済金融情勢をより注意深くみてまいりたいと考えている」
また自動車メーカーのマツダはロシアへの部品の輸出ついて現在予約が決まっているコンテナ便については予定通り輸出する方針だということです。しかし今後は状況をみて輸出するかを判断するとしています。
さらに広島ガスもロシアへの経済制裁などにより都市ガス安定供給に影響が出ることを懸念しています。
都市ガスの原料に使われる液化天然ガス=LNGの約5割をロシア・サハリンからの調達しています。広島ガスでは引き続き状況を注視しつつ都市ガスの安定供給の継続に務めるということです。
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ウクライナとの「戦争」と言わないロシア国営メディア 信じる国民と信じない国民(BBC News Japan)
ウクライナでの戦争についてロシアの国営メディアは、「戦争」や「侵攻」「侵略」という言葉を使わず、平和実現のための武力行使、「特別軍事作戦」だという、政府の公式見解を繰り返している。
これを信じ、たとえ外国メディアでロシアがウクライナの都市を砲撃したと読んでも、「政府はそんなことはしないと約束したから、絶対にそんなことはしない」と言い切る人がいる。
一方で、国営テレビ以外の手段で情報を得て、ロシアの未来に絶望し、国を出ることにした人もいる。
ロシア メディアへの言論統制強まる 侵攻批判のラジオ局が解散(NHKニュース)
ロシアで政権に批判的な放送を行ってきたラジオ局が3日、30年以上続いた放送を停止し、会社の解散を決定したと発表しました。ウクライナへの軍事侵攻を続けるプーチン政権に批判的な独立系のメディアに対する言論統制が強まっています。
ロシアで政権に批判的な放送で知られるラジオ局「モスクワのこだま」は3日、放送とウェブサイトを停止し、会社の解散を決定したと明らかにしました。
プーチン政権は先月26日「モスクワのこだま」など、一部の独立系のメディアに対して「ウクライナでの軍事作戦を『侵攻』とか『戦争』などと表現している」として、政府発表以外の情報を削除するよう指示し、従わない場合は、ウェブサイトへのアクセスの制限や多額の罰金を科す可能性があると警告していました。
そして、今月1日になって「モスクワのこだま」のほか、民間のインターネットメディア「ドーシチ」に対して、ウクライナでの市民の犠牲などを巡って、虚偽の情報を伝えたという理由で、ウェブサイトへのアクセスを遮断しました。
プーチン政権は、軍事侵攻に抗議するため各地で行われている市民のデモを厳しく取り締まっていて、政権に批判的なメディアの論調に対しても神経をとがらせ、言論統制を強めています。
1990年に放送を始めた「モスクワのこだま」は、言論の自由のとりでとも言われてきたメディアで、開始以来、編集長を務めてきたベネディクトフ氏は、インターファクス通信に対して「われわれは何の違反もしていない」と述べ、抗議の意思を示しています。
EU ロシアの政府系メディア2社の域内活動を禁止
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、EU=ヨーロッパ連合は、「戦争を正当化するためうその情報を広めている」などとして、2日、ロシアの政府系メディア2社について域内での活動を禁止しました。
対象となったのは、政府系テレビ局の「RT」と国営メディアの「スプートニク」で、放送に関する許可が停止されるなど、EUの域内で情報の発信ができなくなりました。
EUの外相にあたるボレル上級代表は「ウクライナへの攻撃にあたってロシア政府は情報操作やうその情報の流布を作戦上の道具として利用している」と指摘しています。
EUは、今回の措置について表現の自由を損なうものではないと強調しています。
ロシア反体制派ナワリヌイ氏、ウクライナ侵攻への抗議呼びかけ(ロイター)
[ロンドン 2日 ロイター] - 服役中のロシア反体制派の急先鋒、ナワリヌイ氏は2日、ロシア国民にウクライナ侵攻への抗議活動を行うよう呼びかけた。報道担当者がツイッターに同氏の声明を投稿した。
声明は「ロシア、ベラルーシ、あるいは地球の反対側、どこにいようとも、平日には毎日19時、週末と祭日には14時にあなたの街の中心にある広場に出向いて」抗議活動を行おう、としている。
「怖がって沈黙する人々の国にだけはならないようにしよう���明らかに正気を失ったわれわれの皇帝が仕掛けたウクライナへの侵略戦争に、気付かぬふりをする臆病者にならないように」とし、「平和のために闘おう」と呼びかけた。
ナワリヌイ氏は、毒殺未遂に遭って治療を受けていたドイツから昨年帰国し、当局に収監されている。
ウクライナ、軍事力の喪失でロシアを大きく上回る 西側当局者(CNN)
ウクライナが喪失した軍事力はおおよそ10%の一方、同国内においてロシアは、戦車や航空機、重火器といった兵器のおおよそ3~5%を喪失したとの見解を、最新の機密情報に通じた米当局者2人が明らかにした。
ただ欧米諸国の当局者は、7日目を迎えた戦闘において両者が損害を受け続けているだけでなく、双方の部隊が補給を受けているため、この割合の計算は難しく、変化する可能性が高いとして注意を促している。
だがこの完全な不均衡は、ウクライナが主要都市をロシアの手から守り続け、予想以上に頑強な抵抗を繰り広げているにもかかわらず、ロシアによって圧倒される可能性が依然として高いという欧米当局者の暗い見立てを強調するものとなっている。
西側諸国の支援にもかかわらず、米当局者はウクライナが依然として、兵力の点でロシアに大きく劣っていると指摘。情報筋によるとロシア政府は当初、より現代的な精密巡航ミサイルを頼りにして、ウクライナの軍事インフラを痛撃してきた。一方のウクライナは、肩に担いで発射するジャベリンミサイルの供給に励んでいるという。
西側のある情報当局高官は、ウクライナが「現在、昔ながらの装備品を必要としている」と指摘。「彼らは銃弾を必要としており、包帯を必要としている。燃料や弾薬に加えて、病院を維持し、戦傷者および負傷した民間人の双方のためにも、医療の補助に役立つ人道支援が必要となる」と述べた。
ロシア料理店へ嫌がらせ相次ぐ ウクライナ侵攻で、ネットに中傷(毎日新聞)
ロシアのウクライナ侵攻で、日本のロシア料理店にネット上で匿名での嫌がらせ、中傷の書き込みが相次いでいる。検索サイト「グーグル」のレビュー欄などに書かれているもので、事実無根の心ない書き込みによる「ヘイトクライム」(人種、民族などに対する偏見、憎悪による嫌がらせ)に店側は困惑している。
東京都新宿区の日本人が経営するロシア料理店は、「こんな書き込みがグーグルに書かれている」との電話で、ロシア料理などを中傷する嫌がらせの書き込みに気づいたという。
店主は「ロシアのウクライナ侵攻とロシア料理は関係がない。(嫌がらせの)書き込みは、決して気持ちのいいものではありません。ですが、お客様がいらっしゃるので、これからも普段のように努めようと思っています」と話した。【油井雅和/デジタル報道センター】
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ロシアの資産家がプーチン大統領に1億円の懸賞金、「生死は不問」
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【本日 (3/3)の広島県内の感染状況】(広島県)
広島県 新型コロナ 5人死亡 新たに762人感染確認(NHKニュース)
広島県では3日、新たに762人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。これで、県内での感染確認は延べ7万6432人となりました。
また、広島県と広島市は、新型コロナウイルスに感染し療養していた合わせて5人が死亡したと発表しました。新型コロナウイルスに感染してその後亡くなった人は402人になりました。
喜びと不安「まん延防止」解除へ 広島 今月6日に期限(RCCニュース)
およそ2か月にわたって適用されていた広島県内の「まん延防止等重点措置」は、6日に期限を迎えます。オミクロン株の感染急拡大で、これまで2度、期間が延長されるなど、行動制限が長引いた中、街の人に聞きました。
広島市の繁華街・流川通り沿いにあるお好み焼き店です。年明け以降、広島県の要請に従って、営業を続けていましたが、酒の提供自粛に加え、夜の常連客も少なくなったことで、先月は休業を決めました。県の要請が解除される7日以降は、ようやく通常どおりの営業ですが、今後の不安が大きいようです。
「お客さんがどこまで来てくれるかですよね。もう今は夜の流川はほとんど人がいない。解除になったからといって、人が来てくれるとは思わないし、やはり、そうとう時間がかかると思います。」(お好み焼き ふみちゃん 尾上雅子さん)
コロナ禍で、自宅で楽しむ「宅飲み」が定着しましたが、感染が収束し、再びにぎわう街になることを願っています。
「たまには(お店に)出てきてほしいですね。みんなで楽しくおしゃべりしながら、飲んだり、食べたりできると、それが一番うれしい。」(尾上雅子さん)
湯崎知事は、措置解除の理由について、感染状況が改善し、病床使用率も下がってきていて、一般医療との両立できる見通しが立ったと説明しました。
ただし、13日までの1週間は、同一グループでの会食は4人までとするよう求めています。
「感染者数が下がりきっていないのが現状なので、このままでいいのかな、解除されてもだいじょうぶなのかなという心配はある。」
「(対策が)緩和されると、県外の方がまた増えるような感じになると思う。だから、もう少し待った方がいいかな。」
「不安な面はあるけど、経済のことを考えると、ここで区切りをつけてもらった方がいいかな。飲み薬とか、後遺症がインフルエンザとは違うと聞くので、みんなが気をつけなければいけないな。」(街の人たち)
東京感染者の7割以上がオミクロン株「BA.2」に 専門家が試算(テレ朝news)
感染力がより強いとされるオミクロン株のBA.2系統について、来月1日には東京都で7割以上が置き換わるとする試算が厚生労働省の専門家会合で示されました。
京都大学の西浦教授らの分析によりますと、BA.2系統は現在流行しているBA.1系統に比べ、感染者が別の人に移すまでの時間が15%短いほか、1人の感染者が何人に移すかを示す実効再生産数は26%高いということです。
新型コロナ 1週間の感染確認38万人余 3週連続で減少 厚労省(NHKニュース)
今月1日までの1週間に新型コロナウイルスの感染が確認されたのは38万人余りと、3週連続で減少したことが厚生労働省のまとめで分かりました。
厚生労働省が3日公表したまとめによりますと、先月23日から今月1日までの1週間に感染が確認されたのは速報値で38万3831人と前の週から7万1573人、率にして15.7%減少しました。
1週間の新規感染者が前の週から減少したのは3週連続で、すべての年代で減っています。
年代別でみると、
▽10歳未満は6万9613人で、前の週から7.2%減りました。全体に占める割合は18.1%となっています。
▽10代は5万6052人で、前の週から13.3%減りました。全体に占める割合は14.6%です。
▽20代は4万8598人で、前の週から19.1%減りました。全体に占める割合は12.7%です。
▽30代は5万9187人で、前の週から14.1%減りました。全体に占める割合は15.4%です。
▽40代は5万9065人で、前の週から15.6%減りました。全体に占める割合は15.4%です。
▽50代は3万4861人で、前の週から18.6%減りました。全体に占める割合は9.1%です。
▽60代は2万835人で、前の週から21.7%減りました。全体に占める割合は5.4%です。
▽70代は1万5133人で、前の週から26.4%減りました。全体に占める割合は3.9%です。
▽80代は1万2129人で、前の週から24.7%減りました。全体に占める割合は3.2%です。
▽90代以上は5784人と、前の週から24.5%減りました。全体に占める割合は1.5%です。
「まん延防止等重点措置」 延長は18都道府県 解除検討は13県(NHKニュース)
今月6日が期限となる31都道府県のまん延防止等重点措置をめぐり、政府は、東京など18都道府県で延長し福岡など13の県は解除する方向で調整を進めています。
岸田総理大臣が関係閣僚と協議して方針を固め、3日夜に記者会見して発表することにし��います。
新型コロナ対策のまん延防止等重点措置は、現在31の都道府県に適用されていて、今月6日に期限を迎えます。
これについて政府は、東京をはじめとする首都圏の1都3県と関西3府県、それに北海道、青森、茨城、栃木、群馬、石川、岐阜、静岡、愛知、香川、熊本の合わせて18都道府県の重点措置を延長する方向で調整を進めています。
一方、福島、新潟、長野、三重、和歌山、岡山、広島、高知、福岡、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島の13の県については、解除する方向です。
重点措置の扱いをめぐって、岸田総理大臣は、関係閣僚と協議して方針を固め、3日夜に記者会見して発表することにしています。
青森県 新型コロナ 1人死亡 新たに545人感染確認(NHKニュース)
埼玉県 新型コロナ 11人死亡 新たに4471人感染確認(NHKニュース)
【速報 JUST IN 】東京都 新型コロナ 1万2251人感染確認 先週木曜より約2100人増(NHKニュース)
神奈川県 新型コロナ 21人死亡 7192人感染確認(NHKニュース)
静岡県 新型コロナ 1人死亡 新たに1588人感染確認(NHKニュース)
静岡県 6日期限の「まん延防止」 政府に再延長を要請へ(NHKニュース)
県内では、一日当たりの新規感染者数は2日が1404人で、依然として高止まりが続いていて、病床使用率も50%を超える状況が続いています。
愛知県 新型コロナ 27人死亡 新たに4808人感染確認(NHKニュース)
岐阜県 新型コロナ 新たに626人感染確認(NHKニュース)
岐阜県 「まん延防止」政府に再延長要請へ “感染収束せず”(NHKニュース)
岐阜県内では2日までの一日当たりの感染確認の発表が、11日連続で前の週の同じ曜日を下回っていますが、感染の「第5波」で最多となった384人を上回っているほか、1日の時点の病床の使用率は43.4%、自宅療養している人は4024人となっています。
三重県「まん延防止」解除を要請(NHKニュース)
三重県の一見知事は2日夜、記者団に対し、県内の感染者数は減少傾向にあり、病床の使用率は50%を下回っていることや、飲食店が由来とみられる感染はほとんどないという分析結果もあるとして、6日が期限の、まん延防止等重点措置の解除を政府に要請する考えを明らかにしていました。
大阪府 新型コロナ 40人死亡 新たに7749人感染確認(NHKニュース)
和歌山県 新型コロナ 2人死亡 新たに231人感染確認(NHKニュース)
和歌山県 「まん延防止」解除を要請(NHKニュース)
和歌山県では、このところ新型コロナウイルスの感染者数は減少傾向にあり、重症病床の使用率は2日の時点で23.1%と50%を下回るなど、重点措置の解除基準をすべて満たしています。
香川県 新型コロナ 新たに424人感染確認(NHKニュース)
香川県「まん延防止」再延長を要請(NHKニュース)
香川県では先月14日以降、検査数が少ない日曜日や祝日を除くと、感染者の数が400人を超える状況が続いているうえ、10代以下や高齢者に感染が拡大していて、学校や未就学児を預かる施設、それに高齢者施設などでは集団感染が相次いでいます。
高知県 新型コロナ 新たに243人感染確認(NHKニュース)
福岡県「まん延防止」解除を国に要請(NHKニュース)
熊本県 新型コロナ 2人死亡 新たに629人感染確認(NHKニュース)
熊本県 「まん延防止」再延長を要請 新規感染者数まだ多い(NHKニュース)
熊本県は、新規感染者数がまだ多く病床使用率が高い水準にあるなどとして、政府に対し再延長するよう要請しました。
鹿児島県 新型コロナ 1人死亡 新たに401人感染(NHKニュース)
鹿児島県「まん延防止」解除を要請(NHKニュース)
県内では1週間当たりの新規感染者の数が減少傾向にあるほか、感染拡大の第6波で一時50%を超えていた病床使用率も、2日午前0時の時点で38.7%と、レベル3の指標を下回っています。
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30代半ば~50代半ばの世帯所得 20年余前と比べ100万円超減少(NHKニュース)
政府の経済財政諮問会議で、30代半ばから50代半ばの世帯の所得が20年余り前の同世代と比べて100万円以上減少していたとする調査結果が報告され、岸田総理大臣は、所得の向上に向けて、きめ細かく人への投資に取り組む考えを強調しました。
総理大臣官邸で開かれた経済財政諮問会議には、岸田総理大臣のほか、鈴木財務大臣や山際経済再生担当大臣らが出席し、所得の向上と人的資本の強化などについて、意見が交わされました。
この中で内閣府の担当者は、年代別の世帯の所得の変化について、バブル崩壊後の1994年と2019年を比べた調査結果を報告しました。
それによりますと世帯の所得の中央値は、いわゆる「就職氷河期」世代を含む35歳から44歳の世代では104万円減少していたほか、45歳から54歳の世代では184万円減少していたとしています。
また、25歳から34歳の若い世代の単身世帯では、所得が比較的低い200万円台の割合が増えているとしたうえで、非正規雇用の世帯の割合が大きく上昇していることが主な要因だと分析しています。
こうした結果を受けて岸田総理大臣は「所得向上と人的資本の強化に向けて、それぞれのライフステージに応じたきめ細かな『人への投資』に取り組む」と強調するとともに、女性活躍や子育て支援などの分野で包括的な施策を取りまとめるよう野田担当大臣に指示しました。
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yamashita03 · 6 years
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迷ったら中米に行こう!~戦々恐々とコスタリカを旅する~
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20代最後の夏に思い切って中米コスタリカへ行きました。
幼稚園からの友人が海外協力隊として現地で活動しており、彼を頼りに8月10日から16日の1週間、初一人海外へ出て行きました。
コスタリカで見たものや経験はどれもみずみずしく新鮮なものばかりで、この気持ちが少しでもフレッシュなうちにメモを残しておきたいと考え、帰国の途につくコスタリカサンホセ空港にてキーボードを叩き始めました。(が結局書ききれたのがだいぶ後になってしまいました汗)散文的な内容になることを恐れずゴリゴリ書いていこうと思います。
【コスタリカの概況】
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言語はスペイン語。国教はカトリック。そのため街の要所には教会が立ち並んでいる。
コスタリカの歴史は基本的にはスペイン人統治時代から始まり、それ以前の先住民の歴史的、文化的な遺産などの観光資源に乏しいのが現状。
しかし、先住民たちが森を切り開き巨大な文明を築かなかったことと恵まれた気候から自然が非常に豊かで九州と四国を合わせた程度の国土面積に、地球全体の5%もの動植物が存在すると言われている。
国はこの点を自国の観光資源として捉え、国土の多くを国立公園として保護し、その自然の中を探索する『エコツーリズム』を世界に先駆けて始めた。これが世界に受け入れられ、それまで農業依存だった国の経済構造を好転させた。
そのほかにも軍隊を持たない平和国家として、軍事費に充てていた費用を教育や医療、再生可能エネルギーなどに投資し、前述のエコツーリズムに加え、中南米で屈指の教育、福祉、自然エネルギーの国として強い国家アイデンティティを保有している。(日本も見習いたい)
街の観光地はどこもごみが少なく、水道水も飲めるのは中米に限らず世界的にも希少な国のひとつではないだろうか。
【コスタリカの人々】
・観光地のガイドからUberのドライバー、クラブに来ていた若者に小学生まで様々な人と触れ合ったが総じて気さくで穏やかな人が多かった印象。車の運転もアジアなどに比べても丁寧な感じだった。
・観光地やホテルでは英語を話せる人が非常に多いため、スペイン語が苦手でもガイドを受けたり簡単なコミュニケーションは十分可能(ただし自分は英語もできなかったため状況は変わらなかった)
・中米の中で治安が良く経済が安定していることもあり、多くの移民が存在し、とくに貧しいニカラグア人が市街地でホームレス化している現状が社会問題となっている。そのほかにも社会情勢が不安定なベネズエラ人なども目立った。
私のコスタリカ旅行
友人が1週間のバカンス休暇を取りほぼ土地勘もコミュニケーションもできない私にほぼ24時間付き添ってくれて様々な場所に行かせてくれました。
現地で撮った写真を見ながら適当な順番と粒度でコスタリカについて語りたいと思います。
1.市街地の風景
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成田からヒューストンを経由し、サンホセ空港に到着。
駅からバスでサンホセ市街地へ出て街を散策。初めての中米だが、町の雰囲気は東南アジアとも近い印象。首都ということもあり、おそらく単純に国の経済力、発展度によって似た雰囲気の街が出来上がってしまうのかもしれない。(日本も昔はこうだったのかも)
市街地には人通りが多い。また、路上に座り大声で物売りをする人も多く見かけたが、友人曰く彼らはニカラグア移民だとのこと。あまり近づかないようにした。
2.食事
「コスタリカの食事はマズイ」と友人から聞かされていたため戦々恐々として乗り込んだものの、総じておいしかった。ただし、値段の割に(というか高い店に限って)全くおいしくない店もあり、その辺はどんな店でも一定のクオリティは保っている日本の外食店文化のありがたさを感じた。
<上流国民編> 
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初日夜は友人の現地の友達で日本に留学経験もあるというコスタリカの方とコスタリカの中ではちょっとハイソな街で夕食。とてもいい方たちだった。
写真は2件目に行ったビールバー。クラフトビールの飲み比べができた。
※ここに���わらず外食費は総じて日本よりやや安いものの大きな差はなく、中米の中では非常に高いとのこと。家族を大事にし、家での食事を重んじる国民性があるとはいうものの、平均月収が日本の数分の一ということを考えると外食はなかなか大変な出費になるのだと思う。
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山でのレジャーや森の散策を楽しめるモンテベルデ自然保護区で止まったホテルの隣にあったレストラン。モンテベルデという土地柄もあり周りは外国の観光客だらけ。
キャンドルがあったりと店の雰囲気は日本の都会のおしゃれレストランさながらな雰囲気だったが、料理は10ドル弱、ワインもボトル15ドル程度となかなかのコスパ。そして味が抜群にうまかった。この旅の中でもトップクラスに満足した食事だった。
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同じくモンテベルデでの食事。わかりづらいが、本物の大木をそのまま残し、その周りに3階建ての建物を巻きつける(?)ような特徴的な構造を持ったモンテベルデの有名レストラン。パスタは15ドル程度と結構お高め。
ただ申し訳ないが味がマズかった。4分の1程度しか食べれなかった。友人が「コスタリカの料理は味が薄い」と言っていたのはこれか!と納得。
その後パスタは宿へ持ち帰るも、部屋に置いておいたら蟻の餌食となり無事死亡。
<庶民編>
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友人行きつけという現地の食堂にて。コスタリカでは米(左)、レモンとパクチーの効いたサラダ(中央)、ポテト(右)、豆(奥)を基本セットに、そこに豚肉やチキンなどのメインが乗るワンプレート料理がスタンダード。
米はタイ米などに近く、日本のよりも細長くて水分が少ない。また、黒い豆と米を合わせて炊くとコスタリカの伝統料理「ガチョピント」となる。
だが、米と豆を別々に食べても味は大差ない。
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これは別の店だが、基本は一緒。そこに焼きバナナなどがついていた。
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モンテベルデの屋台にて。鶏むね肉とポテトというシンプルで豪快なファストフード。非常にボリューミーだが500円程度。美味しかった。
<家庭料理編>
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チフリーゴ。友人がお世話になっているホストファミリーのお家に自分もお邪魔してごちそうになった伝統料理。
ご飯に鶏肉と豆が乗っており、そこに刻んだトマトとパクチー(←これもよくコスタリカで出てくる)をお好みで載せて食べるどんぶり。鶏肉にトマトの酸味やパクチーの刺激が合わさりとても美味しかった。
米を食べる文化があるため、各家庭に炊飯器もある模様。(米があるのはありがたかった・・・)
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朝は旦那さんのほうが準備してくれた。ガーリックトーストにソーセージに卵、そしてパパイヤとかなりボリューム満点でおいしかった。
3.文化編
<原住民編>
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原住民が木の実などをすりつぶす際に使用していたとされる石の机。独特な形状が面白い。石工技術の高さがうかがえる。
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よく日本のテレビなどでもコスタリカを紹介する際に一緒に出てくる謎の石球。その製造年代や製造方法、作られた目的などが不透明で一部ではオーパーツの一つともいわれていたが、現在では研究も進みその謎が徐々に明らかになっているとかいないとか。
ちなみに写真は国立博物館にあったレプリカ。本物はコスタリカの郊外にあるため、観光地にはしばしばこのようなレプリカが置かれていた。
<建造物>
国立劇場
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コスタリカを象徴する建造物の一つ。この建物を壊したくないがために内紛が起こらない、と言われるほど現地人からも愛されているという建物。劇場内部も見学ができる。
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息を飲むほどの迫力。今なお現役の劇場として使用されており、しばしば日本の能や和太鼓の演奏なども上演されるとか。
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受付兼待合室。豪華すぎて落ち着いて待てなさそう。
ロスアンヘレス大聖堂
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首都サンホセの隣の県カルタゴにある大聖堂。国内各地から人々が巡礼に訪れる聖地で建物も非常にでかい。
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中の造りも荘厳で素晴らしい。礼拝に訪れた人は中央の通路を膝立ちで移動して祭壇へ向かう慣習があるようだった。我々は邪魔にならぬよう脇の通路を回って見学した。
<若者文化>
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現地人が多く集まる深夜のクラブへ友人と2日連続で繰り出した。入場前にID(自分の場合パスポート)と場所によってボディチェックが行われ、さらに場所によっては入場料も支払う。
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クラブで飲むのは大体ビール。他の酒より値段が安いため、お金のない現地の人もビールばっか飲んでいるとのこと。
ちなみにコスタリカのメジャーなビールはimperialとPilsenの2種類。そしてちょっと高くてマイナーなBAVARIA(写真)がある。味はimperialが薄くて軽く、Pilsenは少し香りとえぐ味が強い印象。BAVARIAはその中間といった感じ。
美味しかったのは写真に乗せたBAVARIAのゴールド。一番日本のビールに近い。時点でimperialのsilverという種類のもの。
BAVARIAはあまり扱っているところが少ないため、一通り飲んだ後はimperialを選んで飲むことが多かった。
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左の黒人Jango。入場の手続きで手間取っていると後ろから声をかけてきた。身長めっちゃ高いし超怖い。
でも本当は荷物を預ける場所を教えてくれようとしていたこのクラブ界隈の従業員?オーナー?的な人だったらしい。その後テキーラを2杯もご馳走してくれた。めっちゃ気さくでいい人。
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ぶれぶれ。お酒飲みながら爆音の音楽を聴いてるとある若者グループの輪に招かれて一緒に踊ってた。なんとなくアジア人で(自分は楽しんでたけど)周りになじめてないオーラが出ていたのか誘ってくれたのだと思う。
言葉は通じないけどお酒もあいまって身振りや表情でコミュニケーションを取る感じがなんとも楽しかった。
友人が話したところそこのグループにいたほとんどの人がベネズエラ人だったとのこと。ベネズエラといえば近年の超インフレで経済が破綻寸前、首都の治安は世界最悪と言われている国。あんなに気のよさそうな彼らの背景にそんな深刻な事情があるのか、と色々と考えさせられた。
4.自然編
上でも触れたモンテベルデ自然保護区にて、昼と夜の森林散策ツアーやキャノピーなどのレジャーを体験した。
昼はオランダ人の家族と一緒にガイドの話を聞きながら野山を散策。
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トゥカーン(の子供)
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なんか笑顔の木
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景色が一望できる!と思ったもののあいにくの雨。朝は晴れていたのに、、
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羽が透明な蛾?
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ゴミをあさっていたアライグマ。全然人を怖がらない。
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ちょっとここからはモンテベルデではないけど、
これは幻の鳥といわれるケツァールを見にいくツアーでの朝の集合場所のロッジに来ていたハチドリ。
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で、1時間以上何か所もポイントを回ってやっとお目にかかれたケツァール。 これはメスのため尾が短いが、オスはもっと尾が長く色も鮮やか。残念ながらこの日オスはお目にかかれず。
5.その他
帰国最終日にどこ行きたいかを友人に尋ねられ、彼の職場のゴミ収集センターと地域の小学校へ行くことに。
サンホセのゴミ収集センター
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回収されたごみたち。袋の中身はまだまだ分別が行き届いていない状態。
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各地から届けられたごみ袋はこの台で職員の方が一つ一つ開封し手作業でごみを仕分けている。
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普段はこの仕分け作業をおばちゃん2~3人で行うそうだが、この日は民間企業からCSR活動の一環と職場体験ということでさらに数名参加していた。エライ
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ペットボトルは無色と有色のものを分けてプレス。プレスすることで輸送にかかるコストを下げている。
これらは民間の業者に売却され、資源として再利用される。
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段ボールも同様。談笑しながらも手際よく潰してトラックにつめていた。
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外では家庭のごみなどを持ってくる人がごみを捨てていた。まだまだポイ捨てなんかも多く、ゴミに関しての市民の意識が低いとも感じられたが、このように律義にごみを持ってきて捨ててくれる人がいることがありがたいとのこと。
サンホセの小学校
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その後サンホセの小学校にアポなしで突撃するも、友人の顔パスで難なく入れた。
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カメラを向けると照れて顔をそらす子供。なんかとても開放的で自由な雰囲気。
生徒たちは全員1日学校にいるわけではなく、上級生と下級生が曜日ごとに午前、午後の授業日を交代でまわすようなカリキュラムを取っているそう。
例えば月曜日の午前が上級生の授業なら、午後には上級生は下校し、下級生が授業をする。火曜日はその逆、といった感じ。
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後者が”ロ”の字型になっており、中庭が校庭になっており、中央の礼拝堂を挟んでコンクリートのバスケコートが二面あった。
ただしバスケを行っている生徒は誰もいなかった。コスタリカ人はサッカーが好きだからフットサルコートにでもすればいいのに。
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牛乳パックを再利用してできた机だそう。木のように固い。
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体育の時間で誰もいない教室。
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パソコン教育も行われている。ここのパソコンも友人の協力隊活動の一環で企業から提供されたもので、この部屋はそのために新たに作られたものなのだそう。
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食堂。おやつにフルーツを振る舞われることも。
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帰り際に先生に挨拶をすると我々もフルーツをゲット。リンゴをむしゃむしゃ食べながら帰路についた。
さいごに:コスタリカを旅行しての感想いろいろ
1.意外と多かった、日本を親しんでくれる人々
この旅で最も印象深く嬉しかったものの一つが日本に親しんでくれている人が多かったこと。上でも述べた初日に紹介してもらった女性たちのほかにも、例えば2日目に行ったクラブでは「日本人!?」と声をかけてくれたコスタリカ人がいたのだが、彼はなんと3月まで我々の地元の宮城県の東北大学に留学していたとのこと。
さらに4日目に利用したUberの車の後ろにはなぜか日本の国旗が飾ってあって、話を聞いてみると彼は日本にこそ行ったことないものの、日本の興味があり自主的に日本語を学んでいるとのことだった。友人曰くこんなに色々と日本を知っている人に出会うことは珍しくてラッキーだったとのこと。楽しい出会いのある旅行だった。
2.中米への関心が深まった
当たり前すぎる小学生並みの感想だが、こちらも自分の心に大きな変化をもたらした。
先ほども述べたようにあまり日本人にとってなじみのないコスタリカだが、地球の裏側では日本に関心を持ってくれている若者たちがいる。そしてみんな気さくで親しみやすく、とても可愛げのある人たちだった。
日本に興味を持ってくれている人たちがこんなにもいてくれていることを考えるとすごく嬉しく感じたのと同時に、自分たちももっと海外に目を向けていかなければいけないと感じた。
さらに前述したベネズエラ人との出会いも考えさせられるものがあった。恥ずかしながら自分はベネズエラなんていう国は国名を知っている程度の知識で、彼らに出会わなければきっとこの先もベネズエラに関してここまで関心を抱くこともなかったと思う。
帰国してすぐに、超インフレが進むベネズエラでは桁を減らすための新たな通貨の単位を作るという経済政策が打ち立てられたとのニュースが入ってきた。もちろんこんな政策ではさらに経済を混乱させることになりかねないという見方が大半だ。経済が混乱すれば他国への移民問題もより深刻になるだろう。これから先中米はどうなるのか、今後の情勢には色々と関心を寄せていきたいと考えるようになった。
3.外国語を話せるようになりたいと思うようになった
今回の旅行は友人のサポートもあり様々な出会いと気づきのある非常に楽しい旅行だったが、それゆえに言葉を理解して自分の気持ちを伝えられないもどかしさを抱えていた。
例えば彼のホストファミリーの家にお世話になった際も、食事を「美味しい」という気持ちすらうまく伝えられず非常にもどかしかった��お土産に持って行った九谷焼についても、本当はその背景にある日本の文化や歴史なんかを話したいという気持ちはあれどそんな高度なコミュニケーションが取れるはずもなく、、
ホストファミリーのおじいちゃんおばあちゃんが本当に親切にしてくれただけに、自分の気持ちを言葉で伝えられない歯がゆさがあった。
海外旅行は恐らく簡単な英語と身振り手振りで頑張れば、観光地を巡ったり宿に泊まったりなどある程度の目的は達成することができると思うし、実際自分もその程度で良いと考えていた。
でも海外旅行で一番楽しいのは現地の人との生のコミュニケーションだろうと思った。その土地の人が何を考え同くらいしているのか、そういったことを言葉を介して理解し、また自分の考えも相手に伝えられるようになりたいと強く感じた。
せめて日常会話レベルの英語でも身につけたい。。30年弱の人生で今が一番外国語学習欲が高まっていると感じている。今やらないと一生やらない気がするので、ひとまず本を読みながら拙いながらも話せるように勉強中。
4.ごみのことに関心を持つようになった
友人の職場に行き、いろいろとごみへの思いを語ってくれたこともあり自分もごみへの関心が高まった。
自分が普段何気なく出しているごみも処理には多くの人手が必要ということ、作業はハードなこと、そして何よりも地球上の多くの人が関わり、今後も関わり続けていかなくてはならないものだということ。
現地の方の仕事ぶりを見て説明を受けると、自分もなにかできないか自然と思いを巡らせていた。
例えば友人はごみを出す段階で分別がされていないことがひとつの問題と言っていた。
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なるほど、確かにゴミ箱は色分けされてどこに何を捨てるべきかが分かりやすくなっている。
ただ、ちょっとデザインの観点から考えてみるとゴミ箱の上にはごみの種類が分かるような絵を入れたり、ゴミの入れ口を入れるごみの形にしてごみを捨てる行為をアフォードさせるような施策があってもよいかと感じた。
現状だと識別する要素が色と小さく書かれた文字のみのため、例えば歩きながら街を歩く人がごみを捨てようとした際に反射的に自分が捨てたいごみの正しいゴミ箱を判断しづらいのではと感じた。色とごみの種類に明確な関係性がないため、ほかの要素で使い手に正しいゴミ箱を反射的に認知させる仕掛けが必要と考えた。
日本のごみ箱はまだそのへんが少し良くできていて、入れ口の直下に何を入れるごみ箱なのかを絵と言葉で入れることでごみを捨てる人の目に必ず入るように工夫されているとともに、口の形状で何を入れるべきかを感覚的に示している。
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缶やペットボトルなど、入れ口を丸くすることでそのごみ箱が飲み物の容器を捨てるものだと把握できるのと同時に、丸い形状に筒状のものを入れたくなる人間の心理も上手に作用させている。
そんな小さな改善を重ねながら、街がもっと綺麗になってコスタリカ人のごみへの関心が高まることを願っている。
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toshihikokuroda · 3 years
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負の歴史 直視する 植民地支配・奴隷貿易の象徴 国民的議論 オランダ 2021年9月2日【3面】
「黄金の馬車」 まだ使う?  黄金の馬車が再び走る日は来るのか―。オランダのアムステルダム博物館に、100年以上前から王室の公式行事で使われてきた馬車が展示されています。展示目的は「今後も馬車が使用されるべきか、来場者や国民に問う」こと。何が問題となっているのか、現地を訪ねました。(アムステルダム=桑野白馬)
アムステルダム博物館に展示  アムステルダム中央駅から徒歩約15分。博物館の中庭に出ると、全面ガラス張りの特殊ケースに収められた馬車が姿を現します。チーク材でつくられた馬車は金箔(きんぱく)で覆われています。1898年、ウィルヘルミナ女王の戴冠式を記念して市民から王室に贈られました。車体のあちこちに精巧な装飾が施されています。
 側面には、頭を垂れて白人女性にささげものをする黒人奴隷が描かれています。「植民地からの貢ぎ物」と題した絵で、中心の玉座に腰掛ける女性はオランダを象徴しています。毎年9月の第3火曜日「王子の日」には、国王と女王が馬車に乗り市内をパレードします。
 「過去の植民地支配や、奴隷貿易で発展してきた歴史を美化し正当化するのか」―。オランダ政府が過去の「暗い歴史」を謝罪するよう求める団体や個人は10年以上前から、馬車の使用中止を求めてきました。
 馬車は6年前から修復作業が行われているため、王室は現在、特殊ガラス製の代替の馬車を使用しています。この期間を利用し、博物館は今年6月から、王室との協議を基に展示会を開催しています。博物館のシニアキュレーター(上級展示企画員)のアンヌマリー・デウィルトさんは「来場者が意見を交わし、公の場で馬車の将来を決められる場をつくりたかった」と話します。
 欧州では歴史的な不正義を問い直す動きが相次いでいます。オランダは旧植民地から略奪した文化財を原産国に返還する動きを見せています。今年7月には、アムステルダムのハルセマ市長が植民地時代の奴隷貿易について、市が積極的に加担したことを公式に謝罪し注目を集めました。黄金の馬車の展示も、植民地時代の見直しにつながるものです。
アートを通じ考える視点提示  「黄金の馬車」展の来場者は六つの展示室をめぐります。馬車が作られた経緯や王室行事で使用される場面のほか、オランダが行った植民地支配と奴隷貿易の歴史、使用への抗議運動も展示されています。最後に、馬車が置かれた中庭にたどりつきます。
 国内外のアーティストも、馬車に関連した作品を展示しています。ほとんどが、使用に異議を唱える作品です。デウィルトさんは「馬車が使用されるたびに傷つく人たちがいる。この事実が認識されるようになったのは重要だ。あらゆる情報を見てから、馬車の将来を決める議論をしてほしい」と話します。
 ジンバブエ出身のスィタビレ・ムロツワさん(46)は、「真のオランダの創造―投資家と関係者としての市民」と題する作品を展示しました。船に身動きできないほど詰め込まれ、「商品」として出荷された奴隷を紙の人形で再現。足元には、奴隷貿易で取引されたナツメグやコショウが敷き詰められています。他にも、現オランダ国王と女王が、市民と植民地時代の歴史について対話する場面を描きました。
 王室と博物館が展示の開催について協議した際、王室は展示内容に「一切口出しをしない」と約束しました。来年2月27日まで馬車を展示し、将来の使用方法を来場者や国民に問いかけます。
 展示の最後には、来場者が「馬車を使い続けるかどうか」意見を書いて掲示できるスペースがありました。「過去の略奪や搾取を正当化すべきでない」と使用中止を求める声や、「過去の過ちの教訓として、展示を続けるべき」「伝統なので使い続けて問題ない」との意見もありました。意見はすべて王室に伝えられ、王室が馬車の使用の継続の是非を決めます。ただ、公式行事での使用は政治的な問題だとして、政府が決定すべきとの意見もあるといいます。
 「馬車の使用をやめてほしい」と記したギスレーヌ・グアルディアさん(45)はオランダの旧植民地、南米スリナムの出身です。展示を見て、「名前も思い出してもらえない多くの人の犠牲でオランダは発展した」と改めて感じたと言います。
 「馬車の使用を肯定する人も、展示を見て新たな視点を得て、議論が始まれば素晴らしいことだと思う」
現代に続く問題 議論深めて 奴隷に関わる作品を展示 スィタビレ・ムロツワさん 都合の悪い事実を隠せば、同じ暴力が再生産されてしまう  馬車が使用されるたび、心が削り取られていくようでした。この展示会をきっかけに、王室が過去の不正義を覆う「カーテン」を開いてくれるよう望みます。旧植民地にルーツを持つ人たちの姿が見えるように。
 人種に基づく差別や、格差の拡大のような暴力はなぜ繰り返されるのか。過去の欧州の植民地主義や、奴隷制の影響が現代まで続いているからだと考えます。
 オランダの東インド会社が築いた世界規模の搾取の構造は、現代にも引き継がれています。途上国から資源を略奪し、現地住民を奴隷のように酷使し、搾取することで富が先進国に偏在しています。
 欧州を中心に、犠牲者の立場に立った教育を取り入れる体制は不十分です。かつて、大学や研究機関では白人の優位性を主張し、人間に異なる価値を与えました。この偽りの考えが定着し、後に人種に基づく差別や大量虐殺、障害者の差別を引き起こしました。現代でも多くの人や企業がこの事実を認識せず、差別を助長しています。
 侵略や支配の事実が本や教科書から削除され否定されたら、どうなるでしょう。都合の悪い事実を隠し、目をそらせば、同じ暴力が再生産されてしまう。わたしの作品を見て、問題意識を共有してほしいです。
 世界各地で旧植民地出身の人々が声をあげています。欧州でも少しずつ、過去の「暗い歴史」を直視する動きが出てきました。今年、アムステルダムのハルセマ市長が過去の奴隷貿易への市の関与を認め、謝罪しました。涙が出ましたよ。ただ、同時に複雑な気持ちもあります。まだ物語の一部を切り取っただけにすぎないからです。
 国が、過去の植民地支配と奴隷制にどう関わったのか。そこから生まれた現代の問題にどう向き合い、制度や社会構造を変えて解決していくのか。議論が始まり、深まるよう願っています
(しんぶん赤旗、2021年9月2日)
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chikuri · 6 years
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“欧州と日本で「強い組織的なもの」が生まれた。 ■1.「パリ日本人村の村長」  仕事でパリに来ている。数週間単位で滞在するので、オフィスのある凱旋門から地下鉄で4、5駅離れたところに家具付きのアパートを借りてみた。近くには賑やかな商店街があって、カフェやパン屋、八百屋、肉屋などが並んでいる。  驚いたのは日本食レストランの多いことだ。徒歩5分圏内だけで3軒もある。パソコンで検索してみたら、パリの約1万5千軒のレストランで、「和食」のカテゴリーに入っているのが763軒もあった。  一度、昼食にルーブル美術館近くの日本食レストランに入ったら、フランス人の客だけで満員だった。そこでの一番人気は「越前のおろし蕎麦とソースカツ丼小どんぶりのセット」だという。蕎麦もソースカツ丼も本格的な味だった。  戦前からパリに遊んだ日本の芸術家や文人は多いが、パリでこれほど多くの日本食レストランが繁盛し、しかも越前蕎麦まで食べられる時代が来るとは、誰が予想し得たろう。  そのうちの1人、大正2(1913)年にパリに渡った島崎藤村は、河上肇らが彼を頼ってやってくると、下宿を探してやったりして世話を焼いた。やがて藤村は「パリ日本人村の村長」と呼ばれるようになり、彼らを歌劇や音楽会に連れ出しては、学生街のカルチェ・ラタンで文明論に花を咲かせたという。 ■2.欧州諸国の持つ「強い組織的なもの」  藤村は、上海・香港・シンガポール・コロンボ・スエズ運河を経由して約一ヶ月の船旅でマルセイユに着いたのだが、船中の読書に、幕末に洋行した幕臣、栗本鋤雲(じょうん)の『暁窓追録(ぎょうそうついろく)』を持参していた。栗本鋤雲も同じ航路で横浜からマルセイユに渡ったのだが、この間に興味深いことに気がついた。  それは船が港に入るたびに、現地人の盗みを防ぐために、船の倉庫に鍵をし、船室を閉じ、出入りを厳重にした事である。ただ、横浜とマルセイユでだけは、船員が船を下りてしまい、戸が開けっぱなしになっていても気にも留めない。  なぜ日本とヨーロッパでは盗みがなく、その間の各地の港では厳重に戸締���りをしなければならないのか。藤村はここから考えた内容を、帰国後、『エトランゼエ(異邦人)』との対話」と題したエッセイに書いている。 __________  東洋の方で肝心な港々は大抵今では英吉利(イギリス)のものだね。(中略)最初の欧羅巴(ヨーロッパ)の航海者なんてものは必ずしも他の国を奪るつもりではなかったんだね。唯、奴らは強いものを一緒に持って行ったんだね。実際欧羅巴の方へ行って見ると、強い組織的なものがあるからねえ。 左様(そう)いう強いものが押込んで行くと、組織的でないような弱いものは否でも応でも敗けてしまう。だからケエプ・タウンでも、ダアバンでも、コロンボでも、新嘉堡(シンガポール)でも、結局強いものが支配するようになっちまう。そいつが僕らの国の方まで延びて来たんだね。[1, p126]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  欧州諸国は何か「強い組織的なもの」を持っていた。そして、それを持っていなかったアジアの国々は次々と植民地にされた。それが日本に延びて来た時にどうなったのか。 ■3.「阿爺(おやじ)の時代の人たちが頑張っていてくれた御陰だ」  この点を藤村は「故国に帰りて」の中で次のように記している。 __________  幸いにしてわが長崎は新嘉堡たることを免れたのだ。それを私は天佑の保全とのみ考えたくない。歴史的の運命の力にのみ帰したくない。その理由を辿って見ると種々なことがあろうけれども、私はその主なるものとしてわが国が封建制度の下にあったことを考えてみたい。実際わが国の今日あるは封建制度の賜物であるとも言いたい。[1, p131]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  藤村にとって、封建制度とは抽象的な概念ではなかった。藤村の父は木曽馬込の大庄屋の家に生まれ、伊那谷に多い平田派国学の門徒となり、尊皇攘夷運動を経て地方の小神社の神職となった。維新後は、明治天皇に直訴したり、廃仏毀釈の中で郷里の寺院に放火しようとしたりして、ついには座敷牢に幽閉されて、窮死した。 __________  遠い外国の旅に出て来て見ると、子供の時に別れた阿爺(おやじ)のことなぞがしきりと恋しくなる。僕らが今日あるのも、彼様(ああ)して阿爺の時代の人たちが頑張っていてくれた御陰だ、印度あたりのように外来の勢力に敗けてしまわなかった御陰だ、左様思うと僕はあの頑固な可長しい阿爺に感謝するような心持を有って来た。 多少なりとも僕らが近代の精神に触れ得るというのは、あの阿爺たちに強いものがあったからだ。[1, p134]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  幕末には大名や武士ばかりでなく、地方の庄屋の息子ですら国家の行く末に危機感を抱き、奔走した。「強い組織的なもの」とは、藤村にとって父親の思い出につながる体験的なものだった。 ■4.欧米に広まった日本観  ヨーロッパと日本が並行して封建制を経験し、しかも、この二つの地域で近代化が先行した事から、封建制が近代化の基盤となっているのではないか、という考え方は、藤村以前からあった。  今谷明・都留文科大学学長の『封建制の文明史観』[1]によると、日本社会の封建制を指摘した最初の西洋人は、文政6(1823)年、明治維新の45年前に来日して、ドイツ人ながらオランダ人と偽って長崎・出島のオランダ商館医となったシーボルトだという。  多くの大名が半独立的に各藩を治めている徳川の幕藩体制が、同時代のドイツの諸侯が分立していた状況と良く似ている点を、シーボルトは見てとったのだろう。  医師・植物学者であったシーボルトは、学問的にこの観察を深めはしなかったが、帰国後に出版した大著『日本』により欧州での日本学の祖と見なされるようになり、日本が封建制の国だという認識は、以後、多くの訪日外国人に受け入れられていった。  学問的見地から日本が欧州に比較しうる封建制を備えていたという研究は、日本の経済学の草分けと言われる福田徳三によってなされた。福田は明治31(1898)年にドイツに留学し、ドイツ歴史学派の経済学者ルヨ・ブレンターノに師事した。  ブレンターノは欧州経済史の講義で、後方の席で度の強い眼鏡をかけた福田が微笑しているのを見つけ、授業後、なぜ笑っているのかを問うと、福田は「先生が講義される欧州の経済史が、余りに私の祖国日本の歴史に似ておりますので、ははあ、成程、と納得し、会心の笑みを漏らしたので��」と答えた。 「そんなに日本の経済史が西欧に似ているというなら、君がいっそ、日本経済史を書いてみないか」とブレンターノに勧められ、その助力を得ながら、ドイツ語で日本経済史の本を書き上げた。この本は西欧の学者に広く読まれ、日本が西欧に類似した封建制を持った国であるとの日本観は、欧米人の間でも広まった。 ■5.モンゴル軍がなぜ日本と西洋で勝てなかったのか  なぜ封建制が「強い組織的なもの」を生むのか。封建制は欧州では騎士、日本では武士という「武人」が中心的な役割を果たすから軍事的に強いという説もあるだろうが、シナの各王朝も戦乱の中で軍事力でのし上がり、天下をとった。だから軍事力の存在だけでは説明できない。  日本の武士と、シナの皇帝に事える武人とを考えて見れば、その違いがはっきりするだろう。たとえば、日本の武士は主君から所領を与えられ、そこを子孫のために命を懸けて守る「一所懸命」の精神を持つ。  これがシナ皇帝に雇われている武人ならどうだろうか。別にその王朝が滅んでも、次の王朝に仕えれば、自分の身は安泰である。日本の武士とシナの武人の違いは、自分の事業にすべてをかける中小企業のオーナーと、大企業のサラリーマンの違いと考えれば、分かりやすいだろう。  現実にモンゴルの大帝国はユーラシア大陸の中心部から東は日本、西はヨーロッパにまで攻め込んだ。しかし、日本では鎌倉武士団に敗れ、欧州ではドイツ騎士団に敗れた。  元寇は神風に敗れたというのが一般の先入観だが、史実は異なる。鎌倉武士たちの抵抗によって、元軍は2ヶ月も上陸を阻止され、海上にさまよっている間に、台風に襲われたのである。台風が来なくとも、補給のない元軍は引き揚げるしかなかった。[a] 元寇防塁  西に向かったモンゴル軍はキエフ公国、ポーランド、ハンガリーを蹂躙し、ドイツの諸城に襲いかかった所で、第2代モンゴル帝国皇帝オゴタイの訃報に接して引き揚げたと言われるが、これも史実ではない。モンゴル軍がドイツ軍との戦いから引き揚げたのは、訃報を聞く数ヶ月も前であった。  実際は、城壁都市に立てこもって頑強に抵抗するドイツ騎士団を打ち破れず、諦めて撤退したのである。これもドイツ騎士団の「一所懸命」に敗れたと言える。  一所懸命の精神で、自分の愛する郷土と、ひいては祖国を命をかけて守ろうとする武人と、富のために戦う武人と、どちらが強いかは言うまでもないであろう。 ■6.封建制が法治による近代国民国家の基盤を作った  武人の所領が主君から与えられるということは、こうした強さ以外に、社会の発展を生み出した。それは所領を預かる代わりに、いざという時に生命を掛けて戦う、という相互の信頼に基づいた契約関係を発展させた。  契約である以上、主君が勝手に家来の所領を取り上げる事は許されない。ここから「権利」という概念が生ずる。同時に、家来の方も戦になって命惜しさに逃げ出すなどという事は許されない。これが「義務」の概念を生み出す。この義務をいかに見事に果たすか、という所から、武士道や騎士道が生まれた。 「契約」、「権利」、「義務」などは近代社会を成立させている基本的な概念である。これらの概念を尊重する風潮が統治者にも国民の側にもなければ、近代社会は成り立たない。  一方、皇帝による独裁国家では、皇帝は勝手に家来の財産を取り上げる事ができるし、臣下は危なくなったら、敵方に寝返ったりする。シナ大陸や朝鮮半島で現在でも契約や条約、さらには人権や義務を尊重する気風が薄いのは、封建社会を経験していないからであろう。  さらに封建社会では、隣人との間で境界争いなどが生じた場合は、契約関係をもとに、どちらが正しいかを道理をもって議論することになる。ここから裁判制度が発達する。たとえば鎌倉幕府の第3代執権・北条泰時が中心となって整理し、成文化した『関東御成敗式目』の末尾には、この法体系の基本理念としての「道理」を明白に掲げている。[b] __________  およそ評定の間、理非に於いては親疎あるべからず、好悪あるべからず。ただ道理の推すところ、心中の存知、傍輩を憚(はばか)らず、権門を恐れず、詞(ことば)を出すべきなり。 (裁判の場にあっては決して依怙贔屓(えこひいき)なく、専ら道理に基づいて、傍の目、上なる権力者の意嚮(いこう)を恐れることなく信ずる所を言え)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  これは建前だけでなく、実際の裁判でも、一方が自分の主張のおかしい事に気がついて「これは当方の負けなり」と認めた態度を、泰時が涙ぐみながら褒めた事例も記録されている。物事の道理を「法」として書き表し、争い事も法と道理に照らして、どちらが正しいかを判断する。これが「法治国家」の基盤である。  一方、皇帝による独裁社会では、臣下の争いはどちらが皇帝に好かれるか、という事で決まってしまう。そこに発達するのは皇帝へのおべっか争いと互いの足の引っ張り合いである。  封建制は法治による自由な社会の基盤を作った。そして国民の自由な活動が、経済的発展を生み出した。こうして近代国民国家という「強い組織的なもの」が生まれた。封建制を経験した西欧と日本が近代国民国家として発展したのは、当然の現象なのである。 ■7.内外からの浸食から、いかに国民国家を守るか  島崎藤村が「強い組織的なもの」と感じとったのは、権利、義務、契約、法を尊重し、それによって国民どうしが互いに助け合う共同体として発展してきた近代国民国家の姿だったのだろう。  しかし、この「強い組織的なもの」が、あたかも自然現象のように勝手に生まれたと考えるべきではない。それは何代にもわたる先人の努力の積み重ねによって発展してきたものである。たとえば、前節に紹介した北条泰時が「道理による政治」を追求した努力がその一例である。  とすれば、先人の遺してくれた「強い組織的なもの」に対して、 藤村のように、「僕らが今日あるのも、彼様(ああ)して阿爺の時代の人たちが頑張っていてくれた御陰だ」と感謝の心をもって、思い起こすべきだろう。  しかし、この「強い組織的なもの」は、現在の我々が努力して守っていかないと風化していってしまう。特に現在は、シナや北朝鮮、韓国など、封建制を経験せず、したがって条約も国際法も人権も理解しない前近代国家が外からの脅威を与えている。  同時に、内からはこれまた法治や近代的自由の概念を持たない左翼勢力が、教育や報道、政治をねじ曲げて、国民国家を浸食しつつある。こうした内外からの浸食から、わが国の法治主義と自由民主主義を守って、我々も子孫から「阿爺の時代の人たちが頑張っていてくれた御陰だ」と言われるよう、頑張らねばならない。 (文責 伊勢雅臣)”
―No(1051) 欧州と日本の封建制が近代社会を作った 国際派日本人養成講座
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ringarden · 6 years
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肌のケア事情
ベルギーは水が硬水のせいか、
一般的に「顔を洗う」という
習慣が無いらしい。
水に含まれている石灰で肌を痛めるらしい。
確かに、シャワー後皮膚が渇く気がする。
↓探してようやく見つけた洗顔フォーム。
オランダ製。
髪・体・顔用という男性用ソープみたいな
ものはスーパーで見ましたが、
「洗顔フォーム」はなかなかありません。
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私の場合は、
日本から持ってきた洗顔フォームで洗顔後、
軟水で顔を拭きとり、化粧水・クリーム。
ベルギーに住んでいる方と話すと、
「軟水で一度拭き取る」なんて
そんな面倒な事している方はいませんでした。
でも、洗顔後化粧水・クリームという
日本に居た時と同じケアだけでは
私の肌は荒れてきます。。。
軟水の拭き取りは面倒だけど、仕方ない><
ちなみに、化粧水もなかなか見かけません。
↓ロンドンのニールズヤードで購入。
アロマショップの「〇〇ウォーター」系なら
化粧水として使えますが、
スーパーやドラッグストアでは
なかなか見かけません。
化粧品屋さんで売っている、
フランス製白ブドウのウォーターを使用している
友達がいましたが、その方は現在
違う化粧水になるものを探しています。
自分の肌に合わないのかな><
何年もベルギーに住むとなると
日本から持ってきた化粧水の在庫が無くなる^^;
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フランス語学校の私の担任で、
白人系ベルギー人の33歳女性の先生に
教わりました。
↓ドラッグストアには顔用のものがずらり。
字も読めないし、何が何だか^^;
上から下まで沢山の種類があります。
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現地の方は、顔の汚れは拭き取るものだそうな。
基本拭き取りのみ。洗顔しません。
↓先生が実際に使って良かった、
バラエキスが入っている拭き取りローション。
朝起きて1回、夜1回。これだけだそうです。
この1本で、メイク・肌の汚れを全部取りつつ
うるおいを与えるそうな。
そんなうまい話しがあるのかっ!!!
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↓これはもう少しさっぱりしている
拭き取りローション。
使った感じが微妙に違うらしい。
年齢によっては
美容成分を多く含むものに変えたりするそうな。
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気候や肌の調子が悪い時などは
クリームを塗ったりするけど、その程度。
↓ちょっとお高めだけど
このクリームもなかなか良いらしい。
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先生は基本すっぴんです。
すっぴんなのに、シミもシワも全然無い!!
子供の頃から日の高い時は外に出ない方が
良いよと 親に言われてたな~なんて
言っていましたが …それだけ???
ベルギーの日差しは差す様に鋭い!
瞳の色が薄い人種は日差しが強いと
眩しすぎて見にくくなるそうで、
サングラスをしている方はいますが、
日焼け対策はそれだけです。
たまに帽子を被る人がいるかな。
日焼け止めは夏は売っていますが、
冬は売っていません。
ベルギーの冬が長いせいか、
みんな日を浴びたがります。
レストランも日が当たるテラスが人気。
ベルギーに住む日本人で、日本の様に
帽子、アームカバー、日傘スタイルで居たら
現地の人に変な目で見られてさ~なんて
困っている方がいました。
常識って多数決。。。
ヨーロッパの室内は、
ぼんやりした灯りというか、
オレンジライトだったり、間接照明だったり。
日本の様に蛍光灯の白熱灯が少ないので
自分のシミもシワもよく見えない。
たまに外出先のトイレとか
蛍光灯の明るいライトの下に行って
「え!シワシワじゃん!!」と焦ります。
日本に帰国するのが怖いよね~と
友達同士で話しています^^;
ベルギーに居る間自分では全然気づけなかった、
想像以上に劣化した自分を目の当たりに…
恐ろしい(T T)
現地人の様に「全身シミだらけでも気にしない!」
という強い心があれば、
悩みの少ない人生が送れる気がする*^^*
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rikako-nagashima · 6 years
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Human Nature_産び 【経緯】 オランダのMVRDVが設計した建築「GYRE」内のギャラリーEYE OF GYREで開催された「アニッシュカプーアの崩壊概論」に合わせ、建物すべての階をつなぐ吹抜け空間にオマージュとしてのインスタレーションを制作しました。アニッシュ・カプーアは、いくつもの公共空間や国際的な美術館という場において作品発表を行っており、今回のようなストリートと直結するアート空間での発表は初めてとなりますが、このようなファッションと生活空間そして表参道や原宿というストリートと隣り合わせのアート空間に対して強い関心を示し、むしろ展示空間に止まらず館全体にカプーアの作品精神を循環させることを望みました。このようなアーティストの意を受けキュレーターの飯田高誉氏から、この建築空間全体とカプーアの作品精神とを対話させるために各フロアを繋ぐ媒介として、カプーアに敬意を払ったオマージュとしてのインスタレーションを依頼されました。その後このインスタレーションは、スキーマ建築計画によって改装された元診療所のギャラリーに場所を変え、その空間に寄り合わせ再構成し、この作品自体のコンセプトをより体現するべく、「産び(むすび)」と題したインスタレーションに変容させました。 【コンセプト】 インドの暮らしや宗教的観点から、幸福には不幸が、生には死が、美しさには醜さが、善には悪が、光には陰が、同時に存在するという観念を作品化しているカプーアは、両義性の作家と言われています。重力に抗いいきり立つ大きな物体の存在感からでしょうか、表裏一体を体現するようなカプーアの作品から感じるもうひとつの側面は、私にとっては男性性でした。私は彼の思想から感じる東洋の陰陽説との親和性をベースに、彼がカタチにする両義性の存在感のそれとは全く逆の存在を作品にしたいと考えました。カプーアの作品がインドでの暮らしと宗教観に密接であるように、私は日本での暮らしと宗教観を背景とし、かつ女性としての両義性のリアリティを体現しようと考えました。日本では、縄文時代の初期から女性の像の土偶がつくられましたが、このことは地母神の崇拝がはじまったことを示します。しかし縄文時代中期になると、つくった土偶を壊しはじめており、これはこの頃はじまった栽培という行為が大地である女神の体を害し、その体から作物を発生させることを表現しているという一説があります。壊されて野ざらしで自然のままを受けとめた土偶のように、受け止める性(さが)であるのは、女性の子宮です。受け止める行為は、水が環境のなかでカタチを変えながら存在し続ける様のようで、自然の有りようと似ています。逆に受け止めぬ行為は、自然の一部であるにも関わらず反自然的な存在である人間ゆえに起きてしまう反応なのかもしれません。子宮は、たとえ本人もしくは相手が望むと望まざるとに関わらず、命を育む可能性があります。しかし子宮に対し思考は、善が何であり悪が何であるのかを考え、人間の命を生かしもすれば殺しもし、生と死が同居する自分自身と、もうひとつ自分自身の中に他者のそれがあることを体験する母体は、その意味でも生と死が圧倒的なリアリティを持って実在します。善悪を超えた自然の現象の神秘を体感しているにも関わらず、人間がホモサピエンスとしてものを考え神話を持つようになってから、善と悪に苛まれた女性はどれほどいるのでしょうか。日常的に私たちが使う「産む(うむ)」という言葉に「むすぶ」という読み方がある事はあまり広く知られていませんが、物事を繋ぐという意味である「結ぶ」という言葉の源は「産す(むす)」であり、人々は結ぶ行為に生命の連続や繁栄を祈りました。日本人が祝いの節目に水切りを結んだり、お札を「結びの緒」で結ぶのはそのためです。 日本では古来から、人々は万物を生み成す「産霊(むすひ)」の神々に、生命の連続を祈りました。大地である女神の体によって、目に見えるかたちとなった無数の「むす+こ」「むす+め」たちがいて、今の私たちがここにいます。人がこの世に誕生し巡り巡ってきた命の輪は、結ばれては別れ、生かされては死に、善悪を超えすべてを受け止めてきた、子宮のありようそのものです。しかし、長い命の鎖の中にいる自分を自覚しつつも、目に見えない結び目たちの存在に祈りながらこの自己矛盾のなかで生きている母体もまた、無数に実在するのです。日本では、一日に産まれる命が2000人、亡くなる命が3000人、そして中絶する女性は一日に2000人なのだそうです。 「ただのカタチであり、抽象でも非抽象でもない、意味と無意味の間にある」というカプーアの言葉にあるように、彼は事実を目の前に差し出します。善と悪、自然と反自然、それらはただ目の前に実在するのだと。至極真っ当に事実であり、真理であるのですが、それはどこか土偶を割る行為に似ていると感じます。私がオマージュとして制作したものは、割られた土偶自身のようなもので、両義を”受けとめたい”という無言の意思を、祈るように差し出したに近いのです。善も悪も問う気はなく、ただひたすらに、水のようにカタチを変えながら、子宮のように振る舞いたいという、体の意思とその声が、連続する結ぶ行為と変容するインスタレーションになりました。 【建築との関係性】 ●MVRDVによる建築と作品の関係性   内と外の両義性を体現するべく、素材は本来建築の内側に存在するチューブ状の断熱性発砲ウレタンフォームを使用し、外側に露にしました。赤く塗布した素材は人間の内側の何かのようでありながら、皮膚のような外側の表情もあります。そしてMVRDVによる直線的で固い建物に対して、混沌として柔ら��く曲線的なアプローチを実現するには最適の素材でした。 ●スキーマ建築計画によって元診療所を解体してできたギャラリー   診療所である場所に寄り合わせ、建物の内と外の空間の対比と、室内では重力に対して抗う動きと重力任せの動きにより、凹と凸の関係をつくっています。隣接するブルーボトルコーヒーから見える程に庭を使い、この場所の背景や作品を全く知らぬ沢山の人々が、事実に触れる機会となりました。 <クレジット>キュレーション:飯田高誉   インスタレーション:長嶋りかこ
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