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#リラの花咲く頃
moneyagx · 2 years
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リラの花咲く頃 #リラの花咲く頃 (Nakatsugawa, Gifu) https://www.instagram.com/p/Cf1SSaHpgYq/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kachoushi · 11 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年7月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年4月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 春昼や質屋の硝子なないろに 小鳥 伊勢屋質店今生の花とほく 光子 菊坂に豆煎る音や花の昼 和子 一葉の質屋は鎖して春の闇 はるか 本郷の亀を鳴かせて露地住ひ 順子 おかめ蕎麦小声で頼み万愚節 いづみ 文士らの騒めきとすれ違ふ春 三郎 一葉を待つ一滴の春の水 光子 物干に如雨露干したり路地の春 和子
岡田順子選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 金魚坂狭め遅日の笊洗ふ 千種 菊坂の底ひの春の空小さし 光子 坂の名のみな懐かしき日永かな 要 赤貧の欠片も少し春の土 いづみ 本郷の間借りの部屋の猫の妻 同 質店の中より子規の春の咳 俊樹 止宿者の碑のみ残すや蝶の舞 眞理子 本郷の北窓開く古本屋 きみよ かぎろひの街をはみ出す観覧車 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
花冷の背後より声掛けらるる 美穂 幾年も陽炎追ひて遊びけり 散太郎 濃きほどに影のやうなる菫かな 睦子 化粧水ほどの湿りや春の土 成子 画布を抱き春の時雨を戻りけり かおり 昼月は遠く遠くへ花満開 愛 シャボン玉の吹雪や少女手妻めく 勝利 麗かや砂金三つ四つ指の先 睦子 成り行きの人生かとも半仙戯 朝子 鞦韆の羽ばたかずまた留まらず 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
花吹雪卍色と云ふが今 雪 花冷に後姿の観世音 同 そぼ降りてひと夜の契り花の雨 笑 観世音御手にこぼるる花の寺 同 お精舎やこの世忘れて糸桜 啓子 逝きし友逢へないままに朦月 同 裏木戸を開ければそこに花吹雪 泰俊 御仏と咲き満つ花の句座に入る 希 愛子忌や墓にたむけの落椿 匠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月5日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
縋りつく女心や桃の花 世詩明 肌寒く母の手紙はひらがなぞ 同 啓蟄や鍬突き立てし小百姓 同 日野河原菜花の香る祭りかな ただし 菜の花や石田渡しの蘇る 同 雛祭ちらしずしそへ甘納豆 輝一 ぽつたりと落ちて音なき大椿 清女 花吹雪路面電車の停車駅 同 大拙館椿一輪のみの床 洋子 花の山遠く越前富士を抱く 同 吉野山日は傾きて夕桜 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月6日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
花の下天をを仰げば独り占め さとみ 春陰やおのが心のうつろひも 都 春耕や眠りたる物掘り起す 同 左手の指輪のくびれ花の冷え 同 園児等のお唄そろはず山笑ふ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
膝をまだ崩せずにをり桜餅 秋尚 登り来て本丸跡や花は葉に 百合子 葉脈のかをり弾けて桜餅 同 桜餅祖母の遺せし会津塗り ゆう子 売り声も色つややかに桜餅 幸子 木洩日の濡れてゐるやう柿若葉 三無 春愁や集ふふる里母忌日 多美女 伍しゐても古草の彩くすみをり 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
心経をとなへ毛虫に火をはなつ 昭子 マンホール蓋の窪みに花の屑 昭子 栄螺売潮の香りを置いてゆく 三四郎 金の蕊光る夕月てふ椿 時江 禅寺の読経流るる花筏 ただし 若者の髭に勢や麦青む みす枝 龍が吐く長命水の春を汲む 三四郎 花吹雪受けんと子等の手足舞ふ みす枝 土器の瓢の町や陽炎へり ただし 海遠く茜空背に鳥帰る 三四郎 紅梅のことほぐやうに枝広げ 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
片棒を担いでをりぬ四月馬鹿 三無 薬草園とふ門古りて松の花 和魚 だんだんと声ふくらみて四月馬鹿 美貴 四月馬鹿言つて言はれて生きてをり 和魚 松の花表札今も夫の居て 三無 白状は昼過ぎからや四月馬鹿 のりこ 一の鳥居までの大路や松の花 秋尚 松の花昏き玄関応へなく 美貴
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月11日 萩花鳥会
京よりの生麸草餅薄茶席 祐 不帰のヘリ御霊をおくる花筏 健雄 ただ一本ミドリヨシノの世界あり 恒雄 堂々と桜見下ろす二層門 俊文 猫に愚痴聞かせて淋し春の宵 ゆかり 杵つきの草餅が好きばあちやん子 美惠子
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令和5年4月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
便り待つポストをリラの房覆ふ 栄子 畑打つや鍬を担ひし西明り 宇太郎 軒下の汚れし朝や燕来る 都 桜蕊降る藩廟の染まるまで 美智子 桜蕊降るももいろの雨が降る 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
何氣なく来て何気なく咲く花に 雪 神御座す杜の新樹に聞く鳥語 かづを 老の踏むひとりの音や落椿 ただし 野辺送り喪服の背に花の蕊 嘉和 夜ざくらのぼんぼり明り水あかり 賢一 喝采の微風を受けて花は葉に 真喜栄 生きる恋はぜる恋ととや猫の妻 世詩明 葉ざくらに隠されてゐる忠魂碑 同 眩しさを残して花は葉となれり かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
極大と極小としやぼん玉宙へ 要 穴出でし蟻の列追ふ園児どち 経彦 頰􄼺をつく石仏の春愁 貴薫 酸模を噛む少年の今は無く 要 稲毛山廣福密寺百千鳥 同 瑠璃色を散らし胡蝶の羽ばたきぬ 久 春陰の如意輪仏へ女坂 慶月 棕櫚の花年尾の句碑に問ひかくる 幸風 朴の花仏顔して天にあり 三無
栗林圭魚選 特選句
蝌蚪の群突くひとさし指の影 千種 峠道囀り交はす声響き ます江 美術館三角屋根に藤懸かる 久子 こんもりと句碑へ映るも若葉かな 慶月 微かなる香りや雨後の八重桜 貴薫 朝の日に濃淡重ね若楓 秋尚 落ちてなほ紅色失せぬ藪椿 経彦
(順不同特選句のみ掲載) …………………………………��…………………………
令和5年4月19日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
通勤のバスから見ゆる日々の花 あけみ 花馬酔木白き房揺れ兄の家 令子 亡き鳥をチューリップ添へ送りけり 光子 偲ぶ日の重く出たるや春の月 令子 あの頃の記憶辿って桜散る 美加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
矢車の音きしみ合ふ幟竿 世詩明 風よりも大きく揺れて糸柳 啓子 花万朶この世忘れて花の下 同 あたたかやお守りはねるランドセル 同 甘き香の女ごころや桜餅 千加江 春場所や贔屓の力士背に砂 令子 落椿掃きゐてふつと愛子忌と 清女 春の虹待ちて河口に愛子の忌 笑子 散りそめし花の余韻も愛子の忌 同 城の濠指呼の先には花の渦 和子 花筏哲学の道清めたる 隆司 故郷の深き眠りや花の雨 泰俊 山道の明るさを増す百千鳥 同 ほころびて色つぽくなり紫木蓮 数幸 花桃に出迎へられて左内像 同 瞬きは空の青さよ犬ふぐり 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
忠直郷ゆかりの鬱金桜とぞ 雪 椿てふ呪縛の解けて落つ椿 同 春愁や言葉一つを呑み込んで 同 御襁褓取り駈け出す嬰や麦は穂に みす枝 鶯の機嫌良き日や鍬高く 同 ただならぬ人の世よそに蝌蚪の国 一涓 あの角を曲つてみたき春の宵 日登美 春の果次も女に生れたし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 さきたま花鳥句会(四月二十一日)
清冽な水は山葵を磨き上げ 月惑 連写して柳絮の舞ふを収めけり 八草 天守閉ぢ黙す鯱鉾朧月 裕章 行き先は行きつく所柳絮飛ぶ 紀花 南無大師遍照金剛春の風 孝江 揚浜に春の虹立つ製塩所 とし江 柳絮飛ぶ二匹の亀の不動なり ふじ穂 筍堀り父編むいじこ背負ひ来て 康子 花吹雪ひと固まりの風の道 恵美子 満天星の花揺らしつつ風過ぎる 彩香 夢叶へ入学の地へ夜行バス 静子 啓蟄やピンポンパンの歌聞こゆ 良江
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令和5年4月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
真榊はあをばの中に立つてをり いづみ 水の上の空のその上鳥の恋 順子 掌の中の春の蚊深き息を吐き 炳子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 春の闇より声掛けて写真館 順子 零戦機日永の昼の星狙ふ ゆう子
岡田順子選 特選句
玉砂利の音来て黒揚羽乱舞 和子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 風光る誰にも座られぬベンチ 緋路 緋鯉とて水陽炎の中に棲み 俊樹 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 蜂唸る神の園生に丸き井戸 炳子 佐保姫は夜に舞ひしか能舞台 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
つかまへし子亀に問へり亀鳴くか 美穂 亀鳴くや拷問石にある哀史 ちぐさ 亀鳴ける賓頭盧尊者撫でをれば 美穂 板の戸に志功の天女花朧 喜和 連子窓に卯の花腐し閉ぢ込めて かおり 大人へのふらここ一つ山の上 光子 ふらここや無心はたまた思ひつめ 同 ふらここや関門海峡見下ろして 同 さくら貝ひとつ拾ひて漕ぎ出しぬ かおり 午後一時直射にぬめる蜥蜴の背 勝利 花冷の全身かたき乳鋲かな 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
落城の如く散りたる落椿 世詩明 三人の卒業生以て閉校す 同 双葉より学びし学舎卒業す 同 氏神の木椅子はぬくし梅の花 ただし 鳥帰る戦士の墓は北向きに 同 草引く手こんなですよと節くれて 清女 雛あられ生きとし生くる色やとも 洋子 官女雛一人は薄く口開けて やす香 露天湯肩へ風花ちらちらと 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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cdbrainrecords · 1 year
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太田裕美* - たんぽぽ (7", Single)
太田裕美* – たんぽぽ (7″, Single)
Vinyl(VG+) Sleeve(VG+) / コンディション 盤 : Very Good Plus (VG+) コンディション ジャケット : Very Good Plus (VG+) コンディションの表記について   [ M > M- > VG+ > VG > G+ > G > F > P ] レーベル : CBS/Sony – SOLB-230 フォーマット : Vinyl, 7″, Single 生産国 : Japan 発売年 : 1975-04-22 ジャンル : Pop スタイル :    収録曲 :  A. たんぽぽ B. リラの花咲く頃       Data provided by Discogs
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panatomic-x · 3 years
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From my 78rpm record collection.
アルバム「シャンソン・ド・パリ 第1集」
日本コロムビアが企画した「シャンソン・ド・パリ」の第1集は 昭和13年に発売されました。
藤田 嗣治画伯の手になる表紙・解説書­挿絵によるアルバムセットに6枚、全12曲のシャンソンが収録されていました。
【S-54】
WL2178A
PRENEZ MES ROSES,TANGO (バラを召しませ)
LUCIENNE BOYER リュシエンヌ・ボワイエ
WL2175B
PARLE-MOI... (話してね)
LUCIENNE BOYER リュシエンヌ・ボワイエ
【S-55】
CL6696A
ECRIS-MOI(SCRIVIMI),TANGO (お手紙を給へ)
TINO ROSSI ティノ・ロッシ
CL6695B
C'EST TOUJOURS TOI,TANGO (何時も貴女を)
TINO ROSSI ティノ・ロッシ
【S-56】
CL5290A
MON COEUR EST UN OCEAN (私の心は太洋よ)
DAMIA ダミア
CL6646B
C'EST DANS UN CABOULOT(港町のレストラン)
DAMIA ダミア
【S-57】
CL4158A
A PARIS,DANS CHAQUE FAUBOURG(巴里戀しや)
LYS GAUTY リス・ゴウティ
WL1911B
LES LILAS(リラの花咲く頃)
JEAN SORBIER ジャン・ソルビエ
【S-58】
CL5973A
MAYARI,RUMBA (マヤリ)
JOSEPHINE BAKER and LECUONA CUBAN BOYS(ジョセフィン・ベーカーとレクオーナ・キューバン・ボーイズ)
CL5922B
NUITS DE MIAMI(マイアミの夜)
JOSEPHINE BAKER ジョセフィン・ベーカー
【S-59】
WL310A
CHANSON DE MARIN (水夫の唄)
YVONNE GEORGE イヴォンヌ・ジョルジュ
CL5848B
OUI JE SUIS DE PARIS (あたしは巴里っ子)
MISTINGUETT ミスタンゲット
#music #CHANSON #record #78rpm #france
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eau25 · 3 years
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ライラックって、すごくいい匂いがするんだよ。
今年初めて気づいたんだけど、道を歩いているだけで、風に乗って香るの。緑がぐんぐん生い茂って、湿気が増えた空気の中に、ふわっといい香りがする。多分、花の蜜の香りだと思う。
これって周知の事実なのかなぁ。大通り公園が通勤ルートだったらすごくいい気分なんじゃないかなぁ。鼻を近づけて、深呼吸したくなる。マスクなどしてる場合ではないよ。 でも、いい匂いに気づいたのはマスクしてる今年なんだよ。不思議だよね。
それでね、思ったんだけど、「道ばたを歩いているとふわっと香り、季節を感じる」という点で…あの、キンモクセイと同じじゃない?キンモクセイって夏が終わって、日に日に秋の成分が濃くなる中で、ふとした瞬間に香って、小さい頃の記憶と結びついていたりして、もの悲しい気分になっちゃうんでしょ。実物は嗅いだことないから、知らないんだけど。
まぁ言いたいのは、北海道はキンモクセイ咲かないけど、ライラックは咲くじゃん。よく見ると見た目もちょっと似てるじゃん。つまり、われわれ北に生まれし者たちのノスタルジーはライラックにあるんじゃない?キンモクセイはライラックなんじゃない?
いやどんだけお前はキンモクセイに憧れているんだと。もはやキンモクセイを知らない人生��のコンプレックス。でもきっと本州の人はライラックが香るの知らないと思うんだよね。ていうか札幌の6月ってこんなに緑生い茂ってたっけ?生命力強すぎてウッてなるんだけど。ていう、話がしたいだけなんだよね。
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ousakarn-trpg · 3 years
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通過済みシナリオ
※KP通過含む
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夜半の口寄せ
怪異交渉人
ラボラトリー・アンセーフ
21's Gun
砂糖菓子七つ
アオ04号~セックスしないと降りられない寝台列車~
銀幕ナイトコメディ
地獄のきみに愛に逝こう
スペクト・ラム
LAST LUST !
仰望すれども銀
仮に、探索者としよう。
サイコメイズ
エンドロールにワルツを
感染自罪のモンタージュ
さくらもちの中にはあんこがつまっている
悪魔の唇
GASP
喫煙席
born;
ポルノスナッフハルシネイト
純潔の証明
ハイフェッツをなぞる病
ワンルームナイトメア
Call the Name of Your Fate.
DEAR MY SUPER DARLING!
命絶つにはまだ早い
こゝろ
踊り子の靴とロシアンブルー、或いはその両方
うえからでられない
輾転と町は
Dear Veritas.
霧雨に注ぐ
夏草
家の中を歩いてみよう
犯罪者が花金できると思ったか!?
フカシカ▲▲▲
愚愚愚の食う
エンジェル・デビル・インプロパー
正しい君の殺し方
憐れな悪を救うのは
from morning to night
ダンス・ウィズ・ストレンジ
唸れ!暁コメディーショー
とける
キキツヅニナク
AND/HAND
白紙のアリスをさがして
同居人
恋教え鳥 尾を翳し
傀逅
君の唾液で中毒になりたい
Sweet Malicious Sweetroom
俺、なんかヤっちゃいました!?
魂求御殿
Myrtle
魔法少女オレガ★マサカ
寥々と、まもなく
セイクリッド・スティグマータ
闇に鈍痛
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腐乱腐乱
ラズベリージャム
ようこそ!迷冥市役所都市伝説課へ!
Blood red decadence
姑獲鳥の形代
天資の鳥は何処で鳴く。〜To have and have not〜
X2U〜探偵×助手〜
スター���・ロッキン・ミー!
ジャルダン・マルスより、
霧中のコンヴィクト
そうして白に染まりゆく
ブルー・スターズ・セパレート
海も枯れるまで
殴ってやろうか!
X2U 神父×マフィア
蛾と踊る
キルキルイキル
青解
その手にナイフを、あなたに×を。
惨歌讃劇
リラが枯れる頃
カノヨ街
ソープスクール
かいぶつたちとマホラカルト
壊胎
ワンルーム・ディスコン
SAN値直送!
デッドマンズエスケイプショウ
真夜中のサルーテ
共倒れグランギニョル
庭師は何を口遊む
やさしい世界と呼吸法
とんでもない部屋の4つのとびら
焼肉飲み放題2時間3000円
Holiday's Midnight
君におはようと言えたら
暗黒に指を切って
誰がロックを殺すのか
金魚すくい
はこのそこ
ぎこちない同居
劇薬
シュレディンガーの二人
無開
Hangman
カタシロ
割れない卵
獄楽悲願のヤービュルニー
追躡を追う
幸福なコモリ
hack
対談、鼎談、座談
As the cards will
狂気山脈
心臓がちょっとはやく動くだけ
はなひらり
蛇ノ眼ガ通ル
ロッカー
怨天下
自涜の手引き
悪手
夢に棲まうもの
インスタント×ハピネス
毒入りスープ
デウス・エクス・マキナは死んだ
シグナルレッド・デッド
壁からエビフライが生えているんだが
落園
自殺病棟
閉じた地獄
ステガノグラフィ
桜が咲くのは誰が為か?
アカナワサマ
雪山密室
お客様は神様ですか
薔薇の館
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naoooi · 5 years
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異食獣/ワタシキサマ
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※この記事は盛大なネタバレを含んでいます※
※これは誰かの、ひとつの幻想郷ということでご容赦願います※
https://watashikisama01.tumblr.com/
なにかがおかしくて、おいしい、7つの料理
今回のキャッチコピーは時間がなさすぎてわたしがつけました。
料理をめぐる、オムニバスの話です。トラックリスト見て気づいた方おられるかもしれないですが、フルコースになぞらえて曲が並んでいます。
「何かがおかしい」、この話は誰と?何を?を突き詰めると、普通に料理を食べる話ではなく、「誰かを」食べる話がほとんどです。なので今回ブックレットに登場する料理については、誰かが調理されてしまった姿が中心です。(他、登場人物が好きな食べ物などもありますが)
何かが変だな?を与えるために、まず「フルコース」などちょっと上品そうな装丁になるよう、歌詞カードは統一感を持って、料理のみにしてみました。ブックレットは上品なのに、チャック袋はちぐはぐだ、というのも「なにかがおかしい」の一つです。早い話が妖怪がヒトと食べ、妖怪もまだ何かに食べられる、そんなとんでもない料理を、わたしたちの身の回りにあるように手軽に買えるパッケージで頒布している=幻想郷では普通のこと、という感じだと楽しいなと思いました。(意味がわかると怖い話みたいですね)
今回料理というキーワードと、誰かが誰かに対する気持ちも合わせて、何か保存できたらなと思いチャック袋が一番形としてあっていると思いました。手紙でもない、箱でもない、食べ物を保存する形です。
盤面も料理を並べたりして、中華料理店のテーブルみたいで「いただきます」を連想させることができたらいいなと思います。
また。会場特典のコースターはTr.07ではたてちゃんのマグカップの下に敷いているものと同じもの、という感じです。ぜひマグカップでコーヒー飲みながらはたてちゃんの気分を味わってください。
今回クロスフェードや特設で顔全体を見せなかったのは、おいしい料理と向き合った時に、相手の顔をみるかな〜と思ったからです。たまには見るけど、そんなしっかりみないかも、今わたしは誰とご飯を食べているんだろうという不思議な感覚出せたらなと思っています。
以下私が設定したところの大雑把なプロットです。
クソ雑ネタバレ自分解釈
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02 ステイ・ミー・ライク
わかさぎ姫のお話です。
わかさぎ姫は人魚姫がモチーフなので、童話のように悲恋で泡になったらその泡でスパークリングワイン作ったら美味しいんじゃないかと思いました。
人魚の涙は宝石で、恋が叶わぬときは涙の宝石から泡になる。
人の不幸は蜜の味、その涙の泡は言葉にできないくらい甘い味です。
イヌリンさんが素敵な詩を添えてくれました。
03 LOVER POTAGE
レミリアと咲夜のお話です。
恋する乙女の血は何よりも甘く、素晴らしい。他の血なんて、比べ物にならないくらい。
咲夜がまだ幼い頃に怪我をしたときの血が忘れられないものの、人間の血には限りがある。全て飲んでしまうと咲夜は−−−レミリアが、自分の気持ちに名前をつけることもせず、日々過ごしていく話です。
咲夜はもう知っていて、だからこそ全てを捧げたい、飲んで欲しいと思うのにレミリアが避けてしまう、どうしたら伝わるのか考えた先に行き着いたのが目の前で死んで見せることでした。こうでもしないと血を飲んでもらえない、その思いで銀のナイフで首を切る。けれどレミリアはそんなことを願っていない。一緒に生きたかったからこそ、血を飲むのを避けていた。死んでしまった人の血には思いは宿らず、いつも美味しくないと文句を垂れていた他のモノの血と同じ味。あの時の甘美な味は、咲夜が生きてこその味だったレミリアは銀のナイフを手にとって。
04 SANA'S☆キッチン
フェアリーテリーヌ、そのまんま絵の通り、妖精のテリーヌです。
一応ルナチャイルド(月っぽい鶏肉のトマト巻き)、サニーミルク(太陽っぽいヤングコーン)、スターサファイア(��クラ)みたいな感じで似たような形でぼんやり連想できたらなと思います。
テリーヌって綺麗だけど、詰めて形を整えて、ってところから早苗がコンプレックスや思い(綺麗なものだけみていたい)を固めて詰めて、食べることで乗り越えようとしているってかんじです。妖精側はたまったもんじゃないですね。
06 リラのドルチェ
博麗の巫女の代替わりってどんな感じだろうと思って作りました。
巫女になる子供は八雲紫が神隠しで選んでいて、幻想郷に連れてこられて博麗霊夢として生きていて、その記憶とかを引き継いだりしていたらな、という気持ちです。博麗の巫女になったからには少女のうちに人間が終わると思い込んでいた霊夢に、今回の霊夢を気に入ってしまったがために「一緒に生きてみたい」という欲が出てきてしまい…というはなしです。一緒に生きていくには人間では脆すぎる、次の博麗霊夢も用意する時期、博麗霊夢が博麗霊夢をやめる儀式としてデザートを食べて、その後花になり花になった前代博麗霊夢を次の博麗霊夢が食べることにより正式に博麗霊夢が生まれるなら、と思っています。リラは八雲紫の思いと、人間としての機能や司令塔の脳のような形をしていることからリラのドルチェになっています。
博麗霊夢になってしまったからには覚悟もできていて、死んでしまう時がきたと八雲紫と最後のデザートを食べているのに、賢者の気まぐれにより、死ぬのではなく人間を辞めることになってしまい、博麗霊夢も人間ではなく妖怪のようになってしまったら?今食べたのは致死量の毒の代わりに何を食べてしまった?
博麗霊夢として死ぬことをゴールに生きてきて、今までの人生に悔いもないとしたら、これ以上の人生をどうやって歩まなければならないのか?という霊夢と紫の思いのすれ違いの話です。
ちなみにですけどこれは私の解釈で田中解釈とはまた違うと思うので聞いてみてください。
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kieruts · 4 years
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コップに入った水に触れたかったのですか?
いいえ、私は水になりたかったのです。
その水は貴方の喉を潤しますか?
涙となって溢れ出すこともあるかもしれません。
その錠剤を砕きましたか?
でもそれは水には溶けませんでした。
舌の上をざらざらと、それはとても嫌な感じがしました。
子供の頃に、帰りが少し遅れてしまい怒られるのではないかと
ドキドキしながらチャイムを押す。
あの時の、ざわつくいやな感覚に似ていました。
これは、なんですか?
これは、わたしが眠りにつくまでにひたすら、ポチポチと言葉を綴る、羅列の1つです。
そうです、昔から、本当に昔から
螺旋階段が好きだったんです。
どこまで降りていけますか?
どこまで登ったなら
足の骨が砕けるでしょうか。
片目が見えなくなり脈がとまり
私ははじめて本当の意味で
落ちてゆく彼女の真似事ができるようになるのでしょうか。
この文章になんの意味もありません。
ひたすらにただひたすらに。
わたしの胃に流れ込んだ0.25ミリのハルシオンが血液の管の中を埋めて
わたしの意識を殺すのを、
訂正します。
殺してくれるまでの、
自由帳のような扱いですので、
どうか、
お気になさらずに。
これは、私の敬愛するお方の真似事のような。
退屈が嫌いなので、普通をすることをやめます。
私の体に今起きていることが目に見えたなら
あなたは私の髪をなでてくれるかもしれません。
布団の上で、腕を真上に伸ばしました。
暗闇の中に、あるのにない、私の手を、探しに来てくれますか?
私の手のかたちは、あなたが思っている形とは少し違うかもしれません。
色も、違うかもしれません。
真っ暗な中で、確かにあるそれが、私のものとは限らないそのリスクの中で
あなたが私の手をとることがあるならば
その時私は、もしかしたら
はじめてこの世界に生まれてきたができるようになるのかもしれません。
0.25ミリのハルシオンの次に私を掻き回す、間違えました、掻き混ぜるのはおそらくバルプロ酸アメルかと思われます。
そろそろ意識が薄らいできました。
このあたりになってくると、とても心地がよくなってくるのです。
ふわふわ、そんなものでなく、
どちらかというとまったりに近いです。
嗚呼、そうでした、
私は、水になりたかったのでしたね。
昨日あなたはどんな夢を見ましたか?
そもそも夢を見ましたか?
そもそもあなたは昨日いましたか?
生きていましたか?
あなたは本当にいるのだろうか。
確かめる術を持たないわたしたちは、
なんて不確かで曖昧で
そんななかで愛だの恋だの。
僕たちはいったい宇宙人のような生命体ですね。
あ、これじゃあ宇宙人に失礼だ。
失敬。
次にぼくの身体を駆け巡るのは麦茶です。
ぼくは麦茶をたくさん飲みます。
飲んでも飲んでも変わらないから
変わらないって良いなって思うから。 
甘い飲み物をたくさん飲むと怒られます。
あれ?ぼくはどうしてラムネをなくしてしまったんだっけ。
あんなに部屋を掃除したのに、
ビニールシート越しの先生は、いつもより優しく見えた。
でも、たぶんそれは優しいじゃなくて、か細く見えたのだと思う。
先生、あなたのことが好きですよ。
ふわっとした感じが嫌いじゃない。
ぼそぼそと話す割に、自分の話になると少し表情が柔らかくなる、
そんな自分を、先生、あなたは知っていますか?
あなたは良い人。ぼくはそう思う。
自転車に乗った。
坂を降りるために。
たぶんぼくはもっともっと坂を下りたい。
もっともっともっともっと
坂を下って
リラの樹の下で君と手をつないで眠るんだ。
夜は、ビーフシチューを作ってよ。
エプロンをしてさ。
ぼく、君に三つ編みを結ってあげる。
二人であやとりをして遊ぼう?
ママがクッキーを焼いてくれたから、バスケットにジャムとミルクとマドレーヌとさ、そんなそんなたくさんをつめて
もう今は花の一つも咲かなくなったあの灰色の丘でPicnicをしよう。
君、右手がなくても大丈夫だよ。
ぼくは両手があるから。
そのかわり、君は歌を歌ってね。
ぼくは一昨日喉を焦がしてしまったばかりだから。
一緒にいれば大丈夫だよ。
ぼくが君の水になる話だったね。
飲み干して。ぼくが君の血液の中にたくさんのざらついた砕いた錠剤を流し込むかかりみたいなものをやってあげるよ。
い��いろな色があるんだよ、青とか黄色とか。
君はピンクが好きだった気がするから、今度、先生に頼んでおいてあげるよ。
先生はすぐパソコンのキーボードを叩くんだ。
だからすぐにキミにあったピンク色の錠剤がみつかるよ。
どうしたの?泣いているの?
悲しいの?苦しいの?
可愛そうな君を見ているのが苦しいよ。
僕におさえつけられて、あることないこと。
頭を打って死んだら彼は愛してくれるかもしれない。
でもわたしがほしいのは黒い翼じゃないの。
透明なやつ。がいいよ。
あまりそのへんじゃぁ売ってないし、使ったこともないけど
背負ったら自由になれるって聞いたんだ。
透明なやつ。背負ったらどこまで行けるんだろう。
あ、今やっと私の体の中に全部の錠剤が液体として血液のなかでスパークをはじめたみたい。
眠るんだ。
眠るんだ。
知ってる?
わたしが今あんまり幸せじゃないってこと。
それは世界のせいじゃない。
それはわたしがこの文章を書いている人物と朝になると交代するからよ。
朝のわたし、ごめんなさいね。
これがあなたがずっと欲しがってた精神分裂病の疑似的思考だよ。
かわいそうに。ざまあみろ。
かわいそうに。くそったれ。
あいしてるよ。嫌いじゃない。
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makomanailandss · 7 years
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桜の暴
北海道の木には大別するともともと生えている「自生種」と、ライラック、ポプラ、プラタナスなどの「外来種」、そして明治以降に本州から入植した開拓者が故郷を思い出すために持ち込んだ「望郷種」があるという記事をwebで見た。イチョウ、クリ、サワラ、アカマツなどがそうであるらしい。
八重桜は、故郷を思い出してというより、通りを華やかに飾ろうという動機で植えられていそうなので、考えてみたら上に書いた三通りの大別が関係なくなってしまったのだが、今咲いている花の中では最も存在感があり、ちょっと凶暴というくらい、ピンクが爆発している。チューリップでも何でも、ここでは園芸種の花の色が強くて、量も多くて、過剰だ。
合わせて最近はライラック(フランス語でリラ)という、この土地に特徴的であるらしい花も咲いてきた。北海道は5月末から6月頭にかけて一旦気温が下がるらしく、それを”リラ冷え”という。日本的な感性が北の自然を新たに捉えた季語なのだろう、口にするのがなんだか嬉しく、使いたくなる言葉である。
ライラックは札幌の人にとって特別な花なのか、大通り公園では「ライラック祭り」というのがあり、真駒内でもよく見かける。見ると、ほほおこれがリラね、と銘物を眺める気がするのだが、今の所はまだ八重桜の爆発具合のほうが勝っている。小さい頃は、花の形をそのまま手にするのも難しいような儚いソメイヨシノより、強いピンクにボリュームもある八重桜の方が圧倒的にいい!好きだ!と思っていたのだけど、それにしても八重桜ってこんなだったっけか、と知っているようで知らない花を見るような気がしている。
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niagara-heartly · 7 years
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リラの花咲く頃 When the lilac blooms -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- #Lilac #Lilas #Flower #Nature #May #EarlySummer #リラ #ライラック #花 #初夏の花 #初夏
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kachoushi · 3 years
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各地句会報
花鳥誌 令和3年9月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
……………………………………………………………… 令和3年6月2日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
大日焼け少女は肩を焦がしけり 世詩明 廃村の家並にしかと花菖蒲 同 夏菊の白を重ねて供へけり ただし お寺より俗に貰はれゆく子猫 清女 永き日を半分横になる暮し 同
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月3日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
庭石の湿り程程梅雨に入り 英子 かびの香と回想満ちる棚の奥 さとみ 草茂る敵の如く鎌を研ぐ 都   旅を待つ衣裄に掛る夏衣 同  緑陰に五百羅漢の喜怒哀楽 同
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月3日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
潮の香を消して辣韭掘り進む 美智子 灯消し梅雨闇へ影戻しやる 都   たらちねの好みを供へ夏に入る 幸子 麦秋に溺れてしまふ道祖神 悦子 夾竹桃原爆ドームへのすがら 益恵 樟脳の匂ひの満てる更衣 立子 デイケアを戻り五月の海を見る すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
縄文の丘を辷りて瑠璃蜥蜴 要   夏蝶が堆積層をまた跨ぐ 荘吉 夏潮の遠くなりては貝塚に いづみ 縄文の貝の白きへ更衣 三郎 貝塚は朽ち捨てられし夏の月 いづみ 幾夏の土器を見つめてゐる博士 三郎 貝殻は貝の白骨南風吹く 千種 縄文へ吸ひこまれゆくサンドレス 三郎 ひんやりと手に縄文の蟻冷ゆる 順子 貝塚に遊ぶおさいは夏の草 和子
岡田順子選 特選句
沙羅散つて今日一日の甃 炳子 紙垂ととのふ祭迎への男たち 慶月 蛍を呼ぶ父の背の丸みかな 美紀 貝塚の地層の底へ実梅落つ 要   縄文へ吸ひこまれゆくサンドレス 三郎 蟻の塚大森貝塚をなせり 千種 貝塚の地層は夏へ湾曲す 俊樹 いつさいのやがては遺跡万緑裡 千種 貝塚を見て縄文の海は見えず 俊樹 夏潮の遠くなりては貝塚に いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月8日 萩花鳥句会
風車千個舞ふ如山法師 祐子 時鳥今年の声は椿谷 美恵子 そら豆の一粒さまの安居かな 健雄 梅雨の頃畳乾拭く母ありて 陽子 夏大根蔵王風土は辛味濃く ゆかり 梅雨晴や窓といふ窓開け放ち 克弘
……………………………………………………………… 令和3年6月9日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
花石榴越堂偲ぶ安養寺 令子 岩魚跳ね九頭竜峡は清々し 登美子 薔薇赤しいづれもクイーンエリザベス 紀子 黒猫を追へば石榴の花の家 登美子 石榴咲き娘の嫁ぐ日を迎ふ あけみ 白藤も犬も引越しクレーン来る 令子 金色に福井平野は麦の秋 同  存分に玉葱を干し一日終ふ 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月10日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
晴天のどこかに梅雨入りてふ翳り かづを 風に風ふれては光りゐる若葉 同  そぼふるに夢にたはむれ七変化 数幸 こは死地ぞ地中におはせ大蚯蚓 同  何処に落せし金色の蜥蜴の尾 雪   籐椅子に誰彼となく座して古り 清女 咲き初むる白は神慮か花菖蒲 希   水脈も無くたゞゆるゆると川梅雨入り 天空
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月12日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
海霧深き宗谷岬の霧笛鳴く 独舟 万緑の真ん中に座す母校かな のりこ 人だけが星に名をつけ夏の夜 同  熊鈴の響き藻岩の山開き 同  炎天の呼吸バッハの無伴奏 同  短夜や子の隠し持つ漫画本 同  リラ冷や恋は水色すみれ色 岬月 綿菓子に祭の顔の埋もりたる 同  蜘蛛の囲の瞬く星を織り込めり 同  ライラック百の乳房の香を放つ 雅春 祭り笛振り向けばストーンサークル 同 
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
毛虫焼く時仏心の失ひし 英美子 逢ひたき人夢のなかまで蛍の夜 みす枝 涼しさや一重まぶたと長き指 上嶋昭子 冷奴時に聞こえぬふりをして 同  払つても払つても目まとひの道 清女 暑き日のパンク修理の盥水 三四郎 ハンモック少年期とはいくつ迄 上嶋昭子 向日葵を描けば顔を描きたし 世詩明 日焼けしてもうハンドルを握らぬ手 清女 菖蒲の湯米寿の四肢を撫で申す みす枝 タンポポの絮が迷つてゐる厨 清女 庭下駄の上に鎮座の蟇 上嶋昭子 灯台は天に伸びたり卯波寄す 同  紫陽花や手毬潤す山雨急 時江
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
靴箱に主無き靴や梅雨に入る ゆう子 句碑の辺の枝整ひて梅雨に入る 文英 翡翠の影を置かざる速さかな 三無 焔立つ藁の焙りや初鰹 幸風 奥社まで会話の弾む夏木立 美枝子 名刹の鉄扉漆黒梅雨に入る 多美女 翡翠の集めし視線ごと水へ 秋尚 約束の果せぬままに梅雨に逝く 亜栄子 庭下駄を揃へし先に雪の下 多美女 下校の子約束多き柿の花 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
いささかの訳あり顔の残り鴨 雪   白牡丹暮れかねてゐる夕心 同  草抜きて抜きて終生草取女 みす枝 水鉄砲撃たれ喜ぶ爺と婆 同  日除帽目深に色白の女 英美子 席題の筆書き揺らす風薄暑 やす香 老眼鏡掛けたるままの大昼寝 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月16日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
父の日の父と呼ばれし人は我 世詩明 花石榴むかし空襲ありし寺 令子 高倉健見し昂ぶりに火取虫 清女 紫陽花や乾きしままの絵の具皿 啓子 夏服の四肢まだ白き鼓笛隊 泰俊 逃がさうと掌広げ見る蛍 同  梅雨晴や袋小路に広小路 数幸 首級無き武将の墓や落し文 雪   真砂女好き真砂女嫌ひの洗ひ髪 同  麦秋や焦げんばかりに村の墓 同  一向に代り映えせぬ更衣 同  振り向かず尺取虫でゐる間 同  尺蠖の測り切れざる己が影 同
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
森閑と森灯すかに黃釣船 貴薫 草螢出でよ遺跡の眠る丘 炳子 鉄柱に逆三角の蜘蛛の糸 幸子 御出現遺跡の森の青大将 久子 堂裏に十薬白を正しくす 斉   万緑に奔る兄弟紛れ込む 亜栄子 餓鬼大将ざりがに釣りに伴揃へ 三無 万緑や遺跡の底に笛の音 久子
栗林圭魚選 特選句
森林を活き活き燥ぐ父の日よ 文英 森閑と森灯すかに黃釣船 貴薫 青々と風を広げて今年竹 斉   ごぼごぼと水音に群れ半夏生 文英 あぢさゐに彩を注ぎて雨上がる 三無 吾子よりも大声出して蝲蛄を 眞理子 下闇の鳥の声まで吸ひ湿める 貴薫 あぢさゐの白を揃へて家並古る 斉   湿りたる山気に垂れる黄釣船 三無 雨上がり万緑爆ぜて闇匂ふ 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年6月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
尺取りの時に尺取り損ねたる 雪   空よりも暮れたる水に蛍かな 同  六月の鏡は蒼き肌うつし 昭女 紫蘇揉めば青虫ぬつと現れぬ 同  黒南風やハンフリーボガード名画座に 同  終りなき蟻の行列続きをり やすえ 植田もう高き鉄塔映らざる みす枝 ここいらが平家平と五月闇 一涓 もう蟻の列を逸れたり龍之介 同  餌を待ちぎぎめく軒端燕の子 同  落人の末裔として見る蛍 同  蛍の源氏平家のもつれ飛ぶ 世詩明 背が曲り腰が曲りて汗をかく 同  蛍籠下げたる方が妹らし  同
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… なかみち句会(六月投句句会) 栗林圭魚選 特選句
床上げを数へる指に梅雨の月 聰   たまゆらに雲間を走る梅雨の月 怜   露天湯にほぐるる身体梅雨の月 三無 玄関に亡夫の夏帽そのままに 怜   つば裏に母の字残る夏帽子 美貴 家人留守蠅取蜘蛛と遊びけり 和魚 けんけんを見ててとねだる夏帽子 美貴 壁を這ふ蜘蛛ちらつきて寝つかれず 怜
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
早苗饗の一献は田に撒きにけり 愛   形代に指折り記す妹の年 志津子 東京に捨てきし女薔薇真つ赤 成子 神妙な名越の親子赤ふどし 久美子 東に青龍潜む涼しさよ 美穂 棄て畑を大きく背負ひ独活の花 さえこ 受話器持つ店主の片手蝿叩く 久美子 よりどころなき夜たぐりて麻蒲団 愛   その奥に神木聳ゆ御祓かな 伸子 toCoda(トウコーダ)のある三味の譜や夏暖簾 勝利 竹皮を脱ぎ業腹をふりきりし 睦子 藍浴衣横顔ばかり流す川 佐和 父の日の父と偲びぬ母のこと 喜和 長老に御祓を委ねゐし野川 洋子 蛍火のすいと消えたる黄泉の口 ひとみ 羅や下駄の音にも色のあり 喜和 岩に散る貝の化石や夏至正午 勝利 羅の少女さらつて小夜嵐 佐和
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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