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#医療関係者に感謝
kennak · 3 months
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2021年に米ミシガン州の高校で男子生徒(当時15)が銃を発砲し、11人が死傷した事件で、息子の犯行を止められなかったとして過失致死罪に問われた母親に対し、地元の陪審団は6日、有罪の評決を出した。子供が起こした銃撃事件で保護者が過失致死罪で有罪とされたのはアメリカ史上初めて。検察はジェニファー・クランブリー被告(45)を、不注意に息子に銃を持たせ、危険の前兆を無視したとして起訴した。息子の父親のジェイムズ被告も過失致死罪に問われており、別に裁判が開かれる。父親は無罪を主張している。現在17歳の息子は終身刑に服している。広告2021年11月30日にミシガン州オックスフォードにあるオックスフォード高校で起きた銃撃事件では、生徒4人が死亡、教員1人を含む7人が負傷した。判事は評決を出した陪審団に対し、おそらく「これまでで最もつらいこと」だっただろうと述べた。ミシガン州オークランド郡の裁判所で評決が読み上げられると、クランブリー被告は感情を表に出さずに、まっすぐ下の方を見つめた。4件の過失致死罪で起訴された同被告は、それぞれで最長15年の禁錮刑が科せられる可能性がある。犠牲者の親族の中には、この評決に安堵(あんど)の表情を浮かべる人もいた。射殺されたテイト・マイヤーさん(当時16)の父親バック・マイヤーさんはBBCに宛てた声明で、「国民が声をあげた!」と語った。「その声に賛成するか反対するかは自由だが、これが(司法)システムのあり方だ」事件を予見・回避できたのか母親が殺人事件を予見し、防ぐことができたのかが、この裁判の焦点だった。クランブリー被告と夫ジェイムズ被告は、銃撃事件の数日前に銃を購入した。息子はこれを事件で使用した。夫婦は事件の数日後に警察に犯罪容疑をかけられた。警察は事件後に2人の捜索を開始し、一般市民からの情報提供を受けてデトロイト市内の工業ビルで発見した。2人は保釈金を支払えず、2年以上、郡の拘置所に収容されていた。当初は夫婦そろって裁判にかけられるはずだったが、昨年11月に別々の裁判を求めた。ジェイムズ・クランブリー被告の裁判は3月に行われる予定。検察側は法廷で、息子のイーサン・クランブリー受刑者がメンタルヘルスに関連した支援を求め、幻覚症状を訴えていたのに、両親が治療を受けさせなかったことを示す証拠を提出した。クランブリー被告は息子に精神的な問題があるとは思わなかったと述べた。事件当日の朝、両親は息子が描いた気がかりな絵に関する学校での話し合いを切り上げて仕事に向かった。息子を家に連れて帰るのを拒んだという。息子のバックパックには銃が入っていたが、学校関係者は中身を確認することなく生徒を教室に戻した。そのわずか数時間後、息子はハナ・セント・ジュリアナさん(14)、テイト・マイヤーさん、マディシン・ボールドウィンさん(17)、ジャスティン・シリングさん(17)を殺害した。画像提供, Getty Images画像説明, 被害者家族と抱き合うオークランド郡のカレン・マクドナルド検察官検察は2週間にわたる審理で、クランブリー被告がプライべートなメッセージで息子のことを懸念していたにもかかわらず、助けを求める息子の訴えを無視したという、同じ主張を試みた。検察側はクランブリー被告と不倫関係にあった男性との間で交わされたメッセージを示した。同被告は、事件当日の学校での話し合いに出席する前、息子が「何かばかなこと」をするのではないかと恐れていると述べていた。クランブリー被告は法廷で、息子のために購入した銃の責任を夫に押し付けようとした。11月末のサンクスギビング(感謝祭、祝日)の翌日、夫が息子に拳銃をプレゼントするため銃砲店に息子を連れて行ったと、クランブリー被告は陪審団に述べた。同被告は銃の安全管理に責任を持つことに「気が進まず」、夫に銃の管理を任せたとした。保護者の有罪評決による影響は一部の専門家は、クランブリー夫妻に対する裁判によって、銃乱射事件を起こした子供の保護者の起訴が増加する可能性を示唆している。ペンシルヴェニア大学のスティーヴン・J・モース法学・精神医学教授は、イーサン・クランブリー受刑者が罪状を認めたのだから事件の責任は同受刑者にだけあるとし、今回の評決には同意できないと述べた。「彼女が必ずしも世界最高の母親でなかったことは理解しているが、それ自体は犯罪ではない」モース教授は、今回の判断が悪しき前例となり、裁判所が今後同じような状況で「スケープゴート」を探すようになるかもしれないと指摘した。一方で、今回のケースは非常に珍しいもので、より広範な影響はないだろうとみる専門家もいる。ミシガン大学のフランク・ヴァンダーヴォート教授(法学)は、「これ(評決)をきっかけに、よくある事件で保護者が起訴されるという事態が次々起こるようになるとは思わない」と述べた。「この事件をめぐる事実はかなり特異だし、ある意味で極端だと思う」被害者家族の反応被害者の家族は、学校関係者がクランブリー夫妻のように法的責任を問われていないことへの不満を示している。「学校で起きた失敗に関して、なぜ(法的)システムは国民が決めることを許さないのか?」と、被害者の父親のマイヤー氏は6日の評決後、BBCに語った。「この政府は異なるルールのもとに存在しているというのか?」昨年発表された独立機関による調査では、イーサン・クランブリー受刑者のバックパックの中身を確認せずに教室に戻ることを許可するなど、学校側の制度に複数の欠陥があったことが指摘された。この報告を受け、学区側は慣行と方針を見直し、改善すると約束した。(英語記事 Jennifer Crumbley: Michigan shooter's mother found guilty of manslaughter)
銃乱射した少年の母親、過失致死で有罪評決 米史上初 - BBCニュース
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harawata44 · 4 months
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歌手の八代亜紀さん、昨年12月30日に死去 73歳 膠原病で活動休止中 「雨の慕情」「舟唄」などヒット | ORICON NEWS
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以下引用
 膠原(こうげん)病のため活動を休止していた歌手の八代亜紀さんが昨年12月30日に死去した。73歳。所属事務所のミリオン企画が9日、公式サイトで発表した。お別れの会は後日執り行う。詳細は改めて知らせる。
 同事務所は「2023年9月に膠原病の一種であり指定難病である抗 MDA5 抗体陽性皮膚筋炎と急速進行性間質性肺炎を発症し療養を続けておりました弊社所属の八代亜紀が12月30日に永眠いたしましたことを謹んでご報告申し上げます」と説明。葬儀は「八代自身の強い遺志により弊社スタッフのみで2024年1月8日に執り行いとても穏やかな顔で旅立ちました」と明かした。  「一日も早い復帰を目指し治療とリハビリに励んでおりましたが容態の急変により皆様へこのようなご報告をしなければならなくなりましたことは無念でなりません」と胸中を吐露。「代弁者として歌を歌い表現者として絵を描くことを愛し続けた人生の中で常に大切にしていた言葉は『ありがとう』でした 『一人では何も出来ない��支えてくれる周りの皆様に感謝を』という父と母からの教えを八代自身は体現し続けて参りました」と悼んだ。  療養期間中もスタッフや医療従事者に「みんなありがとう」と感謝を伝えていたそうで「最期まで八代亜紀らしい人柄が滲み出ておりました これから先いつまでも八代亜紀が命を吹き込んだ作品の数々が沢山の人達に愛され皆様の心の中に生き続けることを八代自身も望んでいると思います」と記した。  最後に「今まで応援してくださったファンの皆様 関係者の皆様に心より深く感謝 御礼申し上げます 本当にありがとうございました」とした。  八代さんは熊本県八代市出身。1971年にデビューし、「なみだ恋」「愛の終着駅」「もう一度逢いたい」「舟唄」など数々のヒット曲を出し、80年に「雨の慕情」で『第22回日本レコード大賞』を受賞。2012年には、ジャズアルバム『夜のアルバム』が話題となった。『NHK紅白歌合戦』には計23回出場し、2年連続大トリを含むトリ3回を務めた。昨年9月に膠原(こうげん)病のため年内の活動を休止すると公式サイトを通じて発表していた。
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ryotarox · 3 months
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謝罪論 謝るとは何をすることなのか | 古田 徹也 |本 | 通販 | Amazon
「すみません」では済まないとき、 何をすれば謝ったことになる? 責任、償い、約束、赦し、後悔、誠意への懐疑―― 謝罪の機能や不適切な謝罪の特徴を解き明かし、 学際的な知を総動員して、「謝罪の全体像」に迫る! 【本書の内容】 親はある時期から、悪さをした子どもを叱る際、そういうときは「ごめんなさい」と言うんだ、と教え始める。すると、子どもはやがて、「ごめんなさい」と言うことはできるようになる。けれども今度は、場を取り繕おうと「ごめんなさい、ごめんなさい……」と言い続けたり、「もう『ごめんなさい』と言ったよ!」と逆ギレをし始めたりする。 「違う違う! ただ『ごめんなさい』と言えばいいってもんじゃないんだよ」――そう言った後の説明が本当に難しい。「すみません」で済むときもあるが、それでは済まないときも往々にしてあるからだ。「すみません」といった言葉を発したり、頭を下げたりするだけでは駄目なのだとしたら、何をすれば謝ったことになるのだろうか。声や態度に表すだけではなく、ちゃんと申し訳ないと思い、責任を感じることだろうか。しかし、「申し訳ないと思う」とか「責任を感じる」とはどういうことなのだろうか。そして、そのような思いや感覚を相手に伝えるだけで、果たして良いのだろうか。結局のところ、「謝る」とは何をすることなのだろうか? 本書では、満員電車のなかで意図せず他人の足を踏んでしまったときの謝罪から、強盗の加害者による被害者への謝罪、さらには、差別的言動や医療過誤、戦後責任などをめぐる謝罪に至るまで、多様な事例を具体的に取り上げながら、「責任」「後悔」「償い」「赦し」「当事者」「誠実さ」といった、謝罪をとりまく重要な概念同士の関係を丹念に解き明かしていく。そして、謝罪という行為の全体像を描き取ることを通して、「謝るとは何をすることなのか」という問いに対する十全な回答を提供する。 本書のこうした道行きは、不適切な謝罪と不必要な謝罪がともに蔓延するいまの日本の社会状況に対して、これを批判的に分析するという要素も併せ持つだろう。この社会で他者とともに生きていくための手がかりをさぐる、実践的探究の書。 【目次】 プロローグ 第1章 謝罪の分析の足場をつくる 第2章 〈重い謝罪〉の典型的な役割を分析する 第3章 謝罪の諸側面に分け入る 第4章 謝罪の全体像に到達する エピローグ
- - - - - - - - - - - - - - - - 謝るとは何をすることなのか――古田徹也さん最新刊『謝罪論』プロローグ全文|かしわもち 柏書房のwebマガジン
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bouzumama · 1 year
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本日、本年最後の営業になります。来年は4日から営業再開になります。本年は、皆様に大変お世話になり、感謝の気持ちが止まりません。来年も、何卒よろしくお願い致します。皆様、良いお年をお迎え下さい。 #ぼうずママ #医療関係者支援店 #LGBTQ支援店 #韓国家庭料理 (ぼうずママ) https://www.instagram.com/p/CmyRXPgLQDIi4817Jj4368FGQKvL3WA4RycKSk0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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titosuzu · 1 year
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#萬腹企画15杯目 『恋愛疾患特殊医療機 a-xブラスター』 千秋楽終わったので 初日に観劇。オープニングのダンスで鳥肌が! 人を思う気持ちの暴走。誰もがなる可能性のなかの今回は姉弟の心の繋がり。 勿論いつもの満腹企画さん。笑える所も沢山!本当に元気にな��ました! #萬腹企画 #axブラスター2022 片梨桜人役 #古謝那伊留 さん 今回の劇中一番成長する片梨。最後には頼もしい感じになっていた!主演お疲れ様でした! 芋堀藍子役 #城恵理子 さん 初めての満腹企画。途中からのキャラ変、父、母、弟を思う心の強さゆえの患い。素敵な演技でした。 神楽侑役 #松田裕さん 日本チームの科学者。片梨と芋掘の2人に気を使ったりと 繊細な科学者役。楽しかったです! アルフォンス真理華ヴァイオレット役 #吉田莉桜 さん 日本チームとも積極的に交わり 芋掘藍子に友情以上の感情を��そんなヴァイオレット役素敵でした。 姫羽白シャルルマーニュ役 #築田行子 さん 謎を秘めたシャルルマーニュ。鯉景総理とも通じているその正体は…いろいろと考えています。良かったです♪ 犬飼役 #大野紘幸 さん コミカルな警官役がお似合い!テンポも良く面白かったです! ミカエラ鏡華オリーブ役 #桐田伶音 さん すっかり満腹企画さんお馴染みのお顔。ただのイケメン役ではない!今回も楽しかったです! グリフィス李梨花スカーレット役 #倉田瑠夏 さん 狩樹まひるとの邂逅シーンは痺れた。頭の中で映画のワンシーンのように背景も見えた気がしました。 猫峰碧役 #SEIICHI さん 今回は姉思いの優しい弟。姉を止める為、勇気を出して助ける為に向かう!良かったです! デイジィ桃華グレイズ役 #影山靖奈 さん 海外チームの切り込み隊長。患いきった芋掘りの魔の手に!アクションも素敵でした。 鯉景侑里役 #藤崎朱香 さん 腹に一物だけじゃない物を含む役。難しい役でしたが シャルルマーニュとの関係も含めて良かった。 毛利ジュンヤ役 #辻憲斗 さん 愉快な二人組のチンピラ役が 楽しく観られました! 伊井麻恵理役 #蜷川まゆ さん 冷静沈着な役かと思ったら患いぶりにビックリ!楽しかったです! 乃ノ香アンダーソン役 #七瀬玲 さん 海外チームでは後輩なのかな?突っ走る先輩に必死についていく。 小岩フミコ役 #西部さやか さん 折笠さんと 文字通りの大暴れ!いや〜楽しかったです! たける役  #作田慎吾 さん カップルYouTuber役!いや〜イライラする役を見事に!演じてました! あみ役  #大橋頼 さん 同じくカップルYouTuber役。今回のような役者は見たことないので 逆に観ていて楽しかったです。 戸田トシオ   #折笠秀幸 さん 西部さんと共に冒頭から大暴れ!今回も楽しませてもらいました! 高橋ケンヂ役 #久遠剣司 さん 役の上では存在感のないチンピラコンビ。それが功を奏する事になるとは!楽しかったです。 狩樹まひる役 #伊藤佳織 さん 確かに普通の人間役はいつ以来?段田とのコンビのやりとりも楽しかった。毎回の事ですが、今回も満腹になりました。 本橋賢役 #小俣一生 さん 今回の役は最初から想像出来ないラストの姿。パンフレットの写真がネタバレになっているという! 今回も楽しかったです。 海腹薫役 #緑川睦 さん 多分凄い人なんだけども 前に出過ぎない研究者といった感じで安心して観ていられました。プロデュースにもお名前。お疲れ様でした! 情報屋役 #平康臣 さん 今回も楽しく 満腹になりました!てっきりお父さん役のかと思っていましたがただのホームレスとは! 今回もありがとうございました! 段田道行役 #八木将康 さん ぶっきらぼうなだけじゃない段田がびったり!でした。 カイザー役 #松本旭平 さん ちょっと子供っぽいけど天才科学者役がピッタリ! 楽しかったです。初日のゲスト!ありがとうございました! https://www.instagram.com/p/Ck8Xk3vS6DB/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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teruyukifujii · 1 year
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高熱で発熱外来に行き検査すると、コロナもインフルエンザも陰性で、腹痛があったので念の為CT検査をしてくださったことが功を奏した。家族を呼ぶようにいわれ、ことの重大さに気付く。緊急手術の可能があったが、病院のキャパの問題で大阪医療センターに救急移送された。この時期に入院出来たことがラッキーだと救急対応の看護師がおっしゃってた。国立の病院に搬送されたので、家内には覚悟して病院に来るように伝えた。緊急手術の場合は、腸を切ったり、人工肛門の可能性もあったが、抗生剤の投与で炎症が抑制され痛みも数日で消えた。1週間の絶食は、不思議と苦にならなかったが流動食がはじまると、食事の時間が恋しくなる。食べても腸内が大丈夫なのかのチェックの日々。おかげ様で、なんとか年内退院となった。憩室炎は再発の可能性がありますので、腸内環境を整えてすごします。 同じフロアの患者さんとの世間話も印象的、それぞれのドラマがありみんな時間(寿命)を生きている。 お仕事関係者、医師、看護師、友人、知人、家族、全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。 #感謝 #より良き未来を #その先に明るい未来が想像出来るか #その先に明るい未来が創造出来るか #いつも本気 #JustDoIt #完璧を目指すよりまず終わらせろ #でも丁寧に #DoneIsBetterThanPerfect #iphoneで撮影 #TakenwithiPhone #stayhome #君子危うきに近寄らず #最悪を想定し最善を尽くす #この世界で生きていく #WeatheringWithYou #国立病院機構大阪医療センター #大阪医療センター #憩室 #点滴 (国立病院機構 大阪医療センター) https://www.instagram.com/p/CmvSSk0Sc_X/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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aikider · 2 years
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ケインズ理論の誤用
前回の続きです。前回はコロナでの生活困窮に対しては直接給付のほうがいいと述べました。
直接給付に対して批判は多く、それよりもケインズ的に有効需要を創出するほうがいいという意見もありますが、東京五輪にせよGoToにせよ、昨今の再分配政策はかなり偏りが大きいです。非正規雇用を増やし、しかも正規と非正規の待遇に大きな差がある状態でこれをやった結果、一番もうかったのは人材派遣業という笑えない状況になってしまいました。この状況で財界は賃上げも消極的です。上げたら潰れてしまうからということなのですが、他国で上がっているのに日本だけ上がらないというのは、付加価値を高めることに失敗したということです。これはひとえに経営者が無能だからなのですが、日本の経営者は淘汰されません。株主が物言わないなど問題が指摘されてはいますが、根本的には潰れるべきゾンビ企業を延々と延命し続けたことにあります。政府としては、ゾンビ企業を潰したら失業率が上がるから潰したくないということでしょうが、経済にとっては企業の新陳代謝があるほうが望ましい。ゾンビ企業を潰せば一時的に失業者は増えますが、そこは失業保険や生活保護その他の直接給付を緩和、拡充するべきです。日本は生活保護の漏給が濫給の10倍あるのです。企業への補助金を減らせば予算は捻出できます。失職してもすぐ再就職できるのであれば問題ありません。フィンランドなどはそういう仕組みを取っていて、企業に厳しく、労働者(失業者も含む)には優しいです。日本は逆に労働者に厳しく、企業に優しい、というより甘い。日本は今まで企業を甘やかしてきたのです。いい加減に企業を甘やかすのはやめるべきです。
誤解のないように言っておきますが、私はケインズ理論の支持者であり、公共投資を通じた有効需要の創出を否定しません。念のため確認しておきますと、ケインズ理論では好景気の際に緊縮、不景気のときに緩和を行うとしています。とくに不景気の際には政府が公共事業を行うことで企業が潤い、雇用が拡大し、最終的に労働者までカネが行き渡ると景気が回復するということになっています。これを説明するのが有効需要という言葉ですね。しかし過去30年を振り返ってみると、明らかに日本の公共事業は景気回復に役立ちませんでした。有効需要は創出されなかったと言い換えることもできます。その原因はいろいろ考えられます。
一例として、消費増税を原因とする財務省悪玉論を唱える人がネットには多い印象ですが、これはニュースの表面しか見ていない人ですね。消費増税は「不足する財源を確保するため」に行われたと説明されることが多く、全く間違っているというわけではないのですが、そもそもなぜ不足したのか。一般的には介護・医療にかかわる社会保障費が増えたため、財政規律を守るためと説明されたわけですが、もしそれが事実ならば、消費増税が行われれば、理論的には(たとえ一時的にせよ)税収は増えるはずです。しかし、結果としては歳入は増えませんでした。なぜかというと、同時期に減税を行っているためです。何の減税かというと、法人税です。そう、企業が支払う税金を下げたのです。これは財界からの要請です。同時期の経済団体から、他国に比べて法人税が高すぎるから下げろという要請が出ていたのです。しかし法人税を下げると歳入が大きく減りますから、そこを補うために消費税を上げるという結論が出てきたわけです。ですから最大の問題は、企業の言いなりになって法人税を下げたことにあったと言えます。ここにもやはり、労働者に厳しく企業に甘い日本政府の姿勢が現れています。
有効需要が機能しなかった原因は他にもあります。派遣会社や多重下請けに代表されるピンハネの仕組みです。日本の派遣会社は他国に比べて段違いに��い。私は非正規雇用を減らすべきと考えていますが、仮に非正規雇用を認めたとして、これほど派遣会社が多ければ淘汰されていくべきなのに、何故か多いままです。これでは管理部門が多すぎて効率が低下するのは当然でしょう。要するに派遣会社の間で競争原理が働いていないのです。一方で労働者の側は、正社員になれるか否かで過酷な競争を強いられているのです。やはり日本は、労働者に厳しく、企業に甘い。経済学本来の考え方で行けば、条件の悪い企業は潰したほうが全体にとっていいはずなのですが。
多重下請けも結局は同じです。オリンピックや原発など、大規模な公共事業になってくると8次請けや9次請けなどの多重下請けが常態化しているわけですが、これはつまり管理部門が多重化・増大しすぎて非効率になっている典型です。結果として、何も生産していない企業がごっそり持っていくという意味不明な事態が発生しています。やっかいなのが、このような事象は公共事業だけでなく、民間でも同じ現象が発生しているということです。典型的なのがIT関係で、シス��ム開発の案件において末端に到達するカネが予算の1割にも満たないなどという冗談のような話が多数みられます。つまりこのピンハネ気質は公共事業だけでなく、日本に根深く巣食っている深刻な問題というわけです。
アベノミクスは多々批判されましたが、その根本は結局のところ、上に述べた日本の財政政策・雇用政策・公共事業の悪い面を、さらに煮詰めた形でやってしまったことにあると言っていいでしょう。労働者の税負担を増やして企業の税負担を減らす。労働者には競争を強いておきながら、企業や経営者に対して何ら変革を迫らず、むしろ甘やかしてきた。賃上げのために官製春闘をやったこともありましたが、ほとんど影響はなく、有権者へのアピールに過ぎません。要するに、もともと企業寄りの政策を行ってきたところ、安倍政権はその傾向をより強くしたものであり、だからこそ反感を買ったと言って良いでしょう。その総決算が東京五輪だったわけです。繰り返しますが、私はケインズ理論の支持者なので、財政出動には反対しません。しかし五輪の予算は別の使途に使われるべきだったと考えます。
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kennak · 3 months
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警察側の証人から「捏造ですね」という異例の発言が飛び出した、大川原化工機冤罪事件を巡る国賠訴訟。東京地裁(桃崎剛裁判長)は12月27日、検察と警視庁の捜査の違法性を認め、国と東京都にあわせて1億6200万円余りの賠償を命じた。 公安警察の強引な捜査や人質司法の問題を浮き彫りにした事件で、国賠訴訟の原告代理人を務めた高田剛弁護士に話を聞いた(ライター・梶原麻衣子) ●「警察が会社にたくさんやってきたんですが」 ――企業法務の専門家である高田弁護士が、企業が絡むとはいえ刑事事件である大川原化工機の事件に関わることになった理由を教えてください。 10年以上前ですが、一度、大川原化工機の金融系の案件を担当したことがありました。その時のご縁がもとで顧問のような関係性が続いていました。 ある時、突然電話がかかってきて、「警察が会社にたくさんやってきたんですが、どうしたらいいですか」と相談を受けたのです。つまり、警察がガサ入れ(捜索)にやってきたところから関わることになったのです。 ガサ入れ後、大川原化工機の役職員に対する任意の取調べが始まりました。これに対し、大川原化工機側は、自社の製品が生物化学兵器製造に転用できるような性能を持っていない、輸出規制に関する経産省の省令にも違反していないとの自信があり、きちんと話して理解してもらえれば嫌疑は晴れると考えていました。 そこで私も警察には全面的に協力すると方針を決め、大川原化工機にもそうアドバイスしました。大川原化工機側は聴取に全面的に協力し、50人の役職員が延べ300回近く聴取を受けています。 他方で、私は同時並行的に、将来の輸出にかかわる部分の基準作りをするために、経産省と協議を行いました。今問われている事件はともかく、大川原化工機は今後も噴霧乾燥機を扱っていくことになりますから。 しかしその時の経産省の動きがかなり悪く、どうしてこれほど対応が遅れるのか疑問に思っていました。その時は背景が分かりませんでしたが、蓋を開けてみればまさに経産省が訳した輸出規制の文言のあやふやさが事件の発端で、既に警視庁公安部との間で、数カ月にわたる打合せを経て手を握っていたというわけです。 ●人質司法「これほど根深い問題だとは」 ――今回は、警視庁公安部が噴霧乾燥機や細菌兵器の専門家らの「当該の噴霧乾燥機では生物兵器は生成不可能」という証言を捻じ曲げて輸出規制事件に仕立て上げるなど、かなり悪辣な事例だったほか、逮捕して長期勾留し、自白に持ち込もうとする「人質司法」の問題も明るみに出ています。 一般論として「人質司法」の問題は認識してはいましたが、まさか自分がこの問題にかかわり、しかもこれほど根深い問題だと知ることになるとは、思ってもみませんでした。 逮捕されたうちの一人で技術者である相嶋静夫さんは、勾留中に体調不良に見舞われました。保釈を訴えましたが認められないので、勾留執行停止という一時的なもので対応せざるを得ませんでした。最初の勾留執行停止はわずか8時間しかもらえませんでした。その間に大学病院で診察を受けたところ、進行胃がんだと発覚したのです。 そうと分かれば治療を受けなければならないし、その方針を決めるための精密検査も必要です。本来は入院する必要がある状態だということで再度保釈を請求しましたが、これも認められませんでした。裁判所の判断としては「2週間の勾留執行停止で対処すればいいじゃないか」という感覚だったようです。 しかし、勾留執行停止というのは時限的なもので、いわば不安定な状況です。ある大学病院からはアンオフィシャルな形ですが、入院を断られてしまい、別の病院を探さなければならなくなりました。時間に追われて、本来必要な医療を十分受けさせることができないというのは、病院にとっても負担だったのかもしれません。 ――相嶋さんの例は最たるものですが、大川原正明社長、島田順司さん、ともに5度の保釈請求が却下されています。なぜ裁判所は保釈を認めなかったのでしょうか。 私たちも本当に不思議でした。 2020年3月末に起訴されて、4月末から公判前手続きに入っており、公判担当部の裁判官と検察官を交えての話し合いが行われていました。この年の10月の段階で裁判所に「全然保釈されないんですが」と言ったら、公判担当の裁判官が「この件で長期保釈されないのはおかしいと思う」と言ってくれて、その旨を記載した詳細な期日メモを作成してくれました。そこで、その期日メモを添付して改めて保釈請求したのですが、令状部はそれでも保釈を認めませんでした。 ●「食事を床に置かれ、排泄しているところが独房から丸見え」 ――保釈請求却下の理由は、「口裏合わせの恐れがある」からだ、と。 これもおかしな話で、「口裏合わせの可能性」自体が、机上の話でしかないのです。そもそも大川原化工機側は、警視庁公安部による任意の取調べに1年間以上も全面的に協力していて、50名の役職員が自らの認識を供述し、求められた供述調書に署名をしていました。 さらに、大川原社長らの逮捕後、検事自ら、多数の従業員の取調べを行い、検察官面前調書に署名させていました。すなわち、捜査機関は、起訴の時点で大川原化工機の関係者の認識について、必要な証拠化を終えていました。また、この事件では故意や共謀の成否以前に、噴霧乾燥機の殺菌性能という客観的要件が主要な争点となっていました。したがって、保釈による口裏合わせのリスクが現実的にはほとんど問題にならない事件でした。 もっとも、この事件では検察官が証拠請求をした供述調書には、大川原社長や島田さん、大川原化工機の社員らが話してもいない内容が書かれていました。そのため、弁護人としてはそれらの供述調書の証拠請求に同意することはできませんでした。 これを検察官の立場からみれば、弁護人が証拠請求に同意しないため証人として法廷で証言してもらわなければならなくなり、保釈を許すと、大川原社長らが他の役職員に働きかけることで、「証言が汚染される可能性がある」と主張しやすくなります。そしてまた、裁判所としても検察官からそういわれると強く出られなかったのでしょう。 ――驚いたのは、大川原社長ら3名が勾留の時点でほとんど刑務所と同じような扱いを受けていたことです。 外国特派員協会での会見で大川原社長も述べていましたが、食事を床に置かれ、排泄しているところが独房から丸見えになってしまうような施設に勾留されました。今回は2020年3月11日に逮捕されてから、東京拘置所に移る同年7月半ばまで、約4ヶ月間もこうした「代用監獄」に勾留されていたのです。 警察の手の内にあるこうした施設に閉じ込められ、屈辱的な扱いを受けるという精神的な負荷は、想像を絶します。普段の生活との落差が大きすぎて、心が折れてしまう。しかも、何も悪いことをしていないうえに、警察にもあれだけ協力的に対応していたのですから、その失望感はなおさらです。もしも自分だったらと想像すると、「嘘でも自白すれば解放されるのではないか」と思って「僕がやりました」と言ってしまうかもしれません。 否認するために黙秘を貫く方針を取ったので、それによって勾留が長引いたことは確かです。しかし相手が自白を取りに来ている以上、被疑者は黙秘をするしかないんですね。警察官や検察官はプロですから、とにかくしゃべらせれば、徐々に自白と取れる発言を導き出すことができるという頭で来ています。誤った自白を防ぐには、黙秘するしかないのが現実なのです。 ●「ここまで行政側が“真っ黒”な事件だとは」 ――大川原化工機を巡る事件、国賠訴訟では、信じられないような警察の捜査のずさんさ、無理にでも事件化しようとする強引な姿勢、そして自白ありきの人質司法の実態が明るみになりました。この事件をきっかけに、警察組織、捜査機関が変わることは期待できるのでしょうか。 大川原社長や、島田さんが強く主張しているのがまさにその点で、特に取り調べの透明化です。最初の取り調べの段階で弁護士を立ち会わせるとか、録音録画を双方で行うとか、取り調べを受ける側のメモ取りを許可するなど、これらを認めてほしいと。 取り調べを行う警察側はたくさんの資料や、「専門家」の見解を持参して議論をしてきますが、取り調べを受ける側はメモすら取れません。そのため、取り調べ時の質問にどう答えたかさえ、後から確認できませんし、回答内容が混乱してしまっても無理はありません。その状態で生じた矛盾を突かれているうちに、いつの間にか警察のストーリーに乗せられていた、ということもあり得るでしょう。 本来は弁護士が立ち会うのが一番だと思います。「それは話を誘導しすぎだ」「前と言っていることが違う」などと指摘するだけでも、警察側にとってはプレッシャーになるでしょうから、もう少し節度ある取り調べになるのではないかと思います。 図らずも刑事事件、しかも警視庁公安部主導の外事事件と見なされる事件から国賠訴訟となった本件ですが、率直に言ってここまで警視庁側のやり方が「真っ黒」な事件だとは、当初は思いもよりませんでした。 今回の損害賠償請求では、慰謝料の部分と実費を合わせての5億数千万円という数字を出していますが、会社が受けた営業上の損害に���いては一切、考慮していません。あくまでも実費と慰謝料です。 慰謝料については、相嶋さんにつき1億円、大川原さんらは1人あたり5000万円を請求していますが、日本の裁判実務では高額の慰謝料は認められにくいと思っています。ただ、相嶋さんが勾留中に十分な医療を受けることができずにお亡くなりになったという事実を、裁判所がどう判断するのかに注目しています。 少なくとも、警視庁公安部の捜査幹部の過失は認定を受けることができると期待しています。故意・重過失まで認められるかは分かりませんが、いずれにしましても、注目も集まっている事件ですから、将来の冤罪防止のために踏み込んだ事実認定と評価が述べられるものと思います。 (編注:インタビューは判決前の12月22日に実施しました) ●判決は インタビュー後の12月27日、東京地裁(桃崎剛裁判長)は検察と警視庁の捜査の違法性を認め、国と東京都にあわせて1億6200万円余りの賠償を命じた。 判決後、大川原正明社長は「警視庁、検察庁にはしっかりと検証をしていただいて、できることなら謝罪をしていただきたい」と述べた。また高田弁護士も「警視庁の捜査だけでなく、検事の起訴まで違法と認定された。非常にいい判決だ」との評価を示した。 【取材協力弁護士】 高田 剛 (たかだ・つよし)弁護士 1995年東京大学薬学部卒業。2000年に弁護士登録し、2016年に和田倉門法律事務所を設立。専門は民事・商事訴訟全般、刑事弁護、インターネット関連法務、医薬関係法規の他多数。著書に『取締役・執行役ハンドブック』(商事法務)『論点体系会社法補巻』(第一法規)など。 事務所名 :和田倉門法律事務所 事務所URL:https://wadakura.jp/
食事が床に置かれ、排泄も丸見えの「代用監獄」に閉じ込められる苦痛 大川原化工機事件「人質司法」の闇 - 弁護士ドットコム
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yotchan-blog · 4 hours
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2024/4/30 12:00:29現在のニュース
住友化学、24年3月期最終赤字3120億円 過去最大 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/30 11:59:19) 共同親権導入が就学支援金に影響? 教育現場や当事者の懸念とは | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/30 11:59:16) ホームヘルパーの介護報酬改定の愚 在宅医療の専門医が訴える「見直すべきは他にあるはずだ!」 | 超高齢化時代を生きるヒント | 小野沢滋 | 毎日新聞「医療プレミア」([B!]毎日新聞, 2024/4/30 11:59:16) 特殊詐欺防止、広島県内最多の6回 ファミマ店舗に感謝状(毎日新聞, 2024/4/30 11:58:51) 高校生らが乗った観光バスとトラックが交差点で衝突、9人けが 横浜(朝日新聞, 2024/4/30 11:57:50) 映画に速いも遅いも存在しない 濱口竜介監督が重ねる「適切な時間」(朝日新聞, 2024/4/30 11:48:34) 豊富な史料と聞き取りで解明 もう一つの「保守本流」政治家の功績 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/30 11:46:02) 職員「業務多く手が回らず」 132人の住民税未処理 京都・井手町 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/30 11:46:02) 「他の誰かが指揮を」 スコットランド首相が辞意 独立運動に影響も(毎日新聞, 2024/4/30 11:43:20) 「昨日の友は、今日のスパイ?」 情報保全が変える国家と個人の関係(朝日新聞, 2024/4/30 11:40:05) デザイナーの桂由美さん死去 日本にブライダルファッション広めた(朝日新聞, 2024/4/30 11:40:05) 衆院補選全敗の自民、静岡県連は飛び火懸念 川勝氏後任の知事選(朝日新聞, 2024/4/30 11:40:05) “力士俳優”澤田賢澄 脳幹出血で搬送(スポニチ) | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/30 11:39:55) ブライダルファッションデザイナーの桂由美さん死去 94歳 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/30 11:39:55) ネット注文を受けて底引き網漁 操業から発送まで「完全受注」に踏み切った漁師のメリット([B!]産経新聞, 2024/4/30 11:33:57) 乱高下後の円相場、156円台後半で推移 日経平均は600円上昇(朝日新聞, 2024/4/30 11:31:18) 3月の有効求人倍率1.28倍、16カ月ぶりの上昇 失業率は2.6% - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/30 11:31:02)
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ayaka0715 · 6 days
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24日がやって来たね、ピンクムーン
Instagramは全て凍結されたら引退させていただきます。
今月は気をつけて https://ameblo.jp/kurushige/entry-12831208362.html
あと、詐欺もね。
https://dawaan.com/instagram-bo-fraud/
https://youtube.com/playlist?list=PLeXkmsAZiHBuQgYgcX_INTkdxaS0E-0M0&feature=shared
マンスリーベストナイン2024.5の発表日は5/19
🐉2024.4.20から5.17の候補⇨🥇になったらマンスリーベストナインアワード2024の候補となります。
ニュース 
My YouTubeの週間☑️
#藤ヶ谷太輔 さんの主演映画
#永瀬廉 さんのドラマ再生回数が大発進
#名探偵コナン 新情報
カプリコの次も森永の🍪〔割れかけ〕
#ローソン の黄金週間情報
#亀梨和也 さんの今回のラストシーン
#サントリー の一部飲料は10月から値上がりに。
#草彅剛 さんの映画舞台挨拶
#山下美月 さんの卒コン準備へ
大助花子 のなんばグランド花月で2回公演
黄金週間で抹茶・焙じ茶ドーナツの堪能的
トラ達は3,4月分の引き分け数が増えて来た!〔おまけ モニタリングで話題の人がハマスタ〕
#京本大我 さん〔小池徹平さんの再従兄弟〕、#森本兄弟、#山下智久さん
and more....
〔〕ヒント有り
#佐々木蔵之介 💙🐎
#西島秀俊 🖤🍩
#阿部サダヲ 🧡⚾️
#堺雅人 ❤️🦌
#戸次重幸 💜🤖
#片岡愛之助 💖🍓
#kinkikids 💙🎸❤️✝️
〔光一さんだけのファンサが開設〕
 
抜き打ちチェックはInstagram引退をするので実施できませんので予めご了承下さい。
都合があれば変更する場合にもございます
インスタの調子が悪い〔#インスタ不具合 の〕時は
アップデート〔バージョン〕か再起動しましょう
出来なかったら
AndroidからiPhoneに変えましょう
 
また見たい方には👍
2度と見たくない方には👎
を押してください。
知らない人はフォローしないように。
皆様、ご視聴をいただきありがとうございます。
今月中で
Amebablog・Instagram・tiktok・youtubeを続きますのでどうぞお付き合いください。
まだ更新していない人はお早めにね。
 
もし、よかったらYouTube チャンネルを登録してね。
また見たい方には👍
2度と見たくない方には👎
を押してください。
あんまり��係ない人はお断り。
現在のInstagram は監督委員会 から違反されていますが、期限切れになると送れなくなるからご勘弁を。
あと、フォローバッグはストーカーの可能性があるから拒否させていただきます。〔フォローをする時は承認必要です。※無言禁止〕
これからも見守る。 扇動行為 破壊活動防止法 tictok instagram 謝罪 
危険なので死語扱い・文句を言ったり、
Instagram以外な写真は載せてしないでね。
インスタ不具合
#誹謗中傷  拘禁刑 ←#炎上 
#アカウント削除
#セックス依存症〔2022年度から18歳以上の新成人制度→人物画〕
 
現在
旧創業者の事務所であるSmileUP 社の救援,ウクライナ、トルコ、パレスチナのガザ地区、石川県能登地方の#支援・医療期間 を行っております。
 
馬鹿なx・Instagram
あと、SNS詐欺・迷惑行為・犯罪行為は絶対しないで。
ニュース  
2議員が離党
皆様へのクリエイター達に感謝してあげています。
神藤彩佳🐼💙
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niyuuhdf · 7 days
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トキ/灯彦:『証言』
俺は先祖代々の故郷からは幾分離れた込み入った住宅街の一軒家で生まれ育った。 俺が産まれるって時に、俺の父の実父…つまり行屋のじいさんが単身故郷を離れて近場に越してきた。その理由を「可愛い孫のためだ」とかなんとか嘯いてたが。 じいさんには随分と可愛がってもらったもんだ。 そのじいさんがある時口にした 「俺たちは行灯の火を潜り抜けて現し世に偶然姿を晒しちまった。現し世の人々の目に、俺たちのこの姿が分け隔てなくうつるとは、ゆめにも思わずに。」 歌舞伎は東海道四谷怪談の提灯抜けに掛けたらしい言葉。 それは相変わらずの食えねえ薄ら笑みに紛れ溶け込ませるように、諧謔に包み隠しながらも深い悲哀と悔恨の織り混ざったような述懐であったことを覚えている。 その言葉は、まだ年若い俺の心のもっとも深部にある原風景をそのまま写し出したかのようであったから。
ある画家の手記 Part : 行屋虚彦 
『疾彦の証言』
海辺に故郷の土地があるなんてえのは、一つのもののたとえだと、じいさんは言った。 行屋の人間ーーーー随分と大雑把にして大袈裟で選民的な言い回しだと幼い俺は思ったが、他に言いようがなかったもんかねーーーーは、長く住み着いたそこに多少の愛着こそあれ、土地そのものを故郷だと強く体感してなどねえと。
ここからは俺のじいさんの語ったことだ。語るにも聞くにも死ぬほど退屈極まりねえんで適当に端折りながらじいさんの言葉を復唱する。 じいさんが俺に語ったことは、口伝とも言えねえ、じいさんも朧に伝え聞いただけの昔話 どれだけ眉唾か知れたもんじゃねえ そういう類の話だ
蔵を引っ掻きまわしゃ出てくる家系図では、行屋家は平安の武家まで遡る。かのエリート様、文武両道の色男にして若くに妻と幼児を捨てて旅の歌人の人生を選んだ、あの男だ。さもあらん。 そいつが真実どんな様相で生きていたかは知る由もない。ただ、「なにごとの おはしますかは しらねども かたじけなさに なみだこぼるる」なんて詠むからには、己の心に馬鹿正直ではあったか��しれねえ。 かろうじて行屋の血筋の生き様…様相を伺えるのは江戸から。 記録が片手落ちすぎて話にならねえが、その時代にはもう漠然と血縁同士で助け合い、どうにかこうにか支えあって普通に人里の中で生きていた、らしい。
行屋の血筋の者は見えるはずのないものをよく見た。 見えたものを人里でそのまま口にすれば何が起るかは自明の理ってんで、血縁同士で教え伝え合って戒めあった。見えるものを口にしすぎないようにと。 ごく稀に幼な子がうっかり口を滑らせちまって、ひどい仕置きも暴力も迫害も公然とあったらしいが、 行屋の血筋は遺伝的にそのほとんどが誕生からの発達と発育が異様に早く早熟…これは俺もナナも虚も例外じゃねえ。 だから幼い時分から言い聞かせ、親族の中での教育で悪しき事態を防いで沈黙することで、表向きには何事もなく暮らしていくことが可能だった。 それにも勿論個人差はあったろう、いずれ綱渡りには違いねえ気はするが。
まさに当時から、すべてを沈黙し隠蔽し尽くして生きることには限界があったらしい。なにごとにつけ全てが嘘ってのは具合が悪いもんだ。故に、何かしらが時折りふと見える程度の仄めかしを村の中で敢えて情報開示として行ってきた。 不運にも露呈するような形で知られるんじゃあ、周囲に不安と警戒心を与えて排斥されるってんで。そうじゃなくごく穏当に村の利益に繋がる形にして受け入れさせようと。 結果、この海辺の村では運良く受け入れられつづけたらしい。 村民にしてみりゃあ「ありがたい不思議な力、うまくご利益にあやかろう」てふうに…脅威として認識されることはうまく避けてたらしい。 まだ人知の及ばねえものがそこらを跋扈した時代でもあったろうし、…行屋の人間の立ち振る舞いや言動、人間としての気質もその印象に落ち着かせるのに一役買っただろうと。じいさんは言ってた、若い頃の俺が良い例だとな。 産まれてすぐにしっかりと大きく目が開き、よく笑い、人に懐く、すぐに立って歩き走りまわる、幼児に似つかわしくなく流暢によく喋る、運動神経がやたら良くて、口が達者な笑い上戸、周りを冗談や話術や手遊びで沸かせ賑わわせ、躊躇いなく道化にもなる、華やかにしてごく自然に人の輪の中心となり他者を牽引する、が、すべてを絶妙に抑制し、決して逸脱しすぎず飛躍しすぎず常軌を逸さず、己に人間としての分を弁えさせつづける。行屋の人間の若年期ってのは、代々こんなもんだったそうだ。まったく辟易するぜ、じいさんは学生の頃の俺しか知らねえからな、今の俺のざまを確と見ろと言いたくもなる。
昔の話に戻る。 この目は重宝がられさえしたらしい。村人に失せ物さがしなんかを気楽に頼まれたりな、都度その場で解決、不思議な力に村の皆で感謝しつつ宴会でもひらく、ってなふうに…楽観的で素朴なものとして受容されてたらしい。当然の如く例外はあったろうがな。 当時は30代よりかは多少長く生きてもいたらしい、当時はそれくらいの齢でくたばるのはそこまで異例でもなかったかもしれねえし、海が近いことも有利に働いたそうだ。
時代が進めば、怪奇も不思議も人地を超えた力も身幅が狭くなってくる。 里にも医者が それも西洋医学を軸に学んだ医療が及んだ。 行屋の人間の目と苦痛と短命が、放置されなくなった。 仁と医を尽くしてすべての人間に懸命に長寿を達成させようってえ向きだ。 しかし医者が手を尽くせば尽くすほど、行屋の人間だけは医学じゃどうにもできないことだけが只管に浮き彫りになってくる。
もっと時代が進むと、遠方まで容易に情報が行き交うようになった。 行屋の人間の一部は「霊能者」あるいは「エセ霊能者気取りの不気味で不謹慎な血筋」だってんで、一時期は強烈な迫害と少数の誤った信仰を招いて、非科学的なものを否定する世間の流行の猛威を浴びたらしい。
歳を負うごとに身体の苦痛が増し、自制を欠いた狂躁のような激しい気質を帯び、昂って暴走し、性的快楽に耽り、目には激痛が襲う、瞼を閉じ、家からふらふらと海へ向かって外へ出る、ふっつりと茫然自失になる、そういうさまから、行屋家の人間が遠方へ嫁いでいった先では、家に座敷牢なんて豪勢極まる代物も用意されたとか。
行屋の人間は、自分たちの目にも苦痛にも短命にも、名前をつけなかった。 苦痛は耐え忍ぶ。憐れむならそれを上回る快楽を。故郷の慣わしなんぞ何も知らねえ俺でさえ奇しくも似たような手段を取った。 目の激痛は光を遮断することで少しは和らげられる。暗く閉ざした部屋に行灯一つあれば充分。あとは多くの時間を瞼を閉じて生きるだけ。 今でも里じゃ親戚の中を見渡せば、ずっと瞼を閉じた者や、目隠しをした者がちらほら見受けられる。 今のように「病」だと呼ぶことも定義づけることもなかった。当事者間ではそのような認識ではなかったとよ。血族で似た者同士が群をなすと異質さはかき消える。道理だ。 あとは血族以外との折り合い、順応と適応の世界。 どれほどの苦しみであっても、家内で分かち合える以上それは体質に過ぎねえと。 しかし医学に割って入られると事情は変わる。そこから行屋の人間は「精神病者」と定義づけられて、積極的に私宅監置に置かれることになった。定義づけと命名が必要だったのは、医療を施すためだ。行屋の人間を捉える主体が当人らからそっちへ移ったわけだ。 即刻入院治療とならず私宅監置…座敷牢になったのは、もっと手に負えねえ精神を患った患者が病床を占めてたから。そいつらに比べりゃあ行屋の人間は意思疎通が可能で聞き分けがよく大人しい。
その後、また時代が変わって、医師の側の意識改革と医療の是正が始まった。 外部から調査にきた医師団が、親族の私宅監置の現状を調べて、あまりに杜撰で酷いものが多いことから、病院への入院治療を推し進める流れになった。 杜撰で酷い座敷牢ってえと目を覆うような惨状を思い浮かべそうなもんだが、それは東京って都会のど真ん中からカメラやら取材道具担いでやってきた人間の感覚で、その感覚は間違っちゃあいないが、当事者との齟齬は大いにあったとかなんとか。 おりしも行屋家の住む土地は人の少ない辺境の海辺、危険行為を繰り返す精神病者を完全に病院に隔離することなく開放的な入院治療と静養がかなうとして、里からほど近い静かな海辺に精神病院が建てられた。勿論行屋の人間のみのための病院じゃなかったろうが。
その後、この国の人口が増加したためか知れねえが、そんな海辺の田舎にも一般住宅が押し寄せひしめき合うようになり始めた。「海が綺麗だ」ってのがよそから好んで移り住みたがる人間の主な理由。 そいつらはいうにことかいて、古くから住む���屋を含めた住人も、そこに建つ不吉な精神病院も忌み嫌い、病院側に立ち退きを要求してきた。まあ海沿いのリゾート感覚で住み始めたんだ、そんなもんだろうな。 病院側は、「患者を院外に出さない」ことを条件に立ち退きを免れた。 これは行屋の人間にとって痛手だった。他の多くの患者にとっても自由と尊厳を踏み躙られる大きな痛手だったろうが。行屋の人間にとっては、思いのままに海へ出られない、これこそが痛手だった。 その後の大きな戦争と災害の度に、打撃を受けた精神病院から、一部の行屋家の連中が焼け出されて、そのまま身を隠した。 他の多くの患者は医師との信頼関係によって病院におとなしく留まったらしいが。 身を隠した連中が、海沿いの各地に散って、或いは村にひっそりと戻り、留まったのが、今のお里の実態なんだとよ。
他の地域の海辺で暮らす奴もいるらしい。面識はねえが。望みもしねえが。 海外に飛んだ奴もいるが、皆決して海から離れようとしない、離れ難いんだそうだ。 じいさん曰く、苦痛に耐えられなくなったとき、或いは茫然自失と化した状態で、招かれるように自ら海へ入っていく。そうして自らの火を、もといたあちらへ帰そうとする。火だるまになった身体の炎は海が消火し尽くしてくれる。 幼い頃から、耐え難い苦痛の際には海へ浸かるのがひとつの慣わしであり、自然な行動だったんだと。慣習と衝動のどちらが先だったかは判然としない。 はたから見れば判断能力をなくした入水自殺じみてうつるその行動も、案外現実的らしい。海へ浸かることで身体の苦痛が安らぎ、死に至るまでもなく平然と浜から自宅まで自分の足で戻ってくる場合のほうが多いらしい。 じいさんも七を知ってるが、七が月夜に招かれるように外へ出たがったのは、月より潮と呼応してたように見えたそうだ。
"死の先に帰る場所がある  我々はそこからやってきた  そこにしか我々のよるべはない  死の先に故郷がある  死そのものをのぞむのではない  死後になにかを期待しているのではない  死の先に明瞭な故郷の景色や幻想を抱いているのではない  ただ帰ろうとするときの帰路に偶然死が横たわっている  我々はただ帰りたい  我々は己らの生命、出生、誕生、人生を捉えられない  捉えられないものを無思慮に否定するものでもない  しかし  こちらにきたことは偶然だった  隔てなく人間の身に己がおさまることを知らぬ無知、隔てなく人間の目に我々がうつることを知らぬ無知故にここへきてしまった  その過ちは我々の目を焼き、腑を犯した  我々はただ帰りたい  この由来なき形容し難い感覚を、閉鎖的に、つい近年まで血族とだけ共有してきた  ただ帰りたいだけなのだ  ただ帰してやりたいだけなのだ  どうか行かせてほしい"
じいさんのそのまた祖父さんが遺してった走り書き。遺書か。 「行屋」の姓の字の由来がそんな詩的なもんかは置いといて、 幼い俺にじいさんが零した戯言は、そんなような代々脈々と、連綿と続いた根深い感傷と言いしれぬ衝動に端を発していた。 走り書きの「我々」ってのが何を指してんだか知ったこっちゃねえんで検証にも足らねえが。 俺はそれらを言葉になった上っ面だけで聞き知ったとき、なんの異質さもねえ誰の内にも在るごくありふれた回帰願望の類だと思った。貶めようってんじゃねえ、ただ大袈裟に身内の中だけで秘める必要などなかったものを、ってな。 そういう意味じゃご先祖さんが一等賢い選択をしてる。家族を捨て、出家して、従者もなく一人、諸国をさすらい歌でも詠む、それで結構じゃねえか。 この回帰願望めいたなにか…理論立てれば幾らでも容易く突き崩せる穴だらけのなにか…が代々受け継げるほどに強靭に仕立てられていったのは、身体性…目と身体の苦痛に大きく依拠するだろう。身体の苦痛…身体的な経験の共有は同じ思想や信仰に染めるにもってこいの洗礼だ。おそらくなにより先立ってその身体性があった。 …ただ、「帰りたい」という情緒の言語化…、そこは解せねえ。積極的にそこを言語化して親族間で整えた環境と教育によって伝え刷り込んだという印象は薄かった。 共有したのは具体的な生き延びるすべのほうで、まあ生活様式に規範を揃えりゃそれだけで充分一つの具体的な信仰にはなっちまうが、情緒や思想にはなんの強要もなかったようだ。それよりかは、生来の生まれ持った形容し難い感覚に呑まれて苦しむ者を、血族がなんとかあとから帳尻合わせにそういう戯言を例外的に用いて掬い上げることもあった、程度。 そんな印象を抱いたのは、遠方の親族のことなんざ露知らず育った俺の中にも過去に似たような萌芽があったことを認めざるを得ねえからか、否か。
俺の実父は、俺が産まれる直前になって、抑制の効かない状態に陥ったらしい。意気揚々と里から離れた新天地に移ると言いはり、親族の反対を押しきって実行した。それをその父、つまりじいさんは、淡々と見ていた。 じいさんは、それに賭けた。 じいさんは息子を見張るような建前を身内には示しつつ、息子の移り住んだ土地に自分も移った。 奇矯を装いつつも、俺の父は薄々気付いていただろうとな。親族だけで寄り集まって閉鎖的に同じ場所に留まり続ける、その弊害と欺瞞に。 俺はそこから解き放たれて生まれ育った。虚も。 それは賭けだ。じいさんはその人生の行く末を見届けたかった。 七は大学入学まで里で生まれ育ったが、そこから七を連れ去ったのは俺だ。 その俺が、中学の頃、生家に火を放ち父母もろとも焼き滅ぼした。そのことにじいさんだけが目敏く気付いた、血は争えねえな。 尋ねられたわけでもねえのに、その時俺は動機めいた一言を口走った。嘘偽りない本心だった。「そろそろ帰してやらねえと」…と。
…………
虚の性的快楽への拒絶っぷりは血筋で言うなら異端中の異端だ。
ーーーーーーーーー
曽祖父:
海辺に故郷の土地があるなんてえのは、我々にとっては一つのもののたとえ。 行屋の人間はこの土地そのものを故郷だと強く体感してはいません。 勿論この土地に愛着はあります。何せ長く住み着きましたからな。
これから語ることは口伝とさえ言えない、伝え聞いただけの昔話で どれだけ眉唾か知れたもんじゃねえが…
辿れば平安の武家まで家系図はありますが、今のような様相で生きていたかは知る由もない。 かろうじて様相を遡れるのは江戸までです。 家業は本来なんだったか、記録が片手落ちなもので定かでないが、その時代にはもう漠然と血縁同士であることを感じ取って助け合い、なんとか支えあって普通に人里の中で生きていたようです。
行屋の血筋の者は、およそ見えるはずのないものをよくその目で見た。 見えたものを人里でそのまま口にすれば何が起るかは自明の理。 だから血縁同士で教え伝えました。見えるものを他者に口にしすぎないようにと。 ごく稀に、幼な子がうっかり口にしてしまい村の秘密を暴き、ひどい仕置きも暴力も迫害も公然とあったようですが。 しかし我々の血筋は遺伝的にそのほとんどが誕生からの発達と発育が異様に早く早熟です。 言い聞かせ、親族の中での教育でそのような事態を防いで沈黙し、表向きには何事もなく暮らしていくことが可能だった。 それにも勿論個人差はある。いずれ綱渡りには違いなかったろうが…。
当時から、すべてを沈黙し隠蔽し尽くして生きることにも限界があったとみえます。故に、何かしらが時折りふと見える程度の仄めかしを村の中で敢えて情報開示として行ってきた。 不運にも露呈するような形で知られるのでは、周囲に不安と警戒心を与え、排斥されます。そうではなく、受け入れさせるのです。 結果、この海辺の村では運良く受け入れられつづけた。 さしずめ村民にすれば「ありがたい不思議な力、うまくご利益にあやかろう」てなもんで…脅威として認識されることなく、ごく自然に受け入れられていた。 まだ人知の及ばぬものが許された時代でもあったろうし、我々の立ち振る舞いや言動、人間としての気質もその印象に落ち着かせるのに一役買ったでしょうな。若い頃の疾彦などが良い例です。 あの子はここで生まれ育ったわけでもないのに …否、だからこそだったのか、行屋家の人間の典型そのものでしたよ。幼い頃から見てきましたが。 産まれてすぐにしっかりと大きく目が開き、よく笑い、人に懐き、すぐに立って歩き走りまわり、流暢によく喋る。運動神経が良く、聡明で、口が達者な笑い上戸、周りを冗談や話術や手遊びで沸かせ、賑わわせ、躊躇いなく愛嬌ある道化にもなる、同時に泰然として威風堂々、自然に他者を牽引する人気者、…がしかし、すべての有能さを絶妙に抑制し、決して逸脱しすぎず飛躍しすぎず常軌を逸さず、己に人間としての分を弁えさせる。 行屋の人間の若年期とは、代々このような気質が多かった。
昔の話に戻りましょう。 この目は重宝がられさえした。村人に失せ物さがしなど気楽に頼まれたり、都度その場で解決してみせ、不思議な力に村のみなで感謝しつつ宴会でもひらく、というような…楽観的で素朴なものとして受容されていたそうです。当然ながら例外もありましたが。 我々も、当時は30代より少し長く生きたし、当時はそれくらいの年齢で亡くなることはそこまで異例でもなかった。海辺が我々に環境として合っていたのもある。
時代が進めば、怪奇も不思議も人地を超えた力も身幅が狭くなります。 ここにも西洋医学を軸とした医療が及びました。 我々の目と苦痛と短命が、放置されなくなった。 …そのことを、我々は沈鬱な内心を抱え、それでも静かに時代に従った。 仁と医を尽くしてすべての人間に懸命に長寿を達成させようとする向きです。 しかし医者が手を尽くせば尽くすほど、行屋の人間だけは医学ではどうにもできないことだけが浮き彫りになってくる。
もっと時代が進むと、遠方まで容易に情報が行き交うようになった。我々は「霊能者」あるいは「エセ霊能者気取りの不気味な血筋」として、一時期は強烈な迫害と少数の誤った信仰を招き、非科学的なものを否定する世間の流行の猛威を浴びたようです。 歳を負うごとに身体の苦痛が増し、自制を欠いた狂躁のような激しい気質を帯び、それが昂って暴走し、目には激痛が襲い、家からふらふらと外へ出る、そしてふっつりと茫然自失になるさまから、行屋家の人間が遠方へ嫁いでいった先では、家に座敷牢が用意された。
我々は、この目にも苦痛にも短命にも、名前をつけなかった。 苦痛は耐え忍ぶのみ。憐れむならそれを上回る快楽を。 目の激痛は光を遮断することで少しは和らげることができる。暗く閉ざした部屋に行灯一つあれば充分。あとは瞼を閉じて生きるだけ。 ここに住む親戚の中にも、見渡せばずっと瞼を閉じた者や、目隠しをした者がちらほら見受けられるはずです。 今のように「病」だと呼ぶことも定義づけることもなかった。当事者間ではそのような認識ではなかった。血族で似た者たちが群をなすと、異質さはかき消えます。 あとは血族以外との折り合い、順応と適応の世界になります。我々のうちではどれほどの苦しみであっても、それは体質に過ぎません。 しかし医学に割って入られると事情は変わります。そこから行屋の人間は「精神病者」と定義づけられ、積極的に私宅監置に置かれることとなった。定義づけと命名が必要だったのは、医療を施すため。我々を捉える主体が我々自身からそちらへ移ったわけですな。 我々はそれを静かに受け入れた。
その後、また時代が過ぎて、医師の側の意識改革と医療の是正が始まった。 外部から調査にきた医師団が、我々の親族の私宅監置の現状を調べ、あまりに杜撰で酷いものが多いことから、病院への入院治療を推し進める流れになった。 杜撰で酷い座敷牢と聞くと目を覆うような惨状を思い浮かべられるかもしれない。が、それは東京という都会のど真ん中からやってきた者の感覚です。その感覚は間違ってはいないが、当事者との齟齬は大いにありました。 おりしも行屋家の住む土地は人の少ない海辺であったので、危険行為を繰り返す精神病者を完全に病院に隔離することなく開放的な入院治療と静養がかなうとして、ここからほど近い静かな海辺に精神病院が建てられた。勿論我々のみのための病院ではなかったはずですが。
その後、全国で人口が増加したためか、こんな田舎にも住宅が押し寄せひしめき合うようになり始めました。「海が綺麗だ」というだけの理由で好んで住みたがる人間たちが、各地から集い出した。 その人間たちは、古くからここに住む我々も、そこに建つ精神病院も忌み嫌い、病院側に立ち退きを要求してきたそうです。 病院側は、「患者を院外に出さない」ことを条件に立ち退きを逃れた。 これは我々にとって痛手だった。他の多くの患者にとっても自由と尊厳を踏み躙られる大きな痛手であったでしょうが。我々にとっては、思いのままに海へ出ら���ない、これこそが痛手だった。 その後の大きな戦争で打撃を受けた精神病院から、一部の行屋家の者が焼け出され、そのまま身を隠した。 多くの患者は医師との信頼関係によって病院におとなしく留まったそうですが。 身を隠した者たちが、海沿いの各地に散り、或いはここにひっそりと戻り、留まったのが、今の我々の実態です。
ここだけではなく、他の地域の海辺で暮らす者もいますよ。 海外に飛んだものもあるが、皆決して海から離れようとしない。離れ難いんでしょうな。 苦痛に耐えられなくなったとき、或いは茫然自失と化した状態で、我々は招かれるように自ら海へ入っていく。 そうして自らの命の火を、もといたあちらへ還すのです。火だるまになった身体の炎は海が消火し尽くしてくれる。 幼い頃から、耐え難い苦痛の際には海へ浸かるのがひとつの慣わしであり、自然な行動でした。慣習と衝動のどちらが先だったかは判然としない。 はたから見れば、判断能力をなくした入水自殺じみてうつるその行動も、案外、現実的なのです。海へ浸かることで身体の苦痛が安らぎ、死に至ることなどなく平然と浜へ自分の足で戻ってくる場合のほうが多い。 七が月夜に招かれるように外へ出たのは、潮と呼応していたように見えた。
我々の故郷はここに無い。 死の先に、帰る場所があるように感じている。 我々はそこからやってきた。 そこにしか我々の帰る場所はない、とも。 …この由来なき感覚を、閉鎖的に、つい近年まで血族とだけ共有してきた。 死の先に 故郷がある。 幼い疾彦に私が零した戯言は、そんなような根深い感傷に端を発していたのです。
私の息子…疾彦の実父は、疾彦が産まれる直前になって、抑制の効かない状態に陥りました。意気揚々とここから離れた新天地に移るのだと言いはり、親族の反対を押しきって実行した。 私は それに賭けた。 だから私は息子を見張るような建前を身内には示しつつ、息子の移り住んだ土地に私も一度は移った。 奇矯を装いつつ、息子も薄々気付いていたのでしょう。親族だけで寄り集まって閉鎖的に同じ場所に留まり続ける弊害と欺瞞に。 疾彦はそこから解き放たれて生まれ育った。…虚彦も。 行く末を見届けたかった。 七は大学入学までここで生まれ育ちました。ここから七を連れ去ったのは疾彦です。 その疾彦が、生家に火を放ち父母もろとも焼き滅ぼした。その動機を疾彦は呟くように私にこう一言語った、「そろそろ帰してやらねえと」…と。
それらすべてが間違っていたのかどうかは …………
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aloha0705circle · 9 days
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こんにちは
月食・日食週間が過ぎて、だいぶ新しい時代に意識がシフトして行っているのを感じますね。
磁場の関係で、頭痛がしたり、すごい眠くなったり体調を崩される方もいらしたかもしれません?!
桜も今年は残念ながらお天気が良い期間が少なくて短かったですね。
ですが、毎年ちゃんと咲いてくれて本当に感謝しかないです🙏✨
🌸今年も楽しみをありがとう💕
さくらの香りや波動は、目には見えませんが素晴らしいですよね!
因みに、全てのものは波動を発しています。
人や動物はもちろん一緒にいると心地がいい人がいると思いますが、それって自分の波動と波長が合っているからなんですね。
そして、「さくら」の唄、昔から何気に歌われている日本語として普通に意味がありますが、ヘブライ語 だと別の意味をもなすようです。
いきなりですが・・
日本のみなさま、大変お疲れ様でした。
お目覚めになった方、そろそろ出番が来たようですよ⁈
そう考えると、桜の歌が桜からの癒しと励ましの歌詞となって身に沁みますね・・・
動植物や鉱物すべてのものには周波数があります。
そして、昆虫や動物たちは鳴き声を発しますが、植物や鉱物は何も発していないと思っている方がほとんどかと・・?
実は、わたしたちに聞こえていないだけで、とても素敵な音を発しています。
聞いてみてください!
Tarn Nayar さんのmodern biology music
instagram
感動〜💕
ワクワクしますね😍
英国王室、セレブ等もそうですが、先日表のニュースでお亡くなりになったRフェラーさんも西洋医学の治療は一切受けなかったそうです。
【Rフェラーさんの話は有名】
・加工品、外食食べない
・フッ素、塩素入り水道水は口にしない
・病院には行かない
・インチキ栄養学で大衆洗脳
○マザキパンの社長が自社のパンを食べない のと一緒で、負のサイクルを作り出している張本人たちは、マッチポンプで作り出した負のサイクルからエネルギー(民衆からお金)を搾り取るだけでそのサイクルにはかたってないんですね。
真っ当な企業のトップの方は、自社の商品に自信と誇りがありますから、多くの方に食べてもらいたい思いで作られてるのが普通だと思います。
その思いは、今から正しいサイクルに取って代わられていくでしょう。
これからは、賢い消費者が増えてくるので、今迄のようなビジネスでは通じなくなって見直されてくると思われます。
負のサイクルとは、マスゴミを使い怖れを煽り、毒・ニセモノを作り、依存させ、人の命までも商売になっているような▲サイクルです。
医療こそ、原点に立ち返るときかと・・てかね、負のサイクルが当たり前になりすぎて今や薬漬けで麻痺してる方が多々いるかもしれません。
医師になる方はヒポクラテスの誓いを皆さんたてるらしいですよ・・しかし、おそらく、大きい病院の経営となると全くもって誓いが意味を成してこないのではないんでしょうか。
これから、わたしたちが健康になると、自然のサイクル(エネルギー)を正しく受けて回す循環システム(torus)が回復します。
そうすることで、わたしたちが本当の自分に戻ることになります。
さらには周囲の人たち、地球の波動も上がり、宇宙が正しいエネルギー、サイクルで循環することになります。
この今の社会システムのマトリックスから目覚めた個人から変わっていきます!
そして、今起こっていることは古い医療システムから周波数や遺伝子治療等で治療する新しいシステムに取って代わるのも近いでしょう!
今まで虐げられてきた日本人こそ、味噌が熟成して食べ頃になってきた感じでクス玉級にパンパカパーン🎊✨
かもしれません⁈笑
日本語は(音)♪
あなたの氏名(しめい)に意味があるのかも⁈
氏名🟰使命 で自分で決めてきてますよ
きっと✨
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blue-aotan · 1 year
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ハロー(´ー∀ー`)2022.11.20
昨日誕生日を迎えました、あおです。誕生日の日に朝早くから定期エコーへと行っていました←
甲状腺の腫瘍が2つあり、1つがやはり完璧に良性とは言い切れないようで専門の病院へ行ってまた細胞診の検査をした方がいいだろうと言われました。誕生日にわざわざ不安事を増やす行為をするとはね😓
姉には誕生日に病院へ行くなんて心強すぎかよと言われましたww
私としては誕生日も普通の日と大差などなく、嫌なことは早く終わらせたいという思いのもとに行動したのでありますが、病院から帰ってきてちょっと後悔したよね←
そして先生が紹介してくれた病院が県外ということにも少しの焦りとめんどくささと←不安が押し寄せてきます。先生曰く、そちらの病院なら安心して紹介できるし、手術になったとしても傷跡も綺麗だし信頼できるとのことで先生がそこまで言うなら、、、と私もそちらにかかろうと決めました。
細胞診の検査が本当に痛かったのでめちゃくちゃ行きたくないのですが…はっきりとした方が気持ち的にも楽だし心配事を減らして生きていく方がいいと思うのでまた耐えねばという感じです。
良性ならほっとするし、悪性なら手術になるだろうけど命に関わるような病気ではないので何とかなるさ〜とね🙂
そんな訳で近いうちに検査に行く予定です。
そんで気を取り直して←
姉達とマックでランチして買い物へ行き、シャトレーゼに寄って色々購入しました😂
そしてそして姉から誕生日だから!とこちらを買ってもらいました〜
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ありがとうガチャピン😭
(姉をガチャピンとおちょくる最悪な妹
誕生日プレゼントもしっかりと貰ったのに、こんな美味しいものまで貰ってしまって本当にありがとう
栗が美味しかったよぉ
そしてスイートポテトが芋だよぉ(当たり前
めちゃくちゃ芋だったヨォ美味しいよぉ
シャトレーゼ祭りしてお腹パンパンになりました←
一つ残念だったのがこちら↓
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これも買いたかったけど見当たらなくて、お店の人に聞いたら「置いてません」と言われましたガックシ
求肥が好きなんだと最近気づいた私←
パンケーキばたどら食べられたので良しとしましょう👌
そしてあなたの番です劇場版を見て、かなりつまんなくて←
見なくてよかったなーってなりましたねぇ
お友達からは誕生日プレゼントが届いてびっくりしたし、定期配信でもコメントで祝ってもらえたしとてもいい1日になりました🙂感謝
(病気はいらないが←
これを書いている今、ありたんが膝の上にきて大サービスをしてくれています💖
寝床を探してかなりうろうろしててwどこへ行ってもしっくりこなかったようで、最終的に私のところにきてくれました…珍しい😭そんなありたんも25日で15歳になります。
いつの間にか私の年齢を越されおばあちゃんになってしまったけれど、まだまだ長生きをしてもらいたいです。毎日願っています。
そんなこんなで定期配信キングダムハーツ3が終わったら次は何のゲームをするかTwitterと YouTubeコミュニティでアンケートをとった所、バイオハザード8DLCに決定いたしました👏
Twitterではオクトパストラベラーが人気で少し驚きました。今回取ったアンケートのゲーム達はいずれプレイする予定のものばかりなので今後も楽しみです。
投票ありがとうございました
(°▽°)
それと。
先日通ってる歯科にて、また不快な気持ちにさせられ我慢の限界がきたので一区切りしたら歯科を変えようと決意しました←
本当に頭にきて大噴火です🌋
まず「今何の仕事してるの」「どこに行ってるの」攻撃が始まり、おめーに関係ねーだろと思いイライラしながら濁しまくっていたら
「〇〇に行けばよかったのに〜」
とか言われて、はあ?何で私が働く場所をお前に決められないといけないの?ってブチっときました。
行けばよかったのにって、仮に面接行ったとして受かるかどうかもわかんねーだろが!お前が経営者じゃねーだろが!無責任発言も大概にしろよ
何様だ!!!
😡😡😡😡😡
って気持ちを我慢してたんですよ。
そして終盤にそいつが私の椅子を倒しすぎて頭に血が昇る状態のまま放置され、新人助手の人に「超音波ブラシで綺麗にしてあげてねー」とか指示出して隣の人の治療へ移動して、その状態のまま歯の掃除が始まってしまったんですよ。
でその新人の人がめちゃくちゃ下手で(この人は慣れてないからしょうがないんだけど)唾液とか吸い取る器具で吸い取ろうと頑張ってるんだけど内側の皮膚が吸い込まれて、何度やってもずっと皮膚を吸い取ってて←でいざブラシ!ってようやくなったら、ブラシ動かしたら同時に水も出てくるやつでその水が喉の奥にめちゃくちゃ溜まってきてその水全然吸い取ってくれないから溺れかけて←
頭痛くなるわ溺れかけるわで「ちょっと椅子を起こして下さい」とヨレヨレになりながら言ったらむせたんですよ。
で全然歯の掃除終わってないのに隣からあいつが「もう降りてもらっていいよ」とか言い出したんですよ。
はあ?ついさっき綺麗にしてあげてって指示出したのお前だろーが!
こちとらむせとんじゃ!謝罪はないんかい!
そして全然終わってないのに降りてもらってって何なん?
この扱いは何なん!?👹
となりましたよね。
まじ適当。
助手の人は悪くないんです。悪いのは全部あいつなんです。
椅子倒して胸上にタオル置かれて、そのタオルの上に器具乗せられるのも初めから嫌だったし。
本当この歯医者は何様なんだろうか。一緒に働いてる人も可哀想です。本当嫌い😒
他人の事なめてるからこういう言動とれるんだろうね。見下してる感じするもん。
といういつもの愚痴が止まらないブログとなってしまいました〜
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tumnikkeimatome · 2 months
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お笑い芸人の「薬剤師いらんやん」発言が思わぬ波紋:薬剤師法で義務付けられた服薬指導、調剤薬局で処方箋を確認する事の重要性
発言の背景とその影響 2月28日に放送されたトークバラエティー番組で、お笑いコンビ「かまいたち」のメンバーが薬剤師に関する軽率な発言をし、大きな反響を呼びました。番組内での「薬剤師いらんやん」という発言は、多くの薬剤師や医療関係者から批判され、その後、関係者がSNSで謝罪する事態に至りました。 服薬指導の重要性 この騒動が浮き彫りにしたのは、服薬指導という薬剤師に課せられた義務の重要性です。薬剤師法に基づき、薬剤師は処方された薬の効能や副作用、正しい服用方法などについて患者さんに説明することが義務付けられています。このプロセスは、患者さんの安全を守るために極めて重要であり、誤った薬の服用を防ぐための重要な一歩です。 疑義照会の役割 また、薬剤師が処方内容に疑問を感じた際に医師に確認する「疑義照会」も、患者の安全を確保する上で欠かせない役割を担っています。このプロセスを通じて、誤…
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