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#やまもと鞄
chikahit · 1 year
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リンゴをいただいたので、軽く火を入れて朝ごはん代わり。 #やまもと鞄 #ごはん #朝ごはん #breakfast #リンゴ #apple https://www.instagram.com/p/ClKkgPwL5Ks/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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leomacgivena · 5 months
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ロールスロイス社の自動運転に対する見解は実に正しい。あと、ルイ・ヴィトンのお店の話として、女性が「やだ、この鞄ちょっと重い…」と言ったところ、「まさかご自分でお持ちになるつもりではありませんよね?」と店員に返されたという話を見たことがあり、実に正しいと思った。
Twitter / RodinaTP (via y-kasa)
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ancoromochico · 5 months
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【お仕事】オリジナルお洋服『可愛いを研究する日常の白衣』/Favorite
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一定数以上のご予約で生産決定だったのですが、おかげさまで実現しました〜!来年春頃に完成する予定!
【こんなお洋服】
・もちこ先生所属・可愛い研究所をイメージした、日常空間でも着こなせる白衣風ジャケットです。 ・一般的な白衣とちがい、全体的に角のないフォルムで、まあるいやわらかい印象なのがポイント! ・赤の差し色が目を惹く白、着回し抜群の黒。どちらも性別問わず着ることができます!
【こだわり満載のたっぷりポケット】
①A4サイズのポケット→鞄なしでなんでも持ち運べちゃう! ②クリア胸ポケット→お気に入りのバッジやマスコット、可愛いアイテムを飾ってみせてね ③ナイショのポケット→ロマンたっぷり、あなたしか知らない秘密のポケット付き
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site3216 · 7 months
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10月後半に
 今日から今月も後半に入る。今日は少し気温が上がるとの予報だがさすがに秋の深まりを感じる。長すぎた夏のせいなのか、快適となった今頃にかえって疲れを感じているのだ。  いろいろ試しているうちに少し生活が複雑になってしまった。これからは整理を少しして生活をシンプルにしていく。何でも片づけて自己満足することには与しない。見た目は変わらなくともやりやすいように作り変えていくのが目標だ。  鞄をリュックのようにしていたのをやめた。するといままで背負っていたために感じなかった重みを感じている。いまより持ち物を減らさなくてはならない。軽量化するために持つ道具の選び直しをせねばなどと考える。こんなふうに季節の変わり目は生活の仕方を見直すことも必要だ。
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wwwwwwwwwwww123 · 10 months
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満員電車乗ってるんやがワイの勃起ち●ぽが女の子に当たってビンビンや 1 お●ぱいも当たってくるし女の子恥ずかし照れ笑いも最高や ちなみに左手に鞄もって右手でつり革持ってるんやが これって痴漢になるんか? なるとしたら困るわ 5 どうやってスマホ操作しとるんや 7 >>5 音声入力や
(1) 2ちゃんねる迷スレ集【画像】さんはTwitterを使っています
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lalunameli · 3 months
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Yuri Petrov's Daily Schedule
From: The Rising - King of Works Super Fanbook
@tnbscans really made my day today with this scan of Yuri's Daily Schedule from The Rising - King of Works Super Fanbook. It has been previously translated but like all things Yuri, it's so quirky and hilarious that I was really happy to get a chance to read about the robot vacuum cleaner and the forgotten banana in their native language. Not only that, this man showered from 9:06pm to 10:28pm (must be nice to prevent pruning with your own built-in furnace 🤣), then noticed one of his nails was broken and filed it down. Werk 💅
Yuri Petrov, you silly silly lovable weirdo.
Note: I have also been provided with a cleaner scan of Yuri's KOW Profile which I will add to that post.
ユーリ・ペトロフ
Yuri Petrov
Start:
0:00
12:00am
0: 00 自宅にて、抱えている案件の書類に目を通している
12:00am At home. Looked through the documents for his cases.
1 : 34ミネラルウォーターを飲みながらオペラを鑑賞
1:34am Drank mineral water while listening to opera
2:38就寝
2:38am Went to bed
6:30アラームが鳴る。起床
6:30am Alarm went off, got out of bed.
6:35 洗顔&歯磨き
6:35am Washed his face and brushed his teeth
6:44 着替え。整髪
6:44am Changed his clothes and fixed his hair
6:51 母親の分も朝食を作る
6:51am Made breakfast for him and his mother
7:12起きてきた母親と共に朝食
7:12am Ate breakfast with his mother who had woken up
7:50介護STAFFが迎えに来て母親を連れて行く
7:50am The Nursing Staff arrived to pick up his mother.
8:00ロボット掃除機のボタンをON
8:00am Set the "ON" button of the robot vacuum cleaner
8:03家を出る
8:03am Left his house
8:30規定より30分前に出勤。仕事を始める
8:30am Got to work 30 mins early. Started his work day
8:43トイレに行くと、まだ清掃の人が入っていないらしくトイレットペーパーがきれている。全ての個室に十分にトイレットペーパーを補充し出る
8:43am Went to the washroom and noticed it hadn't been attended to by the cleaning staff as it was out of toilet paper. He refilled each stall with toilet paper.
9:00朝の会議
9:00am Morning Meeting
9:35 案件の資料に目を通す
9:35am Looked over his case materials
11:00 休憩。コーヒーにシロップを入れて飲む
11:00am Break. Drank coffee with syrup.
12:08 司法局内でデリバリーの昼食
12:08am Lunch delivered to the Justice Bureau
12:49 経済誌とバナナを購入
12:49pm Bought a business magazine and a banana.
12:55 歯磨き&身だしなみチェック
12:55pm Brushed his teeth and checked his appearance
13:00 デスクワーク
1:00pm Deskwork (paperwork)
14:45 休憩に入る。コーヒーにシロップを入れようとして、きれている事に気付く。悲しくなる
2:45pm Took a break. Tried to put syrup in his coffee and noticed it was out. Felt sad.
14:48 仕事を再開
2:48pm Resumed working
18:00 帰り支度。バナナを忘れていたことを思い出し、鞄に仕舞う
6:00pm Got ready to go home. Realized he had forgotten about his banana and placed it in his bag
18:04 司法局を出る
6:04pm Left the Justice Bureau
18:16 スーパーマーケットに立ち寄り、ミネラルウォーターを6本購入
6:16pm Stopped by the supermarket and bought 6 bottles of mineral water
18:44帰宅
6:44pm Returned home
18:45 手洗い&うがい
6:45pm Washed his hands and gargled
19:00 介護STAFFが母親を連れてくる
7:00pm The Nursing Staff brought his mother home
19:17 調理
7:17pm Cooked
19:48 母親は既に食事を終えているので、一人きりで夕食。デザートにバナナを食べる
7:48pm Ate dinner alone since his mother had already eaten. Had a banana for dessert.
20:21 TVでニュースをチェック
8:21pm: Watched the News on TV
20:59 今日もシュテルンビルトで殺人事件は発生していない。無言で小さく頷く
8:59pm Took note there were no murders today in Stern Bild. Gave a small nod in silence.
21:06 入浴(シャワー)
9:06pm Bathed (took a shower)
22:28 身体を拭き、髪の毛を乾かす。爪が割れているのに気付き、ヤスリで磨く
10:28pm Wiped off his body and dried his hair. Noticed he had broken a nail and filed it.
22:38 母親が何やら話し始める。今日は機嫌が良いらしく、ユーリの中学時代の思い出を楽しそうに話している。相槌を打ち、優しい笑みを浮かべる
10:38pm His mother started talking about something. Noticed she seemed to be in a good mood today, and was happily talking about the memories of Yuri's junior high school days. He nodded while smiling gently.
23:06 眠ってしまった母親をベッドに連れて行く
11:06pm Took his sleeping mother to her bed
23:15 携帯電話がメールが届いたことを知らせる音を鳴らす。誰にもアドレスを伝えていない筈なので驚く。ゆっくりとメールを見てみると宛先を間違えたメールだった。「アドレスをお間違えのようです」とメールを返す。だが、先方からの返信はなかった
11:15pm Received an alert on his cellphone about a new email. This surprised him because he doesn't give his email address to anyone. He looked at the email slowly, and noticed it had a wrong address. "It seems that you have the wrong address," he responded. There was no response from the other party.
23:21 抱えている案件の資料に目を通す
11:21pm Looked over case materials
23:54机にむかったまま、知らず知らずのうちに眠ってしまう
23:54pm Unwittingly fell asleep on his desk
End
24:00
12:00am (next day)
Pg 23 TIGER & BUNNY -The Rising- KING OF WORKS SUPER FANBOOK
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nanaintheblue · 10 months
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2年前の日記 
一軒目のスーパーで肉や牛乳を買い、二軒目のコンビニでキャベツを買う。通勤鞄に入りきらないのでラグビーボールみたいに手で抱えて帰路につく。昭和の盗人みたいに。 さくらに手紙の返事を送ってから一か月近く経つ。その返事、「ついたよ」という連絡が一向にない。
理由はなんとなくわかっているからこそ「届いた?」という確認のラインを送れずにいた。新幹線の中で一気に書き上げ、ほとんど推敲せずに会社で印刷して送った。多くなるとわかっていたのでwordで打ったものの、印刷すると5枚で、印字で送るには厚みおよび手紙としての気迫が足りない、と思い最初のページにちょっとしたイラストを落書きして「手書きじゃなくてごめんよ」と吹きだしを足しておいた。エアメールなのに名前だけ癖で日本語で書いてしまい、あわててSakuraと郵便局でローマ字を振った。 さくらは不思議な友人だと思う。
サークルの同期だった。それなので付き合い自体はかなり長いのだけれど、本当に素で彼女と話せるようになったのは結局のところ社会人になってからだった。 1年の新歓時期だかに部室で会ったのが最初の出会いだった。初手から、綺麗な子だなと思っていた。その頃のわたしにとって、その感想はイコール「仲良くなってもらえないかもしれない」という危惧とあきらめに直結していた。 かつ、さくらは明るくて元気でなつっこい性格で、当時そんな言葉はなかったが言うなればどう見ても「陽キャ」で、日なたの国道を歩いてきた子のように見えた。事実はどうかわからない、けれど、容姿のきれいさ、人にしゃべりかける屈託のなさ、応じている人の嬉しそうな笑み、そのどれも自分が持ちえないものだった。こういう人はわたしとは仲良くしたいと思わないだろう、と決めつけて遠巻きにしていたものの、さくらからしゃべりかけてきて、そこにはなんのへだてもなかった。あ、こういう子なんだ、と思った。性格に裏表がない天真爛漫な美人。わたしの中にある、「顔が綺麗な人はこういうもの」という偏見の型のどれにもあてはまらなかった。 仲良くなれるはずがない、と思った。性格が悪ければ品のない話で盛り上がったり誰かの陰口に花を咲かせるなり、という邪道な方法で近しくなることもできるのだけれど、さくらは本当に、目に見えるままの子だった。完敗だった。「さくらちゃんって冗談通じないタイプだよねー」と性格の悪いイケメンの先輩がいつだったか彼女がいない場で漏らしていて、それを聞きながらこっそり溜飲を下げている自分がとてもくだらなく、浅ましい存在だと思った。 1年の終わりに部長を決めなければならなかったので、誰もいないだろと思って立候補してみたらさくらも手を挙げたので正直びびった。お互いに打ち明けていなかったので、その時点ではまだ表面的な「仲良し」だったんだと思う。投票で決めることになり、なんとなくわかっていたが、さくらが部長になり、わたしは副部長になった。 票がどんなふうに割れたのかは結局知らないのだけれど、さくらが選ばれた、という事実は、当時のわたしをそれなりに傷つけた。わたしの方が部室に顔を出していたし、展覧会で作品もまめに出していて、部員として「まじめ」だった。本当に部長を務めたかったのかと言えば、いまに思えばそうでもなかった気はする。ありていにいえばそもそもなんで立候補したのかもいまひとつその時の自分の気持ちを思いだせない。でも、負けた、と思ったし、わたしではなくてさくらの方がこの場では上だとみんなに思われてるんだなあ、と思った。もちろん、単に人気投票ということではなく性格や適性や総合的なことを鑑みて選挙がおこなわれたにすぎないのだけれど、当時のわたしは結果をみんなで分かち合っている、という状況がいたたまれなくてしょうがなく、羞恥の意識が身体を貫いた。立候補なんてしなければよかった、と思った。 思いだせないなりにいま振り返ると、わたしは部長になりたかったのではなくて(むしろめんどくさそうだなと思っていたのだし)、「そうだよね、このメンツだったら**ちゃんがふさわしいと思う」とみんなにうなずいてほしかっただけなのかもしれない。けど、結果はそうじゃなった。 別にその一件を通してさくらと関係がぎこちなくなったとかわたしがよそよそしい態度をとったとか、そういうことは特になく、そのあとも適度に仲は良かった。逆に言えば、一定の友だちではあったけれど、深い仲になることもなかった。さくらがどう思っていたかはわからないけれど、わたしは結構確信的に、この子とはここまでだ、と思っていた。決定的なことがなくてもしにたいと思ってしまうことや、サークルの中でかっこいいなと思っている異性のことや、サークル内で聞きかじった下世話な噂話をさくらと盛り上がれる想像が全くつかなかった。 憶えていることがある。新入部員の頃、先輩に「さくらちゃん彼氏いたことあるでしょ! むしろいまいる?」と聞かれて「ないですよ」とこたえ、「うそー! 絶対もてるでしょー!」と騒がれ、さくらは素で困ったようにはにかんで、話題が変わるのをしずかに待っていた。そのやりとりを見ながら、ああ、ほんとにこの人は自覚がないんだ、と思った。自分がひかっていて、それはどうにだって武器にできるものなのに、居心地悪そうな顔をして。 嫌い、と思えた方が楽だったと思う。ただひっそりと、ちゃんとしゃべったことないけどたぶんこういう子はわたしの苦手なタイプだろうな、と思った。そしてその思い込みは、結局大学を卒業するまで、石のように残りつづけたまま、それでもサークルはおなじであるからして、「友だち」でいた。 東京に出たわたしは、23区ではなく国分寺に配属された。仙台よりいなかじゃんか、と思いながら、どうにか慣れない日々や人や街に慣れようと必死だった。そんな時、さくらが「東京行くから泊めて」と連絡を寄越してきた。遠いけど来なよ、と言うと「ありがとう!」と返ってきた。さくらは大学在学中アメリカに留学していたので、ストレートに学部を卒業したわけではない。そもそもいまひとつ、いまどういう状況なのかも知らないでいた。 夜遅く、さくらがマンションに来た。遠かったでしょ、と言うと、遠かった、と笑っていた。着いたのは22時過ぎとかだったので、お風呂を貸して、すぐ布団を並べて寝ることにした。 「**はどういう会社に入って、何の仕事をしてるの?」  川の水を掬ったような澄んだ声で問われ、一瞬言葉に詰まった。在学中に作家になれず、挫折をひきずったまま出版社に潜り込もうとしたものの内定は出ず、そうなるともう自分が何をしたいかなどまったくわからなかった。手当たり次第に企業を受けたものの、結局、自分がなるとはまったく想定していなかった職につき、当然、業務内容に全く関心をもてないまま社会人生活は始まってしまった。 ごまかしようもないので職種と日々の仕事内容をありのままに説明すると、「そうなんだ、意外だね」と言われた。本人が一番そう思っているのでへらへらするしかなかった。 「**はやりたいことがあって、仕事もちゃんとやって両方がんばってて、すごいね。わたしは自分が何をやりたいのか、まだよくわからないから」 「さくらっていまどうしてるの? まだ大学にいるの?」 いまさらのように尋ねると、アメリカの大学でアニメーションの勉強をしているのだと明かしてくれた。さくらは建築学科だったので、意外だった。「アニメーターを目指してるの?」と尋ねると、まだ決めていない、としずかに返ってきた。 「**みたいに、小説が心から好きで、一所懸命書いてるのうらやましい。わたしは、まだ自分がどうしたいのか定まってないから。向こうでいろいろ美術のこと勉強中」向こうでは、デッサンの基礎を学んだりアニメーションを実際につくったりしているらしかった。美術部は完全に趣味で在籍していたわたしからすれば、せっかく名前のある大学に入ったのに随分思い切った進路だなあ、とひそかに思ったけれど、小説を書かない人間からしたらわたしがしていることだって相当突飛だろう、と思い直した。 「**みたいに、これだ、って思える芯があるわけじゃないから羨ましいよ」 わたしは黙り込んだ。 会社のトイレで泣き、月曜日から木曜日まで毎日「早く金曜日にならないかなあ」と思いを馳せながら働き、日に日に時計を確認する頻度が上がる、東京の郊外での些末な暮らし。仙台にいる恋人からは4月に「別れよう」と言われてから別れ話がこじれにこじれ、肝心の小説は、失���や引っ越しで精神がめちゃくちゃにになったことを盾に事実上筆を折っていた。新人賞用の原稿はせっかく書き上げていたのに推敲が面倒くさくなり、というか急に点数をつけられるということが怖くなって土俵に送り込まずにボツにして、新しい小説は書こうとしては途中で投げていた。こんなの全然「羨ましい」なんかじゃないよ、と思ったけれど、いまの自分のていたらくを一つひとつ明かす勇気も気力もなかった。そして、こんなめちゃくちゃな生活でも、羨ましい、と思えるような面がまだ残っているのであれば、その虚像をまだ信じていたかった。さくらが、誰かを、それも自分を「羨ましい」と思うことがあるなんて、想像もしていなかった。 四年も付き合いがある中で、初めて、いろんな話をした。ほかの、さくらよりもっと親しいと思っていた部員にも言ったことのない本音や、愚痴や、夢や、感情のことを話した。次の日は「**がこの町で好きなところに連れて行ってよ」と言うので、妹尾図書館まで歩いて行って、お昼を食べて、さくらを駅まで送った。 その一件から、わたしのさくらへの気持ちや関係性の捉え方が変わった。時々ラインを交わし、時差のすきまで電話をした。 そして、社会人1年目の年末、さくらから再び連絡があった。日本に帰ってきてるから晩御飯食べよ、と誘われ、自分の職場である新大久保のトッポギを食べることにした。学生時代からうすうす気づいてはいたが、さくらは辛い物、というかげてものが好きなタイプの女の子だった。言いはしなかったけれど、可愛いのにへんなやつ、と失礼な感想を持っていた。 「そういえばさ、さくらは死にたいとか思ったことなさそう、って昔**に言われたな」  さくらが選んだ店は、大久保でも有名な激辛の店だった。熱くて辛い、痛みの根源のような食べものと格闘しているさなか、急にさくらが言いだした。ぎょっとして「そんなこと言った?」ととっさに言い返した。さくらは邪気のない笑顔で言ったよ、とうなずいた。 「なんてこというんだ! って思ったもん。覚えてないの?」 全く、覚えていなかった。頭があせりで真っ白になった。 大学生の頃だったら、さくらのように明るく、人に囲まれたきれいな子はしにたいとか思うはずがない、と思い込んでいたかもしれない。いや、かもしれないとかじゃなくて、そう思っていた。 覚えがない。でも言ったのかもしれない。あの頃の自分ならありうる。内心汗をかいていると、さくらはあっさりと別の話題を話し始めた。正直に言えば、言った言わないの問答にならなかったことに心から安堵した。さくらがそういうなら言ったんだろう、と思った。 新しい仕事や近況の話をして、残ったトッポギは包んでわたしが持って帰ることにした。新宿駅に向かって歩きだし、線が違ったので地下へ降りる階段の前で別れた。 よいお年を、と口にしたら「おない年の人と言い交わすのって変な感じ」とさくらが笑った。それを見て、どうしようもなく、さみしい気持ちになった。 あ、いまわたしこの人に抱きつきたいかも、と思った。同性の友達に対してそんなふうに思ったのは初めてだったし、友達とハグをした経験も数えるほどしかなかった。正確に言えば、こういう場面でそういう、突発的なハグをしたことがなかった。びっくりされそうな気がして、言わないでおいた。 だって、さくらとはそういうんじゃないし。この期に及んで、そう思う自分が、確かにいた。遠慮、後ずさり、虚勢。結局、また明日学校で会うみたいな顔をして、手を振って別れた。 それからもなんどか電話した。突然ラインをくれるのはいつも彼女だった。あれからいちどもわたしの失言についての言及はなく、読んだマンガやいま書いている作品について、あるいははまっているアイドルについてとりとめもなく雑談した。塩釜で全裸になったときの原稿を送ったらすぐ電話をくれて、会社の非常階段で15分くらい話した。性的な話を全くかわしたことがなかったので、道徳的な観点で批判されたり軽蔑されたらちょっとやだな、と思っていたけれど、そんな無粋なことは全くさくらは口にせず、ただただ面白がっていた。 この人はわたしが思うような人ではなかったのかもしれない。友だちになってから随分時間が経つという��に、いまさらのようにそう思った。そして、離れてからしか気づけなかった自分が、あまりにもおろかだと思った。自分の保身ばかり目を向けていて、さくらを「顔のきれいな人」としか見ていなかったのだ、といまになって思った。 さくらから突然ポストカードが届いたのは8月の終わりのことだった。玄関で、靴も脱がずにそれを読んで、わっと泣いた。とくべつな内容ではなく、日本の小説を読んで、わたしと話したくなって、筆を執った、そういう簡潔な内容だった。まぎれもなくわたしだけにあてられた手紙だった。 大学生の頃、わたしはさくらとはここで終わりだろう、と思っていた。もちろん一人の友だちに対して明確にそう思っていたのではなく、社会人になっても遊んだり、連絡を取ったりするだろうとは全く思っていなかった。それを、さびしいとも、正直に言えば思っていなかった。さくらとはここまで、と思っていたから。 でも、大学を出て4年経ったいまでも、わたしたちは友だちだ。それはさくら一人の力によって関係性がつづいているんじゃないだろうか。だって、わたしから連絡をするのは、書き上げた小説を送る時くらいだ。それは、よく言えば信用しているから読ませているとも言えるけれど、わたしは当事者だから自分の気持ちはわかっていた。 ものをつくっている人に送れば、内容に問わず書き上げたことに「すごいね」と言ってもらえるとわかっていたから、その賞讃ほしさに送っていただけなんじゃないだろうか。 でもさくらはそうじゃなくて、本当にただ純粋に友だちとしてわたしを好きで、信じている。はっきりそう書いてあったわけではないにしろ、そういうことが伝わる手紙だった。というよりも、アメリカからわざわざ手紙を送るという行動だけで、充分だった。封筒には、きらめくはなびらの切り紙も一緒に入っていた。ラブレターだ、と思った。 さまざまな感情が津波のように打ち寄せ、長い手紙を書こう、と思った。集中して書きたい、と思って移動中に書き上げた。それはさくらに対する感情の変化を綴った、独白のような懺悔のような、一方的な内容だった。書いている時は集中していたので気づいていなかったけれど、送って数日後に読み返して、うわ、と思った。顔が、赤ではなく蒼くなるのを感じた。さくらが寄越したものがラブレターだとしたら、これは単なる弁解だった。許してほしい、とうわめづかいが浮かび上がるような。 うーんと思っているうちに、ひさしぶりに東京で大きな地震があった。(これは、本当にだめなほうの地震かもしれない)と思った。部屋の真ん中で硬直しているうちに揺れはおさまった。 そういえば忘れてたな、地震ってくるもんだったな、とぼんやりしているうちに、いまだったら、送りそびれているいくつかのメッセージを送れそうだと思った。どれも年単位で滞っている連絡で、地震程度ではやはり、勇気が湧かずに素通りした中で、さくらには送れる、いま、と思った。 【手紙届いてる?】 次の日に連絡があった。【手紙で返信送ろうと思ってた!ごめんね】【来週一時帰国するから会おう!】だった。拍子抜けした。怒って連絡を寄越さない、ってわたしじゃあるまいしさくらにかぎってありえないか、と思ってちょっと笑った。 【13日なら空いてる うち泊まりなよ】 さくらからの手紙には、「**とべろべろになるまで飲んでいっぱい話したい」とあった。さくらが結構お酒に強いことを、ふっと小さい風が吹くようにして思いだす。さくらがうちに来るまでに、ヘパリーゼと一ノ蔵を買っておこうと思う。
2021.11
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m12gatsu · 11 months
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薬が効くまで
痴呆けてない方の祖母が体調を崩して入院したというので見舞いに行った。結婚式のアルバムがちょうど上がったので持って。重たかった。雨催いで、厳重に包んで濡れないように鞄を前に抱えていった。電車の窓から洗濯物が干しっぱなしになっているベランダが一つ、二つ、と見えたから、降りる駅まで数えてみた。5軒くらいあった。食うや食わずで卒倒したと母から聞いていたから、どれほど弱っているか心配していたけれど、病室に入って間仕切りのカーテンを開けると、窓の方を向いてベッドの淵にしゃんと腰掛けて座っていた。祖母は俺に気づくと、あら、といって、土気色の顔に埋まったガラス玉みたいなふたつの目をパッと開いた。アルバムを渡すと、あらー、とまた歌うようにいって、良い衣装だったね、歯並びがいいね、などと頻りに俺を褒めそやし、青空の下で我々夫婦が寄り添っている最後の見開きのページに差し掛かると、良い記念だね、といった。『ちいちゃんのかげおくり』にそんなセリフがなかったか、と咄嗟に思った。空に送った影を見上げて母親が言うのだ、確か。すると、祖母も自分の言葉に何か不吉な響きを感覚したらしく、記念ってことないね、いい思い出だね、と言い直した。
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chikahit · 1 year
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今日もルーロー飯!仕上がり完璧?旨い! #やまもと鞄 #ごはん #lunch #中華料理 #ルーロー飯 https://www.instagram.com/p/CkuakEcSOn8/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tsukishiro-himari · 13 days
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「数年前備忘録」
疲れ過ぎると突然泣けてくるし唐突に笑う
ライブを、歌を、生き様を届けたい一心で
立っているよ
イタクァのラストの歌は
いつも今日で最後と思って歌っています
NärCon、そしてツアー最後のステージでは
今迄でいちばん伸ばして歌いました
目を開けた時
青空と沢山の拍手が聴こえ
その光景を一生忘れないと思った
#lappelduvide2022
移動時間
海外の空を見ていると大きくて広くて
風もこんなに気持ち良かったんだなあって
泣きそうになるよ
日本行き最後の飛行機に乗ります
帰り道は想いが巡りやっぱり切なくなります
大きな空や異国の色んな思想
文化を持っている方々との交流は
私の小さい思考や世界を
思いがけないところへ
いつも連れて行ってくれます
ありがとう
I will always think of you and send you my love.
#lappelduvide2022
日本に着きました
蝉の鳴き声が大きくてびっくりしちゃった あっという間に季節が巡っていくんだね
ただいま
#lappelduvide2022
季節の匂いが切ないのは
思い出を思い出すからかな
ケロちゃんがあっけらかんと
人生の教科書みたいなことを言う
「生きてると辛いこともたっくさんあるけど
逃げんと立ち向かっていかないかん時が
あるねんで」と
エピローグで唐突に言うからそうだよね
と泣いちゃう
色んな伝えたいことがあって
毎日どうすればいいか今は未だ
分からないけど
生きてる
車掌さんに手を振ったら振り返してくれた
電波塔
人間の背骨みたいに感じて惹かれるのかも
ゆいちゃんが遂に休職する事が出来て
「あかちゃんが泣くことが
おしごとなのとおんなじで
必要な時間なんだよ。全部大丈夫。」
といいねいいねしたよ。ずっと味方だょ。
苦しい時に支えてくれた言葉や存在は
私の中にずっと遺っています
怯んでしまわず、臆さず 
少しづつでも。
女子高生の鞄からねぎが出てるの、可愛い
今日は練習を終え
帰ってから気付いたら寝てしまっていて
「人間は"眠る"が充電だったんだ」
と当たり前のことに気が付きました
ひとつ出来ても
次々に出来ないことに直面してまさに
人生を感じているけれど、絶対に諦めない
実は最近
「自分と上手く付き合えない期」
に入っていて
色んなことが目に入り
頭を抱え込んだり寂しかったり
したのだけれど
当たり前に環境が変われば
全く動揺しない訳がなく
歯を食いしばる時はいつだってあるけれど
まだ頑張りたいっていつも思うのは
応援してくれるみんなの存在のおかげだよ
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longgoodbye1992 · 7 months
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Dear M
今から三ヶ月前に同時に仕事や恋人を失った時に支えてくれたのは、Tumblrで知り合ってかれこれ五年話していた愛奈だった。
その愛奈に先日会うことが出来た。
ここに書こうとは思ってなかったけれど、愛奈が望んだので綴っておく。
降りるはずのインターを一つ過ぎて愛奈に連絡した。
アパート近くの変な名前のラーメン屋が待ち合わせ場所だった。
カーナビの到着予定時刻は約束より五分過ぎた時間。
愛奈の顔を見たのは今から五年前くらいか。まだ十代だった。そのイメージだけが頭にあってどんな女性なっているのか見当もつかなかった。
長閑な農道の中にあるセブンイレブンで気を落ち着けるために緑茶を買った。
マウスウォッシュで口をすすぎ、お気に入りのナイルの庭を首筋や足首につけた。
約束の場所に到着してすぐにLINEを送った。すぐに今から向かうと連絡があった。
間もなく道路の向こう側からスラリとした女性が歩いてきた。白いニットに黒のスカート。肩まで伸びた黒い髪。すぐに愛奈とわかった。
運転席に座ったまま、どうしていいかわからなくなった。どんな言葉をかけたらいいのか、どんな表情をしたらいいのか。
とりあえず降りることにして運転席のドアを開けたタイミングで愛奈が助手席のドアを開けてあららとなった。
愛奈と向き合い顔を見た。昔見た写真とは随分と変わり、大人の女性になっている。例えるなら吉高由里子や和久井映見、笑うとYUIや橋本愛に似た雰囲気で和服が似合いそうだという印象を受けた。
この辺りは何を話したのか記憶にないが、地元の名産や実家で作った米、お守りなんかを渡した。そのお土産があまりにも多かったからアパートの近くで待ち合わせていた。
荷物を置きに一度部屋へ戻る愛奈の後ろ姿を見ながら素敵な人になったなとしみじみした。
車で繁華街へ向かう。夜市があってそこに行こうと約束していた。
車内では昨日の飲み会の話を聞いて青春だななんて羨ましくなった。愛奈は大学生だ。
「電話で聞くのと声若干違う」
「確かに」
助手席側の窓から西陽が射し込む。
「いい時間ですね」
「そうだね、着いたらちょうど薄暮でお酒が美味しいんじゃないかな」
緊張していた。助手席に座る愛奈の横顔をほとんど見れなかったのを今では後悔している。それとカーオーディオから流れる曲がたまたまTaylorSwiftの「DearJohn」とかバラードばかりだったのがちょっと恥ずかしかった。
俺が泊まるホテルにチェックインしてから夜市へ向かった。川沿いの道を愛奈と歩く。
「この街を歩くのは初めてですか?」
「そうだな、中学生の時に歩いて以来だから十五年くらいぶり」
「そっか研修で来たって言ってましたね」
「いい街だね。住みたいくらい」
「私ももっと住んでてもいいかなって思う」
マンションの間をすり抜けていくと目の前に夜市の旗が掲げられていて、大勢の人で賑わっていた。
「まずは食べたい物に目星つけて端まで歩こうか」
「途中でビール買いましょ」
「いいね」
焼鳥、海鮮焼き、日本酒、スイーツなど様々な店が並んでいる。人は多いが決して歩けないわけじゃない。
「彼に夜市行くって言ったらいいなって言ってました」
「今度連れてきたらいいよ」
「でも彼人混み苦手なんですよね」
「それじゃあダメか」
「そういう私も苦手なんですけどね」
「俺も得意ではないな」
ビールを売ってる店を見つけて並ぶ。
ふんわりした泡が美味しそうな生ビールだ。
生憎座る場所が空いてなかったので立って乾杯した。
「はじめまして」
「はじめまして」
二口で半分くらいまで飲んだ俺を見て愛奈は笑っていた。好きな銘柄ではなかったけれどここ何年かで一番美味しい生ビールだった。
色々と歩いて海鮮焼きを買って食べることにした。
何となく愛奈の前を歩いたのは横に並んで歩くのが照れくさかったのと、俺が横にいることで愛奈の価値が落ちてしまうじゃないかと思ったからだ。それくらい愛奈の姿は美しさとミステリアスさがあって、もし知らない間柄でどこか別の街ですれ違っていたらきっと振り返ってその後ろ姿を目で追ってしまっただろう。
親子連れの横の席がちょうど空いており、了承を得て座った。
Tumblrの人の話なんかをして海鮮焼きを食べる。
イカ焼きに苦戦してタレを服にこぼしそうになる愛奈を心配なようなちょっと可笑しいような気持ちで見ていた。
「ビールもう一杯飲んだら帰ります」
「えっ?」
虚をつかれたような気持ちになった。
「そう言わずにどこかお店行こうよ」
「週報書かなきゃいけなくて…」
「まあな、今朝まで友達と飲んでたんだもんね」
無理矢理そう納得させる。
何か嫌なことでもしていたのだろうか。もしくは俺のルックスやらファッションが想像と違っていたから早く帰りたいのかとも考え、次のビールを買いに行った愛奈の背中を見ながら天を仰いだ。
ビールを飲みながら残っていたホタテを食べた。手がタレだらけになっているのを見て愛奈がハンカチを渡してきた。
「いいよ、せっかくのハンカチが汚れる」
「裏側ならいいですよ。見えないし」
「なんかごめんな」
お言葉に甘えて手を拭いた。十一匹のねこの刺繍があった。
「かわいいね」
「お気に入りです。書店で買ったんですよ」
ハンカチを返す。
「口にもついてます」
そう言うとそのハンカチで俺の口の横を拭った。
ほんの数秒の出来事なのにその瞬間は鮮明に残っている。
「なんか子供みたいだな。かっこ悪いね」
「男の人はいつまでも子供ですから」
愛奈の底知れぬ母性は本当に罪だ。年甲斐無く甘えてしまいたくなる。かれこれ五年も話しているからどんなバイトをしてどんな男と交際しているのかほとんど知っている。だから同い年の女の子達とは一線を画すくらい魅力的な人になったんだな。
夜市を後にする。空は確実に夜に近づいているがまだ青が見えている。
駅の方向に向かいながら二人してトイレに行きたくなり場所を探した。
「この街のトイレなら任せてください」
そう言う愛奈の後ろをついて行った。
二人とも限界に近づいていたから小走りでテナントが多数入る建物に入った。
終わるとお土産コーナーを見ながらコンビニに入った。
玄米茶と愛奈が吸ってる赤いマルボロを買った。
「そこの角で吸いましょう」
「そうしよか」
玄米茶を一口飲んでアメリカンスピリットに火を点ける。愛奈はライターを持っていなかったのでその後に俺が点けた。
「今日はありがとう」
「こちらこそたくさん貰ってしまって」
「いいんだよ。命の恩人なんだから」
「いやいや」
「これで思い残す事はない。いつ死んでもいい」
「そんな事言わないで。悲しい」
「最近思うんだ。生きてる価値あるのかなってさ」
「じゃあ飲みながら人生語りましょ」
愛奈の言葉に驚く。
「帰らなくていいの?」
「いいです。お話しましょ」
なんか泣き落とししたみたいでかっこ悪いなと思った。愛奈の時間を奪っていくみたいで罪悪感も湧いた。でもそれを超えるくらい愛奈ともっと飲みたい話したいというエゴがあった。
「そうか。ありがとう。愛奈ちゃんと一緒に行きたい店があるんだ」
「どこですか?」
「バーなんだけどさ」
「バーあまり行ったことないから行きましょ」
煙草を吸いながらバーを目指す。
途中で車に轢かれそうになると腕を引っ張ってくれた。
「いいんだよ、俺なんか轢かれたって」
「ダメですよ。死んだら悲しいですから死なないで」
「でもさ、よく思うんだよね。交通事故なら賠償金とかでお金残せるしさ」
「それは私も思うときあります」
そんな話をしていたら店についた。
俺が持っていた玄米茶を愛奈が自分の鞄に入れてくれた。
明るめな店内のカウンターに横並びで座る。
愛奈はモヒート、俺はモスコミュールをオーダーして乾杯。
「私、親の老後見たくないんです」
「そうなんだ」
「前に言いましたっけ?産まなきゃよかったって言われた事」 
「うん、覚えているよ。それならそう思うのも不思議じゃない」
「計画性ないんですうちの親。お金無いのに産んで。三人も。それでたくさん奨学金背負わせるなんて親としてどうかなって思うんです」 
「そう思うのは自然だな」
「だから私、子供産みたくない。苦労させたり嫌な気持ちにさせたくないから」
「でも愛奈ちゃんはそうさせないと思うけどな」
「育てられる自信ないです」
「そっか。でもそう思うのは愛奈ちゃんの人生を振り返ってみたら自然だよ。それでいいと思うし、理解してくれる人はたくさんいるよ」
「結婚しないと思いますよ」
「それはわからないよ。これからさ、その気持ちを超える人が出てくるかもしれないし」
モスコミュールを飲み干した。
もし自分が同じことを親から言われたとしたらと思う怖くなった。そんな中で愛奈は自分の力でそれを乗り越えて立派に生きている。愛奈を抱きしめたくなった。ただただ抱きしめてもう大丈夫だって言いたかった。
愛奈からマルボロを一本もらう。久々に吸った赤マルは苦みが程々で後味が美味かった。そこで知ったのは赤マルは二種類あって、俺が渡したのはタールが高い方で、愛奈は普段低い方を吸っているらしい。
「あの棚の右から二番目のお酒知ってます?」
「知らないな」
「友達が好きで美味しいらしい」
「読んでみよか」
スコッチだった。
ソーダ割りで飲むと中々美味しかったけれど、元々カク���ル用のウイスキーとして作られただけあって、もうワンパンチ欲しい味だった。
三杯目は俺はヨコハマというカクテル、愛奈は和梨のダイキリをオーダーした。
「俺もさ、親を看取らなきゃいけないプレッシャーがあって辛いんだ」 
「一人っ子ですもんね」
「出来た親でさ。ほとんどのことを叶えてくれた」
「すごいですね」
「ほんとすごい人だよ。だから期待に応えなきゃって思うとさ。色々しんどくなるんだ」
ヨコハマを一口飲む。ウオッカとジンの二つを混ぜるカクテルだからぐっとくる。愛奈に一口飲ませると「酒って感じです」と感想を述べた。茹で落花生がメニューにあったのでオーダーする。愛奈は食感が苦手だったようだ。愛奈はダイキリについてきた梨を一口食べ俺にくれた。甘くて美味い梨だった。次にオーダーしたのは愛奈はシャインマスカットを使ったウオッカマティーニ。俺はサイドカー。
「ゴリラいるじゃないですか」
「実習先の人ね」
「ほんといいなって思う。優しいし人のこと良く見てるしたくさん食べるし」 
「既婚者じゃ無きゃね」
「そうなの。でも奥さん可愛かった」
「たぶん可愛いだろうな」
「一緒にいれはいるほどいいなって気持ち強くなる」
「叶うとか叶わないとかそんな事はどうでもいいから今の時間楽しめたらいいね」
「頑張ります。お局怖いけど。でも最近機嫌いいからいいや」
シャインマスカット一粒を俺に寄越す。繊維質の食べ物があまり好きではないらしい。サイドカーを飲ませると美味しいと言った。
「サイドカーに犬って映画知ってる?」
「知らないです」
「すごくいい映画だよ。小説原作なんだけれど」
愛奈がスマホをいじる。
「Huluで見れるんだ」
「そうなんだ。便利やな」
「今度見よう」
その後は愛奈の好きな小説の話をした。加藤千恵って読んだことなかったなと思いながら話を聞いていた。
「次なんだけどさ」
「はい」
「ピアノがあるバーに行きたいんだ」
「行きましょ。その後ラーメン食べて帰るんだ」
「いいね、そうしよう」
店を出てると少しだけ肌寒くなっていた。
ピアノのあるバーに向かって歩いていく。
「バーに入るの初めてでした」
「そうなんだ。前の彼とは来なかったの?」
「入るのに緊張するとこには行かなかったんです」
「最初は緊張するもんな。慣れればいいんだけど」
「あっちの方にあるビストロにもやっと入ったくらいだから」
「そうなんだ。でもいいもんでしょ」
「すごくよかったです」
「そうだ」
「どうしました?」
財布から千円札を数枚出して愛奈に渡した。
「タクシー代、忘れないうちに渡しておくよ」
「えっ、いらないですよ」
「遅くまで付き合わせてしまったし」
「いいですって」
「いや、受け取って。今日は本当にありがとうね」
愛奈のポケットに押し込んだ。
「すみません。ありがとうございます」
「ほんと愛奈ちゃんには救われっぱなしだよ。だからこれくらいはさせてよ」
そうこうしてるとピアノバーの前についた。
少しだけ緊張したが意を決して入る。
店内は混雑していたが運良くピアノが横にある席に座れた。さっきまでは横に座っていた愛奈と向かい合わせで座った。目を合わせるのが照れくさくなるなと思った。
「リクエストしてもいいみたいだよ」
「えー、いいな。弾いてもらいたい」
「何かあるの?」
「一時期、月光にハマってて」
「いいね」
「でも何楽章か忘れちゃった。ちょっと聞いてもいいですか?」
「いいよ」
愛奈がイヤホンを繋げて聞いている。
その間に俺は「Desperado」をリクエストした。
「一でした」
「そっか、次に言っておくよ」
Desperadoが流れる。
愛奈も知っていたみたいで俺が勧めたピニャコラーダを飲みながら聞いている。柔らかくて優しい表情が美しく貴かった。
「これはさ恋愛の曲っぽいけどポーカーで負けた曲なんだ」
「えー」
愛奈が笑う。
次にピアニストの方に愛奈のリクエストを伝えた。
始まると今にも泣きそうなくらいに感動している愛奈がそこにいた。スマホを向けてその時間を記録している。その時の顔は少女のよう、昔見た愛奈の写真に少し似ていた。
お酒が進んでいく。
カウンター席のおじさまがビリー・ジョエルをリクエストしている。ストレンジャーやHONESTYが流れている。
会話は愛奈の男友達の瀬名くんの話題に。
「今度ドライブに連れてってくれるんですよ」
「ロードスターに乗ってるみたい」
「オープンカーか。この時期はまだ気持ちいいね」
「天気の良い日見ておくねって」
「いい子やね。その子と付き合っちゃえば?」
「でもね、絶対彼女いるんですよ。いつも濁してくるけど」
「そっか」
「沼っちゃう男子ですよね」
「じゃあさ、俺と付き合って」
「仮にも彼氏いるんですよ」
「冗談だよ。俺は君に似合わない」
もっと若くて横浜流星みたいなルックスで何か才能があって自分に自信があったらもっとアピールしたかもしれない。そう、愛奈に合うのはそれくらい優れている人で、愛奈を大切に包み込むことが出来る余裕がある人に違いないからだ。
「あの曲聴きたい」
「なに?」
「秒速の曲」
「One More Time?」
「それ!」
「じゃあ頼んでおくよ」
ピアニストの方にお願いするとすぐに弾いてくれた。愛奈は感激してこのときは本当にその強い眼差しが少し濡れていたように見えた。
タバコに火を点ける。愛奈をちらちらと見ながら吸うタバコはいつもより目に染みる。
ダービーフィズを一口飲む。久々に飲んだがやはり美味しい。
「すごく嬉しかった」
「よかったよ」
最後の酒に選んだのは愛奈はシシリアンキス、俺はXYG。
そのオーダーを聞いていたピアニストの方はGet Wildを弾いてくれて俺は笑った。
「これさ、シティハンターで出てくるんだよ」
愛奈はもちろん知らなかった。男の子の映画だからね。
「ボズ・スキャッグス弾いてほしいんですけど」
近くの席の女性が弾いているピアニストに声をかけたがちょっと待ってと制止された。女性がトイレに入った間に俺はこの隙にと一曲リクエストした。
愛の讃歌。
愛奈も知っていた。
タバコも吸わず、氷だけになった酒で口を濡らし、聞いていた。少しだけ目頭が熱くなった。
曲が終わるとお酒が届く。
「渋いお酒飲まれますね。さっきのダービーフィズとか」
マスターから声をかけられた。ダービーフィズの泡がいいよねと話した。
ピアニストにさっきの女性が話しかけている。
「ボズ・スキャッグスをお願いします」
「曲はなにがいいですか?」
「曲名がわからなくて…」
「それならウィー・アー・オール・アローンを聞きたいです」
俺が言った。すると二人ともそれがいいとなって弾いてくれた。
訳詞には二つの解釈がある。
僕ら二人だけ。なのか、僕らはみな一人なのか。
今だけは前者でいさせてほしいと思った。
「ピアニストの人が弾いてて気持ちいい曲ってなんなんだろう」
愛奈が言う。
「確かに気になるね。聞いてみるよ」
ピアニストの方に聞く。
「その時で変わります。上手くできたなって思えば気持ちいいですから」
なるほどなと二人で頷いた。
最後のリクエストに「ザ・ローズ」をお願いした。
ピアニストの方も好きな曲らしい。
「気持ちよく弾けるように頑張りますよ」
この曲は愛奈も知っていた。
オールディーズの有名な曲だ。
気持ちよさそうに弾くピアニストと聴き惚れる愛奈を見ながら最後の一口を飲み干した。
後半はあまり愛奈と話をした記憶がない。二人ともピアノの音色に癒やされながら静かに酒を飲み、少しだけぽつりぽつりと会話をする。そんな落ち着いたやり取りが出来る関係っていいなと思った。
会計をする。
お釣りを全て、といっても少額だがピアニストの方に渡してもらった。
財布の中身が増えている気がした。
愛奈に聞くと何もしてないらしい。
「きっと財布の中でお金が生まれたんですよ」 
そういうことにしてピアノバーを出た。出る直前に流れていた曲はドライフラワーでちょっとだけ不釣り合いで笑えた。
愛奈がラーメン屋を案内してくれるが場所が少し分かりにくくて何とかたどり着いた。
ビールを少し飲みながら餃子を食べているとラーメンが届いた。
二人して黙々と食べた。美味かった。
「大盛りにしてもよかった」
「私もう食べられないからあげますよ」
愛奈が麺をくれた。それを全て食べてビールを飲み干す。
二人で一頻り飲んだあとに餃子をつまみながらビールを飲み、ラーメンを一緒に食べてくれる女性は出会った事なかったかもしれない。
会計前にトイレに行きたくなって財布とカードを愛奈に渡して払っておいてほしいとお願いした。
戻るとテーブルに忘れていた眼鏡を俺に渡しながら
「使い方わからなくて自分で払っちゃいました」
「えっ、ああ、ごめん。現金渡すよ」
「いらないですよ。たくさんご馳走になったんでこれくらいはさせてください」
何度かやり取りしたが甘えることにした。
愛奈には甘えてばっかりだ。
店を出て大通りに向かう。
タクシーをつかまえようと。すぐにつかまった。
「このタクシー割引使えるんですよ」 
「ありがとうね、また会おう」
「はい!」
タクシーを見送った。夜の大通りをすーっと去っていった。
ホテルへの帰り道。コンビニでお茶と赤マルを買った。久々に吸って美味しかったからだ。お茶は愛奈の鞄に預けたまま忘れていた。
赤マルに火を点ける。
やたらと煙が目にしみる。夜空を見上げたら明るい繁華街にも関わらずいくつか星が見えた。
生きていてよかった。
それくらい楽しくて美しい夜だった。
また愛奈に会いたいと思った。次はいつ会えるだろう。そんな事を考えながらホテルのベッドに倒れ込む。
「死んだら悲しいですから死なないで」
今日何度か言われた愛奈の言葉がリフレインしている。
本当に素敵な人だ。あんなに幼くてどうしようもない人と恋に落ちてたのに上手に成長した。
あんなに気遣いできて疲れないのかなって思う。
少し心配だ。
愛奈を写した写真を見返す。ブレてる写真ばかりで下手さが目立つが二枚ほどいい写真があった。
大切にしなきゃなら��い人がこの世にはいる。
間違いなくそれは彼女である。
これは一夜の記録と愛奈への恋文だ。
なんてね
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asagaquru · 1 year
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タバコやめた方がいいかな、と聞かれたので「妊娠した時には旦那さんになった人にはやめてほしいって思うけど」とか「呼吸器内科で働いてたことあるけど、肺疾患は最後は苦しんで死んじゃう病気だしね」と返してみた。他人の生活習慣に対してあんまり口うるさく言うものじゃないなと思って、彼とわたしに置いての会話じゃなかったのが見透かされていたのか「なんだか釈然としないね」と言われてしまう。きっとどこかでわたしは、彼がわたしをきっかけにして変わっていくことを避けている。彼とわたしの境界がわからなくなるほど一緒になってしまえば、いつか離れることになった時にこっちまで皮膚が剥がれて出血して手負いになってしまう。出会って間もないわたしたちが互いに漬け込むには、25と26という年齢はそこそこに自己を確立してしまっている歳だし、わたしたちは酸いも甘いも苦いも辛いも出会う前の人生で経て今の自分があると互いの言葉を通じて認識し合っている。ぽっとでのわたしが彼を影響さすなんてまだまだ忍びない。今はまだふたりずつでいたい。恋と呼ぶには静かすぎるかもしれない。ちゃんとわたしは恋できてるのだろうか。
わたしの家に泊まった彼の方が朝早く出るというので、準備する様子を布団から遠巻きに眺めてみたり、洗面台に立つ彼の肩に顎を乗せて鏡越しに見つめたりしていた。鞄から香水を出して身体に吹き付けてるので、奪い取ってわたしの枕に2回香りつけてから返した。出会った時から彼からこの匂いがする。トップノートは甘く花のような香りがして、そのあとは顔を埋めて微睡みたくなるような匂いだ。マルジュラのジャズクラブというらしい。ジャズが好きで、サックスを演奏する彼にぴったりだなと思った。その名を知ってしまえば匂いに輪郭がついて、忘れたい時に忘れられなくなるから知りたくなかったのに、思わず聞いてしまった。この前、朝に家を出る彼にわたしの香水をつけてやろうとしたらすでに自分の香水をつけていた。そのことを伝えたら、「何年もこれをつけてるからアイデンティティみたいなものなんだよね」とあしらわれた。わかりやすくわたしに染まってくれない。そこに惹かれたのだけれど、彼はわたしの香水を未だに聞いてはこない。
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shunya-wisteria · 1 year
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雨男のベストバイ 2022
晴れ男のすなるベストバイといふものを、雨男もしてみむとて、するなり。
2022年も終わりということで、今年買って良かったものをとりとめなく綴ってみた。
日常生活関連
無印良品 2通りにたためる 折りたたみ傘 | 無印良品
雨男のお守りであり、必需品。
酷使しすぎた結果、これまで使っていた傘の骨が折れてしまったため、かわりを探して良さそうだなと思い購入した2段式の折りたたみ傘。
2段式のものは久々に使いましたが、骨を伸ばした状態のまま通常の長傘のように閉じられる点が、降ったり止んだりを繰り返すシチュエーションに出会しがちな雨男には嬉しいポイントでした。(オートで開く3段式と違い、開く際は骨を一度手で伸ばしきらないといけない手間はかかりますが、それ以上にメリットの方が大きい)
また、お店に入る際等に閉じるのが煩わしく、傘立てにも立てにくいので扱いに困りがちでしたがこの子のような2段式であれば簡単に閉じることが可能。かつその時点では長傘とほぼ同じ形態なので、傘立てにも楽々ささる。しばらく傘を開く必要がなくタイミングで折り畳めば鞄にしまえるサイズに。付属の傘袋は伸ばした状態、折り畳んだ状態のどちらでも使えて便利。
今年は旅行の道中、土砂降りにあう機会も多かったので、大活躍の一品でした。
2段式故に折り畳んだ際の長さがちょっと長くて鞄の収まりが悪い点と、ちょっとお値段お高めなのだけがイマイチポイント。
トワイニング オレンジ アールグレイ 10P×6箱
週の半分のテレワーク生活を支えるお供。
コーヒーよりもティー派なので、秋から冬にかけてはティーバッグの紅茶を大量消費。いろいろ試して、トワイニングのバラエティパックに含まれていたこのオレンジアールグレイが気に入ったものの、なかなかスーパー等で見つけられず。。。(アールグレイやレディグレイはよくあるけれど)、amazonでまとめ買い。
お仕事のお供等、単品で飲むケースでは、フルーツフレーバーのようにプラスアルファ要素のある紅茶がお気に入り。
オレンジの爽やかな香りが鼻と喉を��して、日々の仕事をがんばる。
ガジェット関連
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
言わずもがな、今年買った最高額品、おニューのノートPC。
大体6年に1度くらいの周期でPCを買い替えていますが、今回 2016年導入のvaio s11からの乗り換え。ThinkPad X200s→vaio s11ときて、またThinkPadに戻ってきました。
薄くて軽く堅牢性に優れ、しっとりとした触り心地のボディ、頬擦りしたくなるくらいですが、皮脂汚れがすごく目立つ素材なので我慢。第12世代Intel Core i7、メモリ32GBのウキウキスペック、docker on WSL2でのコーディングも、LightroomでのRaw現像も、すごく快適。画面比率が16:10の戻ったディスプレイ、薄型PCとは思えない打ち心地のよいキーボードも見逃せないポイント。大満足!!
とはいえ、イマイチポイント(事前の口コミで知っていたわけですが)。
排熱機構があまり強いとは言えず、CPUがパワーを出しきれていない&左側1/3くらいから比較的熱い点が気になる。いまはまだCPUパワーを求めることをそれほどしていないので熱々頻度は低いものの、この先 数年経ちOSやアプリが求めるリソースが増えていった際にどうなるか……
あとやっぱりSDカードリーダーは付いていて欲しかったなぁ。
Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)
CIO L字型 柔らかいシリコンケーブル C to C(Type-C/USB-C)
X1 Carbonの充電用に購入。あえてイマイチポイントには書きませんでしたが、付属のACアダプタが昔ながらのやや大きめのものなので、それに変わるものとして購入。今のところ何ら問題なく使用中、本体の熱もそんなに気にならないです。
充電器本体もCIO製品に揃えようかと思いましたが、表面のシボ加工が個人的に好きではなく、Ankerの艶消しの表面加工のほうがThinkPadと一緒に持ち歩くには合う気がしたので、こちらをセレクトしました。
エレコム クリーニングクロス 超極細繊維 Mサイズ クリーナー
たかがクリーニングクロス、されどクリーニングクロス。超極細繊維で細かいホコリもからめとる。ふつうはなかなか拾いきれない、静電気でくっつくディスプレイ面のホコリもゴッソリ。1枚持っていて損のない一品でした。
終わりに
今年はPCの乗り換えというイベントはありつつも、それを除くと比較的 大人しい散財だったな、とAmazonとヨドバシ、マップカメラの注文履歴を見ながら振り返る今日この頃(もちろんPC乗り換えは数年に1度の大イベント & 大出費で、心のときめきはひとしおですがね)。
散財引当金を貯めて、2023年もまた楽しく散在したいな。
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kennak · 3 months
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土屋鞄製造所が展開するブランド「grirose(グリローズ)」は、2024年2月14日より2025年度入学用ランドセルの販売を開始する。新シリーズ「カプリスシマー」2モデルと新色2モデルが登場し、全21モデルを販売。価格は7万4,000円から8万1,000円(税込)。 「grirose(グリローズ)」は、土屋鞄製造所が手がけるもう1つのランドセルブランド。「子供の『好き』と『憧れ』を叶える親子で楽しめるブランド」をコンセプトに、大人の鞄のように上品でシックなランドセルがラインアップされている。 2025年入学用モデルには、新シリーズ「カプリスシマー」が登場。ラメが揺らめく(シマ―)ように、気まぐれ(カプリス)におしゃれを楽しむ子供たちをイメージしている。ハンドバッグのようなデザインで、さりげないラメと繊細な型押しが施されている。 内装は、コスメやアクセサリーなど、憧れの大人のアイテムを配したドレスアップ柄。ポケットにはすっきりとした花形の窓に、パールをイメージしたあしらいがプラスされている。カラーは、上品な香りの甘い桃を思わせるピンクベージュ「メルティピーチ」と、神秘的な輝きを放つルビーのような鮮やかなレッド「ミスティックルビー」の2色展開。価格は7万7,000円(税込)。 また、シルクやサテン、パールのような上品な輝きが特徴の「コフレパール」シリーズに「サンセットチーク」、落ち着いたつや感と大人っぽいデザインが印象的な「プルミエマット」シリーズに「フレンチグレー」が加わり、全5シリーズ計21モデルのラインアップとなる。 2025年入学用モデルランドセルは、2024年2月14日午前10時より、店舗(1DAY POP-UP STOREを含む)、公式Webサイトにて注文受付を開始する。現在、カタログ請求や来店予約がWebサイトより行うことができる。 《海野由宇》 【注目の記事】 関連リンク grirose
土屋鞄「grirose」25年度向けランドセル、全21モデル発売 | リセマム
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ichinichi-okure · 14 days
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2024.4.15mon_tokyo
9:30アラームで起きる。 スマホを掴んで、音を止め、昼飲みしようと約束していたファットマンから「11:30〜12:00に五反田で中華食べよう」と連絡が来ているのを見る。 早速最寄りから五反田への電車を調べ、どれくらい二度寝できるか逆算する。
電車に乗る間何の本を読むかに意識がスライドする。昨晩この1週間集中して読んでいた「ゴーストランド」の読書会が終わったので、今日から違う本が読める。 「ゴーストランド」による関心を広げて心霊についての本も読みたい気もするが、ノンフィクションを読んでいた気分を変えて短いフィクション、小説が読みたい気もしている。 鞄には「ゴーストランド」、panpanya「おむすびの転がる町」、次の読書会の課題本、尹雄大「句点。に気をつけろ」、昨日買った「いつもたのしい おりがみスクール」が入っている。本屋に寄って何か他のを買っていくか。 考えていたら頭が冴えてきたので二度寝せず起きあがろうと思う。
ふと、仕事のメール、ああ、あの人に返してないな返さなきゃなという思いが浮かび、そして消える。 スマホの光る画面をぬら��らとスクロールしてInstagramの投稿をただ目に映す。 起きあがろうと思っただけで寝たままちょっとした時間が経っていた。鼻水が垂れてきてようやく仕方なく本当に起きあがる。
遮光カーテンのおかげで部屋はまだ仄暗い。ティッシュはどこだからはじまり、靴下はどこだとかジーンズはどこだとか、身につけるものを一つ一つ捜索する。見つけては着る。 そして動いては止まり、この日記を書くために片手に持ったスマホで挙動をメモする。 “みじたく”と入力しようとしたら”まじたく”になり、”まじ抱く”との予測変換がでて脳内で笑った。 遅遅と身支度をしていく。
中華を食べる腹を思い簡単な朝ごはんとする。とりあえず紅茶を淹れる。マグカップを持つと長い爪が目に入る。切らねばなと、余分な長さを弄ぶようにマグカップをツンツクしてリズムを刻む。小さく固い音のリズムを聞いているとあれ、これは!坂本龍一の「音楽図鑑」の「TIBETAN DANCE」みたいだと思い当たり、改めて「TIBETAN DANCE」のリズムをしばし刻み、紅茶を飲む。昨日もらったどら焼きも食べる。
それにしても鼻水が止まらない。先日、浮とシャッポのライブでシャッポの福原さんが「鼻水がズビズバ」というような発言をしていたことを思い出す。連鎖的にそのときも思い浮かんだユニコーンの「大迷惑」が坂本龍一に続いて頭の中に再生される。 確か冒頭の歌詞に「〜〜ズビズバ〜♪」というフレーズがある。記憶違いかもしれないけれど。
歯を磨き、髪を整える。多少化粧する。前髪セット具合、本日は及第点。
方々に散らばる荷物を鞄に入れ、手に持っていく。 充電コードからワイヤレスイヤホンを抜く。13/100%あった充電がなぜか0/100%に減ってなんでだよとなる。たまにある。
カーテンの隙間から漏れる光が強い。気温がどのくらいかわからないが外はすごく晴れていそうだ。 やや遅刻気味だから本屋は寄って行けない。電車では手持ちのどれかを読むことにする。 11:00前 家を出た。
(この日記は4/14(日)のことを4/15(月)に書いた)
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-プロフィール- na 30歳 東京 会社員
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myscrap · 14 days
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Xユーザーのぽんさん: 「人物+α(物や建造物など)を合わせたものを描いていこうと思います。 今日は夕美ちゃんとベンチと鞄。大学のベンチで靴を直してるイメージです https://t.co/8FgC898ekV」 / X
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