飯山市「イナリ食堂」伝説のかつ丼 場所 長野県飯山市飯山新町205-2 電話 0269-62-2372 駐車場 あり バリアフリー △ ジャンル 定食屋 伝説とは説を伝うること、長い間人から人へと語り継がれるような出来事、もしくはそのような出来事を指す。いずれにせよ、よほどの事でなければ伝説となれはしない。じつは、私の周りにはよっぽど"よほどの事"がない(変な表現だなぁ)ようで「伝説の◯◯」に出くわした事がないので、なんとなく「伝説の◯◯」に惹かれてならない。 ひと回り上の世代の方たちの多くからは、「あいつは伝説だった」というのをよく聞くのだが、世代なのか生まれ育った地域によるものなのか。隣町のアイツは30人対ひとりのケンカに勝ったとか、いとこの友だちのアニキの元カノの嫁行った先の義理の兄が300人ナンパしたとかいう極めてローカルなものだし、そもそも大した伝説でもないか。大げさに表現して、面白おかしく言って回っているだけかもしれない。あぁどこかで伝説と出会うことは出来ないか。 またしても飯山行きとなった。10日ほど前にお邪魔した先でやり残した仕事があったのだ。私に出来ない仕事などいくらでもあるのだが、これは特に手の出ないタイプの作業であり、ここはひとつプロフェッショナルである先輩にお出ましいただいた次第である。長野で昼少し前に待ち合わせ、そのまま飯山へと向かう。 お客様宅はちょうどランチタイムであったが、気にせずやってよしとの事だったので作業開始。…したはよいが、さすがプロのやる事だ。あっという間に終わってしまう。 「ちょっとしたことだから、簡単だよ」 とはいうものの、お客様はもちろん、私にもとても出来ることではない。さすがだ。 意外と、というより想定以上の速さで終わった。次の予定まで少し間があるのでこちらもランチタイムとしよう。飯山の街にも有名な店はいくつもあるが、なかまち食堂は先だって行ったばかり。うなぎの本多は簡単に行けるわけもない。したがってお邪魔するのはこちらである。 「イナリ食堂」 古ぶるしい、すすけた白の外壁にレタリングされた"イナリ食堂"の筆文字風の文字からは、ある種の荘厳さが垣間見えてくるようだ。内部の床壁天井テーブルは厨房から美味そうな香りとともに流れてくる、油、油、そして脂のためいたるところがペタペタとした感触にまといつかれている。決して、いや清潔感があるとは決して言えないが、これがたまらない。これぞ定食屋!という風情はみただけて食欲が増していくようだ。じつはこちらに、すごいものがあると聞きやってきたのだ。 「かつ丼」1100円 刮目してみよ!この迫力を!威圧感を!これはかつ丼ではない。"かつ山脈"という表現が妥当といえよう。かつ1枚のサイズは間違いなく私の掌以上の面積がある。そしてこの厚み、3センチはあるだろう。その大とんかつをまるまる2枚使用したかつ丼である。これはすごい。見た目のインパクトだけではない、しっかりと美味いのだ。煮干しの香りがするタレは、良い意味での田舎っぽさを醸成してくれる。同様に甘い甘い味わいもよい。このタレがしみしみになったご飯が最高だ、たまらないほどの美味だ。かきこみながら、品悪くノドを鳴らしてしまう。そしてあらためてかつの登場。箸で持ち上げると、ズシっとした重量感がすごい。いつまでも持ち上げていられなほどだ。そんな物体がいつまで経ってもなくならない。トッピングが少なくて困ったことはいくらもあるが、多すぎてというのは初めての体験だ。 30分ほどかかって終了、というのは厳密には間違い。かつはなんとか食べ切ったが、ご飯は1/4ほど残してしまった。あああああ、これはすごい。単に「すげーの」では表現が足らない。これぞまさしく「伝説」といって然るべきであろう。だめだ腹いっぱい。恐らく夕食も食べられないだろう。先輩も決して少食な方ではないのだが、えらい目にあったと目を白黒させていた。 #長野 #飯山 #飯山市 #イナリ食堂 #定食 #定食屋 #定食屋さん #定食ランチ #ラーメン #かつ丼 #大盛 #特盛 #てんこ盛り #超大盛 #とんかつ #分厚い #玉ねぎ #玉子 #玉子とじ #ご飯 #グルメな人と繋がりたい #グルメ好きな人と繋がりたい #食べるの好きな人と繋がりたい #飯 #飯スタグラム #飯テロ #飯テログラム #コロナに負けるな #좋아요_한국 #좋아요_일본 http://araralunch.work (イナリ食堂) https://www.instagram.com/p/CAQrtokAGcw/?igshid=xdgadef88wgu
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2019年8月まとめ前篇
1)イナリ食堂@飯山 からあげ定食
2)ラーメン二郎@越谷 小豚ヤサイニンニク
3)悦楽苑@横瀬 味噌ラーメン大盛
4)武甲山@秩父
5)かつや 感謝祭 かつ丼竹2杯
6)らぁめん夢@東神奈川 らーめん
7)懐や@鷺沼 特製しょうゆ細麺大盛
8)鶯籠
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イナリ食堂
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京都市左京区にお店がある三高餅食堂は昔ながらのレトロな外観だけど、速くて安くてボリューム満点の三拍子揃ったお店だよ。 大ぶりなイナリ寿司のついたセットもあって、給料日前には大助かり! 近くまで来た時にはぜひお立ち寄りくださいませ。 tags[京都府] http://ift.tt/2ieBYRE
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中華そば 700円 (イナリ食堂)
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飯山市「イナリ食堂」伝説のかつ丼 場所 長野県飯山市飯山新町205-2 電話 0269-62-2372 駐車場 あり バリアフリー △ ジャンル 定食屋 伝説とは説を伝うること、長い間人から人へと語り継がれるような出来事、もしくはそのような出来事を指す。いずれにせよ、よほどの事でなければ伝説となれはしない。じつは、私の周りにはよっぽど"よほどの事"がない(変な表現だなぁ)ようで「伝説の◯◯」に出くわした事がないので、なんとなく「伝説の◯◯」に惹かれてならない。 ひと回り上の世代の方たちの多くからは、「あいつは伝説だった」というのをよく聞くのだが、世代なのか生まれ育った地域によるものなのか。隣町のアイツは30人対ひとりのケンカに勝ったとか、いとこの友だちのアニキの元カノの嫁行った先の義理の兄が300人ナンパしたとかいう極めてローカルなものだし、そもそも大した伝説でもないか。大げさに表現して、面白おかしく言って回っているだけかもしれない。あぁどこかで伝説と出会うことは出来ないか。 またしても飯山行きとなった。10日ほど前にお邪魔した先でやり残した仕事があったのだ。私に出来ない仕事などいくらでもあるのだが、これは特に手の出ないタイプの作業であり、ここはひとつプロフェッショナルである先輩にお出ましいただいた次第である。長野で昼少し前に待ち合わせ、そのまま飯山へと向かう。 お客様宅はちょうどランチタイムであったが、気にせずやってよしとの事だったので作業開始。…したはよいが、さすがプロのやる事だ。あっという間に終わってしまう。 「ちょっとしたことだから、簡単だよ」 とはいうものの、お客様はもちろん、私にもとても出来ることではない。さすがだ。 意外と、というより想定以上の速さで終わった。次の予定まで少し間があるのでこちらもランチタイムとしよう。飯山の街にも有名な店はいくつもあるが、なかまち食堂は先だって行ったばかり。うなぎの本多は簡単に行けるわけもない。したがってお邪魔するのはこちらである。 「イナリ食堂」 古ぶるしい、すすけた白の外壁にレタリングされた"イナリ食堂"の筆文字風の文字からは、ある種の荘厳さが垣間見えてくるようだ。内部の床壁天井テーブルは厨房から美味そうな香りとともに流れてくる、油、油、そして脂のためいたるところがペタペタとした感触にまといつかれている。決して、いや清潔感があるとは決して言えないが、これがたまらない。これぞ定食屋!という風情はみただけて食欲が増していくようだ。じつはこちらに、すごいものがあると聞きやってきたのだ。 「かつ丼」1100円 刮目してみよ!この迫力を!威圧感を!これはかつ丼ではない。"かつ山脈"という表現が妥当といえよう。かつ1枚のサイズは間違いなく私の掌以上の面積がある。そしてこの厚み、3センチはあるだろう。その大とんかつをまるまる2枚使用したかつ丼である。これはすごい。見た目のインパクトだけではない、しっかりと美味いのだ。煮干しの香りがするタレは、良い意味での田舎っぽさを醸成してくれる。同様に甘い甘い味わいもよい。このタレがしみしみになったご飯が最高だ、たまらないほどの美味だ。かきこみながら、品悪くノドを鳴らしてしまう。そしてあらためてかつの登場。箸で持ち上げると、ズシっとした重量感がすごい。いつまでも持ち上げていられなほどだ。そんな物体がいつまで経ってもなくならない。トッピングが少なくて困ったことはいくらもあるが、多すぎてというのは初めての体験だ。 30分ほどかかって終了、というのは厳密には間違い。かつはなんとか食べ切ったが、ご飯は1/4ほど残してしまった。あああああ、これはすごい。単に「すげーの」では表現が足らない。これぞまさしく「伝説」といって然るべきであろう。だめだ腹いっぱい。恐らく夕食も食べられないだろう。先輩も決して少食な方ではないのだが、えらい目にあったと目を白黒させていた。 #長野 #飯山 #飯山市 #イナリ食堂 #定食 #定食屋 #定食屋さん #定食ランチ #ラーメン #かつ丼 #大盛 #特盛 #てんこ盛り #超大盛 #とんかつ #分厚い #玉ねぎ #玉子 #玉子とじ #ご飯 #グルメな人と繋がりたい #グルメ好きな人と繋がりたい #食べるの好きな人と繋がりたい #飯 #飯スタグラム #飯テロ #飯テログラム #コロナに負けるな #좋아요_한국 #좋아요_일본 http://araralunch.work (イナリ食堂) https://www.instagram.com/p/CAQrtokAGcw/?igshid=xdgadef88wgu
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飯山市「なかまち食堂」TAKE OUT-LUNCH⑯ 飯山にて 場所 長野県飯山市飯山2959 神仏鷲森ビル 電話 0269-62-2918 駐車場 あり バリアフリー △ (階段あり) ジャンル 和食、消毒 注文方法 電話 飯山市飲食店テイクアウト・配達店リスト http://www.iiyama-ouendan.net/news/docs/iiyama_takeoutlist.pdf 今回は飯山市まで行くこととなった。 何か作業をするというのではない。担当者が不在なのでひとまず様子を見に行く、ご挨拶を差し上げるといった塩梅だ。要するに使い走りだ。飯山、木島、野沢温泉、戸狩といった場所はいっとき仕事で通った時期があったのだが、何年もご無沙汰している。ついでといっては申し訳ないが、各所にご挨拶まわりも兼ねて行ってこよう。 同じくらいの距離であるに関わらず"すぐそこ"と感じられる場所と、"えらく遠い"と考えてしまう地がある。30kmといえば長野から坂城くらいまでだがさほどに感じないが、同じくら��の距離であるのに飯山がとんでもなく遠くに思えるのはなぜか。あののんびりした田舎町が大好きなのに。大変失礼な言い方だが、ここに流れている風がよい。 一軒すませたところでランチタイムとなった。廻らせていただく家々には連絡済みなので急ぐ必要はない。ゆったり行こう。飯山には長野県の食文化を代表する飲食店が3軒もある。パティスリー・ヒラノ、本多、イナリ食堂。このどれか、とも思ったがデザートには早すぎる、うなぎを食べるほどの経済力はない、そして丼ものが続いているのでカツ丼という気にもならない。 ひと休みしながらネットを眺めていたら、飯山市役所で「飯山市飲食店テイクアウト・配達店リスト 」なるものがリリースされていた。コロナ対策は隅々まで行き届いているようだ。せっかく用意していただいたのだ、これを使わせてもらおうとパラパラめくっていたら、もうひとつ飯山らしい店を発見した。よしここで弁当を作ってもらおう。 「なかまち食堂」 飯山商店街の最奥部に位置するいかにも"むかしながらの食堂"である。よくぞ絶滅せずに生き残ってくれていた。そんな感じだ。今まで何度か通わせて頂いている。入り口入ってすぐの階段を上がったところにある"本日の奉仕品!"と書かれた大げさすぎる看板はいつも通りそこにある。こちらは「とろみカツ丼」が有名なのだが、丼ものは避けたい。したがってこちらとする。 「日替わり弁当」680円 こちらのもう一つのデフォルトメニューである「日替わり定食」をベースとしているらしい。ふたつのメインに小鉢ものがたくさんついてくるのだが、この弁当も同様だ。 むかしの結婚式や法事に登場するようなデカいデカい弁当箱にぎっしり詰め込まれた惣菜たち。とりの唐揚げとちくわの磯辺揚げは揚げたてでほかほか。唐揚げ��サクサクで下味ほんのり。磯辺揚げは青のりたっぷりでよろしい。お弁当にカレーが入っているのも珍しいが甘めなのがらしくてよい。太い太いゴボウのごま和えとシュウマイに半熟の目玉焼きひとつ。そしててんこ盛りご飯。これが680円は犯罪であろう。 飯山城址公園は桜こそ過ぎてしまったが、そこここに菜の花が可憐に咲いている。来年はゆっくり、何も気にせず観にきたい。 #長野 #飯山 #飯山市 #なかまち食堂 #パティスリーヒラノ #イナリ食堂 #本多 #日替り #日替り弁当 #日替りランチ #日替り定食 #唐揚げ #ちくわの磯辺揚げ #磯辺揚げ #カレー #ゴボウ #シュウマイ #目玉焼き #ご飯 #漬け物 #千切りキャベツ #大盛 #特盛 #てんこ盛り #インスタグルメアワード2020 #グルメ好きな人と繋がりたい #食べるの好きな人と繋がりたい #コロナに負けるな #좋아요_한국 #좋아요_일본 http://araralunch.work (なかまち食堂) https://www.instagram.com/p/B_x3cfgATzL/?igshid=8sa30njujilq
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長野市「ごはん食べるところ大倉」きもちよく心地よく 店名 ごはん食べるところ大倉 場所 長野県長野市大字津野349-1 電話 026-296-9555 ジャンル 食堂 バリアフリー ◯ 駐車場 あり このようにランチのブログなんぞを書いてはいるが、実際には味も違いもわからない。理解出来るとすれば、大盛り特盛りメガ盛りテラ盛りの別くらいであろうか。メシは多ければ多いほどよいし、丼からこぼれ出ている姿などを愛でるのは最上級の心持ちとなる事ができる。ああああ、今はなき伊那の「みや川」、飯山「イナリ食堂」のかつ丼は素晴らしかった。私の評価基準は量・ボリュームでしかない。うん、大きいことはいいことだ。 とはいうものの、じつはもうひとつあるのだ。評価基準が。密かに、この店はよい!と感ずるポイントがある。それは内部空間。別にセレブレティでハイソサイエティで楚楚として静かでオシャレで、という事ではない。乱雑で汚くともよい、昭和がそのままあるような風景でもよい。ただ明るくて活気があること。 だっていくらきれいでも、美味いと評判の店でも、奥深い地下にある、暗い店でどんよりと食べたくはない。味よりも評価よりもまず 「お前なに気取ってるんだよ」 と考えてしまうのは行き過ぎであるとは思うが、それよりも明るくシャキシャキした中でいただく定食ものの方がよい。 だから初めて入るところは店構えで決める。大きな開口部があって、駐車場がそこそこうまっているところ。となれば明るく繁盛していて活気があるだろう。と判断してお邪魔することとなる。今回ももちろんそういうお店だ。初訪問ではないが、一新された気持ちのよいところだと聞いた。 「ごはん食べるところ 大倉」 国道18号線 津野すなわちアップルライン沿いにある食堂というかカフェというか。しばらくぶりにお邪魔した。時分どきという事もあろうが、相変わらず混雑している。待たされる、というのはあまり気分のよくない事とされるが、あまり気にならないのは、こちらの明るいインテリアと笑顔でキビキビと動くスタッフさんの姿が小気味よいからだと思う。 「梅チャーハン 大盛り」1000円 これが食べたかった。玉子と刻んだチャーシュー入りのパラパラふっくらのオーソドキシカルチャーハンに刻んだ梅漬けがたっぷり。ふんわりと感じられる酸味と、サクサクとした食感がよい。大盛りにしてよかった、いつまでも食べ続けていたい。 以前お邪魔した時と少し変わっていたが、明るく活気のある空間はまったく、いやスケールアップされていた。美味かった気持ちよかった。次回はぶた丼をいただきたい。もちろん大盛りで。 #長野 #長野県 #長野市 #長野グルメ #長野市ランチ #長野市カフェ #長野ランチ #大倉 #食堂 #定食 #定食屋 #定食屋さん #定食ランチ #長野 #長野ランチ #チャーハン #梅 #梅漬け #大盛り #明るい #グルメな人と繋がりたい #グルメ好きな人と繋がりたい #食べるの好きな人と繋がりたい #飯 #飯スタグラム #飯テロ #美味しい #コロナに負けるな #좋아요_한국 #좋아요_일본 (ごはん食べるところ 大倉) https://www.instagram.com/p/CH_KwPgAD0f/?igshid=19nsbctenxhpe
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飯山市「なかまち食堂」豊穣のとろみかつ丼 店名 なかまち食堂 場所 長野県飯山市飯山2959 神仏鷲森ビル 電話 0269-62-2918 ジャンル 食堂 バリアフリー △ 入口に段差あり 駐車場 あり フェイスシールドを装着して作業する機会ができた。しかも、マスクと併用だから暑いは息苦しいはでエラい目にあっている。こんなものに効果があるのか、そもそもマスクも飛沫防止にはなるが、吸引にはまるっきりというからこのまま着けていてもどれほど感染防止に役に立つのかとはつくづく思う。思いはするが、周囲に迷惑をかけてはならないとなれば取ることはできないし、ちょっとした用事というのは、なにしろこちらからお願いしたことゆえ、少々過剰にやるのは当然のことだ。 ほんの30〜40分ほどの時間だが、大変な事なのだ。顔だけサウナ、という表現が妥当であろう。汗が流れてフェイスシールドは曇ってくる、マスクは汗にまみれびしょびしょになる。屋外は風があったから吹き飛ばされそうになる。やらなきゃよかった、お願いしなければよかった、おれが間違っていたのだ、おれが生まれてこなければよかったのだ、ああああすべておれが悪いのだ。と、斬鬼の念にかられているうちに作業終了だ。ああ疲れた腹へった、メシだメシだ。 じつは飯山にいる。 駅からのメインストリートは、現在でこそシャッター街となっているが、かつてはさぞや盛っていたであろうかという風が横溢している。 しかし、この街にも豊穣はたくさんある。イナリ食堂のカツ丼山脈、パティスリーヒラノの華やかなスイーツども、本多のうなぎは一度でよいから食べてみたい。そしてもうひとつ、飯山の豊の象徴たる店がこちらだ。 「なかまち食堂」 メインストリートの奥に位置する古古しくも昭和の香り溢れるようなすすけた外観、これをみてそそられないものはいない。外壁には「ここに横雪しないでください」という注意書きがなされているところをみると、よほど降るのであろう。長い階段をタタタっと上がり2階の食堂へ。上がり切ったところにあるメニューはいつも見入ってしまう。『本日の奉仕品』などという魅力的すぎるではないか。こちらには春先にもお邪魔した。そのときはテイクアウトでお弁当をお願いしたのだが、今回は店舗でいただく事とする。 昼を少し回ったくらいであったが、まばらにお客様がいる程度。とはいえ広い店内だから目立たないだけかもしれない。窓際の明るいテーブル席に陣取り、メニューの検討に入る。こちらの日替わりが楽しすぎて、ついそちらにしてしまうのだが、数年ぶり、いや10年ぶりくらいにここの名物を注文した。 「とろみかつ丼 大盛」950円 玉子とじやソースかつ丼もあるのだが、これはとんかつをのせたご飯の上にとろみをつけた和風のかき玉あんをかけまわしたもの。一見するだけでかつがのっているとは分からないほどかき玉あんの濃度が高い。そして、とろとろの醤油味からはこれ以上ないほどの懐かしさが感じられる。ほどよく脂身のついたとんかつと、ご飯のあり様が、かき玉あんによって刻一刻と変化していくのが楽しい。ある時はほろほろ、ある時はサラサラとなっていく。 いつも通り、つい「大盛コール」をしてしまったがまたまたやってしまった。これはまたエラーサイズだ。運ばれてきた丼のサイズをみて、おばさん、ここの大盛りってこんなにデカかったかや?と訊ねたら 「違う違う、器が大きいだけだよぉ。お兄さんなら大丈夫!」 と明るく返ってきたがそれはウソだ。ひいひい言いながら食べたが1/4は残してしまった。喰えねーよ、こんなサイズは。 まことにもったいない事ではあるが仕方がない。フェイスシールドで顔やせした分が戻ってしまった。男子一生の不覚であった。 #長野 #長野県 #長野観光 #長野旅行 #長野カフェ #長野カフェ #長野グルメ #長野のいいところ #長野ランチ #飯山 #飯山市 #食堂 #かつ丼 #カツ丼 #ソースカツ丼 #ソースかつ丼 #かきたま汁 #なかまち食堂 #大盛り #デカ盛り #グルメな人と繋がりたい #グルメ好きな人と繋がりたい #食べるの好きな人と繋がりたい #飯 #飯スタグラム #飯テロ #美味しい #コロナに負けるな #좋아요_한국 #좋아요_일본 http://araralunch.work/iiyama-nakamachi/ (なかまち食堂) https://www.instagram.com/p/CGsyLhyARIr/?igshid=byvxp1ffpeqn
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山ノ内町「関英ドライブイン」日替わりローストポーク丼でやっちまった件 店名 関英ドライブイン 場所 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏4168 電話 0269-33-2705 ジャンル 食堂 バリアフリー ◯ 入り口に段差ありだがスロープ付き 駐車場 あり 若い頃どういうわけか 「男はいっぱい食わなきゃいけないんだよ」 という大人がたくさんいた。最初に就職した先の上司しかり、父親しかり。上司は当時50を過ぎていたはずだが昼食時にはカツ丼とたぬきそばをしっかりと食べていたし、父親は病を得る70後半まで丼メシをおかわりしていた。 「大きな仕事をするにはまずメシからだ」 などといいながら、丼を傾けていた上司は今なにをしているだろうか。お元気でいてくれていたらよいのだが。2人とも昭和10年生まれで食べたい時に食べられなかった飢餓世代、食べ物はある時に食べておかないと。という育ちをしているか 仕方がないともいえるが、そういうものたちに育てられた私が大喰らいであってもまったく不思議ではない。 だからといって50過ぎた身で 「大盛り・デカ盛り食べてきた!やったどーーーーッ!」 というのはあまりみっとものよいものではなく、出来るだけセーブするようにしている。いや、本当だって。イナリ食堂のかつ丼も、ふるさとの草笛の為右衛門そばも偶発的な出会いだったのだ。ちょっと多いくらいでしょ?と高を括って注文した事がafter festivalな事態となっただけなのだ。勘違いしないでいただきたい。そして今日も、偶発的な出会いの報告となる。 このところ山ノ内町とはあまりご縁がない。以前現場がいくつか続いて、通った時期があったのだがいつの間か途切れてしまった。夜間瀬川を挟んで緩やか坂道がつづく風景がなんとなく懐かしくなって行ってみた。雲は多いがさほど悪い陽気でもなく、穏やかな風の吹く湯田中側の道路をだらだらと上っていくと、左手にみえるベージュの建物がある。ここが評判のあの店か、と入って見ることとする。 「関英ドライブイン」 “せきえい”で良いのであろうか。それにしてもドライブインとは懐かしい響きだ。ジュークボックスでも置いてありそうな風があってよい。こちらは以前から美味しくて盛りがいいよ!との評判をきき一度は訪れたいと思っていた。『盛りがいい』とはどの程度の事か、やや気にはなったがエントランス付近のメニュー群、…黒板や写真を使ったポップなセンスからさほどでもないと判断した。受付状のカウンターがあったので、その場にいた女性スタッフの方に注文方法を訊ねると、ここでも席でもよいという。背中の赤ちゃん見たさにそのまま注文してしまう。 空いているからどこでもよい。 と言われたので奥の方にあるテーブルを陣取る。昼を少し過ぎた時間帯だが、入りは6割くらいだろうか。これがシーズンであれば大混雑であろうな。お、これが豚モツ煮か美味そうだな。あれが焼肉定食かこれもよい次回はこれに決定だがなんとなく、…ん?あのカツカレーはなにかがおかしい。なんとなくスケールアウトしているような。アタマの中で黄色信号が点灯しそうになった刹那、これが登場した。 「ローストポーク丼 ごはん大盛り」950円 な、なななななんだこれは?本日の日替り定食で〈数量限定〉で『本日はしっとり豚もも』バージョンで『卵黄のせ(温泉卵可)』であると言われれば限定好きとしては嬉しくなって大盛りを注文してしまうではないか。そ、そそそそそれにしてもこの盛りは尋常ではない。や、やややややややっちまったァ!脳内から黄色信号どころかはっきりとしたエラーを表現する、びぃびぃびぃびぃという大音を聴きながら、ひとます仔細を調査する。 信州は山国、だから丼も然るべき姿であるべきだ。と言わんばかりの急勾配の山肌は、ロース肉の艶かしい色あいで彩られている。この角度でスキーは出来ない。あ、おれはボーゲンしか出来なかったのだ。上には醤油に漬け込まれた刻み玉ねぎ、アサツキ、わさびも添えられている。ボリュームはともかく、とてつもなく美味そうだ。はて、どのようにとりついたら食べやすいのか。とりあえず漬け物の小皿を使ってローストポークを数枚退避させる。 少し硬めに炊かれたご飯は、醤油ベースでキツめの味わいのタレにまみれている。場所によっては箸でさらさらとかき込めるほどの水分量だ。惹句の通り、ローストポークはしっとりと穏やかな仕上がり。そのままでも、卵黄をとろりとからめても、玉ねぎソースをのせても美味いのだが、わさびのせが悶絶するほどよい。 穏やかに書いてはいるが、とんでもない量なのだ。非力な私では持ち上げるのが困難なほどの丼なのだ。いやぁ、すごい凄まじい。とてつもなく美味いのだが、おれこんなの食べていていいのかな。もちろん嫌ではないのだが、背徳感につきまとわれるほどのボリュームだ。男はいっぱい食ってナンボだから何の問題もないのだが、初めての店で大盛りを注文する際にはリサーチを綿密に、を教訓としよう。…今ごろきづいたんかい?おれ?というボケはさておいて、今回のやっちまった報告を終える事とする。 #長野 #長野県 #山ノ内町 #長野グ (関英ドライブイン) https://www.instagram.com/p/CGLP-rZAMkR/?igshid=as7wtvg78ina
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via RELEASE(リリース) みんなで作るニュースサイト!
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