Tumgik
#エル子絵日記
soradqx · 4 months
Text
ドラクエ10エル子絵日記
リィンの服でマイクロビキニ?!
Rainbow ドラクエ10ブログ
Tumblr media Tumblr media
リィンの服上
ローズフォーム下
1 note · View note
kennak · 11 months
Quote
実は昔とは変わっている教科書の内容や表記をまとめました。詳しくは... 西暦1192年⇒西暦1185年 これは何をもって鎌倉幕府成立とするかの議論があるためです。時系列で見てみると、 1180年 源頼朝が鎌倉に侍所を設置。 1183年 朝廷が頼朝による東国支配権を公認。 1185年 壇ノ浦の戦いで平氏を滅亡し、全国に守護と地頭を設置。 1192年 頼朝が征夷大将軍に任命。 こう見ると解釈次第でどこでも鎌倉幕府成立と見なすことができます。実際、1180年説や1183年説もあります。現在は実質的な支配権を得て、朝廷から頼朝に権力が移行した1185年が学者の中で最有力であるため、1185年となっています。しかし、これもまた今後変わる可能性はあります。 聖徳太子⇒厩戸王 厩戸王が実名であり、聖徳太子は死後100年以上経ってから後世の人がつけた名前とされるためです。また、教科書からは肖像画も消え、聖徳太子が行ったとされる内容の扱いも薄くなっています。 元寇⇒蒙古襲来 元寇という表現は江戸時代末期に定着したものであるそうで、当時はモンゴルのことを蒙古と呼んでいたためそれを踏襲する形となっています。 踏絵⇒絵踏 表現方法が昔のままだとおかしくないかと議題に挙がり変更となりました。踏ませる行為は「絵踏」であり、踏まれる絵が「踏絵」であるとするもので、確かにその方がスッキリしますよね。現在はそれぞれを区別して掲載されています。 和同開珎⇒富本銭 1999年に奈良・飛鳥京跡で日本最古とみられる貨幣が発見されたためです。和同開珎は708年に発行されたもので、富本銭は683年頃に発行されたものとされています。 鎖国⇒いわゆる鎖国 現在では断定的な表現は避けられています。なぜなら当時は長崎・薩摩・対馬・松前で海外と通じていたからです。 リンカーン⇒リンカン マゼラン⇒マガリャンイス 現在ではどちらもよりネイティブの発音に近い表記に統一されています。 アウストラロピテクス⇒サヘラントロプス・チャデンシス アウストラロピテクスは約250万年前 アルディピテクス・ラミダスは約440万年前 サヘラントロプス・チャデンシスは約700万年前 考古学の進歩により人類の歴史は450万年も実は遡っているのです。今後もまたしかり。 リアス式海岸⇒リアス海岸 リアスとは元々スペイン語で「入り江」を意味する"ria"の複数形です。この意味なら「式」の1文字必要ないのでは?となり削除されました。 四大工業地帯⇒三大工業地帯 かつては工業の盛んなエリアは京浜、中京、阪神、北九州の4つを指していましたが、1980年代以降北九州の生産高が現象したため、北九州は外されました。 9個⇒8個 太陽系の惑星は以前は、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星でしたが、2006年に惑星の新定義が決まり冥王星が外されました。その定義は、 ①太陽の周りを回っていること ②十分重く、重力が強いため丸い形であること ③まわりに同じような大きさの天体が存在しないこと 冥王星は③に引っかかり、準惑星となりました。 l⇒L エルの小文字「l」が数字の「1」と紛らわしいため、大文字に変更となりました。 『奥の細道』⇒『おくのほそ道』 原文の表紙には松尾芭蕉の自筆で「おくのほそ道」と書かれているため、これを正式な表記としました。 My name is...⇒ I am ... 「I am...」の方がカジュアルな場面でよく使われるためです。「My name is...」は仕事のプレゼンや明説、スピーチなどフォーマルな場面でよく使用されます。 こんな多くの人が知らない言葉の知識なども日々Twitterで発信しています。フォローで応援してもらえると励みになります。今の固定ツイも是非チェックしてみてください。
けんたろさんはTwitterを使っています
3 notes · View notes
Text
Tumblr media
Tumblr media
寺田亮平 1stソロアルバム「クズル・トーキョー」 2023.11.8 WED RELEASE
★タワーレコード渋谷店、ディスクユニオンのみで11/1(水)から先行販売決定!
リリース関連ライブ
※各日程でゲスト出演者が異なります! 
ご予約はこちら https://ws.formzu.net/fgen/S17378459/
各種お問い合わせは [email protected]  まで
★★★★★寺田亮平 2024 ライブスケジュール★★★★★
▼2/17(土) 公園通りクラシックス(渋谷) 寺田亮平1stソロアルバム「クズル・トーキョー」リリース記念ライブ
寺田亮平×クリストファー・ハーディー×酒井絵美×寺原太郎×ファルコン 
19:00オープン 19:30スタート 予約3500円 
★「Kyzyl Tokyo」リリースツアーは、2/17レコ発以降もまだまだ続きます!★
●3/1~3/6 北九州~中国地方ツアー w/ 寺原太郎 
▼3/1 (金) 福岡(門司港) グリシェンカフェ 
開場18:30 開演19:00 2000円+1オーダー 連絡先090-2802-2524 福岡県北九州市門司区本町3-4
▼3/2 (土) 山口 (防府市) 風の通り道
開場18:30 開演19:00 2000円+1オーダー 連絡先090-6011-9369 山口県防府市栄町1-9-3
▼3/4 (月) 岡山(岡山市) 青空アイル
開場18:30 開演19:00 2000円+1オーダー 連絡先090-6415-7509 (イシムラ) 岡山県岡山市北区表町2-7-2
▼3/5 (火)岡山 (倉敷市) スケアクロウ
開場18:30 開演19:00 2000円+1オーダー 連絡先090-9502-8895 岡山県倉敷市南町1-37
▼3/6(水) 広島(広島市) OTIS!
開場18:30 開演19:00 投げ銭+1オーダー 連絡先082-249-3885 広島県広島市中区加古町1-20
●3/22~24 山梨・名古屋・福井ツアー (全て寺原太郎さんとDUO)
▼3/22(金) 山梨(北杜市) カメリアニコティー
w/葛目絢一,KUMA- CHANG,Nao
https://x.gd/D0DVE
▼3月23日(土) 愛知(名古屋市) 愛知民主会館 2階会議室
https://x.gd/fqQfF
▼3/24 日 福井(越前市) ブックカフェ ゴドー
  w/ 高橋直己・イナーラ・セリクパエヴァ 
https://x.gd/IFhIm
.....ほか続々ブッキング中! 
●ゲスト出演者 プロフィール
寺原太郎 Taro Terahara
91年より巨匠ハリ・プラサード・チョウラスィア師の弟子である中川博志氏に、96年より巨匠ニキル・ベナルジー師の愛弟子H.アミット・ロイ氏に師事。06年より継続的にオーストラリアWoodford folk festivalに出演。07年坂本龍一プロデュース「ロハス・クラシックコンサート」出演。映画「るろうに剣心」(2012、2014)、スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」(2015)、NHK朝ドラ「舞いあがれ!」等で挿入曲を演奏。国内外で演奏活動を行う。2016年より都賀のギャラリーで「世界音楽紀行」をナビゲート、ワールドミュージックフェスティバル「オンガクノムラ」企画。インド古典音楽の深い理解に基づく、叙情的かつダイ ナミックな演奏で、各方面より高い評価を受ける。https://srgmtaro.jimdofree.com/
酒井絵美 Emy Sakai
レバノンでアラブ・ヴァイオリンを、ノルウェーで伝統楽器ハーディングフェーレを、マイアミでベネズエラ・ヴァイオリンを学ぶなど、民族音楽の世界を旅し、研究し、執筆するヴァイオリニスト。ノルカルTOKYO(ノルウェー音楽)、tipsipúca(アイルランド音楽)、きゃめる(同)、Voice of the Nile Club(アラブ音楽)、5años(ベネズエラ音楽)などのユニットに参加し、ソロではゲーム・CM・映画音楽のレコーディングをおこなう。主な出演に、NHK、NRK(ノルウェー国営放送)、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017、Kinck dagane 2019(ノルウェー)、SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2022。著書に『中東世界の音楽文化~うまれかわる伝統』。東京藝術大学音楽学部楽理科卒、同大学院音楽研究科音楽文化学専攻(音楽民族学)修了。現在、東京藝術大学未来創造継承センター特任助教、昭和音楽大学講師。 http://www.emysakai.com/
クリストファー・ハーディ Christopher Hardy 
アメリカ出身。西洋打楽器の基礎を持ちつつ、中近東、北アフリカ、西アフリカやラテンの代表的打楽器であるハンドドラムのスペシャリストとして高い評価を得ている。その活動は広く通用する語法を備え、独自の打の創造に満ちたアプローチを織り成している。これまで STING、吉井和哉、渡辺香津美、ハムザ・エル・ディンなどと共演。シルク・ドゥ・ソレイユ「ZED」のミュージシャンとしてステージに参加。創作的なサウンドを展開している。
http://christopherhardymusic.com
ファルコン Falcon
アコースティックギターを軸にエフェクトを活かした空間的音作りによる独自の奏法が話題を呼び、ウェイウェイ・ウー(二胡)、中西俊博(vn)、カルメン・マキ(vo)、鬼怒無月(g)、マレー飛鳥(vn)等と共演。Eri Liao Trio、残歌、サイバー民族団など多数のバンドに参加、CDリリース。自然や風景を描写した作曲、様々な地域の民謡とのコラボレーション、即興演奏を軸にしたダンス、朗読、写真とのコラボレーションなど多様な音楽に取り組む。2019年2ndソロアルバム”美しき様々の夢”発売。2023年Eri Liaoと飛鳥stringsをフォーカスして作詞作曲、アレンジも手掛けて”うた”に取り組んだプロジェクト「ハルカストリングス」の作品を発売。 https://falconguitar.jimdofree.c
1 note · View note
siteymnk · 1 year
Text
2022年の読書
印象に残った作品の多くが女性作家であった(シャーリ・ジャクソン、ルシア・ベルリン、ジュリア・フィリップス)。また、所謂「名作・古典」とされる作品の持つ魅力も素晴らしく(月と六ペンス、飛ぶ教室、車輪の下、かもめのジョナサン、夜間飛行、崩れ行く絆)、今後も食わず嫌いせず読んで行こうと思う。韓国作家のSFも面白かったし(サハマンション、わたしたちが光の速さで進めないなら、タワー)、ここでしか存在し得ない独特の心象風景(黄色い雨、ぼくのともだち、ある島の可能性)に心惹かれ、本当に充実した一年でした。
未来をつくる言葉 ドミニク・チェン
あなたに似た人 ロアルド・ダール
楽園のカンヴァス 原田ハマ
ニヒリズムとテクノロジー ノーレン・ガーツ
「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く 町山智浩
にぎやかな未来 筒井康隆
サ・ビートルズ 最後のレコーディング ソリッドステート(トランジスター)革命とアビイ・ロード ケネス・ウォマック
あなたの人生の物語 テッド・チャン
ずっとお城で暮らしてる シャーリ・ジャクソン
世界を変えた14の密約 ジャック・ベレッティ
90億の神の御名 アーサー・C・クラーク
誰にでもわかるハイデガー 筒井康隆
「現代優生学」の脅威 池田清彦
掃除婦のための手引書 - ルシア・ベルリン作品集 ルシア・ベルリン
100文字SF 北野勇作
自分の頭で考えたい人のための15分間哲学教室 アン・ルーニー
NHK出版 学びのきほん 「読む」って、どんなこと? 高橋源一郎
難解な絵本 いとうせいこう
ロバのサイン会 吉野万里子
ガラスの街 ポール・オースター
怖いクラシック 中川右介
完全な真空 スタニスワフ・レム
センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン
新 怖い絵 中野京子
100の思考実験 ジュリアン・バジーニ
月と六ペンス サマセット・モーム
飛ぶ教室 エーリヒ・ケストナー
10の奇妙な物語 ミック・ジャクソン
ホンモノの偽物 リディア・パイン
こうしてあなたはたちは時間戦争に負ける アマル・エル=モフタール/マックス・グラッドストーン
これは、アレだな 高橋源一郎
The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと サンヌ・ブラウ
車輪の下 ヘルマン・ヘッセ
かもめのジョナサン リチャード・バック
アルケミスト 夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ
短くて恐ろしいフィルの時代 ジョージ・ソーンダーズ
消滅の惑星【ほし】 ジュリア・フィリップス
ウィトゲンシュタインの愛人 デイヴィッド・マークソン
紙の動物園 ケン・リュウ
スローター・ハウス5 カート・ヴォネガット
怖い絵 泣く女編 中野京子
何もしない ジョニー・オデル
銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件 アンドリュー・カウフマン
黄色い雨 フリオ・リャマサーレス
わたしたちが光の速さで進めないなら キム・チョコブ/カン・バンファ
怖い絵 死と乙女編 中野京子
ぼくのともだち エマニュエル・ボーヴ
開局70周年記念 TBSラジオ公式読本 武田砂鉄
旅のラゴス 筒井康隆
小説禁止令に賛同する いとうせいこう
ある島の可能性 ミシェル・ウェルベック
夜間飛行 アントアーヌ・ド・サン・デグジュペリ
君のクイズ 小川哲
地球の中心までトンネルを掘る ケヴィン・ウィルソン
クララとお日さま カズオ・イシグロ
サハマンション チョ・ナムジュ
デタラメ カール・T・バーグストローム/ジェヴィン・D・ウエスト
夜と霧 ヴィクトル・エミール・フランクル
人生のちょっとした煩い グレイス・ペイリー
星の時 クラリッセ・リスペクトル
バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰にでも身につく36の伝わる法則 柿内尚文
崩れ行く絆 アチェベ
やりがいのある仕事という幻想 森博嗣
不埒な人たち ヤロスラフ・ハシェク
タワー ペ・ミョンフン
鼻に挟み撃ち いとうせいこう
どくとるマンボウ航海記 北杜夫
動物会議 エリーヒ・ケストナー
銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異 全卓樹
今年はどんな本に出会えるだろうか。楽しみである。
0 notes
Text
原因と結果
叔父様側の既読がつかなくて、ぼくにも叔父様からのラインメールも届いていないようなので、様子を見ています。→ アカウント消去と、再設定で、改善されました。
また、連絡ができるようになりたいのですが、LINEのアプリのバグによる不具合なのか?ぼくには分かりません。→ 先日、端末を機種変更しました。
考えられる原因は幾らでもありますが、宇宙では光のポイント誕生日とホロ・スコープの時間存在の結果がありとあらゆる存在の原因を創っている様です。
シリウスの『原因と結果の法則』が霊科学によって、地球の青写真の計画を策定しています。
地球の存在は①③⑤⑦⑨です。霊的実存②④⑥⑧⑩です。
ヴァルカン①⑥⑦意志としての宇宙、
水星④⑦表象としての宇宙、
③時間存在、⑤記憶実存、②意識存在(霊的ヒエラルキー)
人生には悪いカルマがあっても、また良いカルマもあります。
運命は半々50/50です。
有名なイニシエートでさえ、難病に苦しんでいます。
【個性の系譜(光線の強調点)と病的偏向】
①④⑦ワーグナー、①④⑦エル・グレコ、①②ブラヴァツキー夫人、①④ミケランジェロ、は激情型です。
④②ルノワールは両手がリウマチ、②①ゴッホや⑥①ジョン・ナッシュは統合失調症、②⑦バッハは写譜のし過ぎで失明、④①ベートーベンは難聴、④③モーツァルトや⑤③パスカルや②⑦ラファエロ、⑦カラヴァッジョは夭逝しています。
⑥⑦ダリ、⑥⑥エックハルト、②⑥ボッティチェリ、⑥①イエスは強迫神経症的です。
④⑦ダ・ヴィンチ、④③モーツァルト、ルーベンスもAD���D(多動性注意欠陥障害的。) 
⑦①ピカソ、⑦④ヴェロネーゼ、⑦③ホアン・グリス、⑦④カラヴァッジョ、⑦④聖サンジェルマン、もアスペルガー障害的でしたー。
②形而上学(Ⅰ七光線哲学、Ⅱ七光線心理学、Ⅲ七光線絵画科学)、④遺伝子工学(身体)、⑤化学(栄養学)、⑥エーテル体(幽霊)、⑦形相体(スポーツ)
②アストラル体(亜原子)、③メンタル体(マインド)、④ブッディ界(磁力体)、⑤アートマ(霊的意志)、⑥モナド界(単子)、⑦ロゴス界(神)
ぼくも②統合失調症ですが、①激情型、⑥強迫神経症、③失読症、④ADHD、⑦アスペルガー症、の潜在的な要素を持っています。
ぼくには、嫁も子供もいなくて、現実生活能力が著しく低く、孤独で絶望的ですが、何とか生きる希望を見いだしたいです。今はまだ、主婦行は殆ど母に頼りきっていますが、できることを手伝いしながらリハビリ中です。
加筆しました。内容がダブってごめんなさい。
誰の命でも、宇宙や地球の重力や空間や精神や霊や頭脳にも関係しているので、密接な相互関係性に基づいているモーメントです。
0 notes
zattani · 2 years
Text
202205
観劇予定が吹き飛んでしょんぼりしていたところに、仕事で大きめのミスを2回ほどやらかし(2回目のはたぶんお客さん側の方が…とは思うし、他の人もそう言ってくれたけど、言った言わないになると弱い立場…)くさくさしていたところ、誘ってもらって薔薇を見に行ったり、お肉を食べたりして救ってもらった5月は美しい季節。旧古河庭園に実は初めて行きました。雨が降った後の緑のにおいが濃いのはいい。薔薇の香りも良いし水も滴る肉厚な薔薇の花びらは宝石でも載せてんのかいってくらい美しい(美しさをぶち壊す語彙)、お茶室で抹茶と茶菓子の菓子には薄荷が使われていて甘さと爽やかさが絶妙で好きな味だった。お肉はメンタルに効く。
篠田桃紅展、墨を使った作品は湿度の多い日に見ると、乾いているはずなのにどこか筆のしっとりとっぷりした感じが蘇ってくるようでいいなと思う。桃紅という名前が美しくて好き。書については全然詳しくない。素人もいいところなんだけど、まぁだいたいのものを気持ちがいいなとか雰囲気で見ているのでいつもと変わらない。
ジャム・セッション石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策。長い!展覧会名が長い!お前はブリジストン美術館!というのは全然時代について行けてないひとみたいだから、そろそろやめた方がいい。でもなんでアーティゾン美術館…前はブリ美って言ってたけど、いまはゾン美なんだって。実はゾン美になってから始めて行ったので、ずいぶんと綺麗なラグジュアリーな空間になってちょっと落ち着かなかった。エレベーターとかに係の人がいると、いつもいや自分でやるから…の気持ちになるので一生庶民…エレベーターで上に上がる展示室の美術館、親切設計で係の人がいるのは分かっているんだけど。展覧会の内容、 鈴木理策×ジャコメッティのが一番面白かった。写真は 柴田敏雄のエモーショナルの排除、ごくシンプルに見えてダイナミックなものが普段見ている写真とは違って新鮮だけど、絵画における抽象画といわれると、何となくわかるようなそうでもないような。その後の Transformation 越境から生まれるアートはふ~んで終わってしまった。正直なところ、ルノワールがそんなに好きではない。幸村精市が好きだったから、好きになりたかった。昔はそう思わなかったけど、年を取るにつれて、腐っていく肉の塊だという表現について納得せざるを得ない気になってくる。常設にザオ・ウーキーの青い絵画があってほっとした。あれを見ていると、じわっと溶けていくみたいで心地よい。でもソファは前のほうが特別感があってよかった気がする。記憶のかなた。
スコットランド国立美術館美の巨匠たち、言い過ぎでは?と思った。確かに ラファエロ、エル・グレコ、ルーベンス、ベラスケス、レンブラント、ヴァトー、ブーシェ、コロー、スーラ、ルノワール(HPからコピペ)あったけど。ベラスケスは確かに良かったし、レンブラントもまぁまぁだけど、巨匠の中に ヴァトー、ブーシェ、コロー、スーラ、ルノワールは入るのか?ラスキンの聖母とか、あと個人的にはヴァザーリの習作が見れて嬉しい。普通に上手だな~と思う。イングランドとスコットランドの画家だけだと弱いんだろうな、とは思うんだけども。でもそっちメインでまとめた方が面白かったよ、きっと。章立ても…
ボテロ展、思ったより楽しかったな。丸くて太った造形にしか興味がないのは、潔くてさっぱりしていい。静物画は特にそう。
泉屋博古館の光陰礼賛もいい。わたしはキャプションに女流画家と書かれるのが嫌なのですが、女性画家と書いてくれてよかった。記憶違いだったら恥。よく言われるのは、男性画家とは言わないのにというのはそうなんだけど、ここになるといろいろ面倒なので、割愛。昔の金持ちはセンスがいい。斎藤豊作は印象派、点描というワードがあったのだけど、画面の印象はナビ派っぽくて面白かった。
イケムラレイコ展は何年か前に行ったのがいつだったか調べてみたら2019年で記憶では3年も前ではなかったのに。そうか3年も…3年しか…?絵画よりもアルカイックな顔の半透明なガラスがライトに照らされてぼんやりそこにあるのが綺麗でよかった。人がいない方がしんとしていて、作品をぼんやり見ることができる。撫でてみたいな、冷たいのかな、凹凸はどんなだろうと想像しながら見てみると、そのまま引き込まれていくような、そうでもないような。「限りなく透明な」。そのまま パウロ・モンテイロ展「場所のない色」に入って、それまでの暗い中の光から一変して、明るい中の色に途方に暮れてしまった。ブラジルの現代アーティストらしい。よく見ると可愛いなって思えてきて、面白かった。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
今月の映画は刀剣乱舞の花丸だけ。正直なところ、さほど期待はしていなかったから、逆に面白いと思った。一部の刀の描かれ方について、もともと花丸って不平等に描き方が特化している刀とそうでない刀がいるので、あらゆる派生の中で一番我々の描く同人誌っぽいので、ハイハイと流してしまう。推しさえよければいいのか(花丸の中で推しというか旦那である大般若長光の描かれ方はパーフェクトだった)と言われた黙るしかないけれど、このコンテンツにいちいち何かを言っていたらキリがないので、2.5にしろ何にしろ、もう好きな時に好きなように摂取します。
読んだ本『犬の心臓・運命の卵』高校の教科書に載っていたら、女子たちがドクター・ボルメンタール×フィリップ・フィリーパヴィチで盛り上がっただろうなという最低な感想。犬は悪くない、いつだって人間が悪いよ。運命の卵、ちょっと笑った。ルシア・ベルリンの新しい作品集『すべての月、すべての年』の表題の作品が一番好き。海の中で海の生きものみたいに回転しながらまぐあう男女と離れた瞬間にタコ墨みたいに漂う白い精子、馬鹿みたいに美しいのに馬鹿みたいにシモの話で、でも健全なふうに書かれるし、ラストはそんな情緒から落とすみたいな別に落としてはいなくて、予想の範囲内なんだけど、それまでの寄り添いから付き離れるので、さらっと終わるので、情感に余韻がないのがまた乾いていて最高。京極夏彦『書楼弔堂』は最後の章タイトル未完がほんとうにずるい、こういう終わり方をする、これはずるいとなる…出来事なんてたいしてなくて、ただキャラが本屋で話をするだけでこんなに面白いのはさすがだなぁと思う。北村紗衣『批評の教室』を読んで特に批評がしたいわけではないけど、何となく確認したほうがいいような気がして。関係ないし、特に調べようと思ったこともないからぼんやり、クリストファーノーランの作品て見てて息苦しいなと思っていたのだけど、やっぱりそういう特徴があることが分かって、すっきりした。いつかテネットも見ようと思う。
追記:何か忘れていると思って、読んだ本にアンナ・カヴァンの『鷲の巣』があったのを思い出した。得意の不安と不条理の話。語り手である「わたし」の精神状態が最初から最悪の状態なので、「わたし」に共感できるものも何もなく、ただ嫌な男であって、圧倒的自然への畏怖以外に共感できることはなく、ただひたすら不条理への不安を共に肌で感じ、また読者は「わたし」の気持ちや他者への態度に対して不快な気持ちになり、ずっと快楽とは程遠い読書になる。カタルシスもなく、不条理は不条理として淡々と処理させる。でも結末を見届けなくてはいけない気持ちになって、ページを繰っていく。
1 note · View note
skf14 · 6 years
Text
07051840
はっきり物を言えば世間から叩かれ、曖昧に濁せば周りに嘲笑われ、そんな住みにくい世界ではあるものの、自分の意見をここに残しておかなければ、後々自らの名誉に関わってくるのではと危惧した結果、こうして文章を認めている次第でございます。
謂わば独白、とでも思っていただいて構いません。胸の内に秘めていた私の、心の奥の奥から漏れ出る真実の声なのです。
いつからそうなったのかはもはや分かりません。気付けば、そうなっていたとしか言いようがありません。先程、曖昧に濁せば笑われると言ったばかりなのに、とお思いでしょうが、こればかりは仕方がない。物心ついた頃にはもう、ソレに対しての嫌悪感がありました。素足でミミズを踏みつけたような、捕まえようとした蝶を勢い余って握り潰してしまったような、そんな感覚でした。ソレは世間一般からは嫌悪どころか喜びの象徴として持て囃されてすらいました。街中で見かければ誰もが微笑ましくなり、電車で見かければ車内全体に慈しみの空気が流れる。その度私は、どうしようもない息苦しさと、吐き気と、ほんの僅かな加虐心を隠すのに必死になっていました。
そう、私は、「妊婦」と呼ばれるものが、何よりも嫌いでした。
ただ私は、己が他者とは違う、変わっていると捉えられるのが何よりも怖かったものですから、表面上は所謂常識人でおりました。そのため、ソレに出くわした時、胸の中では狂い回っている私がいたとしても、にこやかな笑みを浮かべて労わる言葉を述べておりました。新たな命への希望を表情の端々に浮かべ、しかし目線はなるべくソレから外して、苦難をやり過ごしておりました。
私は、己について100%理解をしていたい人間なのです。自分のことでわからない事象があるなど、生きている意味すらないと思わせるほど、その点において私は完璧主義者でした。
そもそも私は、所謂マザコンではありません。母親との関係に問題があったわけではなく、母が10年前に亡くなるまで、付かず離れずの上手い距離感を保っていたと自負しております。したがって、ソレに対する嫌悪感は、母親が絡んだものではないようなのです。
私が好きな絵画の中に、『受胎告知』があります。エル・グレゴの残した、聖母マリアがキリストを身籠もったと天使ガブリエルに知らされる場面を鮮明に描いた絵画です。
処女懐妊については、嫌悪感どころか神々しささえ覚えました。私が初めてその絵を見た時、余りの快感に震えたのを覚えています。
性行為を連想させるのがダメなのか、とも思い、女性と性交を試みたこともありました。その場で私は初めて、自分が人の体液を苦手としていることを知りました。しかし、アダルトビデオを見た際には本来の働きを見せてくれたので、性行為への嫌悪感が理由ではありませんでした。
私は子供が嫌いです。子供は、言葉を理解しない。本能で動く動物なのに、駆除も調教も出来ない。私は、言葉の通じない生き物が苦手なのです。しかしそれはあくまでも言葉を理解しないから嫌いなのであって、言葉を理解する子供は好きなのです。賢く、人工知能のように聞き分けのいい子供。見たことはありませんが、頭の中に思い浮かべたその子供に、嫌悪感は浮かびませんでした。
私はとうとう自分が狂ってしまったような気持ちになって、頭を抱えました。どんなに思考を巡らせても、私がソレを嫌いな理由が分からないのです。私は毎日眠りに就くたび、いっそこのまま死んでしまえたら。いや、しかしそれでは己を理解出来ないまま終わってしまう。と答えの出ない問答を繰り返しておりました。
ある日、私の目の前でソレが跳ねられました。ベビーカーを押したソレが、大型トラックに跳ね飛ばされて地面へと叩きつけられたのです。臨月だったのでしょうか。はち切れんばかりに膨らんだ腹をアスファルトへと打ち付けたソレはピクリとも動かず、無常にもトラックはソレの上を走り抜けて行きました。形容し難い音を立てたソレの下腹部辺りから鮮血が溢れ、膨らんでいたソレはぺしゃんこに潰れ、私はその光景を目撃した時、ああ、元に戻ってよかった。と無意識に思いました。刹那、声に出してやしないかと辺りを見渡して、胸を撫で下ろしたことを覚えています。
私は結局、常識の範囲から超えることのない人間だったのだと嬉しくなりました。これでもう、寝る前の問答も、狂い回る日々も終わりを迎えたのです。私はただ、ソレが、異物だと認識していただけなのです。世の中に蔓延るソレを一人一人トラックで跳ねていけばきっと私は気持ちよく生きられるのでしょうが、私にそんな財力も度胸もありません。
暫くして私は医学部に入学し、医師国家試験を受けました。合格後、選んだ科は産婦人科でした。
それからもう10年近く、同じような仕事をしております。毎日が楽しいのはきっと、この世から異物を少しずつ消しているからなのかもしれません。更に言えば、その異物を自らの力で消化し、栄養の一部にすることで、異物で出来た道を革靴で闊歩しているような、そんな気持ちで毎日を生きられるのです。
私は私自身を、世界一幸せな人間だと思っております。己を理解した上で、己の理想のためにひたむきに真面目に生きる。なんと素晴らしく、成し遂げるには難しいことでしょう。
倫理観、なんてものは結局多数派の意見であって、その多数派は時として自分を殺しに掛かる、と私は学びました。
この手記はきっと見つかることもなく、私と共に灰になり、かき消されるでしょう。後々自らの名誉に云々と言っておいて矛盾してるのではないか、と思うかもしれません。しかし、私は私だけの為に、名誉を守るのです。私は私を理解し、そして理解した上で常識に基づいて理想を叶えている。その事実を文字にして残せただけで、私はこの世の誰よりも優れていると胸を張って言えるのです。
私はソレに出会ったことで、自分をより深く理解することが出来ました。不快感と嫌悪感に塗れたゲテモノですが、最後に僅かばかりの感謝を述べて、この手記を終わらせたいと思います。(終)
1 note · View note
ko-watabe · 6 years
Text
5月3日→5月13日
少しペースが落ちてきた気がするけどがんばる。最近のことを書きます。
・5月3日(木)
小沢健二『春の空気に虹をかけ』日本武道館公演に行く。2月の終わりにアイカツ!武道館を観たときとうってかわって思いの外座席がよく、とても楽しめた。とても楽しめたのは確かなのだけど、少し思うこともあるというのは事実で、そこら辺ふくめて後日書いてみます。
終演後、神保町でビール。
Tumblr media
・5月4日(金)
そろそろGW終焉のムードが濃くなり気分が下がってくる。特に外出などはせず、ウィスキーを炭酸水で薄めた飲料を摂取しながら翌日のコミティア124のサークルチェックをする。アルコールのせいか妙に疲れる。
・5月5日(土)
コミティアに行くために友人とビッグサイトへ。GWということもあり、いつにも増して人が多い気がする。サークルチェックが甘かったせいかいつもほどの収穫はなかったけれど、いつものように楽しい。このイベントに来ると創作意欲的なアレが刺激されるので、絵がもうちょいマシになったら自分も出てみたいなーなどと思うが果たしていつになるか。適当な時間に錦糸町へ移動して中華でビール。『リズと青い鳥』のことを熱心に語った気がするが正直記憶曖昧。
Tumblr media
・5月6日(日)
GWくんが重篤な状態なのだがもうどうすることもできず息を引き取るのを見守るのみ。『リズと青い鳥』についての文章をまとめないと心にひっかかり続ける気がするので恐る恐るタイプをはじめる。結局数日かかるわけだけれどなんとか書き上がり、成果物は前回のエントリの通り。読んでください。とはいえ書き漏らしたこと、あえて触れなかったことも多い。その辺もまた。
 明け方エル・クラシコを観るためモソモソと起床。すでにバルセロナの優勝が決まってるのでユルい感じになるかなと思っていたけど意外とヒートアップ。結果は引き分けだがまあ負けなくて良かった。ここまできたら無敗優勝してほしい。
・5月7日(月)~11日(金)
特にない。空いてる時間に文章を考えてた。本当に時間がかかったが金曜日なんとかアップ。
・5月12日(土)
『君の名前で僕を呼んで』を鑑賞。あくまで個人的にだけど『20センチュリー・ウーマン』に近い印象を受けた。思春期と性を中心に描いているのと、時代のわりには先進的(現代の目から見て現代的)な考えをもつ両親、音楽などいくつかあるけれど、おそらくいちばん大きな理由は主人公が着ていたシャツで、どちらもトーキング・ヘッズがキーワードになってる気がする。
・5月13日(日)
お茶の水でコミティアの読書会。全ての本に目を通したわではないけれど(というかそれは体力的、時間的に無理)、わりと気に入ったのがあったので次回の参考にしようと思う。せっかくなので書名とサークル名か作家名を少しのっけておきます。
・ままごとエンピツ『キッチンさんとホール子ちゃん』
・20twenty『私のゆかり』
・名無三『燃える(ごみ)』
・皆川史生『日々是好日 にちにちこれこうにち』
(2018.5.18)
1 note · View note
hachikenyakaiwai · 4 years
Photo
Tumblr media
【かいわいの時】天正十三年(1585)八月三十日:本願寺顕如、貝塚御坊を離れ天満川崎の地に移住(大阪市史編纂所「今日は何の日」)。
筑前殿は(略)雑賀に移っていた大坂の仏僧〔顕如〕に対しては、彼が悪事をなさず、なんらの裏切りなり暴動をなさぬようにと、川向うにあたり、秀吉の宮殿の前方の孤立した低地〔中之島、天満〕*に居住することを命じたが、その住居に壁を巡らし濠を作ることをゆるさなかった。顕如はそこに多くの美しい屋敷を構え、その周辺には一つの大きく立派な街ができあがった。それはいずれも彼の宗派である一向宗のものであり、彼は同宗派の首長であった(『完訳フロイス日本史』中公文庫)。〔 〕内は訳注。*ママ。中島天満のことか。
天正十三年(1585)、秀吉は、和泉国貝塚御坊( 現貝塚市願泉寺)に居た本願寺門跡顕如(光佐)に対し、急遽、天満川崎への移転を命じます。当時、顕如の側近であった宇野主水の日記(『主水記』)には、こうあります。
(天正十三年)五月三日 寺内屋敷可請取申由ニ付テ、刑部卿円匠益少大坂ヘ罷越、御帷子三被遣候。翌四日、秀吉御自身ニ御出有テ、縄打ヲサセラルゝ也。中島天満宮ノ会所ヲ限リテ、東ノ河際ニテ七町、北へ五町也。但屋敷ヘ入次第ニ、長柄ノ橋マテ可被仰渡云々。先以当分ハ七町ト五町也。元ノ大坂寺内ヨリモ殊ノ外広ナリ(『改定史籍集覧第二十五冊』1902による)。
現在の大阪で本願寺といえば、御堂筋の由来となった南北の御堂をまず思い浮かべます。歴史上でいえば、戦国時代に蓮如が上町台地に建設した大坂本願寺(石山本願寺)が有名です。しかし、大坂本願寺の跡地に豊臣秀吉が大坂城を築いた頃、短い期間ですが、大川の対岸に天満本願寺とその寺内町が展開していたのです。
(写真)「豊臣期大坂図屏風」1600代(エッゲンベルク城博物館蔵)第2扇~第4扇 右下(北)の区域が「宮殿の前方の孤立した低地」=天満地区。ここに架かる橋が、『主水記』に見える「長柄ノ橋」(後の天満橋か?)でしょうか。大坂城に極楽橋が描かれているところから、景観年代は1596~1600年に限られます。余談ですが、画面ほぼ中央の屋敷、赤い小袖の女性の前に座っている黒い着物の男性が、絵の発注者である加藤清正であるといわれています(F.エームケ2008)。エル・おおさか(大阪府立労働センター)敷地からは、武家屋敷らしき遺構や桔梗文瓦などが発掘されており、ここが加藤清正邸であったと考えられます。
0 notes
takahashicleaning · 4 years
Link
TEDにて
メアリー・ルー・ジェプセン:未来のマシンで脳からイメージを読み出せるか?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
最先端デジタル・ディスプレイの専門家メアリー・ルー・ジェプセンは、人間が生み出す創造的なアイデアを画面に表示する方法を研究しています。
また、自分自身が脳手術を受けた経験からより深く理解したいと望んでいることがあります。発想、創造性、思考過程の背後にある神経活動です。
彼女は、自分が情熱を注ぐ2つの取り組みを結びつけるため、驚くべき最先端の脳科学研究について語ります。
その2つの研究は、fMRIの今後の解像度の向上によって、人間の思考方法(そして思考内容)の理解に向けた新分野を切り開く可能性を秘めているのです。
象形文字は、ヒエログリフとも言います。絵を基本とする文字体系。
hieroglyphとは「神の御言葉」という意味のエジプト語をギリシア語訳にしたもので、「神聖なる刻字」を意味します。
楔形文字は、ヒエログリフに匹敵するくらい最も古い文字の一つ。
Googleのムーンショット・プロジェクトに、最近、加わりXラボでディスプレイ部門を担当しています。今日、お話しする研究は、それより前のGoogle社外での話です。
さて、脳の手術を受けるとある種の烙印が押されます。つまり、頭が悪くなっていないか?もし、悪くなっていたとしたら元に戻れるのか・・・脳神経外科手術を受けて脳の一部を失ったので対処が必要になりました。失ったのは、灰白質ではなく、重要なホルモンや神経伝達物質を作る中心部のブヨブヨした部分です。手術を終えるとすぐに毎日、飲まなければならない。
12種類以上ある薬品の量を個々に決める必要がありました。もし、飲まなかったら数時間で死んでしまうからです。この18年間。
毎日欠かさず、薬の組み合わせや調合を決定し、それを理解しようと努めました。生きるためにです。
私が、目指したのは、ホルモンや神経伝達物質の量を調整して、病気と手術を経た自分に知性と創造性。そして、湧き出るアイデアを取り戻すことでした。私は、普段、イメージで考えるので、イメージは重要でした。
つまり、アイデアを思い描いたり、新しいアイデアを試したり、シナリオをなぞるための方法であるイメージを取り戻す方法です。この思考法は、新しいものではなくヒュームやデカルト、ホッブズといった哲学者も事物を同様に捉えました。彼らは、心的イメージとアイデアを同じだと考えたのです。
現在は、この考えに反対する人も多く、心の働きに関する議論も盛んですが、私は、シンプルに考えています。私達の大部分にとって、独創的で創造的な思考の中心にはイメージがあるのです。
私は、数年かけて自分を調節することでかなり精巧で分析的な基盤をもった多くの鮮明なイメージを取り戻しました。今、取り組んでいるのは、頭の中にあるイメージを即、コンピュータ画面に表示する方法です。
想像できますか?映画監督は、想像するだけで目の前の世界を映像化できるようになります。作曲家は、頭の中から直接音楽を取り出せます。
クリエイティブな人々にとって、アイデアを光速で共有するという。大きな可能性が開かれるのです。
実現するための最後の障害は、脳スキャンの解像度を上げることです。私は。もう少しで実現できると考えています。その理由を最先端の2つの神経科学研究を元にお話しします。どちらもfMRI。つまり、機能的磁気共鳴、画像診断装置で脳内を可視化します。
カリフォルニア大学。バークレー校のジャック・ギャラント他は、脳波を解読して映像に変換することに成功しました。
ご覧ください!!実験では、被験者がYouTubeのビデオを数百時間分見ます。同時に、脳をスキャンして���デオ映像に脳が反応する様子を巨大なライブラリーに蓄えます。新たなイメージや人物。動物が映った 新たなビデオが流れると新しいスキャン・セットが記録されます。
脳をスキャンしたデータだけを使ってコンピューターが、新しいスキャンを解析し、その人が実際に見ている映像を推測して表示します。
右は、コンピューターが推測した映像で左は、実際に流したビデオです。これは、まさに驚きです。ここまで来ているのです。
あとは、ただ解像度を上げるだけです。ここで確認したいのは、実際に画像を見た時とその画像を想像した時では、同じスキャン画像が得られるという点です。これは、現在、最も解像度が高いシステムでスキャンされたものですが、解像度は、ここ数年で千倍向上しています。
もっと、詳しく観察するには、さらに解像度を千倍上げる必要があります。これをどう実現するか?いろいろな技術があります。
頭がい骨を割って電極を差し込む手もありますが賛成はできません。新たなイメージング技術が次々に提案され、私もいくつか開発しましたが、近年のMRIによる成果を考えると検討が必要なことがあります。
ナノサイエンスの分野では、次々に技術革新が起きていて、磁気構造に応用するとまったく新しい磁石が作れます。
このような磁石を使うと脳全体の詳細な磁場のパターンを捉えられます。この磁場パターンを使うとホログラフィのように干渉構造を描き出せます。そして、それをずらしていけば、様々なパターンを 精密に制御できるのです。少し配置を変えるとより複雑な構造を描くこともできます。
fMRIを使えば、酸素を含む血流の量だけでなく、ホルモンや神経伝達物質。神経活動までもが直接、測定可能になるでしょう。
これが実現したい夢です。私達は、自分のアイデアを直接デジタル・メディアに 書き込めるようになるでしょう。言語を介さずに直接、思考を使ってコミュニケーションをとる姿を想像できますか?
その時、何が可能になるのでしょう?私達は、どうやって生の思考を扱う方法を学んでいくのでしょう?インターネットは、大きな意味を持つでしょう。これは、大きな課題です。
思考やコミュニケーション能力を拡張するために不可欠の手段となるかもしれません。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
<おすすめサイト>
カン・リー:子どもの嘘は見抜けるか?
ラナ・エル・カリウビ:顔を見るだけで感情がわかるアプリケーション?
アンバー・ケイス:誰もがすでにサイボーグ
ミゲル・ニコレリス:脳から脳へと意思疎通する時代へ―その方法とは?
ハワード ラインゴールド: 個々のイノベーションをコラボレーションさせる
ヘンリー・マークラム:スーパーコンピュータの中に脳を構築!
ラジェッシュ・ラオ:インダス文字のためのロゼッタ・ストーン
脳と直接通信できるステント
エリザベス・ギルバート :創造性をはぐくむためには?
エレノア・ロングデン: 私の頭の中の声?
<個人的アイデア>
Because it resembles the hieroglyphs and cuneiform characters left in the ancient civilization, there is a possibility that in the age when there is no character, such an image was painted and the intention was communicated.
古代文明に残されている象形文字、楔形文字に似ているため、文字がない時代には、このようなイメージを絵にして意思を伝達していた可能性があります。
And as free competition tends to converge to four huge groups, as it has been refined, it may have converged to the hieroglyphics of the four major civilizations.
そして、自由競争は、4つの巨大なグループに収束していく傾向があるので、これが洗練されていくにつれて四大文明の象形文字に収束していったかもしれません。
「無断転記を禁じます」「引用/転記はご連絡ください」
「ソーシャルメディア上のご紹介の場合に限り、このサイトの引用/転記をご連絡無用で許可いたします」
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニング
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
0 notes
sankakufrasco · 4 years
Text
仙台・劇のまちトライアルシアター2020「子育ていろいろシェアリング」に生田恵が参加します。
※【仙台・劇のまちトライアルシアターとは】
杜の都仙台で、小さなチャレンジ・試行を重ねながら新しい舞台作品が生まれるきっかけをつくりたい。たくさんの作り手たちが生まれ、集い、育ち、素晴らしい舞台作品であふれる未来の仙台にしたい。そんな思いで2019年度からスタートした演劇イベントが「仙台・劇のまちトライアルシアター」です。
【日時・会場】
●女性の部
①:2020年3月25日(水)10:00~12:00
せんだい演劇工房10-BOX box-2
②:2020年4月19日(日)10:00~12:00
青葉区中央市民センター 第2会議室
●男性の部
③:2020年3月25日(水)19:00~21:00
せんだい演劇工房10-BOX box-2
④:2020年4月20日(月)19:00~21:00
エル・パーク仙台 和室2
【対象】
現在子育て中の方、かつて子育てを経験した方、子育てに興味がある方、どなたでもご参加いただけます。
【料金】
無料(要申込)
①+②、③+④の通しでの参加をお勧めします。1回だけの参加も可能です。
定員各回15名程度(先着順・定員に達し次第、締切ります)
【託児】
各回、別室での託児を無料でご利用いただけます。(要事前申し込み。各回1週間前まで受付)
【スタッフ】
上島奈津子
生田恵(三角フラスコ)
岩佐絵理(SteamTV)
菊池佳南(青年団・うさぎストライプ・コマイぬ)
髙橋亜希
後藤史織
クマガイコウキ
野々下孝(仙台シアターラボ)
真田鰯
土屋悠太郎
ほか
<司会>高橋菜穂子・渡部ギュウ
【申し込み】
3月6日(金)10:00~より受付開始
下記問い合わせ先より、
(1)氏名 (2)年代 (3)参加希望の回 (4)託児の有無 (5)電話番号 (6)メールアドレス
を明記し、電話・メールもしくはWEBフォーム(3月6日公開)よりお申込みください。
 【子育ていろいろシェアリング】
せんだい演劇工房10-BOXでは、2020年度に子育てをテーマにした演劇をつくります。子育てというテーマを幅広く考え、生の声を作品づくりに活かすため、子育てについて市民のみなさんと話し合う座談会を開催します。
みんなで集まって、子育てについて感じるいろいろな思いや、誰かに聞いて欲しかったエピソードなどを、のん���りワイワイ語り合いませんか?「そうそう」と共感することも、「なるほど」と発見することもあるかもしれません。身体を使った簡単なゲームの後に座談会を始めますので、事前の準備や特別な持ち物もいりません。全日程、別室で託児を行いますので、お気軽にお子さんをお連れください。育児中のパパママのみならず、子育てに関心がある方ならどなたでも参加できます。
あなたの話、ぜひシェアさせてください! みなさんのご参加をお待ちしております。
【お問合せ】
せんだい演劇工房10-BOX 
TEL:022-782-7510
WEB:https://www.gekito.jp/
【主催】
公益財団法人仙台市市民文化事業団
仙台市
【企画制作】
せんだい演劇工房10-BOX
0 notes
soradqx · 4 months
Text
明けましておめでとうございます
Tumblr media
ドラクエ10ブログ更新しました🌈
Rainbow エル子絵日記
0 notes
freegamerecord · 5 years
Text
眠りねずみは眠り姫になれるのか・私とペットの観察記録
眠りねずみは眠り姫になれるのか 2019/5/28~29
プレイ時間:約2時間
段々と起きれる時間が減っていく病気にかかっている女の子と、内気な男の子の物語。
 女の子の「レイン」と男の子の「ウィル」の出会いから、変な味のプリンをきっかけに少しずつ親密になっていく様は微笑ましかった。
変な味のプリンに関しては妙に詳細に書かれていて面白かった。佃煮味やベーコン味のプリンってどんな味がするんだろう。
 ウィルの子供ならではの心境がしっかりと描写されていたので、ウィルを応援したくなった。
 レインとその姉のクラウディアの立ち絵が上手に出来ているなぁと思った。特にクラウディアは眼福だった。
 ウィルの兄の「エリアス」がとても理知的で、レインとの関係に戸惑うウィルの良き相談相手になっていた。こういうキャラクターがいると安心する。
 この作品は一日を1区切りとして進んでいった。前半は区切りの始まりと終わりが自然だったけど、後半は描写が唐突でブツ切りになっている所が多かった。
 一番最後の辺りも唐突な感じが否めなかった。
私とペットの観察記録 2019/6/1
ペットと過ごす日々の記録。
プレイ時間:約2時間
 主人公の日記を読む形で物語が進んでいった。台詞や地の文はほとんど無く、説明だけの淡々とした記録だったから最初は退屈だった。
 読み進めていくうちに、ファンタジーな世界を思わせるようなワードが出始めて「これはただのペット溺愛日記じゃないぞ」と思った。
さらに読み進めると、記録の主が飼っているペットの「エル」は、犬や猫のような普通のペットではない事に気が付いた。しかし世界観の詳しい説明はなく、あくまで「記録の主とエルの日々の記録」が続いていった。
 「別のページ」の中にあった「僕と彼の観察記録」を読むと、今まで読んできた記録が全く別のものに見えた。そして、これこそがこの作品の肝なんだと思った。
 結局「記録の主」は何者だったんだろう。「エル」は今後何を思って生活していくんだろう。
 選ぶ選択肢によっては「記録の主」を掘り下げた話も読めるのかもしれないけど、そこまではたどり着けなかった。
 若干投げっぱなしだったけど、視点の盲点が上手く使われていて面白かった。
0 notes
itose01 · 7 years
Text
ひみつのはなぞの
「クリミナルマインド」パロ。FBIの行動分析課が、犯罪者をプロファイリングし、犯罪心理を読み解いて事件の解決を目指す…という海外ドラマのパロです。未見ですが「エル」という映画の設定にも影響を受けています。 現実の日本より物騒な国で司法制度や警察組織も現実とは別物と思ってふんわりお読みください。
※ 出水くんのお父さんが犯罪者、太刀川さんが行動分析官という設定です。 ※ 小児性愛・殺人についての描写があります。それほど過激ではないですが、嫌悪感を抱く方はご注意ください。  【出水公平】  閑静な住宅街にある、真っ白の壁にとんがり屋根のその家には、絵に描いたような幸福な家族が住んでいた。  立派な洋風の家はもちろんだが、それよりも家族の自慢だったのは、父親が休日ごとに丹精を込めて世話をしている庭だった。  玄関へと続く煉瓦の小道をそれてアーチ型の門をくぐれば色彩豊かな花々が咲き乱れる庭へと出る。テラスに備えられたテーブルに母親と幼い姉弟は手作りのクッキーを並べ紅茶を入れて、庭仕事を終えた父親を呼んで、その庭を眺めながらアフタヌーンティーを楽しむのだ。  ご近所からもうらやましがられる美人の妻と、天使のような子どもたち。誰でも一度は夢に見る、そんな幸福に満ちた光景だった。  その家族に不幸が訪れたのは、庭の薔薇が美しく咲き誇る初夏のことだった。まだやっと小学校に上がったばかりの弟と父親をおいて買い物に出かけたまま、母親と姉が帰らぬ人となったのだ。どこにでもある、不幸な事故だった。  二人で住むには広くなった家で、それでも父と子は助け合いながら細々と暮らし続けた。母親が好きだった美しい庭は、変わらず花に溢れ、そこだけ時が止まったかのように見えた。その様子は近所の者からの憐憫を誘い、周囲は助けの手を差し伸べようとするが、それらを全て丁重に断りながら、父子はただ、二人だけで生き続けていた。  それから5年後。彼らの美しい庭から一人の少年の死体が発見された。  それだけではない。発見される2週間前に行方不明になっていたその少年のほかにも、警察の手によって掘り起こされた庭には4人の死体が埋まっていた。いずれも幼い少年で、その全てに性的暴行の痕跡が認められたという。  聴取された父親は素直に犯行を認め、やがて死刑判決が下された。  そうして一人残された彼の愛息子の名を、「出水公平」といった。 * * *  行動分析課に所属する太刀川慶は、手元の資料にぼんやりと視線を落とし、かの青年の経歴をなぞった。けれど結局、思考は彼の名が世に知られることとなった最初の事件に辿り着く。  唯一の加害者家族であったその少年は、事件の残虐性と異常性に過熱した報道と、「無害な」国民の好奇の視線にさらされて、プライバシーも何もなく、その個人情報をさらされることとなった。  その日、家族の自慢であった白い家は報道陣と野次馬に囲まれており、保護されていたはずの彼がどうして無防備にその姿を彼らの前にさらすことになったのかはよくわからない。けれど、不意に窓から顔を覗かせた「異常犯罪者の息子」に、報道陣だけではなく野次馬までもが競ってカメラのレンズを向け、一斉にフラッシュを焚いた。  その時の少年は、そんなふうに必死になって自分にたかる人々には一切目を向けることなく、ただ静かに庭を見つめていたという。  無惨に掘り起こされ、荒らされた庭。かつては季節の花々が咲き乱れ、優雅に蝶が飛び、光に満ちていた家族の自慢の庭。  騒動に気が付いた警察が彼を慌てて室内へと引き寄せカーテンをぴったりと閉じるまで、彼はじっとその庭を見つめ続けた。  目元は隠されていたけれど、その写真は太刀川も見たことがある。  あの時の少年が、当時の面影を残しつつ、けれど流れた年月を相応に感じさせる成長した姿で、太刀川の目の前に立っていた。  かつての少年、出水公平が太刀川の所属する行動分析課に配属となったのはある意味では必然であった。  事件後は親戚に預けられたものの、日本中からの好奇と畏怖と侮蔑の視線に耐えかねた彼は一人合衆国へと居を移し、行動分析の先進国であるかの地で犯罪心理学を専攻し、若くして博士の称号を得て帰国したのだ。  もともと頭は良かったが、遠い異国の地でスキップを重ねるほどの学才があったようにも思われなかった。にもかかわらずそれを成し遂げたのは、彼の中の非常な情熱と執着だろうと推測したのは、当時最も出水公平と親しく接していた担当分析官であった忍田正史だ。そもそも彼に渡米を勧めたのも忍田だという。  出水が今回太刀川のチームが担当している事件にアドバイザーとして招致されたのもその縁があったからだ。  その事件を、「出水公平」とそれほど年の変わらない太刀川が記憶していたのは、それが日本を揺るがす大事件だったからではない。たしかに当時は連日ニュースでもセンセーショナルに扱われ、学校でも話題になっていたが、それはあくまで自分とは関係のない、どこか遠くで起こった出来事で、すぐに忘れ去られる類のものだった。  太刀川にとってその事件が意味を持ったのは警察組織に入り、行動分析課で働くようになってからだ。  まだ立ち上げたばかりで実績のない行動分析課が初めて挙げた「手柄」で、その中心となったのが、自分が師として慕う忍田だった。その事実が、太刀川にとってその事件を特別たらしめる理由であった。  分析官として働くにあたって、これまで行動分析課が解決してきた事件の概要と分析内容をサンプルとして読み込んだ、その時に記憶に刻まれた文字の羅列とわずかな写真が太刀川にとってはその事件の全てだった。  そんな、資料でしか知らなかった人物が、今、実際に太刀川の目の前に存在している。それはひどく不思議な気分だった。 「よろしくお願いします、太刀川さん?」  そう、紹介されたばかりの名前を軽く語尾を上げて呼びかける彼の、透き通った琥珀の瞳を見た瞬間、太刀川は誰にも気づかれないほど小さく、「あぁ、これが」と感嘆の溜息をついた。無造作に拾い上げたパズルのピースがぱちりと当てはまったような感覚だった。  その時、彼の腑に落ちたのは、忍田からもたらされた「利発な子」という評価でも、先に顔合わせを済ませていた迅の「面白そうな奴」という感想でもない。  この青年のかつての幼い姿を前にして、犯して殺してやりたいと願いつつもそうすることの叶わなかった彼の父親。太刀川が共感したのは、そんな父親の異常な愛情だった。 * * *   父親は、警察からの聴取で聞かれたことには何もかも包み隠さず答えたという。少年たちを誘い出した方法や、犯している最中、少年たちがなんと叫んで助けを求めたか。いかに残虐な手口で殺して、どうやって周囲に気づかれずに遺体を庭に埋めたのか。淀みなく、理性的に答える姿が、彼の異常さを際だたせていた。  けれど、そんな父親がただ一つ、口を閉ざした質問があった。 「どうしてこんなことを?」  誰がどんなふうに問いかけようと、彼は未だにこの問いにだけは沈黙を守っている。  事件当初、そんな彼の態度にさまざまな憶測が飛び交った。そうしてその矛先は、そんな父親と二人で細々と暮らしていた、まだやっと十をすぎたばかりの幼い息子に向けられる。  小児性愛者である父親の相手を恒常的に務めていたのはその息子だろう。それを厭った彼が父親をそそのかしたのではないか? 父子は共犯だったのではないか。むしろ無邪気に主導権を握っていたのは子どもの方だったのではないか?  そんなふうに無責任な推理ばかりが暴走した。流出した、庭を見つめる彼の写真もその暴走を加速させた。  けれど、それらが全くの誤りであることは、捜査にあたった人間はみんな知っている。彼の息子の身体には性的接触の痕跡はついぞ見られなかったし、家宅捜索によっても物的証拠は何も出なかった。犯行は子どもの不在時や就寝中に行ったという父親の証言通り、用心のために息子に使用したらしい睡眠導入剤が押収品の中から見つかった。  一方で、彼の息子がこの事件の引き金であったという周囲の仮説は、正しく的を射ていた。  見つかった死体は5年間で5人。季節は多少ずれても、「標的は1年に一人」というルールだけは守って殺されていた。そして年を経るごとに被害者の年齢は一つずつ上がっていた。選ばれたのは必ず、彼の息子と同い年の少年だったのだ。  偶然の一致ではありえなかった。  小児性愛者の犯行だという地元警察の推理が覆されたのも、このルールに気が付いたからだ。  当時の捜査で一連の事件に関わると目されていた行方不明の少年たちは、小児性愛の対象としては年齢の幅が広すぎた。好みが変わったのか、犯人には本命がいて、それに合わせて標的を変えているのか。  後者であると仮定して捜査を行った結果、行き当たったのが件の父親だ。彼の本命は、彼自身の愛息子だったというわけだ。  引き金は愛する妻と娘の死であったろうが、彼の欲望はその前から芽生えていたに違いない。二人の死から殆ど間を置かずに犯行が始まったことから、かねてより抑えつけていた欲望が枷を失ったのだと考えられた。  なぜその欲望が息子本人ではなく、他者へと向かったのか。  頑なに犯行動機を語らない父親の姿に、彼なりに「理想の父親像」を守ろうとした葛藤が爆発した結果なのではないかという、警察内部でも結局は憶測でしかない結論がくだされ、そうして事件自体は一応の解決を見た。    十数年の時を経て、初めて太刀川は父親の内心を思い知る。  汚して壊して辱めて、無惨な姿に貶めたい、そんなふうに、異常者をこそ無性に惹きつける存在。  それでいて自分の狂った欲望にさらしてはいけない、汚れた指で決して触れてはいけないと不可侵の聖域のように思わせる存在。  そんな蠱惑と無垢が絶妙なバランスを保って人の形をとった、それが出水公平だった。  きっと、彼のそういう性質は普通の人間にはわからないだろう。けれど太刀川は一目で理解した。  それは太刀川慶が、かの父親と同じ種類の人間だったからに他ならない。 Next→【太刀川慶】 「お前は、殺人鬼の目をしているな」  警察組織の1から10までを手取り足取り教えてくれた先輩刑事が定年間際、最後によこした言葉がこれだった。  自分がなんと返したかは覚えていない。 -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
 行動分析課は猟奇殺人、連続殺人などの難事件が起こると、地元警察の依頼を受けて各地に出張するというイメージです。現場へ出向する分析官と、渉外担当、情報分析担当などの役割分担があります。 ・なんとなく思いつくままに書いていたのですが、みなさんのかわいい太刀出を見て我に返ったので、ちょっと寝かせます。私はいったいなにを目指していたんだろう…。また気分が乗ったら続きます。忘れないようにちょっとさらしておきます。 ・個人的には太刀川さんは戦闘狂いだけど実は出水より常識人だと思うんですが、たまにサイコパス傾向のある太刀川さんも嗜みたくなる。
1 note · View note
zattani · 2 years
Text
202203
ダミアン・ハースト桜展、生と死と…?圧倒的な生しか感じられなかった。わたしが描く人間ならその描き方、点描のようなダイナミックな筆致が勉強になったかもしれないけれど、その筆致ゆえなのか、儚さとは縁がないような感じがした。15分くらいその空間にいれば十分だなと思った。死という意味では、ヴァニタスに描かれる花の方がよほど刹那的に感じる。空や花びらの色彩に比べて、幹ののっぺり感が特に面白くない。これはダミアン・ハースト関係ないけど、春の霞かかった朧な空気の中で見るから桜は儚くて美しく見えるような気がする。この時期に桜をテーマにやるならダミアン・ハーストの大規模展ではなく、ダミアン・ハースト中心に桜の絵画を並べた方がよほど面白味があったと思う。美術館で桜を描く絵画の企画展、よくあるし。見る側の勝手な意見。
メトロポリタン美術館展は、久しぶりに西洋美術を美術史的な沿線で見られて楽しかった。宗教画を久しぶりに見た気がする。クリヴェッリのやや硬質で冷たい感じ、ルネサンス初期の絵画がとてもいい。クラーナハ(父)とかティツィアーノのとかエル・グレコ、カラヴァッジョ、いろいろ胸焼けしそうだけど、作品数が少なめだからじっくり見てもそんなに疲れない。最近は100点を超えると疲れてしまう。一度にみてしっかり覚えていられる数には限りがある。
ドレスデン美術館所蔵のフェルメールと17世紀オランダ絵画展、メンツェル上手いじゃんと何から目線だという感想を抱いた。静物画はさすがだなぁと思う。目玉のフェルメールは、平日だったからかゆっくりじっくり見ることができた。(なぜか入口の方が混んでいた、みんな生真面目に最初から見るからかな)クピドがいない方が神秘的な気がして、クピドがいるほうが寓意的な印象。
香月泰男展、行こうかどうしようか迷っていたのだけど、ウクライナとロシアで戦争が始まって、こういうタイミングでシベリアシリーズをちゃんと見ておくべきなんじゃないかと思ったので、行くことに決めた。わたしひとりが絵を見てどうこうすることもなることもないけれど、それでも見ておくべきでは、と。戦争画をみると、必ず悲しいというよりもいやな気持になるのだけど、これはそんなことなかった。自分の体験と、そこで亡くなった人たちの鎮魂の風景で、なんとも言えない気持ちになる。美しいと思ったけれど、これはわたしが、のうのうと生きていられる時代、安全な国で不自由なく暮らしているからだに過ぎないのだけれど、だからこそこのタイミングで見てよかったと心底思った。
本城直季展の前にコレクションの方も見た。写真というメディアは物質ではなく、光を紙に映しているんだなと思ったら面白かった。これが報道写真展になると、どれも迫真でまるで真実を映しているように見えるけれど、もともと写真は真実を真実らしく見せているだけで、そうではないのだと思うと愉快だった。人は見たいもの、切り取りたいものを映し、見ている。本城の方も、リアルを取っているのに、建物も人間も ミニチュアを映しているようで、おもちゃみたいに映るのが面白い。
今月読んだ本『戦争は女の顔をしていない』『キャサリン・マンスフィールド短編集(新潮社)』『水上バス浅草行き』『ナイルに死す』『さよなら妖精』戦争はもやっぱりこのタイミングで読むべきかと思って。どこを読んでも地獄というは易しで、本当の地獄なんてわかりっこないのだろうなと思う。言えないことも書けないこともこれ以上の残酷ももっといっぱいあっただろうと思う。キャサリン・マンスフィールドも新しく短編が出るというので、本棚に入れっぱなしにしておいた翻訳を読んだものの、確かに毒というか棘のある内容ではあるものの少女趣味みたいなものが合わなくて、新しいのはいいかな。水上バスはどこを取っても良かった!やっぱりビールと犬だよ…クリスティは優雅さと豪華さを味わうものだと思っているので、オチが分かっていても楽しい。これまでまた今度でいいやと思っていた米澤穂信をマシュマロをもらったことによりようやく手を付けられたのでとてもいいタイミング。青春ミステリイメージだったので、思ったよりも苦くて社会的で驚いた。
今月の映画は『グランドマスター』『ムーンライズ・キングダム』『ナイル殺人事件』『メモリア』『ソング・オブ・ザ・シー』カンフーなどなにひとつ分からない人間がただ美しいだけで見ていられるカンフー映画と、「普通」に適応できない子どもたちの必死な恋とちょっとへんてこな大人と一生懸命な子どもたちの映画でコメディジャンルなことに驚き犬がひどいことにあうなら先にそう言ってほしかった…。何年振りかに仕事終わりに見る映画の楽しいこと、小説を読んでいたので、アレンジの仕方も楽しめたし、何よりエジプトのロケーションの美しさと光の美しさがクリスティの小説を贅沢なものだとうっとりさせてくれるのでよかった。メモリアは2回ほど意識が落ちそうになったけれど、内容はあってないような映画だし、雨の音、ズンと響く不思議な音、音をともかくぼんやり聞くための映画で、前の映像を楽しむとは違った鑑賞の仕方ができていい体験だったと思う。ソング・オブ・ザ・シー、アニメーションの描き方からしてもうファンタジー世界にどっぷりだし、かわいかった。
追記:不忍画廊に山田純嗣の個展を見に。名画の立体模型を作ってから写真を撮り、写真の上に銅版画を重ねるという気の遠くなる作業を経た作品。今回はルソーの夢だったり、ボッティチェリのプリマヴェーラ��ったり。初めてその模型(プリマヴェーラ)を見て、立体にするということは、奥行きを考えなくちゃいけないので、この平面がどうやって三次元になるのだろう、というところから今回の展覧会の「あることないこと」で面白かった。わたし個人はサモトラケのニケ像が好きで、完全でない立体ものがすごく好きなので、今回のプリマヴェーラの足元だけの立体にえらく惹かれた。ずっと見ていたかった。
本当は3月の最終日に書こうとしてワクチン3回目の副反応でダウンしていたので4月にかかってしまった。
0 notes
naebainae · 7 years
Photo
Tumblr media
機械仕掛けの反逆者達
前作の続編にして前日譚、CyberneticsWarsZERO~願いを宿す機械の子~公開おめでとう。ありがとう。
   昔の記事(コレ)でも散々妄想を垂れ流しましたけど、
でも、まさか、本当の本当に公式でCyberneticsWars~機械仕掛けの反逆者~の続編が制作されるとは。
イメージCDも出る。しかもイベントフルボイス。ついでにTHE虎牙道の声実装前イベントだった筈の前作もフルボイス。凄い。全部半年くらい前に既に決定していた事とはいえ、羅列すると凄い。なんだこれは。どうしたエムマス君。
   ところで、改めて前作と続編のストーリーを読み(聴き)、ちょっと恐ろしかったのが、公式と二次創作設定の境界が私の脳内でかなりあやふやだった所。
↑の絵はエルがアンドロイドの王様というイメージを大事にして、CWZ公開前に描いたんですけど、エルが王様という描写が本編に一度もない。どこ探しても見つからない。
嘘・・・嘘でしょ・・・だってエルは全アンドロイドを統べる特別な力を持っていて、ロイの人類駆逐計画の要として丁重に扱われていたのではなかったの・・・?最新鋭軍事用アンドロイドのロイは自分が兵器だという自覚があって、革命を自分とノリスで、その後の統治をエルの王の力で行うって話じゃあなかったっけ・・・?ない・・・そんな話はどこひっくり返してもいっさら出てこないよ・・・・・・!?
ブラスト銃を使い過ぎると人体に影響を及ぼすのも、エンドーが報告書書くのも、レッカ=アンドロイド疑惑も全て想像の産物。でもレッカがエンドーの事をオッサンって呼ぶのは公式。続編がエンドーの過去話なのもスレスレ公式・・・。
 この、くっきりとした妄想はどこから来たのか、今となっては全く判別出来ない。
もし万一この記事を読んだ方で、SNS等で似たような二次創作なり呟きなりした覚えのある方は、ここにそれを脳に刻み付けるレベルで影響されていた人間がいる事に、あんまり引かないでおいてね・・・・・・。
3 notes · View notes