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#千葉市子どもたちの森公園
kodomori · 2 years
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【こどもりにっき】 本気の腕相撲💪🏻✨ 応援も飛び交って盛り上がってました🤣 #千葉市子どもたちの森公園 #こどもり #NPO法人プレイフルエンタープライズわかば #プレーパーク #外遊び #腕相撲 https://www.instagram.com/p/Ch4I5mGPUJu/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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harawata44 · 2 months
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はく製は絶滅したニホンオオカミか 気づいたのは都内の中学生 | NHK | サイエンス
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以下引用
国立科学博物館で「ヤマイヌの一種」として保管されてきたはく製が、現在では絶滅したニホンオオカミとみられることがわかりました。ニホンオオカミではないかと最初に気づいたのは都内の中学生で、専門家とともに研究を進めてこのほど発表しました。
論文を発表したのは都内の中学1年生、小森日菜子さんと国立科学博物館などの研究チームです。 小森さんは小学4年生だった4年前、茨城県つくば市にある国立科学博物館の収蔵庫の特別公開イベントを訪れたときに保管されている動物のはく製標本1点が図鑑などで見たニホンオオカミと似ていることに気がつきました。
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このはく製は「ヤマイヌの一種」として博物館に保管されてきたものでしたが、小森さんが専門家とともに詳しく調べた結果、体の大きさやはく製のラベルに基づく過去の記録などから100年以上前に現在の上野動物園で飼育されていたニホンオオカミの可能性が高いことがわかり、2年がかりで論文にまとめて今月、発表しました。 研究チームによりますと、ニホンオオカミはかつて日本に広く生息していましたが、およそ100年前に絶滅したとされ、はく製や毛皮の標本は国内外でわずかしか残っていないということです。
小森さん「これはニホンオオカミだなと ピピッときた」
論文を発表した小森日菜子さん(13)は都内の中学校に通っている1年生です。 小学2年生のころにニホンオオカミに興味を持ち、国内で保管されているはく製を見学したり、図鑑や学術書を調べたりしてその特徴について学んできたといいます。 ニホンオオカミと特徴が似ていることに気がついた当時の心境について小森さんは「額から鼻にかけての形が平らになっていることや、前足が短く、背中に黒い毛があるといった特徴を見つけて、これはニホンオオカミだなとレーダーみたいな感じでピピッときました。すごい頭の中で、踊り出したいというか、舞を始めるというかそんな感情でした」と振り返りました。 その後、このはく製は「ヤマイヌの一種」として扱われ、よく調べられていなかったことを知った小森さんは、専門家に相談しながら博物館などが公開している過去の記録を調べ上げて考えをまとめていき、5年生の時、自由研究で博物館で見つけたはく製はニホンオオカミではないかとレポートにまとめて発表しました。
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このレポートは図書館振興財団が主催するコンクールで文部科学大臣賞を受賞したほか、相談していた専門家の1人で、標本の歴史に詳しい千葉県にある山階鳥類研究所の研究員の小林さやかさんから「この調査結果をぜひ学術論文として世に残して欲しい」と提案を受けることにつながり、論文の作成を目指すことになったということです。 論文として客観的な根拠をもった考察を行うため、さらに2年にわたって分析や検討を重ねて執筆を進め、専門家による査読を経たうえで今月22日に国立科学博物館が発行している電子ジャーナルで論文を発表しました。 論文を発表する原動力になったのは探究心だったということで、小森さんは「調べていくなかで新たな謎が出てきて、そこをさらに調べて解くことが大変でしたが楽しかったです。ニホンオオカミはたくさん研究されていますが、真の姿は分っていないので、色々な謎が残されています。真の姿を知りたい、解明したいというのがやっぱり一番です」と話していました。
論文の共著者「日菜子ちゃんはすごい観察力」
論文で発表することを勧めた共著者の1人で、千葉県にある山階鳥類研究所の研究員の小林さやかさんは「最初にレポートを見た時から、かなり研究になるなと思っていたので、論文にまとまってよかった。日菜子ちゃんはすごい観察力というか、そういう面で才能があるなと思っています。私は手法を教えただけなんですが、好きなことを極めて、最終的にニホンオオカミの可能性が高いというところまで近づけたのはすごいよかったです」と話していました。 そして「興味を持ったことを1つ調べてみると、その先にどんどん広がる世界があると思うので、自分が関心を持った分野をどんどん深めていってほしいと思います」と小森さんにエールを送りました。
国立科学博物館の担当者「今後もいろんな発見を」
国立科学博物館の収蔵庫から新たにニホンオオカミとみられるはく製が見つかったことについて、論文の共著者の1人で、国立科学博物館動物研究部研究主幹の川田伸一郎さんは小森さんが小学生の時に発見して中学1年生で論文を書いたことは「すごいことだと思います」と評価しています。 そして「ちゃんと学んでいくプロセスを歩めば、研究というのは小中学生でも高校生でもできるのだと思います。小森さんは今後もいろんな発見をするだろうなとこれからが楽しみです」とエールを送っていました。 国立科学博物館には今回のニホンオオカミとみられるはく製をはじめ、100年以上前の歴史的に貴重な標本が保管されているほか、新たな標本や資料も毎年増え続け、その数は500万点以上と国内最大規模です。 貴重なコレクションの管理に充てるため、国立科学博物館は去年8月、クラウドファンディングを行ったところ、5万人以上から支援が寄せられ、目標額を大幅に上回る9億円あまりが集まりました。 川田さんは博物館に保管されている膨大な動物のはく製を管理する立場でもありますが、今回の発見を通じて貴重なコレクションを未来に引き継いでいくことの大切さを再認識したといいます。 川田さんは「100年前の標本を調べて今回の成果が得られたわけですが、ニホンオオカミに限らず素性がわかっていない標本は結構あります。できるだけ未来につないで、これから新しい技術の発達でもっと別の方面から調べていくことも可能になってくると思うので、未来のために標本を残していくことが大切なんだなと改めて感じました」と話していました。 今回のはく製はバックヤードで保管しており公開する予定は当面ないということですが、別のニホンオオカミのはく製は東京・上野にある博物館で展示されていて、見ることができるということです。
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sabakan-news · 2 years
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本ビジュアル&本予告解禁!
5月5日“こどもの日”に、『サバカン SABAKAN』の本ビジュアルと本予告が解禁となりました。
今回解禁となる本ビジュアルは、本編に登場する「子供時代の友達との思い出」である「サバの味噌煮の缶詰」がモチーフとなっています。上の缶詰では「1980年代の子供時代(番家一路)」を、下の缶詰では「大人になった今」の主人公久田(草彅剛)が子供時代を懐かしむかのように見上げる構図となっています。1980年代の缶詰では、主人公の久田(番家一路)と友達の竹本(原田琥之佑)が自転車に乗り、母ちゃん(尾野真千子)は小言を言いながら追いかけ、父ちゃん(竹原ピストル)はノリで追いかけています。キャラクターたちの表情に個性とユーモアが溢れ、「缶詰から想い出が飛び出してくる“あの頃”に誘われるような」楽しさが漂うビジュアルとなりました。そして「ここは80年代。子供が主役です。」というキャッチコピーが添えられており、いったいどんな青春映画なのか、とても気になる本ビジュアルが完成しました。
さらに本予告も解禁となりました。主題歌はORANGE RANGEの大ヒット曲「キズナ」をANCHORが編曲、さらに、りりあ。の涙腺を刺激するピュアな歌声が予告編を盛り上げます。音楽はベテランの大島ミチルが手掛け、物語を奥深いものにしています。空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションと煌めく夏が、観る者を懐かしく包み込み、“すべての人の子供時代”の記憶を呼び覚ます、胸を熱くする予告編となりました。
『ミッドナイトスワン』に続く温かな愛、新たな青春映画の誕生。ご期待ください。
「キズナ」編曲:ANCHOR 主題歌を担当させていただきましたANCHORと申します。初めて作品の詳細を伺った際、自分の生まれ育った故郷の田園風景を思い浮かべました。学生時代、その景色の中でMDウォークマンから流していたORANGE RANGEさんの楽曲「キズナ」をカバーさせていただけて大変光栄であると同時に、制作中はまるで作品の中に迷い込んだような不思議なノスタルジーに包まれました。大人になった今、まさに憧憬と呼ぶに相応しい夏の1ページを、りりあ。さんの歌と私の音、そして変わらない名曲と共に楽しんでいただけましたら幸いです。
「キズナ」歌唱:りりあ。 金沢監督からオレンジレンジさんの「キズナ」を主題歌として歌って欲しいとお話をいただいた時は私で良いのかと戸惑いました。監督から「キズナ」への熱いこだわりをお聞きして、この素晴らしい作品が完成した時に私の歌声で幕を閉じる事がとても光栄で「やらせていただきたいです。」とお返事しました。この作品はとにかく観て!の一言です!後悔しないと思うので是非観ていただきたいです。
音楽:大島ミチル 映画「サバカン」の作曲は金沢監督が私の音楽の「風笛」が大好きとのことでお話をいただきました。監督はとても穏やかで、でも音楽のイメージを明確に持っていらっしゃいました。映像を最初に見た時、長崎出身の私はその懐かしい風景や言葉に湿度を感じました。春や秋は少し生暖かく、夏はセミの鳴き声とジリジリした暑さ、冬場は底冷えではない寒さ・・・この映像は記憶であり、優しさでもあります。私の中では故郷の家族、友達はいつも温かくそこにあって遠くから見守ってくれる存在です。その甘酸っぱく、ほろ苦くかつ包み込むような思い出を今の心と重ねて作曲をしました。素敵な映像と役者さんたちと一緒に音楽も楽しんでくださると嬉しいです。
《ストーリー》 1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう…。
《出演》 番家一路 原田琥之佑 尾野真千子 竹原ピストル 村川絵梨 福地桃子 ゴリけん 八村倫太郎(WATWING) 茅島みずき 篠原篤 泉澤祐希 貫地谷しほり 草彅剛 岩松了
監督:金沢知樹 エグゼクティブプロデューサー:飯島三智 小佐野保 プロデューサー:佐藤満 高橋潤 脚本:金沢知樹 萩森淳 音楽:大島ミチル 音楽プロデューサー:丸橋光太郎 ラインプロデューサー:福田智穂 監督補:小川弾/撮影:菅祐輔/照明:渡邊大和/録音:田辺正晴/美術:岡田拓也/装飾:佐藤孝之/衣裳:松下麗子/スタイリスト:細見佳代/ヘアメイク:永嶋麻子/スクリプター:外川恵美子/助監督:新谷和弥人/制作担当:林みのる/編集:河野斉彦/制作プロダクション ギークサイト 主題歌:ANCHOR「キズナ feat. りりあ。」(VIA / TOY'S FACTORY)  撮影協力:長与町 時津町 西海市 島原市 長崎県フィルムコミッション 助成:文化庁 文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 宣伝:モボ・モガ/配給:キノフィルムズ/製作:CULEN ギークサイト
2022年8月19日全国ロードショー
©2022 SABAKAN Film Partners 
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shintani24 · 1 month
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2024年3月24日
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アストラム延伸部分 全区間のイメージ動画を地元住民に公開 己斐地区には新しい道路も 広島市(RCCニュース 3月25日)2024年3月24日に追記
広島市を走るアストラムラインの延伸計画について、地元で住民説明会がはじまり、詳しい予定ルートなどが初めて示されました。
アストラムラインは、広島市安佐南区の広域公園前駅から、西広島駅まで延伸する計画です。計画ルートの住民に向けた説明会は、きのうから始まりました。説明会では、新たに設置される6つの駅の詳しい位置や構造が初めて明らかにされたほか、延伸区間のイメージ映像が公開されました。
延伸ルートは、現在の広域公園前駅から高架や地上を走って佐伯区の五月が丘団地に入ります。そして、”ジ・アウトレット広島”がある石内東地区へ向かい、そこからはトンネルになります。
己斐峠の地下を通って己斐上に出ると、再び高架を走って西広島駅へと向かいます。西広島駅では、南側広場の上にアストラムラインの駅ができる予定です。
また、歩道がなかったり道幅が狭かったりする場所の多い己斐地区では、新たに片側1車線の車道と、幅が4メートルの歩道を設置する新しい市道”己斐中央線”を整備し、その上をアストラムラインが走る計画です。
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松井一実市長(2015年)「広域公園前駅からJR西広島駅までの延伸を、事業化することといたしました」 
延伸計画は、2030年前後の開業を目標にしていましたが、コロナ禍の影響もあって需要予測が遅れ、先月、広島市は2036年ごろの全線開業を目指すめざす方針を固めました。総額760億円の巨大事業。今の街並みが大きく変わる可能性があります。
五月が丘団地の住民 「便利になるかなーと、でも12年後なんですよね? なんかかなり先だなーというのが」
「立ち退きになるかならないのかっていうのが早く知りたい。もしなったときに、引っ越すんなら早めに引っ越したいとかありますし」
石内東の住民 「トンネルの部分の説明がきょうすごく聞きたくて、振動とか騒音とかが心配なんで、何m下とか、どのぐらいのところに通すかとかが知りたかったんですけど」
◆スタジオ解説
改めてルートを見ておきます。現在の発着駅である広域公園前駅から、西広島駅までおよそ7キロを延伸するという計画です。計画ルートの周辺には、己斐や五月が丘という大きな住宅地もありますし、広域公園前駅周辺には大学もあります。周辺へのアクセス向上などが整備を進める理由となっています。また、現在はマイカーやバスが主なアクセスとなっている”ジ・アウトレット広島”の敷地の北東に仮の名前ですが”石内東駅”ができる予定です。
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大きく変わりそうなのが、ジ・アウトレット広島からトンネルを抜けた先にある己斐地区です。
学生時代を己斐地区で過ごした田村友里アナウンサー 「己斐エリアは、住宅が多くて道幅が狭かったです。主な移動手段はバスで、結構道が混んだりもしていたので、アストラムラインができると便利になるのかなと思います」
己斐地区は、現在のバス通りとは違うルートに、広い新しい道路”己斐中央線”をつくって、その上を高架でアストラムラインを走らせようという計画です。”己斐上駅”と”己斐中駅”という2つの駅をつくる予定です。
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開業も2030年前後だったのが2036年に遅れたり、いろいろ心配されている市民も多いのですが、広島市は「丁寧に説明して、理解をいただけるよう努めていきたい」としています。
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アストラムライン延伸計画で住民説明会はじまる 広島市 開業は2036年度ごろの見込み(広島テレビ)2024年3月24日
広島市はアストラムラインの延伸計画を巡り、24日から地元住民への説明会を始めました。
延伸区間の、広島市佐伯区で開かれた説明会にはおよそ320人が参加しました。
アストラムラインは、「広域公園前」駅から「JR西広島」駅までを延伸する計画です。開業は、新型コロナの影響などで当初より遅れ、2036年度ごろの見込みです。広島市は、再開発が進む西広島駅へアクセスしやすくなることなどを説明しました。
住民 「アストラムラインが延伸することを前提に家を購入したので、できてもらわないと困る。」
広島市は、沿線の3つの会場で来月にかけて24日を含め5回、説明会を開く予定です。
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尊富士が110年ぶり新入幕Vの快挙!右足負傷を乗り越え歴史的賜杯、所要10場所の“史上最速V”で三賞も総なめ(TBS NEWS DIG)
尊富士 強行出場で110年ぶり新入幕V!記録ずくめの初賜杯、所要10場所は史上最速 やったぞ!大拍手(スポニチアネックス)
尊富士の母は感涙 優勝の瞬間は「会場の近くでスマホで」「震え止まらず」心配で急遽大阪入りも館内入れず(スポニチアネックス)
大相撲春場所千秋楽の取組が24日、エディオンアリーナ大阪で行われ、東前頭17枚目の尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が西前頭6枚目の豪ノ山(25=武隈部屋)を押し倒しで破り13勝2敗で初優勝を決めた。前日の朝乃山戦で右足首を負傷し、出場も危ぶまれた中での強行出場で気迫の一番を見せた。新入幕優勝は1914年(大正3年)夏場所の両国以来110年ぶりの快挙。初土俵から所要10場所目での優勝は両国の11場所目を抜く史上最速となった。
取組後は土俵上で少し表情を崩し万感の表情。場内から「凄いぞ~!」「良くやった!」「尊富士!」「バンザ~イ!」の大歓声と、割れんばかりの大拍手を浴びながら花道を引き揚げた。花道では関係者が涙する中、笑顔で握手や熱い抱擁を交わしていた。
館内に歓声がこだました。勝てば歴史的初賜杯となる豪ノ山との大一番。右足首の負傷を感じさせない五分の立ち合い。そこから豪ノ山の圧力に屈することなく前へ出続けた尊富士は、徐々にペースを握り、最後はこん身の押し倒しで110年ぶりの快挙を手繰り寄せた。
強行出場する息子を心配し、いてもたってもいられなかった。尊富士の母・石岡桃子さん(47)は「心配で急遽来ました。勝ってほしいのと、足が心配なのと…複雑でした。大丈夫かな?という気持ちで見てました。急遽でチケットが取れなかったので、会場の近くにはいたけど、スマホで見てました」とドタバタだった千秋楽の大阪入りを明かした。「今朝9時の飛行機で来ました。顔を見て安心したかったので。(学生時代)毎回いいところまでいった時にケガしてきてたので、それがちょっとよみがえってしまって…。初めての日本一がこの形でって震えが止まらなかった」。これまでを思い返し、言葉を絞り出すと感極まり涙がこぼれ落ちた。
その後、支度部屋で無事対面。偉業を成し遂げた息子と抱擁を交わし再び涙した。
優勝力士インタビューでは24歳の孝行息子が「おかげさんで、僕もそんなに体は大きくないですけど、こうやってしっかり幕内の土俵で勝てるように育ててくれて、感謝しても感謝しきれないです」と母への感謝の思いを照れ笑いを浮かべながら口にした。
年6場所制となった1958年以降、幕下付け出しも含めた初優勝の最速記録は1972年夏場所に初土俵から15場所目で賜杯を手にした輪島だった。尊富士は日大の大先輩でもある偉大な横綱の記録も塗り替えた。
最速新入幕を果たした尊富士は今場所、初日から11連勝。9日目には三役初挑戦で小結・阿炎を下すと、10日目には大の里との新鋭対決を押し出しで制した。11日目には大関・琴ノ若を寄り切りで破り、1960年初場所の大鵬に並ぶ歴代1位タイとなる新入幕初日からの11連勝を達成。出世が早過ぎて大銀杏の結えないちょんまげの24歳があの大横綱がつくった記録に並んだ。
12日目には99年度生まれの同学年の大関・豊昇龍に土俵下まで投げ飛ばされて初黒星を喫したが、「何も考えずに自分を信じてやるしかない」と切り替え。13日目は関脇・若元春を圧倒し、歴史的な新入幕優勝に王手を懸けた。しかし、14日目の朝乃山戦で右足首を負傷。花道を自力で歩けず車椅子で医務室に直行し、ギプスで固定した状態で救急搬送されていた。
尊富士はこの日、午後2時17分、エディオンアリーナ大阪に到着した。14日目の朝乃山戦で右足首を負傷。この日はゆっくりとした足どりで、右足を少し引きずっているようにも見えた。1差で追う大の里(24=二所ノ関部屋)は午後1時25分に会場入りしており、尊富士は通常よりかなり遅めの到着だった。そして、負傷した右足首にサポーターを装着も、しっかりとした足取りで土俵入り。大歓声にも表情を崩さず、鋭い眼光で前を見据えていた。
青森県五所川原市出身で鳥取城北高、日大と強豪校を歩んだ。22年秋場所で初土俵を踏むと序ノ口、序二段、三段目は1場所で通過。今年初場所に新十両に昇進すると13勝を挙げて新十両優勝を果たし、部屋の横綱・照ノ富士とアベック優勝でパレードでは旗手を務めた。
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mougen-nikki · 4 months
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1月
年女。元旦から地元の友人2人とデニーズに6時間居座り、年末年始限定メニューの存在を知る。卒業式ぶりにネイルをした。魂24周年にバリチルで開催したパーティーで初めてオーダーケーキを頼んだがかわいくて大満足。こうきとまなみと神田大明神と湯島天神に初詣に行き、一瞬リョータに会う。シネマカリテで『そばかす』を観た。
まなみと日産グローバル本社でSAKURAの試乗をし、帰りに寄った中華屋で居眠りをした。あゆみさんとすえぴとネロの店で新年会をする。
THE FIRST SLAM DUNKの衝撃。三井への恋心を15年振りに思い出す。
すみちゃんとの大人の休日倶楽部が発足し、蔵前〜合羽橋あたりを散歩。観音山フルーツパーラーでももちとあゆみさんとすえぴが初対面。帰りにみんなにつかあってもらって、Tnewtiesで靴とワンピースを買った。
ことごとくおみくじの引きが悪い。
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2月
休職中の同期に久しぶりに会えた。元気そうで一安心。こうき主催のスイーツ会兼合同お誕生���会。ダロワイヨでケーキをたくさん食べた。工場の同期と遊んでザファを一緒に観た(THE SECOND SLAM DUNK)ら、同期は24時間経たないうちに2回目を観に行っていた。代官山のあたりをプラプラ散歩し、無数のトイプードとすれ違ったり旧朝倉邸に住みたがったりする。自主的Tłusty czwartekでミスドを食す。
かなこと海を見てカラオケ。バリチルで三井の寿の宴を行う。21卒22卒23卒になった高校の友達と卒業旅行で箱根へ。富士屋ホテルで豪遊し、星の王子様ミュージアムに涙ながらの別れを告げる。
テニミュ青学vs氷帝が当日の公演中止でぴよと残念会。
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3月
同期とご飯に行ったら2ヶ月ビハインドで私のお誕生日プレートをオーダーしてくれていて、この子たちのことは何があっても守ろうと思った。私お姉ちゃんだから。
大学の部活の先輩同期とかなり久しぶりに会った。大手町有楽町エリアで昼から夜まで遊んで、現役の時もこんなに遊んだことないから新鮮だった。私はちゃっかり途中の大丸でコスデコのアイグロウジェムをタッチアップし購入していた。
妹と母と受験お疲れ様の一泊2日熱海旅行。恋愛おみくじに「六歳年下が良い」と言われてじゃあ、三井寿か。と思う。月曜有給旅行の良さを感じたが穏やかな春の熱海の空気に当てられて情緒が不安定になる。
念願の姫鶴一文字を初顕現。宝箱からかなり早い段階で飛び出してきてくれて嬉しかった。
THE THIRD SLAM DUNKで横断幕特典シールをもらう。すみちゃんとピューロに行き、バツ丸のカチューシャを買ったらマレフィセントになった。三井を応援するネームプレートを作る。
在宅後ダッシュで駒沢に向かい、まおとA東京の秋田ノーザンハピネッツ戦を観る。なまはげがいたり、ありえない技(天井ダンク)を持つマスコットキャラがいたり、選手の概念車を教えてもらえたり、SDGsがボコボコにされたりと見どころ満載。ザファのおかげでプレーの解説がしやすい。ありがとう井上雄彦。
本社の同期4人ですみだ水族館にお出かけ。大阪人の登場シーンが肩揺らしすぎ歩くの早すぎ治安悪すぎで爆笑。いつの間にか水族館に墨田区の伝統アピールとして大金魚ゾーンができており不意打ちを喰らう。その後浅草寺で引いたおみくじ:凶。
かなこと銀河劇場でマリー・キュリー観劇。すごく良かった。韓国作品らしくフェミニズムのベースに労働者の健康被害問題や企業の製造責任、資本主義批判まで織り込んでおり見事な構成力。そうこうしていたらミューマギの第二公演情報解禁があり、まさかの山﨑昌吾ジャーファルに椅子から転げ落ちる。
ぴよのお誕生日@バリチルを開催。調子に乗ってバカのバースデーケーキを買ったら大変な目に遭った。
ももちとすみちゃんの作った和風シナリオを通過。知人の作ったシナリオは初だったが手癖を感じて面白い。バカ男子大学生コンビだったのでロールプレイが楽しかった。ガチ恋粘着獣の影響でYouTuberの探索者にした。
客先から一部品番値上げOK連絡をもらい、祝いにケーキを買って帰る。ここまで足掛け半年。
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4月
まおとBunkamuraのマリー・ローランサン展を観る。ローランサンとシャネルのメディアを介したラップバトルの話やテニミュのような前衛映像で爆笑。
閉館前の三菱一号館美術館に駆け込み、グッズを買う。そのまま散歩してヒューマントラストシネマ有楽町で『ジョージア 白い橋のカフェで会いましょう』を観る。すごくリラクシングでおおらかな映画で良かった。お国柄かな。
カイザーの話をされ��ぎてブルロ原作を読み始める。何もかもがめちゃくちゃすぎて読んではTwitterを開き、読んではTwitterを開くハメになった。おかしすぎる漫画。
はるかさんのお誕生日会があり、ウォカジンのヘアピンで爆盛り上がり。まったく、兄貴は意外と抜けてるところがありやすからね。
すみちゃんとラシーヌの苺アフタヌーンティーに行き、ノリタケの加州安定ティーセットが届く。
アニメのオペラオーが良すぎてメロメロになる。本当に彼女のことが大好きだしこの手の人間に弱い。ウマ娘は人間ではないが。
品川区民として初めての選挙(区議会議員選挙)。出張ついでにTさんと京都で遊んで私が行きたかった京都府立植物園に付き合ってもらう。何故か28,135歩も歩いた。
わが、まお、あゆみさん、すえぴと日本橋でピザを食べてから千葉ジェッツのA東京戦を観戦。冨樫を初めて生で観た。千葉なのに東京のイキリ中学生たちがコラボしていて何故?と思う。今回は席が取れなすぎてバラバラに座ったから観ながら話せなくて残念。観戦後の焼肉で炎の男の写真撮影に興じる。
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5月
2日にネスの夢小説を読み「ふ〜ん結構ネスのこと好きかもと思った」とツイートしている。
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運転練習を兼ねてGWに家族で伊香保に行こうとしたが関越が混みすぎて秒速5センチメートルしか進まなくなったため途中で諦め森林公園へ行く。エゴイストなので別行動して一人だけサイクリングをした。地元のイタリアンで祖父母の誕生日祝いをした。
こうきとポコの再会。この時祖父母がこうきを質問攻めにしており申し訳なかった。
降り頻る雨の中ポラ科とポーランド祭りに行き、帰りに駅のムンバイでチャイをしばく。
金夜のミュージアムナイトですえぴとマティス展に行く。プロヴァンスの映像コーナーがあり、教会の鐘の音を聴いた瞬間幸村精市との存在しない記憶とホームシックの幻肢痛に襲われた。とにかくヨーロッパに行きたい。
ももちとひなと湘北を想う湘南ドライブ。逗子マリーナの駐車場が法外な値段という学びを得る。これがあゆみさんから譲り受けたネスと初めてのお出かけ。
文フリに出かけて東直子とまほぴ、安田茜にサインをもらう。のいちゃんとたほさんにもご挨拶して差し入れを渡す。いつかドームに連れて行きます!と言われて最前行きます!と返した。
こうきとすえぴ、あゆみさんが対面し4人でヴァーミリオンのポップアップへ。この時はオーブのガーネットの指輪を買った。昼食場所を探したが渋谷の人口密度が高すぎてお高めの地中海料理に入る。イスカンダルセットというワクワクセットを注文。
母の日プレゼントで母にageteのネックレスを見繕った。チャーム別売りのやつ。
すみちゃんと劇場版コナン(魚影)を観た。元太のセリフ全てと陰謀論者の目暮警部で爆笑する。観終わった後がってん寿司でうなぎを食べてネスにも見せてあげた。
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6月
マンシティvsバイエルンのチケットが当たりまくる。ここから1.5ヶ月ほどチケット捌きに奔走する。チケ取引が中学の先輩や大学の後輩に会うきっかけになったので何だかんだよかった。
すえぴとあゆみさんと六本木ヒルズで薔薇のアフタヌーンティー。スタンドの高さがありすぎて起立して写真撮影。PWCを始める。三笘が来た瞬間ゲームバランスが崩壊し三笘ゲーと化した。
ミューマギの公演が始まり、6公演入る。今回はキャストが増えたのでオープニングとエンディングの厚みがすごかった。まさかの客降りで山﨑ジャーファルさんが数メートル先を歩いて行った。長生きはするものだと思った。マギ、サイコー!でも紅玉ちゃんの個人ブロマイドがないのはまだ納得してない。アクスタが売り切れすぎて買えないかと思ったがぴよが捕獲してくれた。
ネスの夢小説を書く。執筆中は納期にミートするために定時退社していた。わりと気に入っているので続きが読みたい。
部署の奨励金で帝国ホテルのご飯を食べ、その後走って若手による新入社員歓迎会に移動。
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7月
前日深夜に母に誘われ、急遽クレイジー・フォー・ユーを観劇。萌さんをリアルで初拝見。エンタメに全力な作品でかなり良かった。衣装もすごい。タイミングよくたかりかさんとも会えた。
ぴよとあゆみさんと東京タワーで迷子のストライカー探し。その後言ったカフェでマスターの爺さんに絡まれ怪しげな成功譚を聞かされる。
はるかとこうきと浦和レッズvsFC東京を観戦。初めてのスタジアムだったのでドキドキだったが色々新鮮で楽しかった。埼玉出身者としてコバトンと写真撮影。試合は0-0で内容もしょっぱい。酒井も3分くらいで怪我したし。翌日に国立でこうきと町田ゼルビア vs東京Vを観戦。シチュエーションが整っておりかなり熱い試合とブーイングが見られた。
リトル・マーメイドをひなと観た。冒頭にアンデルセンの引用があり大事をあげて椅子から転げ落ちる。
あゆみさんが妄言バースの夢小説を書いてくれた。嬉しすぎて仕事中に読みまくる。やってることが10年前と同じ。
すえぴあゆみさんももちとココス呪術コラボを冷やかす。
ポラ科ドライブで秩父へ行きそばを食べる。ポテくまくん邸を表敬訪問。
あゆみさんと渋谷シティの試合観戦。コートが近く、ボールを蹴る音が聞こえてすごかった。妹と国立西洋美術館のスペインのイメージ展に行く。
大学の部活の納会に参加しバスケをした後2次会までこなす。
マンシティvsバイエルンの当日、午後休を取ってネイルを変えてから国立へ向かう。かなりお祭りムードで楽しい。こうきにバイエルンバウンドの服装を褒められて嬉しかった。はるかさんも合流して写真撮影やらトロフィーチラ見やらをした。試合はシティのパスワークのすごさとバイエルンの疲労を感じた。
バリチルでリョータとソーちゃんの誕生日会をした。
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8月
地元の祭りで3年ぶりの花火がまさかの強風で打ち上げ中止。同日に花火大会があった板橋では火事が起きていたので妥当な判断だったと思う。
すみちゃんと大人の休日倶楽部有楽町編を実行し、シンガポール料理、プラネタリウム、マリアージュ・フレールを巡る。マリアージュ・フレールで友人の結婚祝いを買った。
友人の結婚パーティーに参加したが、レストランでやる簡単なものだったためか泣かなかった。中学時代のいつメンと会えて嬉しいが、私が恋愛の話題に非対応なためやりづらさはある。最近どう?と聞かれたので順調だよ〜と言ったらいつから付き合ってるんだっけ?と言われる。流れを無視して交際ではなく人生の話をしてしまいすみません。でも結婚した友人のことは誇りに思うし尊敬するし応援してる。私たちもうホグワーツにも帝光中にもいないけど、それぞれの戦場で変わらず戦おうね。
お盆は車を乗り回すためムーミンバレーパークやスタジアムジャポンや伊香保に出かけた。
ひなとまなみと島でバカンス。海で浮いたり原チャリを乗り回したりと満喫。花火もお菓子も買ったのに朝が早かったため夜ご飯後に爆睡。星が綺麗らしかったが当然見れず。護岸されていない箇所で泳ごうとしたら波が激しすぎて引き波の時に足に当たる石で流血した。
ももちこうきあゆみさんと才能の原石たちとで本能のままに餃子を食らった。あゆみさんももちまおとHUBでサバトも開催。
かなこれみかと横浜散策。ダイナーでハンバーガーを取り違えられ、中華街にあるフォーチューンアクアリウムの存在を初めて知る。
ひなとTHE FOURTH SLAM DUNK。
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chishiru61 · 10 months
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2023年上半期に見た展覧会
0103 大竹伸朗展@MOMAT 0107 パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂@アーティゾン美術館 0118 没後200年 亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡@千葉市美術館 0121 江戸絵画の華【第一部 若冲と江戸絵画】@出光美術館 0121 特別展「毒」@国立科学博物館 0131 アンディ・ウォーホル・キョウト@京都市京セラ美術館 0131 大阪の日本画@大阪中之島美術館 0205 佐伯祐三 自画像としての風景@TSG ★0219 交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー@東京都庭園美術館 *1 0223 YUMING MUSEUM@TOKYO CITY VIEW 0226 マリー・ローランサンとモード@Bunkamuraザ・ミュージアム ☆0226 ヴォルフガング・ティルマンス「Moments of life」@エスパス ルイヴィトン東京 *2 0228 ルーヴル美術館展 愛を描く@国立新美術館 0318 鳥絶技巧 ―渡辺省亭を中心に―@加島美術 0318 DUMB TYPE 2022:remap@アーティゾン美術館 0318 アートを楽しむ−見る、感じる、学ぶ@アーティゾン美術館 0325 生誕100年 柚木沙弥郎展@日本民藝館 0329 レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才@東京都美術館 0329 特別展「東福寺」@東京国立博物館 0329 芳幾・芳年─国芳門下の2大ライバル@三菱一号館美術館 0407 建物公開2023 邸宅の記憶@東京都庭園美術館 0409 横尾龍彦 瞑想の彼方@神奈川県立近代美術館葉山 0409 美しい本-湯川書房の書物と版画@神奈川県立近代美術館鎌倉別館 0415 本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション@練馬区立美 術館 ☆0419 クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ@MOT *3 ★0419 志賀理江子×竹内公太「さばかれえぬ私へ Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023受賞記念展」@MOT *4 0421 江口寿史イラストレーション展「東京彼女」@東京ミッドタウン日比谷 0422 今井俊介 スカートと風景@東京オペラシティ アートギャラリー 0422 エドワード・ゴーリーを巡る旅@渋谷区立松濤美術館 0423 国宝・燕子花図屏風 光琳の生きた時代1658~1716@根津美術館 0423 インターメディアテク開館十周年記念特別展示『極楽鳥』@インターメディアテク 0429 「重要文化財の秘密」 問題作が傑作になるまで@MoMAT 0503 生誕140年特別展 アトリエの朝倉文夫@朝倉彫塑館 0503 「買上展」藝大コレクション展2023@東京藝術大学大学美術館 0505 芸術家たちの南仏@DIC川村記念美術館 ★0506 江戸絵画お絵かき教室@府中市美術館 *5 ☆0507 マティス展@東京都美術館 *6 0527 ブルターニュの光と風@SOMPO美術館 ☆0527 憧憬の地ブルターニュ@国立西洋美術館 *7 0603 大阪の日本画@TSG *8 0618 ベルギーと日本@目黒区立美術館 *9 0623 愛のヴィクトリアン・ジュエリー@大倉集古館 ★0623 木島櫻谷―山水夢中@泉屋博古館東京 *10 ☆0623 伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展@弥生美術館 ☆0624 ジョルジュ・ルオー ―かたち、色、ハーモニー―@パナソニック汐留美術館 0624 恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造@上野の森美術館 0630 ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会@森美術館
*1 とても内容の濃い、咀嚼しがいのある展覧会。2時間は見た。これまで断片的には知りつつ、総体としてどのように組み合わさっていたかは正しく理解していなかった、アール・デコ前後の動きの相互関係がよくわかった。ただしそれらは単純に一本の線で示されるものではなく、行きつ戻りつしながら、ジグザグと進んでいく。なるほどそれは「ポリフォニー」であり、カタログなどの「はじめ」から「おわり」に向かうメディアでは説明がし辛く、まさしく展覧会という場で見せるにふさわしいテーマ。結局本の方が、ストーリーを語りたいだけで言えば資料集めやすいじゃんね、という問題が常につきまとう中、まさしくこれは「展覧会」である意味がある展覧会。 *2 写真の見方はいまだによくわからないのだけれど、これが自分の気持ちにぴったりくるものなのはわかる *3 聞きしに勝る資本力。MOTからすれば、ほぼ貸し館的な企画である一方で、牧村虎雄や河野通勢の油絵とのコラボレーション展示など、学芸員の矜持を感じるスポットも。 *4 ディオールも吹っ飛ぶ内容。いきなり現れる大型映像インスタレーションから目が離せない。一見無関係に見える2者の展示に通底するテーマに触れた時、鳥肌が止まらない、です。 *5 いくらなんでも面白すぎる。今回のテーマは「お絵かき」で正直ナメてた(ナメてないけど)が、要するに作品がどのようにして描かれてるかを絵師目線で紐解いて、鑑賞者に対して絵をより開いた内容にするという、いつもの金子節。いつもそうだけど、府中の展示で学んだ内容は、後々に他の展示を見るときにジワジワ効いてくる知識なのでありがたい。そんな「お絵かき」というテーマが通底しつつ、後はいつもの「こんなおもろい絵出てきたよ」というご開帳・・この辺の、「春の江戸絵画まつり」定番の出し惜しみのなさは相変わらず凄い。もうちょっとゆっくり見せて!と言いたくなるくらい次から次へ面白い絵が襲来して、頭の中が大渋滞になる至福。あー、前期も来ればよかった。 *6 僕はマティスが好きなのでありがたく拝見したけれども、展覧会としてはややボリュームに欠けたのは正直なところ。そもそも、ポンピドゥーセンターのコレクションだけでは確かにちょっと難しいよね・・・一方で、時代順のレトロスペクティブの形でマティスを見るのは初めてで、どの時代の絵も「ああマティスだな」と思う絵なんだけれども、その前後関係を復習できたのは面白かった。あとは彫刻のセクション、あそこがもう少し、マティスの画業とどこまで結びついているのか丁寧な説明があると良かったな。「形態」っていうキーワードは何回か出ていたけれども、結局は色彩の話に隠れてそのテーマが見えづらくなっていたような気がします。 *7 さる筋によると本当に偶然テーマが被ったみたいですが、これは2本まとめて見るべき展覧会だったなと。ホワイトインターナショナル企画の方が扱っている時代と流派の幅が広くて、いくつもの絵画の流派を通して、「ブルターニュ」という題材が繰り返し変奏されていくような構成が面白かった。一方で、絵画として見ごたえのある作品が多かったのは当然西美の方だったのだけれども。。リュシアン・シモンの絵画は日本人好みな感じがした(当然僕も好き)、今後その画業に光が当たることはあるのだろうか。 *8 大阪で前期見たけれど、案外後期の方が好みかも。 *9 ベルギーに学んだ日本人画家(とその師匠)の作品や、ベルギー美術の日本における受容の様相を紹介する試み。展示の中であまり総括のようなセクションがなかったので、図録の巻頭エッセイを読んだところ、「ベルギー美術の日本における受容は散発的かつ偶然のものにすぎないが、ベルギーは小国というハンデがあるし、そもそも海外の美術の流入などはもともと偶発的なものである」的なまとめ方がされていて、なんと正直な、と。確かに、わざわざテーマ設定をしている割に、さほど大きな影響関係が見られるわけではなく、そういう意味では練馬でやってた「日本の中のマネ」にちょっと似ているなとも思いました。 *10 とても良かったです。色の使い方とか、とても好みだった。日本画で素直に「あ、いいな」と思えたのが初めてだったので、それが嬉しく、思わず画集を手に取る。木島櫻谷は図版でしか見たことがない画家だったので、やはり日本画は(もちろんなんでもそうですが)実物を見ると違うな、と思った次第。
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daikaen · 1 year
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お届けした開店お祝いのアレンジ。かわいい葉牡丹が入荷していたので使用しました。 今日は一年に一回の松大市、年末販売の松をトラックいっぱいに仕入れてきました。うん、伝票見るのが怖い。買いすぎちゃったかな。。というわけで年末恒例のうんちくシリーズ、一回目は「松」です。 松のお話。おめでたいお正月には欠かせない植物です。 太古の昔から地上に生息し苛烈な環境にも耐える常緑樹ですので世界各国の常緑樹信仰と同様に尊ばれてきました。 この「松」という名前の由来ですが、諸説いろいろあるようです。 若さを保つ=タモツ→マツ。神様が樹に宿るのを待つ(まつ)。葉が二つに分かれている=又→マタ→マツ。まつ毛に似ている(まつ、げ) いろいろありますね。 自分的に一番腑に落ちたのは「神が宿るのを待つ」から「祭る・祀る」→「松」です。世界中の常緑樹信仰を見るとこの説が自然ではないかと感じます。 漢字の松は木+公(つつぬけ)と書きます。針葉樹ですので葉が��けてみてるからなんでしょう。 さて松といっても花業界では、いろいろな呼び方があって混乱するときがあるのですが、一般に花屋さんでお正月用に販売されている「若松」や「門松」「根引き松」「からげ松」というのは、ほとんどが黒松という種類の松です。 皆様が花屋さんの店頭で見ることのできる松の種類は大別すると、黒松系、赤松系、五葉系、大王松ですが、前述のようにほとんどが黒松系ということになります。いけばなの花材を扱われている花屋さんにはもっといろいろな種類があるかもしれません。 同じ黒松系の中で用途に合わせて作られているわけですが、若松や門松は密集して植えられています。横に枝を張れないため上にスッと伸びて育っていきます。門松用は間隔を調整して大振りになるようにするようです。 また根引き松は間隔をあけて育てられるので姿かたちが変わって(振りがついて)育だちます。根が付いたままの状態で販売されているものが多いようです。 門松の記事でも記載しますが、唐の時代の中国で、正月の「子の日(ねのひ)」に野山で小松を引き、千代を祝うと言う風習があり、それが日本に平安貴族の「小松引き」という子供の長寿祈願の遊び事として伝播しました。その松を持ち帰り門前に飾るようになったのが門松の始まりといわれていますが、現在でもこの根引き松または根引き若松を白和紙で包んだものを立てる習わしが残っています。 カラゲというのは仏花のことを指し、仏花に入れられるくらいの短く細い松のことをカラゲ松と呼んでいるようです。 こちらは地域によっても呼び方が変わるかもしれません。 最後に蛇の目松ですが、赤松と黒松の両方に蛇の目松がありますが、我々が扱う蛇の目松のほとんどが赤松系だそうです。黒松蛇の目は珍しいんですね。 花屋としてお正月は当たり前のように取り扱う「松」も調べれると奥が深くて面白いです。しっかり水(じつは水だけではない)を飲ませてコンディションを整え、年末の販売に向けて準備しますね。#大森 #花屋 #大森の花屋 #大田区の花屋 #大花園 #だいかえん #花シェルジュ #松 (大花園(だいかえん)) https://www.instagram.com/p/CmBCHjurT9k/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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yachoken · 1 year
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学生バードソン2022(セッキレイズ)
はじめまして、3年のいちごショートケーキです。
今年もバードソンに参加してきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
11月20日(日)天気は曇り。午後からは雨の予報になっていました。
まずは、チーム「セッキレイズ」メンバーの紹介から。
「私、迷わせません」天才ナビゲーター、3年の“うり“!
「千葉県が生んだ奇跡の鳥好き」鳥狂人、3年の“いちごショートケーキ“!
「わしが記録すればいいん?」スーパータイムキーパー、3年の“ザキ“!
「雨の首都高は任せな」、頼れる女ドライバー、3年の“あすか“!
「狙った獲物は必ず撮る」、超美女バーダー、3年の“すー“!
「スコープはお手のもの」、心優しきイケメンバーダー、3年の“りった“!
昨年のエッフェルズの遺志を継いで、セッキレイズ華麗に舞う!
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AM4:00起床。
昨日はゆっくりお風呂に入って、ふかふかのお布団で眠ったので英気は十分です。
いざ、奥日光に向かいます。
競技は奥日光の森の中からスタートなので、暗い森の中をスタート地点まで歩いていきます。
気温は約4℃。ヒートテック&ウルトラライトダウンでも防げない寒さが辛いです・・・
とここで前方を歩いていたあすかが何かを見つけた模様。
「え、これクマのあしあとじゃない?」
は?
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まさかのまだ湿った新鮮なあしあと発見です。
マジで怖すぎるんですが・・・
野生動物に詳しいうり大先生によると、どうやらツキノワグマの足跡らしいです。
私たちが歩いていくはずだった木橋の上に延々と続く足跡・・・
少し手前に引き返し、震えながら競技開始を待つセッキレイズ笑笑
AM5:45。気を取り直して、競技開始です!
セッキレイズ!ファイヤーーーー!
そして今度は先ほどまではなかったクマの糞を発見・・・・笑
もう勘弁してくれ・・・
10数分経過すると、森の中がうっすら明るくなってきました。
小鳥類の鳴き声もあちらこちらから聞こえてきます。
下見で鳴き声の確認バッチリのメンバーたちは次々と種数を稼いでいきました。続いて、車で中禅寺湖に移動し、ミソサザイ、カワガラスを無事に拾うことができました。
セッキレイズ、順調に舞っております〜!
意気揚々と渡良瀬付近の池に移動。カモはちょっと渋いです・・・笑
気を取り直して田んぼに移動します。数分車を走らせると・・・
ケリが舞い降りてきました!車内大興奮!
次に渡良瀬遊水池に移動します。ここではなんと!コウノトリ・マガンを目撃!
メンバーまたしても大興奮です!こんなこと誰が予想できたでしょう!
また、ここではトモエガモ、ヨシガモなども見ることが出来ました。良かった。
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そして、最後に奇跡が起きました。さあ次いくぞー、と車を走らせていた時。
おや・・・?ハシボソガラスの群れがいる・・・?
あれ・・・?ミヤマガラスがいる!!!!
はい。大収穫の渡良瀬でございました。現場からは以上です。
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お次は期待大の三番瀬に到着です。
当日は干潮の時間に合わせることが出来なかったので少し不安だったのですがどうなんでしょう・・・?
うーん、ちょっと渋いですね・・・。
前日の下見ではビロードキンクロ様がいらっしゃったのですが、どうやら早朝に飛び去ってしまわれたようです・・・残念でございました。
ともあれ、シギチなどを順当に拾って、10種ほど種数を増やしたセッキレイズは、三番瀬を後にしたのでした。
サクッと葛西臨海公園へ向かいます!
ここではなんと、アジサシを見ることが出来ました!
ここまで見れていなかった基本種やバンなども見ることができ、大満足の結果です。
お次はシギを探しに埼玉へ・・・
移動中にパラパラと雨が降ってきてしまい、ちょっと不安なメンバーたち。
ここではアオアシシギとセイタカシギを見ることが出来ました。
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前日の下見ではウズラシギやタシギ、オオハシシギなどが見れていたのでちょっと苦い結果となりました・・・。気を取り直して次に行きます!
日が暮れてきました。
雨も強くなってきてます・・・。
そんな中、我らセッキレイズは白鳥を探しに向かいます。
田んぼの間をガタガタ走っていた時でした。
なんだか、車がおかしいです。
ガタガタガタっ!ばつん!がこっ!
「え????」
車内騒然。
左に車が傾きました。
「道のせいじゃない?」
ウイーン。窓を開けてみます。
バロロロロロロロっ!ブルブルブルブル!
変な音してます笑笑
「・・・パンクしてない?笑」
はい、ご名答。車を停めて様子を見ると、見事に左前タイヤがペシャンコになっておりました。
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しかし、目的のポイントまでは残り1kmほど。競技終了の時間も迫っており、ここで終われないセッキレイズ。本日の相棒、トヨタのノアさんには頑張っていただき、安全に十分気をつけながらなんとか目的地に到着しました。競技者3人が爆走し、ここではオオハクチョウ、コハクチョウを確認することが出来ました。良かった・・・。
その後、修理の方を待ちながら車内でお菓子パーティーを開催したセッキレイズなのでした☆
修理の方によると、タイヤ自体の問題だったようです。替えたばかりの新品のタイヤに稀にあることだとレンタカーの方が後日教えてくださいました。
めでたし、めでたし。
今年のバードソンは、最終結果86種で、当日の結果としては第3位となりました。
下見では見れていた種類を見つけることができず、確認できなかった基本種、猛禽類がいたことが非常に悔しく感じます。個人的には、鳴き声をもう少し勉強しておけば種数は伸びたのではないかと反省しています。
今回の結果を踏まえて、日々の活動の中で、さらに野鳥の知識を深めていきたいと思います。
最後に募金協力のお願いです。
チームの総合順位は、野鳥観察種数と募金金額の2種目により評価されます。
今年の募金先は、「トキの水辺づくり協議会」です。この協議会は新潟県佐渡市のトキ生息環境整備等を通して、生態系の再生を目指して活動されています。
Webサイト:https://toki-mizube.jp/
募金に同意していただける方は下記の募金先および募金方法をご確認ください。
���金方法:お振込には払込取扱票を使用し、通信欄に「セッキレイズ」を明記して下記の口座にお振り込みください。
口座番号:00130-1-391954
口座名称:学生バードソン実行委員会
募金は12月21日まで行っております。皆様のご協力をお願いいたします。
以上、学生バードソン2022のご報告でした。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
お相手は3年のいちごショートケーキでした。
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kodomori · 2 years
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【こどもりにっき】 集まってみんなで泥団子づくり‼️ ピカピカにするため砂をかけていました😆 #千葉市子どもたちの森公園 #こどもり #NPO法人プレイフルエンタープライズわかば #プレーパーク #外遊び #泥団子づくり https://www.instagram.com/p/Chwa9JQvkQJ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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oniwastagram · 1 year
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⛳️成田山新勝寺・成田山公園 / Naritasan Park(Shinshoji Temple), Narita, Chiba ——初詣の参拝者は日本2位。東日本を代表する寺院の近代数寄屋建築の巨匠 #吉田五十八 建築の本堂の裏の石庭は昭和の東京を代表する作庭家 #岩城亘太郎 、隣接する成田山公園は渋沢栄一邸の庭園も手掛けた近代の庭師、二代目松本幾次郎・松本亀吉の作庭! 千葉・成田山新勝寺/成田山公園の紹介は☟ https://oniwa.garden/naritasan-shinshoji-temple-park/ ...... 「成田山 新勝寺」は日本で第2位の初詣の参拝者をほこる関東/首都圏の代表的な寺院の一つ。 江戸時代から残る三重塔などが国の重要文化財に指定されているほか、本堂の設計を吉田五十八、太子堂・開山堂の設計を伊東忠太、大塔の設計は工学博士・大森健二(建築研究協会)が担当するなど、近代~現代の著名建築家がその建築を手掛けています。 . また本堂の裏手にある石積の石庭は昭和の東京を代表する作庭家・岩城亘太郎(岩城造園)の作庭。 新勝寺の境内東部に広がる広大な公園『成田山公園』の一部は東京の旧渋沢栄一邸庭園や新潟の国指定文化財の庭園『旧齋藤氏別邸庭園』を手掛けた近代の作庭家・2代目松本幾次郎・松本亀吉が手掛けていて、名前こそ“公園”だけれど現存する庭園の少ない氏の貴重な近代日本庭園でもあります。 . 2022年5月に約5年ぶりに訪れたのでその際の写真を交えて紹介!(ちょっと季節外れの写真だけれど…) . 新勝寺の歴史は平安時代中期にさかのぼる。当時、東国で勃発した平将門の乱の平定と平和を祈願するため、朱雀天皇の勅願のもと京の都から関東入りした寛朝僧正により940年に創建。 . その後も源頼朝、千葉常胤、徳川将軍家や水戸藩主・徳川光圀(水戸黄門)、佐倉藩主・稲葉家といった関東の武将に信仰されたほか、歌舞伎役者・市川團十郎が帰依し“成田屋”の屋号を名乗ったことから庶民人気も広がり、現在では深川不動堂(東京別院)をはじめ全国各地に別院があります。 (新勝寺自体は京都『智積院』を総本山とする“真言���智山派”の大本山) . “成田詣で”の流行により独特の門前街が形成されたのは江戸時代以降。国指定重要文化財の仁王門、三重塔、釈迦堂(旧・本堂)、光明堂、額堂はいずれも江戸時代の中期〜後期に建築されたもの。 . 現在の本堂(大本堂)は前述の通り吉田五十八の設計で昭和年代(1968年)に建築された現代の建築ですが、(お堂の前の広いスペース含め)日本屈指の参拝客をほこる寺院に相応しい大きな本堂になっています。 . 本堂奥の石庭に関しては公の解説はないのだけれど、“五百羅漢の庭”みたいな感じかな…。吉田五十八×岩城亘太郎のタッグとしては静岡・御殿場の『東山旧岸邸』など。 続く。 - - - - - - - - #庭園 #日本庭園 #ランドスケープ #建築デザイン #japanesegarden #japanesegardens #kyotogarden #zengarden #beautifuljapan #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanarchitect #japandesign #jardinjaponais #jardinjapones #japanischergarten #jardimjapones #landscapedesign #japantemple #庭院 #庭园 #松本幾次郎 #松本亀吉 #寺社仏閣 #造園 #近代日本庭園 #おにわさん (Naritasan 成田山 Shinshōji 新勝寺) https://www.instagram.com/p/Ck9zOTQvALX/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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atelier100 · 2 years
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7度「しをめぐるえんげき」
日程:2022年12月3日(土) 会場:亀城プラザ 大会議室1
【7度ホームページはこちら】
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「堕落論」や「桜の森の満開の下」などを著した作家、坂口安吾。その評論・エッセイから、2作品を一人芝居で連続上演。 物語に描かれた、人生の、突き放されたようなむごさ・はかなさを語る「文学のふるさと」。亡き友人と、夢の中で再会する「愉しい夢の中にて」。 詩・死・シ……演劇の「し」をめぐる、創作の冒険へ。
* * *
7度『しをめぐるえんげき 』 文学のふるさと/愉しい夢の中にて 【構成】 伊藤全記・山口真由 【演出】 伊藤全記 【出演】 山口真由 【音響】 金子翔一 【照明】 安達直美 【舞台監督】 志賀亮史 【宣伝美術】 山口真由 【制作】根岸佳奈子
【日程】
12月3日 (土) 14:00 / 19:00 ※各回、受付開始・開場は、開演30分前
※ご来場の際は感染症対策として『会場内でのマスク着用』『入口での手指消毒、検温』へのご協力をお願いします。
【会場・アクセス】
亀城プラザ 大会議室1 (茨城県土浦市中央二丁目16-4 ) ・JR「常磐線」西口より徒歩約10分 ・「亀城公園前」バス停下車徒歩1分 ※お車の方は亀城プラザの駐車場をご利用ください。満車の場合は、土浦市博物館第二駐車場もご利用いただけます。
【チケット料金】
一般:2,500円 22歳以下:500円 チケット予約(10月29日(土)10時 予約受付開始):
https://www.quartet-online.net/ticket/2212nanado または、メール・お電話にて受付いたします。 「お名前、ご希望日時、人数、ご連絡先(電話番号)」をお伝えください。 【お問合せ】 百景社 https://atelier100.tumblr.com TEL: 029-896-3099 MAIL: [email protected] 7度 http://nanado.org/
【7度プロフィール】 伊藤全記(演出)・山口真由(俳優)による、演劇ユニット。東京・千葉を中心に活動。古今東西の戯曲や小説に埋もれた、「かすかな声」に耳を澄ます、「dim voices」シリーズを創作。リフレインや、フレーズの断片をも駆使し、言葉を大胆に構成する。演劇人コンクール2021にて、伊藤が優秀演出家賞を、山口が優秀演劇人賞をW受賞。
http://nanado.org/
主催:一般社団法人百景社 文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業 百景社アトリエ レジデンス・アーティスト事業 2022
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kachoushi · 2 years
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風月句会
2022年4月17日
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於:多摩市民館4F第6会議室
坊城俊樹選 栗林圭魚選
坊城俊樹選 特選句
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坊城俊樹選 特選句
桜蘂降る城攻めの骸積み 斉 メタセコイア芽吹きの森に小さくゐる 要 供養する人に緋牡丹浄土なる ます江 蒲公英をたどりたどりて母の塔 久 鬨上げて城山囲む芽吹きかな 兎生 たんぽぽに膨らむ丘や母子像 斉 桜蘂まみれの犬とすれ違ふ 久 山吹に肩抱かれて石仏 三無 新しき柔道着の児葱坊主 亜栄子 梵鐘は鳴らず蜜蜂ぶんぶんと 慶月 稲毛三郎春風抱きて丘に立つ 佑天 陽炎や乳白の塔膨らみぬ 久
坊城俊樹選 入選句
ビル群の霞む都心の縹色 久子 句碑���む影やはらかき若楓 秋尚 風の出て萌木の里のものがたり 幸子 桜しべ降る野仏の数知れず 炳子 観世音慈眼に潜む春愁 三無 皀角子の切られし枝の芽吹きかな 秋尚 いつしかに古木に生るる余蘖かな 幸風 古民家の藁屋根深く竹の秋 月惑 著莪畳安座し賜ふ年尾句碑 三無 縄とびのかき廻しゐるしゃぼん玉 千種 蒼天に燕飛び交ふ母の塔 文英 母の声流れて蝌蚪の尾を揺らす 要 城主へと京の地酒と春の風 慶月 紅牡丹美しき重さを競ひたる三無 メタセコイヤ春の空へ空は青へ 久 赤さびて桜蘂降る山路かな 芙佐子 鶯を聞く剣呑な坂半ば 圭魚 停車駅又も間違ふ春愁 芙佐子 野茨の花背より年尾句碑 眞理子 山吹や山門脇の欠け地蔵 芙佐子 曲線の木道垂直の菖蒲 月惑 武蔵野の丘でこぼこと鼓草 千種 蟻穴を出づまだ動き鈍きまま 秋尚 牡丹の八重の重みに風届き 圭魚 殿は置いてけ堀や山笑ふ 斉 牡丹の影を重たく傾ぎをり 秋尚 日かざせば亅とありけり花筏 千種 柿若葉眩しく照らす陽子墓碑 三無 囀りは枡形山の風となり 月惑 傷深き大樹の萌ゆる若葉かな 慶月 抱き上げて男の子の額八重桜 久子 石鹸玉追ふ子の指や宙を打つ 芙佐子 紅椿仇のごとく踏みしだく 炳子 天辺は春風の中メタセコイヤ 三無 漢ゐて桜蘂降る箒の音 ます江 まだ泥に微睡む蝌蚪の朝の池 久子 春風を廻し縄飛び特訓中 斉  山吹の群れて垂るる径抜けて ます江 中子師と聞きし鶯年尾句碑 三無 句碑の宙狭く燕の切りにけり 慶月 観音の御手を御空に蜘蛛の糸 佑天
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栗林圭魚選 出句
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栗林圭魚選 出句
白藤や子供の城の鉄階段 花通草ガードレールの錆隠し 牡丹の八重の重みに風届き 鶯を聞く剣呑な坂半ば 花郁子の棚に溢れて寂しかり 竹林の昏みそびらに若楓 竹林の荒るる根方や杉菜生ふ
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栗林圭魚選 特選句
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栗林圭魚選 特選句
春林の足音ふっとたしかめり 幸子 そぞろ来て鶯を聞きノラを撫で 炳子 蒲公英をたどりたどりて母の塔 久 紅牡丹美しき重さを競ひたる 三無 切口を曝し菩提樹芽立ち初む 眞理子 城山の谷間隠れの遅桜 兎生
栗林圭魚選 入選句
ビル群の霞む都心の縹色 久子 句碑包む影やはらかき若楓 秋尚 ユーカリや春に皮脱ぐ磴の道 幸風 観世音慈眼に潜む春愁 三無 若楓水の暗がり覆ひけり 千種 ふさふさとメタセコイアの透く若葉 文英 桜蘂降る城攻めの骸積み 斉 たぷたぷと尻振る犬や風光る 久 三色の躑躅彩る峠口 芙佐子 皀角子の切られし枝の芽吹きかな 秋尚 観音の伏目の先や緋の牡丹 慶月 寺畑の菜の花ぐんぐん蓬けをり 亜栄子 古民家の藁屋根深く竹の秋 月惑 気忙しく饒舌風の八重桜 兎生 縄とびのかき廻しゐるしゃぼん玉 千種 供養する人に緋牡丹浄土なる ます江 園何処を歩すも鳴き交ふ昼蛙 芙佐子 静けさの御寺の昼の竹の秋 久子 竹秋や魂のごと風の音 炳子 鬨上げて城山囲む芽吹きかな 兎生 菖蒲田は俗世の邪気を寄せつけず 月惑 野茨の花背より年尾句碑 眞理子 山吹や山門脇の欠け地蔵 芙佐子 山吹に肩抱かれて石仏 三無 牡丹の影を重たく傾ぎをり 秋尚 囀りは枡形山の風となり 月惑 重さうに揺れて池面の八重桜 芙佐子 石楠花や目配り忙し寺の猫 佑天 石鹸玉追ふ子の指や宙を打つ 芙佐子 遠足の荷やびっしりと缶バッチ 千種 まだ泥に微睡む蝌蚪の朝の池 久子 燕来る古刹の庫裡の軒庇 炳子 あたたかや空を広ぐるTAROの子 千種 うらうらと水路の底に蛙の子 幸風
(順不同特選句のみ掲載)三無記
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navetin · 2 years
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近代日本の芸術家とその邸宅を設計した建築家
※以前の記事に不具合があった為、再掲。 建築家も芸術家の内ではあるが、 ここでは画家や作家の総称として使わせていただく。
先日鑑賞した東郷青児展では石本喜久二が、 また吉田博展では渡辺仁がその邸宅設計に携わっているのを知った。 このように有名建築家が芸術家の邸宅を手掛けた例は いったいどれくらいあるのだろうか。ざっと調べたのが以下の通り。 ▼有名建築家が設計した芸術家の邸宅
太田喜二郎邸 藤井厚二設計 大正13 京都市上京区        アトリエは太田の設計で採光に拘った作り 東郷青児邸  石本喜久二設計 昭和6 世田谷区代沢 現存せず        インターナショナルスタイルの「白い家」 吉田博邸   渡辺仁設計 昭和9 淀橋区下落合 現存せず        ステンドグラスなどの内装は吉田もデザイン 三岸好太郎  山脇巌設計 昭和9 中野区上鷺宮         バウハウスに学んだ山脇のモダニズム建築は        近隣から「お豆腐の家」と呼ばれていた 安井曾太郎邸 山口文象設計 昭和9 淀橋区下落合 現存せず        アトリエのみ 設計にあたり多くの注文があり苦心した様子 前田青邨邸  山口文象設計 昭和11 鎌倉市山ノ内 純和風建築        山奥の寺院の中にあり非公開だが現存する       林芙美子邸  山口文象設計 昭和16 淀橋区下落合 現・林芙美子記念館        数寄屋造の和風建築 林は新居建設の為に建築を学んだ 上村松園邸  西澤文隆設計(坂倉準三建築研究所) 昭和22 奈良市山陵町        現・唳禽荘(れいきんそう) 岡本太郎邸  坂倉準三設計 昭和28 港区南青山 現・岡本太郎記念館        岡本と坂倉はパリ留学中より親交があり、その後も協同 吉村益信邸  磯崎新設計 昭和32 新宿区百人町 住居兼アトリエ        前衛芸術集団「ネオダダ」の拠点となった        通称・新宿ホワイトハウス 現・Chim↑Pomアトリエ 東山魁夷邸  吉村順三設計 昭和28 千葉県市川市        東山の依頼に基づいた簡素な住居 猪熊弦一郎邸 吉村順三設計 昭和46 大田区田園調布        RC造3階建ての二世帯住宅 非公開 赤瀬川原平邸 藤森照信設計 平成9 町田市玉川学園 通称・ニラハウス        竣工時は屋根にニラがなびいていた その他、数多くの日本画家の邸宅・画室の設計に携わっているのが 吉田五十八で、近代数寄屋建築が日本画の制作環境に馴染み、 好まれていた事が伺える。 ▼吉田五十八が設計した邸宅・画室
鏑木清方邸  昭和7 牛込矢来町 旧居 現存せず        昭和29 鎌倉市雪ノ下 新居に五十八が設計した画室を再建        現・鏑木清方記念美術館 小林古径邸  昭和9 大田区南馬込 平成5解体 新潟県上越市に移築         現・小林古径記念美術館 川合玉堂邸  昭和11 新宿区牛込若宮町 現存せず 山川秀峰邸  昭和11 品川区下大崎 画室のみ 現存せず        昭和18 中郡二宮町 別邸 現・旧山川秀峰・方夫邸 山口蓬春邸  昭和14 世田谷区祖師谷 旧居 現存せず        昭和23 三浦郡葉山町一色 画室など増改築        現・山口蓬春記念館(改修は大江匡) 梅原龍三郎邸 昭和27 新宿区市谷加賀町 画室のみ 山梨県清春芸術村に移築        昭和33 同地に新居を建設 その後は不明 吉屋信子邸  昭和37 鎌倉市長谷 現・吉屋信子記念館
ご覧の通り芸術家と建築家の結び付きは強く、 古くはジョサイア・コンドルが河鍋暁斎に師事して日本画を学んでいるが、 もしもコンドルが暁斎邸を設計していたら…なんて想像するのも一興哉。 コンドルの例は兎も角、公共建築に於いては両者の協同も多い。 (例)丹下健三・黒川紀章・谷口吉郎 などの建築家と    岡本太郎・猪熊弦一郎・イサム・ノグチ などの芸術家
元々建築デザイナーも絵描きのうちで、図案や家具、 公共デザインを手掛ける建築家も少なくはないし、 たまたま創作のジャンルが異なっただけのことなのかもしれない。 モダニズム建築の巨匠ル・コルビュジエは優れた画家でもあった。 その一方で、芸術家が自ら建築設計してしまう例もある。 ▼芸術家が自ら建築設計
岡倉天心  明治38 北茨城市大津町五浦 観瀾亭と称する六角堂を設計       東日本大震災で起きた津波により消失 その後再建 橋本関雪  大正3 - 5 京都市左京区 自邸・画室・庭園を設計       現・白沙村荘(はくさそんそう)橋本関雪記念館       画室は存古楼(ぞんころう)と名付けられた       昭和6 - 7 持仏堂・茶室群を設計 庭園はその後も拡張される 横山大観  大正8 台東区池之端 自邸を設計 東京大空襲で消失       昭和29 同地に新居再建 内装も設計 現・横山大観記念館       旧宅及び庭園が国の史跡及び名勝に指定されている 坪内逍遥  大正9 熱海市水口町 自邸を設計 現・双柿舎(そうししゃ) 山元春挙  大正10  大津市中庄 琵琶湖畔に別邸を設計       現・記恩寺 蘆花浅水荘(きおんじ ろかせんすいそう) 安田靫彦  大正11 三島郡出雲崎町 良寛堂を設計       昭和3 中郡大磯町 自邸を設計 現存せず       昭和6 中郡大磯町 安田善次郎別邸(寿楽庵)庭園内       経蔵・持仏堂・平唐門等を設計       昭和9 伊豆市修善寺 新井旅館       天平大浴堂・花の棟・吉野の棟・観音堂を設計 朝倉文夫  昭和3 - 10 台東区谷中 自邸・アトリエを設計       8回に及ぶ増改築と7年の歳月を掛けて完成した 現・朝倉彫塑館       中庭と屋上庭園が国の名勝に指定されている 柳宗悦   昭和10 目黒区駒場 栃木の農家から長屋門を移築し自邸を設計       昭和11 民衆的工芸品展示の為、同地に日本民藝館を設計 河井寬次郎 昭和12 京都市東山区 自邸兼仕事場を設計        鐘溪窯と名付けた登り窯を付設 現・河井寬次郎記念館 川端龍子  昭和13 大田区中央 画室を設計       昭和23 - 29 同地に自邸を設計 増改築を経て完成       昭和35 伊豆市修善寺 新井旅館 改装工事監修・玄関を設計       昭和37 大田区中央 自作展示の為、龍子記念館を設計 堂本印象  昭和41 京都市北区 自作展示の為、堂本印象美術館を設計
芸術家の美意識が詰まった建築は、個性的でとても興味深い。 素材や意匠など細部に渡って拘りが見え、空間表現も巧みだ。 日本画家の巨匠である安田靫彦と川端龍子は自邸以外の設計も手掛けており 両者の建築コラボレーションが伊豆修善寺・新井旅館を改装する際に、 時を経て実現している。
20220108<加筆修正> 日本画家 橋本関雪・山元春挙を追加
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ashrhal · 2 years
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20220325
禁煙をしようと思う。理由は色々あるけれど、大きな理由はハゲたくないこと、正社員になって月々の手取りが少し減ることの二つだ。
俺にとって煙草とはどんなものなのかを真剣に考えてみる。初めて吸ったのは18歳の浪人生の頃だった。「何故吸ったのか」はもう思い出せない、いつどこで吸ったのかは今でもありありと思い出せる。
勉強もろくに手もつかず、暗澹とした日々を過ごしていた俺はおかしくなっていた。よく言えば厨二病で、夢野久作や太宰治や丸尾末広や浅野いにおや森博嗣なんかを読みながら自分の中にある暗い感情や倒錯を見つけて喜ぶというしょうもなくもどこか愛おしい生活をしていた。社会的に存在意義がなかった俺には俺が俺であるための何かが必要だった。アサハラという名前が生まれたのもちょうどこの頃だった。
そんな日々の中、いつかの深夜。ふと煙草を吸ってみたいという気持ちが生まれた。そのままコンビニに行き、マイルドセブンの3ミリとライターを買った。俺の実家は西船橋という東京と千葉県の中継地点にあって、その町には高校生から住んでいて、いわゆる「地元」みたいな深い思い入れも特になかったが、好きな場所はちらほら存在していた。
JRと東京メトロ地下鉄東西線が行き来する広い線路、その上にかかった歩道橋。駅から伸びる公園の端にあるため、人通りは少なく街灯の灯りもまばらで薄暗い。高校生の頃はよく帰路にその道を歩き、歩道橋から見える夕陽の色をぼんやりと眺めていた。コンビニで煙草を買った後その場所にいって、俺は人生初めてのタバコを吸った。
どんな味だったのか、どんな感想だったかは覚えていない。ただ、その時の俺は今の俺よりアホだが今の俺より確実に聡くて、「今日から死ぬまでずっと煙草を吸うことになる」ということを思ったことは明確に覚えている。
禁煙は苦しいらしい。それは当時の俺でも知っている話だった。そんな苦しい思いをするくらいなら、最初から吸わないから一生吸い続けるかの二択だ、とその時の俺は感じていた。
それからの俺の人生には常に煙草があった。毎朝コーヒーと共に煙草を吸った。酒を飲めば煙草を吸った。誰かと会い自分にとって大切だと思うなにかを成す時もも煙草を吸った。浪人生の頃には好きな子がうちに泊まりに来た時に煙草の火をその子に押し付けてそれが相手の家族にバレて示談になった。北海道で一人で暮らすようになった時は幸福の閾値を下げるために、俺の人生で一番幸せな瞬間は朝起きてコーヒを淹れて煙草を吸うことだと決めつけて何にも期待せずに過ごした。東京に戻り、ヒモみたいな生活をしていた頃に、その家主の女性が煙草アレルギーだとわかってもその人の家で煙草を吸った。愛を求めて彷徨う獣のようになっていた時に、高校生の頃の元彼女と3年ぶりぐらいに二人で飲んで帰りに一緒にタクシーに乗り込もうとしたら全力で拒否られて歌舞伎町でなすすべなく彷徨っていた時も煙草を吸った。大学生の頃の彼女に無惨に振られその一年後横浜まで行って一緒に飲んでプロポーズめいたことをした後連絡先をブロックされ神奈川の知らん漫喫で1人啜り泣いた夜も煙草を吸った。全てから逃げるように北海道に戻り、以前同棲していた女の子の家に転がり込んで、その1ヶ月後にその子に彼氏ができるからということで一人暮らしをすることになり、札幌市中央区の家賃4万円のアパートを借りた時にも空っぽの部屋で煙草を吸った。今の奥さんと初めて出会い、大通り公園で手を繋いだ夜にも煙草を吸った。そして今も毎日あらゆる瞬間瞬間で煙草を吸い続けている。
記憶が人を作るならば、間違いなく煙草は既に俺の一部なのだ。それを、辞める。
それはつまり俺が今の俺を辞めることに等しく、ニコチン依存症の離脱症状だけではない辛さが伴うことはもう決まったことだった。
奥さんに「煙草を辞めるから協力してほしい」と言った。日々俺の健康を心配する奥さんが喜んでくれると思っていたが、奥さんはそもそも俺が禁煙に成功するなんて思っていないようで、「勝手にやってくれ」というような返事が返ってきた。
信用が全然ないことに哀しさを覚えたけれども、ひとまず「奥さんが禁煙を応援してくれないから」ということを理由に再度煙草を吸うということだけは無いようにしようとなんとなく思った。
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